JPH1069142A - カラー電子写真映像装置 - Google Patents

カラー電子写真映像装置

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Publication number
JPH1069142A
JPH1069142A JP9218912A JP21891297A JPH1069142A JP H1069142 A JPH1069142 A JP H1069142A JP 9218912 A JP9218912 A JP 9218912A JP 21891297 A JP21891297 A JP 21891297A JP H1069142 A JPH1069142 A JP H1069142A
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JP
Japan
Prior art keywords
color electrophotographic
light guide
electrophotographic imaging
color
charger
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Pending
Application number
JP9218912A
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English (en)
Inventor
Bobo Wang
ワン ボボ
Hiraoka Yuji
ヒラオカ ユウジ
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Aetas Peripheral Corp
Original Assignee
Aetas Peripheral Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単工程現像によりフルカラーイメージのカラ
ー電子写真映像装置を提供することである。もう1つの
課題は、コンパクトで、製造コストの安い単工程現像の
カラー電子写真映像装置を提供することである。 【解決手段】 単工程現像によりフルカラーイメージの
カラー電子写真映像装置を提供するものである。柔軟性
光導体は1組のローラーにより駆動される環状ベルトか
ら形成される。各カラーを持つ現像剤は複数の現像ユニ
ットから光導体表面に投射される。現像剤の投射が完了
した後、カラートナーイメージが記録媒体に転写され
る。さらにトナーイメージが記録媒体に定着され、フル
カラーイメージが再生される。柔軟性光導体は2つのロ
ーラー間において平面を成し、4つの露光ユニットは光
導体の平面に対して垂直になるよう設置され、4本の平
行な光線を発射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー電子写真映像
装置に関するものである。特に、本発明は単工程現像で
フルカラーイメージを提供できるカラー電子写真映像装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大部分のコンピュータシステム(とくに
小型又はパソコンコンピュータシステム)は情報ディス
プレイに関してはほとんどカラーを採用している。パソ
コンのカラーディスプレイ普及により、安価なカラーデ
ィスプレイや処理速度の速いマイクロプロセッサーが現
れている。しかし、紙、プラスチック、その他材料にカ
ラー印刷する技術は、カラーによる情報ディスプレイ技
術に追いつかない。現在カラープリントの質が悪いだけ
でなく、コストも高い。従来のカラーアウトプット技術
には、インクジェットプリント(液体、固体のインクに
係わらず)や異なるカラー電子写真映像装置が含まれ
る。インクジェットプリントは比較的安いが、プリント
の質が悪い。
【0003】カラー電子写真映像装置はコストが高く、
速度が遅い。例えば、多工程のカラー電子写真映像プリ
ントは、多数の光導体露光と多数の現像工程により紙に
多色のイメージを再生する。基本的に、従来の多工程カ
ラー電子写真映像プリントはそれぞれ異なる色を持つ多
数の単色プリント過程により構成されている。従来の単
色(モノクロ)カラー電子写真映像プリントは、レーザ
ー又は同様な高強度光源を用いて光導体表面に露光する
と、光導体上の光活性表面にイメージパターンが施され
る。露光前に、電荷は均一に光導体表面上に分布してい
る。露光後、プリントする映像の電荷パターンが光導体
の表面に施される。光導体上の電荷パターンは目に見え
ないが、現像剤により実際の映像に転換される。現像剤
で帯電しているトナー粒子を光導体上の電荷パターンに
付着させる。トナーイメージは静電転写処理により紙上
に転写され、その後トナーイメージを紙の上に固定す
る。多工程カラーレーザープリンターやその他類似のカ
ラー電子写真映像装置では、このプリント過程が数度繰
り返される。
【0004】図1に従来の多工程カラー電子写真映像装
置を示す。分かりやすいよう、ここではレーザープリン
ターと仮定する。図1の多工程カラーレーザープリンタ
ーには、感光ドラム10、感光ドラム10の表面上に均
一な電荷を分布させるチャージャー14、光映像を感光
ドラム表面に露光するレーザー光線走査ユニット16、
電荷パターンを現像するための多数の単色現像ユニット
22、24、26、28を含む現像装置20、転写する
ための転写チャージャー30、映像を紙のような記録媒
体上に固定する定着器40を含む。感光ドラム10は通
常光導体の光活性材料12を被覆された金属の円柱であ
る。光導体は通常、暗闇において高度に絶縁し、光照射
によって高度に導電する。このため、光導体12は暗闇
において表面上に電荷を保持するが、光を照射すると放
電する。
【0005】多工程プリント過程において、各工程を開
始する前に、光導体12の表面に均一な電荷分布を施
す。チャージャー14が光導体表面に電荷分布を施す方
法には、コロナ・チャージング又はそれに類似する技術
が使用される。均一電荷を分布されると、光導電12の
表面の電圧は±600〜±800Vとなる。光導体12
がレーザー光線走査ユニット16により露光されると、
コントローラー(図には記載されていない)により調整
されたイメージパターンが作りだされる。つまり、走査
ユニット16のレーザー光線は光導体12の特定の場所
に照射される。レーザー光線18が照射された光導体1
2の一部分は約0〜±150Vに放電される。光導体1
2の表面には連続する単色イメージが形成され、多工程
カラーレーザープリントが完成する。全ての単色イメー
ジが光導体12の上で結合し、カラーイメージを作りだ
す。典型的な多工程カラー電子写真映像プリントでは4
つの現像工程が採用される。各連続した工程では異なる
イメージがそれぞれの色成分として光導体に施される。
それぞれ色により分けられたイメージは適当な色を持つ
現像剤により現像され、連続したイメージを再生する。
この方法を実施するには、図1に示すように4つの現像
ユニット22〜28を使って、4つの工程それぞれにお
いて異なる色のトナーを提供する必要がある。このた
め、黄色(Y)トナー、赤紫(M)トナー、青(C)ト
ナー、黒(K)トナーを持つ4つの現像ユニット22〜
28が図1のプリンターに設置されている。このよう
に、再生される映像は多種の色の濃度を変化させて、グ
ラデーションを作りだす。
【0006】図1の多工程カラープリントの第一過程に
おいて、レーザー光線走査ユニット16により調整され
たレーザー光線18が光導体表面に露光され、プリント
するイメージの第1カラー成分である第1潜在映像成分
(電荷パターンで目に見えない)を作りだす。光導体1
2に第1潜在映像成分を露光した後、第1現像剤22を
使用し、イメージの第1成分現像を行う。以下に述べる
通り、光導体表面に第1色のトナーを提供する。プリン
トするカラーイメージの第1カラー成分は光導体表面に
施した後、第2工程においてプリントするカラーイメー
ジの第2カラー成分を提供する。光導体12には新たに
均一な電荷が分布される。レーザー光線走査ユニット1
6が光導体表面にレーザー光線18を走査すると、第2
潜在成分が光導体12に露光される。第2現像ユニット
24が第2色目のトナーを施し、第2潜在映像成分のパ
ターンは光導体12に付着され、トナーイメージが重な
る。第3、第4の現像ユニット26、28を使用して、
それぞれイメージの第3、4世分について同じ過程を繰
り返す。光導体には4つの異なる単色トナーイメージが
重なる。その後4色のトナーイメージは転写チャージャ
ー30により紙のような記録媒体32の表面に転写され
る。トナーイメージは定着器40により記録媒体32に
定着される。定着を完成するため、記録媒体32は定着
器40を構成する加熱ローラー42と加圧ローラー44
の間を通過する。ハロゲンランプのような加熱器を持つ
加熱ローラー42は加圧ローラー44の加圧に合わせ
て、ローラー表面を現像剤が軟化する設定温度にまで加
熱する。2つのローラーの間で加熱、加圧されたトナー
は熔解し、記録媒体32に定着され、記録媒体にカラー
イメージが形成される。
【0007】図1の4工程カラーレーザープリンターに
ついては、4つの現像過程が必要である。図1のプリン
ターは独立したプリント過程が必要であり、つまり従来
のモノクロレーザープリンターに比べて4倍の時間がか
かる。このように図1のプリンターは速度が遅すぎる。
【0008】図2にもう1つの従来のカラー電子写真映
像装置の説明図を示す。図2の並列カラー電子写真映像
装置は図1に類似しており、カラーイメージは異なる単
色おプリント過程を繰り返すことで形成される。しかし
図2の装置は4つの感光ドラム10において異なる印刷
処理が行われる。つまり、4つのチャージャー14、4
つのレーザー光線走査ユニット16、4つのそれぞれ異
なる色のトナーを持つ現像剤22、24、26、28、
4つの転写チャージャー30が必要となる。図2の装置
の操作は図1と類似しているが、大きな違いはイメージ
の各成分が異なる感光ドラム上で行われることである。
第1カラーイメージは第1感光ドラム10から形成さ
れ、記録媒体32に転写される。その後第2、第3、第
4カラーイメージも順番に第2、第3、第4感光ドラム
から転写される。図2に示す通り、記録媒体32は線上
の輸送経路を採用している。つまり、イメージのカラー
成分は1回の輸送により記録媒体に転写される。その後
定着器40が記録媒体32上で4つの成分イメージを固
定する。図2の装置の長所は、再生速度が図1の装置に
比べてはるかに速いことである。4つの現像過程が同時
に進行できるためである。しかし図2の並列カラー電子
写真映像装置にも短所がある。図2の装置は図1の装置
より優れているが、4つの感光ドラムでトナーを記録媒
体に転写していくため、それぞれの連続イメージをうま
く重ねるのが難しい。さらに重要なことは、多数のプリ
ントステーションが必要なため、図2の装置はかさば
り、値段が高い。
【0009】もう1つのカラー電子写真映像装置を図3
に示す。カラーレーザープリンターには単工程プリント
操作で4色のイメージ成分を提供できる。当該レーザー
プリンターには、4つのプリントステーションを持つ感
光ドラム10を含む。各ステーションには、チャージャ
ー50〜56、レーザー光線走査ユニット58〜64、
現像器66〜72を含み、感光ドラムの周囲に設置され
ている。第1プリントステーションで、感光ドラム10
はチャージャー50により均一な電荷分布が施され、第
1潜在映像成分が感光ドラムに露光され、第1潜在映像
成分は現像器66により第1トナーイメージとなる。第
2プリントステーションでは第2チャージャー52でこ
れらの過程を繰り返す。感光ドラム10の表面上(第1
トナーイメージがすでにある)に均一な電荷分布を再び
施す。第2トナーイメージを感光ドラム表面上の第1ト
ナーイメージに重ねる。ドラムが回転して、第3、第4
プリントステーションを通過するとき、第3、第4カラ
ーイメージ成分が感光ドラム10上に重ねられる。その
後4色のトナーイメージは転写チャージャー30により
記録媒体32に転写され、4色のイメージは定着器40
で記録媒体32に定着される。
【0010】図3の単工程カラープリンターは図1の多
工程設計に比べてカラーアウトプットの速度が速い。し
かし実際上はパーツの厳密な位置設定が必要となる。図
3の装置は映像に必要な位置設定が難しい。図3の異な
るイメージ成分がうまく重なるようにするには、4つの
レーザー光線走査ユニット58〜64を、レーザー光線
のトレースラインがドラム円柱軸のドラム表面の線に平
行になるよう配置しなければならない。この位置設定は
3次元において5つのパーツの位置を正確に決めなけれ
ばならないため、非常に難しく、量産できない。レーザ
ーは通常高速回転の多面鏡により走査される。各面が独
立して回転するため、4本のレザー光線のラインを設置
するのは非常に難しい。このため鏡面の位置が少し変化
するだけでも、鏡面からドラム表面までの長い経路を通
ることで、大きなずれとなる。図3の装置はもう一つの
難点を持つ。それは大きな体積である。感光ドラム10
は大きくないと、4つのプリントステーションと転写チ
ャージャー30を周囲に設置することができない。この
ため、図3の装置は家庭や小規模なオフィスで使用する
のに適さない。米国特許第5541722号や第555
7394号では、図3設計を改善し、露光ユニットの発
光二極体(LED)を透明な感光ドラム内に入れてい
る。サイズは縮小できたものの、コストが高く、性能が
良くない透明な感光ドラムを使用する必要がある。この
ほか、上記特許2件は現像ユニットに必要な空間を縮小
できない(現像ユニットは露光ユニットよりはるかに大
きい)ため、効果には限りがある。
【0011】このため、電子写真映像装置の構造を改善
するには、高性能、低コスト、コンパクトという要素を
同時に考慮する必要がある。このため、図4の設計が発
明された。図4の現像ユニットには、導電ローラーが含
まれる。磁性キャリア粒子とプラスチックまたはその他
トナーのインク粒子から成る混合物である現像剤が、潜
在映像を施された感光ドラム表面にまで運ばれる。現像
ユニットには、ローラー、攪拌器またはその他の機構が
含まれ、現像剤をかき混ぜる。かき混ぜられた現像剤は
ローラー表面に付着し、設定した厚みの現像剤がローラ
ー上に残るよう刃で削ぎ落とす。ローラーが感光ドラム
と反対方向に回転する時、トナーには摩擦で電気が生
じ、トナーとキャリアはローラーで現像ユニットの容器
から隣接する感光ドラムまで送られる。直流電源または
交流電源から得られる現像バイアス電圧は感光ドラムと
現像ユニットの間に施され、現像剤をローラーから感光
ドラムまで送る電場を形成する。
【0012】図4に示された従来の現像ユニット構造で
は、摩擦発電刃80とフィードローラー82がケース8
6内の現像ローラー84に隣接する。摩擦発電刃80は
スプリング構造により現像ローラー84の表面に押しつ
けられている。攪拌器88はキャリアとトナー90の現
像剤混合物が入っている容器に設置されている。現像さ
れる時、トナー90は攪拌器88でかき混ぜられ、フィ
ードローラー82の表面に散布される。さらに、フィー
ドローラー82の表面上のトナー90はフィードローラ
ーから現像ローラー84の表面に送られる。同時に、摩
擦発電刃80と現像ローラー84の間の摩擦で、トナー
90に電気が生じる。その後トナー90は上述の静電機
構により選択的に感光ドラム10の表面に転移し、イメ
ージが形成される。上記の従来の現像ユニットには、以
下の問題がある。摩擦発電刃80と現像ローラー84と
の間の摩擦力が生み出す負荷の波動が激しく、トナー9
0の電荷に影響を与える。摩擦発電刃80と現像ユニッ
ト84の間の接触部分が小さいため、トナーの摩擦発電
が不安定である。トナー粒子が摩擦発電刃80と現像ロ
ーラー84との間の力により砕けてしまい、にじみが生
じて、イメージの品質が低下する。トナーを入れる容器
とその他の現像機構が離れている。現像ユニットの構造
が複雑で、無駄な空間が多く、現像ユニットに残ったト
ナーは浪費となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラー電子写真
映像装置の欠点を克服し、コンパクトで、高性能、且つ
製造しやすいカラー電子写真映像装置を提供すること
が、本発明の解決しようとする課題である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は単工程現像によ
りフルカラーイメージのカラー電子写真映像装置を提供
するものである。柔軟性光導体は1組のローラーにより
駆動される環状ベルトから形成される。各カラーを持つ
現像剤は複数の現像ユニットから光導体表面に投射され
る。現像剤の投射が完了した後、カラートナーイメージ
が記録媒体に転写される。さらにトナーイメージが記録
媒体に定着され、フルカラーイメージが再生される。柔
軟性光導体は2つのローラー間において平面を成し、4
つの露光ユニットは光導体の平面に対して垂直になるよ
う設置され、4本の平行な光線を発射する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は単工程においてより簡単
な構造を採用し、カラーハードアウトプットを行う電子
写真映像装置を提供するものである。さらに、本発明は
最小の経路に沿って平面の光導体を提供する電子写真映
像装置である。それぞれの露光ユニットからの光線が光
導体平面に垂直になり、露光ユニットからの光線が互い
に平行になるように部品の位置を調整するだけでよい。
これらの位置調整問題は図3の単工程システムに比べて
はるかに簡単である。図3のシステムは、三次元におい
て4つのレーザー光線走査ユニットがトレースする光導
体上の4つの平面を正確に選択する必要がある。本発明
の位置調整は4つの露光ユニットに関して、出力される
光線がそれぞれ平行になるようにすればよいだけであ
る。つまり図3の装置は3次元の調整が必要であるのに
対して、本発明は2次元の調整でよい。光学または光学
システムの位置調整問題を熟知したものは、本発明にお
ける4本以上の光線を平行にする調整が図3の装置に比
べてはるかに簡単であることを認識することができる。
このほか、本発明の実施例の安定性は図3をはるかに上
回る。このため、本発明の実施例はより安価であるだけ
でなく、より優れた耐久性を持つことが予測される。
【0016】本発明のその他のいくつかの要因が、平行
の光線が平面の光導体に照射するのを容易にしている。
そのうちの1つはより小さな現像ユニットを採用してい
ることである。図3の装置において、現像ユニットは設
計の関係から大きな体積を占めていた。このため、図3
の装置の感光ドラムは映像を形成する平面を提供するよ
う変更することが非常に難しい。本発明では現像ユニッ
トにより効率的で簡単な設計を提供し、光導体とプリン
ターエンジンなどのその他部品に平面構造を採用してい
る。つまり、本発明の実施例では現像ユニット内のトナ
ーを内部で輸送するメッシュベルトに提供することで、
従来とは異なる構造の現像ユニットを採用することがで
きた。このトナー輸送装置でシステム全体の統合をより
改善することができる。また、従来の多成分現像剤に比
べて単成分現像剤を使用すると、現像ユニットをより簡
素化することができる。現像剤にキャリアを含まず、ト
ナーだけにすると、現像剤の容器はよりコンパクトとな
り、これに伴い現像ユニットの体積もより小さくなる。
【0017】光導体に平面構造を使用する本発明のもう
1つの要因は、高度集積の露光ユニットを採用している
ことである。露光ユニットは4つの多面鏡を含む。鏡を
設置するため、鏡面を回転させるシャフトを用いる。4
つの多面鏡は1枚のプラスチックから形成される。この
ため、4本のレーザー光線がこの露光ユニットから走査
される時、4本の光線は4つの平行な平面をトレースす
るための調整がほとんど必要ない。もう1つの構造にお
いて、露光ユニットは4つのLEDを設置する硬いフレ
ームを含むこともできる。4つのLEDの位置はLED
の光線が4つの平行平面に沿って伸びるよう調整する。
これらの構造またはその他の構造を持つ本発明の露光ユ
ニットは、本発明の実施例のプリンターエンジンの平面
構造に適する。このほか、これらの露光ユニットはそれ
自体の製造やシステムの統合が簡単であるため、電子写
真映像装置の製造コストが安くなる。実施例と添付の図
を参照して、本発明の特徴を討論していく。本発明は市
場で普及している部品が多く使用されている。ここでは
部品について詳しく触れないが、本電子写真映像装置の
大きな特徴となっている。以下に4色レーザープリンタ
ーについて詳しく述べるが、本発明の原理はその他の電
子写真映像システムにも応用することができる。例え
ば、いくつかのメモリーにそれぞれ異なる色成分の走査
映像を記憶させたカラーコピー機にも本発明を使用でき
る。このほか、本発明は4色と限定しない。本発明の実
施例はプリントステーションの数を簡単に増減すること
ができる。
【0018】図5に本発明のカラー電子写真映像装置を
示す。当該装置には柔軟性光導体100が含まれ、これ
は第1ローラー102と第2ローラー104の間に設置
された環状ベルトを形成している。ローラー102と1
04は十分な距離を保ち、光導体100の一方の平面は
各種プリントステーションを設置するだけの大きさがあ
る。光導体の平面の裏側には、張力板を設置し、プリン
ト平面の安定性を保持している。ローラー102、10
4には1つ以上のピンが設置され、光導体100が横方
向に移動するのを防止する。図に示す通り、1つまたは
2つのローラーが駆動して、光導体をプリント区におい
て下方向に移動させる。移動の方向は、4つのプリント
ステーションの部品の順序を決定する。それぞれのプリ
ントステーションにおいて、第1に設置される部品はチ
ャージャー106〜112である。4つの現像ユニット
114〜120はそれぞれチャージャー106〜112
の間に設置される。4つのレーザー光線走査ユニットは
4つのプリントステーションにそれぞれ供給されてお
り、それらは半導体レーザー122〜128から形成さ
れている。レーザー光線130〜136はチャージャー
106〜112と隣接する現像ユニット114〜120
の間を通過し、柔軟性光導体100の表面に到達する。
図に示された電子写真映像装置には従来の転写チャージ
ャー138と従来の定着器140が含まれている。定着
器140は加熱ローラー142と加圧ローラー144を
含んでいる。チャージャー、レーザー光線走査ユニッ
ト、現像ユニットがそれぞれ4つのプリントステーショ
ンを構成している。順番に黄色(Y)、赤紫(M)、青
(C)、黒(K)のトナーイメージを光導体に提供して
いる。
【0019】本発明のより好ましい実施例において、柔
軟性光導体100は帯状の柔軟性基底に有機光導体をメ
ッキしたものである。ベルト基底は通常高度な導電性を
持ち、金属網または金属膜をメッキしたプラスチックが
採用される。ベルト基底がプラスチック製の場合、導電
プラスチックを採用して、その柔軟性を提供するだけで
よい。ベルト導電基底には非結晶半導体又は有機光導体
の光導電材料を使用できる。有機光導体は柔軟性が高
く、長期の使用に耐えるため、好ましい。光導体は絶縁
性を持つのが好ましく、光導体の表面の電荷はプリント
ステーションを通過できるに十分な時間、暗闇の中で留
まっている。半導体レーザー光線122〜128が照射
されると、光導体はすぐに放電する。有機光導体はイー
ストマン・コダック社や三菱化学から購入することがで
きる。当然、類似の柔軟性と光導電性を持つその他の光
導体も使用できる。
【0020】各レーザー光線走査ユニットには、1つの
多面鏡とレーザープリンター内で使用される半導体レー
ザーの焦点調整などの光学装置が使用される。シャフト
158は多面鏡150〜156の中心軸を通過し、モー
ター160で駆動され、多面鏡を回転させる。より高速
の回転が必要ならば、エア・ベアリング上で回転させて
もよい。多面鏡150〜156はそれぞれ四角の横断面
を持ち、1枚のプラスチックから形成される。最も簡単
な方法は同じ四角の横断面を持つ長方形のプリズムから
形成し、旋盤を使ってブロックを回転させ、鏡面の間に
シャフト位置を決定する。その後アルミニウムで鏡面
を、例えば、スパッター・コーティング(Sputter coat
ing)して、反射するようにする。そして、鏡を組み立て
て使用する。得られた鏡は持つ4つの多面鏡を持ち、平
行な面を持つ。実際、鏡の組立はプラスチック噴出成形
(molding)で行い、さらに鏡面をアルミなどの金属膜で
コーティングすることができる。このような成形は十分
な精密度を達成し、設定された誤差範囲内で鏡面の位置
決定を行うことができる。
【0021】光導体の平面プリント表面に対する鏡の適
当な組立と、それぞれの半導体レーザー122〜128
のより簡単な焦点調整及び位置調整によって、位置調整
を完成することができる。このため、レーザー光線走査
ユニットから発せられる4本の平行なレーザー光線13
0〜136は高い精度で多面鏡150〜156に反射
し、光導体100の移動する方向に対して垂直に光導体
100の表面に走査することができる。よく知られてい
るように、各レーザー122〜128はモジュレート回
路に接続され、黄、赤紫、青、黒のイメージ成分に必要
な情報によりそれぞれレーザーを調整する。市場で売ら
れているカラーレーザープリンターのモジュレート設計
は本システムに使用できるため、ここでは説明しない。
一方、既知のモジュレート設計の一部変更は、図5のシ
ステムの組立と位置決定に役立つ。連続する黄、赤紫、
青、黒のイメージ成分の垂直の位置付けは、光導体10
0の輸送速度に基づき、それぞれのモジュレーション・
パターン間において時間を変化させることで得られる。
本発明のより好ましい実施例において、カラーイメージ
成分間の遅延は、製造時に非揮発性メモリー(EPRO
M、EEPROM、またはフラッシュメモリー)にプロ
グラミングされ、各プリンターについて試験で位置を判
定する。このため、システムの初期位置決定を行った
後、試験で各カラーイメージ成分間の位置決定を行う。
この試験はテストパターンのプリントにより行われる。
相対的な遅延の調整により、連続するカラーイメージ成
分間の位置づけを改善し、それらの遅延は非揮発性メモ
リーに記憶させる。この方法により、図5のシステムの
初期セットアップにおいて、4つのカラーイメージ成分
間で0.5ピクセルまたは0.5ドットの精度を達成す
ることができる。
【0022】同様に水平の位置づけを改善することがで
きる。各レーザー122〜128を駆動するためモジュ
レート信号を発生させる情報をそれぞれのラインメモリ
ーに記憶させる。4つの異なるラインメモリーは各レー
ザーと生産させるイメージ成分に提供する。各ラインメ
モリーは図6を示す通り、プレシフト・レジスター17
0、ラインメモリー・レジスター172、ポストシフト
・レジスター174から構成される。図6のラインメモ
リーは、モジュレーションデータがシフト・レジスター
に保存されるシングルビットデータ、またはシフト・レ
ジスター列に保存されるデータワードのいずれにも適当
である。図に示されたレジスター列の使用によって、必
要なモジュレーションデータはメモリーの中で右または
左にシフトし、モジュレーション信号をその他のライン
メモリーに対して早めたり、遅らせたりすることができ
る。カラーイメージ成分の水平線を早めたり、遅らせた
りすることで、すべてのカラーイメージ成分間の水平方
向の位置づけを調整できる。本発明のより好ましい実施
例において、製造時において各ラインメモリーを早めた
り、遅らせたりして調整し、それを例えば非揮発性メモ
リーに記憶させ、各カラーイメージ成分の水平位置づけ
を0.5ピクセルまたは0.5ドットの精度で行うこと
ができる。
【0023】本発明の図5に示したカラー電子写真映像
装置のイメージ再生操作は、以下のように行われる。ま
ず、ローラー102、104で柔軟性光導体100を回
転させる。その後第1チャージャー106で光導体のプ
リント平面前端部分に−600〜−800V(本実施例
では−700V)の電圧を施す。光導体100の均一な
電荷を帯びた表面が第1チャージャーと第1現像ユニッ
ト114の間を通過する時、第1イメージ成分の情報を
持つ第1レーザー光線130が光導体の帯電部分に照射
される。プリントするイメージの情報に応じて、光導体
100を放電させる。この時、光導体の潜在空白部分
(トナーが付かない部分)は−700Vを維持するのに
対し、非空白部分(トナーが付く部分)の電圧は±15
0〜0Vとなる。その後、第1潜在イメージ(まだ目に
見えない)を持つ帯電区は第1現像ユニット114を通
過すると、黄色のトナーを含む現像剤が第1現像ユニッ
トから帯電区表面に送られ、黄色のイメージ成分が現像
される。続いて、赤紫、青、黒の現像剤が光導体表面に
施される。各カラーについて黄色と同様にチャージン
グ、放電、現像作業が行われ、光導体100のプリント
平面に4色のトナーイメージが形成される。記録媒体1
62(通常は紙)がローラー104と転写チャージャー
138の空間に送られる。転写チャージャー138が光
導体と記録媒体の間に電場を発生させることにより、光
導体100表面のY、M、C、Kトナーイメージは記録
媒体162に転写される。さらに、トナーイメージは定
着器140の提供する高温と高圧により定着され、4色
のトナーイメージは記録媒体162上に固定される。通
常プリント平面から遠い光導体100の一部分に、クリ
ーニングステーション164を設置し、光導体を放電さ
せ、残ったトナーやその他の残渣を除去する。このクリ
ーニングステーション164も光導体が輸送される時に
適当な張力を維持する張力ユニットを含む。
【0024】図5の本発明実施例において、多面鏡で走
査する半導体レーザー光線走査ユニットが使用されてい
る。しかし、発光二極体(LED)などのその他の光源
や液晶装置(LCD)で調整される光源も使用すること
ができる。図7に本発明の2つ目の実施例を示す。その
中には独立して制御できるLED列やLCDにより調整
される光源180〜186が、最初の実施例におけるレ
ーザー光線走査ユニットの代わりに使用されている。こ
の状況において、図5の半導体レーザー122〜12
8、多面鏡150〜156および関連の光学装置は省略
することができる。このため、最初の実施例に比べて第
2の実施例の装置はよりコンパクトであり、製造コスト
も安い。また、現像単位により大きなトナー容器を提供
することもできる。光源180〜186は1つの硬いフ
レーム上に取り付け、互いに固定する。LED列を跨ぐ
シリンダー状の光学装置(例えばファイバーレンズ)を
使用して、LED列が光導体上の平面プリント表面にイ
メージを再生するのが望ましい。LCDモジュレーショ
ンを使用する場合は、光源の特徴によってその他の光学
装置が必要となるかもしれない。露光ユニット180〜
186は硬いフレーム上に設置きるため、列は平行平面
に沿い、且つ光導体の平面プリント表面に垂直に光を発
することができる。このため、図3の従来のシステムに
比べて、露光ユニット180〜186は位置調整が簡単
である。
【0025】上述したように、コンパクトな現像ユニッ
トは図5と図7の電子写真映像システムの構造に有利と
なる。本発明の異なる観点により、この種のコンパクト
な現像ユニットが提供される。本発明のより好ましい実
施例の現像ユニットは図5と図7のシステムに使用され
ているが、本発明の現像ユニットはその他の電子写真映
像システムの構造においても使用できる。図8に本発明
の実施例の現像ユニットを示す。当該ユニットは、第1
ローラー200、第2ローラー202、輸送装置204
(通常はメッシュまたは類似の材料)、輸送装置の摩擦
区208付近にある摩擦装置206、容器内のトナー2
10、現像ローラー212、厚み調整刃214を含む。
図8の現像ユニットはケース216内に設置されてい
る。図に示される輸送装置204は、第1ローラー20
0と第2ローラー202間に伸びているメッシュ状のベ
ルトである。ベルトのメッシュはトナーがベルト面を通
過できるだけの孔サイズを持つ。第1ローラー200は
モーターに接続され、輸送装置204を駆動するローラ
ーとなる。同時に帯電したトナーを現像ローラー212
の表面に送るフィードローラーとなる。第2ローラーは
輸送装置204の方へ伸びている。トナーが現像ローラ
ーに送られる前に、輸送装置204が運ぶトナー210
は摩擦装置206へ入る。摩擦装置206は輸送装置2
04を挟む2枚の板である。トナー210が摩擦装置2
06の板の間を通過する時に充電される。一部の実施例
において、板は金属製であり、−300〜−700Vの
バイアスVB に接続されている。チャージャーは合成繊
維、紙、アクリル樹脂などの非導電材料で形成される。
この場合、摩擦装置206にはバイアス電圧が施されて
おらず、電荷は摩擦によりトナーに供給される。
【0026】図8の現像ユニットの特徴は、摩擦装置2
06のチャージング・プレートが輸送装置204上にお
いて、非常に大きく、且つ長いことである。これにより
ハイレベルの摩擦発電が生じ、同時に軽く且つコンスタ
ントな負荷を輸送装置に与えている。帯電したトナー2
10は第1ローラー200に送られ、さらに輸送装置2
04から現像ローラー212の表面に送られる。厚み調
整刃213は現像ローラー212に押しつけられてお
り、現像ローラー212上のトナー層の厚みをコントロ
ールする。厚み調整刃212によりコントロールされた
現像ローラー212の表面上のトナー層の厚みは10〜
100μmである。現像ローラー212はウインドー2
22を通じて光導体220と向かい合っており、ウイン
ドーをコントロールし、選択的にトナー210を光導体
220へ噴出することができる。現像ユニットを通じて
トナーを移動するため輸送装置204を提供すること
で、図8の現像ユニットを従来のものよりコンパクトに
し、且つ/又は他とは異なった形状を持つことができ
る。また、輸送ユニット204により、図8の現像ユニ
ットは攪拌機構を必要としない。このほか、輸送機構に
より、現像ユニットは単成分現像剤(トナーだけでキャ
リアなし)を採用でき、現像ユニットをよりコンパクト
にすることができる。本発明のより好ましい実施例にお
いて、輸送装置は導電材料から形成されるメッシュベル
トである。トナー粒子の直径は数〜数十μmである。輸
送装置204のメッシュはトナー粒子が通過することが
でき、メッシュの孔サイズは数十〜数百μmが望まし
い。
【0027】図9にもう1つの実施例の現像ユニットを
示す。殆どが図8に類似しているが、図8の摩擦装置2
06と第2ローラー202の代わりに異なる構造の摩擦
装置を使用している。摩擦装置はシリンダー230と半
球シェル232を含む。輸送装置204がシリンダー2
30と半球シェル232の間を通過する。摩擦装置は輸
送装置204に伸びて、輸送装置において適当な張力を
維持し、且つトナーに摩擦で電気をおこすことができ
る。輸送装置204が移動している時、シリンダー23
0は回転し、これにより輸送装置204が運ぶトナーは
半球シェル232と摩擦し、電気が生じる。図9の現像
操作はその他の面で図8と全く同じであるため、ここで
は触れない。
【0028】図10に本発明の現像ユニットのもう1つ
の応用を示す。構造は図8とほぼ同じである。ソフトロ
ーラー240が第1ローラー200と現像ローラー21
4の間に設置されている点だけが異なる。ソフトローラ
ー240の表面はポリエステル又は0.5〜2.0 の
細毛を持つその他の繊維から形成することができる。ト
ナーは暫時ソフトローラーの細毛の中に貯蔵され、コン
スタントにトナーを現像ローラー212に供給できる。
トナー210は輸送装置204により運ばれ、摩擦装置
206で摩擦を受け電気を生じる。次に帯電したトナー
210は第1ローラー200とソフトローラー240に
送られる。帯電したトナー210はソフトローラーから
現像ローラー212の表面へ、さらにウインドー222
から光導体220へと運ばれる。図8〜10の現像ユニ
ットはそれぞれの実施例において、摩擦装置の接触面積
が大きく、環状ベルトが回転する時にトナーを運ぶ。こ
のため、トナーの輸送作業はスムースで、現像ユニット
の負荷は安定しており、現像装置のエネルギー消費を減
少することができる。さらに、現像装置の駆動負荷減少
は現像ユニット自体のサイズや重量を縮小することがで
き、製造コストも削減できる。このほか、トナー粒子に
かかる力が減り、トナー粒子は壊れにくいため、画像品
質が改善できる。
【0029】
【発明の効果】本発明では柔軟性光導体を採用すること
により、単工程現像のカラー電子写真映像装置を提供す
ることができた。つまり、本発明はコンパクトで、製造
コストの安い単工程現像のカラー電子写真映像装置を提
供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の多工程カラー電子写真映像装置の説明図
である。
【図2】従来の並列カラー電子写真映像装置の説明図で
ある。
【図3】従来の単工程カラー電子写真映像装置の説明図
である。
【図4】図1〜3で使用された従来の現像ユニットであ
る。
【図5】本発明のカラー電子写真映像装置の説明図であ
る。
【図6】露光装置を調整する資料を記憶させるラインメ
モリーの一例を示す
【図7】本発明のもう1つのカラー電子写真映像装置。
【図8】本発明の現像ユニットの異なる実施例を示す断
面図である。
【図9】本発明の現像ユニットの異なる実施例を示す断
面図である。
【図10】本発明の現像ユニットの異なる実施例を示す
断面図である。
【符号の説明】
100 柔軟性光導体 102 第1ローラー 104 第2ローラー 106,108,110,112 チャージャー 114,116,118,120 現像ユニット 122,124,126,128 半導体レーザー 130,132,134,136 レーザー光線 138 転写チャージャー 140 定着器 142 加熱ローラー 144 加圧ローラー 150,152,154,156 多面鏡 158 シャフト 160 モーター 162 記録媒体 164 クリーニングステーション 170 プレシフト・レジスター 172 ラインメモリー・レジスター 174 ポストシフト・レジスター 180,182,184,186 露光ユニット 200 第1ローラー 202 第2ローラー 204 輸送装置 206 摩擦装置 208 摩擦区 210 トナー 212 現像ローラー 214 厚み調整刃 216 ケース 220 光導体 222 ウインドー 230 シリンダー 232 半球シェル 240 ソフトローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597115705 Corporation Trust C enter,1209 Orange Str eet,Wilmington,Dela ware 19801,U.S.A. (72)発明者 ユウジ ヒラオカ 日本国埼玉県所沢市青葉台1304−12

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ローラー、第2ローラーのローラーセ
    ット、環状ベルトがローラーセットにより移動方向に沿
    って駆動されるという柔軟性光導体、柔軟性光導体の表
    面に予め設定した電圧を施すという多数のチャージャ
    ー、光導体の移動方向においてチャージャーの次に設置
    され、平行な光線を柔軟性光導体の特定の場所に照射
    し、特定の場所の電圧を変化させるという多数の光源、
    及び柔軟性光導体に送る現像剤を有する多数の現像ユニ
    ットを含むカラー電子写真映像装置。
  2. 【請求項2】記憶媒体を光導体に通過させるための記録
    媒体輸送装置、カラー現像剤を光導体から記録媒体に送
    るため光導体に隣接する転写チャージャー、カラー現像
    剤を熔解するため予め設定した温度を圧力を施す定着器
    をさらに含む請求項1に記載のカラー電子写真映像装
    置。
  3. 【請求項3】定着器には加熱ローラーと加圧ローラーを
    含む請求項2に記載のカラー電子写真映像装置。
  4. 【請求項4】現像ユニットとチャージャーが互い違いに
    設置され、それぞれ隣接する現像ユニットとチャージャ
    ー間に隙間が形成され、各光源にはレーザーが含まれ
    て、現像ユニットとチャージャーの間の隙間に光線の発
    射口を設置する請求項1に記載のカラー電子写真映像装
    置。
  5. 【請求項5】レーザーが半導体レーザーである請求項4
    に記載のカラー電子写真映像装置。
  6. 【請求項6】現像ユニットとチャージャーが互い違いに
    設置され、それぞれ隣接する現像ユニットとチャージャ
    ー間に隙間が形成され、各光源には発光二極体が含まれ
    て、現像ユニットとチャージャーの間の隙間に光線の発
    射口を設置する請求項1に記載のカラー電子写真映像装
    置。
  7. 【請求項7】現像ユニットとチャージャーが互い違いに
    設置され、それぞれ隣接する現像ユニットとチャージャ
    ー間に隙間が形成され、各光源には液晶装置が含まれ
    て、現像ユニットとチャージャーの間の隙間に光線の発
    射口を設置する請求項1に記載のカラー電子写真映像装
    置。
  8. 【請求項8】光導体が有機光導体である請求項1に記載
    のカラー電子写真映像装置。
  9. 【請求項9】4つの現像ユニット、4つのチャージャ
    ー、4つの光源を含み、現像ユニットの現像剤は黄色の
    トナー、赤紫のトナー、青のトナー、黒のトナーを含む
    請求項1に記載のカラー電子写真映像装置。
  10. 【請求項10】多数の光源はレーザー光線を組み立てた
    多面鏡に反射させることにより発生させる請求項1に記
    載のカラー電子写真映像装置。
  11. 【請求項11】多面鏡は多面鏡が回転するシャフトと互
    いに固定しあう請求項10に記載のカラー電子写真映像
    装置。
  12. 【請求項12】多面鏡とシャフトが1枚の材料から形成
    される請求項11に記載のカラー電子写真映像装置。
  13. 【請求項13】1枚の材料がプラスチックである請求項
    12に記載のカラー電子写真映像装置。
  14. 【請求項14】1枚の材料が噴射成形されたプラスチッ
    クである請求項12に記載のカラー電子写真映像装置。
  15. 【請求項15】多面鏡の表面が反射材料でメッキされて
    いる請求項12に記載のカラー電子写真映像装置。
  16. 【請求項16】反射材料が金属である請求項13に記載
    のカラー電子写真映像装置。
  17. 【請求項17】組立が4つの多面鏡を含む請求項10に
    記載のカラー電子写真映像装置。
  18. 【請求項18】シャフトが直接モーターで駆動される請
    求項11に記載のカラー電子写真映像装置。
  19. 【請求項19】少なくとも1つの平面を持つ光導体、少
    なくとも1つが光導体の平面に隣接し、予め設定した電
    圧を光導体に施す多数のチャージャー、光導体の平面に
    光線を照射して光導体の特定部分の電圧を変化させ、光
    導体の移動方向に向かって多数のチャージャーの次に設
    置されている多数の光源、光導体に送るカラー映像剤を
    持つ多数の現像ユニットを含むカラー電子写真映像装
    置。
  20. 【請求項20】記憶媒体を光導体に通過させるための記
    録媒体輸送装置、カラー現像剤を光導体から記録媒体に
    送るため光導体に隣接する転写チャージャー、カラー現
    像剤を熔解するため予め設定した温度を圧力を施す定着
    器をさらに含む請求項19に記載のカラー電子写真映像
    装置。
  21. 【請求項21】定着器には加熱ローラーと加圧ローラー
    を含む請求項20に記載のカラー電子写真映像装置。
  22. 【請求項22】現像ユニットとチャージャーが互い違い
    に設置され、それぞれ隣接する現像ユニットとチャージ
    ャー間に隙間が形成され、各光源にはレーザーが含まれ
    て、現像ユニットとチャージャーの間の隙間に光線の発
    射口を設置する請求項19に記載のカラー電子写真映像
    装置。
  23. 【請求項23】レーザーが半導体レーザーである請求項
    22に記載のカラー電子写真映像装置。
  24. 【請求項24】現像ユニットとチャージャーが互い違い
    に設置され、それぞれ隣接する現像ユニットとチャージ
    ャー間に隙間が形成され、各光源には液晶装置が含まれ
    て、現像ユニットとチャージャーの間の隙間に光線の発
    射口を設置する請求項19に記載のカラー電子写真映像
    装置。
  25. 【請求項25】現像ユニットとチャージャーが互い違い
    に設置され、それぞれ隣接する現像ユニットとチャージ
    ャー間に隙間が形成され、各光源には発光二極体装置が
    含まれて、現像ユニットとチャージャーの間の隙間に光
    線の発射口を設置する請求項19に記載のカラー電子写
    真映像装置。
  26. 【請求項26】光導体が有機光導体である請求項19に
    記載のカラー電子写真映像装置。
  27. 【請求項27】4つの現像ユニット、4つのチャージャ
    ー、4つの光源を含み、現像ユニットの現像剤は黄色の
    トナー、赤紫のトナー、青のトナー、黒のトナーを含む
    請求項19に記載のカラー電子写真映像装置。
  28. 【請求項28】多数の光源はレーザー光線を組み立てた
    多面鏡に反射させることにより発生させる請求項19に
    記載のカラー電子写真映像装置。
  29. 【請求項29】多面鏡は多面鏡が回転するシャフトと互
    いに固定しあう請求項28に記載のカラー電子写真映像
    装置。
  30. 【請求項30】多面鏡とシャフトが1枚の材料から形成
    される請求項29に記載のカラー電子写真映像装置。
  31. 【請求項31】1枚の材料がプラスチックである請求項
    30に記載のカラー電子写真映像装置。
  32. 【請求項32】1枚の材料が噴射成形されたプラスチッ
    クである請求項31に記載のカラー電子写真映像装置。
  33. 【請求項33】多面鏡の表面が反射材料でメッキされて
    いる請求項31に記載のカラー電子写真映像装置。
  34. 【請求項34】反射材料が金属である請求項33に記載
    のカラー電子写真映像装置。
  35. 【請求項35】組立が4つの多面鏡を含む請求項29に
    記載のカラー電子写真映像装置。
  36. 【請求項36】シャフトが直接モーターで駆動される請
    求項35に記載のカラー電子写真映像装置。
JP9218912A 1996-07-09 1997-07-09 カラー電子写真映像装置 Pending JPH1069142A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8913924B2 (en) 2011-12-13 2014-12-16 Sharp Kabushiki Kaisha Electrophotographic image forming apparatus with electroconductive developer regulating section

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8913924B2 (en) 2011-12-13 2014-12-16 Sharp Kabushiki Kaisha Electrophotographic image forming apparatus with electroconductive developer regulating section

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