JPH106903A - エアバッグ用パッドのオ−ナメント - Google Patents
エアバッグ用パッドのオ−ナメントInfo
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- JPH106903A JPH106903A JP8162956A JP16295696A JPH106903A JP H106903 A JPH106903 A JP H106903A JP 8162956 A JP8162956 A JP 8162956A JP 16295696 A JP16295696 A JP 16295696A JP H106903 A JPH106903 A JP H106903A
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- pad
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
- B60R2021/21543—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member with emblems
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- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の技術では解決できなかったカラフルで
立体的なマ−ク又はエンブレムを表現でき、さらには、
エアバッグの破裂時の安全性をも十分に配慮したエアバ
ッグ用パッドのオ−ナメントを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 パッド本体4の表面に、着色したマ−ク
意匠部5を有するマ−ク本体6を取り付け、又パッド本
体4の裏面に補強用のカラ−12を取り付け、マ−ク本
体6の周縁に設けたフランジ部9から補強用カラ−12
にピン10を貫通させ、止め輪13で固着して一体化
し、さらにマ−ク本体6の表面を透明樹脂層14で覆っ
た。
立体的なマ−ク又はエンブレムを表現でき、さらには、
エアバッグの破裂時の安全性をも十分に配慮したエアバ
ッグ用パッドのオ−ナメントを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 パッド本体4の表面に、着色したマ−ク
意匠部5を有するマ−ク本体6を取り付け、又パッド本
体4の裏面に補強用のカラ−12を取り付け、マ−ク本
体6の周縁に設けたフランジ部9から補強用カラ−12
にピン10を貫通させ、止め輪13で固着して一体化
し、さらにマ−ク本体6の表面を透明樹脂層14で覆っ
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車のエアバッ
グ用パッドのオ−ナメントの構造に関するものである。
グ用パッドのオ−ナメントの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転時における安全性が重視さ
れ、エアバッグを装備する自動車が普及している。エア
バッグを装着したステアリングホイ−ル21のパッド2
2の表面に付されたマ−ク等を見ると、図8に示す如く
凹凸状に表現された文字やマ−ク等がほとんどである
(図8(b))。これは、パッド22を成形する金型に予め
マ−クやロゴ等を彫刻しておき、樹脂成形の結果これを
凹凸状の文字やマ−クとして表現するものである。
れ、エアバッグを装備する自動車が普及している。エア
バッグを装着したステアリングホイ−ル21のパッド2
2の表面に付されたマ−ク等を見ると、図8に示す如く
凹凸状に表現された文字やマ−ク等がほとんどである
(図8(b))。これは、パッド22を成形する金型に予め
マ−クやロゴ等を彫刻しておき、樹脂成形の結果これを
凹凸状の文字やマ−クとして表現するものである。
【0003】そしてパッドの表面aとマ−ク及びロゴ部
bそしてマ−ク輪郭部cにはそれぞれシボ(皺)が施さ
れていて(図8(a))、それぞれのシボパタ−ンやシボ
の種類を変えることによって、マ−クやロゴ等を表現し
ているが、パッド表面a、マ−ク及びロゴ部bの表面は
すべて同色で成形されるので美観の点で好ましくなかっ
た。
bそしてマ−ク輪郭部cにはそれぞれシボ(皺)が施さ
れていて(図8(a))、それぞれのシボパタ−ンやシボ
の種類を変えることによって、マ−クやロゴ等を表現し
ているが、パッド表面a、マ−ク及びロゴ部bの表面は
すべて同色で成形されるので美観の点で好ましくなかっ
た。
【0004】これに反し、エアバッグを内蔵していない
従来のハンドルには、刻印された凹凸状のマ−ク等の他
に、着色されたカラフルで立体的なマ−クやエンブレム
等が取付用の爪による嵌合や両面テ−プ等によりパッド
表面に取り付けられていた。
従来のハンドルには、刻印された凹凸状のマ−ク等の他
に、着色されたカラフルで立体的なマ−クやエンブレム
等が取付用の爪による嵌合や両面テ−プ等によりパッド
表面に取り付けられていた。
【0005】このような立体的なマ−クやエンブレムが
エアバッグを装着したステアリングホイ−ルのパッド表
面に見られなくなった理由は、パッドとは別体のマ−ク
やエンブレムを取付用の爪による嵌合や両面テ−プによ
り取り付けると、エアバッグの破裂時にマ−クやエンブ
レムが飛び散り、これが運転者の顔面に当たる危険性が
あるためである。このためエアバッグ用パッドのマ−ク
やエンブレムは上述したとおり、パッドと一体の文字や
マ−クで表現され美観の点を犠牲にしていた。
エアバッグを装着したステアリングホイ−ルのパッド表
面に見られなくなった理由は、パッドとは別体のマ−ク
やエンブレムを取付用の爪による嵌合や両面テ−プによ
り取り付けると、エアバッグの破裂時にマ−クやエンブ
レムが飛び散り、これが運転者の顔面に当たる危険性が
あるためである。このためエアバッグ用パッドのマ−ク
やエンブレムは上述したとおり、パッドと一体の文字や
マ−クで表現され美観の点を犠牲にしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の技術
では、マ−クやロゴ等をパッドと一体に凹凸状に表現す
るだけであり、着色ができなかった。このため各自動車
メ−カ−のシンボルでもあるマ−ク等がパッドと同色
で、これを目立たせることができず、美観の点で好まし
いものでなかった。
では、マ−クやロゴ等をパッドと一体に凹凸状に表現す
るだけであり、着色ができなかった。このため各自動車
メ−カ−のシンボルでもあるマ−ク等がパッドと同色
で、これを目立たせることができず、美観の点で好まし
いものでなかった。
【0007】この発明は、従来の技術では解決できなか
ったカラフルで立体的なマ−ク又はエンブレムを表現で
き、さらには、エアバッグの破裂時の安全性をも十分に
配慮したエアバッグ用パッドのオ−ナメントを提供する
ことを課題とする。
ったカラフルで立体的なマ−ク又はエンブレムを表現で
き、さらには、エアバッグの破裂時の安全性をも十分に
配慮したエアバッグ用パッドのオ−ナメントを提供する
ことを課題とする。
【0008】
(1) パッド本体4の表面に、着色したマ−ク意匠部
5を有するマ−ク本体6を取り付け、又パッド本体4の
裏面に補強用のカラ−12を取り付け、マ−ク本体6の
周縁に設けたフランジ部9から補強用カラ−12にピン
10を貫通させ、止め輪13で固着して一体化した。 (2) また、パッド本体4の表面に、着色したマ−ク
意匠部5を有するマ−ク本体6を取り付け、又パッド本
体4の裏面に補強用のカラ−12を取り付け、マ−ク本
体6の周縁に設けたフランジ部9から補強用カラ−12
に貫通させたリベット10′により固着して一体化し
た。 (3) そして、上記マ−ク本体6の表面を透明樹脂層
14で覆った。 (4) また、マ−ク本体6を、内面にマ−ク意匠部1
6を有する透明樹脂成形品よりなるマ−ク6aと、成形
品よりなりピン挿通用皿穴15を有するベ−ス6bとで
構成し、又パッド本体4の裏面に補強用のカラ−12を
取り付け、パッド本体4の表面に取り付けたベ−ス6b
をピン10にてカラ−12とともにパッド本体4に結合
したのち、マ−ク6aをベ−ス6b上に接着した。 (5) そして、透明樹脂成形品よりなるマ−ク6aの
周縁のスカ−ト部19をベ−ス6bの周縁フランジ部1
7に当接させた。 (6) さらに、フランジ部17に立上り部17aを設
けて溝を形成し、マ−ク6aの周縁のスカ−ト部19を
該溝に嵌入した。 (7) また、マ−ク本体6を、内面にマ−ク意匠部1
6を有する透明樹脂成形品よりなるマ−ク6aと、成形
品よりなり予めピン10を埋め込み成形されたベ−ス6
bとで構成し、又パッド本体4の裏面に補強用のカラ−
12を取り付け、ピン10をパッド本体4の表面から挿
通することによりベ−ス6bをカラ−12とともにパッ
ド本体4に結合したのち、マ−ク6aをベ−ス6b上に
接着した。
5を有するマ−ク本体6を取り付け、又パッド本体4の
裏面に補強用のカラ−12を取り付け、マ−ク本体6の
周縁に設けたフランジ部9から補強用カラ−12にピン
10を貫通させ、止め輪13で固着して一体化した。 (2) また、パッド本体4の表面に、着色したマ−ク
意匠部5を有するマ−ク本体6を取り付け、又パッド本
体4の裏面に補強用のカラ−12を取り付け、マ−ク本
体6の周縁に設けたフランジ部9から補強用カラ−12
に貫通させたリベット10′により固着して一体化し
た。 (3) そして、上記マ−ク本体6の表面を透明樹脂層
14で覆った。 (4) また、マ−ク本体6を、内面にマ−ク意匠部1
6を有する透明樹脂成形品よりなるマ−ク6aと、成形
品よりなりピン挿通用皿穴15を有するベ−ス6bとで
構成し、又パッド本体4の裏面に補強用のカラ−12を
取り付け、パッド本体4の表面に取り付けたベ−ス6b
をピン10にてカラ−12とともにパッド本体4に結合
したのち、マ−ク6aをベ−ス6b上に接着した。 (5) そして、透明樹脂成形品よりなるマ−ク6aの
周縁のスカ−ト部19をベ−ス6bの周縁フランジ部1
7に当接させた。 (6) さらに、フランジ部17に立上り部17aを設
けて溝を形成し、マ−ク6aの周縁のスカ−ト部19を
該溝に嵌入した。 (7) また、マ−ク本体6を、内面にマ−ク意匠部1
6を有する透明樹脂成形品よりなるマ−ク6aと、成形
品よりなり予めピン10を埋め込み成形されたベ−ス6
bとで構成し、又パッド本体4の裏面に補強用のカラ−
12を取り付け、ピン10をパッド本体4の表面から挿
通することによりベ−ス6bをカラ−12とともにパッ
ド本体4に結合したのち、マ−ク6aをベ−ス6b上に
接着した。
【0009】
(実施形態1)図1に基いて説明する。図1(a)で、1
は本発明に係るオ−ナメント3を施したステアリングホ
イ−ルである。オ−ナメント3はエアバッグ(図示しな
い)を内蔵しているパッド2の中心部に設けられてい
る。図1(b)は図1(a)のA−A部の一部を省略した断
面図である。4はパッド本体である。5はオ−ナメント
3のマ−ク意匠部である。図の如く凹凸よりなるマ−ク
意匠部5の表面は着色されている。このマ−ク意匠部5
の着色は塗装、ホットスタンプ又は印刷等の技術を用い
て行う。図1(b)の例では、マ−ク意匠部5の凹部に着
色をしている。
は本発明に係るオ−ナメント3を施したステアリングホ
イ−ルである。オ−ナメント3はエアバッグ(図示しな
い)を内蔵しているパッド2の中心部に設けられてい
る。図1(b)は図1(a)のA−A部の一部を省略した断
面図である。4はパッド本体である。5はオ−ナメント
3のマ−ク意匠部である。図の如く凹凸よりなるマ−ク
意匠部5の表面は着色されている。このマ−ク意匠部5
の着色は塗装、ホットスタンプ又は印刷等の技術を用い
て行う。図1(b)の例では、マ−ク意匠部5の凹部に着
色をしている。
【0010】マ−ク意匠部5はマ−ク本体6の表面に設
けられている。このマ−ク本体6はパッド本体4とは別
体の成形品である。マ−ク本体6をパッド本体4側に設
けた凹部7に両面テ−プ又は接着剤(以下、接着剤とい
う)8aで取り付け、さらに周辺のフランジ部9でピン
10により機械的に固着したものである。11はフラン
ジ部9に接着剤8bを介し設けたフランジカバ−であ
る。12はパッド本体4の裏面に設けた補強用のカラ−
である。フランジカバ−11、マ−ク本体6のフランジ
部9、パッド本体4の裏面の補強用のカラ−12にはそ
れぞれピン挿通用の孔が設けてある。
けられている。このマ−ク本体6はパッド本体4とは別
体の成形品である。マ−ク本体6をパッド本体4側に設
けた凹部7に両面テ−プ又は接着剤(以下、接着剤とい
う)8aで取り付け、さらに周辺のフランジ部9でピン
10により機械的に固着したものである。11はフラン
ジ部9に接着剤8bを介し設けたフランジカバ−であ
る。12はパッド本体4の裏面に設けた補強用のカラ−
である。フランジカバ−11、マ−ク本体6のフランジ
部9、パッド本体4の裏面の補強用のカラ−12にはそ
れぞれピン挿通用の孔が設けてある。
【0011】図3を参照して、マ−ク本体6のパッド本
体4への取付方法を説明する。マ−ク本体6をパッド本
体4に固着するには、(1)マ−ク本体6をパッド本体4
の凹部7に接着剤8aでまず接着する。(2)次にフラン
ジカバ−11をマ−ク本体6のフランジ部9に接着剤8
bで接着し、ピン10を挿し込む。(3)パッド本体4の
裏側にカラ−12を取り付け、(4)ピン10の小径部1
0aにC型あるいはE型の止め輪13をはめて抜け止め
する。
体4への取付方法を説明する。マ−ク本体6をパッド本
体4に固着するには、(1)マ−ク本体6をパッド本体4
の凹部7に接着剤8aでまず接着する。(2)次にフラン
ジカバ−11をマ−ク本体6のフランジ部9に接着剤8
bで接着し、ピン10を挿し込む。(3)パッド本体4の
裏側にカラ−12を取り付け、(4)ピン10の小径部1
0aにC型あるいはE型の止め輪13をはめて抜け止め
する。
【0012】図1の(c)はマ−ク本体6を成形したの
ち、その表面に透明樹脂液を滴下して、表面張力により
レンズ形状となったものを硬化させて、透明樹脂層14
を形成したものである。図1の(d)は(c)の下半部拡大
図である。図1(b)と同様に、透明樹脂層14で覆った
別体のマ−ク本体6をフランジカバ−11を介しピン1
0を通し、さらに裏側で補強用のカラ−12を通したの
ち、止め輪13で固着してある。
ち、その表面に透明樹脂液を滴下して、表面張力により
レンズ形状となったものを硬化させて、透明樹脂層14
を形成したものである。図1の(d)は(c)の下半部拡大
図である。図1(b)と同様に、透明樹脂層14で覆った
別体のマ−ク本体6をフランジカバ−11を介しピン1
0を通し、さらに裏側で補強用のカラ−12を通したの
ち、止め輪13で固着してある。
【0013】図2(e)は図1の改変例である。これは図
1(b)とほとんど同一であるが、ピン10のカラ−12
側の端部を止め輪13に対しカシメて結合をより強固に
している。又図2(f)は同様に図1(b)と略同じである
が、ピンや止め輪の代わりに管状のリベット10′(ポ
ップリベット)を使ってマ−ク本体6をパッド本体4に
固着している。
1(b)とほとんど同一であるが、ピン10のカラ−12
側の端部を止め輪13に対しカシメて結合をより強固に
している。又図2(f)は同様に図1(b)と略同じである
が、ピンや止め輪の代わりに管状のリベット10′(ポ
ップリベット)を使ってマ−ク本体6をパッド本体4に
固着している。
【0014】図3に示すように、この実施形態では、マ
−ク本体6のフランジ部9にピン挿通用の孔9dが6ケ
所設けられており、この孔9dに対応して、フランジカ
バ−11、補強用カラ−12にもピン挿通用の孔が6ケ
所設けられている。
−ク本体6のフランジ部9にピン挿通用の孔9dが6ケ
所設けられており、この孔9dに対応して、フランジカ
バ−11、補強用カラ−12にもピン挿通用の孔が6ケ
所設けられている。
【0015】(実施形態2)図4に基いて説明する。図
4(b)は(a)のA−A部断面図であり、(c)はA−A部
の下半部拡大断面図である。この例では、マ−ク本体6
がパッド本体4とは別体の2つの成形体で構成されてい
る。即ちマ−ク6aが別体のベ−ス6b上に接着剤8d
で接着されている。ベ−ス6bはパッド本体4に設けた
凹部7に接着剤8cで接着され、ピン10の挿入孔を有
する一対の皿穴15を有している。マ−ク6aはベ−ス
6b上に接着されるが、このマ−ク6aの内面に着色さ
れたマ−ク意匠部16がある。マ−ク6aはたとえばポ
リカ−ボネイト又はアクリル樹脂で成形され、この成形
体の内面にマ−ク意匠部16が設けられている。マ−ク
6aの周縁はベ−ス6bの周縁に設けたフランジ部17
にそのスカ−ト部19の先端が当接している。この周縁
スカ−ト部19により、パッド本体4のねじれ等による
マ−ク本体6に対する負荷を吸収する。ピン10はワッ
シャ18を介し挿入され、裏面の補強用カラ−12を貫
通し、C型又はE型の止め輪13で固定される。図5は
図4(c)の構成の分解図である。この場合のマ−ク本体
6のパッド本体4への取付方法は、(1)まず、ベ−ス
6bをパッド本体4の凹部7に接着剤8cで接着する。
(2)次に、パッド本体4の裏側にカラ−12を取り付け
る。(3)そして、ピン10をベ−ス6bの皿穴15か
ら差し込み、(4)ピン10の小径部10aに止め輪1
3をはめて抜け止めする。(5)最後に、マ−ク6aを
ベ−ス6bの上面に接着剤8dにより接着する。
4(b)は(a)のA−A部断面図であり、(c)はA−A部
の下半部拡大断面図である。この例では、マ−ク本体6
がパッド本体4とは別体の2つの成形体で構成されてい
る。即ちマ−ク6aが別体のベ−ス6b上に接着剤8d
で接着されている。ベ−ス6bはパッド本体4に設けた
凹部7に接着剤8cで接着され、ピン10の挿入孔を有
する一対の皿穴15を有している。マ−ク6aはベ−ス
6b上に接着されるが、このマ−ク6aの内面に着色さ
れたマ−ク意匠部16がある。マ−ク6aはたとえばポ
リカ−ボネイト又はアクリル樹脂で成形され、この成形
体の内面にマ−ク意匠部16が設けられている。マ−ク
6aの周縁はベ−ス6bの周縁に設けたフランジ部17
にそのスカ−ト部19の先端が当接している。この周縁
スカ−ト部19により、パッド本体4のねじれ等による
マ−ク本体6に対する負荷を吸収する。ピン10はワッ
シャ18を介し挿入され、裏面の補強用カラ−12を貫
通し、C型又はE型の止め輪13で固定される。図5は
図4(c)の構成の分解図である。この場合のマ−ク本体
6のパッド本体4への取付方法は、(1)まず、ベ−ス
6bをパッド本体4の凹部7に接着剤8cで接着する。
(2)次に、パッド本体4の裏側にカラ−12を取り付け
る。(3)そして、ピン10をベ−ス6bの皿穴15か
ら差し込み、(4)ピン10の小径部10aに止め輪1
3をはめて抜け止めする。(5)最後に、マ−ク6aを
ベ−ス6bの上面に接着剤8dにより接着する。
【0016】図4(d)は図4(c)とほとんど同一である
が、マ−ク6aの周縁のスカ−ト部19が突き当てられ
るベ−ス6bの周縁のフランジ部17の端に立上り部1
7aが一体に設けられて、マ−ク6aの周縁のスカ−ト
部19はこの立ち上り部17aで形成される溝内に嵌っ
ている。この立ち上り部17aとスカ−ト部19によ
り、パッド本体4のねじれ等によるマ−ク本体6に対す
る負荷を吸収する。
が、マ−ク6aの周縁のスカ−ト部19が突き当てられ
るベ−ス6bの周縁のフランジ部17の端に立上り部1
7aが一体に設けられて、マ−ク6aの周縁のスカ−ト
部19はこの立ち上り部17aで形成される溝内に嵌っ
ている。この立ち上り部17aとスカ−ト部19によ
り、パッド本体4のねじれ等によるマ−ク本体6に対す
る負荷を吸収する。
【0017】この例ではベ−ス6bに設けた皿穴15は
左右2個で、補強用カラ−12等にも同様にピン10挿
通用の一対の穴が設けられている。なおピン10はリベ
ットでもよいが、この場合は止め輪13を不要とし、そ
の代り端部をカシメ処理する。
左右2個で、補強用カラ−12等にも同様にピン10挿
通用の一対の穴が設けられている。なおピン10はリベ
ットでもよいが、この場合は止め輪13を不要とし、そ
の代り端部をカシメ処理する。
【0018】図6は図4の例のさらに別の改変例であ
る。図6(e)は図4(d)とほとんど同じであるが、ベ−
ス6bの周縁にフランジ部がなく、パッド本体4の凹部
7の内壁とベ−ス6bの周縁が接している。図6(f)
も、図4(d)とほとんど同じであるが、ピン10の端を
かしめてC型又はE型の止め輪13に強く押しつけて、
結合をより強固にしている。図6(g)は、ピン10′の
頭部をベ−ス6b内に埋め込んで成形したものである。
したがって図4と異なり一対の皿穴がない。図6(h)は
図6(d)のピン10′の端をカシメている点を除いて図
6(g)の例と同じである。
る。図6(e)は図4(d)とほとんど同じであるが、ベ−
ス6bの周縁にフランジ部がなく、パッド本体4の凹部
7の内壁とベ−ス6bの周縁が接している。図6(f)
も、図4(d)とほとんど同じであるが、ピン10の端を
かしめてC型又はE型の止め輪13に強く押しつけて、
結合をより強固にしている。図6(g)は、ピン10′の
頭部をベ−ス6b内に埋め込んで成形したものである。
したがって図4と異なり一対の皿穴がない。図6(h)は
図6(d)のピン10′の端をカシメている点を除いて図
6(g)の例と同じである。
【0019】図7(a)は図6(g)の構成分解図である。
取付方法は、(1)まずピン10′が一体に埋め込まれて
成形されているベ−ス6bをパッド本体4に接着剤8c
で接着する。(2)次に、パッド本体4の裏側からカラ−
12を取り付ける。(3)そして、ピン10′の小径部1
0a′に止め輪13をはめて抜け止めする。(4)最後に
マ−ク6aをベ−ス6bの上面に接着剤8dにより接着
する。図7(b)は図7(a)のベ−ス6bのA−A部断面
図であり、ピン10′の頭部に雄ねじを形成したものを
ベ−ス6bと一体に成形したものである。
取付方法は、(1)まずピン10′が一体に埋め込まれて
成形されているベ−ス6bをパッド本体4に接着剤8c
で接着する。(2)次に、パッド本体4の裏側からカラ−
12を取り付ける。(3)そして、ピン10′の小径部1
0a′に止め輪13をはめて抜け止めする。(4)最後に
マ−ク6aをベ−ス6bの上面に接着剤8dにより接着
する。図7(b)は図7(a)のベ−ス6bのA−A部断面
図であり、ピン10′の頭部に雄ねじを形成したものを
ベ−ス6bと一体に成形したものである。
【0020】
(1)マ−ク本体6をパッド本体4と別体で成形し、こ
れに着色したマ−ク意匠部を形成し、該マ−ク本体6を
ピン10又はリベット10′によりパッド本体4に固着
するようにしたので、美しくしかも強固で安全なオ−ナ
メントを得ることができる。
れに着色したマ−ク意匠部を形成し、該マ−ク本体6を
ピン10又はリベット10′によりパッド本体4に固着
するようにしたので、美しくしかも強固で安全なオ−ナ
メントを得ることができる。
【0021】(2)軟質材料製のパッド本体4に補強用
カラ−12を別に接着し、これにピン端を止め輪又は端
をカシメて固着するようにしたので、パッドが破裂して
も部品の飛散による事故を防ぐことができる。
カラ−12を別に接着し、これにピン端を止め輪又は端
をカシメて固着するようにしたので、パッドが破裂して
も部品の飛散による事故を防ぐことができる。
【0022】(3)マ−ク本体の表面を透明樹脂で覆っ
たので、レンズ効果により、極めて美しいオ−ナメント
が得られる。
たので、レンズ効果により、極めて美しいオ−ナメント
が得られる。
【0023】(4)マ−ク本体6を成形品よりなるベ−
ス6bと同じく透明樹脂製の成形品よりなるマ−ク6a
とに分け、マ−ク6aの内面にマ−ク意匠部16を形成
した。これにより着色したマ−ク意匠部16が透明樹脂
層のレンズ効果により美しくなると同時に、ピン10′
によりパッド本体に固着されたベ−ス6bに接着したの
で、強固なオ−ナメントが得られる。
ス6bと同じく透明樹脂製の成形品よりなるマ−ク6a
とに分け、マ−ク6aの内面にマ−ク意匠部16を形成
した。これにより着色したマ−ク意匠部16が透明樹脂
層のレンズ効果により美しくなると同時に、ピン10′
によりパッド本体に固着されたベ−ス6bに接着したの
で、強固なオ−ナメントが得られる。
【0024】(5)ベ−ス6bにピンを埋め込んだの
で、パッド本体への取付けが容易となり、かつ破裂時の
部品分散を防ぐことができる。
で、パッド本体への取付けが容易となり、かつ破裂時の
部品分散を防ぐことができる。
【図1】本発明の実施形態1を示し、(a)はステアリン
グホイ−ルの視斜図、(b)は(a)のA−A部の下半部断
面図、(c)は透明樹脂層を設けた場合のA−A部断面
図、(d)は(c)の下半部拡大図。
グホイ−ルの視斜図、(b)は(a)のA−A部の下半部断
面図、(c)は透明樹脂層を設けた場合のA−A部断面
図、(d)は(c)の下半部拡大図。
【図2】実施形態1のさらに別の例で、(e)はピン10
の端部をカシメたもの、(f)はピンの代りに管状リベッ
トを用いたものを示す。
の端部をカシメたもの、(f)はピンの代りに管状リベッ
トを用いたものを示す。
【図3】実施形態1のオ−ナメントの構成分解図。
【図4】実施形態2を示し、(a)はステアリングホイ−
ルの全体図、(b)は(a)のA−A部断面図、(c)はA−
A部の下半部拡大断面図、(d)は(c)と同様断面図で、
ベ−スの周縁に立ち上り部を設けた例。
ルの全体図、(b)は(a)のA−A部断面図、(c)はA−
A部の下半部拡大断面図、(d)は(c)と同様断面図で、
ベ−スの周縁に立ち上り部を設けた例。
【図5】実施形態2のオ−ナメントの構成分解図。
【図6】実施形態2のさらに別の例で、(e)〜(h)はそ
れぞれ、ベ−スの周縁部とピンの取付構成において異っ
ている例である。
れぞれ、ベ−スの周縁部とピンの取付構成において異っ
ている例である。
【図7】実施形態2のうち図6(g)の例の構成分解図。
【図8】従来型のオ−ナメントの構造を示し、(a)は公
知エアバッグ用パッドを備えたステアリングホイ−ルの
斜視図、(b)は(a)のA−A部の一部省略拡大断面図。
知エアバッグ用パッドを備えたステアリングホイ−ルの
斜視図、(b)は(a)のA−A部の一部省略拡大断面図。
1 ステアリングホイ−ル 2 パッド 3 オ−ナメント 4 パッド本体 5 マ−ク意匠部 6 マ−ク本体 6a マ−ク 6b ベ−ス 7 凹部 8a〜8d 接着剤 9 フランジ部 10 ピン 10′ リベット 10″ ピン 11 フランジカバ− 12 カラ− 13 止め輪 14 透明樹脂層 15 皿穴 16 マ−ク意匠部 17 フランジ部 18 ワッシャ 19 スカ−ト部
Claims (7)
- 【請求項1】 パッド本体(4)の表面に、着色したマ−
ク意匠部(5)を有するマ−ク本体(6)を取り付け、又パ
ッド本体(4)の裏面に補強用のカラ−(12)を取り付け、
マ−ク本体(6)の周縁に設けたフランジ部(9)から補強
用カラ−(12)にピン(10)を貫通させ、止め輪(13)で固着
して一体化したエアバッグ用パッドのオ−ナメント。 - 【請求項2】 パッド本体(4)の表面に、着色したマ−
ク意匠部(5)を有するマ−ク本体(6)を取り付け、又パ
ッド本体(4)の裏面に補強用のカラ−(12)を取り付け、
マ−ク本体(6)の周縁に設けたフランジ部(9)から補強
用カラ−(12)に貫通させたリベット(10′)により固着し
て一体化したエアバッグ用パッドのオ−ナメント。 - 【請求項3】 マ−ク本体(6)の表面を透明樹脂層(14)
で覆った請求項1又は請求項2記載のエアバッグ用パッ
ドのオ−ナメント。 - 【請求項4】 マ−ク本体(6)を、内面にマ−ク意匠部
(16)を有する透明樹脂成形品よりなるマ−ク(6a)と、成
形品よりなりピン挿通用皿穴(15)を有するベ−ス(6b)と
で構成し、又パッド本体(4)の裏面に補強用のカラ−(1
2)を取り付け、パッド本体(4)の表面に取り付けたベ−
ス(6b)をピン(10)にてカラ−(12)とともにパッド本体
(4)に結合したのち、マ−ク(6a)をベ−ス(6b)上に接着
したエアバッグ用パッドのオ−ナメント。 - 【請求項5】 透明樹脂成形品よりなるマ−ク(6a)の周
縁のスカ−ト部(19)をベ−ス(6b)の周縁のフランジ部(1
7)に当接させた請求項4記載のエアバッグ用パッドのオ
−ナメント。 - 【請求項6】 フランジ部(17)に立上り部(17a)を設け
て溝を形成し、マ−ク(6a)の周縁のスカ−ト部(19)を該
溝に嵌入した請求項5記載のエアバッグ用パッドのオ−
ナメント。 - 【請求項7】 マ−ク本体(6)を、内面にマ−ク意匠部
(16)を有する透明樹脂成形品よりなるマ−ク(6a)と、成
形品よりなり予めピン(10)を埋め込み成形されたベ−ス
(6b)とで構成し、又パッド本体(4)の裏面に補強用のカ
ラ−(12)を取り付け、ピン(10)をパッド本体(4)の表面
から挿通することによりベ−ス(6b)をカラ−(12)ととも
にパッド本体(4)に結合したのち、マ−ク(6a)をベ−ス
(6b)上に接着したエアバッグ用パッドのオ−ナメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8162956A JPH106903A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | エアバッグ用パッドのオ−ナメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8162956A JPH106903A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | エアバッグ用パッドのオ−ナメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106903A true JPH106903A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15764476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8162956A Pending JPH106903A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | エアバッグ用パッドのオ−ナメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH106903A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006131083A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Ashimori Ind Co Ltd | 装飾部材及び装飾部材を備えたエアバッグ装置 |
JP2008087577A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグカバー |
DE102008005419B3 (de) * | 2008-01-21 | 2009-07-09 | Autoliv Development Ab | Gassackabdeckung |
JP2009280059A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Ashimori Ind Co Ltd | エアバッグカバー及びエアバッグ装置 |
CN106080490A (zh) * | 2016-07-13 | 2016-11-09 | 芜湖金鹏汽车部件有限公司 | 一种新型安全气囊罩盖 |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP8162956A patent/JPH106903A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006131083A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Ashimori Ind Co Ltd | 装飾部材及び装飾部材を備えたエアバッグ装置 |
JP2008087577A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグカバー |
DE102008005419B3 (de) * | 2008-01-21 | 2009-07-09 | Autoliv Development Ab | Gassackabdeckung |
JP2009280059A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Ashimori Ind Co Ltd | エアバッグカバー及びエアバッグ装置 |
CN106080490A (zh) * | 2016-07-13 | 2016-11-09 | 芜湖金鹏汽车部件有限公司 | 一种新型安全气囊罩盖 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050104 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050621 |