JPH1067479A - エレベータかご装置 - Google Patents
エレベータかご装置Info
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- JPH1067479A JPH1067479A JP22531896A JP22531896A JPH1067479A JP H1067479 A JPH1067479 A JP H1067479A JP 22531896 A JP22531896 A JP 22531896A JP 22531896 A JP22531896 A JP 22531896A JP H1067479 A JPH1067479 A JP H1067479A
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- JP
- Japan
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- car
- ceiling
- unit
- reinforced plastic
- elevator
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高強度・軽量化・部品点数の低減・コストダウ
ンが図れ、また運搬性・組立性に優れ、昇降路寸法の縮
小化に対応できるエレベータかご装置を得る。 【解決手段】昇降路内に設置されたガイドレールに沿っ
て昇降可能であって、かご床面部材、側壁部材、背面壁
部材、天井部材からなるかご室ならびに前記かご床面部
材の外周側に配設される下梁、前記側壁部材の外周側に
配設される縦枠、前記天井部材の外周側に配設される上
梁からなり前記かご室が昇降する際他の機器からの外力
を受けるかご枠を備えたエレベータかご装置において、
前記天井部材と前記上梁を強化プラスチック材料により
一体成形した天井ユニットと、前記側壁部材と前記縦枠
を強化プラスチック材料により一体成形した側壁ユニッ
トと、前記かご床面部材と前記下梁を強化プラスチック
材料により一体成形したかご床ユニットからなり、各ユ
ニット相互ならびに前記背面壁部材同士を連結したも
の。
ンが図れ、また運搬性・組立性に優れ、昇降路寸法の縮
小化に対応できるエレベータかご装置を得る。 【解決手段】昇降路内に設置されたガイドレールに沿っ
て昇降可能であって、かご床面部材、側壁部材、背面壁
部材、天井部材からなるかご室ならびに前記かご床面部
材の外周側に配設される下梁、前記側壁部材の外周側に
配設される縦枠、前記天井部材の外周側に配設される上
梁からなり前記かご室が昇降する際他の機器からの外力
を受けるかご枠を備えたエレベータかご装置において、
前記天井部材と前記上梁を強化プラスチック材料により
一体成形した天井ユニットと、前記側壁部材と前記縦枠
を強化プラスチック材料により一体成形した側壁ユニッ
トと、前記かご床面部材と前記下梁を強化プラスチック
材料により一体成形したかご床ユニットからなり、各ユ
ニット相互ならびに前記背面壁部材同士を連結したも
の。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば個人住宅の
エレベータに使用するエレベータかご装置に関する。
エレベータに使用するエレベータかご装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は一般的なつるべ式エレベータシ
ステムの構成を示す図である。図11では、機械室1に
設けられた巻上機2にロープ3が取付けられ、その両端
に後述する下梁9、上梁10、縦枠11、かご側板1
6、天井17からなるかご装置4と、ウェイト5を設置
し、巻上機2を駆動することで、かご装置4を昇降路6
内のガイドレール7に沿って昇降させている。
ステムの構成を示す図である。図11では、機械室1に
設けられた巻上機2にロープ3が取付けられ、その両端
に後述する下梁9、上梁10、縦枠11、かご側板1
6、天井17からなるかご装置4と、ウェイト5を設置
し、巻上機2を駆動することで、かご装置4を昇降路6
内のガイドレール7に沿って昇降させている。
【0003】図12は、一般的な巻胴式エレベータシス
テム(特開平1−69489号公報)に示されたものの
構成を示す図である。昇降路ピットに設置された巻上機
2に取付られたロープ3は、昇降路頂部のシーブ8を介
し、下梁9端部に接続されており、巻上機2を駆動する
ことでかご装置4が昇降路6内のガイドレール7に沿っ
て昇降する。かご装置4は下梁9、上梁10、縦枠1
1、かご側板16、天井17、ローラガイド18を備え
ている。
テム(特開平1−69489号公報)に示されたものの
構成を示す図である。昇降路ピットに設置された巻上機
2に取付られたロープ3は、昇降路頂部のシーブ8を介
し、下梁9端部に接続されており、巻上機2を駆動する
ことでかご装置4が昇降路6内のガイドレール7に沿っ
て昇降する。かご装置4は下梁9、上梁10、縦枠1
1、かご側板16、天井17、ローラガイド18を備え
ている。
【0004】図13は図11のかご装置4の構成を示し
たものである。かご装置4は通常、縦枠11と下梁9か
ら構成されるかご枠、及び該下梁9にボルトに締結固定
されるかご床12、及びそのかご床12上面にかご室1
3が固定組立されている。該かご枠、かご床12、かご
室13の主要部材は必要とされる機械的強度を得る為に
一般的に鋼板製で、それぞれの組立作業はかご室13の
外側から昇降路6内のスペースを利用して行われてき
た。通常組立終了時には、上梁10と天井17間、或い
は縦枠11とかご側板16間にはある程度の空間が存在
していた。
たものである。かご装置4は通常、縦枠11と下梁9か
ら構成されるかご枠、及び該下梁9にボルトに締結固定
されるかご床12、及びそのかご床12上面にかご室1
3が固定組立されている。該かご枠、かご床12、かご
室13の主要部材は必要とされる機械的強度を得る為に
一般的に鋼板製で、それぞれの組立作業はかご室13の
外側から昇降路6内のスペースを利用して行われてき
た。通常組立終了時には、上梁10と天井17間、或い
は縦枠11とかご側板16間にはある程度の空間が存在
していた。
【0005】なお、図13は図11のつるべ式エレベー
タシステムのかご装置4の構成を説明するための図であ
るが、図12の巻胴式エレベータシステムのかご装置4
の構成もほぼ同じで、下梁9の機械的強度が大きくなる
ようにした点のみが異なる。
タシステムのかご装置4の構成を説明するための図であ
るが、図12の巻胴式エレベータシステムのかご装置4
の構成もほぼ同じで、下梁9の機械的強度が大きくなる
ようにした点のみが異なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来のエレベータかご装置において、例えば個人住宅
用の小型エレベータ用かご装置の場合では、その容量に
比較してかご装置4の自重が重くなることで、巻上機
2、ウェイト5、ガイドレール7、非常止め装置14、
駆動電源容量等が大きいサイズになってしまい製作コス
トが増加してしまうという問題があった。
な従来のエレベータかご装置において、例えば個人住宅
用の小型エレベータ用かご装置の場合では、その容量に
比較してかご装置4の自重が重くなることで、巻上機
2、ウェイト5、ガイドレール7、非常止め装置14、
駆動電源容量等が大きいサイズになってしまい製作コス
トが増加してしまうという問題があった。
【0007】また、近年の土地高騰化、人口の一極集中
化等により、建築物に占めるエレベータスペースの縮小
化が進み、昇降路平面積もかなり小さく制限され、かご
室13外の昇降路6スペースを利用して部品を組み立て
ることが困難な場合が多くなってきた。
化等により、建築物に占めるエレベータスペースの縮小
化が進み、昇降路平面積もかなり小さく制限され、かご
室13外の昇降路6スペースを利用して部品を組み立て
ることが困難な場合が多くなってきた。
【0008】このような場合、例えば特開平1−303
282号公報にみられるように、かご室13内から部品
を組み立てることができるような工夫が必要であるが、
部品数・締結箇所の多さ、鋼板製部材の重さが運搬性、
組立性に影響を与える場合があった。また、これらのか
ご枠部品の存在のため、昇降路におけるトップクリアラ
ンス、ピット深さの縮小化には限界が見えはじめてい
た。このことは例えば一般住宅等の建築物においては、
一般的に寸法的余裕がなく非常に重要な課題である。
282号公報にみられるように、かご室13内から部品
を組み立てることができるような工夫が必要であるが、
部品数・締結箇所の多さ、鋼板製部材の重さが運搬性、
組立性に影響を与える場合があった。また、これらのか
ご枠部品の存在のため、昇降路におけるトップクリアラ
ンス、ピット深さの縮小化には限界が見えはじめてい
た。このことは例えば一般住宅等の建築物においては、
一般的に寸法的余裕がなく非常に重要な課題である。
【0009】さらに、かご室13を鋼板製部材で構成し
た場合、その加工性等の問題から複雑な流面形(流線
形)等の形状は得ることはできず、かご室13の内装デ
ザインにある程度の制約を与える場合があった。
た場合、その加工性等の問題から複雑な流面形(流線
形)等の形状は得ることはできず、かご室13の内装デ
ザインにある程度の制約を与える場合があった。
【0010】このようなことから、かご装置4の軽量化
・運搬性、組立性の向上・デザインの自由化を兼ね備え
たエレベータかご装置が必要とされていた。本発明は上
記事情に鑑みてなされたもので、その目的は高強度・軽
量化・部品点数の低減・コストダウンが図れ、また運搬
性・組立性に優れ、昇降路寸法の縮小化に対応できるエ
レベータかご装置を提供することにある。
・運搬性、組立性の向上・デザインの自由化を兼ね備え
たエレベータかご装置が必要とされていた。本発明は上
記事情に鑑みてなされたもので、その目的は高強度・軽
量化・部品点数の低減・コストダウンが図れ、また運搬
性・組立性に優れ、昇降路寸法の縮小化に対応できるエ
レベータかご装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、昇降路内に設置された
ガイドレールに沿って昇降可能なかご室、ならび該かご
室の周囲を取り囲み該かご室が昇降する際他の機器から
の外力を受けるかご枠を備えたエレベータかご装置にお
いて、前記かご室ならびに前記かご枠を、一体成形が可
能な強化プラスチック材料を用いて成形したことを特徴
とするエレベータかご装置である。
め、請求項1に対応する発明は、昇降路内に設置された
ガイドレールに沿って昇降可能なかご室、ならび該かご
室の周囲を取り囲み該かご室が昇降する際他の機器から
の外力を受けるかご枠を備えたエレベータかご装置にお
いて、前記かご室ならびに前記かご枠を、一体成形が可
能な強化プラスチック材料を用いて成形したことを特徴
とするエレベータかご装置である。
【0012】請求項1に対応する発明によれば、従来存
在していたかご枠部品をかご室部品と一体成形すること
で、部品点数・組立工数の削減あるいはかご装置の自重
の軽量化が図られ、またかご装置の小型化が図られる。
在していたかご枠部品をかご室部品と一体成形すること
で、部品点数・組立工数の削減あるいはかご装置の自重
の軽量化が図られ、またかご装置の小型化が図られる。
【0013】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、昇降路内に設置されたガイドレールに沿っ
て昇降可能であって、かご床面部材、側壁部材、背面壁
部材、天井部材からなるかご室ならびに前記かご床面部
材の外周側に配設される下梁、前記側壁部材の外周側に
配設される縦枠、前記天井部材の外周側に配設される上
梁からなり前記かご室が昇降する際他の機器からの外力
を受けるかご枠を備えたエレベータかご装置において、
前記天井部材と前記上梁を強化プラスチック材料により
一体成形した天井ユニットと、前記側壁部材と前記縦枠
を強化プラスチック材料により一体成形した側壁ユニッ
トと、前記かご床面部材と前記下梁を強化プラスチック
材料により一体成形したかご床ユニットからなり、各ユ
ニット相互ならびに前記背面壁部材同士を連結したこと
を特徴とするエレベータかご装置である。
する発明は、昇降路内に設置されたガイドレールに沿っ
て昇降可能であって、かご床面部材、側壁部材、背面壁
部材、天井部材からなるかご室ならびに前記かご床面部
材の外周側に配設される下梁、前記側壁部材の外周側に
配設される縦枠、前記天井部材の外周側に配設される上
梁からなり前記かご室が昇降する際他の機器からの外力
を受けるかご枠を備えたエレベータかご装置において、
前記天井部材と前記上梁を強化プラスチック材料により
一体成形した天井ユニットと、前記側壁部材と前記縦枠
を強化プラスチック材料により一体成形した側壁ユニッ
トと、前記かご床面部材と前記下梁を強化プラスチック
材料により一体成形したかご床ユニットからなり、各ユ
ニット相互ならびに前記背面壁部材同士を連結したこと
を特徴とするエレベータかご装置である。
【0014】請求項2に対応する発明によれば、ユニッ
ト相互間は分解可能であるため、狭い昇降路内での組立
性・運搬性の向上が見込まれる。前記目的を達成するた
め、請求項3に対応する発明は、前記天井ユニットに、
前記ガイドレールからの外力を受ける機器を取り付ける
ための部材を一体成形したことを特徴とする請求項2記
載のエレベータかご装置である。
ト相互間は分解可能であるため、狭い昇降路内での組立
性・運搬性の向上が見込まれる。前記目的を達成するた
め、請求項3に対応する発明は、前記天井ユニットに、
前記ガイドレールからの外力を受ける機器を取り付ける
ための部材を一体成形したことを特徴とする請求項2記
載のエレベータかご装置である。
【0015】請求項3に対応する発明によれば、ガイド
レールからの外力を受ける機器を取り付けるための手段
を一体成形部に設けたことで、従来は鋼板製の強度部材
に設けていたものに比べて小型・軽量化が図られ、その
ことによりエレベータ昇降路における重要な要素である
トップクリアランスあるいはピット深さの縮小化が達成
できる。
レールからの外力を受ける機器を取り付けるための手段
を一体成形部に設けたことで、従来は鋼板製の強度部材
に設けていたものに比べて小型・軽量化が図られ、その
ことによりエレベータ昇降路における重要な要素である
トップクリアランスあるいはピット深さの縮小化が達成
できる。
【0016】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、前記側壁ユニットに、前記かご室と前記か
ご枠からなるかご装置と、該かご装置を昇降させるため
の巻上機をつなぐロープからの外力を受ける機器を取り
付ける部材を一体成形したことを特徴とする請求項2記
載のエレベータかご装置である。
する発明は、前記側壁ユニットに、前記かご室と前記か
ご枠からなるかご装置と、該かご装置を昇降させるため
の巻上機をつなぐロープからの外力を受ける機器を取り
付ける部材を一体成形したことを特徴とする請求項2記
載のエレベータかご装置である。
【0017】請求項4に対応する発明によれば、巻上機
とかご装置をつなぐロープからの外力を受ける機器を取
り付ける手段を一体成形部に設けたことで、従来は鋼板
製の強度部材に設けていたものに比べて小型・軽量化が
図られ、そのことによりエレベータ昇降路における重要
な要素であるトップクリアランスあるいはピット深さの
縮小化が達成できる。
とかご装置をつなぐロープからの外力を受ける機器を取
り付ける手段を一体成形部に設けたことで、従来は鋼板
製の強度部材に設けていたものに比べて小型・軽量化が
図られ、そのことによりエレベータ昇降路における重要
な要素であるトップクリアランスあるいはピット深さの
縮小化が達成できる。
【0018】前記目的を達成するため、請求項5に対応
する発明は、前記かご装置を構成するかご室およびかご
枠の部品をエレベータホールより見て前記かご装置の間
口方向中心線に対して左右の部品を入れ替えた場合の仕
様においても、そのまま使用できるような分割ユニット
で構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4
のいずれかに記載のエレベータかご装置である。
する発明は、前記かご装置を構成するかご室およびかご
枠の部品をエレベータホールより見て前記かご装置の間
口方向中心線に対して左右の部品を入れ替えた場合の仕
様においても、そのまま使用できるような分割ユニット
で構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4
のいずれかに記載のエレベータかご装置である。
【0019】前記目的を達成するため、請求項6に対応
する発明は、前記天井ユニットに、該天井ユニットの内
側の表面形状を流面形に、さらに該天井ユニットの外側
表面には前記かご室奥行き方向に対して前半部分と後半
部分が対称的となるようにかご間口方向に直線部を設け
たことを特徴とする請求項2記載のエレベータかご装置
である。
する発明は、前記天井ユニットに、該天井ユニットの内
側の表面形状を流面形に、さらに該天井ユニットの外側
表面には前記かご室奥行き方向に対して前半部分と後半
部分が対称的となるようにかご間口方向に直線部を設け
たことを特徴とする請求項2記載のエレベータかご装置
である。
【0020】請求項5,6に対応する発明によれば、か
ご装置の仕様が左右あるいは奥行き方向に対称な場合、
そのいずれにおいても使用可能な部品形状を備えること
で、一体成形時に必要とされる型の製作費が省略できコ
ストダウンにつながる。
ご装置の仕様が左右あるいは奥行き方向に対称な場合、
そのいずれにおいても使用可能な部品形状を備えること
で、一体成形時に必要とされる型の製作費が省略できコ
ストダウンにつながる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータかご装
置の実施形態について図面を参照して説明する。 <第1の実施形態> (第1の実施形態の構成)本発明のエレベータかご装置
の第1の実施形態は、従来の人あるいは荷物等を積載す
るかご室と、そのかご室の周囲を取り囲みかご室が昇降
する際他の機器からの外力を受けるかご枠とを、一体成
形が可能となる強化プラスチック材料を用いて一体成形
した構造となっている。
置の実施形態について図面を参照して説明する。 <第1の実施形態> (第1の実施形態の構成)本発明のエレベータかご装置
の第1の実施形態は、従来の人あるいは荷物等を積載す
るかご室と、そのかご室の周囲を取り囲みかご室が昇降
する際他の機器からの外力を受けるかご枠とを、一体成
形が可能となる強化プラスチック材料を用いて一体成形
した構造となっている。
【0022】このように、従来存在していたかご枠部品
とかご室部品を強化プラスチック材料により一体成形す
ることで、部品点数・組立工数の削減あるいはかご装置
4の自重の軽量化を図ることができ、またかご装置4を
小型化することができる。
とかご室部品を強化プラスチック材料により一体成形す
ることで、部品点数・組立工数の削減あるいはかご装置
4の自重の軽量化を図ることができ、またかご装置4を
小型化することができる。
【0023】次に、以上述べたことを具体的に説明す
る。概略図1の分解斜視図のごとく、従来のかご室13
の天井17およびかご枠の上梁10を強化プラスチック
材料で一体成形した照明器具用穴29を有する天井ユニ
ット23と、従来のかご室側面の側板16およびかご枠
立枠11を強化プラスチック材料で一体成形した側板ユ
ニット24a,24bと、従来のかご床12およびかご
枠下梁9を強化プラスチック材料で一体成形したかご床
ユニット25とからなり、各ユニット23,24a,2
4b,25相互間は図示しないボルト等の締結部材によ
り分解可能に締結したものである。
る。概略図1の分解斜視図のごとく、従来のかご室13
の天井17およびかご枠の上梁10を強化プラスチック
材料で一体成形した照明器具用穴29を有する天井ユニ
ット23と、従来のかご室側面の側板16およびかご枠
立枠11を強化プラスチック材料で一体成形した側板ユ
ニット24a,24bと、従来のかご床12およびかご
枠下梁9を強化プラスチック材料で一体成形したかご床
ユニット25とからなり、各ユニット23,24a,2
4b,25相互間は図示しないボルト等の締結部材によ
り分解可能に締結したものである。
【0024】このように各ユニット23,24a,24
b,25毎に分解可能であるため、狭い昇降路内での組
立性・運搬性の向上が見込まれる。前記強化プラスチッ
ク材料としては、C−FRP(CarbonーFiber Rainforce
dPlasticsの略称でカーボン繊維強化プラスチック)、
GーFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、KーFR
P(ケブラー繊維強化プラスチック)、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、シリコンポリイミド樹脂のいずれか
を使用する。
b,25毎に分解可能であるため、狭い昇降路内での組
立性・運搬性の向上が見込まれる。前記強化プラスチッ
ク材料としては、C−FRP(CarbonーFiber Rainforce
dPlasticsの略称でカーボン繊維強化プラスチック)、
GーFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、KーFR
P(ケブラー繊維強化プラスチック)、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、シリコンポリイミド樹脂のいずれか
を使用する。
【0025】このように構成することにより、以下のよ
うな効果が得られる。すなわち、従来のかご枠、かご
床、かご室の一部をそれぞれ強化プラスチック材料によ
り一体成形したユニットとすることで部品点数の低減
と、かご自重減少に寄与するコストダウンや運搬・組立
性の向上が図れる。
うな効果が得られる。すなわち、従来のかご枠、かご
床、かご室の一部をそれぞれ強化プラスチック材料によ
り一体成形したユニットとすることで部品点数の低減
と、かご自重減少に寄与するコストダウンや運搬・組立
性の向上が図れる。
【0026】また、エレベータかご装置の小型化が得ら
れることにより、昇降路内作業スペースの拡大または昇
降路寸法の減少化あるいはかご装置以外の機器の大型化
等が得られる。
れることにより、昇降路内作業スペースの拡大または昇
降路寸法の減少化あるいはかご装置以外の機器の大型化
等が得られる。
【0027】さらに、強化プラスチック材料のもつ特性
から、従来の鋼板等の材料では得ることのできない複雑
な形状のかご室が製作可能になり、昇降路内のデッドス
ペース等を利用したかご室形状のデザイン等も可能にな
る。
から、従来の鋼板等の材料では得ることのできない複雑
な形状のかご室が製作可能になり、昇降路内のデッドス
ペース等を利用したかご室形状のデザイン等も可能にな
る。
【0028】また、昇降路におけるトップクリアラン
ス、ピット深さの縮小化をはかることができる。さら
に、各ユニットは強化プラスチック材料により一体成形
ものであることから、形状的な制約は少なく3次元的に
かなり自由な構造を得られる。従って、従来と同様の機
械的強度を兼ね備えていながら、軽量・コンパクト・低
コストのエレベータかご装置を提供することができる。
ス、ピット深さの縮小化をはかることができる。さら
に、各ユニットは強化プラスチック材料により一体成形
ものであることから、形状的な制約は少なく3次元的に
かなり自由な構造を得られる。従って、従来と同様の機
械的強度を兼ね備えていながら、軽量・コンパクト・低
コストのエレベータかご装置を提供することができる。
【0029】次に、図2〜図9を参照して、本発明によ
るエレベータかご装置(図1のユニットを組み立てた状
態)4の構成について説明する。図2はかご装置4をか
ご出入口側から見た図、図3はかご装置4をかご天井上
から見た図であり、かご奥行き方向に対して前半部と後
半部が対称的になるようにかご天井面直線部26が設け
られている。この直線部26には例えば点検SW、バッ
テリー、スピーカー等の電子機器あるいはかご枠補強
材、落下防止安全柵等の機械機器が取付られるようにな
っている。
るエレベータかご装置(図1のユニットを組み立てた状
態)4の構成について説明する。図2はかご装置4をか
ご出入口側から見た図、図3はかご装置4をかご天井上
から見た図であり、かご奥行き方向に対して前半部と後
半部が対称的になるようにかご天井面直線部26が設け
られている。この直線部26には例えば点検SW、バッ
テリー、スピーカー等の電子機器あるいはかご枠補強
材、落下防止安全柵等の機械機器が取付られるようにな
っている。
【0030】図4は図2におけるA−A線矢視図、具体
的にはかご室内の床上側から見た図、図5は図2におけ
るB−B線矢視図でかご室内側面を表す図である。この
かご装置は、従来のかご枠とかご室にあたる部分が一体
成形可能となる強化プラスチックを用いて構成されてい
る。
的にはかご室内の床上側から見た図、図5は図2におけ
るB−B線矢視図でかご室内側面を表す図である。この
かご装置は、従来のかご枠とかご室にあたる部分が一体
成形可能となる強化プラスチックを用いて構成されてい
る。
【0031】図6は、図5における断面C−C部分の詳
細図である。強度、振動、騒音に対する対策が必要な箇
所には、この断面図のように適宜強化プラスチック内に
発泡材15が挿入されている。
細図である。強度、振動、騒音に対する対策が必要な箇
所には、この断面図のように適宜強化プラスチック内に
発泡材15が挿入されている。
【0032】図7は、図5における断面D−D部分の詳
細図で、この図は従来の縦枠11とかご側板16を一体
成形した部分であり、構造部材としての機械的強度が必
要とされるため通常より大きい材料定数をもった高強度
強化プラスチック、例えばC−FRP22で一体構成さ
れている。
細図で、この図は従来の縦枠11とかご側板16を一体
成形した部分であり、構造部材としての機械的強度が必
要とされるため通常より大きい材料定数をもった高強度
強化プラスチック、例えばC−FRP22で一体構成さ
れている。
【0033】図8は、天井ユニット23の端部の構成図
で、かご室13が昇降する時に図12のガイドレール7
からの外力を受ける機器であるローラガイド18を取付
る為に、前記かご天井面直線部26(図3)のあらかじ
め一体成形部にインサートジョイント19が埋め込まれ
ている。かご床ユニット25の端部にもローラガイド1
8が取り付く様に同様な加工が施されている。
で、かご室13が昇降する時に図12のガイドレール7
からの外力を受ける機器であるローラガイド18を取付
る為に、前記かご天井面直線部26(図3)のあらかじ
め一体成形部にインサートジョイント19が埋め込まれ
ている。かご床ユニット25の端部にもローラガイド1
8が取り付く様に同様な加工が施されている。
【0034】図9は、図12におけるかご床12と下梁
9を、一体成形したかご床ユニット25の端部で、巻上
機2とかご装置4を結ぶロープ3が接続される箇所(ロ
ープヒッチ)の構成図である。この部分にもかご装置4
の自重をロープ3を通して外力として受ける機器である
シャックルロッド20、バネ21が設置できるように、
機械的強度向上を目的とした断面ほぼコ字状の補強部2
5aが平面部25bに一体成形してある。この場合、シ
ャックルロッド20は補強部25aおよび平面部25b
に形成されている貫通穴25ah,25bhに挿通さ
れ、シャックルロッド20の突出端部側の外周にバネ2
1が挿通され、突出端部に形成されている螺合部に座金
31を介してナット30が螺合され、この結果バネ21
の復元力によりロープ3に対して引っ張り力が作用する
ようになっている。
9を、一体成形したかご床ユニット25の端部で、巻上
機2とかご装置4を結ぶロープ3が接続される箇所(ロ
ープヒッチ)の構成図である。この部分にもかご装置4
の自重をロープ3を通して外力として受ける機器である
シャックルロッド20、バネ21が設置できるように、
機械的強度向上を目的とした断面ほぼコ字状の補強部2
5aが平面部25bに一体成形してある。この場合、シ
ャックルロッド20は補強部25aおよび平面部25b
に形成されている貫通穴25ah,25bhに挿通さ
れ、シャックルロッド20の突出端部側の外周にバネ2
1が挿通され、突出端部に形成されている螺合部に座金
31を介してナット30が螺合され、この結果バネ21
の復元力によりロープ3に対して引っ張り力が作用する
ようになっている。
【0035】前述したかご装置4の仕様が左右あるいは
奥行き方向に対称な場合、そのいずれにおいても使用可
能な部品形状を備えることで、一体成形時に必要とされ
る型の製作費が省略できコストダウンにつながる。
奥行き方向に対称な場合、そのいずれにおいても使用可
能な部品形状を備えることで、一体成形時に必要とされ
る型の製作費が省略できコストダウンにつながる。
【0036】(実施形態の効果)以上述べたように第1
の本実施形態によれば、従来のエレベータかご枠部品と
かご室を一体成形可能なFRP等の強化プラスチックに
より構成することで、従来よりも部品点数の大幅な削減
・かご自重の軽量化が得られ、その波及効果として部品
点数削減によるコストダウン、あるいは軽量化に起因す
る周辺機器のコストダウンが達成できる。
の本実施形態によれば、従来のエレベータかご枠部品と
かご室を一体成形可能なFRP等の強化プラスチックに
より構成することで、従来よりも部品点数の大幅な削減
・かご自重の軽量化が得られ、その波及効果として部品
点数削減によるコストダウン、あるいは軽量化に起因す
る周辺機器のコストダウンが達成できる。
【0037】また、かご装置がコンパクト化されること
により、昇降路面積の縮小化・組立作業エリアの拡大等
の効果が見込まれる。さらに、かご装置が左右で対称的
な仕様においても共通の部品を使用できるため、FRP
等の強化プラスチック材の一体成形時の際に必要とされ
る型代が不必要になり、コストダウンが達成できる。
により、昇降路面積の縮小化・組立作業エリアの拡大等
の効果が見込まれる。さらに、かご装置が左右で対称的
な仕様においても共通の部品を使用できるため、FRP
等の強化プラスチック材の一体成形時の際に必要とされ
る型代が不必要になり、コストダウンが達成できる。
【0038】また、かご奥行き方向に対して前半部と後
半部で対称的な仕様においても共通の部品が仕様できる
ため、強化プラスチック材の一体成形時の際に必要とさ
れる型代が不必要になり、コストダウンが達成できる。
半部で対称的な仕様においても共通の部品が仕様できる
ため、強化プラスチック材の一体成形時の際に必要とさ
れる型代が不必要になり、コストダウンが達成できる。
【0039】<第2の実施形態>以上述べた第1の実施
形態では、かご枠部品とかご室部品との一体成形につい
て述べたが、図5の斜線部分の様に、かご枠をサポート
する補強部27についても一体成形で前記と同様な効果
を得ることができる。
形態では、かご枠部品とかご室部品との一体成形につい
て述べたが、図5の斜線部分の様に、かご枠をサポート
する補強部27についても一体成形で前記と同様な効果
を得ることができる。
【0040】また、前記実施形態では一体成形時の断面
形状を一例として図7のように示したが、空間的余裕が
あれば、例えば図10のようにリブ形状28で構成し断
面係数を大きくとり構造的に強度を確保しても、同様な
効果が得られる。
形状を一例として図7のように示したが、空間的余裕が
あれば、例えば図10のようにリブ形状28で構成し断
面係数を大きくとり構造的に強度を確保しても、同様な
効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば従来
のエレベータかご枠部品とかご室を一体成形可能なFR
P等の強化プラスチックにより構成することで、高強度
・軽量化・部品点数の低減・コストダウンが図れ、また
運搬性・組立性に優れ、昇降路寸法の縮小化に対応でき
るエレベータかご装置を提供することができる。
のエレベータかご枠部品とかご室を一体成形可能なFR
P等の強化プラスチックにより構成することで、高強度
・軽量化・部品点数の低減・コストダウンが図れ、また
運搬性・組立性に優れ、昇降路寸法の縮小化に対応でき
るエレベータかご装置を提供することができる。
【図1】本発明のエレベータかご装置の第1の実施形態
の概略構成を示す分解斜視図。
の概略構成を示す分解斜視図。
【図2】本発明のエレベータかご装置の第1の実施形態
をかご出入口側から見た図。
をかご出入口側から見た図。
【図3】本発明のエレベータかご装置の第1の実施形態
をかご天井上から見た図。
をかご天井上から見た図。
【図4】本発明のエレベータかご装置の第1の実施形態
をかご床上から見た図(図4のAーA矢視図)。
をかご床上から見た図(図4のAーA矢視図)。
【図5】本発明のエレベータかご装置の第1の実施形態
をかご室内側面図(図4のBーB矢視図)。
をかご室内側面図(図4のBーB矢視図)。
【図6】本発明のエレベータかご装置の第1の実施形態
の一部であって図4の断面C−C部分の詳細図。
の一部であって図4の断面C−C部分の詳細図。
【図7】本発明のエレベータかご装置の第1の実施形態
の一部であって図4の断面D−D部分の詳細図。
の一部であって図4の断面D−D部分の詳細図。
【図8】本発明のエレベータかご装置の第1の実施形態
の一部であってローラガイド取付部の詳細図。
の一部であってローラガイド取付部の詳細図。
【図9】本発明のエレベータかご装置の第1の実施形態
の一部であってロープヒッチ部を示す断面図。
の一部であってロープヒッチ部を示す断面図。
【図10】本発明のエレベータかご装置の第2の実施形
態の一部であって一体成形時の断面形状を示す図。
態の一部であって一体成形時の断面形状を示す図。
【図11】従来のつるべ式エレベータシステムの構成を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図12】従来の巻胴式エレベータシステムの構成を示
す斜視図。
す斜視図。
【図13】従来の一般的なかご装置の一例を説明するた
めの斜視図。
めの斜視図。
1…機械室 2…巻上機 3…ロープ 4…かご装置 5…ウェイト 6…昇降路 7…ガイドレール 8…シーブ 9…下梁 10…上梁 11…縦枠 12…かご床 13…かご室 14…非常止め装置 15…発泡材 16…かご側板 17…天井 18…ローラガイド 19…インサートジョイント 20…シャックルロッド 21…バネ 22…高強度強化プラスチック 23…天井と上梁を一体成形した天井ユニット 24a…側板と縦枠を一体成形した側板ユニット 24b…側板と縦枠を一体成形した側板ユニット 25…かご床と下梁を一体成形したかご床ユニット 26…かご天井面直線部 27…かご枠をサポートする補強部 28…リブ形状 29…照明器具用穴
Claims (6)
- 【請求項1】 昇降路内に設置されたガイドレールに沿
って昇降可能なかご室、ならび該かご室の周囲を取り囲
み該かご室が昇降する際他の機器からの外力を受けるか
ご枠を備えたエレベータかご装置において、 前記かご室ならびに前記かご枠を、一体成形が可能な強
化プラスチック材料を用いて成形したことを特徴とする
エレベータかご装置。 - 【請求項2】 昇降路内に設置されたガイドレールに沿
って昇降可能であって、かご床面部材、側壁部材、背面
壁部材、天井部材からなるかご室ならびに前記かご床面
部材の外周側に配設される下梁、前記側壁部材の外周側
に配設される縦枠、前記天井部材の外周側に配設される
上梁からなり前記かご室が昇降する際他の機器からの外
力を受けるかご枠を備えたエレベータかご装置におい
て、 前記天井部材と前記上梁を強化プラスチック材料により
一体成形した天井ユニットと、前記側壁部材と前記縦枠
を強化プラスチック材料により一体成形した側壁ユニッ
トと、前記かご床面部材と前記下梁を強化プラスチック
材料により一体成形したかご床ユニットからなり、各ユ
ニット相互ならびに前記背面壁部材同士を連結したこと
を特徴とするエレベータかご装置。 - 【請求項3】 前記天井ユニットに、前記ガイドレール
からの外力を受ける機器を取り付けるための部材を一体
成形したことを特徴とする請求項2記載のエレベータか
ご装置。 - 【請求項4】 前記側壁ユニットに、前記かご室と前記
かご枠からなるかご装置と、該かご装置を昇降させるた
めの巻上機をつなぐロープからの外力を受ける機器を取
り付ける部材を一体成形したことを特徴とする請求項2
記載のエレベータかご装置。 - 【請求項5】 前記かご装置を構成するかご室およびか
ご枠の部品をエレベータホールより見て前記かご装置の
間口方向中心線に対して左右の部品を入れ替えた場合の
仕様においても、そのまま使用できるような分割ユニッ
トで構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項
4のいずれかに記載のエレベータかご装置。 - 【請求項6】 前記天井ユニットに、該天井ユニットの
内側の表面形状を流面形に、さらに該天井ユニットの外
側表面には前記かご室奥行き方向に対して前半部分と後
半部分が対称的となるようにかご間口方向に直線部を設
けたことを特徴とする請求項2記載のエレベータかご装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22531896A JPH1067479A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | エレベータかご装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22531896A JPH1067479A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | エレベータかご装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067479A true JPH1067479A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16827483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22531896A Pending JPH1067479A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | エレベータかご装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1067479A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7625097B2 (en) | 2002-09-06 | 2009-12-01 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Illuminated elevator including cold-cathode flourescent lamp |
CN105775967A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-07-20 | 韦伯电梯有限公司 | 一种电梯轿底加强筋 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP22531896A patent/JPH1067479A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7625097B2 (en) | 2002-09-06 | 2009-12-01 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Illuminated elevator including cold-cathode flourescent lamp |
CN105775967A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-07-20 | 韦伯电梯有限公司 | 一种电梯轿底加强筋 |
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