JPH1067166A - インクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録方法

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JPH1067166A
JPH1067166A JP8226285A JP22628596A JPH1067166A JP H1067166 A JPH1067166 A JP H1067166A JP 8226285 A JP8226285 A JP 8226285A JP 22628596 A JP22628596 A JP 22628596A JP H1067166 A JPH1067166 A JP H1067166A
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JP
Japan
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ink
transparent solvent
weight
transparent
water
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JP8226285A
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English (en)
Inventor
Toshio Fukuda
敏生 福田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドットの小径化を図るインクと透明溶媒を提
供し、高品位な画像等を形成することを可能とするイン
クジェット記録方法の提供。 【解決手段】 水溶性染料、水、水溶性有機溶剤を有す
るインクと、このインクと相溶しない有機溶剤あるいは
水不溶である油溶性樹脂を有する透明溶媒とをプリンタ
ヘッドにおいて混合して混合インクを形成し、この混合
インクをプリンタヘッドから記録媒体に吐出して印字ま
たは印画することを特徴とする。 【効果】 ドットを小径化することができ、高品位な画
像等を形成することができる。また、透明溶媒に水不溶
である油溶性樹脂を有するものでは、耐水性を向上させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
方法に関し、さらに詳しくは、インクと溶媒とをプリン
トヘッドにおいて混合して混合インクを形成し、この混
合インクをプリントヘッドから記録媒体に吐出して印字
または印画するインクジェット記録方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスまたは個人的にもディス
クトップパブリッシングと称されるコンピュータによる
文書作成が行われており、コンピュータのディスプレー
に表示された画像等を印画紙にプリントアウトする場
合、銀塩写真と略同等の印画品質が要求され、高品位な
印画品質を得る為には中間調の表示による階調表現が重
要となる。そして、印画紙にプリントアウトする手段と
しては、電界や熱、圧力等を駆動源としてノズルからイ
ンクの液滴を吐出する、所謂インクジェット記録方式に
よるプリンタが低騒音、高速印字に好適である為、急速
に普及しつつある。インクジェット記録方式に供される
印画紙には、ノズルから吐出されたインクを受容する染
料受容層が形成されており、インクとしては水溶性の直
接染料や酸性染料が主に使用されている。また、染料受
容層には染料を親和性に優れた水溶性高分子、有機また
は無機の填料、その他染料浸透性や滲みを制御する補助
的物質が配合されている。
【0003】インクジェット記録方式におけるプリンタ
ヘッド構造の一例について、概略断面図である図9と、
図9におけるB方向から見たオリフィスプレート1の概
略平面図である図10とを参照して説明する。図9に示
したように、プリンタヘッドは、第一のプレート11、
第二のプレート12および第三のプレート13が積層さ
れたオリフィスプレート1、インク容器2および希釈液
容器7の三つの部分から概略構成されている。第一のプ
レート11には何れも開口孔であるインク供給口111
および希釈液供給口113が形成され、第二のプレート
12にはインク供給口111および希釈液供給口113
に臨んでインク流路121が形成され、第三のプレート
13にはインクと希釈液との混合液を吐出する開口孔で
あるノズル131が希釈液供給口113に臨む位置に形
成されている。
【0004】オリフィスプレート1のインク供給口11
1側には、このインク供給口111に臨んで開口する空
洞状のインク溜まり22を有するインク容器2が取り付
けられ、希釈液供給口113側には、この希釈液供給口
113に臨んで開口する空洞状の希釈液溜まり72を有
する希釈液容器7が取り付けられている。また、インク
容器2の外壁側面にはインク駆動部23が設けられ、希
釈液容器7の外壁側面には希釈液駆動部73が各々設け
られており、インク導入口21から供給されインク溜ま
り22に収納されたインクをインク供給口111、イン
ク流路121、ノズル131へと導き、希釈液導入口7
1から供給され希釈液溜まり72に収納された希釈液を
希釈液供給口113からノズル131へと導くように構
成されている。このインク駆動部23および希釈液駆動
部73は、バイモルフ等の圧電素子、電磁変換素子や電
歪素子等を利用したアクチュエータ等で構成されてい
る。
【0005】図9ではインク容器2の外壁側面にインク
駆動部23を設け、希釈液容器7の外壁側面に希釈液駆
動部73を設けたものを示したが、インク容器2の内壁
側面にインク駆動部23を設け、希釈液容器7の内壁側
面に希釈液駆動部73を設けたものでも良い。また、第
三のプレート13におけるノズル131を希釈液供給口
113に臨む位置に形成したものを示したが、ノズル1
31をインク供給口111に臨む位置に形成しても良
い。さらに、図10に示したインク供給口111および
希釈液供給口113の平面形状として円形のものを示し
たが、楕円形や四角形などの多角形状であっても良く、
さらに、インク流路121はインク供給口111から希
釈液供給口113に向けて次第に狭くなるテーパ状に形
成したものを示したが、逆に次第に拡張するテーパ状の
ものでも良い。そして、ノズル131部におけるインク
流路121の形状は、ノズル131と同一に形成されて
おりノズル131の一部を構成している。
【0006】以下、プリンタヘッドの動作について、図
9と同様のプリンタヘッドの概略断面図である図11な
いし図15を参照して説明する。先ず、図11に示した
ように、インクカートリッジ(図示せず)内のインク
は、インク導入口21からインク溜まり22を経てイン
ク供給口111さらにインク流路121に充填され、ノ
ズル131を臨むインク流路121の先端部において毛
細管現象によりメニスカスMiが形成される。また同時
に、希釈液カートリッジ(図示せず)内の希釈液は、希
釈液導入口71から希釈液溜まり72を経て希釈液供給
口113に充填され、ノズル131を臨む側において毛
細管現象によりメニスカスMdが形成される。
【0007】次に、図12に示したように、インク駆動
部23にパルス電圧を供給してインク容器2の外壁側面
に圧力を加え、インク溜まり22の内圧を大にする。こ
の結果、メニスカスMiの先端は希釈液供給口113に
おいてインク滴4を形成する。インク滴4の体積は、イ
ンク駆動部23に印加するパルス電圧やパルス幅、パル
ス数等により制御することができる。
【0008】次に、図13に示したように、インク駆動
部23に印加していたパルス電圧の供給をOFFすれ
ば、メニスカスMiはインク流路121の先端部に後退
するが希釈液供給口113にはインク滴4が残される。
このインク滴4が独立して存在する時間は極めて短時間
である。即ち、インク滴4は希釈液供給口113に露出
している希釈液のメニスカスMdと直ちに混合し、図1
4に示したように、希釈インク5となる。この希釈イン
ク5のインクと希釈液との混合比は、前述したインク駆
動部23に印加するパルス電圧やパルス幅、パルス数等
により制御されており、中間調の濃度表現等はこの段階
で調整される。
【0009】次に、図15に示したように、希釈液駆動
部73にパルス電圧を供給して希釈液容器7の外壁側面
に圧力を加え、希釈液溜まり72の内圧を大にする。こ
の結果、希釈液供給口113に形成されていた希釈イン
ク5がノズル131の方向に移動するとともにノズル1
31から噴出インク6となって吐出される。噴出インク
6は表面張力により略球形状となり、専用紙や普通紙等
の記録媒体(図示せず)に付着する。
【0010】以上が一サイクルの吐出動作であり、この
サイクルを繰り返して記録媒体上に印字または印画が行
われる。なお、カラー画像等の場合にはイエロー、マゼ
ンタ、シアンおよびブラック等に対応した4個一組をプ
リンタヘッドとし、プリンタヘッドアッセンブリをライ
ン上に多数個並列して画像等を形成することができる。
このようなプリンタヘッドによれば、1ドット毎に正
確な中間調表現が可能であり、自然画像等のプリントア
ウトが可能となる。
【0011】ところで、このようなオンデマンドタイプ
のインクジェット記録方式は、ピエゾ素子や発熱素子に
印加するパルス電圧やパルス幅を変調して吐出するイン
クの滴液サイズを制御して印字ドットの径を可変として
階調表現するものであり、インク駆動部23に印加する
パルス電圧やパルス幅を小にしすぎるとノズルからイン
クが吐出しない虞があり、最小滴液径に限界があった。
従って、形成されたドットにはざらつきがあり、写真の
ような高品位な画像等を形成することが困難であった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ドッ
トの小径化を図るインクと透明溶媒を提供し、高品位画
像等の形成を可能とするインクジェット記録方法を提供
することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のインクジェット記録方法は、水溶性染料、
水、水溶性有機溶剤を有するインクと、このインクと相
溶しない有機溶剤あるいは水不溶である油溶性樹脂を有
する透明溶媒とをプリンタヘッドにおいて混合して混合
インクを形成し、この混合インクをプリンタヘッドから
記録媒体に吐出して印字または印画することを特徴とす
る。ここで言う混合インクは、透明溶媒とインクとが分
離した状態のものであり、インクが透明溶媒によって希
釈されたものではない。
【0014】上述した手段によれば、染料を有するイン
クが透明溶媒中に分散することがないので、印字または
印画のドットは染料を有するインクのみの大きさで形成
することができ、ドットを小径化する作用がある。ま
た、透明溶媒に水不溶である油溶性樹脂を有するもので
は、耐水性を向上させる作用がある。
【0015】上記した水溶性染料としては、水溶性アニ
オン染料(水溶性直接染料および水溶性酸性染料)と水
溶性カチオン染料が挙げられる。
【0016】水溶性アニオン染料としては、発色団とし
てモノアゾ基、ジスアゾ基、アントラキノン骨格、トリ
フェニルメタン骨格等を有し、さらに分子中に1ないし
3個のスルホン酸基またはカルボキシル基等の陰イオン
性の水溶性基を有するものが使用でき、以下にその具体
例を示す。
【0017】イエロー系直接染料の一例としては、C.
I.ダイレクトイエロー1、(以下、C.I.ダイレク
トイエローを同と略記する)同8、同11、同12、同
24、同26、同27、同28、同33、同39、同4
4、同50、同58、同85、同86、同87、同8
8、同89、同98、同100、同110等が挙げられ
る。
【0018】マゼンタ系直接染料の一例としては、C.
I.ダイレクトレッド1、(以下、C.I.ダイレクト
レッドを同と略記する)同2、同4、同9、同11、同
13、同17、同20、同23、同24、同28、同3
1、同33、同37、同39、同44、同46、同6
2、同63、同75、同79、同80、同81、同8
3、同84、同89、同95、同99、同113、同1
97、同201、同218、同220、同224、同2
25、同226、同227、同228、同229、同2
30、同321等が挙げられる。
【0019】シアン系直接染料の一例としては、C.
I.ダイレクトブルー1、(以下、C.I.ダイレクト
ブルーを同と略記する)同2、同6、同8、同15、同
22、同25、同41、同71、同76、同77、同7
8、同80、同86、同90、同98、同106、同1
08、同120、同158、同160、同163、同1
65、同168、同192、同193、同194、同1
95、同196、同199、同200、同201、同2
02、同203、同207、同225、同226、同2
36、同237、同246、同248、同249等が挙
げられる。
【0020】ブラック系直接染料の一例としては、C.
I.ダイレクトブラック17、(以下、C.I.ダイレ
クトブラックを同と略記する)同19、同22、同3
2、同38、同51、同56、同62、同71、同7
4、同75、同77、同94、同105、同106、同
107、同108、同112、同113、同117、同
118、同132、同133、同146等が挙げられ
る。
【0021】イエロー系酸性染料としては、C.I.ア
シッドイエロー1、(以下、C.I.アシッドイエロー
を同と略記する)同3、同7、同11、同17、同1
9、同23、同25、同29、同36、同38、同4
0、同42、同44、同49、同59、同61、同7
0、同72、同75、同76、同78、同79、同9
8、同99、同110、同111、同112、同11
4、同116、同118、同119、同127、同12
8、同131、同135、同141、同142、同16
1、同162、同163、同164、同165等が挙げ
られる。
【0022】マゼンタ系酸性染料としては、C.I.ア
シッドレッド1、(以下、C.I.アシッドレッドを同
と略記する)同6、同8、同9、同13、同14、同1
8、同26、同27、同32、同35、同37、同4
2、同51、同52、同57、同75、同77、同8
0、同82、同83、同85、同87、同88、同8
9、同92、同94、同97、同106、同111、同
114、同115、同117、同118、同119、同
129、同130、同131、同133、同134、同
138、同143、同145、同154、同155、同
158、同168、同180、同183、同184、同
186、同194、同198、同199、同209、同
211、同215、同216、同217、同219、同
249、同252、同254、同256、同257、同
262、同265、同266、同274、同276、同
282、同283、同303、同317、同318、同
320、同321、同322等が挙げられる。
【0023】シアン系酸性染料としては、C.I.アシ
ッドブルー1、(以下、C.I.アシッドブルーを同と
略記する)同7、同9、同15、同22、同23、同2
5、同27、同29、同40、同41、同43、同4
5、同54、同59、同60、同62、同72、同7
4、同78、同80、同82、同83、同90、同9
2、同93、同100、同102、同104、同11
2、同113、同117、同120、同126、同12
7、同129、同130、同131、同138、同14
0、同142、同143、同151、同154、同15
8、同161、同166、同167、同168、同17
0、同171、同175、同182、同183、同18
4、同187、同192、同199、同203、同20
5、同229、同234、同236等が挙げられる。
【0024】ブラック系酸性染料としては、C.I.ア
シッドブラック1、(以下、C.I.アシッドブラック
を同と略記する)同2、同7、同24、同26、同2
9、同31、同44、同48、同50、同51、同5
2、同58、同60、同62、同63、同64、同6
7、同72、同76、同77、同94、同107、同1
08、同109、同110、同112、同115、同1
18、同119、同121、同122、同131、同1
32、同139、同140、同155、同156、同1
57、同158、同159、同191等が挙げられる。
【0025】水溶性カチオン染料としては、アミン塩ま
たは第四級アンモニウム基を有するアゾ染料、トリフェ
ニルメタン染料、アジン染料、オキサジン染料、チアジ
ン染料等が使用でき、以下にその具体例を示す。
【0026】イエロー系の一例としては、C.I.ベー
シックイエロー1、(以下、C.I.ベーシックイエロ
ーを同と略記する)同2、同11、同13、同14、同
19、同21、同25、同28、同32、同33、同3
4、同35、同36等が挙げられる。
【0027】マゼンタ系の一例としては、C.I.ベー
シックレッド1、(以下、C.I.ベーシックレッドを
同と略記する)同2、同9、同12、同13、同14、
同15、同17、同18、同22、同23、同24、同
27、同29、同32、同38、同39、同40、C.
I.ベーシックバイオレッド7、(以下、C.I.ベー
シックバイオレッドを同と略記する)同10、同15、
同21、同25、同26、同27、同28等が挙げられ
る。
【0028】シアン系の一例としては、C.I.ベーシ
ックブルー1、(以下、C.I.ベーシックブルーを同
と略記する)同3、同5、同7、同9、同19、同2
1、同22、同24、同25、同26、同28、同2
9、同40、同41、同44、同45、同47、同5
4、同58、同59、同60、同64、同65、同6
6、同67、同68、同75等が挙げられる。
【0029】ブラック系の一例としては、C.I.ベー
シックブラック2、C.I.ベーシックブラック8等が
挙げられる。
【0030】水溶性有機溶剤としては、脂肪族一価アル
コールや多価アルコールおよびその誘導体等が使用で
き、以下にその具体例を示す。
【0031】脂肪族一価アルコールとしては、メチルア
ルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、i−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
s−ブチルアルコール、t−ブチルアルコール等の低級
アルコールが挙げられる。これ等脂肪族一価アルコール
のなかではエチルアルコール、i−プロピルアルコー
ル、n−プロピルアルコールが特に好ましいものであ
る。これ等脂肪族一価アルコールはインクの表面張力の
調整剤として作用するとともに、普通紙や専用紙等の記
録媒体への浸透性、ドット形成性、乾燥性を向上させる
作用がある。
【0032】多価アルコールとしては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、グリ
セロール等のアルキレングリコール類、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリアルキレン
グリコール、チオジグリコール等が挙げられる。多価ア
ルコール誘導体としては、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、
エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノメチルエーテル等の低級アルキルエーテ
ル類、エチレングリコールジアセテート等の低級カルボ
ン酸エステル等が挙げられる。これ等多価アルコールお
よびその誘導体は、ノズルの目詰まりを防止するととも
に、氷点温度を下げて保存性を向上させる作用がある。
【0033】水に相溶しない油溶性樹脂としては、ポリ
エステル樹脂、セルロースアセテート樹脂、塩化ビニル
酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン樹脂等が挙げられ
る。これ等の樹脂は、若干の吸湿性を有するものであっ
ても水に対しては全く溶解しないものであることが肝要
である。
【0034】インクにはさらに、モノ、ジ、トリエタノ
ールアミン等のアルコールアミン類、ジメチルホルムア
ミド等のアミド類、アセトン、メチルエチルケトン等の
ケトン類、ジオキサン等のエーテル類、各種界面活性
剤、pH調整剤、防腐防かび剤等を任意に添加しても良
い。
【0035】
【実施例】本発明は従来用いていた希釈液のかわりに、
インクと相溶しない透明媒体を用いた点に特徴を有す
る。以下、本発明を適用したプリンタヘッド構造の一例
について、概略断面図である図1と、図1におけるA方
向から見たオリフィスプレートの概略平面図である図2
とを参照して説明する。なお、図中の構成要素で従来の
技術と同様の構造を成しているものについては、同一の
参照符号を付すものとする。
【0036】図1に示したように、プリンタヘッドは、
第一のプレート11、第二のプレート12および第三の
プレート13が積層されたオリフィスプレート1、イン
ク容器2および透明溶媒容器3の三つの部分から概略構
成されている。第一のプレート11には何れも開口孔で
あるインク供給口111および透明溶媒供給口112が
形成され、第二のプレート12にはインク供給口111
および透明溶媒供給口112に臨んでインク流路121
が形成され、第三のプレート13にはインクと透明溶媒
との混合液を吐出する開口孔であるノズル131が透明
溶媒供給口112に臨む位置に形成されている。
【0037】オリフィスプレート1のインク供給口11
1側には、このインク供給口111に臨んで開口する空
洞状のインク溜まり22を有するインク容器2が取り付
けられ、透明溶媒供給口112側には、この透明溶媒供
給口112に臨んで開口する空洞状の透明溶媒溜まり3
2を有する透明溶媒容器3が取り付けられている。ま
た、インク容器2の外壁側面にはインク駆動部23が設
けられ、透明溶媒容器3の外壁側面には透明溶媒駆動部
33が各々設けられており、インク導入口21から供給
されインク溜まり22に収納されたインクをインク供給
口111、インク流路121、ノズル131へと導き、
透明溶媒導入口31から供給され透明溶媒溜まり32に
収納された透明溶媒を透明溶媒供給口112からノズル
131へと導くように構成されている。このインク駆動
部23および透明溶媒駆動部33は、バイモルフ等の圧
電素子、電磁変換素子や電歪素子等を利用したアクチュ
エータ等で構成されている。
【0038】図1ではインク容器2の外壁側面にインク
駆動部23を設け、透明溶媒容器3の外壁側面に透明溶
媒駆動部33を設けたものを示したが、インク容器2の
内壁側面にインク駆動部23を設け、透明溶媒容器3の
内壁側面に透明溶媒駆動部33を設けたものでも良い。
また、第三のプレート13におけるノズル131を透明
溶媒供給口112に臨む位置に形成したものを示した
が、ノズル131をインク供給口111に臨む位置に形
成しても良い。さらに、図2に示したインク供給口11
1および透明溶媒供給口112の平面形状として円形の
ものを示したが、楕円形や四角形などの多角形状であっ
ても良く、さらに、インク流路121はインク供給口1
11から透明溶媒供給口112に向けて次第に狭くなる
テーパ状に形成したものを示したが、逆に次第に拡張す
るテーパ状のものでも良い。そして、ノズル131部に
おけるインク流路121の形状は、ノズル131と同一
に形成されておりノズル131の一部を構成している。
【0039】以下、プリンタヘッドの動作について、図
1と同様のプリンタヘッドの概略断面図である図3ない
し図7を参照して説明する。なお、図中の構成要素で従
来の技術と同様の構造を成しているものについては、同
一の参照符号を付すものとする。
【0040】先ず、図3に示したように、インクカート
リッジ(図示せず)内のインクは、インク導入口21か
らインク溜まり22を経てインク供給口111さらにイ
ンク流路121に充填され、ノズル131を臨むインク
流路121の先端部において毛細管現象によりメニスカ
スMiが形成される。また同時に、透明溶媒カートリッ
ジ(図示せず)内の透明溶媒は、透明溶媒導入口31か
ら透明溶媒溜まり32を経て透明溶媒供給口112に充
填され、ノズル131を臨む側において毛細管現象によ
りメニスカスMdが形成される。
【0041】次に、図4に示したように、インク駆動部
23にパルス電圧を供給してインク容器2の外壁側面に
圧力を加え、インク溜まり22の内圧を大にする。この
結果、メニスカスMiの先端は透明溶媒供給口112に
おいてインク滴4を形成する。インク滴4の体積は、イ
ンク駆動部23に印加するパルス電圧やパルス幅、パル
ス数等により制御することができる。
【0042】次に、図5に示したように、インク駆動部
23に印加していたパルス電圧の供給をOFFすれば、
メニスカスMiはインク流路121の先端部に後退する
が透明溶媒供給口112にはインク滴4が残される。こ
のインク滴4が独立して存在する時間は極めて短時間で
ある。即ち、インク滴4は透明溶媒供給口112に露出
している透明溶媒のメニスカスMd側に導かれ、図6に
示したように、メニスカスMd中央部にインク滴4が浮
かんだ状態となる。
【0043】次に、図7に示したように、透明溶媒駆動
部33にパルス電圧を供給して透明溶媒容器3の外壁側
面に圧力を加え、透明溶媒溜まり32の内圧を大にす
る。この結果、ノズル131からは透明溶媒にインク滴
4を包んだ略球形状の噴出インク6が吐出され、専用紙
や普通紙等の記録媒体(図示せず)に付着する。
【0044】以上が一サイクルの吐出動作であり、この
サイクルを繰り返して記録媒体上に印字または印画が行
われる。なお、カラー画像等の場合にはイエロー、マゼ
ンタ、シアンおよびブラック等に対応した4個一組をプ
リンタヘッドとし、プリンタヘッドアッセンブリをライ
ン上に多数個並列して画像等を形成することができる。
このように、キャリアジェット方式のプリンタヘッド
によれば、1ドット毎に正確な中間調表現が可能であ
り、自然画像等のプリントアウトが可能となる。
【0045】以下、インクと透明溶媒の具体的な組成の
実施例と、これ等の比較例を示し説明する。なお、イン
クのサンプルはインクAないしFの6種類を用意し、透
明溶媒のサンプルは透明溶媒AないしGの7種類、比較
例のサンプルは比較例HないしPの9種類、計16種類
を用意した。以下にその組成を示す。
【0046】インクA C.I.ダイレクトイエロー87 3重量% (水溶性染料) 水 74.9重量% イソプロピルアルコール 7重量% ジエチレングリコール 15重量% 非イオン性界面活性剤 0.1重量% (商品名エマルゲン985、花王(株)社製)
【0047】インクB C.I.ダイレクトレッド83 3重量% (水溶性染料) 水 76重量% エチレングリコールモノメチルエーテル 10重量% ジエチレングリコール 10重量%
【0048】 インクC C.I.ダイレクトブルー6 3重量% (水溶性染料) 水 60重量% N−メチルピロリドン 15重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 15重量% グリセリン 7重量%
【0049】インクD C.I.アシッドイエロー23 5重量% (水溶性染料) 水 64重量% エタノール 5重量% ポリエチレングリコールMW200 10重量% プロピレングリコールモノメチルエーテル 15重量% トリエタノールアミン 1重量%
【0050】インクE C.I.アシッドレッド52 5重量% (水溶性染料) 水 50重量% イソプロピルアルコール 5重量% エチレングリコール 20重量% エチレングリコールモノエチルエーテル 20重量%
【0051】インクF C.I.アシッドブルー9 5重量% (水溶性染料) 水 64.9重量% ホルムアミド 15重量% ジエチレングリコール 15重量% 非イオン性界面活性剤 0.1重量% (商品名エマルゲン985、花王(株)社製)
【0052】本発明を適用した透明溶媒A トルエン 100重量%
【0053】 本発明を適用した透明溶媒B ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル 100重量% (水溶性4.8%)
【0054】本発明を適用した透明溶媒C プロピレングリコールモノブチルエーテル 50重量% (水溶性6.4%) ジエチレングリコールブチルエーテル 50重量% (水溶性0.3%)
【0055】本発明を適用した透明溶媒D セルロースアセテート樹脂 10重量% (商品名CAB551−0.2、KODAK社製) メチルエチルケトン 45重量% トルエン 45重量%
【0056】本発明を適用した透明溶媒E セルロースアセテート樹脂 30重量% (商品名CAB551−0.01、KODAK社製) メチルエチルケトン 35重量% トルエン 35重量%
【0057】本発明を適用した透明溶媒F ポリエステル樹脂 5重量% (商品名バイロン#200、東洋紡社製) トルエン 95重量%
【0058】本発明を適用した透明溶媒G 塩化ビニル酢酸ビニル共重合体 1重量% (商品名#1000GK、電気化学工業社製) トルエン 99重量%
【0059】比較例の透明溶媒H 水 100重量%
【0060】比較例の透明溶媒I 水 77.9重量% イソプロピルアルコール 7重量% ジエチレングリコール 15重量% 非イオン性界面活性剤 0.1重量% (商品名エマルゲン985、花王(株)社製)
【0061】比較例の透明溶媒J 水 79重量% エチレングリコールモノメチルエーテル 10重量% ジエチレングリコール 10重量%
【0062】 比較例の透明溶媒K 水 63重量% N−メチルピロリドン 15重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 15重量% グリセリン 7重量%
【0063】比較例の透明溶媒L 水 69重量% エタノール 5重量% ポリエチレングリコールMW200 10重量% プロピレングリコールモノメチルエーテル 15重量% トリエタノールアミン 1重量%
【0064】比較例の透明溶媒M 水 55重量% イソプロピルアルコール 5重量% エチレングリコール 20重量% エチレングリコールモノエチルエーテル 20重量%
【0065】比較例の透明溶媒N 水 69.9重量% ホルムアミド 15重量% ジエチレングリコール 15重量% 非イオン性界面活性剤 0.1重量% (商品名エマルゲン985、花王(株)社製)
【0066】比較例の透明溶媒O ポリウレタンエマルジョン 100重量% (商品名スーパーフレックス300、第一工業製薬
(株)社製)
【0067】比較例の透明溶媒P ポリスチレンエマルジョン 50重量% (商品名Nipol LX410、日本ゼオン(株)社
製) 水 50重量%
【0068】そして、インク駆動部のパルス電圧および
パルス幅の調整を行って上記したインクAないしFを定
量し、上記した透明溶媒AないしPと混合した混合イン
クをプリントヘッドで形成して一般に市販されているイ
ンクジェット用紙に吐出して付着させ、形成されたドッ
トについて下記評価基準で評価した。結果を表1に示
す。図8(a)に示したように、透明媒体の内側にイン
ク滴液が形成されドットの小径化が図られていたものに
は○。図8(b)に示したように、インクが透明媒体中
に拡散した状態となりドットの小径化ができなかったも
のには×。
【0069】
【表1】
【0070】また、本発明を適用した透明溶媒のうち、
透明溶媒DないしGおよび比較例の透明溶媒HないしP
では、印画したインクジェット用紙を3時間水に浸漬
し、染料の滲みや溶出を目視で評価した。評価基準を以
下に示し、結果を表2に示す。水中への染料の溶出がな
く、印画の滲みも見られなかったものは○。水中への染
料の溶出はないが、印画の滲みが確認できるものは△。
水中への染料の溶出が生じているものは×。
【0071】
【表2】
【0072】表1から明らかなように、インクと、この
インクと相溶しない本発明を適用した透明溶媒Aないし
Gとをプリンタヘッドにおいて混合して混合インクを形
成したものでは、図8(a)に示したように、透明媒体
の内にインク滴液が形成されドットの小径化を図ること
ができた。また、表2から明らかなように、インクと、
このインクと相溶しない水不溶である油溶性樹脂を有す
る透明溶媒DないしGとの混合インクで印字または印画
した記録媒体は、良好な耐水性を示した。しかしなが
ら、比較例の透明溶媒HないしPのように、インクと相
溶する透明媒体との混合インクではインクが透明溶媒中
に拡散する為、ドットの小径化を図ることができず、こ
れ等で印字または印画した記録媒体も耐水性を有するも
のでなかった。
【0073】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録方式によれ
ば、染料を有するインクが透明溶媒中に分散することが
ないので、印字または印画のドットは染料を有するイン
クのみの大きさで形成することができ、ドットを小径化
することができる。従って、高品位な画像等を形成する
インクジェット記録方式とすることができる。また、透
明溶媒に水不溶である油溶性樹脂を有するものでは、耐
水性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したプリンタヘッド構造の概略
断面図である。
【図2】 本発明を適用したプリンタヘッド構造を示す
ものであり、図1におけるA方向から見たオリフィスプ
レートの概略平面図である。
【図3】 本発明を適用したプリンタヘッドの動作を説
明するものであり、ノズルを臨むインク流路先端部およ
び透明溶媒供給口にインクおよび透明溶媒のメニスカス
が形成された状態を示す、プリンタヘッドの概略断面図
である。
【図4】 本発明を適用したプリンタヘッドの動作を説
明するものであり、透明溶媒供給口にインク滴が形成さ
れた状態を示す、プリンタヘッドの概略断面図である。
【図5】 本発明を適用したプリンタヘッドの動作を説
明するものであり、透明溶媒供給口にインク滴が残され
た状態を示す、プリンタヘッドの概略断面図である。
【図6】 本発明を適用したプリンタヘッドの動作を説
明するものであり、透明溶媒のメニスカス中央部にイン
ク滴が浮かんだ状態を示す、プリンタヘッドの概略断面
図である。
【図7】 本発明を適用したプリンタヘッドの動作を説
明するものであり、ノズルから噴出インクが吐出された
状態を示す、プリンタヘッドの概略断面図である。
【図8】 (a)はインクと本発明を適用した透明溶媒
とにより形成されたドットの概略平面図であり、(b)
はインクと比較例の透明溶媒とにより形成されたドット
の概略平面図である。
【図9】 従来例を示すプリンタヘッド構造の概略断面
図である。
【図10】 従来例を示すプリンタヘッド構造であり、
図9におけるB方向から見たオリフィスプレートの概略
平面図である。
【図11】 従来のプリンタヘッドの動作を説明するも
のであり、ノズルを臨むインク流路先端部および希釈液
供給口にインクおよび希釈液のメニスカスが形成された
状態を示す、プリンタヘッドの概略断面図である。
【図12】 従来のプリンタヘッドの動作を説明するも
のであり、希釈液供給口にインク滴が形成された状態を
示す、プリンタヘッドの概略断面図である。
【図13】 従来のプリンタヘッドの動作を説明するも
のであり、希釈液供給口にインク滴が残された状態を示
す、プリンタヘッドの概略断面図である。
【図14】 従来のプリンタヘッドの動作を説明するも
のであり、インク滴と希釈液供給口に露出している希釈
液のメニスカスとが混合し、希釈インクが形成された状
態を示す、プリンタヘッドの概略断面図である。
【図15】 従来のプリンタヘッドの動作を説明するも
のであり、ノズルから希釈インクが吐出され、噴出イン
クが形成された状態を示す、プリンタヘッドの概略断面
図である。
【符号の説明】
1…オリフィスプレート、11…第一のプレート、12
…第二のプレート、13…第三のプレート、111…イ
ンク供給口、112…透明溶媒供給口、113…希釈液
供給口、121…インク流路、131…ノズル、2…イ
ンク容器、21…インク導入口、22…インク溜まり、
23…インク駆動部、3…透明溶媒容器、31…透明溶
媒導入口、32…透明溶媒溜まり、33…透明溶媒駆動
部、4…インク滴、5…希釈インク、6…噴出インク、
7…希釈液容器、71…希釈液導入口、72…希釈液溜
まり、73…希釈液駆動部、Mi…メニスカス、Md…
メニスカス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクと、 前記インクと相溶しない透明溶媒とをプリンタヘッドに
    おいて混合して混合インクを形成し、 前記混合インクを前記プリンタヘッドから記録媒体に吐
    出して印字または印画することを特徴とするインクジェ
    ット記録方法。
  2. 【請求項2】 前記インクが、水溶性染料、水、水溶性
    有機溶剤を有するものであることを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 前記透明溶媒が、水と相溶しない有機溶
    剤であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェ
    ット記録方法。
  4. 【請求項4】 前記透明溶媒が、水不溶である油溶性樹
    脂を有するものであることを特徴とする請求項1に記載
    のインクジェット記録方法。
JP8226285A 1996-08-28 1996-08-28 インクジェット記録方法 Pending JPH1067166A (ja)

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