JPH1066312A - 永久磁石形同期電動機の組立装置 - Google Patents

永久磁石形同期電動機の組立装置

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JPH1066312A
JPH1066312A JP24413396A JP24413396A JPH1066312A JP H1066312 A JPH1066312 A JP H1066312A JP 24413396 A JP24413396 A JP 24413396A JP 24413396 A JP24413396 A JP 24413396A JP H1066312 A JPH1066312 A JP H1066312A
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rotor
stator
shaft
permanent magnet
guide
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Kazuhiro Kawamata
和弘 川俣
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転子と固定子の空隙長を精度良く設定でき、
かつ効率よく組立たてることが可能な永久磁石形同期電
動機の組立装置を提供する。 【解決手段】回転子軸4の一方の端部4aと、前記回転
子軸4の他方端に連結した仮軸5の端部5aとのそれぞ
れを、台床6上に取り付けた軸支え7,7の固定子治具
7a,7bにて固定して回転子1を位置決めして、固定
子8と回転子1との空隙長が所定の値となるように位置
設定したガイドピン11を、前記回転子1と固定子枠9
の外周を覆うように配置されたガイド枠10に貫挿して
設けて組立装置を構成して、固定子枠9の脚部9aに取
り付けたチエーンブロック13,13で固定子8を、前
記ガイドピン11と固定子枠9の外壁面と微小間隙を維
持しながら移動して回転子1に固定子8を貫挿するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、永久磁石形同期
電動機を構成する回転子に固定子を挿着するための永久
磁石形同期電動機の組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】励磁部に永久磁石を使用する永久磁石を
有する回転子からなる永久磁石形同期電動機は、界磁の
強さをほぼ一定にすることができるので、固定子の電機
子巻線に可変周波数電源を供給して回転磁界を生成する
こにより回転子の回転速度を精度良く制御可変すること
ができる高効率のものが得られる。しかも、励磁部は前
記したように永久磁石にて無励磁として電源を必要とし
ないので、機器の小形化ができるとともに、保守管理が
低減されるという特徴を有しているので可変速駆動用の
回転機として、主として中小容量機への適用がなされて
いる。
【0003】この、永久磁石形同期電動機の回転子の構
成は、通常は、回転子鉄心の外周に未磁化の磁石を取り
付けて、所定の位置に対向するコイルに電流を流して発
生する磁場にて前記永久磁石を磁化する着磁装置にて回
転子に磁極を形成するようにしている。そして、この永
久磁石付回転子の外周に所定の空隙を保持して固定子を
同心状に挿着し組み立てて永久磁石形同期電動機を構成
するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、永久
磁石形同期電動機は、外周に永久磁石を備えた回転子の
外周に同心状に設けた固定子から構成されているので、
前記の回転子に固定子を挿着する永久磁石形同期電動機
の組立作業時には、回転子と固定子間の空隙長を精度良
く一定に保つように組立てる必要がある。特に、回転子
の永久磁石の磁力を有効利用するために、前記した回転
子と固定子間の空隙を通常の機種より狭く1〜3mm程度
になるように設計されている。したがって、永久磁石形
同期電動機の組立作業時には、前記した空隙長が周方向
において一定に保たれていないと、回転子の周方向の磁
力に不均衡が生じて空隙の短い個所で固定子の内周面と
回転子の永久磁石面とが吸引して接着してしまい、それ
らの分離作業に手間を要するという問題がある。最近
は、稀土類からなる高保持力の永久磁石の開発により、
その適用による機器の大形化、大容量化が推進されてお
り、永久磁石形同期電動機の組立作業時における前記し
た問題の改善が図れる組立装置が要望されている。
【0005】この発明の課題は、永久磁石形同期電動機
の組立時における前記課題を解決した、回転子と固定子
の空隙長を精度良く設定でき、かつ効率よく組立てるこ
とが可能な永久磁石形同期電動機の組立装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、回転子の回転子鉄心の一方端と他
方端に連結された仮軸とをそれぞれ台床上に設けられた
軸支えにて支持して回転子を位置固定する回転子回転子
位置固定機構と、前記回転子を前記仮軸に貫挿して前記
回転子の軸方向に配された固定子の固定子枠とのそれぞ
れの外周を覆うようにして設けられたガイド枠と、この
ガイド枠に支持されガイド枠の軸方向と外周方向とに間
隔を持って複数個配された前記固定子枠の外壁面に一端
が当接するガイドピンとからなり、予め位置設定した前
記ガイドピンと前記固定子枠との間隙を維持しながら、
前記固定子を前記ガイドピンに沿って回転子の軸方向に
移動して、回転子の外周に同心状に固定子を挿入するよ
うに組立装置を構成する。これにより、固定子の内周面
を予め回転子と固定子の軸芯を一致させて位置設置され
た回転子の外周面と所定の空隙長を一定に維持しながら
挿着することができるので、永久磁石形同期電動機の組
立作業が容易となる。
【0007】また、固定子の移動を、仮軸に貫挿して回
転子の軸方向に配された固定子の固定子枠の脚部に設け
られたガイドベアリングと、このガイドベアリングと当
接する前記台床上に設けられたガイドレールとからな
り、このガイドレールに沿って前記固定子枠を回転子の
軸方向に移動して、回転子の外周に同心状に固定子を挿
入するように組立装置を構成することによっても、回転
子の外周面と固定子の内周面とが所定の空隙長を保持す
るように、予めガイドレールによって回転子の軸芯と一
致するように固定子の位置を定めて設置しておけば、前
記した回転子の外周面と固定子の内周面との空隙長を精
度良く維持して組立てることができる。
【0008】更に、前記したガイドレール上に設置した
固定子を貫挿し回転子の回転子鉄心に連結された仮軸を
ボール軸として、このボール軸に螺合されたボールナッ
トの外周部と前記固定子の端部とを連結板にて連結して
前記固定子を位置決めし、前記ボール軸の端部に連結さ
れた回転駆動機と、この回転駆動機の回転を制御する制
御器とにより前記ボール軸を回転制御して、前記固定子
を回転子の軸方向に移動させるようにすれば、固定子の
移動がスムーズに行えるために、移動時での固定子の変
形を防止でき組立をより精度良く行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。実施の形態1 図1及び図2は、この発明の第1の実施の形態からなる
永久磁石形同期電動機の組立装置を示すもので、図1は
組立装置の側面図、図2は図1のII−II断面図である。
図1に示す永久磁石形同期電動機の回転子1は、回転子
鉄心2の外周上に永久磁石3が所定の極を形成するよう
に着磁され設けられており、この回転子鉄心2の両端部
は回転子軸4に結合されている。この回転子鉄心2の一
方端の回転子軸4の端部4aと、回転子軸4の他端が凹
状に加工した仮軸5に挿着されて接続し固定されている
前記仮軸5の一方の端部5aとが、中央部が空洞の断面
矩形状をした台床6の左右端部上に設けられた軸支え
7,7上に固定治具7a,7bによって固定支持されて
いる。台床6、軸支え7、固定治具4a,7b、および
仮軸5によって回転子位置固定機構が構成されている。
【0010】固定子8は、この固定子8の中心部が前記
した回転子1の回転子軸4の軸方向と連結している仮軸
5に貫通されて前記回転子軸4の軸端と芯だしされ配さ
れており、後記する固定子8の回転子1との組立作業時
において回転子1の永久磁石3の磁力の影響を受けない
程度の距離を離して固定子8の固定子枠9の左右に設け
られた脚部9aにて台床6上に仮置きされている。そし
て、台床6上に設置された回転子1と固定子枠9の全体
を覆うように図2に示すような断面が矩形状に形成した
ガイド枠10を前記台床6上に端部を固定して設置して
いる。また、図示しないが、前記回転子軸4を固定子8
の中心部に位置設定する軸受を支持する軸受ブラケット
を有する構造の場合には、予め固定治具7b側の回転子
軸4と固定治具7a側の仮軸5に貫挿しておく。
【0011】前記ガイド枠10の上部側及び左,右側に
は、先端部が平坦に加工されたボルトからなるガイドピ
ン11が、このガイド枠10の軸方向と周方向とにそれ
ぞれ間隔を持って前記ガイド枠10の壁面を貫挿して設
けられている。そして、このガイドピン11の平坦部が
固定子枠9の外壁の機械加工面に当接されており、ガイ
ド枠10の外側に位置するガイドピン11に螺合されて
いる2個のナット12,12によって締め付けられて前
記固定子枠9の外壁面と所定の間隔(0.1mm 〜0.2mm )
を維持するように位置設定されている。また、前記した
固定子枠の脚部9a,9aには、チエーンブロック1
3,13がそれぞれ取り付けられている。
【0012】前記した組立装置による永久磁石形同期電
動機の組立は、下記のようにして行う。まず、回転子1
と固定子8とは、前記回転子1の回転子軸4の軸方向
と、固定子8の中心部の軸方向とが一致するように固定
子枠9の位置を調節して台床6上に仮置きしておき、前
記した固定子枠9の外壁面に対向配置するガイドピン1
1を、固定子8が回転子1の外周に所定の空隙長を維持
して挿入できるように予め固定子枠9の外壁面と微小間
隔を設けて前記したようにナット12,12にて位置設
定しておく。固定子8の回転子1への挿入は、固定子枠
9の脚部9a,9aに設けられたチエーンブロック1
3,13を操作しながら前記ガイドピン11の先端部に
沿って予め位置設定したガイドピン11と固定子枠9と
の微小間隔を維持しながら、徐々に移動して行う。そし
て、回転子1の外周に所定の間隔をもって固定子8を挿
入した後に、回転子軸2に軸受部を嵌合して、この軸受
部を支持する前記した軸受ブラケットを固定子枠9の端
部に取り付けるようにする。
【0013】実施の形態2 図3〜図5は、この発明の第2の実施の形態になる永久
磁石形同期電動機の組立装置を示すもので、図3は組立
装置の側面図、図4は図3のIV−IV断面図であり、図5
は図4のP矢視の拡大断面図である。この第2の実施の
形態からなる組立装置は、前記の第1の実施の形態での
ガイドピンに代えて、台床上に設けられたガイドレール
に固定子枠を設置して、このガイドレールに沿って固定
子を移動するようにしたものである。即ち、前記の実施
の形態1の図1に示したように、回転子1を固定子8の
中心部を貫挿して回転子鉄心2に軸結合した回転子軸4
の端部に連結した仮軸5の端部5aと、前記回転子軸4
の一方の端部4aとを、台床6上に設けた軸支え7と7
の固定治具7aと7bとで位置固定してある。
【0014】そして、台床6上の左右の部分に回転子軸
4の軸方向にガイドレール14,14が取り付けられて
いる。これらのガイドレール14,14には、それぞれ
図5に示すガイドレール14にガイドボール15を介し
て摺動可能なガイドベアリング16が複数個ずつ取り付
けられており、これらのガイドベアリング16が固定子
8の固定子枠9の左右の脚部9a,9aの端部に固定さ
れ固定子8を台床6上に仮設置している。なお、台床6
上のガイドレール14,14は、予め固定子8の軸芯が
回転子1の軸芯と一致させて組立時に回転子1と固定子
8とが所定の空隙長を維持するように設置して、台床6
上を固定子枠9の脚部9a,9aが移動可能のように固
定子枠9の脚部9aと台床6とに1mm〜2mm の間隙を設
けている。また、前記と同様に、回転子1を固定子8の
中心位置に保つ回転子軸4の軸受を支持する軸受ブラケ
ットにて固定子枠9を固定する場合には、予め固定治具
7b側の回転子軸4と固定治具7a側の仮軸5に前記軸
受ブラケットをそれぞれ貫挿しておく。更に、固定子8
の移動のために固定子枠9の脚部9a,9aには、それ
ぞれチエーンブロック13,13による駆動手段が取り
付けられている。
【0015】この実施の形態からなる組立装置による永
久磁石形同期電動機の組立ては、先ず、前記したチエー
ンブロック13,13にて、固定子8を固定子枠9の左
右の脚部9a,9aのバランスを保ちながら徐々にガイ
ドレール14に沿って回転子1の方向に移動して、回転
子1の外周に所定の間隔をもって貫挿させる。そして、
固定子8の固定子枠9と台床6とをボルトにて仮止めし
た状態でガイドベアリング16を取外し、ガイドレール
14はそのまま台床6上に設置しておく。次に、回転子
軸4に軸受部を嵌合して、この軸受部を支持する前記し
た軸受ブラケットを固定子枠9の端部にそれぞれ取り付
けるようにする。この実施の形態からなる組立装置は、
予め位置設定をして設けたガイドレール14に固定子8
を沿わせて行うので永久磁石形同期電動機の組立作業が
容易となる。
【0016】実施の形態3 図6〜図7は、この発明の第3の実施の形態になる永久
磁石形同期電動機の組立装置を示すもので、図6は組立
装置の側面図、図7は図6の VII−VII 断面図である。
この発明の前記第2の実施の形態との違いは、回転子1
の外周に挿入する固定子8のガイドレール14上での移
動を、チエーンブロックによる手動操作によらず自動運
転で行うようにしたものである。
【0017】この実施の形態では、図6に示すように、
前記の実施の形態2での図3の回転子1を固定子8の中
心部を貫挿して回転子鉄心2に回転子軸4を介して連結
した仮軸5をボール軸17に代えて、このボール軸17
の一方端が回転子鉄心2の軸端に結合されたボール軸支
工18に回転可能に連結され、他端が軸支え7に支持治
具19で支持された構成となっている。そして、前記ボ
ール軸17にはこのボール軸17が回転することによっ
て軸方向に移動するボールナット20が螺合されてい
る。このボールナット20の端部の外周部の半径方向
に、固定子8の端部にボルト21にて結合された複数の
連結板22が、支持部材22aを介して放射状にボルト
結合されており、前記したボールナット20の移動とと
もに軸方向に移動するように構成されている。
【0018】前記した固定子8の回転子1側への移動の
ためのボール軸17の回転は、台床6の軸支え7上に固
定して取付けられたトルクモータからなる駆動回転機2
3をボール軸17端部に接続して、制御器24と操作ス
イッチ25とからなる回転制御器26の操作により前記
駆動回転機23を回転させることにより行う。
【0019】前記した回転制御器26の操作により前記
ボール軸17を回転させることにより、固定子8を回転
子1の軸方向に自動的に移動させて、回転子1の外周に
同心状に固定子8を挿入した後、連結板22、ボール軸
支工18、ボール軸17、駆動回転機23、支持治具1
9及び回転制御器26を取外し、固定子8と台床6とを
仮止めした状態で、前記したようにガイドベアリング1
6を取り外して組立を完了する。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、回
転子と固定子の固定子枠との外周をそれぞれ覆うように
設けられたガイド枠と、このガイド枠に支持され前記固
定子枠の外壁面に一端が微小間隔を持って軸方向と固定
子枠の外周方向に間隔を持って複数個配され固定子の位
置を予め位置設定したガイドピンとから組立装置を構成
して、前記固定子枠との間隙を維持しながら、固定子を
ガイドピンに沿って回転子の軸方向に移動して、回転子
の外周に同心状に固定子を挿入するようにすることによ
り、固定子の位置ずれによる回転子の永久磁石と固定子
の内周面との接触を防止して、所定の空隙長を有した永
久磁石形同期電動機を短時間に組み立てることができ
る。
【0021】また、固定子の移動を、固定子の固定子枠
の脚部に設けられたガイドベアリングと、このガイドベ
アリングと当接するガイドレールに沿って前記固定子を
移動して、回転子の外周に同心状に固定子を挿入して組
立てる組立装置とする。これによっても、予め回転子の
外周面と固定子の内周面とが所定の空隙長を維持した状
態で固定子を移動できるので、前記した回転子の外周面
と固定子の内周面との空隙長を精度良く保持しながら組
立てることができる。
【0022】更に、ガイドレール上を移動する固定子
を、回転子鉄心に連結されたボール軸に螺合されたボー
ルナットの外周部と前記固定子の端部とを連結して、前
記ボール軸を回転駆動機にて回転制御して軸方向に移動
させるようにすることにより、回転子及び固定子の径が
大きい大形な永久磁石形同期電動機の組立時において
も、前記したチエーンブロックによる移動時でのタイミ
ングのズレによる固定子の変形が発生するのを防止し
て、固定子と回転子との間隙を一定に保ちながら固定子
を自動運転でスムーズに移動できることから固定子が変
形することなく、組立精度及び組立作業効率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態からなる永久磁石
形同期電動機の組立装置の側面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態からなる永久磁石
形同期電動機の組立装置の側面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】図4のP矢視の拡大断面図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態からなる永久磁石
形同期電動機の組立装置の側面図である。
【図7】図6の VII−VII 断面図である。
【符号の説明】
1 回転子 2 回転子鉄心 3 永久磁石 4 回転子軸 5 仮軸 8 固定子 9 固定子枠 10 ガイド枠 11 ガイドピン 12 ナット 13 チエーンブロック 14 ガイドレール 15 ガイドボール 16 ガイドベアリング 17 ボール軸 18 ボール軸支工 20 ボールナット 22 連結板 23 駆動回転機 26 回転制御器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子鉄心の外周に永久磁石を有する回転
    子と、この回転子の外周側に対向する固定子とを備えた
    永久磁石形同期電動機において、回転子の回転子鉄心の
    一方端と他方端に連結された仮軸とをそれぞれ台床上に
    設けられた軸支えにて支持して回転子を位置固定する回
    転子位置固定機構と、前記回転子と前記仮軸に貫挿して
    前記回転子の軸方向に配された固定子の固定子枠とのそ
    れぞれの外周を覆うようにして設けられたガイド枠と、
    このガイド枠に支持されガイド枠の軸方向と外周方向と
    に間隔を持って複数個配された前記固定子枠の外壁面に
    一端が当接するガイドピンとからなり、予め位置設定し
    た前記ガイドピンと前記固定子枠との間隙を維持しなが
    ら、前記固定子を前記ガイドピンに沿って回転子の軸方
    向に移動して、回転子の外周に同心状に固定子を挿入し
    て組立てることを特徴とする永久磁石形同期電動機の組
    立装置。
  2. 【請求項2】回転子鉄心の外周に永久磁石を有する回転
    子と、この回転子の外周側に対向する固定子とを備えた
    永久磁石形同期電動機において、回転子の回転子鉄心の
    一方端と他方端に連結された仮軸とをそれぞれ台床上に
    設けられた軸支えにて支持して回転子を位置固定する回
    転子位置機構と、前記仮軸に貫挿して前記回転子の軸方
    向に配された固定子の固定子枠の脚部に設けられたガイ
    ドベアリングと、このガイドベアリングと当接する前記
    台床上に設けられたガイドレールとからなり、このガイ
    ドレールに沿って前記固定子を回転子の軸方向に移動し
    て、回転子の外周に同心状に固定子を挿入して組立てる
    ことを特徴とする永久磁石形同期電動機の組立装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の永久磁石形同期電動機の
    組立装置において、固定子を貫挿し回転子の回転子鉄心
    に連結された仮軸がボール軸からなり、このボール軸に
    ボールナットが螺合され、このボールナットの外周部と
    前記固定子の端部とが連結板にて連結され、前記ボール
    軸の端部に連結された回転駆動機と、この回転駆動機の
    回転を制御する回転制御器とにより前記ボール軸の回転
    を制御して、前記固定子を回転子の軸方向に移動させる
    ことを特徴とする永久磁石形同期電動機の組立装置。
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