JPH1065007A - 半導体集積回路の設計装置および設計方法 - Google Patents

半導体集積回路の設計装置および設計方法

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Publication number
JPH1065007A
JPH1065007A JP8213749A JP21374996A JPH1065007A JP H1065007 A JPH1065007 A JP H1065007A JP 8213749 A JP8213749 A JP 8213749A JP 21374996 A JP21374996 A JP 21374996A JP H1065007 A JPH1065007 A JP H1065007A
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JP
Japan
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wiring
vias
layer
design
integrated circuit
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Application number
JP8213749A
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English (en)
Inventor
Hideki Mishima
英樹 三島
Makoto Tanaka
田中  誠
Shinichi Kumashiro
慎一 熊代
Hiroko Mitsuyasu
裕子 光安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デザインルールを満足し、配線長および未配
線が少ない配線をより短時間で設計することができる半
導体集積回路の設計装置および設計方法を提供する。 【解決手段】 CADシステム101は、半導体基板上
に配置された素子間を接続するための配線を、ビア同士
の最小間隔を定めたデザインルールを無視した状態で、
各配線の方向に応じた配線層を用いて設計する。修正部
102は、設計された配線中で、前記最小間隔より狭い
間隔で配置されている各ビアを検出し、検出されたビア
の1つずつを対象ビアとして順次選択し、選択されたビ
アにより接続されている配線同士を、他の配線と交差す
ることなくいずれか一方の側の配線層に形成することが
可能であるか否かを判定する。判定の結果、可能であれ
ば該当する配線同士をその配線層に形成するとともに、
対象ビアを削除するよう配線の設計を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用して設計を行う半導体集積回路の設計装置および設計
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の分野では多品種
少量生産化が顕著であり、開発製造期間の短縮が求めら
れている。そこで、コンピュータのCAD(Compu
terAided Design)装置などを利用した
レイアウト設計の自動化が進んでいる。以下、従来のC
AD装置によるレイアウト方法について説明する。
【0003】図8は、従来の半導体集積回路のレイアウ
ト方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
先ず、配置工程では、半導体基板上にトランジスタ素
子、抵抗素子、容量素子などの素子が配置され(ステッ
プS601)、次いで、配線工程では、ステップS60
1の配置工程で配置された素子の端子間を結ぶ配線が行
われる(ステップS602)。この配置工程完了時点
で、設計された配線が、マスク作成時に必要なすべての
デザインルールを満たしていることが要求される。とこ
ろが、デザインルールのすべてを考慮しながらコンピュ
ータによる自動配線を行うことは非常に難しい。そこ
で、この制約を簡単に扱うために、半導体基板上に一定
間隔で直交する格子の格子点(以下、「グリッド」とい
う)を想定し、このグリッドを通る直線上に配線を行い
さえすれば、配線やビアのデザインルールを満たすこと
ができるようにしている。
【0004】実際の配線は、一般に、アルミ蒸着などに
より形成される金属層を用いて行われ、この金属層を半
導体基板表面から順に絶縁層を介して第1層、第2層、
…と重ねることにより、多層配線が実現される。絶縁層
を介して重ねられた金属層同士は、介在している絶縁層
を貫通するスルーホールにより結線される。具体的に
は、第1層の配線と第2層の配線との結線は、第1層の
金属層とそれを被う絶縁層とを形成した後、第1層と第
2層との結線位置に予め絶縁層を貫通するスルーホール
を設けておき、それに重ねて第2層の金属層を形成する
ことにより行われる。
【0005】なお、このスルーホールは設計位置に精度
良く形成することが難しいので、スルーホールの位置ず
れを一定範囲内で許容して配線同士を接続するために、
ビアが設けられる。ビアは、例えば配線幅4μに対して
8μ×8μの大きさの矩形領域で、両方の配線層の当該
矩形領域内には全面に金属層が形成される。これによ
り、当該ビアの矩形領域内のどの位置にスルーホールが
形成された場合でも、両配線層が必ず接続されるように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レイアウト手法において、隣接するグリッド上にビア同
士が配置された場合でもデザインルールが満足されるよ
うグリッドの間隔を設定しようとすると、ビアの幅は配
線幅に比べて大きいためにグリッドの間隔が広がってし
まい、配線領域を通ることのできる配線数が減ってしま
う。この結果、チップ全体の配線が難しくなってしまう
という問題がある。
【0007】また、グリッドの間隔を、配線同士または
配線とビアとが隣接するグリッド上に配置できるだけの
間隔に設定し、ビア同士が隣接するグリッド上に配置さ
れないよう配線することにすると、従来のビアの配置方
法では配線の交点にビアが配置されるために、配線のそ
のものの自由度が下がってしまい、配置されている素子
の端子間を結ぶためには複雑な配線経路を通らざるをえ
ない場合が多くなる。そのため、コンピュータを使用し
た自動配線では配線経路が見つからない場合が発生し、
未配線が発生したり、配線長が必要以上に長くなってし
まうという問題がある。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、デザインルール
を満足し、配線長および未配線が少ない配線をより短時
間で設計することができる半導体集積回路の設計装置お
よび設計方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の半導体集積回路の設計方法は、第1の方向の
配線は第1の層に形成された配線層を用い、第2の方向
の配線は第1の層と絶縁層を介した第2の層に形成され
た配線層を用いて、半導体集積回路のレイアウトを設計
する半導体集積回路の設計方法であって、半導体基板上
に配置された素子間を接続するための配線を、ビア同士
の最小間隔を定めたデザインルールを無視した状態で、
各配線の方向に応じた配線層を用いて設計する配線工程
と、設計された配線中で、前記最小間隔より狭い間隔で
配置されている各ビアを検出する検出工程と、検出され
たビアの1つずつを対象ビアとして順次選択し、選択さ
れたビアにより接続されている配線同士を、他の配線と
交差することなくいずれか一方の側の配線層に形成する
ことが可能であるか否かを判定する判定工程と、判定の
結果、可能であれば、該当する配線同士をその配線層に
形成するとともに、対象ビアを削除するよう配線の設計
を変更する変更工程とを備える。
【0010】上記半導体集積回路の設計方法において、
配線工程では、半導体基板上に配置された素子間を接続
するための配線が、ビア同士の最小間隔を定めたデザイ
ンルールを無視した状態で、各配線の方向に応じた配線
層を用いて設計される。検出工程では、設計された配線
中で、前記最小間隔より狭い間隔で配置されている各ビ
ア、すなわち、前記デザインルールに違反しているビア
が検出される。判定工程では、検出されたビアの1つず
つが対象ビアとして順次選択され、選択されたビアによ
り接続されている配線同士が、他の配線と交差すること
なくいずれか一方の側の配線層に形成することが可能で
あるか否かが判定される。ビアにより接続されている配
線同士が同一の配線層に形成されているということは、
すなわち、その配線同士がすでに接続されていることな
ので、そのビアは不要であり削除することができる。変
更工程では、判定の結果、可能であれば、該当する配線
同士がその配線層に形成されるとともに、対象ビアが削
除されるよう配線の設計が変更される、という作用を有
する。
【0011】従って、本発明の半導体集積回路の設計方
法によれば、素子間を接続するための配線を、ビア同士
の最小間隔を定めたデザインルールを無視した状態で設
計するので、前記デザインルールに違反するビアを生じ
るものの、グリッド間隔を狭く設定して配線設計を行う
場合でも、配線の自由度を損なうことなくより簡単な配
線経路で素子間を接続することができ、未配線の発生数
および配線長を低減することができるという効果を奏す
る。さらに、検出工程、判定工程および変更工程では、
前記デザインルールに違反しているビアが検出され、検
出されたビアのそれぞれについて、そのビアが削除可能
か否かが判定され、判定の結果、削除可能であれば削除
される。このようなビアの削除により、削除されたビア
との間で生じていた前記デザインルール違反がすべて解
消されることになり、配線工程で生じたデザインルール
の違反数を有効に低減することができるという効果を奏
する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態で
ある半導体集積回路設計装置100の構成を示すブロッ
ク図である。半導体集積回路設計装置100は、配線設
計部101および修正部102を備える。
【0013】配線設計部101は、従来のCAD装置の
一部構成要素であり、グリッド間隔を、隣接するグリッ
ドに配線同士または配線とビアとのみが配置可能な大き
さに設定した上で配線を行う。この場合、隣接するグリ
ッド上にビア同士を並べて配置すると、ビアとビアとが
接近し過ぎてビアのセパレーションに関するデザインル
ールを満たすことができなくなる。このため、配線設計
部101は、特にこのようなビアのセパレーションに関
するデザインルールを一旦無視し、隣接するグリッド上
でもビアを並べて配置することを許可して配線を行う。
【0014】修正部102は、検出部103、配線層変
更部104およびビア移動部105を備え、本発明の半
導体集積回路の設計方法を示したプログラムが従来のC
AD装置によって実行されることにより実現される。す
なわち、修正部102は、前記配線工程終了後、セパレ
ーションに関するデザインルールに違反しているビアを
削除または移動することにより、デザインルールの違反
を除去する。
【0015】検出部103は、配線設計部101による
配線工程終了後、セパレーションに関するデザインルー
ルに違反しているビアを検出する。さらに、配線層変更
部104によってデザインルールに違反しているビアの
削除が行われた後、再度、セパレーションに関するデザ
インルールに違反しているビアを検出する。配線層変更
部104は、検出部103の検出結果に基づき、デザイ
ンルールに違反しているビアがあれば、そのビアにより
相互に接続されている配線について、いずれか一方の配
線を他方の配線と同一の配線層に変更できるか否かを調
べる。一方の配線を他方の配線と同一の配線層に変更で
きる場合には、その配線の配線層を変更するとともに、
両配線を接続しているビアを削除する。
【0016】ビア移動部105は、検出部103の検出
結果に基づき、配線層変更部104によりデザインルー
ルに違反しているビアが削除された後においてもまだデ
ザインルールに違反しているビアがあれば、そのビア
を、グリッドを中心として8方向に、デザインルールを
満足できる位置まで移動可能か否かを調べる。移動可能
な場合にはその位置までビアを移動し、デザインルール
の違反を除去する。
【0017】図2は、本実施の形態の半導体集積回路設
計装置100による半導体集積回路の設計処理の手順の
一例を示すフローチャートである。先ず、配線設計部1
01は、従来と同様にして半導体基板上に素子を配置す
る(ステップS101)。この配置工程は、操作者との
対話処理で行われてもよいし、自動処理により行われて
もよい。また、マスタースライス方式を用いてもよい
し、その他の方法であってもよい。
【0018】次いで、配線設計部101は、ステップS
101の配置工程で得られた各素子の配置座標に基づい
て、配置されている各素子の端子間を接続するための配
線を、ビアのセパレーションに関するデザインルールを
無視して行う(ステップS102)。ステップS102
の配線工程終了後、検出部103は、配線中のビア間の
距離を求め、求められた距離がビアのセパレーションに
関するデザインルールに定められている基準距離より小
さいか否かを調べることにより、配線中でデザインルー
ルに違反するビアがあるか否かを検出する(ステップS
103)。検出部103による検出の結果デザインルー
ルに違反しているビアがあれば、配線層変更部104
は、そのビアに接続されている配線の配線層を変更する
ことが可能か否かを調べ、可能であればその配線層を変
更することによりビアを削除する(ステップS10
4)。
【0019】図3は、配線層変更部104による配線層
の変更方法の一例を示す配線図である。図3(a)は、
ビア401とビア402との間にデザインルールの違反
がある場合の配線例を示す。図3(b)は、配線層の変
更により図3(a)のデザインルールの違反を回避した
配線例を示す。以下では、配線図の紙面に向かって左右
方向をX軸方向、上下方向をY軸方向として説明する。
【0020】図3に示すように、斜線で示すY軸方向の
配線(例えば、配線404、配線407)には第2アル
ミ層が、白抜きで示すX方向の配線(例えば、配線40
5、配線406)には第1アルミ層が使用されており、
ビア401〜ビア403により第1アルミ層と第2アル
ミ層とが結線されている。なお、配線設計部101によ
る自動配線設計においては、X方向の配線とY軸方向の
配線とには、絶縁層を挟んで相異なる層の金属層が用い
られる。これは、X方向の配線とY軸方向の配線とが交
差することによる配線同士の短絡を防止し、自動処理に
より簡単な配線経路で配線設計を行うことを可能とする
ためである。
【0021】従って、図3(a)に示す第2層の配線4
04を第1層に変更しても問題を生じない。配線404
にはX方向の配線である第1アルミ層が交差していない
からである。このため、図3(b)の配線408のよう
に、ビア401とビア403との間を結ぶ配線404の
配線層を第2層から第1層に変更することにより、ビア
401とビア403とを削除することができる。これに
より、ビア401とビア402との間のデザインルール
の違反を解消することができる。
【0022】検出部103は、ステップS103と同様
にして再度、ビアのセパレーションに関するデザインル
ールに違反したビアがあるか否かを検出し(ステップS
105)、デザインルールの違反がすべて解消されたか
否かを確認する。検出部103による検出の結果、まだ
デザインルールに違反したビアが残っていれば、ビア移
動部105は、ビアの移動によるデザインルール違反の
回避を行う(ステップS106)。
【0023】図4は、ステップS106におけるビアの
移動方法の一例を示す配線図である。図4(a)は、ビ
ア501とビア502との間にデザインルールの違反が
ある場合の配線例を示す。なお、図4では、紙面に向か
ってY軸方向上方の図示しない領域に障害があるため、
各配線は配線層を変更できないものとする。図4(b)
は、ビアの移動により図4(a)のデザインルールの違
反を回避した配線例を示す。
【0024】なお、図3と同様、Y軸方向の配線(例え
ば、配線503、配線504、配線505)には第2ア
ルミ層が使用され、X方向の配線(例えば、配線50
6、配線507)には第1アルミ層が使用されている。
ビア501、ビア502は、いずれも第1アルミ層と第
2アルミ層とを結線している。ビアは、通常、グリッド
上のみに配置されるが、この処理ではグリッドを使用せ
ず、ビアの位置を8方向に自由に移動することによりビ
アのデザインルールの違反を回避する。
【0025】例えば、図4(b)のように、ビア501
を紙面に向かってY軸方向上方に移動することにより、
ビア502と移動後のビア510とはデザインルールを
満たすことができる。これに伴い、配線506は配線5
08に、配線503は配線509に変更される。なお、
図4(a)では、ビア501の移動方向がたまたま配線
503上の方向であるので、図4(b)のように配線5
06とビア511とを移動することなくビア501だけ
をビア510に移動しているが、実際には、ビア501
の移動に伴って配線506とビア511とを移動するよ
うにしてもよい。また、場合に応じてビア501の移動
方法を上記いずれかの方法のうちから選択してもよい。
【0026】以下では、ステップS104におけるビア
の削除方法について、図5を用いてより詳細に説明す
る。図5は、ステップS104におけるビアの削除処理
の手順の一例を示すフローチャートである。検出部10
3は、配線レイアウトの中からデザインルールに違反す
るビアを検出する(ステップS201)。具体的には、
すべてのビアに対して他のビアとの距離を求め、求めた
距離がデザインルールに定められている基準距離より小
さい場合には、そのビアがデザインルールに違反してい
ると判定する。
【0027】次いで、配線層変更部104は、デザイン
ルールに違反していると判定されたビアの内から未処理
のビアを1つ選択する(ステップS202)。さらに、
配線層変更部104は、選択されたビアに接続されてい
る配線を1つ選択する(ステップS203)。配線層変
更部104は、選択されたビアから出発して、選択され
た配線を他のビアあるいはパッドに到達するまでたどり
(ステップS204)、その配線上に他の配線または素
子などの配線層を変更する際の障害があるか否かを調べ
る(ステップS205)。ステップS205で障害がな
ければ、選択された配線は配線層の変更が可能であるの
で、ビアを削除することができる。
【0028】そこで、配線層変更部104は、選択され
た配線の配線層を変更し(ステップS206)、ビアを
削除する(ステップS207)。ステップS205にお
いて障害がある場合には配線層を変更することができな
いので、当該ビアに接続されている未処理の配線がある
か否かを調べ(ステップS208)、あればステップS
203に戻り、未処理の配線のうちから選択された1つ
に対して配線層の変更が可能であるか否かを調べる。
【0029】ステップS208において当該ビアに接続
されている未処理の配線がなければ、配線層変更部10
4は当該ビアの削除は不可能であると判断し、デザイン
ルールに違反する他の未処理のビアがあるか否かを調べ
る(ステップS209)。あればステップS202に戻
り、該当するビアの1つにつきステップS202からス
テップS208までの処理を行う。なければ、処理を終
了する。
【0030】具体的には、ステップS202で図3のビ
ア401が選択されたとすると、配線層変更部104
は、配線404と配線405とに対して配線経路上に障
害があるか否か調査を行う。配線405は第1アルミ層
であるが、配線405の経路上には第2アルミ層に配線
407があるため配線層を変更する際の障害となってし
まう。そのため、配線405は配線層を変更することが
できない。
【0031】これに対し、配線404は、配線経路上に
他の配線などによる障害がないため、配線層の変更が可
能である。このため、図3(b)のように配線404の
配線層を第2アルミ層から第1アルミ層に変更し、ビア
401を削除することにより、ビア401とビア402
とのデザインルールの違反を解消することができる。以
下では、ステップS106におけるビアの移動方法につ
いて、図6を用いてより詳細に説明する。
【0032】図6は、ステップS106におけるビアの
移動処理の手順の一例を示すフローチャートである。ス
テップS104の処理を終了後、検出部103は、配線
結果の中からデザインルールに違反するビアを検出する
(ステップS301)。ここでもビアの削除の場合と同
様に、すべてのビアに対してその周辺のビアとの距離を
求め、求められた距離と基準距離とを比較することによ
りそのビアがデザインルールに違反しているか否かを調
べる。
【0033】次いで、ビア移動部105は、ステップS
301において検出されたビアのうちから未処理の1つ
を選択する(ステップS302)。選択されたビアの移
動を行う際には、そのビアの周囲に45度単位で8方向
を設定し、設定された各方向について順次ビアの移動が
可能か否かを調べる。以下、ステップS302において
選択されたビアを「ビアA」という。
【0034】すなわち、ビア移動部105は、選択され
たビアAのグリッドを中心として、8方向のうちの1方
向を選択し(ステップS303)、選択された方向に対
してどれだけビアAを移動すればセパレーションルール
を満たすことができるかを計算する(ステップS30
4)。一方、移動先にも障害となる配線やビアがある可
能性があるため、ビア移動部105は選択された方向に
対して選択されたビアAをどれだけ移動できるかを計算
する(ステップS305)。なお、ステップS305に
おいて、ビア移動部105は、ビアAによって接続され
ている配線がビアAの移動に伴って移動されることを考
慮してビアAの移動可能距離を計算する。その理由は、
本実施の形態ではグリッドを無視してビアAを移動する
ので、ビアAの移動にともなってビアAに接続されてい
る配線を移動した場合、移動後の配線に対して新たにデ
ザインルールに違反することになるビアを生じる可能性
があるからである。さらに、ビア移動部105は、選択
されている方向がビアAに接続されているいずれかの配
線上の方向であるか否かを調べ、選択されている方向が
ビアAに接続されているいずれかの配線上の方向であれ
ば、その配線の配線層をビアAに接続されている他方の
配線と同一の配線層に変更できるか、変更できる場合に
はビアAからどれだけの距離変更できるかを計算する。
また、ビアの移動可能距離の具体的な計算方法は、従来
の計算方法を用いる。
【0035】ステップS305で計算された移動可能距
離に基づいて、ビア移動部105は、ビアAをセパレー
ションルールを満たすことができる距離だけ選択された
方向に移動可能か否かを判定する(ステップS30
6)。ここでは、ステップS304で求められた移動す
べき距離が、ステップS305で求められた移動可能距
離よりも小さければ移動可能と判定する。
【0036】なお、図6ではステップS304からステ
ップS306までの処理をそれぞれ別個の処理として説
明しているが、必ずしも別個の処理とする必要はなく、
この順に行う必要もない。例えば、ステップS305の
処理の後にステップS304の処理を行うようにしても
よい。以下では、ステップS304からステップS30
6までの処理の具体的な一例を説明する。
【0037】図7は、ステップS304におけるビア移
動距離計算処理のより詳細な手順の一例を示すフローチ
ャートである。ビアAに対してデザインルールに違反し
ているビアを、ステップS301の処理において検出さ
れたビアの内からすべて検索する(ステップS70
1)。ステップS304の検索結果として得られたビア
のうち未処理のビアがあるか否かを調べ(ステップS7
02)、なければステップS705の処理に移る。
【0038】未処理のビアがあれば、そのうちから1つ
のビアを選び、ここで選ばれたビアを「ビアB」とす
る。ビアBに対し、ビアAをどれだけの距離移動すれば
デザインルールの違反を解消することができるか、その
移動すべき距離を計算する(ステップS703)。ビア
移動部105は、計算の結果、ビアAを移動すべき距離
がマイナスの値となったか否かを調べ(ステップS70
4)、マイナス値になった場合、選択されている方向に
はビアAを移動できないものと判断し、ステップS30
8の処理に移る。移動すべき距離がマイナス値でなけれ
ばその値を保持し、ステップS702の処理に戻る。
【0039】ステップS702において、未処理のビア
がなくなれば、保持している移動距離のうちの最大値を
求め(ステップS705)、これをステップS304の
移動距離として、ステップS305の処理に移る。ステ
ップS306においては、ステップS705で求められ
た最大値について、ステップS305で求められた移動
可能距離よりも小さいか否かを調べ、移動可能距離より
も小さければ移動可能と判定する。移動可能と判定した
場合は、該当するビアAを移動するとともに、そのビア
の移動にともなって配線を移動する(ステップS30
7)。
【0040】選択された方向に対し、ステップS304
で求められた距離だけビアAを移動することが不可能な
場合には、8方向のうち未処理の方向があるか否かを調
べ(ステップS308)、未処理の方向があればステッ
プS303に戻る。このように、ステップS303から
ステップS306の処理を繰り返すことにより、ビアA
を移動してセパレーションルールを満たすことができる
方向をさがす。
【0041】ステップS308において、8方向のすべ
てについて処理を終わっている場合、ステップS301
において検出されたビアのうちで未処理のビアがあるか
否かを調べ(ステップS309)、あればステップS3
02に戻り、未処理のビアについてステップS302か
らステップS308までの処理を行う。検出されたすべ
てのビアについて、移動可能か否かを調べ終わっている
場合、処理を終了する。
【0042】例えば、ステップS302で図4のビア5
01が選択されたとする。この場合、ビア501の周り
には配線504、配線505、配線507があるため、
ビア501の移動方向として障害がないのはY軸方向上
方のみである。従って、ビア501は、Y軸方向の上方
に、ビア502とのビアのセパレーションルールを満た
す距離だけ移動すればよいことになる。この結果、ビア
501は図4(b)のビア510の位置に移動され、ビ
ア502との間のビアのセパレーションに関するデザイ
ンルールを満たすことができる。
【0043】以上のように本実施の形態によれば、隣接
するグリッドに配線同士または配線とビアとが配置可能
な大きさにグリッド間隔を設定し、一旦ビアのセパレー
ションに関するデザインルールを無視して配線を行うの
で、デザインルールに違反するビアは生じるが、予めビ
アのセパレーションに関するデザインルールを考慮しな
がら配線を行う場合に比べて、より簡単な設計手順でよ
り簡単な配線経路による配線設計を行うことができ、こ
の結果、未配線を低減し、かつ配線長の短い配線を設計
することができるという効果を奏する。さらに、その
後、デザインルールに違反しているビアを検出し、検出
されたビアを削除するかまたはビアの配置の移動を行う
ので、前記配線によって生じたデザインルールに違反し
ているビアの数を低減することができる。さらに、この
結果、最後までデザインルール違反が解消されないビア
については手作業で配線の設計を変更するにしても、従
来手作業で行われていた処理量を低減することができる
ので、半導体集積回路の設計に要する設計時間を全体と
して短縮することができる。
【0044】なお、上記実施の形態においては、デザイ
ンルールに違反するビアのそれぞれについて、当該ビア
の移動の可否を当該ビアを中心として45°ずつ8方向
について調べたが、この8方向に限らず、何方向につい
て調べてもよい。また、ビアの移動の可否を、このよう
な方向を定めないで調べてもよい。例えば、ビアBに対
するビアAの移動量をベクトル量で求め、1つのビアA
に対して求められたすべてのビアBに対するベクトル量
を合成してビアAの移動量としてもよい。
【0045】また、上記実施の形態においては、ビアの
移動の可否を、ステップS304で求めた当該ビアの移
動量と、ステップS305で求めた当該ビアの移動可能
量とを比較することによって判定したが、ステップS3
05の移動可能量は必ずしもステップS304で求めた
当該ビアの移動量と別個に計算で求める必要はない。例
えば、選択された方向にステップS304で求めた移動
量だけビアAを移動した場合のビアAの座標を求め、求
められた座標に基づき、移動後のビアAに対してデザイ
ンルールに違反することになるビアを検出する。また、
ステップS705において求められた最大移動距離だけ
ビアAを移動した場合に、ビアAの移動する軌跡と交差
する配線またはビアを検出する。さらに、前記最大移動
距離だけビアAを移動した場合、移動後のビアAに接続
される配線に対してデザインルールに違反することにな
るビアを検出する。上記検出処理の結果、ステップS3
06では、いずれかが検出された場合には、ビアAを移
動することができないと判定することにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明の半導体集積回路の設計方法は、
第1の方向の配線は第1の層に形成された配線層を用
い、第2の方向の配線は第1の層と絶縁層を介した第2
の層に形成された配線層を用いて、半導体集積回路のレ
イアウトを設計する半導体集積回路の設計方法であっ
て、半導体基板上に配置された素子間を接続するための
配線を、ビア同士の最小間隔を定めたデザインルールを
無視した状態で、各配線の方向に応じた配線層を用いて
設計する配線工程と、設計された配線中で、前記最小間
隔より狭い間隔で配置されている各ビアを検出する検出
工程と、検出されたビアの1つずつを対象ビアとして順
次選択し、選択されたビアにより接続されている配線同
士を、他の配線と交差することなくいずれか一方の側の
配線層に形成することが可能であるか否かを判定する判
定工程と、判定の結果、可能であれば、該当する配線同
士をその配線層に形成するとともに、対象ビアを削除す
るよう配線の設計を変更する変更工程とを備える。
【0047】本発明の半導体集積回路の設計方法によれ
ば、素子間を接続するための配線を、ビア同士の最小間
隔を定めたデザインルールを無視した状態で設計するの
で、前記デザインルールに違反するビアを生じるもの
の、グリッド間隔を狭く設定して配線設計を行う場合で
も、配線の自由度を損なうことなくより簡単な配線経路
で素子間を接続することができ、未配線の発生数および
配線長を低減することができるという効果を奏する。さ
らに、判定工程では前記デザインルールに違反している
ビアのそれぞれについて、そのビアに接続されている配
線同士を同一配線層に形成することが可能であるか否か
を判定することにより、そのビアが削除可能か否かを判
定し、変更工程では、判定の結果削除可能と判定された
ビアを削除している。このようにデザインルールに違反
しているビアを削除することにより、削除されたビアと
の間で生じていた前記デザインルール違反がすべて解消
されることになり、配線工程で生じたデザインルールの
違反数を有効に低減することができるという効果を奏す
る。
【0048】本発明の他の半導体集積回路の設計方法
は、半導体集積回路のレイアウトを設計する半導体集積
回路の設計方法であって、半導体基板上に配置された素
子間を接続するための配線を、ビア同士の最小間隔を定
めたデザインルールを無視して設計する配線工程と、設
計された配線中で、前記最小間隔より狭い間隔で配置さ
れているビアを検出する検出工程と、検出されたビアの
それぞれにつき、前記最小間隔より狭い間隔で配置され
ている他のビアを特定し、特定された各ビアに対して前
記デザインルールを満足する位置までの移動量を計算す
る計算工程と、検出されたビアのそれぞれにつき、計算
結果の移動量だけ移動した場合のビアとそのビアに接続
されている配線とが、新たなデザインルール違反を生じ
ることなく移動可能であるか否かを判定する判定工程
と、判定の結果、移動可能であれば、その移動量だけビ
アを移動するとともに、そのビアに接続されている配線
をビアの移動量に対応して移動する移動工程とを備え
る。
【0049】本発明の他の半導体集積回路の設計方法に
よれば、配線工程では、上記本発明の前記配線工程と同
様の効果を奏する。さらに、計算工程では前記デザイン
ルールに違反するビアのそれぞれに対して、そのビアと
の間で前記デザインルールに違反するビアを特定し、特
定されたビアに対するビアの移動量を計算する。判定工
程では計算工程で計算された移動量だけビアを移動する
ことが可能か否かを判定し、新たなデザインルール違反
を生じることなく移動可能であると判定された場合に
は、移動工程でそのビアを計算された移動量だけ移動す
る。これにより、デザインルールに違反しているビアを
新たなデザインルール違反を生じることなく移動するこ
とにより、配線工程によって生じたデザインルール違反
を有効に低減することができるという効果を奏する。
【0050】本発明の半導体集積回路の設計装置によれ
ば、対応する半導体集積回路の設計方法と同様の効果を
奏する。なお、本発明の各半導体集積回路の設計方法に
よる効果についてはすでに説明しているので、本発明の
半導体集積回路の設計装置による効果については、説明
を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体集積回路設
計装置100の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の半導体集積回路設計装置100
による半導体集積回路の設計処理の手順の一例を示すフ
ローチャートである。
【図3】配線層変更部104による配線層の変更方法の
一例を示す配線図である。
【図4】ビア移動部105によるビアの移動方法の一例
を示す配線図である。
【図5】ステップS104におけるビアの削除処理の手
順の一例を示すフローチャートである。
【図6】ステップS106におけるビアの移動処理の手
順の一例を示すフローチャートである。
【図7】ステップS304におけるより詳細な処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図8】従来の半導体集積回路のレイアウト方法の処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 半導体集積回路設計装置 101 配線設計部 102 修正部 103 検出部 104 配線層変更部 105 ビア移動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 光安 裕子 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向の配線は第1の層に形成され
    た配線層を用い、第2の方向の配線は第1の層と絶縁層
    を介した第2の層に形成された配線層を用いて、半導体
    集積回路のレイアウトを設計する半導体集積回路の設計
    方法であって、 半導体基板上に配置された素子間を接続するための配線
    を、ビア同士の最小間隔を定めたデザインルールを無視
    した状態で、各配線の方向に応じた配線層を用いて設計
    する配線工程と、 設計された配線中で、前記最小間隔より狭い間隔で配置
    されている各ビアを検出する検出工程と、 検出されたビアの1つずつを対象ビアとして順次選択
    し、選択されたビアにより接続されている配線同士を、
    他の配線と交差することなくいずれか一方の側の配線層
    に形成することが可能であるか否かを判定する判定工程
    と、 判定の結果、可能であれば、該当する配線同士をその配
    線層に形成するとともに、対象ビアを削除するよう配線
    の設計を変更する変更工程とを備えることを特徴とする
    半導体集積回路の設計方法。
  2. 【請求項2】 半導体集積回路のレイアウトを設計する
    半導体集積回路の設計方法であって、 半導体基板上に配置された素子間を接続するための配線
    を、ビア同士の最小間隔を定めたデザインルールを無視
    して設計する配線工程と、 設計された配線中で、前記最小間隔より狭い間隔で配置
    されているビアを検出する検出工程と、 検出されたビアのそれぞれにつき、前記最小間隔より狭
    い間隔で配置されている他のビアを特定し、特定された
    各ビアに対して前記デザインルールを満足する位置まで
    の移動量を計算する計算工程と、 検出されたビアのそれぞれにつき、計算結果の移動量だ
    け移動した場合のビアとそのビアに接続されている配線
    とが、新たなデザインルール違反を生じることなく移動
    可能であるか否かを判定する判定工程と、 判定の結果、移動可能であれば、その移動量だけビアを
    移動するとともに、そのビアに接続されている配線をビ
    アの移動量に対応して移動する移動工程とを備えること
    を特徴とする半導体集積回路の設計方法。
  3. 【請求項3】 第1の方向の配線は第1の層に形成され
    た配線層を用い、第2の方向の配線は第1の層と絶縁層
    を介した第2の層に形成された配線層を用いて、半導体
    集積回路のレイアウトを設計する半導体集積回路の設計
    装置であって、 半導体基板上に配置された素子間を接続するための配線
    を、ビア同士の最小間隔を定めたデザインルールを無視
    した状態で、各配線の方向に応じた配線層を用いて設計
    する配線手段と、 設計された配線中で、前記最小間隔より狭い間隔で配置
    されている各ビアを検出する検出手段と、 検出されたビアの1つずつを対象ビアとして順次選択
    し、選択されたビアにより接続されている配線同士を、
    他の配線と交差することなくいずれか一方の側の配線層
    に形成することが可能であるか否かを判定する判定手段
    と、 判定の結果、可能であれば、該当する配線同士をその配
    線層に形成するとともに、対象ビアを削除するよう配線
    の設計を変更する変更手段とを備えることを特徴とする
    半導体集積回路の設計装置。
  4. 【請求項4】 半導体集積回路のレイアウトを設計する
    半導体集積回路の設計装置であって、 半導体基板上に配置された素子間を接続するための配線
    を、ビア同士の最小間隔を定めたデザインルールを無視
    して設計する配線手段と、 設計された配線中で、前記最小間隔より狭い間隔で配置
    されているビアを検出する検出手段と、 検出されたビアのそれぞれにつき、前記最小間隔より狭
    い間隔で配置されている他のビアを特定し、特定された
    各ビアに対して前記デザインルールを満足する位置まで
    の移動量を計算する計算手段と、 検出されたビアのそれぞれにつき、計算結果の移動量だ
    け移動した場合のビアとそのビアに接続されている配線
    とが、新たなデザインルール違反を生じることなく移動
    可能であるか否かを判定する判定手段と、 判定の結果、移動可能であれば、その移動量だけビアを
    移動するとともに、そのビアに接続されている配線をビ
    アの移動量に対応して移動する移動手段とを備えること
    を特徴とする半導体集積回路の設計装置。
JP8213749A 1996-08-13 1996-08-13 半導体集積回路の設計装置および設計方法 Pending JPH1065007A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007287023A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Shinko Electric Ind Co Ltd 配線設計方法及びその設計装置
JP2011258975A (ja) * 2004-02-18 2011-12-22 Renesas Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
CN111025841A (zh) * 2019-12-30 2020-04-17 上海集成电路研发中心有限公司 一种优化金属线光学邻近修正工艺窗口的方法

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