JPH1064807A - 縮小投影走査型露光装置 - Google Patents

縮小投影走査型露光装置

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JPH1064807A
JPH1064807A JP8237273A JP23727396A JPH1064807A JP H1064807 A JPH1064807 A JP H1064807A JP 8237273 A JP8237273 A JP 8237273A JP 23727396 A JP23727396 A JP 23727396A JP H1064807 A JPH1064807 A JP H1064807A
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JP
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exposure
optical system
range
illumination
optical
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Yuutou Takahashi
友刀 高橋
Yutaka Ichihara
裕 市原
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Nikon Corp
Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】露光光学系の大型化を防ぎつつ、露光エリアの
拡大を図ることができる縮小投影走査型露光装置を提供
する。 【解決手段】同一の縮小倍率βを有する複数の露光光学
系OP1〜OP6を有し、各光学系を、照明光の光軸zT
と露光光の光軸ztとが互いに平行となり、且つこれら
の光軸方向から見た照明範囲Tと露光範囲tとが相似中
心軸zを有するように互いにシフトして形成し、各光学
系の照明範囲T1〜T6が同一の照明平面に位置し、各光
学系の露光範囲t1〜t6が同一の露光平面に位置し、且
つ各光学系の相似中心軸zが互いに一致するように配置
し、照明平面に被照明体Rを配置し露光平面に被露光体
Wを配置して、これらの被照明体Rと被露光体Wとを互
いに平行に且つ縮小倍率βに応じた速度比にて走査し、
各光学系の照明範囲T1〜T6と露光範囲t1〜t6とを、
被照明体Rと被露光体Wとの走査方向と直交する方向に
連続するように設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体の製造に用い
られるステッパーなどの縮小露光装置に関するものであ
り、光学系に1/4×〜1/5×程度の縮小露光光学系
を用いることにより、走査型で投影露光を行う縮小投影
走査型露光装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体の製造や
半導体チップ実装基板の製造では、回路パターンがます
ます微細化しており、これらのパターンを焼き付ける露
光装置には、より解像力の高いものが要求されてきてい
る。さらに、1チップの露光面積も拡大の一途をたどっ
ている。これらの要求を満足するためには、光源の波長
を短波長化しかつNA(光学系の開口数)を大きくし、
さらに、画面サイズも拡大しなければならない。このう
ち光源の波長の短波長化については、反射屈折光学系に
よって縮小投影光学系を構成する技術が開発されてきて
いる。
【0003】しかしながら、NAを大きくとり、さらに
画面サイズも拡大させるためには、光学系の大型化を免
れない。そこでこれまでの一括露光方式に代えて、走査
型露光を行うことにより、光学系の大型化を回避しつ
つ、画面サイズの大型化が図られてきている。しかしな
がら、いずれにしてもさらなる1チップの大型化が要求
されてきており、縮小投影走査型露光装置、特に露光光
学系の大型化が大きな障害になっている。したがって光
学系の大型化を回避しつつ、1チップのサイズを大きく
とれる方式が、今後ともますます必要になってきてい
る。本発明はこのような縮小投影走査型露光装置に関す
るものであり、露光装置、特に露光光学系の大型化を防
ぎつつ、露光エリアの拡大を図ることができる縮小投影
走査型露光装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】まず、走査型露光装置の
露光範囲の形状は細長い矩形ないしは円弧状になってい
るが、この細長いスリット状の露光範囲を長さ方向に2
分割し、2分割した各々の露光範囲に対して別々の光学
系を構成することにより、半分の露光長さの露光装置を
2台用意するだけで済むことになる。半分のものが2台
では同じではないかと思われるが、光学系の大きさに関
していえば、1台当たりの露光長さが半減するから体積
は8分の1に激減し、これが2台としても、トータルの
体積は4分の1に減らすことができるのである。
【0005】以上のようにスリット状の露光範囲を長さ
方向に接合することにより、露光範囲の拡大を図ること
ができるが、個々の露光範囲よりも個々の光学系の外径
の方が大きいから、露光範囲を長さ方向に直接接合する
ことはできない。そこで図8に示すように、第1の光学
系OP1の露光範囲t1と第2の光学系OP2の露光範囲
2とを、幅方向(走査方向)に必要な分だけ、すなわ
ち両光学系が干渉しないようにレンズの外径分だけずら
して配置する。しかる後に被露光体(例えばウエハ)を
走査すれば、一時に露光される範囲t1、t2は両光学系
で離散しているものの、走査した結果得られる両光学系
の露光範囲は接合されることになる。このように複数の
露光範囲t1、t2を用いた走査型の露光では、個々のス
リット状の露光範囲は長さ方向(走査方向と直交する方
向)に接合されてさえいれば良く、幅方向(走査方向)
には離散して配置することができる。こうして合成の露
光範囲を2倍にとることができるのである。
【0006】ところで、このような手段をとれるのは、
通常の光学系においては、露光倍率が等倍の光学系のみ
である。なぜならば走査型の露光装置では、被露光体
(例えばウエハ)の走査と同期して、被照明体(例えば
レチクル)も走査するからである。レチクルの走査もウ
エハの走査と同じであり、個々の照明範囲は長さ方向に
接合されてさえいれば良く、幅方向には離散して配置す
ることができる。通常の光学系において露光倍率が等倍
以外の、例えば1/2倍、1/4倍、等の縮小露光の場
合では、露光範囲を長さ方向に次々と接合すると、照明
範囲は長さ方向に重なりあってしまい、また、照明範囲
を長さ方向に次々と接合すると、露光範囲は長さ方向に
離散してしまう。
【0007】ところで前述のように、光源の波長を短波
長化した場合には、反射屈折光学系によって縮小投影光
学系を構成することが必要になってきている。このよう
な反射屈折光学系では、光学系の構成エレメントの中に
球面反射ミラーがあり、このミラーによって光路を折り
返すことから、照明光の光軸と露光光の光軸とがずれた
構成になることが多い。このように照明側と露光側とで
光軸がずれている光学系では、適当に光学系を配置する
ことにより、露光側の走査に対して結像倍率分だけ照明
側を大きく走査することにより、つなぎ露光が可能とな
る。このような構成を取れるのは、光軸が途中でずれた
構成の光学系でなければならないが、幸い反射屈折光学
系では、必然的に光軸がずれているので、等倍でない走
査型露光を行うには非常にマッチした光学系と言えるの
である。
【0008】以上の如き考察のもとに本発明はなされた
ものであり、すなわち、同一の縮小倍率を有する複数の
露光光学系を有し、各光学系を、照明光の光軸と露光光
の光軸とが互いに平行となり、且つこれらの光軸方向か
ら見た照明範囲と露光範囲とが相似中心軸を有するよう
に互いにシフトして形成し、各光学系の照明範囲が同一
の照明平面に位置し、各光学系の露光範囲が同一の露光
平面に位置し、且つ各光学系の相似中心軸が互いに一致
するように配置し、照明平面に被照明体を配置し露光平
面に被露光体を配置して、これらの被照明体と被露光体
とを互いに平行に且つ縮小倍率に応じた速度比にて走査
し、各光学系の照明範囲と露光範囲とを、被照明体と被
露光体との走査方向と直交する方向に連続するように設
けた、縮小投影走査型露光装置である。
【0009】本発明の原理を説明すると、先ず各露光光
学系は縮小倍率β(0<β<1)の結像を行い、図1に
示すように、照明光の光軸zTと露光光の光軸ztとが互
いに平行に形成されている。またこれらの光軸zT、zt
に直交する平面を投影平面Pとすると、この投影平面P
に投影した照明範囲Tと露光範囲tとは、互いにシフト
するように形成されている。シフトとは回転を含まない
という意味であり、したがって照明範囲Tを縮小倍率β
で縮小した後に、投影平面P上でいずれかの方向に平行
移動することにより、露光範囲tに重ねることができ
る。この結果同図に示すように、照明範囲Tと露光範囲
tとは相似中心軸zを有する。照明範囲Tと露光範囲t
とが投影平面P内でシフトしているから、両光軸zT
tも距離Dだけシフトしており、露光光の光軸ztから
相似中心軸zまでの距離をdとすると、 β=d/(d+D) したがって、 d=β/(1−β)・D である。なお両光軸zT、ztをシフトさせるために、光
学系には反射面が存在し、且つ1回の反射によって像の
回転方向は反転するから、反射面の総数は偶数である。
【0010】個々の露光光学系は以上のように形成され
ているが、各光学系OP1〜OP6の照明範囲T1〜T6
露光範囲t1〜t6は、それぞれ同一の照明平面と同一の
露光平面とに位置するように配置され、照明平面には被
照明体(例えばレチクル)が配置され、露光平面には被
露光体(例えばウエハ)が配置される。また図2に示す
ように、各光学系の相似中心軸zは互いに一致するよう
に配置されている。また各光学系OP1〜OP6の照明範
囲T1〜T6と露光範囲t1〜t6は、レチクルとウエハの
走査方向と直交する方向に連続するように配置されてい
る。
【0011】図2の例では6個の露光光学系OP1〜O
6を用いており、相似中心軸zを通る走査線に接する
ように、第3光学系OP3と第4光学系OP4の照明範囲
3、T4が互いに反対向きに配置されている。また第3
光学系OP3と第4光学系OP4の照明範囲T3、T4の他
端を通る走査線に接し、且つ他の光学系と干渉しないよ
うに、第2光学系OP2と第5光学系OP5の照明範囲T
2、T5が配置されている。また第2光学系OP2と第5
光学系OP5の照明範囲T2、T5の他端を通る走査線に
接し、且つ他の光学系と干渉しないように、第1光学系
OP1と第6光学系OP6の照明範囲T1、T6が配置され
ている。この結果、各光学系OP1〜OP6の照明範囲T
1〜T6は、被照明体の走査方向と直交する方向に連続す
ることとなる。しかも各光学系は相似中心軸zを共有し
ているから、相似中心軸zを中心として照明範囲T1
6を倍率βで縮小すれば、露光範囲t1〜t6に重ねる
ことができる。すなわち各光学系の露光範囲t1〜t6
また、走査方向と直交する方向に連続することとなる。
しかる後にレチクルとウエハとを互いに平行に、且つ縮
小倍率βに応じた速度比にて走査することにより、走査
方向と直交した方向に接合された露光を行うことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
図3は第1実施例の個々の露光光学系を示し、各光学系
はレチクルRに描いた一部分のパターンの中間像を形成
する第1結像光学系Aと、中間像の近傍に配置した反射
面M2と、中間像の再結像をウエハW上に形成する第2
結像光学系Bとを有する。第1結像光学系Aは、往路光
学系A1と往復光学系A2とからなり、往復光学系A2
には凹面鏡M1が配置されている。反射面M2は、往復光
学系A2を復路で通過した光を第2結像光学系Bに導く
ように配置されている。第2結像光学系B中には、反射
面M3と反射面M4と開口絞りSが配置されている。凹面
鏡M1と各反射面M2、M3、M4は、照明光の光軸zT
露光光の光軸ztとが互いに平行で距離Dだけ離隔し、
しかもこれらの光軸zT、zt方向から見た照明範囲Tと
露光範囲tとが互いにシフトするように配置されてい
る。
【0013】図4は照明光の光軸zTと露光光の光軸zt
とに直交する投影平面に投影した照明範囲Tと露光範囲
tを示し、図5は概略正面図を示す。両図に示すよう
に、この第1実施例は図1に示す露光光学系を2組有
し、両光学系OP1、OP2はその相似中心軸zを共有し
ている。両光学系OP1、OP2の照明範囲T1、T2は、
相似中心軸zを通る走査線に接するように、互いに反対
向きに配置されており、したがって両光学系の照明範囲
1、T2は走査方向と直交する方向に連続している。ま
たこの結果、露光範囲t1、t2も走査方向と直交する方
向に連続している。したがってレチクルRとウエハWと
を互いに平行に、且つ縮小倍率βに応じた速度比にて走
査することにより、走査方向と直交する方向に接合され
た露光を行うことができる。
【0014】なお走査方向と直交する方向への接合が滑
らかに行われるように、両光学系の照明範囲T1、T2
うち、走査方向と直交する方向に隣接する部分は、互い
に重畳するオーバーラップ部分Eとなっており、したが
って露光範囲t1、t2のうち、走査方向と直交する方向
に隣接する部分もオーバーラップ部分eとなっている。
このオーバーラップ部分eの露光量を、オーバーラップ
しない部分の露光量と同一とするために、オーバーラッ
プ部分E、eの形状は、3角形状に逓減するように形成
されている。
【0015】このような2つの光学系OP1、OP2の構
成をとることにより、従来の露光範囲を単純に2倍にす
ることが実現できるのである。また従来の露光範囲にこ
の発明を適用するならば、一方の光学系に対して露光範
囲が2分の1で済むため、光学系の大きさ(長さ)も半
分の大きさで良くなり、光学系を構成するレンズや鏡筒
の体積は長さの3乗で効くため、実に元の体積の8分の
1に激減するのである。このように構成要素が小型化す
ると、材料費、加工費、組立費、調整費、等のほとん
ど、すべての分野でコストを安くすることができるので
ある。
【0016】ただし、この場合、露光スリットの幅も2
分の1になるため、同じスループットを実現するために
は、露光スリットの幅を2倍に広げなければならないの
で、若干の大型化が必要である。しかしこの幅の拡大
は、長手方向の拡大に比べて、それほど光学系の大型化
を招くものではない。いずれにせよ、この発明により、
露光範囲の拡大が実現でき、また必要とあらば、光学系
のコストダウンにもなるのである。
【0017】次に図6は第2実施例を示し、個々の光学
系OP1〜OP4は上記第1実施例と同様に形成されてい
るが、この第2実施例は光学系を4組用いたものであ
る。したがって上記第1実施例の効果を一層大きく得る
ことができる。なお個々の光学系OP1〜OP4による露
光量は当然に同一でなければならないから、照明範囲T
の走査方向に沿って測った幅Dは、個々の光学系OP1
〜OP4について同一であり、また露光範囲tの走査方
向に沿って測った幅dも、個々の光学系OP1〜OP4
ついて同一である。この結果、相似中心軸zを通る走査
線の近くに配置された第2の光学系OP2と第3の光学
系OP3については、その照明範囲T2,T3ないしは露
光範囲t2,t3の長手方向は、相似中心軸zを通る走査
線と直交状態に近いから、照明範囲T2,T3ないしは露
光範囲t23の長手方向と直交する幅D2,D3;d2
3は、図6に示すように広くなる。他方、相似中心軸
zを通る走査線から離れて配置された第1の光学系OP
1と第4の光学系OP4については、その照明範囲T1
4ないしは露光範囲t1、t4の長手方向は、相似中心
軸zを通る走査線と直交状態から遠いから、照明範囲T
1、T4ないしは露光範囲t1、t4の長手方向と直交する
幅D1,D4;d1,d4は、同図に示すように狭くなる。
【0018】なお上記両実施例では、照明光の光軸zT
と露光光の光軸ztは、照明範囲Tと露光範囲tとの長
手方向と直交する方向にシフトされているが、照明範囲
Tと露光範囲tとの長手方向は、必ずしも両光軸zT
tのシフトの方向yと直交する必要はない。すなわち
第1実施例については、図7に示すように照明範囲Tと
露光範囲tとの長手方向を、図4中、反時計方向に若干
回転して、走査方向sと直交するように設けることがで
き、この構成により露光範囲を拡大することができる。
このときには照明範囲Tと露光範囲tとの長手方向は、
両光軸zT、ztのシフトの方向yとは直交しないことに
なるが、これは反射面M2、M3、M4の調整や新たな反
射面の追加などの手段によって達成される。すなわち場
合によっては図3に示す光学系を、このように照明範囲
Tないしは露光範囲tの長手方向と直交しない方向に露
光光の光軸ztが偏芯した光学系とすることもできる。
【0019】また上記両実施例では、照明光と露光光と
の光軸zT、ztのシフト量Dを各光学系について同一と
しているが、各光学系は縮小倍率βが同一で、相似中心
軸zを共有していれば良く、両光軸zT、ztのシフト量
Dについては各光学系ごとに異なっていても良い。また
光学系の総数は偶数である必要はなく、奇数であっても
良い。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、縮小倍率が全く
同じ小型の光学系を複数台使い、露光面積を一挙に複数
倍程度にすることができる露光装置であり、その効果は
大きいものがある。しかも通常等倍を外れた縮小露光で
は、これまで分割露光の適当な手段が見当たらず、困難
を極めていたが、本発明においては、この縮小露光にも
適応できる優れた分割露光の手法が提供された。さら
に、光学系の小型化が実現でき、製作コストの点でも有
利な点が多い。さらにコストの点では、複数台使用する
光学系を同一の構成とすれば、量産効果が大きくなるこ
とも見逃せない効果である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる個々の光学系を示す概略平面図
である。
【図2】本発明の原理を示す概略平面図である。
【図3】第1実施例の個々の光学系を示す構成図であ
る。
【図4】第1実施例を示す概略平面図である。
【図5】第1実施例を示す概略正面図である。
【図6】第2実施例を示す概略平面図である。
【図7】第3実施例を示す概略平面図である。
【図8】比較例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
OP1〜OP6…露光光学系 A…第1結像光学系 A1…往路光学系 A2…往復光学系 M1…凹面鏡 B…第2結像光学系 M2、M2、M3…反射面 S…開口絞り zT…照明光の光軸 zt…露光光の光軸 z…相似中心軸 y…シフト方向 s…スキャン方向 P…投影平面 T…照明範囲 t…露光範囲 E、e…オーバーラップ部分 R…レチクル W…ウエハ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一の縮小倍率を有する複数の露光光学系
    を有し、 各光学系を、照明光の光軸と露光光の光軸とが互いに平
    行となり、且つこれらの光軸方向から見た照明範囲と露
    光範囲とが相似中心軸を有するように互いにシフトして
    形成し、 各光学系の前記照明範囲が同一の照明平面に位置し、各
    光学系の前記露光範囲が同一の露光平面に位置し、且つ
    各光学系の前記相似中心軸が互いに一致するように配置
    し、 前記照明平面に被照明体を配置し前記露光平面に被露光
    体を配置して、これらの被照明体と被露光体とを互いに
    平行に且つ前記縮小倍率に応じた速度比にて走査し、 前記各光学系の照明範囲と露光範囲とを、被照明体と被
    露光体との前記走査方向と直交する方向に連続するよう
    に設けた、縮小投影走査型露光装置。
  2. 【請求項2】各光学系の照明光の光軸と露光光の光軸と
    のシフト方向は、前記照明範囲と露光範囲との長手方向
    と直交する方向である、請求項1記載の縮小投影走査型
    露光装置。
  3. 【請求項3】照明光の光軸と露光光の光軸とのシフト量
    を、各光学系について同一に形成した、請求項1又は2
    記載の縮小投影走査型露光装置。
  4. 【請求項4】各光学系の照明範囲と露光範囲のうち、被
    照明体と被露光体との前記走査方向と直交する方向に隣
    接する部分を、互いにオーバーラップするように形成し
    た、請求項1、2又は3記載の縮小投影走査型露光装
    置。
  5. 【請求項5】被照明体と被露光体との走査方向に沿って
    測った前記照明範囲と露光範囲との幅を、それぞれ各光
    学系について互いに等しく形成した、請求項1、2、3
    又は4記載の縮小投影走査型露光装置。
JP8237273A 1996-08-19 1996-08-19 縮小投影走査型露光装置 Pending JPH1064807A (ja)

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