JPH1064681A - 負荷制御システム - Google Patents

負荷制御システム

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JPH1064681A
JPH1064681A JP8214643A JP21464396A JPH1064681A JP H1064681 A JPH1064681 A JP H1064681A JP 8214643 A JP8214643 A JP 8214643A JP 21464396 A JP21464396 A JP 21464396A JP H1064681 A JPH1064681 A JP H1064681A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの親機によって複数の照明負荷の内の一部
のみをオン・オフできるようにして使い勝手をよくす
る。 【解決手段】人体を検知するセンサ子器S1 …と、商用
電源ACから複数の照明負荷L11…への電源供給を入切
して点灯・消灯させる親機Mとを備える。親機Mは、マ
イクロコンピュータから成る制御部1、2つのリレー部
1 ,32 、リレー部31 ,32 を駆動する駆動部
1 ,22 、センサ子器S1 …からの人体検知信号を受
信するセンサ子器制御部4、点灯モードを設定する自動
スイッチSW1、切換スイッチSW2 、オフスイッチS
3 及びオンスイッチSW4 を備える。切換スイッチS
2 を操作すれば、一方の照明負荷群L11…だけを強制
的に消灯させて間引き点灯する間引き点灯モードとする
ことができ、OHP用のスクリーンに近い場所だけを暗
くして使い勝手をよくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサ子器の人体
検知に応じて親機により照明負荷をオン・オフする負荷
制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の負荷制御システムとしては、従
来より照明負荷への電源供給をオン・オフするリレーを
親機に設け、センサ子器の熱線センサで人体が検出され
たときに所定の保持時間だけリレーをオンとして人体が
存在する場合だけ照明負荷を点灯させるものであって、
例えばオフィスビルの会議室等に設置されるものがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来例システムでは、1つの親機は複数の照明負荷を
一括して制御することしかできなかったので、例えば、
会議室内の照明負荷の内で半分だけを点灯させて残りを
消灯させるというようなことができなかった。そのた
め、会議室内でオーバーヘッドプロジェクタ(OHP)
を使用する場合のように、会議室内の一部の場所(OH
P用のスクリーンに近い場所)の照明負荷だけを消灯さ
せる方が便利であるにもかかわらず、会議室内の全ての
照明負荷を点灯するか消灯するかしかできないことか
ら、使い勝手の悪いものであった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、1つの親機によって複数の照明負荷の内の一
部のみをオン・オフできるようにして使い勝手のよい負
荷制御システムを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、人体から放射される熱線を検知
する熱線センサ、この熱線センサにより熱線が検知され
ると人体の存否に応じた人体検知信号を出力する信号出
力手段を具備するセンサ子器と、各々商用電源から1乃
至複数の照明負荷への電源供給を入切する2つのスイッ
チ手段、照明負荷への電源供給が保持される保持時間を
カウントするタイマ手段、センサ子器から信号線を介し
て送信されてくる人体検知信号に応じて各スイッチ手段
の動作制御を行う制御手段、この制御手段により一方の
スイッチ手段のみが動作させられるように切り換える切
換スイッチを具備する親機とを備えたものであり、各ス
イッチ手段にそれぞれ複数の照明負荷を割り振れば、切
換スイッチを操作することで1つの親機によって複数の
照明負荷の内の一部(一方のスイッチ手段に割り振られ
た照明負荷)だけを点灯あるいは消灯させることが可能
となり、例えば、OHPのスクリーンが設置されている
会議室の特定の場所のみを暗くし、その外の場所は照明
負荷を点灯させて明るくしてOHPの使用に適した照明
環境を得ることができるなど、使い勝手を向上させるこ
とができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、親機の制御手段が、タイマ手段による保持時間のカ
ウント終了から所定の設定時間内にセンサ子器からの人
体検知信号を受信した場合には直前に動作させていたス
イッチ手段を動作させるとともに、設定時間経過後にセ
ンサ子器からの人体検知信号を受信した場合には常に2
つのスイッチ手段を両方とも動作させて成るものであ
り、センサ子器の熱線センサに焦電素子のような微分型
の熱線センサを用いた場合に、人の動きが少ないために
照明負荷がオフされても所定の設定時間内に再び人の動
きが検出されれば、直前にオンされていた照明負荷が再
度オンとされて照明環境を継続させることができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、照明負荷を制御するための制御データをワイ
ヤレス信号にて発信するワイヤレス発信器と、このワイ
ヤレス信号による制御データを受信するとともに受信し
た制御データを信号線を介して親機に伝送するワイヤレ
ス受信器とを備え、親機の制御手段は、ワイヤレス受信
器から伝送された制御データに基づいてスイッチ手段の
動作制御を行うものであり、ワイヤレス発信器を用いて
照明負荷のオン・オフを手元で切り換えることができ、
使い勝手が向上できる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、照明負荷の調光制御を行う調光制御手
段を複数の照明負荷に各々具備し、照明負荷の調光レベ
ルを設定するための調光スイッチを親機に設けるととも
に、親機の制御手段は、調光スイッチによって設定され
る調光レベルに応じた調光信号を調光用の信号線を介し
て各照明負荷の調光制御手段に伝送し、調光制御手段
は、伝送されてくる調光信号に応じて少なくとも消灯時
に照明負荷をフェードアウトさせるものであり、照明負
荷が消灯して突然真っ暗になるようなことがなく、フェ
ードアウトさせることで消灯を予告することができる。
また、親機の調光スイッチにて設定された任意の調光レ
ベルで各照明負荷を点灯させることができ、使い勝手の
向上が図れる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1又は2又は3
又は4記載の発明において、親機本体を、埋込型の配線
器具用に規格化されている取付枠に取り付け可能な寸法
に形成したものであり、既存の取付枠を用いて親機を壁
面等に埋込配設することができる。請求項6の発明は、
請求項1又は2又は3又は4又は5の発明において、セ
ンサ子器を天井に配設したものであり、熱線センサの検
知範囲に死角ができにくく、人体を確実に検知すること
ができる。
【0010】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、ワイヤレス受信器を天井に配設したも
のであり、ワイヤレス信号の受信範囲に死角ができにく
く、ワイヤレス発信器から発射されたワイヤレス信号を
確実に受信することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】 (実施形態1)図1は本発明の第1の実施形態を示すブ
ロック図、図2はシステム構成図であり、検知範囲内の
人体の存否を検知するセンサ子器S1 〜S4 と、商用電
源ACから複数の照明負荷L11〜L18,L21〜L28への
電源供給を入切して照明負荷L 11…を点灯・消灯させる
親機Mとを備えている。なお、本実施形態を含めた以下
の実施形態においては、特に断らない限り照明負荷L11
…という場合には、蛍光灯や白熱灯等を光源とし、点灯
回路や器体等を具備した照明器具を示すものとする。
【0012】センサ子器S1 …は、図3に示すように人
体から放射される熱線を検知する焦電素子等を用いた熱
線センサ9と、熱線センサ9で人体が検知されたときに
人体検知信号を親機Mに送信する信号出力部10とを備
え、親機Mに対して信号線Lsを送り配線して接続され
ている。なお、センサ子器S1 …の動作電源は信号線L
sを介して親機Mから供給されている。
【0013】一方、親機Mは、マイクロコンピュータか
ら成る制御部1と、商用電源ACから照明負荷L11…へ
の電源供給を入切する2つのリレー部31 ,32 と、制
御部1によって動作制御が行われてリレー部31 ,32
を駆動する駆動部21 ,22と、信号線Lsを介してセ
ンサ子器S1 …から送信されてくる人体検知信号を受信
するとともにセンサ子器S1 …への動作電源の供給を行
うセンサ子器制御部4と、後述する保持時間を設定する
ための保持時間設定部5と、保持時間設定部5にて設定
された保持時間(アナログ値)をディジタル値に変換し
て制御部1に与えるA/D変換部6と、会議室内におけ
る在室表示を行うための表示ランプPLの点灯制御用の
無電圧接点信号を出力する無電圧接点出力部7と、商用
電源ACから制御部1等の各部の動作電源を作成する電
源回路部8と、後述する自動スイッチSW1 、切換スイ
ッチSW2 、オフスイッチSW3 及びオンスイッチSW
4とを備えている。
【0014】ここで、保持時間設定部5は可変抵抗器
(図示せず)を具備しており、可変抵抗器の抵抗値に応
じた保持時間を示すアナログ値(電圧)がA/D変換部
6においてディジタル値に変換されて制御部1に入力さ
れている。そして、制御部1は入力されたディジタル値
に応じて保持時間を設定する。なお、保持時間設定部5
の構成は本実施形態に限定する主旨ではなく、保持時間
をアナログの電圧値や電流値等として設定可能であれば
よい。
【0015】本実施形態における親機Mの本体20は、
図4に示すように合成樹脂製の函形であって、JIS
(日本工業規格)等において規格化されている配線器具
用の所謂2連の取付枠21に取り付けることの可能な寸
法に形成されている。なお、上記2連の取付枠21は、
埋込ボックス(図示せず)への取付用ボックスねじが挿
通される挿通孔21aや、壁パネル等に取り付けるため
の取付金具が取着される取付孔21bなどが両端に設け
られている。また、上記取付枠21は、本体20と一体
に組み立てるようにしてもよい。
【0016】本体20の前面には自動スイッチSW1
切換スイッチSW2 、オフスイッチSW3 及びオンスイ
ッチSW4 の各スイッチの操作部221 〜224 と、保
持時間設定部5が具備する可変抵抗器のスライド式の操
作つまみ23とが配設されている。なお、オンスイッチ
SW4 の操作部224 並びに可変抵抗器の操作つまみ2
3は、不用意に操作されることがないように本体20の
前面に開閉自在に取り付けられた扉20aによって隠さ
れている。この扉20aは、一端部において本体20の
前面に開閉自在に枢支されている。
【0017】一方、本体20の背面の片側には、速結端
子構造を有し商用電源ACが接続される電源端子部2
4、同じく速結端子構造を有し照明負荷L11…が接続さ
れる第1及び第2の負荷端子部251 ,252 の電線挿
入孔26…及び解除釦操作用の解除孔27…が設けてあ
り、さらに、もう片側には、ねじ止め式の端子構造を有
する信号端子部28及びセンサ子器接続端子部29が設
けてある。
【0018】また、センサ子器S1 …は、図2に示すよ
うに略丸形のフランジ31を下端部に有したケース30
を具備し、従来周知の取付金具等を用いて天井に取り付
けられるようになっている。なお、フランジ31の略中
央には半球状の受光レンズ32が設けてあって、この受
光レンズ32により人体から放射された熱線(赤外線)
がケース30内の熱線センサ9の受光面に集光される。
【0019】図5は本実施形態の負荷制御システムを一
般の会議室MRに設置した場合の配置例を示している。
すなわち、会議室MRの天井には4列×4列の合計16
個の照明負荷L11…が配設されており、そのうちOHP
用のスクリーンSCが設置されている前方の2列の計8
個の照明負荷L11〜L18(以下、「第1照明負荷群」と
呼ぶ。)は、負荷線Lf1 によって親機Mの第1の負荷
端子部251 に接続され、残りの後方2列の計8個の照
明負荷L21〜L28(以下、「第2照明負荷群」と呼
ぶ。)は、負荷線Lf2 によって親機Mの第2の負荷端
子部252 に接続されている。また、前方から1列目と
2列目の間及び3列目と4列目の間の天井には、それぞ
れ2個ずつのセンサ子器S1 〜S4 が配設され、各セン
サ子器S1 …は信号線Lsによって親機Mのセンサ子器
接続端子部29に接続されている。なお、会議室MRの
外には在室表示用の表示ランプPLが設置され、接続線
Lcによって親機Mの信号端子部28に接続されてい
る。ここで、実際の現場配線設計上は、予めOHP投影
面に想定する部分(会議室MRの前方の部分)の第1照
明負荷群を親機Mの第1の負荷端子部251 に接続して
おく。
【0020】次に図6のタイムチャートを参照して本実
施形態の動作を説明する。まず、本実施形態における基
本的な動作モードについて説明する。本実施形態におい
ては、センサ子器S1 …からの人体検知信号に応じて第
1及び第2照明負荷群L11…,L21…を一括して点灯・
消灯させる自動モードと、第1照明負荷群L11…を強制
的に消灯するとともにセンサ子器S1 …からの人体検知
信号に応じて第2照明負荷群L21…のみを点灯・消灯す
ることでOHPの使用に適した照明環境を得る間引き点
灯(OHP)モードと、センサ子器S1 …からの人体検
知信号に関係なく全ての照明負荷L11…を強制的に消灯
する強制消灯モードと、センサ子器S1 …からの人体検
知信号に関係なく全ての照明負荷L11…を強制的に点灯
する強制点灯モードとがあり、これら各モードは親機M
に設けた各スイッチSW1 〜SW4 によって切り換える
ことができるようになっている。
【0021】図6において、(a)はセンサ子器S1
で人体が検知されたときにHレベルとなる人体検知信号
を示し、(b)は第1照明負荷群L11…を点灯・消灯す
るリレー部31 の状態を示し、(c)は第2照明負荷群
21…を点灯・消灯するリレー部32 の状態を示し、
(d)は親機Mに設けられて間引き点灯(OHP)モー
ドに切り換えるための切換スイッチSW2 が操作された
場合に出力されるワンショットの操作信号を示してい
る。
【0022】ここで、最初に自動スイッチSW1 がオン
されて自動モードに設定されているとすると、時刻t1
で何れかのセンサ子器S1 …で人体が検知されて人体検
知信号がHレベルになると、親機Mの制御部1は駆動部
1 ,22 に制御信号を送り、駆動部21 ,22 がそれ
ぞれリレー部31 ,32 を駆動して第1及び第2照明負
荷群L11…,L21…、つまり全ての照明負荷L11…を点
灯させる。照明負荷L 11…の点灯中に時刻t2 で切換ス
イッチSW2 が操作されるとワンショットの操作信号が
制御部1に入力され、制御部1は自動モードから間引き
点灯モードに切り換えて第1照明負荷群L11…のみを消
灯させて間引き点灯を行い、例えばOHPの使用に適し
た照明環境(スクリーンSCの近くだけが暗くなるよう
な照明環境)とする。そして、時刻t3 にてセンサ子器
1 …からの人体検知信号がLレベルになると、制御部
1は時刻t3 から保持時間Tのカウントを開始し、保持
時間Tが経過した時刻t4 に駆動部22 を介してリレー
部32 をオフとし、第2照明負荷群L21…を消灯する。
【0023】親機Mの制御部1は、保持時間Tの経過後
に照明負荷L11…が消灯してから次にセンサ子器S1
で人体が検知されるまでの時間をカウントしており、例
えば、時刻t5 で再度人体検知信号がHレベルになった
ときに時刻t5 とt4 との時間差が所定値(例えば、5
秒程度)よりも大きければ、全ての照明負荷L11…を点
灯させる。
【0024】次に、時刻t6 で切換スイッチSW2 をオ
ンして自動モードから間引き点灯モードに切り換えた
後、再び第2照明負荷群L21…の点灯中に時刻t7 で切
換スイッチSW2 が操作されると、制御部1は動作モー
ドを間引き点灯モードから自動モードに切り換え、第1
照明負荷具L11…を点灯させる。そして、時刻t8 にて
センサ子器S1 …からの人体検知信号がLレベルになる
と、制御部1は時刻t8から保持時間Tのカウントを開
始し、保持時間Tが経過した時刻t9 に駆動部2 1 ,2
2 を介してリレー部31 ,32 をオフとし、第1及び第
2照明負荷群L11…,L21…、つまりは全ての照明負荷
11…を消灯する。同様に、時刻t10で再び人体が検知
されれば全ての照明負荷L11…が点灯し、時刻t11に切
換スイッチSW2 が操作されれば自動モードから間引き
点灯モードに切り換わり、時刻t12で人体検知信号がL
レベルになれば、保持時間T経過後の時刻t13に第2照
明負荷群L21…が消灯する。
【0025】一方、時刻t13で全ての照明負荷L11…が
消灯した後、時刻t14で再びセンサ子器S1 …で人体が
検知された場合に、時刻t13からt14までの経過時間が
上記所定値(約5秒)よりも小さければ、制御部1は直
前に点灯していた第2照明負荷群L21…のみを点灯させ
る。すなわち、本実施形態は、自動モードあるいは間引
き点灯モードにおいて保持時間Tの経過後から次に人体
が検知されるまでの時間が所定値(例えば、5秒程度)
よりも大きい場合には全ての照明負荷L11…を点灯さ
せ、反対に小さい場合には直前にオンしていた方の照明
負荷群を点灯させている。なお、親機Mの信号端子部2
8からは第2照明負荷群L21…の点灯・消灯に同期した
無電圧接点信号が出力されているから、信号端子部28
に接続された表示ランプPLは第2照明負荷群L21…が
点灯しているときにのみ点灯することとなって、会議室
MR内の在室表示を行うことができる。
【0026】本実施形態によれば、1台の親機Mで第1
照明負荷群L11…と、第2照明負荷群L21…の2つの系
統の照明負荷群を個別に点灯・消灯させ、一方の照明負
荷群(第1照明負荷群L11…)だけを強制的に消灯させ
て間引き点灯する間引き点灯モードへの切換スイッチS
2 を親機Mに設けたから、会議室MRでOHPや所謂
パソコンプロジェクタを使ってスクリーンSCに表やデ
ータ等を映し出してプレゼンテーションを行うような場
合にも、スクリーンSCに近い場所の照明負荷(第1照
明負荷群L11…)だけを消灯させ、上記プレゼンテーシ
ョン等に適切な照明環境が提供できる。また、保持時間
Tの経過後に再度人体が検知されるまでの時間を所定値
と比較し、所定値よりも大きい場合には再度の人体検知
によって常に全ての照明負荷L11…を点灯させるととも
に、所定値よりも小さい場合には再度の人体検知によっ
て直前の動作モードと同じ動作モードで照明負荷L11
が点灯・消灯されるから、人が会議室MRから退室した
後に再び入室するような場合には全ての照明負荷L11
を点灯させ、会議室MR内に在室している人の動きが僅
かであるためにセンサ子器S1 …で人体検知ができない
ような場合であれば、前の動作モードに従って再度照明
負荷L11…を点灯・消灯させることにより、所望の照明
環境が容易に得られ、使い勝手が向上するという利点が
ある。
【0027】(実施形態2)図7は本発明の第2の実施
形態を示すブロック図、図8はシステム構成図であり、
基本的な構成は実施形態1と共通であるから、共通する
部分については同一の符号を付して説明は省略し、本実
施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。
【0028】一般の会議室において、OHPを使ってプ
レゼンテーションを行うような場合には、プレゼンテー
ションを行う説明者あるいは補助のオペレータが室内の
照明のオン・オフを操作しているが、実施形態1では間
引き点灯モードに切り換えるための切換スイッチSW2
が親機Mに設けてあるため、必ずしも操作し易い位置に
はなく、使い勝手の悪い場合がある。そこで、本実施形
態は、照明負荷L11…を制御するための制御データ、具
体的にはシステムの動作モードを切り換えるための切換
データをワイヤレス信号にて発信するワイヤレス発信器
WSと、このワイヤレス信号による制御データを受信す
るとともに受信した制御データを信号線Lwを介して親
機M’に伝送するワイヤレス受信器WRとを備え、ワイ
ヤレス発信器WSを使って会議室内の任意の場所から点
灯モードの切換操作を可能とした点に特徴がある。
【0029】ワイヤレス発信器WSは、図11に示すよ
うに矩形函型の器体33を有し、赤外線によるワイヤレ
ス信号を送信する送信部34と、間引き点灯モード,自
動モード,強制消灯モード並びに強制点灯モードの各モ
ードに設定するための操作スイッチ351 〜354 とが
器体33に設けてある。一方、ワイヤレス受信器WR
は、図8及び図9に示すようにワイヤレス発信器WSか
ら送信された赤外線によるワイヤレス信号を受信する受
信部36と、受信部36で受信したワイヤレス信号に基
づいて親機M’に対して上記制御データ(切換データ)
を送信する信号送信部37とを備え、親機M’に対して
信号線Lwで接続されている。また、ワイヤレス受信器
WRは、略丸形のフランジ39を下端部に有したケース
38を具備し、従来周知の取付金具等を用いて天井に取
り付けられるようになっており、本実施形態では会議室
MRの略中央の天井に取り付けられている(図12参
照)。
【0030】親機M’は、実施形態1における親機Mの
構成に加えて、図7に示すように信号線Lwを介してワ
イヤレス受信器WRから伝送されてくる制御データを受
信するワイヤレス受信器制御部11と、ワイヤレス発信
器WSから発信されるワイヤレス信号を直接受信する親
機受信部12とを備えている。また、図10に示すよう
に、親機M’の本体20’の前面には、ワイヤレス信号
を受信するための受信窓13が設けてある。さらに、本
体20’の背面にはねじ止め式の端子から成り、上記信
号線Lwが接続される受信器接続端子部40が設けてあ
る。
【0031】本実施形態の各動作モードにおける基本動
作は実施形態1の場合と全く同様であり、説明は省略す
る。本実施形態では、各動作モードの切り換えが親機
M’に設けられた各スイッチSW1 〜SW4 だけでな
く、ワイヤレス発信器WSによっても行える。すなわ
ち、ワイヤレス発信器WSの操作スイッチ351 〜35
4 を操作すれば、それぞれの操作スイッチ351 〜35
4 に応じた動作モードに切り換えるための制御データ
(切換データ)がワイヤレス信号にて送信され、このワ
イヤレス信号をワイヤレス受信器WRあるいは親機M’
の親機受信部12にて受信することにより、受信した制
御データに基づいて親機M’の制御部1が動作モードを
切り換えるようになっている。
【0032】本実施形態によれば、親機M’から離れた
位置よりワイヤレス発信器WSを使って動作モードの切
り換えを遠隔制御することができ、使い勝手が向上する
という利点がある。つまり、実施形態1の場合であれ
ば、動作モードを切り換えるためにはいちいち親機Mの
ところまで行く必要があるが、本実施形態では親機M’
から離れた場所からでもワイヤレス発信器WSを使って
手元で切り換えることができ、会議をスムーズに進行す
ることができる。また、ワイヤレス信号を受信するワイ
ヤレス受信器WRを会議室MRの天井に配設するように
したから、ワイヤレス受信器WRにおけるワイヤレス信
号の受信範囲に死角ができにくいという利点がある。
【0033】(実施形態3)図13〜図18を参照して
本発明の第3の実施形態を説明する。図13及び図14
はそれぞれ本実施形態を示すブロック図及びシステム構
成図であり、基本的な構成は実施形態1及び2と共通で
あるから、共通する部分については同一の符号を付して
説明は省略し、本実施形態の特徴となる部分についての
み説明する。本実施形態は、親機M”から出力される調
光信号に基づいて、照明負荷L11…が具備する調光器に
より照明負荷L11…の調光を行うようにした点に特徴が
ある。
【0034】一般のオフィスビルにおいては、省エネの
観点からインバータ型の蛍光灯照明器具が使用される場
合が多く、また、外付けの制御端末器(あるいは調光ス
イッチなど)を用いて調光可能としたものがあり、かか
る照明器具であれば任意の照度に調節することができ
る。一方、センサ子器S1 …による人体検知に応じた照
明の自動制御では、状況によっては照明負荷の点滅頻度
が多くなるために、白熱灯などを光源に用いている照明
負荷の場合には通常のスイッチ操作による場合よりもフ
ィラメントの断線が生じ易く、光源の取替作業の増加や
光源のコストがかさむおそれがある。
【0035】そこで、照明負荷の点滅が頻繁に行われて
も上記のような不具合が生じないようにするため、本実
施形態における親機M”は、実施形態2における親機
M’の構成に加えて、図13に示すように制御部1によ
り制御されて第1及び第2照明負荷群L11…,L21…に
調光信号を出力する調光信号発生回路部141 ,142
と、自動モード時の調光量を設定する自動モード調光設
定部15と、間引き点灯モード時の第1及び第2照明負
荷群L11…,L21…の調光量を各別に設定する間引き点
灯モード調光設定部16とを備えている。調光信号発生
回路部141 ,142 は、照明負荷L11…が具備する調
光器に与える調光信号(例えば、所謂0−10V電圧信
号やデューティ信号等)を発生させるものである。ま
た、自動モード調光設定部15並びに間引き点灯モード
調光設定部16は、それぞれ調光量を可変するためのア
ップダウンキースイッチと、設定された調光量を表示す
るための表示器とを具備している。
【0036】さて、親機M”の本体20”は、図15に
示すように合成樹脂製の函形であって、JIS(日本工
業規格)等において規格化されている配線器具用の所謂
3連の取付枠41に取り付けることの可能な寸法に形成
され、その前面には、自動モード調光設定部15のアッ
プダウンキースイッチ15a,15b及び表示器15c
と、間引き点灯モード調光設定部16のアップダウンキ
ースイッチ16a〜16d及び表示器16e,16fと
が配設してある。さらに、本体20”の背面にはねじ止
め式の端子から成り、調光信号を伝送するための伝送線
Ltが接続される調光信号端子部42,42が設けてあ
る。
【0037】一方、本実施形態における照明負荷L11
は調光器を備えたインバータ型の蛍光灯照明器具であっ
て、電源供給用の負荷線Lfと、調光信号伝送用の上記
伝送線Ltとでそれぞれ親機M”に接続されており、親
機M”によって点灯・消灯並びに調光制御が行われる。
なお、調光器を含めた照明負荷L11…の具体的な回路構
成は、従来周知の技術を用いて実現可能であり、上記回
路構成は本発明の要旨ではないので説明及び図示は省略
する。
【0038】また、図17は本実施形態で使用される調
光設定型のワイヤレス発信器WS’を示し、実施形態2
におけるワイヤレス発信器WSに対して、自動モード時
の調光設定用のアップダウンキー43と、間引き点灯モ
ード時の調光設定用のアップダウンキー44と、調光設
定時の第1及び第2照明負荷群L11…,L21…の選択を
行う選択スイッチ45とを備えている。
【0039】次に図18のタイムチャートを参照して本
実施形態の動作を説明する。図18において、(a)は
センサ子器S1 …で人体が検知されたときにHレベルと
なる人体検知信号を示し、(b)は第1照明負荷群L11
…を点灯・消灯するリレー部31 の状態を示し、(c)
は親機M”から第1照明負荷群L11…に与えられる調光
信号を示し、(d)は第2照明負荷群L21…を点灯・消
灯するリレー部32 の状態を示し、(e)は親機M”か
ら第2照明負荷群L21…に与えられる調光信号を示し、
(f)は親機Mに設けられて間引き点灯(OHP)モー
ドに切り換えるための切換スイッチSW2 が操作された
場合に出力されるワンショットの操作信号を示してい
る。
【0040】ここで、最初に自動スイッチSW1 がオン
されて自動モードに設定されているとすると、時刻t1
で何れかのセンサ子器S1 …で人体が検知されて人体検
知信号がHレベルになると、親機M”の制御部1は駆動
部21 ,22 に制御信号を送り、駆動部21 ,22 がそ
れぞれリレー部31 ,32 を駆動して第1及び第2照明
負荷群L11…,L21…、つまり全ての照明負荷L11…を
点灯させる。このとき、親機M”の制御部1から第1及
び第2照明負荷群L11…,L21…に対して、0レベルか
ら時刻t2 の時点で第1の調光レベルTL1(1),TL
2(1)となるように調光レベルをリニアに増加させる調光
信号が出力される。そのため、全ての照明負荷L11…が
フェードイン点灯されることになる。なお、上記第1の
調光レベルTL1(1),TL2(1)は親機M”やワイヤレス
発信器WS’のアップダウンキーを使って設定可能であ
って、例えば全点灯を100%とした場合の90%とい
うように任意のレベルに設定される。
【0041】そして、照明負荷L11…の点灯中に時刻t
3 で切換スイッチSW2 が操作されるとワンショットの
操作信号が制御部1に入力され、制御部1は自動モード
から間引き点灯モードに切り換え、親機M”の制御部1
から第1及び第2照明負荷群L11…,L21…に対して、
第1の調光レベルTL1(1),TL2(1)から時刻t4 の時
点で第2の調光レベルTL1(2),TL2(2)となるように
調光レベルをリニアに減少させる調光信号が出力され
る。ここで、第1照明負荷具L11…に対する第2の調光
レベルTL1(2)はスクリーンSCに投影されるOHPの
映像が見やすい程度の暗さとなるような調光レベル(例
えば10%程度)に設定され、第2照明負荷群L21…に
対する第2の調光レベルTL2(2)は第1の調光レベルT
2(1)よりも若干低い調光レベル(例えば70%)に設
定される。そのため、全ての照明負荷L11…がフェード
アウト調光されることになる。
【0042】また、時刻t5 にてセンサ子器S1 …から
の人体検知信号がLレベルになると、制御部1は時刻t
5 から保持時間Tのカウントを開始し、保持時間Tが経
過した時刻t6 から調光信号を出力し、時刻t7 におい
て駆動部21 ,22 を介してリレー部31 ,32 をオフ
とし、第1及び第2照明負荷群L11…,L21…をフェー
ドアウト消灯する。
【0043】一方、制御部1は、保持時間Tの経過後に
照明負荷L11…が消灯してから次にセンサ子器S1 …で
人体が検知されるまでの時間をカウントしており、例え
ば、時刻t8 で再度人体検知信号がHレベルになったと
きに時刻t8 とt7 との時間差が所定値(例えば、5秒
程度)よりも大きければ、全ての照明負荷L11…をフェ
ードイン点灯させる(時刻t8 〜t9 )。
【0044】次に、時刻t10で切換スイッチSW2 をオ
ンして自動モードから間引き点灯モードに切り換える
と、第1及び第2照明負荷群L11…,L21…がそれぞれ
第1の調光レベルTL1(1),TL2(1)から第2の調光レ
ベルTL1(2),TL2(2)へフェードアウト調光される
(時刻t10〜t11)。その後、再び時刻t12で切換スイ
ッチSW2 が操作されると、制御部1は動作モードを間
引き点灯モードから自動モードに切り換え、第1及び第
2照明負荷具L11…,L21…、つまりは全ての照明負荷
11…を第1の調光レベルTL1(1),TL2(1)にフェー
ドイン調光する(時刻t12〜t13)。そして、時刻t14
にてセンサ子器S1 …からの人体検知信号がLレベルに
なると、制御部1は時刻t14から保持時間Tのカウント
を開始し、保持時間Tが経過した時刻t15から調光信号
を出力し、時刻t16において駆動部2 1 ,22 を介して
リレー部31 ,32 をオフとし、第1及び第2照明負荷
群L11…,L21…をフェードアウト消灯する。
【0045】なお、図示はしていないが、全ての照明負
荷L11…が消灯されてから次にセンサ子器S1 …で人体
が検知されるまでの時間が所定値(約5秒)よりも小さ
ければ、制御部1は直前の間引き点灯モードの状態、す
なわち、第1照明負荷群L11…を第2の調光レベルTL
1(2)で、第2照明負荷群L21…を第1の調光レベルTL
2(1)で点灯させるべくフェードイン調光する。
【0046】本実施形態によれば、点灯モードの切換時
を含めて照明負荷L11…の点灯・消灯・調光時にフェー
ドインあるいはフェードアウト調光を行うため、点灯・
消灯や調光レベルが頻繁に可変される場合であっても照
明負荷L11…にかかるストレスが軽減され、光源である
蛍光灯などの寿命を延ばすことができる。また、自動モ
ードから間引き点灯モードへの切換時などにもフェード
アウト調光されるから、照明が突然真っ暗になるような
ことがなく、消灯予告を行うことも可能となるという利
点がある。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明は、人体から放射される
熱線を検知する熱線センサ、この熱線センサにより熱線
が検知されると人体の存否に応じた人体検知信号を出力
する信号出力手段を具備するセンサ子器と、各々商用電
源から1乃至複数の照明負荷への電源供給を入切する2
つのスイッチ手段、照明負荷への電源供給が保持される
保持時間をカウントするタイマ手段、センサ子器から信
号線を介して送信されてくる人体検知信号に応じて各ス
イッチ手段の動作制御を行う制御手段、この制御手段に
より一方のスイッチ手段のみが動作させられるように切
り換える切換スイッチを具備する親機とを備えたので、
各スイッチ手段にそれぞれ複数の照明負荷を割り振れ
ば、切換スイッチを操作することで1つの親機によって
複数の照明負荷の内の一部(一方のスイッチ手段に割り
振られた照明負荷)だけを点灯あるいは消灯させること
が可能となり、例えば、OHPのスクリーンが設置され
ている会議室の特定の場所のみを暗くし、その外の場所
は照明負荷を点灯させて明るくしてOHPの使用に適し
た照明環境を得ることができるなど、使い勝手を向上す
ることができるという効果がある。
【0048】請求項2の発明は、親機の制御手段が、タ
イマ手段による保持時間のカウント終了から所定の設定
時間内にセンサ子器からの人体検知信号を受信した場合
には直前に動作させていたスイッチ手段を動作させると
ともに、設定時間経過後にセンサ子器からの人体検知信
号を受信した場合には常に2つのスイッチ手段を両方と
も動作させて成るので、センサ子器の熱線センサに焦電
素子のような微分型の熱線センサを用いた場合に、人の
動きが少ないために照明負荷がオフされても所定の設定
時間内に再度の人の動きが検出されれば、直前にオンさ
れていた照明負荷が再度オンとされて照明環境を継続さ
せることができるという効果がある。
【0049】請求項3の発明は、照明負荷を制御するた
めの制御データをワイヤレス信号にて発信するワイヤレ
ス発信器と、このワイヤレス信号による制御データを受
信するとともに受信した制御データを信号線を介して親
機に伝送するワイヤレス受信器とを備え、親機の制御手
段は、ワイヤレス受信器から伝送された制御データに基
づいてスイッチ手段の動作制御を行うので、ワイヤレス
発信器を用いて照明負荷のオン・オフを手元で切り換え
ることができ、使い勝手が向上できるという効果があ
る。請求項4の発明は、照明負荷の調光制御を行う調光
制御手段を複数の照明負荷に各々具備し、照明負荷の調
光レベルを設定するための調光スイッチを親機に設ける
とともに、親機の制御手段は、調光スイッチによって設
定される調光レベルに応じた調光信号を調光用の信号線
を介して各照明負荷の調光制御手段に伝送し、調光制御
手段は、伝送されてくる調光信号に応じて少なくとも消
灯時に照明負荷をフェードアウトさせるので、照明負荷
が消灯して突然真っ暗になるようなことがなく、消灯を
予告することができ、また、親機の調光スイッチにて設
定された任意の調光レベルで各照明負荷を点灯させるこ
とができ、使い勝手の向上が図れるという効果がある。
【0050】請求項5の発明は、親機本体を、埋込型の
配線器具用に規格化されている取付枠に取り付け可能な
寸法に形成したので、既存の取付枠を用いて親機を壁面
等に埋込配設することができ、既製の配線器具と取付枠
等を共用して施工作業の簡素化やコストダウンが図れる
という効果がある。請求項6の発明は、センサ子器を天
井に配設したので、熱線センサの検知範囲に死角ができ
にくく、人体を確実に検知することができるという効果
がある。
【0051】請求項7の発明は、ワイヤレス受信器を天
井に配設したので、ワイヤレス信号の受信範囲に死角が
できにくく、ワイヤレス発信器から発射されたワイヤレ
ス信号を確実に受信することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上のシステム構成図である。
【図3】同上におけるセンサ子器を示すブロック図であ
る。
【図4】同上の親機を示し、(a)は正面図、(b)は
背面図である。
【図5】同上を会議室に配置した配置図である。
【図6】同上の動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図7】実施形態2を示すブロック図である。
【図8】同上のシステム構成図である。
【図9】同上におけるワイヤレス受信器を示すブロック
図である。
【図10】同上の親機を示し、(a)は正面図、(b)
は背面図である。
【図11】同上におけるワイヤレス送信器を示す平面図
である。
【図12】同上を会議室に配置した配置図である。
【図13】実施形態3を示すブロック図である。
【図14】同上のシステム構成図である。
【図15】同上の親機を示し、(a)は正面図、(b)
は背面図である。
【図16】同上を会議室に配置した配置図である。
【図17】同上におけるワイヤレス送信器を示す平面図
である。
【図18】同上の動作を説明するためのタイムチャート
である。
【符号の説明】
M 親機 S1 … センサ子器 L11… 照明負荷 1 制御部 2 駆動部 3 リレー部 4 センサ子器制御部 SW2 切換スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体から放射される熱線を検知する熱線
    センサ、この熱線センサにより熱線が検知されると人体
    の存否に応じた人体検知信号を出力する信号出力手段を
    具備するセンサ子器と、各々商用電源から1乃至複数の
    照明負荷への電源供給を入切する2つのスイッチ手段、
    照明負荷への電源供給が保持される保持時間をカウント
    するタイマ手段、センサ子器から信号線を介して送信さ
    れてくる人体検知信号に応じて各スイッチ手段の動作制
    御を行う制御手段、この制御手段により一方のスイッチ
    手段のみが動作させられるように切り換える切換スイッ
    チを具備する親機とを備えたことを特徴とする負荷制御
    システム。
  2. 【請求項2】 親機の制御手段は、タイマ手段による保
    持時間のカウント終了から所定の設定時間内にセンサ子
    器からの人体検知信号を受信した場合には直前に動作さ
    せていたスイッチ手段を動作させるとともに、設定時間
    経過後にセンサ子器からの人体検知信号を受信した場合
    には常に2つのスイッチ手段を両方とも動作させて成る
    ことを特徴とする請求項1記載の負荷制御システム。
  3. 【請求項3】 照明負荷を制御するための制御データを
    ワイヤレス信号にて発信するワイヤレス発信器と、この
    ワイヤレス信号による制御データを受信するとともに受
    信した制御データを信号線を介して親機に伝送するワイ
    ヤレス受信器とを備え、親機の制御手段は、ワイヤレス
    受信器から伝送された制御データに基づいてスイッチ手
    段の動作制御を行うことを特徴とする請求項1又は2記
    載の負荷制御システム。
  4. 【請求項4】 照明負荷の調光制御を行う調光制御手段
    を複数の照明負荷に各々具備し、照明負荷の調光レベル
    を設定するための調光スイッチを親機に設けるととも
    に、親機の制御手段は、調光スイッチによって設定され
    る調光レベルに応じた調光信号を調光用の信号線を介し
    て各照明負荷の調光制御手段に伝送し、調光制御手段
    は、伝送されてくる調光信号に応じて少なくとも消灯時
    に照明負荷をフェードアウトさせることを特徴とする請
    求項1又は2又は3記載の負荷制御システム。
  5. 【請求項5】 親機本体を、埋込型の配線器具用に規格
    化されている取付枠に取り付け可能な寸法に形成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2又は3又は4記載の負荷
    制御システム。
  6. 【請求項6】 センサ子器を天井に配設したことを特徴
    とする請求項1又は2又は3又は4又は5記載の負荷制
    御システム。
  7. 【請求項7】 ワイヤレス受信器を天井に配設したこと
    を特徴とする請求項1〜6の何れか記載の負荷制御シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012243457A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Panasonic Corp 照明装置及び照明器具

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