JPH1061792A - 粉体供給用開閉装置 - Google Patents

粉体供給用開閉装置

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JPH1061792A
JPH1061792A JP23130996A JP23130996A JPH1061792A JP H1061792 A JPH1061792 A JP H1061792A JP 23130996 A JP23130996 A JP 23130996A JP 23130996 A JP23130996 A JP 23130996A JP H1061792 A JPH1061792 A JP H1061792A
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powder
valve
valve body
fluid
passage
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JP23130996A
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Minoru Tazawa
稔 田澤
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Fujikura Composites Inc
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Fujikura Rubber Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、弁体に付着した粉体を容易に
除去することができ、粉体通路の開閉操作を確実に行う
ことができる粉体供給用開閉装置を提供する。 【解決手段】 本発明における粉体供給用開閉装置は、
粉体を通過させる通路を区画形成する弁箱と、該弁箱内
で膨張することにより弁座に着座して粉体通路を閉じる
と共に、収縮することにより粉体通路を開放するバルー
ン状の弁体と、該弁体へ流体を給排する流体給排手段
と、前記弁体を弁箱内に支持する支持部材とを備えるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体が通過する通
路を開閉する粉体供給用開閉装置に係り、特に弁体の構
造を改良した粉体供給用開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、粉石鹸等の粉体を収容するホ
ッパの排出口には、通常、粉体の定量供給を行うための
開閉弁が設けられており、開閉弁としては、いわゆる回
動式開閉弁やスライド式の開閉弁が知られている。
【0003】すなわち、回動式開閉弁は、弁箱の中に円
盤状の弁体とリング状の弁座を備えており、弁体が弁座
に着座して、開閉弁が閉じるようになっている。また、
スライド式の開閉弁は、ホッパの排出口を塞いだりある
いは解放したりするための板状体が進退手段により板の
長手方向に進退移動できるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
回動式開閉弁やスライド式開閉弁にあっては、粉石鹸等
の粉体が弁体に付着し、この付着した粉体は従来の開閉
操作では容易に除去することができず、この付着した粉
体によって、弁体による閉鎖機構が妨げられるという問
題が生じていた。特に、粉石鹸等の空気中の水分を吸着
しやすい粉体は、粉体そのものが弁体に付着しやすく、
上記不都合が顕著に発生していた。
【0005】さらに、上記の回動式開閉弁にあっては、
弁の開閉機構上、回動運動に加えて、弁を上下動させる
機構が必要であり、装置自体の機構が複雑となり、装置
コストも高いことに加えて故障等が発生しやすいという
問題も生じていた。また、上記のスライド式開閉弁にあ
っては、板状体を往復運動させるために装置が大掛かり
となり、コンパクト化が実現できないという問題も生じ
ていた。
【0006】このような実状のもとに本発明は創案され
たものであって、その目的は、簡単な構造で、弁体に付
着した粉体を容易に除去することができ、粉体通路の開
閉操作を確実に行うことができる粉体供給用開閉装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を達成するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明の粉体供給用開閉装置は、粉体を通過
させる通路を区画形成する弁箱と、該弁箱内で膨張する
ことにより弁座に着座して粉体通路を閉じると共に、収
縮することにより粉体通路を開放するバルーン状の弁体
と、該弁体へ流体を給排する流体給排手段と、上記弁体
を弁箱内に支持する支持部材とを備えて構成される。
【0008】好ましい態様として、上記バルーン状の弁
体内に、該弁体が収縮したときに、弁体を粉体通路方向
に沿って伸長させる弁体伸長手段が設けられているよう
に構成される。
【0009】好ましい態様として、上記弁体伸長手段
が、圧縮コイルバネであるように構成される。
【0010】好ましい態様として、上記弁体伸長手段
が、流体供給により伸長する流体エキスパンションであ
るように構成される。
【0011】好ましい態様として、上記バルーン状の弁
体の上部が前記支持部材により支持され、上記弁体内に
錘が収容されているように構成される。
【0012】好ましい態様として、上記バルーン状の弁
体の両端が、前記支持部材により支持されているように
構成される。
【0013】本発明によれば、粉体が通過する通路を区
画形成する弁箱内に、流体を給排することにより膨縮す
るバルーン状の弁体を設けている。したがって、バルー
ン状の弁体が膨縮するだけの簡単な構造で、粉体通路が
開閉操作されると共に、その膨縮により弁体に付着した
粉体が容易に除去されるので、閉成時に確実な密閉性を
得ることができるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る粉体供給用開
閉装置の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
【0015】図1は、本発明に係る粉体供給用開閉装置
の第1の実施形態を示す縦断面図である。図1に示され
るように、粉体供給用開閉装置1の本体外部は、粉石鹸
等の粉体2を通過させる通路を区画形成する弁箱3によ
って形成されている。この弁箱3は、本実施の形態にあ
っては円筒体状を呈しており、例えば鋼管や鋳鉄管等の
金属短管によって形成されている。また、本実施の形態
では、弁箱3の端部にフランジ4が溶接固定されてお
り、これにボルト・ナットを締結することにより、後述
する粉体供給装置のホッパ排出口63等との連結ができ
るようになっている。
【0016】なお、弁箱3の材質や形状は本実施の形態
の限るものではなく、弁箱3の端部を溶接継ぎ手として
形成してもよい。
【0017】また、弁箱3の内側壁には、図示のごとく
その径方向内方へ突出し、弁体5を支持する支持部材6
が固定されている。この支持部材6は、粉体2の落下衝
撃に耐え得るように、弁箱3と一体成形されるか、或い
は溶接等により強固に固定されている。支持部材6は、
本実施形態ではL字状を呈しているが、これに限るもの
ではなく、弁体5を弁箱3によって区画された粉体通路
7の中央部に支持できる形状や構造であればよい。
【0018】この支持部材6上には、上記弁箱3内で膨
張することにより弁座に着座して粉体通路7を閉じると
共に、収縮することにより粉体通路7を開放する弁体5
が支持されている。この弁体5には、その内部へ流体を
供給することにより膨張し、充填した流体を排出するこ
とにより収縮するバルーン状の弁体を採用している。し
たがって、バルーン状の弁体5は、ゴム、ビニール、ウ
レタン等の弾力性や柔軟性を有する材質によって、袋体
状に形成されている。もちろん、弁体5の機械的強度を
高めるために、このものを布とゴム等との積層体構造と
してもよい。
【0019】本実施形態において、バルーン状の弁体5
は、膨張時には弁箱3の内径よりも大きい球体となり、
収縮時には粉体通路7を十分に確保すべく、極めて小さ
な球体となる。したがって、第1の実施形態の弁体5の
材質には、ゴム、ビニール、ウレタン等の膨縮率の高い
ものを採用することが好ましい。
【0020】なお、本実施形態では、特に弁座を形成し
ていないが、膨張した球体状の弁体5が接触する弁箱3
の内周部が弁座として機能することになる。したがっ
て、球体状の弁体5と弁箱3の内周部との密着性を向上
させるべく、弁体5が接触する弁箱3の内周部に、ゴム
等の帯状体を内装するようにしてもよい。
【0021】さらに、バルーン状の弁体5には、その内
部へ流体を給排する流体給排手段8が接続されている。
バルーン状の弁体5内へ供給する流体としては、例えば
空気や不活性ガス等の気体、水や油等の液体が挙げられ
る。これらの流体は、ポンプ等を備えた流体給排手段8
によってバルーン状の弁体5の内部へ給排され、その膨
縮操作により粉体通路7が開閉操作されるようになって
いる。
【0022】図2は、本発明に係る粉体供給用開閉装置
の第2の実施形態を示す縦断面図である。この図におい
て、上述した前記第1の実施形態と同一の符号は、同一
の構成部材を示しており、粉体については図示を省略し
ている。
【0023】図2に示されるように、第2の実施形態の
粉体供給用開閉装置11は、第1の実施形態とバルーン
状の弁体15の構造が異なるものである。すなわち、第
2の実施形態における弁体15の内部には、この弁体1
5が収縮したときに、弁体15を粉体通路7の方向に沿
って伸長させる弁体伸長手段12が設けられている。こ
れは、弁体15内から流体を排出して弁体15を収縮さ
せるときには、粉体供給用開閉装置11が粉体通路7を
開放操作するときであるので、弁体伸長手段12により
バルーン状の弁体15を粉体通路7の方向に沿って伸長
させて、弁体15を棒状に閉じ、粉体通路7を十分に確
保するためである。
【0024】第2の実施形態では、上記弁体伸長手段1
2として、例えば圧縮コイルバネ等の機械的伸長手段1
3を採用している。この圧縮コイルバネ13は、バルー
ン状の弁体15の底部に固定された内筒13aと、その
頂部に固定された外筒13bとの間に、コイルバネ13
cを装着したものであり、バルーン状の弁体15の膨張
時には圧縮コイルバネ13が縮長し、この一方で弁体1
5の収縮時には圧縮コイルバネ13が伸長するように成
っている。
【0025】このような第2の実施形態においては、バ
ルーン状の弁体15の材質は、特に膨縮率の高いもので
なくてもよい。従って、例えば弁体15の強度を高める
ために布とゴム等との積層体構造のものであっても、十
分な開閉機能を示す。
【0026】図3は、本発明に係る粉体供給用開閉装置
の第3の実施形態を示す縦断面図である。この図におい
て、上述した前記第1及び第2の実施形態と同一の符号
は、同一の構成部材を示しており、粉体については図示
を省略している。
【0027】図3に示されるように、第3の実施形態の
粉体供給用開閉装置21は、前記第1及び第2の実施形
態とバルーン状の弁体25の構造が異なり、かつ弁箱2
3の形状が異なるものである。
【0028】すなわち、第3の実施形態における弁体2
5は面長のラグビーボール状を呈しており、その内部に
は、上記弁体伸長手段12として圧縮コイルバネ13が
設けられ、バルーン状の弁体25の収縮時には、圧縮コ
イルバネ13により弁体25を粉体通路7の方向に沿っ
て伸長させて、弁体25を棒状に閉じ、粉体通路7を十
分に確保するようになっている。
【0029】特に、第3の実施形態では、バルーン状の
弁体25と弁箱23の内周部との密着性を向上させるべ
く、弁体25の外周部に帯状の接触部材22を貼付して
いる。この接触部材22の材質には、例えば、クロロプ
レン、ネオプレン、フッ素ゴム、シリコンゴム、ウレタ
ンゴム、EPTゴムなどのゴムシート等の密着性や柔軟
性の高いものを用いることが好ましい。厚さは、0.5
〜3.0mm程度のものが好ましい。
【0030】そして、弁箱23の内周部には、上記弁体
25の接触部材22が着座する弁座24が、その径方向
内方へ突出するように形成されている。このように弁座
24を突出させて形成することにより、バルーン状の弁
体25の膨張時には、弁体25外周部の接触部材22が
弁座24を覆うように密着することになる。
【0031】この第3の実施形態においても、第2の実
施形態と同様に、バルーン状の弁体15の材質は、特に
膨縮率の高いものでなくてもよい。従って、例えば弁体
15の強度を高めるために布とゴム等との積層体構造の
ものであっても、十分な開閉機能を示す。
【0032】図4は、本発明に係る粉体供給用開閉装置
の第4の実施形態を示す縦断面図である。この図におい
て、上述した前記第1ないし第3の実施形態と同一の符
号は、同一の構成部材を示しており、粉体については図
示を省略している。
【0033】図4に示されるように、第4の実施形態の
粉体供給用開閉装置31は、第1ないし第3の実施形態
とバルーン状の弁体35の構造が異なるものである。
【0034】すなわち、第4の実施形態における弁体3
5の内部には、第2及び第3の実施形態と同様に、この
弁体35が収縮したときに、弁体35を粉体通路7の方
向に沿って伸長させる弁体伸長手段12が設けられてい
る。本実施形態では、この弁体伸長手段12は、流体供
給により伸長する流体エキスパンション32として形成
されている。
【0035】この流体エキスパンション32は、蛇腹形
状の筒体により形成され、両端の開口部をバルーン状の
弁体35のほぼ底部と頂部とにそれぞれ密着固定したも
のである。また、流体エキスパンション32の底部に
は、バルーン状の弁体35の流体給排手段38とは別個
に、流体給排手段33が接続されている。したがって、
弁体35の流体給排手段38は、弁体35の底部の偏心
した位置に接続されている。
【0036】すなわち、バルーン状の弁体35の内部へ
流体給排手段38から流体を供給し、弁体35を膨張さ
せたときには、流体エキスパンション32の内部から流
体が排出される。一方、バルーン状の弁体35の内部か
ら流体を排出し、弁体35を収縮させたときには、流体
エキスパンション32の内部へ流体給排手段33から流
体が供給される。したがって、バルーン状の弁体35の
収縮時には、流体エキスパンション32の蛇腹が伸び、
弁体35を粉体通路7の方向に沿って伸長させるので、
弁体35が棒状に閉じて、粉体通路7を十分に確保する
ことができるようになっている。
【0037】図5は、本発明に係る粉体供給用開閉装置
の第5の実施形態を示す縦断面図である。この図におい
て、上述した前記第1ないし第4の実施形態と同一の符
号は、同一の構成部材を示しており、粉体については図
示を省略している。
【0038】図5に示されるように、第5の実施形態の
粉体供給用開閉装置41は、前記第1ないし第4の実施
形態とバルーン状の弁体45の構造が異なるものであ
る。
【0039】すなわち、第5の実施形態における弁体4
5は、その上部が支持部材46により支持されており、
この弁体45の内部には、例えば球形の錘42が収容さ
れている。
【0040】弁体45の上部が支持部材46により支持
されているので、弁体45の内部へ流体を給排する流体
給排手段48もこの支持部材46に固定されて、弁箱3
の上部に取り付けられる。したがって、流体給排手段4
8によるバルーン状の弁体45の内部への流体の供給
は、弁体45の頂部から行われる。
【0041】弁体45の内部に収容された錘42は、重
力により常に弁体45の底部に位置することになり、弁
体45が収縮したときに、弁体45を鉛直方向下方へ向
けて伸長させることになる。したがって、バルーン状の
弁体45の収縮時には、錘42の重量ににより弁体45
を粉体通路7の方向に沿って伸長させるので、弁体45
が棒状に閉じて、粉体通路7を十分に確保することがで
きるものである。
【0042】なお、錘42は、重力により常に弁体45
の底部に位置するであろうから、錘42を弁体45の底
部に特に固定する必要はないが、バルーン状の弁体45
の製作時等に錘42をあらかじめ固定するようにしても
よい。
【0043】図6は、本発明に係る粉体供給用開閉装置
の第6の実施形態を示す縦断面図である。この図におい
て、上述した前記第1ないし第5の実施形態と同一の符
号は、同一の構成部材を示しており、粉体については図
示を省略している。
【0044】図6に示されるように、第6の実施形態の
粉体供給用開閉装置51は、一対の支持部材56,57
により、バルーン状の弁体55の両端部を支持固定した
ものである。本実施形態では、弁箱3が区画する粉体通
路7が鉛直方向に沿うように、粉体供給用開閉装置51
を設けているので、バルーン状の弁体55の底部および
頂部が支持部材56,57により支持されている。これ
ら支持部材56,57間の支持間隔は、弁体55の膨張
時の外径を支持するのに十分な間隔に設定される。
【0045】弁体55の底部および頂部が支持部材5
6,57により支持されているので、弁体55が収縮し
ても、弁体55の底部と頂部との距離は変化しない。し
たがって、弁体55の収縮には、弁体55が鉛直方向に
沿って伸長することになり、弁体55が棒状に閉じて、
粉体通路7を十分に確保されるものである。
【0046】なお、バルーン状の弁体55の内部へ流体
を給排する流体給排手段8は、支持部材56,57のい
ずれに沿って配設してもよい。
【0047】このように第1ないし第6の実施形態で
は、粉体供給用開閉装置1,11,21,31,41,
51の開閉操作に伴って、弁体5,15,25,35,
45,55が膨張・収縮するので、弁体5,15,2
5,35,45,55に付着した粉体2を積極的に除去
することができるものである。
【0048】図7は、本発明の粉体供給用開閉装置を備
え、粉石鹸等の粉体を定量供給する粉体供給装置の一形
態を示す概略図である。図7に示されるように、粉体供
給装置61において、粉体2を収容するためのホッパ6
2の上部には、粉体供給系64が接続されている。この
粉体供給系64から供給された粉体2は、例えば螺旋状
にサイクロン落下してホッパ62内に収容される。
【0049】ホッパ62の内周部には、このホッパ62
と同形状に下方が順次縮径された筒状のシート65が内
装されており、ホッパ62とシート65間に流体給排系
66から空気等の流体を給排して、その空間圧力を変動
させることによりシート65を振るわせて、これに付着
した粉体2を落下除去するようになっている。
【0050】また、ホッパ62の頂部は密閉され、サク
ションパイプ67によって排気され、ホッパ62内を真
空に維持すると共に、発生した粉塵を除去するようにな
っている。
【0051】上述した第1ないし第6の実施形態の粉体
供給用開閉装置1,11,21,31,41,51は、
上記粉体供給装置61におけるホッパ62の排出口63
に介設され、弁箱3,23によって区画された粉体通路
7が鉛直方向に沿うように取り付けられる。図7におい
ては、便宜的に第1の実施形態の粉体供給用開閉装置1
のみを図示している。この場合、ホッパ62の排出口6
3に2基の粉体供給用開閉装置1,1が直列に設けられ
ており、バルーン状の弁体5を膨張・収縮させることに
より開閉操作が実行される。
【0052】そして、2基の粉体供給用開閉装置1,1
を開閉操作することにより、ホッパ62から定量供給さ
れた粉体2はベルトコンベア68上に載置されて次工程
へと搬送される。
【0053】上述してきたような本発明によれば、粉体
2が通過する通路7を区画形成する弁箱3,23内に、
流体を給排することにより膨張・収縮するバルーン状の
弁体5,15,25,35,45,55を設けているの
で、弁体5,15,25,35,45,55を膨張・収
縮させるだけの簡単な構造で、粉体通路7を開閉操作す
ることができる。また、バルーン状の弁体5,15,2
5,35,45,55の膨張・収縮により弁体5,1
5,25,35,45,55に付着した粉体2が極めて
容易に落下除去されるので、粉体供給用開閉装置1,1
1,21,31,41,51の閉成時に確実な密閉性を
得ることができるものである。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の粉体供給用
開閉装置は、バルーン状の弁体が膨縮するだけの簡単な
構造で、粉体通路の開閉操作を行うことができる。ま
た、バルーン状の弁体が膨縮するので、弁体に付着した
粉体を容易に除去することができ、粉体通路の閉鎖時の
密閉性を向上させることができる。さらに、弁体の交換
作業を容易に行うことができ、しかも装置構成がコンパ
クトである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉体供給用開閉装置の第1の実施
形態であり、(a)は弁体の閉じた状態を示す縦断面
図、(b)は弁体の開放状態を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る粉体供給用開閉装置の第2の実施
形態であり、(a)は弁体の閉じた状態を示す縦断面
図、(b)は弁体の開放状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る粉体供給用開閉装置の第3の実施
形態を示す縦断面図である。
【図4】本発明に係る粉体供給用開閉装置の第4の実施
形態であり、(a)は弁体の閉じた状態を示す縦断面
図、(b)は弁体の開放状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る粉体供給用開閉装置の第5の実施
形態であり、(a)は弁体の閉じた状態を示す縦断面
図、(b)は弁体の開放状態を示す縦断面図である。
【図6】本発明に係る粉体供給用開閉装置の第6の実施
形態であり、(a)は弁体の閉じた状態を示す縦断面
図、(b)は弁体の開放状態を示す縦断面図である。
【図7】本発明において、粉石鹸等の粉体を定量供給す
る粉体供給装置の一形態を示す概略図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51… 粉体供給用開閉
装置 2…粉体 3,23…弁箱 5,15,25,35,45,55…弁体 6,46,56,57…支持部材 7…粉体通路 8,38,48…流体給排手段 12…弁体伸長手段 13…圧縮コイルバネ 32…流体エキスパンション 42…錘

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を通過させる通路を区画形成する弁
    箱と、該弁箱内で膨張することにより弁座に着座して粉
    体通路を閉じると共に、収縮することにより粉体通路を
    開放するバルーン状の弁体と、該弁体へ流体を給排する
    流体給排手段と、前記弁体を弁箱内に支持する支持部材
    とを備えていることを特徴とする粉体供給用開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記バルーン状の弁体内に、該弁体が収
    縮したときに、弁体を粉体通路方向に沿って伸長させる
    弁体伸長手段が設けられている請求項1に記載の粉体供
    給用開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記弁体伸長手段が、圧縮コイルバネで
    ある請求項2に記載の粉体供給用開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記弁体伸長手段が、流体供給により伸
    長する流体エキスパンションである請求項2に記載の粉
    体供給用開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記バルーン状の弁体の上部が前記支持
    部材により支持され、上記弁体内に錘が収容されている
    請求項1に記載の粉体供給用開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記バルーン状の弁体の両端が、前記支
    持部材により支持されている請求項1に記載の粉体供給
    用開閉装置。
JP23130996A 1996-08-13 1996-08-13 粉体供給用開閉装置 Withdrawn JPH1061792A (ja)

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