JPH1060513A - 高炉出銑樋用主樋カバーの着脱装置 - Google Patents
高炉出銑樋用主樋カバーの着脱装置Info
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- JPH1060513A JPH1060513A JP21760796A JP21760796A JPH1060513A JP H1060513 A JPH1060513 A JP H1060513A JP 21760796 A JP21760796 A JP 21760796A JP 21760796 A JP21760796 A JP 21760796A JP H1060513 A JPH1060513 A JP H1060513A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1点吊りウォールクレーンを主体とした簡易
な構造の装置を用いて着脱作業を安全性及び経済性並び
に省力化の下でより効率的に行うことが可能な高炉出銑
樋用主樋カバーの着脱装置の提供。 【解決手段】 主樋カバー2を装着位置と退避位置の間
で吊り下げつつ高炉20の出銑樋12近傍に設置される
支柱14を基準に旋回及び走行させる1点吊りクレーン
1と、主樋カバー2の所定個所に直立状態で取付けられ
るポール5と、出銑樋12を挟み支柱14とは反対側の
所定位置において水平回転自在に支持され、先端がポー
ル5に摺動及び回転自在に連結されて水平旋回動可能に
設けられる伸縮自在の伸縮・旋回アーム6と、伸縮・旋
回アーム6の中間部に取付けられた係合子7と、この係
合子7が係合される案内路9を備えて伸縮・旋回アーム
6の上方部に設けられる案内部材8とを含み、案内路9
が、1点吊りクレーン1による主樋カバー2の吊り下げ
移動中を通じて該主樋カバー2の水平方向の姿勢が安定
保持されるように、前記係合子7を誘導する案内用パス
となっている。
な構造の装置を用いて着脱作業を安全性及び経済性並び
に省力化の下でより効率的に行うことが可能な高炉出銑
樋用主樋カバーの着脱装置の提供。 【解決手段】 主樋カバー2を装着位置と退避位置の間
で吊り下げつつ高炉20の出銑樋12近傍に設置される
支柱14を基準に旋回及び走行させる1点吊りクレーン
1と、主樋カバー2の所定個所に直立状態で取付けられ
るポール5と、出銑樋12を挟み支柱14とは反対側の
所定位置において水平回転自在に支持され、先端がポー
ル5に摺動及び回転自在に連結されて水平旋回動可能に
設けられる伸縮自在の伸縮・旋回アーム6と、伸縮・旋
回アーム6の中間部に取付けられた係合子7と、この係
合子7が係合される案内路9を備えて伸縮・旋回アーム
6の上方部に設けられる案内部材8とを含み、案内路9
が、1点吊りクレーン1による主樋カバー2の吊り下げ
移動中を通じて該主樋カバー2の水平方向の姿勢が安定
保持されるように、前記係合子7を誘導する案内用パス
となっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉において出銑
樋(主樋)用の主樋カバーを出銑樋上に設置しあるいは
退避させるために取付け・取外しを伴う移動用として使
用される主樋カバーの着脱装置に関する。
樋(主樋)用の主樋カバーを出銑樋上に設置しあるいは
退避させるために取付け・取外しを伴う移動用として使
用される主樋カバーの着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4を参照して、高炉の出銑樋12に
は、出銑時に溶銑、溶滓が飛び散るのを防ぐために従来
から主樋カバー2が設置されている。しかし、出銑口の
開孔や閉塞を行う際、開孔機、マッドガンを使用しなけ
ればならないので、主樋カバー2の取外し及びその後の
取付けが必要となる。この作業は、普通、1点(1本)
吊りウォールクレーン1を用いて手鉤15等を利用した
危険を伴う人手作業に依存していたが、最近は機械化さ
れた作業に替わってきている。
は、出銑時に溶銑、溶滓が飛び散るのを防ぐために従来
から主樋カバー2が設置されている。しかし、出銑口の
開孔や閉塞を行う際、開孔機、マッドガンを使用しなけ
ればならないので、主樋カバー2の取外し及びその後の
取付けが必要となる。この作業は、普通、1点(1本)
吊りウォールクレーン1を用いて手鉤15等を利用した
危険を伴う人手作業に依存していたが、最近は機械化さ
れた作業に替わってきている。
【0003】この種の出銑樋用主樋カバーの着脱装置に
関する典型的な先行技術が、実公平2− 13471号公報
(第1例)及び特開平 7−278630号公報(第2例)に挙
げられる。第1例は、「主樋カバーを水平面内にて回転
自在に吊り下げて出銑樋上部の装着位置と出銑樋外部の
退避位置の上方を旋回する旋回クレーンと、一端が主樋
カバーの定位置の支点に連結された姿勢制御棒と、旋回
クレーンの基台側に設けられてこの旋回クレーンが装着
位置の上方に旋回したときに姿勢制御棒の他端を主樋カ
バーの支点から一定距離離れた位置に保持する保持機構
と、旋回クレーンの基台側に設けられてこの旋回クレー
ンが退避位置の上方に旋回したときに姿勢制御棒の他端
の位置を調整する位置調整機構とによって、主樋カバー
の着脱装置が構成される」ものであって、着脱時の主樋
カバーの移動軌跡を制御する点に特徴を有する。
関する典型的な先行技術が、実公平2− 13471号公報
(第1例)及び特開平 7−278630号公報(第2例)に挙
げられる。第1例は、「主樋カバーを水平面内にて回転
自在に吊り下げて出銑樋上部の装着位置と出銑樋外部の
退避位置の上方を旋回する旋回クレーンと、一端が主樋
カバーの定位置の支点に連結された姿勢制御棒と、旋回
クレーンの基台側に設けられてこの旋回クレーンが装着
位置の上方に旋回したときに姿勢制御棒の他端を主樋カ
バーの支点から一定距離離れた位置に保持する保持機構
と、旋回クレーンの基台側に設けられてこの旋回クレー
ンが退避位置の上方に旋回したときに姿勢制御棒の他端
の位置を調整する位置調整機構とによって、主樋カバー
の着脱装置が構成される」ものであって、着脱時の主樋
カバーの移動軌跡を制御する点に特徴を有する。
【0004】一方、第2例は、「主樋カバーの着脱装置
として、出銑樋近傍の鋳床作業床上に支柱を設け、該支
柱に旋回可能に旋回フレームを取付け、該フレームの先
端に水平回転自在なベースを吊支し、該ベースと旋回中
心近傍の固定部を長さ調整自在なリンクにより連結し、
かつ、該ベースに俯仰アームとアーム駆動装置を設け
た」構成としていて、これもまた、着脱時の主樋カバー
の移動軌跡を制御している。
として、出銑樋近傍の鋳床作業床上に支柱を設け、該支
柱に旋回可能に旋回フレームを取付け、該フレームの先
端に水平回転自在なベースを吊支し、該ベースと旋回中
心近傍の固定部を長さ調整自在なリンクにより連結し、
かつ、該ベースに俯仰アームとアーム駆動装置を設け
た」構成としていて、これもまた、着脱時の主樋カバー
の移動軌跡を制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記両例は以
下に述べるような問題点がある。即ち、出銑口を開孔
する開孔機が旋回クレーンと同じ支柱に取付けられた構
造のものが殆どである関係上、該支柱の個所が開孔機の
待機位置となり、このため、主樋カバーの取り外し位置
と干渉することになって着脱のための作業が困難とな
る、旋回クレーンを取付けている支柱には、高炉や炉
前機器に関する各配管が密集して敷設されていて、姿勢
制御棒やリンクを支柱近傍に取付けるのが難しい場合が
多い、1点吊りウォールクレーンでは、吊り下げた状
態での主樋カバーの水平姿勢が不安定でありこれを改善
するためとして2本のアームを旋回させる2点吊りのウ
ォールクレーンにするには、コストが非常に嵩む装置と
なる経済性の不利が免れ得ない、等の問題点が挙げられ
る。
下に述べるような問題点がある。即ち、出銑口を開孔
する開孔機が旋回クレーンと同じ支柱に取付けられた構
造のものが殆どである関係上、該支柱の個所が開孔機の
待機位置となり、このため、主樋カバーの取り外し位置
と干渉することになって着脱のための作業が困難とな
る、旋回クレーンを取付けている支柱には、高炉や炉
前機器に関する各配管が密集して敷設されていて、姿勢
制御棒やリンクを支柱近傍に取付けるのが難しい場合が
多い、1点吊りウォールクレーンでは、吊り下げた状
態での主樋カバーの水平姿勢が不安定でありこれを改善
するためとして2本のアームを旋回させる2点吊りのウ
ォールクレーンにするには、コストが非常に嵩む装置と
なる経済性の不利が免れ得ない、等の問題点が挙げられ
る。
【0006】本発明は、このような問題点の解消を図る
ために成されたものであり、本発明の目的は、上記課題
を解決すると共に、従来の1点吊りウォールクレーンを
主体とした簡易な構造の装置を用いて着脱作業を安全性
及び経済性並びに省力化の下でより効率的に行うことが
可能な高炉出銑樋用主樋カバーの着脱装置を提供するこ
とにある。
ために成されたものであり、本発明の目的は、上記課題
を解決すると共に、従来の1点吊りウォールクレーンを
主体とした簡易な構造の装置を用いて着脱作業を安全性
及び経済性並びに省力化の下でより効率的に行うことが
可能な高炉出銑樋用主樋カバーの着脱装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本発明は、高炉の出銑樋近傍に設置される支柱に旋
回アームを介し取付けられるホイスト等の吊架機構を備
え、主樋カバーを出銑樋上部の装着位置と出銑樋外部の
退避位置の間で吊り下げつつ前記支柱を基準に旋回及び
走行させる1点吊りクレーンと、前記主樋カバーにおけ
る吊り下げ支点から離した個所に直立状態で取付けられ
るポールと、前記出銑樋を挟み前記支柱とは反対側の所
定位置に基端が垂直軸回りの回転自在に支持され、先端
が前記ポールに摺動及び回転自在に連結されて水平旋回
動可能に設けられる伸縮自在の伸縮・旋回アームと、こ
の伸縮・旋回アームの中間部に取付けられた係合子と、
この係合子が係合される案内路を備え、伸縮・旋回アー
ムの上方部に設けられる案内部材とを含み、この案内部
材の案内路が、1点吊りクレーンによる主樋カバーの吊
り下げ移動中を通じて該主樋カバーの水平方向の姿勢が
安定保持されるように、前記係合子を吊り下げ支点の移
動軌跡に対応した軌跡で誘導させる所定の案内用パスに
形成されてなることを特徴とする高炉出銑樋用主樋カバ
ーの着脱装置である。
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本発明は、高炉の出銑樋近傍に設置される支柱に旋
回アームを介し取付けられるホイスト等の吊架機構を備
え、主樋カバーを出銑樋上部の装着位置と出銑樋外部の
退避位置の間で吊り下げつつ前記支柱を基準に旋回及び
走行させる1点吊りクレーンと、前記主樋カバーにおけ
る吊り下げ支点から離した個所に直立状態で取付けられ
るポールと、前記出銑樋を挟み前記支柱とは反対側の所
定位置に基端が垂直軸回りの回転自在に支持され、先端
が前記ポールに摺動及び回転自在に連結されて水平旋回
動可能に設けられる伸縮自在の伸縮・旋回アームと、こ
の伸縮・旋回アームの中間部に取付けられた係合子と、
この係合子が係合される案内路を備え、伸縮・旋回アー
ムの上方部に設けられる案内部材とを含み、この案内部
材の案内路が、1点吊りクレーンによる主樋カバーの吊
り下げ移動中を通じて該主樋カバーの水平方向の姿勢が
安定保持されるように、前記係合子を吊り下げ支点の移
動軌跡に対応した軌跡で誘導させる所定の案内用パスに
形成されてなることを特徴とする高炉出銑樋用主樋カバ
ーの着脱装置である。
【0008】本発明はまた、前項に記載の高炉出銑樋用
主樋カバーの着脱装置において、案内部材が、水平状態
と垂直状態の間の俯仰方向の旋回可能に設けられるフレ
ームに固定されていて、出銑樋のメンテナンス時に出銑
樋回りのスペースを確保するため上部に旋回移動可能に
形成されることを特徴とする。
主樋カバーの着脱装置において、案内部材が、水平状態
と垂直状態の間の俯仰方向の旋回可能に設けられるフレ
ームに固定されていて、出銑樋のメンテナンス時に出銑
樋回りのスペースを確保するため上部に旋回移動可能に
形成されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付図面に基づき以下に説明する。本発明の実施例の態様
が示される図1乃至図3を参照して、本発明は、1本吊
りウォールクレーンで実現される1点吊りクレーン1
と、ポール5と、伸縮・旋回アーム6と、この伸縮・旋
回アーム6の中間部に取付けられた係合子7と、この係
合子7と係合関係にあってその動きを規制するための案
内部材8とを含み、高炉20の出銑口21に設けられた
出銑樋12に装着される主樋カバー2を取外したり、取
付けたりするための着脱装置が構成される。
付図面に基づき以下に説明する。本発明の実施例の態様
が示される図1乃至図3を参照して、本発明は、1本吊
りウォールクレーンで実現される1点吊りクレーン1
と、ポール5と、伸縮・旋回アーム6と、この伸縮・旋
回アーム6の中間部に取付けられた係合子7と、この係
合子7と係合関係にあってその動きを規制するための案
内部材8とを含み、高炉20の出銑口21に設けられた
出銑樋12に装着される主樋カバー2を取外したり、取
付けたりするための着脱装置が構成される。
【0010】1点吊りクレーン1は、出銑樋12の近傍
に設置した支柱14に水平旋回自在に支持された旋回ア
ーム3と、この旋回アーム3に取付けられて支柱14に
対して接近・離隔する方向に走行するホイストで実現さ
れる吊架機構4とから成り、吊架機構4から吊り下げた
フックを用いて主樋カバー2を一点吊りで吊り下げ支持
した状態で、出銑樋12上部の装着位置と出銑樋12外
部の退避位置の間で移動させ得るようになっている。
に設置した支柱14に水平旋回自在に支持された旋回ア
ーム3と、この旋回アーム3に取付けられて支柱14に
対して接近・離隔する方向に走行するホイストで実現さ
れる吊架機構4とから成り、吊架機構4から吊り下げた
フックを用いて主樋カバー2を一点吊りで吊り下げ支持
した状態で、出銑樋12上部の装着位置と出銑樋12外
部の退避位置の間で移動させ得るようになっている。
【0011】ポール5は、金属製の例えば真直の丸棒で
実現される表面が平滑な棒柱体から成り、主樋カバー2
の所定個所に直立状態で取付けて固定される。なお、こ
の取付け位置は、1点吊りクレーン1によって吊り下げ
た際の一点吊り下げ支点から離隔した個所が選定される
ものであり、例えば、主樋カバー2の側縁部で、かつ、
該カバー中心線を基準として支柱14に遠い側となる側
縁部の中央部分が好適な位置として挙げられ、この位置
からポール5を垂直に立ち上げて取付ける。
実現される表面が平滑な棒柱体から成り、主樋カバー2
の所定個所に直立状態で取付けて固定される。なお、こ
の取付け位置は、1点吊りクレーン1によって吊り下げ
た際の一点吊り下げ支点から離隔した個所が選定される
ものであり、例えば、主樋カバー2の側縁部で、かつ、
該カバー中心線を基準として支柱14に遠い側となる側
縁部の中央部分が好適な位置として挙げられ、この位置
からポール5を垂直に立ち上げて取付ける。
【0012】伸縮・旋回アーム6は、例えば、固定側ア
ーム6A 及び該固定側アーム6A に対しその長手方向に
摺動可能に組付けられた可動側アーム6B の2本のアー
ムにより形成される長手方向に伸縮自在のアームであっ
て、出銑樋12を挟んで支柱14とは反対側の所定位置
に配設される。この伸縮・旋回アーム6は、固定側アー
ム6A の基端部が支持用スタンド17の上端部に垂直軸
回りの水平回転自在に取付けられるとともに、可動側ア
ーム6B の先端部が例えば該先端部に回転自在に軸支さ
れた一対のローラ13により実現される係合部材によっ
て、ポール5の中間部に摺動自在かつ回転自在に連結さ
れていて、全体として、出銑樋12を挟み支柱14とは
反対側の所定位置においてアーム基端部を中心に水平旋
回動可能、かつ、長短伸縮可能となっており、さらに、
ポール5との連結部分では、該ポール5周面回りに回転
自在、ポール5長手方向に摺動自在となっている。
ーム6A 及び該固定側アーム6A に対しその長手方向に
摺動可能に組付けられた可動側アーム6B の2本のアー
ムにより形成される長手方向に伸縮自在のアームであっ
て、出銑樋12を挟んで支柱14とは反対側の所定位置
に配設される。この伸縮・旋回アーム6は、固定側アー
ム6A の基端部が支持用スタンド17の上端部に垂直軸
回りの水平回転自在に取付けられるとともに、可動側ア
ーム6B の先端部が例えば該先端部に回転自在に軸支さ
れた一対のローラ13により実現される係合部材によっ
て、ポール5の中間部に摺動自在かつ回転自在に連結さ
れていて、全体として、出銑樋12を挟み支柱14とは
反対側の所定位置においてアーム基端部を中心に水平旋
回動可能、かつ、長短伸縮可能となっており、さらに、
ポール5との連結部分では、該ポール5周面回りに回転
自在、ポール5長手方向に摺動自在となっている。
【0013】伸縮・旋回アーム6の中間部に取付けられ
た係合子7は、例えば一対のガイドローラから成ってい
て(図2参照)、両ガイドローラを固定側アーム6A の
上面部に水平支軸を介して回転自在に取付けてなること
によって、摺動時における摩擦抵抗が極めて小さい所
謂、転動子(コロ)を形成している。
た係合子7は、例えば一対のガイドローラから成ってい
て(図2参照)、両ガイドローラを固定側アーム6A の
上面部に水平支軸を介して回転自在に取付けてなること
によって、摺動時における摩擦抵抗が極めて小さい所
謂、転動子(コロ)を形成している。
【0014】案内部材8は、例えば曲がった溝レール状
を成して係合子7が係合される案内路9を備えていて、
フレーム11を介し架台18に取付けられて伸縮・旋回
アーム6の直上方に配設される。この案内部材8は、一
対のガイドローラから成る前記係合子7を案内路9内に
転動自在に受容させるように係合子7に関連させて設け
られる。上記案内路9は、図3に例示されるような所定
の案内用パス(経路)を有する構造であるが、これは、
1点吊りクレーン1による主樋カバー2の吊り下げ移動
中を通じて該主樋カバー2の水平方向の姿勢を振れない
ように安定保持させるには、前記係合子7を主樋カバー
2の吊り下げ支点の移動軌跡に対応して所定の軌跡で誘
導させる必要が生じることに基づいて成されるものであ
って、従って、案内路9の案内用パスとしては、1点吊
りクレーン1によって吊り下げた主樋カバー2が旋回と
走行との併動によって前記装着位置と前記退避位置の間
で移動する際の移動軌跡に対応した所定の経路に予め設
定させている。
を成して係合子7が係合される案内路9を備えていて、
フレーム11を介し架台18に取付けられて伸縮・旋回
アーム6の直上方に配設される。この案内部材8は、一
対のガイドローラから成る前記係合子7を案内路9内に
転動自在に受容させるように係合子7に関連させて設け
られる。上記案内路9は、図3に例示されるような所定
の案内用パス(経路)を有する構造であるが、これは、
1点吊りクレーン1による主樋カバー2の吊り下げ移動
中を通じて該主樋カバー2の水平方向の姿勢を振れない
ように安定保持させるには、前記係合子7を主樋カバー
2の吊り下げ支点の移動軌跡に対応して所定の軌跡で誘
導させる必要が生じることに基づいて成されるものであ
って、従って、案内路9の案内用パスとしては、1点吊
りクレーン1によって吊り下げた主樋カバー2が旋回と
走行との併動によって前記装着位置と前記退避位置の間
で移動する際の移動軌跡に対応した所定の経路に予め設
定させている。
【0015】本発明は、以上述べるような構成を備えて
いるが、さらに、前記フレーム11が水平状態と垂直状
態の間の俯仰方向の旋回可能に架台18に取付けられて
なることを好ましい形態とするものである。即ち、この
ようなフレーム11に設けられる案内部材8は、フレー
ム11を垂直状態に仰動させることによって、案内路9
と係合子7との係合関係を解いた状態でフレーム11と
一体に垂直状態に仰動(図1の2点鎖線示状態)して、
出銑樋12から遠去かる退避位置に定置させることが可
能であり、また、ポール5及び伸縮・旋回アーム6につ
いても、ポール5を出銑樋12から取り外した後に、伸
縮・旋回アーム6を出銑樋12に対し略平行状態となる
ように大きく任意に旋回することによって、最遠の退避
位置まで移動させることが可能となり、その結果、出銑
樋12回りに広いスペースを確保させる点で頗る有用で
ある。
いるが、さらに、前記フレーム11が水平状態と垂直状
態の間の俯仰方向の旋回可能に架台18に取付けられて
なることを好ましい形態とするものである。即ち、この
ようなフレーム11に設けられる案内部材8は、フレー
ム11を垂直状態に仰動させることによって、案内路9
と係合子7との係合関係を解いた状態でフレーム11と
一体に垂直状態に仰動(図1の2点鎖線示状態)して、
出銑樋12から遠去かる退避位置に定置させることが可
能であり、また、ポール5及び伸縮・旋回アーム6につ
いても、ポール5を出銑樋12から取り外した後に、伸
縮・旋回アーム6を出銑樋12に対し略平行状態となる
ように大きく任意に旋回することによって、最遠の退避
位置まで移動させることが可能となり、その結果、出銑
樋12回りに広いスペースを確保させる点で頗る有用で
ある。
【0016】このような構成になる本発明は、図1及び
図3に示すように出銑樋12を挟み支柱14とは反対側
の出銑樋12側方に主樋カバー2を取り外すもので、主
樋カバー2に取付けられるポール5と、該ポール5に摺
動及び回転自在に連結される伸縮・旋回アーム6との協
動になる支持作用に基づき、1点吊りクレーン1による
吊り下げ支点とポール5の取付け位置とによる2点吊り
の機能を持たせて主樋カバー2の動きを規制し、これに
よって主樋カバー2の移動中の振れを防いで、主樋カバ
ー2の水平姿勢を出銑口21に設けられた出銑樋12に
対して変わることがないように安定的に保持することが
可能である。
図3に示すように出銑樋12を挟み支柱14とは反対側
の出銑樋12側方に主樋カバー2を取り外すもので、主
樋カバー2に取付けられるポール5と、該ポール5に摺
動及び回転自在に連結される伸縮・旋回アーム6との協
動になる支持作用に基づき、1点吊りクレーン1による
吊り下げ支点とポール5の取付け位置とによる2点吊り
の機能を持たせて主樋カバー2の動きを規制し、これに
よって主樋カバー2の移動中の振れを防いで、主樋カバ
ー2の水平姿勢を出銑口21に設けられた出銑樋12に
対して変わることがないように安定的に保持することが
可能である。
【0017】しかも、係合子7、案内部材8及びフレー
ム11の組合せ構成によって、主樋カバー2を一定の軌
跡に沿わせて移動させることができ、その際、移動に必
要な占有スペースを極力狭く維持させるようにしながら
主樋カバー2を移動させて着脱作業を行うことが可能で
ある。さらに、出銑樋12の大修理等メンテナンス時に
は、ポール5及び伸縮・旋回アーム6を水平・垂直両方
向に旋回移動することによって出銑樋回りのスペースを
十分確保することもできる。
ム11の組合せ構成によって、主樋カバー2を一定の軌
跡に沿わせて移動させることができ、その際、移動に必
要な占有スペースを極力狭く維持させるようにしながら
主樋カバー2を移動させて着脱作業を行うことが可能で
ある。さらに、出銑樋12の大修理等メンテナンス時に
は、ポール5及び伸縮・旋回アーム6を水平・垂直両方
向に旋回移動することによって出銑樋回りのスペースを
十分確保することもできる。
【0018】図3に示される如く、1点吊りクレーン1
の点Aでの吊り上げ、点Aから点Bへの旋回に続き点B
から点Cへの走行と吊り下げの動き、それに対応する主
樋カバー2のポール5部の点A1 から点B1 、点B1 か
ら点C1 の動き、案内部材8の係合部の点A2 から点B
2 、点B2 から点C2 の軌跡、即ち、主樋カバー2の軌
跡が常に一定になる。しかも主樋カバー2の着脱時の途
中において、出銑中の溶銑がアーチ型の主樋カバー2の
側面に接当しないように、出銑樋12と同じ方向で出銑
口21に向かって取付け得る軌跡になるように案内部材
8の案内路9のパスを決めることができる。従って、本
発明の提供によって支柱14に出銑口開孔機や主樋カバ
ー取替え用ウォールクレーンが装置されているような場
合でも、従来の1点吊りクレーンと併用することによ
り、主樋カバーの着脱作業が容易かつ合理的に行われ
る。
の点Aでの吊り上げ、点Aから点Bへの旋回に続き点B
から点Cへの走行と吊り下げの動き、それに対応する主
樋カバー2のポール5部の点A1 から点B1 、点B1 か
ら点C1 の動き、案内部材8の係合部の点A2 から点B
2 、点B2 から点C2 の軌跡、即ち、主樋カバー2の軌
跡が常に一定になる。しかも主樋カバー2の着脱時の途
中において、出銑中の溶銑がアーチ型の主樋カバー2の
側面に接当しないように、出銑樋12と同じ方向で出銑
口21に向かって取付け得る軌跡になるように案内部材
8の案内路9のパスを決めることができる。従って、本
発明の提供によって支柱14に出銑口開孔機や主樋カバ
ー取替え用ウォールクレーンが装置されているような場
合でも、従来の1点吊りクレーンと併用することによ
り、主樋カバーの着脱作業が容易かつ合理的に行われ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面に基
づいて説明する。本発明の実施例に係る立面図が示され
る図1、伸縮・旋回アーム6の要部の断面図が示される
図2、本発明の実施例に係る平面図が示される図3を参
照して、この実施例に係る基本的な構成に関しては、段
落番号[0009]〜[0015]での[発明の実施の
形態]の項で詳述しているので、ここでは重複する部分
の説明を省略して、特徴とされる点について述べる。
づいて説明する。本発明の実施例に係る立面図が示され
る図1、伸縮・旋回アーム6の要部の断面図が示される
図2、本発明の実施例に係る平面図が示される図3を参
照して、この実施例に係る基本的な構成に関しては、段
落番号[0009]〜[0015]での[発明の実施の
形態]の項で詳述しているので、ここでは重複する部分
の説明を省略して、特徴とされる点について述べる。
【0020】1点吊りクレーン1において、旋回アーム
3の吊架機構4を案内走行させるレール部分の所定位置
には、一対のストッパー16が設けられていて、吊架機
構4の走行範囲を規制するようになっている。この各ス
トッパー16の取付け位置は、主樋カバー2の最終取付
け位置に対する1点吊り下げ支点及び最終取外し位置に
対する1点吊り下げ支点にそれぞれ対応して設定され
る。また、旋回アーム3の旋回、吊架機構4の巻き上げ
下げ及び走行の各動作は、図示されないが周知の空圧遠
隔操作方式によってエアモータの切替バルブ操作だけ
で、常に決められた軌跡に基づいての遠隔制御を行わせ
ることが可能である。
3の吊架機構4を案内走行させるレール部分の所定位置
には、一対のストッパー16が設けられていて、吊架機
構4の走行範囲を規制するようになっている。この各ス
トッパー16の取付け位置は、主樋カバー2の最終取付
け位置に対する1点吊り下げ支点及び最終取外し位置に
対する1点吊り下げ支点にそれぞれ対応して設定され
る。また、旋回アーム3の旋回、吊架機構4の巻き上げ
下げ及び走行の各動作は、図示されないが周知の空圧遠
隔操作方式によってエアモータの切替バルブ操作だけ
で、常に決められた軌跡に基づいての遠隔制御を行わせ
ることが可能である。
【0021】ポール5は、その下端部に固定されるブラ
ケット19を介して、主樋カバー2の側縁中央部にボル
ト締めにより直立状態に取付けられており、主樋カバー
2に対して容易、かつ確実に取付け、取外しできるよう
になっている。このポール5は出銑樋12の大補修等メ
ンテナンスの際に、主樋カバー2から取外すことによっ
て作業スペースの確保に寄与し得るようにしてなる点は
既述した通りである。
ケット19を介して、主樋カバー2の側縁中央部にボル
ト締めにより直立状態に取付けられており、主樋カバー
2に対して容易、かつ確実に取付け、取外しできるよう
になっている。このポール5は出銑樋12の大補修等メ
ンテナンスの際に、主樋カバー2から取外すことによっ
て作業スペースの確保に寄与し得るようにしてなる点は
既述した通りである。
【0022】伸縮・旋回アーム6は、鞘部材としての例
えば四角筒状を成す固定側アーム6A 及び該固定側アー
ム6A に対し先端側から嵌挿してその長手方向に摺動可
能に組付けられた芯部材としての四角棒状を成す可動側
アーム6B の2本のアームにより形成され、固定側アー
ム6A の先端部と可動側アーム6B の後端部にはカムフ
ォロア10がそれぞれ取付けられていて、伸縮を円滑、
軽快に行い得る構造としている。また、可動側アーム6
B の先端部のポール5と係合させる部分には、回転自在
に軸支された一対のローラ13により実現される係合部
材が設けられていて、主樋カバー2を吊下げたときの昇
降動作が円滑に行われるような構造としている。
えば四角筒状を成す固定側アーム6A 及び該固定側アー
ム6A に対し先端側から嵌挿してその長手方向に摺動可
能に組付けられた芯部材としての四角棒状を成す可動側
アーム6B の2本のアームにより形成され、固定側アー
ム6A の先端部と可動側アーム6B の後端部にはカムフ
ォロア10がそれぞれ取付けられていて、伸縮を円滑、
軽快に行い得る構造としている。また、可動側アーム6
B の先端部のポール5と係合させる部分には、回転自在
に軸支された一対のローラ13により実現される係合部
材が設けられていて、主樋カバー2を吊下げたときの昇
降動作が円滑に行われるような構造としている。
【0023】案内部材8は、フレーム11を介し架台1
8に取付けられていて、このフレーム11は、図1にお
いて点アを支点として図示しないポータブルウインチに
より垂直方向に旋回可能な構造としている。なお、上記
ポータブルウインチは、1点吊りクレーン1と同様に遠
隔方式による運転制御が可能である。
8に取付けられていて、このフレーム11は、図1にお
いて点アを支点として図示しないポータブルウインチに
より垂直方向に旋回可能な構造としている。なお、上記
ポータブルウインチは、1点吊りクレーン1と同様に遠
隔方式による運転制御が可能である。
【0024】案内部材8の案内路9は、図3に示される
ように、点A2 〜点B2 の間の曲線部と点B2 〜点C2
の間の略直線部とが連続した案内用パスを有している
が、これは、1点吊りクレーン1が旋回、走行を該記載
の順序で行うのに対応して所定の軌跡に形成されたもの
であり、旋回と走行とが同時に平行的に行われる場合に
は、その移動軌跡に対応した曲線部だけの案内用パスに
形成することも勿論可能である。
ように、点A2 〜点B2 の間の曲線部と点B2 〜点C2
の間の略直線部とが連続した案内用パスを有している
が、これは、1点吊りクレーン1が旋回、走行を該記載
の順序で行うのに対応して所定の軌跡に形成されたもの
であり、旋回と走行とが同時に平行的に行われる場合に
は、その移動軌跡に対応した曲線部だけの案内用パスに
形成することも勿論可能である。
【0025】このように構成される実施例は、主樋カバ
ー2の着脱作業を作業員による遠隔操作によって安全下
で実現することができ、また、スタートスイッチを押す
だけの遠隔自動運転も装置の簡単な改良によって可能で
あることは言うまでもない。
ー2の着脱作業を作業員による遠隔操作によって安全下
で実現することができ、また、スタートスイッチを押す
だけの遠隔自動運転も装置の簡単な改良によって可能で
あることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。従来か
ら汎用されている簡単な構造の1点吊りクレーンをベー
スとして、これに簡易構造のポール、伸縮・旋回アー
ム、係合子及び案内部材の各部材から形成される装置を
併用して、これを1点吊りクレーンの動きに追随動させ
るだけで、移動中の振れを防止し得る2点吊りの機能を
持たせることができ、しかも、移動中に占めるスペース
を狭小化することが可能であって、さらに、開孔機、マ
ッドガンの使用を妨げることもなくて、低コスト、コン
パクトな構造でありながら主樋カバーの着脱作業を確実
に、かつ合理的に行わせることができる。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。従来か
ら汎用されている簡単な構造の1点吊りクレーンをベー
スとして、これに簡易構造のポール、伸縮・旋回アー
ム、係合子及び案内部材の各部材から形成される装置を
併用して、これを1点吊りクレーンの動きに追随動させ
るだけで、移動中の振れを防止し得る2点吊りの機能を
持たせることができ、しかも、移動中に占めるスペース
を狭小化することが可能であって、さらに、開孔機、マ
ッドガンの使用を妨げることもなくて、低コスト、コン
パクトな構造でありながら主樋カバーの着脱作業を確実
に、かつ合理的に行わせることができる。
【0027】さらに、遠隔操作や遠隔自動運転も可能と
なり、出銑口前の危険な人的作業が解消されることか
ら、安全性に富むとともに、省人化が図れる等、本発明
は種々の優れた効果を発揮する高炉出銑樋用主樋カバー
の着脱装置である。
なり、出銑口前の危険な人的作業が解消されることか
ら、安全性に富むとともに、省人化が図れる等、本発明
は種々の優れた効果を発揮する高炉出銑樋用主樋カバー
の着脱装置である。
【図1】本発明の実施例に係る立面図である。
【図2】図1における伸縮・旋回アームの要部の断面図
である。
である。
【図3】図1図示実施例の概要示平面図である。
【図4】従来の主樋カバー着脱手段の説明図である。
1…1点吊りクレーン、 2…主樋カバー、
3…旋回アーム、 4…吊架機構、5
…ポール、 6…伸縮・旋回アー
ム、7…係合子、 8…案内部
材、9…案内路、 10…カムフォ
ロア、11…フレーム、 12…出銑
樋、13…ローラ、 14…支柱、
15…手鉤、 16…ストッパ
ー、17…支持用スタンド、 18…架台、
19…ブラケット、 20…高炉、21
…出銑口、
3…旋回アーム、 4…吊架機構、5
…ポール、 6…伸縮・旋回アー
ム、7…係合子、 8…案内部
材、9…案内路、 10…カムフォ
ロア、11…フレーム、 12…出銑
樋、13…ローラ、 14…支柱、
15…手鉤、 16…ストッパ
ー、17…支持用スタンド、 18…架台、
19…ブラケット、 20…高炉、21
…出銑口、
フロントページの続き (72)発明者 稲田 康二 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内
Claims (2)
- 【請求項1】 高炉の出銑樋近傍に設置される支柱に旋
回アームを介し取付けられるホイスト等の吊架機構を備
え、主樋カバーを出銑樋上部の装着位置と出銑樋外部の
退避位置の間で吊り下げつつ前記支柱を基準に旋回及び
走行させる1点吊りクレーンと、前記主樋カバーにおけ
る吊り下げ支点から離した個所に直立状態で取付けられ
るポールと、前記出銑樋を挟み前記支柱とは反対側の所
定位置に基端が垂直軸回りの回転自在に支持され、先端
が前記ポールに摺動及び回転自在に連結されて水平旋回
動可能に設けられる伸縮自在の伸縮・旋回アームと、こ
の伸縮・旋回アームの中間部に取付けられた係合子と、
この係合子が係合される案内路を備え、伸縮・旋回アー
ムの上方部に設けられる案内部材とを含み、この案内部
材の案内路が、1点吊りクレーンによる主樋カバーの吊
り下げ移動中を通じて該主樋カバーの水平方向の姿勢が
安定保持されるように、前記係合子を吊り下げ支点の移
動軌跡に対応した軌跡で誘導させる所定の案内用パスに
形成されてなることを特徴とする高炉出銑樋用主樋カバ
ーの着脱装置。 - 【請求項2】 案内部材が、水平状態と垂直状態の間の
俯仰方向の旋回可能に設けられるフレームに固定されて
いて、出銑樋のメンテナンス時に出銑樋回りのスペース
を確保するため上部に旋回移動可能に形成される請求項
1に記載の高炉出銑樋用主樋カバーの着脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21760796A JPH1060513A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 高炉出銑樋用主樋カバーの着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21760796A JPH1060513A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 高炉出銑樋用主樋カバーの着脱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1060513A true JPH1060513A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16706949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21760796A Withdrawn JPH1060513A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 高炉出銑樋用主樋カバーの着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1060513A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102912053A (zh) * | 2012-10-26 | 2013-02-06 | 攀钢集团研究院有限公司 | 一种铁水沟保温盖 |
CN109941722A (zh) * | 2019-03-08 | 2019-06-28 | 天奇自动化工程股份有限公司 | 伸缩型转臂装置 |
-
1996
- 1996-08-19 JP JP21760796A patent/JPH1060513A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102912053A (zh) * | 2012-10-26 | 2013-02-06 | 攀钢集团研究院有限公司 | 一种铁水沟保温盖 |
CN109941722A (zh) * | 2019-03-08 | 2019-06-28 | 天奇自动化工程股份有限公司 | 伸缩型转臂装置 |
CN109941722B (zh) * | 2019-03-08 | 2024-03-29 | 天奇自动化工程股份有限公司 | 伸缩型转臂装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |