JPH105797A - 真空排出装置 - Google Patents
真空排出装置Info
- Publication number
- JPH105797A JPH105797A JP17856996A JP17856996A JPH105797A JP H105797 A JPH105797 A JP H105797A JP 17856996 A JP17856996 A JP 17856996A JP 17856996 A JP17856996 A JP 17856996A JP H105797 A JPH105797 A JP H105797A
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- JP
- Japan
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- tank
- discharge
- sludge
- water
- sand
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、真空状態の汚泥タンクより外気が
内部に入り込まないように水分及び土砂を連続して排出
することを目的としている。 【解決手段】 上部開口を真空状態の汚泥タンクの排出
口に連通した排出タンク内回転軸に複数枚の回転羽根を
放射状に取り付け、該回転羽根外周に弾性平板を固定し
て排出タンクの内面に密着し、真空状態の汚泥タンク内
に外気が入らないようにして土砂、汚水を排出タンク排
出口より外部に排出する如くした真空排出装置。
内部に入り込まないように水分及び土砂を連続して排出
することを目的としている。 【解決手段】 上部開口を真空状態の汚泥タンクの排出
口に連通した排出タンク内回転軸に複数枚の回転羽根を
放射状に取り付け、該回転羽根外周に弾性平板を固定し
て排出タンクの内面に密着し、真空状態の汚泥タンク内
に外気が入らないようにして土砂、汚水を排出タンク排
出口より外部に排出する如くした真空排出装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空状態の汚泥タ
ンク内に流入した土砂、水分を真空状態の汚泥タンク内
の真空を保ったまゝで外部に排出するようにした真空排
出装置に関する。
ンク内に流入した土砂、水分を真空状態の汚泥タンク内
の真空を保ったまゝで外部に排出するようにした真空排
出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、工事現場から汚泥を運搬廃棄する
には図１０に示す如く、安定剤を加え乍ら発掘した水分
と土砂を含む汚泥を、真空装置１０３に連通して真空状
態にした汚泥タンク１０２にパイプ１０４で吸引し、満
杯になると真空装置１０３との連通を切り内部を外気圧
とし、排出口１０６より排出タンク１０５に排出貯留
し、汚泥吸引車１００の汚泥コンテナ１０１に吸引し運
搬廃棄し、汚泥タンク１０２と真空装置１０３を連通し
パイプ１０４により汚泥を汚泥タンク１０２に再び吸引
し前記の作業を繰り返す。このようなバッチ方式で行っ
ていた。
には図１０に示す如く、安定剤を加え乍ら発掘した水分
と土砂を含む汚泥を、真空装置１０３に連通して真空状
態にした汚泥タンク１０２にパイプ１０４で吸引し、満
杯になると真空装置１０３との連通を切り内部を外気圧
とし、排出口１０６より排出タンク１０５に排出貯留
し、汚泥吸引車１００の汚泥コンテナ１０１に吸引し運
搬廃棄し、汚泥タンク１０２と真空装置１０３を連通し
パイプ１０４により汚泥を汚泥タンク１０２に再び吸引
し前記の作業を繰り返す。このようなバッチ方式で行っ
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、汚泥
タンク１０２内を外気圧にして汚泥を排出タンクに排出
していたので排出口は外気に連通した状態でよかった
が、本発明が目的としているように汚泥タンクを真空状
態にしたまゝ汚泥を連続吸引し、この汚泥を水分と土砂
とに分別し、連続して真空状態の汚泥タンクより排出す
るためには排出装置より真空状態の汚泥タンク内部に外
気が入り込まないようにする必要がある。本発明は上記
の点を解決することを目的としている。
タンク１０２内を外気圧にして汚泥を排出タンクに排出
していたので排出口は外気に連通した状態でよかった
が、本発明が目的としているように汚泥タンクを真空状
態にしたまゝ汚泥を連続吸引し、この汚泥を水分と土砂
とに分別し、連続して真空状態の汚泥タンクより排出す
るためには排出装置より真空状態の汚泥タンク内部に外
気が入り込まないようにする必要がある。本発明は上記
の点を解決することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、上部開口を真空状態の汚泥タンクの排出口に
連通した排出タンク内回転軸に複数枚の回転羽根を放射
状に取り付け、該回転羽根外周に弾性平板を固定して排
出タンクの内面に密着し、真空状態の汚泥タンク内に外
気が入らないようにして土砂、汚水を排出タンク排出口
より外部に排出する如くしたことを特徴とする。
するため、上部開口を真空状態の汚泥タンクの排出口に
連通した排出タンク内回転軸に複数枚の回転羽根を放射
状に取り付け、該回転羽根外周に弾性平板を固定して排
出タンクの内面に密着し、真空状態の汚泥タンク内に外
気が入らないようにして土砂、汚水を排出タンク排出口
より外部に排出する如くしたことを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１乃至図９は本発明を施す汚泥
の連続処理排出装置の一実施例である。１は汚泥タン
ク、２は汚泥タンク１と真空装置３とを連通するパイプ
である。汚泥タンク１内にはステンレスワイヤーを編ん
だメッシュコンベアー４が配設され、汚泥を受け止める
受皿５が一定間隔で取り付けられている。メッシュコン
ベアー４の両側にはチェーン９を取り付け、該チェーン
９と噛合するギヤー６を一定間隔で配設し、対向したギ
ヤー６を軸７で連結し、その端部を汚泥タンク１に軸支
し、各ギヤー６をチェーン９に噛合し、一端のギヤー６
をモータ１１で駆動しチェーン９とメッシュコンベアー
４とを回転駆動する。汚泥タンク１の下端上部には汚泥
流入口１２を取り付け、汚泥タンク１下端下部に形成し
た排水口１３には水分排出装置１４を取り付け、汚泥タ
ンク１の上端下部に形成した土砂排出口１５には土砂排
出装置１６を取り付けている。水分排出装置１４及び土
砂排出装置１６は内部に筐体内周にゴム製エンペラーを
密着回転させ、汚泥タンク１内に空気が入り込まず真空
を保って水分や土砂を排出するようになっている。１７
は水分排出装置駆動モータ、１８は土砂排出装置駆動モ
ータである。
の連続処理排出装置の一実施例である。１は汚泥タン
ク、２は汚泥タンク１と真空装置３とを連通するパイプ
である。汚泥タンク１内にはステンレスワイヤーを編ん
だメッシュコンベアー４が配設され、汚泥を受け止める
受皿５が一定間隔で取り付けられている。メッシュコン
ベアー４の両側にはチェーン９を取り付け、該チェーン
９と噛合するギヤー６を一定間隔で配設し、対向したギ
ヤー６を軸７で連結し、その端部を汚泥タンク１に軸支
し、各ギヤー６をチェーン９に噛合し、一端のギヤー６
をモータ１１で駆動しチェーン９とメッシュコンベアー
４とを回転駆動する。汚泥タンク１の下端上部には汚泥
流入口１２を取り付け、汚泥タンク１下端下部に形成し
た排水口１３には水分排出装置１４を取り付け、汚泥タ
ンク１の上端下部に形成した土砂排出口１５には土砂排
出装置１６を取り付けている。水分排出装置１４及び土
砂排出装置１６は内部に筐体内周にゴム製エンペラーを
密着回転させ、汚泥タンク１内に空気が入り込まず真空
を保って水分や土砂を排出するようになっている。１７
は水分排出装置駆動モータ、１８は土砂排出装置駆動モ
ータである。
【０００６】次に作用について説明する。パイプ２を真
空装置３に連結し、汚泥タンク１内を真空状態にする。
次いで、工事現場２１から土砂と水分を含んだ汚泥をパ
イプ２で吸引し、モータ１１，１７，１８を駆動する。
汚泥流入口１２よりメッシュコンベアー４の下端上部に
載置する。汚泥は受皿５によりメッシュコンベアー４上
に保持され上端に搬送される。この間、モータ１１によ
り一端のギヤー６を駆動し、ギヤー６と噛合したチェー
ン９及びメッシュコンベアー４を駆動し、該チェーン９
に噛合している各ギヤー６を駆動し、汚泥で下方に押さ
れているメッシュコンベアー４をたるませることなく汚
泥を搬送する。汚泥水の水分はメッシュコンベアー４の
編目を通って下方に落下し、排水口１３より水分排出装
置１４により外部に排出される。排出された水分は排水
貯留タンク１９に貯留されパイプ２０で工事水として工
場現場２１に戻されリサイクルされる。水分を分離した
土砂は土砂排出口１５より土砂排出装置１６に流入し、
外部の搬送コンベアー２２によりダンプカー２３に積載
され運搬廃棄される。以上の作業は連続して行われる。
空装置３に連結し、汚泥タンク１内を真空状態にする。
次いで、工事現場２１から土砂と水分を含んだ汚泥をパ
イプ２で吸引し、モータ１１，１７，１８を駆動する。
汚泥流入口１２よりメッシュコンベアー４の下端上部に
載置する。汚泥は受皿５によりメッシュコンベアー４上
に保持され上端に搬送される。この間、モータ１１によ
り一端のギヤー６を駆動し、ギヤー６と噛合したチェー
ン９及びメッシュコンベアー４を駆動し、該チェーン９
に噛合している各ギヤー６を駆動し、汚泥で下方に押さ
れているメッシュコンベアー４をたるませることなく汚
泥を搬送する。汚泥水の水分はメッシュコンベアー４の
編目を通って下方に落下し、排水口１３より水分排出装
置１４により外部に排出される。排出された水分は排水
貯留タンク１９に貯留されパイプ２０で工事水として工
場現場２１に戻されリサイクルされる。水分を分離した
土砂は土砂排出口１５より土砂排出装置１６に流入し、
外部の搬送コンベアー２２によりダンプカー２３に積載
され運搬廃棄される。以上の作業は連続して行われる。
【０００７】次に上記した水分排出装置１４及び土砂排
出装置１６の詳細な構造を図５乃至図９について説明す
る。２００は汚泥タンク１の排水口１３又は土砂排出口
１５に取り付けた排出タンク、２０１は流入口である。
排出タンク２００内の回転軸２０２には複数枚の鉄板の
回転羽根２０３が放射状に取り付けられ、その外周に枠
状の鉄平板２０４が固定され、更にその外周にゴム平板
２０５が固定され、その外周が排出タンク２００の内周
面を摺動するようになっている。２０６は排出タンク２
００の排出口、２０７は回転軸２０２のモータである。
出装置１６の詳細な構造を図５乃至図９について説明す
る。２００は汚泥タンク１の排水口１３又は土砂排出口
１５に取り付けた排出タンク、２０１は流入口である。
排出タンク２００内の回転軸２０２には複数枚の鉄板の
回転羽根２０３が放射状に取り付けられ、その外周に枠
状の鉄平板２０４が固定され、更にその外周にゴム平板
２０５が固定され、その外周が排出タンク２００の内周
面を摺動するようになっている。２０６は排出タンク２
００の排出口、２０７は回転軸２０２のモータである。
【０００８】次に作用について説明する。汚泥タンク１
内で分別された水分又は汚泥は排出タンク２００の流入
口２０１より流入し、モータ２０７により回転する回転
軸２０２に固定された複数枚の鉄板の回転羽根２０３に
より下方に回動され、排出口２０６より外部に排出され
る。この間、回転羽根２０３外周のゴムの平板２０５が
排出タンク２００の内周面に摺接しているので外気が流
入口２０１より真空状態の汚泥タンク１内に流入するこ
とがなく、汚泥タンク１は真空状態を保持される。な
お、汚泥タンク１内で水と砂利を分別する手段は図示し
た実施例以外にスクリューコンベアーを用いてもよく、
その他の手段を用いてもよい。
内で分別された水分又は汚泥は排出タンク２００の流入
口２０１より流入し、モータ２０７により回転する回転
軸２０２に固定された複数枚の鉄板の回転羽根２０３に
より下方に回動され、排出口２０６より外部に排出され
る。この間、回転羽根２０３外周のゴムの平板２０５が
排出タンク２００の内周面に摺接しているので外気が流
入口２０１より真空状態の汚泥タンク１内に流入するこ
とがなく、汚泥タンク１は真空状態を保持される。な
お、汚泥タンク１内で水と砂利を分別する手段は図示し
た実施例以外にスクリューコンベアーを用いてもよく、
その他の手段を用いてもよい。
【０００９】
【発明の効果】本発明は、上部開口を真空状態の汚泥タ
ンクの排出口に連通した排出タンク内回転軸に複数枚の
回転羽根を放射状に取り付け、該回転羽根外周に弾性平
板を固定して排出タンクの内面に密着し、真空状態の汚
泥タンク内に外気が入らないようにして土砂、汚水を排
出タンク排出口より外部に排出する如くしてあるので、
汚泥を水分と砂利とに分別、この水分と汚泥を汚泥タン
クから汚泥タンク内の真空を保持したまゝ連続的に排出
することができ、作業能率を向上できる。
ンクの排出口に連通した排出タンク内回転軸に複数枚の
回転羽根を放射状に取り付け、該回転羽根外周に弾性平
板を固定して排出タンクの内面に密着し、真空状態の汚
泥タンク内に外気が入らないようにして土砂、汚水を排
出タンク排出口より外部に排出する如くしてあるので、
汚泥を水分と砂利とに分別、この水分と汚泥を汚泥タン
クから汚泥タンク内の真空を保持したまゝ連続的に排出
することができ、作業能率を向上できる。
【図１】本発明を実施する汚泥の連続処理排出装置の一
実施例全体構成図である。
実施例全体構成図である。
【図２】図１の汚泥タンク正断面図である。
【図３】図２のメッシュコンベアー平面図である。
【図４】図２の側断面図である。
【図５】図２の排出タンク外観斜視図である。
【図６】図５のＡ−Ａ側断面図である。
【図７】図５の鉄の回転羽根正面図である。
【図８】図５のゴム平板正面図である。
【図９】図５の鉄の平板正面図である。
【図１０】従来の汚泥の連続処理排出装置全体構成図で
ある。
ある。
２００ 排出タンク ２０１ 排出タンク流入口 ２０２ 回転軸 ２０３ 回転羽根 ２０４ 鉄平板 ２０５ ゴム平板 ２０６ 排出タンクの排出口 ２０７ モータ
Claims (1)
- 【請求項１】 上部開口を真空状態の汚泥タンクの排出
口に連通した排出タンク内回転軸に複数枚の回転羽根を
放射状に取り付け、該回転羽根外周に弾性平板を固定し
て排出タンクの内面に密着し、真空状態の汚泥タンク内
に外気が入らないようにして土砂、汚水を排出タンク排
出口より外部に排出する如くした真空排出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17856996A JPH105797A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 真空排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17856996A JPH105797A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 真空排出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH105797A true JPH105797A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16050782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17856996A Pending JPH105797A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 真空排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH105797A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011163602A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Mitsubishi Heavy Industries Environmental & Chemical Engineering Co Ltd | 含水物乾燥装置 |
| CN108929010A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-12-04 | 武汉理工大学 | 疏浚泥固化系统 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP17856996A patent/JPH105797A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011163602A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Mitsubishi Heavy Industries Environmental & Chemical Engineering Co Ltd | 含水物乾燥装置 |
| CN108929010A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-12-04 | 武汉理工大学 | 疏浚泥固化系统 |
| CN108929010B (zh) * | 2018-08-27 | 2021-08-13 | 武汉理工大学 | 疏浚泥固化系统 |
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