JPH1057742A - 汚染ガスの洗浄装置 - Google Patents

汚染ガスの洗浄装置

Info

Publication number
JPH1057742A
JPH1057742A JP19176597A JP19176597A JPH1057742A JP H1057742 A JPH1057742 A JP H1057742A JP 19176597 A JP19176597 A JP 19176597A JP 19176597 A JP19176597 A JP 19176597A JP H1057742 A JPH1057742 A JP H1057742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
chamber
outlet opening
cleaning
cleaning liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19176597A
Other languages
English (en)
Inventor
Herbert Dr Tratz
トラツツ ヘルベルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPH1057742A publication Critical patent/JPH1057742A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D47/00Separating dispersed particles from gases, air or vapours by liquid as separating agent
    • B01D47/06Spray cleaning

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
  • Industrial Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内側表面における堆積が十分に避けられるよ
うな汚染ガス特に高温ガスの洗浄装置を提供する。 【解決手段】 汚染ガスg例えば乾留ガスを洗浄する装
置において、洗浄液sは出口開口31から流出するガス
gと接触させられる。堆積物の形成を避けるために、洗
浄液sによって形成されたリング状の液体ジャケットf
を発生するための手段が配置される。焼き付けを避ける
ために洗浄液sと緊密に混合する際、ガスgは冷却され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は汚染ガスの洗浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】特に非常に細かな汚染の際もガスの高い
浄化率が必要であるときには、汚染ガスの洗浄あるいは
湿式浄化が行われる。このために、例えばファウ・ツェ
ー・ハー・フェルラークスゲゼルシヤフト・エム・ベー
・ハー(VCH Verlagsgesellschaft mbH) 社出版のファウ
ク/ミュラー(Vauck/Muller)著の「化学的処理技術の基
本操作(Grundoperationen chemischer Verfahrentechn
ik) 」第235〜243頁およびフェルラーク・ヒェミ
ー(Verlag Chemie) 社出版の「ウルマン化学技術百科辞
典(Ullmanns Encyklopaedie der technischen Chemie)
・処理技術I(Verfahrenstechnik I) 」第2巻第4版の
第227〜235頁で知られているようないわゆる洗浄
器が利用される。
【0003】公知の洗浄器の浄化作用は、洗浄液を浄化
すべきガスに密に接触させることに基づいている。細か
な汚染粒子例えば塵埃粒子は洗浄液の水滴に付着したま
まになるか、それで湿らされ、大きな粒子の形に凝集
し、次いで適当な分離装置によって浄化すべきガスから
分離される。高温ガスの場合、凝縮可能な汚染が凝縮液
として分離できるように、洗浄液は同時に冷却材として
使用される。これは例えばドイツ特許出願公開第423
5894号明細書で公知の方法において乾留ガスを浄化
する際に利用される。
【0004】特に高い分離率はベンチュリ式洗浄器ある
いはベンチュリ式洗浄冷却器によって達成される。この
洗浄器の場合、浄化すべきガスは管を貫流し、その場合
ガスは管の狭窄部によってまず加速され、続いて拡大部
分において減速される。これによって生ずる最小横断面
積部即ち喉部の範囲における乱流によって、ここで入れ
られた大部分の洗浄液が浄化すべきガスと緊密に混合さ
れる。
【0005】ガスを湿式浄化する際に洗浄液がガスと接
触する混合範囲において、しばしば洗浄液で洗われない
洗浄器の内側表面に堆積が生ずることがある。特に冷却
作用を有する洗浄器いわゆる洗浄冷却器の場合その個所
に凝縮液が堆積することがある。従って運転時間が長く
なるにつれて洗浄器が閉塞する危険が増大する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、内側
表面における堆積が十分に避けられるような汚染ガス、
特に高温ガスの洗浄装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、請求項1に記載の汚染ガスの洗浄装置によって解決
される。
【0008】この装置は、1つの室および一端に出口開
口が配置されているガスを案内する配管を有している。
この配管は、駆逐体によって室の内側表面に対して間隙
を形成した状態で包囲されている。この駆逐体は横断面
積がリング状の洗浄液から成る液体ジャケットを形成す
る作用をする。この液体ジャケットは、洗浄液が出口開
口から流出するガスと接触させられるように少なくとも
出口開口の範囲に形成されている。洗浄液は室に開口す
る入口を通して室の中に入れられる。堆積を防止するた
めのそのような装置の作用は、主として高温ガスが冷た
い洗浄液との接触によって急速に冷却されることに基づ
いている。冷却によって、液状の凝縮物が装置の壁に付
着するが、ガスの熱エネルギーは凝縮液の乾燥および壁
への焼き付けに対してもはや十分ではないので、特に凝
縮物からの堆積は避けられる。同時にこの装置の場合、
洗浄液によって形成された液体ジャケットあるいは液体
フィルムが臨界的範囲に存在する。このジャケット又は
フィルムはガスの温度に無関係に例えば出口開口に生ず
るおそれのある堆積物を洗い流す働きをする。
【0009】本発明の有利な一実施態様においては、リ
ング状の液体ジャケットを簡単に形成するために、室が
配管を少なくとも出口開口まで包囲している。
【0010】有利には、室の内部にガスの流れ方向に対
して垂直な洗浄液の流れ成分を発生するために、洗浄液
の入口がガスの流れ方向に対して直角に室の中に開口し
ている。洗浄液の垂直な流れ成分によって、室の内部に
洗浄液の旋回流あるいは回転流も形成され、これはガス
流に対して垂直な流れ成分によって室の内側表面に沿っ
て滑流する。これによってガスと洗浄液との良好な混
合、従って洗浄作用の改良が達成される。
【0011】本発明の他の有利な一実施態様において
は、液体ジャケットを室の内側表面に旋回流をもって形
成するために、洗浄液は室の内側表面に対して接線方向
に室の中に流入するようにされる。
【0012】高温ガスを浄化する際に堆積を避けるため
に例えば出口開口の範囲を冷却あるいは加熱するため
に、駆逐体は温度調節できるようにすると有利である。
【0013】旋回している回転流並びに配管から流出し
た後のガスを加速するために、室がガスの流れ方向に先
細になっていると有利であり、これによってガスと洗浄
液との良好な混合が達成される。
【0014】上述の課題は本発明に基づいて、請求項7
に記載の汚染ガスの洗浄装置によっても解決できる。
【0015】この装置はガスによって所定の流れ方向に
沿って直線的に貫流される。この装置は1つの室および
一端に出口開口が配置されているガスを案内する配管を
有し、室は出口開口まで配管を包囲している。流れ技術
的に出口開口の上で洗浄液の入口が室に開口している。
流れ方向において出口開口の後ろで、ガスで貫流される
横断面が急に特に不連続的に拡大されている。貫流横断
面の急激な拡大は、出口開口からガスが流出する範囲に
堆積物が形成されることを阻止する。これは主として、
高温ガスがはじめて冷たい洗浄液と接触する混合範囲
に、焼き付けが生ずるおそれのあるような装置の壁や境
界部が配置されていないことによって達成される。
【0016】焼き付けを避けるために、装置が段の形を
した急激な横断面の拡大部を有するように、横断面がガ
スの流れ方向に対して垂直に広がっていると有利であ
る。
【0017】室の中に特に旋回流を発生するために駆逐
体が配置されている。
【0018】他の有利な実施態様においては、高い浄化
作用を得るために装置には洗浄器が後置接続されてい
る。
【0019】本発明に基づく装置は特に、例えばヨーロ
ッパ特許出願公開第0302310号明細書で知られて
いるような乾留燃焼設備に、そこで生ずる汚染ガス特に
乾留ガスを洗浄するために設けられる。
【0020】
【実施例】以下図面に示した実施例を参照して本発明を
詳細に説明する。
【0021】図1において、例えば乾留燃焼設備からの
乾留ガスでもよい浄化すべきガスgが、断面円形の配管
3を通って、流れ方向に先細になっているか狭まってい
る円錐状室2の中に流入する。換言すれば、室2の横断
面積はガスgの流れ方向に減少している。この洗浄装置
はガスgで直線的に貫流される。即ちガスgは唯一の流
れ方向に沿って洗浄装置を通って流れる。
【0022】ガスgは配管3からその端面側の出口開口
31を通って室2の中に流入する。配管3は室2に開口
し、出口開口31が室2の内部に位置するように一部が
室2の中を延びている。室2は出口開口31の後ろで、
室2の最小横断面である喉部5まで更に先細になってい
る。ガスgは室2に流入する洗浄液s例えば油あるいは
水と混合範囲4においてはじめて接触する。ガスgが出
口開口31から流出する際の乱流あるいはうず流によっ
て、混合範囲4は出口開口31の前に位置する領域にも
達している。室2が先細になっていることによって、ガ
スgは出口開口31の後ろで加速され、これによって混
合範囲4において洗浄液sと緊密に混合されて浄化され
る。
【0023】この装置における洗浄作用は従ってベンチ
ュリ式洗浄器の原理にほぼ相応している。つまりベンチ
ュリ式洗浄器の場合、浄化すべきガスは先細になってい
るハウジングの中で加速される。洗浄液は一般に最小横
断面部即ち喉部の範囲でガス流に対して垂直にハウジン
グの中に入れられる。ハウジングの横断面が再び増大し
ている喉部の後ろでガスは浄化される。
【0024】図1の実施例において、洗浄液sを室2の
中に入れる入口7は出口開口31の上に配置されてい
る。配管3は同様に円錐状をした駆逐体8によって、室
2の内側表面と駆逐体8との間に横断面がリング状の特
に一定の幅bを有する間隙9が形成されるように包囲さ
れている。洗浄液sはこれによって室2と駆逐体8との
間の間隙9の中に入れられ、室2の内側表面に押しつけ
られる。洗浄液sの入口7はこの実施例の場合、ガスg
の流れ方向に対して直角に室2の内側表面に対して接線
方向にこの中に通じている管から成っている。
【0025】洗浄液sは駆逐体8によって強制的に回転
して流れるようにされる。これによって液体ジャケット
fが形成される。この液体ジャケットfは室2の内側表
面に沿ってスパイラル状の回転運動あるいは旋回運動を
しながら流れ方向に滑流する。洗浄液sが接線方向に流
入させられることによって、旋回流の形成は追加的に助
成される。その旋回により洗浄液sはガス流に対して垂
直な流れ成分を有している。更に回転流は室2が先細に
なっていることによって加速される。これによって洗浄
液sと浄化すべきガスgとの混合および洗浄作用が改善
される。
【0026】特に室2の中に導かれている配管3の長さ
は、旋回状態にある液体ジャケットfが一方では出口開
口31まで閉じられ安定し、他方では旋回流を形成する
際に不要な摩擦損失が避けられるように、寸法づけられ
ている。
【0027】更に有利な実施例においては、駆逐体8は
配管3を通して流入するガスgを温度調節できるように
している。例えば高温ガスを浄化する際に、出口開口3
1の近くを冷却または加熱できる。この処置は、凝縮液
の乾燥および室2あるいは配管3の内壁への凝縮液の焼
き付けを防止する働きをする。堆積を避けるために室2
全体を良好な温度状態にするために、更に室2の適当な
個所、例えば混合範囲4の部分を少なくとも部分的に温
度調節することが考えられる。
【0028】駆逐体8と室2の内側表面との間の間隙9
は、それが円錐ジャケットのような駆逐体8を包囲する
ように一定していることが有利である。間隙9の幅b
は、少なくとも出口開口31の周りの混合範囲4の部分
範囲に洗浄液sが安定した密閉液体ジャケットfを形成
するように選択されていると有利である。換言すれば、
少なくとも出口開口31の範囲には密閉液体フィルムあ
るいはジャケットfが存在している。これによって混合
範囲4における堆積物が駆逐される。配管3を通って室
2の中に流入するガスは混合範囲4においてはじめて洗
浄液sと接触する。いまこの範囲においてガスgから汚
染物例えば凝縮液、油、タール粒子あるいはダスト粒子
が室2の内壁あるいは配管3の外壁に付着したとき、汚
れは洗浄液sによって洗浄され、固い焼き付けが避けら
れる。高温ガスgの場合、ガスgが堆積物を乾燥せず
に、少なくとも粘りけをもって壁に沿って排出するよう
に強く冷却されると、混合範囲4のそれ以上の経過にお
いて密閉液体ジャケットfは必ずしも要らなくなる。
【0029】室2は出口開口31の後ろで再び喉部5ま
で先細になっている。この喉部5において室2は断面円
形を一定して維持するために最小横断面部を有してい
る。この横断面は、ガスgを洗浄液sと混合するために
加速するのに十分な程小さくされている。しかし有利な
実施例においては、この横断面は喉部5の後ろで洗浄作
用を改良するために乱流を発生するために増大すること
もできる。
【0030】混合範囲4における洗浄作用は洗浄液sと
浄化すべきガスgとの緊密な混合によって達成される。
この洗浄作用は洗浄液sの旋回流および混合範囲4にお
ける乱流によって助長される。
【0031】図2は室2がはじめは一定した横断面を有
している有利な実施例を示している。洗浄液の入口7の
後ろではじめて室2は先細になっている。室2の内側表
面と駆逐体8との間の一定した間隙9を保証するため
に、駆逐体8もその変形された形状に合わされている。
この実施例によれば、洗浄液sの流れ成分におけるガス
流に対して垂直な部分が増大される。これは洗浄液sと
ガスgとの混合を改善し、これによって洗浄作用を高め
ることができる。
【0032】図3の特に有利な実施例においては、室2
は配管3を正確に出口開口31まで包囲している。換言
すれば、室2の下端は出口開口31と一つの平面を成し
ている。この実施例においては、ガスgで貫流される横
断面は室2に続いて大きく拡大されている。特にこの横
断面は急激に特に不連続的に広がっている。このような
階段状の横断面の拡大によって、ガスgおよび洗浄液s
は壁範囲とは接触しない。従って壁範囲には決して焼き
付けを生じない。
【0033】室2の内部において出口開口31の範囲で
液体ジャケットfを形成する洗浄液sは、室2の後ろで
遠心力によって主として外に追いやられる。同時に横断
面積の急激な変化によってガスg内に強い乱流が生ず
る。液体ジャケットfは強く乱されたガスgと接触する
際に刺激させられる。その際洗浄液sは非常に細かく噴
霧される。この噴霧の際に一方では洗浄液sがガスgと
緊密に混合し、これによって要求される洗浄作用が保証
される。他方では冷たい洗浄液sの細かく噴霧された水
滴が、例えば乾留ガスの場合約450℃である高温ガス
gの熱を非常に良好に吸収する。従ってガスgは強く冷
却され、室2の後ろでも凝縮物の固い焼き付けは形成さ
れない。出口開口31の範囲におけるガスgの乱流によ
って、混合範囲4の一部が室2の中に入り込んでいる。
それにより乱流が生ずるにもかかわらず、室2の内部に
おける混合範囲4には液体ジャケットfが維持されてい
るので、ここでも堆積物の発生が避けられる。
【0034】図4の実施例において配管3は、同様に正
確に出口開口31まで単なる円筒状の室2によって間隙
9を形成した状態で包囲されている。室2がガスgの流
れ方向に先細になっておらず、駆逐体8も存在していな
いので、構造的な経費を減少できる。洗浄液sは上述し
た実施例のように旋回流を形成するためにガスgの流れ
方向に対して垂直に室2の中に接線的に入れられる。図
4の実施例において洗浄液sは複数の入口7を通して室
2の中に流入する。しかしまた、洗浄液sを適当な装置
例えば配管3を包囲している環状ノズルを介して配管3
に対して平行に従ってガスgの流れ方向に対して平行に
案内することもできる。ガスの流れ方向において出口開
口31の後ろで、貫流横断面即ち洗浄装置は流れ方向に
対して垂直に急激に拡大している。このような装置は既
に述べたような冷却・洗浄作用を有している。
【0035】図5に示す実施例は直列に配置された二つ
の洗浄器1、10から成っている設備を示している。第
1の洗浄器1は本発明に基づき図1の実施例の特徴を有
している。第2の洗浄器10は例えば従来の洗浄器であ
る。この実施例において概略的にベンチュリ式洗浄器が
示されている。この配置構造の利点は、第1の洗浄器1
によって汚れの大部分が既にガスgから洗浄して除去さ
れ、この洗浄器の冷却作用によって第2の洗浄器10内
において例えば油やタールのような凝縮液は生じないの
で、簡単に且つコスト的に有利に構成できることにあ
る。同時にガスgの浄化効率は後置された洗浄段階によ
って高められる。そのために必要な場合、三つ以上の洗
浄器を直列に配置することも勿論可能であり、そのうち
の一つ以上に本発明の特徴を持たせるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく装置の概略断面図。
【図2】本発明に基づく装置の異なる実施例の断面図。
【図3】本発明に基づく装置の更に異なる実施例の断面
図。
【図4】本発明に基づく装置の更に異なる実施例の断面
図。
【図5】本発明に基づく二つの装置が直列に配置されて
いる浄化設備の実施例の概略図。
【符号の説明】
2 室 3 配管 7 入口 8 駆逐体 9 間隙 31 出口開口

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの室(2)、一端に出口開口(3
    1)を有しているガス(g)を案内する配管(3)、室
    (2)に開口している洗浄液(s)の入口(7)および
    洗浄液(s)から成る液体ジャケット(f)を形成する
    ために配管(3)を室(2)の内側表面に対して間隙
    (9)を形成した状態で包囲している駆逐体(8)を備
    え、洗浄液(s)を出口開口(31)から流出するガス
    (g)と接触させるために、液体ジャケット(f)が少
    なくとも出口開口(31)の範囲に形成されていること
    を特徴とする汚染ガスの洗浄装置。
  2. 【請求項2】 室(2)が配管(3)を少なくとも出口
    開口(31)まで包囲していることを特徴とする請求項
    1記載の装置。
  3. 【請求項3】 入口(7)がガス(g)の流れ方向に対
    して直角に室(2)に開口していることを特徴とする請
    求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 洗浄液(s)が入口(7)から室(2)
    の内側表面に対して接線方向に室(2)の中に流入する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 駆逐体(8)が温度調節できることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 室(2)がガス(g)の流れ方向に先細
    になっていることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1つに記載の装置。
  7. 【請求項7】 ガス(g)によって流れ方向に沿って直
    線的に貫流される汚染ガスの洗浄装置であって、1つの
    室(2)、一端に出口開口(31)が配置されているガ
    ス(g)を案内する配管(3)、流れ技術的に出口開口
    (31)の上側で室(2)に開口している洗浄液(s)
    の入口(7)を備え、室(2)が配管(3)を出口開口
    (31)まで包囲し、ガス(g)で貫流される横断面が
    流れ方向において出口開口(31)の後ろで大きく特に
    不連続的に拡大されていることを特徴とする汚染ガスの
    洗浄装置。
  8. 【請求項8】 横断面がガス(g)の流れ方向に対して
    垂直方向に拡大されていることを特徴とする請求項7記
    載の装置。
  9. 【請求項9】 室(2)の中に駆逐体(8)が配置され
    ていることを特徴とする請求項7又は8記載の装置。
  10. 【請求項10】 別の洗浄器(10)が後置接続されて
    いることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1つ
    に記載の装置。
  11. 【請求項11】 乾留燃焼設備に配置されていることを
    特徴とする請求項7ないし10のいずれか1つに記載の
    装置。
JP19176597A 1996-07-08 1997-07-02 汚染ガスの洗浄装置 Withdrawn JPH1057742A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE1996127462 DE19627462C2 (de) 1996-07-08 1996-07-08 Einrichtung zum Waschen eines verunreinigten Gases und ihre Verwendung
DE19627462.1 1996-07-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1057742A true JPH1057742A (ja) 1998-03-03

Family

ID=7799240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19176597A Withdrawn JPH1057742A (ja) 1996-07-08 1997-07-02 汚染ガスの洗浄装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH1057742A (ja)
DE (1) DE19627462C2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1262971B (de) * 1962-02-14 1968-03-14 Baumco Appbau Ges M B H Verfahren zur Reinigung von Gasen in Venturiwaeschern
GB1326297A (en) * 1970-06-25 1973-08-08 Midland Ross Corp Method and means for removing dust from gases
JPS5915688B2 (ja) * 1976-08-10 1984-04-11 千代田化工建設株式会社 気液接触装置
DE3302148A1 (de) * 1983-01-22 1984-07-26 Rheinische Braunkohlenwerke AG, 5000 Köln Venturiwascher
DE3434866C2 (de) * 1984-09-22 1986-10-30 Rheinische Braunkohlenwerke AG, 5000 Köln Tauchkühler zum Kühlen und Waschen von strömenden staubbeladenen, heißen Gasen
DE3802718C2 (de) * 1988-01-29 1996-07-11 Gea Wiegand Gmbh Rauchgaskühler
DE3939057A1 (de) * 1989-11-25 1991-05-29 Bayer Ag Vorrichtung fuer den stoffaustausch zwischen einem heissen gasstrom und einer fluessigkeit
DE4202587A1 (de) * 1992-01-30 1993-08-05 Dietrich Fette Anordnung fuer zum spritzen und spruehen von fluessigkeiten dienende duesen bei abgaswaeschern
DE4229895C2 (de) * 1992-09-11 1997-01-30 Steinmueller Gmbh L & C Vorrichtung zur Kühlung eines heißen Gases, insbesondere eines in einer Verbrennungs- bzw. Vergasungkammer durch Verbrennung von kohlenstoffhaltigem Brennstoff erzeugten heißen Nutzgases
DE4338177C2 (de) * 1993-11-09 1996-12-19 Schnick Hans Juergen Vorrichtung zum Abtrennen von Feststoffen aus Gasströmen und ihre Verwendung

Also Published As

Publication number Publication date
DE19627462C2 (de) 2002-03-21
DE19627462A1 (de) 1998-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4986838A (en) Inlet system for gas scrubber
US3613333A (en) Process and apparatus for cleaning and pumping contaminated industrial gases
US3358413A (en) Wet scrubber for dirty gases
US3385030A (en) Process for scrubbing a gas stream containing particulate material
US3348830A (en) Combined wet scrubber and heat exchange apparatus
US5176723A (en) Condensation-growth particle scrubber
US3124437A (en) lagarias
JPS5851196B2 (ja) ガスの冷却方法
KR20010093132A (ko) 배기가스처리장치
US5061408A (en) Apparatus for mass transfer between a hot gas stream and a liquid
US3696590A (en) Gas scrubbing system
KR20030007560A (ko) 반도체 공정 폐가스 스트림으로부터 유해 물질을 제거하기위한 처리 시스템
KR960003785A (ko) 2부분 하방흐름 연도가스처리장치와 그 방법
US4279627A (en) Fine particle separation apparatus
CA1146339A (fr) Procede et dispositif de traitement physique et chimique d'un courant gazeux
KR100499876B1 (ko) 가스세정장치
US3107535A (en) Gas sampling probe
JPH1057742A (ja) 汚染ガスの洗浄装置
US5846272A (en) Equipment for precipitation of pollutants from the off-gas of a pollutant source, particularly of a tentering frame
US3894563A (en) Venturi apparatus
US2215707A (en) Stack gas smoke control apparatus
SU1611451A1 (ru) Вихревой пылеуловитель
FI66538C (fi) Anordning foer avlaegsnande av gasformiga komponenter och/eller fasta foeroreningar i en gasformig mediumstroem
KR970061329A (ko) 배출가스 정화 방법
RU2278741C2 (ru) Циклон

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907