JPH1057371A - 医用装置および標的領域設定方法 - Google Patents

医用装置および標的領域設定方法

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JPH1057371A
JPH1057371A JP8224854A JP22485496A JPH1057371A JP H1057371 A JPH1057371 A JP H1057371A JP 8224854 A JP8224854 A JP 8224854A JP 22485496 A JP22485496 A JP 22485496A JP H1057371 A JPH1057371 A JP H1057371A
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JP8224854A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kojima
滋 小島
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者が標的領域を設定する負担を軽減でき
る放射線治療計画装置を提供する。 【解決手段】 CT画像記憶部1に記憶した複数のCT
画像中から選択した2以上のCT画像上に操作者が標的
部位の輪郭を入力すると、それらの輪郭データを輪郭デ
ータ記憶部2に記憶する。そして、補間輪郭演算部10
2は、前記記憶した輪郭データを基にした補間演算によ
って、輪郭が入力されていないCT画像上に補間輪郭を
作成する。 【効果】 操作者が全ての断層画像上に輪郭を設定する
必要がなくなり、操作者の負担が軽減され、標的部位の
輪郭の設定に要する時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医用装置および
標的領域設定方法に関し、さらに詳しくは、操作者が標
的領域を設定する負担を軽減できる医用装置および標的
領域設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図29〜図32を参照して、従来の放射
線治療計画装置について説明する(この発明に関連する
部分のみ)。
【0003】図29は、従来の放射線治療計画装置の一
例の構成図である。この放射線治療計画装置1000
は、X線CT装置Cにより撮像したCT画像を記憶する
CT画像記憶部1と、CT画像上に操作者が設定した標
的部位の輪郭を記憶する輪郭データ記憶部2と、操作者
が設定した照射条件を記憶する照射条件記憶部3と、前
記標的部位の輪郭を設定したCT画像および前記照射条
件に基づいて演算により標的像および照射野形状を求め
る標的像・照射野形状演算部4と、前記各部を制御する
システム制御部1001と、CT画像などを表示する表
示部5と、操作者が入力を行う操作部6とを具備して構
成されている。
【0004】図30は、上記放射線治療計画装置100
0の動作のフロー図である。ステップP1001では、
連続した多数のスライス位置におけるCT画像を取得す
る。図31に、取得した一連のCT画像S1〜S5を例
示する。ステップP1002では、操作者は、操作部6
におけるポインティング入力デバイスを用いて、放射線
を照射すべき標的部位の輪郭を、各CT画像上に入力す
る。図32に、各CT画像S1〜S5上に入力された輪
郭R1〜R5を例示する。ステップP1003では、操
作者から修正する旨の指示が入力されたらステップP1
004へ進み、操作者から修正しない旨の指示が入力さ
れたらステップP1005へ進む。ステップP1004
では、操作者は、任意のCT画像上に入力された輪郭の
形状・位置を修正する。そして、前記ステップP100
3に戻る。ステップP1005では、操作者は、照射条
件を入力する。ステップP1006では、前記輪郭を設
定したCT画像および前記照射条件に基づいてビームズ
・アイ・ビュー(Beam's Eye View)法により標的像
および照射野形状を求める。また、標的部位の体積を求
めるときは、前記輪郭の面積および前記CT画像間の距
離に基づく演算により求める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の放射線治療
計画装置1000では、次のような問題点がある。 1.操作者が全てのCT画像(S1〜S5)上に標的部
位の輪郭(R1〜R5)を入力する必要があり、操作者
の負担が大きい。 2.CT画像は、臓器などの形状の判断には適している
が、部分的な病変の質の判断には適していない。このた
め、標的部位が部分的な病変などの場合、輪郭を正確に
入力しにくい。 3.CT画像間の中間位置での標的部位の輪郭を入力で
きないため、CT画像のスライス厚や撮像位置によって
は、標的部位の輪郭を正確に入力できないことがある。 そこで、この発明の第1の目的は、操作者が標的領域を
設定する負担を軽減できる医用装置および標的領域設定
方法を提供することにある。また、この発明の第2の目
的は、標的部位が部分的な病変などの場合でもその輪郭
を正確に入力できる医用装置および標的領域設定方法を
提供することにある。また、この発明の第3の目的は、
CT画像間の任意の中間位置にも標的領域を設定できる
医用装置および標的領域設定方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、複数の断層画像中から選択された2以上の断層画
像上に操作者が設定した標的領域を記憶する標的領域記
憶手段と、前記操作者が設定した標的領域を基にして補
間演算により前記複数の断層画像中の標的領域が設定さ
れていない断層画像上に補間標的領域を作成する補間標
的領域演算手段とを具備したことを特徴とする医用装置
を提供する。上記第1の観点による医用装置では、複数
の断層画像中から選択した2以上の断層画像上に操作者
が標的領域を設定すると、それらの設定された標的領域
を記憶し、それらを基にした補間演算によって、標的領
域が設定されていない断層画像上に補間標的領域を作成
する。従って、操作者が全ての断層画像上に標的領域を
設定する必要がなくなり、操作者の負担を軽減すること
が出来る。また、標的領域の設定に要する時間を短縮す
ることが出来る。なお、上記断層画像は、CT画像,M
R画像,核医学画像,超音波画像などのいずれでもよ
い。
【0007】第2の観点では、この発明は、2以上の断
層画像上に操作者が設定した標的領域を記憶する標的領
域記憶手段と、前記操作者が設定した標的領域を基にし
て補間演算により前記2以上の断層画像の間の位置に標
的領域を作成する補間標的領域演算手段と、前記標的領
域の面積を演算する標的領域面積演算手段と、前記標的
領域の面積および前記標的領域間の距離に基づいて体積
を演算する体積演算手段とを具備したことを特徴とする
医用装置を提供する。上記第2の観点による医用装置で
は、2以上の断層画像上に操作者が標的領域を設定する
と、それらの設定された標的領域を記憶し、それらを基
にした補間演算によって、標的領域が設定された断層画
像間の位置に標的領域を作成する。このように、補間演
算を行って断層画像間の位置に標的領域を作成するた
め、微小間隔で多数の断層画像を得てそれら多数の断層
画像上に操作者が標的領域を設定する必要がなくなり、
操作者の負担を軽減することが出来る。また、画像スラ
イス厚の影響を受けず、また、連続した形状変化に対す
る近似精度が上がるため、より正確に体積を求めること
が出来る。
【0008】第3の観点では、本発明は、2以上のMR
画像上に操作者が設定した標的領域を記憶する標的領域
記憶手段と、前記操作者が設定した標的領域を基にして
補間演算により複数のCT画像の位置に対応する補間標
的領域を作成する補間標的領域演算手段と、前記補間標
的領域を前記複数のCT画像上の標的領域に変換する標
的領域変換手段とを具備したことを特徴とする医用装置
を提供する。上記第3の観点による医用装置では、操作
者が2以上のMR画像上に標的領域を入力すれば、その
標的領域を基にした補間演算およびCT画像上の標的領
域への変換により、CT画像上に標的領域が設定される
(CT画像上の標的領域に変換する理由は、線量分布図
の作成などをCT画像上で行う必要があるためであ
る)。MR画像は、臓器などの形状の判断には適してい
ないが、部分的な病変などの質の判断には適している。
このため、標的部位が部分的な病変などの場合に標的領
域を正確に入力できるようになる。なお、上記第3の観
点の医用装置を拡張し、前記標的領域記憶手段と、前記
補間標的領域演算手段と、前記複数のCT画像を基にし
て補間演算により前記MR画像の位置に対応する補間C
T画像を作成する補間CT画像演算手段と、前記補間標
的領域を前記複数のCT画像上の標的領域に変換すると
共に前記操作者が設定した標的領域を前記補間CT画像
上の標的領域に変換する標的領域変換手段とを具備した
医用装置とすれば、利用できるCT画像および標的領域
が増えるので、さらに好ましい。
【0009】第4の観点では、この発明は、操作者が標
的領域を設定する断層画像の位置を指定する位置指定手
段と、複数の断層画像を基にして補間演算により前記指
定された位置に対応する補間断層画像を作成する補間断
層画像演算手段と、前記補間断層画像上に操作者が設定
した標的領域を記憶する標的領域記憶手段とを具備した
ことを特徴とする医用装置を提供する。上記第4の観点
による医用装置では、断層画像間の任意の中間位置を操
作者が指定すれば、その位置の補間断層画像が作成され
るため、操作者が標的領域を入力することが出来る。こ
のため、CT画像のスライス厚や撮像位置に依存せず
に、標的領域を正確に入力できるようになる。
【0010】第5の観点では、この発明は、操作者が線
量分布を求めるCT画像の位置を指定する位置指定手段
と、複数のCT画像を基にして補間演算により前記指定
された位置に対応する補間CT画像を作成する補間CT
画像演算手段と、前記補間CT画像および照射条件に基
づいて前記補間CT画像上での線量分布を求める線量分
布演算手段とを具備したことを特徴とする医用装置を提
供する。上記第5の観点による医用装置では、断層画像
間の任意の中間位置を操作者が指定すれば、その位置の
補間断層画像が作成され、線量分布が計算される。この
ため、CT画像のスライス厚や撮像位置に依存せずに、
所望の位置の線量分布を正確に知ることが出来る。
【0011】第6の観点では、この発明は、2以上のM
R画像上に操作者が設定した標的領域を記憶する標的領
域記憶手段と、複数のCT画像を基にして補間演算によ
り前記MR画像の位置に対応する補間CT画像を作成す
る補間CT画像演算手段と、前記操作者が設定した標的
領域を前記補間CT画像上の標的領域に変換する標的領
域変換手段とを具備したことを特徴とする医用装置を提
供する。上記第6の観点による医用装置では、操作者が
2以上のMR画像上に標的領域を入力すれば、それらM
R画像に対応した補間CT画像が作成され、その補間C
T画像上に前記標的領域が変換される(CT画像上の標
的領域に変換する理由は、線量分布図の作成などをCT
画像上で行う必要があるためである)。MR画像は、臓
器などの形状の判断には適していないが、部分的な病変
などの質の判断には適している。このため、標的部位が
部分的な病変などの場合に標的領域を正確に入力できる
ようになる。
【0012】第7の観点では、この発明は、複数の断層
画像中から選択された2以上の断層画像上に操作者が標
的領域を設定し、その操作者が設定した標的領域を基に
して補間演算により前記複数の断層画像中の標的領域が
設定されていない断層画像上に補間標的領域を設定する
ことを特徴とする標的領域設定方法を提供する。上記第
7の観点による標的領域設定方法では、操作者が全ての
断層画像上に標的領域を設定する必要がなくなり、操作
者の負担を軽減することが出来る。また、標的領域の設
定に要する時間を短縮することが出来る。
【0013】第8の観点では、この発明は、操作者が標
的領域を設定する断層画像の位置を指定し、複数の断層
画像を基にして補間演算により前記指定された位置に対
応する補間断層画像を作成し、その補間断層画像上に操
作者が標的領域を設定することを特徴とする標的領域設
定方法を提供する。上記第8の観点による標的領域設定
方法では、操作者が指定した任意の位置での標的領域を
入力できるため、断層画像のスライス厚や撮像位置に依
存せずに、標的領域を正確に設定できるようになる。
【0014】第9の観点では、この発明は、2以上のM
R画像上に操作者が標的領域を設定し、その操作者が設
定した標的領域を基にして演算により複数のCT画像上
に標的領域を設定することを特徴とする標的領域設定方
法を提供する。上記第9の観点による標的領域設定方法
では、部分的な病変などの質の判断に適しているMR画
像上に操作者が標的領域を入力すればよいから、標的部
位が部分的な病変などの場合に標的領域を正確に入力で
きるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図に示す発明の実施の形態
によりこの発明をさらに詳細に説明する。なお、これに
よりこの発明が限定されるものではない。
【0016】−第1の実施形態− 図1は、この発明の第1の実施形態にかかる放射線治療
計画装置の構成図である。この放射線治療計画装置10
0は、X線CT装置Cにより撮像したCT画像を記憶す
るCT画像記憶部1と、CT画像上に操作者が設定した
標的部位の輪郭を記憶する輪郭データ記憶部2と、複数
のCT画像中から選択した2以上のCT画像上に操作者
が設定した標的部位の輪郭を基にして補間演算により操
作者が輪郭を設定していないCT画像上に補間輪郭を設
定する補間輪郭演算部102と、操作者が設定した照射
条件を記憶する照射条件記憶部3と、前記標的部位の輪
郭および補間輪郭を設定したCT画像および前記照射条
件に基づいて演算により標的像および照射野形状を求め
る標的像・照射野形状演算部4と、前記各部を制御する
システム制御部101と、CT画像などを表示する表示
部5と、操作者が入力を行う操作部6とを具備して構成
されている。
【0017】図2は、上記放射線治療計画装置100の
動作のフロー図である。ステップP101では、連続し
た多数のスライス位置におけるCT画像を取得する。図
3に、取得した一連のCT画像S1〜S5を例示する。
ステップP102では、操作者は、CT画像中から適当
なものを選択し、操作部6におけるポインティング入力
デバイスを用いて、放射線を照射すべき標的部位の輪郭
を、各CT画像上に入力する。例えば、図4に示すよう
に、CT画像S1,S3,S5を選択し、各CT画像S
1,S3,S5上に輪郭R1,R3,R5を入力する。
ステップP103では、選択しなかったCT画像上に補
間演算により補間輪郭を作成する。例えば、図5に示す
ように、CT画像S1,S3,S5に設定した輪郭R
1,R3,R5に基づく区分的平面近似法(面積の総和
が最小となる小さな平面の集合で2つの輪郭をつなぎ合
わせる補間方法)により、CT画像S2,S4上に補間
輪郭R2,R4を作成する。
【0018】ステップP104では、操作者から修正す
る旨の指示が入力されたらステップP105へ進み、操
作者から修正しない旨の指示が入力されたらステップP
107へ進む。ステップP105では、操作者は、任意
のCT画像上に入力された輪郭の形状・位置を修正す
る。ステップP106では、輪郭の形状・位置を修正し
たCT画像の両側のCT画像上に輪郭の形状・位置を補
正する。この補正は、輪郭の形状・位置を補正するCT
画像の両側のCT画像に基づく区分的平面近似法により
行う。例えば、図6に示すように、CT画像S4上の輪
郭R4を操作者が輪郭R4’に修正したなら、CT画像
S2上の輪郭R2とCT画像S4上の輪郭R4’とに基
づく区分的平面近似法によりCT画像S3の輪郭R3を
輪郭R3’に補正し、CT画像S4上の輪郭R4’とC
T画像S6上の輪郭R6とに基づく区分的平面近似法に
よりCT画像S5の輪郭R5を輪郭R5’に補正する。
そして、前記ステップP104に戻る。
【0019】ステップP107では、操作者は、照射条
件を入力する。ステップP108では、前記輪郭を設定
したCT画像および前記照射条件に基づいてビームズ・
アイ・ビュー法により標的像および照射野形状を求め
る。
【0020】以上の放射線治療計画装置100によれ
ば、操作者が全てのCT画像上に輪郭を設定する必要が
なくなり、操作者の負担が軽減され、標的部位の輪郭の
設定に要する時間を短縮することが出来る。
【0021】−第2の実施形態− 図7は、この発明の第2の実施形態にかかる体積計算装
置を示す構成図である。この体積計算装置200は、X
線CT装置Cにより撮像したCT画像を記憶するCT画
像記憶部1と、CT画像上に操作者が設定した標的部位
の輪郭を記憶する輪郭データ記憶部2と、前記操作者が
設定した輪郭を基にして補間演算により前記操作者が輪
郭を設定したCT画像間の微小間隔の位置毎の輪郭を作
成する補間輪郭演算部202と、前記輪郭内の面積を演
算する輪郭内面積演算部203と、前記輪郭内面積およ
び前記輪郭間の距離に基づいて体積を演算する体積演算
部204と、前記各部を制御するシステム制御部201
と、CT画像などを表示する表示部5と、操作者が入力
を行う操作部6とを具備して構成されている。
【0022】図8は、上記体積計算装置200の動作の
フロー図である。ステップP201では、標的部位を含
む2以上のCT画像を取得する。例えば、図9に示すよ
うに、標的部位Tを挟むCT画像S10およびCT画像
S20を取得する。ステップP202では、操作者は、
操作部6におけるポインティング入力デバイスを用い
て、標的部位の輪郭を、各CT画像上に入力する。例え
ば、図10に示すように、CT画像S10,S20上に
輪郭R10,R20を入力する。ステップP203で
は、隣接するCT画像間に微小間隔で補間位置を設定
し、各補間位置での補間輪郭を補間演算により作成す
る。例えば、図11に示すように、CT画像S10,S
20間に微小間隔dzで補間位置S11,S12,S1
3,S14を設定する。そして、図12に示すように、
各補間位置S11,S12,S13,S14に補間輪郭
R11,R12,R13,R14を補間演算により作成
する。この補間演算に区分的平面近似法を用いた場合の
補間輪郭R11,R12,R13,R14は、図13に
示すようになる。ステップP204では、入力した輪郭
(図12のR10,R20)内の面積を求める。また、
前記補間輪郭(図12のR11,R12,R13,R1
4)内の面積を求める。ステップ205では、前記輪郭
(図12のR10,R11,R12,R13,R14,
R20)面積およびそれらの間の微小距離(図12のd
z)に基づいて体積を演算する。
【0023】以上の体積計算装置200によれば、微小
間隔で多数のCT画像を得てそれら多数のCT画像上に
操作者が輪郭を設定する必要がなくなり、操作者の負担
を軽減できる。また、輪郭の設定に要する時間を短縮す
ることが出来る。また、画像スライス厚の影響を受け
ず、また、連続した形状変化に対する近似精度が上がる
ため、より正確に体積を求めることが出来る。
【0024】−第3の実施形態− 図14は、この発明の第3の実施形態にかかる放射線治
療計画装置の構成図である。この放射線治療計画装置3
00は、X線CT装置Cにより撮像したCT画像を記憶
するCT画像記憶部1と、MRI装置Mにより撮像した
MR画像を記憶するMR画像記憶部7と、MR画像上に
操作者が設定した標的部位の輪郭を記憶する輪郭データ
記憶部302と、前記操作者が設定した輪郭を基にして
補間演算により前記CT画像の位置に対応する補間輪郭
を作成する補間輪郭演算部303と、前記CT画像を基
にして補間演算により前記輪郭を設定したMR画像の位
置に対応する補間CT画像を作成する補間CT画像演算
部304と、前記MR画像,CT画像および補間CT画
像を組み合わせて治療計画用CT画像とする治療計画用
CT画像作成部305と、前記補間輪郭を対応するCT
画像上の輪郭に変換すると共に前記操作者が設定した輪
郭を前記補間CT画像上の輪郭に変換する輪郭変換部3
06と、前記治療計画用CT画像上の輪郭の形状・位置
を操作者が修正するための輪郭データ形状・位置修正処
理部307と、前記輪郭によって規定された標的部位の
立体形状である体積形状を体軸方向(一群のCT画像が
並ぶ方向)に移動するための体積形状移動処理部308
と、操作者が設定した照射条件を記憶する照射条件記憶
部3と、前記補間輪郭を設定したCT画像および前記補
間CT画像および前記照射条件に基づいて演算により標
的像および照射野形状を求める標的像・照射野形状演算
部4と、前記各部を制御するシステム制御部301と、
CT画像などを表示する表示部5と、操作者が入力を行
う操作部6とを具備して構成されている。
【0025】図15および図16は、上記放射線治療計
画装置300の動作のフロー図である。ステップP30
1では、連続した多数のスライス位置におけるCT画像
を取得する。たとえば、図17の中段に示すCT画像S
1,S2,S3,S4,S5を取得する。ステップP3
02では、連続した多数のスライス位置におけるMR画
像を取得する。例えば、図17の上段に示すMR画像Y
1,Y2,Y3,Y4を取得する。ステップP303で
は、操作部6におけるポインティング入力デバイスを用
いて、放射線を照射すべき標的部位の輪郭を、各MR画
像上に入力する。例えば、図17の上段に示すように、
MR画像Y1,Y2,Y3,Y4上に輪郭R1,R2,
R3,R4を入力する。ステップP304では、前記操
作者が設定した輪郭を基にした補間演算により前記CT
画像の位置に対応する補間輪郭を作成する。例えば、図
17の上段に示すように、輪郭R1,R2,R3,R4
を基にした補間演算により前記CT画像S2,S3,S
4の位置に対応する補間輪郭R12,R23,R34を作成す
る。
【0026】ステップP305では、前記CT画像を基
にした補間演算により前記輪郭を設定したMR画像の位
置に対応する補間CT画像を作成する。例えば、図17
の上段および中段に示すように、前記CT画像S1,S
2,S3,S4,S5を基にした補間演算により前記輪
郭を設定したMR画像Y1,Y2,Y3,Y4の位置に
対応する補間CT画像S12,S23,S34,S45を作成す
る。ステップP306では、前記取得したCT画像と前
記補間CT画像を組み合せて、治療計画用CT画像とす
る。例えば、図17の下段に示すように、前記CT画像
S1,S2,S3,S4,S5と前記補間CT画像S1
2,S23,S34,S45を組み合せて治療計画用CT画像
とする。ステップP307では、前記輪郭および前記補
間輪郭を前記治療計画用CT画像上の輪郭に変換する。
図17の下段に、治療計画用CT画像上の輪郭R1,R
21,R2,R23,R3,R34,R4を例示する。
【0027】ステップP308では、操作者から修正す
る旨の指示が入力されたらステップP311(図16)
へ進み、操作者から修正しない旨の指示が入力されたら
ステップP309へ進む。MR画像とCT画像とは画像
の性質が異なるため、一般に若干の修正が必要になる。
ステップP309では、操作者は、照射条件を入力す
る。ステップP310では、前記輪郭を設定した治療計
画用CT画像および前記照射条件に基づいてビームズ・
アイ・ビュー法により標的像および照射野形状を求め
る。
【0028】図16のステップP311では、操作者か
ら輪郭の形状・位置を修正する旨の指示が入力されたら
ステップP312へ進み、操作者から輪郭の形状・位置
を修正しない旨の指示が入力されたらステップP314
へ進む。ステップP312では、操作者は、任意のCT
画像上の輪郭の形状・位置を修正する。ステップP31
3では、輪郭の形状・位置を修正したCT画像に隣接す
る両側のCT画像上の輪郭の形状・位置をそれぞれ補間
演算により補正する。
【0029】ステップP314では、操作者から体積形
状を体軸方向に移動する旨の指示が入力されたらステッ
プP315へ進み、操作者から体積形状を体軸方向に移
動しない旨の指示が入力されたら前記ステップP308
(図15)に戻る。
【0030】ステップP315では、操作者は、移動量
を入力する。ステップP316では、前記補間CT画像
演算部304は、前記輪郭を設定した治療計画用CT画
像から前記移動量だけ離れた位置の新補間CT画像を、
前記取得したCT画像から補間演算により作成する。ス
テップP317では、前記新補間CT画像上に前記輪郭
を複写する。そして、前記ステップP308(図15)
に戻る。
【0031】以上の放射線治療計画装置300によれ
ば、操作者がMR画像上に標的領域を入力すれば、CT
画像上に標的領域が設定される。MR画像は、部分的な
病変などの質の判断に適しているため、標的部位が部分
的な病変などの場合に輪郭を正確に入力できるようにな
る。
【0032】−第4の実施形態− 図18は、この発明の第4の実施形態にかかる放射線治
療計画装置の構成図である。この放射線治療計画装置4
00は、X線CT装置Cにより撮像したCT画像を記憶
するCT画像記憶部1と、前記X線CT装置Cにより撮
像した被検体のスカウト画像を記憶するスカウト画像記
憶部8と、標的部位の輪郭を操作者が入力したいCT画
像の位置を指定するための輪郭入力位置指定部402
と、前記撮像したCT画像を基にして補間演算により前
記指定された位置に対応する補間CT画像を作成する補
間CT画像演算部403と、前記補間CT画像を記憶す
る補間CT画像記憶部404と、前記補間CT画像上に
操作者が入力した標的部位の輪郭を記憶する輪郭データ
記憶部2と、操作者が設定した照射条件を記憶する照射
条件記憶部3と、前記輪郭を設定したCT画像および前
記照射条件に基づいて演算により標的像および照射野形
状を求める標的像・照射野形状演算部4と、前記各部を
制御するシステム制御部401と、CT画像などを表示
する表示部5と、操作者が入力を行う操作部6とを具備
して構成されている。
【0033】図19は、上記放射線治療計画装置400
の動作のフロー図である。ステップP401では、連続
した多数のスライス位置におけるCT画像を取得する。
ステップP402では、前記スライス位置を含む被検体
のスカウト画像を取得する。
【0034】ステップP403では、操作者は、標的部
位の輪郭を入力したいCT画像の位置を指定する。たと
えば、図20に示すように、画面の右半分に、スカウト
画像Iscと,スライス位置のマークMspと,ラインカー
ソルLcとが表示されるから、そのラインカーソルLc
を移動させて、位置を指定する。
【0035】ステップP404では、指定された位置の
CT画像が既に存在するか否かを判定し、存在しなけれ
ばステップP405へ進み、存在すればステップP40
6へ進む。ステップP405では、前記取得したCT画
像を基にして補間演算により前記指定された位置に対応
する補間CT画像を作成する。図20に示すように、画
面の左半分に、作成した補間CT画像Ictを表示する。
【0036】ステップP406では、操作部6における
ポインティング入力デバイスを用いて、放射線を照射す
べき標的部位の輪郭を、指定した位置のCT画像上に入
力する。ステップP407では、操作者から輪郭入力を
終了する旨の指示が入力されたらステップP408へ進
み、操作者から輪郭入力を行う旨の指示が入力されたら
前記ステップP403に戻る。
【0037】ステップP408では、操作者は、照射条
件を入力する。ステップP409では、前記輪郭を設定
したCT画像および前記照射条件に基づいてビームズ・
アイ・ビュー法により標的像および照射野形状を求め
る。
【0038】以上の放射線治療計画装置400によれ
ば、CT画像間の任意の中間位置を操作者が指定すれ
ば、その位置の補間CT画像が作成されるので、その補
間CT画像上に操作者が輪郭を入力することが出来る。
このため、CT画像のスライス厚や撮像位置に依存せず
に、標的部位の輪郭を正確に入力できるようになる。
【0039】−第5の実施形態− 図21は、この発明の第5の実施形態にかかる線量計算
装置を示す構成図である。この線量計算装置500は、
X線CT装置Cにより撮像したCT画像を記憶するCT
画像記憶部1と、前記X線CT装置Cにより撮像した被
検体のスカウト画像を記憶するスカウト画像記憶部8
と、線量分布を計算したいCT画像の位置を指定するた
めの線量計算位置指定部502と、前記撮像したCT画
像を基にして補間演算により前記指定された位置に対応
する補間CT画像を作成する補間CT画像演算部503
と、前記補間CT画像を記憶する補間CT画像記憶部5
04と、操作者が設定した照射条件を記憶する照射条件
記憶部3と、前記補間CT画像および前記照射条件に基
づいて補間CT画像上での線量分布を求める線量分布演
算部9と、前記各部を制御するシステム制御部501
と、CT画像などを表示する表示部5と、操作者が入力
を行う操作部6とを具備して構成されている。
【0040】図22は、上記線量計算装置500の動作
のフロー図である。ステップP501では、連続した多
数のスライス位置におけるCT画像を取得する。ステッ
プP502では、前記スライス位置を含む被検体のスカ
ウト画像を取得する。ステップP503では、操作者
は、照射条件を入力する。
【0041】ステップP504では、操作者は、線量分
布を求めたいCT画像の位置を指定する。たとえば、図
23に示すように、画面の右半分に、スカウト画像Isc
と,スライス位置のマークMspと,ラインカーソルLc
とが表示されるから、そのラインカーソルLcを移動さ
せて、位置を指定する。ステップP505では、指定さ
れた位置のCT画像が既に存在するか否かを判定し、存
在しなければステップP506へ進み、存在すればステ
ップP507へ進む。ステップP506では、前記取得
したCT画像を基にして補間演算により前記指定された
位置に対応する補間CT画像を作成する。
【0042】ステップP507では、指定された位置の
CT画像に対し、前記照射条件に基づいて線量分布を求
め、線量分布図を表示する。例えば、図23に示すよう
に、画面の左半分に表示したCT画像Ictに重ねて線量
分布図Eを表示する。ステップP508では、操作者か
ら別のCT画像での線量分布図を求める旨の指示が入力
されたら前記ステップP504に戻り、操作者から別の
CT画像での線量分布図を求めない旨の指示が入力され
たら処理を終了する。
【0043】以上の線量計算置500によれば、CT画
像間の任意の中間位置を操作者が指定すれば、その位置
の補間CT画像が作成され、その補間CT画像での線量
分布が計算される。このため、CT画像のスライス厚や
撮像位置に依存せずに、所望の位置の線量分布を正確に
知ることが出来る。
【0044】−第6の実施形態− 図24は、この発明の第6の実施形態にかかる放射線治
療計画装置の構成図である。この放射線治療計画装置6
00は、X線CT装置Cにより撮像したCT画像を記憶
するCT画像記憶部1と、MRI装置Mにより撮像した
MR画像を記憶するMR画像記憶部7と、MR画像上に
操作者が設定した標的部位の輪郭を記憶する輪郭データ
記憶部602と、前記CT画像を基にして補間演算によ
り前記輪郭を設定したMR画像の位置に対応する補間C
T画像を作成する補間CT画像演算部603と、前記操
作者が設定した輪郭を前記補間CT画像上の輪郭に変換
する輪郭変換部604と、変換された輪郭を有する補間
CT画像およびそれらの外側のCT画像を組み合わせて
治療計画用CT画像とする治療計画用CT画像作成部6
05と、前記治療計画用CT画像上の輪郭の形状・位置
を操作者が修正するための輪郭データ形状・位置修正処
理部606と、前記輪郭によって規定された標的部位の
立体形状である体積形状を体軸方向(一群のCT画像が
並ぶ方向)に移動するための体積形状移動処理部607
と、前記CT画像を基にして補間演算により操作者が指
定した位置に補間CT画像を作成し標的部位の輪郭を操
作者に入力させ治療計画用CT画像に追加する補間CT
画像追加演算部608と、操作者が設定した照射条件を
記憶する照射条件記憶部3と、前記治療計画用CT画像
および前記照射条件に基づいて治療計画用CT画像上で
の線量分布を求める線量分布演算部609と、前記治療
計画用CT画像および前記照射条件に基づいて演算によ
り標的像および照射野形状を求める標的像・照射野形状
演算部4と、前記各部を制御するシステム制御部601
と、CT画像などを表示する表示部5と、操作者が入力
を行う操作部6とを具備して構成されている。
【0045】図25および図26は、上記放射線治療計
画装置600の動作のフロー図である。ステップP60
1では、連続した多数のスライス位置におけるCT画像
を取得する。たとえば、図27の中段に示すCT画像S
1,S2,S3,S4,S5を取得する。ステップP6
02では、連続した多数のスライス位置におけるMR画
像を取得する。例えば、図27の上段に示すMR画像Y
1,Y2,Y3,Y4を取得する。ステップP603で
は、操作部6におけるポインティング入力デバイスを用
いて、放射線を照射すべき標的部位の輪郭を、各MR画
像上に入力する。例えば、図27の上段に示すように、
MR画像Y1,Y2,Y3,Y4上に輪郭R1,R2,
R3,R4を入力する。ステップP604では、前記C
T画像を基にした補間演算により前記輪郭を設定したM
R画像の位置に対応する補間CT画像を作成する。例え
ば、図27の上段および中段に示すように、前記CT画
像S1,S2,S3,S4,S5を基にした補間演算に
より前記輪郭を設定したMR画像Y1,Y2,Y3,Y
4の位置に対応する補間CT画像S12,S23,S34,S
45を作成する。ステップP605では、前記MR画像上
に入力した輪郭を前記補間CT画像上の輪郭に変換す
る。図27の下段に、変換後の補間CT画像上の輪郭R
1,R2,R3,R4を例示する。ステップP606で
は、前記補間CT画像と,補間CT画像の範囲外のCT
画像を組み合せて、治療計画用CT画像とする。例え
ば、図27の下段に示すように、前記補間CT画像S1
2,S23,S34,S45と前記CT画像S1,S5を組み
合せて、治療計画用CT画像とする。
【0046】ステップP607では、操作者から修正す
る旨の指示が入力されたらステップP611(図26)
へ進み、操作者から修正しない旨の指示が入力されたら
ステップP608へ進む。MR画像とCT画像とは画像
の性質が異なるため、一般に若干の修正が必要になる。
ステップP608では、操作者は、照射条件を入力す
る。ステップP609では、治療計画用CT画像に対
し、前記照射条件に基づいて線量分布を求める。ステッ
プP610では、前記輪郭を設定した治療計画用CT画
像および前記照射条件に基づいてビームズ・アイ・ビュ
ー法により標的像および照射野形状を求める。
【0047】図26のステップP611では、操作者か
ら輪郭の形状・位置を修正する旨の指示が入力されたら
ステップP612へ進み、操作者から輪郭の形状・位置
を修正しない旨の指示が入力されたらステップP613
へ進む。ステップP612では、操作者は、任意のCT
画像上の輪郭の形状・位置を修正する。ステップP61
3では、操作者から体積形状を体軸方向に移動する旨の
指示が入力されたらステップP614へ進み、操作者か
ら体積形状を体軸方向に移動しない旨の指示が入力され
たらステップP617へ進む。ステップP614では、
操作者は、移動量を入力する。ステップP615では、
前記補間CT画像演算部603は、前記輪郭を設定した
治療計画用CT画像から前記移動量だけ離れた位置の新
補間CT画像を、前記取得したCT画像から補間演算に
より作成する。ステップP616では、前記新補間CT
画像上に前記輪郭を複写する。
【0048】ステップP617では、操作者からCT画
像を追加する旨の指示が入力されたらステップP618
へ進み、操作者からCT画像を追加しない旨の指示が入
力されたら前記ステップP607(図25)に戻る。ス
テップP618では、操作者は、CT画像を追加する位
置を指定する。ステップP619では、前記補間CT画
像追加演算部608は、前記指定された位置の追加補間
CT画像を、前記取得したCT画像から補間演算により
作成する。例えば、図28の上段に示すように、取得し
たCT画像S1,S2から追加補間CT画像S1201を作
成する。ステップP620では、操作者は、前記追加補
間CT画像上に標的部位の輪郭を入力する。例えば、図
28の下段に示すように、追加補間CT画像S1201上に
輪郭R1201を入力する。そして、前記ステップP607
(図25)に戻る。
【0049】以上の放射線治療計画装置600によれ
ば、操作者がMR画像上に標的領域を入力すれば、CT
画像上に標的領域が設定される。MR画像は、部分的な
病変などの質の判断に適しているため、標的部位が部分
的な病変などの場合に輪郭を正確に入力できるようにな
る。
【0050】
【発明の効果】この発明の医用装置および標的領域設定
方法によれば、次の効果を得ることが出来る。 1.操作者が全ての断層画像上に輪郭を設定する必要が
なくなり、操作者の負担が軽減され、標的部位の輪郭の
設定に要する時間を短縮することが出来る。 2.部分的な病変などの質の判断に適しているMR画像
上に操作者が標的領域を入力すれば、CT画像上に標的
領域に変換されるため、標的部位が部分的な病変などの
場合に輪郭を正確に入力できるようになる。 3.断層画像間の任意の中間位置を操作者が指定すれ
ば、その位置の補間断層画像が作成されるので、その補
間断層画像上に操作者が輪郭を入力することにより、断
層画像のスライス厚や撮像位置に依存せずに、標的領域
を正確に設定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態にかかる放射線治療
計画装置の構成図である。
【図2】図1の放射線治療計画装置の動作のフロー図で
ある。
【図3】取得したCT画像の例示図である。
【図4】選択したCT画像上に標的部位の輪郭を操作者
が入力した状態の説明図である。
【図5】選択されなかったCT画像上に補間により作成
された補間輪郭の例示図である。
【図6】輪郭の形状・位置の修正の説明図である。
【図7】この発明の第2の実施形態にかかる体積計算装
置の構成図である。
【図8】図7の体積計算装置の動作のフロー図である。
【図9】標的領域を挟むCT画像の例示図である。
【図10】標的領域を挟むCT画像上に標的部位の輪郭
を操作者が入力した状態の説明図である。
【図11】標的領域を挟むCT画像間を分割する微小間
隔の位置の説明図である。
【図12】標的領域を挟むCT画像間を分割する微小間
隔の位置ごとに補間により作成された補間輪郭の例示図
である。
【図13】区分的平面近似法を用いた補間演算の説明図
である。
【図14】この発明の第3の実施形態にかかる放射線治
療計画装置の構成図である。
【図15】図14の放射線治療計画装置の動作のフロー
図である。
【図16】図14の放射線治療計画装置の動作の続きの
フロー図である。
【図17】MR画像とCT画像と標的部位の輪郭の説明
図である。
【図18】この発明の第4の実施形態にかかる放射線治
療計画装置の構成図である。
【図19】図18の放射線治療計画装置の動作のフロー
図である。
【図20】所望位置の指定を行う画面と当該位置での補
間CT画像を表示した画面の説明図である。
【図21】この発明の第5の実施形態にかかる線量計算
装置の構成図である。
【図22】図21の線量計算装置の動作のフロー図であ
る。
【図23】所望位置の指定を行う画面と当該位置での線
量分布図を表示した画面の説明図である。
【図24】この発明の第6の実施形態にかかる放射線治
療計画装置の構成図である。
【図25】図24の放射線治療計画装置の動作のフロー
図である。
【図26】図24の放射線治療計画装置の動作の続きの
フロー図である。
【図27】MR画像とCT画像と標的部位の輪郭の説明
図である。
【図28】追加補間CT画像の説明図である。
【図29】従来の放射線治療計画装置の一例の構成図で
ある。
【図30】図29の放射線治療計画装置の動作のフロー
図である。
【図31】取得したCT画像の例示図である。
【図32】取得したCT画像上に標的部位の輪郭を操作
者が入力した状態の説明図である。
【符号の説明】
100,300,400,600 放射線治療
計画装置 200 体積計算装
置 500 線量計算装
置 S1〜S6,S10,S20 CT画像 Y1〜Y4 MR画像 R1〜R5 輪郭

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の断層画像中から選択された2以上
    の断層画像上に操作者が設定した標的領域を記憶する標
    的領域記憶手段と、前記操作者が設定した標的領域を基
    にして補間演算により前記複数の断層画像中の標的領域
    が設定されていない断層画像上に補間標的領域を作成す
    る補間標的領域演算手段とを具備したことを特徴とする
    医用装置。
  2. 【請求項2】 2以上の断層画像上に操作者が設定した
    標的領域を記憶する標的領域記憶手段と、前記操作者が
    設定した標的領域を基にして補間演算により前記2以上
    の断層画像の間の位置に標的領域を作成する補間標的領
    域演算手段と、前記標的領域の面積を演算する標的領域
    面積演算手段と、前記標的領域の面積および前記標的領
    域間の距離に基づいて体積を演算する体積演算手段とを
    具備したことを特徴とする医用装置。
  3. 【請求項3】 2以上のMR画像上に操作者が設定した
    標的領域を記憶する標的領域記憶手段と、前記操作者が
    設定した標的領域を基にして補間演算により複数のCT
    画像の位置に対応する補間標的領域を作成する補間標的
    領域演算手段と、前記補間標的領域を前記複数のCT画
    像上の標的領域に変換する標的領域変換手段とを具備し
    たことを特徴とする医用装置。
  4. 【請求項4】 操作者が標的領域を設定する断層画像の
    位置を指定する位置指定手段と、複数の断層画像を基に
    して補間演算により前記指定された位置に対応する補間
    断層画像を作成する補間断層画像演算手段と、前記補間
    断層画像上に操作者が設定した標的領域を記憶する標的
    領域記憶手段とを具備したことを特徴とする医用装置。
  5. 【請求項5】 操作者が線量分布を求めるCT画像の位
    置を指定する位置指定手段と、複数のCT画像を基にし
    て補間演算により前記指定された位置に対応する補間C
    T画像を作成する補間CT画像演算手段と、前記補間C
    T画像および照射条件に基づいて前記補間CT画像上で
    の線量分布を求める線量分布演算手段とを具備したこと
    を特徴とする医用装置。
  6. 【請求項6】 2以上のMR画像上に操作者が設定した
    標的領域を記憶する標的領域記憶手段と、複数のCT画
    像を基にして補間演算により前記MR画像の位置に対応
    する補間CT画像を作成する補間CT画像演算手段と、
    前記操作者が設定した標的領域を前記補間CT画像上の
    標的領域に変換する標的領域変換手段とを具備したこと
    を特徴とする医用装置。
  7. 【請求項7】 複数の断層画像中から選択された2以上
    の断層画像上に操作者が標的領域を設定し、その操作者
    が設定した標的領域を基にして補間演算により前記複数
    の断層画像中の標的領域が設定されていない断層画像上
    に補間標的領域を設定することを特徴とする標的領域設
    定方法。
  8. 【請求項8】 操作者が標的領域を設定する断層画像の
    位置を指定し、複数の断層画像を基にして補間演算によ
    り前記指定された位置に対応する補間断層画像を作成
    し、その補間断層画像上に操作者が標的領域を設定する
    ことを特徴とする標的領域設定方法。
  9. 【請求項9】 2以上のMR画像上に操作者が標的領域
    を設定し、その操作者が設定した標的領域を基にして演
    算により複数のCT画像上に標的領域を設定することを
    特徴とする標的領域設定方法。
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