JPH1057257A - 加熱調理器の把手取り付け構造 - Google Patents

加熱調理器の把手取り付け構造

Info

Publication number
JPH1057257A
JPH1057257A JP22217596A JP22217596A JPH1057257A JP H1057257 A JPH1057257 A JP H1057257A JP 22217596 A JP22217596 A JP 22217596A JP 22217596 A JP22217596 A JP 22217596A JP H1057257 A JPH1057257 A JP H1057257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
cap
fitting
hole
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22217596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuko Watase
悠子 渡瀬
Yasuo Takahashi
康夫 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimaru Kogyo KK
Original Assignee
Fujimaru Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujimaru Kogyo KK filed Critical Fujimaru Kogyo KK
Priority to JP22217596A priority Critical patent/JPH1057257A/ja
Publication of JPH1057257A publication Critical patent/JPH1057257A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理器本体に強固に取り付けられる把手は、
取り付け,取り外しに手間がかかり、取り外した把手の
構成部品がばらばらになる等の課題があった。 【解決手段】 調理器本体1に固着された止め金具4に
ねじ孔8と切欠部9を設け、筒状の連結金具12の一方
の端部に回り止め突起16を、他方の端部に係合突起1
8を設け、把手19の一端に係合段部20と割り溝21
を設け、把手19を貫通するボルト挿入孔23を設け、
キャップ24に設けた当接面27の反対側に多角形状の
凹部29を設け、凹部29から当接面27に貫通する貫
通孔30を設け、多角形状の頭部33を有する締結ボル
ト32の先端に雄ねじ34を設け、キャップ24,把手
19,連結金具12を貫通する雄ねじ34をねじ孔8に
螺合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理器本体に極め
て容易に取り付け,取り外しができ、取り外したときに
部品がばらばらに分解されることなく一体的な組立状態
に保持される加熱調理器の把手取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】鍋やフライパン等の加熱調理器の把手取
り付け構造については、実公昭60−35452号公
報,実開平7−27440号公報に記載された技術など
がある。鍋やフライパン等の加熱調理器の把手は調理器
本体に固着されており、調理中に把手が調理器本体から
外れる虞はないので、調理者は安心して把手を掴んで加
熱調理することができる。然し、鍋やフライパン等の加
熱調理器は容積が大きいので、調理を終わって加熱調理
器を、限られた狭い収納空間に効率的に収納するために
は、把手が調理器本体から分離可能な構造であることが
望ましい場合がある。又、製作した加熱調理器を製造工
場から発送する場合にも、梱包容積を小さくして輸送効
率を高めるために、把手が調理器本体から分離可能な構
造である方が便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、調理中には、
把手が調理器本体に強固に固着されており、必要に応じ
て把手が分離可能な構造であることが望ましい。実公昭
60−35452号公報に記載の従来の加熱調理器で
は、把手が調理器本体に強固に固着されるので安心して
調理ができ、分解が可能な構造であるが、下記のような
課題が残されている。 (1) 把手を着脱するのに分解,組立の技能が必要である
ので、家庭の主婦などにとっては把手の着脱操作は過酷
である。 (2) 又、把手の取り付け,取り外しに面倒な手間と時間
がかかるので、分解,組立に馴れた人であっても、把手
の着脱は極めて煩わしい。 (3) 把手を取り外すと、把手の取り付け構造を構成する
部品がばらばらに分解されるので、部品を紛失する危険
性が高い。
【0004】実開平7−27440号公報に記載の従来
の加熱調理器は、アウトドア用品としての鍋やフライパ
ンに設けた把手構造であり、鍋やフライパン等の調理器
本体に設けた抜け止め体に、先端が屈曲した把手を引っ
掛けて螺子部材(ビス)で止めるものであり、把手の着
脱は容易である反面、把手の止着力が弱く、長期間にわ
たって調理すると、把手が外れる危険性がある。
【0005】又、把手の取り付け取り外しには、螺子部
材(ビス)を回動するスクリュウドライバーが必要であ
る。本発明は、かかる課題を解決することを目的とし、
調理器本体に極めて容易に着脱でき、取り付け状態では
長期間使用しても把手が外れる虞はなく、取り外したと
きに部品が分解されることなく一体的な組立状態に保持
される加熱調理器の把手取り付け構造を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の加熱調理器の把手取り付け構造は、加熱調
理器の調理器本体の側壁に、表面にねじ孔と切欠部が設
けられる止め金具を固着し、筒状に形成され、上記止め
金具に当接する一方の端面に上記切欠部に係入する回り
止め突起を有し、他方の端部に形成される嵌合内周面に
係合突起が突設される連結金具と、一端に上記嵌合内周
面に嵌入する嵌合段部が設けられ、該嵌合段部に上記係
合突起が係入する割り溝が設けられ、長手方向を貫通す
るボルト挿通孔を有する把手と、該把手の他端に当接す
る当接面を有し、該当接面の反対側に多角形状の凹部が
設けられ、該多角形状の凹部から上記当接面に貫通する
貫通孔が設けられるキャップと、上記多角形状の凹部に
嵌合する多角形状の頭部を有し、先端の雄ねじが上記貫
通孔,ボルト挿通孔及び連結金具を通過して上記ねじ孔
に螺合可能な締結ボルトと、該締結ボルトに止着され、
上記連結金具,把手及びキャップを重合状態に拘束する
止め金具とにより把手取り付け構造を構成し、上記キャ
ップを回動したときに、上記把手取り付け構造が重合状
態のまま上記止め金具に着脱されることを特徴とするも
のである。
【0007】上記把手の他端と上記キャップの当接面と
の間に、上記キャップの当接面と滑り接触するワッシャ
を挿入するとよい。又、上記キャップの多角形状の凹部
を閉塞する飾り蓋を設けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明すると、図1は、加熱調理器であるフラ
イパンの把手取り付け構造の縦断面図であり、図は止め
金具と把手取り付け構造の分解斜視図である。フライパ
ンFの調理器本体1は、底壁2の周縁に側壁3が周設さ
れ、側壁3の外壁面に止め金具4が当接される(図1参
照)。
【0009】止め金具4は、中央壁5の両端からほぼ直
角に屈曲する連結壁6が設けられ、両連結壁6には更に
屈曲する固定壁7が設けられる。中央壁5のほぼ中央に
ねじ孔8が設けられ、中央壁5の下端に開口する切欠部
9が設けられ、両固定壁7にそれぞれ2個のリベット孔
10が設けられる(図2参照)。固定壁7を、調理器本
体1の側壁3に当て、リベット孔10を側壁3に設けら
れたリベット孔(図示しない)に重ねてリベット11を
挿通し、リベット11の先端を加締め加工することによ
り、止め金具4が側壁3に固着される(図1参照)。
【0010】止め金具4に当接する連結金具12は、筒
状部13の内周面の中間部に隔壁14が設けられ、隔壁
14に孔15が設けられる。筒状部13には、止め金具
4に当接する一方の端面(図2において左端面)に切欠
部9に係入する回り止め突起16が設けられ、筒状部1
3の内周面は、後述する把手19が嵌合する嵌合内周面
17となり、この嵌合内周面17の相対する2か所に係
合突起18が設けられる(図1,図2参照)。
【0011】把手19は、フライパンFの加熱を受けて
把手19の表面が高温にならないように、熱伝導度の低
い材料、例えば、木材或いはプラスチック材などが使用
される。把手19の一端(図1において左端)に、嵌合
内周面17に嵌入する嵌合段部20が設けられ、嵌合段
部20には2個の係合突起18がそれぞれ係入する割り
溝21が設けられ、把手19の他端に底の浅い凹部22
が形成され、把手19の長手方向を貫通するボルト挿通
孔23が設けられる。
【0012】キャップ24は、ほぼ四角形の外面に丸み
を持たせて握り易くした外面形状を有する握り部25
と、握り部25の端面に接続する円錐台形状部26とを
有し、円錐台形状部26の端面は把手19の凹部22に
当接する当接面27となる。キャップ24の当接面27
の反対側に、底の浅い円形の凹部28が設けられ、円形
の凹部28の底面に多角形状(本実施例では六角形状)
の凹部29が形成され、凹部29の底面から当接面27
に貫通する貫通孔30が設けられる。
【0013】キャップ24を握って回動すると、把手1
9の凹部22と当接面27との接触面に滑り摩擦抵抗が
生じるので、凹部22と当接面27との間にワッシャ3
1を挿入して、滑り摩擦抵抗を小さくすることが望まし
い。締結ボルト32は、キャップ24の多角形状の凹部
29と同形状の輪郭をもった多角形状の頭部33を有
し、頭部33の反対側には、止め金具4のねじ孔8に螺
合する雄ねじ34が設けられる。
【0014】符号35は、締結ボルト32に固定される
止め金具であり、本実施例では歯付きワッシャが使用さ
れる。符号36は、キャップ24の円形の凹部28に取
り付けられる飾り板であり、多角形状の凹部29及び貫
通孔30を閉塞する機能の他に、加熱調理器のブランド
などを表示する機能を持たせることができる。
【0015】以上のように構成された把手取り付け構造
の各部品は、次のようにして組付けられる。連結金具1
2の嵌合内周面17を把手19の嵌合段部20に嵌め込
むと共に、連結金具12の係合突起18を把手19の割
り溝21に係入すると、連結金具12は把手19に対し
て回動不能に取り付けられる。
【0016】把手19の底の浅い凹部22にワッシャ3
1を重ね、ワッシャ31にキャップ24の当接面27を
当て、連結金具12,把手19及びキャップ24を重合
状態にし、締結ボルト32の雄ねじ34を、多角形状の
凹部29,ワッシャ31,把手19のボルト挿通孔23
及び連結金具12に挿通して、締結ボルト32の頭部3
3をキャップ24の多角形状の凹部29に係合させると
共に、雄ねじ34側から締結ボルト32に挿通した止め
金具35を、連結金具12の隔壁14に当接する位置に
固定する。次に、飾り板36を把手19の円形の凹部2
8に固着する。
【0017】かくして、把手取り付け構造を構成する各
部品が分離不能に組付られ、雄ねじ34は重合状態の把
手組立品の先端から突出している。この把手組立品を調
理器本体1を止め金具4に取り付けるには、連結金具1
2の回り止め突起16を止め金具4の切欠部に係入する
ワンタッチ動作で、連結金具12が止め金具4に対して
回動不能になる。
【0018】次に、キャップ24を握って回動すると、
キャップ24と一体となって回動する締結ボルト32の
雄ねじ34が、止め金具4のねじ孔8に螺合して、把手
組立品が調理器本体1に固着される。把手組立品を取り
外したいときには、キャップ24を握って逆方向に回動
するだけの簡単な操作でよい。取り外された把手組立品
は、ばらばらに分解する虞のない一体構造であるので、
把手取り付け構造を構成する部品を紛失する心配はな
く、又、再組付の操作も容易である。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 把手組立品を調理器本体に取り付け,取り外すに
は、キャップを回動する簡単な操作でよいので、分解,
組立の技能を持たない人であっても容易に、且つ、極め
て短時間に行うことができる。 (2) 把手組立品を調理器本体に取り付け,取り外するに
は、スクリュウドライバ等の工具は不要であり、工具を
準備する手間が省ける。 (3) 把手組立品は、取り外してもばらばらに分解する虞
はないので、部品を紛失する危険性がない。 (4) 把手組立品を取り付けたときには、雄ねじの締め付
け力により連結金具の先端面が止め金具に圧接し、回り
止め突起が止め金具の切欠部に係合しているので、把手
組立品は強固に止め金具に取り付けられ、調理中に把手
が突然に調理器本体から外れる危険性はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱調理器であるフライパンの把手取り付け構
造の縦断面図である。
【図2】止め金具と把手取り付け構造の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
F フライパン(加熱調理器) 1 調理器本体 3 周壁 4 止め金具 8 ねじ孔 9 切欠部 12 連結金具 16 回り止め突起 17 嵌合内周面 18 係合突起 19 把手 20 嵌合段部 21 割り溝 23 ボルト挿通孔 24 キャップ 25 握り部 27 当接面 28 円形の凹部 29 多角形状の凹部 30 貫通孔 31 ワッシャ 32 締結ボルト 33 多角形状の頭部 34 雄ねじ 35 止め金具 36 飾り板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理器の調理器本体の側壁に、表面
    にねじ孔と切欠部が設けられる止め金具を固着し、 筒状に形成され、上記止め金具に当接する一方の端面に
    上記切欠部に係入する回り止め突起を有し、他方の端部
    に形成される嵌合内周面に係合突起が突設される連結金
    具と、一端に上記嵌合内周面に嵌入する嵌合段部が設け
    られ、該嵌合段部に上記係合突起が係入する割り溝が設
    けられ、長手方向を貫通するボルト挿通孔を有する把手
    と、該把手の他端に当接する当接面を有し、該当接面の
    反対側に多角形状の凹部が設けられ、該多角形状の凹部
    から上記当接面に貫通する貫通孔が設けられるキャップ
    と、上記多角形状の凹部に嵌合する多角形状の頭部を有
    し、先端の雄ねじが上記貫通孔,ボルト挿通孔及び連結
    金具を通過して上記ねじ孔に螺合可能な締結ボルトと、
    該締結ボルトに止着され、上記連結金具,把手及びキャ
    ップを重合状態に拘束する止め金具とにより把手取り付
    け構造を構成し、 上記キャップを回動したときに、上記把手取り付け構造
    が重合状態のまま上記止め金具に着脱されることを特徴
    とする加熱調理器の把手取り付け構造。
  2. 【請求項2】 上記把手の他端と上記キャップの当接面
    との間に、上記キャップの当接面と滑り接触するワッシ
    ャを挿入することを特徴とする請求項1記載の加熱調理
    器の把手取り付け構造。
  3. 【請求項3】 上記キャップの多角形状の凹部を閉塞
    する飾り蓋を設けることを特徴とする請求項1又は2記
    載の加熱調理器の把手取り付け構造。
JP22217596A 1996-08-23 1996-08-23 加熱調理器の把手取り付け構造 Withdrawn JPH1057257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22217596A JPH1057257A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 加熱調理器の把手取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22217596A JPH1057257A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 加熱調理器の把手取り付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1057257A true JPH1057257A (ja) 1998-03-03

Family

ID=16778353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22217596A Withdrawn JPH1057257A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 加熱調理器の把手取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1057257A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014530740A (ja) * 2011-10-26 2014-11-20 ハッピーコール カンパニーリミテッド 調理器具用ハンドル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014530740A (ja) * 2011-10-26 2014-11-20 ハッピーコール カンパニーリミテッド 調理器具用ハンドル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107524663A (zh) 用于将手柄紧固在厨房容器上的系统
US5595108A (en) Fast assembled oil-collecting through and clip ring structure
EP1969240B1 (en) Integrated joiner
AU2006308414B2 (en) Cooking vessel with handle
JPH1057257A (ja) 加熱調理器の把手取り付け構造
CN107940082B (zh) 一种龙头手柄
US5022560A (en) Spigot and wrench combination for a beverage dispenser
CN212928466U (zh) 防松螺母、手柄及炊具
JPH041885Y2 (ja)
JPH0117230Y2 (ja)
CN111828443A (zh) 紧固组件及锅具
JPH11208564A (ja) クランクとペダル軸の結合構造
AU2005229735A1 (en) Tap Handle Assembly
CN213787039U (zh) 手柄组件及炊具
KR200318941Y1 (ko) 손잡이가 형성된 도마
CN212465777U (zh) 炊具
KR930001182Y1 (ko) 남비 및 프라이팬 손잡이
CN217959849U (zh) 锅体组件及具有其的烹饪器具
MXPA06006364A (es) Sistema para fijar una empunadura de sujecion a un recipiente de articulo de cocina.
CN208837711U (zh) 烹饪装置及其角度调节组件
KR200360813Y1 (ko) 냄비 손잡이용 바우 프레임
JPH067259A (ja) 調理器具又はこれと類似のものにグリップを固定するためのグリップ固定装置
KR200422659Y1 (ko) 조리기구용 손잡이 고정구조
GB2111373A (en) Improvements in or relating to cooking utensils
JPH0246828Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20040316

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406