JPH1056767A - バイブレータ モータ - Google Patents

バイブレータ モータ

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JPH1056767A
JPH1056767A JP9100184A JP10018497A JPH1056767A JP H1056767 A JPH1056767 A JP H1056767A JP 9100184 A JP9100184 A JP 9100184A JP 10018497 A JP10018497 A JP 10018497A JP H1056767 A JPH1056767 A JP H1056767A
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flux
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エス.ヴォル グレゴリー
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ビルブレイ ルーベン
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/28Drive layout for hair clippers or dry shavers, e.g. providing for electromotive drive
    • B26B19/282Motors without a rotating central drive shaft, e.g. linear motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K33/00Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system
    • H02K33/02Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system with armatures moved one way by energisation of a single coil system and returned by mechanical force, e.g. by springs
    • H02K33/04Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system with armatures moved one way by energisation of a single coil system and returned by mechanical force, e.g. by springs wherein the frequency of operation is determined by the frequency of uninterrupted AC energisation

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】低温度で高出力の新規且つ改良されたバイブレ
ータモータを提供すること。 【解決手段】バイブレータモータの固定磁束透過部材及
び可動磁束透過部材が、固定及び可動部材の選択された
対応する表面間に複数のギャップ領域146,150,
154を形成し、固定及び可動部材の選択された対応す
る表面間に形成された空隙148,152,156を有
する。空隙は、合計のギャップ表面積と、見掛けのギャ
ップ表面積を有する。見掛けのギャップ表面積は、可動
部材の振動経路の方向と略垂直な面を通して、あるいは
経路に垂直な固定又は可動部材の選択された横断面を通
して、各ギャップを形成する選択された表面を見ること
により測定できる。少なくとも一つの磁束ギャップ領域
における合計のギャップ表面積は、ギャップの見掛けの
ギャップ表面積より大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイブレータモー
タに関し、特にバリカン、マッサージ器及び同様のもの
に用いられるバイブレータモータであって、従来のバイ
ブレータモータより効率であり、低温度においてより高
出力であるバイブレータモータに関する。
【0002】
【従来の技術】バイブレータモータは、電気バリカンに
長い間使用されており、米国特許第2, 877, 36
4、2, 986, 662及び3, 026, 430に全体
として参照されている。
【0003】従来のバリカンに使用されるバイブレータ
モータが、図10に示される。図10において、バリカ
ン10は、ケース12、固定毛切り刃14及び往復運動
する毛切り刃16を有している。刃16は、バイブレー
タモータ18によって駆動され、バイブレータモータ1
8は、固定コイル20、コイル積層薄板22及び可動積
層薄板24を有している。
【0004】コイル積層薄板22は、ケース12内に静
止している。可動アーム積層薄板24は、振動アーム2
6の一部を構成する。振動アーム26は、また、テイル
ブラケット28を含み、テイルブラケット28は、リー
フスプリング30を有している。アーム26は、弾性フ
ィンガ32を介して可動刃16に作用的に接続されてい
る。機械スプリングシステム34は、ケース12に端部
34で固定されているテイルブラケット28と、テイル
ブラケット28の両側にあって、且つケース12の隣接
する壁の間にあるコイルスプリング36を含んでいる。
機械スプリングシステム34は、振動アームが適切な共
振周波数を有するように設計されている。
【0005】アーム26は、動作中振動し、可動刃16
を図10に示すパスAに沿って、往復運動させる。振動
アームは、端部34に固定されているので、アーム積層
薄板は、やや弓なりに往復運動する。
【0006】コイル積層薄板22及び可動積層薄板24
は、図10において破線の矩形38、40及び42によ
って示されている3つの磁束空隙領域を作り出すように
配置されている。図10において、コイル22により発
生される磁束が、空隙44、46、48をそれぞれ横切
り、交流電磁極を作る。交流電磁極は、機械スプリング
システムと適切に組み合わされて、振動アーム26を振
動させる。 図10及び他の図において、磁束空隙領域
は、実際のものより大きく描かれ、明瞭にされている。
磁束空隙領域は、磁界が積層薄板の可動極及び静止極間
に流れる比較的高磁束密度を有する範囲を覆う様に意図
されている。
【0007】空隙44、46及び48(それぞれ磁束空
隙領域38,40及び42内にある)は、可動積層薄板
24の動きの方向に対して実質的に直角である積層薄板
の略平行な対応する表面により形成されている。振動ア
ーム26の位置は、溝の切られたパワースクリュー50
の回転によって調整され、空隙44、46及び48が動
作中最小にされる。これにより、従来のバイブレータバ
リカンモータの磁気効率を最大にしている。空隙44、
46及び48の間隔は、動作中定常的に変化し、従っ
て、空隙の3次元形状が変化する。固定及び可動積層薄
板の見掛けの空隙表面は、可動積層薄板の振動のパスA
の方向と略直角を成している平面を通して測定すること
ができる。垂直平面内で、積層薄板の適当な横断面で、
この測定をすることができる。あるいは、垂直平面を通
して主要な磁束が流れる領域を代表する積層薄板の一つ
の表面を単に観察する事により測定が可能である。図1
0において、見掛けの空隙表面積は、空隙が形成される
積層薄板の実際の表面積と略同じである。即ち、空隙4
4、46、及び48の長さは、それぞれの空隙を形成す
るもっとも狭い積層薄板表面の幅と略同じである。この
様に、例えば空隙46の空隙長さ46GLは、領域40
内の積層薄板22の幅22Wと略同じである。ギャップ
44の長さは、空隙領域38内の積層薄板24の幅24
Nに略等しい。空隙の深さは、積層薄板の積層の厚みと
略同様である。
【0008】一般的に、コイルは、60Hz又は50H
zの交流の線間電圧で駆動され、振動アームは、線間周
波数の2倍で振動する。コイルを通過するアンペア−タ
ーンを増加すると望ましく、毛切りパワーが増加し、又
動作中の振動アームの可動距離、即ちストロークが増加
する。しかし、同時に好ましくない動作温度が上昇す
る。同じ原理がマッサージ用バイブレータモータに当て
はまる。
【0009】上記したように従来のバリカンは、有用で
あり商業的に成功しているが、モータの巻き線が、通常
動作中あるいは継続使用すると、かなり高い温度に達す
る。従って、バリカン及び他の用途用の振動モータが、
速い毛切りあるいは他の用途のために、外側表面及び部
品温度が低い状態で、より効率に、好ましくはより高出
力で、動作する必要がある。また、バリカンモータは軽
く、低製造コストであり、更に望ましい製造誤差の範囲
で一貫して良好に動作する必要がある。さらに、存在す
る製品仕様で容易に適用可能なバイブレータバリカンモ
ータ及び、マッサージ器、及びその他の製品用のバイブ
レータモータの改良が必要である。
【0010】しばしば、動物に見受けられるような濃い
毛は、二つの刃を一体に押さえ、毛切り負荷によって、
それらが離れないようにする付加パワー(即ち、振動
力)及び増加した張力が必要であるために、従来のバイ
ブレータバリカンで高速に切ることがより難しい。
【0011】しかし、従来のバリカンで張力が増加する
と、ストロークが減少し、もはや可動刃は、毛が切れな
くなる。この様に、より高い張力で動作するバイブレー
タバリカンモータは、高速で濃い毛を切るためには、適
切なストロークで且つ高振動力が必要ある。
【0012】バリカンは、時々、頭皮に直接当たるよう
に刃歯の先端を当てて、頭皮近くまで切る様に用いられ
る。刃が重ならないのが好ましいが、従来のバリカンで
頭皮近くまで切ることは難しかった。なぜならば、可動
刃の歯の先端がやや弓状に動き、重なりが小さすぎる場
合は、そのストロークの両端部で固定歯の先端と重なる
ように延びるからである。ある状態で可動歯が頭皮に触
り、好ましくない。モータのアンペアーターンを減少さ
せて短いストロークとすることができるが、受容できな
いレベルまで切り力を減少させることになる。
【0013】したがって、短いストロークで大きな切り
力を持つバリカン用バイブレータモータが必要である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、新規且つ改良されたバイブレータモータを提供する
ことにある。
【0015】他の目的は、バリカン、マッサージ器及び
その他類似のものに用いられる新規且つ改良されたバイ
ブレータモータを提供することにある。
【0016】さらに別の目的は、低温度で高出力の新規
且つ改良されたバイブレータモータを提供することにあ
る。
【0017】さらにまた別の目的は、低減された動作温
度で、増加した切り力を有し、効率が改良され、コスト
が低減されたバイブレータバリカンモータを提供するこ
とにある。
【0018】別の目的は、製造及び組み立てが簡単であ
り、銅の使用が少なく、且つ従来のバイブレータバリカ
ンに容易に適用可能な、新規且つ改良されたバイブレー
タバリカンモータを提供することにある。
【0019】さらに追加の目的は、より大きい張力が必
要な濃い毛の場合に、適切な切りストロークを維持でき
る新規且つ改良されたバイブレータバリカンを提供する
ことにある。
【0020】他の目的は、刃の重なりが最小であること
が必要な、頭皮の近くを切るための新規且つ改良された
バイブレータバリカンを提供することにある。
【0021】さらに別の目的は、製造誤差変動の範囲で
本発明の他の目的を実現する新規且つ改良されたバイブ
レータバリカンを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様におい
て、電気バリカン、マッサージ器その他同様のものに用
いられるバイブレータモータは、磁気透過性の固定部材
と磁気透過性の可動部材を有する。固定及び可動部材
は、固定及び可動部材の選択された対応する表面間に複
数の磁束空隙領域を形成する。
【0023】固定部材は、静止部分に固定される。機械
スプリングシステムが可動部材に接続され、機械スプリ
ングシステムの一端部が静止部に固定されている。コイ
ルが固定及び可動部材間に磁界を発生し、磁界は磁束空
隙領域に流れ、可動部材を所定の経路に沿って振動させ
る。
【0024】磁束空隙領域のそれぞれは、固定及び可動
部材の選択された対応する表面間に形成された空隙を有
する。空隙は、可動部材の振動に伴って、少なくとも一
部が変化する対応する固定及び可動部材の表面間の空間
を規定する。
【0025】それぞれ関連する磁束空隙領域において、
空隙上に略延びる固定及び可動部材間の大凡の実際の合
計表面積を測定することが可能である。実際の表面は、
先に述べた垂直平面を用いて測定される、積層薄板の表
面積を形成する見掛けの空隙と比較される。本発明にお
いては、しかし、磁束領域の少なくとも一つにおける空
隙の実際の空隙表面積は、関連の見掛けの空隙表面積よ
り大きい。
【0026】モータがバリカンに使用される場合、可動
刃は、機械スプリングシステムと反対の振動アームの端
部に取り付けられる、そして固定刃が、可動刃と反対側
にケースに取り付けられる。交流電流がコイルに流され
ると、振動アームが振動し、可動刃の歯が固定刃の歯を
横切って往復する、これにより歯の間に入った毛が切ら
れる。
【0027】従って、本発明の第一の目的により、それ
ぞれの間に、実質的な磁束流に対する複数の磁束空隙領
域を形成する磁気透過性の固定部材と磁気透過性の可動
部材を有し、該磁束空隙領域の各々が該固定及び可動の
部材の対応する表面間に少なくとも一つの空隙を有し、
該固定部材は静止部に固定され、少なくとも一端が該静
止部に固定され、該可動部材に接続された機械スプリン
ングシステムと、該固定及び可動部材間に可変磁界を発
生する手段を有し、該磁界が磁束空隙領域内で該少なく
とも一の空隙を横切り、該磁界及び該機械スプリンング
システムは該可動部材を所定の経路に沿って振動させ、
該磁束空隙領域の少なくとも一つが、該固定部材の第一
の選択された表面が該所定の経路に略垂直である少なく
とも第一の主磁束極と、該固定部材の第二の選択された
表面が該所定の経路に略垂直である第二の主磁束極と、
該固定部材の第三の選択された表面が該所定の経路に略
平行である該第一及び第二の主磁束極間の第一の二次磁
束極を有することを特徴とするバイブレータモータが提
供される。
【0028】本発明の第二の目的により、それぞれの間
に、実質的な磁束流に対する複数の磁束空隙領域を形成
する磁気透過性の固定部材と磁気透過性の可動部材を有
し、該磁束空隙領域の各々が該固定及び可動部材の対応
する表面間に少なくとも一つの空隙を有し、該固定部材
は静止部に固定され、少なくとも一端が該静止部に固定
され、該可動部材に接続された機械スプリンングシステ
ムと、該固定及び可動部材間の可変磁界を発生する手段
を有し、該磁界が磁束空隙領域内で該少なくとも一の空
隙を横切り、該磁界及び該機械スプリンングシステムは
該可動部材を所定の経路に沿って振動させ、該磁束空隙
領域の少なくとも一つが、該固定部材の第一の選択され
た表面が該所定の経路に略平行である少なくとも第一の
二次磁束極と、該固定部材の第二の選択された表面が該
所定の経路に略平行である第二の二次磁束極と、該固定
部材の第三の選択された表面が該所定の経路に略垂直で
ある該第一及び第二の二次磁束極間の第一の主磁束極を
有することを特徴とするバイブレータモータが提供され
る。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を、
添付の図面を参照して、実施例により説明する。図1及
び図2に示されるように、バリカン100は、一端に取
りつけられた固定バリカン刃104を持つハウジング1
02を有する。ハウジング102内に固定された電磁モ
ータ106は、コイル108及び関連のコア110を含
む。
【0030】適量の質量を有するアーマチュア112は
コア110と効果的な関係を持って取り付けられ、一端
部116でハウジング102に固定されているアーマチ
ュアアーム114を有する。アーム114は、バネ性即
ち、弾性体であるリーフスプリング部118を含み、ア
ーマチュア112を使用中振動させる。
【0031】アーマチュア112に固定されている駆動
フィンガー120は、固定バリカン刃104と協動的に
取り付けられた可動バリカン刃122と係合する。刃1
04と122は、それぞれ歯124、126の列を有
し、歯126が歯124を横切って、前後に移動するこ
とにより隣接する歯124の間に入った毛が切られる様
に構成される。
【0032】コイル108は、電源コード125及びス
イッチ127を介して供給されるAC電流により励磁さ
れる。電源が投入されると、通常50或いは60Hzでア
ーマチュア112は電磁マグネットの磁界の変動に対応
して、パスAに沿って振動し、刃122は往復運動す
る。コア110は、スクリューあるいは他の適当な機構
によってハウジング102に固定されている複数の積み
重ねられた薄い板、即ち他の磁気透過性の部材128を
含む。アーマチュア112は又、積み重ねられた薄い板
即ち、他の磁気透過性の部材130を含む。
【0033】図3及び4において見られるように、積層
薄板128は、略Eの形状を成し、センターアーム13
2、2つの外部アーム134及び136、更に背部13
8を有している。アーマチュア積層薄板130は、略C
の形状を成し、2つのアーム140及び142と背部1
44を有する。固定積層薄板128及び可動薄板130
は、図3に示されるように、コイル108によって励磁
され磁気回路を形成する。動作中、磁束Fはセンターア
ーム132を介して空隙148を有する第一の磁束空隙
領域146に入る。磁束は可動積層薄板130に入り、
2つの経路に分けられる。磁束FA は、図3において上
方向に進み、空隙152を有する第二の磁束空隙領域1
50に到り、空隙152を横切り、静止積層薄板128
に入る。磁束FA は、次いでセンターアーム132に戻
る。同時に磁束FB は、図3において下方向に進み、ギ
ャップ156を有する第三の磁束空隙領域154に到
る。磁束FB は、空隙156を横切り、固定積層薄板1
28に入り、センターアーム132に戻る。磁束経路
は、コイルを流れる交流電流に伴って、反転し交番す
る。
【0034】磁束空隙領域146、150及び154
は、実質的な磁束の流れのある場所を一般的に示す概略
表示である。磁束空隙領域は、明瞭にするために、実際
よりも大きく示されている。磁束ギャップ領域は、各々
が単一の連続する空隙を有するように図示されている
が、望ましい場合は、一以上の空隙を単一の磁束領域に
使用することが考えられる。
【0035】空隙148の合計の長さは、積層薄板が閉
じた位置にある時、空隙の中心に沿って走る線に沿って
測定される148GLである。空隙の合計長さ148G
Lは、空隙部分158、164、160、166及び1
62を含む。最大の磁束集中の概略の領域はアーム13
2の幅132Wと背部144の対応する表面部分を横切
る。ギャップ152の合計の長さは、152GLであ
り、空隙部分168、170及び172を有する。アー
ム幅134W及び140Wは、略同じであり、空隙長さ
152GLよりも短い。空隙156の合計長さは、15
6GLである。アーム幅136W及び142Wは、略同
じ寸法であり、空隙長さ156GLと略同じである。
【0036】図5及び図6は、コア110の上面と側面
をそれぞれ示す。図4における空隙148は、表面積1
32AS,132BS,132CS,132DS,及び
132ESの合計である合計表面積132TS(図5)
によって、部分的に構成される。これらの表面積は、合
計空隙長さ148GLを参照点として測定される。表面
132BS,132DSは、表面132AS,132C
S及び132ESに対し、やや斜めの角度を持ち、可動
積層薄板の移動経路をやや弓状とする。
【0037】合計の空隙表面積132TSは、合計の空
隙長さ148GL(即ち長さ132A,132B,13
2C,132D及び132Eの合計)と空隙表面深さ1
32GDを積算した大凡の値である。表面132TS
は、可動積層薄板が動作中に閉じた位置であって、線1
48GLにあるように、固定積層薄板に最も近い位置に
ある時、空隙を規定する空間の中心に沿って、適当な場
所で測定できる。表面132TSは、実質的な磁束が通
過する磁束空隙領域146上に略延びている。積層薄板
130の背部144の対応する表面の部分を空隙148
を評価するために用いることができるが、全体の表面は
この目的のためには使用できない。なぜならば、実質的
な磁束が、全体の表面とアーム132の間には流れない
からである。基本的には、図4の132Wを規定する破
線間の表面の部分が、空隙148の合計の実際の表面積
を測定する目的に使用される。なぜならば、それは、高
磁束密度が空隙を横切る領域だからである。
【0038】図6は、振動する積層薄板の発振経路の方
向に対し、直角な面を通して観察される表面132TS
を示す。表面132TSがその方向から観察される場合
に、見掛けの空隙表面積132AGが観察できる。見掛
けの空隙表面積132AGは、空隙148の幅を持つ積
層幅132Wと、空隙表面深さ132GDの積である。
見掛けの空隙表面は、あるいは経路Aに垂直な平面にお
いて、アーム132の断面を取ることによっても測定で
きる。
【0039】実際の合計の表面積132TSが見掛けの
空隙表面積132AGよりも大きいことが観察できる。
また、空隙152の実際の合計空隙表面積が見掛けの空
隙表面積134AGよりも大きいことも観察できる。従
来のバリカンに用いられる空隙156の形状において
は、実際の空隙表面積は、見掛けの空隙表面積136A
Gと略同じである。
【0040】本発明は、又、上記の3つの合計空隙長さ
148GL,152GL及び152GL(図3及び図
4)を考えることにより理解できる。これらの空隙は、
積層薄板128及び130の表面を対向させ、離すよう
にして形成される。ある場合には、対向面で積層薄板1
28及び130の幅が空隙152と156と概略同じで
あり、他の場合には空隙148のように、一の積層薄板
表面の幅が、他の側の積層薄板表面の幅よりも小さい。
【0041】空隙長さ156GLは、従来の装置と同様
にアーム136の幅136W及びアーム142の幅14
2Wの寸法と略同じである。しかし、幅132Wの寸法
は空隙148の長さ148GLよりも小さい。そしてア
ーム134の幅134Wの寸法は、空隙長さ152GL
よりも短い。一般的に、これらの幅寸法は、可動積層薄
板130の振動経路に対し略垂直な平面において、それ
ぞれの対応するギャップをつないでいる。ギャップの少
なくとも1つの長さを、磁束空隙領域において2つの積
層薄板の狭い方の幅寸法よりも長くすることによって、
モータの効率が改善され、そのようなモータを有するバ
リカンは、低温度で高出力を出しながら作動する。
【0042】空隙148及び152は、空隙を横切る動
きの方向に対し実質的に垂直である主磁束極と、その空
隙を横切るように磁束流の方向が幾分変わると認められ
る、主磁束の流れの方向に略平行である第二の磁束極を
含む。この第二の磁束極は、主磁束極に対し略垂直であ
り、且つ実質的に一定の小さな空隙を有し、しかし、こ
の空隙は、図3及び図4に見られるように、アームの振
動の有無によって、実効的な断面積が変わる。このよう
に磁束空隙領域146は、表面132A,132C及び
132Eに主磁束極を有し、表面132B及び132D
に隣接する2つの第二の磁束極を有する。磁束空隙15
2は、表面134Aに主磁束極を有し、第二の磁束極を
表面134Bに持つ。
【0043】また、空隙156がモータの動作中に全体
の空隙を横切って変化するように観察できる。空隙14
8及び152にある主磁束極は、振動積層薄板130の
振動に従い空間的に変化する。しかし、これらの空隙の
第二の磁束極はモータの動作中に実質的な空間的変化は
しない。
【0044】図3及び図4に見られるように、磁束空隙
領域は、主及び第二の極の形状が種々に変わる。加え
て、改良されたモータは3つの磁束空隙領域の各々にお
いて、第二の極を有しないようにできる。製造目的のた
めには、最適な形状が、極の寸法、第二の空隙長さ及び
コイル巻数及びスプリング共振周波数のような、知られ
た形態の考慮を伴う実験により経験的に決定される。例
えば、図1から図6の実施例において、以下の凡その寸
法が用いられる:132Wは0.492インチ;134
W、136W、140W及び142Wは0.400イン
チ;132Aと132Eは0.125インチ;132C
は0.25インチ;132Bと132Dは0.125イ
ンチ;134Aは0.15インチ;134Bは0.3イ
ンチ;134Cは0.26インチである。第二の極の空
隙の間隔は、大量生産においては凡そ0.040インチ
であって、製造誤差を修正できる。
【0045】アーマチュアアームが固定点近くに半径に
沿って取り付けられるので、可動積層薄板が、小さな角
の部分を有することは明らかである。この理由により、
取り付け点から遠いところにある空隙は、取り付け点に
近い空隙以上に広がる。
【0046】第二の極の長さを加えることによりストロ
ークを減少させる。実験により第二の極を備える効果は
センターアーム位置で最大であり、次いで、取り付け点
から最も離れたアーム位置で効果があり、更に取り付け
点に最も近いアーム位置の順に効果があることが示され
ている。
【0047】本発明に従い製造される固定及び可動積層
薄板の他の実施例が図7に示される。図7の積層薄板
は、3つの全ての空隙が見掛けの空隙表面積より大きい
合計の実際の空隙表面積を持つことを除き、図1と同じ
である。。即ち、全ての空隙は、対向する薄板の狭い方
の幅よりも長い合計の長さを有している。図7では図1
から図6の参照数字を用い同じ部分を示している。しか
しながら、図7においては磁束空隙領域702における
空隙700は、合計の線形長さ700GLを有してい
る。略同じである、アーム136、142の幅136
W,142Wは、空隙長さ700GLよりも短い。長さ
700A,700B及び700Cは、それぞれ凡そ0.
44インチ、0.26インチ及び0.22インチであ
る。
【0048】更に他の実施例が図8に示される。ここで
は固定積層薄板800がコイル804を持つセンターア
ーム802を有し、センターアーム802は更に、アー
ム802の両側にある隣接アーム806及び808と、
略垂直の背部810を有する。可動積層薄板812は略
Cの形状をなし、アーム814、816及び垂直背部8
18を有する。この実施例は、磁束空隙領域822に第
一の空隙820、磁束空隙領域826に第二の空隙82
4、そして磁束空隙領域830に第三の空隙828を有
する。
【0049】空隙820は、可動積層薄板の方向と略平
行即ち、直線に位置付けられた第一の表面820Aによ
って規定され、この空隙部分に渡って実質一定の空隔を
維持する。第二の表面820Bは、可動の方向に対し斜
めの角度をなし、第三の表面820Cと同様である。合
計の実際のギャップ表面は、見掛けの空隙表面より大き
く、空隙820の合計の直線長さは、アーム814の幅
814Wよりも長い。アームの幅814Wはアーム80
6の幅806Wよりも狭い。 空隙824は、見掛けの
空隙表面と略同じ実際の空隙表面積を持つ従来の空隙で
ある。空隙824の合計の直線長さは、アーム802の
幅と略等しい。全体の空隙824は、可動積層薄板の経
路に対し、略垂直である。
【0050】空隙828は、実際の空隙表面積を見掛け
の空隙表面積よりも大きくして、可動積層薄板の経路A
に対し斜めの角を持つ単一の表面と、アーム808の幅
808Wよりも大きい合計の直線長さを有する。
【0051】さらに、本発明の他の実施例が図9に示さ
れる。固定の積層薄板900はコイル904を持つセン
ターアーム902、二つの隣接するアーム906、90
8及び略垂直の背部910を有する。可動積層薄板91
2は、二つのアーム914、916及び背部918を有
する。
【0052】積層薄板900、912は、磁束空隙領域
922に第一の空隙920、磁束空隙領域926に第二
の空隙924、そして磁束空隙領域930に第三の空隙
928を形成する。
【0053】空隙920は、可動薄板912の動きの方
向Aに対して略平行である第一の部分920Aと、動き
の方向に対して略垂直な第二の部分920Bと更に、動
きの方向に対し、同様に平行である第三の部分920C
を有する。アーム906は、図9のように二つの部品で
構成し、あるいは一つの部品で構成する。図9におい
て、磁気透過性の部材であるメタルブラケット937
は、積層薄板900に取り付けられ空隙920を構成す
る。これにより実際の合計の空隙表面積は、見掛けの空
隙表面積よりも大きくなり、空隙920の合計の直線長
さが幅914Wよりも大きくなる。アーム937A,9
37Bは同じか、あるいは異なる長さとすることができ
る。
【0054】この特定の実施例において、空隙924
は、積層薄板912の可動の方向Aに対し、略垂直に向
けられている従来の空隙である。空隙924は、見掛け
の空隙表面積と略同じ実際の合計空隙表面積を有し、ア
ーム902の幅902Wに略等しい合計の直線長さを有
する。
【0055】空隙928は、可動Aの方向と略平行であ
る第一の空隙表面928Aと、可動の方向に対し略垂直
である第二の空隙表面928Bにより規定される。実際
の合計の空隙表面積は、見掛けの空隙表面積よりも大き
い。そして合計の直線長さ928GLは、幅916Wよ
りも大きい。ギャップ928は、スクリューまたは適切
な部品により積層薄板900に取り付けられている磁気
透過性メタルブラケット941により、部分的に構成さ
れている。
【0056】動作中、AC電源が電磁コイルに付与され
る。矩形波あるいは他の適当なインダクタンス誘導電流
でも作動するが、60又は50Hzの線間電圧が適切であ
る。いずれの場合でも、コイルの電流は磁束を生成し、
磁束は固定積層薄板と空隙を横切って振動積層薄板に流
れる。振動薄板は、コイル電流の方向の変化に伴い前後
に往復運動する。これにより可動刃歯を固定歯の上で動
かし、固定歯の間にある毛を切る。
【0057】
【発明の効果】モータは、従来のバイブレータモータよ
りも大きな動力を発生し、低温度で作動する。更に、従
来のバリカンにおいても何ら工作をすることなく使用す
ることができる。モータは、軽く又製造コストが小さ
い。さらに、許容製造誤差範囲を十分に満足することが
出来る。モータの向上された効率により、コイルに使用
する銅を少なくする。なぜならばモータの動作に必要な
アンペアターンが少なくなるからである。好ましくは、
勿論、高出力をコイルのアンペアターンを増加すること
により生成できる。これによりより早い速度で濃い毛を
切ることが可能である。
【0058】本発明にしたがって製造されるモータは、
従来のバイブレータモータよりも短いスロークを有して
いる。短いストロークと高出力の組み合わせは、歯の先
を皮膚に近づけて切ることができる。なぜならば可動刃
の弓状が、ストロークを小さくした時に、より小さくな
り、それにより可動刃歯の先端が固定歯の先端に、より
近づいて動くことができるからである。。言い換える
と、より短いストロークが、機械的なスプリングシステ
ムの張力を増加することによって可能である。
【0059】本発明の有利点はここにおいて明らかであ
る。第二の磁束極によって作られる増加した実際の空隙
表面が効率を高め、電力消費を少なくし、且つ高出力で
の動作温度を低減する。スプリングシステムは、望まし
い線間周波数の二倍での振動を維持して、ストロークを
増加するように変更可能である。モータは製造及び組み
立てが容易であり、また銅の使用が少なく、そして、製
造誤差範囲で従来のバイブレータバリカンに容易に使用
することが出来る。バリカンに使用する場合、モータは
濃い毛に対しよく作用し、バリカンを頭皮のより近くを
切るように調整することが出来る。
【0060】本発明の原理は特定の装置及び応用と関連
付けて上記に説明されたが、この記述は実施例としての
ものであり、本発明の範囲はこれに限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋をはずしたバリカンの内部図であり、本発明
の一実施例に従い作られたバイブレータモータを有して
いる。
【図2】蓋をした状態の、図1のバリカンの側断面の内
部図である。
【図3】開いた位置での積層薄板の部品が示される、図
1の実施例のバイブレータモータの平面図である。
【図4】閉じた位置での積層薄板の部品が示される、図
1の実施例のバイブレータモータの平面図である。
【図5】部分的な斜視図で積層薄板の部分を示してい
る、図1のモータの固定積層薄板の上面図である。
【図6】図5に示す固定積層薄板の側面図である。
【図7】本発明の原理に従い作られたモータ積層薄板層
部品の他の実施例の平面図である。
【図8】本発明の原理に従い作られたモータ積層薄板層
部品の別の実施例の平面図である。
【図9】本発明の原理に従い作られたモータ積層薄板層
部品の更に別の実施例である。
【図10】従来例に従い作られたバリカンの内部図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597054389 2900 North Locust Str eet Sterling,Illino is 61081 U.S.A. (72)発明者 リック ハベン アメリカ合衆国 イリノイ州 スターリン グ、ペンローズ ロード 30085

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれの間に、実質的な磁束流に対する
    複数の磁束空隙領域(146,150,154)を形成
    する磁気透過性の固定部材(110)と磁気透過性の可
    動部材(112)を有し、該磁束空隙領域の各々が該固
    定及び可動部材の対応する表面間に少なくとも一つの空
    隙(148,152,156)を有し、 該固定部材(110)は静止部(102)に固定され、 少なくとも一端が該静止部(102)に固定され、該可
    動部材(112)に接続された機械スプリンングシステ
    ム(118)と、 該固定及び可動部材間に可変磁界を発生する手段(10
    8,125,127)を有し、該磁界が磁束空隙領域内
    で該少なくとも一の空隙(148,152,156)を
    横切り、 該磁界及び該機械スプリンングシステム(118)は該
    可動部材(112)を所定の経路に沿って振動させ、 該磁束空隙領域(146,150,154)の少なくと
    も一つが、該固定部材の第一の選択された表面(134
    A)が該所定の経路に略垂直である少なくとも第一の主
    磁束極と、該固定部材の第二の選択された表面(134
    C)が該所定の経路に略垂直である第二の主磁束極と、
    該固定部材(110)の第三の選択された表面(134
    B)が該所定の経路に略平行である該第一及び第二の主
    磁束極間の第一の二次磁束極を有することを特徴とする
    バイブレータモータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記二次磁束極(132B)は、前記固定部材(11
    0)に固定された第一のブラケットにより一部が構成さ
    れることを特徴とするバイブレータモータ。
  3. 【請求項3】ハウシング(102)に固定された静止刃
    (104)と、 該静止刃(104)に隣接する所定の経路に沿って、往
    復運動する可動刃(122)と、 それぞれの間に、実質的な磁束流に対する複数の磁束空
    隙領域(146,150,154)を形成する磁気透過
    性の固定部材(110)と磁気透過性の可動部材(11
    2)を有し、該磁束空隙領域の各々が該固定及び可動の
    部材の対応する表面間に少なくとも一つの空隙(14
    8,152,156)を備えたバイブレータモータ(1
    96)を有し、 該固定部材(110)はハウジング部(102)に固定
    され、該可動部材は該可動刃(122)に取り付けら
    れ、 少なくとも一端が該ハウジング(102)に固定され、
    該可動部材に接続された機械スプリンングシステム(1
    18)を有し、 該固定及び可動部材間に可変磁界を発生する手段(10
    8,125,127)を有し、該磁界が磁束空隙領域内
    で該少なくとも一の空隙(148,152,156)を
    横切り、 該磁界及び該機械スプリンングシステム(118)は該
    可動部材(112)を該所定の経路に沿って振動させ、 該磁束空隙領域(146,150,154)の少なくと
    も一つが、該固定部材の第一の選択された表面(132
    B)が該所定の経路に略平行である少なくとも第一の二
    次磁束極と、該固定部材の第二の選択された表面(13
    2D)が該所定の経路に略平行である第二の二次磁束極
    と、該固定部材(110)の第三の選択された表面(1
    32C)が該所定の経路に略垂直である該第一及び第二
    の二次磁束極間の第一の主磁束極を有することを特徴と
    する電気バリカン。
  4. 【請求項4】それぞれの間に、実質的な磁束流に対する
    複数の磁束空隙領域(146,150,154)を形成
    する磁気透過性の固定部材(110)と磁気透過性の可
    動の部材(112)を有し、該磁束空隙領域の各々が該
    固定及び可動の部材の対応する表面間に少なくとも一つ
    の空隙(148,152,156)を有し、 該固定部材(110)は静止部(102)に固定され、 少なくとも一端が該静止部(102)に固定され、該可
    動部材(112)に接続された機械スプリンングシステ
    ム(118)と、 該固定及び可動部材間に可変磁界を発生する手段(10
    8,125,127)を有し、該電磁界が磁束空隙領域
    内で該少なくとも一の空隙(148,152,156)
    を横切り、 該磁界及び該機械スプリンングシステム(118)は該
    可動部材(112)を所定の経路に沿って振動させ、 該磁束空隙領域(146,150,154)の少なくと
    も一つが、該固定部材の第一の選択された表面(132
    B)が該所定の経路に略平行である少なくとも第一の二
    次磁束極と、該固定部材の第二の選択された表面(13
    2D)が該所定の経路に略平行である第二の二次磁束極
    と、該固定部材の第三の選択された表面(132C)が
    該所定の経路に略垂直である該第一及び第二の二次磁束
    極間の第一の主磁束極を有することを特徴とするバイブ
    レータモータ。
  5. 【請求項5】ハウシング(102)に固定された静止刃
    (104)と、 該静止刃(104)に隣接する所定の経路に沿って、往
    復運動する可動刃(122)と、 それぞれの間に、実質的な磁束流に対する複数の磁束空
    隙領域(146,150,154)を形成する磁気透過
    性の固定部材(110)と磁気透過性の可動部材(11
    2)を有し、該磁束空隙領域の各々が該固定及び可動部
    材の対応する表面間に少なくとも一つの空隙(148,
    152,156)を有するバイブレータモータ(10
    6)を有し、 該固定部材(110)はハウジング部(102)に固定
    され、該可動部材は該可動刃(122)に取り付けら
    れ、 少なくとも一端が該ハウジング(102)に固定され、
    該可動部材に接続された機械スプリンングシステム(1
    18)を有し、 該固定及び可動部材間の可変磁界を発生する手段(10
    8,125,127)を有し、該磁界が磁束空隙領域内
    で該少なくとも一の空隙(148,152,156)を
    横切り、 該磁界及び該機械スプリンングシステム(118)は該
    可動部材(112)を該所定の経路に沿って振動させ、 該磁束空隙領域(146,150,154)の少なくと
    も一つが、該固定部材の第一の選択された表面(132
    A)が該所定の経路に略垂直である少なくとも第一の主
    磁束極と、該固定部材の第二の選択された表面(134
    C)が該所定の経路に略垂直である第二の主磁束極と、
    該固定部材(110)の第三の選択された表面(134
    B)が該所定の経路に略平行である該第一及び第二の主
    磁束極間の第一の二次磁束極を有することを特徴とする
    電気バリカン。
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