JPH1056705A - 断路器及び接地開閉器を備えた開閉装置 - Google Patents

断路器及び接地開閉器を備えた開閉装置

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JPH1056705A
JPH1056705A JP8210129A JP21012996A JPH1056705A JP H1056705 A JPH1056705 A JP H1056705A JP 8210129 A JP8210129 A JP 8210129A JP 21012996 A JP21012996 A JP 21012996A JP H1056705 A JPH1056705 A JP H1056705A
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JP
Japan
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grounding switch
lever
switch
operating
disconnector
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JP8210129A
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Inventor
Fujio Terada
冨士男 寺田
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】断路器の操作軸と接地開閉器の操作軸とが近接
して配置される場合でも簡単な構成で相互鎖錠機能を持
たせることができる開閉装置を提供する。 【解決手段】断路器の操作軸31及び接地開閉器の操作
軸32にそれぞれ操作レバー33及び34を取り付け
る。操作レバー33に断路器鎖錠ローラ51及び接地開
閉器鎖錠ローラ52を取り付け,操作レバー34に鎖錠
ローラ51及び52にそれぞれ当接して断路器の操作及
び接地開閉器の操作に鎖錠をかける断路器鎖錠用当接部
53及び接地開閉器鎖錠用当接部54を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断路器と接地開閉
器とを備えた開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置等の開閉装置におい
て、回路を開閉する断路器と、閉路された際に断路器に
つながる回路の導体を接地する接地開閉器とが設けられ
る場合には、断路器及び接地開閉器の双方が同時に閉路
状態にされることがないようにするために、両者の操作
機構に相互に鎖錠をかける機械的な相互鎖錠装置(イン
ターロック装置)を設けることが必要とされる。
【0003】即ち、断路器が閉路しているときには、接
地開閉器の操作機構に鎖錠をかけて該接地開閉器の閉路
操作が行われないようにする必要があり、接地開閉器が
閉路しているときには、断路器の操作機構に鎖錠をかけ
て該断路器の閉路操作が行われないようにしておく必要
がある。
【0004】図8及び図9は断路器及び接地開閉器の操
作機構の相互鎖錠装置を備えた従来のガス絶縁開閉装置
の一部のユニットを示したものである。図8及び図9に
おいて、1Aは上部容器で、この上部容器は、軸線を垂
直方向に向けた円筒状の容器主部1A0と、該容器主部1
A0の側面から水平方向に突出した分岐管部1A1及び1A2
とを有している。容器主部1A0の上端及び下端にはそれ
ぞれフランジ1a及び1bが設けられ、分岐管部1A1及
び1A2の先端にはそれぞれフランジ1c及び1dが設け
られている。
【0005】1Bは上部容器1の下端にフランジ接続さ
れた下部容器、2は上部容器1Aに支持された断路器用
操作器、3は下部容器1Bに支持された接地開閉器用操
作器である。
【0006】上部容器1A内には断路器が収容され、下
部容器1B内には、上部容器内の断路器の一端につなが
る導体と接地回路との間を開閉する接地開閉器が収容さ
れている。上部容器1A内に収容された断路器は、一定
の角度範囲を往復回転し得るように設けられた操作軸4
を有していて、該操作軸4の一端が上部容器1Aの側面
の上部から外部に導出されている。断路器用操作器2
は、操作軸4と中心軸線が一致するように設けられた出
力軸2aを有していて、該出力軸2aが操作軸4に連結
されている。また下部容器1B内に収容された接地開閉
器は、一定の角度範囲を往復回転し得るように設けられ
た操作軸5を有し、該操作軸5の一端が下部容器1Bの
側面から外部に導出されている。接地開閉器用操作器3
は、操作軸5と中心軸線が一致するように設けられた出
力軸3aを有し、該出力軸3aが操作軸5に連結されて
いる。
【0007】断路器の操作軸4には鎖錠レバー6が取り
付けられ、接地開閉器の操作軸5には駆動レバー7が取
り付けられている。鎖錠レバー6の近傍には、上下動自
在に支持された鎖錠棒8が設けられ、該鎖錠棒8の下端
に接続ロッド9の一端がピンを介して連結されている。
接続ロッド9の他端は駆動レバー7にピンを介して連結
され、駆動レバー7の回動が接続ロッド9を介して鎖錠
棒8に伝達されるようになっている。
【0008】図8及び図9に示したユニットの上部容器
1Aのフランジ1a,1c及び1dには、ガス絶縁開閉
装置の構成に応じて、他のユニットの容器や蓋板等が接
続される。例えば、上部容器1Aのフランジ1cに遮断
器ユニットの容器が絶縁スペーサを介して連結され、フ
ランジ1bには、ケーブルヘッドを収容した容器が絶縁
スペーサを介して接続される。また上部容器の上端のフ
ランジ1aには蓋板が取り付けられる。上部容器1A及
び下部容器1B内、及び上部容器1Aのフランジに接続
された他のユニットの容器内にはSF6 ガスが所定の圧
力で封入される。
【0009】図8及び図9に示したユニットにおいて
は、断路器用操作器2が操作軸4を閉路位置から開路位
置まで、または開路位置から閉路位置まで回転させて、
断路器を開閉操作する。また接地開閉器用操作器3が操
作軸5を閉路位置から開路位置まで、または閉路位置か
ら開路位置まで回転させて、接地開閉器を開閉操作す
る。
【0010】図8及び図9は、上部容器1A内の断路器
及び下部容器1B内の接地開閉器が共に開路している
(開いている)状態を示しており、図示の状態から操作
軸4を時計方向に閉路位置まで回転させることにより断
路器が閉路し、操作軸5を時計方向に閉路位置まで回転
させることにより接地開閉器が閉路するようになってい
る。
【0011】図8及び図9に示した状態では、鎖錠レバ
ー6の先端が鎖錠棒8に対向しないようになっているた
め、断路器の操作軸4を閉路位置に向けて回転させて断
路器を閉路することができ、接地開閉器の操作軸5を閉
路位置に向けて回転させて接地開閉器を閉路することが
できる。
【0012】図8及び図9に示した状態から操作軸4を
時計方向に回転させて断路器を閉路すると、図10に示
したように、操作軸4に取り付けられた鎖錠レバー6が
回動して、該鎖錠レバーの先端が鎖錠棒8に対向した状
態になる。この状態で、操作軸5を時計方向に回転させ
て接地開閉器を閉じようとすると、鎖錠棒8が鎖錠レバ
ー6に当接して操作軸5の回転を妨げるため、操作軸5
を回転させることができず、接地開閉器の閉路操作が禁
止される。
【0013】また図8及び図9に示した状態から操作軸
5を時計方向に回転させて接地開閉器を閉路すると、図
11に示したように、鎖錠棒8が上方に変位して、該鎖
錠棒が鎖錠レバー6の回動範囲に進入した状態になる。
そのため、この状態で操作軸4を時計方向に回転させて
断路器を閉じようとすると、鎖錠レバー6が鎖錠棒8に
当接して操作軸4の回転を妨げ、断路器の閉路操作を禁
止する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図8及び図9に示した
開閉装置においては、断路器の操作軸4と接地開閉器の
操作軸5とが十分離れているため、操作器2及び3の出
力軸2a及び3aをそれぞれ断路器及び接地開閉器の操
作軸4及び5に直結することができる。このように、操
作器2及び3の出力軸をそれぞれ断路器及び接地開閉器
の操作軸に直結することができる場合には、操作器2及
び3の出力軸と操作軸4及び5との間に複雑な連結機構
を必要としないため、操作軸4及び5の間に、鎖錠レバ
ー6、鎖錠棒8、接続ロッド9及び駆動レバー7からな
る相互鎖錠装置を設けることができた。
【0015】しかしながら、開閉装置の構成によって
は、断路器の操作軸4と接地開閉器の操作軸5との間の
距離が短くなることがあり、そのような場合には、断路
器用操作器2の出力軸2a及び接地開閉器用操作器3の
出力軸3aをそれぞれ操作軸4及び5に直結することが
できないため、操作器2及び3の出力軸2a及び3aと
操作軸4及び5との間をレバーやリンクを含む複雑な連
結機構を用いて連結する必要がある。このように、操作
器2及び3の出力軸2a及び3aと断路器及び接地開閉
器の操作軸4及び5との間に連結機構を設ける必要があ
る場合に、図8及び図9に示したような構造の相互鎖錠
装置を更に設けると、断路器及び接地開閉器の操作軸4
及び5と両者を操作する操作器の出力軸2a及び3aと
の間に配置される機構が著しく複雑になるため、コスト
が高くなるだけでなく、鎖錠装置の動作の確実性を期待
することが難しくなり、鎖錠装置の信頼性が乏しくなる
のを避けられない。断路器の操作及び接地開閉器の操作
に相互に鎖錠をかける機械的な相互鎖錠装置は、できる
だけ構造が簡単で、しかも動作が確実であることが望ま
しい。
【0016】本発明の目的は、簡単な構造で断路器及び
接地開閉器の操作に鎖錠をかけることができるようにし
た開閉装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、一定の角度範
囲を往復回転し得るように設けられた第1の操作軸によ
り開閉操作される断路器と、第1の操作軸と平行に配置
されて一定の角度範囲を往復回転し得るように設けられ
た第2の操作軸により開閉操作される接地開閉器と、第
1の操作軸の一端に取り付けられて断路器用操作器によ
り断路器を開路状態にする開路位置と該断路器を閉路状
態にする閉路位置との間を回動させられる第1の操作レ
バーと、第1の操作軸の一端と同じ側に位置する第2の
操作軸の一端に取り付けられて接地開閉器用操作器によ
り接地開閉器を開路状態にする開路位置と該接地開閉器
を閉路状態にする閉路位置との間を回動させられる第2
の操作レバーとを備えた開閉装置に係わるものである。
【0018】本発明は、第1及び第2の操作レバーに鎖
錠レバーとしての機能を持たせて、操作レバーそのもの
を利用して鎖錠装置を構成することにより、鎖錠棒や接
続ロッドを設けることなく、相互鎖錠機能を持たせたこ
とを特徴とする。
【0019】そのため本発明においては、第1の操作レ
バー及び第2の操作レバーのいずれか一方に断路器鎖錠
ローラを着脱可能に取り付けるとともに、第2の操作レ
バーが閉路位置にあって接地開閉器が閉路している状態
で第1の操作レバーが開路位置から閉路位置側に回動し
ようとしたときに断路器鎖錠ローラに当接して該第1の
操作レバーの回動を阻止する断路器鎖錠用当接部を第1
の操作レバー及び第2の操作レバーの他方に設ける。
【0020】また第1の操作レバー及び第2の操作レバ
ーのいずれか一方に接地開閉器鎖錠ローラを着脱可能に
取り付けるとともに、第1の操作レバーが閉路位置にあ
って断路器が閉路している状態で第2の操作レバーが開
路位置から閉路位置側に回動しようとしたときに接地開
閉器鎖錠ローラに当接して該第2の操作レバーの回動を
阻止する接地開閉器鎖錠用当接部を第1の操作レバー及
び第2の操作レバーの他方に設ける。
【0021】そして、断路器及び接地開閉器が共に開路
しているときには、断路器鎖錠用当接部及び接地開閉器
鎖錠用当接部がそれぞれ断路器鎖錠ローラ及び接地開閉
器鎖錠ローラに当接しないように、かつ断路器及び接地
開閉器がそれぞれ閉路状態から開路状態に変位する際の
第1の操作レバー及び第2の操作レバーの回動を許容す
るように、断路器鎖錠用当接部及び断路器鎖錠ローラと
接地開閉器鎖錠用当接部及び接地開閉器鎖錠ローラとを
設ける。
【0022】上記のように構成すると、断路器が閉路し
ている状態で、接地開閉器の開閉操作を行う第2の操作
レバーが開路位置から閉路位置側に回動しようとしたと
きに、接地開閉器鎖錠用当接部が接地開閉器鎖錠ローラ
に当接して第2の操作レバーの回動を阻止するため、断
路器が閉路している状態で誤って接地開閉器の閉路操作
が行われるのが防止される。
【0023】また接地開閉器が閉路している状態で、断
路器の開閉操作を行う第1の操作レバーが開路位置から
閉路位置側に回動しようとしたときには、断路器鎖錠用
当接部が断路器鎖錠ローラに当接して該第1の操作レバ
ーの回動を阻止するため、接地開閉器が閉路している状
態で誤って断路器の閉路操作が行われるのが防止され
る。
【0024】上記断路器鎖錠用当接部、断路器鎖錠ロー
ラ、接地開閉器鎖錠用当接部、接地開閉器鎖錠ローラ
は、断路器及び接地開閉器がそれぞれ閉路状態から開路
状態に変位する際の第1の操作レバー及び第2の操作レ
バーの回動を許容するように設けられているため、断路
器及び接地開閉器の開路操作は支障なく行われる。
【0025】また断路器及び接地開閉器の双方が開いて
いるときには、断路器鎖錠用当接部及び接地開閉器鎖錠
用当接部がそれぞれ断路器鎖錠ローラ及び接地開閉器鎖
錠ローラに当接することがないため、断路器の閉路操作
及び接地開閉器の閉路操作を支障なく行わせることがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明をガス絶縁開閉装置
に適用した場合を例にとって、本発明の一実施形態を説
明する。図1は本発明を適用したガス絶縁開閉装置の要
部の構成例を示した半部の正面図、図2は同ガス絶縁開
閉装置の側面図、図3は図1の開閉装置に設けられる相
互鎖錠装置の構成を詳細に示した要部拡大正面図であ
る。また図4(A)及び(B)はそれぞれ同鎖錠装置の
異なる動作状態を示した動作説明図、図5(A)ないし
(C)はそれぞれ同鎖錠装置を構成するために用いるレ
バーの正面図、右側面図及び底面図、図6(A)及び
(B)はそれぞれ同鎖錠装置を構成するために用いる他
のレバーの正面図及び右側面図である。また図7は同ガ
ス絶縁開閉装置の電気的構成の一例を示す単線結線図で
ある。
【0027】図7は、ガス絶縁開閉装置の一例として、
二重母線構成の変電所に設置される受電ユニットの構成
例を示したもので、同図においてBUS1 及びBUS2
はそれぞれ第1及び第2の母線、DS11及びDS12はそ
れぞれの一端が第1及び第2の母線BUS1 及びBUS
2 に接続された第1及び第2の母線断路器である。母線
断路器DS11及びDS12の他端は遮断器CBの一端に接
続され、遮断器CBの他端は線路側断路器DS2 を通し
てケーブルヘッドCHdに接続されている。遮断器CB
の一端と接地回路との間に接地開閉器ES1 が設けら
れ、遮断器CBの他端と接地回路との間に接地開閉器E
S2 が設けられている。
【0028】図1及び図2は、図7のガス絶縁開閉装置
の外観を示したものである。図1及び図2において11
は円筒状に形成されたガス絶縁開閉装置の外殻容器で、
この容器は架台12の上に、その中心軸線を垂直方向に
向けた状態で支持されている。容器11の正面には、管
状の突出部の先端にフランジを形成したものからなる管
台部11aが、水平方向に突出した状態で設けられ、容
器11の背面側には、管台部11aと反対の方向に突出
した管台部11b及び11cが上下に並べて設けられて
いる。外殻容器11の上端の開口部には蓋板13が、ま
た下端の開口部には底板14がそれぞれ取り付けられて
いる。管台部11aの開口部には蓋板15が取り付けら
れ、管台部11b及び11cにはそれぞれ絶縁スペーサ
16及び17を通して母線断路器容器18及び19が接
続されている。
【0029】図1及び図2に示したユニットにおいて
は、管台部11aの開口部を閉じる蓋板15に3相の遮
断器CBが支持されて、該3相の遮断器CBが管台部1
1aの開口部を通して容器11内に挿入されている。容
器11内の上部に接地開閉器ES1 が収納され、容器1
1内の下部に線路側断路器DS2 と接地開閉器ES2 と
が収納されている。ケーブルヘッドCHdは、容器11
の底板14に取り付けられていて、地下のケーブルピッ
トから立ち上げられたケーブルの端末部が該ケーブルヘ
ッドCHdに接続されている。
【0030】また管台部11bに接続された母線断路器
容器18内に母線BUS1 を構成する導体と母線断路器
DS11とが収納され、管台部11bに接続された母線断
路器容器18内に母線BUS2 を構成する導体と母線断
路器DS12とが収納されている。
【0031】この例では、断路器DS2 及び接地開閉器
ES2 が同時に閉じることがないようにするために、両
者の操作機構に相互に鎖錠をかけることができるように
しておく必要がある。即ち、断路器DS2 が閉じている
状態では接地開閉器の閉路操作が行われるのを禁止し、
接地開閉器ES2 が閉じている状態では断路器DS2の
閉路操作が行われるのを禁止するようにしておく必要が
ある。
【0032】容器11内の上部に収納された接地開閉器
ES1 は、一定の角度範囲を往復回転し得るように設け
られた操作軸20を有していて、該操作軸20が容器1
1の上部側面から外部に導出されている。操作軸20に
は、操作レバー21が取り付けられ、該操作レバー21
が開路位置及び閉路位置にそれぞれ位置したときに接地
開閉器ES1 が開路状態及び閉路状態になるようになっ
ている。図2においては、操作レバー21の開路位置及
び閉路位置がそれぞれ「切」及び「入」で表示されてい
る。
【0033】容器11の上部側面に接地開閉器用操作器
22が取り付けられている。操作器22は出力軸23を
有していて、該出力軸23に駆動レバー24が取り付け
られている。操作器22は、電動機等を駆動源として出
力軸23を一定の角度範囲に亘って往復回転させる機構
をケース内に収納したもので、該出力軸23の回転によ
り、駆動レバー24が開路位置から閉路位置まで回動さ
せられるようになっている。図2においては、駆動レバ
ー24の開路位置及び閉路位置がそれぞれ「切」及び
「入」で表示されている。操作レバー21及び駆動レバ
ー24にはそれぞれ接続ロッド25の一端及び他端がピ
ンを介して連結され、駆動レバー24の回動が接続ロッ
ド25を介して操作レバー21に伝達されて、操作レバ
ー21が開路位置と閉路位置との間を回動させられるよ
うになっている。
【0034】容器11内の下部に収納された断路器DS
2 は一定の角度範囲を往復回転し得るように設けられた
操作軸31を有していて、該操作軸31の一端が容器1
1の下部側面から外部に導出されている。また同じく容
器11内の下部に収納された接地開閉器ES2 は、一定
の角度範囲を往復回転し得るように設けられた操作軸3
2を有し、該操作軸32は、断路器DS2 の操作軸31
の近傍に該操作軸31と平行に配置されて、その一端が
容器11の下部側面から外部に導出されている。
【0035】本明細書では、相互に鎖錠をかける必要が
ある断路器DS2 及び接地開閉器ES2 の操作軸の内、
断路器DS2 の操作軸31を第1の操作軸と呼び、接地
開閉器ES2 の操作軸32を第2の操作軸と呼ぶことに
する。
【0036】第1の操作軸31には第1の操作レバー3
3が取り付けられ、第2の操作軸32には第2の操作レ
バー34が取り付けられている。第1の操作レバー33
は、断路器DS2 を開路状態にする開路位置と該断路器
を閉路状態にする閉路位置との間を回動させられ、第2
の操作レバー34は、接地開閉器ES2 を開路状態にす
る開路位置と該接地開閉器を閉路状態にする閉路位置と
の間を回動させられる。
【0037】容器11の上下方向のほぼ中間部の側面に
断路器DS2 を操作する断路器用操作器35が取り付け
られ、容器11の下部側面に接地開閉器ES2 を操作す
る接地開閉器用操作器36が取り付けられている。断路
器用操作器35及び接地開閉器用操作器36はそれぞ
れ、容器11側に一端が導出された第1の出力軸37及
び第2の出力軸38と、電動機等を駆動源として出力軸
37及び38を一定の角度範囲で往復回転させる駆動機
構とをケース40及び41内に収納した公知のものであ
る。操作器35及び36は、第1及び第2の出力軸37
及び38をそれぞれ第1及び第2の操作軸31及び32
と平行に配置した状態で容器11に取り付けられてい
る。外部に導出された出力軸37及び38の一端にはそ
れぞれ第1の駆動レバー42及び第2の駆動レバー43
が取り付けられ、出力軸37及び38の往復回転に伴っ
て、駆動レバー42及び43が開路位置と閉路位置との
間を往復回動させられるようになっている。
【0038】図2においては、操作レバー31,32及
び駆動レバー42,43の開路位置及び閉路位置がそれ
ぞれ「切」及び「入」で表示されている。ここで操作レ
バー33及び駆動レバー42の開路位置「切」及び閉路
位置「入」はそれぞれ断路器DS2 を開路状態及び閉路
状態にする位置であり、操作レバー34及び駆動レバー
43の開路位置「切」及び閉路位置「入」はそれぞれ接
地開閉器ES2 を開路状態及び閉路状態にする位置であ
る。
【0039】第1の操作レバー33及び第1の駆動レバ
ー42には第1の接続ロッド45の一端及び他端がピン
46及び47を介して連結され、第1の駆動レバー42
が開路位置「切」及び閉路位置「入」に達したときにそ
れぞれ第1の操作レバー33が開路位置「切」及び閉路
位置「入」に達して断路器DS2 が開路状態及び閉路状
態になるようになっている。
【0040】また第2の操作レバー34及び第2の駆動
レバー43には第2の接続ロッド48の一端及び他端が
ピン49及び50を介して連結され、第2の駆動レバー
43が開路位置「切」及び閉路位置「入」に達したとき
にそれぞれ第2の操作レバー34が開路位置「切」及び
閉路位置「入」に達して接地開閉器ES2 が開路状態及
び閉路状態になるようになっている。
【0041】上記のように、断路器DS2 と接地開閉器
ES2 とが互いに近い位置に配置されている場合には、
それぞれの操作軸31及び32相互間の距離を大きくと
ることができず、断路器DS2 及び接地開閉器ES2 を
それぞれ操作する操作器35及び36の出力軸37及び
38をそれぞれ操作軸31及び32と同じ位置に配置す
ることができないため、図8ないし図11に示したよう
な相互鎖錠装置を用いることができない。
【0042】そこで本発明においては、互いに近接した
状態で配置されることになる第1及び第2の操作レバー
33及び34そのものを利用して相互鎖錠装置(インタ
ーロック装置)を構成する。そのため、本発明において
は、第1の操作レバー33及び第2の操作レバー34の
いずれか一方に、断路器鎖錠ローラ51を着脱可能に取
り付けるとともに、第2の操作レバーが閉路位置にあっ
て接地開閉器が閉路している状態で第1の操作レバー3
3が開路位置から閉路位置側に回動しようとしたときに
断路器鎖錠ローラ51に当接して該第1の操作レバー3
3の回動を阻止する断路器鎖錠用当接部53を第1の操
作レバー33及び第2の操作レバー34の他方に設け
る。
【0043】また第1の操作レバー33及び第2の操作
レバー34のいずれか一方に接地開閉器鎖錠ローラ52
を着脱可能に取り付けるとともに、第1の操作レバー3
3が閉路位置にあって断路器DS2 が閉路している状態
で第2の操作レバー34が開路位置から閉路位置側に回
動しようとしたときに接地開閉器鎖錠ローラ52に当接
して第2の操作レバー34の回動を阻止する接地開閉器
鎖錠用当接部54を第1の操作レバー33及び第2の操
作レバー34の他方に設ける。
【0044】図示の例では、第1の操作レバー33に断
路器鎖錠ローラ51及び接地開閉器鎖錠ローラ52が取
り付けられ、第2の操作レバー34に断路器鎖錠用当接
部53及び接地開閉器鎖錠用当接部54が設けられてい
る。
【0045】更に詳細に説明すると、第1の操作レバー
33は、図5(A)ないし(C)に示したように、その
一端に他の部分よりも厚みが小さく形成された接続ロッ
ド連結部33aを備え、その他端には、鎖錠ローラ51
及び52を挿入するための溝部33bを有する鎖錠ロー
ラ取付け部33cを備えている。連結部33aには1つ
のピン取付け孔33dが形成され、鎖錠ローラ取付け部
33cには、2つのピン取付け孔33e及び33fが形
成されている。
【0046】第1の操作レバー33の中間部には断面が
正方形状を呈する操作軸取付け孔33gと、該取付け孔
33gに一端が連通したスリット33hとが形成され、
スリット33hが形成された部分には、該スリットの長
手方向と直交する方向に延びるボルト挿入孔33i及び
ネジ孔33jが形成されている。
【0047】また第2の操作レバー34は、図6
(A),(B)に示したように、その一端に他の部分よ
りも厚みが小さく形成された基部34aを備えていて、
該基部34aに舌片状の接続ロッド連結部34bとほぼ
台形状を呈する突出部34cとが所定の角度間隔をあけ
た状態で設けられている。連結ロッド連結部34bを貫
通させてピン取付け孔34dが形成され、突出部34c
の一端及び他端にそれぞれ断路器鎖錠用当接部53及び
接地開閉器鎖錠用当接部54が形成されている。断路器
鎖錠用当接部53と接地開閉器鎖錠用当接部54との間
の部分の外周部には、接地開閉器ES2 が閉路状態から
開路状態にされるときに、断路器鎖錠ローラ51を接触
させて転動させるための円筒面状のローラ転動面34c1
が形成されている。
【0048】第2の操作レバー34の他端側には、断面
が正方形状を呈する操作軸取付け孔34gと、該取付け
孔34gに一端が連通したスリット34hとが設けら
れ、スリット34hが形成された部分には、該スリット
の長手方向と直交する方向に延びるボルト挿入孔34i
及びネジ孔34jが形成されている。
【0049】上記第1の操作レバー33は、断路器DS
2 を操作する第1の操作軸31に形成された角柱状の端
部を操作軸取付け孔33gに嵌合させた状態で、ボルト
挿入孔33iに挿入したボルト60(図3参照)をネジ
孔33jにねじ込んで、該ボルトを締め付けることによ
り、操作軸31に固定される。図示の例では、操作軸3
1の先端に、操作レバー33の抜け止めを図るための座
金61がボルト62により取り付けられている。
【0050】また操作レバー33の接続ロッド連結部3
3aを接続ロッド45の一端に形成された操作レバー連
結部45aに設けられた溝内に挿入し、操作レバー連結
部45aに形成されたピン取付け孔とピン取付け孔33
dとにピン46を嵌合させることにより、接続ロッド4
5の一端を操作レバー33に連結する。
【0051】更に、操作レバー33の他端に形成された
溝部33b内に断路器鎖錠ローラ51及び接地開閉器鎖
錠ローラ52を挿入し、ピン取付け孔33e及び33f
にそれぞれ挿入したピン63及び64(図3参照)によ
りこれらの鎖錠ローラ51及び52を操作レバー33に
取り付ける。
【0052】第2の操作レバー34は、接地開閉器ES
2 を操作する第2の操作軸32に形成された角柱状の端
部を操作軸取付け孔34gに嵌合させた状態で、ボルト
挿入孔34iに挿入したボルト65(図3参照)をネジ
孔34jにねじ込んで、該ボルトを締め付けることによ
り、操作軸32に固定される。操作軸32の先端には、
操作レバー34の抜け止めを図るための座金66がボル
ト67により取り付けられている。
【0053】また図3に示したように、第2の操作レバ
ー34の接続ロッド連結部34bが、接続ロッド48の
一端に形成された操作レバー連結部48aに設けられた
溝内に挿入され、操作レバー連結部48aに形成された
ピン取付け孔とピン取付け孔34dとにピン49が嵌合
されて、接続ロッド48の一端と操作レバー34とが連
結される。
【0054】上記断路器鎖錠用当接部53は、図4
(A)に示すように、第2の操作レバー34が閉路位置
「入」にあって接地開閉器ES2 が閉路している状態
で、第1の操作レバー33が開路位置「切」から閉路位
置「入」側に回動しようとしたときに、断路器鎖錠ロー
ラ51に当接して該第1の操作レバー33の回動を阻止
するように設けられている。
【0055】また接地開閉器鎖錠用当接部54は、図2
に示すように、第1の操作レバー33が閉路位置「入」
にあって断路器DS2 が閉路している状態で第2の操作
レバー34が開路位置「切」から閉路位置「入」側に回
動しようとしたときに接地開閉器鎖錠ローラ52に当接
して該第2の操作レバー34の回動を阻止するように設
けられている。
【0056】更に本発明においては、断路器DS2 及び
接地開閉器ES2 が共に開路しているときには、断路器
鎖錠用当接部53及び接地開閉器鎖錠用当接部54がそ
れぞれ断路器鎖錠ローラ51及び接地開閉器鎖錠ローラ
52に当接しないように、かつ断路器DS2 及び接地開
閉器ES2 がそれぞれ閉路状態から開路状態に変位する
際の第1の操作レバー33及び第2の操作レバー34の
回動を許容するように断路器鎖錠用当接部53及び断路
器鎖錠ローラ51と接地開閉器鎖錠用当接部54及び接
地開閉器鎖錠ローラ52とが設けられている。
【0057】図1及び図2に示した容器11及び容器1
8,19は気密構造を有し、これらの容器内にはSF6
ガスが所定の圧力で封入されている。
【0058】上記の例では、第1及び第2の操作レバー
33及び34と、これらの操作レバーに設けられた断路
器鎖錠ローラ51及び接地開閉器鎖錠ローラ52と、断
路器鎖錠用当接部53及び接地開閉器鎖錠用当接部54
とにより、相互鎖錠装置(インターロック装置)が構成
されている。
【0059】上記のガス絶縁開閉装置において、断路器
DS2 及び接地開閉器ES2 がともに開いている状態で
は、断路器用操作器35の駆動レバー42及び接地開閉
器用操作器36の駆動レバー43が共に開路位置「切」
にあり、図3に示したように、第1の操作レバー33及
び第2の操作レバー34が共に開路位置「切」にある。
この状態で、断路器用操作器35の駆動レバー42を閉
路位置「入」側に回動させると、第1の操作レバー33
が閉路位置「入」に回動して断路器DS2 が閉路状態に
なる。また断路器DS2 及び接地開閉器ES2 がともに
開いている状態で、接地開閉器用操作器36の駆動レバ
ー43が閉路位置「入」側に回動すると、第2の駆動レ
バー34が閉路位置「入」に回動して接地開閉器ES2
が閉路状態になる。
【0060】また図2に示したように、第1の操作レバ
ー33が閉路位置「入」にあって、断路器DS2 が閉路
している状態で、誤って接地開閉器ES2 の閉路操作が
行われて、該接地開閉器ES2 の開閉操作を行う第2の
操作レバー34が開路位置「切」から閉路位置「入」側
に回動しようとすると、接地開閉器鎖錠用当接部54が
接地開閉器鎖錠ローラ52に当接して第2の操作レバー
34の回動を阻止するため、断路器DS2 が閉路してい
る状態で誤って接地開閉器ES2 の閉路操作が行われる
のが防止される。
【0061】図2に示したように、断路器DS2 が閉路
し、接地開閉器ES2 が開路している状態で、断路器用
操作器33の駆動レバー42が開路位置「切」側に回動
させられたときには、第1の操作レバー33の開路位置
「切」側への回動が許容されるため、断路器DS2 が開
路状態にされる。
【0062】更に、図4(A)に示すように、第2の操
作レバー43が閉路位置「入」にあって、接地開閉器E
S2 が閉路している状態で、誤って断路器DS2 の閉路
操作が行われて、第1の操作レバー33が開路位置
「切」から閉路位置「入」側に回動しようとすると、断
路器鎖錠ローラ52が断路器鎖錠用当接部53に当接し
て該第1の操作レバー33の回動を阻止するため、接地
開閉器ES2 が閉路している状態で誤って断路器DS2
の閉路操作が行われるのが防止される。
【0063】また図4(A)のように、断路器DS2 が
開路し、接地開閉器ES2 が閉路している状態で、接地
開閉器用操作器34の駆動レバー43が開路位置「切」
側に回動させられたときには、図4(B)に示すように
第2の操作レバー34のローラ転動面34c1がローラ5
1に接触しつつ該操作レバー34が開路位置「切」に回
動して接地開閉器ES2 を開路状態にする。
【0064】上記の例では、断路器鎖錠ローラ51及び
接地開閉器鎖錠ローラ52を第1の操作レバー33に取
り付け、断路器鎖錠用当接部53及び接地開閉器鎖錠用
当接部54を第2の操作レバー34に設けているが、断
路器鎖錠ローラ51及び接地開閉器鎖錠ローラ52を第
2の操作レバー34に取り付け、断路器鎖錠用当接部5
3及び接地開閉器鎖錠用当接部54を第1の操作レバー
33に設けるようにしてもよい。
【0065】また、断路器鎖錠ローラ51及び接地開閉
器鎖錠ローラ52を異なる操作レバーに設け、接地開閉
器鎖錠用当接部54及び断路器鎖錠用当接部53を異な
る操作レバーに設けるようにしてもよい。即ち、断路器
鎖錠ローラ51及び接地開閉器鎖錠ローラ52を第1及
び第2の操作レバー33及び34の一方及び他方にそれ
ぞれ設け、接地開閉器鎖錠用当接部54及び断路器鎖錠
用当接部53をそれぞれ第1及び第2の操作レバー33
及び34の他方に設けるようにしてもよい。
【0066】上記の説明では、ガス絶縁開閉装置に本発
明を適用する場合を例にとったが、ガス絶縁を採用しな
い開閉装置にも本発明を適用することができる。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、断路器
及び接地開閉器の操作軸にそれぞれ取り付けられる操作
レバーそのものを利用して断路器及び接地開閉器の操作
を機械的に鎖錠する鎖錠装置を構成するようにしたの
で、断路器及び接地開閉器をそれぞれ操作する操作軸が
接近して設けられているために、断路器用操作器の出力
軸及び接地開閉器用操作器の出力軸をそれぞれ断路器の
操作軸及び接地開閉器の操作軸と同じ位置に設けること
ができない場合でも、簡単な構成で、断路器及び接地開
閉器の操作を相互に鎖錠する機能を持たせることができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した開閉装置の要部の構成例を示
した半部の正面図である。
【図2】図1のガス絶縁開閉装置の側面図である。
【図3】図1の開閉装置に設けられる相互鎖錠装置の構
成を詳細に示した要部拡大正面図である。
【図4】(A)及び(B)はそれぞれ同鎖錠装置の異な
る動作状態を示した動作説明図である。
【図5】(A),(B)及び(C)はそれぞれ同鎖錠装
置を構成するために用いるレバーの正面図、右側面図及
び底面図である。
【図6】(A)及び(B)はそれぞれ同鎖錠装置を構成
するために用いる他のレバーの正面図及び右側面図であ
る。
【図7】本発明を適用するガス絶縁開閉装置の電気的構
成の一例を示す単線結線図である。
【図8】従来の開閉装置の外観を示した正面図である。
【図9】図8の開閉装置の半部の側面図である。
【図10】図8に示した開閉装置において接地開閉器の
操作に鎖錠をかけた状態を示した正面図である。
【図11】図8に示した開閉装置において断路器の操作
に鎖錠をかけた状態を示した正面図である。
【符号の説明】
31 断路器を操作する第1の操作軸 32 接地開閉器を操作する第2の操作軸 33 第1の操作レバー 34 第2の操作レバー 35 断路器用操作器 36 接地開閉器用操作器 42 第1の駆動レバー 43 第2の駆動レバー 45 第1の接続ロッド 46 ピン 48 第2の接続ロッド 49 ピン 51 断路器鎖錠ローラ 52 接地開閉器鎖錠ローラ 53 断路器鎖錠用当接部 54 接地開閉器鎖錠用当接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の角度範囲を往復回転し得るように設
    けられた第1の操作軸により開閉操作される断路器と、
    前記第1の操作軸と平行に配置されて一定の角度範囲を
    往復回転し得るように設けられた第2の操作軸により開
    閉操作される接地開閉器と、前記第1の操作軸の一端に
    取り付けられて断路器用操作器により前記断路器を開路
    状態にする開路位置と該断路器を閉路状態にする閉路位
    置との間を回動させられる第1の操作レバーと、前記第
    1の操作軸の一端と同じ側に位置する第2の操作軸の一
    端に取り付けられて接地開閉器用操作器により前記接地
    開閉器を開路状態にする開路位置と該接地開閉器を閉路
    状態にする閉路位置との間を回動させられる第2の操作
    レバーとを備えた開閉装置において、 前記第1の操作レバー及び第2の操作レバーのいずれか
    一方に断路器鎖錠ローラが着脱可能に取り付けられると
    ともに、前記第2の操作レバーが閉路位置にあって接地
    開閉器が閉路している状態で前記第1の操作レバーが開
    路位置から閉路位置側に回動しようとしたときに前記断
    路器鎖錠ローラに当接して該第1の操作レバーの回動を
    阻止する断路器鎖錠用当接部が前記第1の操作レバー及
    び第2の操作レバーの他方に設けられ、 また前記第1の操作レバー及び第2の操作レバーのいず
    れか一方に接地開閉器鎖錠ローラが着脱可能に取り付け
    られるとともに、前記第1の操作レバーが閉路位置にあ
    って断路器が閉路している状態で前記第2の操作レバー
    が開路位置から閉路位置側に回動しようとしたときに前
    記接地開閉器鎖錠ローラに当接して該第2の操作レバー
    の回動を阻止する接地開閉器鎖錠用当接部が前記第1の
    操作レバー及び第2の操作レバーの他方に設けられ、 前記断路器及び接地開閉器が共に開路しているときに
    は、前記断路器鎖錠用当接部及び接地開閉器鎖錠用当接
    部がそれぞれ断路器鎖錠ローラ及び接地開閉器鎖錠ロー
    ラに当接しないように、かつ前記断路器及び接地開閉器
    がそれぞれ閉路状態から開路状態に変位する際の第1の
    操作レバー及び第2の操作レバーの回動を許容するよう
    に前記断路器鎖錠用当接部及び断路器鎖錠ローラと接地
    開閉器鎖錠用当接部及び接地開閉器鎖錠ローラとが設け
    られていることを特徴とする断路器及び接地開閉器を備
    えた開閉装置。
JP8210129A 1996-08-08 1996-08-08 断路器及び接地開閉器を備えた開閉装置 Withdrawn JPH1056705A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6470571B1 (en) 1999-03-02 2002-10-29 Namiki Co., Ltd. Method for producing a decorated adjuster for a necklace or choker
CN100461566C (zh) * 2004-09-08 2009-02-11 三菱电机株式会社 封闭式配电盘的联锁装置
KR101203913B1 (ko) 2010-03-15 2012-11-23 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 스위치 기어
CN114823207A (zh) * 2022-03-18 2022-07-29 珠海优特电力科技股份有限公司 三工位刀闸开关的操作装置以及三工位刀闸开关

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CN114823207B (zh) * 2022-03-18 2023-06-09 珠海优特电力科技股份有限公司 三工位刀闸开关的操作装置以及三工位刀闸开关

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