JPH1054135A - 廃プラスチック製化粧型枠 - Google Patents
廃プラスチック製化粧型枠Info
- Publication number
- JPH1054135A JPH1054135A JP22786596A JP22786596A JPH1054135A JP H1054135 A JPH1054135 A JP H1054135A JP 22786596 A JP22786596 A JP 22786596A JP 22786596 A JP22786596 A JP 22786596A JP H1054135 A JPH1054135 A JP H1054135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- waste plastic
- pattern
- decorative
- decorative surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 廃プラスチックを有効に再利用して、コンク
リート面に凹凸模様を転写する化粧型枠を提供すること
で、プラスチックゴミの削減と熱帯林の保護を達成する
こと。 【構成】 廃プラスチックを再利用してコンクリート面
に凹凸模様を転写する化粧面とコンクリート型枠を一体
に形成したこと。
リート面に凹凸模様を転写する化粧型枠を提供すること
で、プラスチックゴミの削減と熱帯林の保護を達成する
こと。 【構成】 廃プラスチックを再利用してコンクリート面
に凹凸模様を転写する化粧面とコンクリート型枠を一体
に形成したこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、廃プラスチックを有効
的に再利用して、コンクリート型枠工事に使用されるコ
ンクリート型枠の特に、コンクリート面に凹凸模様を転
写する化粧型枠に関するものである。
的に再利用して、コンクリート型枠工事に使用されるコ
ンクリート型枠の特に、コンクリート面に凹凸模様を転
写する化粧型枠に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来からコンクリートの型枠工事におい
て使用されるコンクリート型枠はラワンなどの熱帯林の
原木を原材料した合板が多く使用されているが、近年、
ラワンなどの熱帯林が過剰に伐採され、その面積は著し
く小さくなり、地球環境の悪化を引き起こす原因となっ
ているために、世界的に熱帯林の保護を求める声が沸き
上がり、それらの使用を削減することが強く求められて
いる。このような背景から木製コンクリート型枠に代わ
る新しい材料を用いたコンクリート型枠の開発が強く求
められていた。
て使用されるコンクリート型枠はラワンなどの熱帯林の
原木を原材料した合板が多く使用されているが、近年、
ラワンなどの熱帯林が過剰に伐採され、その面積は著し
く小さくなり、地球環境の悪化を引き起こす原因となっ
ているために、世界的に熱帯林の保護を求める声が沸き
上がり、それらの使用を削減することが強く求められて
いる。このような背景から木製コンクリート型枠に代わ
る新しい材料を用いたコンクリート型枠の開発が強く求
められていた。
【０００３】一方、産業廃棄物として、あるいは、家庭
から排出される廃プラスチックは、年々増加傾向にあ
り、一部再利用はされてはいるが、その大部分は廃棄処
分場に埋め立てるかあるいは焼却場で焼却処理されてい
るのが現状である。こうしたことから、廃プラスチック
を地球環境保全と資源の有効利用の面からも有効に再利
用することが望まれている。
から排出される廃プラスチックは、年々増加傾向にあ
り、一部再利用はされてはいるが、その大部分は廃棄処
分場に埋め立てるかあるいは焼却場で焼却処理されてい
るのが現状である。こうしたことから、廃プラスチック
を地球環境保全と資源の有効利用の面からも有効に再利
用することが望まれている。
【０００４】また、化粧型枠は、発泡スチロールやウレ
タン、ゴム製により、自然石積やレンガ積や幾何学模様
など様々な凹凸模様を施したものが市場に出回っている
が、その使用方法は、コンクリート型枠の内側、すなわ
ち、コンクリート打設面に、化粧型枠を取り付けて、コ
ンクリート打設後、コンクリート型枠の脱型時に、コン
クリート型枠と共に、取り外していた。従って、化粧型
枠をコンクリート型枠に取り付け、取り外しする作業を
何度も繰り返す手間があり、コンクリート型枠と一体的
に形成されると共に、コンクリートの側圧による、たわ
みや曲げ荷重に十分耐えうる強度の強い化粧型枠の開発
が望まれていた。
タン、ゴム製により、自然石積やレンガ積や幾何学模様
など様々な凹凸模様を施したものが市場に出回っている
が、その使用方法は、コンクリート型枠の内側、すなわ
ち、コンクリート打設面に、化粧型枠を取り付けて、コ
ンクリート打設後、コンクリート型枠の脱型時に、コン
クリート型枠と共に、取り外していた。従って、化粧型
枠をコンクリート型枠に取り付け、取り外しする作業を
何度も繰り返す手間があり、コンクリート型枠と一体的
に形成されると共に、コンクリートの側圧による、たわ
みや曲げ荷重に十分耐えうる強度の強い化粧型枠の開発
が望まれていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような事
情に鑑みて、廃プラスチックを有効に再利用して、コン
クリート面に凹凸模様を転写する化粧型枠を提供するこ
とで、プラスチックゴミの削減と熱帯林の保護を達成す
ると共に、化粧型枠自体も取付け、取り外しの手間がな
く、強度も強く、転用が可能であり、しかも、確実に凹
凸模様を転写できることを目的とする。
情に鑑みて、廃プラスチックを有効に再利用して、コン
クリート面に凹凸模様を転写する化粧型枠を提供するこ
とで、プラスチックゴミの削減と熱帯林の保護を達成す
ると共に、化粧型枠自体も取付け、取り外しの手間がな
く、強度も強く、転用が可能であり、しかも、確実に凹
凸模様を転写できることを目的とする。
【０００６】本発明に係る廃プラスチック製化粧型枠は
このような目的を達成するために、廃プラスチックを再
利用してコンクリート面に凹凸模様を転写する化粧面と
コンクリート型枠を一体に形成したこと特徴とする。
このような目的を達成するために、廃プラスチックを再
利用してコンクリート面に凹凸模様を転写する化粧面と
コンクリート型枠を一体に形成したこと特徴とする。
【０００７】上記構成において、廃プラスチックを再利
用して、コンクリート面に凹凸模様を転写する化粧面と
コンクリート型枠を一体に形成したために、コンクリー
ト型枠への取付け、取り外しの手間がなくなり、強度の
向上も期待できるために、転用も可能になる。また、廃
プラスチックを再利用することで、プラスチックゴミの
削減と、ラワン等の熱帯林を使用しないために、それら
熱帯林の保護を達成することができる。
用して、コンクリート面に凹凸模様を転写する化粧面と
コンクリート型枠を一体に形成したために、コンクリー
ト型枠への取付け、取り外しの手間がなくなり、強度の
向上も期待できるために、転用も可能になる。また、廃
プラスチックを再利用することで、プラスチックゴミの
削減と、ラワン等の熱帯林を使用しないために、それら
熱帯林の保護を達成することができる。
【０００８】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。図１は本発明の実施例を示す斜視図である。廃
プラスチックを再利用して、本体１の大きさが、例え
ば、１８００ｍｍ×９００ｍｍや９００ｍｍ×９００ｍ
ｍなど、所望の大きさに形成し、その一側面に、例え
ば、格子模様、石積み模様、板模様、タイル模様、五板
目などの化粧面２を一体的に形成する。また、本体に多
数の透孔を穿設して、本体の重量を軽くなるように形成
することもできる。
明する。図１は本発明の実施例を示す斜視図である。廃
プラスチックを再利用して、本体１の大きさが、例え
ば、１８００ｍｍ×９００ｍｍや９００ｍｍ×９００ｍ
ｍなど、所望の大きさに形成し、その一側面に、例え
ば、格子模様、石積み模様、板模様、タイル模様、五板
目などの化粧面２を一体的に形成する。また、本体に多
数の透孔を穿設して、本体の重量を軽くなるように形成
することもできる。
【０００９】図２は本発明の実施例の使用状態図であ
る。使用方法は、通常の木製型枠と同様に、本体１の周
縁を桟木１０で釘止めして補強し、化粧面２がコンクリ
ートの打設面に向かうように配置し、セパレータ１１、
端太材１２、型枠締付け金具１３等を使用して、支持、
固定した後、コンクリートを打設するものであり、養
生、脱型後、転用することもできる。
る。使用方法は、通常の木製型枠と同様に、本体１の周
縁を桟木１０で釘止めして補強し、化粧面２がコンクリ
ートの打設面に向かうように配置し、セパレータ１１、
端太材１２、型枠締付け金具１３等を使用して、支持、
固定した後、コンクリートを打設するものであり、養
生、脱型後、転用することもできる。
【００１０】
【発明の効果】本発明にかかる廃プラスチック製化粧型
枠は、廃プラスチックを再利用して、化粧型枠を一体的
に形成しているために、コンクリート型枠への取付け、
取り外しの手間がなく、強度の強く、転用も可能になる
ために、作業の効率が大幅に向上する。廃プラスチック
を再利用することで、今まで埋め立てや焼却していたプ
ラスチックゴミを削減し、しかも、ラワン等の熱帯林を
使用量を減らすことができるために、資源保護を図るこ
とができる。
枠は、廃プラスチックを再利用して、化粧型枠を一体的
に形成しているために、コンクリート型枠への取付け、
取り外しの手間がなく、強度の強く、転用も可能になる
ために、作業の効率が大幅に向上する。廃プラスチック
を再利用することで、今まで埋め立てや焼却していたプ
ラスチックゴミを削減し、しかも、ラワン等の熱帯林を
使用量を減らすことができるために、資源保護を図るこ
とができる。
【図１】本発明の実施例を示す斜視図
【図２】本発明の実施例の使用状態図
１ 型枠本体 ２ 化粧面 １０ 桟木 １１ セパレータ １２ 端太材 １３ 型枠締付け金具
Claims (1)
- 【請求項１】 廃プラスチックを再利用してコンクリー
ト面に凹凸模様を転写する化粧面とコンクリート型枠を
一体に形成したことを特徴とする廃プラスチック製化粧
型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22786596A JPH1054135A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 廃プラスチック製化粧型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22786596A JPH1054135A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 廃プラスチック製化粧型枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1054135A true JPH1054135A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16867574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22786596A Pending JPH1054135A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 廃プラスチック製化粧型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1054135A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101892739A (zh) * | 2010-07-13 | 2010-11-24 | 陈校兴 | 一次性建筑用模板 |
| CN102409852A (zh) * | 2011-09-30 | 2012-04-11 | 中国二十二冶集团有限公司 | 采用钢筋作为模向背楞的较大圆形结构木模板的施工方法 |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP22786596A patent/JPH1054135A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101892739A (zh) * | 2010-07-13 | 2010-11-24 | 陈校兴 | 一次性建筑用模板 |
| CN102409852A (zh) * | 2011-09-30 | 2012-04-11 | 中国二十二冶集团有限公司 | 采用钢筋作为模向背楞的较大圆形结构木模板的施工方法 |
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