JPH1053199A - ヘリコプター着陸装置 - Google Patents

ヘリコプター着陸装置

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JPH1053199A
JPH1053199A JP9152539A JP15253997A JPH1053199A JP H1053199 A JPH1053199 A JP H1053199A JP 9152539 A JP9152539 A JP 9152539A JP 15253997 A JP15253997 A JP 15253997A JP H1053199 A JPH1053199 A JP H1053199A
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sled
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    • B64C25/00Alighting gear
    • B64C25/32Alighting gear characterised by elements which contact the ground or similar surface 
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘリコプターの着地時の衝撃をより良く吸収
できる着陸装置を提供する。 【解決手段】 地面に立つための長手方向支持ストレッ
チ1をそれぞれ有する2本のそりPを含むヘリコプター
の着陸装置において、前記そりPの各々はその前面に、
前記長手方向支持ストレッチ1に対してそれ自体は横方
向に向いている2重の屈曲部のある傾斜した遷移域Tを
有しており、前記長手方向支持ストレッチ1の面より上
で、2つの前記遷移域Tは一対になって、地上のそりP
の前記長手方向支持ストレッチ1の接触面の前部境界に
対して前方または後方にオフセットしている統合された
前部クロスピース8を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリコプター着陸
装置に係るものあり、詳しくは、地面に立つための長手
方向支持ストレッチをそれぞれ有する2本のそりを含
み、このそりは、連結装置によって航空機の構造に取り
付けられる前部クロスピースおよび後部クロスピースに
連結されており、この後部クロスピースはその下降ブラ
ンチの両端で前記長手方向支持ストレッチの後部に取り
付けられている軽ヘリコプターのための着陸装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、そりを備えた着陸装置には主とし
て以下のような4つの要素、すなわちその頂部において
機体に連結される2本のクロスピースと、このクロスピ
ースの底部に連結される、地面に接触するための2本の
そりとが含まれている。このような在来型の着陸装置は
例えば、米国特許US−2,641,423号公報およ
び仏国特許FR−1,578,594号公報に記載され
ている。
【0003】着地時に、衝撃エネルギーはクロスピース
の弾性変形により、次に塑性変形により、つまり基本的
には屈曲モードで動作することにより吸収される。一般
的に、クロスピースは鋼鉄管で、そりはアルミ管で作ら
れている。この設計概念の欠点はシステムの非常に高い
剛性にあり、その結果、着地時における高い加速係数、
「大地共振」として知られている現象に対する振動数適
合の困難性、かなり大きい着陸装置の重量という欠点が
生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術のこうした欠点を克服し、下記のように欠点を著し
く減少した新しい設計を有するヘリコプター着陸装置を
得ることにある。すなわち(a) 質量の約20%削減と、
(b) 製造方法の単純化および約10%のコスト削減と、
(c) 着地時における荷重係数の約10%削減と、そして
(d) 機械的な大地共振防止システムの除去
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明によれば、上述したタイプの着陸装置において、そり
の各々はその前面に、地面に立つための長手方向支持ス
トレッチに対してそれ自体は横方向に向いている2重の
屈曲部のある傾斜した遷移域を有しており、前記長手方
向支持ストレッチの面より上で、2つの前記遷移域は一
対になって、地面の上のそりの前記長手方向支持ストレ
ッチの接触面の前部境界に対して、前方または後方のい
ずれかに向かってオフセットしている統合された前部ク
ロスピースを構成することを特徴とする。
【0006】この着陸装置の後部は、着地時に、地面と
接触して着陸装置の前部構成要素と後部との不等ねじれ
を主として伝達して、そりの機能を実質的に担うことに
なる。このようにして「そり」部と統合されている前部
クロスピースは、エネルギー全体の均衡に寄与し、前記
遷移域の屈曲のおかげて、垂直降下と滑走の着地の間に
生じる力を吸収するという主な機能を果たして、滑走速
度が非常に速いときに、後部に向かって着地装置が完全
に挫折するのを防ぐことになる。そりが前に突き出てい
るように、または後方にオフセットするように配置され
ている統合された前部クロスピースの一般的形態は、2
つの異なる面、すなわち着陸装置の両側(右および左)
における管の曲げ加工に主として由来している。
【0007】大地共振の挙動は、特に着陸装置の回転剛
性によって特徴づけられる。例えば後部の1点と前部の
2点によって、着陸装置が構造に固定されているとき、
ピッチ軸に対するねじり剛性は主として、前部クロスピ
ースの屈曲により得られる。前部クロスピースが地面に
立っている複数の点が、航空機の構造への取り付け点に
対して航空機の前部に向かって長手方向にオフセットし
ている変形では、この組立体の回転作用によって前部ク
ロスピースが純粋な屈曲の代わりにねじりと屈曲の双方
に働くことが可能になるという利点がある。回転剛性の
低下はこの結果であり、これは、回転モードにおけるヘ
リコプターの大地共振挙動を改善し、事故を引き起こす
恐れのある発散現象を防止する。
【0008】本発明のもう1つの重要な特性において
は、そりおよびクロスピースの組立体はアルミニウム管
により構成され、このアルミニウムは破壊強さの約75
%の弾性限界と少なくとも12%の相対破断点伸びによ
って特徴づけられる。
【0009】また、上記の前部と後部のクロスピースを
構成する管の肉厚は、クロスピースの中央断面から対応
するそりとの接続部まで次第に減少していることも、有
利な点である。
【0010】こうした様々の構成により、着陸装置の寸
法の要求条件に合致させることが可能になり、そして以
下の3つの基準、すなわち(a) 正規の垂直衝撃速度に相
当するエネルギーの吸収と、(b) 残留たわみを生じさせ
る臨界着陸速度が正規運転の範囲外にあることと、そし
て(c) 追加共振防止システムの使用を充分に避けること
ができる充分な可撓性とを満たすことが可能になる。前
記後部クロスピースは通常の方法で長手方向支持ストレ
ッチの後部に連結することができる。このようにすれ
ば、後部クロスピースの下降ブランチの先端をアルミニ
ウムの継手を介してそりの前記長手方向支持ストレッチ
に取り付けることが可能になるであろう。
【0011】統合された前部クロスピースも、後部クロ
スピースのように、航空機の構造に接続するための装置
と共に、様々な変形によって具体化することができる。
【0012】すなわち、本発明による着陸装置は、屈曲
状態においてクロスピースの連続性を確立する取外し可
能な接続手段によってクロスピースの中央近くで互いに
連結されている2つのハーフブランチから、前記前部ク
ロスピースがなっているという特徴を有することが可能
になるであろう。
【0013】しかし1つの変形として、対応するそりの
前部に、取外し可能な接続手段によってその両端がそれ
ぞれ連結されている1本のブランチから、前記前部クロ
スピースがなり、この接続手段は前記遷移域の2つの屈
曲部の間に配置されることも可能であろう。
【0014】両方の場合において、アルミニウムから作
られているねじ止め継手システムからなるかまたは取付
け環からなる接続手段を用いることができ、あるいは、
取外し可能という要求がないときには、この接続は接着
または溶接によって行うことができる。
【0015】上記の前部および後部のクロスピースと航
空機の構造との連結装置については、これらの連結装置
は、エラストマータイプの弾性材料から作られている軸
受を間に配置して、クロスピース管を締め付ける2つの
半環または同様な装置を含む、制御された回転摩擦を有
するタイプにすることも可能であろう。実際に、本発明
の特徴の1つは、この着陸装置の正規の動作の間に前部
クロスピースと構造との間に相対的な回転運動があると
いうことである。この運動は可能な衝撃吸収を行うため
に利用することができる。
【0016】これらの連結装置はこのよう可撓性を持
ち、ある程度の回転の自由を許容することによって、大
きなたわみによる局部的な応力とモーメントを減少させ
ることを可能にする。
【0017】特にヘリコプターの寸法および質量に応じ
て、着陸装置とヘリコプターの構造との間にこれらの連
結装置を設置するための幾つかの異なる配置を供するこ
ともまた、可能であろう。
【0018】例えば、航空機の構造と連結するための少
なくとも3つの装置を含み、それらの1つは前記クロス
ピースの1つに中央において取り付けられており、そし
て他の2つは前記着陸装置の長手方向軸の両側で互いに
一方とある間隔をおいて配置されて他方のクロスピース
に取り付けられている着陸装置か、または航空機の構造
と連結するための4つの装置を含み、それらの2つはク
ロスピースの一方に、そして残りの2つはクロスピース
の他方に取り付けられ、そして着陸装置の長手方向軸の
両側で互いにある間隔をおいて配置されている着陸装置
を供することも可能であろう。
【0019】また、2つのクロスピース部分の間におい
て、その中央部分にすき間を有する前部または後部のク
ロスピースを使用することも可能であることは有利な点
であり、この場合、航空機の構造に連結させるための上
記装置は、弾性復帰のある連接部として上記部分の両端
に取り付けられる。
【0020】本発明の更にもう1つの特徴によれば、上
記後部クロスピースはその前部に関しては、前縁を形成
する空気力学的断面形を有する曲管からなり、この管
は、後縁を形成する追加整形板により後部に向かって延
びている。
【0021】こうした構造は、基準の管と同様な剛性を
与える寸法による強さと、ヘリコプターの安定性に関す
る空気力学的作用とを与えるという2重の機能を果たす
ことになるであろう。追加の整形板に関しては、クロス
ピースのたわみ強さに関与しないようにすることも可能
であり、そして、ねじ、リベットまたは接着のような適
宜な手段で前方の構造部に取り付けることが可能であろ
う。
【0022】着陸装置には、また、キャビンへのアクセ
スドアの下で、そりの前部の傾斜した遷移域に取り付け
られる踏み板が含まれることがあり、これらの踏み板は
前記遷移域から後部に向かってのみ延びており、そのた
めケーブルを滑らせることができるので、ヘリコプター
の下部でケーブルカッターを使用する必要がなくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例と共
に説明する。なお、本発明の実施の形態は添付図に限定
されるものではない。
【0024】図1において、Pは、全てアルミニウム管
から作られている着陸装置の2本のそりの一般的な参照
符号であって、その真っ直ぐな部分で地面に立つための
長手方向支持ストレッチは、1の参照番号が付されてい
る。これらの支持ストレッチ1はその後部において、ク
ロスピースの下降ブランチ2aの両端に取り付けられて
いるアルミニウムの継手3によって後部クロスピース2
に連結され、これらの下降ブランチ2aは、垂直面にお
いて屈曲されたあと後部クロスピース2の中央の傾斜部
まで延びている。前記取付け継手3は、図3(a),
(b)により明確に示されている。これらはT字形をな
しており、その立ち上がり管はブランチ2aにねじ止め
され、その水平ブランチはそりPの対応する支持ストレ
ッチ1にリベット締めされているが、これらの固定手段
は勿論、単なる一例としてのみ示されている。
【0025】後部クロスピース2は、図2において横断
面図で示されている連結装置4によって、航空機の強力
な構造Sに取り付けることができる。この装置は、その
一部がクロスピース2の管の上に跨がっているフレーム
4aとそれにねじ止めされたカバー4bとからなり、そ
の窪み部分はエラストマーコーティング5で心合せされ
ている。これにより回転時に弾性復帰する軸受を得るこ
とが可能になり、着地の時にクロスピース2に掛かるモ
ーメントおよびその他の力に対する着陸装置の挙動に関
して有利となる。
【0026】そりPの各々は、その前部において対応す
る長手方向支持ストレッチ1に続いて、2重の屈曲部を
有する遷移域Tを有し、その後に統合された前部クロス
ピースが構成される。この遷移域Tは、図4(a)に示
すように支持ストレッチ1が上方に屈曲している半径R
の第1の屈曲部C1と、この屈曲部C1に続く、図4
(b)に示す、例えば、半径Rの第2の屈曲部C2とに
よって得られ、そしてこの後に実際の前部クロスピース
8が横方向に延びている。
【0027】この統合された前部クロスピース8は、例
えば屈曲状態においてクロスピースの連続性を確立する
取外し可能な接続手段によって、クロスピースの中央で
互いに連結されている長さが等しい2つのハーフブラン
チ8a、8bからなっている。 この接続手段は、図5
に示されているように、例えば、ねじによってクロスピ
ース8に取り付けることができるアルミニウム製の硬く
て強い継手システム9に用いて、様々な形態で具体化さ
れている。図9(a),(b)に示されている変形で
は、このシステムは、ボルト11によってクロスピース
に止められている取付け環10を有するシステムに代え
ることができる。
【0028】もし取外し可能という要求がないときに
は、クロスピース8のハーフブランチ8a、8bの間の
接続部において、接着された継手を配置することも、あ
るいは管のために溶接可能なアルミニウムを用いて、溶
接された取付け材を配置することさえもまた可能であ
る。
【0029】1つの変形として、前部クロスピース8を
そりPの2つの遷移域Tの間の1本のブランチとして構
成することも可能で、この場合、図10に示すようにそ
りの前部は、例えば対応する各遷移域Tの2つの屈曲域
C1およびC2の間に、取外し可能な接続手段9または
10を備えている。
【0030】統合された前部クロスピース8と航空機の
構造Sとの連結については、後部クロスピース2のため
に用いられる手段と同タイプの手段によって連結される
ことも可能であろう。こうした装置の1つとして図6に
おいて横断面図に示されているような制御された回転摩
擦を有する連結装置6を用いることも可能であろう。装
置6のフレーム6aおよびねじ止めされているカバー6
bは、所望の可塑性を提供するエラストマーコーティン
グ7と内側で心合せされている。
【0031】図1においては、統合された前部クロスピ
ース8とヘリコプターの構造Sとの間に2つの連結装置
6が示されており、そして後部クロスピース2とこの構
造との間には1つの連結装置4が示されていたが、図1
1(a)に示されているように、逆の配置もまた勿論可
能であって、この場合、前部には1つの連結装置6が用
いられ、後部には2つの連結装置4が用いられる。図1
1(b)に示されているように、後部には2つの装置
4、そして前部にも2つの装置6を配置することもでき
る。
【0032】更にもう1つの変形では、統合された前部
クロスピース(図11(c))または後部クロスピース
(図11(d))には、2本の管状クロスピース部分の
間にそれぞれ前部クロスピースでは参照符号t、後部ク
ロスピースでは参照符号t′が付されている中央のすき
間がある。この場合、連結装置6および4はそれぞれ上
記の部分の端末に取り付けられ、他の実施例におけると
同様に、回転中に弾性復帰を行う連接部として作用す
る。
【0033】図11(e)は図11(a)の変形であ
り、前部クロスピース8を後方に向かってオフセットさ
せる可能性を示している。他の実施例では全てこのクロ
スピースは前方に突出しており、すなわち地上における
そりの長手方向支持ストレッチの接触面の前部境界に対
して前方にオフセットしているが、図11(e)に示さ
れている実施例においては、このクロスピース8は後退
し、つまり前記前部境界に対して後方にオフセットされ
ていて、これには上述したような特殊な利点がある。
【0034】本発明による着陸装置には、また、以下の
ような構造を付け加えることができる。すなわち、 (a) 後部クロスピース2は、円形断面を有する管から構
成される代わりに、図7に示すように2つの部分、すな
わち基準の管と同様な剛性を有し、しかもヘリコプター
の安定性を高める空気力学的断面形を有するアルミニウ
ム製の前部管状部2′と、そして管2′に付け加えら
れ、かつクロスピースの後縁を構成する整形板2″とか
らなることも可能であり、この後縁は例えばカーボン、
アラミド、ガラス、または合成繊維をベースにした素材
から作られる。 (b) キャビンへのアクセスドアの下の前部クロスピース
8に踏み板M′を取り付けることもでき、こうした踏み
板は、図1および図10に示されているように、クロス
ピースから前部に向かって延びている。しかし、図8に
示されているように、このクロスピース8を前方に移動
させることによって、踏み板Mをクロスピース8から後
部に向かって延びるようにすることもでき、これによ
り、ヘリコプターの下の前部でケーブルカッターを使用
する必要がなくなる。 (c) 最後に、磨耗と摩擦を減少させるためにステンレス
鋼のプレートAをそりPの下に取り付けることができる
(図1および図10)。これらのプレートは、連結ねじ
を用いて、取外し可能なようにそりPに取り付けられ
る。
【0035】
【発明の効果】図12と13によって、本発明による統
合された前部クロスピースを備えている着陸装置の挙動
(図13)と、後部クロスピースと同様な方法で取り付
けられている前部クロスピースを有する従来の着陸装置
の挙動(図12)とを比較することができる。
【0036】管の特殊な構造(有限要素法によって決定
される管壁の厚さと強さの特性)の故に、後部クロスピ
ースは、従来の後部クロスピースよりも非常に大きなた
わみを起こすことができ、その結果、着地の衝撃をより
良く吸収することが可能になっていることが判る。屈曲
状態における前部クロスピースのたわみと、遷移域の弾
性屈曲によって可能になる前部クロスピースの回転の故
に、前部クロスピースにおいても同様な結果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘリコプター着陸装置の斜視図で
ある。
【図2】航空機に後部クロスピースを連結するための弾
性復帰を伴う連結装置の横断面図である。
【図3】後部クロスピースの下降ブランチの両端に設け
られている継手の図であり、(a)は対応する長手方向
支持ストレッチの軸を通る断面図であり、(b)は前記
軸に垂直な断面図である。
【図4】着陸装置の前部の側面図であり、(a)は地面
に立つための対応する支持ストレッチと前部クロスピー
スとの間の管状遷移域の一つの屈曲部の示す図であり、
(b)はクロスピースの先行部分と直線部分との間の遷
移域の他の屈曲部を示す、(a)のIV−IV線にそっ
た矢視図である。
【図5】前部クロスピースの2つのハーフブランチを連
結するための取外し可能な継手の軸方向の断面図であ
る。
【図6】前部クロスピースとヘリコプターの構造との連
結を可能にする、回転における弾性復帰を備えた連結装
置の、クロスピースの軸の垂直な面における断面図であ
る。
【図7】空気力学的な輪郭を有する後部クロスピースの
横断面図である。
【図8】踏み板の配置を示す、本発明による着陸装置を
備えたヘリコプターの前部の部分的側面図である。
【図9】前部クロスピースの2つのハーフブランチを連
結するために用いることができる1つの変形としての取
付け環を示す図であり、(a)は軸方向の断面図、
(b)はその横断面である。
【図10】前部クロスピースと、対応するそりの前部と
の取外し可能な接続手段の位置決めのための変形を示す
着陸装置の前部の部分的な斜視図である。
【図11】前部および後部のクロスピースと航空機の構
造とを結合するための装置の位置決めを示す図であり、
(a)は1つの変形、(b)はもう1つの変形、(c)
は更にもう1つの変形、(d)はまた別の変形を示す図
であり、(e)は後部に対して統合された前部クロスピ
ースをオフセットする可能性を示す図である。
【図12】在来型の対照比較用の着陸装置のひずみを示
す斜視図である。
【図13】本発明による着陸装置のひずみを示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 長手方向支持ストレッチ(支持ストレッチ) 2 後部クロスピース 2′ 前部管状部 2″ 整形板 2a 下降ブランチ 3 継手 4、6 連結装置 4a、6a フレーム 4b、6b カバー 5、7 エラストマーコーティング 8 前部クロスピース 8a、8b ハーフブランチ 9 継手システム(接続手段) 10 取付け環(接続手段) 11 ボルト A プレート C1 第1の屈曲部 C2 第2の屈曲部 M、M′ 踏み板 P そり R 半径 S 航空機の構造 T 遷移域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラクロワ ピエール プリュドム フランス国 13127 ヴィトロール シュ マン デュ ポロ 17 (72)発明者 ジョウゼフ フランソワ ロベール メロ ウ フランス国 13127 ヴィトロール アレ イ ド ラ ガラーンス 8

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に立つための長手方向支持ストレッ
    チ(1)をそれぞれ有する2本のそり(P)を含み、該
    そり(P)は、連結装置(4、6)によって航空機の構
    造(S)に取り付けられる前部クロスピース(8)およ
    び後部クロスピース(2)に連結されており、該後部ク
    ロスピース(2)はその下降ブランチ(2a)の両端で
    前記長手方向支持ストレッチ(1)の後部に取り付けら
    れているヘリコプター着陸装置において、前記そり
    (P)の各々はその前面に、地面に立つための前記長手
    方向支持ストレッチ(1)に対してそれ自体は横方向に
    向いている2重の屈曲部(C1、C2)のある傾斜した
    遷移域(T)を有しており、前記長手方向支持ストレッ
    チの面より上で、2つの前記遷移域は一対になって、地
    面の上の前記そり(P)の前記長手方向支持ストレッチ
    (1)の接触面の前部境界に対してオフセットしている
    統合された前部クロスピース(8)を構成するヘリコプ
    ター着陸装置。
  2. 【請求項2】 前記そり(P)およびクロスピース
    (2、8)の組立体はアルミニウム管により構成されて
    いる請求項1記載のヘリコプター着陸装置。
  3. 【請求項3】 前記管の前記アルミニウムは破壊強さの
    約75%の弾性限界と少なくとも12%の相対破断点伸
    びを有する請求項2記載のヘリコプター着陸装置。
  4. 【請求項4】 前記前部クロスピース(8)と前記後部
    クロスピース(2)とを構成する前記管の肉厚は前記ク
    ロスピースの中央断面から対応する前記そり(P)との
    接続部まで次第に減少している請求項2または3記載の
    ヘリコプター着陸装置。
  5. 【請求項5】 前記後部クロスピース(2)の下降ブラ
    ンチ(2a)の両端は、アルミニウムの継手(3)を介
    して前記そり(P)の前記長手方向支持ストレッチ
    (1)に取り付けられる請求項1〜4のいずれか1項に
    記載のヘリコプター着陸装置。
  6. 【請求項6】 前記前部クロスピース(8)は、屈曲状
    態におけるクロスピース(8)の連続性を確立する取外
    し可能な接続手段(9または10)によって前記クロス
    ピース(8)の中央近くで互いに連結されている2つの
    ハーフブランチ(8a、8b)からなっている請求項1
    〜5のいずれか1項に記載のヘリコプター着陸装置。
  7. 【請求項7】 対応する前記そり(P)の前部に、取外
    し可能な接続手段(9または10)によってその両端が
    それぞれ連結されている1本のブランチから前記前部ク
    ロスピース(8)はなり、前記接続手段は前記遷移域
    (T)の2つの屈曲部(C1、C2)の間に配置されて
    いる請求項1〜5のいずれか1項に記載のヘリコプター
    着陸装置。
  8. 【請求項8】 前記接続手段はアルミニウムから作られ
    ているねじ止め継手システム(9)からなるか、または
    取付け環(10)からなる請求項6または7記載のヘリ
    コプター着陸装置。
  9. 【請求項9】 前記前部クロスピース(8)および前記
    後部クロスピース(2)と前記航空機の前記構造(S)
    との前記連結装置(4、6)は、エラストマータイプの
    弾性材料(5、7)から作られている軸受を間に配置し
    て、前記クロスピース管を締め付ける2つの半環または
    同様な装置(4a、4bまたは6a、6b)を含む回転
    状態における制御された摩擦を有するタイプである請求
    項1〜8のいずれか1項に記載のヘリコプター着陸装
    置。
  10. 【請求項10】 前記航空機の前記構造(S)と連結す
    るための少なくとも3つの装置を含み、それらの1つ
    (4または6)は前記クロスピース(2または8)の1
    つに中央において取り付けられており、そして他の2つ
    (6または4)は前記着陸装置の長手方向軸の両側で互
    いに一方とある間隔をおいて配置されて他方の前記クロ
    スピース(8または2)に取り付けられている請求項1
    〜9のいずれか1項に記載のヘリコプター着陸装置。
  11. 【請求項11】 前記航空機の構造(S)と連結するた
    めの4つの装置を含み、それらの2つは前記クロスピー
    スの一方(2)に、そして残りの2つは前記クロスピー
    スの他方(8)に取り付けられ、そして前記着陸装置の
    長手方向軸の両側で互いにある間隔をおいて配置されて
    いる請求項1〜9のいずれか1項に記載のヘリコプター
    着陸装置。
  12. 【請求項12】 前記前部クロスピース(8)または前
    記後部クロスピース(2)は2つのクロスピース部分
    (t、t′)の間においてその中央部分にすき間を有
    し、前記航空機の構造(S)に連結させるための前記連
    結装置(6または4)は弾性復帰のある連接部として前
    記部分(tまたはt′)の両端に取り付けられる請求項
    11記載のヘリコプター着陸装置。
  13. 【請求項13】 前記後部クロスピース(2)は、その
    前部に関しては、前縁を形成する空気力学的断面形を有
    する曲管(2′)からなり、該曲管は後縁を形成する追
    加整形板(2″)により前記後部に向かって延びている
    請求項1〜12のいずれか1項に記載のヘリコプター着
    陸装置。
  14. 【請求項14】 踏み板(M)がキャビンへのアクセス
    ドアの下で、前記そり(P)の前部の傾斜した遷移域
    (T)に取り付けられており、前記踏み板は前記遷移域
    (T)から後部に向かってのみ延びている請求項1〜1
    3のいずれか1項に記載のヘリコプター着陸装置。
  15. 【請求項15】 前記統合された前部クロスピース
    (8)は地上の前記そり(P)の前記長手方向支持スト
    レッチ(1)の接触面の前部境界に対して前方にオフセ
    ットしている請求項1〜14のいずれか1項に記載のヘ
    リコプター着陸装置。
  16. 【請求項16】 前記統合された前部クロスピース
    (8)は地上の前記そり(P)の前記長手方向支持スト
    レッチ(1)の接触面の前部境界に対して後方にオフセ
    ットしている請求項1〜14のいずれか1項に記載のヘ
    リコプター着陸装置。
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