JPH1052592A - ドラム洗濯機のバランシング装置 - Google Patents
ドラム洗濯機のバランシング装置Info
- Publication number
- JPH1052592A JPH1052592A JP9142563A JP14256397A JPH1052592A JP H1052592 A JPH1052592 A JP H1052592A JP 9142563 A JP9142563 A JP 9142563A JP 14256397 A JP14256397 A JP 14256397A JP H1052592 A JPH1052592 A JP H1052592A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- race
- tank
- tub
- rolling elements
- viscosity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F37/00—Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
- D06F37/20—Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations
- D06F37/22—Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations in machines with a receptacle rotating or oscillating about a horizontal axis
- D06F37/225—Damping vibrations by displacing, supplying or ejecting a material, e.g. liquid, into or from counterbalancing pockets
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F37/00—Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
- D06F37/26—Casings; Tubs
- D06F37/267—Tubs specially adapted for mounting thereto components or devices not provided for in preceding subgroups
- D06F37/269—Tubs specially adapted for mounting thereto components or devices not provided for in preceding subgroups for the bearing of the rotary receptacle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/32—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels
- F16F15/36—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels operating automatically, i.e. where, for a given amount of unbalance, there is movement of masses until balance is achieved
- F16F15/363—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels operating automatically, i.e. where, for a given amount of unbalance, there is movement of masses until balance is achieved using rolling bodies, e.g. balls free to move in a circumferential direction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2109—Balancing for drum, e.g., washing machine or arm-type structure, etc., centrifuge, etc.
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のドラム洗濯機においては、脱水時に発
生する振動を、固定したウェートの重さにより抑制させ
減衰させていたので、振動を初期に抑制できないという
問題点があった。 【解決手段】 固定槽２０と、固定槽２０の内部に回転
自在に設けられたドラムタイプの回転槽３０と、回転槽
３０に回転槽３０と同心に少なくとも二つ以上備えられ
たレース５１ａ、５１ｂとを具備し、内側レース５１ａ
は上級仕上げ（１．５Ｓ〜６Ｓ）され内部に収容される
オイルの粘度は１００±２０ｃｓｔであり、転動体５２
ａは直径が１２．７±０．５ｍｍであり、外側レース５
１ｂは中級仕上げ（１２Ｓ）され内部に収容されるオイ
ル粘度は１６０±２０ｃｓｔであり、転動体５２ｂは直
径が１５．８７５±０．５ｍｍである。
生する振動を、固定したウェートの重さにより抑制させ
減衰させていたので、振動を初期に抑制できないという
問題点があった。 【解決手段】 固定槽２０と、固定槽２０の内部に回転
自在に設けられたドラムタイプの回転槽３０と、回転槽
３０に回転槽３０と同心に少なくとも二つ以上備えられ
たレース５１ａ、５１ｂとを具備し、内側レース５１ａ
は上級仕上げ（１．５Ｓ〜６Ｓ）され内部に収容される
オイルの粘度は１００±２０ｃｓｔであり、転動体５２
ａは直径が１２．７±０．５ｍｍであり、外側レース５
１ｂは中級仕上げ（１２Ｓ）され内部に収容されるオイ
ル粘度は１６０±２０ｃｓｔであり、転動体５２ｂは直
径が１５．８７５±０．５ｍｍである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はドラム洗濯機のバラ
ンシング装置に係り、さらに詳しくは回転槽に環状に設
けられたレースと該レースに収容された転動体を備える
バランシング装置の転動体の直径とオイルの粘度とレー
スの粗度（roughness）を適宜に調整することにより初
期起動時の偏心を低減し、正常回転時さらに効率よくバ
ランシング作用を発揮させるドラム洗濯機のバランシン
グ装置に関する。
ンシング装置に係り、さらに詳しくは回転槽に環状に設
けられたレースと該レースに収容された転動体を備える
バランシング装置の転動体の直径とオイルの粘度とレー
スの粗度（roughness）を適宜に調整することにより初
期起動時の偏心を低減し、正常回転時さらに効率よくバ
ランシング作用を発揮させるドラム洗濯機のバランシン
グ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ドラム洗濯機はドラムタイプの
回転槽が回転することにより発生する落差を用いて洗濯
を行う装置であって、所定のプログラムにより洗濯と濯
ぎ、そして脱水が自動になされる。このドラム洗濯機の
脱水はドラムタイプの回転槽が高速運転することにより
内部に存する洗濯物に遠心力が加えられ洗濯物について
いる水気が遠心分離されることによりなされる。このよ
うな回転槽の高速回転により行われる脱水行程中に洗濯
物の偏心によりひどい振動と騒音が発生するので、ドラ
ム洗濯機においてバランシング装置は必須である。
回転槽が回転することにより発生する落差を用いて洗濯
を行う装置であって、所定のプログラムにより洗濯と濯
ぎ、そして脱水が自動になされる。このドラム洗濯機の
脱水はドラムタイプの回転槽が高速運転することにより
内部に存する洗濯物に遠心力が加えられ洗濯物について
いる水気が遠心分離されることによりなされる。このよ
うな回転槽の高速回転により行われる脱水行程中に洗濯
物の偏心によりひどい振動と騒音が発生するので、ドラ
ム洗濯機においてバランシング装置は必須である。
【０００３】図３は従来のドラム洗濯機のバランシング
構造を概略的に示した断面図である。同図によれば、本
体ケース１の内部にドラム状の固定槽３の内装された固
定槽２が懸架バネ４と衝撃吸収器５を介して本体ケース
１に懸架される。回転槽３は本体ケース１の底部に設け
られたモータ６により駆動されるが、モータの回転力は
ベルト（図示せず）を介して伝達される。回転槽３は全
面にかけて形成された多数の小孔７と内向き突出された
複数のリフタ８を備えるが、小孔７は洗濯中に洗濯水か
ら遠心分離された水が固定槽２に抜け出るよう案内す
る。リフタ８は回転槽３の回転時発生する洗濯物と水と
の落差を大きくする。
構造を概略的に示した断面図である。同図によれば、本
体ケース１の内部にドラム状の固定槽３の内装された固
定槽２が懸架バネ４と衝撃吸収器５を介して本体ケース
１に懸架される。回転槽３は本体ケース１の底部に設け
られたモータ６により駆動されるが、モータの回転力は
ベルト（図示せず）を介して伝達される。回転槽３は全
面にかけて形成された多数の小孔７と内向き突出された
複数のリフタ８を備えるが、小孔７は洗濯中に洗濯水か
ら遠心分離された水が固定槽２に抜け出るよう案内す
る。リフタ８は回転槽３の回転時発生する洗濯物と水と
の落差を大きくする。
【０００４】また、洗濯と脱水中に発生する振動を防止
するため、固定槽２にはウェート９ａ，９ｂが装着され
る。このウェート９ａ，９ｂは固定槽２の前方に取り付
けられた前方ウェート９ａと固定槽２の上側面に取り付
けられた上部ウェート９ｂよりなり、それぞれ１１．４
ｋｇと１２．２ｋｇほどの重さを有する。かかるウェー
ト９ａ，９ｂの材質は鋳鉄であり、ボルト９ｃにより固
定槽２に締結されている。
するため、固定槽２にはウェート９ａ，９ｂが装着され
る。このウェート９ａ，９ｂは固定槽２の前方に取り付
けられた前方ウェート９ａと固定槽２の上側面に取り付
けられた上部ウェート９ｂよりなり、それぞれ１１．４
ｋｇと１２．２ｋｇほどの重さを有する。かかるウェー
ト９ａ，９ｂの材質は鋳鉄であり、ボルト９ｃにより固
定槽２に締結されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなド
ラム洗濯機は脱水行程中に洗濯物の偏心により発生する
振動を低減させるため、洗濯物の偏心を補償して振動を
源泉的に減衰することではなく、発生した振動が固定槽
２に取り付けられたウェート９ａ，９ｂの重さにより抑
制され減衰されるので、バランシング効果が劣化する問
題点があった。また、発生された振動が固定槽２に伝達
されてから低減されるので、アンバランスを初期に抑制
できない問題と共に、発生された振動による騒音と部品
の破損などが発生する問題点があった。
ラム洗濯機は脱水行程中に洗濯物の偏心により発生する
振動を低減させるため、洗濯物の偏心を補償して振動を
源泉的に減衰することではなく、発生した振動が固定槽
２に取り付けられたウェート９ａ，９ｂの重さにより抑
制され減衰されるので、バランシング効果が劣化する問
題点があった。また、発生された振動が固定槽２に伝達
されてから低減されるので、アンバランスを初期に抑制
できない問題と共に、発生された振動による騒音と部品
の破損などが発生する問題点があった。
【０００６】従って、本発明は前述した事情に鑑みて案
出されたもので、その目的はアンバランスを初期に能動
的に制御しうるドラム洗濯機のバランシング装置を提供
することである。本発明の他の目的は、回転槽に設けら
れたレースと該レースに収容されたオイルと転動体を含
むバランシング装置のレース粗度と転動体の直径及びオ
イルの粘度を最適化することにより、初期起動時の偏心
を低減し、正常回転時さらに効率よくバランシング力を
発揮させることにある。
出されたもので、その目的はアンバランスを初期に能動
的に制御しうるドラム洗濯機のバランシング装置を提供
することである。本発明の他の目的は、回転槽に設けら
れたレースと該レースに収容されたオイルと転動体を含
むバランシング装置のレース粗度と転動体の直径及びオ
イルの粘度を最適化することにより、初期起動時の偏心
を低減し、正常回転時さらに効率よくバランシング力を
発揮させることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、本体ケースの内部に懸架された固定槽
と、前記固定槽の内部に回転自在に設けられたドラムタ
イプの回転槽を含む。前記回転槽に前記回転槽と同心に
少なくとも二つ以上備えられ、その内部にオイルと多数
の転動体が収容されたレースが備えられる。前記レース
のうち内側に置かれるレースは上級仕上げされ、その内
部に収容されるオイルの粘度は１００±２０ｃｓｔであ
り、転動体は直径が１２．７±０．５ｍｍである。そし
て、前記レースのうち外側に置かれるレースは中級仕上
げされ、その内部に収容されるオイルの粘度は１６０±
２０ｃｓｔであり、転動体は直径が１５．８７５±０．
５ｍｍであることを特徴とする構成である。また、本発
明はドラムタイプの回転槽と、前記回転槽に前記回転槽
と同心に備えられ、その内側面が所定の表面粗度を有す
るよう仕上げ加工されたレースと、前記レースに移動自
在に多数個挿入された転動体を含む構成である。ひいて
は、前記レースの内側面の表面粗さは１０Ｓ±０．５で
あることを特徴とする構成である。
ために本発明は、本体ケースの内部に懸架された固定槽
と、前記固定槽の内部に回転自在に設けられたドラムタ
イプの回転槽を含む。前記回転槽に前記回転槽と同心に
少なくとも二つ以上備えられ、その内部にオイルと多数
の転動体が収容されたレースが備えられる。前記レース
のうち内側に置かれるレースは上級仕上げされ、その内
部に収容されるオイルの粘度は１００±２０ｃｓｔであ
り、転動体は直径が１２．７±０．５ｍｍである。そし
て、前記レースのうち外側に置かれるレースは中級仕上
げされ、その内部に収容されるオイルの粘度は１６０±
２０ｃｓｔであり、転動体は直径が１５．８７５±０．
５ｍｍであることを特徴とする構成である。また、本発
明はドラムタイプの回転槽と、前記回転槽に前記回転槽
と同心に備えられ、その内側面が所定の表面粗度を有す
るよう仕上げ加工されたレースと、前記レースに移動自
在に多数個挿入された転動体を含む構成である。ひいて
は、前記レースの内側面の表面粗さは１０Ｓ±０．５で
あることを特徴とする構成である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい一実施形態を詳細に説明する。
明の望ましい一実施形態を詳細に説明する。
【０００９】図１は本発明が採用されたドラム洗濯機の
構造を示した断面図である。同図に示したように、本発
明によるドラム洗濯機は、本体ケース１０と該本体ケー
ス１０の内部に懸架された固定槽２０と、該固定槽の内
部に回転自在に設けられた回転槽３０と、該回転槽３０
を駆動するためのモータ４０を含む。固定槽２０は四つ
のバネ１１により本体ケース１０に懸架され、固定槽２
０の下側には二つの衝撃吸収器１２が設けられる。
構造を示した断面図である。同図に示したように、本発
明によるドラム洗濯機は、本体ケース１０と該本体ケー
ス１０の内部に懸架された固定槽２０と、該固定槽の内
部に回転自在に設けられた回転槽３０と、該回転槽３０
を駆動するためのモータ４０を含む。固定槽２０は四つ
のバネ１１により本体ケース１０に懸架され、固定槽２
０の下側には二つの衝撃吸収器１２が設けられる。
【００１０】固定槽２０と回転槽３０は横形に設けら
れ、これらの前面とこれに対向する本体ケース１０の前
面には開口部１０ａ，２０ａ，３０ａが備えられ、回転
槽３０の内部に洗濯物を投入することができる。固定槽
２０の内部に回転自在に設けられる回転槽３０は前後両
面が開口された円筒形の側面板３３と側面板３３の前後
面に結合される前面板３１と背面板３２を含む。側面板
３３には多数の小孔３３ａが全面にかけて形成されてお
り、内向きに突出されたリフタ３３ｂが形成されるが、
リフタ３３ｂの断面は“Ｖ”形状であり、１２０゜ずつ
離隔され三つが設けられる。小孔３３ａは洗濯中に水が
固定槽２０と回転槽３０を流通するよう案内し、脱水中
は洗濯物から遠心分離された水を固定槽２０に離脱させ
る。リフタ３３ｂは洗濯時、洗濯物を引き上げてから落
下させる。
れ、これらの前面とこれに対向する本体ケース１０の前
面には開口部１０ａ，２０ａ，３０ａが備えられ、回転
槽３０の内部に洗濯物を投入することができる。固定槽
２０の内部に回転自在に設けられる回転槽３０は前後両
面が開口された円筒形の側面板３３と側面板３３の前後
面に結合される前面板３１と背面板３２を含む。側面板
３３には多数の小孔３３ａが全面にかけて形成されてお
り、内向きに突出されたリフタ３３ｂが形成されるが、
リフタ３３ｂの断面は“Ｖ”形状であり、１２０゜ずつ
離隔され三つが設けられる。小孔３３ａは洗濯中に水が
固定槽２０と回転槽３０を流通するよう案内し、脱水中
は洗濯物から遠心分離された水を固定槽２０に離脱させ
る。リフタ３３ｂは洗濯時、洗濯物を引き上げてから落
下させる。
【００１１】モータ４０の回転力は背面板３２を通して
回転槽３０に伝達されるが、背面板３２には回転軸４１
の一端部が結合される。回転軸４１は水平に設けられ、
回転軸４１の他端部は固定槽２０を貫通して後方に突出
される。回転軸４１の他端部とモータ４０の回転軸４１
にはプーリ４２，４３がそれぞれ設けられ、このプーリ
４２，４３にベルト４４が装着される。背面板３２には
フランジ４５が固着され、回転軸４１の一端部はこのフ
ランジ４５に結合される。回転軸４１と固定槽２０との
間には軸受４６が設けられ回転軸４１を回転支持する
が、軸受４６と固定槽２０との間には軸受ハウジング４
７が介在される。
回転槽３０に伝達されるが、背面板３２には回転軸４１
の一端部が結合される。回転軸４１は水平に設けられ、
回転軸４１の他端部は固定槽２０を貫通して後方に突出
される。回転軸４１の他端部とモータ４０の回転軸４１
にはプーリ４２，４３がそれぞれ設けられ、このプーリ
４２，４３にベルト４４が装着される。背面板３２には
フランジ４５が固着され、回転軸４１の一端部はこのフ
ランジ４５に結合される。回転軸４１と固定槽２０との
間には軸受４６が設けられ回転軸４１を回転支持する
が、軸受４６と固定槽２０との間には軸受ハウジング４
７が介在される。
【００１２】洗濯や脱水中洗濯物の偏心により発生する
アンバランスを無くすためのバランシング装置は回転槽
３０の前後、すなわち前面板３１と背面板３２にそれぞ
れ設けられる。バランシング装置は回転槽３０の前面板
３１と背面板３２に同心に形成された溝状のレース５１
ａ，５１ｂと該レース５１ａ，５１ｂに移動自在に挿入
された多数の転動体５２ａ，５２ｂを含む。レース５１
ａ，５１ｂは半径方向の内外側に二つが配置されるが、
内側レース５１ａは内向き突出され、外側レース５１ｂ
は外向き突出される。内側レース５１ａと外側レース５
１ｂとの間及びこれらの外側は溶接によりシールされ、
レース５１ａ，５１ｂの内部には一定量のオイルが充填
され、転動体５２ａ，５２ｂの移動を円滑にさせる。転
動体５２ａ，５２ｂはボール状の鋼球が使われる。
アンバランスを無くすためのバランシング装置は回転槽
３０の前後、すなわち前面板３１と背面板３２にそれぞ
れ設けられる。バランシング装置は回転槽３０の前面板
３１と背面板３２に同心に形成された溝状のレース５１
ａ，５１ｂと該レース５１ａ，５１ｂに移動自在に挿入
された多数の転動体５２ａ，５２ｂを含む。レース５１
ａ，５１ｂは半径方向の内外側に二つが配置されるが、
内側レース５１ａは内向き突出され、外側レース５１ｂ
は外向き突出される。内側レース５１ａと外側レース５
１ｂとの間及びこれらの外側は溶接によりシールされ、
レース５１ａ，５１ｂの内部には一定量のオイルが充填
され、転動体５２ａ，５２ｂの移動を円滑にさせる。転
動体５２ａ，５２ｂはボール状の鋼球が使われる。
【００１３】なお、前面板３１と背面板３２に形成され
るレース５１ａ，５１ｂとは、相互対称なので、前面板
３１に形成されたレース５１ａ，５１ｂを例にとって説
明する。
るレース５１ａ，５１ｂとは、相互対称なので、前面板
３１に形成されたレース５１ａ，５１ｂを例にとって説
明する。
【００１４】図２に示したように、レース５１ａ，５１
ｂは、前面板３１とこれに重量されるよう結合された蓋
体５３により形成される。外側レース５１ｂは前面板３
１の平面部と蓋体５３により形成された溝５３ｂにより
限定され、内側レース５１ｂは前面板３１及び蓋体５３
に形成された溝３１ａ，５３ａにより限定される。この
ような蓋体５３と前面板３１及び背面板３２をボルト１
３で再度締結されることにより堅固に結合させる（図１
参照）。
ｂは、前面板３１とこれに重量されるよう結合された蓋
体５３により形成される。外側レース５１ｂは前面板３
１の平面部と蓋体５３により形成された溝５３ｂにより
限定され、内側レース５１ｂは前面板３１及び蓋体５３
に形成された溝３１ａ，５３ａにより限定される。この
ような蓋体５３と前面板３１及び背面板３２をボルト１
３で再度締結されることにより堅固に結合させる（図１
参照）。
【００１５】この際、レース５１ａ，５１ｂは四つの内
側面（ａ，ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）
を含むリング状の空間を形成する。転動体５２ａ，５２
ｂはレース５１ａ，５１ｂの内側面（ａ，ｂ，ｃ，
ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）と接触しながら転が
り運動して移動する。このように転動体５２ａ，５２ｂ
が接触状態で転がり運動するレース５１ａ，５１ｂの内
側面（ａ，ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）
が粗過ぎると、移動する際摩擦と摩耗が大きく発生し、
回転槽３０の正常振動時その支持状態が不安定になるの
で振動減衰に悪影響を与える。
側面（ａ，ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）
を含むリング状の空間を形成する。転動体５２ａ，５２
ｂはレース５１ａ，５１ｂの内側面（ａ，ｂ，ｃ，
ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）と接触しながら転が
り運動して移動する。このように転動体５２ａ，５２ｂ
が接触状態で転がり運動するレース５１ａ，５１ｂの内
側面（ａ，ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）
が粗過ぎると、移動する際摩擦と摩耗が大きく発生し、
回転槽３０の正常振動時その支持状態が不安定になるの
で振動減衰に悪影響を与える。
【００１６】すなわち、レース５１ａ，５１ｂの内側面
（ａ，ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）の表
面粗さが大きければ山の背が高いので、山の背と山の背
との間隔が広くなって転動体５２ａ，５２ｂの転がり運
動時大きい抵抗力を発揮することにより転動体５２ａ，
５２ｂの摩耗が大きくなる。また、高くて間隔の広い山
の背のため転動体５２ａ，５２ｂとレース５１ａ，５１
ｂの内側面（ａ，ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，
ｄ’）の接触面が小さいので、転動体５２ａ，５２ｂが
不安定に支持されることにより正常振動を損なう恐れが
ある。このため、レース５１ａ，５１ｂの内側面（ａ，
ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）は中級仕上
げ（ＫＳ Ｂ ０１６１規定：▽▽：最大高さＲmax に
示せば１０Ｓ±０．５以上）以上に加工するのが望まし
い。この際、レース５１ａ，５１ｂの全ての内側面
（ａ，ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）が所
定の表面粗度を有するように加工されるのが望ましい
が、仕上げのための所要費用を節減するために遠心力に
より転動体５２ａ，５２ｂが密着される面ｄ，ｄ’のみ
仕上げしてもよい。
（ａ，ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）の表
面粗さが大きければ山の背が高いので、山の背と山の背
との間隔が広くなって転動体５２ａ，５２ｂの転がり運
動時大きい抵抗力を発揮することにより転動体５２ａ，
５２ｂの摩耗が大きくなる。また、高くて間隔の広い山
の背のため転動体５２ａ，５２ｂとレース５１ａ，５１
ｂの内側面（ａ，ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，
ｄ’）の接触面が小さいので、転動体５２ａ，５２ｂが
不安定に支持されることにより正常振動を損なう恐れが
ある。このため、レース５１ａ，５１ｂの内側面（ａ，
ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）は中級仕上
げ（ＫＳ Ｂ ０１６１規定：▽▽：最大高さＲmax に
示せば１０Ｓ±０．５以上）以上に加工するのが望まし
い。この際、レース５１ａ，５１ｂの全ての内側面
（ａ，ｂ，ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）が所
定の表面粗度を有するように加工されるのが望ましい
が、仕上げのための所要費用を節減するために遠心力に
より転動体５２ａ，５２ｂが密着される面ｄ，ｄ’のみ
仕上げしてもよい。
【００１７】一方、レース５１ａ，５１ｂの粗度と転動
体５２ａ，５２ｂの直径及びオイルの粘度は転動体５２
ａ，５２ｂの移動を制限する主原因である。すなわち、
表面粗さが極めて大きいかオイルの粘度が大き過ぎれ
ば、転動体５２ａ，５２ｂの初期駆動及び転がり運動が
減少され、偏心による過度振動を早く減衰させにくく、
これらが小さ過ぎれば転動体５２ａ，５２ｂ自体の移動
による振動が回転槽３０の正常振動を妨害する恐れがあ
る。従って、レース５１ａ，５１ｂの内側面（ａ，ｂ，
ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）の表面粗さの粗
度とオイルの粘度は転動体５２ａ，５２ｂの直径により
適宜に調整しなければバランシング効果を期待すること
はできない。そして、レース５１ａ，５１ｂに収容され
る転動体５２ａ，５２ｂの直径及びオイルの粘度とレー
ス５１ａ，５１ｂの粗度を相違にして初期起動速度に差
を持たせて初期起動時の偏心を低減するのが望ましい。
これを次の表に基づき説明する。
体５２ａ，５２ｂの直径及びオイルの粘度は転動体５２
ａ，５２ｂの移動を制限する主原因である。すなわち、
表面粗さが極めて大きいかオイルの粘度が大き過ぎれ
ば、転動体５２ａ，５２ｂの初期駆動及び転がり運動が
減少され、偏心による過度振動を早く減衰させにくく、
これらが小さ過ぎれば転動体５２ａ，５２ｂ自体の移動
による振動が回転槽３０の正常振動を妨害する恐れがあ
る。従って、レース５１ａ，５１ｂの内側面（ａ，ｂ，
ｃ，ｄ）、（ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’）の表面粗さの粗
度とオイルの粘度は転動体５２ａ，５２ｂの直径により
適宜に調整しなければバランシング効果を期待すること
はできない。そして、レース５１ａ，５１ｂに収容され
る転動体５２ａ，５２ｂの直径及びオイルの粘度とレー
ス５１ａ，５１ｂの粗度を相違にして初期起動速度に差
を持たせて初期起動時の偏心を低減するのが望ましい。
これを次の表に基づき説明する。
【表１】
【００１８】示したように、外側レース５１ｂに挿入さ
れる転動体５２ｂの直径は１５．８７５±０．５ｍｍで
あり、外側レース５１ｂの内側面ａ’，ｂ’，ｃ’，
ｄ’の粗度は中級仕上げ（１２Ｓ）状態であり、オイル
の粘度は１６０±２０ｃｓｔである。そして、内側レー
ス５１ａに挿入される転動体５２ａの直径は１２．７±
０．５ｍｍであり、内側レース５１ａの内側面ａ，ｂ，
ｃ，ｄの粗度は上級仕上げ（１．５Ｓ〜６Ｓ）状態であ
り、オイルの粘度は１００±２０ｃｓｔである。すなわ
ち、外側レース５１ｂに大直径の転動体５２ｂが挿入さ
れる。そして、大直径の転動体５２ｂが挿入されるの
で、外側レース５１ｂの内側面ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’
は中級仕上げ加工されても十分であり、オイルも粘度の
大きいものが収容される。これに比べて、小直径の転動
体５２ａが挿入される内側レース５１ａの内側面ａ，
ｂ，ｃ，ｄは上級仕上げされ、オイルも粘度が１００±
２０ｃｓｔといったように低いものが収容される。前述
したような粘度及び粗度の条件下においては、回転槽３
０の回転時には、オイル粘度も低く仕上げ精度も高い内
側レース５１ａに収容された転動体５２ａの初期駆動力
の方が大きい。よって、内側レース５１ａに収容された
転動体５２ａと外側レース５１ｂに収容された転動体５
２ｂが相違の速度で移動することにより転動体５２ａ，
５２ｂの偏心が早めに解消された状態で洗濯物による偏
心の逆方向に移動される。
れる転動体５２ｂの直径は１５．８７５±０．５ｍｍで
あり、外側レース５１ｂの内側面ａ’，ｂ’，ｃ’，
ｄ’の粗度は中級仕上げ（１２Ｓ）状態であり、オイル
の粘度は１６０±２０ｃｓｔである。そして、内側レー
ス５１ａに挿入される転動体５２ａの直径は１２．７±
０．５ｍｍであり、内側レース５１ａの内側面ａ，ｂ，
ｃ，ｄの粗度は上級仕上げ（１．５Ｓ〜６Ｓ）状態であ
り、オイルの粘度は１００±２０ｃｓｔである。すなわ
ち、外側レース５１ｂに大直径の転動体５２ｂが挿入さ
れる。そして、大直径の転動体５２ｂが挿入されるの
で、外側レース５１ｂの内側面ａ’，ｂ’，ｃ’，ｄ’
は中級仕上げ加工されても十分であり、オイルも粘度の
大きいものが収容される。これに比べて、小直径の転動
体５２ａが挿入される内側レース５１ａの内側面ａ，
ｂ，ｃ，ｄは上級仕上げされ、オイルも粘度が１００±
２０ｃｓｔといったように低いものが収容される。前述
したような粘度及び粗度の条件下においては、回転槽３
０の回転時には、オイル粘度も低く仕上げ精度も高い内
側レース５１ａに収容された転動体５２ａの初期駆動力
の方が大きい。よって、内側レース５１ａに収容された
転動体５２ａと外側レース５１ｂに収容された転動体５
２ｂが相違の速度で移動することにより転動体５２ａ，
５２ｂの偏心が早めに解消された状態で洗濯物による偏
心の逆方向に移動される。
【００１９】以下、前述したようになされるバランシン
グ装置の作動を説明する。
グ装置の作動を説明する。
【００２０】洗濯物は回転槽３０の下側に位置される。
この偏心状態で回転槽３０がモータ４０により高速回転
すれば、転動体５２ａ，５２ｂは回転槽３０の高速回転
により発生する遠心力によりレース５１ａ，５１ｂに沿
って偏心反対側に移動することにより、偏心を補償して
回転槽３０の振動及び偏心回転を防ぐ。
この偏心状態で回転槽３０がモータ４０により高速回転
すれば、転動体５２ａ，５２ｂは回転槽３０の高速回転
により発生する遠心力によりレース５１ａ，５１ｂに沿
って偏心反対側に移動することにより、偏心を補償して
回転槽３０の振動及び偏心回転を防ぐ。
【００２１】これを詳細に説明すれば、回転槽３０の回
転中心は洗濯物の偏心によりその幾何学的な中心と食い
違った状態で回転する。レース５１ａ，５１ｂの内部に
収容された転動体５２ａ，５２ｂは幾何学的な中心を基
準として発生する遠心力と回転中心を基準として発生す
る遠心力とを同時に受けるので、これらの合力により偏
心反対方向に移動する。このように移動した転動体５２
ａ，５２ｂが回転槽３０の幾何学的な中心を基準として
回転することにより、回転槽３０の回転中心を幾何学的
な中心と一致させる。これにより、回転槽３０の偏心を
無くすことにより振動が消滅され、よって消音も消え去
る。
転中心は洗濯物の偏心によりその幾何学的な中心と食い
違った状態で回転する。レース５１ａ，５１ｂの内部に
収容された転動体５２ａ，５２ｂは幾何学的な中心を基
準として発生する遠心力と回転中心を基準として発生す
る遠心力とを同時に受けるので、これらの合力により偏
心反対方向に移動する。このように移動した転動体５２
ａ，５２ｂが回転槽３０の幾何学的な中心を基準として
回転することにより、回転槽３０の回転中心を幾何学的
な中心と一致させる。これにより、回転槽３０の偏心を
無くすことにより振動が消滅され、よって消音も消え去
る。
【００２２】次いで、転動体５２ａ，５２ｂの移動をさ
らに詳しく説明する。
らに詳しく説明する。
【００２３】回転槽３０が回転すれば、内側レース５１
ａと外側レース５１ｂに挿入された転動体５２ａ，５２
ｂが洗濯物による偏心の反対方向に移動するが、これら
は相違の速度で移動することにより転動体５２ａ，５２
ｂによる偏心が解消される。すなわち、内側レース５１
ａに収容された転動体５２ａが外側レース５１ｂに収容
された転動体５２ｂより早く移動するが、それは内側レ
ース５１ａの内側面ａ，ｂ，ｃ，ｄの仕上げ精度が外側
レース５１ｂより良好であり、オイルの粘度が低いから
である。このように内側レース５１ａに存する転動体５
２ａと外側レース５２ｂに存する転動体５２ｂとが相違
の速度で移動することにより転動体５２ａ，５２ｂによ
る偏心が解消されるので、回転槽３０の振動はさらに早
く低減される。一方、回転槽３０の正常振動時は内側レ
ース５１ａと外側レース５１ｂに収容された転動体５２
ａ，５２ｂの直径に比べてこれらレース５１ａ，５１ｂ
の粗度が良好なので、転動体５２ａ，５２ｂの振動が抑
制され転動体５２ａ，５２ｂの流動により回転槽３０の
正常振動の被害を防ぐ。
ａと外側レース５１ｂに挿入された転動体５２ａ，５２
ｂが洗濯物による偏心の反対方向に移動するが、これら
は相違の速度で移動することにより転動体５２ａ，５２
ｂによる偏心が解消される。すなわち、内側レース５１
ａに収容された転動体５２ａが外側レース５１ｂに収容
された転動体５２ｂより早く移動するが、それは内側レ
ース５１ａの内側面ａ，ｂ，ｃ，ｄの仕上げ精度が外側
レース５１ｂより良好であり、オイルの粘度が低いから
である。このように内側レース５１ａに存する転動体５
２ａと外側レース５２ｂに存する転動体５２ｂとが相違
の速度で移動することにより転動体５２ａ，５２ｂによ
る偏心が解消されるので、回転槽３０の振動はさらに早
く低減される。一方、回転槽３０の正常振動時は内側レ
ース５１ａと外側レース５１ｂに収容された転動体５２
ａ，５２ｂの直径に比べてこれらレース５１ａ，５１ｂ
の粗度が良好なので、転動体５２ａ，５２ｂの振動が抑
制され転動体５２ａ，５２ｂの流動により回転槽３０の
正常振動の被害を防ぐ。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるドラム
洗濯機のバランシング装置は、洗濯物の偏心によるアン
バランスを初期に能動的に補償して回転槽の異常回転を
抑制することにより、回転槽の回転による振動と騒音発
生とをなくすことができる。これにより、回転槽を回転
させるための部品及び部位の偏摩耗やこれによる異常騒
音を防止しうる。そして、内側レースと外側レースに収
容された転動体の移動速度を相違にして転動体による偏
心が解消された状態で転動体が移動するので、振動をさ
らに早めに解消しうる。また、転動体の直径に合わせて
レースの内側面を仕上げているので、回転槽の正常振動
時に転動体が流動することを防止して転動体の振動によ
り回転槽の正常振動が崩れることを防止しうる。
洗濯機のバランシング装置は、洗濯物の偏心によるアン
バランスを初期に能動的に補償して回転槽の異常回転を
抑制することにより、回転槽の回転による振動と騒音発
生とをなくすことができる。これにより、回転槽を回転
させるための部品及び部位の偏摩耗やこれによる異常騒
音を防止しうる。そして、内側レースと外側レースに収
容された転動体の移動速度を相違にして転動体による偏
心が解消された状態で転動体が移動するので、振動をさ
らに早めに解消しうる。また、転動体の直径に合わせて
レースの内側面を仕上げているので、回転槽の正常振動
時に転動体が流動することを防止して転動体の振動によ
り回転槽の正常振動が崩れることを防止しうる。
【図１】 本発明が適用されるドラム洗濯機の構造を示
したドラム洗濯機の断面図である。
したドラム洗濯機の断面図である。
【図２】 図１に示した本発明の要部詳細図であって、
レースの内側面の仕上げ精度を示す図である。
レースの内側面の仕上げ精度を示す図である。
【図３】 従来のドラム洗濯機の構造を示した図であ
る。
る。
１０…本体ケース ２０…固定槽 ３０
…回転槽 ３１…前面板 ３２…背面板 ３３
ａ…小孔 ３３ｂ…リフタ ４１…回転軸 ４
２，４３…プーリ ４５…フランジ ４６…軸受 ５１
ａ，５１ｂ…レース ５２ａ，５２ｂ…転動体 ５３…蓋体
…回転槽 ３１…前面板 ３２…背面板 ３３
ａ…小孔 ３３ｂ…リフタ ４１…回転軸 ４
２，４３…プーリ ４５…フランジ ４６…軸受 ５１
ａ，５１ｂ…レース ５２ａ，５２ｂ…転動体 ５３…蓋体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年１０月１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
Claims (3)
- 【請求項１】 本体ケースの内部に懸架された固定槽
と、 前記固定槽の内部に回転自在に設けられたドラムタイプ
の回転槽と、 前記回転槽に前記回転槽と同心に少なくとも二つ以上備
えられ、その内部にオイルと多数の転動体が収容された
レースと、 前記レースのうち内側に置かれるレースは上級仕上げ
（１．５Ｓ〜６Ｓ）され、その内部に収容されるオイル
の粘度は１００±２０ｃｓｔであり、転動体は直径が１
２．７±０．５ｍｍであり、 前記レースのうち外側に置かれるレースは中級仕上げ
（１２Ｓ）され、その内部に収容されるオイル粘度は１
６０±２０ｃｓｔであり、転動体は直径が１５．８７５
±０．５ｍｍであることを特徴とするドラム洗濯機のバ
ランシング装置。 - 【請求項２】 ドラムタイプの回転槽と、 前記回転槽に前記回転槽と同心に備えられ、その内側面
が仕上げ加工されたレースと、 前記レースに移動自在に多数個挿入された転動体を含む
ドラム洗濯機のバランシング装置。 - 【請求項３】 前記レースの内側面の表面粗さは１０Ｓ
±０．５であることを特徴とする請求項２に記載のドラ
ム洗濯機のバランシング装置。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR2019960013855U KR970062395U (ko) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 드럼세탁기의 밸런싱장치 |
| KR199613855 | 1996-05-30 | ||
| KR2019960013845U KR970062454U (ko) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 드럼세탁기의 밸런싱장치 |
| KR199613845 | 1996-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1052592A true JPH1052592A (ja) | 1998-02-24 |
| JP2954088B2 JP2954088B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=26631792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9142563A Expired - Fee Related JP2954088B2 (ja) | 1996-05-30 | 1997-05-30 | ドラム洗濯機のバランシング装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5850749A (ja) |
| EP (1) | EP0810317A1 (ja) |
| JP (1) | JP2954088B2 (ja) |
| KR (1) | KR970075068A (ja) |
| CN (1) | CN1091817C (ja) |
| ID (1) | ID17272A (ja) |
| TR (1) | TR199700438A2 (ja) |
| TW (1) | TW380649U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012134144A3 (ko) * | 2011-03-28 | 2012-12-06 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 드럼세탁기 |
Families Citing this family (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20030215169A1 (en) * | 1999-10-22 | 2003-11-20 | Minebea Co., Ltd. | Rolling bearing |
| US6442782B1 (en) | 2000-04-27 | 2002-09-03 | Maytag Corporation | Ball balancing mechanism |
| DE10034952A1 (de) * | 2000-07-19 | 2002-01-31 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Einrichtung zum selbsttätigen Auswuchten |
| SE518472C2 (sv) * | 2001-02-06 | 2002-10-15 | Electrolux Ab | Anordning för balansering av roterande kroppar i t.ex. tvättmaskiner |
| US20040221624A1 (en) * | 2002-06-20 | 2004-11-11 | Silvano Fumagalli | Washington machine for household use with two compartments |
| KR101084117B1 (ko) * | 2004-06-01 | 2011-11-18 | 엘지전자 주식회사 | 드럼세탁기의 베이스구조 |
| EP1862577B1 (en) * | 2006-06-01 | 2011-12-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine having balancer |
| KR101003352B1 (ko) * | 2006-06-01 | 2010-12-23 | 삼성전자주식회사 | 밸런서를 구비한 세탁기 |
| KR101273587B1 (ko) | 2006-06-01 | 2013-06-11 | 삼성전자주식회사 | 드럼세탁기 |
| KR101332860B1 (ko) * | 2006-10-26 | 2013-11-22 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 |
| KR101156713B1 (ko) * | 2006-11-06 | 2012-06-15 | 삼성전자주식회사 | 드럼 세탁기 및 그 제어방법 |
| KR100997138B1 (ko) * | 2006-11-07 | 2010-11-30 | 삼성전자주식회사 | 드럼세탁기 |
| KR100960068B1 (ko) * | 2006-11-10 | 2010-05-31 | 삼성전자주식회사 | 볼밸런서 및 이를 구비한 세탁기 |
| KR101356645B1 (ko) * | 2007-04-19 | 2014-02-03 | 삼성전자주식회사 | 밸런서와 이를 구비하는 드럼세탁기 |
| KR101548994B1 (ko) * | 2008-08-06 | 2015-09-01 | 엘지전자 주식회사 | 볼밸런서 및 이를 구비한 세탁장치 |
| KR20110056403A (ko) * | 2008-09-10 | 2011-05-27 | 카르네햄마르, 라스 베르틸 | 세탁기와 같은 물품 처리기에서의 진동 저감을 위한 방법, 시스템 및 장치 |
| ES2638452T3 (es) | 2008-12-30 | 2017-10-20 | Lg Electronics Inc. | Máquina de lavar |
| KR101629672B1 (ko) * | 2009-06-29 | 2016-06-14 | 삼성전자 주식회사 | 세탁기 및 세탁기의 제조방법 |
| KR101417778B1 (ko) * | 2009-08-24 | 2014-07-09 | 삼성전자 주식회사 | 세탁기, 세탁기의 이너터브 및 그 조립방법 |
| BR112012008447B1 (pt) | 2009-10-10 | 2020-11-03 | Lars Bertil Carnehammar | composição, método e sistema para equilibrío de um sistema rotativo |
| ITRN20100029A1 (it) * | 2010-05-21 | 2011-11-22 | Iindesit Company S P A | Macchina di lavaggio |
| US8984940B2 (en) * | 2012-04-04 | 2015-03-24 | Elliot Company | Passive dynamic inertial rotor balance system for turbomachinery |
| US9163346B2 (en) | 2014-01-29 | 2015-10-20 | Alliance Laundry Systems, Llc | Washing machine control system and methods |
| CN104405881A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-03-11 | 成都瑞芬思生物科技有限公司 | 用于离心机转鼓的支撑密封结构 |
| CN104888977B (zh) * | 2015-06-08 | 2017-02-08 | 江南大学 | 带平衡环装置三足离心机临界倾覆转速的计算方法 |
| EP3702510B1 (en) * | 2019-02-26 | 2023-08-09 | Electrolux Appliances Aktiebolag | Laundry washing machine |
| PL3702512T3 (pl) * | 2019-02-26 | 2023-10-02 | Electrolux Appliances Aktiebolag | Pralka do rzeczy przeznaczonych do prania |
| EP3702511B1 (en) * | 2019-02-26 | 2022-11-09 | Electrolux Appliances Aktiebolag | Laundry washing machine |
| EP3702513B1 (en) * | 2019-02-26 | 2023-04-05 | Electrolux Appliances Aktiebolag | Laundry washing machine |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1213067A (fr) * | 1957-11-08 | 1960-03-29 | Frame | Machine à laver |
| US2984094A (en) * | 1957-11-08 | 1961-05-16 | Frame Sa | Washing machine |
| DE1912481U (de) * | 1961-07-24 | 1965-03-18 | Siemens Elektrogeraete Gmbh | Einrichtung zum schleudern von wasche mit elastischer aufhaengung des trommelaggregats. |
| DE1912481A1 (de) * | 1969-03-12 | 1970-10-01 | Oette Dr Med Habil Kurt | Lichtleitkabel als Traeger von Licht verschiedener Wellenlaenge fuer Lichtabsorptions- und Lichttransmissions-Messgeraete |
| US3696688A (en) * | 1971-05-03 | 1972-10-10 | Eugene A Goodrich | Automatic balancer for rotating masses |
| GB1598399A (en) * | 1977-06-02 | 1981-09-16 | Hitachi Ltd | Drum type automatic electric washing machine |
| CN86204056U (zh) * | 1986-09-05 | 1987-05-06 | 杨效禹 | 全自动滚筒洗衣机 |
| US5460017A (en) * | 1992-05-21 | 1995-10-24 | Eti Technologies Inc. | Weight compensating apparatus |
| CA2069120C (en) * | 1992-05-21 | 2005-04-26 | Anton Gasafi | Weight compensating method and apparatus |
| JPH0725961A (ja) * | 1993-07-15 | 1995-01-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機部品 |
| CN1074068C (zh) * | 1994-03-18 | 2001-10-31 | 株式会社日立制作所 | 洗衣机及平衡部件 |
-
1997
- 1997-05-02 KR KR1019970017078A patent/KR970075068A/ko not_active Application Discontinuation
- 1997-05-24 TW TW087210992U patent/TW380649U/zh unknown
- 1997-05-29 TR TR97/00438A patent/TR199700438A2/xx unknown
- 1997-05-30 US US08/865,680 patent/US5850749A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-30 ID IDP971843A patent/ID17272A/id unknown
- 1997-05-30 CN CN97113587A patent/CN1091817C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-30 JP JP9142563A patent/JP2954088B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-30 EP EP97303713A patent/EP0810317A1/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012134144A3 (ko) * | 2011-03-28 | 2012-12-06 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 드럼세탁기 |
| CN103459705A (zh) * | 2011-03-28 | 2013-12-18 | 大宇电子株式会社 | 滚筒洗衣机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2954088B2 (ja) | 1999-09-27 |
| ID17272A (id) | 1997-12-18 |
| EP0810317A1 (en) | 1997-12-03 |
| TR199700438A2 (xx) | 1997-12-21 |
| CN1091817C (zh) | 2002-10-02 |
| KR970075068A (ko) | 1997-12-10 |
| CN1169483A (zh) | 1998-01-07 |
| TW380649U (en) | 2000-01-21 |
| US5850749A (en) | 1998-12-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2954088B2 (ja) | ドラム洗濯機のバランシング装置 | |
| US6132354A (en) | Automatic ball balancer for rotating machine | |
| EP0781882B2 (en) | Drum appliances with balancing devices | |
| JP2957146B2 (ja) | バランサを有する洗濯機 | |
| JP2755567B2 (ja) | ドラム型洗濯機の洗濯槽 | |
| JP2831631B2 (ja) | ドラム洗濯機のバランシング装置 | |
| US5799512A (en) | Balancing device for drum washing machine | |
| US5857361A (en) | Drum washing machine | |
| JP2954087B2 (ja) | ドラム洗濯機のバランシング装置 | |
| EP0806516A1 (en) | Method of making balancing device for a drum washing machine | |
| US2346669A (en) | Washing machine | |
| US2836301A (en) | Tub structure | |
| US3570192A (en) | Vibratory finishing machine having generally circular bowl | |
| JPH11114287A (ja) | 脱水槽の振動減衰用バランシング装置を備えた洗濯機 | |
| US2285681A (en) | Rotating assembly | |
| JPS5945400B2 (ja) | ドラム式全自動洗たく機 | |
| KR100295963B1 (ko) | 세탁기의볼밸런서 | |
| KR19990066050A (ko) | 세탁기의 원심균형조절장치 | |
| KR0136039Y1 (ko) | 드럼세탁기의 밸런싱장치 | |
| KR0136042Y1 (ko) | 드럼세탁기의 밸런싱장치 | |
| KR100262717B1 (ko) | 세탁기의볼밸런서 | |
| JPH11267393A (ja) | 全自動洗濯機 | |
| KR19990066051A (ko) | 세탁기의 원심균형조절장치 | |
| KR19990086560A (ko) | 드럼세탁기 캔밸런서의 오일주입량 측정방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990615 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070716 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |