JPH105251A - つまようじ - Google Patents
つまようじInfo
- Publication number
- JPH105251A JPH105251A JP16221596A JP16221596A JPH105251A JP H105251 A JPH105251 A JP H105251A JP 16221596 A JP16221596 A JP 16221596A JP 16221596 A JP16221596 A JP 16221596A JP H105251 A JPH105251 A JP H105251A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toothpick
- cleaning
- synthetic resin
- cleaning part
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C15/00—Devices for cleaning between the teeth
- A61C15/02—Toothpicks
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯間部等の食物の残渣や歯垢などを充分に取
り除くことができ、且つその際に、香味、殺菌、又は研
磨等の効能を併せて発揮することができる、つまようじ
を提供すること。 【構成】 弾力性を有する掃除部3を備え、且つ該掃除
部3の表面に複数の突起5を一体的に形成したつまよう
じであって、少なくとも該突起5部分の合成樹脂に、香
味剤、殺菌剤、又は研磨剤を含んでなる。
り除くことができ、且つその際に、香味、殺菌、又は研
磨等の効能を併せて発揮することができる、つまようじ
を提供すること。 【構成】 弾力性を有する掃除部3を備え、且つ該掃除
部3の表面に複数の突起5を一体的に形成したつまよう
じであって、少なくとも該突起5部分の合成樹脂に、香
味剤、殺菌剤、又は研磨剤を含んでなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯間部等の食物の
残渣や歯垢などを、手軽に、確実に且つ効率よく取り除
くことができ、且つその際に、香味、殺菌、又は研磨等
の効能を併せて発揮する、つまようじに関する。
残渣や歯垢などを、手軽に、確実に且つ効率よく取り除
くことができ、且つその際に、香味、殺菌、又は研磨等
の効能を併せて発揮する、つまようじに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
つまようじは、丸棒状の把持部と、突端に向かってテー
パー状に細径にされた掃除部とを備えた木製の棒状のも
のであり、斯かるつまようじは、手軽なほか、歯間ブラ
シよりは価格的に安いという利点もあり、幅広く利用さ
れている。
つまようじは、丸棒状の把持部と、突端に向かってテー
パー状に細径にされた掃除部とを備えた木製の棒状のも
のであり、斯かるつまようじは、手軽なほか、歯間ブラ
シよりは価格的に安いという利点もあり、幅広く利用さ
れている。
【0003】ところで、従来のつまようじは、掃除部が
突端に向かってテーパー状に細径にはなっているが、歯
間部には太すぎて入らなかった。また、歯間部に入りや
すいように、薄く形成されたものもあるが、表面に突起
が存在しないため、食物の残渣や歯垢などを充分に取り
除くことができなかった。そのため、従来のつまようじ
に香味剤、殺菌剤、研磨剤等(以下、これらを総称して
「効能剤」ともいう)を添加しても、その効能を充分に
発揮させることができなかった。
突端に向かってテーパー状に細径にはなっているが、歯
間部には太すぎて入らなかった。また、歯間部に入りや
すいように、薄く形成されたものもあるが、表面に突起
が存在しないため、食物の残渣や歯垢などを充分に取り
除くことができなかった。そのため、従来のつまようじ
に香味剤、殺菌剤、研磨剤等(以下、これらを総称して
「効能剤」ともいう)を添加しても、その効能を充分に
発揮させることができなかった。
【0004】従って、本発明の目的は、歯間部等の食物
の残渣や歯垢などを充分に取り除くことができ、且つそ
の際に、香味、殺菌、又は研磨等の効能を併せて発揮す
る、つまようじを提供することにある。
の残渣や歯垢などを充分に取り除くことができ、且つそ
の際に、香味、殺菌、又は研磨等の効能を併せて発揮す
る、つまようじを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾力性を有す
る掃除部を備え、且つ該掃除部の表面に複数の突起を一
体的に形成したつまようじであって、少なくとも該突起
部分の合成樹脂に、香味剤、殺菌剤、又は研磨剤を含む
ことを特徴とするつまようじを提供することにより、上
記目的を達成したものである。
る掃除部を備え、且つ該掃除部の表面に複数の突起を一
体的に形成したつまようじであって、少なくとも該突起
部分の合成樹脂に、香味剤、殺菌剤、又は研磨剤を含む
ことを特徴とするつまようじを提供することにより、上
記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0007】図1〜図5は、本発明のつまようじの第1
実施形態を示したものである。図において、符号1は、
つまようじを示している。
実施形態を示したものである。図において、符号1は、
つまようじを示している。
【0008】図1及び図2に示したように、上記つまよ
うじ1は、柄部2と、掃除部3とを備えた小棒状の合成
樹脂製のつまようじである。上記掃除部3は、弾力性を
有し、その先端部30が球面状に形成されている。ま
た、上記柄部2と掃除部3とは、連設部4を介して一体
的に成形されている。上記掃除部3の表面には、複数の
突起5が掃除部3の成形時に一体的に形成されており、
該突起5の合成樹脂には香味剤、殺菌剤、又は研磨剤等
の効能剤が含まれている。
うじ1は、柄部2と、掃除部3とを備えた小棒状の合成
樹脂製のつまようじである。上記掃除部3は、弾力性を
有し、その先端部30が球面状に形成されている。ま
た、上記柄部2と掃除部3とは、連設部4を介して一体
的に成形されている。上記掃除部3の表面には、複数の
突起5が掃除部3の成形時に一体的に形成されており、
該突起5の合成樹脂には香味剤、殺菌剤、又は研磨剤等
の効能剤が含まれている。
【0009】上記つまようじ1の軸線方向における断面
形状は、図3(a)〜(f)に示すようになしてあり、
上記柄部2は、その軸線方向の垂直断面形状が円形形状
に形成され、且つその両側部が側面視して略楕円形形状
に切削されて把持部20が形成されている。また、上記
つまようじ1の軸線方向における掃除部3の垂直断面形
状は、略二等辺三角形形状に形成されている(ここで、
つまようじ1の軸線とは、柄部2の中心軸線をいう。以
下同じ。)
形状は、図3(a)〜(f)に示すようになしてあり、
上記柄部2は、その軸線方向の垂直断面形状が円形形状
に形成され、且つその両側部が側面視して略楕円形形状
に切削されて把持部20が形成されている。また、上記
つまようじ1の軸線方向における掃除部3の垂直断面形
状は、略二等辺三角形形状に形成されている(ここで、
つまようじ1の軸線とは、柄部2の中心軸線をいう。以
下同じ。)
【0010】つまようじ1の軸線方向における上記掃除
部3の垂直断面(つまようじ1の軸線に対して垂直な断
面)形状は、図4(a)に示すように、頂角部が円弧状
に切欠かれた二等辺三角形A形状に形成されている。そ
して、この二等辺三角形Aの斜辺A1と底辺A2のなす
角度θは、tan-1(3)〜tan-1(5)、好ましく
は、tan-1(3.5)〜tan-1(4.5)である。
上記角度θがtan-1(3)〜tan-1(5)の範囲外
であると、歯間部の隙間の形状に合わなくなるからであ
る。上記円弧状に切り欠かれた頂角部A3の曲率半径
は、先端部で0.05〜根元(連設基部基部4a)で
0.5mm程度であるのが好ましい。
部3の垂直断面(つまようじ1の軸線に対して垂直な断
面)形状は、図4(a)に示すように、頂角部が円弧状
に切欠かれた二等辺三角形A形状に形成されている。そ
して、この二等辺三角形Aの斜辺A1と底辺A2のなす
角度θは、tan-1(3)〜tan-1(5)、好ましく
は、tan-1(3.5)〜tan-1(4.5)である。
上記角度θがtan-1(3)〜tan-1(5)の範囲外
であると、歯間部の隙間の形状に合わなくなるからであ
る。上記円弧状に切り欠かれた頂角部A3の曲率半径
は、先端部で0.05〜根元(連設基部基部4a)で
0.5mm程度であるのが好ましい。
【0011】また、当該つまようじ1の軸線を含む上記
掃除部3の垂直断面形状は、図4(b)に示すように、
頂角部が円弧状切欠かれた二等辺三角形B形状に形成さ
れている。そして、この二等辺三角形Bの斜辺B1と底
辺B2とのなす角度φは、tan-1(20)〜tan-1
(10)、好ましくはtan-1(20)〜tan-1(1
5)である。上記角度φがtan-1(10)未満である
と、掃除部3が急に太くなって歯や歯茎を圧迫するから
であり、tan-1(20)を越えると、掃除部3が細く
なって強度が得られなくなるからである。ここで、上記
底辺B2の長さは、当該つまようじ1を側面視したとき
の掃除部3と連設部4との連設基部4aの高さに相当す
るものであるが、この底辺B2の長さは、2.0〜3.
0mmであることが好ましい。
掃除部3の垂直断面形状は、図4(b)に示すように、
頂角部が円弧状切欠かれた二等辺三角形B形状に形成さ
れている。そして、この二等辺三角形Bの斜辺B1と底
辺B2とのなす角度φは、tan-1(20)〜tan-1
(10)、好ましくはtan-1(20)〜tan-1(1
5)である。上記角度φがtan-1(10)未満である
と、掃除部3が急に太くなって歯や歯茎を圧迫するから
であり、tan-1(20)を越えると、掃除部3が細く
なって強度が得られなくなるからである。ここで、上記
底辺B2の長さは、当該つまようじ1を側面視したとき
の掃除部3と連設部4との連設基部4aの高さに相当す
るものであるが、この底辺B2の長さは、2.0〜3.
0mmであることが好ましい。
【0012】更に、上記掃除部3の底面部3aの形状
は、図4(c)に示すように、つまようじ1の軸線に対
して線対称で頂角部が円弧状に切欠かれた二等辺三角形
C形状に形成され、且つ二等辺三角形Cの斜辺C1と底
辺C2とのなす角度ωが、tan-1(50)〜tan-1
(20)、好ましくはtan-1(40)〜tan-1(2
5)である。上記角度ωがtan-1(20)未満である
と、掃除部3が急に太くなって歯や歯茎を圧迫するから
であり、tan-1(50)を越えると、掃除部3が細く
なって強度が得られなくなるからである。ここで、上記
底辺C2の長さは、当該つまようじ1を平面視したとき
の掃除部3と連設部4との連設基部4aの高さに相当す
るものであるが、この底辺C2の長さは、1.0〜2.
0mmであることが好ましい。
は、図4(c)に示すように、つまようじ1の軸線に対
して線対称で頂角部が円弧状に切欠かれた二等辺三角形
C形状に形成され、且つ二等辺三角形Cの斜辺C1と底
辺C2とのなす角度ωが、tan-1(50)〜tan-1
(20)、好ましくはtan-1(40)〜tan-1(2
5)である。上記角度ωがtan-1(20)未満である
と、掃除部3が急に太くなって歯や歯茎を圧迫するから
であり、tan-1(50)を越えると、掃除部3が細く
なって強度が得られなくなるからである。ここで、上記
底辺C2の長さは、当該つまようじ1を平面視したとき
の掃除部3と連設部4との連設基部4aの高さに相当す
るものであるが、この底辺C2の長さは、1.0〜2.
0mmであることが好ましい。
【0013】上記掃除部3は、その長さL3(図1参
照)が10〜30mm、好ましくは10〜20mmに設
定される。
照)が10〜30mm、好ましくは10〜20mmに設
定される。
【0014】図1、図2、図5に示したように、上記突
起5は、つまようじ1の軸線方向に、略等間隔をおいて
平行に形成されている。突起5の間隔(突起の頂部の間
隔)pは、歯垢、残渣の掻き取り効果を高める上で、p
=0.5〜2.0mm程度であるのが好ましく、突起5
の突出基部の間隔dは、d=0〜1.5mm程度である
のが好ましい。また、上記突起5の高さ(突起5の頂部
50から掃除部3表面に下ろした垂線の長さ)δは、δ
=0.02〜0.1mm程度であるのが好ましく、且つ
各突起5の頂部50は、丸みを有するように形成するこ
とが好ましい。また、突起5の高さは、同一にすること
が好ましいが、必要に応じて高低差を設けても良い。
起5は、つまようじ1の軸線方向に、略等間隔をおいて
平行に形成されている。突起5の間隔(突起の頂部の間
隔)pは、歯垢、残渣の掻き取り効果を高める上で、p
=0.5〜2.0mm程度であるのが好ましく、突起5
の突出基部の間隔dは、d=0〜1.5mm程度である
のが好ましい。また、上記突起5の高さ(突起5の頂部
50から掃除部3表面に下ろした垂線の長さ)δは、δ
=0.02〜0.1mm程度であるのが好ましく、且つ
各突起5の頂部50は、丸みを有するように形成するこ
とが好ましい。また、突起5の高さは、同一にすること
が好ましいが、必要に応じて高低差を設けても良い。
【0015】上記香味剤は、歯間掃除時の不快臭を抑え
るものであり、斯かる香味剤としては、例えば、ペパー
ミント、スペアミント、アネトール、カルボン、メント
ール、チモール、メチルサリシレート、シナモン油、ユ
ーカリ油、レモン油、オレンジ油等の香味剤が挙げられ
る。
るものであり、斯かる香味剤としては、例えば、ペパー
ミント、スペアミント、アネトール、カルボン、メント
ール、チモール、メチルサリシレート、シナモン油、ユ
ーカリ油、レモン油、オレンジ油等の香味剤が挙げられ
る。
【0016】また、上記殺菌剤は、虫歯、歯周疾患の予
防、口臭予防のためのものであり、斯かる殺菌剤として
は、例えば、イソプロピルメチルフェノール、塩化セチ
ルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンザルコニ
ウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸アルキルジアミノエチ
ルグリシン(液)、塩酸クロルヘキシジン、トリクロサ
ン、トリクロロカルバニリド、ハロカルバン等の殺菌剤
が挙げられる。
防、口臭予防のためのものであり、斯かる殺菌剤として
は、例えば、イソプロピルメチルフェノール、塩化セチ
ルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンザルコニ
ウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸アルキルジアミノエチ
ルグリシン(液)、塩酸クロルヘキシジン、トリクロサ
ン、トリクロロカルバニリド、ハロカルバン等の殺菌剤
が挙げられる。
【0017】さらに、上記研磨剤は、歯に付着したヤニ
等の付着物を除去するものであり、斯かる研磨剤として
は、例えば、リン酸カルシウム・無水塩、リン酸カルシ
ウム・2水塩、水酸化アルミニウム、無水ケイ酸、ケイ
酸塩、炭酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、ハイド
ロキシアパタイト、ポリメタアクリレート、メタリン酸
ナトリウム、ピロリン酸カルシウム等の研磨剤が挙げら
れる。
等の付着物を除去するものであり、斯かる研磨剤として
は、例えば、リン酸カルシウム・無水塩、リン酸カルシ
ウム・2水塩、水酸化アルミニウム、無水ケイ酸、ケイ
酸塩、炭酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、ハイド
ロキシアパタイト、ポリメタアクリレート、メタリン酸
ナトリウム、ピロリン酸カルシウム等の研磨剤が挙げら
れる。
【0018】効能剤は、上記香味剤、上記殺菌剤、又は
上記研磨剤から二種以上組合わせて使用しても良い。
上記研磨剤から二種以上組合わせて使用しても良い。
【0019】上記突起5は、上記効能剤を含む合成樹脂
で一体的に形成する。この場合、合成樹脂成分と上記効
能剤との配合は、合成樹脂成分100重量部に対し、効
能剤0.1〜50重量部、好ましくは0.5〜30重量
部とする。合成樹脂成分に含まれる効能剤の含有量が合
成樹脂成分100重量部に対して0.1未満であると、
充分な効能が得られず、また、効能剤の含有量が合成樹
脂成分100重量部に対して50重量部を超えると、掃
除部に充分な弾力性が得られなくなる。
で一体的に形成する。この場合、合成樹脂成分と上記効
能剤との配合は、合成樹脂成分100重量部に対し、効
能剤0.1〜50重量部、好ましくは0.5〜30重量
部とする。合成樹脂成分に含まれる効能剤の含有量が合
成樹脂成分100重量部に対して0.1未満であると、
充分な効能が得られず、また、効能剤の含有量が合成樹
脂成分100重量部に対して50重量部を超えると、掃
除部に充分な弾力性が得られなくなる。
【0020】上記突起5を形成する合成樹脂としては、
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリル
酸メチル、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル、塩化
ビニル酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリアセタール、ポ
リビニルメチルエーテル、ポリエステル、ポリカーボネ
ート、ポリビニルピロリドン、AS、ABS、PBT、
PET、芳香族ポリアミド等の合成樹脂が挙げられる。
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリル
酸メチル、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル、塩化
ビニル酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリアセタール、ポ
リビニルメチルエーテル、ポリエステル、ポリカーボネ
ート、ポリビニルピロリドン、AS、ABS、PBT、
PET、芳香族ポリアミド等の合成樹脂が挙げられる。
【0021】上記柄部2は、直径2.5〜5.0mm程
度、長さL2(図1参照)を30〜50mm程度とする
のが好ましい。また、把持部20には、表面に滑り留用
の突起(図示せず)を軸線方向に複数形成することによ
って、滑りにくく且つより摘まみ易くすることが好まし
い。
度、長さL2(図1参照)を30〜50mm程度とする
のが好ましい。また、把持部20には、表面に滑り留用
の突起(図示せず)を軸線方向に複数形成することによ
って、滑りにくく且つより摘まみ易くすることが好まし
い。
【0022】上記連設部4は、特にその形状が限定され
るものではないが、例えば、図1〜図3に示すように、
柄部2と掃除部3とが連続的に連設されるように形成す
ることが望ましく、その長さL4(図1参照)を3〜1
0mm程度とするのが好ましい。上記柄部2、上記掃除
部3及び上記連設部4は、上記突起部5を形成する上記
合成樹脂と同様の合成樹脂で形成することが好ましい。
るものではないが、例えば、図1〜図3に示すように、
柄部2と掃除部3とが連続的に連設されるように形成す
ることが望ましく、その長さL4(図1参照)を3〜1
0mm程度とするのが好ましい。上記柄部2、上記掃除
部3及び上記連設部4は、上記突起部5を形成する上記
合成樹脂と同様の合成樹脂で形成することが好ましい。
【0023】上記つまようじ1は、掃除部3の表面の突
起5が形成されているので、歯間部等の食物の残渣や歯
垢などを充分に取り除くことができ、且つその際に、該
突起が歯に接触して削れることにより、香味、殺菌、又
は研磨等の効能を併せて効果的に発揮することができ
る。また、掃除部3が弾力性を有しているので、歯間部
の隙間の形に応じて弾力的に撓み、歯の裏側等の陰の部
分にも挿入することができる。更に、掃除部3の先端部
30が、球面状に形成されており、角張っていないた
め、誤って歯茎や口腔内に当てた場合でも、歯茎や口腔
内を傷つけるおそれがない。
起5が形成されているので、歯間部等の食物の残渣や歯
垢などを充分に取り除くことができ、且つその際に、該
突起が歯に接触して削れることにより、香味、殺菌、又
は研磨等の効能を併せて効果的に発揮することができ
る。また、掃除部3が弾力性を有しているので、歯間部
の隙間の形に応じて弾力的に撓み、歯の裏側等の陰の部
分にも挿入することができる。更に、掃除部3の先端部
30が、球面状に形成されており、角張っていないた
め、誤って歯茎や口腔内に当てた場合でも、歯茎や口腔
内を傷つけるおそれがない。
【0024】図6及び図7は、本発明に係るつまようじ
の第2実施形態を示したものである。図において符号
1’はつまようじを示している。
の第2実施形態を示したものである。図において符号
1’はつまようじを示している。
【0025】図6及び図7に示したように、上記つまよ
うじ1’は、合成樹脂製の薄板60’(図8参照)を裁
断して形成した弾力性を有する掃除部3’を備えたつま
ようじ本体6’と、その両面に接着剤を介して厚紙7
a’、7bを貼り合わせ且つその一部を裁断して形成し
た柄7’とからなるものである。上記つまようじ1’の
掃除部3’には、突起5’が一体的に形成されている。
また、少なくとも突起5’部分の合成樹脂には、上記つ
まようじ1におけると同様に、香味剤、殺菌剤、又は研
磨剤が含まれている。
うじ1’は、合成樹脂製の薄板60’(図8参照)を裁
断して形成した弾力性を有する掃除部3’を備えたつま
ようじ本体6’と、その両面に接着剤を介して厚紙7
a’、7bを貼り合わせ且つその一部を裁断して形成し
た柄7’とからなるものである。上記つまようじ1’の
掃除部3’には、突起5’が一体的に形成されている。
また、少なくとも突起5’部分の合成樹脂には、上記つ
まようじ1におけると同様に、香味剤、殺菌剤、又は研
磨剤が含まれている。
【0026】上記つまようじ1’は、例えば、図8及び
図9に示すような手順で製造することができる。まず、
図8(a)及び図9(a)に示すように、平面視して矩
形状の一枚の合成樹脂製の薄板60’の両表面の中央部
に、上記突起5’となる、幅方向に延びる複数本の突条
50’を一体的に形成する。薄板の厚さは、0.1〜
1.0mm、好ましくは0.3〜0.7mmとする。薄
板の厚さが薄すぎると、弾力が得られなくなり、又厚す
ぎると、歯間部に挿入し辛くなる。
図9に示すような手順で製造することができる。まず、
図8(a)及び図9(a)に示すように、平面視して矩
形状の一枚の合成樹脂製の薄板60’の両表面の中央部
に、上記突起5’となる、幅方向に延びる複数本の突条
50’を一体的に形成する。薄板の厚さは、0.1〜
1.0mm、好ましくは0.3〜0.7mmとする。薄
板の厚さが薄すぎると、弾力が得られなくなり、又厚す
ぎると、歯間部に挿入し辛くなる。
【0027】次に、図8(b)及び図9(b)に示すよ
うに、この薄板60’の長さ方向両端部における両面に
接着剤を介して長さの異なる厚紙7a’、7b’を貼り
合わせる。
うに、この薄板60’の長さ方向両端部における両面に
接着剤を介して長さの異なる厚紙7a’、7b’を貼り
合わせる。
【0028】次に、図8(c)及び図9(c)に示すよ
うに、薄板60’及び厚紙7a’、7b’を裁断し、展
開状態のものを一工程で二組製造する。そして、図7に
示すように、厚紙7a’、7b’を折曲し、厚紙7a’
の一端部を厚紙7b’のフラップ7c’の内側に差し込
んで固定する。
うに、薄板60’及び厚紙7a’、7b’を裁断し、展
開状態のものを一工程で二組製造する。そして、図7に
示すように、厚紙7a’、7b’を折曲し、厚紙7a’
の一端部を厚紙7b’のフラップ7c’の内側に差し込
んで固定する。
【0029】使用に際しては、厚紙7a’の一端部を、
上記フラップ7c’による固定を解除して開き、柄7’
をその根元に設けた切断補助孔7d’の部分で切り離
す。
上記フラップ7c’による固定を解除して開き、柄7’
をその根元に設けた切断補助孔7d’の部分で切り離
す。
【0030】本実施形態のつまようじ1’は、上記つま
ようじ1と同様に、歯間部等の食物の残渣や歯垢などを
充分に取り除くことができ、且つその際に、香味、殺
菌、又は研磨等の効能を併せて発揮することができる。
また、複数のつまようじを一括して製造できるほか、柄
の部分をケースと一体的に製造でき、且つ一工程により
二組の製造が可能であるので、生産性に優れている。さ
らに、コンパクトに折り畳めるので、携帯性に優れてい
る。
ようじ1と同様に、歯間部等の食物の残渣や歯垢などを
充分に取り除くことができ、且つその際に、香味、殺
菌、又は研磨等の効能を併せて発揮することができる。
また、複数のつまようじを一括して製造できるほか、柄
の部分をケースと一体的に製造でき、且つ一工程により
二組の製造が可能であるので、生産性に優れている。さ
らに、コンパクトに折り畳めるので、携帯性に優れてい
る。
【0031】本発明のつまようじは、上記実施形態のつ
まようじ1、1’に限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲において、その寸法・形状等を適
宜変更することができる。
まようじ1、1’に限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲において、その寸法・形状等を適
宜変更することができる。
【0032】例えば、上記突起の形態は、つまようじ1
の突起5におけるように掃除部3の長さ方向に対して直
交する方向に形成することが好ましいが、その一部に、
掃除部の長さ方向に対して交差する方向の部分を形成し
たものであれば、特に制限されず、例えば、図10
(a)に示す実施形態の掃除部3’におけるように、側
面視してく字状の突起5’としても良い。また、図10
(b)に示す実施形態の掃除部3’におけるように、複
数の微小な小突起5’をランダムに配設した形態として
もよい。本発明のつまようじにおける突起は、掃除部の
全周に亘って形成することが好ましいが、掃除部の側面
部のみに形成してもよい。突起5の形態は、文字や絵等
を構成する形態としてもよい。
の突起5におけるように掃除部3の長さ方向に対して直
交する方向に形成することが好ましいが、その一部に、
掃除部の長さ方向に対して交差する方向の部分を形成し
たものであれば、特に制限されず、例えば、図10
(a)に示す実施形態の掃除部3’におけるように、側
面視してく字状の突起5’としても良い。また、図10
(b)に示す実施形態の掃除部3’におけるように、複
数の微小な小突起5’をランダムに配設した形態として
もよい。本発明のつまようじにおける突起は、掃除部の
全周に亘って形成することが好ましいが、掃除部の側面
部のみに形成してもよい。突起5の形態は、文字や絵等
を構成する形態としてもよい。
【0033】また、上記つまようじ1におけるように、
柄部2と掃除部3とを一体的に設けることが好ましい
が、例えば、図11(a)及び(b)に示す実施形態の
つまようじ1’におけるように、弾力性を有する掃除部
3’を備えた薄板状のつまようじ本体6’と、つまよう
じ本体6’の後端部を挿嵌可能な柄7’とで構成すると
ともに、これらを着脱自在な構成としてもよい。
柄部2と掃除部3とを一体的に設けることが好ましい
が、例えば、図11(a)及び(b)に示す実施形態の
つまようじ1’におけるように、弾力性を有する掃除部
3’を備えた薄板状のつまようじ本体6’と、つまよう
じ本体6’の後端部を挿嵌可能な柄7’とで構成すると
ともに、これらを着脱自在な構成としてもよい。
【0034】また、掃除部は、その弾力性を補強する上
で、上記実施形態のつまようじ1におけるように、連設
部4を介して柄部2と一体的に設け、且つ連設部から漸
次先細る形態とすることが好ましいが、図12に示す実
施形態のつまようじ1’のように、弾力性を有する掃除
部3’を備えた薄板状のつまようじ本体6’を設け、そ
の両側を複数の補強材8’で補強しても良い。
で、上記実施形態のつまようじ1におけるように、連設
部4を介して柄部2と一体的に設け、且つ連設部から漸
次先細る形態とすることが好ましいが、図12に示す実
施形態のつまようじ1’のように、弾力性を有する掃除
部3’を備えた薄板状のつまようじ本体6’を設け、そ
の両側を複数の補強材8’で補強しても良い。
【0035】また、掃除部の垂直断面形状は、図13
(a)〜(d)に示すような垂直断面形状としてもよ
い。この場合、同図に示したように、掃除部の角は面取
り加工を施すことが好ましい。
(a)〜(d)に示すような垂直断面形状としてもよ
い。この場合、同図に示したように、掃除部の角は面取
り加工を施すことが好ましい。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るつまようじは、歯間部等の
食物の残渣や歯垢などを充分に取り除くことができ、且
つその際に、香味、殺菌、又は研磨等の効能を併せて発
揮することができる。
食物の残渣や歯垢などを充分に取り除くことができ、且
つその際に、香味、殺菌、又は研磨等の効能を併せて発
揮することができる。
【図1】本発明に係るつまようじの第1実施形態を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】同実施形態のつまようじの側面図である。
【図3】図2の断面形状を示す拡大図であり、(a)は
図2のA−A断面図、(b)は図2のB−B断面図、
(c)は図2のC−C断面図、(d)は図2のD−D断
面図、(e)は図2のE−E断面図、(f)は図2のF
−F断面図である。
図2のA−A断面図、(b)は図2のB−B断面図、
(c)は図2のC−C断面図、(d)は図2のD−D断
面図、(e)は図2のE−E断面図、(f)は図2のF
−F断面図である。
【図4】同実施形態のつまようじの掃除部の形状を示す
図であり、(a)はつまようじの軸線方向における掃除
部の垂直断面図、(b)はつまようじの軸線を含む掃除
部の垂直断面図、(c)はつまようじの軸線を含む該掃
除部の水平断面図である。
図であり、(a)はつまようじの軸線方向における掃除
部の垂直断面図、(b)はつまようじの軸線を含む掃除
部の垂直断面図、(c)はつまようじの軸線を含む該掃
除部の水平断面図である。
【図5】同実施形態のつまようじの掃除部の形状を示す
要部側面図である。
要部側面図である。
【図6】本発明に係るつまようじの第2実施形態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】同実施形態のつまようじを一部を断面視した側
面図である。
面図である。
【図8】同実施形態のつまようじの製造工程を示す図で
あり、(a)は突起(突条)を備えた薄板を示す側面
図、(b)は同薄板に厚紙を貼り合わせた状態を示す側
面図、(c)は薄板及び厚紙を裁断した状態を示す側面
図である。
あり、(a)は突起(突条)を備えた薄板を示す側面
図、(b)は同薄板に厚紙を貼り合わせた状態を示す側
面図、(c)は薄板及び厚紙を裁断した状態を示す側面
図である。
【図9】同実施形態のつまようじの製造工程を示す図で
あり、(a)は図8(a)の平面図相当図、(b)は図
8(b)の平面図相当図、(c)は図8(c)の平面図
相当図である。
あり、(a)は図8(a)の平面図相当図、(b)は図
8(b)の平面図相当図、(c)は図8(c)の平面図
相当図である。
【図10】本発明に係るつまようじの掃除部の他の形態
を示す図であり、(a)はつまようじの掃除部の他の形
態を示す要部側面図、(b)はつまようじの掃除部の他
の形態を示す要部側面図である。
を示す図であり、(a)はつまようじの掃除部の他の形
態を示す要部側面図、(b)はつまようじの掃除部の他
の形態を示す要部側面図である。
【図11】本発明に係るつまようじの掃除部に形成する
突起の他の形態を示す図であり、(a)はつまようじ本
体と柄とを分離した状態を示す斜視図、(b)はつまよ
うじ本体と柄とを組み付けた状態を示す斜視図である。
突起の他の形態を示す図であり、(a)はつまようじ本
体と柄とを分離した状態を示す斜視図、(b)はつまよ
うじ本体と柄とを組み付けた状態を示す斜視図である。
【図12】本発明に係るつまようじの他の実施形態を示
す要部平面図である。
す要部平面図である。
【図13】(a)〜(d)は、それぞれ本発明に係るつ
まようじの他の実施形態における掃除部の垂直断面形状
を示す断面図である。
まようじの他の実施形態における掃除部の垂直断面形状
を示す断面図である。
1、1’ つまようじ 3、3’ 掃除部 5、5’ 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 弾力性を有する掃除部3を備え、且つ該
掃除部3の表面に複数の突起5を一体的に形成したつま
ようじであって、少なくとも該突起5部分の合成樹脂
に、香味剤、殺菌剤、又は研磨剤を含むことを特徴とす
るつまようじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16221596A JPH105251A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | つまようじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16221596A JPH105251A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | つまようじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH105251A true JPH105251A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15750160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16221596A Pending JPH105251A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | つまようじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH105251A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2822673A1 (fr) * | 2001-03-29 | 2002-10-04 | Rowenta Werke Gmbh | Dispositif de nettoyage de l'intervalle des dents |
WO2004082514A1 (es) * | 2003-03-18 | 2004-09-30 | Contreras Hernandez Jose Migue | Instrumento multiuso flexible aséptico |
JP2012501368A (ja) * | 2008-08-29 | 2012-01-19 | エー.シュルマン,インク. | 最適化された風味付けされたポリマー組成物 |
EP3123977A4 (en) * | 2014-03-27 | 2017-12-20 | Sunstar Suisse SA | Interdental cleaning tool and method for manufacturing same |
JP6386153B1 (ja) * | 2017-10-16 | 2018-09-05 | 興和商事株式会社 | 歯間清掃具 |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP16221596A patent/JPH105251A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2822673A1 (fr) * | 2001-03-29 | 2002-10-04 | Rowenta Werke Gmbh | Dispositif de nettoyage de l'intervalle des dents |
WO2004082514A1 (es) * | 2003-03-18 | 2004-09-30 | Contreras Hernandez Jose Migue | Instrumento multiuso flexible aséptico |
JP2012501368A (ja) * | 2008-08-29 | 2012-01-19 | エー.シュルマン,インク. | 最適化された風味付けされたポリマー組成物 |
EP3123977A4 (en) * | 2014-03-27 | 2017-12-20 | Sunstar Suisse SA | Interdental cleaning tool and method for manufacturing same |
JP6386153B1 (ja) * | 2017-10-16 | 2018-09-05 | 興和商事株式会社 | 歯間清掃具 |
JP2019072168A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 興和商事株式会社 | 歯間清掃具 |
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