JPH1052089A - ロボット用モータ制御装置 - Google Patents

ロボット用モータ制御装置

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JPH1052089A
JPH1052089A JP21665196A JP21665196A JPH1052089A JP H1052089 A JPH1052089 A JP H1052089A JP 21665196 A JP21665196 A JP 21665196A JP 21665196 A JP21665196 A JP 21665196A JP H1052089 A JPH1052089 A JP H1052089A
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JP
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torque
motor
speed
unit
armature
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JP21665196A
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Masahide Kimura
正秀 木村
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置・速度及びトルクの両方をプログラム入
力できるようにする。 【解決手段】 プログラムP1 通りにマニピュレータ等
82を動かすためのモータ14の回転量等の目標値を算
出する軌道生成部16と、マニピュレータ等82の位置
・速度を検出する位置・速度検出部18と、電機子14
aの電流Ia及び界磁コイル14fの電流Ifの積に基
づいてモータ14のトルクを検出するトルク検出部20
と、算出された目標値及び検出された位置・速度に基づ
き電機子14aに供給する電圧Va及び電流Iaを制御
する位置・速度制御部22と、算出された目標値及び検
出されたトルクに基づき電流Ifを制御するトルク制御
部24と、検出されたトルクに基づき電圧Vaを位置・
速度制御部22を介して制御するトルク干渉補正部26
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットのマニピ
ュレータ等を動かすモータを制御するためのロボット用
モータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のかかるロボット用モータ
制御装置の一例を示す機能ブロック図である。図8は、
図7のロボット用モータ制御装置で用いられるプログラ
ムの記述例を示す説明図である。以下、これらの図面に
基づき説明する。
【0003】ロボット用モータ制御装置80は、マニピ
ュレータ等82に関する位置・速度のデータを含むプロ
グラムP2 を入力する作業内容教示部84と、作業内容
教示部84で入力されたプログラムP2 通りにマニピュ
レータ等82を動かすためのモータ86の回転量、回転
速度及び回転加速度の目標値を算出する軌道生成部88
と、マニピュレータ等82の位置・速度を検出する位置
・速度検出部90と、軌道生成部88で算出された目標
値及び位置・速度検出部90で検出された位置・速度に
基づきモータ86に供給する電流を制御する位置・速度
制御部92とを備えたものである。
【0004】次に、ロボット用モータ制御装置80の動
作を説明する。まず、作業者がプログラムP2 を作業内
容教示部84に入力する。すると、軌道生成部88で
は、プログラムP2 通りにマニピュレータ等82を動か
すための、モータ86の回転量、回転速度及び回転加速
度の目標値が算出される。そして、位置・速度制御部9
2は、位置・速度検出部90で検出された位置・速度が
軌道生成部88で算出された目標値に一致するように、
モータ86に供給する電流を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のロボット用モー
タ制御装置では、速度を制御することにより結果的にト
ルクを制御する構成になっているので、位置・速度又は
トルクのどちらか一方しかプログラム入力できなかっ
た。すなわち、従来のロボット用モータ制御装置では、
位置・速度とトルクとが互いに干渉し合うことにより、
位置・速度とトルクとを独立に制御できないという問題
があった。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、位置・速度と
トルクとを独立に制御することにより、位置・速度及び
トルクの両方をプログラム入力できるロボット用モータ
制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロボット用
モータ制御装置は、ロボットのマニピュレータ等を動か
す直流他励式のモータの制御装置である。すなわち、前
記マニピュレータ等に関する位置・速度及びトルクのデ
ータを含むプログラムを入力する作業内容教示部と、こ
の作業内容教示部で入力されたプログラム通りに前記マ
ニピュレータ等を動かすための前記モータの回転量、回
転速度及び回転加速度の目標値を算出する軌道生成部
と、前記マニピュレータ等の位置・速度を検出する位置
・速度検出部と、前記モータの電機子の電流及び界磁コ
イルの電流の積に基づいて当該モータのトルクを検出す
るトルク検出部と、前記軌道生成部で算出された目標値
及び前記位置・速度検出部で検出された位置・速度に基
づき前記電機子に供給する電圧及び電流を制御する位置
・速度制御部と、前記軌道生成部で算出された目標値及
び前記トルク検出部で検出されたトルクに基づき前記界
磁コイルに供給する電流を制御するトルク制御部と、前
記トルク検出部で検出されたトルクに基づき前記電機子
に供給する電圧を前記位置・速度制御部を介して制御す
るトルク干渉補正部とを備えている。「マニピュレータ
等」とは、マニピュレータの代わりに工具等でもよいと
いう意味である。
【0008】作業者は、位置・速度及びトルクのデータ
を含むプログラムを作業内容教示部に入力する。する
と、軌道生成部では、プログラム通りにマニピュレータ
等を動かすための、モータの回転量、回転速度及び回転
加速度の目標値が算出される。そして、位置・速度制御
部は、位置・速度検出部で検出された位置・速度が軌道
生成部で算出された目標値に一致するように、電機子に
供給する電圧及び電流を制御する。このとき、トルク干
渉補正部は、トルク検出部で検出されたトルクに基づ
き、電機子に供給する電圧を位置・速度制御部を介して
制御する。一方、トルク制御部は、トルク検出部で検出
されたトルクが軌道生成部で算出された目標値に一致す
るように、界磁コイルに供給する電流を制御する。
【0009】モータのトルクは、電機子の電流及び界磁
コイルの電流の積に基づいて検出している。そのため、
外界トルクセンサを用いた場合に比べて、負荷や発生ト
ルクの変化に基づくトルク検出の遅れに基づく、トルク
制御の遅れを少なくして、特に過渡的なトルク制御特性
を改善することができる。したがって、外的要因の変動
にリアルタイムに応答して、所望のトルク可変特性を発
揮できる。これは、「(電機子の電流)×(界磁コイル
の電流) 出力トルク」という関係があるからである。
【0010】界磁コイルの電流を変化させると、電機子
に生じる逆誘起電圧も変化してしまう。そのため、位置
・速度制御部で予め設定されてあった条件も変わってし
まうので、トルク干渉補正部が電機子に供給する電圧を
制御している。例えば、界磁コイルの電流を増加させる
と、電機子の逆誘起電圧も増加するので、電機子に供給
する電圧を増加させる。
【0011】軌跡、位置、速度等を設定した場合、負荷
の状態予測により、大きいトルクから小さいトルクまで
のきめ細かい設定が可能である。すなわち、大きい負荷
を予測してプログラム設定時に大きいトルクを設定し、
又は、小さい負荷を予測してプログラム設定時に小さい
トルクを設定する。したがって、150 %、300 %、500
%等の制限トルク(電流)の半固定状態ではなく、プロ
グラム上で任意にトルクを設定できる。
【0012】また、前記ロボット用モータ制御装置にお
いて、前記モータの温度を検出する温度検出部が付設さ
れ、前記トルク制御部には、この温度検出部で検出され
た温度に基づき前記モータの過熱を防ぐように前記電流
を制御する機能が付設されたものとしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るロボット用
モータ制御装置の第一実施形態を示す機能ブロックであ
る。図2は、図1のロボット用モータ制御装置における
位置・速度検出部、トルク検出部、位置・速度制御部、
トルク制御部及びトルク干渉補正部の一例をより詳細に
示した機能ブロック図である。以下、これらの図面に基
づき説明する。
【0014】ロボット用モータ制御装置10は、マニピ
ュレータ等82に関する位置・速度及びトルクのデータ
を含むプログラムP1 (図4)を入力する作業内容教示
部12と、作業内容教示部12で入力されたプログラム
通りにマニピュレータ等82を動かすためのモータ14
の回転量、回転速度及び回転加速度の目標値を算出する
軌道生成部16と、マニピュレータ等82の位置・速度
を検出する位置・速度検出部18と、モータ14の電機
子14aの電流Ia及び界磁コイル14fの電流Ifの
積Ia・Ifに基づいてモータ14のトルクを検出する
トルク検出部20と、軌道生成部16で算出された目標
値及び位置・速度検出部18で検出された位置・速度に
基づき電機子14aに供給する電圧Va及び電流Iaを
制御する位置・速度制御部22と、軌道生成部16で算
出された目標値及びトルク検出部20で検出されたトル
クに基づき界磁コイル14fに供給する電流Ifを制御
するトルク制御部24と、トルク検出部20で検出され
たトルクに基づき電機子14aに供給する電圧Vaを位
置・速度制御部18を介して制御するトルク干渉補正部
26とを備えている。
【0015】モータ14は、電機子14aと界磁コイル
14fとが別々の電源によって通電される、直流他励式
である。作業内容教示部12及び軌道生成部16は、マ
イクロコンピュータを中心に構成された一般的なもので
ある。
【0016】位置・速度検出部18は、電機子14aに
連動して回転するロータリエンコーダ181と、ロータ
リエンコーダ181から得られた信号を増幅するパルス
ジェネレータ182とから構成されている。位置・速度
検出部18は、モータ14の回転数を検出することによ
り、マニピュレータ等82の位置・速度を間接的に検出
する。トルク検出部20は、電流Iaを検出する電流セ
ンサ20aと、電流Ifを検出する電流センサ20f
と、積Ia・Ifに基づいてモータ14のトルクを算出
しこのトルクに対応する直流電圧を出力するトルクセン
サ201とから構成されている。位置・速度制御部22
は、位置調節器221、減算器222、F/Vコンバー
タ223、速度サーボアンプ224等によって構成され
ている。トルク制御部24は、減算器241、トルクサ
ーボアンプ242、カレントレギュレータ244等によ
って構成されている。トルク干渉補正部26は、PID
制御器243、ボルテージレギュレータ245等によっ
て構成されている。
【0017】位置調節器221は、偏差カウンタであ
り、位置・速度指令によって与えられる回転指令パルス
数と、パルスジェネレータ182から得られたパルス数
との差(溜まりパルス)を絶えず記憶しており、溜まり
パルスが0になった時点でモータ14の回転を停止させ
るように制御する。位置調節器221の溜まりパルス数
は、アナログ電圧として出力され、減算器223でF/
Vコンバータ223の出力電圧分を差し引かれた後、速
度サーボアンプ224へ出力される。速度サーボアンプ
224は、入力電圧に応じたデューティー比で電機子1
4aに対してPWM制御を行う。このときの電機子14
aに印加される電圧Vaは、ボルテージレギュレータ2
45の出力電圧である。
【0018】トルク指令はトルクに対応したアナログ電
圧であり、減算器241でトルクセンサ201の出力電
圧分が差し引かれた後、トルクサーボアンプ242へ出
力される。トルクサーボアンプ242の出力信号は、カ
レントレギュレータ244及びPID制御器243へ出
力される。カレントレギュレータ244は、トルクサー
ボアンプ242の出力信号に応じて、出力する定電流値
を変化させる。ボルテージレギュレータ245は、PI
D制御器243の出力信号に応じて、出力する定電圧値
を変化させる。
【0019】図3は、モータ14のトルク特性を示すグ
ラフである。以下、図1乃至図3に基づき説明する。
【0020】図3において、横軸に回転数(N)を示
し、縦軸にトルク(T)を示している。モータ14のト
ルクTは、次式によって示される。T=k2 ・k3 ・I
f・(Va−k1 ・k3 ・N・If)/Ra・・・
(1)。ここで、Ra は電機子14aの抵抗、k1 ,
2 ,k3 は定数である。縦軸上の点は、各トルク特性に
おける回転数N=0のときのトルクすなわち拘束トルク
を示し、その値は、k2 ・k3 ・Ia・Ifによっで示
される。また、横軸上の点は、トルクT=0のときの回
転数すなわち無負荷回転数を示し、その値はVa/(k
1 ・k3 ・If)である。
【0021】図3から明らかなように、トルク特性は、
電圧Vaが増大すると平行移動してトルク,回転数とも
に増加する。電圧Vaが一定のとき、電流Ifが増加す
ると、特性の傾斜が大きくなって、トルクが増大すると
ともに回転数が減少し、電流Ifが減少すると、特性の
傾斜が小さくなって、トルクが減少するとともに回転数
が増大する。したがって、電圧Va,電流Ia,Ifを
様々に変化させることによって、多様なトルク特性が得
られることから、位置・速度とトルクとを独立に制御す
ることが可能となる。例えば、一定の回転数(速度)を
維持したままトルクを増減したり、一定のトルクを維持
したままを回転数(速度)を増減したり、回転数(速
度)及びトルクをともに増減したりすることが可能とな
る。
【0022】ロボット用モータ制御装置10において
は、積Ia・Ifに基づいてトルクを求め、これを例え
ば微分することで、モータ14の負荷トルク変動を算出
する。そして、このようにして求められた負荷トルク変
化率を位置・速度制御部22及びトルク制御部24へフ
ィードバックすることにより慣性負荷の存在に基づく制
御の遅れを少なくして、トルク制御特性をより向上させ
るようにしている。
【0023】図4は、図1のロボット用モータ制御装置
で用いられるプログラムの記述例を示す説明図である。
以下、図1乃至図4に基づきロボット用モータ制御装置
10の動作を説明する。
【0024】作業者は、まず、図4に示すような位置・
速度及びトルクのデータを含むプログラムP1 を作業内
容教示部に入力する。トルクについては、例えば定格ト
ルクに対して「1〜9000%」の範囲で入力する。する
と、軌道生成部16では、プログラムP1 通りにマニピ
ュレータ等82を動かすための、モータ14の回転量、
回転速度及び回転加速度の目標値が算出される。位置・
速度制御部22は、位置・速度検出部18で検出された
位置・速度が軌道生成部16で算出された目標値に一致
するように、電機子14aに供給する電圧Va及び電流
Iaを制御する。このとき、トルク干渉補正部26は、
トルク検出部20で検出されたトルクに基づき、電機子
14aに供給する電圧Vaを位置・速度制御部22を介
して制御する。トルク制御部24は、トルク検出部20
で検出されたトルクが軌道生成部16で算出された目標
値に一致するように、界磁コイル14fに供給する電流
Ifを制御する。
【0025】図5は、本発明に係るロボット用モータ制
御装置の第二実施形態を示す機能ブロックである。図6
は、図5のロボット用モータ制御装置における位置・速
度検出部、トルク検出部、位置・速度制御部、トルク制
御部、トルク干渉補正部及び温度検出部の一例をより詳
細に示した機能ブロック図である。以下、これらの図面
に基づき説明する。ただし、図1及び図2と同一部分は
同一符号を付すことにより重複説明を省略する。
【0026】ロボット用モータ制御装置30には、モー
タ14の温度を検出する温度検出部32が付設されてい
る。そして、トルク制御部34には、温度検出部32で
検出された温度に基づきモータ14の過熱を防ぐように
電流Ifを制御する機能が付設されている。温度検出部
32は、例えば図示しないが、モータ14の筐体に密接
した状態で取り付けられたサーミスタと、サーミスタの
抵抗値が一定以上になるとHレベル電圧を出力する出力
回路とから構成されている。温度検出部32の出力電圧
は、減算器241でトルクサーボアンプ242の入力電
圧を差し引く。したがって、モータ14が過熱すると電
流Ifが減少することにより、モータ14が保護され
る。特に、回転数(位置・速度)とトルクとを独立に制
御すると、モータ14が過熱しやすくなるので、ロボッ
ト用モータ制御装置30は本発明に好ましい形態であ
る。従来技術では、図4から明らかなように、回転数と
トルクとがおおよそ反比例することから、このような問
題はあまり生じない。
【0027】
【発明の効果】請求項1又は2記載のロボット用モータ
制御装置によれば、直流他励式のモータを用い、電機子
の電流及び界磁コイルの電流の積に基づいてモータのト
ルクを検出し、このトルクに基づき電機子及び界磁コイ
ルを通電制御することにより、位置・速度とトルクとを
独立に制御できるので、位置・速度及びトルクの両方を
簡単にプログラム入力できる。
【0028】請求項2記載のロボット用モータ制御装置
によれば、モータの温度を検出し、この温度に基づきモ
ータの過熱を防ぐように通電制御することにより、モー
タを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロボット用モータ制御装置の第一
実施形態を示す機能ブロックである。
【図2】図1のロボット用モータ制御装置における位置
・速度検出部、トルク検出部、位置・速度制御部、トル
ク制御部及びトルク干渉補正部の一例をより詳細に示し
た機能ブロック図である。
【図3】直流他励式のモータのトルク特性を示すグラフ
である。
【図4】図1のロボット用モータ制御装置で用いられる
プログラムの記述例を示す説明図である。
【図5】本発明に係るロボット用モータ制御装置の第二
実施形態を示す機能ブロックである。
【図6】図5のロボット用モータ制御装置における位置
・速度検出部、トルク検出部、位置・速度制御部、トル
ク制御部、トルク干渉補正部及び温度検出部の一例をよ
り詳細に示した機能ブロック図である。
【図7】従来のロボット用モータ制御装置の一例を示す
機能ブロックである。
【図8】図7のロボット用モータ制御装置で用いられる
プログラムの記述例を示す説明図である。
【符号の説明】
10,30 ロボット用モータ制御装置 12 作業内容教示部 14 モータ 14a 電機子 14f 界磁コイル 16 軌道生成部 18 位置・速度検出部 20 トルク検出部 22 位置・速度制御部 24,34 トルク制御部 26 トルク干渉補正部 32 温度検出部 82 マニピュレータ等 Ia 電機子の電流 If 界磁コイルの電流 Va 電機子の電圧 P1 プログラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットのマニピュレータ等を動かす直
    流他励式のモータの制御装置であって、 前記マニピュレータ等に関する位置・速度及びトルクの
    データを含むプログラムを入力する作業内容教示部と、
    この作業内容教示部で入力されたプログラム通りに前記
    マニピュレータ等を動かすための前記モータの回転量、
    回転速度及び回転加速度の目標値を算出する軌道生成部
    と、前記マニピュレータ等の位置・速度を検出する位置
    ・速度検出部と、前記モータの電機子の電流及び界磁コ
    イルの電流の積に基づいて当該モータのトルクを検出す
    るトルク検出部と、前記軌道生成部で算出された目標値
    及び前記位置・速度検出部で検出された位置・速度に基
    づき前記電機子に供給する電圧及び電流を制御する位置
    ・速度制御部と、前記軌道生成部で算出された目標値及
    び前記トルク検出部で検出されたトルクに基づき前記界
    磁コイルに供給する電流を制御するトルク制御部と、前
    記トルク検出部で検出されたトルクに基づき前記電機子
    に供給する電圧を前記位置・速度制御部を介して制御す
    るトルク干渉補正部とを備えた、ロボット用モータ制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記モータの温度を検出する温度検出部
    が付設され、 前記トルク制御部には、この温度検出部で検出された温
    度に基づき前記モータの過熱を防ぐように前記電流を制
    御する機能が付設された、 請求項1記載のロボット用モータ制御装置。
JP21665196A 1996-07-30 1996-07-30 ロボット用モータ制御装置 Withdrawn JPH1052089A (ja)

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