JPH1051821A - ページング信号によるデータ表示システム - Google Patents
ページング信号によるデータ表示システムInfo
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- JPH1051821A JPH1051821A JP8324041A JP32404196A JPH1051821A JP H1051821 A JPH1051821 A JP H1051821A JP 8324041 A JP8324041 A JP 8324041A JP 32404196 A JP32404196 A JP 32404196A JP H1051821 A JPH1051821 A JP H1051821A
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- code
- display
- signal
- display system
- Prior art date
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ページングシステムを利用して遠隔地へのデ
ータ表示を効率的に行う。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ1で送信情報を
コード化してメッセージコードとし、それをページング
システムの1回の送信動作で送信できる小メッセージコ
ードに分割し、この小メッセージコードを順次自動送信
する。ページングシステム経由でおくられてきたメッセ
ージコードはページアダプター6で受信され、これが表
示装置5へ入力される。表示装置5では、このメッセー
ジコードを解読して表示ボード8への表示データを生成
し、かつ表示制御を行う。
ータ表示を効率的に行う。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ1で送信情報を
コード化してメッセージコードとし、それをページング
システムの1回の送信動作で送信できる小メッセージコ
ードに分割し、この小メッセージコードを順次自動送信
する。ページングシステム経由でおくられてきたメッセ
ージコードはページアダプター6で受信され、これが表
示装置5へ入力される。表示装置5では、このメッセー
ジコードを解読して表示ボード8への表示データを生成
し、かつ表示制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページャ信号表示
システムに係わり、特に表示データあるいは一斉通知の
ための情報をページャを介して送信し、データ表示手段
に表示し、あるいは音声出力するためのページング信号
によるデータ表示システムに関する。
システムに係わり、特に表示データあるいは一斉通知の
ための情報をページャを介して送信し、データ表示手段
に表示し、あるいは音声出力するためのページング信号
によるデータ表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ページャ装置については特開平6
−118937「無線符号受信機」に記載の装置が存在
する。これは、無線ページング信号をアンテナで受信
し、レシーバ、デコーダを介して受信したことをスピー
カやバイブレータ等で携帯者に知らせると同時に、メッ
セージデータをページャの表示部に表示するものであ
る。
−118937「無線符号受信機」に記載の装置が存在
する。これは、無線ページング信号をアンテナで受信
し、レシーバ、デコーダを介して受信したことをスピー
カやバイブレータ等で携帯者に知らせると同時に、メッ
セージデータをページャの表示部に表示するものであ
る。
【0003】図2は、従来の情報表示システムの構成例
を示すブロック図で、公衆電話回線網(あるいは専用
線)を介して表示内容を送信し表示するものである。即
ち銀行本部管理端末21は、各種メッセージの入力各種
表示条件を設定する。通信制御装置22は、端末21か
らのデータを公衆回線で使用可能な形式の信号(デー
タ)に変換し、公衆電話回線網23へ送る。表示ボード
24、24、…は公衆電話回線を通じて送られてくるデ
ータを、各ボード単位に受信し、これを表示する。
を示すブロック図で、公衆電話回線網(あるいは専用
線)を介して表示内容を送信し表示するものである。即
ち銀行本部管理端末21は、各種メッセージの入力各種
表示条件を設定する。通信制御装置22は、端末21か
らのデータを公衆回線で使用可能な形式の信号(デー
タ)に変換し、公衆電話回線網23へ送る。表示ボード
24、24、…は公衆電話回線を通じて送られてくるデ
ータを、各ボード単位に受信し、これを表示する。
【0004】上記のような情報表示システムの例として
は、例えば特開平7−44119「蛍光表示管及びそれ
を用いた情報表示装置」に記載の装置がある。このよう
な装置は、例えば銀行や証券会社といった金融会社に使
われたり、病院の案内に使われたりする。例えば、銀行
では各支店に上記表示ボードを1台〜数台設定してお
き、本店からの金融情報を公衆回線を介して受け取り、
表示ボードに表示する。また、病院にあっては、受付の
近くに表示ボードを設置しておき、各科の担当医の氏
名、診療時間の表示、診察順番の案内等を行う。この場
合、受付からの表示内容の指示は専用線で行う例が多い
が、大きな病院になると公衆回線を通じて表示内容を指
示することがある。
は、例えば特開平7−44119「蛍光表示管及びそれ
を用いた情報表示装置」に記載の装置がある。このよう
な装置は、例えば銀行や証券会社といった金融会社に使
われたり、病院の案内に使われたりする。例えば、銀行
では各支店に上記表示ボードを1台〜数台設定してお
き、本店からの金融情報を公衆回線を介して受け取り、
表示ボードに表示する。また、病院にあっては、受付の
近くに表示ボードを設置しておき、各科の担当医の氏
名、診療時間の表示、診察順番の案内等を行う。この場
合、受付からの表示内容の指示は専用線で行う例が多い
が、大きな病院になると公衆回線を通じて表示内容を指
示することがある。
【0005】出願人は、上記のような情報表示装置で用
いる表示ボードを開発、製品化している。ここで、表示
ボードについては、サイズが縦*横*奥行き=数10c
m*数10cm*数cm程度であり、縦に大きい縦型、
横に大きい横型のものなどがある。表示行数は、6行タ
イプ、9行タイプ、12行タイプ等があり、1行の桁数
は例えば全角10文字や全角16文字である。1行の表
示サイズは、例えば縦*横=25mm*315mm程度
である。表示媒体としては、LED、LCD、蛍光表示
管等が使われる。また、設置形態には、壁掛け型、スタ
ンド型がある。
いる表示ボードを開発、製品化している。ここで、表示
ボードについては、サイズが縦*横*奥行き=数10c
m*数10cm*数cm程度であり、縦に大きい縦型、
横に大きい横型のものなどがある。表示行数は、6行タ
イプ、9行タイプ、12行タイプ等があり、1行の桁数
は例えば全角10文字や全角16文字である。1行の表
示サイズは、例えば縦*横=25mm*315mm程度
である。表示媒体としては、LED、LCD、蛍光表示
管等が使われる。また、設置形態には、壁掛け型、スタ
ンド型がある。
【0006】さらに、表示データの送信を、有線等の通
常の公衆電話回線ではなく、ページングシステムを利用
して行い、これを上記したような表示ボードに表示する
技術としては、例えば特開平5−227317号に記載
の「無線テレメータ装置」や特開平7−67162号に
記載の「無線呼出システムによる遠隔制御方式」があ
る。これらの装置では、例えば駐車場の駐車状況等を示
すデータを収集して、ページングシステムで送信可能な
文字を用いたコードに変換し、これをページングシステ
ムを介してページャ端末へ送信し、受信部ではページャ
の表示器に表示する。さらにこの表示された文字を光学
的に読み取って、この文字列の示しているコードを解読
し、コードに対応する表示情報を格納した記憶手段から
表示情報を取り出し、表示手段へ表示する。このような
ページングシステムを伝送路として利用した情報表示シ
ステムは、ページャ端末を利用することで、専用の無線
周波数の割当を受けて無線回線を設置したり、有線公衆
網あるいは専有電話回線を利用してその端末から表示ボ
ードへの配線を行うなどの設備が必要でなくなり、経済
的に情報表示システムを構築できる利点がある。
常の公衆電話回線ではなく、ページングシステムを利用
して行い、これを上記したような表示ボードに表示する
技術としては、例えば特開平5−227317号に記載
の「無線テレメータ装置」や特開平7−67162号に
記載の「無線呼出システムによる遠隔制御方式」があ
る。これらの装置では、例えば駐車場の駐車状況等を示
すデータを収集して、ページングシステムで送信可能な
文字を用いたコードに変換し、これをページングシステ
ムを介してページャ端末へ送信し、受信部ではページャ
の表示器に表示する。さらにこの表示された文字を光学
的に読み取って、この文字列の示しているコードを解読
し、コードに対応する表示情報を格納した記憶手段から
表示情報を取り出し、表示手段へ表示する。このような
ページングシステムを伝送路として利用した情報表示シ
ステムは、ページャ端末を利用することで、専用の無線
周波数の割当を受けて無線回線を設置したり、有線公衆
網あるいは専有電話回線を利用してその端末から表示ボ
ードへの配線を行うなどの設備が必要でなくなり、経済
的に情報表示システムを構築できる利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般的に広く利用され
ているページングシステムとしては、1度の送信操作で
送信し得るデータ量が、例えば文字コードデータで10
文字程度に限られており、多量のデータを送信しようと
する場合には、送信者がデータを分割して各分割データ
毎に送信操作を幾度も繰り返し行わなければならなかっ
た。すなわち、ページャの電話番号を電話機から入力し
てシステムのサービスセンタを呼び出しし、案内メッセ
ージが流れた後、送信するデータを入力するといった煩
雑な送信操作を、送信者が繰り返し行うのである。この
ため、表示ボードに多量の情報を表示したり、比較的複
雑な表示制御を行う時には、多量の情報伝送が必要にな
るから、送信操作を送信者が繰り返し行わなければなら
ない。従って、操作に多大な手間及び時間がかかるばか
りか、何度もの繰り返しで同じ電話番号を入力操作する
ことから誤入力も生じ易く、確実な遠隔からの表示や表
示制御を迅速に行うことが困難であるという問題があっ
た。
ているページングシステムとしては、1度の送信操作で
送信し得るデータ量が、例えば文字コードデータで10
文字程度に限られており、多量のデータを送信しようと
する場合には、送信者がデータを分割して各分割データ
毎に送信操作を幾度も繰り返し行わなければならなかっ
た。すなわち、ページャの電話番号を電話機から入力し
てシステムのサービスセンタを呼び出しし、案内メッセ
ージが流れた後、送信するデータを入力するといった煩
雑な送信操作を、送信者が繰り返し行うのである。この
ため、表示ボードに多量の情報を表示したり、比較的複
雑な表示制御を行う時には、多量の情報伝送が必要にな
るから、送信操作を送信者が繰り返し行わなければなら
ない。従って、操作に多大な手間及び時間がかかるばか
りか、何度もの繰り返しで同じ電話番号を入力操作する
ことから誤入力も生じ易く、確実な遠隔からの表示や表
示制御を迅速に行うことが困難であるという問題があっ
た。
【0008】本発明の目的は、既存のページングシステ
ムを利用しての多量なデータの送信・表示を確実かつ迅
速に実現することのできるページング信号によるデータ
表示システムを提供することにある。また、本発明の他
の目的は、地域、団体等のグループ毎に特有のメッセー
ジを、効率よく伝送し表示できるようにしたページング
信号によるデータ表示システムを提供することにある。
ムを利用しての多量なデータの送信・表示を確実かつ迅
速に実現することのできるページング信号によるデータ
表示システムを提供することにある。また、本発明の他
の目的は、地域、団体等のグループ毎に特有のメッセー
ジを、効率よく伝送し表示できるようにしたページング
信号によるデータ表示システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、表示用メッセージ及び表示制御用情報
をコード化してメッセージコードとし、そのメッセージ
コードをページングシステムでの1回の送信動作で送信
可能な長さの小メッセージコードに分割し、該小メッセ
ージコードの各々に呼び出し用IDコードを付加したペ
ージングシステムの送信信号を生成し、公衆回線網に自
動的にアクセスすることにより順次送信するための送信
端末と、前記IDコードが登録され、前記送信端末から
送信され送信信号を公衆回線網及びページングシステム
の無線基地局を介して受信し、前記メッセージコードを
取り出すためのページャアダプタと、表示手段と、前記
ページャアダプタからのメッセージコードを処理して前
記表示手段へ表示する表示データの生成とその表示制御
を行うための表示制御手段と、を備えたことを特徴とす
るページング信号によるデータ表示システムを開示す
る。
めに、本発明は、表示用メッセージ及び表示制御用情報
をコード化してメッセージコードとし、そのメッセージ
コードをページングシステムでの1回の送信動作で送信
可能な長さの小メッセージコードに分割し、該小メッセ
ージコードの各々に呼び出し用IDコードを付加したペ
ージングシステムの送信信号を生成し、公衆回線網に自
動的にアクセスすることにより順次送信するための送信
端末と、前記IDコードが登録され、前記送信端末から
送信され送信信号を公衆回線網及びページングシステム
の無線基地局を介して受信し、前記メッセージコードを
取り出すためのページャアダプタと、表示手段と、前記
ページャアダプタからのメッセージコードを処理して前
記表示手段へ表示する表示データの生成とその表示制御
を行うための表示制御手段と、を備えたことを特徴とす
るページング信号によるデータ表示システムを開示す
る。
【0010】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記送信端末は、前
記IDコード発呼のあと、該IDコードを受信した公衆
回線網端局から返送されるところの入力待ち信号音を検
出するための信号音検出手段を備え、該手段により前記
入力待ち信号音が検出されたときに前記小メッセージコ
ードの1つを送信することを特徴とするページング信号
によるデータ表示システムを開示する。
よるデータ表示システムにおいて、前記送信端末は、前
記IDコード発呼のあと、該IDコードを受信した公衆
回線網端局から返送されるところの入力待ち信号音を検
出するための信号音検出手段を備え、該手段により前記
入力待ち信号音が検出されたときに前記小メッセージコ
ードの1つを送信することを特徴とするページング信号
によるデータ表示システムを開示する。
【0011】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記送信端末は、前
記IDコード発呼時にスタートし、予め定められた設定
時間が経過すると入力信号を出力するためのタイマを備
え、該タイマから前記入力信号が出力されたときに前記
小メッセージコードの1つを送信することを特徴とする
ページング信号によるデータ表示システムを開示する。
よるデータ表示システムにおいて、前記送信端末は、前
記IDコード発呼時にスタートし、予め定められた設定
時間が経過すると入力信号を出力するためのタイマを備
え、該タイマから前記入力信号が出力されたときに前記
小メッセージコードの1つを送信することを特徴とする
ページング信号によるデータ表示システムを開示する。
【0012】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記送信端末は、前
記IDコード発呼のあと、該IDコードを受信した公衆
回線網端局から返送されるところの案内メッセージを遮
断するための遮断信号を出力し、かつその出力と同時に
スタートして、予め定められた設定時間が経過すると入
力信号を出力するための遮断信号発生手段を備え、該遮
断信号発生手段から前記入力信号が出力されたときに前
記小メッセージコードの1つを送信することを特徴とす
るページング信号によるデータ表示システムを開示す
る。
よるデータ表示システムにおいて、前記送信端末は、前
記IDコード発呼のあと、該IDコードを受信した公衆
回線網端局から返送されるところの案内メッセージを遮
断するための遮断信号を出力し、かつその出力と同時に
スタートして、予め定められた設定時間が経過すると入
力信号を出力するための遮断信号発生手段を備え、該遮
断信号発生手段から前記入力信号が出力されたときに前
記小メッセージコードの1つを送信することを特徴とす
るページング信号によるデータ表示システムを開示す
る。
【0013】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御手段
は、文字コード変換テーブルを有し、該テーブルを用い
て前記メッセージコード内の文字コードを前記表示手段
で表示可能な文字データに変換する構成としたことを特
徴とするページング信号によるデータ表示システムを開
示する。
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御手段
は、文字コード変換テーブルを有し、該テーブルを用い
て前記メッセージコード内の文字コードを前記表示手段
で表示可能な文字データに変換する構成としたことを特
徴とするページング信号によるデータ表示システムを開
示する。
【0014】また、上記のページング信号によるデータ
表示システムにおいて、前記表示制御手段は、音声コー
ド変換テーブルと、音声信号生成手段とを有し、かつ前
記表示手段はスピーカを有すると共に、前記音声コード
変換テーブルを用いて前記メッセージコード内の音声コ
ードを音声データに変換し、該音声データを前記音声信
号生成手段により音声信号に変換して前記スピーカへ出
力する構成としたことを特徴とするページング信号によ
るデータ表示システムを開示する。
表示システムにおいて、前記表示制御手段は、音声コー
ド変換テーブルと、音声信号生成手段とを有し、かつ前
記表示手段はスピーカを有すると共に、前記音声コード
変換テーブルを用いて前記メッセージコード内の音声コ
ードを音声データに変換し、該音声データを前記音声信
号生成手段により音声信号に変換して前記スピーカへ出
力する構成としたことを特徴とするページング信号によ
るデータ表示システムを開示する。
【0015】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御情報が
緊急表示を要することを示す情報を含むことを特徴とす
るページング信号によるデータ表示システムを開示す
る。
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御情報が
緊急表示を要することを示す情報を含むことを特徴とす
るページング信号によるデータ表示システムを開示す
る。
【0016】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記ページャアダプ
タに当該ページャアダプタのIDコードの他に同報通信
用IDコードも登録されたことを特徴とするページング
信号によるデータ表示システムを開示する。
よるデータ表示システムにおいて、前記ページャアダプ
タに当該ページャアダプタのIDコードの他に同報通信
用IDコードも登録されたことを特徴とするページング
信号によるデータ表示システムを開示する。
【0017】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御手段
は、文字コード変換テーブルを有し、該テーブルを用い
て前記メッセージコード内の文字コードを前記表示手段
で表示可能な文字データに変換する構成としたことを特
徴とするページング信号によるデータ表示システムを開
示する。
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御手段
は、文字コード変換テーブルを有し、該テーブルを用い
て前記メッセージコード内の文字コードを前記表示手段
で表示可能な文字データに変換する構成としたことを特
徴とするページング信号によるデータ表示システムを開
示する。
【0018】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御手段
は、前記文字コード変換テーブルが可変設定可能な構造
としたことを特徴とするページング信号によるデータ表
示システムを開示する。
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御手段
は、前記文字コード変換テーブルが可変設定可能な構造
としたことを特徴とするページング信号によるデータ表
示システムを開示する。
【0019】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御手段
は、音声コード変換テーブルと、音声信号生成手段とを
有し、かつ前記表示手段はスピーカを有すると共に、前
記音声コード変換テーブルを用いて前記メッセージコー
ド内の音声コードを音声データに変換し、該音声データ
を前記音声信号生成手段により音声信号に変換して前記
スピーカへ出力する構成としたことを特徴とするページ
ング信号によるデータ表示システムを開示する。
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御手段
は、音声コード変換テーブルと、音声信号生成手段とを
有し、かつ前記表示手段はスピーカを有すると共に、前
記音声コード変換テーブルを用いて前記メッセージコー
ド内の音声コードを音声データに変換し、該音声データ
を前記音声信号生成手段により音声信号に変換して前記
スピーカへ出力する構成としたことを特徴とするページ
ング信号によるデータ表示システムを開示する。
【0020】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記音声コード変換
テーブルは可変設定可能な構造としたことを特徴とする
ページング信号によるデータ表示システムを開示する。
よるデータ表示システムにおいて、前記音声コード変換
テーブルは可変設定可能な構造としたことを特徴とする
ページング信号によるデータ表示システムを開示する。
【0021】また、本発明は、上記のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御情報
は、緊急表示を要することを示す情報を含むことを特徴
とするページング信号によるデータ表示システムを開示
する。
よるデータ表示システムにおいて、前記表示制御情報
は、緊急表示を要することを示す情報を含むことを特徴
とするページング信号によるデータ表示システムを開示
する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、ページングシステムを介して情報を伝送
し、表示装置へ表示するように構成した本発明のページ
ング信号によるデータ表示システムの構成例を示すブロ
ック図である。同図に於て、送信装置としてのパーソナ
ルコンピュータ1及び電話機2が公衆回線網3に接続さ
れており、この公衆回線網3にはページングシステムの
基地局4が接続されている。一方、表示装置にはページ
ャアダプタ6が接続されており、ページャアダプタ6へ
は基地局4からデータが無線送信される。なお、パーソ
ナルコンピュータ1はモデム7を介して公衆回線網に接
続されており、パーソナルコンピュータ1から出力され
たシリアルデータはモデム7によって変調されて公衆回
線へ伝送される。また、表示装置5は例えば発光ダイオ
ードを配列して構成した表示ボード8を有しており、当
該表示ボード8にメッセージ等を表示出力する。なお、
送信手段としてここではパーソナルコンピュータを用い
るものとしたが、これは以下に説明する機能を有したも
のであれば他の装置であってもよい。
する。図1は、ページングシステムを介して情報を伝送
し、表示装置へ表示するように構成した本発明のページ
ング信号によるデータ表示システムの構成例を示すブロ
ック図である。同図に於て、送信装置としてのパーソナ
ルコンピュータ1及び電話機2が公衆回線網3に接続さ
れており、この公衆回線網3にはページングシステムの
基地局4が接続されている。一方、表示装置にはページ
ャアダプタ6が接続されており、ページャアダプタ6へ
は基地局4からデータが無線送信される。なお、パーソ
ナルコンピュータ1はモデム7を介して公衆回線網に接
続されており、パーソナルコンピュータ1から出力され
たシリアルデータはモデム7によって変調されて公衆回
線へ伝送される。また、表示装置5は例えば発光ダイオ
ードを配列して構成した表示ボード8を有しており、当
該表示ボード8にメッセージ等を表示出力する。なお、
送信手段としてここではパーソナルコンピュータを用い
るものとしたが、これは以下に説明する機能を有したも
のであれば他の装置であってもよい。
【0023】図3は、ページャアダプタ6の構成を示す
ブロック図で、ページャ受信回路30、プログラム用メ
モリ31、受信用バッファ32、CPU33、シリアル
I/F34、ディップスイッチ35より成っている。プ
ログラム用メモリ31はページャ受信回路30からメッ
セージコードを受け取り処理を行う機能のプログラムを
格納する。受信用バッファ32は、受信されたメッセー
ジコードを順次格納する。CPU33は、プログラム用
メモリ31に格納されたプログラムを読み出し、受信用
バッファ32へのアクセス、シリアルI/F34への転
送、ディップスイッチ35のチェック等の処理を行う。
ブロック図で、ページャ受信回路30、プログラム用メ
モリ31、受信用バッファ32、CPU33、シリアル
I/F34、ディップスイッチ35より成っている。プ
ログラム用メモリ31はページャ受信回路30からメッ
セージコードを受け取り処理を行う機能のプログラムを
格納する。受信用バッファ32は、受信されたメッセー
ジコードを順次格納する。CPU33は、プログラム用
メモリ31に格納されたプログラムを読み出し、受信用
バッファ32へのアクセス、シリアルI/F34への転
送、ディップスイッチ35のチェック等の処理を行う。
【0024】図4は、図3に示したページャアダプタ6
内のページャ受信回路30の構成を示すブロック図で、
アンテナ部40、受信部41、デコーダ部42、及びI
D−ROM43から成っている。この回路は、ページン
グシステムで用いられる通常のページャ端末から、表
示、着信の報知等やメッセージメモリとそれらの制御部
を除去したものと同等の機能を有している。ページング
システムでは、例えば図5に示したように、ページャを
識別するためのIDコード(ページャの電話番号)を4
桁(4数字)とメッセージコードとして利用可能な8桁
(8数字)の計12桁の数字(または記号)を1回の送
信手続きにより送ることができるが、上記の受信部41
はこの12桁分のデータを取り出すものである。そし
て、デコーダ部42は、4桁のIDコードと自機に割り
当てられてID−ROM43に格納されているIDコー
ドとを比較し、一致していれば自機あての信号と判断し
て続く8桁のメッセージコードを図3のCPU33へ送
出する。このメッセージコードは受信用バッファへ格納
される。こうして、通常のページャと同様に、図3のペ
ージャ受信回路30にもページングシステムの電話番号
の割当を受けておくことにより、メッセージコードの伝
送路を形成している。
内のページャ受信回路30の構成を示すブロック図で、
アンテナ部40、受信部41、デコーダ部42、及びI
D−ROM43から成っている。この回路は、ページン
グシステムで用いられる通常のページャ端末から、表
示、着信の報知等やメッセージメモリとそれらの制御部
を除去したものと同等の機能を有している。ページング
システムでは、例えば図5に示したように、ページャを
識別するためのIDコード(ページャの電話番号)を4
桁(4数字)とメッセージコードとして利用可能な8桁
(8数字)の計12桁の数字(または記号)を1回の送
信手続きにより送ることができるが、上記の受信部41
はこの12桁分のデータを取り出すものである。そし
て、デコーダ部42は、4桁のIDコードと自機に割り
当てられてID−ROM43に格納されているIDコー
ドとを比較し、一致していれば自機あての信号と判断し
て続く8桁のメッセージコードを図3のCPU33へ送
出する。このメッセージコードは受信用バッファへ格納
される。こうして、通常のページャと同様に、図3のペ
ージャ受信回路30にもページングシステムの電話番号
の割当を受けておくことにより、メッセージコードの伝
送路を形成している。
【0025】さて、上記のようにページャアダプタ6で
受信されたメッセージコードは、シリアルI/F34を
介して、例えば調歩同期方式により表示装置5へ送信さ
れる。図6は、表示装置5の構成を示すもので、表示ボ
ード8及びスピーカ68の表示手段に該当する部分と、
ページャアダプタ6から送信されたメッセージコードを
受信するインターフェース61、データ処理を行うCP
U62、CPU62が実行する処理プログラムを格納し
たROM63、受信したメッセージ信号の格納等に用い
るRAM64、CPU22の処理動作を外部から設定入
力するための操作ボタンやリモコン受光部等の操作部6
5、CPU62の処理動作に時間条件を与えるタイマ6
6、音声変換テーブルを格納した音声ROM67、及び
メッセージコード対応の音声データを上記音声変換テー
ブルを参照して音声信号に変換し増幅する音声変換部6
8と、その音声信号を出力するスピーカ69からなる表
示制御手段に該当する部分とを備えている。
受信されたメッセージコードは、シリアルI/F34を
介して、例えば調歩同期方式により表示装置5へ送信さ
れる。図6は、表示装置5の構成を示すもので、表示ボ
ード8及びスピーカ68の表示手段に該当する部分と、
ページャアダプタ6から送信されたメッセージコードを
受信するインターフェース61、データ処理を行うCP
U62、CPU62が実行する処理プログラムを格納し
たROM63、受信したメッセージ信号の格納等に用い
るRAM64、CPU22の処理動作を外部から設定入
力するための操作ボタンやリモコン受光部等の操作部6
5、CPU62の処理動作に時間条件を与えるタイマ6
6、音声変換テーブルを格納した音声ROM67、及び
メッセージコード対応の音声データを上記音声変換テー
ブルを参照して音声信号に変換し増幅する音声変換部6
8と、その音声信号を出力するスピーカ69からなる表
示制御手段に該当する部分とを備えている。
【0026】以上に説明した図1のページング信号によ
るデータ表示システムに於て、多量の情報を表示装置へ
送ろうとすると、前述したように1回の送信操作では通
常8桁分のメッセージコードしか送れないので、時間が
かかると同時に操作回数も増え、誤動作の確率も増大す
る。このために、本システムに於いては、パーソナルコ
ンピュータ1により、送信すべきデータを1回の送信操
作で送信できる長さに分割し、これらを順次自動的に送
信するようにして、送信時間の短縮を図り、かつ人手に
よる繁雑な操作を不要とする。以下、このための具体的
な手法を説明する。
るデータ表示システムに於て、多量の情報を表示装置へ
送ろうとすると、前述したように1回の送信操作では通
常8桁分のメッセージコードしか送れないので、時間が
かかると同時に操作回数も増え、誤動作の確率も増大す
る。このために、本システムに於いては、パーソナルコ
ンピュータ1により、送信すべきデータを1回の送信操
作で送信できる長さに分割し、これらを順次自動的に送
信するようにして、送信時間の短縮を図り、かつ人手に
よる繁雑な操作を不要とする。以下、このための具体的
な手法を説明する。
【0027】図15はこのためのデータ送信手順の例を
示すフローチャートで、図7はその動作説明のためのタ
イムチャートである。ページングシステムにおいては、
パーソナルコンピュータ1からページャアダプタ6を呼
ぶためにダイヤル信号を発呼すると(図7の呼出、図1
5のステップ1501)、これはモデム7を介してセン
タ(公衆回線網の局)に送られる。センタはこの呼び出
しを受けると、呼ばれているセンタ3と基地局4を介し
ての接続を行い(図7の接続)、案内メッセージと、こ
の案内メッセージ終了時にメッセージコード入力を促す
ための信号音を一定時間返送する(図7の入力待ち)。
この信号音の周波数及び時間長は決まっているので、パ
ーソナルコンピュータ1はこの信号音がモデム7経由で
戻されてきたのを確認すると(図15のステップ150
2で“YES”)、メッセージコードを分割した1回分
のデータを送信する(図7のデータ送信、図15のステ
ップ1503)。センタはこのデータを受け取り、公衆
回線網経由でページャアダプタへ送信する。こうして1
回目の送信を終わると、パーソナルコンピュータ1は続
けて2回目の送信を開始し、以下同様にして必要な回数
nまで同じ動作を自動的に繰り返す(図15のステップ
1504)。こうして複数回に分けて送信され、図3の
ページャ受信回路30で受信されたデータはページャア
ダプタ6内の受信用バッファ32へ順次格納される。
示すフローチャートで、図7はその動作説明のためのタ
イムチャートである。ページングシステムにおいては、
パーソナルコンピュータ1からページャアダプタ6を呼
ぶためにダイヤル信号を発呼すると(図7の呼出、図1
5のステップ1501)、これはモデム7を介してセン
タ(公衆回線網の局)に送られる。センタはこの呼び出
しを受けると、呼ばれているセンタ3と基地局4を介し
ての接続を行い(図7の接続)、案内メッセージと、こ
の案内メッセージ終了時にメッセージコード入力を促す
ための信号音を一定時間返送する(図7の入力待ち)。
この信号音の周波数及び時間長は決まっているので、パ
ーソナルコンピュータ1はこの信号音がモデム7経由で
戻されてきたのを確認すると(図15のステップ150
2で“YES”)、メッセージコードを分割した1回分
のデータを送信する(図7のデータ送信、図15のステ
ップ1503)。センタはこのデータを受け取り、公衆
回線網経由でページャアダプタへ送信する。こうして1
回目の送信を終わると、パーソナルコンピュータ1は続
けて2回目の送信を開始し、以下同様にして必要な回数
nまで同じ動作を自動的に繰り返す(図15のステップ
1504)。こうして複数回に分けて送信され、図3の
ページャ受信回路30で受信されたデータはページャア
ダプタ6内の受信用バッファ32へ順次格納される。
【0028】上記のデータ送信手順に代わる別の簡単な
方法も可能である。この処理手順のフローチャートは図
16に示されており、パーソナルコンピュータ1からペ
ージャアダプタへの発呼を行った後、当該ページャアダ
プタへの接続に要する時間は一定ではないが、適当な時
間を設定すればその時間以内には終了する。また案内メ
ッセージが流される時間は一定である。そこでこれらの
和の時間を設定時間としたタイマを用意し、IDコード
送信(発呼:ステップ1601)の直後にそのタイマを
スタートさせ(ステップ1602)、発呼以後の経過時
間がこの設定時間になったとき(ステップ1603で
“YES”)、メッセージコード1回分を送信し(ステ
ップ1604)、この動作を全コード送信完了まで繰り
返す(ステップ1605)。
方法も可能である。この処理手順のフローチャートは図
16に示されており、パーソナルコンピュータ1からペ
ージャアダプタへの発呼を行った後、当該ページャアダ
プタへの接続に要する時間は一定ではないが、適当な時
間を設定すればその時間以内には終了する。また案内メ
ッセージが流される時間は一定である。そこでこれらの
和の時間を設定時間としたタイマを用意し、IDコード
送信(発呼:ステップ1601)の直後にそのタイマを
スタートさせ(ステップ1602)、発呼以後の経過時
間がこの設定時間になったとき(ステップ1603で
“YES”)、メッセージコード1回分を送信し(ステ
ップ1604)、この動作を全コード送信完了まで繰り
返す(ステップ1605)。
【0029】さらに別のデータ送信手順を図17のフロ
ーチャートとその動作説明のための図8のタイムチャー
トを用いて説明する。この方法では、パーソナルコンピ
ュータ1から発呼を行うと(図8の呼出、図17ステッ
プ1701)、図7の場合と同様に公衆回線網によりペ
ージャアダプタとの接続が行われ(図8の接続)、案内
メッセージがセンタから返されてくる。ここでパーソナ
ルコンピュータ1は、ページャアダプタとの接続が完了
したことを、ファクシミリ装置と同様に呼出音が消え、
かつビジー音が返送されていないことにより検出し、案
内メッセージ断信号を出力する(図8の断信号、図17
ステップ1702)。この信号は予め定められた周波数
及び時間長を持つトーン信号である。こうして案内メッ
セージ断信号を出力して一定時間が経過したかをタイマ
でチェックし、経過したら(ステップ1703、170
4)、メッセージコード1回分を送信する(ステップ1
705)。図8は1回の送信手順のみを示しているが、
これを繰り返し実行することで(ステップ1706)、
所要のデータ送信が行える。しかもこの方法では、案内
メッセージを中断させることで、1回の送信時間を短縮
することができる。
ーチャートとその動作説明のための図8のタイムチャー
トを用いて説明する。この方法では、パーソナルコンピ
ュータ1から発呼を行うと(図8の呼出、図17ステッ
プ1701)、図7の場合と同様に公衆回線網によりペ
ージャアダプタとの接続が行われ(図8の接続)、案内
メッセージがセンタから返されてくる。ここでパーソナ
ルコンピュータ1は、ページャアダプタとの接続が完了
したことを、ファクシミリ装置と同様に呼出音が消え、
かつビジー音が返送されていないことにより検出し、案
内メッセージ断信号を出力する(図8の断信号、図17
ステップ1702)。この信号は予め定められた周波数
及び時間長を持つトーン信号である。こうして案内メッ
セージ断信号を出力して一定時間が経過したかをタイマ
でチェックし、経過したら(ステップ1703、170
4)、メッセージコード1回分を送信する(ステップ1
705)。図8は1回の送信手順のみを示しているが、
これを繰り返し実行することで(ステップ1706)、
所要のデータ送信が行える。しかもこの方法では、案内
メッセージを中断させることで、1回の送信時間を短縮
することができる。
【0030】以上のようにして、図1のシステムでは必
要なだけのデータを自動的に高速に送信することを可能
としている。但し図1の電話機2からもメッセージコー
ドの送信は可能であるが、多量のデータを自動送信する
ことはできないので、補助的な手段としてこの電話機は
機能する。こうして多量なデータの自動送信を可能とし
ているが、この特徴を利用してデータ量の多い種々の表
示やその表示の制御を以下のようにして実現する。
要なだけのデータを自動的に高速に送信することを可能
としている。但し図1の電話機2からもメッセージコー
ドの送信は可能であるが、多量のデータを自動送信する
ことはできないので、補助的な手段としてこの電話機は
機能する。こうして多量なデータの自動送信を可能とし
ているが、この特徴を利用してデータ量の多い種々の表
示やその表示の制御を以下のようにして実現する。
【0031】図9は、ページャアダプタ6の受信処理を
示すフローチャートで、前述のようにしてパーソナルコ
ンピュータ1から送信されてきたデータが図3のページ
ャ受信回路30で受信されると(ステップ901)、C
PU33は図3のディップッスイッチ35の設定状態を
調べる(ステップ902)。ディップスイッチ35は、
以下の本発明に関わる表示のための処理を行うか、他の
目的に使うかを設定するもので、ここで本システムによ
る表示のための処理が設定されていれば、受信したデー
タを受信用バッファ32へ順次格納する(ステップ90
3)。
示すフローチャートで、前述のようにしてパーソナルコ
ンピュータ1から送信されてきたデータが図3のページ
ャ受信回路30で受信されると(ステップ901)、C
PU33は図3のディップッスイッチ35の設定状態を
調べる(ステップ902)。ディップスイッチ35は、
以下の本発明に関わる表示のための処理を行うか、他の
目的に使うかを設定するもので、ここで本システムによ
る表示のための処理が設定されていれば、受信したデー
タを受信用バッファ32へ順次格納する(ステップ90
3)。
【0032】この受信格納されるメッセージコードは、
図10に示すようなフォーマットのデータとする。即
ち、何等かのまとまった単位、例えば表示ボード1行分
を表示するためのデータとし、先頭にヘッダ、それから
出力データの内訳を示すための出力制御データと出力デ
ータそのものから成っているものとする。ここでヘッダ
はレコードの先頭を示すためのコードと、出力制御デー
タが何個あるかを示す情報を有している。出力制御デー
タ及び出力データについては図11の例により以下説明
する。この例は証券会社の店頭表示データ例であって、
出力制御データの「ページ」「行」は、そのレコードが
何ベージ何行目のデータであるかを示す出力データの桁
数を示していて、ここではどちらも1桁であることを示
している。これに対応する出力データ「1」「2」は、
第1ベージ第2行目のデータであることを示している。
出力制御データの「第1データ」及び「第2データ」の
値は、各データが何桁の出力データであるかを示し、こ
こでは16桁及び20桁であることを示している。これ
に対応する出力データ「1623 5678 2354
9838」及び「0002 0001 0003 0
000 1428」は文字を表すコードであって、4桁
で1つの文字を表しているものとする。ここでは「16
23」=「予」、「5678」=「想」、「2354」
=「金」、「9838」=「額」、「000x」=
「x」(xは0〜9の数字)、「1428」=「円」を
表すものとする。こうして、16桁のコードで「予想金
額」が、20桁のコードで「2130円」がそれぞれ第
1データ及び第2データとなる。このように、文字を4
桁の数字で表すと、10000種の文字・記号が表現可
能となる。出力制御データの「表示」の値は表示モード
を示す出力データの桁数を示すもので、ここでは常に
「1」である。そして対応する出力データが「0」なら
当該レコードは緊急のもの、「1」なら普通の表示を行
うもの、「2」なら表示しないデータを示すものとす
る。出力制御データの「音声」の値は、音声メッセージ
のコードを示す出力データの桁数を示し、ここではこれ
が2桁であるから、100種類の音声メッセージを示す
コードを出力データとして扱うことができる。この出力
制御データが「00」のときは音声出力はない。
図10に示すようなフォーマットのデータとする。即
ち、何等かのまとまった単位、例えば表示ボード1行分
を表示するためのデータとし、先頭にヘッダ、それから
出力データの内訳を示すための出力制御データと出力デ
ータそのものから成っているものとする。ここでヘッダ
はレコードの先頭を示すためのコードと、出力制御デー
タが何個あるかを示す情報を有している。出力制御デー
タ及び出力データについては図11の例により以下説明
する。この例は証券会社の店頭表示データ例であって、
出力制御データの「ページ」「行」は、そのレコードが
何ベージ何行目のデータであるかを示す出力データの桁
数を示していて、ここではどちらも1桁であることを示
している。これに対応する出力データ「1」「2」は、
第1ベージ第2行目のデータであることを示している。
出力制御データの「第1データ」及び「第2データ」の
値は、各データが何桁の出力データであるかを示し、こ
こでは16桁及び20桁であることを示している。これ
に対応する出力データ「1623 5678 2354
9838」及び「0002 0001 0003 0
000 1428」は文字を表すコードであって、4桁
で1つの文字を表しているものとする。ここでは「16
23」=「予」、「5678」=「想」、「2354」
=「金」、「9838」=「額」、「000x」=
「x」(xは0〜9の数字)、「1428」=「円」を
表すものとする。こうして、16桁のコードで「予想金
額」が、20桁のコードで「2130円」がそれぞれ第
1データ及び第2データとなる。このように、文字を4
桁の数字で表すと、10000種の文字・記号が表現可
能となる。出力制御データの「表示」の値は表示モード
を示す出力データの桁数を示すもので、ここでは常に
「1」である。そして対応する出力データが「0」なら
当該レコードは緊急のもの、「1」なら普通の表示を行
うもの、「2」なら表示しないデータを示すものとす
る。出力制御データの「音声」の値は、音声メッセージ
のコードを示す出力データの桁数を示し、ここではこれ
が2桁であるから、100種類の音声メッセージを示す
コードを出力データとして扱うことができる。この出力
制御データが「00」のときは音声出力はない。
【0033】以下、同様であって、図11の出力制御デ
ータを上から下へと順に並べたものが図10の出力制御
データを構成し、図11の出力データを上から順に並べ
たものが図10の出力データを構成する。この構成は、
出力制御データそのものは2桁ずつ1つの出力制御デー
タに対応する値を示しているものとして解読することを
前提としたものである。なお、この出力制御データの個
数は前述のようにヘッダに含まれているとしたが、この
個数が可変でなく一定であるならば、その個数は特にヘ
ッダに含まなくてもよい。そしてこのような受信データ
が前述のようにシリアルI/F34を介して図6に示し
た表示装置へ送られる。
ータを上から下へと順に並べたものが図10の出力制御
データを構成し、図11の出力データを上から順に並べ
たものが図10の出力データを構成する。この構成は、
出力制御データそのものは2桁ずつ1つの出力制御デー
タに対応する値を示しているものとして解読することを
前提としたものである。なお、この出力制御データの個
数は前述のようにヘッダに含まれているとしたが、この
個数が可変でなく一定であるならば、その個数は特にヘ
ッダに含まなくてもよい。そしてこのような受信データ
が前述のようにシリアルI/F34を介して図6に示し
た表示装置へ送られる。
【0034】次に表示装置5では、上記のページャアダ
プタ6から送られてきた図12のようなレコード単位の
データを受信し、図13に示す処理を行う。ここでRA
M64には図18に示したように、受信メッセージコー
ドの一時記憶などの作業領域の他に、普通領域、緊急領
域が用意され、また文字変換テーブルが格納されている
ものとする。まず、インタフェース61を介して受けと
ったデータをRAM64に格納し(ステップ130
1)、図11に示した出力データの「表示」の値を見
て、該当するレコードはすぐ表示するか否かを判断する
(ステップ1302)。「表示」の値が「2」で非表示
が指示されているときはRAM64の非表示領域へその
データを格納して終了する(ステップ1303)。この
非表示領域のデータは、例えば顧客から見える店頭の表
示ボードには表示しない情報で、店員だけが参照するよ
うなものを送信するのに用い、その参照は別に用意した
パーソナルコンピュータ等のモニタを用いて見るように
するものである。ステップ1302の判断で「表示」の
値が「0」(緊急)または「1」(普通)のときは、次
に「表示」の値が「0」か「1」かにより緊急の表示情
報か普通の表示情報かを判断する(ステップ130
4)。この結果緊急の時は出力データの中の文字コード
(図11の場合は「第1データ」及び「第2データ」の
出力データ)を取り出し、これらのコードをRAM64
に用意された文字変換テーブルを参照して文字データへ
変換し、RAM64の緊急領域へ格納する(ステップ1
305)。続いて当該レコードの他の関連データである
「ページ」、「行」や上記の「表示」等の値を上記の文
字データと対応させて緊急領域へ格納する(ステップ1
306)。一方、ステップ1304の判断で普通の表示
であったときは、緊急のときと同様にして文字コードの
文字データへの変換と、その文字データ及び関連データ
のRAM64上の普通領域への格納処理を行う(ステッ
プ1320、1321)。なお、ここで文字データとい
うのは、文字表示を行うための表示ボードへの入力デー
タを指し、表示ボードがJISコード等を入力データと
してそれを変換・表示する機能を有しているときはその
入力データのコードであり、ビットマップ型のデータを
入力データとしているときはそのビットマップデータそ
のものである。こうして緊急又は普通の表示データが送
信されたときのRAM64の各領域のデータの例が図1
4に示されていて、横1行が表示ボード1行分に対応す
るデータ(1レコードのデータ)である。但しこの図の
「現表示」項目については後述する。
プタ6から送られてきた図12のようなレコード単位の
データを受信し、図13に示す処理を行う。ここでRA
M64には図18に示したように、受信メッセージコー
ドの一時記憶などの作業領域の他に、普通領域、緊急領
域が用意され、また文字変換テーブルが格納されている
ものとする。まず、インタフェース61を介して受けと
ったデータをRAM64に格納し(ステップ130
1)、図11に示した出力データの「表示」の値を見
て、該当するレコードはすぐ表示するか否かを判断する
(ステップ1302)。「表示」の値が「2」で非表示
が指示されているときはRAM64の非表示領域へその
データを格納して終了する(ステップ1303)。この
非表示領域のデータは、例えば顧客から見える店頭の表
示ボードには表示しない情報で、店員だけが参照するよ
うなものを送信するのに用い、その参照は別に用意した
パーソナルコンピュータ等のモニタを用いて見るように
するものである。ステップ1302の判断で「表示」の
値が「0」(緊急)または「1」(普通)のときは、次
に「表示」の値が「0」か「1」かにより緊急の表示情
報か普通の表示情報かを判断する(ステップ130
4)。この結果緊急の時は出力データの中の文字コード
(図11の場合は「第1データ」及び「第2データ」の
出力データ)を取り出し、これらのコードをRAM64
に用意された文字変換テーブルを参照して文字データへ
変換し、RAM64の緊急領域へ格納する(ステップ1
305)。続いて当該レコードの他の関連データである
「ページ」、「行」や上記の「表示」等の値を上記の文
字データと対応させて緊急領域へ格納する(ステップ1
306)。一方、ステップ1304の判断で普通の表示
であったときは、緊急のときと同様にして文字コードの
文字データへの変換と、その文字データ及び関連データ
のRAM64上の普通領域への格納処理を行う(ステッ
プ1320、1321)。なお、ここで文字データとい
うのは、文字表示を行うための表示ボードへの入力デー
タを指し、表示ボードがJISコード等を入力データと
してそれを変換・表示する機能を有しているときはその
入力データのコードであり、ビットマップ型のデータを
入力データとしているときはそのビットマップデータそ
のものである。こうして緊急又は普通の表示データが送
信されたときのRAM64の各領域のデータの例が図1
4に示されていて、横1行が表示ボード1行分に対応す
るデータ(1レコードのデータ)である。但しこの図の
「現表示」項目については後述する。
【0035】さて、緊急表示の場合で、前述のように文
字データや関連データが緊急領域へ格納されると、次に
タイマ66(図6)をスタートさせ(ステップ130
7)、当該レコードの文字データを表示ボードの最下行
に出力して緊急情報を表示する(ステップ1308)。
さらに当該レコードの「音声」の値が「1」かを調べ
(ステップ1309)、「1」、即ち緊急領域の「音
声」のデータが示すコードに対応する音声データを音声
ROM67の音声変換テーブルを参照して取り出し、こ
れを音声データ変換部68で音声信号としてスピーカ6
9より出力する(ステップ1310)。ここで、音声信
号は、文字データの場合のように1音ずつ送信コードと
対応づけられているのではなく、1つのまとまったメッ
セージの音声信号が1つの音声コードに対応しているも
のとしている。こうして、緊急のメッセージの表示及び
音声出力がタイマ66の設定時間の間行われると(ステ
ップ1311)、表示ボード最下行の緊急メッセージの
表示を終わり、元の表示へ戻して処理を終了する(ステ
ップ1312)。なお、上記した緊急メッセージを消去
しての元のメッセージを再表示する処理は、パーソナル
コンピュータ1から解除データを送ることにより行った
り、或いは表示装置5の操作部65の操作により行うよ
うにしてもよい。また、緊急表示の位置は最下行に限ら
れないことは言うまでもない。
字データや関連データが緊急領域へ格納されると、次に
タイマ66(図6)をスタートさせ(ステップ130
7)、当該レコードの文字データを表示ボードの最下行
に出力して緊急情報を表示する(ステップ1308)。
さらに当該レコードの「音声」の値が「1」かを調べ
(ステップ1309)、「1」、即ち緊急領域の「音
声」のデータが示すコードに対応する音声データを音声
ROM67の音声変換テーブルを参照して取り出し、こ
れを音声データ変換部68で音声信号としてスピーカ6
9より出力する(ステップ1310)。ここで、音声信
号は、文字データの場合のように1音ずつ送信コードと
対応づけられているのではなく、1つのまとまったメッ
セージの音声信号が1つの音声コードに対応しているも
のとしている。こうして、緊急のメッセージの表示及び
音声出力がタイマ66の設定時間の間行われると(ステ
ップ1311)、表示ボード最下行の緊急メッセージの
表示を終わり、元の表示へ戻して処理を終了する(ステ
ップ1312)。なお、上記した緊急メッセージを消去
しての元のメッセージを再表示する処理は、パーソナル
コンピュータ1から解除データを送ることにより行った
り、或いは表示装置5の操作部65の操作により行うよ
うにしてもよい。また、緊急表示の位置は最下行に限ら
れないことは言うまでもない。
【0036】一方、ステップ1304の判断で「表示」
の値が「1」、即ち普通表示のレコードが送られてき
て、それらのデータが普通領域へ格納されるときは、当
該レコードの「現表示」を「1」として表示中であるこ
とを示すフラグを立て、またこのレコードが表示される
位置(表示ボードの行)に今まで表示されていたレコー
ドの「現表示」を「0」として非表示中を示すフラグと
する(ステップ1322)。そして実際に文字データを
表示ボード8へ送って表示を切り替える(ステップ13
23)。さらに緊急の場合と同様にして音声コードが送
られていればそれを音声信号に変換して出力し(ステッ
プ1324、1325)、処理を終了する。
の値が「1」、即ち普通表示のレコードが送られてき
て、それらのデータが普通領域へ格納されるときは、当
該レコードの「現表示」を「1」として表示中であるこ
とを示すフラグを立て、またこのレコードが表示される
位置(表示ボードの行)に今まで表示されていたレコー
ドの「現表示」を「0」として非表示中を示すフラグと
する(ステップ1322)。そして実際に文字データを
表示ボード8へ送って表示を切り替える(ステップ13
23)。さらに緊急の場合と同様にして音声コードが送
られていればそれを音声信号に変換して出力し(ステッ
プ1324、1325)、処理を終了する。
【0037】以上に説明したように、データ量の多い表
示データであっても、ページングシステムを利用して安
価な装置でかつ迅速にデータの通信・表示が可能とな
り、また緊急を要するメッセージの割り込み表示等も行
うことができる。なお、上記の説明では、遠隔に設置し
た表示装置5での表示制御及び音声出力制御を行うもの
としたが、表示装置に対する電源スイッチのオン・オフ
制御等をページャシステムを用いたデータ伝送によって
行うこともでき、また、対象とする装置は表示装置に限
らず、他の装置の動作の遠隔制御手段として用いても有
効である。
示データであっても、ページングシステムを利用して安
価な装置でかつ迅速にデータの通信・表示が可能とな
り、また緊急を要するメッセージの割り込み表示等も行
うことができる。なお、上記の説明では、遠隔に設置し
た表示装置5での表示制御及び音声出力制御を行うもの
としたが、表示装置に対する電源スイッチのオン・オフ
制御等をページャシステムを用いたデータ伝送によって
行うこともでき、また、対象とする装置は表示装置に限
らず、他の装置の動作の遠隔制御手段として用いても有
効である。
【0038】また、上記の説明では、表示文字は1文字
ずつを4桁の数字コードに対応させて送信し、これを表
示の時に1文字ずつ文字変換テーブルを参照して文字デ
ータに変換して表示するものとした。この方法による
と、4桁コードでは10000種の文字(数字・記号を
含む)を任意に並べた表示用メッセージデータを送信可
能である。しかし、システムによっては表示される文字
列が限られている場合もある。例えば、図14の証券会
社の表示ボードへの表示例では、「現場指数」「予想金
額」や「○○会社」等の社名、数字等が表示メッセージ
である。そこで例えば、数字以外の文字・記号列が10
000種あれば足りるような場合、数字4桁のコードで
それらを表現できる。従ってこの場合には数字か否かの
識別子と文字列コード4桁、それに数字の時の桁数分の
データ送信を行えばよく、文字単位でコード化して送信
するのに比べ送信データ量を大幅に低減できる。そして
この方法では、受信側での文字変換テーブルでは、受信
した文字列コードとそれを表す文字列データとを対応づ
けたテーブルとしてRAM64に用意することとなる。
この方法は文字列に関しては前述の音声コードとの変換
方法と同様な手法を用いたものである。
ずつを4桁の数字コードに対応させて送信し、これを表
示の時に1文字ずつ文字変換テーブルを参照して文字デ
ータに変換して表示するものとした。この方法による
と、4桁コードでは10000種の文字(数字・記号を
含む)を任意に並べた表示用メッセージデータを送信可
能である。しかし、システムによっては表示される文字
列が限られている場合もある。例えば、図14の証券会
社の表示ボードへの表示例では、「現場指数」「予想金
額」や「○○会社」等の社名、数字等が表示メッセージ
である。そこで例えば、数字以外の文字・記号列が10
000種あれば足りるような場合、数字4桁のコードで
それらを表現できる。従ってこの場合には数字か否かの
識別子と文字列コード4桁、それに数字の時の桁数分の
データ送信を行えばよく、文字単位でコード化して送信
するのに比べ送信データ量を大幅に低減できる。そして
この方法では、受信側での文字変換テーブルでは、受信
した文字列コードとそれを表す文字列データとを対応づ
けたテーブルとしてRAM64に用意することとなる。
この方法は文字列に関しては前述の音声コードとの変換
方法と同様な手法を用いたものである。
【0039】次に、ページングシステムの同報通信機能
を利用した本発明のページング信号によるデータ表示シ
ステムについて説明する。このシステムの基本的な構成
は図1以下で説明したのと同様であるが、図4に示した
ID−ROM43には自機のIDコード以外に同報通信
用のIDコードも登録されているものとする。このよう
な同報通信用のIDコードはページングシステムに用意
されているものである。そして、デコーダ部42は、パ
ーソナルコンピュータ1から送られてきた送信データの
IDコードがこの同報通信用IDコードと一致したとき
はこのデータも自機あてのものとして受信するように構
成しておく。この構成によると、例えば証券会社の各支
店に設けられた表示ボードへ一斉に同一の情報を流して
表示するような場合に、送信側ではメッセージ全体を1
回送信するだけで(勿論そのデータ表は一般に8桁で送
られないので、図7、図8で示したような複数回の分割
送信であるが)、複数の支店への表示が迅速に行えるよ
うになる。
を利用した本発明のページング信号によるデータ表示シ
ステムについて説明する。このシステムの基本的な構成
は図1以下で説明したのと同様であるが、図4に示した
ID−ROM43には自機のIDコード以外に同報通信
用のIDコードも登録されているものとする。このよう
な同報通信用のIDコードはページングシステムに用意
されているものである。そして、デコーダ部42は、パ
ーソナルコンピュータ1から送られてきた送信データの
IDコードがこの同報通信用IDコードと一致したとき
はこのデータも自機あてのものとして受信するように構
成しておく。この構成によると、例えば証券会社の各支
店に設けられた表示ボードへ一斉に同一の情報を流して
表示するような場合に、送信側ではメッセージ全体を1
回送信するだけで(勿論そのデータ表は一般に8桁で送
られないので、図7、図8で示したような複数回の分割
送信であるが)、複数の支店への表示が迅速に行えるよ
うになる。
【0040】さらにこの同報通信機能を利用したページ
ング信号によるデータ表示システムにおいて、表示装置
内のRAM64内の文字変換テーブルをコードと文字列
を対応させたものとし、かつそのテーブルの内容を表示
場所やそれを見る対象者等に応じて別々に設定しておく
システムとすると、有効な表示システムが以下の例のよ
うに構成できる。
ング信号によるデータ表示システムにおいて、表示装置
内のRAM64内の文字変換テーブルをコードと文字列
を対応させたものとし、かつそのテーブルの内容を表示
場所やそれを見る対象者等に応じて別々に設定しておく
システムとすると、有効な表示システムが以下の例のよ
うに構成できる。
【0041】
【表1】 表1は、地域の防災対策本部から防災のための情報を各
自治体へ知らせるシステムに用いた場合を示しており、
各自治体の公共的な施設等にページャアダプタと表示装
置を設置しておく。この例ではメッセージコードは簡単
のため3種類とし、これに対するメッセージ文が表1の
「実メッセージ」に示されていて、これが表示装置内の
RAM64に文字変換テーブルとして用意される。実際
にはこのテーブルは使用時にROMや他の記憶媒体から
RAM64に転送して使用される。この表1をみると、
コード「00」は地震注意報で、海岸に近い自治体と火
山に近い自治体でその注意報の内容を変えている。また
コード「01」は地震避難情報であって、「××市民」
の「××」は対応する市の名前を、また「○○公民館」
は避難場所に指定されている公民館の名前を、その対象
地域毎に入れた情報とする。むろん市に限らず「××
町」「××村」等の自治体名や「○○小学校」「△△体
育館」等の避難場所の名前もありうる。またコード「0
2」は台風注意報で、これは海に近い自治体と山岳地帯
とでその内容を変えている。このような内容のメッセー
ジを場所等に応じて用意することにより、防災対策本部
は1つのコードを報知通信モードで送信するたげて、各
自治体や地域に応じた防災情報を一斉に流すことがで
き、急を要するときにも迅速で確実対応が可能になる。
なお、これらの防災情報は表示ボードへの文字列表示と
合わせ、音声でも同じ内容を報知するようにすればより
効果がある。
自治体へ知らせるシステムに用いた場合を示しており、
各自治体の公共的な施設等にページャアダプタと表示装
置を設置しておく。この例ではメッセージコードは簡単
のため3種類とし、これに対するメッセージ文が表1の
「実メッセージ」に示されていて、これが表示装置内の
RAM64に文字変換テーブルとして用意される。実際
にはこのテーブルは使用時にROMや他の記憶媒体から
RAM64に転送して使用される。この表1をみると、
コード「00」は地震注意報で、海岸に近い自治体と火
山に近い自治体でその注意報の内容を変えている。また
コード「01」は地震避難情報であって、「××市民」
の「××」は対応する市の名前を、また「○○公民館」
は避難場所に指定されている公民館の名前を、その対象
地域毎に入れた情報とする。むろん市に限らず「××
町」「××村」等の自治体名や「○○小学校」「△△体
育館」等の避難場所の名前もありうる。またコード「0
2」は台風注意報で、これは海に近い自治体と山岳地帯
とでその内容を変えている。このような内容のメッセー
ジを場所等に応じて用意することにより、防災対策本部
は1つのコードを報知通信モードで送信するたげて、各
自治体や地域に応じた防災情報を一斉に流すことがで
き、急を要するときにも迅速で確実対応が可能になる。
なお、これらの防災情報は表示ボードへの文字列表示と
合わせ、音声でも同じ内容を報知するようにすればより
効果がある。
【0042】
【表2】 表2は、観光会社本店が各支店に必要な情報を送信する
システムに於けるメッセージ内容の例を示すものであ
る。この例場合、各コードに対応したメッセージは、各
支店で決定し、予め表示装置5に文字変換テーブルとし
てRAM64に用意しておく。中央の本店は時間に応じ
て送信する情報を決めておき、その時間がきたらその情
報に対応したコードをパーソナルコンピュータから自動
的に公衆回線網3及びポケットベル基地局4から無線回
線を通して各支店のページャアダプタ6に同報通信モー
ドで送信する。これによって各地の支店では、その地域
の季節にあった案内表示を自動的に行える。
システムに於けるメッセージ内容の例を示すものであ
る。この例場合、各コードに対応したメッセージは、各
支店で決定し、予め表示装置5に文字変換テーブルとし
てRAM64に用意しておく。中央の本店は時間に応じ
て送信する情報を決めておき、その時間がきたらその情
報に対応したコードをパーソナルコンピュータから自動
的に公衆回線網3及びポケットベル基地局4から無線回
線を通して各支店のページャアダプタ6に同報通信モー
ドで送信する。これによって各地の支店では、その地域
の季節にあった案内表示を自動的に行える。
【0043】
【表3】 表3は、デパート本店が各支店に必要な情報を送信する
システムに於けるメッセージ内容の例を示すものであ
る。この例の場合も、各コードに対応したメッセージは
各支店で決定し、文字変換テーブルとしてRAM64上
に用意しておく。そして、表2の観光会社の場合と同様
に、時間に応じてデパート本店から同報通信モードでコ
ードを送信することにより、各支店で案内表示が自動的
に行える。また上記観光会社やここでのデパートの場合
も、音声メッセージを出力するようにすれば、より効果
がある。
システムに於けるメッセージ内容の例を示すものであ
る。この例の場合も、各コードに対応したメッセージは
各支店で決定し、文字変換テーブルとしてRAM64上
に用意しておく。そして、表2の観光会社の場合と同様
に、時間に応じてデパート本店から同報通信モードでコ
ードを送信することにより、各支店で案内表示が自動的
に行える。また上記観光会社やここでのデパートの場合
も、音声メッセージを出力するようにすれば、より効果
がある。
【0044】なお、表1〜表3で示したようなメッセー
ジ個数が少ない場合は、送信側ではページングシステム
を介しての1回の送信だけで各支店や自治体施設等での
情報表示も可能であり、簡単な設備で有効な情報表示を
行うことができる。
ジ個数が少ない場合は、送信側ではページングシステム
を介しての1回の送信だけで各支店や自治体施設等での
情報表示も可能であり、簡単な設備で有効な情報表示を
行うことができる。
【0045】図19は、有線回線とページングシステム
とをともに利用した実施の形態を示すブロック図で、表
示部190A、190B・・・は例えば各支店などに設
置され、有線回線からの情報を受信し表示する機能を有
した表示装置191A、191B・・・と、ページング
システムを介して送信されてきたメッセージコードを受
信して、表示装置へ渡すページャアダプタ192A、1
92B・・・をそれぞれ有している。ここでページャア
ダプタとそこからのメッセージコードを解読する表示装
置の機能は、図1の場合と同じである。また、送信側及
び公衆回線網も図1と同じであるが、送信手段としての
パーソナルコンピュータ1は、有線回線経由で表示装置
へ送る情報の生成とその送信機能も有しているものとす
る。この構成によると、例えばページングシステムの同
報通信機能の利用により、各表示部の表示内容を一斉に
変更する制御などが容易になる効果がある。
とをともに利用した実施の形態を示すブロック図で、表
示部190A、190B・・・は例えば各支店などに設
置され、有線回線からの情報を受信し表示する機能を有
した表示装置191A、191B・・・と、ページング
システムを介して送信されてきたメッセージコードを受
信して、表示装置へ渡すページャアダプタ192A、1
92B・・・をそれぞれ有している。ここでページャア
ダプタとそこからのメッセージコードを解読する表示装
置の機能は、図1の場合と同じである。また、送信側及
び公衆回線網も図1と同じであるが、送信手段としての
パーソナルコンピュータ1は、有線回線経由で表示装置
へ送る情報の生成とその送信機能も有しているものとす
る。この構成によると、例えばページングシステムの同
報通信機能の利用により、各表示部の表示内容を一斉に
変更する制御などが容易になる効果がある。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、ページングシステムを
利用することにより、簡単なシステム構成で多くの情報
を複雑な操作なしに遠隔地の表示ボードなどに表示・制
御できる効果があり、音声情報も利用することでより効
果的な表示が可能になる。更に、ページングシステムの
同報通信機能を利用することにより、緊急を要する通報
や多数の支店等への情報の一斉表示が容易に行える効果
がある。
利用することにより、簡単なシステム構成で多くの情報
を複雑な操作なしに遠隔地の表示ボードなどに表示・制
御できる効果があり、音声情報も利用することでより効
果的な表示が可能になる。更に、ページングシステムの
同報通信機能を利用することにより、緊急を要する通報
や多数の支店等への情報の一斉表示が容易に行える効果
がある。
【図1】本発明になるページング信号によるデータ表示
システムの構成例を示すブロック図である。
システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】従来の情報表示装置の構成例を示すブロック図
である。
である。
【図3】ページャアダプタの構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】ページャ受信回路の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】ページャシステムの送信コードのフォーマット
例を示す図である。
例を示す図である。
【図6】表示装置の構成を示すブロック図である。
【図7】ページャシステムによる自動送信方法の説明図
である。
である。
【図8】ページャシステムによる自動送信方法の別の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図9】ページャアダプタの動作を示すフローチャート
である。
である。
【図10】送信されるメッセージコードのフォーマット
を示す図である。
を示す図である。
【図11】メッセージコードの例による説明図である。
【図12】送信されるメッセージコードの例を示す図で
ある。
ある。
【図13】表示装置における表示制御処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図14】表示装置で表示データに変換されてメモリに
格納された表示・制御データの例を示す図である。
格納された表示・制御データの例を示す図である。
【図15】メッセージコード自動送信手順の例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図16】メッセージコード自動送信手順の他の例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図17】メッセージコード自動送信手順のさらに他の
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
【図18】表示装置内のRAMの領域の説明図である。
【図19】ページング信号と有線回線の双方を利用した
データ表示システムの構成例を示すブロック図である。
データ表示システムの構成例を示すブロック図である。
1 パーソナルコンピュータ 3 公衆回線網 4 基地局 5 表示装置 6 ページャアダプタ 8 表示ボード 62 CPU 63 ROM 64 RAM 66 タイマ 67 音声ROM 68 音声データ変換部 69 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/14 H04M 11/02 (72)発明者 古屋 修 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 三浦 雄三 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 表示用メッセージ及び表示制御用情報を
コード化してメッセージコードとし、そのメッセージコ
ードをページングシステムでの1回の送信動作で送信可
能な長さの小メッセージコードに分割し、該小メッセー
ジコードの各々に呼び出し用IDコードを付加したペー
ジングシステムの送信信号を生成し、公衆回線網に自動
的にアクセスすることにより順次送信するための送信端
末と、前記IDコードが登録され、前記送信端末から送
信され送信信号を公衆回線網及びページングシステムの
無線基地局を介して受信し、前記メッセージコードを取
り出すためのページャアダプタと、 表示手段と、 前記ページャアダプタからのメッセージコードを処理し
て前記表示手段へ表示する表示データの生成とその表示
制御を行うための表示制御手段と、 を備えたことを特徴とするページング信号によるデータ
表示システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のページング信号による
データ表示システムにおいて、前記送信端末は、前記I
Dコード発呼のあと、該IDコードを受信した公衆回線
網端局から返送されるところの入力待ち信号音を検出す
るための信号音検出手段を備え、該手段により前記入力
待ち信号音が検出されたときに前記小メッセージコード
の1つを送信することを特徴とするページング信号によ
るデータ表示システム。 - 【請求項3】 請求項1に記載のページング信号による
データ表示システムにおいて、前記送信端末は、前記I
Dコード発呼時にスタートし、予め定められた設定時間
が経過すると入力信号を出力するためのタイマを備え、
該タイマから前記入力信号が出力されたときに前記小メ
ッセージコードの1つを送信することを特徴とするペー
ジング信号によるデータ表示システム。 - 【請求項4】 請求項1に記載のページング信号による
データ表示システムにおいて、前記送信端末は、前記I
Dコード発呼のあと、該IDコードを受信した公衆回線
網端局から返送されるところの案内メッセージを遮断す
るための遮断信号を出力し、かつその出力と同時にスタ
ートして、予め定められた設定時間が経過すると入力信
号を出力するための遮断信号発生手段を備え、該遮断信
号発生手段から前記入力信号が出力されたときに前記小
メッセージコードの1つを送信することを特徴とするペ
ージング信号によるデータ表示システム。 - 【請求項5】 請求項1〜4の内の1つに記載のページ
ング信号によるデータ表示システムにおいて、 前記表示制御手段は、文字コード変換テーブルを有し、
該テーブルを用いて前記メッセージコード内の文字コー
ドを前記表示手段で表示可能な文字データに変換する構
成としたことを特徴とするページング信号によるデータ
表示システム。 - 【請求項6】 請求項1〜4の内の1つに記載のページ
ング信号によるデータ表示システムにおいて、 前記表示制御手段は、音声コード変換テーブルと、音声
信号生成手段とを有し、かつ前記表示手段はスピーカを
有すると共に、前記音声コード変換テーブルを用いて前
記メッセージコード内の音声コードを音声データに変換
し、該音声データを前記音声信号生成手段により音声信
号に変換して前記スピーカへ出力する構成としたことを
特徴とするページング信号によるデータ表示システム。 - 【請求項7】 請求項1〜4の内の1つに記載のページ
ング信号によるデータ表示システムにおいて、 前記表示制御情報が緊急表示を要することを示す情報を
含むことを特徴とするページング信号によるデータ表示
システム。 - 【請求項8】 請求項1〜4の内の1つに記載のページ
ング信号によるデータ表示システムにおいて、 前記ページャアダプタには当該ページャアダプタのID
コードの他に同報通信用IDコードも登録されたことを
特徴とするページング信号によるデータ表示システム。 - 【請求項9】 請求項8に記載のページング信号による
データ表示システムにおいて、 前記表示制御手段は、文字コード変換テーブルを有し、
該テーブルを用いて前記メッセージコード内の文字コー
ドを前記表示手段で表示可能な文字データに変換する構
成としたことを特徴とするページング信号によるデータ
表示システム。 - 【請求項10】 請求項9に記載のページング信号によ
るデータ表示システムにおいて、 前記表示制御手段は、前記文字コード変換テーブルが可
変設定可能な構造としたことを特徴とするページング信
号によるデータ表示システム。 - 【請求項11】 請求項8に記載のページング信号によ
るデータ表示システムにおいて、 前記表示制御手段は、音声コード変換テーブルと、音声
信号生成手段とを有し、かつ前記表示手段はスピーカを
有すると共に、前記音声コード変換テーブルを用いて前
記メッセージコード内の音声コードを音声データに変換
し、該音声データを前記音声信号生成手段により音声信
号に変換して前記スピーカへ出力する構成としたことを
特徴とするページング信号によるデータ表示システム。 - 【請求項12】 請求項11に記載のページング信号に
よるデータ表示システムにおいて、 前記音声コード変換テーブルは可変設定可能な構造とし
たことを特徴とするページング信号によるデータ表示シ
ステム。 - 【請求項13】 請求項8に記載のページング信号によ
るデータ表示システムにおいて、 前記表示制御情報は、緊急表示を要することを示す情報
を含むことを特徴とするページング信号によるデータ表
示システム。 - 【請求項14】 請求項1に記載のページング信号によ
るデータ表示システムにおいて、前記表示手段の各々に
公衆回線網の有線加入者回線を接続するとともに、前記
表示手段に前記加入者回線を介して送信された表示情報
を前記表示手段に表示する機能を付加したことを特徴と
するページング信号によるデータ表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324041A JPH1051821A (ja) | 1995-12-07 | 1996-12-04 | ページング信号によるデータ表示システム |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-318889 | 1995-12-07 | ||
JP31888995 | 1995-12-07 | ||
JP23796 | 1996-01-05 | ||
JP15750596 | 1996-05-29 | ||
JP8-157505 | 1996-05-29 | ||
JP8-237 | 1996-05-29 | ||
JP8324041A JPH1051821A (ja) | 1995-12-07 | 1996-12-04 | ページング信号によるデータ表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1051821A true JPH1051821A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=27453125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8324041A Pending JPH1051821A (ja) | 1995-12-07 | 1996-12-04 | ページング信号によるデータ表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1051821A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009089023A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Saxa Inc | 災害警報システム |
US7865133B2 (en) | 2005-03-28 | 2011-01-04 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Wireless communication system |
JP2011120009A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信システム |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8324041A patent/JPH1051821A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7865133B2 (en) | 2005-03-28 | 2011-01-04 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Wireless communication system |
JP2009089023A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Saxa Inc | 災害警報システム |
JP2011120009A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050627 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051129 |