JPH1051707A - インターネットテレビジョン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン番組を予約することができ、そ
のテレビジョン番組の開始時刻になったとき、インター
ネットの情報検索中でも、そのテレビジョン番組を画面
に表示することができるインターネットテレビジョンの
提供。 【解決手段】 画面１７に表示する映像信号を、インタ
ーネットに関連する映像信号とビデオ信号中の映像信号
とへ切替える切替回路１４と、切替回路１４が切替える
べき時刻とその時刻に選択すべきテレビジョンチャネル
とを記憶する記憶手段（２０）と、そのテレビジョンチ
ャネルを選択する選択手段（２０）と、時計回路（２
０）とを備え、画面１７にインターネットに関連する映
像信号を表示している場合に、時計回路（２０）が示す
時刻が切替回路１４が切替えるべき時刻に達した時、切
替回路１４がビデオ信号中の映像信号へ切替え、選択手
段（２０）が、記憶手段（２０）が記憶したテレビジョ
ンチャネルを選択すべく構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号中の映
像信号を画面に表示し、また、電話回線を通じてインタ
ーネットからデータを取り込み、映像信号に変換して画
面に表示するインターネットテレビジョンに関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】インターネットは、世界的な規模で多数
のコンピュータが接続されたネットワークであり、それ
ぞれのコンピュータには読み出すことができる様々な情
報が蓄えられている。この情報には、電子メール、各種
プログラム及びホームページ等があり、双方向で通信す
ることができる。ホームページは、１つの情報の表紙及
び目次に当たるものであり、ホームページ上の絵（アイ
コン）及び単語を選択することにより、必要な情報を検
索していくことができる。

【０００３】図１６は、それぞれのコンピュータとイン
ターネットとの接続例を説明するための説明図である。
この接続例では、パーソナルコンピュータ７は、モデム
８又はターミナルアダプタを介して電話回線２に接続さ
れ、この電話回線２により、接続サービス会社であるプ
ロバイダのモデム３又はターミナルアダプタに接続され
る。モデム３は、プロバイダのコンピュータであるサー
バー４に接続されている。

【０００４】サーバー４は、インターネット６に２４時
間接続されており、中継経路を設定するためのルーター
５を介してインターネット６に接続されている。パーソ
ナルコンピュータ７からは、必要なときに電話をかけ
て、プロバイダのサーバー４経由でインターネット６に
接続する（ダイヤルアップ接続）。近時、このインター
ネット６にパーソナルコンピュータ７の代わりに接続
し、その画面にインターネットの様々な情報を表示でき
るインターネットテレビジョンが提案されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】インターネットテレビ
ジョンでは、操作者は、インターネットの情報検索につ
い夢中になり、鑑賞したかったテレビジョン番組を見逃
すことが起こり得る。そのため、テレビジョン番組を予
約することができ、そのテレビジョン番組の開始時刻に
なったとき、インターネットの情報検索中でも、そのテ
レビジョン番組を画面に表示することができるインター
ネットテレビジョンの実現が望まれていた。

【０００６】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、テレビジョン番組を予約することが
でき、そのテレビジョン番組の開始時刻になったとき、
インターネットの情報検索中でも、そのテレビジョン番
組を画面に表示することができるインターネットテレビ
ジョンを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明に係るインターネ
ットテレビジョンは、ビデオ信号中の映像信号を画面に
表示し、また、電話回線を通じて、インターネットに接
続されたコンピュータからデータを取り込み映像信号に
変換して画面に表示するインターネットテレビジョンで
あって、前記画面に表示する映像信号を、インターネッ
トに関連する映像信号と前記ビデオ信号中の映像信号と
へ切替える切替回路と、該切替回路が切替えるべき時刻
とその時刻に選択すべきテレビジョンチャネルとを記憶
する記憶手段と、前記テレビジョンチャネルを選択する
選択手段と、時計回路とを備え、前記画面にインターネ
ットに関連する映像信号を表示している場合に、前記時
計回路が示す時刻が前記時刻に達した時、前記切替回路
が前記ビデオ信号中の映像信号へ切替え、前記選択手段
が前記テレビジョンチャネルを選択すべくなしてあるこ
とを特徴とする。

【０００８】このインターネットテレビジョンでは、切
替回路が、画面に表示する映像信号を、インターネット
に関連する映像信号とビデオ信号中の映像信号とへ切替
え、記憶手段が、切替回路が切替えるべき時刻とその時
刻に選択すべきテレビジョンチャネルとを記憶する。そ
して、画面にインターネットに関連する映像信号を表示
している場合に、時計回路が示す時刻が前記時刻に達し
た時、切替回路がビデオ信号中の映像信号へ切替え、選
択手段が、選択すべきテレビジョンチャネルを選択す
る。これにより、テレビジョン番組を予約することがで
き、そのテレビジョン番組の開始時刻になったとき、イ
ンターネットの情報検索中でも、そのテレビジョン番組
を画面に表示するので、鑑賞したいテレビジョン番組を
見逃すことが起こらない。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下に、本発明を、その実施の形
態を示す図面に基づき説明する。図１は、本発明に係る
インターネットテレビジョンとインターネットとの接続
例を説明するための説明図である。この接続例では、リ
モートコントロール装置２０ａにより遠隔操作されるイ
ンターネットテレビジョン１が、電話回線２に接続され
る。インターネットテレビジョン１には、モデムが内蔵
されている。電話回線２は、接続サービス会社であるプ
ロバイダのモデム３又はターミナルアダプタに接続さ
れ、モデム３は、プロバイダのコンピュータであるサー
バー４に接続されている。

【００１０】サーバー４は、インターネット６に２４時
間接続されており、中継経路を設定するためのルーター
５を介してインターネット６に接続されている。インタ
ーネットテレビジョン１からは、リモートコントロール
装置２０ａが操作されると、自動的に電話の呼出し動作
が行われ、プロバイダのサーバー４経由でインターネッ
ト６に接続する（ダイヤルアップ接続）。

【００１１】図２は、本発明に係るインターネットテレ
ビジョンの実施の形態の要部構成を示すブロック図であ
る（音声関係は省略）。このインターネットテレビジョ
ン１は、アンテナ１０ａにより受信されたテレビジョン
電波がチューナ１０で選局され、選局されたテレビジョ
ン電波は、映像中間周波・検波回路１１によりビデオ信
号が検波される。検波されたビデオ信号は、ビデオクロ
マ処理部１２により輝度信号Ｙ及び色差信号Ｂ−Ｙ，Ｒ
−Ｙが抽出される。

【００１２】抽出された輝度信号Ｙ及び色差信号Ｂ−
Ｙ，Ｒ−Ｙは、ビデオ信号処理部１３により赤、緑及び
青の各色信号Ｒ，Ｇ，Ｂに変換される。この各色信号
Ｒ，Ｇ，Ｂは、切替回路１４を介して、ＲＧＢマトリク
ス１５に与えられ、各色毎にＣＲＴ１７に出力される。
映像中間周波・検波回路１１により検波されたビデオ信
号は、また、同期分離偏向処理部１６にも与えられ、垂
直同期信号及び水平同期信号が抽出される。抽出された
垂直同期信号及び水平同期信号は、ＣＲＴ１７に与えら
れ、画面走査の同期信号として使用される。

【００１３】一方、通信回線２４に接続されたインター
ネット処理部２２は、通信回線２４経由で与えられたデ
ータから映像信号の赤、緑及び青の各色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
を抽出し、この各色信号Ｒ，Ｇ，Ｂは、切替回路１４を
介して、ＲＧＢマトリクス１５に与えられ、各色毎にＣ
ＲＴ１７に出力される。インターネット処理部２２は、
独自に垂直同期信号及び水平同期信号を作成し、この垂
直同期信号及び水平同期信号は、ＣＲＴ１７に与えら
れ、画面走査の同期信号として使用される。

【００１４】選局マイクロコンピュータ２０は、リモー
トコントロール装置２０ａからの光信号、電波信号等に
よる指示に従って、チューナ１０に選局指示信号を出力
すると共に、インターネット処理部２２との信号の授受
を行い、インターネットテレビジョン１を操作制御す
る。また、必要に応じて、オンスクリーンディスプレイ
制御部２１にも指示信号を出力して、オンスクリーンデ
ィスプレイ制御部２１から映像信号をＲＧＢマトリクス
１５に与えさせる。また、選局マイクロコンピュータ２
０は、リモートコントロール装置２０ａからの指示に従
って、インターネットの画面を表示するモードと、テレ
ビジョン番組を表示するモードとの切替信号を切替回路
１４へ出力する。

【００１５】図３は、インターネット処理部２２の構成
を示すブロック図である。このインターネット処理部２
２は、通信回線２４に接続されたモデム４１がＣＰＵ３
８に接続され、ＣＰＵ３８は、バス４０を介して、ＲＡ
Ｍ３７、ＲＯＭ３９及びゲートアレー３６と接続されて
いる。ＲＡＭ３７は、モデム４１経由で得たデータの画
像信号その他を記憶し、ＲＯＭ３９は、インターネット
処理部２２の処理プログラム及びこのインターネットテ
レビジョン１独自の画面の画像信号等を記憶している。

【００１６】同期信号作成部２５は、クロック発生器２
６から出力されるクロックを基に、インターネット処理
部２２独自の垂直同期信号及び水平同期信号を作成し、
ゲートアレー３６に与える。クロック発生器２６は、ク
ロックを作成しゲートアレー３６に与える。

【００１７】ゲートアレー３６は、ラインメモリである
ビデオＦＩＦＯ２９と、同期信号作成部２５から垂直同
期信号及び水平同期信号を与えられ、クロック発生器２
６からクロックを与えられて、ビデオＦＩＦＯ２９の書
込み制御を行う書込み制御部２７と、同期信号作成部２
５から垂直同期信号及び水平同期信号を与えられ、クロ
ック発生器２６から読出しクロックを与えられて、ビデ
オＦＩＦＯ２９の読出し制御を行う読出し制御部２８と
を有している。

【００１８】ゲートアレー３６は、また、選局マイクロ
コンピュータ２０との信号の授受を行うＩ／Ｏポート１
（３１）と、Ｉ／Ｏポート１（３１）からの信号及び垂
直同期信号をＣＰＵ３８の割込み信号として出力する割
込み制御部３０と、電話番号、ＩＤ、パスワード及び通
信履歴等を記憶するＥＥＰＲＯＭ３３と信号の授受を行
うＩ／Ｏポート２（３２）とを有している。

【００１９】同期信号作成部２５は、次に表示すべきフ
ィールドがＯｄｄ又はＥｖｅｎの何れであるかを出力
し、それを垂直同期信号の割込みタイミングにより、割
込み制御部３０経由でＣＰＵ３８に与える。ビデオＦＩ
ＦＯ２９から読出された各色信号Ｒ，Ｇ，Ｂは、それぞ
れカラーパレット３５により、精細に色付けされて、切
替回路１４へ出力される。

【００２０】図４は、選局マイクロコンピュータ２０の
構成を示すブロック図である。この選局マイクロコンピ
ュータ２０は、時計回路５２が接続されたＣＰＵ５０
に、バス５１を介して、通信制御部５６、Ｉ／Ｏポート
５５、ＲＡＭ５４及びＲＯＭ５３が接続されている。通
信制御部５６は、リモートコントロール装置２０ａとの
通信を行い、Ｉ／Ｏポート５５は、チューナ１０、オン
スクリーンディスプレイ制御部２１、インターネット処
理部２２及び図示しない電源回路等と個々に接続されて
いる。記憶手段であるＲＡＭ５４は、操作者が、リモー
トコントロール装置２０ａに付設された操作釦を操作し
て予約したテレビジョン番組の開始時刻とそのテレビジ
ョンチャネルを記憶する。

【００２１】以下に、このような構成のインターネット
テレビジョン１の動作を説明する。インターネットテレ
ビジョン１は、リモートコントロール装置２０ａに付設
された操作釦が操作され、通常のテレビジョンとして作
動するモードが指定された場合、アンテナ１０ａにより
受信されたテレビジョン電波が、選局マイクロコンピュ
ータ２０からの指示により、チューナ１０で選局され
る。選局されたテレビジョン電波は、映像中間周波・検
波回路１１によりビデオ信号が検波され、検波されたビ
デオ信号からは、ビデオクロマ処理部１２により輝度信
号Ｙ及び色差信号Ｂ−Ｙ，Ｒ−Ｙが抽出される。

【００２２】抽出された輝度信号Ｙ及び色差信号Ｂ−
Ｙ，Ｒ−Ｙは、ビデオ信号処理部１３により赤、緑及び
青の各色信号Ｒ，Ｇ，Ｂに変換される。この各色信号
Ｒ，Ｇ，Ｂは、切替回路１４を介して、ＲＧＢマトリク
ス１５に与えられ、各色毎にＣＲＴ１７に出力される。
映像中間周波・検波回路１１により検波されたビデオ信
号からは、同期分離偏向処理部１６により垂直同期信号
及び水平同期信号が抽出される。抽出された垂直同期信
号及び水平同期信号は、ＣＲＴ１７に与えられ、各色信
号Ｒ，Ｇ，Ｂを画面走査する時の同期信号として使用さ
れる。

【００２３】インターネットテレビジョン１は、リモー
トコントロール装置２０ａに付設されたインターネット
釦が操作され、インターネットテレビジョンとして作動
するモードが指定された場合、ＣＰＵ３８が割込み制御
部３０により割込みを掛けられる。ＣＰＵ３８は、割込
みを掛けられると、ＲＯＭ３９から初期画面の１画面分
の画像信号を読出し、ＲＡＭ３７へセットする。また、
クロック発生器２６はクロックを出力し、書込み制御部
２７及び読出し制御部２８に与える。選局マイクロコン
ピュータ２０は、このとき、Ｉ／Ｏポート５５から切替
信号を出力し、切替回路１４からの出力をインターネッ
ト処理部２２からの各色信号Ｒ，Ｇ，Ｂに切替る。

【００２４】割込み制御部３０は、読出し制御部２８か
ら水平同期信号を与えられる都度、ＣＰＵ３８が内蔵す
るＤＭＡコントローラを作動させ、ＤＭＡによりＲＡＭ
３７から１走査線分の映像信号の各色信号Ｒ，Ｇ，Ｂを
読出させ、ビデオＦＩＦＯ２９に与える。ビデオＦＩＦ
Ｏ２９では、この各色信号Ｒ，Ｇ，Ｂを、書込み制御部
２７が作るタイミングによりそれぞれ書込み、読出し制
御部２８が４ｆｓｃの読出しクロックによりそれぞれ読
出し、読出された各色信号Ｒ，Ｇ，Ｂは、切替回路１４
を介して、ＲＧＢマトリクス１５に与えられ、各色毎に
ＣＲＴ１７に出力される。

【００２５】同期信号作成部２５は、画面表示のとき、
垂直同期信号及び水平同期信号をＣＲＴ１７に与え、こ
れらは、各色信号Ｒ，Ｇ，Ｂを画面走査する時の同期信
号として使用される。

【００２６】このとき、ＤＭＡコントローラは、図５に
示すように、ＣＲＴ１７の表示画面への表示が始まる１
ライン前（図５の右上）から、ＤＭＡにより映像信号の
各色信号Ｒ，Ｇ，ＢをＲＡＭ３７から読出させ、ＣＲＴ
１７の表示画面に表示されない無効表示領域Ｂの期間
（水平帰線期間）中に、ビデオＦＩＦＯ２９への書込み
を終了し、ＣＲＴ１７の表示画面に表示される有効表示
領域Ａの期間中は、読出し制御部２８がビデオＦＩＦＯ
２９からの読出しを行う。

【００２７】また、同期信号作成部２５は、垂直同期信
号の割込みタイミングで、次に表示すべきフィールドが
Ｏｄｄ又はＥｖｅｎの何れであるかの出力を、割込み制
御部３０経由でＣＰＵ３８内のＤＭＡコントローラに与
える。ＤＭＡコントローラは、この結果に従って、読出
す映像信号のＲＡＭ３７内のアドレスをセットする。

【００２８】上述した動作の結果、ＣＲＴ１７の表示画
面には、図６に示すような初期画面が表示される。操作
者が、この初期画面の「お店情報」「旅行・観光」「ニ
ュース」「学習」「娯楽」「地域と企業情報」「オリジ
ナル」「検索」「電子メール」の各絵（アイコン）の中
から、リモートコントロール装置２０ａを操作して、例
えば、「旅行・観光」の絵を選択し決定すると、インタ
ーネット処理部２２は、初期画面のときと同様にして、
図１０に示すような「旅行・観光」の選択画面を表示す
る。以下、同様にして、選択画面において選択され決定
される都度、ツリー状に選択肢に連なった同様の下位選
択画面が表示される。

【００２９】リモートコントロール装置２０ａは、初期
画面（図６）の下部に表示された絵４２のように、上面
の右端に選択釦（４３）、左端に決定釦（４４）、中央
部に各種の操作釦（４５）を備えている。選択釦は、
「指さし手」のポインター又はカーソル等の位置を８方
向へ自在に移動させることが可能であり、決定釦が操作
されたときのポインター又はカーソル等と重なる絵（釦
形の絵も含む）又は文字列で表示される項目が選択決定
される。

【００３０】選択画面において選択決定され検索が進む
と、検索された項目に関連した絵が、ＲＯＭ３９及びＥ
ＥＰＲＯＭ３３から読出され表示画面に表示される。操
作者が、リモートコントロール装置２０ａを操作して、
この絵の中から選択決定すると、ＣＰＵ３８が、ＥＥＰ
ＲＯＭ３３からプロバイダーのサーバー４の電話番号を
読出し、電話の呼出し動作を行い、プロバイダのサーバ
ー４とインターネット処理部２２とが接続される。プロ
バイダのサーバー４と接続されると、選択決定された絵
に対応するＵＲＬが呼出され接続される。登録されてい
ないＵＲＬを呼出す場合は、後述するブラウザのメニュ
ー画面の「ＵＲＬ入力」を選択決定して、そのＵＲＬを
入力する。

【００３１】図７〜９は、テレビジョン番組が予約され
た場合の、選局マイクロコンピュータ２０のＣＰＵ５０
の動作を示すフローチャートである。以下に、このフロ
ーチャートに基づき、インターネットテレビジョン１の
テレビジョン番組が予約された場合の動作を説明する。

【００３２】操作者が、リモートコントロール装置２０
ａに付設された操作釦を操作して、テレビジョン番組を
予約した場合、インターネットテレビジョン１が電源オ
フのとき（図７）、ＣＰＵ５０は、ＲＡＭ５４に記憶さ
れた予約時刻（設定タイム）と時計回路５２の時刻とを
チェックし、時計回路５２の時刻が予約時刻になってい
るとき（Ｓ１０）、インターネットテレビジョン１の電
源をオンする（Ｓ１８）。次いで、ＲＡＭ５４に記憶さ
れている予約されたテレビジョンチャネルを、チューナ
１０により選局させ、予約されたテレビジョン番組を画
面に表示させる。

【００３３】時計回路５２の時刻が予約時刻になってい
ないとき（Ｓ１０）、リモートコントロール装置２０ａ
の操作釦（キー）が操作されたか否かをチェックし、
「電源」の操作釦が操作されたとき（Ｓ１２）、インタ
ーネットテレビジョン１の電源をオンし（Ｓ１４）、Ｒ
ＡＭ５４に記憶してある、前回インターネットテレビジ
ョン１の電源がオフされたときのテレビジョンチャネル
を、チューナ１０により選局させ（Ｓ１６）、そのテレ
ビジョン番組を画面に表示させる。リモートコントロー
ル装置２０ａの操作釦（キー）が操作されていないとき
（Ｓ１２）、ＣＰＵ５０は、再度、ＲＡＭ５４に記憶さ
れた予約時刻（設定タイム）と時計回路５２の時刻とを
チェックする（Ｓ１０）。

【００３４】インターネットテレビジョン１が、画面に
テレビジョン番組を表示するテレビジョンモードのとき
（図８）、ＣＰＵ５０は、ＲＡＭ５４に記憶された予約
時刻（設定タイム）と時計回路５２の時刻とをチェック
し、時計回路５２の時刻が予約時刻になっているとき
（Ｓ２２）、ＲＡＭ５４に記憶されている予約されたテ
レビジョンチャネルを、チューナ１０により選局させ、
予約されたテレビジョン番組を画面に表示させる（Ｓ３
２）。

【００３５】ＣＰＵ５０は、時計回路５２の時刻が予約
時刻になっていないとき（Ｓ２２）、リモートコントロ
ール装置２０ａの操作釦（キー）が操作されたか否かを
チェックし、釦操作されていないとき（Ｓ２４）、再
度、ＲＡＭ５４に記憶された予約時刻（設定タイム）と
時計回路５２の時刻とをチェックする（Ｓ２２）。釦操
作され（Ｓ２４）、その釦がインターネット釦（キー）
であるとき（Ｓ２６）、ＣＰＵ５０は、インターネット
に関連する画面を表示するインターネットモードを開始
する処理を行い（Ｓ３６）、電話回線を接続して（Ｓ３
８）、インターネットモードになる。

【００３６】釦操作され（Ｓ２４）、その釦が「電源」
釦であるとき（Ｓ２８）、ＣＰＵ５０は、インターネッ
トテレビジョン１の電源をオフにする（Ｓ３４）。釦操
作され（Ｓ２４）、その釦がインターネット釦又は「電
源」釦でなかったときは、操作された（Ｓ２４）釦に対
応するテレビジョンモードの処理を行い（Ｓ３０）、再
度、ＲＡＭ５４に記憶された予約時刻（設定タイム）と
時計回路５２の時刻とをチェックする（Ｓ２２）。

【００３７】インターネットテレビジョン１が、インタ
ーネットに関連する画面を表示するインターネットモー
ドをのとき（図９）、ＣＰＵ５０は、ＲＡＭ５４に記憶
された予約時刻（設定タイム）と時計回路５２の時刻と
をチェックし、時計回路５２の時刻が予約時刻になって
いるとき（Ｓ４０）、画面にテレビジョン番組を表示す
るテレビジョンモードに切替える（Ｓ５２）。次いで、
ＣＰＵ５０は、ＲＡＭ５４に記憶されている予約された
テレビジョンチャネルを、チューナ１０により選局させ
（Ｓ５４）、予約されたテレビジョン番組を画面に表示
させると共に、インターネット接続中の警告を、オンス
クリーンディスプレイ制御部により画面に表示させる
（Ｓ５６）。

【００３８】ＣＰＵ５０は、時計回路５２の時刻が予約
時刻になっていないとき（Ｓ４０）、リモートコントロ
ール装置２０ａの操作釦（キー）が操作されたか否かを
チェックし、釦操作されていないとき（Ｓ４２）、再
度、ＲＡＭ５４に記憶された予約時刻（設定タイム）と
時計回路５２の時刻とをチェックする（Ｓ４０）。釦操
作され（Ｓ４２）、その釦が「電源」釦であるとき（Ｓ
４４）、ＣＰＵ５０は、インターネットテレビジョン１
の電源をオフにする（Ｓ５８）。釦操作され（Ｓ４
２）、その釦がインターネット釦であるとき（Ｓ４
６）、ＣＰＵ５０は、インターネットモードを終了する
処理を行い（Ｓ６０）、電話回線を切断して（Ｓ６
２）、テレビジョンモードになる。

【００３９】釦操作され（Ｓ４２）、その釦がインター
ネットモードに関連する釦であったときは（Ｓ４８）、
操作された（Ｓ４２）釦に対応するインターネットモー
ドの処理を行い（Ｓ５０）、再度、ＲＡＭ５４に記憶さ
れた予約時刻（設定タイム）と時計回路５２の時刻とを
チェックする（Ｓ４０）。釦操作され（Ｓ４２）、その
釦がインターネットモードに関連する釦でなかったとき
は（Ｓ４８）、再度、ＲＡＭ５４に記憶された予約時刻
（設定タイム）と時計回路５２の時刻とをチェックする
（Ｓ４０）。

【００４０】図１１（ａ）は、インターネットの画面が
表示されるとき、必要に応じて、表示画面の上端部に表
示されるブラウザのメニュー画面である。このメニュー
画面は、左端から「戻る」「進む」「再読込み」「画像
再読込み」「ＵＲＬ入力」「ＵＲＬ登録」「中止」「終
了」「下へ移動」「上へ移動」「左へ移動」「右へ移
動」をそれぞれ示す絵が描かれた釦が表示されている。

【００４１】リモートコントロール装置２０ａの選択釦
（４３）を操作して、ポインター４６を何れかの釦上に
移動させると、図１１（ｂ）に示すように、その釦が下
方向へ伸び広がり、その釦が選択されていることを表示
する。但し、「下へ移動」「上へ移動」「左へ移動」
「右へ移動」の各釦は下方向へ伸び広がらない。また、
その釦が選択決定されると、別の画面へジャンプする場
合は、図１１（ｂ）に示すように、ポインター４６が
「指さし手」形のポインター４８に変化する。

【００４２】釦が下方向に伸び広がり、釦が選択されて
いる状態で、リモートコントロール装置２０ａの決定釦
（４４）が操作されると、図１２（ａ）に示すように、
その釦は一瞬凹み、その釦の通常のときより暗い色にな
って、陰とハイライトとが逆転する。これにより、その
釦が選択決定されたことを表示する。釦が何れの動作に
も関連付けされていない場合は、ポインター４６をその
釦上に移動させると、図１２（ｂ）に示すように、ポイ
ンター４６は変化せず、その釦の絵の明暗を一瞬逆転さ
せ、注意を促す。

【００４３】図１３は、ブラウザのメニュー画面の他の
説明図である。このメニュー画面は、釦が選択決定され
たときに、その釦に関連する大きな釦がパネル４７と共
に表示された場合を示している。このとき、キーカーソ
ルは、選択釦（４３）の操作により、大きな釦上のみを
移動し、キーカーソルが釦上に移動すると、その釦が明
るくなり、その釦が選択されていることを表示する（パ
ネル４７）。この状態で決定釦（４４）が操作される
と、その釦は一瞬凹み、その釦が選択決定されたことを
表示する（パネル４７ａ）。

【００４４】図１４，１５は、文字パレットの説明図で
ある。文字パレットは、「ＵＲＬ入力」及び電子メール
作成等の文字入力が必要な場合に、「文字入力」釦が選
択決定されることにより表示される。文字パレットは、
文字、記号及び操作項目毎に、釦が割当てられている。
図１４は「英数字・大文字」の文字パレットを、図１５
は「漢字変換」の文字パレットをそれぞれ示し、他に
「英数字・小文字」「ひらがな」等の文字パレットが、
必要に応じて、又操作項目釦が選択決定されることによ
り表示される。

【００４５】予め、文字入力が必要な位置にポインター
を移動させて、決定釦（４４）を操作し、文字入力が必
要な画面枠内でカーソル表示に変化させる。この状態
で、「文字入力釦」を選択決定すると、文字パレットが
表示され、「指さし手」形のポインターを選択釦（４
３）の操作により、当該釦上に移動させ、決定釦（４
４）を操作すると、当該釦が一瞬凹み、色が一瞬暗くな
って、その釦が選択決定されたことを表示する。選択決
定された釦に該当する文字は、「入力済み表示」欄４９
に表示されると共に、文字入力が必要な画面枠内に入力
される。

【００４６】

【発明の効果】本発明に係るインターネットテレビジョ
ンによれば、テレビジョン番組を予約することができ、
そのテレビジョン番組の開始時刻になったとき、インタ
ーネットの情報検索中でも、そのテレビジョン番組を画
面に表示するので、鑑賞したいテレビジョン番組を見逃
すことがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るインターネットテレビジョンとイ
ンターネットとの接続例を説明するための説明図であ
る。

【図２】本発明に係るインターネットテレビジョンの実
施の形態の構成を示すブロック図である。

【図３】インターネット処理部の構成を示すブロック図
である。

【図４】選局マイクロコンピュータ２０の構成を示すブ
ロック図である。

【図５】ＤＭＡコントローラが映像信号を転送する動作
を説明するための説明図である。

【図６】本発明に係るインターネットテレビジョンの初
期画面を説明するための説明図である。

【図７】選局マイクロコンピュータのＣＰＵの動作を示
すフローチャートである。

【図８】選局マイクロコンピュータのＣＰＵの動作を示
すフローチャートである。

【図９】選局マイクロコンピュータのＣＰＵの動作を示
すフローチャートである。

【図１０】「旅行・観光」の選択画面を説明するための
説明図である。

【図１１】ブラウザのメニュー画面を説明するための説
明図である。

【図１２】ブラウザのメニュー画面の釦の動作を説明す
るための説明図である。

【図１３】ブラウザのメニュー画面を説明するための説
明図である。

【図１４】文字パレットを説明するための説明図であ
る。

【図１５】文字パレットを説明するための説明図であ
る。

【図１６】コンピュータとインターネットとの接続例を
説明するための説明図である。

【符号の説明】

１ インターネットテレビジョン １４ 切替回路 １５ ＲＧＢマトリクス １７ ＣＲＴ ２０ 選局マイクロコンピュータ ２０ａ リモートコントロール装置 ２２ インターネット処理部 ２４ 通信回線（電話回線） ２９ ビデオＦＩＦＯ ３７ ＲＡＭ ３８，５０ ＣＰＵ ４１ モデム ５２ 時計回路 ５４ ＲＡＭ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ビデオ信号中の映像信号を画面に表示
   し、また、電話回線を通じて、インターネットに接続さ
   れたコンピュータからデータを取り込み映像信号に変換
   して画面に表示するインターネットテレビジョンであっ
   て、 前記画面に表示する映像信号を、インターネットに関連
   する映像信号と前記ビデオ信号中の映像信号とへ切替え
   る切替回路と、該切替回路が切替えるべき時刻とその時
   刻に選択すべきテレビジョンチャネルとを記憶する記憶
   手段と、前記テレビジョンチャネルを選択する選択手段
   と、時計回路とを備え、前記画面にインターネットに関
   連する映像信号を表示している場合に、前記時計回路が
   示す時刻が前記時刻に達した時、前記切替回路が前記ビ
   デオ信号中の映像信号へ切替え、前記選択手段が前記テ
   レビジョンチャネルを選択すべくなしてあることを特徴
   とするインターネットテレビジョン。