JPH105148A - オゾンエアのシャワー吐出孔での供給装置及び方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、オゾン水溶液を洗浄、シャワー、
手洗い、洗髪に利用するとき、シャワーヘッドに取り付
けるオゾンエア供給装置及び方式に関するものである。 【構成】１から供給したオゾンエアを２から内側に向け
て噴出する。３から供給した水又は温湯は４からシャワ
ー状に吐出し、オゾンエアと同水溶液を同時に供給し、
連続して洗浄、シャワー、手洗い、洗髪に利用する構成
である。

Description

【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】この発明は、オゾンエアと水又は
温湯を同時に供給し身体、手、毛髪等の洗浄を可能とす
るシャワー吐出孔取り付け装置及び方式に関する。

【従来の技術】オゾン発生装置はオゾンをガス状で供給
するので、オゾンエアをそのまま使用すると、オゾンエ
アが拡散し殺菌、消毒、除臭の目的を達成することが困
難であり、オゾンの水溶液を作る必要があった。オゾン
水溶液を作る場合は、水中をオゾンエアの気泡を通過さ
せたり、大きなタンクにオゾンエアを充満させ、水又は
温湯を注いだりしながら作製するのが一般的な方法であ
るが、液体にオゾンエアを通過させる方法では、ガス体
の持つ浮力が働くため水中での滞留時間が短く有効な濃
度を得る事が難しかった。またガス体に液体を注ぐ方法
では、純度の高いオゾンエアを必要とし、その費用もま
た莫大なものであり、家庭等でオゾンエアを利用する場
合不便であった。

【発明が解決しようとする課題】オゾン発生装置は割合
安価に販売されているが、オゾン水溶液を作るには特別
な装置を必要とし、より簡便な方法で手軽にオゾンエア
を利用できる方法の開発が待たれた。本発明はこのよう
な要望に添うものである。すなわち、 （１）オゾン発生装置と水又は温湯の供給装置を同時に
活用出来る。 （２）オゾン水溶液を現場で作りつつ利用し、オゾンエ
アも活用する事ができる。

【実施例】以下、本発明の図面に示す一実施例に関して
説明をする。図１はシャワーヘッドに応用した場合の本
発明の応用概念図である。からオゾンエアを供給し
より内側に向けて噴出させる。から供給された水又は
温湯をの流出口からシャワー状に吐出させる。シャワ
ー状に吐出させた水又は温湯にオゾンエアを吹き付ける
形で噴出することにより、オゾンエアが水滴を取り囲む
状態となりエアが水又は温湯に吸収され易くなる。また
オゾンＯ_３の密度は、２．１４ｇ／ｌで、空気密度１．
２９ｇ／ｌより重く、オゾンエアを放置すると空気中を
下方に移動する性質があるが、シャワー状の流れがオゾ
ンエアの流れ方向を制御するので垂直上方向へのエアの
移動も可能となり身体全般へのシャワーの目的を達成す
ることができる。

【発明の効果】以上のように本発明は、シャワーヘッド
等に取り付け、又は組み込む事により、オゾン水溶液と
オゾンエアを同時、簡便に洗浄、シャワー、手洗い、洗
髪に利用する目的を達成する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の応用概念図

【図２】本発明のオゾン噴出装置の平面図

【図３】本発明の一部断面図

【図４】本発明のシャワーヘッド一体成型の実施例の斜
視図

【図５】本発明のシャワー吐出孔中心部におけるオゾン
噴出方式

【図６】本発明のシャワー吐出孔間の複数の噴出口のオ
ゾン噴出方式

【符号の説明】

１ オゾンエア供給口 ２ オゾンエア噴出口 ３ 水又は温湯の供給口 ４ 水又は温湯の吐出口 ５ シャワーヘッド・ホールダー

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】オゾンエア発生装置とシャワー装置を使
   い、オゾンエアと水又は温湯を同時に連続して供給し、
   水の表面張力を活用してオゾン水溶液を作りつつ、水の
   流出力でオゾンエアの流れ方向を制御し、身体、手、毛
   髪等の洗浄を行う場合の、シャワー・ヘッドに取り付け
   るオゾンエアの供給装置。
2. 【請求項２】オゾンエアと水又は温湯をシャワー状に同
   時に連続して供給し、水の表面張力を活用してオゾン水
   溶液を作りつつ、水の流出力でオゾンエアの流れ方向を
   制御し、身体、手、毛髪等の洗浄を行う場合のオゾンエ
   アの供給方式。