JPH1051471A - 仮想メッセージ転送経路上への転送スケジューリングの効率を高めるために、転送サービスレートが近い仮想メッセージ転送経路同士をまとめるメカニズムを有するデジタルネットワーク - Google Patents

仮想メッセージ転送経路上への転送スケジューリングの効率を高めるために、転送サービスレートが近い仮想メッセージ転送経路同士をまとめるメカニズムを有するデジタルネットワーク

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JPH1051471A
JPH1051471A JP8855197A JP8855197A JPH1051471A JP H1051471 A JPH1051471 A JP H1051471A JP 8855197 A JP8855197 A JP 8855197A JP 8855197 A JP8855197 A JP 8855197A JP H1051471 A JPH1051471 A JP H1051471A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転送経路に様々な程度の転送サービスを持た
せられるデジタルネットワークを提供する。 【解決手段】 本発明は、ディジタル・ネットワークに
於いて、セル形式で情報の転送に待ち行列制御システム
を用いる。ネットワークでは、色々な経路に対する伝送
レートなどを考慮して、多段階のサービスレートを設け
ている。情報バッファ制御サブシステムは、セル受信
部、セル・バッファ部、およびグループ制御部を有す
る。セル受信部がセルを受信し、バッファ部が、伝送に
先だって、受信したセルをバッファリングする。グルー
プ制御部は、受信部が受信したセルに対してバッファリ
ング部が行なうバッファリングを制御する。そのオペレ
ーション過程で、グループ制御部は、それぞれのサービ
スレートの程度に応じて、バッファ部における経路ごと
にセルを集めるが、特に、ひとつの待ち行列の中で同じ
経路に対応するセル同士を集め、さらには、待ち行列の
中でのサービスレートが同じ度合になるような経路のセ
ル同士も集める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはディジ
タル通信システムに関係するものであり、ディジタル式
に画像、音声、ビデオ映像を配送するシステム中や、デ
ィジタル・コンピュータシステム同士の間などにおけ
る、ディジタル・データ通信の効率化の促進を目的とし
て、とりわけ、ディジタル・ネットワークに関係するも
のである。本発明は、特に、メッセージの転送経路に、
様々な程度の転送サービス(transfer service)を持た
せられるようなディジタル・ネットワークを目指したも
のであり、また、本発明の特長は、転送サービスレート
が類似した転送経路同士をまとめることによってそこの
転送スケジューリング効率を高めるために、ひとつのメ
カニズムを加えたことである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ディジ
タル・ネットワークが開発されてきた結果、ディジタル
・コンピュータおよびその他ディジタル式装置同士の間
で、データやプログラムなどの情報が、効率よく転送さ
れるようになった。様々な情報転送方式を用いて、色々
なタイプのネットワークが開発され、また実施化されて
きた。よく知られているイーサネットのように、そこに
接続された全ての装置を繋ぐのに、ただ1本しか回線を
使用しないネットワークもある。このようにすれば、ネ
ットワークへの装置の接続や技術の面において、ネット
ワーク配線が単純化されるものの、一度に一つの装置か
らでしか、メッセージ形式で、回線が情報を配送できな
いため、結果として概して情報転送の速度が落ちる。こ
の問題を多少緩和するために、或る種のイーサネットの
設置では、ネットワーク全体を多数のサブ・ネットワー
クに分割し、各々に別々の回線を持たせ、その回線間を
インターフェースで繋ぐ場合がある。そのような設備で
は、回線がそこに接続された装置への複数のメッセージ
を一度に配送することが可能になり、その結果、一度に
転送されるメッセージの数が増えるのである。2つ以上
のサブ・ネットワークで回線が使用されるであろうと考
えられるのは、ある回線に接続された装置から別の回線
に接続された装置にメッセージを送信するために、その
回線に接続された他の装置がそれを使えなくなっている
場合のみである。
【0003】また、この問題を緩和するために、切換ノ
ード(swichting nodes)の網の目を経て通信の操作が
なされるようなネットワークが開発されてきた。コンピ
ュータ・システムおよびその他の装置は、色々な位置の
切換ノードで接続され、情報の送信点としてネットワー
ク上へ転送すべき情報を発信することもあれば、また、
ネットワークを構成する切換ノード上で選択された経路
で転送されてくる情報を受け取るための受信点となった
りして、情報に対応する。よく知られている“ATM”
(Asynchronous Transfer Mode「非同期転送モード」)
転送方式を用いて情報を転送しているネットワークも含
めて、色々なタイプのネットワークにおいて、各送受信
点間を繋ぐ色々な情報転送経路には、ネットワークの各
経路上へ情報転送が行われる確実さ(guaranteed rat
e)という、転送サービスの確実さによって、何段階か
のクラスに分けることが可能である。しかし、ネットワ
ークの切換ノードによって、サービス率の保証値を利用
して経路上に転送された情報を、それぞれその値に対応
して確実に効率よく転送できなければならないことに加
えて、サービス率の保証値というものがない経路上への
情報転送も今後起こり得るであろうというところに、ひ
とつの問題が生じるのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特長は、メッセ
ージ転送経路のサービス率の値が何種類もあってもよい
ような、新しい改良型のディジタル・ネットワーク、即
ち、そこへの転送スケジューリングの効率を高めるため
に、転送サービス率が近い転送経路同士をまとめるメカ
ニズムを有するネットワークを供給したことである。
【0005】概要を述べると、ある面では本発明は、デ
ィジタル・ネットワークに於いて、セル形式で情報の転
送に待ち行列制御システムを用いる。ネットワークで
は、色々な経路に対する伝送レートなどを考慮して、多
段階のサービスレートを設けている。情報バッファ制御
サブシステムは、セル受信部(cell reciever)、セル
・バッファ部(cell buffer)、およびグループ制御部
(group controller)を有する。セル受信部がセルを受
信し、バッファ部が、伝送に先だって、受信したセルを
バッファリングする。グループ制御部は、受信部が受信
したセルに対してバッファリング部が行なうバッファリ
ングを制御する。そのオペレーション過程で、グループ
制御部は、それぞれのサービスレートの程度に応じて、
バッファ部における経路ごとにセルを集めるが、特に、
ひとつの待ち行列の中で同じ経路に対応するセル同士を
集め、さらには、待ち行列の中でのサービスレートが同
じ度合になるような経路のセル同士も集める。
【0006】本発明の特長は、他の面では、情報の転送
に於いて、ディジタル・ネットワーク上でそれぞれ経路
に関連したセルの形を用いて、伝送のスケジューラを用
いることである。ネットワークは、色々な経路に対する
伝送レートなどをもとに考えて、多段階のサービスレー
トを設けている。経路の待ち行列の中で、同経路に対応
するセル同士、および、サービスレートの度合が同じで
あるような経路に対応する待ち行列同士は、一つのサー
ビスレートの待ち行列の中に集合される。また、伝送の
スケジューラは、同一サービスレートの待ち行列の中か
ら、さらに1種類の経路の待ち行列だけを選んでセルを
伝送するためのセル・セレクタ部、および、その選択し
た経路の待ち行列から発信されるセルを伝送するための
セル伝送部(cell transmitter)を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、いくつもの装置間でデー
タを表わす信号を転送しあうための、複数の切換ノード
11(1)〜11(N)(11(n)という文字で一般
化して表わすものとする)を有するコンピュータ・ネッ
トワーク10を、概略的に示したものであり、それらの
装置は、図1ではコンピュータ・システム12(1)〜
12(M)(12(m)という文字で一般化して表わす
ものとする)として表現されている。コンピュータ・シ
ステム12(m)は従来どおり、プログラムの命令に従
ってデータを処理し、処理を経たデータを生成する。こ
の処理過程では、コンピュータ・システム12(mS
(下付き添字“S”は、“source”つまり『送信点』を
表わす)が、送信点のコンピュータ・システムとして、
未処理データや処理済みデータやプログラムの命令(本
文では以後、これらを一括して「情報」と表現する)
を、受信先となる別のコンピュータ・システム(12
(mD)(下付き添字“D”は、“destination”つまり
『受信先』を表わす)に転送し、そのコンピュータ・シ
ステム12(mD)は転送されてきた情報を使って稼働
しなくてはならない。各コンピュータ・システム12
(m)は、13(l)という文字で一般化して表わした
通信リンクを使って、切換ノード11(n)に接続さ
れ、効率よくそこへデータを伝送したり、また、そこか
らデータを受信したりできるようになっている。
【0008】切換ノード11(n)同士は、これもま
た、13(l)という文字で一般化して表わす通信リン
クで接続し、ノード同士の間でのデータ転送の効率化を
促進する。通信リンク13(l)は、適当なデータ伝送
媒体のうち大抵何に対しても適用できるであろうから、
一実施例では、1本以上の光ファイバーのリンクが構成
されるように、各通信リンク13(l)の伝送媒体を決
めた。通信リンク13(l)は、切換ノード11(n)
が、リンクでそれに繋がるコンピュータ・システム12
(m)とや、ノード同士の間で、信号の送受ができるよ
う、双方向のリンクであることが望ましいので、通信リ
ンク13(l)を光ファイバーにした実施例では、各通
信リンク13(l)あたり、2本の光ファイバーを使用
して、その1本ずつが、切換ノード11(n)同士の間
や、切換ノード11(n)とコンピュータ・システム1
2(m)の間の、単方向の光信号の転送の効率を高める
ようにしてもよい。
【0009】一実施例では、ネットワーク10は、よく
知られている「ATM」(非同期転送モード」)転送方
式を使って、データを転送する。この方式の概論が記述
されている文献としては、C.パートリッジ著『ギガビ
ット・ネットワーキング』(リーディングMA:アディ
ソン・ウェズリー出版、1994年)の主に第3章か第
4章や、D.マクダイサンほか著『ATM理論と応用』
(マグロウヒル、1995年)があるので、ここでは詳
細な記述は行なわない。図2に表わすように、一般にA
TM方式では、コンピュータ・システム12(m)と切
換ノード11(n)は、データを“セル”という一定の
長さを持つ形にして、伝送する。ATMデータ転送方式
では、送信コンピュータ・システム12(mS)から受
信コンピュータ・システム12(mD)に伝送されるパ
ケット20に対して、送信コンピュータシステム12
(mS)は、通信リンク上を逐次伝送して、そこからネ
ットワーク10に転送し始められるよう、データ・パケ
ット20を、いくつもの“セル”CELL(1)〜CE
LL(I)(CELL(i)という文字で一般化して表
わすものとする)に分割する。各セルは、図3により詳
しく示す通り、ヘッダ部HDR(i)、データ部DAT
A(i)を有する。ヘッダ部HDR(i)は接続経路情
報を有するが、21と22の番号で表わした部分それぞ
れに、仮想経路および仮想回路の識別子を有し、それぞ
れ、送信コンピュータ・システム12(mS)から受信
コンピュータ・システム12(mD)への経路ないし接
続の上における、ネットワーク10の切換ノード11
(n)のノード同士の間のセル転送を、制御する。前述
のATM方式では、送信コンピュータ・システム12
(mS)から受信コンピュータ・システム12(mD)に
至るまでに使われる経路上にある、全ての切換ノード1
2(n)に対しても同じものである必要もなければ、コ
ンピュータ・ネットワーク10全体を通じて全て異なっ
ている必要もない。個々の仮想経路および仮想回路識別
子は、送信コンピュータ・システム12とれに繋がる切
換ノード11(n)、および送信コンピュータ・システ
ム12(mS)から受信コンピュータ・システム12
(mD)に至る経路上の切換ノードの各ペア、および、
送信コンピュータ・システム12(mS)と受信コンピ
ュータ・システム12(mD)に繋がる切換ノード11
(n)に割り当てられるのが典型的である。
【0010】ヘッダ部HDR(i)も、「雑多なものか
らなる(miscellaneous)」部分23を有し、そこには
以下に概説するように、他のルーチン制御情報が含まれ
る。どのセルも、ヘッダ部HDR(i)とデータ部DA
TA(i)は共に、予め決めた一定の長さとなる。そこ
で、一実施例では、ヘッダ部HDR(i)を5バイト、
データ部DATA(i)を48バイトにした。メッセー
ジ中の、伝送されるべきデータの量が、各セルのデータ
部DATA(i)のサイズの整数倍でなくても、送信コ
ンピュータ・システム12(mS)が、最後のセルCE
LL(I)に対応するデータ部DATA(i)をパディ
ングして、確実に、データ部DATA(i)の長さを理
想的なものにすると考えられる。
【0011】前述の通り、送信コンピュータ・システム
12(mS)は、順次データ・パケット20から生じた
一連のセルCELL(1)〜CELL(I)を伝送し、
そして、ネットワーク10は、そのセルを受信コンピュ
ータ・システム12(mD)に、伝送された順に配送す
る。受信コンピュータ・システム12(mD)は、送信
コンピュータ・システム12(mS)から、順次伝送さ
れてくるセルを全て受信して、パケット20を再構築し
なくてはならない。前述のATM転送方式では、セルは
順序の情報を持たない。そのため、受信コンピュータ・
システム12(mD)は、受信した時のセルの順番から
適正な順序を判断して、パケット20を再構築する。最
後尾のセルCELL(I)は、図2でEOPと表わした
ように、パケットの終点を示すインジケータを雑多フィ
ールド23に含むことで、それがパケットの最後のセル
であることを示す。
【0012】さらに話を勧める前に、図1に示したネッ
トワーク10において有効な切換ノード11(n)の構
造を概説するのが有益であろう。図4は、このような切
換ノード11(n)の機能説明図である。図1でも述べ
たように、切換ノード11(n)は、多数の入力ポート
・モジュール30(0)〜30(P)(30(p)とい
う文字で一般化して表わすとする)と、多数の出力ポー
ト・モジュール31(0)〜31(P)(31(p)と
いう文字で一般化して表わすとする)を有し、1本以上
のバス32によって結ばれている。各入力ポート・モジ
ュール30(p)は、1本以上の通信リンク13(l)
に繋がれているが、それは特に、そこでセルCELL
(i)が表わす信号を受信する理由からである。特定の
入力ポート・モジュール30(p)に繋がれた通信リン
ク13(l)は、それぞれ順に、ネットワーク10内の
特定の送信コンピュータ・システム12(mS)や切換
ノード11(n)からのセルCELL(i)が受信でき
るよう、接続される。入力ポート・モジュール30
(p)が、それに継いだ通信リンク13(l)から、各
セルCELL(i)を受信したら、それ(即ち、入力ポ
ート・モジュール30(p)のこと)は、受信したセル
CELL(i)を出力ポート・モジュール31(p)に
伝送する。
【0013】各出力ポート・モジュール31(p)は、
1本以上の通信リンク13(l)に繋がれ、そこに、入
力ポート・モジュール30(p)が受信したCELL
(i)を表わす信号を伝送する。先ほどと同様に、特定
の出力ポート・モジュール31(p)に繋がれた通信リ
ンク13(l)は、それぞれ順に、ネットワーク10内
の特定の他の切換ノード11(n)や、受信コンピュー
タ・システム12(mD)セルCELL(i)を転送で
きるよう、接続される。入力ポート・モジュール30
(p)の数は、都合よく出力ポート・モジュール31
(p)の数に合わせられる。そうすれば、各出力ポート
・モジュール31(p)も都合よく、入力ポート・モジ
ュール30(p)がセルCELL(i)を受信した切換
ノード11(n)かコンピュータ・システム12(m)
に、セルCELL(i)を伝送できるのである
【0014】前述の通り、各入力ポート・モジュール3
0(p)は、それに繋がる通信リンク13(l)から、
セルを受信し、それを出力ポート・モジュール31
(p)に繋げるために、バス32上に伝送する。出力ポ
ート・モジュール31(p)は、必要なら、それに繋が
るそれぞれの通信リンク13(l)上へのセルCELL
(i)の伝送やスケジューリングをする前に、21、2
2の仮想経路および仮想回路識別子(図3)を変更する
といったことまで含めた、多くのオペレーションをこな
すのである。全ての出力ポート・モジュール31(p)
は、全般的に類似しており、図5は、図4に示した切換
ノードにおいて有効な出力ポート・モジュール31
(p)の機能説明図を示したものである。
【0015】図5参照の通り、出力ポート・モジュール
31(p)は、入力セクション33、記憶セクション3
4、および、出力セクション35を有し、これらは全
て、制御セクション36により制御される。一般的に
は、入力セクション33がセルCELL(i)をバス3
2から受信して、制御セクション36の制御の下それを
記憶セクション34にローディングする。同時に、出力
セクション35が、前に記憶させたセルCELL(i)
を、記憶セクション34から取り出して、各通信リンク
13(l)へ伝送する。詳細は、図6〜10に関連して
後述するが、制御セクション36は入力セクション33
を制御して、セルCELL(i)を、出力セクション3
5による伝送のスケジューリング効率が高くなるように
グループ分けした上で、記憶セクション34に記憶させ
る。そうして、出力セクション35が様々なグループか
ら行う伝送のスケジューリングも制御する。
【0016】引き続き図5を参照に、さらに特長を述べ
ると、入力セクション33は、入力用先入れ先出しバッ
ファ37(FIFOバッファ)と、書き込み状態マシン
38を含む。入力FIFOバッファ37は、セルCEL
L(i)をバス32から受信し、バッファリングする。
書き込み状態マシン38は、セルCELL(i)をFI
FOバッファ37から取り出し、取り出したセルCEL
L(i)のひとつひとつが、出力ポート・モジュール3
1(p)によって操作される接続に対応するかどうかを
判断し、もし、それが対応するものであって、なおか
つ、他の諸条件もそろえば、制御セクション36の制御
の下、その取り出したセルCELL(i)を記憶セクシ
ョン34の対応する接続の待ち行列に記憶させる。さら
に、後述するように、書き込み状態マシン38は、制御
セクション36の制御を受けて、セルCELL(i)に
対応する接続に関係するの他の情報があれば、それを更
新して書き換えていく。
【0017】出力セクション35は、制御セクション3
6の制御の受けて、セルCELL(i)を記憶セクショ
ンから取り出す。制御セクション36は、そのセルCE
LL(i)が伝送されるのに適当な接続の選択を制御す
る。出力セクション35は、読み込み状態マシン40
と、出力FIFO41を含む。読み込み状態マシン40
は、制御セクション36によって選択された接続状態に
合う待ち行列からのセルCELL(i)の取り出し作業
を制御し、そして、取り出されたセルCELL(i)
を、バッファリングのために一旦出力FIFO41に転
送してから、そこに繋がる通信リンク13(l)上に伝
送する。読み込み状態マシン40を用いれば、セルCE
LL(i)を記憶セクション34から取り出してから
後、必要であれば、セルが伝送される際に新しい仮想経
路および仮想回路識別子を、セルのヘッダに書き込んで
更新することもできる。
【0018】詳細は後述するが、さまざまな接続に対応
する待ち行列は伝送のスケジューリングの目的にかなう
ようにグループに分類されまとめられる。そして、後述
のとおり、そのグループの編成と維持のために、制御セ
クション36が多くの作動を行う。背景に触れると、A
TM転送方式では、何種類ものサービスのクラスが規定
され、それらのサービスのクラス中には、サービスレー
トの保証最低値があるものもある。ある決まった値のサ
ービスレートの保証最低値を持つ接続形態においては、
それらの接続につながるセルは、ネットワーク10上を
一定の速度で転送することが保証される。このサービス
レートは、接続状態の種類によって異なるものの、同一
の切換ノード11(n)からサーブされる接続状態同士
に関してなら、そのサービス・レートの保証最低値は同
じか近い値である。それぞれの接続に、最低速度のサー
ビス・レートばかりが割り当てられた場合には、接続全
体の速度も最低になるであろう。しかし大抵の場合、転
送可能な帯域幅が、サービスレートが保証最低値ばかり
の接続の場合に予想される値よりも上であれば、接続は
保証された最低速よりは速く転送されるであろう。他の
接続状態でも、サービスレートが保証最低値の接続状態
ばかりの場合に予想される速度の値より、ネットワーク
10やとくに切替えノード11が転送可能な帯域幅が上
回れば、サービスレートは一定せず、かわりに利用可能
なサービスレートでそれらの接続に対してセルCELL
(i)は転送されることになるであろう。
【0019】様々な接続状態に対して、有効にセルの転
送のスケジューリングを調整するために、記憶セクショ
ン34の中にある待ち行列も、様々な接続状態に応じ
て、さらにグループに分類し、そのグループはそれぞ
れ、出力ポート・モジュール31(p)が操る接続状態
に対応するサービス・レートのどれかひとつに直結して
いる。制御セクション36もまた、それぞれの接続状態
をつくりだす際に、グループ分類をしたり再編成をする
だけでなく、スケジュール・ユニット43を用い、セルC
ELL(i)を様々なグループから伝送するためのスケ
ジューリングを行うことで、各グループに直結する接続
状態に対応するサービス・レートの保証最低値を確実に
維持しながら、これらのグループを保持する役目も果た
している。制御セクション36は、図5に機能説明図と
して示したとおり、接続グルーピング・ユニット42と
スケジュール・ユニット43を含む。また、接続グルーピ
ング・ユニット42は、グループ制御モジュール45、グ
ループ・アロケーション・モジュール46、および、グ
ループ・ポリシー・モジュール47を含むが、これらの
働きは後述する。
【0020】話を進める前に、ここで、制御セクション
36や記憶部が様々な接続のグループ分け作業を制御す
る際や、各セルCELL(i)のスケジューリング・取
り出しの作業の際に、図5に示す諸エレメントが用いて
いる、様々なデータ構造のことを述べるのが有益であろ
う。図6は、そのようなデータ構造を多数、詳細に示し
たものである。図6参照のとおり、制御セクション36
は、仮想経路識別子探索テーブル50、仮想回路識別子
探索テーブル51、接続テーブル52、セル・ポインタ
・テーブル53、後続グループテーブル54、タイム・
スタンプ・テーブル55、グループ・テーブル56、タ
イム・インターバル・テーブル57を含む、多くの表を
要する。接続テーブル52は、各接続の状態、即ち、特
定の出力ポート・モジュール31(p)を通じて切換ノ
ードによって維持されている各接続の状態の情報を含
む。接続テーブル52は、52(c)という文字で一般
化して表わされている多数のエントリを含み、それは、
仮想経路識別子探索テーブル50、および、仮想回路識
別子探索テーブル51によって、それぞれの接続の状態
に対応して識別される。特に、仮想経路識別子探索テー
ブル50は、50(p)という文字で一般化して表わさ
れている多数のエントリを含み、そのそれぞれがセルC
ELL(i)の仮想経路識別子フィールド21のエンコ
ードひとつに直結している(図3)。すなわち、出力ポ
ート・モジュール31(p)の受信するセルの仮想経路
識別子フィールド21の中身は、オフセットの値にな
り、それで仮想経路識別子探索テーブル50の1つのエ
ントリ50(p)を識別する。
【0021】仮想経路識別子テーブル50の各エントリ
50(p)は、終端フラッグ60と仮想回路識別子探索
テーブルのオフセット・フィールド61を含む。また、
仮想回路識別子探索テーブルのオフセット・フィールド
61には、仮想回路識別子探索テーブル51のエントリ
51(c)を指示する数値がある。仮想回路識別子探索
テーブル51は、多数のエントリ51(c)を含み、そ
のそれぞれが、有効性フラッグ63と接続テーブル・ポ
インタ・フィールド63を含む。有効性フラッグ63
は、接続テーブル・ポインタ・フィールド63が、有効
な接続テーブル・ポインタを含むかどうかを示す。有効
性フラッグ63が、接続テーブル・ポインタ・フィール
ド63が有効な接続テーブル・ポインタを含むことを示
す場合には、今度は、接続テーブル・ポインタが、その
接続状態に対応する接続テーブルのエントリ52(c)
を指し示す。
【0022】既に示したとおり、仮想経路識別子探索テ
ーブル50のエントリ51(p)も同じく終端フラッグ
60を含む。終端フラッグ60は、その接続状態に対応
する特定の接続識別子(すなわち、セルCELL(i)
のフィールド21と22の仮想経路識別子や仮想回路識
別子)が、出力ポート・モジュール31(p)を含む特
定の切換ノード11(n)の接続が、終了いsているか
どうかを示す。もし、そうであれば、その接続に対応し
て受信されたセルCELL(i)の接続識別子は、セル
CELL(i)が伝送される前に、テーブル中にある、
仮想経路および仮想回路識別子の最新情報を用いて、そ
れぞれ新しい値に更新されることになる(図示はしてい
ない)。
【0023】接続テーブル52の各エントリ52(c)
は、入力セクション33が、セルCELL(i)を、記
憶セクション34の中に記憶させたり、記憶セクション
34の中から取り出したりする作業を、制御するための
情報を含む。特に、各エントリ52(c)は、セル・カ
ウンタ・フィールド70、セル読み込みポインタ72、
セル書き込みポインタ73、ポート識別フィールド7
4、サービス・クラス・フィールド75、および雑多フ
ィールド77というように、多くのフィールドを含む。
セル・カウンタ・フィールド70は、エントリ52
(c)に結びつけられた接続に対応して、記憶セクショ
ン34の中に蓄えられたセルCELL(i)の数を示す
値を含む。書き込み状態マシン38が、ある接続状態に
結びつくセルCELL(i)を、記憶セクション34の
中に記憶させると、セル・カウンタ・フィールド70の
値は増加し、また、読み込み状態マシンが、記憶セクシ
ョン34の中から、その接続に結びつくセルCELL
(i)をひとつ伝送用に取り出せば、セル・カウンタ・
フィールドの値は減少する。一実施例で、もし、ある接
続に対応して受信されたセルCELL(i)が、全て伝
送されてしまったことをセル・カウンタ・フィールド7
0が示せば、スケジューラ43にその接続状態をスケジュ
ーリングさせるために結びつけていたグループから、そ
の接続状態は削除されることになるが、これについては
後述する。もし、ひとつのセルCELL(i)が、その
接続状態に対応して、後から受信されてきたところ、書
き込み状態マシン38が、前述のように記憶セクション
34の中にそのセルを記憶させ、セル・カウンタ・フィ
ールド70の数値を増加したあとだったとしても、その
接続状態は後から再び、入るべきグループに結びつけら
れることになる。
【0024】セル読み込みポインタ72は、記憶セクシ
ョン34の中から、接続状態に対応して次に伝送される
予定のセルを識別する。一方、セル書き込みポインタ7
3は、接続状態に対応して記憶セクション34に記憶さ
れた最後のセルを識別する。書き込み状態マシン38が
ある接続状態に結び付くセルCELL(i)を、記憶セ
クション34の中に記憶させようとする時には、セル書
き込みポインタ73を参照する事で、記憶セクション3
4に入った最後のセルを識別し、セル・ポインタ・テー
ブル53のポインタを用いて、その新着のセルCELL
(i)を、その接続に結びつく他のセルに、後述のよう
な、待ち行列を形づくるようにリンクさせることができ
る。読み込み状態マシン40が、ある接続状態に対する
セルCELL(i)を記憶セクション34の中から取り
出そうとする時には、セル読み込みポインタ72を利用
して、取り出すべきセルCELL(i)を識別すること
が出来る。書き込み状態マシン38は、記憶されるべき
セルCELL(i)のフィールド21にある仮想経路識
別子を用いることができるほか、仮想経路識別子探索テ
ーブル50と仮想回路識別子探索テーブル51を用い
て、接続状態に対応する、接続情報エントリ52(c)
を識別して、そこからセル書き込みポインタ73を得る
ことが出来る。同様に、読み込み状態マシン40も、制
御セクション36によって供給される接続識別子、とり
わけ、後述のとおり、接続グルーピング・ユニット42
とスケジュール・ユニット43を用いることができると同
時に、仮想経路識別子探索テーブル50と仮想回路識別
子探索テーブル51を用いて、接続状態に対応する、接
続情報エントリ52(c)を識別して、そこからセル読
み込みポインタ72を得ることが出来る。
【0025】ポート識別子フィールド74は通信リンク
13(l)の中から、接続に対応するセルが送出されて
いく出力ポート・モジュール31(p)に繋がれてい
る、特定の通信リンクを識別する。しかるに、出力ポー
ト・モジュール31(p)によってセルCELL(i)
が伝送されていく先の通信リンク13(l)が、ただ1
本のみであるような、ユニキャストによる接続であった
場合、ポート識別子フィールド74は、そのただ1本の
通信リンク13(l)を識別するであろうが、もし、出
力ポート・モジュール31(p)によってセルが複数の
通信リンク13(l)によって伝送されるような、マル
チキャストによる接続であった場合、ポート識別子フィ
ールド74は、出力ポート・モジュールに繋がれた通信
リンク13(l)のうち、そこにセルが伝送されるはず
であるところのものをそれぞれ識別する。サービス・ク
ラス・フィールド75は、その接続状態による速度が、
保証サービス・レートか、最低サービス・レートか、転
送可能レートかを示すなど、接続状態に応じてATMの
サービスの種類を識別する。雑多フィールド77は、接
続状態に有益であろうと思われる、その他の情報を含
む。
【0026】セル・ポインタ・テーブル53は、記憶セ
クション34の中に記憶されている様々なセルを関連づ
け、1つの接続のためのセルを結び付けて、リンクされ
たリストを作るために使われる。一般に、記憶セクショ
ン34は、記憶のためのひと続きのロケーションを含
み、それは、切れ目のないアドレスによって識別される
ものであるが、そのそれぞれのロケーションにはひとつ
のセルを記憶することができる。セル・ポインタ・テー
ブル53は、後述されるように、マルチキャストを行う
上で役にたつ、状況情報をも有している。セル・ポイン
タ・テーブル53は、53(t)という文字で一般化し
て識別される、一続きのエントリを有していて、そのそ
れぞれが、記憶セクション34の中のセルのストレージ
の所在と関連性がある。たとえば、53(0)という文
字で参照される、セル・ポインタ・テーブル53の第一
番目のエントリ(図6には示されていない)は、(0)
というアドレスのストレージ・ロケーションに対応し、
第二番目のエントリは、53(1)という文字で示され
るが、これも(1)というアドレスのストレージ・ロケ
ーションに対応しているといった具合で続くのである。
【0027】セル・ポインタ・テーブル53の各エント
リ53(t)は、いくつものフィールドを持ち、後続セ
ル・ポインタ・フィールド80やセル・ポート・マスク
・フィールド81から成る。セル・ポインタ・フィール
ド80にあるセル・ポインタは、接続テーブル52の接
続情報エントリ52(c)のセル読み込みポインタ72
とセル書き込みポインタ73と共に、接続情報エントリ
52(c)に結び付く接続状態に対してバッファリング
されたセルCELL(i)の待ち行列を規定する役目を
果たす。すなわち、接続情報エントリ52(c)のセル
読み込みポインタ72が指し示すのは、接続を通して伝
送される最初のセルCELL(i)であり、そのセルC
ELL(i)に結びつくセル・ポインタ・テーブル53
のエントリ53(t)のフィールド80にある、後続セ
ル・ポインタが、次に、接続を通して伝送されるべき2
番目のセルを指し示す。同様に接続を通して伝送される
2番目のセルCELL(i)に対応する、セル・ポイン
タ・テーブルのエントリ53(t)のフィールド80に
ある後続セルポインターは、その接続を通して伝送され
るべき3番目のセルを指し示すといった具合に続くので
ある。だから、セル読み込みポインタ72と、セル・ポ
インタ・テーブル53フィールドの中に繋がれている、
フィールド80の後続セル・ポインタ列が、記憶セクシ
ョン34の中でバッファリングされたセルの列を、まと
めて規定するのである。また、接続情報エントリ52
(c)のセル書き込みポインタ73は、それに対し、接
続に応じてバッファリングされている最後のセルを示
す。伝送待ちのセルCELL(i)がない状態の、スト
レージの所在は、空セルの待ち行列(free queue)に接
続される。書き込み状態マシン38は、セルCELL
(i)を記憶セクション34の中に、記憶させるとき
に、空セルの待ち行列の中から、ストレージの所在を得
る。読み込み状態マシン40は、セルCELL(i)
を、伝送するためにストレージから取り出すとき、スト
レージの所在をその空セルの待ち行列に繋ぐが、そのよ
うな場合、そのストレージ・ロケーションは、後から書
き込み状態マシン38が別のセルのために使うことがで
きる。
【0028】前述のとおり、セル・ポインタ・テーブル
53のエントリ53(t)も、セル・ポート・マスク8
1を含む。そのセル・ポート・マスクは、多くのポート
・ビットを含み、それらは各々、出力ボート・モジュー
ル31(p)に接続された通信リンク13(l)のどれ
かと結び付いているのだが、セル・ポート・マスクが、
エントリ53(t)に対応するセルCELL(i)が伝
送されていく予定の1つまたは複数の通信リンク13
(l)を識別する。もし、そのセルCELL(i)がユ
ニキャストによる接続状態に関連するものである場合、
セル・ポート・マスク81の1ビットだけがセットさ
れ、そのセルCELL(i)が伝送される予定の通信リ
ンク13(l)を識別できるようになっている。他方、
セルCELL(i)が通信リンクがマルチキャストによ
る接続状態に関連するものである場合には、セル・ポー
ト・マスク81の複数ビットがセットされ、そのそれぞ
れが、そのセルCELL(i)が接続状態に対応して伝
送される予定の1本の通信リンク13(l)に対応して
いる。CELL(i)がそれぞれに通信リンク13
(l)に伝送されると、そのセル・ポート・マスク81
の対応するビットはリセットされる。
【0029】グループ・テーブル56、タイム・インタ
ーバル・テーブル57、および後続グループテーブル5
4は、接続テーブル52の接続情報エントリ52(c)
によって規定される接続状態を結び付けたり、つないだ
りして、伝送スケジューリングの目的にかなうグループ
に分類するのに用いられる。グルーピングのメカニズム
は、詳細には、図7と8に関連して後述する。しかし、
予備的に述べると、グループ・テーブル56は、56(g)
という文字で一般化して識別される、多数のエントリを
含み、そのそれぞれがグループのどれかに結びつく。同
様に、タイム・インターバル・テーブル57も、同程度
に多数のエントリ57(g)を含み、そのそれぞれがグ
ループのどれかに結びつく。他方、後続グループテーブ
ル54は、54(n)という文字で一般化して識別され
る、多数のエントリを含み、そのそれぞれが接続テーブ
ル52の接続情報エントリ52(c)と結び付く。
【0030】各グループ・テーブル・エントリ56(g)
は、多数のフィールドを含み、有効性フラッグ82、グ
ループ・ヘッド・ポインタ83、および、グループ ・
テイル・ポインタ84をから成る。有効性フラッグ83
は、エントリ56(g)の内容が有効か有効でないかを示
す。もしも、グループ・テーブル・エントリ56(g)の有
効性フラッグ83がエントリ56(g)の内容が有効でない
と示したと場合は、エントリ56(g)に結び付くグループ
はひとつもない。他方、もしも、グループ・テーブル・
エントリ56(g)の有効性フラッグ83がエントリ56(g)の
内容は有効であると示せば、グループ ・テーブル・エ
ントリ56(g)に結び付くグループの一部を形成する接続
テーブル52の中から、グループ・ヘッド・ポインタ・
フィールド83が、エントリ52(c)のひとつを、一
番目の、あるいは、「先頭の」接続状態のために指定す
る。また、接続情報エントリ52(c)と結び付く、後
続グループテーブル54の中にある、エントリ54
(n)(接続テーブル52の接続情報エントリ52
(c)を指定するのは、グループ・ヘッド・ポインタ8
3であるが)は、後続グループポインタ86から成る
が、これは同じグループの2番目の接続状態に結び付く
接続情報エントリ52(c)を識別するものである。同
様に、2番目の接続情報エントリ52(c)と結び付く
後続グループテーブル54中のエントリ54(n)も、
同グループの3番目の接続状態に結び付く接続情報エン
トリ52(c)を識別する、後続グループポインタ86
から成り、このようにして、グループ内で次々と接続状
態が識別されていくのである。そして、グループ・ヘッ
ド・ポインタ83と、エントリ54(n)の中に集めら
れた後続グループポインタ86の列が、グループ・テー
ブルのエントリ56(g)に結び付くグループに入る接続状
態のリストを規定する。また、エントリ56(g)の中のグ
ループ・テイル・ポインタ84は、そのグループに結び
つく最後の接続状態、ないし、「末尾(テイル)の」接
続状態に対応して、接続テーブル52の接続情報エント
リ52(c)を指定する。後続グループポインタ83
が、そのグループの中の最後の接続状態、ないし、「末
尾の」接続状態に結びつくと、例えば、無意味なポイン
タになってしまうか、グループ・テーブル56のエント
リ56(g)を指すポインタだけが残るかであるような場合
は、各グループに対応する接続情報エントリ52(c)
は、全てひとつのリストの中に収まってしまうであろう
が、或いはそうではなく、テイル・接続状態に結びつく
後続グループポインタ83が、始めの接続状態に結びつ
く接続情報エントリ52(c)を指定するような場合な
ら、接続情報エントリ52(c)の列が対応するグルー
プは、循環的につながり続くであろう。
【0031】グループ・テーブル56の規定する接続状
態のグループは、伝送のスケジューリングの目的にかな
うように、グループ分けされている。タイム・インター
バル・テーブル57は、グループ内の色々な接続状態に
対応して伝送のスケジューリング情報を更新するのに使
われる情報を含むし、また、タイム・スタンプ・テーブ
ル55は、接続テーブル52の接続情報エントリ52
(c)に結びつく様々な接続状態に対応した、スケジュ
ーリングの情報を含む。タイム・スタンプ・テーブル5
5は、たくさんのエントリ55(c)を含み、その各エ
ントリ55(c)が、接続テーブル52の接続情報エン
トリ52(c)に順序良く対応していて連関している。
タイム・スタンプ・テーブル55の各エントリ55
(c)は、タイム・スタンプ87から成るが、これは、
接続情報エントリ52(c)に対応してセルCELL
(i)の伝送のスケジューリングを行うときに用いる。
また、タイム・インターバル・テーブル57は、グルー
プ・タイム・インターバル値85を含み、これは、グル
ープ・テーブル56の規定するグループのどれかにつな
がる様々な接続状態に応じてセルCELL(i)の伝送
をする際の時間の間隔を識別する。一実施例では、マル
チキャストを用いてメッセージを伝送する場合、各通信
リンク13(l)が関わる伝送時間間隔は一定ではな
く、タイム・インターバル・テーブル57の中の、色々
なグループ・タイム・インターバル値85に関係する。
タイム・インターバル・テーブル57は、57(g)と
いう文字で一般化して識別できる複数のエントリを含
み、その各々が、グループテーブル56のエントリ56
(g)に順序良く対応していて関連している。グループ・
テーブル56の中の、エントリ56(g)で識別されるグル
ープに関連する接続が利用されたとき、すなわち、セル
CELL(i)がその接続から伝送されるとき、その接
続と結びつくタイム・スタンプ・テーブルのエントリ5
5(n)の中の、タイム・スタンプ87は、グループ・
テーブル56中の、そのグループのエントリ56(g)の順
番に対応する“g”番目のタイム・インターバル・テー
ブルのエントリ57(g)で示されるように、グループ
・タイム・インターバルに対応して値が増大すると考え
られる。
【0032】このような背景とともに、接続グループ・
ユニット42によって供給されるグルーピング・メカニ
ズムを図7〜9に関連して、詳細に述べる。図7と8
は、関連して転送速度が保証されているか、最低速度が
保証されているような場合の接続状態に関して使われる
グルーピング・メカニズムの詳細を示したものであり、
図9は、保証最低速度のサービス・レートと考えられる
速度を上回るような、転送可能な速度での接続状態に対
する詳細を示したものである。図7と8に主に示される
ように、出力ポート・モジュール31(p)によって、
一般にひとつ以上のグループ91(l)〜91(G)
(91(g)という文字で一般化して表わすものとす
る)が与えられ、それらを規定するのは、グループ・テ
ーブルの各エントリ56(g)の中の情報であるとする。上
述のように、もし、グループ・テーブル56のエントリ
56(g)の有効性フラッグ82がセットされていれば、グ
ループ・テーブル56のエントリ56(g)はグループ・ヘ
ッダ90(n)から成り、エントリ56(g)のグループ・
ヘッド・ポインタ83が指すのが、そのグループの一番
先頭の接続状態に対応する接続テーブル52のエントリ
52(c)で、グループ・テイル・ポインター84が指
すのが、そのグループでの一番最後の接続状態に対応す
る接続テーブルのエントリ52(c)であるような状況
になる。もし、グループ・テーブル56のエントリ56
(g)に結びつく有効性フラッグが、クリアされていなけ
れば、エントリ56(g)は、関連するグループ51
(n)を持つことはなく、そのような場合、以下に述べ
る56(g)は、新しいグループを編成するのに用いること
ができるようになる。
【0033】グループ91(g)の一般の構造的な仕組
みは、大体どれも似たようなものである。図8は、その
ようなグループの一例を挙げ、構造的な仕組み概略的に
示したものであり、そのグループを91(g)という文
字で表わして示すものとする。図8参照の通り、グルー
プ91(g)は、おおむね類似したサービス・レートを
もつ数多くの待ち行列94(q)が集まってできたリス
ト94で成っている。ひとつの待ち行列、つまり待ち行
列94(0)は、グループ(g)の1番目の待ち行列、
いわば「先頭の」待ち行列となり、グループ・ヘッド・
ポインタ83から指定を受ける。もうひとつの待ち行
列、つまり待ち行列94(Q)は、グループ(g)の最
後の行列、いわば「末尾の」待ち行列となり、グループ
・テイル・ポインタ84から指定を受ける。リスト61
中で、待ち行列94(q)に対応する接続状態は色々で
あるが、グループ91(g)に関与する全ての接続状態
に対して、セルCELL(i)はサービス・レートの保
証速度を維持しながら伝送されなければならないという
条件を満たすような状況を設定する。すなわち、スケジ
ュール・ユニット43が、セルCELL(i)を伝送する
ために、グループ91(g)を選択したとすると、その
セルはグループ91(g)の中の先頭の待ち行列94
(0)によって、送り出される。そのあと、グループ制
御モジュール45によって、グループ91(g)のリスト
94を、再編成され、次の待ち行列94(1)が、セル
を伝送したばかりの待ち行列94(0)のあとに続い
て、グループ91(g)の新しい先頭待ち行列になり、
そして、セルを伝送したばかりの待ち行列が、グループ
91(g)の新しい末尾行列になるのである。次にグル
ープ91(g)から、セルCELL(i)が伝送される
ときには、そのセルCELL(i)は、グループ91
(g)の新しい先頭待ち行列から選択されることにな
る。であるから、リスト94内の待ち行列94(q)
は、セルの伝送をすることが予想される条件下にありつ
づけているのであり、セルCELL(i)は、グループ
91(g)それぞれの先頭の待ち行列94(0)から伝
送されるべく選ばれるのを待つ状態に常にあるのであ
る。また、スケジュール・ユニット43は、後述するよう
なやり方で、多種多様にわたるグループ91(g)の中
から待ち行列94(q)に結び付く接続状態の全てに対
しては、保証した速度のサービス・レートを守りなが
ら、多種多様のグループ91(g)の中から選ぶことに
なる。
【0034】ひとつのグループ91(g)内に含まれる
各待ち行列94(q)を規定するのは、添付された待ち
行列ヘッダ95であり、これは、図6に関連して前述し
たような、様々なデータ構造に由来するフィールドから
成っており、それは、(i)リスト94内に含まれる待
ち行列94(q)同士をリンクさせること、(ii)待ち
行列94(q)に結び付いた接続状態に応じて、セルC
ELL(i)列を待ち行列ヘッダ95とリンクさせるこ
と、及び、(iii)待ち行列94(q)に結び付く接続
状態に応じて、セル伝送の状況の情報を知っておくこ
と、である。94(q)についている待ち行列ヘッダ9
5は、待ち行列94(q)に結び付く接続状態に応じた
後続グループテーブル54の接続情報エントリ52
(c)から出てきた、後続グループポインタのフィール
ド(図6)を含み、それはグループ51(0)内の次の
待ち行列94(q+1)を指定する後続グループポイン
タから成る。既に示したとおり、リスト94の末尾の行
列94(Q)のフィールド86の後続グループポインタ
は、それがリスト94の最後尾の行列であるとすれば、
無意味な内容を持つことになるかもしれないし、もしく
は、そのグループのグループ・テイル・ポインター84
を指すかもしれない。あるいは、逆に、リスト94の先
頭の待ち行列94(0)をそれが指して、リスト94が
循環リストのようになるかもしれない。リスト94内の
ばらばらな待ち行列94(q)が、互いに離れないでい
るのは、リスト94の待ち行列94(q)の各フィール
ド86の、後続グループポインタによるものであるとい
うことは、評価できるであろう。
【0035】待ち行列94(q)に対応する待ち行列ヘ
ッダ95は、また、待ち行列94(q)に関連する接続
状態に応じて接続テーブル52の接続情報エントリ52
(c)から出てきた、セル読み込みポインタ72をも含
む。上述のように、それぞれの接続状態に結び付くセル
CELL(i)を、待ち行列の中で組み立てれば、切換
ノード11(n)は、そのセルCELL(i)を、受け
入れ専門の接続状態のところへ伝送する。待ち行列94
(q)はセルCELL(i)を一続きのセル列エントリ
94(q)(o)〜94(q)(E)の中に接続して、保
有する(94(q)(e)という文字で表わして、一般化
して識別するものとする)。各列エントリは、セル・ポ
インタ・テーブル53(図6)から出た後続セルポイン
タ80とセル・フィールド96を含む。各セル列エント
リ94(q)(e)に対応して、セル・フィールド96
は、実際にセルCELl(i)を含む記憶セクション3
4(図5)の中のストレージ・ロケーションにあたり、
そして、後続セル・ポインタ80は、後続のセル列エン
トリ94(q)(e+1)を待ち行列94(q)の中から
指定する。
【0036】最後のセル列エントリ94(q)(e)に
は、後続セル・ポインタ80の持つ価値は、無意味であ
るか、待ち行列94(q)の最後の列エントリ60(q)
(E)であることを示すという意味しかないかもしれな
い。しかし、評価できるであろうことは、セルCELL
(i)が、待ち行列94(q)に結び付く接続状態に対
応して、出力ポート・モジュール31(p)によって送
受される割合に頼っていては、待ち行列94(q)の中
のセル列エントリ94(q)(e)の数にばらつきが出
るであろうことである。それに、ばらばらな待ち行列9
4(q)が、ばらばらの数のセル列エントリを持つこと
になるだろう。また、待ち行列ヘッダ95の中のセル読
み込みポインタ72は、待ち行列の中の最初のセル列エ
ントリ94(q)(0)を指定する。評価できるであろ
うことは、ある一定の接続状態とだけ結び付く待ち行列
94(q)内の列エントリ94(q)(e)は、各セル
CELL(i)が、順序正しく、伝送されるので、待ち
行列ヘッダ95のセル読み込みポインタ72は、常に、
セル列エントリ94(q)(0)を指定できる上に、後
続のセルもその同じ接続状態で伝送されることである。
待ち行列ヘッダ95もまた、セル書き込みポインタのフ
ィールド73を含み、それは、最後のセル列エントリ9
4(q)(E)を待ち行列94(q)の中から識別でき、
1個のセルCELL(i)が待ち行列94(q)との接
続状態によって受信されてしまったとき、セル列エント
リ(q)(e)を加えるのに用いる。
【0037】前述のとおり、待ち行列ヘッダ95は、待
ち行列94(q)に関連する接続状態による、セル伝送
状況の情報から成る。特に、待ち行列ヘッダ95はタイ
ム・スタンプ・フィールド87を含むが、前述の通り、
それは、スケジュール・ユニットによって、待ち行列9
4(q)からのセルの伝送作業を制御するのに用いる。
タイム・スタンプ・フィールド87は、タイム・スタン
プから成るが、これは、グループ91(g)に関するグ
ループ・タイム・インターバル・フィールド85の内容
とともに、最初のセル列エントリ94(q)(0)のど
のセルCELL(i)が伝送されれば、待ち行列90
(q)との接続状態に対応しつつ保証最低限度のサービ
ス・レートを守って伝送できるかという、タイム・ウイ
ンドウの範囲を規定するものである。即ち、保証速度の
サービス・レートを守るために、スケジュール・ユニッ
ト43は、フィールド87のタイム・スタンプの数値か
ら、割りだした時間間隔によって、待ち行列94(q)
が伝送すべくセルCELL(i)を供給する作業をスケ
ジューリングする。しかし、たしかに、他と比べても、
エントリ94(q)(e)のセルCELL(i)がきわ
だって高速で伝送されるというわけではないので、スケ
ジュール・ユニット43は、タイム・インターバル・テー
ブル57の、エントリ57(g)内のグループ・タイム
・インターバル85を差し引いた、タイム・スタンプ・
フィールドの数値に対応した伝送好適時間に先行して、
待ち行列94(q)が伝送すべくセルCELL(i)を
供給するようスケジューリングすることはしないであろ
う。それに、次のセルCELL(i)の伝送をするため
に、グループ91(g)がスケジューリングされるため
の新たな時間を規定するには、セルCELL(i)リス
ト94の先頭の待ち行列94(0)から伝送されたあと
でも、そのグループに結びついているタイム・インター
バル・テーブル57のエントリ57(g)のタイム・イ
ンターバル87の値に対応して、タイム・エントリ57
(g)のスタンプ87を、増やさなくてはならない。グ
ループ51(g)に対応する、リスト94内の待ち行列
94(q)は、スケジュール・ユニット43によって、接
続状態がスケジューリングされるような条件下で編成さ
れる。だから、グループ91(g)で待ち行列が94
(0)から94(Q)まで続いていくのに応じて、各ヘ
ッダ95のタイム・スタンプ87も増加していくのが望
ましいと考えられる。そうすれば、先頭と末尾、94
(0)から94(Q)のタイム・スタンプ87の開き
が、グループ・タイム・インターバル85と同等かそれ
以下になるだろう。
【0038】各種接続のための待ち行列グループ94
(q)を、上記した如く、グループ91(g)へ変える
ことによって、伝送のサービスレートを制限しなければ
ならない各種接続の回路と関連しているセル(i)の伝
送を制限するため効果的な配置となる。サービスレート
とは関係の無い接続や、伝送の最大レートが制限されて
いない接続を含む、その他の接続については、無制限グ
ループ(unregulated group)92が設けられている。
該無制限グループ(92)は、通信リンク13(l)を
越える過剰な情報伝送帯域幅の使用が出来るメカニズム
を提供する。該メカニズムは、それ以外の場合には、グ
ループ91(g)の何れもが好適状況であったことを示
す待ち行列94(q)を有しないから使用されない。1
実施例では、無制限グループ92は複数レベルビットマ
ップ97の形式であって、それは第9図に記載してい
る。図面を参照すると、ビットマップ97は次の構成を
含んでいる。 (i)、高レベルビット97(0)(1)から97
(0)(K)のシリーズ(通常は参照符号97(0)
(K)で表す) (ii)、中レベルビット97(1)(l)から97
(2)(IK)のシリーズ(通常は参照符号97(1)
(iK)と表示する) (iii)、低レベルビット97(2)(l)から97
(2)(IKL)のシリーズ(但しK、I、Lは素数である)
(通常は参照符号97(2)(IKL)と表示する。(但
しI、K、Lは素数である。)
【0039】各低レベルビット97(2)(ikl)は、
出力ポートモジュール31(P)によって取り扱われる
可能性のある、接続の一つに関係している。もし接続が
過剰な情報伝送帯域幅を分担している場合、該接続に関
係するデジタルワード97(2)(ikl)のビットは、
選ばれた値に設定されるか、さもない時はビットはクリ
アされる。接続が保証されたサービスレートに関係した
ものでない場合、又は接続が保証されたサービスレート
と関係し且つ、接続が過剰帯域幅を分担する場合には、
接続のビット97(2)(ikl)が通常は設定される。
接続がグループ97(g)に関係している時は、無制限
グループ92にだけ関係する各接続は、接続表中の接続
情報エントリー52(C)を有しており、待ち行列はエ
ントリー52(C)とセルポインター表53中の後続セ
ルポインター80によって表示される。しかしながら、
無制限グループ中にのみ存在する待ち行列のエントリー
52(c)は、グループの次の表54中のグループの後
続ポインター86によって、他のエントリー52(c)
にリンクする必要は無い。
【0040】中及び高レベルビット97(1)(ik)と
97(0)(K)は、設定されている低レベルビット9
7(2)(ikl)の中の何れであるかを特定する時間を
節減するために使用される。特に中レベルビット97
(1)(ik)のおのおのは、例えば低レベルビット97
(2)(ikl)のシリーズと関係しており、中レベルビ
ット97(l)(1)は低レベルビット97(2)
(l)から97(2)(L)域に関係し、中レベルビッ
ト97(l)(2)は低レベルビット97(2)(L+
1)から97(2)(2L)と関係し、以下同様であ
る。もし、低レベルビット97(2)(ikl)の何れか
が設定されている時、関係する中レベルビット97
(1)(ik)も又設定される。同様に中レベルビット9
7(l)(ik)のおのおのは、高レベルビット97
(0)(k)と例えばI個の中レベルビット97(1)
(ik)のシリーズと、中レベルビット97(1)
(l)から97(2)(I)と関係する低レベルビット
97(0)(1)と関係し、高レベルビット97(0)
(2)は中レベルビット97(2)(I+1)から97
(2)(2I)と関係し、以下同様である。もし、中レ
ベルビット97(1)(ik)の何れかが設定される
と、関係する上レベルビット97(0)(k)も又設定
される。
【0041】無制限の待ち行列92もまた、高レベルポ
インター98(U)、中レベルポインター98(I)、
低レベルポインター98(L)の一組のポインター(引
用符号(98)で一般化される)を利用する。ポインタ
ー98(U)、98(I)、98(L)の一組は添え字
を作り、それは無制限の待ち行列92を用いた最後の選
択である接続と関連して高レベルビット97(0)
(k)、中レベルビット(1)(ik)、低レベルビッ
ト97(ikl)を表すグループ91(g)の何れも選
択するには適切でない場合、セル(i)が転送されるべ
き、接続を表示するためのビットマップ97とポインタ
ー98が使われる。セルiを転送すべき次の接続を選択
するには、低レベルポインター98(L)をまず増加さ
せ、設定されている次のビット97(2)(ikl)を
位置決めする。もし低レベルポインター98(L)が、
低レベルビット97(2)(ikl)の組を表示するこ
となく、値(L)を通過する時は、それをリセットし、
増加した中レベルポインター98(I)と該中レベルポ
インター98(I)によって指定された中レベルビット
97(1)(ik)が検査される。もし中レベルビット
97(1)((i+1)k)が設定される時、少なくと
も低レベルビット97(2)((i+1)k+I)から
97(2)((i+1)k+L)が設定され、この場
合、低レベルポインター98(L)が繰り返し増加し、
最初の低レベルビットの組が見つかるまでこれを行い、
その後選択すべき次の接続を表示する。
【0042】他方、低レベルポインター98(L)がリ
セットされた場合、中レベルポインター97(I)が中
レベルビット97(1)((i+1)k)を示すことが
決定され、低レベルビット97(2)((i+1)k+
I)から97(2)((i+1)k+L)の何れも設定
されないことは明らかである。この場合には、中レベル
ポインター98(I)が再び増やされ、設定されている
中レベルビットを示すまで行われる。もし中レベルポイ
ンター98(I)が設定されている中レベルビット97
(1)(ik)をポイントし、低レベルビット97
(2)(ik)から97(2)(ik+L)の一つがセ
ットされ、低レベルポインター98(L)は増加して、
設定されている最初の低レベルビット97(2)(i
k)から97(2)(ik+L)の最初のものをポイン
トするまで続く。それは順番に伝送すべきセル(i)を
提供するために選択される接続と関係する。
【0043】しかし、もし中レベルポインター98
(I)が一組の中レベルビット97(1)(ik)をポ
イントせずに値(L)を通過するときは、リセットさ
れ、増加した高レベルポインター98(U)と高レベル
ビット97(0)(k+1)であって、中レベルポイン
ター98(I)によってポイントされたものは検査され
る。もし前記高レベルビット97(0)(k+1)がセ
ットされると、少なくとも中レベルビット97(1)
(k+1)から97(1)(k+I)の少なくとも一つ
がセットされ、この場合中レベルポインター98(I)
は相互に作用して増加し、セットされた低レベルビット
の最初のものが見つかるまで続き、そして順番に選択さ
れるべき次の接続が認識される。
【0044】他方、中間レベルポインター98(I)が
リセットされているとき、高レベルポインター97
(U)が高レベルビット(0)(k+1)をポイントす
る様に決められ、中レベルビット97(1)(k+I)
域から97(1)(k+I)の何れもがセットされな
い。この場合、高レベルポインター98(U)は再び増
加し、セットされている高レベルビットをポイントする
まで続けられる。もし高レベルポインター98(U)
が、セットされている高レベルビット97(0)(k)
をポイントする時、中レベルビット97(1)(k)か
ら97(1)(k+I)の一つがまたセットされ、中レ
ベルポインター98(I)はセットされている中レベル
ビット97(1)(k)から97(1)(k+I)の最
初のものをポイントするまで増加する。そして、転送の
ためのセル(i)を提供するために選択される接続に準
じ関係する。もし高レベルポインター97(U)が、セ
ットされている高レベルビットをポイントすることな
く、直前の高レベルビット97(0)(K)をポイント
する値Kを通過して増加すると、それはリセットされ操
作は続く。
【0045】中間及び高レベルビット97(1)(i
k)及び97(0)(k)を与えることによって、制限
外待ち行列92中の接続を表示するために必要な時間
が、短縮されることが認められるであろう。なぜなら
ば、一連の低及び中間レベルビットは、それぞれ中間及
び高レベルビットとそれぞれ関係しており、各高レベル
ビットがセットされていない時は検査する必要がないか
らである。
【0046】制限外のグループ92を用いて伝送したセ
ルiが、保証サービスレートの接続を用いたグループ9
1(g)中の待ち行列94(q)からであった場合、第
8図に関連して記載したように、待ち行列94(q)を
含むリスト94を再度求めることは通常はしない。待ち
行列94(q)がそれぞれのグループ91(g)に関す
るリストのヘッドへ到達した時に、リスト94(g)が
再度要求されなければ、スケジュールユニット43は後
続セル待ち行列エントリー94(q)(1)(すなわ
ち、無制限グループ92を経て、伝送の為に選択された
ものの行にあるセル待ち行列エントリー)中のセル
(i)を第5図及び第6図に関連して記載された伝送の
為にある時点で選択するであろう。従って待ち行列94
(q)が二つのメカニズムを通じて、伝送するためのセ
ル(i)を提供する為に選択される。即ち上記二つのメ
カニズムとは、最低限のサービスレートを確保する様に
グループ91(g)によって与えられた制御メカニズム
と、待ち行列94(q)が過剰待機幅の一部受け持ちを
確実にするため、無制御グループ92によって与えられ
た制御メカニズムである。
【0047】図5乃至図7を再び参照し、接続グループ
ユニット42、特にグループコントローラーモジュール
45は次を含む多くの機能を実行する。 (A)新しい接続が作成された時、新しい待ち行列94
(q)と必要に応じて新しいグループ91(g)を作成
し、新しい資源(リソーシズ)(特に図6に関連して上
述した各種データ構造)をそれらの為に配分する。 (B)スケジュールユニット(43)から得られたグル
ープ選択情報に基づき、伝送のためのセルiを回復する
ため、セル出力部35を可能にする。グループ選択情報
は、待ち行列94(0)のヘッドが伝送の為のセルを表
示している。さらに待ち行列ヘッドのタイムスタンプを
増加し、選択されたグループ91(g)中の待ち行列9
4(q)を認識する。 (C)待ち行列94(q)のサービスレートが変化し、
あるいはグループ91(g)の資源が新しいグループの
為に必要とされたとき等に待ち行列94qの一つあるい
はそれ以上が一つのグループ91gから他のグループ9
1g’へ移動する。 (D)待ち行列が空になった時に、待ち行列94qを消
滅させ、グループが空になったとき、グループ91gを
削除する。
【0048】接続グルーピング・ユニットは、グループ
制御モジュール45に加えて、グループ・アロケーション
・モジュール46、及び、グループポリシング・モジュー
ルを含み、グループ91(g)の設定、維持を行いながら、
数多くの作業をこなす。出力ポート・モジュール31(p)
が新たな接続状況を作り出したり、ある接続状況に対応
するサービス・レートが変化したりすると、これらの要
素46、47は、グループ制御モジュールとともに、新たな
況に対応する待ち行列94(q)をつくり、サービス・レー
トが変わる接続状況に対応する待ち行列94(q)、古いサ
ービス・レートのグループ91(g)から、新しいサービス
・レートのグループ91(g)へ移動するべきか、するなら
どうやって移動するのか、あるいは、新たなサービス・
レートに対応する新しいグループ91(g)を新設するべき
かを、確定する。特に、グループ・ポリシング・モジュ
ール47は、グループ制御モジュール45とともに、別々の
サービス・レートの数が(グループ情報テーブル52のエ
ントリ52(n)の数に対応する)、予め決めた上限を越さ
ないことを保証するものであり、また、近い値であるけ
れども、必ずしも同一ではないサービス・レートは、ひ
とつの範疇にまとめる。加えて、グループ・アロケーシ
ョン・モジュール43は、多様なエントリ56(g)をグルー
プ・テーブル56内に保有することで、新しいグループ91
(g)や各グループ内での待ち行列94(q)を配列する際に、
グループ制御モジュール45を助ける。
【0049】新しい待ち行列94(q)、及び、必要であれ
ば、新しいグループ91(g)(上記アイテムA)の設定とい
う点に関していえば、グループ制御モジュール45は、そ
れに呼応し、ネットワーク10上に伝送されるセルを制御
するように作動して、送信元コンピュータ・システム12
(mS)と、受信先コンピュータ・システム12(mD)の間の
パケット20(図2)の伝送経路の設定を制御する。その
作動過程で、グループ制御モジュール45は、新しい接続
状況に対応する接続テーブル52にある接続情報エントリ
52(c)を設定および初期化し、接続情報エントリ52(c)に
対応するタイムスタンプ・テーブル55のエントリ55(n)
の中に、最初のタイム・スタンプ87を与える。第1セ
ル(i)がクロック(93)に表示された時刻として、接続
のために受信されたとき、グループコントローラモジュ
ール(45)は、最初のタイムスタンプを与えることができ
る。そのとき、セルは受信せられ、その値は下記の如く
変形されるであろう。もし、新しい接続が、グループ表
(56)中のエントリ56(g)によって決められたグループ91
(g)の1つに関連するサービスレートに対応した関連の
ある保証されたサービスレートを有しているときは、グ
ループコントローラモジュール(45)は、新たに作られた
待ち行列(94(qn))をグループ91(g)のためのリスト(94)
に関連させることができる。それは、必要とされる保証
されたサービスレートを提供し、実際にもセル(i)が
接続のために受信されたときは、それをグループにリン
クする。他方、新しい接続が、実在するグループ91(g)
の何れから与えられるサービスレートにも対応しない保
証されたサービスレートを必要とするときは、グループ
コントローラモジュール(45)は、新しい待ち行列94(qn)
を含めて、新しいグループを形成できる。そして、その
過程で、新しいグループのためのグループ表(56)中で、
グループ・アロケーション・モジュール(46)とグループ
・ポリシー・モジュール(47)によって与えられた資源を
用いて、新しいエントリ56(g)を形成する。
【0050】上記したとおり、各接続に対応する待ち行
列94(q)の関連は、特にグループ91(g)については、通常
は該接続部に関連した保障サービスレートに基づいてい
る。出力サポートモジュール31(p)は、接続がそれによ
って扱われるべき異なった各保障サービスレートに対応
して、新しいグループ91(g)を形成する。しかし乍らそ
れは、グループ表(56)中での別個のエントリー56(g)
と、タイム・インターバル表(57)中での対応するエント
リー57(g)を、各異なった保障サービスレート毎に必要
とすることを認識せねばならない。或る特別な例では、
グループ表(56)及びタイム・インターバル表(57)中のエ
ントリー56(g)と(57)の数は制限されている。上記の例
では、グループ表(56)とタイム・インターバル表(57)が
詰まっているとき、そして出力ポートモジュール31(p)
が別の保障サービスレートであって、表(52)中のどのエ
ントリー52(n)にも関連しないレートの新しい接続に用
いられるときには、グループ・コントローラ・モジュー
ル(45)は、グループ・ポリシー・ユニット(44)と協働し
て、新しい接続を提供する。該接続の提供は、新接続に
対応して必要なサービスレートに最も近く、且つそれ以
下ではないサービスレートを有するグループ91(g)に関
連させることが望ましい。
【0051】グループ・コントローラ。モジュール(45)
が、新しい接続を、新接続のために必要とされるサービ
スレートに最も近いが、望ましくはそれ以下ではないサ
ービスレートのグループ91(g)に関連させるとき(上記
(i)項)、新接続に対応する待ち行列94(q)を、待ち行列9
4(q)のシーケンス中の位置で、グループ91(g)に対応す
るリスト(94)にリンクさせ、次の待ち行列94(g)が次よ
り高いタイムスタンプに確実に関連させることが望まし
い。タイムスタンプ(87)の無い新たに形式された接続に
ついては、グループ・コントローラ・モジュール(45)
は、初期タイムスタンプを有する接続に関連する待ち行
列94(q)を提供する。初期タイムスタンプを有する該接
続は、ヘッドとテイルの待ち行列94(o)と94(o)と、グル
ープの2分されたタイム・インターバル(85)のタイムス
タンプ(87)の合計に対応する。グループ中の連続した待
ち行列94(q)のタイムスタンプの順序を維持するため、
それが新接続のための待ち行列94(q)の挿入時であれ、
又はそれのセルカウンター(70)が零にまで減少したため
にグループ91(g)から以前取り除いた新接続のための待
ち行列94(q)を再挿入する時であれ、グループ・コント
ローラ・モジュール(45)は、グループ91(q)のリスト(9
4)中の待ち行列94(q)へ進み込む(step through)ことが
望ましい。該グループ94(g)中へ、新待ち行列94(q)を接
続して、リスト(94)中の特定点を指定する様にする。該
リスト(94)には新リスト94(q)をリンクさせて、シーケ
ンス順序中での各タイムスタンプを維持する。
【0052】または、グループ・コントローラ・モジュ
ール(45)は、この順序維持を、次の手段で略実現する。 (i)待ち行列94(q)のタイムスタンプ(87)が、ヘッドの待
ち行列94(o)のタイムスタンプより以下の場合は、待ち
行列94(q)をリスト(94)のヘッドへ挿入し、待ち行列94
(q)に関連してタイムスタンプを調整して、(a).それの
タイムスタンプ(87)又は(b).テイルの待ち行列94(Q)の
タイムスタンプから、フィールド(56)中のグループのサ
ービスレートを減じたもの,の最大に対応させる。 (ii)リスト(94)のタイムスタンプ(87)が、テイルの待ち
行列94(Q)のタイムスタンプより以上のときは、待ち行
列94(q)をリスト(94)のタイルへ挿入し、待ち行列94(q)
に関連するタイムスタンプを(a).それのタイムスタンプ
(87)又は(b).テイルの待ち行列94(Q)のタイムスタンプ
からフィールド(56)のグループのサービスレートを減じ
たもの,の最大に対応させる。 (iii)待ち行列94(q)のタイムスタンプ(87)が、テイルの
待ち行列94(Q)のタイムスタンプの方へよりも、ヘッド
の待ち行列94(O)のタイムスタンプの方へ一層近いが、
ヘッドの待ち行列94(O)のタイムスタンプより以上であ
ったときは、待ち行列94(q)をリスト(94)のヘッドへ挿
入し、それのタイムスタンプ(87)をヘッドの待ち行列94
(O)のタイムスタンプと等しくなる様に調整する。 (iv)待ち行列94(q)のタイムスタンプ(87)が、ヘッド待
ち行列(O)のタイムスタンプの方へよりも、テイル待ち
行列94(Q)のタイムスタンプの方に一層近いが、テイル
待ち行列94(Q)のタイムスタンプよりも大きくない場合
は、待ち行列94(q)をリスト(94)のテイルに挿
入し、それのタイムスタンプ(87)を、テイル待ち行列の
タイムスタンプと等しくなる様に調整する。 これらはリスト(94)中のタイムスタンプの順序を維持す
る。グループ・コントローラ・モジュール(45)は、以前
除去した接続を、セル(i)をその接続のために受信した
とき、グループ91(g)へ接続する際、同様な機能(i)から
(iv)を実行する。
【0053】セル出力部(35)が、伝送のためにセル(i)
を回復することに関して(上記(B)項)、セル(i)を伝送す
べき場合には、スケジュールユニット(43)がグループ・
コントローラ・ユニット(45)に、伝達のためのセル(i)
を与えるグループ91(g)からのヘッド待ち行列94(o)の標
識を提供するとき、グループ・コントローラ・モジュー
ル(45)は、セル出力部(35)に対して、ヘッド待ち行列94
(o)からのセル(i)を伝達する。更にグループ・コントロ
ーラ・モジュール(45)は、次の処理を実行する。 (i) セル(i)が伝達されて来るグループ91(g)に関連し
て、タイム・インターバル表(52)のエントリー57(g)中
のタイム・インターバル(85)を用いて、選択したグルー
プのヘッド待ち行列94(o)のヘッダー(95)のタイムスタ
ンプ(85)を増加させ、且つ、(ii) グループ(91)のリス
ト(94)を上記した如く認識し、セルが伝達されて来た待
ち行列(o)をリスト(94)のテイルにリンクさせる。
【0054】他方、スケジュールユニット(43)が、無制
限グループ(92)からの待ち行列の標識を有するグループ
・コントローラ・モジュール(45)を提供する場合は、グ
ループ・コントローラ・ユニット(45)は、セル出力部(3
5)に対し、待ち行列からセル(i)を伝達することを可能
ならしめる。セル(i)が伝達されて来る待ち行列94(o)の
ヘッダー(95)のタイムスタンプ(85)を新規にする場合
(上記(i)項)、グループコントローラモジュール(45)
は、セル(i)が伝達されて来たグループ91(g)に関連する
タイム・インターバル表(57)のエントリー57(g)中のグ
ループインターバル(85)を利用する。各グループ91(g)
に与えられたグループタイムインターバル(85)の値
は、各グループ91(g)の様々な接続に関連した待ち
行列94(q)からのセル(i)の伝達の間の時間は、必要とさ
れる保障された、又は最小のサービスレートを満たす。
【0055】上記したとおり、例えば待ち行列94(q)の
サービスレートが変り、又はグループ9(g)の資源(resou
rces)が新グループを必要としたとき、グループコント
ローラモジュール(45)は待ち行列94(q)は或るグループ9
1(g)から他のグループ91(g')へ移動する(上記(c)項)。
上記作用に於て、グループ・コントローラ・モジュール
(45)は、1つ又は複数の待ち行列を、グループ91(g)か
ら他のグループ91(g')へ、前述の(A)項に関連して記載
した同じ要領でリンクさせることができる。
【0056】これに加えて、グループコントローラモジ
ュール(45)は、待ち行列が空になったとき、待ち行列94
(q)の削除、及びグループが空になったときグループ9
1(g)の削除をも行なう(上記(D)項)。グループコン
トローラモジュール(45)は、待ち行列94(q)が空になっ
たときに決定が出来、また待ち行列に関連する接続のた
めの接続情報エントリー52(c)のセルカウンター(70)が
ゼロ値を有するときは、削除されねばならない。待ち行
列94(q)が削除されねばならないとはき、グループ引継
ぎポインター(86)は調整されて、待ち行列(94)の削除に
対応する。このことは、待ち行列94(q)がヘッドの待ち
行列であって、セル(i)を伝送した直後のときに、起こ
り易いから、グループコントローラモジュール(45)はそ
れがリスト(94)を確認したとき、新ヘッド待ち行列を単
に識別するだけでよく、グループ91(g)のテイル待ち行
列94(Q)として削除する様には、待ち行列をリンクしな
い。グループ91(g)の削除に際して、グループコントロ
ーラモジュール(45)は、グループ91(g)に関連するエン
トリー56(g)の有効フラッグ(82)をリセットするであろ
う。
【0057】上記したとおり、スケジュールユニット(4
3)は伝送のため、様々なグループ91(g)と(92)をスケジ
ュールする。図10は、スケジュールユニット(43)の機
能ブロック図である。通常は、スケジュールユニット(4
3)がセル(i)の伝送のために、グループ91(g)を選択する
ときは、先ずそのグループが好適か否かを判断せねばな
らない。上記したとおり、グループが好適か否かを判断
するためには、スケジュールユニット(43)は、様々なグ
ループのヘッド待ち行列94(o)のタイムスタンプを利用
し、更に様々なグループ91(g)のグループタイムインタ
ーバル(85)も利用する。スケジュールユニット(43)は、
様々なグループ91(g)の中から、伝送のために選択す
る。それはグループ91(g)のための各ヘッド待ち行列94
(q)のタイムスタンプ(87)の特定の値と、各グループ91
(g)に関連したグループタイムインターバル(85)とに基
づいて行なう。各グループ91(g)に対して、ヘッド待ち
行列のタイムスタンプ(87)とグループタイムインターバ
ル(85)は、それ以前にはグループ91(g)のヘッド待ち行
列94(o)は選択されることはないであろう。好適なスタ
ートタイムから始まるタイムウインドウを決定する。ま
た必要な伝送レートを提供するために、グループのヘッ
ド待ち行列が選択されるべき終了時刻が決められる。タ
イムスタンプ(87)が終了時刻として扱われるのであれ
ば、好適開始時刻は、グループタイムインターバル(85)
によって減少させられたタイムスタンプ(87)によって決
定されるであろう。他方、タイムスタンプ(87)が好適な
開始時刻として扱われるのであれば、終了時刻は、グル
ープタイムインターバル(85)によって増加させられたタ
イムスタンプ(87)によって決定されるであろう。もし伝
送に好適なグループがあれば、それらのグループに関し
てスケジュールユニット(43)はヘッド待ち行列94(o)に
タイムスタンプ(85)を有するグループ91(n)を選択し、
該待ち行列94(o)の中にある第1待ち行列エントリー94
(o)(o)中のセル(i)を適当な通信リンク13(l)を越えて伝
送する最低の終了時刻を決める。もしスケジュールユニ
ット(43)がグループ91(g)のどれも、好適でないと判断
したときは、伝送のためにスケジュールされるべき接続
は、無制限のグループ(92)から選択されるべきであろ
う。
【0058】図9を参照すると、スケジュール・ユニッ
ト43は、グループ・セレクタ・モジュール100、有効フ
ラッグ・チェック・モジュール101、好適タイム・ジェ
ネレータ102、タイム・スタンプ検索モジュール103、最
小値エレメント・セレクタ104、及び最小値エレメント
・ストア105を含んでおり、これら全てはコントロール
・モジュール106の制御下にある。一般に、スケジュー
ル・ユニット43は、夫々がグループ91(g)の1つに関係
づけて待ち行列内の先頭待ち行列94(0)からタイム・ス
タンプを検索し、待ち行列94(0)が好適であることを該
タイム・スタンプが示しているか否かを判別し、もし示
しているならば、該タイム・スタンプが以前に検索した
タイム・スタンプの最小値であるか否かを判別する動作
が連続的に繰り返される。もし、前記最小値であるなら
ば、スケジュール・ユニット43は、前記タイム・スタン
プを新たな最小値として、先頭待ち行列94(0)に関する
識別子と共に記憶し、次の繰返しに対して順番付ける。
グループ91(g)の全てに接続して、これらの動作を実行
した後に、スケジュール・ユニット43が記憶する先頭グ
ループ識別子によって、好適であるグループ全ての中で
最小のタイム・スタンプを有する先頭待ち行列94(0)が
識別され、次に、該先頭待ち行列94(0)が、伝送用セルC
ELL(i)を供給する。
【0059】特に、スケジュール・ユニット43が先頭待
ち行列94(0)が伝送用のセルCELL(i)を供給すべきグルー
プ91(g)を特定するために、グループ91(g)を選択する必
要があるときには、グループ・セレクタ・モジュール10
0は、グループ・テーブル56内の最初のエントリ56(0)を
特定するGROUP ENTRY SEL(グループ・エントリ選択)
指示を生成する。有効フラッグ・チェック・モジュール
101は、前記エントリ56(0)が好適であるとエントリ56
(0)の有効フラッグ82が示しているか否かを判別する。
もし、エントリ56(0)の有効フラッグ82がクリアであっ
て、エントリ56(0)が有効なグループ91(g)を特定するも
のではないことを示していると、有効フラッグ・チェッ
ク・モジュール101が判別するならば、グループ・セレ
クタ・モジュール100は、次のエントリ56(1)に進み、該
エントリ56(1)を特定するGROUP ENTRY SEL(グループ・
エントリ選択)指示を生成し得る。
【0060】他方、もし、エントリ56(0)の有効フラッ
グ82がセットであると、有効フラッグ・チェック・モジ
ュール101が判別するならば、グループ91(g)に関連した
グループ・タイム・インターバル85をタイム・インター
バル・テーブル57から検索し、該グループ・タイム・イ
ンターバル85を好適タイム・ジェネレータ・モジュール
102に連結する。さらに、タイム・スタンプ検索モジュ
ール103は、グループ91(g)においてエントリ56(0)に関
連する先頭待ち行列94(0)に関する接続に関係するタイ
ム・スタンプ87を検索し、該タイム・スタンプ87を好適
タイム・ジェネレータ・モジュール102に結合する。次
に、好適タイム・ジェネレータ・モジュール102は、タ
イム・スタンプ検索モジュール103が提供するタイム・
スタンプ87と、タイム・インターバル・テーブルが提供
するグループ・タイム・インターバルとから好適タイム
値を生成し、好適タイム値をクロック93が提供する現在
タイムと比較する。好適タイム・ジェネレータ・モジュ
ール102は、もし、好適タイムが現在のタイムより小さ
いと判別するならば、グループ・テーブル56内のエント
リ56(0)に関連したグループ91(g)が好適であることを示
すELIG(好適)指示を生成する。
【0061】また、タイムス・タンプ検索モジュール10
3が検索するタイム・スタンプ87は、最小エレメント選
択モジュール104に結合される。また、最小エレメント
選択モジュール104は、以前の最小タイム・スタンプに
対応する最小エレメント・ストア105のエントリ107か
ら、以前の最小タイムスタンプ値を受信する。一般に、
最小エレメント選択モジュール104は、エントリ107にお
ける以前の最小タイム・スタンプ値を、検索したタイム
・スタンプと比較して、何れが小さい値であるかを判別
する。しかしながら、このとき、スケジュール・ユニッ
ト43は、グループ・テーブル56における最初のエントリ
56(0)に関係するグループ91(g)を処理しているから、比
較に用いられるべき以前の最小タイム・スタンプは、存
在しない。従って、最小エレメント選択モジュール104
は、この繰り返しに関してエントリ107の内容を無視で
き、或いは、最小エレメント選択モジュール104が、最
小タイム・スタンプ値を有する最初のエントリ56(0)を
確実に選択するために、エントリ107は、最初の繰り返
しの前に相当高い値で初期化され得る。最小エレメント
選択モジュール104は、記憶のために、最小タイム・ス
タンプ値をエントリ107に結合する。さらに、最小値レ
メント選択モジュール104は、記憶のために、選択され
た最小タイム・スタンプ値に関係するグループに関する
識別子を、最小エレメントストア105の最小エレメント
識別子エントリ108に提供する。従って、もし、グルー
プ選択モジュール100からのGROUP ENTRY SEL(グループ
・エントリ選択)表示によって特定されたグループが、
最小エレメントストア105のエントリ107における現在の
タイム・スタンプ値よりも小さいタイム・スタンプ値を
有すると、最小エレメント選択モジュール104が判別す
るならば、最小エレメント選択モジュール104は、タイ
ム・スタンプ検索モジュール103が提供するタイム・ス
タンプ87と、グループ選択モジュール100からのGROUP E
NTRY SEL(グループ・エントリ選択)表示とをイネーブ
ルにして、最小エレメント・ストア105内のエントリ10
7、108にそれぞれ記憶される。他方、もし、エントリ10
7に以前に記憶された最小タイム・スタンプ値の方が低
いタイム・スタンプ値を有すると、最小エレメント選択
モジュール105が判別するならば、最小エレメント・ス
トア105の内容を変化しない。
【0062】スケジュール・ユニット43は、これらの動
作を連続的に繰り返して実行するグループ・テーブル56
内の連続するエントリ56(g)に関係のあるグループ中を
進行する。各繰り返しの最後には、最小エレメントスト
ア105は、繰返しの間にエントリ56(g)に関連した好適な
グループに関する先頭待ち行列94(0)に関するタイム・
スタンプ87の最小値を、先頭待ち行列が最小タイム・ス
タンプを有するエントリ56(g)に関する識別子と共に含
むだろう。従って、全てのエントリ56(g)を処理した後
に、最小エレメント・ストア105は、もしあれば、好適
である全てのグループに関するタイム・スタンプ87の最
小値と、該グループを特定する識別子とを含むだろう。
スケジュール・ユニット43は、伝送のためのセルCELL
(i)を形成すべきグループ91(g)を選択する際に使用する
グループ・コントローラ・モジュール45に、識別子とタ
イム・スタンプ87の両方を提供し得る。
【0063】このような背景をふまえた上で、スケジュ
ール・ユニット43によってなされる一連の作業を、図1
1乃至図13のフローチャートと併せて、詳細述べるこ
とにする。図11乃至図13を参照すると、スケジュー
ル・ユニットは、一般的に動作が連続して繰り返され
る。1回の反復作業ごとに、グループ・テーブル56内の
グループ・テーブル・エントリ56(g)の1つが処理され
る。図11乃至図13を参照すると、スケジュール・ユ
ニット4は、1回の反復作業ごとに最小エレメント・ス
トア105を初期化し(ステップ170)、それから「次の」
グループ・テーブル・エントリ56(g)をグループ・テー
ブル56から選択し、そのエントリ56(g)が有効かどうか
を有効性フラッグ82により確定する(ステップ171)。
初回の操作では、「次の」グループ・エントリ56(g)に
あたるのは、グループ・テーブル56の中の最初のエント
リ56(0)であると考えられる。もし、エントリ56(g)が有
効であれば、スケジュール・ユニット43は、その選択さ
れたグループ・エントリ56(g)のグループ・ヘッド・ポ
インタによって示される接続情報エントリ52(c)に関連
するタイムスタンプ87を回収して、好適な開始時間を算
出し(ステップ173)、その算出された好適な開始時間
が現行時間よりも短いかどうかをクロック93により確定
する(ステップ174)。もし、ステップ174において好適
な終了時間は現行より短いと、スケジュール・ユニット
43が確定したら、そのグループは、セルCELL(i)をそこ
から伝送されるのに好適なグループとして選択される。
上述のように、タイムスタンプ87が好適な開始時刻に対
応していれば、スケジュールユニット43は、ステップ17
3においてタイムスタンプ87を現行時間に合わせて用
い、算出したグループの値の方が好適であるかどうかを
確定する。他方、タイムスタンプ87が終了時間に対応し
ていれば、スケジュールユニット43は、そのグループの
グループ・タイム・インターバル85だけ、タイムスタン
プ87を減少し、ステップ173における好適な開始時間を
算定する。
【0064】また、スケジュール・ユニット43は、ステ
ップ174において、ステップ171で選択したグループのほ
うが好適であると確定すれば、それ(すなわち、スケジ
ュール・ユニット43)は、タイム・スタンプ87と、多分
そのグループのグループ・タイム・インターバル85とを
用いて、終了時間を算出する(ステップ175)。上述の
ように、タイム・スタンプ87が好適な開始時間に対応し
ている場合、スケジュール・ユニット43は、ステップ17
5に於いて、そのグループのタイム・インターバルだ
け、タイム・スタンプ87を増分し、終了時間を決める。
逆に、タイム・スタンプ87が終了時間に対応している場
合、スケジュール・ユニット43は、ただその数値を終了
時間として使うのみである。ステップ175にて終了時間
が決定した後、スケジュール・ユニット43は、その終了
時間を、最小エレメントストア105のエントリ107に記憶
されている終了時間の最小値と比較する(ステップ17
6)。もし、スケジュール・ユニット43がステップ176に
おいてステップ175で求めた終了時間が最小エレメント
ストア105のエントリ107の最小終了時間より値が小さけ
れば、そのステップ175で求めた終了時間の方を、エン
トリ107の中に記憶させると共に、選択したグループ91
(g)の識別もエントリ108に記憶させる。(ステップ17
7)
【0065】(i)ステップ176に戻って、スケジュール・
ユニット43は、このステップにおいて、ステップ175で
求めた終了時間が、最小エレメントストアのエントリ10
7の中に記憶されている最小終了時間より値が大きいと
確定した場合、(ii)ステップ174に戻って、スケジュー
ル・ユニット43は、このステップにおいて、選択したグ
ループが好適でないと確定した場合、又は、(iii)ステ
ップ171に戻って、スケジュール・ユニットは、このス
テップにおいて、選択されたグループのグループ・テー
ブル・エントリ56(g)の有効フラッグ82が、エントリ56
(g)の非有効性を示していると確定した場合、それ(即
ち、スケジュール・ユニット43)は、続いてステップ17
8に進み、グループ・テーブルに新たなエントリ56(g)の
増加があるかどうかを確定する。もし、新たに増加した
エントリ56(g)があれば、スケジュール・ユニット43
は、ステップ170に戻って、その新しいエントリ56(g)に
接続して、最初から新たな繰り返しが実行される。他
方、新たに増加したエントリ56(g)がなければ、スケジ
ュール・ユニット43は、ひきつづきステップ179に進
み、最小グループ識別エントリ108にグループ識別子が
あるかどうかを確定し、もしあれば、そのグループ識別
子をグループ制御モジュール45に提供し(ステップ18
0)、グループ制御モジュール45は、上述のように、セ
ル出力セクション35をイネーブルにして、伝送のための
セルCELL(i)を探索する際に使用される。しかしなが
ら、もし、スケジュール・ユニット43は、ステップ179
において、最小グループ識別エントリ108にグループ識
別子がないと確定するならば(このことは、全てのグル
ープ91(g)が好適でない場合に起こり得る)、それ(す
なわちスケジュール・ユニット43)は、その旨をグルー
プ制御モジュール45に伝達し(ステップ181)し、グル
ープ制御モジュール45は、無制限グループを用いて接続
を選択し、該接続に関してセルCELL(i)が伝送される。
【0066】本発明は、多数の利点を提供する。特に、
メッセージの転送経路にいくつもの異なる転送サービス
速度が存在するようなディジタル・ネットワークの使用
環境に関して、メッセージを転送する経路を、転送サー
ビス速度が近いもの同士でグループ分けして、転送のス
ケジューリングの効率を高める装置を、本発明は提供す
る。
【0067】上述のように、図1〜図13に関連して、
変更を加えて工夫しうるところが数多くあることは、認
識できるであろう。例えば、グルーピングやスケジュー
リングのメカニズムは、ネットワーク切換ノードと結び
つけて上述したが、このメカニズムは、セルを一列に並
べ、伝送をスケジューリングするもの以外にも利用でき
るのであり、例えば、様々なセル供給装置 (図1で
は、コンピュータ・システム12(m)として表されてい
る)とネットワーク10とのインターフェースをとるため
に使用されるネットワークアダプタ、マルチステージス
イッチのキューイングポイント等でもよい。さらに、グ
ルーピングやスケジューリングのメカニズムは、それぞ
れの装置に分離して使用されることもできる。
【0068】さらに、切換ノードは、それが繋がるどの
ような接続に関しても、最高のセルCELL(i)転送速度を
強いる必要がないならば、無制限待ち行列92を省略でき
る。その場合、送信可能なサービスレートでの接続状態
が割り当てられ、その待ち行列94(0)は、切換ノードに
よって割り当てられるサービスレートに基いて、各グル
ープ91(g)にリンクされる。さらに、超過の帯域幅が確
実に使えることで、伝送に適したグループが一つも無け
れば、スケジュール・ユニット43は、(i)少なくとも1
つのグループが、伝送に好適であることを保証する量だ
け、クロック93を増加することによって、若しくは(ii)
好適性の条件を除去して、タイム・スタンプ87の値が最
も低いグループ91(g)を選択することによって、グルー
プのスケジューリングを行う。
【0069】さらに、この装置が、サービスレートが比
較的低い接続状態に対応した転送を効果的に操作する一
方、もし、サービスレートが比較的活発である場合、ば
らばらなグループ91(g)のリスト94を確実に適正
な秩序下においておくことは困難であろう。例えば、グ
ループ91(g)のある接続状態でのサービスレートが
変わったとすると、待ち行列94(g)はそのグループ
から新しいサービスレートの別グループ91(g)に移
動されることになり、それは新しいグループのことも既
存のグループのこともある。図14は、これらの工程が
効率的に操作されるようなアレンジメントを示す。
【0070】図14参照のとおり、図14において20
0(g)という文字で表わされるグループには、各々に
ノーマルリスト201、早期リスト202、晩期リスト
203という3種類のリストが与えられる。ノーマルリ
スト201は、多くのキュー201(0)〜201
(X)(201(x)という文字で一般化して示すもの
とする)から成り、図8に関連して上述したものと同じ
ような方法でリスト内に配置されている。同様に、早期
リスト202も数多くのキュー202(0)〜202
(Y)(202(y)という文字で一般化して示すもの
とする)から成り、晩期リスト203も数多くのキュー
203(0)〜203(Z)(203(z)という文字
で一般化して示すものとする)から成る。各キュー20
1(x)、202(y)、203(z)は、図8に関連
して前に94(g)と表わしたキューと同じようなもの
である。これらのリストを規定しているのは、ポインタ
203〜208のそれぞれの先頭と末尾であり、それ
は、テーブル52(図6)と同じようなグループ・イン
フォメーション・テーブルの中に、有効性フラッグ82
とともに加えられたものである。201〜203のリス
トは、全て同じグループ・タイム・インターバル85を
共有しており、それによって、グループ200(g)の
待ち行列に関わる全ての接続状態に対するサービスレー
トを識別する。早期および晩期待ち待ち行列202
(y)、203(z)は、グループ200(g)と結び
つく際には、各ヘッダ95の各タイム・スタンプ87に
基き、それぞれ、早期リスト202、晩期リスト203
に繋がれる。特に、もし、クロック93が示す現行時間
の値が、待ち行列のタイム・スタンプ87より大きい場
合、接続状態は「早期」に設定され、待ち行列は早期リ
スト202に分類されるが、その逆の場合、接続状態は
「晩期」に設定され、待ち行列は晩期リスト203に分
類される。新たに作られた接続状態は、普通は全て早期
リスト202に入れられ、グループ制御モジュール45が
それらの待ち行列をリンクさせている。同様に、晩期リ
スト203にリンクされる待ち行列も上述と同様である
(アイテム(A)参照)。早期リスト202から来た待
ち行列202(y)および晩期リスト203から来た待
ち行列203(z)は、伝送用に選択される際、ノーマ
ル・リスト201のところで一緒になることになる。
【0071】スケジュール・ユニット43は、グループ2
00(g)が伝送に適しているかどうかを決めるとき、
および、グループ200(g)が図6〜10に触れて上
述したのと同じような方法での伝送のために選択される
べきかを決めるとき、201〜203のリストを全て用
いる。すなわち、スケジュール・ユニットだけで、リス
ト201、202、203がそれぞれ異なるグループで
あるのにも関わらず、各リストの先頭の待ち行列である
201(0)、202(0)、203(0)を処理し
て、それぞれのリストへの好適性を決定するばかりでな
く、伝送予定のセルCELL(i)の接続状態を選択す
る。しかし、早期リスト202もしくは晩期リスト20
3の、それぞれの先頭待ち行列202(0)ないし20
3(0)が、伝送用に選択される際、グループ制御モジ
ュール45は、グループ200を認識するときに、ノーマ
ルリスト201の先頭待ち行列と末尾の待ち行列を繋げ
るので、グループ・タイム・インターバルによって、待
ち行列のタイム・スタンプ87は値が大きくなる。以上
の理由で、ノーマルリスト201は常に分類されやすい
状態にあるのである。
【0072】図14に触れて、上述した混合リストの配
列方法は、待ち行列がグループから移動してセル・カウ
ンターが0になったあとに、新しいセルCELL(i)
が受信されたとき、待ち行列94(g)をあるグループ
に入れる。再挿入の接続状況に関しても、用いることが
できる。その作業では、その接続状況の待ち行列94
(g)は、その待ち行列のタイム・スタンプ87に基い
て、早期リスト202を晩期リスト203に適正に挿入
することができる。
【0073】他の変更点についても明らかである。例え
ば、ATMメッセージ転送方式を用いたネットワークに
関してこの配列は述べられてきたが、ばらばらのサービ
スレートが存在すると、他方式を使ったネットワークに
ついても、この配列方法が使えることは、評価できるこ
とである。加えて、この配列方法は、接続状況の分類法
やATMメッセージ転送方式に従って規定される、一定
の長さのセルCELL(i)のキューイングの分類法に
関連して記述られてきたが、数あるネットワークのタイ
プのどれで用いられている情報転送方式についても、こ
の配列方法は使用可能であることも評価できることであ
ろう。
【0074】加えて、スケジュール・ユニット43は、好
適性のある接続状況の中から最もタイム・スタンプ87
の値が小さい接続状況を選択するものとして記述されて
きたが、スケジュール・ユニットもまた、他の新しい評
価基準を用いて選択作業を行えるのである。例えば、ス
ケジュール・ユニットが二者択一式に選択作業を行える
のは、タイム・スタンプ87が、奇数―偶数値であるよ
うな接続状況の中から選択する場合か、グループ・タイ
ム・インターバルが偶数―奇数値は高―低値であるよう
なグループの中から選択する場合などである。更に、ス
ケジュール・ユニット43は、他のスケジュール・ユニッ
トが選択したグループや接続状況から更に選択するとい
うこともでき、その際、他のスケジュール・ユニットは
スケジュール・ユニット43と同じものであってもよい
し、そうでなくてもよいし、似たような別のスケジュー
ル・ユニットでもよいし、あるいは、似たような評価基
準を用いて選択作業を行ってもよい。
【0075】また、特殊な用途向けに作られたハードウ
ェアからでも、一般向けのマイクロプロセッサからで
も、それらを適当なプログラムでどのように組み合わた
ものであっても、本発明に従った装置は、全体的にある
いは部分的に構成され得ることが認識される。上記の説
明は、本発明の特定の実施形態に限定されている。しか
しながら、本発明に様々な変形及び修正を行なって、本
発明の特徴の幾つかまたは全てを達成し得ることは、明
らかであろう。特許請求の範囲の目的は、前記範囲及び
本発明の真の精神及び範囲内に入るような他の変形及び
修正をカバーする。
【0076】論文、ジョン・C.R.ベネット(Jon C.
R. Bennet)とヒューイ・チャン(Hui Zhang)共著“W
2Q:最悪の場合も考慮した、適正評価行列(Worst-c
aseFair Weighed Fair Queuing)”を参考文献として本
願に添付する。また、未発表論文、ジョン・C.R.ベ
ネット、ヒュー・チャン共著、“なぜ、WFQは統合サ
ービス・ネットワークに不十分か(Why WFQ Is Not Goo
d Enough For Integrated Services Networks)”を参
考文献として本願に添付する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく切換ノードを有するコンピュー
タ・ネットワークを示す概略図である。
【図2】図1のネットワーク上で転送される、メッセー
ジ・パケットおよび構成セルの構造を示す概略図であ
る。
【図3】図1のネットワーク上で転送される、メッセー
ジ・パケットおよび構成セルの構造を示す概略図であ
る。
【図4】図1に示す切換ノードにおいて有効な切換ノー
ドの構造を示す概略図である。
【図5】図4に示す切換モードにおいて有効な出力ポー
トモジュールを機能的に示すブロック図である。
【図6】図1に示すネットワークでの情報転送におい
て、出力ポート・モジュールが使うデータ構造のいくつ
かを示す図である。
【図7】図6に示す出力ポート・モジュールにおいて有
効なグループ分けの構造を示す図である。
【図8】図6に示す出力ポート・モジュールにおいて有
効なグループ分けの構造を示す図である。
【図9】図6に示す出力ポート・モジュールにおいて有
効なグループ分けの構造を示す図である。
【図10】図6に示す出力ポート・モジュールにおいて
有効なスケジュール・ユニットを機能的に示すブロック
図である。
【図11】図10に示すスケジュール・ユニットにて行
われる動作を示す流れ図である。
【図12】図10に示すスケジュール・ユニットにて行
われる動作を示す流れ図である。
【図13】図10に示すスケジュール・ユニットにて行
われる動作を示す流れ図である。
【図14】セル転送サービス・グループ、および、それ
に有効なデータ構造の第2実施例を示す図である。
【符号の説明】
(10) コンピュータネットワーク (11) 切換ノード (12) コンピュータシステム (13) 通信リンク (31) 出力ポートモジュール (43) スケジュールユニット (94) 待ち行列
フロントページの続き (72)発明者 ロバート ジェイ.ブラウンヒル アメリカ合衆国 16066 ペンシルバニア, クランベリ タウンシップ,チャーチル コート 719 (72)発明者 ジョン シー.アール.ベネット アメリカ合衆国 15225 ペンシルバニア, ネビルアイランド,エール アベニュー 7410 (72)発明者 マヘッシュ エヌ. ガンムクイ アメリカ合衆国 01741 マサチューセッ ツ,カーライル,カーブ ストリート 1286

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルネットワークにおいて、情報転
    送ユニットの転送に関連して使用される待ち行列制御シ
    ステムであって、該ネットワークは、複数のサービスレ
    ートを有しており、待ち行列制御サブシステムは、 A.情報転送ユニットを受信する情報転送ユニット受信
    装置、 B.前記情報転送ユニット受信装置が受信した情報転送
    ユニットを一時記憶する一時記憶装置、及び、 C.前記一時記憶装置における情報転送ユニットの一時
    記憶を制御するグループ制御装置であって、該グループ
    制御装置は、前記サービスレートの1つ毎に関係するグ
    ループの複数のグループ別に、一時記憶装置内の情報転
    送ユニットを集めるもの、を具える、待ち行列制御シス
    テム。
  2. 【請求項2】 各情報転送ユニットはセルを含んでい
    る、請求項1に規定された待ち行列制御システム。
  3. 【請求項3】 セルは所定の長さを有する、請求項2に
    規定された待ち行列制御システム。
  4. 【請求項4】 各情報転送ユニットは、ネットワークを
    通過する経路を識別する経路識別子に関係し、各経路
    は、複数のサービスレートの中の関連する1つを有し、
    グループ制御装置は、関連する経路識別子および夫々の
    サービスレートに従うグループに、一時記憶装置内の情
    報転送ユニットを集める、請求項1に規定された待ち行
    列制御システム。
  5. 【請求項5】 グループ制御装置は、経路識別子に関連
    する一時記憶装置において、経路待ち行列内の経路識別
    子に関連する情報転送ユニットを集める、請求項4に規
    定された待ち行列制御システム。
  6. 【請求項6】 経路待ち行列は、経路待ち行列末尾メン
    バを有しており、グループ制御装置は、情報転送ユニッ
    トの受信に応答して、経路識別子に関連する情報転送ユ
    ニットに関連する経路待ち行列に対して、情報転送ユニ
    ットを経路待ち行列に経路待ち行列末尾メンバとして追
    加する、請求項5に規定された待ち行列制御システム。
  7. 【請求項7】 新たな経路識別子に関連する情報転送ユ
    ニットの情報一時記憶装置制御サブシステムによる受信
    に応答して、情報転送ユニットに関する経路待ち行列で
    のグループ制御装置を配備するリソースアロケータを含
    んでいる、請求項5に規定された待ち行列制御システ
    ム。
  8. 【請求項8】 リソースアロケータは、複数の自由待ち
    行列エントリを具える自由リストを保持し、新たな経路
    識別子に関連する情報転送ユニットの情報一時記憶装置
    制御サブシステムによる受信に応答して、グループ制御
    装置に自由待ち行列エントリを提供しており、グループ
    制御装置は、自由待ち行列エントリを用いて、新たな経
    路のための経路待ち行列を形成する、請求項7に規定さ
    れた待ち行列制御システム。
  9. 【請求項9】 A.グループ制御装置は、経路待ち行列
    がどの情報転送ユニットも含まないと判別すると、経路
    待ち行列をリソースアロケータに提供し、 B.リソースアロケータは、グループ制御装置から経路
    待ち行列を受け取ると、自由待ち行列エントリとして経
    路待ち行列を自由リストにロードする、請求項8に規定
    された待ち行列制御システム。
  10. 【請求項10】 グループ制御装置は、別々のサービス
    レートに関連したグループの中の少なくとも1つのグル
    ープ内に、経路待ち行列を集める、請求項4に規定され
    た待ち行列制御システム。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つのグループは、グルー
    プリストを具える、請求項10に規定された待ち行列制
    御システム。
  12. 【請求項12】 リソースアロケータは、複数の自由グ
    ループエントリを具える自由グループリストを保持し、
    新たなサービスレートを有する経路識別子に関連する情
    報転送ユニットの情報一時記憶装置制御サブシステムに
    よる受信に応答して、グループ制御装置に自由グループ
    エントリを提供しており、グループ制御装置は、前記自
    由グループエントリを用いて、新たなサービスレートの
    ために新たなグループを形成する、請求項11に規定さ
    れた待ち行列制御システム。
  13. 【請求項13】 A.グループ制御装置は、グループが
    どの経路待ち行列も含まないと判別すると、前記グルー
    プに関するグループエントリをリソースアロケータに提
    供し、 B.リソースアロケータは、グループ制御装置からグル
    ープエントリを受け取ると、自由グループエントリとし
    てグループエントリを自由グループリストにロードす
    る、請求項12に規定された待ち行列制御システム。
  14. 【請求項14】 各情報転送ユニットは、ネットワーク
    を通過する経路を識別する経路識別子に関係しており、
    各経路は、サービスレートに関連しており、グループ制
    御装置は、情報一時記憶装置制御サブシステムが情報転
    送ユニットを受信している経路に関して、各サービスレ
    ートに関連するグループを保持しており、各グループ
    は、それぞれの経路に関連する経路待ち行列のリストを
    具え、前記経路に関連した情報転送ユニット受信装置が
    受信する情報転送ユニットを含んでいる、請求項1に規
    定された待ち行列制御システム。
  15. 【請求項15】 各経路待ち行列は、関連するサービス
    タイムスタンプを有しており、グループ制御装置は、前
    記タイムスタンプによって決定される順番に経路待ち行
    列のリストを保持する、請求項14に規定された待ち行
    列制御システム。
  16. 【請求項16】 グループ制御装置は、伝送のために情
    報転送ユニットを選択する伝送選択装置を含んでおり、
    該伝送選択装置は、経路待ち行列の各タイムスタンプに
    基づいて、グループ内の経路待ち行列を選択する、請求
    項15に規定された待ち行列制御システム。
  17. 【請求項17】 各リストは、リスト内にある経路待ち
    行列の中の1つを含むヘッド経路待ち行列を有してお
    り、伝送選択装置は、 A.各グループのヘッド経路待ち行列のタイムスタンプ
    に対応して、1つのグループを選択されたグループとし
    て識別するグループ選択装置と、 B.伝送のために選択されたグループのヘッド経路待ち
    行列から、情報転送ユニットを選択する情報転送ユニッ
    ト選択装置とを具える、請求項16に規定された待ち行
    列制御システム。
  18. 【請求項18】 グループ選択装置は、各グループのヘ
    ッド経路待ち行列のタイムスタンプが最低値であるグル
    ープの1つを、選択されたグループとして選択する、請
    求項17に規定された待ち行列制御システム。
  19. 【請求項19】 伝送選択装置は、各グループのヘッド
    経路待ち行列のタイムスタンプに対応して、グループの
    中から適格なグループの集合を識別する適格性決定要素
    を含んでおり、グループ選択装置は、前記適格なグルー
    プの中から選択されたグループを識別する、請求項18
    に規定された待ち行列制御システム。
  20. 【請求項20】 現在の時刻値を提供するクロックを具
    え、適格性決定要素は、現在の時刻値を使用し、タイム
    スタンプは、適格なグループの集合を識別する際に、各
    グループのヘッド経路待ち行列と、各グループのサービ
    スレートとを関連づける、請求項19に規定された待ち
    行列制御システム。
  21. 【請求項21】 適格性決定要素は、グループが適格な
    グループの1つであるか否かを決定する際に、グループ
    のヘッド経路待ち行列に関連するタイムスタンプを、グ
    ループのサービスレートに対応する量だけ減分して、適
    格な時刻値を生成し、該適格な時刻値を現在の時刻値と
    比較することにより、グループが適格か否かを決定す
    る、請求項20に規定された待ち行列制御システム。
  22. 【請求項22】 もし、グループの適格な時刻値が現在
    の時刻値よりも小さいならば、適格性決定要素は、該グ
    ループが適格なグループの1つであると判別する、請求
    項21に規定された待ち行列制御システム。
  23. 【請求項23】 どのグループも適格なグループでない
    と、適格性決定要素が判別すると、少なくとも1つのグ
    ループが適格なグループとなるように、クロックを増分
    する、請求項22に規定された待ち行列制御システム。
  24. 【請求項24】 無制限のサービスレートを含むネット
    ワークにて使用するために、グループ制御装置は、無制
    限のサービスレートに関連する経路に関する無制限グル
    ープを形成し、もし、どのグループも適格なグループで
    ないと適格性決定要素が判別すれば、伝送選択装置は、
    伝送のための情報転送ユニットを前記無制限グループか
    ら選択する、請求項19に規定された待ち行列制御シス
    テム。
  25. 【請求項25】 各経路は、複数の経路識別子値の1つ
    を有する経路識別子を含んでおり、無制限グループは、
    複数のビットを具えるビットマップ形式であり、各グル
    ープは、前記経路識別子値の1つと関連し、各ビット
    は、経路の現在値および非現在値を有し、もし、経路が
    無制限グループに関連するならば、グループ制御装置
    は、経路識別子値に関連した経路に関するビットを調整
    する、請求項24に規定された待ち行列制御システム。
  26. 【請求項26】 無制限グループは、複数の上部レベル
    のビットを含む上部レベルビットマップを含んでおり、
    各上部レベルビットは、ビットマップの複数のビットに
    関連し、もし、経路が無制限グループに関連するなら
    ば、グループ制御装置は、ビットマップのビットに関連
    した上部レベルビットを調整する、請求項25に規定さ
    れた待ち行列制御システム。
  27. 【請求項27】 各リストは、後尾経路待ち行列を含ん
    でおり、伝送選択装置は、ヘッド経路待ち行列を含む経
    路待ち行列が後尾経路待ち行列としてリストにリンクさ
    れるように、選択したグループに関連したリストを再整
    理するためのグループリスト再整理要素を含む、請求項
    17に規定された待ち行列制御システム。
  28. 【請求項28】 グループリスト再整理要素は、選択さ
    れたグループに関連したリストを再整理する間よりも前
    に、ヘッド経路待ち行列のタイムスタンプを、選択され
    たグループのサービスレートに対応する量だけ増分す
    る、請求項27に規定された待ち行列制御システム。
  29. 【請求項29】 グループリスト再整理要素は、再整理
    する前に、ヘッド経路待ち行列が空きか否かを判別し、
    その結果、関連したグループからヘッド経路待ち行列を
    消すか否かを判別する、請求項28に規定された待ち行
    列制御システム。
  30. 【請求項30】 少なくとも1つのグループは、第2リ
    ストを含んでおり、グループ制御装置は、グループのサ
    ービスレートに新たに関連した経路に関する経路待ち行
    列を前記第2リストに接続する、請求項15に規定され
    た待ち行列制御システム。
  31. 【請求項31】 伝送のために情報転送ユニットを選択
    する伝送選択装置を含んでおり、該伝送選択装置は、経
    路待ち行列の各タイムスタンプに基づいて、グループ内
    の経路待ち行列を選択し、伝送選択装置は、 A.各グループリストの中の各グループのヘッド経路待
    ち行列のタイムスタンプに対応して、1つのグループを
    選択されたグループとして識別するグループ選択装置
    と、 B.伝送のために選択されたグループのヘッド経路待ち
    行列から、情報転送ユニットを選択する情報転送ユニッ
    ト選択装置とを具える、請求項30に規定された待ち行
    列制御システム。
  32. 【請求項32】伝送選択装置は、各グループリストに関
    する各グループのヘッド経路待ち行列のタイムスタンプ
    が最低値であるグループの1つを、選択されたグループ
    として選択する、請求項31に規定された待ち行列制御
    システム。
  33. 【請求項33】 伝送選択装置は、各グループリストに
    関する各グループのヘッド経路待ち行列のタイムスタン
    プに対応して、グループの中から適格なグループの集合
    を識別する適格性決定要素を含んでおり、グループ選択
    装置は、前記適格なグループの中から選択されたグルー
    プを識別する、請求項32に規定された待ち行列制御シ
    ステム。
  34. 【請求項34】 現在の時刻値を提供するクロックを具
    え、適格性決定要素は、現在の時刻値を使用し、タイム
    スタンプは、適格なグループの集合を識別する際に、各
    グループリストの各グループのヘッド経路待ち行列と、
    各グループのサービスレートとを関連づける、請求項3
    3に規定された待ち行列制御システム。
  35. 【請求項35】 適格性決定要素は、グループが適格な
    グループの1つであるか否かを決定する際に、グループ
    のヘッド経路待ち行列に関連するタイムスタンプを、グ
    ループのサービスレートに対応する量だけ減分して、適
    格な時刻値を生成し、該適格な時刻値を現在の時刻値と
    比較することにより、グループが適格か否かを決定す
    る、請求項34に規定された待ち行列制御システム。
  36. 【請求項36】 各グループの第1リストは、後尾経路
    待ち行列を含んでおり、伝送選択装置は、第2リストの
    ヘッド経路待ち行列を含む経路待ち行列が第1リストの
    後尾経路待ち行列としてリストにリンクされるように、
    選択したグループに関連したリストを再整理するための
    グループリスト再整理要素を含む、請求項31に規定さ
    れた待ち行列制御システム。
  37. 【請求項37】 少なくとも1つのグループは、第3リ
    ストを含んでおり、グループ制御装置は、グループのサ
    ービスレートに新たに関連した経路に関する経路待ち行
    列を、各経路待ち行列のタイムスタンプに基づいて、第
    2リストまたは第3リストの中の1つに接続する、請求
    項30に規定された待ち行列制御システム。
  38. 【請求項38】 現在の時刻値を生成するクロックを具
    え、第2リストは、早いリストに対応し、第3リスト
    は、遅いリストに対応し、グループ制御装置は、グルー
    プのサービスレートに新たに関連した経路に関する経路
    待ち行列を、もし、経路の関連したタイムスタンプが前
    記現在の時刻値よりも大きいならば、前記早いリストに
    接続し、そうでないならば、遅いリストに接続する、請
    求項37に規定された待ち行列制御システム。
  39. 【請求項39】 デジタルネットワークにおいて、情報
    転送ユニットの形式にて情報を転送する際に使用される
    伝送スケジューラであって、該ネットワークは、複数の
    サービスレートを有しており、各情報転送ユニットは、
    前記ネットワークを通過する経路を識別する経路識別子
    に関係しており、各経路は、サービスレート及びタイム
    スタンプに関連しており、伝送スケジューラは、 A.伝送のために情報転送ユニットを選択する伝送選択
    装置であって、該伝送選択装置は、各経路待ち行列のタ
    イムスタンプ及びサービスレートに基づいて、経路を選
    択するもの、及び B.伝送選択装置が提供する情報転送ユニットを伝送す
    る情報転送ユニット電送装置、を具えることを特徴とす
    る伝送スケジューラ。
  40. 【請求項40】 各情報転送ユニットはセルを含んでい
    る、請求項39に規定された伝送スケジューラ。
  41. 【請求項41】 セルは所定の長さを有する、請求項4
    0に規定された伝送スケジューラ。
  42. 【請求項42】 対応するサービスレートに関連した経
    路に関する情報転送ユニットは、各サービスレートに関
    連したグループにて保持され、各グループは、各経路に
    関連した経路待ち行列のリストを具え、経路に関連した
    情報転送ユニット受信装置が受信した情報転送ユニット
    を含み、伝送選択装置は、前記グループの中から伝送の
    ための経路を選択する、請求項30に規定された伝送ス
    ケジューラ。
  43. 【請求項43】 各リストは、リスト内にある経路待ち
    行列の中の1つを含むヘッド経路待ち行列を有してお
    り、伝送選択装置は、 A.各グループのヘッド経路待ち行列のタイムスタンプ
    に対応して、1つのグループを選択されたグループとし
    て識別するグループ選択装置と、 B.伝送のために選択されたグループのヘッド経路待ち
    行列から、情報転送ユニットを選択する情報転送ユニッ
    ト選択装置とを具える、請求項39に規定された伝送ス
    ケジューラ。
  44. 【請求項44】 グループ選択装置は、各グループのヘ
    ッド経路待ち行列のタイムスタンプが最低値であるグル
    ープの1つを、選択されたグループとして選択する、請
    求項43に規定された伝送スケジューラ。
  45. 【請求項45】 伝送選択装置は、各グループのヘッド
    経路待ち行列のタイムスタンプに対応して、グループの
    中から適格なグループの集合を識別する適格性決定要素
    を含んでおり、グループ選択装置は、前記適格なグルー
    プの中から選択されたグループを識別する、請求項44
    に規定された伝送スケジューラ。
  46. 【請求項46】 現在の時刻値を提供するクロックを具
    え、適格性決定要素は、現在の時刻値を使用し、タイム
    スタンプは、適格なグループの集合を識別する際に、各
    グループのヘッド経路待ち行列と、各グループのサービ
    スレートとを関連づける、請求項45に規定された伝送
    スケジューラ。
  47. 【請求項47】 適格性決定要素は、グループが適格な
    グループの1つであるか否かを決定する際に、グループ
    のヘッド経路待ち行列に関連するタイムスタンプを、グ
    ループのサービスレートに対応する量だけ減分して、適
    格な時刻値を生成し、該適格な時刻値を現在の時刻値と
    比較することにより、グループが適格か否かを決定す
    る、請求項46に規定された伝送スケジューラ。
  48. 【請求項48】 もし、グループの適格な時刻値が現在
    の時刻値よりも小さいならば、適格性決定要素は、該グ
    ループが適格なグループの1つであると判別する、請求
    項47に規定された伝送スケジューラ。
  49. 【請求項49】 どのグループも適格なグループでない
    と、適格性決定要素が判別すると、少なくとも1つのグ
    ループが適格なグループとなるように、クロックを増分
    する、請求項47に規定された伝送スケジューラ。
  50. 【請求項50】 無制限のサービスレートを含むネット
    ワークにて使用するために、グループ制御装置は、無制
    限のサービスレートに関連する経路に関する無制限グル
    ープを形成し、もし、どのグループも適格なグループで
    ないと適格性決定要素が判別すれば、伝送選択装置は、
    情報転送ユニットが伝送されるべき前記無制限グループ
    から経路を選択する、請求項39に規定された伝送スケ
    ジューラ。
  51. 【請求項51】 各経路は、複数の経路識別子値の1つ
    を有する経路識別子を含んでおり、無制限グループは、
    複数のビットを具えるビットマップ形式であり、各グル
    ープは、前記経路識別子値の1つと関連し、各ビット
    は、経路の現在値および非現在値を有し、もし、その関
    連したビットが経路の現在値を有するならば、伝送スケ
    ジューラは、経路を選択する、請求項50に規定された
    伝送スケジューラ。
  52. 【請求項52】 ビットマップのビットは、一連のビッ
    トを定義し、伝送スケジューラは、経路の現在値を有す
    るビットを特定するために、一連のビットの中の連続す
    るビットをテストし、伝送スケジューラは、前記特定さ
    れたビットに関連する経路を選択する、請求項50に規
    定された伝送スケジューラ。
  53. 【請求項53】 無制限グループは、一連の上部レベル
    のビットを含む上部レベルビットマップを含んでおり、
    各上部レベルビットは、ビットマップの一連のビットに
    関連し、もし、ビットマップの中の少なくとも1つの関
    連するビットが経路の現在値に調整されるならば、上部
    レベルビットは、経路の現在値に調整され、伝送スケジ
    ューラは、一連のビットに関連した上部レベルのビット
    をテストし、且つ、経路の現在値を有しない上部レベル
    ビットに関連した一連のビットのテストをスキップす
    る、請求項52に規定された伝送スケジューラ。
  54. 【請求項54】 各リストは、後尾経路待ち行列を含ん
    でおり、伝送選択装置は、ヘッド経路待ち行列を含む経
    路待ち行列が後尾経路待ち行列としてリストにリンクさ
    れるように、選択したグループに関連したリストを再整
    理するためのグループリスト再整理要素を含む、請求項
    51に規定された伝送スケジューラ。
  55. 【請求項55】 グループリスト再整理要素は、選択さ
    れたグループに関連したリストを再整理する間よりも前
    に、ヘッド経路待ち行列のタイムスタンプを、選択され
    たグループのサービスレートに対応する量だけ増分す
    る、請求項54に規定された伝送スケジューラ。
  56. 【請求項56】 少なくとも1つの経路は、別の伝送ス
    ケジューラによって提供される、請求項39に規定され
    た伝送スケジューラ。
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