JPH1051465A - Atm網におけるサーバー予測型呼管理方式 - Google Patents

Atm網におけるサーバー予測型呼管理方式

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JPH1051465A
JPH1051465A JP20680896A JP20680896A JPH1051465A JP H1051465 A JPH1051465 A JP H1051465A JP 20680896 A JP20680896 A JP 20680896A JP 20680896 A JP20680896 A JP 20680896A JP H1051465 A JPH1051465 A JP H1051465A
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Atsushi Ogawa
淳 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】LANのプロトコルを、ATM上に実装する網
に関し、LANのプロトコルによるパケットの、発呼に
よる送信待ち時間を短縮するための、ATM網における
サーバー予測呼管理方式を提供する。 【解決手段】LANのプロトコルをATM上に実装する
網において、LANに属しかつATM網に直結する各端
末に事前発呼手段1を設ける。そして事前発呼手段1
が、各サービスごとにサーバーを予測して、サーバーと
の間で事前発呼によって予め呼を張っておくことによっ
て、LANのプロトコルに基づくパケットによる発呼要
求発生時、サーバーがパケットを各端末にブロードキャ
ストし、端末間の呼の発呼終了時、端末間の通信に切り
替えることによって、発呼に基づくパケット送信遅延を
減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(Local Ar
ea Network)の事実上の標準プロトコルであるIP(In
ternet Protocol )を、ATM(Asynchronous Transfe
r Mode)上に実装する方式であるIPOA(IP over AT
M )に関し、特にIPOAを実現する際に、発呼による
送信待ち時間を短縮するための、ATM網におけるサー
バー予測型呼管理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】端末のマルチメディア化や、高速通信に
対応可能なネットワーク実現技術として、ATM技術を
用いた広帯域通信網が着目され、そのLANに対する適
応が、各企業や大学等において進められている。そのた
め、LANの事実上の標準プロトコルであるIPを、A
TM上に実装する方式であるIPOAが、IETF(In
ternet Engineering Task Force )等において検討され
ており、その成果はRFC(Request for Comment )1
577等において発表されている。
【0003】RFC1577では、LIS(Logical IP
Subnet )が定義され、同一のLISに属し、かつAT
Mに直結している端末やネットワーク機器どうしが、I
Pパケットをやりとりする際には、直接、呼を張るが、
異なるLISに跨がる端末間の通信では、ルーターを経
由する呼を張る仕様となっている。
【0004】図4は、RFC1577の原理的構成を示
したものである。図示のように、LIS−Aに属する端
末A,B,C、およびLIS−Bに属する端末D,E,
Fは、それぞれのLIS内において直接、呼を張って通
信することができるが、異なるLISに属する端末相互
間、例えば端末A,D間においては、直接、呼を張るこ
とができず、ATMルーターを経由して呼を張って、通
信することが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、IPOA
では、イーサネット(Ethernet)やFDDI(Fiber Di
stributed Data Interface)等のような、既存のLAN
と異なり、送信元がIPパケットを出力する際には、予
め送信先との間に、呼を張っておく必要がある。従っ
て、IPパケット送信時に、相手端末との間に呼が張ら
れていない場合には、例えば発呼が終了するまで、IP
パケットの送信を行うことができないという問題が生じ
る。
【0006】すなわちIPOAでは、IPパケットを送
信する場合には、IPアドレス→ATMアドレスの解決
を行ない、解決されたATMアドレスを用いて、送信先
に対して発呼する。このため、送信IPパケットが発生
してから、アドレス解決と発呼を行う方法では、送信元
では、呼が確立するまでの間、IPパケットを送信する
ことができない。
【0007】このような問題点を解決する方法の一つと
して、ブロードキャストサーバーを使用することが考え
られる。ここでブロードキャストサーバーとは、例えば
LIS内のすべての端末やネットワーク機器に対して、
IPパケットをブロードキャストする機能を有する機器
を指している。
【0008】ブロードキャストサーバーを使用した場合
の、送信手順は次のようになる。 1.送信IPパケット発生後、送信元と送信先との間に
呼が張られるまでの期間、送信端末は、ブロードキャス
トサーバーにIPパケットを送信する。 2. ブロードキャストサーバーは、受信したIPパケッ
トを、すべての端末に対してブロードキャストする。 3.送信元から送信先までの間に、呼が張られた後は、
送信端末は、ブロードキャストサーバーを使用せずに、
直接、IPパケットを送信する。
【0009】しかしながら、ブロードキャストサーバー
を使用した場合には、次のような、ブロードキャストサ
ーバーを設置した故の、新たな問題が発生する。 1.ブロードキャストサーバーの設置が必要になる。 2.端末間の呼の発呼が終了した後に、ブロードキャス
トサーバー経由の送信経路から、ブロードキャストサー
バーを経由しない送信経路に、切り替えるための手順が
必要になる。
【0010】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、IPOA網を実現する際
に、各サービスごとにサーバーを予測して、送信IPパ
ケットの発生に関係なく、予測したサーバーへ予め発呼
しておく(以下、この発呼動作を事前発呼と称する)こ
とによって、発呼による送信待ち時間を短縮して、迅速
なIP通信を実現できるようにすることを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本原
理を示したものである。本発明方式においては、図1に
示すように、LISに属する各端末A,B,C,Dは、
それぞれ事前発呼手段1を有している。各端末間におい
ては、事前発呼手段1を介して、各端末間にメッシュ状
に張られたパスである、定期情報交換パス2を介して、
各端末が、サービスごとに定期的に、送受信パケット数
を通知する(以下、このような通知のための一連の動作
を、定期情報交換と称する)。
【0012】定期情報交換の動作は、次のようにして行
われる。 1.任意の端末A内の事前発呼手段に対して、任意のサ
ービスaについてのサーバーを決定する条件と、そのサ
ーバーへの発呼条件等、事前発呼に必要な条件を、OS
(Operating System)やユーザ等の上位レイヤが指示す
る。 2.端末Aの事前発呼手段は、事前発呼手段を有する他
のすべての端末B,C,Dとの間で、定期情報交換パス
をメッシュ状に張る。このパスは、定期情報交換を行う
だけなので、帯域は小さくてもよい。 3.端末Aの事前発呼手段は、端末B,C,Dのいずれ
かかに対して、前回の定期情報交換の結果等を問い合わ
せる。これによって、新規に加入した端末Aは、次回の
定期情報交換を待たずに、サーバー予測を行うことがで
きる。
【0013】4.3.の予測結果を、1.の指示と照合する
ことによってサーバー予測を行なって、サーバーである
と予測した端末に対して、発呼を行う。 5.端末A,B,C,Dの事前発呼手段は、定期情報交
換によって、それぞれが送受信したパケット数を、サー
ビスごとに定期的に報告し合う。 6.5の定期情報交換の結果を、1.の指示と照合するこ
とによってサーバー予測を行なって、サーバーであると
予測した端末に対して、発呼を行う。
【0014】7.端末Aの事前発呼手段は、3.や6.のサ
ーバー予測で張られた呼を、トラフィックがない場合で
も、1.の動作によって指定された条件に合致する限り維
持する。また、事前発呼手段のコントロール部は、定期
的に事前発呼中の呼の状態を調査して、なんらかの理由
で呼が切れた場合には、再発呼する。 8.定期情報交換によるサーバー予測の結果が、前回の
サーバー予測と異なっていた場合は、事前発呼手段は、
新たにサーバーとみなした端末に対して発呼し、それま
でサーバーであると予測していた端末への呼を切断す
る。 9.端末Aが、6.の動作でサーバーであると予測した端
末に対して、サービスaのIPパケットを送信する場合
には、事前発呼した呼を用いて送信する。
【0015】このような動作を行うので、本発明方式
は、IPOA網の通信において、次のような特長を有し
ている。 1.特定のサービスに対する、サーバーを予測すること
によって、発呼によるIPパケットの送信待ち時間を短
縮して、迅速なIP通信を実現することができる。
【0016】2.送受信したパケット数を、サービスご
とに定期的に報告し合うことによって、網のダイナミッ
クな変動に対応したサーバー予測を実現することができ
る。 3.サーバー予測の条件を、各事前発呼手段ごとに設定
可能にすることによって、各端末やネットワーク機器に
応じた、サーバー予測を実現することができる。
【0017】以下、本発明の課題を解決するための具体
的手段を記述する。
【0018】(1) LANのプロトコルをATM上に実装
する網において、LANに属しかつATM網に直結する
各端末に事前発呼手段1を設け、事前発呼手段1が各サ
ービスごとにサーバーを予測して、サーバーとの間で事
前発呼によって予め呼を張っておくことによって、LA
Nのプロトコルに基づくパケットによる発呼要求発生
時、発呼に基づくパケット送信遅延を減少させる。
【0019】(2) (1) の場合に、事前発呼手段1が、各
サービスごとに自端末のトラフィックを監視し、定期情
報交換によって、定期的にトラフィックの監視結果を相
互に通知することによって、網の動的な変更に追随して
サーバー予測を行う。
【0020】(3) (2) の場合に、定期情報交換が、端末
と事前発呼手段を有する他のすべての端末との間に、定
期情報交換パス2をメッシュ状に張ることによって行わ
れる。
【0021】(4) (2) の場合に、事前発呼手段1が、定
期情報交換の結果に基づいて、各サービスごとにサーバ
ーを推測することによって、サービスごとにサーバーと
なる端末が異なる網においても、サーバー予測を実現す
る。
【0022】(5) (4) の場合に、サーバーの推測が、上
位レイヤが事前発呼手段1に指示したサーバー予測のた
めのトラフィックの条件と、定期情報交換に基づく各端
末のトラフィックの申告結果とが合致することによって
行われる。
【0023】(6) (1) の場合に、事前発呼手段1が、事
前発呼した呼の状態を定期的に確認し、呼が不慮に切断
しているときは、再度事前発呼を行って、発呼状態を復
旧する。
【0024】(7) (1) の場合に、新規に網に加入した端
末が有する事前発呼手段が、他の任意の端末の事前発呼
手段から定期情報交換の結果を取得することによって、
次回の定期情報交換まで待つことなく、サーバー予測を
可能にする。
【0025】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の一実施形態を示
したものであって、事前発呼手段における機能ブロック
構成を示したものである。
【0026】図2において、コントロール部11には、
ユーザやOS等の上位レイヤから指示された、サービス
ごとにサーバーを決定するための条件と、そのサーバー
への発呼条件とが記憶されていて、事前発呼手段を有す
る各端末からの情報をもとにサーバー予測を行うほか
に、タイマー部18から通知された時刻に、送受信した
それぞれのIPパケット数をサービス別に、定期情報交
換パスを介して通知するように、サービス別パケットカ
ウンタ部13に指示する機能を有する。また、コントロ
ール部11は、事前発呼管理メモリ部12を制御して、
事前発呼された呼の管理を行う機能も有している。
【0027】事前発呼管理メモリ部12は、事前発呼さ
れた呼に関する情報を記憶するメモリであって、コント
ロール部11が読み出し/書き込みを行う。
【0028】サービス別パケットカウンタ部13は、送
受信したそれぞれのIPパケット数を、サービスごとに
カウントするカウンタであって、コントロール部11か
らの指示によって、定期的に定期情報交換パスを介し
て、他の事前発呼手段に対して通知する機能を有する。
【0029】セル−IPパケット変換部14は、セル送
受信部19から渡されたセルを、IPパケットに組み立
てて、定期情報交換受信部17に渡すとともに、サービ
ス別パケットカウンタ部13や制御パケット作成部15
から渡されたIPパケットをセル化して、セル送受信部
19へ渡す機能を有する。
【0030】制御パケット作成部15は、事前発呼に関
する種々の制御用のIPパケットを、コントロール部1
1からの指示に応じて作成する機能を有する。
【0031】発呼/切断部16は、コントロール部11
から指示された端末に対してシグナリングを行ない、ま
た同様に、コントロール部11から指示された端末への
呼を切断する機能を有する。
【0032】定期情報交換受信部17は、受信したIP
パケットの中から、定期情報交換に関するパケットを抽
出して、コントロール部11へ通知し、また定期情報交
換用ではないIPパケットは、サービス別パケットカウ
ンタ部13へ送る機能を有する。
【0033】タイマー部18は、定期情報交換を実施す
るように、定期的に、コントロール部11へ通知する機
能を有する。セル送受信部19は、セル/デセル化およ
び物理層レベルの送受信機能を有する。
【0034】以下、本発明方式の具体的な動作例を説明
する。図3は、定期情報交換の動作例を示したものであ
る。
【0035】〔網への新規加入時および定期情報交換時
の動作〕 1.例えば、RFC1577に準じて、事前発呼手段を
有する任意の端末AがLISに加入する。 2.OSやユーザ等の上位レイヤが、コントロール部1
1に、サーバー予測のための条件を、サービスごとに指
示する。例えば、「DNS(Domain NameSystem)のI
Pパケットを、x個以上受信し、y個以上送信した端末
のうちの任意の一つを、DNSサーバーと予測する」と
いう条件を、上位レイヤがコントロール部11に指示す
る。
【0036】3.コントロール部11は、ARP(Adres
s Resolution Protocol)サーバーから、LIS内の全
端末のATMアドレスを取得し、それぞれの端末に定期
情報交換パスを発呼する旨を、発呼/切断部16に指示
する。 4.LIS内の全端末への発呼が完了した後、コントロ
ール部11からの指示によって、接続先のそれぞれの端
末が、事前発呼手段を有しているか否かを問い合わせる
パケットを、制御パケット作成部15が作成して送信す
る。 5.4.の動作によって送信されたIPパケットを受信し
た、端末Aを除くLIS内のすべての端末の事前発呼手
段は、端末Aに対して、リプライパケットを返す。
【0037】6.端末Aのコントロール部11は、5.の
動作によってリプライパケットを返した端末は、事前発
呼手段を有していると判断するとともに、リプライパケ
ットを返さなかった端末への定期情報交換パスを切断す
る。 7.端末Aのコントロール部11は、事前発呼手段を有
する任意の端末Bに対して、前回の定期情報交換の結
果,次回の定期情報交換の時刻,定期情報交換の間隔
等、定期情報交換に必要な条件を問い合わせるIPパケ
ットを作成/送信するように、制御パケット作成部15
に対して指示する。これによって、新規にLISに加わ
った端末Aの事前発呼手段は、定期情報交換を待たず
に、サーバー予測を行うことができる。
【0038】8.端末Bの事前発呼手段は、端末Aから
の、7.の動作による問い合わせに対して、問い合わせら
れた項目の結果をリプライする。 9.端末Aのコントロール部11は、定期情報交換受信
部17経由で、8.の動作によるリプライパケットを受信
して、2.の動作で指定した条件に合致する端末をサーバ
ーと予測する。 10. 端末Aのコントロール部11は、8.の動作によるリ
プライパケットから得られた、定期情報交換の時刻に関
する情報(定期情報交換の時刻,定期情報交換の間隔
等)をタイマー部18にセットする。
【0039】11. 端末Aのコントロール部11は、9.の
動作結果から、発呼/切断部16に対して発呼指示を出
して、事前発呼する。 12. 端末Aのコントロール部11は、事前発呼管理メモ
リ部12の内容を更新する。 13. 端末Aのタイマー部18は、定期情報交換の時刻に
なったら、その旨をコントロール部11へ通知する。
【0040】14. 端末Aのコントロール部11は、サー
ビス別パケットカウンタ部13に対して、カウント結果
を送信するように指示する。この場合の動作例は、図3
に示されている。
【0041】図3の場合、端末AのDNS(Domain Nam
e System)の送信パケットはaa個であって、受信パケ
ットはab個である。端末BのDNSの送信パケットは
ba個であって、受信パケットはbb個である。端末C
のDNSの送信パケットはca個であって、受信パケッ
トはcb個である。端末DのDNSの送信パケットはd
a個であって、受信パケットはdb個である。
【0042】同様に、端末AのFTP(File Transfer
Protocol)の送信パケットはac個であって、受信パケ
ットはad個である。端末BのFTPの送信パケットは
bc個であって、受信パケットはbd個である。端末C
のFTPの送信パケットはcc個であって、受信パケッ
トはcd個である。端末DのFTPの送信パケットはd
c個であって、受信パケットはdd個である。
【0043】15. 端末Aの定期情報交換受信部17は、
他の端末の事前発呼手段から受信した、定期情報交換の
IPパケットを抽出して、コントロール部11に通知す
る。
【0044】16. 15. の動作における通知によって、端
末Aのコントロール部11は、2.の動作で指定した条件
に合致する端末を選択する。 17. 端末Aのコントロール部11は、16. の動作による
選択結果を、事前発呼管理メモリ部12の内容と照合し
て、新規に発呼する相手端末と、切断する相手端末とを
抽出して、この抽出結果から、発呼/切断部16に対し
て指示を出す。
【0045】18. 端末Aのコントロール部11は、事前
発呼管理メモリ部12の内容を更新する。 19. 14. 〜18. の動作を、タイマー部18に設定された
間隔で繰り返す。 20. 端末Aのコントロール部11は、事前発呼中の呼の
状態を調査するパケットの作成/送信を、制御パケット
作成部15に定期的に指示する。
【0046】21. 20. の動作によるパケットを受信し
た、端末A以外の端末の事前発呼手段は、リプライパケ
ットを送信する。 22. 20. と21. の動作によって、なんらかの理由で、事
前発呼した呼が切れていたことがわかった場合には、端
末Aの事前発呼手段は、再発呼を発呼/切断部16へ指
示する。 23. IPパケット発生によって、事前発呼した端末への
通信要求があった場合には、事前発呼した呼を使用して
通信を行う。
【0047】〔事前発呼していない端末への通信要求が
あった場合の動作〕 1. コントロール部11が、事前発呼がない呼への発呼
要求をセル−IPパケット変換部14から受けた場合、
コントロール部11は、サーバー予測が外れたか、また
はサーバー予測を行わないサービスかを判定する。
【0048】2. サーバー予測が外れた場合は、コント
ロール部11は、上記した「網への新規加入および定期
情報交換時の動作」の、2.に従って動作する。例えば、
DNSサービスでは、複数のサーバーを認めない旨の指
示が、ユーザや上位レイヤからコントロール部11に対
してあった場合には、サーバー予測が外れた時点で、コ
ントロール部11は、予測したサーバーへの呼の切断を
指示する。 3. サーバー予測が外れた場合、サーバー予測を行わな
いサービスのいずれであっても、コントロール部11
は、宛先アドレスからATMアドレスへのアドレス解決
を行ない、次いで、発呼指示を発呼/切断部16へ出
す。この場合、呼が張れるまで、IPパケットは送信で
きない。
【0049】以上の実施形態においては、LANの事実
上の標準プロトコルであるIPを、ATM上に実装して
パケットを送信する場合について説明したが、本発明は
これに限るものでなく、LANにおける他の種類のプロ
トコルについても適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、I
POA網において、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、LIS内において、定期情報交換の結果
に基づいて、サービスごとにサーバー予測することによ
って、発呼による送信待ち時間を短縮することが可能と
なる。
【0051】また、タイマー部の設定に基づいて、定期
情報交換を行うことによって、サーバーが他の端末に代
わった場合でも、サーバー予測を行うことが可能とな
る。
【0052】従って、本発明方式によれば、IPOAを
実現する際に、発呼による送信待ち時間の短縮に寄与す
るところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す図である。
【図3】定期情報交換の動作例を示す図である。
【図4】RFC1577の原理的構成を示す図である。
【符号の説明】
1 事前発呼手段 2 定期情報交換パス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LANのプロトコルをATM上に実装す
    る網において、該LANに属しかつATM網に直結する
    各端末に事前発呼手段を設け、 該事前発呼手段が各サービスごとにサーバーを予測し
    て、該サーバーとの間で事前発呼によって予め呼を張っ
    ておくことによって、該LANのプロトコルに基づくパ
    ケットによる発呼要求発生時、発呼に基づく前記パケッ
    ト送信遅延を減少させることを特徴とするATM網にお
    けるサーバー予測型呼管理方式。
  2. 【請求項2】 前記事前発呼手段が、各サービスごとに
    自端末のトラフィックを監視し、定期情報交換によっ
    て、定期的に該トラフィックの監視結果を相互に通知す
    ることによって、網の動的な変更に追随してサーバー予
    測を行うことを特徴とする請求項1に記載のATM網に
    おけるサーバー予測型呼管理方式。
  3. 【請求項3】 前記定期情報交換が、前記端末と事前発
    呼手段を有する他のすべての端末との間に、定期情報交
    換パスをメッシュ状に張ることによって行われることを
    特徴とする請求項2に記載のATM網におけるサーバー
    予測型呼管理方式。
  4. 【請求項4】 前記事前発呼手段が、前記定期情報交換
    の結果に基づいて、各サービスごとにサーバーを推測す
    ることによって、サービスごとにサーバーとなる端末が
    異なる網においても、サーバー予測を実現することを特
    徴とする請求項2に記載のATM網におけるサーバー予
    測型呼管理方式。
  5. 【請求項5】 前記サーバーの推測が、上位レイヤが事
    前発呼手段に指示したサーバー予測のためのトラフィッ
    クの条件と、定期情報交換に基づく各端末のトラフィッ
    クの申告結果とが合致することによって行われることを
    特徴とする請求項4に記載のATM網におけるサーバー
    予測型呼管理方式。
  6. 【請求項6】 前記事前発呼手段が、事前発呼した呼の
    状態を定期的に確認し、呼が不慮に切断しているとき
    は、再度事前発呼を行って、発呼状態を復旧することを
    特徴とする請求項1に記載のATM網におけるサーバー
    予測型呼管理方式。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のATM網におけるサー
    バー予測型呼管理方式において、新規に該網に加入した
    端末が有する事前発呼手段が、他の任意の端末の事前発
    呼手段から定期情報交換の結果を取得することによっ
    て、次回の定期情報交換まで待つことなく、サーバー予
    測を可能にしたことを特徴とするATM網におけるサー
    バー予測型呼管理方式。
JP20680896A 1996-08-06 1996-08-06 Atm網におけるサーバー予測型呼管理方式 Withdrawn JPH1051465A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999034558A1 (fr) * 1997-12-25 1999-07-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Repeteur mta et reseau le comprenant

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999034558A1 (fr) * 1997-12-25 1999-07-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Repeteur mta et reseau le comprenant
US6781994B1 (en) 1997-12-25 2004-08-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Distributing ATM cells to output ports based upon destination information using ATM switch core and IP forwarding

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