JPH1051356A - ドップラー周波数測定回路および同期回路 - Google Patents

ドップラー周波数測定回路および同期回路

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JPH1051356A
JPH1051356A JP9066388A JP6638897A JPH1051356A JP H1051356 A JPH1051356 A JP H1051356A JP 9066388 A JP9066388 A JP 9066388A JP 6638897 A JP6638897 A JP 6638897A JP H1051356 A JPH1051356 A JP H1051356A
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JP
Japan
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delay profile
wave
doppler frequency
frequency
measuring
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JP9066388A
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English (en)
Inventor
Junji Kondo
藤 潤 二 近
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペクトル拡散通信システムの受信装置にお
いて、PN同期獲得およびPN同期保持に際して、高精
度の累積度数測定、主波、遅延波選択を行い、高品質な
信号を復調する。 【解決手段】 遅延プロファイル測定部11で測定した
遅延プロファイル12をドップラー周波数測定部13に
入力し、遅延プロファイル12の時間変化からドップラ
ー周波数14を測定する。ドップラー周波数14からフ
ィルタの時定数16および主波、遅延波の切替間隔21
を回路18、20で選択し、遅延プロファイル12の平
均化および主波、遅延波の選択に用いることにより、I
IRフィルタ15(またはFIRフィルタ)による高精
度の累積度数17の測定と、主波・遅延波選択回路19
による高精度の主波、遅延波の選択ができ、高品質な信
号を復調することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトル拡散通
信システムの受信装置におけるドップラー周波数測定回
路とこの回路を有する同期装置に関する。
【0002】
【従来の技術】符号分割多元接続(CDMA)方式は、
スペクトル拡散を用いて信号の多重・分離を行ってい
る。DS−CDMAは直接拡散(DS)を用いたCDM
A方式である。DS−CDMAでは、基地局は、そこか
ら異なる距離にある複数の移動局に対して、移動局宛て
の信号を相手が復調しやすいように送信する必要があ
る。伝搬路は、移動局周辺の地形や建物によって反射・
回折・散乱等の影響を受け、受信側移動局には、様々な
方向から多数の電波が到来し、受信波の包絡線と位相は
ランダムに変化する。この複数の伝搬路を経由して到来
する多数の電波の干渉によって発生する瞬時値変動をレ
イリーフェージングという。また、移動局が移動するこ
とによって受信波にはドップラー効果が発生し、周波数
が変動する。この周波数をドップラー周波数という。
【0003】送信側においては、自己相関特性を持つ符
号を信号に対して掛け合わせて送信する。この符号を拡
散符号といい、信号に拡散符号を掛け合わせることを拡
散という。受信側では、複数の加入者の拡散信号が多重
化されたものを受信し、送信側で用いた拡散符号で相関
をとることにより、自分宛の信号成分を分離し、復調す
る。受信側において送信側で用いた拡散符号で相関をと
ることを逆拡散という。逆拡散後、自分宛の信号成分の
復調のために遅延プロファイルを測定し、その波形のピ
ークの位相をシンボルの位相としてチップ同期を捕捉
し、保持する。
【0004】図12は従来のスペクトル拡散通信装置に
おいて、PN同期獲得およびPN同期保持に用いるチッ
プ同期獲得部の構成を示す。遅延プロファイル測定部1
は、同期信号Iおよび直交信号Qから遅延プロファイル
を測定し、IIRフィルタ2は遅延信号に一定の時定数
を乗じたものを加算して遅延プロファイルの累積度数3
を出力し、主波・遅延波選択回路4で一定の切替間隔を
用いて主波および遅延波を選択する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、移動局の移動速度によって刻々と変動す
る遅延プロファイルを、一定の時定数を用いてフィルタ
処理し、累積度数を測定していたのでは、遅延プロファ
イルと累積度数との関係が大きく異なり、自分宛の信号
成分のレベルが落ち込んでいるにもかかわらず、累積度
数が高く、誤った位相を希望波の位相として保持してし
まう問題があった。また、一定の切替間隔で主波および
遅延波を選択していたのでは、遅延プロファイルの変化
に主波および遅延波の切り替えが対応できず、誤った位
相を保持してしまう問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、スペクトル拡散通信システムの受信装置
において、受信波の高品質な復調を可能とするドップラ
ー周波数測定回路およびこの回路を有する同期回路を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、遅延プロファイルの波形の変動からドッ
プラー周波数を測定し、その周波数から累積度数測定の
際のフィルタの時定数や主波および遅延波の切替時間間
隔を選択するものであり、これにより受信波の高品質な
復調が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、同相信号と直交信号から自分宛の信号成分を復調す
るための遅延プロファイルを測定する遅延プロファイル
測定部と、測定された遅延プロファイルの変動を検出し
てドップラー周波数を測定するドップラー周波数測定部
とからなるドップラー周波数測定回路であり、遅延プロ
ファイルの時刻変化からドップラー周波数を測定できる
という作用を有する。
【0009】請求項2に記載の発明は、同相信号と直交
信号から自分宛の信号成分を復調するための遅延プロフ
ァイルを測定する遅延プロファイル測定部と、測定され
た遅延プロファイルの変動を検出してドップラー周波数
を測定するドップラー周波数測定部と、遅延プロファイ
ルに一定のフィルタ時定数を乗じたものを加算して遅延
プロファイルの累積度数を出力するIIRフィルタと、
ドップラー周波数測定部からのドップラー周波数を基に
IIRフィルタのフィルタ時定数を決定するフィルタ時
定数選択回路とを備えた同期回路であり、ドップラー周
波数に対応したフィルタ時定数を選択できるという作用
を有する。
【0010】請求項3に記載の発明は、同相信号と直交
信号から自分宛の信号成分を復調するための遅延プロフ
ァイルを測定する遅延プロファイル測定部と、測定され
た遅延プロファイルの変動を検出してドップラー周波数
を測定するドップラー周波数測定部と、遅延プロファイ
ルに一定のファイル時定数を乗じたものを加算して遅延
プロファイルの累積度数を出力するIIRフィルタと、
ドップラー周波数測定部からのドップラー周波数を基に
IIRフィルタのフィルタ時定数を決定するフィルタ時
定数選択回路と、IIRフィルタからの累積度数から一
定の切替間隔を用いて主波および遅延波を選択する主波
・遅延波選択回路とを備えた同期回路であり、ドップラ
ー周波数に対応した時定数を用いて遅延プロファイルを
平均化して累積度数を測定することによって、遅延プロ
ファイルの変化に対応して主波および遅延波を選択でき
るという作用を有する。
【0011】請求項4に記載の発明は、同相信号と直交
信号から自分宛の信号成分を復調するための遅延プロフ
ァイルを測定する遅延プロファイル測定部と、測定され
た遅延プロファイルの変動を検出してドップラー周波数
を測定するドップラー周波数測定部と、遅延プロファイ
ルに一定のファイル時定数を乗じたものを加算して遅延
プロファイルの累積度数を出力するIIRフィルタと、
IIRフィルタからの累積度数から一定の切替間隔を用
いて主波および遅延波を選択する主波・遅延波選択回路
と、ドップラー周波数測定部からのドップラー周波数を
基に主波・遅延波選択回路の切替間隔を決定する主波・
遅延波切替間隔選択回路とを備えた同期回路であり、ド
ップラー周波数に対応したパスの切替間隔を選択できと
いう作用を有する。
【0012】請求項5に記載の発明は、同相信号と直交
信号から自分宛の信号成分を復調するための遅延プロフ
ァイルを測定する遅延プロファイル測定部と、測定され
た遅延プロファイルの変動を検出してドップラー周波数
を測定するドップラー周波数測定部と、遅延プロファイ
ルに一定のファイル時定数を乗じたものを加算して遅延
プロファイルの累積度数を出力するIIRフィルタと、
IIRフィルタからの累積度数から一定の切替間隔を用
いて主波および遅延波を選択する主波・遅延波選択回路
と、ドップラー周波数測定部からのドップラー周波数を
基にIIRフィルタのフィルタ時定数を決定するフィル
タ時定数選択回路と、ドップラー周波数測定部からのド
ップラー周波数を基に主波・遅延波選択回路の切替間隔
を決定する主波・遅延波切替間隔選択回路とを備えた同
期回路であり、ドップラー周波数に対応した時定数を用
いて遅延プロファイルを平均化して累積度数を測定する
ことによって、また、ドップラー周波数に対応したパス
の切替間隔を用いることによって、主波および遅延波を
選択できるという作用を有する。
【0013】請求項6に記載の発明は、同相信号と直交
信号から自分宛の信号成分を復調するめの遅延プロファ
イルを測定する遅延プロファイル測定部と、測定された
遅延プロファイルの変動を検出してドップラー周波数を
測定するドップラー周波数測定部と、遅延プロファイル
に一定のフィルタ時定数を乗じたものを加算して遅延プ
ロファルの累積度数を出力するFIRフィルタと、ドッ
プラー周波数測定部からのドップラー周波数を基にFI
Rフィルタのフィルタ時定数を決定するフィルタ時定数
選択回路とを備えた同期回路であり、ドップラー周波数
に対応したフィルタ時定数を選択できるという作用を有
する。
【0014】請求項7に記載の発明は、同相信号と直交
信号から自分宛の信号成分を復調するめの遅延プロファ
イルを測定する遅延プロファイル測定部と、測定された
遅延プロファイルの変動を検出してドップラー周波数を
測定するドップラー周波数測定部と、遅延プロファイル
に一定のフィルタ時定数を乗じたものを加算して遅延プ
ロファルの累積度数を出力するFIRフィルタと、ドッ
プラー周波数測定部からのドップラー周波数を基にFI
Rフィルタのフィルタ時定数を決定するフィルタ時定数
選択回路と、FIRフィルタからの累積度数から一定の
切替間隔を用いて主波および遅延波を選択する主波・遅
延波選択回路とを備えた同期回路であり、ドップラー周
波数に対応した時定数を用いて遅延プロファイルを平均
化して累積度数を測定することによって、遅延プロファ
イルの変化に対応して主波および遅延波を選択できると
いう作用を有する。
【0015】請求項8に記載の発明は、同相信号と直交
信号から自分宛の信号成分を復調するめの遅延プロファ
イルを測定する遅延プロファイル測定部と、測定された
遅延プロファイルの変動を検出してドップラー周波数を
測定するドップラー周波数測定部と、遅延プロファイル
に一定のフィルタ時定数を乗じたものを加算して遅延プ
ロファルの累積度数を出力するFIRフィルタと、FI
Rフィルタからの累積度数から一定の切替間隔を用いて
主波および遅延波を選択する主波・遅延波選択回路と、
ドップラー周波数測定部からのドップラー周波数を基に
主波・遅延波選択回路の切替間隔を決定する主波・遅延
波切替選択回路とを備えた同期回路であり、ドップラー
周波数に対応したパスの切替間隔を選択できるという作
用を有する。
【0016】請求項9に記載の発明は、同相信号と直交
信号から自分宛の信号成分を復調すための遅延プロファ
イルを測定する遅延プロファイル測定部と、測定された
遅延プロファイルの変動を検出してドップラー周波数を
測定するドップラー周波数測定部と、遅延プロファイル
に一定のフィルタ時定数を乗じたものを加算して遅延プ
ロファルの累積度数を出力するFIRフィルタと、FI
Rフィルタからの累積度数から一定の切替間隔を用いて
主波および遅延波を選択する主波・遅延波選択回路と、
ドップラー周波数測定部からのドップラー周波数を基に
FIRフィルタのフィルタ時定数を決定するフィルタ時
定数選択回路と、ドップラー周波数測定部からのドップ
ラー周波数を基に主波・遅延波選択回路の切替間隔を決
定する主波・遅延波切替選択回路とを備えた同期回路で
あり、ドップラー周波数に対応した時定数を用いて遅延
プロファイルを平均化して累積度数を測定することによ
って、またドップラー周波数に対応したパスの切替間隔
を用いることによって、主波および遅延波を選択できる
という作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図11を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
けるドップラー周波数測定回路の構成を示すものであ
る。図1において、11は同相信号Iと直交信号Qから
自分宛の信号成分を復調するための遅延プロファイル1
2を測定する遅延プロファイル測定部である。13は測
定された遅延プロファイル12の変動を検出してドップ
ラー周波数14を測定するドップラー周波数測定部であ
る。
【0018】遅延プロファイル12は、図2(a),
(b)に示すように、時刻によって変化しており、変化
の速さはドップラー周波数と深く関係していることが分
かる。図1において、遅延プロファイル測定部11は、
同相信号Iおよび直交信号Qを入力し、遅延プロファイ
ル12を測定する。ドップラー周波数測定部13は、遅
延プロファイル12の測定結果を入力し、遅延プロファ
イル12のレベル変動速度によってドップラー周波数1
4を測定することができる。
【0019】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施の形態におけるドップラー周波数測定回路を備えた同
期回路の構成を示すものである。図1において、11は
同相信号Iと直交信号Qから自分宛の信号成分を復調す
るための遅延プロファイル12を測定する遅延プロファ
イル測定部である。13は測定された遅延プロファイル
12の変動を検出してドップラー周波数14を測定する
ドップラー周波数測定部である。15は遅延プロファイ
ル12に一定のフィルタ時定数16を乗じたものを加算
して遅延プロファイル12の累積度数17を出力するI
IRフィルタである。18はドップラー周波数測定部1
3からのドップラー周波数14を基に、IIRフィルタ
15のフィルタ時定数16を決定するフィルタ時定数選
択回路である。
【0020】図3において、遅延プロファイル測定部1
1は、同相信号Iおよび直交信号Qを入力し、遅延プロ
ファイル12を測定する。ドップラー周波数測定部13
は、遅延プロファイル12の測定結果を入力し、遅延プ
ロファイル12のレベル変動速度によってドップラー周
波数14を測定し、その周波数をフィルタ時定数選択回
路18に出力する。フィルタ時定数選択回路18では、
ドップラー周波数14に対応したフィルタ時定数16を
選択し、IIRフィルタ15にそのフィルタ時定数16
を出力する。IIRフィルタ15では、遅延プロファイ
ル測定部11から遅延プロファイル12を入力し、ドッ
プラー周波数14に対応したフィルタ時定数16による
平均化処理を行い、累積度数17を出力する。
【0021】(実施の形態3)図4は本発明の第3の実
施の形態におけるドップラー周波数測定回路を備えた同
期回路の構成を示すものである。図4において、11は
同相信号Iと直交信号Qから自分宛の信号成分を復調す
るための遅延プロファイル12を測定する遅延プロファ
イル測定部である。13は測定された遅延プロファイル
12の変動を検出してドップラー周波数14を測定する
ドップラー周波数測定部である。15は遅延プロファイ
ル12に一定のフィルタ時定数16を乗じたものを加算
して遅延プロファイル12の累積度数17を出力するI
IRフィルタである。18はドップラー周波数測定部1
3からのドップラー周波数14を基に、IIRフィルタ
15のフィルタ時定数16を決定するフィルタ時定数選
択回路である。19はIIRフィルタ15からの累積度
数17から一定の切替間隔を用いて主波および遅延波を
選択する主波・遅延波選択回路である。
【0022】図4において、遅延プロファイル測定部1
1は、同相信号Iおよび直交信号Qを入力し、遅延プロ
ファイル12を測定する。ドップラー周波数測定部13
は、遅延プロファイル12の測定結果を入力し、遅延プ
ロファイル12のレベル変動速度によってドップラー周
波数14を測定し、その周波数をフィルタ時定数選択回
路18に出力する。フィルタ時定数選択回路18では、
ドップラー周波数14に対応したフィルタ時定数16を
選択し、IIRフィルタ15にフィルタ時定数16を出
力する。IIRフィルタ15では、遅延プロファイル測
定部11から遅延プロファイル12を入力し、ドップラ
ー周波数14に対応したフィルタ時定数16による平均
化処理を行い、累積度数17を主波・遅延波選択回路1
9に出力する。主波・遅延波選択回路19では、入力し
た累積度数17から主波および遅延波の位相を選択す
る。
【0023】図5は図2に示した遅延プロファイルを、
IIRフィルタ15で平均化した波形を示す。時々刻々
と変化する遅延プロファイル12のレベルは、IIRフ
ィルタ15を用いて平均化することによってレベルの変
動を緩やかにし、相対的に高いレベルの存在する位相を
明確にすることができる。最も累積度数の高いピークを
主波aとして、その位相からシンボルの位相を決定し、
同期の取得、保持を行い、データの復調を行う。主波a
よりも低い度数だが、位相全体の度数に対して比較的高
い度数を有するピークを遅延波bとして、その位相を用
いてデータの復調を行う。これら主波aおよび遅延波b
の選択を主波・遅延波選択回路19で行う。
【0024】(実施の形態4)図6は本発明の第4の実
施の形態におけるドップラー周波数測定回路を備えた同
期回路の構成を示すものである。図6において、11は
同相信号Iと直交信号Qから自分宛の信号成分を復調す
るための遅延プロファイル12を測定する遅延プロファ
イル測定部である。13は測定された遅延プロファイル
12の変動を検出してドップラー周波数14を測定する
ドップラー周波数測定部である。15は遅延プロファイ
ル12に一定のフィルタ時定数を乗じたものを加算して
遅延プロファイル12の累積度数17を出力するIIR
フィルタである。19はIIRフィルタ15からの累積
度数17から一定の切替間隔を用いて主波および遅延波
を選択する主波・遅延波選択回路である。20はドップ
ラー周波数測定部13からのドップラー周波数14を基
に主波・遅延波選択回路19の切替間隔21を決定する
主波・遅延波切替間隔選択回路である。
【0025】累積度数17は、図5に示すように、時刻
の変化とともに波形が変化する。主波aおよび遅延波b
の位相は、図6に示す主波・遅延波選択回路19におい
て選択されるが、累積度数17の時刻変化に応じて、選
択しなおす必要がある。図6において、遅延プロファイ
ル測定部11は、同相信号Iおよび直交信号Qを入力
し、遅延プロファイル12を測定する。ドップラー周波
数測定部13は、遅延プロファイル12の測定結果を入
力し、遅延プロファイル12のレベル変動速度によって
ドップラー周波数14を測定し、その周波数を主波・遅
延波切替間隔選択回路20に出力する。主波・遅延波切
替間隔選択回路20では、ドップラー周波数14に対応
した主波・遅延波の切替間隔21を選択する。IIRフ
ィルタ15によって平均化された遅延プロファイル12
は、累積度数17として主波・遅延波選択回路19に入
力される。主波・遅延波選択回路19では、主波・遅延
波切替間隔選択回路20によって選択された切替間隔2
1で、累積度数17から選択した主波および遅延波を切
り替えて出力する。
【0026】(実施の形態5)図7は本発明の第5の実
施の形態におけるドップラー周波数測定回路を備えた同
期回路の構成を示すものである。図7において、11は
同相信号Iと直交信号Qから自分宛の信号成分を復調す
るための遅延プロファイル12を測定する遅延プロファ
イル測定部である。13は測定された遅延プロファイル
12の変動を検出してドップラー周波数14を測定する
ドップラー周波数測定部である。15は遅延プロファイ
ル12に一定のフィルタ時定数16を乗じたものを加算
して遅延プロファイル12の累積度数17を出力するI
IRフィルタである。18はドップラー周波数測定部1
3からのドップラー周波数14を基に、IIRフィルタ
15のフィルタ時定数16を決定するフィルタ時定数選
択回路である。19はIIRフィルタ15からの累積度
数17から一定の切替間隔を用いて主波および遅延波を
選択する主波・遅延波選択回路である。20はドップラ
ー周波数測定部13からのドップラー周波数14を基
に、主波・遅延波選択回路19の切替間隔21を決定す
る主波・遅延波切替間隔選択回路である。
【0027】図7において、遅延プロファイル測定部1
1は、同相信号Iおよび直交信号Qを入力し、遅延プロ
ファイル12をドップラー周波数測定部13およびII
Rフィルタ15に出力する。ドップラー周波数測定部1
3では、遅延プロファイル12の時間変化からドップラ
ー周波数14を測定し、フィルタ時定数選択回路18お
よび主波・遅延波切替間隔選択回路20に出力する。フ
ィルタ時定数選択回路18では、ドップラー周波数14
に対応したフィルタ時定数16を選択し、IIRフィル
タ15に出力する。IIRフィルタ15では、遅延プロ
ファイル測定部11で測定した遅延プロファイル12を
フィルタ時定数選択回路18で選択したフィルタ時定数
16を用いて平均化し、平均化した遅延プロファイルを
累積度数17として主波・遅延波選択回路19に出力す
る。一方、ドップラー周波数測定部13で測定されたド
ップラー周波数14は、主波・遅延波切替間隔選択回路
20に入力される。主波・遅延波切替間隔選択回路20
では、ドップラー周波数14に対応したパスの切替間隔
21を選択し、主波・遅延波選択回路19に出力する。
主波・遅延波選択回路19では、累積度数17が高い位
相から主波およ遅延波として選択していき、切替間隔2
1ごとに主波および遅延波の位相の切り替えを行うこと
によって、累積度数17の変化に対応する。
【0028】(実施の形態6)図8は本発明の第6の実
施の形態におけるドップラー周波数測定回路を備えた同
期回路の構成を示すものである。図8において、11は
同相信号Iと直交信号Qから自分宛の信号成分を復調す
るための遅延プロファイル12を測定する遅延プロファ
イル測定部である。13は測定された遅延プロファイル
12の変動を検出してドップラー周波数14を測定する
ドップラー周波数測定部である。22は遅延プロファイ
ル12に一定のフィルタ時定数16を乗じたものを加算
して遅延プロファイル12の累積度数17を出力するF
IRフィルタである。18はドップラー周波数測定部1
3からのドップラー周波数14を基に、FIRフィルタ
22のフィルタ時定数16を決定するフィルタ時定数選
択回路である。
【0029】図8において、遅延プロファイル測定部1
1は、同相信号Iおよび直交信号Qを入力し、遅延プロ
ファイル12を測定する。ドップラー周波数測定部13
は、遅延プロファイル12の測定結果を入力し、遅延プ
ロファイル12のレベル変動速度によってドップラー周
波数14を測定し、その周波数をフィルタ時定数選択回
路18に出力する。フィルタ時定数選択回路18では、
ドップラー周波数14に対応したフィルタ時定数16を
選択し、FIRフィルタ22にそのフィルタ時定数16
を出力する。FIRフィルタ22では、遅延プロファイ
ル測定部11から遅延プロファイル12を入力し、ドッ
プラー周波数14に対応したフィルタ時定数16による
平均化処理を行い、累積度数17を出力する。
【0030】(実施の形態7)図9は本発明の第7の実
施の形態におけるドップラー周波数測定回路を備えた同
期回路の構成を示すものである。図9において、11は
同相信号Iと直交信号Qから自分宛の信号成分を復調す
るための遅延プロファイル12を測定する遅延プロファ
イル測定部である。13は測定された遅延プロファイル
12の変動を検出してドップラー周波数14を測定する
ドップラー周波数測定部である。22は遅延プロファイ
ル12に一定のフィルタ時定数16を乗じたものを加算
して遅延プロファイル12の累積度数17を出力するF
IRフィルタである。18はドップラー周波数測定部1
3からのドップラー周波数14を基に、FIRフィルタ
22のフィルタ時定数16を決定するフィルタ時定数選
択回路である。19はFIRフィルタ22からの累積度
数17から一定の切替間隔を用いて主波および遅延波を
選択する主波・遅延波選択回路である。
【0031】図9において、遅延プロファイル測定部1
1は、同相信号Iおよび直交信号Qを入力し、遅延プロ
ファイル12を測定する。ドップラー周波数測定部13
は、遅延プロファイル12の測定結果を入力し、遅延プ
ロファイル12のレベル変動速度によってドップラー周
波数14を測定し、その周波数をフィルタ時定数選択回
路18に出力する。フィルタ時定数選択回路18では、
ドップラー周波数14に対応したフィルタ時定数16を
選択し、FIRフィルタ22にフィルタ時定数16を出
力する。FIRフィルタ22では、遅延プロファイル測
定部11から遅延プロファイル12を入力し、ドップラ
ー周波数14に対応したフィルタ時定数16による平均
化処理を行い、累積度数17を主波・遅延波選択回路1
9に出力する。主波・遅延波選択回路19では、入力し
た累積度数17から主波および遅延波の位相を選択す
る。
【0032】(実施の形態8)図10は本発明の第8の
実施の形態におけるドップラー周波数測定回路を備えた
同期回路の構成を示すものである。図10において、1
1は同相信号Iと直交信号Qから自分宛の信号成分を復
調するための遅延プロファイル12を測定する遅延プロ
ファイル測定部である。13は測定された遅延プロファ
イル12の変動を検出してドップラー周波数14を測定
するドップラー周波数測定部である。22は遅延プロフ
ァイル12に一定のフィルタ時定数を乗じたものを加算
して遅延プロファイル12の累積度数17を出力するF
IRフィルタである。19はFIRフィルタ22からの
累積度数17から一定の切替間隔を用いて主波および遅
延波を選択する主波・遅延波選択回路である。20はド
ップラー周波数測定部13からのドップラー周波数14
を基に主波・遅延波選路19の切替間隔21を決定する
主波・遅延波切替選択回路である。
【0033】累積度数17は、図5に示すように、時刻
の変化とともに波形が変化する。主波aおよび遅延波b
の位相は、図10に示す主波・遅延波選択回路19にお
いて選択されるが、累積度数17の時刻変化に応じて、
選択しなおす必要がある。図10において、遅延プロフ
ァイル測定部11は、同相信号Iおよび直交信号Qを入
力し、遅延プロファル12を測定する。ドップラー周波
数測定部13は、遅延プロファイル12の測定結果を入
力し、遅延プロファイル12のレベル変動速度によって
ドップラー周波数14を測定し、その周波数を主波・遅
延波切替間隔選択回路20に出力する。主波・遅延波切
替間隔選択回路20では、ドップラー周波数14に対応
した主波・遅延波の切替間隔21を選択する。FIRフ
ィルタ22によって平均化された遅延プロファイル12
は、累積度数17として主波・遅延波選択回路19に入
力される。主波・遅延波選択回路19では、主波・遅延
波切替間隔選択回路20によって選択された切替間隔2
1で、累積度数17から選択した主波および遅延波を切
り替えて出力する。
【0034】(実施の形態9)図11は本発明の第9の
実施の形態におけるドップラー周波数測定回路を備えた
同期回路の構成を示すものである。図11において、1
1は同相信号Iと直交信号Qから自分宛の信号成分を復
調するための遅延プロファイル12を測定する遅延プロ
ファイル測定部である。13は測定された遅延プロファ
イル12の変動を検出してドップラー周波数14を測定
するドップラー周波数測定部である。22は遅延プロフ
ァイル12に一定のフィルタ時定数16を乗じたものを
加算して遅延プロファイル12の累積度数17を出力す
るFIRフィルタである。18はドップラー周波数測定
部13のドップラー周波数14を基に、FIRフィルタ
22のフィルタ時定数16を決定するフィルタ時定数選
択回路である。19はFIRフィルタ22からの累積度
数17から一定の切替間隔21を用いて主波および遅延
波を選択する主波・遅延波選択回路である。20はドッ
プラー周波数測定部13からのドップラー周波数14を
基に、主波・遅延波選択回路19の切替間隔21を決定
する主波・遅延波切替間隔選択回路である。
【0035】図11において、遅延プロファイル測定部
11は、同相信号Iおよび直交信号Qを入力し、遅延プ
ロファイル12をドップラー周波数測定部13およびF
IRフィルタ22に出力する。ドップラー周波数測定部
13では、遅延プロファイル12の時間変化からドップ
ラー周波数14を測定し、フィルタ時定数選択回路18
および主波・遅延波切替間隔選択回路20に出力する。
フィルタ時定数選択回路18では、ドップラー周波数1
4に対応したフィルタ時定数16を選択し、FIRフィ
ルタ22に出力する。FIRフィルタ22では、遅延プ
ロファイル測定部11で測定した遅延プロファイル12
をフィルタ時定数選択回路18で選択したフィルタ時定
数16を用いて平均化し、平均化した遅延プロファイル
を累積度数17として主波・遅延波選択回路19に出力
する。一方、ドップラー周波数測定部13で測定された
ドップラー周波数14は、主波・遅延波切替間隔選択回
路20に入力される。主波・遅延波切替間隔選択回路2
0では、ドップラー周波数14に対応したパスの切替間
隔21を選択し、主波・遅延波選択回路19に出力す
る。主波・遅延波選択回路19では、累積度数17が高
い位相から主波および遅延波として選択していき、切替
間隔21ごとに主波および遅延波の位相の切り替えを行
うことによって、累積度数17の変化に対応する。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、遅延プ
ロファイルからドップラー周波数を測定することによっ
て、ドップラー周波数に対応したフィルタ時定数と、主
波、遅延波の切替時間間隔とを選択でき、高精度な累積
度数測定および主波、遅延波の選択と、高品質な信号の
復調が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるドップラー周波
数測定回路の構成を示すブロック図
【図2】(a) 時刻t における遅延プロファイル測定結果
を示す特性図 (b) 時刻t+Δt における遅延プロファイル測定結果を示
す特性図
【図3】本発明の実施の形態2における同期回路の構成
を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3における同期回路の構成
を示すブロック図
【図5】累積度数と位相の関係を示す特性図
【図6】本発明の実施の形態4における同期回路の構成
を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態5における同期回路の構成
を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態6における同期回路の構成
を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態7における同期回路の構成
を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態8における同期回路の構
成を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態9における同期回路の構
成を示すブロック図
【図12】従来のチップ同期取得部の構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
11 遅延プロファイル測定部 12 遅延プロファイル 13 ドップラー周波数測定部 14 ドップラー周波数 15 IIRフィルタ 16 フィルタ時定数 17 累積度数 18 フィルタ時定数選択回路 19 主波・遅延波選択回路 20 主波・遅延波切替間隔選択回路 21 切替間隔 22 FIRフィルタ a 主波 b 遅延波
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 13/526 G01S 13/526

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同相信号と直交信号から自分宛の信号成
    分を復調するための遅延プロファイルを測定する遅延プ
    ロファイル測定部と、測定された遅延プロファイルの変
    動を検出してドップラー周波数を測定するドップラー周
    波数測定部とからなるドップラー周波数測定回路。
  2. 【請求項2】 同相信号と直交信号から自分宛の信号成
    分を復調するための遅延プロファイルを測定する遅延プ
    ロファイル測定部と、測定された遅延プロファイルの変
    動を検出してドップラー周波数を測定するドップラー周
    波数測定部と、遅延プロファイルに一定のフィルタ時定
    数を乗じたものを加算して遅延プロファイルの累積度数
    を出力するIIRフィルタと、ドップラー周波数測定部
    からのドップラー周波数を基にIIRフィルタのフィル
    タ時定数を決定するフィルタ時定数選択回路とを備えた
    同期回路。
  3. 【請求項3】 同相信号と直交信号から自分宛の信号成
    分を復調するための遅延プロファイルを測定する遅延プ
    ロファイル測定部と、測定された遅延プロファイルの変
    動を検出してドップラー周波数を測定するドップラー周
    波数測定部と、遅延プロファイルに一定のファイル時定
    数を乗じたものを加算して遅延プロファイルの累積度数
    を出力するIIRフィルタと、ドップラー周波数測定部
    からのドップラー周波数を基にIIRフィルタのフィル
    タ時定数を決定するフィルタ時定数選択回路と、IIR
    フィルタからの累積度数から一定の切替間隔を用いて主
    波および遅延波を選択する主波・遅延波選択回路とを備
    えた同期回路。
  4. 【請求項4】 同相信号と直交信号から自分宛の信号成
    分を復調するための遅延プロファイルを測定する遅延プ
    ロファイル測定部と、測定された遅延プロファイルの変
    動を検出してドップラー周波数を測定するドップラー周
    波数測定部と、遅延プロファイルに一定のファイル時定
    数を乗じたものを加算して遅延プロファイルの累積度数
    を出力するIIRフィルタと、IIRフィルタからの累
    積度数から一定の切替間隔を用いて主波および遅延波を
    選択する主波・遅延波選択回路と、ドップラー周波数測
    定部からのドップラー周波数を基に主波・遅延波選択回
    路の切替間隔を決定する主波・遅延波切替間隔選択回路
    とを備えた同期回路。
  5. 【請求項5】 同相信号と直交信号から自分宛の信号成
    分を復調するための遅延プロファイルを測定する遅延プ
    ロファイル測定部と、測定された遅延プロファイルの変
    動を検出してドップラー周波数を測定するドップラー周
    波数測定部と、遅延プロファイルに一定のファイル時定
    数を乗じたものを加算して遅延プロファイルの累積度数
    を出力するIIRフィルタと、IIRフィルタからの累
    積度数から一定の切替間隔を用いて主波および遅延波を
    選択する主波・遅延波選択回路と、ドップラー周波数測
    定部からのドップラー周波数を基にIIRフィルタのフ
    ィルタ時定数を決定するフィルタ時定数選択回路と、ド
    ップラー周波数測定部からのドップラー周波数を基に主
    波・遅延波選択回路の切替間隔を決定する主波・遅延波
    切替間隔選択回路とを備えた同期回路。
  6. 【請求項6】 同相信号と直交信号から自分宛の信号成
    分を復調するための遅延プロファイルを測定する遅延プ
    ロファイル測定部と、測定された遅延プロファイルの変
    動を検出してドップラー周波数を測定するドップラー周
    波数測定部と、遅延プロファイルに一定のフィルタ時定
    数を乗じたものを加算して遅延プロファイルの累積度数
    を出力するFIRフィルタと、ドップラー周波数測定部
    からのドップラー周波数を基にFIRフィルタのフィル
    タ時定数を決定するフィルタ時定数選択回路とを備えた
    同期回路。
  7. 【請求項7】 同相信号と直交信号から自分宛の信号成
    分を復調するための遅延プロファイルを測定する遅延プ
    ロファイル測定部と、測定された遅延プロファイルの変
    動を検出してドップラー周波数を測定するドップラー周
    波数測定部と、遅延プロファイルに一定のフィルタ時定
    数を乗じたものを加算して遅延プロファイルの累積度数
    を出力するFIRフィルタと、ドップラー周波数測定部
    からのドップラー周波数を基にFIRフィルタのフィル
    タ時定数を決定するフィルタ時定数選択回路と、FIR
    フィルタからの累積度数から一定の切替間隔を用いて主
    波および遅延波を選択する主波・遅延波選択回路とを備
    えた同期回路。
  8. 【請求項8】 同相信号と直交信号から自分宛の信号成
    分を復調するための遅延プロファイルを測定する遅延プ
    ロファイル測定部と、測定された遅延プロファイルの変
    動を検出してドップラー周波数を測定するドップラー周
    波数測定部と、遅延プロファイルに一定のフィルタ時定
    数を乗じたものを加算して遅延プロファイルの累積度数
    を出力するFIRフィルタと、FIRフィルタからの累
    積度数から一定の切替間隔を用いて主波および遅延波を
    選択する主波・遅延波選択回路と、ドップラー周波数測
    定部からのドップラー周波数を基に主波・遅延波選択回
    路の切替間隔を決定する主波・遅延波切替選択回路とを
    備えた同期回路。
  9. 【請求項9】 同相信号と直交信号から自分宛の信号成
    分を復調するための遅延プロファイルを測定する遅延プ
    ロファイル測定部と、測定された遅延プロファイルの変
    動を検出してドップラー周波数を測定するドップラー周
    波数測定部と、遅延プロファイルに一定のフィルタ時定
    数を乗じたものを加算して遅延プロファイルの累積度数
    を出力するFIRフィルタと、FIRフィルタからの累
    積度数から一定の切替間隔を用いて主波および遅延波を
    選択する主波・遅延波選択回路と、ドップラー周波測定
    部からのドップラー周波数を基にFIRフィルタのフィ
    ルタ時定数を決定するフィルタ時定数選択回路と、ドッ
    プラー周波数測定部からのドップラー周波数を基に主波
    ・遅延波選択回路の切替間隔を決定する主波・遅延波切
    替選択回路と備えた同期回路。
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