JPH10512529A - パッケージ及び流体製品の組み合わせ - Google Patents

パッケージ及び流体製品の組み合わせ

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JPH10512529A
JPH10512529A JP9536152A JP53615297A JPH10512529A JP H10512529 A JPH10512529 A JP H10512529A JP 9536152 A JP9536152 A JP 9536152A JP 53615297 A JP53615297 A JP 53615297A JP H10512529 A JPH10512529 A JP H10512529A
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優子 中村
訓 山根
喜一郎 中村
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    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D9/00Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
    • E03D9/02Devices adding a disinfecting, deodorising, or cleaning agent to the water while flushing
    • E03D9/03Devices adding a disinfecting, deodorising, or cleaning agent to the water while flushing consisting of a separate container with an outlet through which the agent is introduced into the flushing water, e.g. by suction ; Devices for agents in direct contact with flushing water
    • E03D9/032Devices connected to or dispensing into the bowl
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/42Closures with filling and discharging, or with discharging, devices with pads or like contents-applying means

Abstract

(57)【要約】 多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合わせを持つパッケージを提供する。パッケージ(10)は、(a)ずり減粘流体製品、及び(b)ずり減粘製品を収容するための容器(12)を含み、(i)前記容器は、小分けオリフィス(18)を有し、(ii)前記パッケージは、前記小分けオリフィスと隣接して取り付けられた、複数の小さな通路を持つ多孔質アプリケータ(24)を更に有し、前記小分けオリフィス及び前記小さな通路が小分け通路を形成し、前記小さな通路は、所定の平均孔径を有し、前記容器に圧縮力が実質的に加えられていない場合には、前記ずり減粘製品は実質的に漏れず、前記容器に手で圧縮力を加えた場合には、前記ずり減粘製品は、所望量の製品を送出するのに充分な流量を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】 パッケージ及び流体製品の組み合わせ 発明の分野 本発明は、多孔質アプリケータを流体製品と組み合わせて有するパッケージに 関する。更に詳細には、多孔質アプリケータとずり減粘特性を持つ流体製品との 組み合わせに関する。 発明の背景 例えば布地や人体等の対象物に任意の種類の流体製品のコーティングを施すた めのアプリケータを持つパッケージが当業者に周知である。当業者に周知のこれ らのパッケージには、(i)転動するボールを液体とともに使用するロールオン 型(例えば、転動ボールをアプリケータとして有するパッケージ)、(ii)スポ ンジに液体を浸み込ませるスポンジ型(例えば、軟質の多孔質材料をアプリケー タとして有するパッケージ)、(iii )、硬質の多孔質材料に液体を浸み込ませ る硬質多孔質型(例えば、硬質多孔質材料をアプリケータとして有する容器)、 及び(iv)ブラシを液体とともに使用するブラシ型(例えば、開口部にブラシを アプリケータとして有するパッケージ)が含まれる。 上述の容器の多くの例に共通の一つの欠点は、収容されている液体が非使用期 間中にアプリケータから漏れることが起こるということである。特に、キャップ が開いたままで容器が横になっている場合にこの欠点が現れる。収容された液体 のアプリケータからの漏れは、消費者にとって重大な問題である。 本発明者は、多孔質アプリケータを持つパッケージとずり減粘製品である流体 製品との所定の組み合わせにより、容器からの製品の自由な流れ及び小分けを維 持しながら、上述の問題点が改善されるということを発見した。 即ち、ずり減粘製品に圧縮力が実質的に加えられていない場合には、製品の流 量は非常に低く、そのため、容器は、パッケージが横になった状態にある場合で も、収容されている製品を非使用期間中に多孔質アプリケータから漏らすことが 実質的にない。パッケージに圧縮力を加えると、製品は多孔質アプリケータから 容易に流出する。 発明の概要 本発明の一つの特徴では、多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合 わせを持つパッケージにおいて、(a)ずり減粘流体製品と、(b)ずり減粘製 品を収容するための容器とを含み、(i)容器は、小分けオリフィスを有し、( ii)パッケージは、小分けオリフィスと隣接して取り付けられた、複数の小さな 通路を持つ多孔質アプリケータを更に有し、小分けオリフィス及び小さな通路が 小分け通路を形成し、小さな通路は所定の平均孔径を有し、容器に圧縮力が実質 的に加えられていない場合には、前記ずり減粘製品は実質的に漏れず、容器に手 で圧縮力を加えた場合には、前記ずり減粘製品は、所望量の製品を送出するのに 充分な流量を持つことを特徴とする、多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品 の組み合わせを持つパッケージが提供される。 好ましくは、本発明の小分けオリフィスの平均孔径は、約0.001mm乃至約 2mmであり、そのため、容器に実質的に圧縮力が加えられていない場合の前記ず り減粘流体製品の流量は0.1g/min.以下であり、約0.5kg/cm2乃至約5kg/ cm2の圧縮力が容器に手で加えられた場合の前記ずり減粘流体製品の流量は少な くとも約5g/min.である 本発明の別の特徴では、多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合わ せを持つパッケージにおいて、(a)ずり減粘流体製品と、(b)ずり減粘製品 を収容するための容器とを含み、(i)容器は、小分けオリフィスを有し、(ii )パッケージは、小分けオリフィスと隣接して取り付けられた、複数の小さな通 路 を持つ多孔質アプリケータを更に有し、小分けオリフィス及び小さな通路が小分 け通路を形成し、小さな通路は所定の平均孔径を有し、容器に圧縮力が実質的に 加えられていない場合には、前記ずり減粘製品は実質的に漏れず、容器に手で圧 縮力を加えた場合には、前記ずり減粘製品は、所望量の製品を送出するのに充分 な流量を持ち、前記ずり減粘流体製品は、ハーシェル−バックレーの方程式、即 ち〔応力〕=A+B×〔ずれ速度〕Cを使用して計測した場合に、A(算出した 降伏値)>0であり、B(本発明の流体製品の粘性率)がハーシェル−バックレ ーの方程式を満たす係数であり、C(速度指数)の範囲が0<C<1である流動 学的条件を満たす、ことを特徴とする、多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製 品の組み合わせを持つパッケージが提供される。 図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を特定的に指摘し且つ明瞭に特許請求する特許請求の範囲 で終わるけれども、本発明は、好ましい実施形態についての添付図面を参照した 以下の説明から更に良く理解されるものと考えられる。添付図面では、同じ容器 に同じ参照番号が附してある。 第1図は、本発明で使用するための多孔質アプリケータを持つパッケージの好 ましい実施形態の側面図である。 第2図は、第1図の実施形態の第1図の2−2線に沿った部分断面図である。 第3図は、通気性能を追加に備えた、本発明で使用するためのパッケージの第 2の好ましい実施形態の第2図と同様の部分断面図である。 第4図は、ドレン手段及び飛散防止体を追加に備えた、本発明で使用するため のパッケージの第3の好ましい実施形態の第2図と同様の部分断面図である。 第5図は、第4図の実施形態のドレン手段及び飛散防止体の平面図である。 発明の詳細な説明 上文中に説明したように、本発明は、多孔質アプリケータを備えた容器及びず り粘性製品の組み合わせに関する。本明細書中、先ず最初にずり減粘製品を論じ 、次いで容器を論じる。 本発明では、ずり減粘流れ挙動を示す流体製品を使用する。本明細書中で使用 されているように、「ずり減粘」流体製品は、ずり速度が低い場合に高い粘度を 示し、逆にずり速度が高い場合に低い粘度を示す、「非ニュートン挙動」を示す 製品である。非ニュートン挙動の特性を持つことが当業者に周知の多くの流体製 品のうち、「塑性流体」の特性を持つずり減粘流体製品が、本発明にとって好ま しい例である。本明細書中で使用されているように、塑性流体は、降伏値を示す 疑似塑性流体である(マーセル・ダッカー社の「化粧品の科学及び技術叢書」の 1993年版の第13巻(D.ラーバ編)の、「美容用化粧品及び洗面用化粧品 の流動学的特性」の第12頁乃至第15頁を参照されたい)。従って、これらの 塑性流体は、粒子間会合により固体のような挙動を示す。外力はこれらの内力に 打ち勝って材料の構造を壊さなければならない。これを行うのに必要とされる臨 界ずり応力が、降伏値と定義される。降伏点を越えると、材料はその挙動を固体 から液体に変化し、その粘度は、増大するずり速度の関数として変化する。本発 明で用いられるずり減粘流体製品の粘度は、上文中に定義したずり減粘流れ挙動 を示す限り、限定されない。 本発明によれば、容器に圧縮力が実質的に加えられていない場合には、前記ず り減粘流体製品が漏れることは実質的になく、手で容器に圧縮力を加えると、前 記ずり減粘流体製品は、所望量の製品を送出するのに充分な流量を持つ。好まし くは、本発明用の容器に圧縮力が全く加えられていない場合には、本発明で用い られるずり減粘流体製品の流量は0.1g/min.以下であり、更に好ましくは、0 .07g/min.以下であり、最も好ましくは、0.05g/min.以下である。 一般的には、洗浄用製品やヘルスケア製品等の消費者用製品に対する消費者の ニーズを満たすため、好ましい流量は、約0.5kg/cm2乃至5kg/cm2の圧縮力が 作用した状態で、少なくとも約5g/min.であるのがよい。この圧縮力は、容器を 使用するときに消費者の手で容器を絞ることによって容器に手で加えられる。 ずり減粘特性を指定するための一つの方法は、ハーシェル−バックレーの構造 方程式(マーセル・ダッカー社の「化粧品の科学及び技術叢書」の1993年版 の第13巻(D.ラーバ編)の、「美容用化粧品及び洗面用化粧品の流動学的特 性」の第19頁乃至第20頁を参照されたい)に従って指定する方法である。 ハーシェル−バックレーの方程式は、〔応力〕=A+B×〔ずれ速度〕Cと表 現され、ここでの流動学的条件、即ちAは算出した降伏値であり、Bは本発明の 流体製品の粘性率であり、Cは速度指数)である。 ずり減粘流体製品の好ましい流量は、製品の量に対する消費者のニーズに基づ いて決定できる。流量は、製品の上述の性質及び多孔質アプリケータの仕様によ って調節できる。非限定的例として、以下の流動学的条件は本発明用のずり減粘 流体製品に対する必要条件を満たすことができる。 ハーシェル−バックレーの方程式:〔応力〕=A+B×〔ずれ速度〕C ここでの流動学的条件は、A(算出した降伏値)>0であり、B(本発明の流 体製品の粘性率)が以下のハーシェル−バックレーの方程式を満たし、C(速度 指数)の範囲が0<C<1である。 本発明用のずり減粘流体製品の非限定的例は、洗濯物、靴製品(例えば予備処 理製品)、皿を手及び/ 又は機械で洗浄する洗浄用製品である。これらの洗浄用 製品は、代表的には、陰イオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、陽イオン 系界面活性剤、両性界面活性剤のうちの1つ又はそれ以上の界面活性剤を含み、 漂白剤、漂白剤活性剤、溶剤/ヒドロトロープ、酵素、ビルダー、ポリマー、キ ランツ(chelants)、香料、消泡剤、色素、増白剤、汚れ抑制剤、色素転移剤、 ラジカルスカベンジャー、防腐剤、安定剤等のうちの一つ又はそれ以上の配合剤 を含む。 本発明用のずり減粘流体製品の他の非限定的例には、消臭製品及びヘルスケア 製品が含まれる。 第1図を参照すると、この図には、本発明で使用するためのパッケージ10の 例示の実施形態が示してある。パッケージ10は、全体として、容器12及びオ ーバーキャップ14を含む。容器12は、ずり減粘流体製品を収容するように設 計されている。容器12は、実際上どのような形状であってもよいが、容器12 は、好ましくは、本実施形態でわかるように、角度をなしたネック部分を含む。 第2図を参照すると、角度をなしたネック部分は、小分け開口部18を取り囲 む二ねじ末端部16で終端する。小分け開口部を通してずり減粘流体製品を小分 けすることができる。この実施形態の容器12の壁20(第1図参照)は弾性で あり、容器の壁に手で圧縮力を加えることによって、小分け開口部18を通して 製品を小分けすることができる。他の実施形態では、壁20は単に可撓性(弾性 でなく)であるに過ぎない。これは、例えば、プラスチック材料製の薄い袋を使 用した場合等である。 このパッケージ10は、容器12及びオーバーキャップ14の他に、保持リン グ22及び多孔質アプリケータ24を含む。図示のように、多孔質アプリケータ 24が小分け開口部18をカバーし、保持リング22によって容器12の末端部 16の頂部に対してシールされている。この実施形態では、容器12の末端部1 6及び保持リング22の夫々に設けられた協働するねじ山25及び26使用する けれども、当業者に周知の任意の方法を使用できる。例えば、スナップ嵌め構成 、摩擦嵌め構成、及び/又は接着剤を使用できる。 同様に、この実施形態のオーバーキャップ14は、オーバーキャップ14及び 容器12のネック16の夫々に配置された協働するねじ山27及び28からなる 組を介して容器12に取り付けられている。このオーバーキャップ14は、オー バーキャップ14の頂壁32から下方に垂下し、保持リング22に対してシール する環状壁30を含む。 上述のように、多孔質アプリケータ24が小分け開口部18を覆い且つ容器2 0の末端部16の頂部に対してシールされているため、小分け開口部18を通過 する流体は、パッケージ10から小分けされるためには、多孔質アプリケータ2 4を必ず通過しなければならない。多孔質アプリケータ24には、複数の小さな 通路(図示せず)が設けられている。これらの小さな通路は、容器12の小分け 開口部18と組み合わさって、及びこの小分け開口部とともに、小分け通路を形 成する。この小分け通路を通して製品をパッケージ10から小分けすることがで きる。かくして、多孔質アプリケータ24内の複数の小さな通路は、小分け通路 の一部を形成する。 このような多孔質アプリケータ24は、当業者に周知の様々な種類のものであ るのがよい。例示の軟質多孔質アプリケータ24には、連続気泡性の合成又は天 然のスポンジ材料が含まれる。他の例示の多孔質アプリケータ24は、例えば、 互いに融着して液体流れチャンネルを形成する繊維からつくることができる。同 様に、硬質多孔質アプリケータ24は、特定粒径の微小分子量顆粒体を金型内で 加熱し且つ焼結し、硬質の連続気泡アプリケータ24を形成することによって得 ることができる。本実施形態では、このような硬質の連続気泡アプリケータ24 を使用できる。好ましくは、硬質多孔質アプリケータ24は、平均2.0mm乃至 10.0mmの均等な厚さを有する。 詳細に述べると、連続気泡アプリケータ24の小さな通路の直径は、容器12 の壁20に圧縮力が加えられていない場合にこれらの通路を通過するずり減粘流 体製品の流れを制限するのに充分小さく、その結果、パッケージ10をその側部 を下にして置いた場合でもパッケージ10からの漏れが実質的に起こらない。こ れとは対照的に、使用者が容器12の壁20に手で代表的な圧縮力を加えた場合 に、所望量のずり減粘流体製品を容易に送出するのに充分な速度でずり減粘製品 が通路を通過するのに充分大きい。換言すると、有効投与量と等価の量の製品が 、使用者に許容されると考えられる時間内に送出されるのである。 容器の壁20に圧縮力が実質的に加えられていない場合に漏れが実質的に起こ らない状態には、多孔質アプリケータ24を通過する流量が、好ましくは0.1 g/min.以下、更に好ましくは0.07g/min.以下、最も好ましくは0.05g/m in.以下の状態が含まれる。更に、少量の流体が多孔質アプリケータ24をより 高い流量で通過する場合でも漏れは実質的に起こらないが、製品が通路を通って 移動した後に起こる増粘により、この少量の製品はアプリケータ24の外面に止 まり、流れ落ちてねばねばしたものをオーバーキャップ14の内側に残すことが ない。 多くのずり減粘製品について、所望量の製品を容易に送出するのに充分な流量 は、好ましくは少なくとも約5g/min.、更に好ましくは約5.5g/min.乃至約3 0g/min.、最も好ましくは約6.0g/min.乃至約25g/min.の流量である。 小分け流量を得るための手による好適な圧縮力は、好ましくは約0.5kg/cm2 乃至約5kg/cm2であり、更に好ましくは約1kg/cm2乃至約2kg/cm2である。 多くの場合に、多くのずり減粘液体製品についての競合する目的(即ち、実質 的に漏れがないこと、及び小分けを容易に行うことができること)に均衡がとれ た結果をもたらす好ましい通路直径は、通路の平均直径が約0.001mm乃至約 2mmであり、更に好ましくは0.005mm乃至約1.5mmであり、最も好ましく は約0.01mm乃至約1.0mmである。 第3図を参照すると、この図には、本発明で使用するためのパッケージの変形 例110が示してある。この実施形態は、第1図及び第2図の実施形態と極めて 類似している。しかしながら、この実施形態は、ずり減粘液体製品が輸送中及び 貯蔵中にガスを発生する場合に特に適している。容器112は、可撓性であるた め、その内側と周囲圧力との間で生じる圧力差に応じて変形する。ガスを発生す るずり減粘流体製品を本発明で使用する場合に、容器112の壁120が膨出し ないようにするため、パッケージ110は、好ましくは、通気手段を有する。ガ スを発生するずり減粘流体製品の一例は、後述の例1の洗濯用配合物である。こ の配合物は、輸送中及び貯蔵中にガスを発生する過酸化水素を含む。かくして、 通気手段によりパッケージ110内の圧力を外部の雰囲気と同じに、又は少なく とも容器112が大きく変形する圧力より下の所定圧力に維持できる。 通気手段は、好ましくは、パッケージのオーバーキャップ114と関連してい る。本発明では、通気手段は、オーバーキャップ114の下方に垂下した環状壁 130を通って両端に配置された対向する二つの通気チャンネル134によって 構成される。これらの通気チャンネル134により、保持リング122の頂面を 通してガスをオーバーキャップ114と保持リング122と容器のネック116 との間の空間(図示せず)を通して(例えばねじ山127及び128に沿って) 大気中に逃がすことができる。上述のように、パッケージに圧縮力が実質的に加 えられていない場合に多孔質部材124の通路を通って漏出する少量の製品は、 好ましくは、多孔質部材124の通過後に充分に増粘するため、オーバーキャッ プ122の縁部までこれらのチャンネル134を通って流出し続けることがない 。 通気手段がオーバーキャップ114に配置されている場合には、ガスは、上述 の実施形態で論じたように、容器112内から多孔質アプリケータ124を通っ て漏出するのが好ましい。場合によっては、多孔質アプリケータ224の厚さは 、容器212内の圧力が高まったとき、アプリケータ224の通路内の液体の粘 度が、容器212を膨出させる圧力以下の所定の圧力で通路の少なくとも一部か ら放出されるのに充分低下するように設計されているのがよい。ひとたび放出さ れると、流体は増粘し、次に使用されるまで、上述のねばねばしたものを形成せ ずにアプリケータ224の外面上に残るだけである。同様に、弾性容器を使用し た場合、小分け作業の終了時に容器の壁が元に戻るときに周囲空気がアプリケー タ の小さな通路を通って容器内に吸い込まれ、これによって通路の少なくとも一部 から液体を除去する。かくして、ガスはキャップ領域とパッケージの内部との間 を自由に通過できる。 通気手段の性能を向上するため、パッケージ110は、多孔質アプリケータ1 24の通路のうちの少なくとも幾つかからの製品の除去を促すための一つ又はそ れ以上の手段を追加に備えているのがよい。これらの除去手段には、製品を積極 的に又は消極的に除去する手段が含まれる。積極的除去手段の例を第4図に関し て以下に論じる。積極的除去手段の一例がこの実施形態でわかる。多孔質アプリ ケータ124は、直径方向反対側に配置された二つのボア136を有する。これ らのボアは、アプリケータ124を通して部分的に延びており、これによって、 アプリケータをこれらの二つの領域で特に薄くしている。アプリケータ124が 薄いということは、これらの二つの領域の通路がアプリケータ124の残りの部 分の通路よりも短いということを意味する。従って、小分け作業の終了時に容器 112が元に戻るとき、周囲空気がこれらの短い通路を通って優先的に吸い込ま れ、これによってこれらの短い通路を優先的にクリーニングする。これによって 、小分け作業の間で、ガスが自由に通過できる少なくとも幾つかの詰まっていな い通路が確保される。 第4図を参照すると、オーバーキャップ214に配置されたオリフィス234 に膜238を被せることによって、変形例の通気手段が提供される。オリフィス 234の大きさは、ガスを適当に通過させることができるのに充分大きくなけれ ばならない。好ましくは、オリフィス234は円形であり、少なくとも0.5mm の直径を有する。この直径は、更に好ましくは、約1mm乃至約3mmである。オリ フィス234の数は、特定の場合のニーズを満たすのに充分な流量でガスを流す ことができるように当業者によって選択できる。 膜238は、好ましくは、流体に対して不透過性であるがガスに対して透過性 の薄いフィルム材料である。従って、膜238は、ガスを通す液体不透過性の障 壁を提供できる。好ましくは、前記膜238は、パッケージ210の内側と外側 との間の圧力差が最大1×105Pa(1バール)までは、流体(液体)不透過性 である。好ましくは、最大圧力差は500×102Pa(500ミリバール)であ る。更に、膜238は、好ましくは、最低50×102Pa(50ミリバール)の 圧力差で、更に好ましくは、最低5×102Pa(5ミリバール)の圧力差で、ガ スを流すことができる。 更に、膜238は、好ましくは、薄いフィルム材料である。膜238の厚さは 選択事項であるが、好ましくは、約0.2mm乃至約2mmの範囲内にある。膜23 8は、ガスに対して透過性であるが流体に対して不透過性の微小なチャンネルで できたネットワークからなる。これは、例えば欧州特許第593,840号に記 載されている。前記膜238についての好ましい材料には、プラスチック製細孔 フィルムが含まれる。膜の細孔の大きさは、好ましくは、約0.1μm乃至約5 μmの範囲内にあり、更に好ましくは、約0.2μm乃至約1μmの範囲内にあ る。 この用途についての好ましいプラスチック製細孔フィルムには、プラスチック 製不織フィルム、特に、デュポン社がタイベック(タイベック(TYVEK)は 登録商標である)の商標で販売しているポリエチレン製の不織スパンボンデッド フィルム材料が含まれる。このうち、タイベックスタイル10が特に有利である 。これは、流体に対する高度の不透過性を与えるためにフルオロカーボン処理が 施してあるためである。別の好ましいプラスチック製細孔フィルムは、不織布支 持体(ナイロン又はPET製)上にアクリルコポリマーを流延し、フルオロモノ マーによって疎水性を備えるように後処理したフィルムであり、これは、米国ミ シガン州48160アンアーバーのサウスワグナーロード600のゲルマン・サ イエンス社がベルサポー(ベルサポー(VERSAPOR)は登録商標である) の 商標で販売している。 上述のように、多孔質アプリケータの通路の少なくとも一部からの流体製品の 除去を補助するための手段も設けられている。積極的除去手段の一例は、ボア1 36に関して上文中に論じてある。消極的除去手段(即ち、小分け作業に左右さ れない)は、硬質の多孔質アプリケータ224にフルオロカーボン処理を施すこ とによって提供できる。これには、フルオロカーボン材料を微小なスケールでア プリケータ224の表面上に固着することが含まれる。これにより多孔質アプリ ケータ224の表面エネルギが減少する。フルオロカーボン処理で使用するため の一つの可能なフルオロカーボン材料は、3M社がスコッチバン(スコッチバン (SCOTCHBAN)は登録商標である)の商標で販売している材料である。 消極的除去手段の別の例が、特に、このパッケージ210の実施形態でわかる 。第4図及び第5図を参照すると、この消極的除去手段は、傾斜表面240を多 孔質アプリケータ224の底面に対して配置することを含む。これらの傾斜表面 240は、二つの円弧状ばね脚部242によって多孔質アプリケータ224の底 面に押し付けられている。これらのばね脚部242は、容器の末端部216の頂 部と多孔質アプリケータ224との間に保持された平らな環状プレート244に 連結されている。 好ましくは、傾斜表面240の材料は、製品及び/又は多孔質アプリケータ2 24よりも表面エネルギが大きい。そのため、製品は多孔質アプリケータ224 の隣接した通路から傾斜表面240に向かって優先的に移動し、容器212内に 戻る。これによって、隣接した通路のクリーニングを行い、ガスがオーバーキャ ップ214の領域内に自由に通過し、次いで膜238及びオリフィス234を通 ってパッケージ210から出ることができるようにする。 この実施形態では、飛散防止体246もまた設けられている。飛散防止体24 6は、ドレン手段の傾斜表面240と一体である。飛散防止体246は、特に輸 送中に、製品が多孔質アプリケータ224の底面に跳ね上がって通路を塞ぐのを 阻止するのを助ける。かくして、飛散防止体246は、輸送中及び取扱い中に通 路をきれいな状態に保持するのを助け、ガスがこれらの通路を容易に通過できる ようにする。 以下のコンパウンドは、手洗い及び/又は機械洗いによる洗濯で使用するため の本発明用の流体製品の一例である。下文において、「その他」というのは、配 合物の随意の成分、即ち、漂白剤、漂白剤活性剤、溶剤、酵素、ビルダー、ポリ マー、キランツ、香料、消泡剤、色素、増白剤、汚れ抑制剤、色素転移剤、ラジ カルスカベンジャー、防腐剤、及び安定剤等の製品である。 例1 以下に示すずり減粘クリーニング製品の(1)使用中及び(2)非使用中の流 動性の評価を以下の条件で行った。 (a)ずり減粘クリーニング製品成分 重量% 過酸化水素 4.00 アセチルクエン酸トリエチル 3.50 C12−C13アルコールエトキシレート,3EO 8.6 C14−C15アルコールエトキシレート,7E0 6.40 ナトリウムアルキルスルホネート 2.00 水及びその他 残り ハーシェル−バックレーの方程式によるずり減粘製品の流動学的特性は次の 通りである。 A(計算した降伏値)は5.63Paであり、B(本発明の流体製品の粘性率) は1.13であり、C(速度指数)は0.66である。(b)多孔質アプリケータ(第1図及び第2図参照)を持つパッケージ *多孔質体の材料: エチレン酢酸ビニル(EVA) *多孔質体の平均孔径: 30−50μm *多孔質体の平均厚さ: 9.6mm(ほぼ均等) *多孔質体の表面の直径:17.0mm 上述のパッケージには、上述のずり減粘クリーニング製品が詰めてある。 (1)使用中:多孔質体アプリケータをボトル(第2図参照)の頂部に備えた 容器を水平面に対して90°の角度で保持し、室温(約20℃)で圧縮力(1. 5kg/cm2及び1.0kg/cm2)を容器に加える。アプリケータから出た製品の量を 5秒間に亘って計測した。 その結果、1.5kg/cm2の力が加えられた場合の製品の平均流量は18.1g/ min.であり、1.0kg/cm2の力が加えられた場合の製品の平均流量は6.4g/mi n.である。 1.5kg/cm2及び1.0kg/cm2でのこれらの流量は、クリーニング製品の予備 処理に対する消費者のニーズを満たす。 (2)非使用中:(1)と同じである。多孔質体アプリケータをボトル(第2 図参照)の頂部に備えた容器を水平面に対して45°の角度で保持し、室温(約 20℃)で圧縮力を容器に加えない。アプリケータから出た製品の量を1.5分 間に亘って計測した。 その結果、製品の平均流量は0.06g/min.である。例2 以下に示すずり減粘クリーニング製品の(1)使用中及び(2)非使用中の流 動性の評価を以下の条件で行った。(a)ずり減粘クリーニング製品 成分 重量% 過酸化水素 6.0 アセチルクエン酸トリエチル 3.5 C12−C13アルコールエトキシレート,3EO 8.1 C14−C15アルコールエトキシレート,7EO 6.9 ナトリウムアルキルスルホネート 2.0 硫酸 最大pH4 水及びその他 残り(b)多孔質アプリケータ(第1図及び第2図参照)を持つパッケージ *多孔質体の材料: エチレン酢酸ビニル(EVA) *多孔質体の平均孔径: 30−50μm *多孔質体の平均厚さ: 9.2mm(ほぼ均等) *多孔質体の表面の直径:17.0mm (1)使用中:多孔質体アプリケータをボトル(第1図及び第2図参照)の頂 部に備えた容器を水平面に対して90°の角度で保持し、室温(約20℃)で圧 縮力(1.5kg/cm2)を容器に加える。アプリケータから出た製品の量を5秒間 に亘って計測した。 その結果、製品の平均流量は、クリーニング製品の予備処理に対する消費者の ニーズを満たす。 (2)非使用中:(1)と同じである。多孔質体アプリケータをボトル(第1 図及び第2図参照)の頂部に備えた容器を水平面に対して45°の角度で保持し 、室温(約20℃)で圧縮力を容器に加えない。アプリケータから出た製品の量 を1.5分間に亘って計測した。 その結果、製品の平均流量は0.1g/min.以下である。例3 以下に示すずり減粘クリーニング製品の(1)使用中及び(2)非使用中の流 動性の評価を以下の条件で行った。(a)ずり減粘クリーニング製品 成分 重量% ステアリン酸 4.5 パルミチン酸 3.7 ミリスチン酸 5.2 ラウリン酸 2.1 トリクロサン(Triclosan ) 0.2 水酸化カリウム(87%) 2.3 グリセリン 9.0 メイオークエスト(Mayoquest )(45%) (HEDP/DPTAの50/50混合物) 0.3 ナトリウムラウロイルサルコシネート(30%) 8.0 JR−400 0.3 水及びその他 残り(b)多孔質アプリケータ(第1図及び第2図参照)を持つパッケージ *多孔質体の材料: エチレン酢酸ビニル(EVA) *多孔質体の平均孔径: 1−2μm *多孔質体の平均厚さ: 0.1mm(ほぼ均等) *多孔質体の表面の直径:20.0mm 上述のパッケージには、上述のずり減粘クリーニング製品が詰めてある。 (1)使用中:多孔質体アプリケータをボトル(第1図及び第2図参照)の頂 部に備えた容器を水平面に対して90°の角度で保持し、室温(約20℃)で圧 縮力(1.5kg/cm2)を容器に加える。アプリケータから出た製品の量を5秒間 に亘って計測した。 その結果、製品の平均流量は、液体石鹸クリーニング製品の予備処理に対する 消費者のニーズを満たす。 (2)非使用中:(1)と同じである。多孔質体アプリケータをボトル(第1 図及び第2図参照)の頂部に備えた容器を水平面に対して45°の角度で保持し 、室温(約20℃)で圧縮力を容器に加えない。アプリケータから出た製品の量 を1.5分間に亘って計測した。 その結果、製品の平均流量は0.1g/min.以下である。例4 以下に示すずり減粘クリーニング製品の(1)使用中及び(2)非使用中の流 動性の評価を以下の条件で行った。(a)ずり減粘クリーニング製品 成分 重量% 陰イオン系界面活性剤混合物(アンモニウムラウリル スルフェート及びアンモニウムラウリルエトキシレー テッドスルフェート) 18 ココナッツモノエタノールアミド 1.3 脂肪アルコール(C16及びC18) 0.70 エチレングリコールジステアレート 2.0 水及びその他 残り(b)多孔質アプリケータ(第1図及び第2図参照)を持つパッケージ *多孔質体の材料: エチレン酢酸ビニル(EVA) *多孔質体の平均孔径: 30−50μm *多孔質体の平均厚さ: 2.6mm(ほぼ均等) *多孔質体の表面の直径:17.0mm 上述のパッケージには、上述のずり減粘クリーニング製品が詰めてある。 (1)使用中:多孔質体アプリケータをボトル(第1図及び第2図参照)の頂 部に備えた容器を水平面に対して90°の角度で保持し、室温(約20℃)で圧 縮力(2.0kg/cm2)を容器に加える。アプリケータから出た製品の量を5秒間 に亘って計測した。 その結果、製品の平均流量(24g/min.)は、クリーニング製品の予備処理に 対する消費者のニーズを満たす。 (2)非使用中:(1)と同じである。多孔質体アプリケータをボトル(第1 図及び第2図参照)の頂部に備えた容器を水平面に対して45°の角度で保持し 、室温(約20℃)で圧縮力を容器に加えない。アプリケータから出た製品の量 を1.5分間に亘って計測した。 その結果、製品の平均流量は0.05g/min.以下である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 中村 喜一郎 兵庫県神戸市東灘区向洋町中1−4−124 −609

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合わせを持つパッケー ジにおいて、 (a)ずり減粘流体製品、及び (b)前記ずり減粘製品を収容するための容器を含むパッケージを有し、 (i)前記容器は、小分けオリフィスを有し、 (ii)前記パッケージは、前記小分けオリフィスと隣接して取り付けられた、 複数の小さな通路を持つ多孔質アプリケータを更に有し、 前記小分けオリフィス及び前記小さな通路が小分け通路を形成し、前記小さな 通路は、所定の平均孔径を有し、前記容器に圧縮力が実質的に加えられていない 場合には、前記ずり減粘製品は実質的に漏れず、前記容器に手で圧縮力を加えた 場合には、前記ずり減粘製品は、所望量の製品を送出するのに充分な流量を持つ ことを特徴とする、多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合わせを持 つパッケージ。 2. 前記ずり減粘流体製品は、塑性流体の特性を有する、請求項1に記載の 多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合わせを持つパッケージ。 3. 前記小分けオリフィスの平均孔径は、約0.001mm乃至約2mmであり 、そのため、前記容器に実質的に圧縮力が加えられていない場合の前記ずり減粘 流体製品の流量は0.1g/分よりも小さく、前記容器に約0.5kg/cm2乃至約 5kg/cm2の圧縮力を手で加えた場合の前記ずり減粘流体製品の流量は少なくとも 約5g/分である、請求項1に記載の多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品 の組み合わせを持つパッケージ。 4. 前記ずり減粘流体製品は、下記のハーシェル−バックレーの方程式 〔応力〕=A+B×〔ずれ速度〕C を使用して計測した場合に、A(算出した降伏値)>0であり、B(本発明の流 体製品の粘性率)はハーシェル−バックレーの方程式を満たす係数であり、C( 速度指数)の範囲が0<C<1である流動学的条件を満たす、請求項1に記載の 多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合わせを持つパッケージ。 5. 前記ずり減粘流体製品は、クリーニング製品である、請求項1に記載の 多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合わせを持つパッケージ。 6. 前記クリーニング製品は、洗濯用製品、靴製品、皿洗い製品、洗浄製品 、及び家庭用クリーニング製品からなる群から選択される、請求項5に記載の多 孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合わせを持つパッケージ。 7. 前記多孔質アプリケータの材料は、合成樹脂粉体を加熱し焼結すること によって得られた硬質の多孔質材料でできている、請求項1に記載の多孔質アプ リケータ及びずり減粘流体製品の組み合わせを持つパッケージ。 8. 前記多孔質アプリケータは、均等な厚さを有する、請求項6に記載の多 孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合わせを持つパッケージ。 9. 前記多孔質アプリケータの平均の厚さは約2.0mm乃至約10.0mmで ある、請求項6に記載の多孔質アプリケータ及びずり減粘流体製品の組み合わせ を持つパッケージ。 10. 前記クリーニング製品は、(i)陰イオン系界面活性剤、非イオン系 界面活性剤、陽イオン系界面活性剤、及び両性界面活性剤からなる群から選択さ れた一つ又はそれ以上の界面活性剤、及び(ii)漂白剤、漂白剤活性剤、溶剤、 酵素、ビルダー、ポリマー、キランツ、香料、消泡剤、色素、増白剤、汚れ抑制 剤、色素転移剤、ラジカルスカベンジャー、及び防腐剤からなる群から選択され た一つ又はそれ以上の成分からなる、請求項3に記載の多孔質アプリケータ及び ずり減粘流体製品の組み合わせを持つパッケージ。
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