JPH0840875A - 粒子状の構築剤を含有する皮膚のクレンジングのための固体組成物 - Google Patents
粒子状の構築剤を含有する皮膚のクレンジングのための固体組成物Info
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- JPH0840875A JPH0840875A JP7172565A JP17256595A JPH0840875A JP H0840875 A JPH0840875 A JP H0840875A JP 7172565 A JP7172565 A JP 7172565A JP 17256595 A JP17256595 A JP 17256595A JP H0840875 A JPH0840875 A JP H0840875A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 計量が容易であり、また運搬にも適し、濯ぎ
落ちのよい皮膚のクレンジングのための固体組成物を提
供する。 【解決手段】 化粧品として許容される媒体中に、この
媒体に不溶な固体粒子からなり、上記媒体を含有する組
成物に変形可能な固体の外観を付与する構築剤を分散さ
せ、上記粒子を、少なくとも臨界顔料チャージ体積と等
しい濃度とする。
落ちのよい皮膚のクレンジングのための固体組成物を提
供する。 【解決手段】 化粧品として許容される媒体中に、この
媒体に不溶な固体粒子からなり、上記媒体を含有する組
成物に変形可能な固体の外観を付与する構築剤を分散さ
せ、上記粒子を、少なくとも臨界顔料チャージ体積と等
しい濃度とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、変形可能な固体の
状態である、皮膚用の新規なクレンジング組成物に関す
る。その比類ない滑らかさにより、この組成物は顔およ
び身体のいずれにも用いることが可能である。
状態である、皮膚用の新規なクレンジング組成物に関す
る。その比類ない滑らかさにより、この組成物は顔およ
び身体のいずれにも用いることが可能である。
【０００２】本発明はまた、皮膚のクレンジングのため
の美容処理方法にも関する。
の美容処理方法にも関する。
【０００３】さらに、本発明は、皮膚のクレンジング用
組成物中に特定の構築剤を用いる方法にも関する。
組成物中に特定の構築剤を用いる方法にも関する。
【０００４】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】皮膚用ク
レンジング組成物は、通常、石鹸のような固形物の形
態、あるいは高粘度もしくは低粘度の液体の形態であ
る。
レンジング組成物は、通常、石鹸のような固形物の形
態、あるいは高粘度もしくは低粘度の液体の形態であ
る。
【０００５】石鹸を使用する際には、石鹸全体がその都
度利用され、そのため水と接触していることによって次
第に柔らかくなり、非常に速く消費される。最後には割
れてしまい、使用が困難な細かい破片が残るのが普通で
ある。さらに、柔らかくなった石鹸は滑りやすく、それ
ゆえ特に幼い子供には扱い難いものである。結果として
石鹸の代りにクレンジング液を使用するのが一般的とな
っている。しかしながら、組成物が液状であれば、指の
間から漏れやすいことから、これを計量することは困難
である。さらにまた、組成物が液状であれば、これが包
装から漏れ出す可能性も高くなる。
度利用され、そのため水と接触していることによって次
第に柔らかくなり、非常に速く消費される。最後には割
れてしまい、使用が困難な細かい破片が残るのが普通で
ある。さらに、柔らかくなった石鹸は滑りやすく、それ
ゆえ特に幼い子供には扱い難いものである。結果として
石鹸の代りにクレンジング液を使用するのが一般的とな
っている。しかしながら、組成物が液状であれば、指の
間から漏れやすいことから、これを計量することは困難
である。さらにまた、組成物が液状であれば、これが包
装から漏れ出す可能性も高くなる。
【０００６】単純には、液状クレンジング組成物は、水
を含有する、化粧品として許容される担体中に、一以上
の界面活性剤を含む。
を含有する、化粧品として許容される担体中に、一以上
の界面活性剤を含む。
【０００７】液状クレンジング組成物を用いる度ごと
に、クレンジング後の皮膚を濯ぐことが必要である。悪
いことに、数多くの液状組成物が、濯ぎ流すのが困難お
よび／または皮膚の上に製品の跡を残すという欠点を有
している。
に、クレンジング後の皮膚を濯ぐことが必要である。悪
いことに、数多くの液状組成物が、濯ぎ流すのが困難お
よび／または皮膚の上に製品の跡を残すという欠点を有
している。
【０００８】さらに、使用者はますます新規な製品のき
めと新たな製品コンセプトとを求めている。
めと新たな製品コンセプトとを求めている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の主題は、まさ
に、特に上述の欠点を克服することを可能にする新規な
皮膚用クレンジング組成物である。特に、この組成物
は、濯ぎ落ちの良さが顕著であり、並外れたきめ（テク
スチャー）を有する。加えて、これは、適用が容易であ
り、水中で申し分なく湿る。
に、特に上述の欠点を克服することを可能にする新規な
皮膚用クレンジング組成物である。特に、この組成物
は、濯ぎ落ちの良さが顕著であり、並外れたきめ（テク
スチャー）を有する。加えて、これは、適用が容易であ
り、水中で申し分なく湿る。
【００１０】出願人らは、驚くべきことに、新たな構築
剤もしくはきめ出し剤（テクスチャー剤）を用いること
によって、皮膚クレンジング組成物を変形可能な固形の
状態とすることが可能であることを見出した。
剤もしくはきめ出し剤（テクスチャー剤）を用いること
によって、皮膚クレンジング組成物を変形可能な固形の
状態とすることが可能であることを見出した。
【００１１】このように、本発明は、化粧品として許容
される媒体中に、この媒体に不溶であって、固体粒子を
形成する構築剤を含有し、このことによってこの媒体を
含む組成物が変形可能な固体の状態となり、この構築剤
は希釈剤を用いて皮膚から除去することが可能であり、
上記粒子は少なくとも臨界顔料チャージ体積と等しい濃
度であることを特徴とする皮膚用クレンジング組成物に
関する。
される媒体中に、この媒体に不溶であって、固体粒子を
形成する構築剤を含有し、このことによってこの媒体を
含む組成物が変形可能な固体の状態となり、この構築剤
は希釈剤を用いて皮膚から除去することが可能であり、
上記粒子は少なくとも臨界顔料チャージ体積と等しい濃
度であることを特徴とする皮膚用クレンジング組成物に
関する。
【００１２】本発明の別の主題は、変形可能な固形の状
態とするための、皮膚用クレンジング剤中での構築剤の
利用であり、この構築剤は固体粒子を形成し、希釈剤を
用いて除去することができ、また上記粒子は少なくとも
臨界顔料チャージ体積と等しい濃度である。
態とするための、皮膚用クレンジング剤中での構築剤の
利用であり、この構築剤は固体粒子を形成し、希釈剤を
用いて除去することができ、また上記粒子は少なくとも
臨界顔料チャージ体積と等しい濃度である。
【００１３】この固体組織の有利な点の一つは、本発明
の組成物が、特に運搬中にその包装から漏れる恐れがな
いことである。さらには、この組成物は非常に扱いやす
く、指の間から流れることがない。通常の液体よりも、
ずっと計量が容易である。さらにまた、使用の度ごとに
一回分の望ましい量をとることができるので、石鹸のよ
うに徐々に無くなってしまうといった問題がない。
の組成物が、特に運搬中にその包装から漏れる恐れがな
いことである。さらには、この組成物は非常に扱いやす
く、指の間から流れることがない。通常の液体よりも、
ずっと計量が容易である。さらにまた、使用の度ごとに
一回分の望ましい量をとることができるので、石鹸のよ
うに徐々に無くなってしまうといった問題がない。
【００１４】本発明によれば、この組成物は乾燥し、変
形可能な固形の状態であり、染みをつけることがなく、
マシュマロ様である（マシュマロの堅さについては文献
ＵＳ-Ａ-３，６８２，６５９を参照）。この固体は子供
用の粘土のように形作ることができる。これは、必要な
量の製品をとるためにたやすく壊すことができる。特
に、この組成物は、例えば小さな立方体もしくはビーズ
もしくは小袋の形態で、一回量ずつ包装することがで
き、このことは特に衛生の観点から有利なものである。
形可能な固形の状態であり、染みをつけることがなく、
マシュマロ様である（マシュマロの堅さについては文献
ＵＳ-Ａ-３，６８２，６５９を参照）。この固体は子供
用の粘土のように形作ることができる。これは、必要な
量の製品をとるためにたやすく壊すことができる。特
に、この組成物は、例えば小さな立方体もしくはビーズ
もしくは小袋の形態で、一回量ずつ包装することがで
き、このことは特に衛生の観点から有利なものである。
【００１５】本発明の粒子によって、通常は二つの分離
相となる成分（例えば油／水のような、混和しない成
分）から、特に均一な（変形可能な固体）構造を得るこ
とができる。
相となる成分（例えば油／水のような、混和しない成
分）から、特に均一な（変形可能な固体）構造を得るこ
とができる。
【００１６】滑らかで快適な肌ざわりの固体を得る目的
のためには、粒径が、例えば５〜２００μmのように、
１〜３００μmの範囲、好ましくは１０〜１００μmであ
る粒子を用いるのが好ましく、更に良いのは１５〜４０
μmである。
のためには、粒径が、例えば５〜２００μmのように、
１〜３００μmの範囲、好ましくは１０〜１００μmであ
る粒子を用いるのが好ましく、更に良いのは１５〜４０
μmである。
【００１７】これら粒子が与える優れた滑らかさによ
り、本発明のクレンジング組成物は、敏感肌の人が使用
することのできるものである。
り、本発明のクレンジング組成物は、敏感肌の人が使用
することのできるものである。
【００１８】本発明の組成物を、軽く、無形の状態とす
るためには、０．０９未満、より良いのは０．０６未満
の密度を有する粒子が有利に用いられ、０．０４未満で
あると更に良い。
るためには、０．０９未満、より良いのは０．０６未満
の密度を有する粒子が有利に用いられ、０．０４未満で
あると更に良い。
【００１９】このような低密度の粒子を得る目的のため
には、中空で気体を充填した粒子が有利に用いられる。
この気体としては、空気、窒素、イソブタン、イソペン
タンなどがよい。
には、中空で気体を充填した粒子が有利に用いられる。
この気体としては、空気、窒素、イソブタン、イソペン
タンなどがよい。
【００２０】本発明の別の有利な特色によれば、上記粒
子はビーズの形態をとる。しかしながら、繊維の形態の
粒子を用いることも可能である。
子はビーズの形態をとる。しかしながら、繊維の形態の
粒子を用いることも可能である。
【００２１】これら粒子は、化粧用として許容される媒
体もしくは担体と化学反応を起こさない、様々な不活性
物質からなるもので、特に、これら粒子はオイル、界面
活性剤、水および、活性剤の様な、この組成物の他の様
々な成分と反応しないものであるとよい。
体もしくは担体と化学反応を起こさない、様々な不活性
物質からなるもので、特に、これら粒子はオイル、界面
活性剤、水および、活性剤の様な、この組成物の他の様
々な成分と反応しないものであるとよい。
【００２２】本発明のきめ出し剤は、単純な希釈によっ
て皮膚から容易に除去できるという、特に著しい特色を
有する。このきめ出し剤は実際のところ、化粧用担体の
媒介物もしくは容器としてはたらく。さらにこのきめ出
し剤により、水を用いる単純な希釈によって、変形可能
な固体に含まれる担体と特に活性剤とを、必要に応じて
回収することが可能である。このことはおそらく、化粧
用担体が粒子の中ではなく、固体の粒子間の空間に収容
されている事実による。
て皮膚から容易に除去できるという、特に著しい特色を
有する。このきめ出し剤は実際のところ、化粧用担体の
媒介物もしくは容器としてはたらく。さらにこのきめ出
し剤により、水を用いる単純な希釈によって、変形可能
な固体に含まれる担体と特に活性剤とを、必要に応じて
回収することが可能である。このことはおそらく、化粧
用担体が粒子の中ではなく、固体の粒子間の空間に収容
されている事実による。
【００２３】水の他にも、塩をチャージした水を希釈剤
として用いることもできる。
として用いることもできる。
【００２４】きめ出し剤のための選択基準として、以下
の試験を行なうとよい： - Color Indexに“ＣＩ ４２０９０”として載ってい
るブリリアントブルーＦＣＦの二ナトリウム塩のよう
な、クレンジングの分野で従来より用いられている染料
を含む水に、有色のペーストが得られるまで一定の粒子
を加え、 - 上記ペーストの上に水滴を落とす。
の試験を行なうとよい： - Color Indexに“ＣＩ ４２０９０”として載ってい
るブリリアントブルーＦＣＦの二ナトリウム塩のよう
な、クレンジングの分野で従来より用いられている染料
を含む水に、有色のペーストが得られるまで一定の粒子
を加え、 - 上記ペーストの上に水滴を落とす。
【００２５】水滴と接触する地点のペーストが、他の部
分より格段に透明である場合は、懸かる粒子はきめ出し
剤の候補となることを意味する。その一方で、接触する
地点においてペーストが脱色しない場合は、懸かる粒子
は全く不適当であることを意味する。
分より格段に透明である場合は、懸かる粒子はきめ出し
剤の候補となることを意味する。その一方で、接触する
地点においてペーストが脱色しない場合は、懸かる粒子
は全く不適当であることを意味する。
【００２６】不活性粒子としては、例えばナイロンのよ
うなポリアミドおよび、アクリロニトリル、塩化ビニリ
デン、塩化ビニルおよび／またはアクリル酸もしくはス
チレンモノマーの、重合体もしくは共重合体などの熱可
塑性物質からなるものが有利であり、膨張されたもので
あるとよい。 例えばアクリル酸モノマーとしては、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチルもしくはメタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチルなどがある。例えばスチ
レンモノマーとしては、α-メチルスチレンもしくはス
チレンなどがある。
うなポリアミドおよび、アクリロニトリル、塩化ビニリ
デン、塩化ビニルおよび／またはアクリル酸もしくはス
チレンモノマーの、重合体もしくは共重合体などの熱可
塑性物質からなるものが有利であり、膨張されたもので
あるとよい。 例えばアクリル酸モノマーとしては、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチルもしくはメタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチルなどがある。例えばスチ
レンモノマーとしては、α-メチルスチレンもしくはス
チレンなどがある。
【００２７】ナイロン粒子としては、Atochem社より市
販の“Ｏｒｇａｓｏｌ”粒子を用いることができる。こ
れらの粒子は、直径が５〜６０μmの範囲の多孔質固体
の球である。
販の“Ｏｒｇａｓｏｌ”粒子を用いることができる。こ
れらの粒子は、直径が５〜６０μmの範囲の多孔質固体
の球である。
【００２８】上記粒子は、塩化ビニリデンおよびアクリ
ロニトリルの、もしくは塩化ビニリデン、アクリロニト
リルおよびメタクリル酸の膨張された共重合体の中空で
変形可能な粒子であることが好ましい。例えば、下記の
ものを含有する共重合体を用いることができる：塩化ビ
ニリデンより誘導される単位０〜６０％、アクリロニト
リルより誘導される単位２０〜９０％、アクリル酸もし
くはスチレンモノマーより誘導される単位０〜５０％、
これらパーセンテージ（重量％）の合計は１００になる
ようにする。これら粒子は、特に乾燥もしくは水素化し
た状態であり、例えば、次の特許および特許公開ＥＰ-
Ａ-５６，２１９、ＥＰ-Ａ-３４８，５７２、ＥＰ-Ａ-
３２０，４７３、ＥＰ-Ａ-１１２，８０７およびＵＳ-
Ａ-３，６１５，９７２に記載の方法により得ることが
できる。
ロニトリルの、もしくは塩化ビニリデン、アクリロニト
リルおよびメタクリル酸の膨張された共重合体の中空で
変形可能な粒子であることが好ましい。例えば、下記の
ものを含有する共重合体を用いることができる：塩化ビ
ニリデンより誘導される単位０〜６０％、アクリロニト
リルより誘導される単位２０〜９０％、アクリル酸もし
くはスチレンモノマーより誘導される単位０〜５０％、
これらパーセンテージ（重量％）の合計は１００になる
ようにする。これら粒子は、特に乾燥もしくは水素化し
た状態であり、例えば、次の特許および特許公開ＥＰ-
Ａ-５６，２１９、ＥＰ-Ａ-３４８，５７２、ＥＰ-Ａ-
３２０，４７３、ＥＰ-Ａ-１１２，８０７およびＵＳ-
Ａ-３，６１５，９７２に記載の方法により得ることが
できる。
【００２９】これらの中空の粒子は、例えば、“５５１
ＤＥ １２”（粒径約１２μm、比重４０kg/m3）、
“５５１ ＤＥ ２０”（粒径約３０μm、比重６５kg/
m3）および“５５１ ＤＥ ５０”（粒径約４０μm）
とよぶ、塩化ビニリデン、アクリロニトリルおよびメタ
クリル酸のターポリマーから形成される、Nobel Casco
社から商品名“ＥＸＰＡＮＣＥＬ”として市販のもので
あるとよい。同様の膨張した、乾燥状態のターポリマー
から形成される微小球で、以下にＥＬ ２３とよぶ約１
８μmの粒径および約６０〜８０kg/m3の比重を有する微
小球、以下にＥＬ ４３として言及する約３４μmの粒
径で約２０kg/m3の比重を有する微小球、以下に“ＥＬ
５５”とよぶ約１５０μmの粒径を有する微小球もま
た、挙げることができる。
ＤＥ １２”（粒径約１２μm、比重４０kg/m3）、
“５５１ ＤＥ ２０”（粒径約３０μm、比重６５kg/
m3）および“５５１ ＤＥ ５０”（粒径約４０μm）
とよぶ、塩化ビニリデン、アクリロニトリルおよびメタ
クリル酸のターポリマーから形成される、Nobel Casco
社から商品名“ＥＸＰＡＮＣＥＬ”として市販のもので
あるとよい。同様の膨張した、乾燥状態のターポリマー
から形成される微小球で、以下にＥＬ ２３とよぶ約１
８μmの粒径および約６０〜８０kg/m3の比重を有する微
小球、以下にＥＬ ４３として言及する約３４μmの粒
径で約２０kg/m3の比重を有する微小球、以下に“ＥＬ
５５”とよぶ約１５０μmの粒径を有する微小球もま
た、挙げることができる。
【００３０】本発明に用いることのできる他の中空の重
合体の粒子としては、イタコン酸、シトラコン酸、マレ
イン酸およびフマル酸、および酢酸ビニルもしくは乳酸
エステル（これに関しては文献ＪＰ-Ａ-２，１１２，３
０４参照）から得られる重合体および共重合体、あるい
はまた、塩化ビニリデンとアクリルニトリルとの、もし
くは塩化ビニリデン、アクリルニトリルとメタクリル酸
との、非膨張共重合体粒子であって、商品名“ＥＸＰＡ
ＮＣＥＬ”により市販され、５５１ ＷＵとよばれるも
のがある。
合体の粒子としては、イタコン酸、シトラコン酸、マレ
イン酸およびフマル酸、および酢酸ビニルもしくは乳酸
エステル（これに関しては文献ＪＰ-Ａ-２，１１２，３
０４参照）から得られる重合体および共重合体、あるい
はまた、塩化ビニリデンとアクリルニトリルとの、もし
くは塩化ビニリデン、アクリルニトリルとメタクリル酸
との、非膨張共重合体粒子であって、商品名“ＥＸＰＡ
ＮＣＥＬ”により市販され、５５１ ＷＵとよばれるも
のがある。
【００３１】対照的に、コーンスターチ、火成シリカ
の、もしくは非膨張ポリエステル、ポリウレタンもしく
はポリエチレンの粒子では、濯ぎの際に皮膚からよく除
去される固体組成物を得ることは不可能であった。
の、もしくは非膨張ポリエステル、ポリウレタンもしく
はポリエチレンの粒子では、濯ぎの際に皮膚からよく除
去される固体組成物を得ることは不可能であった。
【００３２】一般に認められるように、固体粒子を用い
て液状の媒体の粘度を修正することは知られている（こ
の主題に関しては、A. Toussaint“Choice of rheologi
calmodel for steady flow: application to industria
l concentrated suspensions"からの論文、Elsevier Se
quoia, 1992, Progress in Organic Coatings, 21,p.25
5-267を参照）が、今日まで、粒子が分散している媒体
を貯蔵するために、一定の粒子の濃度から得られる固体
生成物を、クレンジングの分野に用いることは記載も示
唆もされていない。
て液状の媒体の粘度を修正することは知られている（こ
の主題に関しては、A. Toussaint“Choice of rheologi
calmodel for steady flow: application to industria
l concentrated suspensions"からの論文、Elsevier Se
quoia, 1992, Progress in Organic Coatings, 21,p.25
5-267を参照）が、今日まで、粒子が分散している媒体
を貯蔵するために、一定の粒子の濃度から得られる固体
生成物を、クレンジングの分野に用いることは記載も示
唆もされていない。
【００３３】言い換えれば、上記変形可能な固体の生成
等は、組成物中の構築剤の量に関連しており、ＣＰＣＶ
と略記する臨界顔料チャージ体積で表す、ある粒子の量
を越えると、媒体の粘度の突然の増加が観測される。Ｃ
ＰＣＶは、媒体と粒子の性質に応じて変化するものであ
る。したがって、これは毎回測定しなければならない。
当業者にとっては、こうした測定はなんら問題となるも
のではない。例えば、ＣＰＣＶを測定するために公式の
ＡＳＴＭ法を用いることができる。
等は、組成物中の構築剤の量に関連しており、ＣＰＣＶ
と略記する臨界顔料チャージ体積で表す、ある粒子の量
を越えると、媒体の粘度の突然の増加が観測される。Ｃ
ＰＣＶは、媒体と粒子の性質に応じて変化するものであ
る。したがって、これは毎回測定しなければならない。
当業者にとっては、こうした測定はなんら問題となるも
のではない。例えば、ＣＰＣＶを測定するために公式の
ＡＳＴＭ法を用いることができる。
【００３４】本発明の別の主題は、皮膚のクレンジング
のための、上述の組成物の使用方法である。
のための、上述の組成物の使用方法である。
【００３５】すなわち、本発明の別の主題は、上述のよ
うに組成物を皮膚に適用し、次いで皮膚を濯ぐことから
なる皮膚用クレンジング方法である。
うに組成物を皮膚に適用し、次いで皮膚を濯ぐことから
なる皮膚用クレンジング方法である。
【００３６】本発明の組成物は、きめ出し剤の他に、従
来よりクレンジング組成物に用いられている成分全てを
含有する。これらの成分は、特に、鉱物、植物、合成の
もしくはシリコーン含有のオイル、水、スクリーン剤、
芳香剤、起泡性および／またはクレンジング界面活性
剤、重合体、防腐剤、酸化防止剤、ｐＨ調整剤、金属イ
オン封鎖剤、充填剤等である。
来よりクレンジング組成物に用いられている成分全てを
含有する。これらの成分は、特に、鉱物、植物、合成の
もしくはシリコーン含有のオイル、水、スクリーン剤、
芳香剤、起泡性および／またはクレンジング界面活性
剤、重合体、防腐剤、酸化防止剤、ｐＨ調整剤、金属イ
オン封鎖剤、充填剤等である。
【００３７】本発明による組成物は、特に一以上のクレ
ンジングおよび／または起泡性界面活性剤を含有し、こ
れは非イオン性、アニオンおよび／または両性の界面活
性剤であってよく、例えば、組成物総重量に対して５〜
６０重量％、好ましくは１０〜４０重量％の量を用いる
ことができる。
ンジングおよび／または起泡性界面活性剤を含有し、こ
れは非イオン性、アニオンおよび／または両性の界面活
性剤であってよく、例えば、組成物総重量に対して５〜
６０重量％、好ましくは１０〜４０重量％の量を用いる
ことができる。
【００３８】非イオン性界面活性剤としては、例えば、
アルキルフェノールオキシド縮合物および、エチレンオ
キシド、プロピレンオキシドおよびエチレンジアミンの
縮合物、アルキルポリグルコシド類、例えば“ＣＨＩＭ
ＥＸＡＮＥ ＮＦ”の名でChimex社より市販の、ポリグ
リセリル-３=ヒドロキシラウリルエーテル（ＣＴＦＡ
名）のような脂肪酸ポリエチレングリコールグリセリル
エステル類等を挙げることができる。
アルキルフェノールオキシド縮合物および、エチレンオ
キシド、プロピレンオキシドおよびエチレンジアミンの
縮合物、アルキルポリグルコシド類、例えば“ＣＨＩＭ
ＥＸＡＮＥ ＮＦ”の名でChimex社より市販の、ポリグ
リセリル-３=ヒドロキシラウリルエーテル（ＣＴＦＡ
名）のような脂肪酸ポリエチレングリコールグリセリル
エステル類等を挙げることができる。
【００３９】アニオン性界面活性剤としては、例えば、
酒石酸塩類、アシル=ラクチラート類、硫酸アルキル
類、硫酸ポリオキシエチレン化アルキル類、硫酸アルキ
ルエーテル類、カルボン酸アルキルエーテル類、リン酸
モノアルキル類もしくはジアルキル類、およびリン酸エ
トキシル化アルキル類、Ｎ-アシル=サルコシナート類、
グルタミン酸Ｎ-アシル類、アシル=イセチオナート類、
ポリソルバート類およびコハク酸塩類のような、脂肪ア
ルコールポリアルキレングリコールエーテル類等を挙げ
ることができる。
酒石酸塩類、アシル=ラクチラート類、硫酸アルキル
類、硫酸ポリオキシエチレン化アルキル類、硫酸アルキ
ルエーテル類、カルボン酸アルキルエーテル類、リン酸
モノアルキル類もしくはジアルキル類、およびリン酸エ
トキシル化アルキル類、Ｎ-アシル=サルコシナート類、
グルタミン酸Ｎ-アシル類、アシル=イセチオナート類、
ポリソルバート類およびコハク酸塩類のような、脂肪ア
ルコールポリアルキレングリコールエーテル類等を挙げ
ることができる。
【００４０】両性もしくは双性イオン界面活性剤として
は、例えば、ベタインとベタイン誘導体、サルタインと
サルタイン誘導体、およびイミダゾリニウム誘導体等が
ある。
は、例えば、ベタインとベタイン誘導体、サルタインと
サルタイン誘導体、およびイミダゾリニウム誘導体等が
ある。
【００４１】シリコーン含有界面活性剤もまた、本発明
の組成物に用いることができる。シリコーン含有界面活
性剤としては、Wacker社の“ＳＬＭ ＳＰＧ １２０”
のようなグルコシド基を含むポリジメチルシロキサン
類、あるいはまた、U.C.I.B.社の“ＰＥＣＯＳＩＬ Ｓ
ＰＢ-１２４０”のようなアルキル=ホスホベタイン基を
含むポリジメチルシロキサン誘導体等を挙げることがで
きる。
の組成物に用いることができる。シリコーン含有界面活
性剤としては、Wacker社の“ＳＬＭ ＳＰＧ １２０”
のようなグルコシド基を含むポリジメチルシロキサン
類、あるいはまた、U.C.I.B.社の“ＰＥＣＯＳＩＬ Ｓ
ＰＢ-１２４０”のようなアルキル=ホスホベタイン基を
含むポリジメチルシロキサン誘導体等を挙げることがで
きる。
【００４２】本発明の組成物は、さらにオイルを含んで
もよく、これは、組成物総重量に対して、０〜３０重量
％、好ましくは０〜１０重量％の量を用いるのがよい。
もよく、これは、組成物総重量に対して、０〜３０重量
％、好ましくは０〜１０重量％の量を用いるのがよい。
【００４３】本発明に用いるオイルは、例えば、パラフ
ィンオイルおよび流動ワセリンのような鉱物油；ペルヒ
ドロスクアレンのような動物起源のオイル；スィートア
ーモンドオイル、アボカドオイル、ひまし油、ホホバオ
イル、胡麻油、落花生油、グレープシードオイル、菜種
油、ココナッツオイル、ヘーゼルナッツオイル、カリテ
バター（karite butter）、およびその液状部分、パー
ム油、杏仁油、カロフィラムオイル（calophyllum oi
l）、米糠油、コーン胚芽油、小麦胚芽油、大豆油、ヒ
マワリ油、紅花油、トケイソウ油およびライ麦油等のよ
うな植物起源のオイル；および、脂肪エステル、パーセ
リンオイル（purcellin oil）、ミリスチン酸ブチル、
ミリスチン酸イソプロピル、ステアリン酸ヘキサデシ
ル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸オクチ
ル、ステアリン酸イソデシル、オレイン酸デシル、ラウ
リル酸ヘキシルおよびジカプリル酸プロピレングリコー
ルおよび例えばラノリン酸イソプロピルおよびラノリン
酸イソセチル等のようなラノリン酸より誘導されるエス
テル、イソパラフィン、アセチルグリセリド、グリコー
ルおよびグリセリンのようなアルコールおよびポリアル
コールのオクタン酸塩、アルコールおよびポリアルコー
ルのリシノール酸塩、および脂肪酸トリグリセリド等の
ような合成油；シクロメチコーン、揮発性および／また
は非揮発性のポリジメチルシロキサンあるいはまたフェ
ニルジメチルシロキサン等のようなシリコーンオイルか
ら選択されるとよい。
ィンオイルおよび流動ワセリンのような鉱物油；ペルヒ
ドロスクアレンのような動物起源のオイル；スィートア
ーモンドオイル、アボカドオイル、ひまし油、ホホバオ
イル、胡麻油、落花生油、グレープシードオイル、菜種
油、ココナッツオイル、ヘーゼルナッツオイル、カリテ
バター（karite butter）、およびその液状部分、パー
ム油、杏仁油、カロフィラムオイル（calophyllum oi
l）、米糠油、コーン胚芽油、小麦胚芽油、大豆油、ヒ
マワリ油、紅花油、トケイソウ油およびライ麦油等のよ
うな植物起源のオイル；および、脂肪エステル、パーセ
リンオイル（purcellin oil）、ミリスチン酸ブチル、
ミリスチン酸イソプロピル、ステアリン酸ヘキサデシ
ル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸オクチ
ル、ステアリン酸イソデシル、オレイン酸デシル、ラウ
リル酸ヘキシルおよびジカプリル酸プロピレングリコー
ルおよび例えばラノリン酸イソプロピルおよびラノリン
酸イソセチル等のようなラノリン酸より誘導されるエス
テル、イソパラフィン、アセチルグリセリド、グリコー
ルおよびグリセリンのようなアルコールおよびポリアル
コールのオクタン酸塩、アルコールおよびポリアルコー
ルのリシノール酸塩、および脂肪酸トリグリセリド等の
ような合成油；シクロメチコーン、揮発性および／また
は非揮発性のポリジメチルシロキサンあるいはまたフェ
ニルジメチルシロキサン等のようなシリコーンオイルか
ら選択されるとよい。
【００４４】さらに、本発明のクレンジング組成物は、
既知の方法で、親水性もしくは親油性の活性剤、防腐
剤、抗酸化剤、芳香剤および染料のような、皮膚のクレ
ンジングの分野では一般的な補助剤を含んでもよい。こ
れら補助剤は、例えば組成物全体量に対して０．０１〜
１０重量％と、クレンジング組成物での通常の割合で用
いられる。
既知の方法で、親水性もしくは親油性の活性剤、防腐
剤、抗酸化剤、芳香剤および染料のような、皮膚のクレ
ンジングの分野では一般的な補助剤を含んでもよい。こ
れら補助剤は、例えば組成物全体量に対して０．０１〜
１０重量％と、クレンジング組成物での通常の割合で用
いられる。
【００４５】親水性もしくは親油性の活性剤としては、
例えば、ポリオール、特にグリセリンのような水素化
剤、オクトピロックス（octopirox）およびトリクロサ
ン（triclosan）のような抗菌剤、およびサリチル酸の
ような角質除去剤を挙げることができる。
例えば、ポリオール、特にグリセリンのような水素化
剤、オクトピロックス（octopirox）およびトリクロサ
ン（triclosan）のような抗菌剤、およびサリチル酸の
ような角質除去剤を挙げることができる。
【００４６】下記の実施例は、本発明の特徴をより鮮明
に表すために、本発明を詳説するものであり、いかなる
限定をも加えるものではない。
に表すために、本発明を詳説するものであり、いかなる
限定をも加えるものではない。
【００４７】
【実施例】 実施例１：ざ瘡傾向の脂性肌のためのクレンジング組成物 （ＣＴＦＡ命名） 《Ａ相》 ソディウム=ラウレス=サルファート（sodium laureth sulphate） （Henkel社により市販の“Ｔｅｘａｐｏｎ Ｎ７０”） （アニオン性界面活性剤） 12.5% ジソディウム=ココアンフォジアセタート（disodium cocoamphodiacetate） （Rhone-Poulenc社により市販の濃縮“Ｍｉｒａｎｏｌ Ｃ２Ｍ”） （両性界面活性剤） 4.3% ソディウム=ココイル=イセチオナート（sodium cocoyl isethionate）／ソディ ウム=イセチオナート（sodium isethionate）（９０／１０） （Rhone-Poulenc社により市販の“Ｇｅｒａｐｏｎ ＡＣ７８”） （アニオン性界面活性剤） 0.8% グリセリン 3.0% 防腐剤 適量 脱塩水 全体を100%とする量 《Ｂ相》 カリテバターの液体成分 2.0% オクトピロクス（抗菌剤） 0.1% 芳香剤 適量 サリチル酸（角質除去剤） 0.5% 《Ｃ相》 “ＥＸＰＡＮＣＥＬ ５５１ ＤＥ ２０” 14.0%
【００４８】手順としては、Ａ相の様々な成分を必要に
応じて加熱しながら混合して均一な相とし、ここにＢ相
を加え、この混合物を均一化し、ここにＣ相を加えて均
一な相が得られるまで混合した。
応じて加熱しながら混合して均一な相とし、ここにＢ相
を加え、この混合物を均一化し、ここにＣ相を加えて均
一な相が得られるまで混合した。
【００４９】べとつかず、容易に成型でき、容易に湿
り、容易に適用して除去することができ、肌触りが滑ら
かで、優れた起泡力を有する白色ペーストを得た。
り、容易に適用して除去することができ、肌触りが滑ら
かで、優れた起泡力を有する白色ペーストを得た。
【００５０】 実施例２：ざ瘡傾向の脂性肌のためのクレンジング組成物 （ＣＴＦＡ命名） 《Ａ相》 ＰＥＧ-１２０メチルグルコース=ジオレアート （Amerchol社より市販の“Ｇｌｕｃａｍａｔｅ ＤＯＥ １２０”） （非イオン性界面活性剤） 3.5% ソディウム=ラウロイル=サルコシナート （Seppic社より市販の“Ｏｒａｍｉｘ Ｌ３０”） （アニオン性界面活性剤） 14.5% ジソディウム=ローレス=スルホサクシナート （Zchimmer Schwarz社より市販の“Ｓｅｔａｃｉｎ １０３ Ｓｐｅｃｉａｌ” ）（アニオン性界面活性剤） 2.4% ラウラミド=ＤＥＡ （Henkel社により市販の“Ｃｏｍｐｅｒｌａｎ ＬＭＤ”） （非イオン性界面活性剤） 2.0% 脱塩水 全体を100%とする量 《Ｂ相》 コーン胚芽油 2.5% オクトピロクス（抗菌剤） 0.2% 乳酸 全体をpH7とする量 《Ｃ相》 “ＥＸＰＡＮＣＥＬ ５５１ ＤＥ ２０” 8.0%
【００５１】上述の実施例と同様の操作を行ない、同様
の特性を有するペーストを得た。
の特性を有するペーストを得た。
【００５２】 実施例３：あらゆるタイプの肌用のクレンジング組成物 （ＣＴＦＡ命名） 《Ａ相》 ソディウム=ローレス=スルファート （Henkel社により市販の“Ｔｅｘａｐｏｎ Ｎ７０”） （アニオン性界面活性剤） 14% ジソディウム=ココアンフォジアセタート （Rhone-Poulenc社により市販の濃縮“Ｍｉｒａｎｏｌ Ｃ２Ｍ”） （両性界面活性剤） 5% ソディウム=ココイルイセチオナート （Hoechst社により市販の“Ｈｏｐｓｔａｐｏｎ ＳＣＩ”） （アニオン性界面活性剤） 1% 水素化タロウェス-６０=ミリスチル=グリコール（hydrogenated talloweth-60 m yristyl glycol） （Akzo社により市販の“Ｅｌｆａｃｏｓ ＧＴ ２８２ Ｓ”） （非イオン性界面活性剤） 2% 脱塩水 全体を100%とする量 《Ｂ相》 カリテバターの液体成分 3% 《Ｃ相》 “ＥＸＰＡＮＣＥＬ ５５１ ＤＥ ２０” 11%
【００５３】実施例１と同様の操作を行ない、同様の特
性をもつペーストを得た。
性をもつペーストを得た。
【００５４】 実施例４：敏感肌のためのクレンジング組成物 （ＣＴＦＡ命名） 《Ａ相》 ソディウム=ラウロイル=サルコシナート （Seppic社より市販の“Ｏｒａｍｉｘ Ｌ３０”） （アニオン性界面活性剤） 7.0% ジソディウム=ローレス=スルホサクシナート （Zchimmer Schwarz社より市販の“Ｓｅｔａｃｉｎ １０３ Ｓｐｅｃｉａｌ” ）（アニオン性界面活性剤） 2.4% グリセリン 5.0% 脱塩水 全体を100%とする量 《Ｂ相》 スィートアーモンドオイル 1.0% 《Ｃ相》 ＥＬ２３微小球 10.5%
【００５５】操作は上述の実施例と同様に行ない、ま
た、同様の特性を有するペーストを得た。
た、同様の特性を有するペーストを得た。
【００５６】 実施例５：あらゆるタイプの肌用のクレンジング組成物 （ＣＴＦＡ命名） 《Ａ相》 ソディウム=ラウレス=スルファート （Henkel社により市販の“Ｔｅｘａｐｏｎ Ｎ７０”） （アニオン性界面活性剤） 14% ジソディウム=ココアンフォジアセタート （Rhone-Poulenc社により市販の濃縮“Ｍｉｒａｎｏｌ Ｃ２Ｍ”） （両性界面活性剤） 5% グリセリン 3% 脱塩水 全体を100%とする量 《Ｂ相》 ジメチコーン（Dimethicone） （Rhone-Poulenc社により市販の“Ｓｉｌｂｉｏｎｅ Ｏｉｌｓ ７００４７ Ｖ”）（オイル） 2% 《Ｃ相》 ナイロン１２ （Atochem社により市販の“Ｏｒｇａｓｏｌ ２００２ Ｄ Ｎａｔ Ｃｏ”） 44%
【００５７】実施例１と同様の操作を行ない、同様の特
性をもつペーストを得た。
性をもつペーストを得た。
【００５８】 実施例６：あらゆるタイプの肌のためのクレンジング組成物 （ＣＴＦＡ命名） 《Ａ相》 ポリグリセリル-３=ヒドロキシラウリル=エーテル （Chimex社により市販の“Ｃｈｉｍｅｘａｎｅ ＮＦ”） （非イオン性界面活性剤） 6% ソディウム=ラウレス=スルファート （Henkel社により市販の“Ｔｅｘａｐｏｎ Ｎ７０”） （アニオン性界面活性剤） 12% 脱塩水 全体を100%とする量 《Ｂ相》 ジメチコーン（Rhone-Poulenc社により市販の“Ｓｉｌｂｉｏｎｅ Ｏｉｌｓ ７００４７ Ｖ”）（オイル） 1% 《Ｃ相》 “ＥＸＰＡＮＣＥＬ ５５１ ＤＥ ２０” 8%
【００５９】実施例１と同様の操作を行ない、同様の特
性をもつペーストを得た。
性をもつペーストを得た。
【００６０】 実施例７：非常な乾燥肌のためのクレンジング組成物 （ＣＴＦＡ命名） 《Ａ相》 ポリグリセリル-３=ヒドロキシラウリル=エーテル （Chimex社により市販の“Ｃｈｉｍｅｘａｎｅ ＮＦ”） （非イオン性界面活性剤） 10% トリクロサン（抗菌剤） 1% 脱塩水 全体を100%とする量 《Ｂ相》 カリテバターの液体成分 2% カプリリック／カプリック=トリグリセリド （Caprylic/capric triglyceride） 5% 《Ｃ相》 ＥＬ２３微小球 8%
【００６１】実施例１と同じ操作を行ない、同様の特性
を有するペーストを得た。
を有するペーストを得た。
Claims (22)
- 【請求項１】 化粧品として許容される媒体中に、この
媒体に不溶で、固体粒子からなり、上記媒体を含有する
組成物に、変形可能な固体の外観を付与する構築剤を含
有し、この構築剤は希釈剤を用いることで皮膚から除去
することが可能なものであり、上記粒子が、少なくとも
臨界顔料チャージ体積と等しい濃度であることを特徴と
する皮膚のクレンジング用組成物。 - 【請求項２】 上記の粒子が、１〜３００μmの粒径を
有することを特徴とする請求項１に記載の組成物。 - 【請求項３】 粒子が、１０〜１００μmの粒径を有す
ることを特徴とする請求項１または２に記載の組成物。 - 【請求項４】 粒子が、０．０９未満の密度を有するこ
とを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の
組成物。 - 【請求項５】 粒子が、０．０４未満の密度を有するこ
とを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の
組成物。 - 【請求項６】 粒子が、中空であることを特徴とする請
求項１から５のいずれか１項に記載の組成物。 - 【請求項７】 粒子が、熱可塑性材料からなることを特
徴とする請求項１から６のいずれか１項に記載の組成
物。 - 【請求項８】 粒子が、ナイロン、塩化ビニリデンの重
合体と共重合体、アクリロニトリルの重合体と共重合体
および／またはアクリルもしくはスチレンモノマーの重
合体と共重合体から選択される材料からなることを特徴
とする請求項１から７のいずれか１項に記載の組成物。 - 【請求項９】 粒子が、塩化ビニリデンの共重合体、ア
クリロニトリルの共重合体および／または、アクリルも
しくはスチレンモノマーの共重合体で、膨張した、中空
の粒子であることを特徴とする請求項１から８のいずれ
か１項に記載の組成物。 - 【請求項１０】 少なくとも一の起泡性および／または
クレンジング界面活性剤をさらに含有することを特徴と
する請求項１から９のいずれか１項に記載の組成物。 - 【請求項１１】 請求項１から１０のいずれか１項に記
載の組成物を皮膚のクレンジングのために用いることを
特徴とする、該組成物の使用方法。 - 【請求項１２】 請求項１から１０のいずれか１項に記
載の組成物を皮膚に用い、起泡させたのち洗い流すこと
を特徴とする、皮膚のクレンジング方法。 - 【請求項１３】 皮膚のクレンジング用組成物中に構築
剤を用いて、この組成物を変形可能な固体の状態とする
構築剤の使用方法であって、この構築剤が固体粒子から
形成され、希釈剤を用いて除去することが可能であり、
該固体粒子が少なくとも臨界顔料チャージ体積と等しい
濃度であることを特徴とする、構築剤の使用方法。 - 【請求項１４】 上記粒子が、１〜３００μmの粒径を
有することを特徴とする請求項１３に記載の使用方法。 - 【請求項１５】 粒子が、１０〜１００μmの粒径を有
することを特徴とする請求項１３または１４に記載の使
用方法。 - 【請求項１６】 粒子が、０．０９未満の密度を有する
ことを特徴とする請求項１３〜１５のいずれか１項に記
載の使用方法。 - 【請求項１７】 粒子が、０．０４未満の密度を有する
ことを特徴とする請求項１３〜１６のいずれか１項に記
載の使用方法。 - 【請求項１８】 粒子が、中空であることを特徴とする
請求項１３から１７のいずれか１項に記載の使用方法。 - 【請求項１９】 粒子が、熱可塑性材料からなることを
特徴とする請求項１３から１８のいずれか１項に記載の
使用方法。 - 【請求項２０】 粒子が、ナイロン、塩化ビニリデンの
重合体と共重合体、アクリロニトリルの重合体と共重合
体および／またはアクリルもしくはスチレンモノマーの
重合体と共重合体から選択される材料からなることを特
徴とする請求項１３から１９のいずれか１項に記載の使
用方法。 - 【請求項２１】 粒子が、塩化ビニリデン、アクリロニ
トリルおよび／または膨張したアクリルもしくはスチレ
ンモノマーの共重合体の中空の粒子であることを特徴と
する請求項１３から２０のいずれか１項に記載の使用方
法。 - 【請求項２２】 少なくとも一の起泡性および／または
クレンジング界面活性剤をさらに含有することを特徴と
する請求項１３から２１のいずれか１項に記載の使用方
法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9408565A FR2722096A1 (fr) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | Composition nettoyante solide pour la peau contenanr un agent structurant particulaire |
| FR9408565 | 1994-07-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0840875A true JPH0840875A (ja) | 1996-02-13 |
| JP2837113B2 JP2837113B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=9465240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7172565A Expired - Fee Related JP2837113B2 (ja) | 1994-07-11 | 1995-07-07 | 粒子状の構築剤を含有する皮膚のクレンジングのための固体組成物 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0692240B1 (ja) |
| JP (1) | JP2837113B2 (ja) |
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| CA (1) | CA2153548C (ja) |
| DE (1) | DE69519768T2 (ja) |
| ES (1) | ES2155114T3 (ja) |
| FR (1) | FR2722096A1 (ja) |
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| JP2002322029A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Nihon Kolmar Co Ltd | 固形状化粧料 |
| JP2005029532A (ja) * | 2003-07-09 | 2005-02-03 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 皮膚洗浄料 |
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|---|---|---|---|---|
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| FR2779649B1 (fr) * | 1998-06-15 | 2001-04-13 | Oreal | Composition pulverulente chauffante solide a hydrater pour le soin ou le nettoyage de la peau |
| FR2779650B1 (fr) * | 1998-06-15 | 2000-07-21 | Oreal | Composition pulverulente moussante solide a hydrater pour le soin ou le nettoyage de la peau |
| FR2787989B1 (fr) | 1998-12-30 | 2001-07-13 | Depuy France | Vis d'osteosynthese autocompressive pour la chirurgie de petits os |
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