JPH10512272A - 除草用組成物 - Google Patents

除草用組成物

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JPH10512272A
JPH10512272A JP8521997A JP52199796A JPH10512272A JP H10512272 A JPH10512272 A JP H10512272A JP 8521997 A JP8521997 A JP 8521997A JP 52199796 A JP52199796 A JP 52199796A JP H10512272 A JPH10512272 A JP H10512272A
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alkyl
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JP8521997A
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グロック,イュッター,
ケーバー,エルマー
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ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/541,3-Diazines; Hydrogenated 1,3-diazines

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Abstract

(57)【要約】 通常の不活性製剤補助剤にさらに,下に示すa)とb)の混合物からなる活性物質を含有する選択的除草用組成物a)除草剤的に有効量の次式Iで表される除草剤 およびb)除草剤ー拮抗的に有効量の次式IIaで表される化合物 次式IIb1で表される化合物 次式IIb2で表される化合物 次式IIcで表される化合物 次式IIeで表される化合物 次式IIfで表される化合物 もしくは次式IIgで表される化合物、または

Description

【発明の詳細な説明】 除草用組成物 本発明は有用な植物体,特にトウモロコシもしくはライムギ,大麦,エンバク (オートムギ),特に小麦のような穀類等の有用植物体の作物中の細い葉の雑草 および広葉雑草を防除するための選択的除草用組成物であって,除草剤と毒性緩 和剤〔(薬害軽減剤,safener),対抗反応剤,解毒剤〕とからなり,除草剤の 植物毒性作用に対して,有用植物を保護するが雑草は保護しない組成物に関する 。本発明はまた,有用植物中の雑草を防除するための上記組成物の使用方法に関 する。 除草剤を使用する時は,除草剤に関する使用の形態もしくは土壌の性質および 気候条件,例えば,日光に当たる期間,温度および降雨量等により収穫作物体は 相当な範囲に亘り被害を受けるため、除草剤の施用および形態もこれらの条件に 依存し施用することが可能である。これと類似の問題に対抗するため各種の物質 が既に薬害軽減剤として供給され,これは,作物植物体に関する除草剤の効果に 与えるダメージの中和に拮抗的に作用することができる。例えば,防除される雑 草への薬剤効果に影響がないよう作用している間にこの効果から作物植物体を保 護することができる。この状況から度々提案されていた薬害軽減剤は、作物植物 体、除草剤,そのたの事項についてさらに除草剤の使用形態,言い換えれば特殊 な薬害軽減剤と,特殊な作物植物体.特殊な除草剤性物 質の領域で或は特殊な除草剤のために可能な程度適当と成り得る,ということを 発見した。 薬害軽減剤としては、EP−A−492366,WO91/7874およびW O94/987において知られた薬害軽減剤がある種のN−アシルスルホンアミ ド除草剤に関する薬害影響にたいして作物食物体を保護するために適切であるこ とを発見した。そのような除草剤はEP−A−592680,EP−A−514 551,EP−A−353640,WO94/5644,WO92/16511 ,EP−A−444286およびWO92/1677において知られている。 それゆえ,本発明によれば、選択的除草用組成物が提供され、該組成物は,通 常の不活性製剤補助剤の他に, a)除草的に有効量の次式I 〔式中、 Zは炭素原子数1ないし10のアルキル基;ハロゲン原子、炭素原子数3ないし 8のシクロアルキル基,R7O−、R7S(O)n−、R78N−、R8CO−,R9 ON=CR8−,(CH33Si−,−CNもしくはオキシラニル基によって置 換された炭素原子数1ないし10のアルキル基;炭素原子数2ないし8のアルケ ニル基;ハロゲン原子,フェニル基またはハロゲン原子,炭素原子数1ないし6 のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキル基,炭素原子数1ないし6 のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基もしくは炭素原子数 1ないし6のアルコキシカボニル基により置換されたフェニル基,炭素原子数3 ないし8のシクロアルキル基,R7O−,R7S(O)n−,R78N−,(CH3 3Si−,−CN,R8CO−もしくはR9ON=CR8−により置換された炭素 原子数2ないし8のアルケニル基;炭素原子数2ないし8のアルキニル基;炭素 原子数3ないし8のシクロアルキル基;ハロゲン原子、炭素原子数1ないし10 のアルキル基,フェニル基またはハロゲン原子,炭素原子数1ないし6のアルキ ル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキル基,炭素原子数1ないし6のアルコ キシ基、炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基もしくは炭素原子数1ないし 6のアルコキシカボニル基により置換されたフェニル基,R7O−,R7S(O)n −,R78N−,(CH33Si−,−CN,オキソ基,=NOR7,R8CO −もしくはR9ON=CR8−により置換された炭素原子数3ないし8のシクロア ルキル基;炭素原子数3ないし8のシクロアルケニル基;ハロゲン原子、炭素原 子数1ないし10のアルキル基,フェニル基またはハロゲン原子,炭素原子数1 ないし6のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキル基,炭素原子数1 な いし6のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基もしくは炭素 原子数1ないし6のアルコキシカボニル基により置換されたフェニル基,R7O −,R7S(O)n−,R78N−,(CH33Si−,−CN,オキソ基,=N OR7,R8CO−もしくはR9ON=CR8−により置換された炭素原子数3ない し8のシクロアルケニル基;−NR56、R10CON(R6)−もしくはR10S O2N(R6)−を表し, R7は水素原子,炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数2ないし8 のアルケニル基,炭素原子数2ないし8のアルキニル基,フェニル基またはハロ ゲン原子,炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし6のハロア ルキル基,炭素原子数1ないし6のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロ アルコキシ基,もしくは炭素原子数1ないし6のアルコキシカルボニル基によっ て置換されたフェニル基を表し, nは0,1もしくは2を表わし; R8はR7の定義と同じ定義を表すか,もしくは炭素原子数1ないし6のアルコキ シ基,炭素原子数3ないし8のアルケニルオキシ基もしくは炭素原子数3ないし 8のアルキニルオキシ基を表し, R9は炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数2ないし8のアルケニ ル基,もしくは炭素原子数2ないし8のアルキニル基を表し, R10は炭素原子数1ないし10のアルキル基,ハロゲン 原子,R7O−,R7S(O)n−,−NR78もしくは−CNによって置換され た炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数2ないし8のアルケニル基 ,ハロゲン原子,R7O−,R7S(O)n−,−NR78もしくは−CNによっ て置換された炭素原子数2ないし8のアルケニル基,フェニル基もしくはハロゲ ン原子,炭素原子数1ないし6のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアル キル基,炭素原子数1ないし6のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロア ルコキシ基もしくは炭素原子数1ないし6のアルコキシカルボニル基によって置 換されたフェニル基を表し,上記式中のR7,nおよびR8は上記のものと同じ意 味を表し, R5は炭素原子数1ないし10のアルキル基,ハロゲン原子,炭素原子数3ない し8のシクロアルキル基,R7O−,R7S(O)n−,R78N−,R8CO−, R9ON=CR8−,(CH33Si−,−CNもしくはオキシラニル基によって 置換された炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数2ないし8のアル ケニル基,ハロゲン原子,フェニル基,またはハロゲン原子,炭素原子数1ない し6のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキル基,炭素原子数1ない し6のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基もしくは炭素原 子数1ないし6のアルコキシカルボニル基により置換されたフェニル基,炭素原 子数3ないし8のシクロアルキル基,R7O−,R7S(O)n−, R78N−,(CH33Si−,−CN,R8CO−またはR9ON=CR8−に より置換された炭素原子数2ないし8のアルケニル基;炭素原子数2ないし8の アルキニル基;炭素原子数3ないし8のシクロアルキル基;ハロゲン原子,炭素 原子数1ないし10のアルキル基,フェニル基,またはハロゲン原子,炭素原子 数1ないし6のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキル基,炭素原子 数1ないし6のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基もしく は炭素原子数1ないし6のアルコキシカルボニル基により置換されたフェニル基 ,R7O−,R7S(O)n−,R78N−,(CH33Si−,−CN,オキソ 基,=NOR7,R8CO−またはR9ON=CR8−により置換された炭素原子数 3ないし8のシクロアルキル基;炭素原子数3ないし8のシクロアルケニル基; ハロゲン原子,炭素原子数1ないし10のアルキル基,フェニル基,またはハロ ゲン原子,炭素原子数1ないし6のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロア ルキル基,炭素原子数1ないし6のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロ アルコキシ基もしくは炭素原子数1ないし6のアルコキシカルボニル基により置 換されたフェニル基,R7O−,R7S(O)n−,R78N−,(CH33Si −,−CN,オキソ基,=NOR7,R8CO−またはR9ON=CR8−により置 換された炭素原子数3ないし8のシクロアルケニル基を表すか、また はR7O−(R7は前記定義と同じ)を表し、そしてR6はR5と同定義を表すか、 もしくは水素原子を表すか,またはR5と一緒になって炭素原子数4ないし7の アルキレン基を形成するか、もしくは Zは,次式によって表わされる基 (式中, R50は水素原子,ハロゲン原子,−NO2,−CN,炭素原子数1ないし4の アルキル基,ハロゲン原子,−CN,−OCH3もしくは−SCH3によって置換 された炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数2ないし4のアルケニル 基;ハロゲン原子もしくはOCH3によって置換された炭素原子数1ないし4の アルケニル基,炭素原子数2ないし4のアルキニル基,ハロゲン原子,−OCH3 もしくは−Si(CH33によって置換された炭素原子数2ないし4のアルキ ニル基,炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基,フッ素原子,塩素原子もし くは−CH3によって置換された炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基,− C(O)R100,−OCH2CH2OR100,−OH,−C(R100)(OR110 )(OR120),−CO2130,−C(O)NR140150,−N3,−SO2N R140150,−SO3160,−OSO2170,フェニル基,ハロゲン原子,−C H3もしくは−OCH3で置換されたフェニル基,−O−R180,−S(O)b18 0 または−(CH2sGを表し,bおよびsは互いに独立して0または1を表し , R60は水素原子,ハロゲン原子,−CN,−NO2,炭素原子数1ないし4のア ルキル基,ハロゲン原子,−CO2130,−SO2NR140150,−NR14015 0 ,炭素原子数1または2のアルコキシ基,−OR190,−S(O)b190,炭素 原子数1または2のハロアルコキシ基,炭素原子数1または2のアルキルチオ基 ,炭素原子数1または2のハロアルキルチオ基,−CN,−OHもしくは−SH によって置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基,−CO2130,−SO2 NR140150,−NR140150,−S(O)b190または−OR190を表し, R70は現れる夫々の処で独立して水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基 ,炭素原子数1ないし4のハロアルキ基,炭素原子数2ないし4のアルケニル基 ,フェニル基,ハロゲン原子,−S(O)b190または−OR190によって置換 されたフェニル基,−S(O)b190または−OR190,またはハロゲン原子を 表し, R80は水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数1ないし4の ハロアルキ基,ハロゲン原子,−CO2130,−SO2NR140150,−OSO2 170,−S(O)b180,−CNもしくは−NO2を表し,そして R90は,水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,ハロゲン原子もしくは フェニル基によって置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数 2ないし4のアルケニル基,フェニル基もしくはハロゲン原子,炭素原子数1な いし4のアルキル基,−NO2,−CNもしくは炭素原子数1ないし4のアルコ キシ基によって置換されたフェニル基を表し, R100は水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,ハロゲン原子もしくは −OCH3によって置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数 3ないし6のシクロアルキル基,ハロゲン原子もしくは−CH3によって置換さ れた炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基,炭素原子数2ないし4のアルケ ニル基,もしくは炭素原子数2ないし4のアルキニル基を表し, R110およびR120は互いに独立して炭素原子数1ないし4のアルキル基を表すか ,またはR110およびR120は一緒になって−CH2CH2−,−CH2OCH2もし くは−CH2C(CH32CH2−を表し, R130は水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,ハロゲン原子,−CN ,−CO2100,−NR140150 ,−OR100もしくは−Si(CH33によって置換された炭素原子数1ない し4のアルキル基,炭素原子数3ないし4のアルキニル基,−CH3もしくは− Si(CH33によって置換された炭素原子数3または4のアルキニル基,炭素 原子数3ないし6のシクロアルキル基,炭素原子数3ないし6のシクロアルキル −炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数1ないし4のアルコキシ基も しくは−Si(CH33を表し, R140は水素原子,もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し, R150は水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数1ないし4 のアルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし4のアルケニル基を表すか、または R140とR150は一緒になって−(CH22(CH2a(CH22−(式中,aは 0または1である)または−(CH22O(CH22−を表し, R160は,炭素原子数1ないし4のアルキル基もしくは炭素原子数1ないし4の ハロアルキル基を表し, R170は炭素原子数1ないし4のアルキル基,もしくは−NR140150(式中, R140とR150は上述のと同定義を表す)を表し, R180は炭素原子数1ないし4のアルキル基もしくは炭素原子数1ないし4のハ ロアルキル基,炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基,炭素原子数2な いし4のアルケニル基,炭素原子数3または4のアルキニル基, フェニル基またはハロゲン原子,炭素原子数1ないし3のアルキル基,炭素原子 数1ないし3のアルコキシ基もしくは炭素原子数1ないし3のハロアルキル基に よって置換されたフェニル基を表し, R190は炭素原子数1ないし4のアルキル基もしくはフッ素原子,塩素原子,も しくは−OR160によって置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し , qは0または1を表し, Gは次式 (式中, R260は水素原子もしくは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し,そして R270は水素原子,炭素原子数1ないし3のアルキル基もしくは炭素原子数2な いし4のアルケニル基を表す)で表される基を表す)を表し, R2は,水素原子,炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数1ないし 6のアルコキシ基または炭素原子数1ないし6のアルコキシカルボニル基によっ て置換された炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数3ないし8のア ルケニル基もしくはベンジル基を表し, XおよびYは互いに独立して=N−,=CH−もしくは=CR−(式中,Rはハ ロゲン原子,炭素原子数1ないし6のアルキル基,ハロゲン原子,炭素原子数1 ないし6のアルコキシ基もしくは炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基によ って置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基,炭素原子数1ないし6のア ルコキシ基,もしくは炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基を表す)を表し ,XもしくはYのいずれかは必ず=N−を表し, R3およびR4は互いに独立して水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1ないし1 0のアルキル基,R7O−,R7S(O)n−,R78N−,炭素原子数1ないし 10のハロアルキル基,炭素原子数1ないし10のハロアルコキシ基,炭素原子 数1ないし6のアルコキシ−炭素原子数1ないし6のアルキル基,若しくはフェ ニルチ オ基を表し,上記式中R7,nおよびR8は前記と同定義であり,もしくは R3およびR4はRと一緒になって基−OCH2CH2(CH2m−もしくは−(C H2mCH2CH2O−を形成し, mは0もしくは1を表し, Raは水素原子,炭素原子数1ないし8のアルキル基,ヒドロキシ基,炭素原子 数1ないし8のアルコキシ基,フェノキシ基,炭素原子数1ないし8のアルキル チオ基,フェニルチオ基,(CH33Si−,炭素原子数3ないし8のシクロア ルキル基,フェニル基若しくはジ−炭素原子数1ないし8のアルキルアミノ基に よって置換された炭素原子数1ないし8のアルキル基,炭素原子数2ないし6ア ルケニル基,ハロゲン原子によって置換された炭素原子数2ないし6のアルケニ ル基を表すか,またはRaは炭素原子数2ないし6のアルキニル基,炭素原子数 3ないし8のシクロアルキル基,炭素原子数1ないし3のアルキル基によって置 換された炭素原子数3ないし8のシクロアルキル基を表すか,またはRaは炭素 原子数3ないし6のシクロアルケニル基,フェニル基若しくは炭素原子数1ない し8のアルキル基,ハロゲン原子,ニトロ基,−CN,炭素原子数1ないし6の アルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基,フェノキシ基,−N R78もしくは,R8CO−によって置換されたフェニル基を表し、上記式中R7 およびR8は 前述と同定義を表し,または Raはヒドロキシル基,ハロゲン原子,テトラヒドロチエニル基,テトラヒドロ フリル基,フリル基,ピリジル基,もしくはチエニル基を表し, Rbは水素原子,炭素原子数1ないし8のアルキル基,もしくはフェニル基を表 すか,または RaおよびRbは結合されている炭素原子と一緒になって式−CO−で表わされる 基を形成し,そして mは0もしくは1を表わす〕で表される除草剤、および式Iの化合物の塩および 立体異性体と、 b)除草剤−拮抗作用的有効量の次式IIa (式中 R010は水素原子,炭素原子数1ないし8のアルキル基,もしくは炭素原子数1 ないし6のアルコキシ基もしくは炭素原子数3ないし6のアルケニルオキシ基に よって置換された炭素原子数1ないし8のアルキル基を表し,そして X2は水素原子,もしくは塩素原子を表す)で表される化合物, 次式IIb1 (式中, Eは窒素原子もしくはメチン基を表し, R11は−CCl3もしくは未置換もしくはハロゲン置換フェニル基を表し, R12およびR13は互いに独立して水素原子もしくはハロゲン原子を表し,そして R14は,炭素原子数1ないし4のアルキル基を表す)で表される化合物, 次式IIb2 (式中 R12および13は上述と同定義を表し,そして R66,R67およびR68は互いに独立して炭素原子数1ないし4のアルキル基を表 す)で表される化合物、 次式IIc, (式中 A2は下に示す基を表し, 25およびR26は互いに独立して水素原子,炭素原子数1ないし8のアルキル基 ,炭素原子数3ないし8のシクロアルキル基,炭素原子数3ないし6のアルケニ ル基, もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基または によって置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基を表すか;または R1およびR2は一緒になって酸素原子,硫黄原子,SO,SO2,NH,もしく は−N(炭素原子数1ないし4のアルキル)−によって中断されてもよい炭素原 子数4ないし6のアルキレン橋を形成し、 R27は水素原子,または炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し; Raaは水素原子,ハロゲン原子,シアノ基,トリフルオロメチル基,ニトロ基, 炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数1ないし4のアルコキシ基,炭 素原子数1ないし4アルキルチオ基,炭素原子数1ないし4アルキルスルフィニ ル基,炭素原子数1ないし4アルキルスルフォニル基,−COORj,−CON Rkm,−CORn,−SO2NRkmもしくは−OSO2−炭素原子数1ないし 4のアルキル基を表し; Rgは水素原子,ハロゲン原子,シアノ基,ニトロ基,炭素原子数1ないし4の アルキル基,炭素原子数1ないし4のハロアルキル基,炭素原子数1ないし4の アルキルチオ基,炭素原子数1ないし4アルキルスルフィニル基,炭素原子数1 ないし4アルキルスルフォニル基、−COORj,−CONRkm,−CORn, −SO2NRkm,−OSO2−炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数 1ないし6のアルコキシ基,もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基また はハ ロゲン原子によって置換された炭素原子数1ないし6のアルコキシ基,炭素原子 数3ないし6のアルケニルオキシ基,またはハロゲン原子によって置換された炭 素原子数3ないし6のアルケニルオキシ基または炭素原子数3ないし6のアルキ ニルオケシ基を表すか,もしくはRaおよびRbは一緒になってハロゲン原子もし くは炭素原子数1ないし4のアルキル基によって置換可能な炭素原子数3または 4のアルキレン橋を形成するか,ハロゲン原子若しくは炭素原子数1ないし4の アルキル基によって置換可能な炭素原子数3または4のアルケニレン橋を形成す るか,またはハロゲン原子若しくは炭素原子数1ないし4のアルキル基によって 置換可能なアルカジエニレン橋を形成し; RbbおよびRhは互いに独立して,水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1ない し4のアルキル基,トリフルオロメチル基,炭素原子数1ないし6のアルコキシ 基,炭素原子数1ないし6のアルキルチオ基,もしくは−COORjを表し; Rcは水素原子,ハロゲン原子,ニトロ基,炭素原子数1ないし4のアルキル基 またはメトキシ基を表し; Rdは,水素原子,ハロゲン原子,ニトロ基,炭素原子数1ないし4のアルキル 基,炭素原子数1ないし4のアルコキシ基,炭素原子数1ないし4のアルキルチ オ基,炭素原子数1ないし4のアルキルスルフィニル基,炭素原子数1ないし4 のアルキルスルフォニル基, −COORjまたはCONRkmを表し; Reは,水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,−CO ORj,トリフルオロメチル基,またはメトキシ基を表わすか,または RdとReは一緒になって炭素原子数3または4のアルキレン橋を形成し; Rfは水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し; RxとRyは互いに独立して水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1ないし4のア ルキル基,炭素原子数1ないし4のアルコキシ基,炭素原子数1ないし4のアル キルチオ基,−COOR28,トリフルオロメチル基,ニトロ基もしくはシアノ基 を表し; Rj,Rk,およびRmは互いに独立して水素原子もしくは炭素原子数1ないし4 のアルキル基を表し;あるいはRkとRmは一緒になって酸素原子,NHまたは− N(炭素原子数1ないし4のアルキル)−によって中断されてもよい炭素原子数 4ないし6のアルキレン橋を形成し; Rnは炭素原子数1ないし4のアルキル基,フェニル基,もしくはハロゲン原子 ,炭素原子数1ないし4のアルキル基,メトキシ基,ニトロ基もしくはトリフル オロメチル基によって置換されたフェニル基を表し; R28は水素原子,炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数1ないし4 のアルコキシ−炭素原子数1ない し4のアルキル基,炭素原子数1ないし4のアルキルチオ−炭素原子数1ないし 4のアルキル基,ジ−炭素原子数1ないし4のアルキルアミノ−炭素原子数1な いし4のアルキル基,炭素原子数1ないし8のハロゲン−アルキル基,炭素原子 数2ないし8のアルケニル基,炭素原子数2ないし8のハロ−アルケニル基,炭 素原子数3ないし8のアルキニル基,炭素原子数3ないし7のシクロアルキル基 ,炭素原子数3ないし7のハロ−シクロアルキル基,炭素原子数1ないし8のア ルキルカルボニル基,アリルカルボニル基,炭素原子数3ないし7のシクロアル キルカルボニル基,未置換であるか又はハロゲン原子,炭素原子数1ないし4の アルキル基,炭素原子数1ないし4のハロ−アルキル基,炭素原子数1ないし4 のハロ−アルコキシ基,もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基から成る 同一かもしくは異なる置換基によりフェニル環上で3回まで置換されているベン ゾイル基を表すか;またはフロイル基,チエニル基を表すか;もしくはフェニル 基,ハロフェニル基,炭素原子数1ないし4のアルキルフェニル基,炭素原子数 1ないし4のアルコキシフェニル基,炭素原子数1ないし4のハロ−アルキルフ ェニル基,炭素原子数1ないし4のハロ−アルコキシフェニル基,炭素原子数1 ないし6のアルコキシカルボニル基,炭素原子数1ないし4のアルコキシ−炭素 原子数1ないし8のアルコキシカルボニル基,炭素原子数3ないし8のアルケニ ルオキシカルボニル基,炭素原子 数3ないし8のアルキニルオキシカルボニル基,炭素原子数1ないし8のアルキ ルチオカルボニル基,炭素原子数3ないし8のアルケニルチオカルボニル基,炭 素原子数3ないし8のアルキニルチオカルボニル基,カルバモイル基,モノ−炭 素原子数1ないし4のアルキルアミノカルボニル基,ジ−炭素原子数1ないし4 のアルキルアミノカルボニル基によって置換された炭素原子数1ないし4のアル キル基を表すか;または未置換であるかハロゲン原子,炭素原子数1ないし4の アルキル基,炭素原子数1ないし4のハロ−アルキル基,炭素原子数1ないし4 のハロ−アルコキシ基もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基から成る同 一かもしくは異なる置換基によってフェニル環上で3回まで置換されているか, もしくは単独のシアノ基またはニトロ基の置換基によって置換されているフェニ ルアミノカルボニル基,または未置換であるか一個または二個の炭素原子数1な いし4のアルキル基によって置換されているジオキソラン−2−イル基,または 未置換であるか一個または二個の炭素原子数1ないし4のアルキル基によって置 換されているジオキサン−2イル基を表すか,またはシアノ基,ニトロ基,カル ボキシル基,或は炭素原子数1ないし8のアルキルチオ−炭素原子数1ないし8 のアルコキシカルボニル基によって置換されている炭素原子数1ないし4のアル キル基を表す)で表される化合物, 次式IIe (式中, R33とR34は互い独立して炭素原子数1ないし6のアルキル基もしくは炭素原子 数2ないし6のアルケニル基を表わすか;或はR33とR34は一緒になって を表し, R35とR36は互いに独立して水素原子,もしくは炭素原子数1ないし6のアルキ ル基を表すか;または R33とR34は一緒になって を表し, R37とR38は互いに独立して炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わすか、ま たは R37とR38は一緒になって−(CH25−を表し, R39は水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基, または を表すか;もしくは R33とR34は一緒になって を表し; R40,R41,R42,R43,R44,R45,R46,R47,R48.R49.R050,R51 ,R52,R53,R54およびR55は互いに独立して水素原子もしくは炭素原子数1 ないし4のアルキル基を表す)で表される化合物; 次式IIf (式中 R63は水素原子もしくは塩素原子を表し,そして R64はシアノ基またはトリフルオロメチル基を表す)で表される化合物;もしく は次式IIg (式中 R65は水素原子またはメチル基を表わす)で表される化合物との混合物からなる 活性物質を含有する選択的除草性組成物に関する。 本発明はまた,有用植物体の作物における雑草を選択的に防除するための方法 に関するもので,有用植物,それらの種子もしくは苗木またはそれらの耕作区域 を,除草有効量の式1で表される化合物および除草剤ー拮抗有効量の式IIaな いし式IIgの一個の薬害軽減剤で、同時にまたは別々に処理することから成る 有用植物の作物における広葉の雑草および細葉の雑草を選択的に防除するための 方法に関するものである。 上述した除草剤の効果を損なわしめるに対して式IIaないし式IIgの一個の 薬害軽減剤によって保護されるのは、作物植物体のなかでも有用植物の作物がト ウモロコシもしくは穀類,特にライムギ,大麦,オートムギもしくは小麦等の有 用植物体の作物で,特に,小麦が適切である。 作物なる用語は除草剤もしくは除草剤の種類に対して在来の品種改良もしくは遺 伝的操作方法によって許容され言及される用語としても理解すべきである。防除 される雑草は単子葉および双子葉植物の両雑草を表わすものとする。 耕作区域として認められる領域は作物植物体が既に生長している土壌領域,もし くはこの様な作物植物体の種子 を蒔いた土壌領域,およびこの様な作物植物体の耕作を目的とした領域等である 。 式Iおよび式IIaから式IIgの化合物の定義で述べたアルキル基は直鎖ま たは枝分れのアルキル基とすることが可能であり,それらの例としては,例えば 、 アルキル基は,炭素原子数に従い直鎖状,若しくは分岐状を表し,そして基 本的にはメチル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピル基,n−ブチル基 ,第2−ブチル基,イソブチル基,第3−ブチル基,およびペンチル,ヘキシル 基,ヘプチル基,オクチル基,ノニル基,デシル基およびそれらの枝分れ異性体 等である。これらのアルキル基は例えばハロゲン原子,特にフッ素原子,塩素原 子或は臭素原子,アルコキシ基,チオアルキル基,シクロアルキル基,フェニル 基,アミノ基,アシル基(例えば,R8CO−)もしくはオキソ基(O=)など の置換基で更に実施することが可能である。適当なアルコキシ基,チオアルキル 基,ハロアルキル基及びハロアルコキシ基は上述のアルキルキ基から誘導するこ とが出来る。 不飽和置換基の例は,エテニル基.プロペニル基,ブテニル基,ペンテニル基, ヘキシニル基,ヘプテニル基,オクテニル基,エチニル基,プロピニル基,ブチ ニル基,ペンチニル基,ヘキシニル基,ヘプチニル基,オクチニル基および異性 体であり,これらは分子内における未置換もしくは置換結合の異なる位置で異な り,異性 体は枝分れの点(points)を含み,そしてアルケン類の事例の場合,シス 型もしくはトランス型異性体が含まれる。例えば,塩素−置換プロペニルは二つ の形態で存在することが可能である。 式Iのこの様な置換化合物はまた単体もしくは混合物として取得および/または 採用が可能である。 シクロアルキル基類は,例えばシクロプロピル,シクロブチル, シクロペン チル,シクロヘキシル,シクロヘプチル,およびシクロオクチル等をふくむ。 表現“置換した”は該当する基における可能性のある場所でモノ置換(mon osubustitution)のみならず,ポリ置換(polysubsti tution)を含む。 同様に,本発明は式Iの化合物は,例えば,アミン,アルカリ金属およびアル カリ土類金属塩もしくは第4級アンモニウム塩を形成することが可能な農耕的に 両立し得る塩を包含する。 アルカリ金属およびアルカリ土類金属水酸化物類の中で,塩の形態として,特 に強調すべき点はリチウム,ナトリウム,カリウム,マクネシウム,もしくはカ ルシウムに存在し特に強調されるのはこれらのナトリウムまたはカリウムである 。 アンモニウム塩を形成する適当なアミン類の具体例はアンモニアだけでなく, および炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキルアミン.例えば,メチルアミ ン,エチルアミン,n−プロピルミン,イソプロピルアミン第四−イソメリック ブチルアミン,n−アミルアミン,イソアミルアミン,ヘキシルアミン,ヘプチ ルアミンオクチルアミン,ノニルアミン,デシルアミン,ペンタデシルアミン, ヘキサデシルアミン,ヘプタデシルアミン,オクタデシルアミン,メチルエチル アミン,メチルイソプロピルアミン,メチルヘキシルアミン,メチルノニルアミ ン,メチルペンタデシルアミン,メチルオクタデシルアミン,エチルブチルアミ ン,エチルヘプチルアミン,エチルオクチルアミン,ヘキシルヘプチルアミン, ヘキシルオクチルアミン,ジメチルアミン,ジエチルアミン,ジ−n−プロピル アミン,ジイソプロピルアミン,ジ−n−ブチルアミン,ジ−n−アミルアミン ,ジ−n−イソアミルアミン,ジヘキシルアミン,ジヘプチルアミン,ジオクチ ルアミン,エタノ−ルアミンn−プロパノ−ルアミン,イソプロパノールアミン ,N,N−ジエタノールアミン,N−エチルプロパノールアミン,N−ブチルエ タノール,アリルアミン,n−ブテニル−2−アミン,n−ペンテニル−2−ア ミン,2,3−ジメチルブテニル−2−アミン,ジブテニル−2−アミン,n− ヘキシニル−2−アミン,プロピレンジアミン,トリメチルアミン,トリエチル アミン,トリ−n− プロピルアミン,トリイソプロピルアミン,トリ−n−ブチルアミン,トリイソ プチルアミン,トリ−第二−ブチルアミン,トリ−n−アミルアミン,メトキシ エチルアミミン,及びエトキシエチルアミンの如きプライリマリー,セカンダリ ーおよび炭素原子数1ないし18の第4アルキルアミン,炭素原子数1ないし4 のヒドロキシルアミン類;例えば,ピリジン,キノリン.イソキノリン,モルホ リン,ピペリジン,ピロリジン,インドリン,キヌクリジンおよびアゼピンの如 きヘテロサイクリックアミン;例えば,アニリン,メトキシアニリン,エトキシ アニリン,オルト−,メタ−およびパラ−トルイジン,フェニレンジアミン,ベ ンジジン,ナフチルアミンおよびo−,m−およびp−クロロアニリンの如きプ ライマリーアリルアミン;特にトリエチルアミン,イソプロピルアミン,および ジイソプロピルアミンを除く。 本発明に基づく好ましい化合物は除草剤としてR3およびR4がメトキシで表され る式Iの化合物を含む。 好ましい化合物の他の基にはR3およびR4がメトキシで.Zが炭素原子数1ない し10のアルキル基,炭素原子数2ないし8のアルケニル基もしくは炭素原子数 2ないし8のハロアルケニル基で表される式Iの化合物を除草剤として含まれる 。 これらの化合物の中で,除草剤として,特に他の基よりも好ましいのはZが− CH2−CH(CH32,−CH2−C(CH3)=CH2もしくは−CH2−CH =CHClで表される式Iの化合物から成る化合物に与えられる。 特に重要なことは,除草剤として特に他の基よりも好ましいのはZが−CH2 −CH(CH32,−CH2−C(CH3)=CH2もしくは−CH2−CH=CH Clで表され,そしてmが0で表される式Iの化合物を含むこれらの組成物に付 与されている。 好ましい組成物には,薬害軽減剤として,式IIa.IIb1,IIb2,もしく はIIcの化合物として含む。 これらの中で,除草剤として,特に他の基よりも好ましいのは式IIb1,I Ib2の薬害軽減剤として,また式IIaの薬害軽減剤としてこれらの化合物に 与えられる。 特に有用性は,除草剤としてはZが−CH2−CH(CH32,−CH2−C( CH3)=CH2もしくは −CH2−CH=CHClで表され,そしてmが0で 表される式Iの化合物で,さらに薬害軽減剤としては,式IIaの化合物,特に 次式IIa1の化合物から成る組成物によって具備される。 次の表に挙げたのは式Iの好ましい化合物の例である。 化合物の1.01から1.21およびそれらの製法はEP−A−59268 0に記載されている。 化合物1.03から1.21は異性体(Z)と(E)との混合物である。 R)化合物2.01から2.10およびそれらの製法はEP−A−51455 1に,化合物番号2.11から2.13までの化合物とそれらの製法はWO92 /1677に,第14の化合の化合物とそれらの製法はWO94/5644に, そし第15号の化合物とそれらの製法は092/16511に記載されている。 化合物の第3.01号から3.16号の化合物とそれらの製法はEP−A −353640に記載されている。 化合物の第3.17号とその製法はEP−A−444286に記載されてい る。 本発明に基づく組成物に使用するための特に適当な薬害軽減剤を次の表に挙 げる。 表の4ないし10に挙げた薬害軽減剤およびそれらの製法は,例えばEP−A −492366,WO91/7874およびWO94/987において公知であ る。使用する意図によって,式IIaないし式IIgの薬害 軽減剤は作物植物体(種子の粉衣もしくは苗木の粉衣)の種子を前処理するため に使用もしくは,播種前または播種後の土壌に置いて使用可能である。しかしな がら,植物体の発芽に続いてそのもの自体又は除草剤と一緒に施用することも可 能である。それゆえ,原則的に植物体の処理または薬害軽減剤と一緒に種子を処 理することは,除草剤の施用時期の時点とは関係なく発生する。 しかしながら,植物体の処理は除草剤および薬害軽減剤(例えば庭先混合の如く )の連続施用によって実施することも可能である。 施用される薬害軽減剤の割合から除草剤への施用割合は施用方法によって大部分 は決定する。 除草剤および薬害軽減の組合せからなる庭先混合を利用するか或は除草剤および 薬害軽減を個別に利用するかによって実施される領域処理では,除草剤から薬害 軽減剤への割合は,一般的に1:100から1:1であり,好ましいのは,1: 50から1:5である。 除草剤の施用率は,一般的に0.001と2kg/haの間であるが,好ましいの は0.005と1kg/haの間がこのましい。 本発明に基づく組成物は,通常の農業的習慣に従い,例えば,発芽前の施用また は発芽後の施用および種子粉衣である全ての施用方法に好適である。 通常は0.001から薬害軽減剤の10kg/種子のkg,好ましくは0.05から 薬害軽減剤の2g/種子のkgが 施用される。もし播種前の短期間に液状で施用される場合は種子の膨潤を伴い、 次に1から10000ppmの原液濃度,好ましくは100から1000ppm の活性物質からなる薬害軽減剤溶液を施用すると有利である。 施用に際しては、式IIの薬害軽減剤,または式Iの除草剤と、これらの薬害軽 減剤との組合せ,例えば,乳剤原液 被覆可能ペースト(brushable paste),直接噴霧可能または 希釈可能な溶液、水和剤、水溶剤、微粉,粒剤,マイクロカプセルと一緒に有利 に通常の製剤技により調製される。 製剤形態は,例えば活性物質の混合および/または粉砕,固体又は液体補助剤を 含む組成物,調製剤もしくは混合物は,公知の方法で製造される,例えば,均等 に混合および/または増量剤,例えば溶媒または,固体坦体と共に活性成分を粉 砕することによる方法で調製することが可能である。 さらに製剤品を生成するため表面活性化合物(界面活性剤)を追加して施用する ことも可能である。 適切な溶媒には,芳香族炭化水素,好ましい例として、炭素原子数8ないし1 2を含有する留分,例えばキシレン混合物または置換ナフタレン,フタル酸ジブ チルもしくはジオクチルのようなフタル酸エステル,シクロヘキサン又はパラフ ィンのような脂肪族炭化水素,アルコールおよびグリコールまたはそれらのエー テルおよびエステル,例えばエタノール,ジエチレングリコール,2− メトキシエタノールもしくは2−エトキシエタノール,シクロヘキサノンのよう なケトン,N−メチル−2−ピロリドン,ジメチルスルホオキシドもしくはジメ チルホルムアミドのような強力極性溶媒並びに未変性の植物油もしくはエポキシ 化ココナッツ油;または大豆油のようなエポキシ化植物油,または水などである 。 典型的に,粉末(微粉)および分散性粉剤として使用される固形担体には通常, 方解石,タルク,カオリン,モンモリナイトまたはアタパルジャイトの如き天然 の鉱質充填剤などがある。この物理的特性を改良するために,高分散珪酸もしく は高分散吸着ポリマーを加えることもまた可能である。適当に造粒した吸着担体 は多孔性型のもので,例えば軽石,粉砕したレンガ,海泡石またはベントナイト で,そして適当な非吸着担体としては方解石または砂のような材料である。更に ,大多数の天然の無機または有機材料を予備造粒した材料を使用することが可能 で,例えばドロマイトまたは粉砕した植物残留物である。適当な表面活性化合物 には、薬害軽減剤に依存しそして、除草剤に関し、条件さえ適当であれば,良好 な乳化,分散,および湿展特性を有する非イオン,陽イオンおよび/または陰イ オンの界面活性剤である。“界面活性剤”の用語はまた界面活性剤の混合物を含 むものとする。 好ましい陰イオン性界面活性剤には,水溶解性石鹸および水溶性の合成界面活 性化合物のどちらでもよい。 上で言及した石鹸は高級脂肪酸(C10〜C22)のアルカリ金属塩、アルカリ土 類金属塩、または未置換または置換されたアンモニウム塩、例えば、オレイン酸 またはステアリン酸の、あるいは、例えばココナッツ油または獣脂から得ること ができる天然脂肪酸混合物のナトリウム塩またはカリウム塩である。この中に含 まれる他の塩には脂肪酸メチルタウリン塩もまた界面活性剤として挙げることが できる。 しかしながら,所謂,合成界面活性剤は,しばしばスルホン酸塩脂肪,硫化脂 肪,スルホン化ベンズイミダゾ−ル誘導体もしくはアルキルスルホン酸塩等が使 用される。特に脂肪酸スルホネート、脂肪酸スルフェート、スルホン化ベンズイ ミダゾール誘導体、またはアルキルアリールスルホネートが使用される。脂肪酸 スルホネートまたはスルフェートは通常アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩ま たは未置換または置換されたアンモニウム塩の形態にあり、そして一般には、ア シル基のアルキル部分をも包含する炭素原子数8ないし22のアルキル基を含む ものであり、例えば、リグノスルホン酸の、ドデシルスルフェートの、または天 然脂肪酸から得られる脂肪アルコールスルフェート混合物のナトリウム塩または カルシウム塩である。またこれら化合物は、スルフェート化およびスルホン化脂 肪アルコール/エチレンオキシド付加物より成る。スルホン化ベンズイミダゾー ル誘導体は、好ましくは二つのスルホン酸基および、約8ない し22個の炭素原子を含む一つの脂肪酸基を含むものである。アルキルアリール スルホネートの例は、ドデシルベンゼンスルホン酸の、ジブチルナフタレンスル ホン酸の、またはナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物であ る。 適当なホスフェート類には,p−ノニルフェノル−(4−14)−エチレン酸 化物のポリ付加体ホスホン酸エステルもしくは燐脂質である。 非イオン性界面活性剤は、好ましくは、脂肪族または脂環式アルコール、飽和 または不飽和脂肪酸およびアルキルフェノールからのポリグリコールエーテル誘 導体であり、該誘導体は3ないし30個のグリコールエーテル基および(脂肪族 )炭化水素部分において8ないし20個の炭素原子およびアルキルフェノールの アルキル部分において6ないし18個の炭素原子を含むものである。その他の適 する非イオン性界面活性剤は、ポリエチレンオキシドとポリプロピレングリコー ル、エチレンジアミノポリプロピレングリコールおよびアルキル鎖中に1ないし 10個の炭素原子を含むアルキルポリプロピレングリコールとの水溶性付加物で あり、その付加物は20ないし250個のエチレングリコールエーテル基および 10ないし100個のプロピレングリコールエーテル基を含むものである。これ ら化合物は、通常プロピレングリコール単位当たり1ないし5個のエチレングリ コール単位を含むものである。 非イオン性界面活性剤の典型的な例は,ノニルフェノルポリエトキシエタノール ,ポリエトキシ化ヒマシ油,ポリプロピレンおよびポリエチレン酸化物のポリ付 加体,ポリプロピレンおよびポリエチレン酸化物,トリブチルフェノキシポリエ トキシエタノール,ポリエチレングリコールおよびオクチルフェノキシエタノー ルである。 ポリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸エステル,例えばポリオキシエチレンソ ルビタントリオレエートもまた好適である。 陽イオン性界面活性剤には,N−置換基としては,四級アンモニム塩,少なく とも一個の炭素原子数8ないし22のアルキル基および更に同様な置換基として ,未変製性もしくはハロゲン化されたアルキル基,ベンジル基もしくは低級ヒド ロキシ−アルキル基が好ましい陽イオン界面活性剤である。これらの塩は好まし くは,例えば.好ましくはハロゲン化物、硫酸メチルまたは硫酸エチル塩の形態 にあり、例えば、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリドまたはベンジルジ (2−クロロエチル)エチルアンモニウムブロミドである。もしくは臭化ベンジ ルジ(2−クロロエチル)エチル−アンモニウム の如きハライド,硫酸メチル ,もしくは硫酸エチルの形態が好ましい。 更に,製剤技術に慣例的に使用される界面活性剤は,本発明に基づく組成物を 使用することが可能であり.当該技術分野において通常の技術者に知られ,とり わけ “McCutcheons’Detergents and emulsifi rs annual”MCPublishing Corp.,Ridgewo od New Jersey,1981,Stache,H,.“Tensid −Taschenbudh“Pochetbool of Surfactan ts〕,Carl hanser Verlag,Munich/Vienna ,1981 and M.and J.Ash “Encyclopedia of Surfactants”.Vol I−III,Chemical P ublishing Co,.New York,1980−81.に記載され ている。 農薬製剤は通常,薬害軽減剤もしくは薬害軽減剤/除草剤活性物質混合物に対 して0.1ないし99重量%,好ましくは0.1ないし95重量%,固形担体或 いは液状製剤補助剤に対しては99.9ないし1重量%,好ましくは99.8な いし5重量%,そして界面活性剤に対しては0ないし25重量%,好ましくは0 .1ないし25重量%含有する。 前述の通り,市販製品は原液の状態で製剤化されるのが好ましく,末端の使用 者は慣行的に希釈配合剤を使用する。 本発明は,安定剤,消泡剤,粘土調節剤,結合剤,粘着付与剤,及び化学肥料 ,もしくはたの活性物質を更 に包含させることもできる。 式IIaから式IIgの薬害軽減剤の使用もしくは式Iの除草剤による効果に 障害を及ぼす作物植物体を保護するためには,例えば次の通り,各種の方法およ び技術が適当である。 i)種子粉衣 a)容器内で種子を水和剤として製剤化された式IIaと式IIgの活性成分 が種子表面(乾燥種子粉衣)に不均一に散布されるまで,攪拌され粉衣される。 この場合,1から500gの式IIaと式IIg(水和剤の4gから2kg)の活 性成分が種子100kgにつき使用された。 b)種子は方法a)(湿式種子粉衣)に関する式IIaからと式IIg(水和 剤の4gから2kg)の活性成分乳剤原液で粉衣された。 c)種子は式IIaから式IIgの活性成分の100−1000ppmを含有 する液剤に1から72時間.振盪させることにより粉衣され,次に,所望により ,種子(種子浸漬法)を乾燥させることにより粉衣された。活性成分での処理は 目標作物に完全に向けられるので,勿論、発芽を始めている種子の粉衣および育 苗処理が好ましい施用法である。一般適に解毒剤の1から10000g,好まし いのは.種子の100kgにつき解毒剤の5から100gが使用されるが,上限あ るいは下限(反復粉衣)がこれらの限界濃度から外れる可能性があり,その 場合,使用法に従い他の活性成分もしくは微量養分を追加することも可能である 。 ii)庭先混合物としての施用 解毒剤および除草剤の混合物の溶液調製品が,1ヘクタール当り,0.005か ら5.0kgの除草剤(10:1と1:100の間の相互量率)の施用率で使用さ れる。この様な庭先混合物は播種の前後に施用する。 iii)種子条への施用 薬害軽減剤は種子を混入させ,乳剤原液,水和剤として,あるいは微粉の形態で 解放された種子条に導入された。種子条を埋めた後除草剤は通常の方法で出芽前 に施用された。 iv)活性物質の放出制御 式IIaからと式IIgの活性成分は鉱物微粉担体もしくは重合(尿素/ホルム アルデヒド)された微粉から溶液に施用され、所望の場合,被覆して施用(被覆 粒)され,次に乾燥させる。それによってそれらは一定期間を通し特定活性成分 の放出を可能にすることができる。 続いて本発明を限定することなく更に詳細に説明する。 式Iの除草剤と式IIaから式IIg(%=重量パーセントの薬害軽減剤と の混合物に関する製剤実施例 所望の濃度の乳濁液は,如何なる濃度でも水で其の様な濃度に薄めることによっ て製造することができる。 これらの溶液は微細小滴の形態での使用に好適である。 有効成分を助剤と混合し、混合物を適当なミルで十分に混合すると、水で希釈 され,あらゆる所望の懸濁液濃度を与え得る水和剤が得られる。 有効成分をジクロロメタンに溶解させ、溶液を担体混合物上に噴霧し、そして 溶媒を真空で蒸発させる。 微粉砕された活性成分は、ポリエチレングリコールで水和させた担体混合物上 に不均一に施用される。非粉塵性被覆粒剤はこの方法で得られる。 活性物質は添加剤で混合され,該混合物は粉砕され次に水で水和された。この 得られた混合物は押し出され続いて空気流で乾燥させた。 そのまま使用できる粉剤が、担体と活性成分を混合し次に適切なミルで粉砕す ることにより得られる。 細かく粉砕された有効成分を添加剤とともに均質に混合する。水と希釈するこ とにより、あらゆる所望濃度の懸濁原液を得ることができる懸濁原液を与える。 式Iの除草剤による植物毒素に対する作物植物体を保護するための式IIaか ら式IIgの薬害軽減剤の効力を次の実施例で説明する。生物学的実施例 実施例B1式IIaから式IIgの薬害軽減剤と式Iの除草剤との混合物の穀物 への発芽後の施用 温室条件下,小麦をプラスチック容器において2.6 葉の段階まで生長させた。この段階で式Iのみの除草剤と式IIaからIIgの薬 害軽減剤と除草剤との混合物の両方を試験用植物体に施用した。施用は試験用物 質(製剤実施例7)の水溶性懸濁液の形態でヘクタールにつき500lの水と実 施した。除草剤および薬害軽減剤との施用割合は表B1,B2.B3及びB4で 確認が可能である。施用後28日での試験結果をパーセントスケールを使用し評 価した。100%は試験用植物体が枯れたことを示し,反対に0%は植物毒素効 果がないことを示している。得られた結果(表B1参照)は式IIaからIIgの 薬害軽減剤と一緒に、式Iの化合物の除草剤によって小麦に加えられた損傷を実 質的に減少させることが可能であることを示した。 実施例B2:式IIaから式IIbの薬害軽減剤と式Iの除草剤との混合物のトウ モロコシへの発芽後の施用 温室条件下,トウモロコシをプラスチック容器において2.5葉の段階まで生 長させた。この段階で式Iのみの除草剤と式IIaからIIgの薬害軽減剤と除草 剤との混合物の両方を試験用植物体に施用した。施用は試験用物質(製剤実施例 7)の水溶性懸濁液の形態でヘクタールにつき500lの水と実施した。除草剤 および薬害軽減剤との施用割合は表B5で確認が可能である。施用後19日での 試験結果をパーセントスケールを使用し評価した。100%は試験用植物体が枯 れたことを示し,反対に0%は植物毒素効果がないことを示している。得られた 結果は式IIaからIIgの薬害軽減剤と一緒に、式Iの化合物の除草剤によって 小麦に加えられた損傷を実質的に減少させることが可能であることを示した。 実施例B3:式IIaから式IIgの薬害軽減剤と式Iの除草剤との混合物の米へ の発芽後の施用 温室条件下,試験用植物体をプラスチック製の水槽で通常の土壌の中に播種も しくは植えつけた。次に土壌の表面まで水を導入した。3日後,水位を2cmま で上昇させ,水性懸濁液(実施例7)として植物体自体に施用し,そして薬害軽 減剤と一緒に庭先混合し施用した。除草剤の施用割合は表B6で確認が可能であ る。薬害軽減剤の施用割合はIヘクタールにつき125gであった。試験用植物 体の栽培は至適条件下、温室内で継続して行われた。施用後13日での試験結果 をパーセントスケールを使用し評価した。100%は試験用植物体が枯れたこと を示し,反対に0%は植物毒素効果がないことを示している。得られた結果は式 IIaからIIgの薬害軽減剤と一緒に、式Iの化合物の除草剤によって小麦に加 えられた損傷を実質的に減少させることが可能であることを示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A01N 43/653 A01N 43/653 A 43/90 102 43/90 102 47/30 47/30 E (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KZ,RU,TJ,TM),A L,AM,AU,BB,BG,BR,CA,CN,CZ ,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KG,KP, KR,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK,M N,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,SK ,TR,TT,UA,US,UZ,VN 【要約の続き】 次式IIb2で表される化合物 次式IIcで表される化合物 次式IIeで表される化合物 次式IIfで表される化合物 もしくは次式IIgで表される化合物、または の除草剤ー拮抗的な有効量上記式中の置換基は請求項1 における定義と同様である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.通常の不活性製剤補助剤の他に, a)除草的に有効量の次式I 〔式中、 Zは炭素原子数1ないし10のアルキル基;ハロゲン原子、炭素原子数3ないし 8のシクロアルキル基,R7O−、R7S(O)n−、R78N−、R8CO−,R9 ON=CR8−,(CH33Si−,−CNもしくはオキシラニル基によって置 換された炭素原子数1ないし10のアルキル基;炭素原子数2ないし8のアルケ ニル基;ハロゲン原子,フェニル基またはハロゲン原子,炭素原子数1ないし6 のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキル基,炭素原子数1ないし6 のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基もしくは炭素原子数 1ないし6のアルコキシカボニル基により置換されたフェニル基,炭素原子数3 ないし8のシクロアルキル基,R7O−,R7S(O)n−,R78N−,(CH3 3Si−,−CN,R8CO−もしくはR9ON=CR8−により置換された炭素 原子数2ないし8のアルケニル基;炭素原子数2ないし8のアルキニル基;炭素 原子数3ないし8のシクロアルキル基;ハ ロゲン原子、炭素原子数1ないし10のアルキル基,フェニル基またはハロゲン 原子,炭素原子数1ないし6のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキ ル基,炭素原子数1ないし6のアルコキシ基、炭素原子数1ないし6のハロアル コキシ基もしくは炭素原子数1ないし6のアルコキシカボニル基により置換され たフェニル基,R7O−,R7S(O)n−,R78N−,(CH33Si−,− CN,オキソ基,=NOR7,R8CO−もしくはR9ON=CR8−により置換さ れた炭素原子数3ないし8のシクロアルキル基;炭素原子数3ないし8のシクロ アルケニル基;ハロゲン原子、炭素原子数1ないし10のアルキル基,フェニル 基またはハロゲン原子,炭素原子数1ないし6のアルキル基,炭素原子数1ない し6のハロアルキル基,炭素原子数1ないし6のアルコキシ基,炭素原子数1な いし6のハロアルコキシ基もしくは炭素原子数1ないし6のアルコキシカボニル 基により置換されたフェニル基,R7O−,R7S(O)n−,R78N−,(C H33Si−,−CN,オキソ基,=NOR7,R8CO−もしくはR9ON=C R8−により置換された炭素原子数3ないし8のシクロアルケニル基;−NR56 、R10CON(R6)−もしくはR10SO2N(R6)−を表し, R7は水素原子,炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数2ないし8 のアルケニル基,炭素原子数2ないし8のアルキニル基,フェニル基またはハロ ゲン原子, 炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし6のハロアルキル基, 炭素原子数1ないし6のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ 基,もしくは炭素原子数1ないし6のアルコキシカルボニル基によって置換され たフェニル基を表し, nは0,1もしくは2を表わし; R8はR7の定義と同じ定義を表すか,もしくは炭素原子数1ないし6のアルコキ シ基,炭素原子数3ないし8のアルケニルオキシ基もしくは炭素原子数3ないし 8のアルキニルオキシ基を表し, R9は炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数2ないし8のアルケニ ル基,もしくは炭素原子数2ないし8のアルキニル基を表し, R10は炭素原子数1ないし10のアルキル基,ハロゲン原子,R7O−,R7S( O)n−,−NR78もしくは−CNによって置換された炭素原子数1ないし1 0のアルキル基,炭素原子数2ないし8のアルケニル基,ハロゲン原子,R7O −,R7S(O)n−,−NR78もしくは−CNによって置換された炭素原子数 2ないし8のアルケニル基,フェニル基もしくはハロゲン原子,炭素原子数1な いし6のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキル基,炭素原子数1な いし6のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基もしくは炭素 原子数1ないし6のアルコキシカルボニル基によって置換されたフェニル基を表 し,上記式中の R7,nおよびR8は上記のものと同じ意味を表し, R5は炭素原子数1ないし10のアルキル基,ハロゲン原子,炭素原子数3ない し8のシクロアルキル基,R7O−,R7S(O)n−,R78N−,R8CO−, R9ON=CR8−,(CH33Si−,−CNもしくはオキシラニル基によって 置換された炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数2ないし8のアル ケニル基,ハロゲン原子,フェニル基,またはハロゲン原子,炭素原子数1ない し6のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキル基,炭素原子数1ない し6のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基もしくは炭素原 子数1ないし6のアルコキシカルボニル基により置換されたフェニル基,炭素原 子数3ないし8のシクロアルキル基,R7O−,R7S(O)n−,R78N−, (CH33Si−,−CN,R8CO−またはR9ON=CR8−により置換され た炭素原子数2ないし8のアルケニル基;炭素原子数2ないし8のアルキニル基 ;炭素原子数3ないし8のシクロアルキル基;ハロゲン原子,炭素原子数1ない し10のアルキル基,フェニル基,またはハロゲン原子,炭素原子数1ないし6 のアルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキル基,炭素原子数1ないし6 のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基もしくは炭素原子数 1ないし6のアルコキシカルボニル基により置換されたフェニル基,R7O−, R7S(O)n−,R78N −,(CH33Si−,−CN,オキソ基,=NOR7,R8CO−またはR9O N=CR8−により置換された炭素原子数3ないし8のシクロアルキル基;炭素 原子数3ないし8のシクロアルケニル基;ハロゲン原子,炭素原子数1ないし1 0のアルキル基,フェニル基,またはハロゲン原子,炭素原子数1ないし6のア ルキル基,炭素原子数1ないし6のハロアルキル基,炭素原子数1ないし6のア ルコキシ基,炭素原子数1ないし6のハロアルコキシ基もしくは炭素原子数1な いし6のアルコキシカルボニル基により置換されたフェニル基,R7O−,R7S (O)n−,R78N−,(CH33Si−,−CN,オキソ基,=NOR7,R8 CO−またはR9ON=CR8−により置換された炭素原子数3ないし8のシク ロアルケニル基を表すか、またはR7O−(R7は前記定義と同じ)を表し、そし てR6はR5と同定義を表すか、もしくは水素原子を表すか,またはR5と一緒に なって炭素原子数4ないし7のアルキレン基を形成するか、もしくは Zは,次式によって表わされる基 (式中, R50は水素原子,ハロゲン原子,−NO2,−CN,炭素原子数1ないし4のア ルキル基,ハロゲン原子,−CN,−OCH3もしくは−SCH3によって置換さ れた炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数2ないし4のアルケニル基 ;ハロゲン原子もしくはOCH3によって置換された炭素原子数1ないし4のア ルケニル基,炭素原子数2ないし4のアルキニル基,ハロゲン原子,−OCH3 もしくは−Si(CH33によって置換された炭素原子数2ないし4のアルキニ ル基,炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基,フッ素原子,塩素原子もしく は−CH3によって置換された炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基,−C (O)R100,−OCH2CH2OR100,−OH,−C(R100)(OR110)(O R120),−CO2130,−C(O)NR140150,−N3,−SO2NR14015 0 ,−SO3160,−OSO2170,フェニル基,ハロゲン原子,−CH3もしく は−OCH3で置換されたフェニル基,−O−R180,−S(O)b180または− (CH2sを表し,bおよびsは互いに独立して0または1を表し, R60は水素原子,ハロゲン原子,−CN,−NO2,炭素原子数1ないし4のア ルキル基,ハロゲン原子,−CO2130,−SO2NR140150,−NR14015 0 ,炭素原子数1または2のアルコキシ基, −OR190,−S(O)b190,炭素原子数1または2のハロアルコキシ基,炭 素原子数1または2のアルキルチオ基,炭素原子数1または2のハロアルキルチ オ基,−CN,−OHもしくは−SHによって置換された炭素原子数1ないし4 のアルキル基,−CO2130,−SO2NR140150,−NR140150,−S( O)b190または−OR190を表し, R70は現れる夫々の処で独立して水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基 ,炭素原子数1ないし4のハロアルキ基,炭素原子数2ないし4のアルケニル基 ,フェニル基,ハロゲン原子,−S(O)b190または−OR190によって置換 されたフェニル基,−S(O)b190または−OR190,またはハロゲン原子を 表し, R80は水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数1ないし4の ハロアルキ基,ハロゲン原子,−CO2130,−SO2NR140150,−OSO2 170,−S(O)b180,−CNもしくは−NO2を表し,そして R90は,水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,ハロゲン原子もしくは フェニル基によって置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数 2ないし4のアルケニル基,フェニル基もしくはハロゲン原子,炭素原子数1な いし4のアルキル基,−NO2,−CNもしくは炭素原子数1ないし4のアルコ キシ基によって 置換されたフェニル基を表し, R100は水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,ハロゲン原子もしくは −OCH3によって置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数 3ないし6のシクロアルキル基,ハロゲン原子もしくは−CH3によって置換さ れた炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基,炭素原子数2ないし4のアルケ ニル基,もしくは炭素原子数2ないし4のアルキニル基を表し, R110およびR120は互いに独立して炭素原子数1ないし4のアルキル基を表すか ,またはR110およびR120は一緒になって−CH2CH2−,−CH2OCH2−も しくは−CH2C(CH32CH2−を表し, R130は水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,ハロゲン原子,−CN ,−CO2100,−NR140150,−OR100もしくは−Si(CH33によっ て置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数3ないし4のアル キニル基,−CH3もしくは−Si(CH33によって置換された炭素原子数3 または4のアルキニル基,炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基,炭素原子 数3ないし6のシクロアルキル−炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子 数1ないし4のアルコキシ基もしくは−Si(CH33を表し, R140は水素原子,もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し, R150は水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基, 炭素原子数1ないし4のアルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし4のアルケニ ル基を表すか、またはR140とR150は一緒になって−(CH22(CH2a−( CH22−(式中,aは0または1である)または−(CH22O(CH22− を表し, R160は,炭素原子数1ないし4のアルキル基もしくは炭素原子数1ないし4の ハロアルキル基を表し, R170は炭素原子数1ないし4のアルキル基,もしくは−NR140150(式中, R140とR150は上述のと同定義を表す)を表し, R180は炭素原子数1ないし4のアルキル基もしくは炭素原子数1ないし4のハ ロアルキル基,炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基,炭素原子数2な いし4のアルケニル基,炭素原子数3または4のアルキニル基,フェニル基また はハロゲン原子,炭素原子数1ないし3のアルキル基,炭素原子数1ないし3の アルコキシ基もしくは炭素原子数1ないし3のハロアルキル基によって置換され たフェニル基を表し, R190は炭素原子数1ないし4のアルキル基もしくはフッ素原子,塩素原子,も しくは−OR160によって置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し , qは0または1を表し, Gは次式 (式中, R260は水素原子もしくは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し,そして R270は水素原子,炭素原子数1ないし3のアルキル基もしくは炭素原子数2な いし4のアルケニル基を表す)で表される基を表す)を表し, R2は,水素原子,炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数1ないし 6のアルコキシ基または炭素原子数1ないし6のアルコキシカルボニル基によっ て置換された炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数3ないし8のア ルケニル基もしくはベンジル基を表し, XおよびYは互いに独立して=N−,=CH−もしくは =CR−(式中,Rはハロゲン原子,炭素原子数1ないし6のアルキル基,ハロ ゲン原子,炭素原子数1ないし6のアルコキシ基もしくは炭素原子数1ないし6 のハロアルコキシ基によって置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基,炭 素原子数1ないし6のアルコキシ基,もしくは炭素原子数1ないし6のハロアル コキシ基を表す)を表し,XもしくはYのいずれかは必ず=N−を表し, R3およびR4は互いに独立して水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1ないし1 0のアルキル基,R7O−,R7S(O)n−,R78N−,炭素原子数1ないし 10のハロアルキル基,炭素原子数1ないし10のハロアルコキシ基,炭素原子 数1ないし6のアルコキシ−炭素原子数1ないし6のアルキル基,若しくはフェ ニルチオ基を表し,上記式中R7,nおよびR8は前記と同定義であり,もしくは R3およびR4はRと一緒になって基−OCH2CH2(CH2m−もしくは−(C H2mCH2CH2O−を形成し, mは0もしくは1を表し, Raは水素原子,炭素原子数1ないし8のアルキル基,ヒドロキシ基,炭素原子 数1ないし8のアルコキシ基,フェノキシ基,炭素原子数1ないし8のアルキル チオ基,フェニルチオ基,(CH33Si−,炭素原子数3ないし8のシクロア ルキル基,フェニル基若しくはジ−炭 素原子数1ないし8のアルキルアミノ基によって置換された炭素原子数1ないし 8のアルキル基,炭素原子数2ないし6アルケニル基,ハロゲン原子によって置 換された炭素原子数2ないし6のアルケニル基を表すか,またはRaは炭素原子 数2ないし6のアルキニル基,炭素原子数3ないし8のシクロアルキル基,炭素 原子数1ないし3のアルキル基によって置換された炭素原子数3ないし8のシク ロアルキル基を表すか,またはRaは炭素原子数3ないし6のシクロアルケニル 基,フェニル基若しくは炭素原子数1ないし8のアルキル基,ハロゲン原子,ニ トロ基,−CN,炭素原子数1ないし6のアルコキシ基,炭素原子数1ないし6 のハロアルコキシ基,フェノキシ基,−NR78もしくは,R8CO−によって 置換されたフェニル基を表し、上記式中R7およびR8は前述と同定義を表し,ま たは Raはヒドロキシル基,ハロゲン原子,テトラヒドロチエニル基,テトラヒドロ フリル基,フリル基,ピリジル基,もしくはチエニル基を表し, Rbは水素原子,炭素原子数1ないし8のアルキル基,もしくはフェニル基を表 すか,または RaおよびRbは結合されている炭素原子と一緒になって式−CO−で表わされる 基を形成し,そして mは0もしくは1を表わす〕で表される除草剤、および式Iの化合物の塩および 立体異性体と、 b)除草剤−拮抗作用的有効量の次式IIa (式中 R010は水素原子,炭素原子数1ないし8のアルキル基,もしくは炭素原子数1 ないし6のアルコキシ基もしくは炭素原子数3ないし6のアルケニルオキシ基に よって置換された炭素原子数1ないし8のアルキル基を表し,そして X2は水素原子,もしくは塩素原子を表す)で表される化合物, 次式IIb1 (式中, Eは窒素原子もしくはメチン基を表し, R11は−CCl3もしくは未置換もしくはハロゲン置換フェニル基を表し, R12およびR13は互いに独立して水素原子もしくはハロゲン原子を表し,そして R14は,炭素原子数1ないし4のアルキル基を表す)で表される化合物, 次式IIb2 (式中 R12および13は上述と同定義を表し,そして R66,R67およびR68は互いに独立して炭素原子数1ないし4のアルキル基を表 す)で表される化合物、 次式IIc, (式中 A2は下に示す基を表し, 25およびR26は互いに独立して水素原子,炭素原子数1ないし8のアルキル基 ,炭素原子数3ないし8のシクロアルキル基,炭素原子数3ないし6のアルケニ ル基, もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基または によって置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基を表すか;または R1およびR2は一緒になって酸素原子,硫黄原子,SO,SO2,NH,もしく は−N(炭素原子数1ないし4のアルキル)−によって中断されてもよい炭素原 子数4ないし6のアルキレン橋を形成し、 R27は水素原子,または炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し; Raaは水素原子,ハロゲン原子,シアノ基,トリフルオロメチル基,ニトロ基, 炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数1ないし4のアルコキシ基,炭 素原子 数1ないし4アルキルチオ基,炭素原子数1ないし4アルキルスルフィニル基, 炭素原子数1ないし4アルキルスルフォニル基,−COOj,−CONRkm, −CORn,−SO2NRkmもしくは−OSO2−炭素原子数1ないし4のアル キル基を表し; Rgは水素原子,ハロゲン原子,シアノ基,ニトロ基,炭素原子数1ないし4の アルキル基,炭素原子数1ないし4のハロアルキル基,炭素原子数1ないし4の アルキルチオ基,炭素原子数1ないし4アルキルスルフィニル基,炭素原子数1 ないし4アルキルスルフォニル基、−COORj,−CONRkm,−CORn, −SO2NRkm,−OSO2−炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数 1ないし6のアルコキシ基,もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基また はハロゲン原子によって置換された炭素原子数1ないし6のアルコキシ基,炭素 原子数3ないし6のアルケニルオキシ基,またはハロゲン原子によって置換され た炭素原子数3ないし6のアルケニルオキシ基または炭素原子数3ないし6のア ルキニルオケシ基を表すか,もしくはRaおよびRbは一緒になってハロゲン原子 もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基によって置換可能な炭素原子数3ま たは4のアルキレン橋を形成するか,ハロゲン原子若しくは炭素原子数1ないし 4のアルキル基によって置換可能な炭素原子数3または4のアルケニレン橋を形 成するか,またはハロゲン原子若しくは炭素原子 数1ないし4のアルキル基によって置換可能なアルカジエニレン橋を形成し; RbbおよびRhは互いに独立して,水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1ない し4のアルキル基,トリフルオロメチル基,炭素原子数1ないし6のアルコキシ 基,炭素原子数1ないし6のアルキルチオ基,もしくは−COORjを表し; Rcは水素原子,ハロゲン原子,ニトロ基,炭素原子数1ないし4のアルキル基 またはメトキシ基を表し; Rdは,水素原子,ハロゲン原子,ニトロ基,炭素原子数1ないし4のアルキル 基,炭素原子数1ないし4のアルコキシ基,炭素原子数1ないし4のアルキルチ オ基,炭素原子数1ないし4のアルキルスルフィニル基,炭素原子数1ないし4 のアルキルスルフォニル基,−COORjまたはCONRkmを表し; Reは,水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,−CO ORj,トリフルオロメチル基,またはメトキシ基を表わすか,または RdとRe一緒になって炭素原子数3または4のアルキレン橋を形成し; Rfは水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し; RxとRyは互いに独立して水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1ないし4のア ルキル基,炭素原子数1ないし4のアルコキシ基,炭素原子数1ないし4のアル キル チオ基,−COOR28,トリフルオロメチル基,ニトロ基もしくはシアノ基を表 し; Rj,Rk,およびRmは互いに独立して水素原子もしくは炭素原子数1ないし4 のアルキル基を表し;あるいはRkとRmは一緒になって酸素原子,NHまたは− N(炭素原子数1ないし4のアルキル)−によって中断されてもよい炭素原子数 4ないし6のアルキレン橋を形成し; Rnは炭素原子数1ないし4のアルキル基,フェニル基,もしくはハロゲン原子 ,炭素原子数1ないし4のアルキル基,メトキシ基,ニトロ基もしくはトリフル オロメチル基によって置換されたフェニル基を表し; R28は水素原子,炭素原子数1ないし10のアルキル基,炭素原子数1ないし4 のアルコキシ−炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数1ないし4のア ルキルチオ−炭素原子数1ないし4のアルキル基,ジ−炭素原子数1ないし4の アルキルアミノ−炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数1ないし8の ハロゲン−アルキル基,炭素原子数2ないし8のアルケニル基,炭素原子数2な いし8のハロ−アルケニル基,炭素原子数3ないし8のアルキニル基,炭素原子 数3ないし7のシクロアルキル基,炭素原子数3ないし7のハロ−シクロアルキ ル基,炭素原子数1ないし8のアルキルカルボニル基,アリルカルボニル基,炭 素原子数3ないし7のシクロアルキルカルボニル基,未置換であるか又はハロゲ ン原子, 炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子数1ないし4のハロ−アルキル基 ,炭素原子数1ないし4のハロ−アルコキシ基,もしくは炭素原子数1ないし4 のアルコキシ基から成る同一かもしくは異なる置換基によりフェニル環上で3回 まで置換されているベンゾイル基を表すか;またはフロイル基,チエニル基を表 すか;もしくはフェニル基,ハロフェニル基,炭素原子数1ないし4のアルキル フェニル基,炭素原子数1ないし4のアルコキシフェニル基,炭素原子数1ない し4のハロ−アルキルフェニル基,炭素原子数1ないし4のハロ−アルコキシフ ェニル基,炭素原子数1ないし6のアルコキシカルボニル基,炭素原子数1ない し4のアルコキシ−炭素原子数1ないし8のアルコキシカルボニル基,炭素原子 数3ないし8のアルケニルオキシカルボニル基,炭素原子数3ないし8のアルキ ニルオキシカルボニル基,炭素原子数1ないし8のアルキルチオカルボニル基, 炭素原子数3ないし8のアルケニルチオカルボニル基,炭素原子数3ないし8の アルキニルチオカルボニル基,カルバモイル基,モノ−炭素原子数1ないし4の アルキルアミノカルボニル基,ジ−炭素原子数1ないし4のアルキルアミノカル ボニル基によって置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基を表すか;また は未置換であるかハロゲン原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,炭素原子 数1ないし4のハロ−アルキル基,炭素原子数1ないし4のハロ−アルコキシ基 もしくは炭素原子数1ないし 4のアルコキシ基から成る同一かもしくは異なる置換基によってフェニル環上で 3回まで置換されているか,もしくは単独のシアノ基またはニトロ基の置換基に よって置換されているフェニルアミノカルボニル基,または未置換であるか一個 または二個の炭素原子数1ないし4のアルキル基によって置換されているジオキ ソラン−2−イル基,または未置換であるか一個または二個の炭素原子数1ない し4のアルキル基によって置換されているジオキサン−2イル基を表すか,また はシアノ基,ニトロ基,カルボキシル基,或は炭素原子数1ないし8のアルキル チオ−炭素原子数1ないし8のアルコキシカルボニル基によって置換されている 炭素原子数1ないし4のアルキル基を表す)で表される化合物, 次式IIe (式中, R33とR34は互い独立して炭素原子数1ないし6のアルキル基もしくは炭素原子 数2ないし6のアルケニル基を表わすか;或はR33とR34は一緒になって を表し, R35とR36は互いに独立して水素原子,もしくは炭素原子数1ないし6のアルキ ル基を表すか;または R33とR34は一緒になって を表し, R37とR38は互いに独立して炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わすか、ま たは R37とR38は一緒になって−(CH25−を表し, R39は水素原子,炭素原子数1ないし4のアルキル基,または を表すか;もしくは R33とR34は一緒になって を表し; R40,R41,R42,R43,R44,R45,R46,R47,R48.R49.R050,R51 ,R52,R53,R54および R55は互いに独立して水素原子もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基を表 す)で表される化合物; 次式IIf (式中 R63は水素原子もしくは塩素原子を表し,そして R64はシアノ基またはトリフルオロメチル基を表す)で表される化合物;もしく は次式IIg (式中 R65は水素原子またはメチル基を表わす)で表される化合物との混合物からなる 活性物質を含有する選択的除草用組成物。 2.除草剤として、R3とR4がメトキシ基を表す式Iの化合物を含む請求項1記 載の組成物。 3.除草剤として、R3とR4がメトキシ基を表し,Zが炭素原子数1ないし10 のアルキル基,炭素原子数2ないし8のアルケニル基または炭素原子数2ないし 8のハロアルケニル基を表す式Iの化合物を含む請求項1記載の組成物。 4.除草剤として、Zが−CH2−CH(CH32,−CH2−C(CH3)=C H2もしくは−CH2−CH=CHClで表す式Iの化合物を含む請求項3記載の 組成物。 5.除草剤として、Zが−CH2−CH(CH32,−CH2−C(CH3)=C H2もしくは−CH2−CH=CHClを表し,そしてmが0である式Iの化合物 を含む請求項1記載の組成物。 6.薬害軽減剤として式IIa,IIb1,IIb2もしくはIIcの化合物を含 む請求項1記載の組成物。 7.薬害軽減剤として式IIb1,もしくはIIb2の化合物を含む請求項6記載 の組成物。 8.薬害軽減剤として式IIaの化合物を含む請求項6記載の組成物。 9.除草剤として、Zが−CH2−CH(CH32,−CH2−C(CH3)=C H2もしくは−CH2−CH=CHClを表し,そしてmが0を表す式Iの化合物 ,および薬害軽減剤として式IIaの化合物を含む請求項1記載の組成物。 10.薬害軽減剤として次式IIa1 の化合物を含む請求項9記載の組成物。 11.有用植物,それらの種子もしくは苗木またはそれらの耕作区域を,除草有 効量の式Iで表される化合物および除草剤−拮抗有効量の式IIaないし式II gの薬害軽減剤で、同時にまたは別々に処理することから成る、有用植物の作物 における広葉の雑草および細葉の雑草を選択的に防除する方法。 12.有用植物の作物または有用植物の作物のための耕作区域を,0.001な いし2kg/haの式Iの除草剤および0.001ないし0.5kg/haの式 IIaないしIIgで表される薬害軽減剤で処理する請求項11記載の方法。 13.有用植物の作物がトウモロコシもしくは穀類,特にライムギ,大麦,オー トムギもしくは小麦の作物である請求項11記載の方法。
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