JPH10511494A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH10511494A
JPH10511494A JP8528867A JP52886796A JPH10511494A JP H10511494 A JPH10511494 A JP H10511494A JP 8528867 A JP8528867 A JP 8528867A JP 52886796 A JP52886796 A JP 52886796A JP H10511494 A JPH10511494 A JP H10511494A
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ヤクシュ ヘルムート
コッホ フォルカー
オーリンガー マンフレート
コール アルベルト
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シュナイダー ノルベルト
ハイルマン ペーター
ジョン ヴェイチ ロナルド
ホフマン エーリヒ
ヒュープナー ヴェルナー
ヤコウ ハラルト
レーネルト ルーディ
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エムテック マグネティクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、支持顔料により安定化されたテープ状磁気記録媒体Iにおいて、前記テープ状磁気記録媒体Iが非磁性支持体III、この支持体に適用された少なくとも1つの層及び、この少なくとも1つの層中の針状無機顔料IIを有し、この針状無機顔料IIが支持顔料として適しており、平均長さ対平均直径の比率が3:1〜15:1であり、テープ状記録媒体Iの縦方向での前記積層物の平均弾性係数が15GPaより小さくないテープ状磁気記録媒体に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 磁気記録媒体 本発明は、支持顔料により安定化された磁気記録媒体に関する。 現在の磁気記録媒体の場合に、より大きな記憶容量及び記憶情報に対するより 高速なアクセスのための要求が絶えず生じる。テープ状記録媒体にとって、これ らの要求は、第1の場合において、一方ではテープ厚さの連続的減少を意味し、 他方では、実際に有利に使用される少くとも縦方向の記録する方法のための磁性 層の厚さの連続的減少を意味する。第2の場合においては、絶えず増加するテー プ速度である。例えば、現在高い記憶容量を有するテープ状記録媒体は、10μ mのテープ厚さを有するだけで、書込及び読込作業に関連する磁性層の厚さは約 1μmであり、現在の高速ドライブにおけるテープ速度は1秒につき数メートル の領域にある。 特にスタート−ストップ操作において、予備選択された情報パッケージにアク セスする場合、かなりの場合、磁気記録媒体に縦方向に高い加速が作用する。テ ープの横断面にわたり作用する短期間の高い動的引張応力を伴う動的引張荷重が これと関連する。これは、反復荷重変動を伴う連続的応力下で引き裂けにつなが りかねないテープ状記録媒体の塑性変形を生じるのに十分である。 ポリエステルフィルム(例えばポリエチレンテレフタレートを含む)は、テー プ状記録媒体のための支持体材料として通常使われる。この材料の弾性係数が4 〜8のGPa(製造プロセスの正確な条件に対応する)であり、弾性限界が約0 .5%より高くない伸び率であることが公知である。これらの値は、フィルム製 造機の縦方向に切断され、適当な引張試験機に固定されたフィルム試料に関する 静的引張試験において測定される。このように、支持体材料自体は、これらの2 つの特性の積、つまり40Mpaよりも大きくない最大引張応力を弾性吸収する ことができる。 欧州特許出願公開(EP−A)第0520155号明細書中で、1μm以下の 薄い厚さを有する現代的な磁性層の弾性範囲は、30MPaの最小降伏点及び0 .2%の降伏時の最小伸び率により特徴付けられる。支持体及び磁性層について の規定の弾性限界は、前記の支持体及び前記の層からなるテープ状記録媒体にと って0.2〜0.5%の弾性伸び率で30〜40MPaの弾性引張応力である。 テープ状記録媒体の弾性の課題に関するその他の刊行物は、特開昭(JP−A )57−078630公報、特開昭(JP−A)57−078629公報及び特 開平(JP−A)02−260229公報である。こ の最初の2つの刊行物の発明の概念は、磁気記録特性が記録媒体の変形によって 損なわれないために、縦方向と横方向における弾性係数の比率を2.5より大き くなく設定することに本質がある。特開平(JP−A)02−260229公報 は、磁性層の寿命及び走行特性を改良することに関している。これに関して、非 磁性の支持体と実際の記録層との間に下層としてもう一つの磁性層が解決手段と して提案され、この下層は記録層よりも大きな弾性係数を有する。 これらの刊行物のいずれも、十分に高い弾性引張応力範囲及び十分に高い弾性 係数を有するテープ状磁気記録媒体を製造することができない。 本発明の課題は、前記の欠点を改善し、高速テープドライブにおいて時間関数 として変化する高い引張応力の弾性テープ状磁気記録媒体を提供することである 。 前記の課題は、非磁性支持体IIIこの支持体に適用された、少なくとも1つ の層、及び前記の少なくとも1つの層中の針状無機顔料IIからなり、その際、 この針状無機顔料は、支持顔料として適しており、顔料IIの平均長さ対平均直 径の比率は少なくとも3であり、その際、前記の積層物の平均弾性係数はテープ 状記録媒体Iの縦方向において15GPaよりも小さくないテープ状磁気記録媒 体Iにより達成されることが見出された。 さらに、支持顔料として適している新規のクロム含有無機針状顔料VI及びV II、その製造方法、及びこの顔料の特に高分子材料の異方性の強化のための使 用が見出された。 本発明の場合、弾性係数は、引張応力対縦方向の伸長度との比率として得られ 、一般的公知手段で簡単に測定できる伸び率Eにおける弾性係数を意味している と解釈される。 適当な支持顔料は、強磁性及び非強磁性の針状の無機顔料IIである。 適当な強磁性顔料IIは、金属顔料、例えばFe、Co、Ni及びこれらの元 素の合金、及び酸化顔料、γ−Fe23、Co含有のγ−Fe23、Fe34、 有利にクロム含有の酸化顔料、例えばCrO2、特に、式VI Crax・nH2O VI [式中、 aはクロムの平均原子価であり、3.0<a≦3.25、有利に3.0<a≦3 .1を表し、xはクロムの原子価によって決定される酸素当量であり、nは含水 量であり、0<n<(4−a)/2を表す]の酸化物の顔料である。 本発明により、顔料VIは、コア50重量%及びシェル50重量%とからなり 、コア及びシェル中のCr (IV)対Cr(III)の原子比は同じ又は異なることができる。 適当な非強磁性顔料IIは、有利に酸化顔料、例えばFeOOH、α−Fe2 3及び特に式VII Cr23・nH2O VII [式中、 nは0〜0.5である]のクロム含有の顔料である。 顔料VI及びVIIは、式VIII CrOx VIII [式中 xは1.8≦x≦2.2を表す]の顔料を、400〜500℃、有利に440〜 480℃、特に有利に450〜470℃で、特に分子酸素を含有するガス、例え ば空気中で、0.5〜10時間、有利に0.5〜2時間の反応時間で加熱するこ とによって得ることができ、その際、顔料VIIIは自体公知の方法で、例えば 水を用いた洗浄により加熱の前に清浄化することができる。 有利に、顔料VIIIは、有機化合物、又は有利に無機化合物、例えば鉱物塩 基、有利にアルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物及び土類金属水酸 化物、例えば水酸化カリウム、水酸化カルシウム、特に水酸化ナトリウム又はこ れらの塩基性塩、例えば炭酸塩又は亜硫酸塩、特に亜硫酸ナトリウムで、加熱の 前に処理することができる。亜硫酸塩を除いて、無機 溶液、特に水溶液中で、7〜14、特に11〜13のpHで、10〜90℃で、 0.5〜10時間、特に0.5〜5時間の反応時間での反応が有利であり、亜硫 酸塩の場合には、7〜9のpHが推奨される。 顔料VI及びVIIは、110〜250℃、有利に160〜230℃、特に1 90〜210℃の熱水条件下で、還元剤を用いて、2〜500、有利に100〜 300、特に有利に150〜250バールで、10〜500、有利に50〜25 0、特に80〜120時間での最初の反応により得ることができる。適当な還元 剤は、無機又は有利に有機化合物、例えばカルボン酸、特にシュウ酸である。 この反応生成物は、さらに反応混合中で処理するか、又は有利に公知方法、例 えば濾過により懸濁液から単離され、有利に清浄化、例えば洗浄することができ る。 本発明により、この反応生成物は、次いで、100〜500℃、有利に200 〜400℃で、特に分子酸素を含有するガス、例えば空気中で、0.5〜10、 有利に0.5〜2時間の反応時間で熱処理される。 この反応生成物は、有機化合物又は有利に無機化合物、例えば鉱物塩基、有利 にアルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物及び土類金属水酸化物、例 えば水酸化カリウム、水酸化カルシウム、特に水酸化ナトリウム又はこれらの塩 基性塩、例えば炭酸塩又は 亜硫酸塩、特に亜硫酸ナトリウムで、加熱の前に処理することができる。無機溶 液、特に水溶液中で、7〜14、特に11〜13のpHで、亜硫酸塩の場合では 7〜9のpHが推奨され、10〜90℃で、0.5〜10、特に0.5〜5時間 の反応時間での反応が有利である。 顔料VI及びVIIは、有機化合物又は有利に無機化合物、例えば鉱物塩基、 有利にアルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物及び土類金属水酸化物 、例えば水酸化カリウム、水酸化カルシウム、特に水酸化ナトリウム、又はこれ らの塩基性の塩、例えば炭酸塩又は亜硫酸塩、特に亜硫酸ナトリウムで処理する ことができる。無機溶液、特に水溶液中で、7〜14、特に11〜13のpHで 、亜硫酸塩の場合には7〜9のpHが推奨される、10〜90℃で、0.5〜1 0、有利に0.5〜5時間の反応時間での反応が有利である。 一般に公知のように、支持顔料II、VI及びVIIは他の元素又は化合物を 含有することができる。本発明の場合、針状顔料II、VI及びVIIは、針状 顔料の平均長さ対針状顔料の平均直径の比率が3:1〜15:1、有利に5:1 〜10:1であり、長さは50〜400nm、有利に90〜300nm、特に1 00〜200nmである。顔料VI及びVIIのDIN 66132による比表 面積は、30〜150、有 利に50〜100m2/gである。本発明の場合、顔料VIの飽和磁化は0.1 〜65、有利に0.1〜40、特に0.1〜22nTm3/gであり、残留磁気 誘導は0.05〜24、有利に0.05〜12、特に0.05〜5nTm3/g である。 顔料II、有利にVI及びVIIは、特に、高分子材料の異方性の強化に適し ている。このような高分子材料は、表面、例えばフィルム、又は三次元の成形体 、例えばシリンダー、例えばワイヤーを被覆するために使用するのが有利である 。 このように、強化されたポリマー材料又は層を製造するために、顔料II、特 にVI又はVIIは、本発明により、高分子材料の溶融物又は溶液又は高分子材 料を製造することができる化合物の溶融物又は溶液中へ混入され、この混合物を 次いで硬化させるか又は凝固させる。 高分子材料の異方性の強化のために、新規の磁気記録媒体I中に、支持顔料I I、特にVI又はVIIが有利に使用でき、高分子材料の硬化又は凝固の前に配 向させることができる。 非強磁性支持顔料の場合、この配向は例えば狭いギャップを通して混合物を注 入するような流動学的手段により達成することができる。強磁性支持顔料II、 特にVIの場合、配向は外部磁場を用いて有利に達成される。 強磁性支持顔料IIを含有する層Vが支持体IIIと情報記憶のために適した 層IVとの間に存在する特に有利な磁気記録媒体において、層V中での配向率は 少なくとも2.5であり、層IV中では少なくとも4.0である。この配向率は 、走行方向のテープ状磁気記録媒体の残留磁気誘導と、走行方向に対して垂直の 方向の磁気記録媒体の残留磁気誘導との商を意味すると解釈される。顔料II、 有利にVI及びVIIの配向は、超薄切片によって測定することができる。この 目的のために、0.1〜0.2のμm厚さの超薄切片は透過型電子顕微鏡によっ て少なくとも20000倍に拡大して観察される。約20μmの幅の測定領域に おいて、超薄切片あたり50〜100個の針状顔料はランダムに選択され、テー プの縦方向における平均直径(dL)と横方向の平均直径(dT)が測定される。 dL≧2・dT では、顔料がテープの縦方向に優勢に配向しているとみなされる。 テープ状磁気記録媒体Iが、1つの非磁性支持体III及び磁気的に情報記憶 するために適した少なくとも1つの層(磁性層)IVを有することは公知である 。 新規の磁気記録媒体Iは、前記の支持顔料IIを、非磁性支持体III、情報 記憶のために適した少なくとも1つの層IV又は少なくとも1つの層V中に含有 することができる。この層Vは支持体IIIと磁性層IVとの間に配置するか、 又は磁性層IVと反対側の支持体IIIの片側に配置することができる。 非磁性支持体IIIは、剛性の又は柔軟な通常の支持体、特に線状ポリエステ ルフィルム、例えばポリエチレンテレフタレートを使用することができ、この支 持体は通常4〜200μm、特に6〜36μmの厚さを有する。 新規の磁気記録媒体Iの磁性層IVは、蒸着又はスパッタリングされた主に強 磁性の元素、例えばFe、Co及びNi又は他の合金を含有する金属薄膜をベー スとするか、又は強磁性顔料をベースとする。 このような層の製造のために顔料は、必要な場合に、充填剤と一緒に自体公知 の方法で溶剤、結合剤及び他の添加剤、例えば滑剤及び分散剤からなる溶液中に 分散され、非磁性支持体に適用することができる。強い磁場中で強磁性顔料を配 向させた後に、次の加工は通常の方法で、例えば溶剤を除去し、必要な場合に引 き続くカレンダー加工により結合剤を硬化させることにより行うことができる。 適当な磁性顔料は通常の酸化物顔料、例えばγ−Fe23、Fe34及びCr O2、又は金属顔料、例えばFe、Co及びNiである。一般に公知のように、 このような顔料は他の化学元素又は化合物を含有することができる。 通常のように、溶剤は、水、エーテル、例えばテトラヒドロフラン又はジオキ サン、ケトン、例えばメチルエチルケトン又はシクロヘキサノン、エステル、例 えば酢酸エチル、又は炭化水素、例えばアルカン又は芳香族化合物又はこれらの 溶剤の混合物を使用することができる。 適当な結合剤は、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリアクリルアミ ド、ビニルポリマー、例えばポリスチレン、ポリビニルクロリド、ポリビニルア セテート、ポリビニルプロピオネート又はポリアクリロニトリル、セルロース含 有結合剤、例えばセルロースエステル、特に硝酸セルロース、酢酸セルロース、 セルローストリアセテート、セルロースアセトプロピオネート又はセルロースア セトブチレート、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂又は、有利に、ポリウレタン及 びこれらの化合物のブロックポリマー又はコポリマーが公知である。適当なポリ ウレタンは、例えばドイツ国特許出願公告(DE−B)第1106959号明細 書、ドイツ国特許出願公告(DE−B)第2753694号明細書、ドイツ国特 許出願公開(DE−A)第3226995号明細書、ドイツ国特許出願公開(D E−A)第3227163号明細書及びドイツ国特許出願公開(DE−A)第3 227164号明細書に記載されている。ポリウレタンは単独で結合剤として使 用できるが、有利に他のポリマー、例えばポリビニル ホルマール、フェノキシ樹脂、PVC又はPVCコポリマーを使用することもで きる。 ポリウレタン及びポリウレタン混合物の耐摩耗性及び弾性係数は、これらの成 分を多官能性イソシアネート、特に2個以上のイソシアネート基を有するような ものと架橋させることによりさらに増大させることができる。このような架橋剤 は、二官能性イソシアネート、トルイレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジ イソシアネート又は式: のイソホロンジイソシアネートと、多価アルコールとの付加反応、又はビウレッ ト又はイソシアヌレート形成により有利に得ることができる。適当な架橋剤は、 特に、トルイレンジイソシアネートとトリメチロールプロパン及びジエチレング リコールとの付加物である。最適な性能特性を達成するために使用されるポリウ レタン量に対して必要な架橋剤の量は、若干の簡単な予備的実験で容易に測定す ることができる。 通常使用される滑剤は、10〜20個の炭素原子のカルボン酸、特に、ステア リン酸及びパルミチン酸、カルボン酸誘導体、例えばこれらの塩、エステル及び アミド又はフッ素化された炭化水素である。 カチオン性、非イオン性又は、有利に、アニオン性 界面活性剤、例えば炭化水素、特にアルキル又はアリール化合物のカルボキシレ ート、スルホネート、ホスホネート又はホスフェートは通常の方法で分散剤とし て使用することができる。 適当な充填剤は、無機顔料及び有機顔料、例えばアルミナ、シリカ、カーボン ブラック、ポリエチレン及びポリプロピレンであり公知である。 磁気記録媒体Iの製造において、少なくとも1種の支持顔料IIを含有する複 数の磁性層IV、少なくとも1種の支持顔料IIを含有する複数の層Vは、支持 体IIIに適用することができる。 実施例 CrO2顔料の調製 例1 CrO3 554gを、水159g中に10分の間に分散させた。酒石酸アン チモニルカリウム(PAT)70gを、この混合物に40〜60℃でゆっくり添 加し、60℃で5分間撹拌を実施した。次いで、Cr23 170gを20〜3 0℃で3分の間に撹拌しながら添加した。 次いで、15分間、十分に撹拌して(温度を80℃まで上昇させて)均質化を 実施した。 30℃に冷却した後、混合物を3時間オートクレーブ中で320〜350℃に 加熱し、この温度で9時間保持し、最大圧力は360バールであった。次いで、 この混合物を冷却し、オートクレーブ中の圧力は200℃の混合物の温度で低下 させた。 次いで、生成物を50℃で乾燥させ、粉砕した。 この特性は表1に示した。 例2a−g 例1からの生成物1000gを、25℃で水1490g中のシュウ酸780g の混合物中に撹拌しながら懸濁させた。次いで、この混合物をオートクレーブ中 で210℃で96時間、この混合物の自生に生じる圧力下に保持した。 次いで、この生成物を空気中で表2中に記載された加工条件下で加熱した。 この特性は表2に示した。 例3 例1からの生成物100gを、水1000g中に分散させ、湿式粉砕した。そ の後、この混合物を濾過し、濾過ケークを20℃での洗浄水の伝導率が<50μ Sになるまで洗浄し、次いで、残留物を水1000g中に分散させた。 次いで、水50g中の亜硫酸ナトリウム11gの溶液を混合物に添加し、20 〜28℃で30分間撹拌を実施した。 次いで、生成物を濾過し、洗浄水が20℃で<50μSの伝導率を示すまで、 濾過ケークを洗浄した。 濾過ケークを50℃で乾燥し、<1mmのペレット サイズまで顆粒化した。 この特性は表1中に示した。 例4 例1からの生成物100gを、水1000g中に分散させ、湿式粉砕した。そ の後、混合物を濾過し、20℃で洗浄水の伝導率が<50μSになるまで濾過ケ ークを水で洗浄し、次いで残留物を水1000g中で分散させた。次いで、15 重量%の水酸化ナトリウム溶液を用いてpHを12にし、55℃で、pH12で 2時間撹拌を実施した。 次いで、この生成物を濾過し、濾過ケークを、洗浄水が20℃で<50μSの 伝導率を示すまで洗浄した。 この濾過ケークを50℃で乾燥し、<1mmのペレットサイズに顆粒化した。 この特性は表1中に示した。 例5 例1からの生成物100gを、水1000g中に分散させ、湿式粉砕した。そ の後、混合物を濾過し、20℃での洗浄水の伝導率が<50μSになるまで濾過 ケークを洗浄し、次いで、残留物を水1000g中に分散させた。 この混合物を85℃で、撹拌しながら、窒素でシールしながら加熱し、水10 0g中の亜硫酸ナトリウム20gの溶液を85℃で添加し、85℃で2時間撹拌 を実施した。 次いで、この生成物を濾過し、濾過ケークを、洗浄水が20℃で<50μSの 伝導率を示すまで洗浄した。 濾過ケークを50℃で乾燥し、<1mmのペレットサイズに顆粒化した。 この特性は表1中に示した。 例6 例1からの生成物100gを、水1000g中で分散させ、湿式粉砕した。そ の後、混合物を濾過し、濾過ケークを洗浄水の20℃での伝導率が<50pSに なるまで洗浄し、50℃で乾燥し、<1mmのペレットサイズに顆粒化した。 生成物を、回転管状炉中で460℃で30分の滞留時間で空気中で加熱した。 この特性は表1中に示した。 例7 例6からの生成物100gを、水1000g中に分散し、湿式粉砕した。その 後、混合物を濾過し、濾過ケークを洗浄水の20℃での伝導率が<50μSにな るまで洗浄し、次いで、残留物を水1000g中に分散させた。 次いで、15重量%の濃度の水溶水酸化ナトリウム溶液を用いてpHを12に し、55℃で、pH12で2時間撹拌を実施した。 次いで、この生成物を濾別し、濾過ケークを洗浄水が20℃での伝導率<50 μSを示すまで洗浄した。 この濾過ケークを50℃で乾燥し、<1mmのペレットサイズに顆粒化した。 この特性は表1中に示した。 磁気記録媒体の製造 例8 例5による酸化クロム顔料1000重量部、極性アンカー基を有するビニルポ リマー75重量部、極性アンカー基を有するポリウレタン95重量部、ステアリ ン酸25重量部、テトラヒドロフラン180重量部及びジオキサン180重量部 の第1の分散液を、14μmの厚さの非磁性のポリエチレンテレフタレート支持 体上に1.2μmの層厚で塗布した。133kA/mの保磁力及び52m2/g の比表面積を有する強磁性金属顔料1000重量部、0.2μmの粒度を有する α−Al23 80重量部、極性アンカー基を有するビニルポリマー77重量部 、極性アンカー基を有するポリウレタン77重量部、リン酸エステル10重量部 、ステアリン酸25重量部、ポリイソシアネート22.5重量部、テトラヒドロ フラン1837.5重量部及びジオキサン1837.5重量部からなる第2の分 散液を、この層に0.4μmの層厚で塗布し、配向磁場を用いて配向させ、乾燥 し、カレンダー処理した。 著しく良好な磁性特性及び機械的特性を有する新規 の磁気記録媒体が得られた。 例9 例8と同様に調製を行うが、第1の分散液は例7による酸化クロム顔料100 0重量部を例5による酸化クロム顔料1000重量部に代えて含有した。 優れた磁性特性及び機械的特性を有する新規の磁気記録媒体が得られた。 例10 例8と同様に調製するが、第1の分散液は、125nmの平均針状物長さ及び 25nmの平均針状物直径を有する及びα−Fe23顔料1000重量部を、酸 化クロム顔料1000重量部に代えて含有した。 良好な磁性特性及び機械的特性を有する新規の磁気記録媒体が得られた。 比較例 例8と同様に調製するが、第1の分散液は60nmの平均長さ及び30nmの 平均直径を有するTiO2顔料1000重量部を、酸化クロム顔料1000重量 部に代えて含有した。 磁気記録媒体層は13のGPaの弾性係数を示した。 他の実施態様: 例11 10の平均長さ/幅の比率を有する微細に分散した針状CrO2顔料を含有す る結合剤含有の分散液を、 公知方法で、押出塗工装置を用いて5.8μmの厚さの非磁性ポリエチレンテレ フタレート支持体に塗布し、配向磁場を用いて配向させ、乾燥させた。こうして 得られた下層の乾燥層厚は2.5μmであり、配向率(Rf)は4.8であった 。その後、第2の製造工程において、実際の磁気記録層(上層)を、同様の方法 で第2の結合剤含有分散液で下層に塗布した。磁性の上層は、約75のkA/m の保磁力及び9の平均長さ/幅比率を有する微細に分散した針状CrO2顔料を 含有する。この層の乾燥層厚は2.6μmであり、配向率は5.6(単一層とし ての適用に関して)であった。両方の層は市販の適当なポリウレタン化合物(欧 州特許(EP)第0099533号明細書による)を結合剤として含有する。両 方の分散液を調製の間に撹拌ボールミル中で微細に分散させ、安定化のために常 用の添加剤を含有させた。被覆の直後に、イソシアネート含有の架橋溶液を両方 の分散液に添加した。下記の表は2種の乾燥した磁性層の量的な組成を示す。全 ての量的データは重量%である。 得られた記録媒体の弾性係数は、26.6GPaである。 例12 記録材料を例11の作業方法に従って製造し、下層及び上層は次の顔料を含有 する: 1) 単一層としての適用に関する 得られた記録媒体の弾性係数は23.6のGPaであった。 例13: 記録材料を例11の作業方法により調製し、下層及び上層は次の顔料を含有す る: 得られた記録媒体の弾性係数は24.3GPaであった。 例14 記録材料は例11の作業方法により調製するが、下層及び上層は次の顔料を含 有する: 得られた記録媒体の弾性係数は20.5GPaであった。 例15 記録材料は例11の作業方法によって調製するが、下層及び上層は次の顔料を 含有する: 得られた記録媒体の弾性係数は18.5GPaであった。 比較例2 記録材料は例11の作業方法に従って調製されるが、下層の酸化クロム顔料を 配向させなかった。下層及び上層は次の表に記載することがでる: 得られた記録媒体の弾性係数は11.6GPaに過 ぎなかった。
【手続補正書】 【提出日】1998年4月1日 【補正内容】 請求の範囲 1. 非磁性支持体III、この支持体に適用された少なくとも1つの層及び、 この少なくとも1つの層中の針状無機顔料IIを備え、この針状無機顔料IIは 支持顔料として適しておりかつこの平均長さ対平均直径の比率が3:1〜15: 1であり、テープ状記録媒体Iの縦方向での前記積層物の平均弾性係数が15G Paより小さくない、テープ状磁気記録媒体I。 2. テープ状記録媒体Iの縦方向での弾性係数が20GPaよりも小さくない 、請求項1記載のテープ状磁気記録媒体I。 3. a) 非磁性支持体III及び b) 磁気的に情報を記憶するのに適した層IVを備えた、請求項1又は 2記載の記録媒体I。 4. 結合剤及び支持顔料IIを含有する層Vを備えた、請求項1から3までの いずれか1項記載の記録媒体I。 5. 非磁性支持体II及び/又は磁気的に情報を記憶するのに適した層IVが 支持顔料IIを含有する、請求項1から4までのいずれか1項記載の記録媒体I 。 . 層Vが、非磁性支持体IIIと磁気的に情報を記憶するのに適した層IV との間に配置される、又は非磁性支持体IIIが層Vと磁気的に情報を記憶する のに適した層IVとの間に配置される 、請求項3記載の記録媒体I。 . 支持顔料IIとして強磁性顔料を含有する、請求項1からまでのいずれ か1項記載の記録媒体I。 . 支持顔料IIとして強磁性金属顔料又は強磁性合金顔料を含有する又は強 磁性金属酸化物顔料を含有する 、請求項記載の記録媒体I。 . 支持顔料IIとしてγ−Fe23顔料、Co含有のγ−Fe23顔料、γ −Fe34顔料又はCrO2顔料を含有する、請求項記載の記録媒体10 . 支持顔料IIとして、式VI: Crax・nH2O VI [式中、 aはクロムの平均原子価で、3.0<a≦3.25であり、 xはクロムの原子価により決定される酸素当量であり、 nは含水量で、0<n<(4−a)/2である]のクロム含有の針状顔料を含 有し、その際、針状顔料の平均長さ対針状顔料の平均直径の比率が3:1〜10 :1である、請求項8記載の記録媒体I。11顔料VIが a) コア50重量%及び b) シェル50重量%からなり、コア中の及びシェル中のCr(IV)対 Cr(III)の原子比が同じである、請求項10記載の記録媒体I。12顔料VIが a) コア50重量%及び b) シェル50重量%からなり、シェル中のCr(IV)対Cr(III )の原子比がコア中の原子比よりも大きいか又は小さい、請求項10記載の記録 媒体I。13 . 支持顔料IIとして非磁性顔料を含有する、請求項1からまでのいず れか1項記載の記録媒体I。14 . 支持顔料IIとしてFeOOH又はα−Fe23含有する、請求項13 記載の記録媒体I。15 . 支持顔料IIとして、式VII Cr23・nH2O VII [式中、 nは0〜0.5である]の顔料を含有し、その際、針状顔料の平均長さ対針状 顔料の平均直径の比率は3:1〜10:1である、請求項13記載の記録媒体I 。16 . a) 非磁性支持体III及び、その上に設置された、 b) 結合剤及び、顔料の平均長さ対平均直径の比率が少なくとも7で あり、配向比率少なくとも4であるクロム含有針状金属酸化物を含有する層V及 び、その上に設置された、 c) 結合剤及び強磁性金属顔料を含有する情報を記憶するのに適した 層IVを有し、 テープ状記録媒体Iの縦方向の弾性係数が30GPaよりも大きい、請求項 から12までの又は15のいずれか1項記載の記録媒体I。17 . 外部磁場中で配向させた、顔料VIを含有する、請求項10から12ま でのいずれか1項記載の記録媒体I。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 5/78 G11B 5/78 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),UA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BG ,BR,CA,CN,CZ,HU,JP,KR,MX, NO,NZ,PL,SG,SK,TR,UA,US (72)発明者 フォルカー コッホ ドイツ連邦共和国 67271 バッテンベル ク アム ヒッパーリンク 3 (72)発明者 マンフレート オーリンガー ドイツ連邦共和国 67227 フランケンタ ール アンゼルム−フォイアーバッハ−シ ュトラーセ 13 (72)発明者 アルベルト コール ドイツ連邦共和国 67229 ラウマースハ イム シュロスシュトラーセ 26 (72)発明者 ヴェルナー レンツ ドイツ連邦共和国 67098 バート デュ ルクハイム ハインリヒ−ベールマン−シ ュトラーセ 14 (72)発明者 ノルベルト シュナイダー ドイツ連邦共和国 67122 アルトリップ マーデンブルクシュトラーセ 5エフ (72)発明者 ペーター ハイルマン ドイツ連邦共和国 67098 バート デュ ルクハイム オット−シュミット−グロー ス−シュトラーセ 42 (72)発明者 ロナルド ジョン ヴェイチ ドイツ連邦共和国 67133 マックスドル フ カール−シューマン−リンク 18 (72)発明者 エーリヒ ホフマン ドイツ連邦共和国 69126 ハイデルベル ク パルクシュトラーセ 23 (72)発明者 ヴェルナー ヒュープナー ドイツ連邦共和国 67227 フランケンタ ール ハウプトシュトラーセ 48ツェー (72)発明者 ハラルト ヤコウ ドイツ連邦共和国 64625 ベンスハイム ニーベルンゲンシュトラーセ 66 (72)発明者 ルーディ レーネルト ドイツ連邦共和国 67069 ルートヴィヒ スハーフェン ゲーテボルガー ヴェーク 23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 非磁性支持体III、この支持体に適用された少なくとも1つの層及び、 この少なくとも1つの層中の針状無機顔料IIを備えたテープ状磁気記録媒体I において、この針状無機顔料IIは支持顔料として適しており、平均長さ対平均 直径の比率が3:1〜15:1であり、テープ状記録媒体Iの縦方向での前記積 層物の平均弾性係数が15GPaより小さくない、テープ状磁気記録媒体I。 2. テープ状記録媒体Iの縦方向での弾性係数が20GPaよりも小さくない 、請求項1記載のテープ状磁気記録媒体I。 3. a) 非磁性支持体III及び b) 磁気的に情報を記憶するのに適した層IVを備えた、請求項1又は 2記載の記録媒体I。 4. 結合剤及び支持顔料IIを含有する層Vを備えた、請求項1から3までの いずれか1項記載の記録媒体I。 5. 非磁性支持体IIIが支持顔料IIを含有する、請求項1から4までのい ずれか1項記載の記録媒体I。 6. 磁気的に情報を記憶するのに適した層IVが支持顔料IIを含有する、請 求項1から5までのいずれか1項記載の記録媒体I。 7. 層Vが、非磁性支持体IIIと磁気的に情報を記憶するのに適した層IV との間に配置される、請求項3記載の記録媒体I。 8. 非磁性支持体IIIが層Vと磁気的に情報を記憶するのに適した層IVと の間に配置される、記録媒体I。 9. 磁気的に情報を記憶するのに適した層IVが、結合剤及び微細に分散した 強磁性顔料を含有する、請求項1から8までのいずれか1項記載の記録媒体I。 10. 磁気的に情報を記憶するのに適した層IVが、主に強磁性金属又は強磁 性合金を含有する、請求項1から8までのいずれか1項記載の記録媒体I。 11. 支持顔料IIとして強磁性顔料を含有する、請求項1から10までのい ずれか1項記載の記録媒体I。 12. 支持顔料IIとして強磁性金属顔料又は強磁性合金顔料を含有する、請 求項11記載の記録媒体I。 13. 支持顔料IIとして強磁性金属酸化物顔料を含有する、請求項11記載 の記録媒体I。 14. 支持顔料IIとしてγ−Fe23顔料、Co含有のγ−Fe23顔料、 γ−Fe34顔料又はCrO2顔料を含有する、請求項13記載の記録媒体。 15. 支持顔料IIとして、式VI: Crax・nH2O VI [式中、 aはクロムの平均原子価で、3.0<a≦3.25であり、 xはクロムの原子価により決定される酸素当量であり、 nは含水量で、0<n<(4−a)/2である]のクロム含有の針状酸化物顔 料を含有し、その際、針状顔料の平均長さ対針状顔料の平均直径の比率が3:1 〜10:1である、請求項13記載の記録媒体I。 16. a) コア50重量%及び b) シェル50重量%からなり、コア中の及びシェル中のCr(IV )対Cr(III)の原子比が同じである、請求項15記載の記録媒体I。 17. a) コア50重量%及び b) シェル50重量%からなり、シェル中のCr(IV)対Cr(I II)の原子比がコア中の原子比よりも大きい、請求項15記載の記録媒体I。 18. a) コア50重量%及び b) シェル50重量%からなり、コア中のCr(IV)対Cr(II I)の原子比がシェル中の原子比よりも大きい、請求項15記載の記録媒体 I。 19. 支持顔料IIとして非磁性顔料を含有する、請求項1から10までのい ずれか1項記載の記録媒体I。 20. 支持顔料IIとしてFeOOH又はα−Fe23を含有する、請求項1 9記載の記録媒体I。 21. 支持顔料IIとして、式VII Cr23・nH2O VII [式中、 nは0〜0.5である]の顔料を含有し、その際、針状顔料の平均長さ対針状 顔料の平均直径の比率は3:1〜10:1である、請求項19記載の記録媒体I 。 22. a) 非磁性支持体III及び、その上に設置された、 b) 結合剤及び、顔料の平均長さ対平均直径の比率が少なくとも7で あり、配向比率少なくとも4であるクロム含有針状金属酸化物を含有する層V及 び、その上に設置された、 c) 結合剤及び強磁性金属顔料を含有する情報を記憶するのに適した 層IVを有し、テープ状記録媒体Iの縦方向の弾性係数が30GPaよりも大き い、請求項14から18までのいずれか1項記載の記録媒体I。 23. 支持顔料として適している、請求項15から 18、21又は22のいずれか1項記載の顔料VI又はVII。 24. 針状顔料の平均長さが100〜400nmである、請求項23記載の支 持顔料。 25. 式VIII CrOx VIII [式中、 xは1.8≦x≦2.2である]の顔料を、 a) 400〜500℃に加熱するか、又は b) 水熱条件下で、110〜250℃で、還元剤を用いて反応させ、次いで 200〜400℃で加熱する、請求項23又は24記載の顔料VI及びVIIの 製造方法。 26. 高分子材料の機械的特性を変性するための、請求項23又は24記載の 顔料VI及びVIIの使用。 27. 高分子材料の機械的特性を異方性に変性するための、請求項26記載の 使用。 28. 顔料VI又はVIIを、高分子材料の溶融物又は溶液、又は高分子材料 を製造することができる化合物の溶融物又は溶液に混入し、この混合物を硬化さ せるか又は凝固させる、高分子材料の機械的特性を変性する方法。 29. 顔料を流動学的に配向させ、この材料を硬化させるか又は凝固させる、 高分子材料の機械的特性 を異方性に変性する、請求項28記載の方法。 30. 顔料VIを、外部磁場中で配向させ、この材料を硬化させるか又は凝固 させる、請求項29記載の方法。 31. 請求項28から30までのいずれか1項記載の方法により得られた高分 子材料。 32. 請求項31記載の高分子材料を使用することにより製造された磁気記録 媒体。 33. 外部磁場中で配向させた、顔料VIを含有する、請求項15から18ま でのいずれか1項記載の記録媒体I。
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