JPH10508999A - 無線通信登録管理システム - Google Patents

無線通信登録管理システム

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JPH10508999A
JPH10508999A JP8516136A JP51613696A JPH10508999A JP H10508999 A JPH10508999 A JP H10508999A JP 8516136 A JP8516136 A JP 8516136A JP 51613696 A JP51613696 A JP 51613696A JP H10508999 A JPH10508999 A JP H10508999A
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フラーキング,メルビン,デューン
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ベルサウス コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 セルに分割された地理的なエリアを提供する無線通信システムにおいて、無線通信ユニットの登録を管理するための方法。各セルは、サービス・エリアの他のセルへの場所的関係や、そのセルに関する階層的情報を含む唯一無二の識別信号を発信する。無線通信ユニットには、ユニットの相対的移動度、通信頻度、及びシステムインフラ資源、に依存する値を有するマスキング係数を供給されるユニットは、ユニットによって受領される各識別信号の重要な一部を決定するマスキング係数を使用する。無線通信ユニットがサービス・エリアを通して動くにつれて、ユニットのセルの識別信号のこの一部は、ユニットが前回登録したセルの識別信号の対応する一部に比較される。位置するセルと前回登録のセルの間に予選択された関係が存在するかどうか判断するために、その比較は為される。無線通信ユニットは、この予選択された関連が存在すると判断したときのみ登録するので、これにより、無線通信ユニットが登録する回数を最小化し、一方、効率や通信供給を犠牲にすることがない。

Description

【発明の詳細な説明】 無線通信登録管理システム 技術分野 本発明は、概ね無線通信システムに関し、さらに、無線通信システム内で無線通 信ユニットの登録を管理するための方法と装置に特に関する。 発明の背景 無線通信システムは、規模と数の点で成長しており、革新的な通信サービスで 、大多数の加入者を引きつけている。各無線通信システムにとって、加入者数の 増加は、歓迎され大いに求められるものである。それでも、加入者数の増加は、 一貫したレベルの品質の通信サービスを低コストで維持する際に、問題を提起し ている。 加入者数の増加によって特に影響される1つのサービス分野は、そのシステム のサービスエリア内で稼働する無線通信ユニットの位置を捕捉するために使われ る作業である。無線通信ユニットは、発信又は通話がこのユニットに届くように 配されなければならない。ユニットを設置する際の困難は、無線通信ユニットの 主要な利点のうちの1つから生じる。このユニットは、システムのサービスエリ アの中でも外でも存在し得る。 無線通信ユニットの位置を捕捉するために使われる1つの方法は、ノース・ア メリカン・セルラーシステムであり、それは、一般に北アメリカで稼働中である セルラー電話システムによって使われている。ノース・アメリカン・システムに よると、この無線通信システムは、サービスエリア内で稼働中のユニットから、 (登録された)周期的な識別情報を受け取る。登録は、そのシステムに、このユ ニットがアクティブであることと、このユニットに関連しているセルラーの位置 とを示す。 しかしながら、登録は、サービスエリアの中または外でのユニットの将来の動 静に関する情報を、無線通信システムに提供しない。ノース・アメリカン・シ ステムに従ってユニットの位置を捕捉するために、この無線通信システムは、こ のユニットのセルラーの最終捕捉位置を呼び出す。もしユニットが、最終捕捉位 置での呼び出しに応答しないならば、ユニットが応答するまで、あるいは、シス テムは発見不能だと納得されるまで、このシステムは、システムの他のセル群内 のユニットを呼び続ける。 無線通信ユニットを配するノース・アメリカン・システムは、このユニットの 動きと位置に関する情報の全般的な不足によって阻害される。情報のこの不足は 、無線通信システムが送らなければならない呼び出しの数と、必要とされるユニ ットとしてシステムがチェックしなければならないセルの数と、を非常に増加さ せる。情報のこの不足は、また、加入者の移動面の傾向と、特定の加入者の無線 通信ユニットの位置を捕捉する際のシステムの効率を増す他の有用な方法と、を 阻害する システム・ワイドな呼び出しアプローチに関するもう一つの問題は、いわゆる ”システム・オーバーヘッド”である。システム・ワイドな呼び出しは、無線通 信ユニットの位置を捕捉する際にネットワーク資源の過大量を消費する。サービ スエリアの各セル内で為される各々の呼び出しは、無線通信ユニットの位置を捕 捉することを要求された無線シグナリングチャネル放送時間の総量を増加させ、 これにより、発信あるいは通話が達成可能になる。無線通信ユニットの位置を捕 捉するように要求されたチャネル放送時間の量の増加は、他の発信と通話を完了 するのに利用可能なチャネル放送時間の量を削減し、こうして、無線通信システ ム全体の効果的容量を削減する。時間は消費され、全サービスエリアに亘って無 線通信ユニットへの呼び出しによって、発信に遅れが生じる。 発信の遅延は、無線通信サービスを使うことを人々に躊躇させる。この躊躇は 、やがて、無線通信サービスの収益に否定的な影響を与える。システム・ワイド な呼び出しは、また、システム・コンピューティグ資源をシグナリングしスイッ チングするインフラを消費する。 ノース・アメリカン・システムを使っている無線通信システムは、ユニットが 最初に起動される時か、ユニットが最初に域外の無線通信システムのサービスエ リアに入る時に、無線通信ユニット所在の自動登録を規定する。ここで”域外の ”システムとは、無線通信ユニットを使っている加入者によって、サービスが申 し込まれるシステム以外の無線通信システムとして定義されるもののことである 。域外のシステムのサービスエリアで稼働中のユニットは、放浪者と呼ばれる。 自動登録手続きは、一般に、そのシステムでの初期登録の後には無線通信ユニッ トの追跡又は位置の捕捉をしない。 このように、無線通信ユニットが、その最初の登録位置で為された呼び出しに 応答しないならば、ユニットは、それが発見されるか発見不能とシステムが判断 するまで、サービスのセルの各々について、呼び出されなければならない。 ノース・アメリカンのシステム・ワイドな呼び出しに関し、その”域内”無線 通信サービスエリアの外側に位置する無線通信ユニット(”放浪者”)は、それ自 身のサービスエリア内での呼び出し放送を受信又は”聴取”しないであろうとい うもう一つの問題もまた、存在する。放浪者は域外の無線通信エリアでは、いく つかの条件が満足されない限り、通常呼び出されない。 最初の条件は、加入者が、無線通信ユニットの存在を、域外の無線通信システ ムに登録しなければならないという点である。この条件は、自律登録として知ら れるいくつかの無線通信システムにおいて利用可能な特徴によって充足され得る 。この特徴は、放浪者が他のシステムにいつ入ったかを自動的に登録するのを可 能にする。第2の条件は、域内のシステムが、浮浪の加入者の所在を知っていな ければならないという点である。 いくつかの無線通信システムにおいては、この第2の条件は、域内と域外のシ ステム間の情報交換によって充足される。この交換によって、域外のシステムは 、域内のシステムに、域外のシステムのサービスエリアで放浪の加入者への発信 の転送に関する情報を提供する。これらの条件が満たされれば、域外の無線通信 サービスの設備を通して加入者を呼び出すという手続きが確立される。しかしな がら、放浪の加入者、特に域内サービスエリアの境界部にいる者は、域内のシス テムと域外のシステムの境界部を一日に何回も横切るであろう。異なるサービス エリアへのそれぞれの進入で、新しい登録を必要とされる。したがっ て、加入者はすぐにも再登録にあきるか、再登録の必要性すら認識しないであろ う。 無線通信ユニットの位置の捕捉に利用されるもう一つの方法は、グローバル・ システム移動(”GSM”)システムであり、これは、一般に稼働中のデジタル ・セルラーシステムによって使われ、また、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュ ージーランド、及び東洋の一部で配備予定である。要するに、GSMシステムは 、サービスエリア内で、ユニットがサービスエリアの異なる地区に動くごとにそ の位置を登録することを各無線通信ユニットに要求することによって、無線通信 ユニットを追跡し続ける。 GSMシステム利用の無線通信システムによって提供された地理的エリアは、 移動交換局(MSC)所在地域に属する地理的エリアに分割され、そして、順次 セル群に細分化される。MSC所在地域の各々は、各セルのと同様に、唯一無二 の識別数を割り当てられる。 識別数は、それぞれの地理的分割である無線通信サービスエリアのシグナリン グチャネル経由で、定期的に放送される。 稼働中、各無線通信ユニットは、ユニットが設置された分割区の最強のシグナ リング・チャネルをモニターする。特に、無線通信ユニットは、シグナリング・ チャネルを、MSC識別数と、ユニットに向けられた電話発信とメッセージ信号と 、でモニターする。無線通信ユニットが、無線通信システムの、GSMシステム を使っている新しい分割区に入るとき、ユニットは、分割区のシグナリング・チ ャネル経由の新規の識別数の放送をノートする。 新しい識別数に応答して、このユニットは、その地区内での存在を登録する。 このように、サービスエリア内のどんな特定の無線通信ユニットの位置でも認知 されるようになる。 サービスエリア内で無線通信ユニットの位置を捕捉する際、GSMシステムの 操作にとって、いくつかの不都合がある。主な不都合のうちの1つは、MSC所在 地域及びセルへの、サービスエリアの細分化が比較的に固定化しているというこ とである。地域分割の割り付けを変えることは困難である。無線通信サービスエ リアの地域分割の最適の公式を見つけることは、未だ、問題を含むものである。 例えば、その地域内の加入者の要求は、時間で変わり得るが、それゆえそれは、 サービスエリアの特定の地域分割の最適規模を左右する。地域分割を余りに小さ く見積もることは、特定の分割に入る無線通信ユニットによる、不必要な回数の 登録という結果を生じる。あまりに多くの登録は、無線通信システムのインフラ に不必要に負担を掛け、電話発信や通話の完成を妨害するか遅らせる。 予定の時間経過後でその前回の登録又は加入者通信を自動的に登録するように 、ユニットをプログラムすることは可能である。しかしながら、自動登録システ ムを伴った上での頻繁な無線通信ユニットの登録は、ユニットの送信時間を増や し、それにより、ポータブル又は自律型のユニットのエネルギー源を徐々に消耗 させる。 このエネルギー・ソースの枯渇は、加入者が、電話発信を行ったり、通話の発 信や受信をしたりが可能な時間量を削減する。このことは、無線通信サービスの 収益に否定的な影響を及ぼすが、それは、加入者が発信又は通話を発したり受領 したりが可能になる時間を削減するからである。 無線通信サービスエリアが極わずかの分割区にしか分割されないならば、GS Mシステムはノース・アメリカン・システムと同じ不都合に遭遇する。 無線通信サービスエリアを極わずかにしか分割しないと、電話や通話を遅れた り阻害されたりするに違いなく、それは、特定のユニットはサービスエリアの多 くのセルの各々の中で呼び出される必要があるからである。この不必要な呼び出 しは、チャネル放送時間を消費し、それが他の発信を遅延させ妨害する。 固定の分割区の使用の結果として、GSMシステムは、異なる種類の加入者を 受け入れる際と、加入者の側面を開発する際との柔軟性を失する。例えば、GS Mシステムの下で、GSMシステムを使っている無線通信サービスエリアの3つ の分割区に亘って毎日出勤で同じ道を通る加入者は、横切った3つの分割区の各 々 で、無線通信ユニットを登録しなければならない。その加入者は、その帰り道で 逆の順番で、これら3つの同じ地区につき無線通信ユニットを登録する。たとえ その加入者の移動パターンは変化しなくても、これら5、6回の登録は、各平日 に行われる。 上述のように、無線通信サービスの評判は増加し続け、さらなる無線通信シス テムの実現が、計画されている。無線通信サービスの継続的発展は、より多数の 無線通信ユニットの計画と、無線通信サービスエリアをより多数に分割すること と、そして、より小さく分割することとを含んでいる。無線通信ユニットとセル の数の増加は、その分割区の平均サイズの減少と共に、サービスエリア内の特定 の無線通信ユニットの配置と追跡とに関する上述した問題を悪化させる。 無線通信サービスの継続的発展は、また、無線通信ユニットの物理的なサイズ の減少という案も含んでいる。より小さい無線通信ユニットは、取り扱うのがよ り簡単でしかも記憶スペースの観点からはより多面的であるが、小さい無線通信 ユニットは、そのバッテリーや他のエネルギー資源専用の無線通信ユニット内で 、スペース総量を減らし、それによりバッテリーの充電や交換の前の発言時間と 待機又は聴取時間を制限する。このように、小さい無線通信ユニットは、電話発 信や通話を発し受けるのに限定された能力だけを持つ。もし通信ユニットがこの 無線通信システムで頻繁に位置登録することや、無線通信システムから呼び出し に対し頻繁に受領通知することを要求されるならば、この限定能力はすぐにも消 費尽くされる。 それゆえに、全サービスエリア亘ってのユニットへの呼び出しなしで、無線通 信ユニットの位置の捕捉が可能で、ユニットが無線通信システムでのその位置を 登録することを最小の回数で要求される得るような、無線通信管理システムの必 要性がある 発明の概要 大まかに述べると、本発明は、無線通信システムによって供給される地理的エ リアでの無線通信ユニットの登録を管理するための方法及び装置である。そのシ ステムによってサービスされた地理的エリアは、基地局を有するセルに分割さ れる。サービスエリアで稼働中の無線通信ユニットは、第1セルの基地局からの 制御信号を受領して第1セルで登録する。第2セルに移動する際に、無線通信ユ ニットは、第2セルの基地局からの制御信号を受け取る。ユニットは、第1セル の制御信号を第2セルの制御信号に比較させ、その比較を基に、第1セルと第2 セルが予選択された関係にあるかどうか判定する。予選択された関係が存在する ならば、無線通信ユニットは、第2セルで登録する。予選択された関係が存在し ないならば、ユニットは登録しない。第1と第2セルとの間の予選択された関係 に基づく第2セルでのユニットの登録を調整することによって、無線通信ユニッ トがシステム内のセルで登録する回数は、低減される。それでもなお、このシス テムは、ユニットを無線通信システムの全サービスエリアに亘って捜す必要なし に、通信をこのユニットに届ける能力がある。 特に、この無線通信システムのサービスエリアは、セルに分割されているのが 好ましい。選択済の数の隣接するセルは、クラスタと呼ばれる、より大きな地理 的エリアを形成するようにグループ化され、選択済の数の隣接するクラスタは、 大クラスタと呼ばれる、より大きな地理的エリアを形成するようにグループ化さ れる。サービスエリアの代替的地区は、特定の無線通信システムの要求に適合可 能である。例えば、各セルは扇形に割り当てられたり、また大クラスタは、無線 通信システムの必要性に従って、大−大クラスタを形成するように集められても よい。 さらに、本発明は、唯一無二の識別信号を、無線通信システムによって提供さ れた地域の分割区に割り当てることによって、階層的な番号付け法を提供する。 各セルは、階層的な番号付け法に従う唯一無二の識別信号を割り当てられるの が好ましい。あるセルの識別信号は、そのセルとシステムのサービスエリアの他 セルとの場所的関係を示すセクションを含む。基地局経由で、各セルは、セルの 制御信号の一部として、唯一無二の識別信号を送信する。 好ましくは、無線通信ユニットは、第1セルの基地局から、識別信号を受け取 り、第1セルで登録する。第2セルに移動する際に、無線通信ユニットは、第2 セルの基地局から、識別信号を受け取る。このユニットは、第1セルの識別 信号を第2セルの識別信号に比較させ、その比較を基に、第1セルと第2セルが 予選択された関係にあるかどうか判定する。第1セルと第2セルの予選択された 場所的関係は、登録を伴わなずに、無線通信ユニットのサービスエリアでの位置 の許容変化に対応する。そして、予選択された関係が存在するならば、無線通信 ユニットは、第2セルで登録する。予選択された関係がないならば、ユニットは 、第2セルで登録しない。 さらに詳細に述べると、第1セルの識別信号を第2セルの識別信号に比較させ る際に、無線通信ユニットは、好ましくは、本システムによってユニットに供給 されるマスキング係数を使う。このマスキング係数の値は、好ましくは、無線通 信ユニットの相対的移動度、ユニット向けの通信の頻度、時間的考慮、そして、 システムインフラ及び資源、に依存する。このユニットは、第1セルの識別信号 を一部供給するようにマスキング係数を第1セルの識別信号に適用し、第2セル の識別信号を一部供給するようにマスキング係数を第2セルの識別信号に適用す る。無線通信ユニットは、マスキング係数の使用を通して呈示された識別信号の 各部分を比較することによって、第1と第2セルのそれぞれの識別信号間の比較 を実行する。好適な実施例においては、無線通信ユニットは、第1と第2セルの 識別信号のそれぞれの前記一部が異なるときに、第1と第2のセルの間に予選択 された関係が存在すると判断する。それぞれの前記一部が異なるならば、そのよ うな相違は、無線通信ユニットが、ユニットの移動許容地域の外側のセルに移動 してしまったことを示す。このように、第1と第2セルの識別信号のそれぞれの 前記一部が異なるとき、無線通信ユニットは第2セルに登録する。さらに、それ ぞれの前記一部が相違しないならば、無線通信ユニットは第2セルに登録しない 。言い換えると、それぞれの識別信号の対応し合う部分が同一ならば、第2セル へのユニットの移動は、ユニットの第2セルへの登録を必要とする位置変化を構 成しない。 本発明の実施例の1つにおいては、無線通信ユニットはプロダクトを得るため に、第1と第2セルのそれぞれの識別信号を比較する。マスキング係数は、その プロダクトの一部を定義するために、そのプロダクトに適用される。この実施例 内で、無線通信ユニットは、プロダクトの前記一部が予定値内であるときに、第 1と第2セルの間には前記予選択された関係が存在すると判断する。このよう に、そのプロダクトが予定値内であるならば、無線通信ユニットは第2セルに登 録する。プロダクトが予定値内でないならば、無線通信ユニットは第2セルに登 録しない。 そして、無線通信ユニットが第2セルに登録後、ユニットは、第2セルの識別 信号を、第1セルの既に記憶された識別信号と置き換える。このように、無線通 信ユニットは、常に、ユニット所在のセルの識別信号をユニットが前回登録した セルの識別信号に比較させている。例えば、無線通信ユニットが第3セルにに移 動すると、第3セルの識別信号の適切な部分は、ユニットが第3セルに登録すべ きかどうかを判断するために、第2セルの識別信号の適切な部分に比較される。 本発明の実施例の1つにおいて、無線通信ユニットは、システムのセル内でユ ニットの最近の登録以来、予選択された時間が過ぎたかどうかを判断する。さら に、もし予選択された時間が過ぎたならば、無線通信ユニットは、このユニット 所在のセルに登録する。こうして、無線通信ユニットは、本システムに、システ ムのセル内でのユニットのおおよその位置に関する情報を提供する。他の実施例 において、無線通信ユニットは、また、システムのセル内でユニットの最近の登 録以来、予選択された時間が過ぎたかどうか判断する。しかしながら、このユニ ット所在のセルに登録する代わりに、無線通信ユニットは、別のマスキング係数 を、ユニットがセルに登録するべきかどうか判断する際に使用していたマスキン グ係数と置き換える。この別のマスキングは、概ね、本システムにおいてユニッ トの登録の可能性を増大させるように作用する。 加えて、本発明はまた、本システムのあるセルに登録するべきかどうかを判断 する際の利用のために、無線通信ユニットへの別のマスキング係数による転送の 準備をする。このように、もし本システムが、無線通信ユニットはあまりに頻繁 に登録していると判断すると、システムは別のマスキング係数をユニットに送信 し、これによりユニットの登録の可能性が最小化される。同様に、もし本システ ムが、無線通信ユニットが登録を充分していないと判断すると、システムは別の マスキング係数をこのユニットに送信し、これにより、ユニットの登録の可能性 が増大する。 第2セルへの無線通信ユニットの登録は、本システムの地理的エリア内での無 線通信ユニットの位置に関する最新情報をシステムに提供する。登録を通して、 そのシステムは、ユニットがサービスエリアのセル群の間を移動するにつれて、 無線通信ユニットのおおよその位置に関する情報を保持することが選択的に可能 になる。結果として、本システムは、ネットワーク資源とシステムオーバーヘッ ドとを最小限の消費で、発信を完了しかつより能率的が通話を提供することが可 能になる。 無線通信ユニットの発信及び配信通話の高度な達成は、人々が無線通信サービ スに加入し利用するのを促進するが、それは、確実に無線通信サービスの収益に 好影響を及ぼす。ネットワーク資源とシステム・オーバーヘッドにおける節約も 無線通信サービスの収益に好影響を及ぼすが、さもなければ無線通信ユニットへ の呼び出しによって全サービスエリアを亘って浪費されるであろう。無線シグナ リングチャネルの放送時間は削減され、システム・コンピューティング資源をシ グナリングかつスイッチングする無線通信サービスインフラは節約される。 登録の選択的な側面により、本システムにおいて無線通信ユニットのおおよそ の位置に関する情報を維持している間中無線通信ユニットが登録しなければなら ない回数が最小になる。ユニットが登録すべき回数を最小化することは、無線通 信ユニットのエネルギー源を節約する。ユニットが登録すべき回数を最小化する ことは、また、シグナリングチャネル放送時間、コンピュータ切替え時間及びシ ステムオーバーヘッドのようなシステムインフラ資源も節約する。 登録の選択的な側面により、特定の無線通信ユニットの追跡及び位置の捕捉と いう無線通信ユニットの側面を、本システムが加入者に公式化し適用することも 可能になる。加入者は、無線通信ユニットの最小限の回数の登録のみ要求する無 線通信ユニット使用の確立したパターンを踏襲するであろう。別の加入者は、ラ ンダムにサービスエリアを往来し、そして、システムによる特定のユニットの素 早い発見が可能なほど頻繁な無線通信ユニットの登録を要求するであろう。シス テムの選択的な登録の特徴は、加入者の様々な利用面を提供し、加入者が無線通 信ユニットの利用法を変化させることに動的に適応するのに充分なほど柔軟 なことである。 従って、改善された無線通信登録管理システムを提供することは、本発明の目 的の1つである。 無線通信システム内で無線通信ユニットの位置を追跡するための方法と装置を 提供することもまた発明の目的の1つである。 各セル又は無線通信サービスエリアの分割区に亘る無線通信ユニットへの呼び 出しを必要としない、無線通信システム内の無線通信ユニットの登録を管理する ための方法と装置を提供することは、本発明のもう一つの目的である。 無線通信システム内で無線通信ユニットの登録を管理し、無線通信ユニットが システムでの位置を登録を要求される回数を最小化する、方法と装置を提供する ことは、本発明の更なる目的である。 加入者による無線通信ユニット利用面という側面を使用して無線通信システム 内の無線通信ユニットの登録を管理するための、方法と装置を提供することも、 また本発明の目的である 無線通信サービスの特徴と加入者の要求に応える柔軟で動的な手法で、無線通 信ユニットの登録を管理する方法と装置を提供することは、本発明の更なる目的 である。 たとえ無線通信ユニットがその域内の無線通信サービスエリアの外で放浪する 場合でも、無線通信システム内で無線通信ユニットの登録を管理する方法と装置 を提供することも、また本発明の目的である。 能率的に無線通信システム内の無線通信ユニットの登録を管理し、ネットワー ク資源を節約する方法と装置を提供することは、本発明のもう一つの目的である 。 本発明のこれら及びその他の目的、特徴、そして利点は、好適な実施例の以降 の詳細な記述と、添付の図面及び請求の範囲とを参照することで、より明確に理 解され認識されるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の好適な実施例を示す図である。 図2は、好適な実施例の概略的な操作方法を示すフローチャートである。 図3は、好適な実施例に従って典型的なサービスエリアの分割区を示す図であ る。 図4は、好適な実施例よるデジタル・データ・ストリーム・フォームで、識別 信号を示す図である。 図5は、好適な実施例によるデジタル・データ・ストリーム・フォームで、識 別信号を示す図である 図6は、好適な実施例の概略的な操作方法の特有のステップを示すフローチャ ートである。 図7は、好適な実施例による識別信号へのマスキング係数の適用を示す図であ る。 図8が、好適な実施例による2つの識別信号のそれぞれの非マスキング部分を 比較するステップを示す図である。 図9も、好適な実施例による2つの識別信号のそれぞれの非マスキング部分を 比較するステップを示す図である。 図10は、好適な実施例の概略的な操作方法に対する代替手段を示すフローチ ャートである。 図11は、プロダクトを得るための識別信号の比較と、マスキング係数のプロ ダクトへの適用の代替手段を示す図である。 図12も、プロダクトを得るための識別信号の比較と、マスキング係数のプロ ダクトへの適用の代替手段を示す図である。 図13は、好適な実施例によるコントローラにより実行される概略的な方法を 示すフローチャートである。 図14a〜bは、それぞれ、識別信号における2つのマスキング係数選択の効 果を示す図である。 図15a〜cも、それぞれ、識別信号における3つのマスキング係数選択の効 果を示す図である。 図16は、好適な実施例による無線通信システム内の無線通信ユニットを含む 好適で全般的な装置の論理演算を示す図である。 好適な実施例の詳細な記述 本発明は、概ね、地理的エリアを、場所的に隣接するセル群に分割して提供す る無線通信システム内の無線通信ユニットへの登録を管理するための方法と装置 を含む。無線通信ユニットは、ポータブル、及び/又は車輌用に特化した、遠距 離通信装置を含む。用語”無線通信ユニット”は、(移動局とは不特定の地点で 移動中又は停止中に利用されることを意図された国内の公共セルラー無線電話遠 距離通信サービスにおける一種の局であるとする)業界標準定義に則った用語” 移動局”と同義的にここでは用いられる。Electronic Industry Association/Te lecommunications Industry Association(EIA/TIA)規格553、移動 局−固定局互換規格、ページ1−1、1989年9月(以下「EIA/TIA規 格553」)。「EIA/TIA規格553」は、ここで言及によって包含され ている。EIA/TIA規格553の写しは、アメリカ合衆国、ワシントンD. C.20006、ペンシルバニア アベニュー2001、Electronic Industry Associationの技術部から入手可能である。 用語”無線通信ユニット”は、用語”移動局”と同義的に使われているが、本 発明の利用は、セルラーシステムに限らない。本発明は、Future Public Land M obileの公衆電話サービス(FPLMTS)、Personal Communication Services (PCS)、Enhanced Specialized Mobile Radio services(ESMR)、及び他 の無線通信システムと連携しても利用可能である。 ここで、数図に亘って数字類が要素類を示しているところの図を参照してみる と、図1は、本発明の好適な実施例を示している。本発明を使用中の無線通信シ ステムによって提供された地理的エリアは、セルとして知られる場所的に隣接の 、図1に示されるセル12a、12bのような、地理的エリアに分割される。サービス エリアの地域分割に関する他の情報は、図3を基に以下で述べることとする。 各セルは、そのセル内で稼働中の無線通信ユニットにラジオ通信を供給する基 地局21を有する。無線通信システムあるいはセルラー移動無線電話(CMR)サー ビスにおいて基地局を使用することは、当業者には周知である。用語”基地局” は、(固定局とは国内の公共セルラー無線電話遠距離通信サービスにおける一種 の局であり、移動局以外のものであり、移動局とのラジオ通信に利用されるもの であるとする)業界標準定義に則った用語”固定局”と同義的にここでは用いら れる。 EIA/TIA規格553、1−1ページ。図1に示すように、基地局21は、 放送アンテナ22、セルコントロール23、そしてマイクロ波データリンクのような 伝送路又はリンク24、を含むのが好ましい。伝達路24は、光ケーブルや、同軸ケ ーブルや、対銅線のような他の通信技術を含み得る。典型的に、基地局は、低電 力送信機とカバーレッジ制限されたレシーバーを使う。このように、稼働中の無 線通信ユニットを備えた車がセル12bに初めて入るとき、無線通信ユニットは、 登録と呼ばれるプロセスを通して、セル12bのセルコントロール23との通信を確 立する。本発明による登録は、図6を基に以降で適切、詳細に述べることとする 。用語”登録”はここでは、当業者によって一般的に理解され、EIA/TIA 採用の規格によって設定されるような語の定義に従っている。とりわけ、登録は 、無線通信ユニットのような移動局が、通話が固定局に送られるその時に本シス テム内で自身がアクティブであると固定局に識別される際の手段として定義され る。EIA/TIA規格553、1−4ページ。 登録を通じて無線通信ユニットは、セルコントロール23にこのユニットの加入 者コードを含む情報を提供する。登録情報は、セルコントロール23から移動電話 切替えオフィス(MTSO)27あるいはスイッチまで伝送路24経由で転送され る。従来の無線通信システムやCMRサービスは、多かれ少なかれ同様にセルを備 える適切なアレイに接続されたMTSO27を少くとも1つ含むことは、当業者 には周知である。MTSO27は、公衆交換電話網26の電話回線からの、そしてそ の逆の、電話発信と通話を、複数の電話線又は他の伝送路28経由で無線通信ユニ ットに接続させる。本発明においてMTSO27は、また、伝送路29経由でコント ローラ50に接続されている。このように、セル12bへの登録によって、無線通信 ユニットは、そのアイデンティティ、位置、及びユニット型に関する情報を、セ ルコントロール23、マイクロ波リンク24、及びMTSO27経由でコントローラ50 に提供する。 図1に示すように、本発明の制御機能は、コントローラ50により実行される。 このコントローラは、コンピュータや、必要又は要請のあるコンピュータシステ ムでよい。コントローラの機能を遂行するためのコンピュータの使用は、当業者 には周知である。コントローラ50は、セルコントロール23とMTSO27経由で、 あるセルへの無線通信ユニットの存在(使用)及び登録に関する情報を受領する 。このように、存在と登録の情報の受領を通して、コントローラ50は、セルから 、サービスエリアで稼働中のアクティブな無線通信ユニットのおよその位置とア イデンティティに関する情報を収集する。コントローラ50は、好ましくは、無線 通信ユニット情報を評価し、かつ、必要ならば、無線通信ユニットに以降の登録 命令を提供する。コントローラ50による登録情報の評価は、なかんずく、無線通 信ユニットユーザ側面と無線通信ユニットの相対的移動性とに基づいている。そ のコントローラと登録情報の評価に関するより詳細な情報は、図13を基に開示 する。 特に、コントローラ50は、無線通信ユニットの追跡失敗なく、また、全サービ スエリアに亘ってユニットを捜す必要性なく、無線通信ユニットがサービスエリ アのセルに登録する回数を最小化するために登録情報を使用する。ユニット登録 の回数を最小化することは、バッテリーや無線通信ユニットの他のエネルギー源 を節約する。それは、また、チャネル放送時間、コンピュータ切替え時間及び伝 達リンク容量のようなシステムインフラ資源も節約する。 本発明において、登録と、特定の無線通信ユニットを捜すことに費やされた時 間とは、ユニットが予選択された関係にあるセル内の1つからその他に移動する 場合に無線通信ユニットの登録を必要とするようなサービスエリアのセル同志の 予選択された場所的関係によって、最小化される。例えば、セル同志の特定の場 所的関係は、登録すべきかどうかを判断する際の無線通信ユニットによる使用の ために本システムによって予選択される。さらに、もしユニットがセル”A”と セル”B”の間で移動するならば、及び、セル”A”とセル”B”が、互いに予選 択された関係にあるならば、ユニットは、セル”B”に登録する。本システムは 、ユニットのその登録を最小化するためと、通信が伝えられるべきときシステム によってユニットの位置を捕捉する際に浪費される時間の量を最小化するために 、 各々の無線通信ユニットの場所的関係を予選択する。場所的関係の選択は、その 関係の選択に影響を与える要因が変化するにつれて、変化し得る。 この場所的関係の選択に関しては、多くの要因が存在する。1つの主要な要因 は、無線通信ユニットの移動パターンである。ユニットが1つの通常の地域に比 較的留まるのならば、システムは、登録を始める前に地域外に移動することをユ ニットに要求するというセル間の関係を選ぶであろう。こうして、システムは、 ユニットが登録する回数を最小化する。 場所的関係の選択に関係するもう一つの主要な要因は、無線通信ユニットによ って扱われる通信トラフィックの量である。もしユニットが少しの通信しか受け ないならば、システムは、ユニットが登録なしでサービスエリアを比較的広く移 動するのを許容するようなセル間の関係を選ぶであろう。もしユニットが多くの 通信を受けるのならば、システムは、ユニットが別のセル、別のクラスタ、ある いは別の大クラスタに入るたびに登録することをユニットに要求するような、セ ル間の関係を選ぶであろう 予選択された場所的関係の選択に影響するもう一つの要因は、時刻と曜日が、 無線通信ユニット使用に影響を与えるであろうという、時間的なものである。加 入者は、勤務時間中は1つのセルに留まるであろうが、他のセル内で又は他のセ ルを抜けて移動し、あるいは勤務終了後は確立したパターンなしでの移動さえも するであろう。 さらにもう一つの要因は、無線通信ユニットの登録パターンである。もしユニ ットが予選択された時間内に登録しなかったならば、システムは、このユニット に、たとえそれが移動し損なっていたとしても、登録することを要求するであろ う。加えて、システム資源とその使用は予選択された場所的関係の選択に影響を 与えるかも知れない。もちろん、これらと他の要因の組合せは、場所的関係の選 択の際に考慮され得る。 好適な実施例において、場所的関係の選択は、ユニット所在のセルの識別信号 と連携しつつマスキング係数の使用を通して、履行される。 図2は、本発明を採用中の無線通信システムによって提供された地域で、無線 通信ユニットの操作に適用されるような、好適な実施例の概略的な操作方法を示 すフローチャートである。図2、6、10及び13内のフロー図は、本発明のシ ステムの通信処理回路によって実行されるプロセス・ステップの詳細な記述を提 供している。 図2は、スタート・ブロック30で開始する。ステップ32において、無線通信ユ ニット(WCU)は、1つのセルに登録する。本発明においてユニットは、ユニッ トが初めて起動されるとき、あるいは、ユニットが最初にシステムのサービスエ リアに入るときに初めて登録するのが好ましい。上述したように、登録は、無線 通信ユニットとセルとの間のラジオ通信を確立し、その結果、無線通信ユニット と無線通信システムの間のラジオ通信を確立する。 このように、登録は、そのセルの範囲の地域内でのアクティブな無線通信ユニ ットの存在を、セルコントロール23に喚起させる。セルコントロール23は、コン トローラ50に、サービスエリアの特定のセル内の無線通信ユニットの存在を知ら せる。上述したように、本発明における無線通信ユニットの登録は、先に参照し たEIA/TIA−553の条項に従って達成される 一般に、無線通信ユニットは、自律的な登録として当業者に知られるプロセス を経て登録する。無線通信ユニットは、ユニットの加入者識別コードを含むデー タ・メッセージやデータ・パケットを、セルの制御チャネルを利用してユニット 所在のセルに提供する。セルラーにおいては、データ・メッセージは、典型的に は、移動識別数(MIN)として知られるユニットの電話番号と、ユニットのある 機能の特徴を識別するユニットの局クラス・マーク(SCM)と、を包含している 。データ・メッセージは、また、ユニットの電子シリアル番号(ESN)のよう な他の情報を含み得る。 図2にさらに示すように、無線通信ユニットが登録後、ステップ34においてユ ニットは、ユニット所在のセルの制御チャネルをモニタする。各基地局は、典型 的には、少くとも1つの制御チャネル(呼び出し、アクセスあるいはシグナリン グチャネルとも呼ばれる)及びいくつかのボイスチャネルを放送する。用語”制 御チャネル”は、(制御チャネルとはデジタル制御情報の伝達のために固定局か ら移動局まであるいは移動局から固定局に使われる一種のチャネルであるとする )業界標準定義に則ってここでは使用されている。EIA/TIA規格553、 1−1ページ。典型的にセルラーシステムの制御チャネルは、21のチャネルのグ ループを含んでいる。無線通信ユニットがどの制御チャネルが最大の信号強度を 有するかを判断するため全ての制御チャネルを見るように、制御チャネルは予め 決められる それから、無線通信ユニットは、自身が、特定の制御チャネルで発 信をしているセルコントロール23のサービスエリアにあることを認識する。 定期的に、各セルは、制御チャネル経由で制御信号を送り、それによりそのセ ルのエリアに亘って制御信号を放送する。一般に、制御信号は、当業者には周知 のように、制御チャネル経由で標準的には1秒につき1回送られる。制御信号は 、そのセルのエリア内で稼働中の無線通信ユニットによって受領されるように意 図されている。この制御信号は、オーバーヘッド・メッセージ・トレイン(OM T)とも呼ばれる。制御信号は、無線通信システムの構成のような一般的な情報 、及びセルの識別信号のような個別の情報を無線通信ユニットに提供する。 本発明によると、各セルは、セルの制御信号の一部として、特定のセルに特有 の識別信号を送信する。好適な実施例において、セルの識別信号は、以下で図3 、4及び5を基に述べるべき番号付け法に沿って構成される。識別信号は、識別 数や他の種類の識別子を含み得る。再度図2を参照すると、ステップ36において 、無線通信ユニットは、ユニットがそのセルに登録しなければならないかどうか を判断するために、そのセルの識別信号を利用する。本発明によって登録するべ きかどうか判断するために使われる方法は、図6を基に詳細に論ずることとする 。無線通信ユニットが登録する必要がないならば、無線通信ユニットは、セルの 最強の制御チャネルをモニタし続ける(ステップ34)。無線通信ユニットが登録す る必要があるならば、ユニットは、ステップ32の登録を繰り返す。典型的には、 ユニットが前回登録したセルとの予定された場所的関係、すなわち移動あるいは 選択された距離の位置変化のような関係、になるように、無線通 信ユニットがあるセルへ移動したならば、それは登録する必要がある。代替的に 、無線通信ユニットが、システムのどんなセルに対しても登録せずに予選択され たある期間経過した後ならば、無線通信ユニットは登録し得る。 図3は、本発明の好適な実施例に従った無線通信システムの典型的なサービス エリア14を示している。サービスエリア14は、階層的な分割区に分割されている 。特に、図の平易化のために、サービスエリア14は、大クラスタ10a〜10c と呼ばれる場所的に隣接の地理的に3つの地域に分割されている。各大クラスタ は、場所的に隣接のクラスタと呼ばれる地域に分割されている。例えば、大クラ スタ10aは、7つのクラスタ11a〜11gに分割されている。 各クラスタは、場所的に隣接のセルと呼ばれる地域に分割されている。例えば 、クラスタ11bは、7つのセル12a〜12gに分割されている。図3のサー ビスエリア14の分割区は、例示のみとしてのものである。そのようなサービスエ リアの代替の地区は、特殊なシステム化要求に適合するのも可能である。例えば 、各セルは扇形に割り当てられたり、また大クラスタは、無線通信システムの必 要性に従い、大−大クラスタを作り上げるように集められてもよい。また、図3 に示すサービスエリア14では、同じ種類の分割区同志はサイズにおいて均一であ る、すなわち:各セルは、同じサイズであり、各クラスタは、同じサイズであり 、そして、各大クラスタは、同じサイズである。 しかしながら、サイズの一様性は、本発明のサービスエリアの分割の条件でな い。分割区のそのサイズと集合体は、それぞれの地域での無線通信ユニットトラ フィック、その地域の地形学、そして、その地域に配された基地局の適用範囲、 のような要因を含む無線通信システムの要求に依存する。 本発明によると、サービスエリアの各分割区は、階層的な番号付け法によって 唯一無二の識別信号を割り当てられている。識別信号は、サービスエリアの分割 区の場所的関係を反映するように割り当てられる。好適な実施例において識別信 号は、サービスエリアの分割区に対応するセクションを含んでいる。セクション は、分割区の階層に対応し、通常のアラビア数字に対応する識別信号内で階層的 な順序に並べられる。このように、左から右に識別信号を読み取ると、最も左の セクションは、識別信号内に表示された最大の地理的エリアに対応する。 同じように、最も右ののセクションは、表示の最小の地理的エリアに対応する。 図4は、図3に示された見本の地理的エリア内の1つのセルに割り当てられた 好適な代表的な識別信号40を、デジタル・データ・ストリーム・フォームによっ て示している。 右から左へ読んで行くと、識別信号40は概ね、識別信号40のスタートを示すセ クション41と、追加のセクションの包含の可能性を意味する点線を備えるセクシ ョン42と、識別信号40の展開のための位置保持信号43a〜bと、サービスエリア14 の3つの分割区に対応するセクション44〜46と、識別信号40の展開のための位置 保持信号47a〜bと、追加のセクションの包含の可能性を意味する点線を備えるセ クション48と、識別信号40の終わり示すセクション49と、を含んでいる。好適な 実施例において、セルによって送られる識別信号は、識別信号のセクションに対 応するデータ・フィールドを含むデジタル・データ・ストリームである。このよ うに、識別信号は、それぞれ識別信号の始めと終わりを示すスタート・セクショ ン41とエンドセクション49を含んでいる。上述のように、位置保持信号42、43a 〜b、47a〜b、及び48は、識別信号の展開を見込んだものである。特に、位置保 持信号43 a〜bは、セル・セクション44に対応するセルのようなセルに割り当て られるセクターや他のエリアに対応するセクションの追加を見込んでいる。同じ ように、位置保持信号47a〜bは、セクションの追加を大クラスタ・セクション46 に対応する大クラスタよりさらに大きい地理的集合体に対し見込んでいる。後の セクションの割当てや追加のための位置保持信号の使用は、サービスエリアの分 割区のサイズ面での拡大や減少を容易に提供するため、柔軟性な番号付け法を提 供する。識別信号40は、いっぱいに展開すれば、セクション42〜43a〜bが13から 17桁の範囲で;セクション47a〜bと48が16から12の桁の範囲で、都合32桁ぐらい になるであろうことが想像される。これは、適切なセル識別を、世界的な基準で の高層オフィスビルのピコセル(picocells)をイン−ビルディング(in-buildi ng)する程度まで、保証するであろう。 識別信号40内の、サービスエリア14の分割区に対応する、3つのセクションに 関し、セル・セクション44はサービスエリア14の小さな地理的エリアに相当し、 唯一無二に同定する。クラスタ・セクション45は、サービスエリア14のクラスタ に相当し、唯一無二に同定する。大クラスタ・セクション46は、図示のサービス エリア14の3つの大クラスタのうちの1つに対応し、唯一無二に同定する。見本の 識別信号40内のセクション44、45、そして、46のこの階層的な順序は、識別され たセルとサービスエリアの他の分割区との場所的関係に関する情報を提供する。 こうして、セル・セクション44に対応するセルは、クラスタ・セクション45に対 応するクラスタの分割区であり、クラスタは、大クラスタ・セクション46に対応 する大クラスタの分割である。 図5は、図3に示すサービスエリア14のセルのうちの1つであるセル12bを割り 当てられた典型的な識別信号を示している。セル12bは、大クラスタ10aの分割で あるクラスタ11bの分割である。識別信号50は、識別信号の始まりを示すデータ ・フィールド51と、識別信号の終わりを示すデータ・フィールド58とを含むのが 、好ましい。 識別信号50は、また、セクションの後の追加や割り当てのための位置保持信号 としてのセクション52、57を含む。加えて、識別信号50は、サービスエリア14の 分割区に対応するセクション54〜56を含み、さらに詳しくは、セル・セクション 54、クラスタ・セクション55と大クラスタ・セクション56を含む。 好適な実施例において、識別信号のセクションは、番号を備える。図5に示す ように、典型的な識別信号50は、サービスエリア14の分割区に割り当てられセク ション数を含む。大クラスタ10aは、大クラスタ7と呼ばれ、そして”7”は、大 クラスタ・セクション56内に表示された数字である。クラスタ11bは、大クラス タ7のクラスタ4として命名され、そして、”4”は、クラスタ・セクション55内 に表示された数字である。同様に、セル12bはクラスタ4のセル3として命名され 、”3”は、セル・セクション54内に表示された数字である。セル12bに対応す る識別信号50のセクション数54〜56は、”743”のように識別信号50を形成する ように階層的に並べられる。この識別信号は、セクションによって表現される分 割区の場所的関係に関する情報を提供する。特に、識別信号50は、セル12b(3) は、クラスタ11b(4)の分割区分であること、そして、クラスタ11bは、大クラ スタ10a(7)の分割区分であること、とを示す。 好適な実施例においては、もしサービスエリアの分割区の識別信号が分かって いるならば、より大きい分割区の識別信号は容易に判定され得る。例えば、もし セルの識別信号が分かっているならば、位置保持信号を小さい分割区と置き換え ることによって、クラスタや大クラスタの識別信号は判定され得る。図5を参照 すると、識別信号50(”743”)はセル12bを表示している。クラスタ11bに識別 信号を得させるために、位置保持信号”0”は、セル・セクション54内に表示さ れる番号(”3”)の代用になる。このように、クラスタ11bの識別信号は、”74 0”である。大クラスタ10aに識別信号を得させるために、位置保持信号”0”は 、クラスタ・セクションとセル・セクション54内に表示される番号(”4”)の 代用になる。このように、大クラスタ10aの識別信号は、”700”である。 本発明の実施例の番号付け法に従って、サービスエリアの特定の分割区分の全 ての細別は、その特定の分割区分に対応するセクション数を含む。こうして、そ のクラスタの全てのセルは、それらのセル識別数の各々の一部としてクラスタ・ セクション数を包含する。図5に示した例において、クラスタ11bの7つの全ての セルは、それらの識別数の各々の一部としてクラスタ・セクション数”4”を含 む。これらの7つのセルの各々の識別数は、以下の通りである:すなわち、741; 742;743;744;745;746;及び747である。同様に、ある大クラスタの全てのク ラスタは、各々の一部としてそれらの大クラスタ識別数の大クラスタ・セクショ ン数を含む。図5に示した例において、大クラスタ10aの7つの全てのクラスタは 、それらの識別数の各々の一部として”7”を含む。これらの7つのクラスタの各 々の識別数は、以下の通りである:すなわち、710;720;730;740;750;760; 及び770である。サービスエリアの各分割区分と他の分割区分との場所的関係は 、セクション数のこの共通の使用によって表される。 好適な実施例は、サービスエリアのセル内の場所的関係を示すために、上述の ような分裂させられた階層的な番号付け法使うけれども、そのような場所的関係 を示す他の方法が、希望があれば利用可能である。さらに、好適な実施例におい て、1つのクラスタ内に7つのセルが、1つの大クラスタ内に7つのクラスタが存 在し、以下同様である。伝達信号は本来二進数なので、二進数の倍数に基づく命 番方式は、数進法の変換と計算の労力とを最小化するものが好ましい。7つのユ ニットに加えて、また、都合8つの値を与える位置保持信号指示が存在する。 8進法(ベース8)は、したがって、理想的には本発明に適している、しかし 、番号付け法は、ベース8以外の記数法において実行されるであろう。ベース10 を使う番号付け法は、10の値のうちの7つだけが利用されることに起因する非能 率のため、望ましくない。ベース2やベース4に基づく番号付け法は、長い桁列 が必要とされるため扱いにくい。16進法(ベース16)に基づく番号付け法は、ベ ース10を使う方法と同様に、16の値のうちの7つだけが利用されるので非能率で ある。 図6は、好適な実施例による無線通信ユニットの操作の概略的な方法を示すフ ローチャートである。図6のフローチャートは、図3に示すセル12bのような最 初の又は第1セルを抜けて無線通信システムのサービスエリアに入る無線通信ユ ニットについて、または、本システムの最初の又は第1セル内で起動(”電力上 昇”)される無線通信ユニットについて、ステップ60において始まる。 ステップ60に続いて、ステップ61おいて無線通信ユニットは、当業者に周知の 方法で、最強の制御チャネルを見つけるために指定の制御チャネルを精査する。 次にステップ62において、無線通信ユニットは、最強の信号強度を有しかつ選択 済の制御チャネルをモニターする制御チャネルを選ぶ。ステップ63において、無 線通信ユニットは、セルより発せられる制御信号を読み、特に、識別信号または セルによって制御信号の一部として提供される番号を読み取る。 セルの識別信号を読んた後に、無線通信ユニットは、セルに登録するべきかど うか判断するプロセスを開始する。本システムのセル内の無線通信ユニットの登 録は、セルと無線通信ユニットの間のラジオ通信を確立し、それにより無線通信 システムに、サービスエリア内での無線通信ユニットのアイデンティティと相対 的位置に関する情報を提供する。この情報により、システムは、全サービスエリ アに亘って、電話発信や配信通話のような通信を達成させるためにユニットの位 置を捕捉する必要がなくなる。好適な実施例においては、ユニットは、システム のサービスエリアに最初に入るとき、または、そこで起動するとき、自動的にシ ステムに登録する。一方、そのセルに登録するべきかどうか判断する際の好適な プロセスの一部として、ユニット所在のセルとユニットが前回登録したセルとの 関係が予選択された関係かどうかを判断する。もしその関係が存在するならば、 ユニットはそのセルに登録する。その関係が存在しないならば、ユ ニットはそのセルに登録しない。 ステップ65において、無線通信ユニットは、マスキング係数をそのセルの識別 信号に適用する。マスキング係数は、好ましくは、ユニットが位置するセルの識 別信号の非マスキング部分を決定するように適用される。後に述べるが、非マス キングは、無線通信ユニット所在のセルが、ユニットが前回登録したセルとの間 で予選択された場所的関係にあるかどうかを判断するために利用される。上述の ように、この場所的関係が存在するならば、ユニットはそのセルに登録する。こ の場所的関係が存在しないならば、ユニットはそのセルに登録しない。 好適な実施例において、無線通信ユニットは、コントローラ50からマスキング 係数を受け取る。適切なマスキング係数の選択は、図13と共に以降で述べるこ ととする。 セルの識別信号の非マスキング部分を得るために、マスキング係数を適用した 後に、ステップ66において無線通信ユニットは、非マスキング部分とユニットが そのメモリ内に保持する情報とを比較する。その比較は、ユニット所在のセルが 、ユニットが前回登録したセルとの間で予選択された場所的関係にあるかどうか を判断するように為される。メモリ内に保持の情報は、サービスエリア内での無 線通信ユニットのアクティビティ又は移動につれて変化する。しかし一般には、 メモリ内に保持された情報は、好ましくは、ユニットが前回登録したセルの識別 信号を含む。このように、比較は、ユニット所在のセルの識別信号と、ユニット が前回登録したセルの識別信号と、の間で通常実施される。実施例の1つにおい て、その比較は、ユニット所在のセルの識別信号とユニットが前回登録したセル の識別信号との間で実施される。例えば、無線通信ユニットは、第1セルに登録 する。第1セルの識別信号は、そのユニットのメモリ内に保持される。そのユニ ットは、第2セルに移動する。そのユニットは、第2セルの識別信号を読み取る 。マスキング係数は、それにつき非マスキング部分を決定するために、両方の識 別信号に適用される。そのユニットは、識別信号の非マスキング部分間を比較す る。 ステップ67において、無線通信ユニットは、ユニット所在のセルとユニットが 前回登録したセルとの間に予選択された関係が存在するかどうか判断するために 、その比較の結果を利用する。ユニット所在のセルの識別信号の非マスキング部 分のと、メモリ内に保持された情報の非マスキング部分と、の間に相違がないな らば(ステップ67に対する答えが”No”)、無線通信ユニットは、ステップ61 に戻って、ユニット所在のセルの最強の制御チャネルを精査する。わずかな相違 は、前回の登録のセルとの予選択された場所的関係にある無線通信ユニットがセ ルに移動しなかったことを示している。ユニット所在の識別信号の非マスキング 部分と、メモリ内に保持の識別信号の非マスキング部分と、の間のアイデンティ ティは、対応するセル達は少くとも1つの共通の特徴、すなわち、サービスエリ アの地理的階層内の地理的集合体、を共有することを示している。特に、そのア イデンティティは、対応し合うセルが、識別信号の非マスキング部分内でそのセ クションに対応しかつユニット所在のサービスエリアの分割区分の共通の地理的 集合体を共有することを示している。この共有物によって、セル同志は互い予選 択された場所的関係にはなく、よって登録の必要性がなくなることが決定される 。 識別信号の非マスキング部分と、メモリ内に保持された情報の非マスキング部 分と、の間に相違があるならば(判断ステップ67に対する答えが”Yes”)、 無線通信ユニットはステップ70において登録する。その相違は、無線通信ユニッ トが、前回の登録のセルとは予選択された場所的関係にあるセルに移動したこと を示している。ユニット所在の識別信号の非マスキング部分と、メモリ内に保持 された識別信号の対応し合う部分と、の間のアイデンティティの不足は、対応し 合うセル同志がサービスエリアの分割区分の同じ(ユニット所在の識別信号の非 マスキング部分内のセクションに対応する)地理的集合体に属していないことを 示している。アイデンティティのこの不足によって、これらのセルは、互いに予 選択された場所的関係にあり、それにより登録を必要としていることが決定され る。好適な実施例においては、無線通信ユニットがその推定されたエリアから移 動したことを、この相違が概ね示している。言い換えると、無線通信ユニットは 、メモリ内に保持された識別信号の非マスキング部分内でも最も重要なセクショ ンに対応する、サービスエリアの分割区から移動したということである。 フローチャート図6を続けて、ステップ71において、無線通信ユニットは、そ れが新しいマスキング係数を受けたかどうかをチェックする。もし無線通信ユニ ットが、新しいあるいは別のマスキング係数を受けなかったならば(判断ステッ プ71に対する答えが”No”)、無線通信ユニットが、ステップ61に戻り、ユニ ット所在のセルの最強の制御チャネルを精査する。そのユニットは、セルへの登 録の結果として、新しいマスキング係数を受領し得る。実施例の1つにおいては 、無線通信ユニットは、システムのコントローラから新しいマスキング係数を登 録より多い回数で受領し得る。 マスキング係数を選ぶ際の要素群は、図13と共に以降で述べることとする。 ステップ72において、もし無線通信ユニットが新しいマスキング係数を受けたな らば(判断ステップ71に対する答えが”Yes”)、無線通信ユニットは新しい マスキング係数を、過去に保持したマスキング係数と置き換える。好適な実施例 において、この置き換えは、ユニットのメモリ内で実行される。 好適な実施例に関する図6のフローチャートを要約すると、無線通信ユニット が無線通信システムによって提供されたエリアのセルに入る(又はセル内で起動 する)とき(ステップ60)、無線通信ユニットは、ユニットが最強の制御チャネ ルを見つけるまで制御チャネルを精査する(ステップ61)。無線通信ユニットは 、最強の制御チャネルをモニターし(ステップ62)、セルの識別信号を読取る( ステップ63)。ユニットは、非マスキング部分を得るために、ユニットがメモリ 内で保持するマスキング係数を、識別信号に適用する(ステップ65)。 無線通信ユニットは、識別信号の非マスキング部分と、メモリ内に保持された 識別信号の相当する部分と、を比較する(ステップ66と67)。もし比較された部 分が同じであるならば、無線通信ユニットは、最強の制御チャネルを再精査する (ステップ61)。もし比較された部分が違うならば、無線通信ユニットはセルに 登録する(ステップ70)。 無線通信ユニットのセルへの登録に応えて、無線通信ユニットは、新しいマス キング係数を備え得る。また、代替的な実施例において、無線通信ユニットは、 登録以外の理由のために新しいマスキング係数を備え得る。この代替的な実施 例において、判断67の”No”出力は、判断71の入力に向けられる。両方の実施 例において、無線通信ユニットは、ステップ71における新しいマスキング係数の 受領について調べる。もし無線通信ユニットが新しいマスキング係数を受けない ならば、無線通信ユニットは、最強の制御チャネルを再精査する(ステップ61) 。もし無線通信ユニットが新しい又は別のマスキング係数を受けるならば、ユニ ットは新しいマスキング係数を過去に保持したマスキング係数(ステップ72)と 置き換える。新しいマスキング係数の置き換えの後、無線通信ユニットは、最強 の制御チャネルを再精査する(ステップ61)。 好適な実施例において、無線通信ユニットがセルの識別信号に適用するマスキ ング係数は、1つの整数に一致する。特に、マスキング係数は、セル内の識別信 号の一部だけを表すため、マスキングされる識別信号のセクションの数に一致す る。サービスエリアの最小の分割区に対応するセクションが最初にマスキングさ れるように、マスキング係数は適用される。他のセクションは、サービスエリア の分割区の増加中で各セクションに表示される地理的サイズに対応する昇順でマ スキングされる。さらに、もしマスキング係数が”1”ならば、1つだけのセクシ ョンの識別信号が、マスキングされる。そして、もしサービスエリアの最小の分 割区分がセルならば、1つのセルに対応する識別信号のセクションだけがマスキ ングされる。そのようなマスキング・プロセスによって、識別信号の非マスキン グ部分は、サービスエリアの他のセル及び分割区とだけでなく、前回登録のセル と、ユニット所在のセルとの場所的関係を表す。この場所的関係は、ユニットの 登録に関する判断の要素として使われる それから、もしマスキング係数が”1 ”であるならば、非マスキング部分は、識別信号のセクションの全てを、サービ スエリアの最小の分割に対応するセクションを除いて包含する。この非マスキン グ部分は、ユニットが登録するかどうかを判断することに利用されるべき場所的 関係が、サービスエリアの地理的階層内のセルより重要な分割区に関する、セル の関係であるということを表現している。 図7は、好適な実施例による識別信号へのマスキング係数の適用を示す図であ る。例として図3のセル12bを使う。”743”は、そのセルの識別信号75である。 識別信号75は、3つのセクションから構成されている:すなわち、”7”−大クラ スタ・セクション78、”4”−クラスタ・セクション77と”3”−セル・セクショ ン76である。識別信号75の階層内の最も重要でないセクションは、セル・セクシ ョン76、図示したサービスエリア14の最小の分割区分である。識別信号75の階層 内の最も重要なセクションは、大クラスタ・セクション78、図示したサービスエ リア14の最も大きい分割区分である。 図示目的のために、識別信号を略記して、もし無線通信ユニットに供給された マスキング係数が”2”ならば、無線通信ユニットは、識別信号の2つの最も重要 でないセクションをマスキングする。図7に示す例において、セル・セクション 76とクラスタ・セクション77は、クロスハッチングによって示されるように、マ スキングされる。 こうして、マスキングの後、識別信号72内で非マスキングままであるだた1つ のセクションだけが、大クラスタ・セクション78である。このセクションは、識 別信号の非マスキング部分を構成する。この非マスキング部分は、ユニットが登 録するかどうか判断するのに利用される場所的関係が、サービスエリアの大クラ スタとセルとの関係であるということを表現する。 図7に示す識別信号75を使って、もしマスキング係数が”1”ならば、無線通 信ユニットは識別信号、の最も重要でないセクション(セル・セクション76)だ けをマスキングする。そのようなマスキングの後、識別信号75の非マスキング部 分は、大クラスタ・セクション78とクラスタ・セクション77を包含する。この非 マスキング部分は、ユニットが登録するかどうかを判断するのに利用される場所 的関係が、サービスエリアの大クラスタとクラスタとセルとの関係であるという ことを表現する。 もし無線通信に提供されるマスキング係数がユニットが”0”ならば、識別信 号75のセクションのどれもマスキングされないであろう、そして、識別信号75の 非マスキング部分は完全な識別信号75を含む。この非マスキング部分は、ユニッ トが登録するかどうかを判断するのに利用される場所的関係が、他のセル、クラ スタ及び大クラスタを含むサービスエリアの分割区とセルとの関係であるという ことを表現する。図8は、好適な実施例による、2つの識別信号のそれぞれの非 マスキング部分を比較するステップを示す図である。 特に、図8は2つの識別信号を含む:すなわち、;セル12bに割り当てられ、図 7に示す識別信号75、そして、12 aに割り当てられる識別信号80である。識別信 号75の非マスキング部分は、番号”7”を含み、そして、大クラスタ10aに対応す る、セクション78である。この例では、セル12aは、無線通信ユニットがシステ ムに登録した最後のセルなので、識別信号80がメモリ内で無線通信ユニットによ り保持されている。セル12bに入る際、ユニットは、セル12bの識別信号を読み取 り、セル12bの識別信号の非マスキング部分が”7”であることを判断するためマ スキング係数を適用する。ユニットは、非マスキング部分”7”と、メモリ内で 保ったセル12aの識別信号の対応部分と、比較する。この例では、対応する部分 は、セル12aとセル12bが10 a.同じ大クラスタの分割区分であるので、やはり”7 ”である。 識別信号75の非マスキング部分と識別信号80の相当する部分の間のアイデンテ ィティは、対応し合うセル同志は両方とも同じ大クラスタのメンバーであること を示している。この共通のメンバーシップは、セル同志が、互いに予選択された 場所的関係にあり、登録は不必要であると決定する。 加えて、少なめの相違は、無線通信ユニットがサービスエリアの、非マスキン グ部分の最も重要でないセクションに相当する、分割区から移動しなかったこと 、を示している。識別信号75の非マスキング部分と識別信号80の相当する部分の 間のアイデンティティは、無線通信ユニットが、セクション数”7”を割り当て られた大クラスタ10aから移動しなかったこと、を示している。 図9は、好適な実施例による、2つの識別信号のそれぞれの非マスキング部分 を比較するステップを示す別の図である。特に、図9は、メモリ内で保持の識別 信号の相当する部分と異なる識別信号の非マスキング部分の例を示す。この例で は、識別信号75(また図5、7、そして、8を基に後に述べよう)は、ユニット所在 のセル12bから受領された。ユニットに提供されたマスキング係数は、”1”であ る、そえゆえ、最も重要でないセクション(セル・セクション76)だけが、識別 信号75内でマスキングされる。また、この例では、識別信号90は、無線通信ユニ ットのメモリ内に保持される。識別信号90は、3つのセクションを含む: すなわち、セル・セクション91、クラスタ・セクション92及び大クラスタ・セク ション93である。識別信号90の、識別信号75の非マスキング部分に相当する部分 は、クラスタ・セクション92と大クラスタ・セクション93を含む。このように、 ユニットはクラスタ・セクション77と識別信号75の大クラスタ・セクション78と を、識別信号90のクラスタ・セクション92と大クラスタ・セクション93とに、比 較する。そのような比較によって、ユニットは、クラスタ・セクション77(番号 ”4”を含む)は、クラスタ・セクション92(番号”6”を含む)と異なることを 判断する。その相違は、ユニットがクラスタ・セクション92に対応するクラスタ ”6”から移動したこと、そして、クラスタ・セクション77に対応する異なるク ラスタ”4”に入ることを示す。を示している クラスタ・セクション内のアイ デンティティのこの不足が、対応し合うセル同志が、サービスエリアの分割区分 の同じ地理的集合体に属していないことを示している。 アイデンティティのこ の不足によって、対応するセル同志は、互いに予選択された場所的関係にあり、 それゆえ登録を必要とすることが判定される。この相違判定の結果、ユニットは 識別信号75に対応するセルに登録する 図10は、図6のステップ65〜66の代替の好適な方法をを示すフローチャート である。この代替方法では、そのユニットは、最初に識別信号を比較して、それ からマスキング係数を適用する。図6のステップ63の後、代替のステップ65’に おいて、ユニットは、プロダクトを得るために、現在の位置のセルの識別信号を 前回の登録のセルの識別信号に、比較する。そのプロダクトは、識別信号のそれ ぞれのセクションを比較して、また、プロダクトの対応するセクション同志間の アイデンティティかアイデンティティの不足をノートすることによって、取得さ れる。このように、そのプロダクトは、アイデンティティ又は識別信号のセクシ ョンの各々のアイデンティティ表示不足を含むのが好ましい。代替的なステップ 66’において、無線通信ユニットは、マスキング係数をプロダクトに適用する。 マスキング係数はステップ65と関連して先に述べたものと同様の方法で適用され る、しかし、代替の方法でのマスキング係数適用の結果はプロダクトの非マスキ ング部分である。この非マスキング部分は、このマスキング係数に依存する一つ 以上のセクションを含み、プロダクトの非マスキング部分のセクションの各々は 、先に定義したアイデンティティの表示かアイデンティティの不足を含む。代替 のステップ66’におけるマスキング係数の適用の後、無線通信 ユニットは、図6のステップ67に進む。 図11は、代替のステップ65’と66’の適用を示す図を構成する。識別信号75は 、セル12b(図3)を表し、そして、識別信号80は、セル12a(図3)を表し、あ るいは、図8を基に説明される。この例では、識別信号80は、セル12aがユニッ トが前回登録したセルであるので無線通信ユニットによってメモリ内に保持され る。 セル12bに入る際、ユニットは、識別信号75を読み取る。それから、ユニット は、プロダクト150を取得するために、識別信号75と識別信号80との間でのセク ション比較によって、セクションを生成する。さらに詳細には、そのプロダクト は、番号”7”を含む大クラスタ・セクション76を、番号”7”を含む大クラスタ ・セクション93に、比較することによって、それら番号は同一であることをノー トすることによって、そして、プロダクト150の大クラスタ・セクション156内に ”0”を置きつつそのようなアイデンティティを示すことによって得られる そ れぞれのクラスタ・セクション77と82の数は比較される同様の手法において、番 号の中のアイデンティティはノートされ、そして、”0”がプロダクト150のクラ スタ・セクション154に配される。最後に、セル・セクション76と81のそれぞれ の数は、比較される、その番号の相違はノートされ、そして、”1”がプロダク ト150のセル・セクション152に配される。このように、この比較のプロダクト15 0は、”001”である。 この代替の方法では、一旦プロダクトが決定されると、無線通信ユニットはマ スキング係数をそのプロダクトに適用する。マスキング係数は、図8と9に基づ いて先に述べたようにマスキング係数が識別信号に適用されたのと同じ方法でそ のプロダクトに適用される。この例では、マスキング係数は、”2”であり、マ スキング係数は、適用され、これにより、サービスエリアの最小の二つの分割区 に相当するプロダクトの2つのセクションがカバーされるようになる。このよう に、プロダクトセクション152と154はカバーされるが、それは、数”0”を含む 大クラスタ・セクション156として、プロダクト150の非マスキング部分を残す。 非マスキング部分156は、予定の関係が存在しないことを示す”0”の値を有して いる。 図12は、代替のステップ65’と66’における適用のもう一つの例を示す。識 別信号75は、セル12b(図3)そして、無線通信ユニットのメモリ内に保持され る識別信号90を表している。セル12bに入る際、ユニットは、識別信号75を読み 取る。それから、ユニットは、プロダクト160を得るために識別信号75と識別信 号90間のセクション比較によって、セクションを生成する。この例では、識別信 号75と90との、それぞれの大クラスタ・セクション78と93との、それぞれのクラ スタ・セクション77と92との、及び、それぞれのセル・セクション76と91との、 プロダクト160の大クラスタ・セクション166、クラスタ・セクション164及びセ ル・セクション162を得るための、比較によって、プロダクトは取得される。こ うして、この比較のプロダクト160は、”011”である。 この代替の方法のこの例において、マスキング係数は”1”であり、このマス キング係数が適用され、それにより、プロダクト160のそのセル・セクション162 がカバーされる。このように、プロダクト160の非マスキング部分は、クラスタ ・セクション164と大クラスタ・セクション166とを包含し、そして、”01”とし て非マスキング部分の数を残す。非マスキング部分164と166のうちの少くとも1 つは、予定の関係が存在することを示す非ゼロ値を有している。 上述のように、代替のステップ66’におけるマスキング係数の適用の後、図6 に示すステップ67において、無線通信ユニットは、ユニット所在のセルとユニッ トが前回登録したセルの間に予選択された関係が存在するかどうか判断するため に、比較の結果を利用する。図11を参照すると、プロダクト150の非マスキン グ部分は、大クラスタ・セクション152であり、そして”0”を含んでいる。”0 ”は、識別信号75と識別信号80に対応するセル同志が、予選択された関係にない ということをを示している。これらのセル間には予選択された関係がの関係がな いので(判断ステップ67に対する答えが”No”)、無線通信ユニットは、ステ ップ61に戻り、ユニット所在のセルの最強の制御チャネルを再精査する。図12 を参照すると、プロダクト160の非マスキング部分は、”0”を含む大クラスタ・ セクション166と、”1”を含むクラスタ・セクション164とである。”1”は、識 別信号75に対応するセルと、識別信号90と、が予選択された関係にあるというこ とを示している。そのセルが予選択された関係にあるので(判断ステップ67に対 する答えが”Yes”)、無線通信ユニットはステップ70において登録 を実行する。 図1に基づいて上述のように、登録情報の受領を通して、コントローラは、サ ービスエリアで稼働中のアクティブな無線通信ユニットの、近接の場所とアイデ ンティティに関する情報をエリアのセルから収集する。コントローラは登録情報 を評価し、必要ならマスキング係数することを含む、追加の登録命令を無線通信 ユニットに供給する。好適な実施例において、そのコントローラは、無線通信ユ ニットが登録するべきかどうか判断する際の利用のため、セル間の場所的関係を 予選択するのに登録情報を使う。第1セル結果との間で予選択された場所的関係 にある第2セルへの、第1セルからの無線通信ユニットの移動は、第2セルへの 登録を始めるユニットということに帰結する。特に、本発明の好適な実施例は、 セルコントロールを通した無線通信ユニットへのマスキング係数の提供によって 、場所的関係の予選択を履行する。 階層的な番号付け方法と、上述の好適な実施例のマスキングプロセスに従えば 、概ね、無線通信ユニットによって使われるマスキング係数が大きくなる程、ユ ニットが登録する回数は少なくなる。識別信号への大きいマスキング係数の適用 は、その信号の非マスキング部分で、少しの又は1つのセクションもないという 結果に終わってしまう。サービスエリアのより大きな分割区には、これらの少し のセクションしか対応しない、なぜならば、これらセクションは識別信号内で地 理的階層に並べられるからであり、これらセクションを地理的階層に相当する昇 順でマスキングするようにマスキング係数が適用されられるからである。大きい マスキング係数の結果として、横切られたセルの識別信号の非マスキング部分は 、比較目的のためのセクションをほとんど含まず、それゆえ登録の可能性は最小 化される。このように、大きなマスキング係数を伴う無線通信ユニットは、一般 に登録なしで比較的多数のセルを通して移動する。 少ない登録に帰結するより大きいマスキング係数に関する上記記述の逆は、や はり真である。無線通信ユニットにより利用されるマスキング係数が小さければ 小さいほど、ユニットはより頻繁に登録するであろう。信号識別への小さいマス キング係数の適用は、少しの又は1つのその信号セクションもないという結果に 終わってしまう。信号の非マスキング部分は、より多くのセクションを含む。 小さいマスキング係数の結果として、横切られたセルの識別信号の非マスキング 部分は、比較目的のために、より多くのセクションを含むようになり、それゆえ 登録の可能性が増大する。こうして、小さいマスキング係数を伴い、異なるセル 、クラスタ、または、大クラスタのような異なる分割区に移動する無線通信ユニ ットは、通常、登録することを要求される 要するに、もし特定の無線通信ユニットの登録が最小化されるべきと判断され たならば、コントローラはユニットに比較的大きいマスキング係数を提供する。 もし特定の無線通信ユニットがより頻繁に登録すべきと判断されたのならば、コ ントローラは比較的小さいマスキング係数を提供する。 上述のように、マスキング係数は、好適な実施例のセル間の場所的関係の選択 の履行である。場所的関係は、無線通信ユニットによって、特定のセルに登録す べきかどうか決定の際に使われる。特定の場所的関係と対応のマスキング係数の 選択に帰結するいくつかの要因は、図6を基に上述されている。通常、これらの 要因は、なかんずく、無線通信ユニットの移動パターン、ユニットによって扱わ れる通信トラフィックの量、時刻と曜日のような時制の考慮点、ユニットの登録 パターン、及び通信を扱う際のシステム資源の量と消費を含んでいる。 上述のように、マスキング係数は、好適な実施例において、無線通信ユニット が登録する回数と場所を制御する際の重要要素である。好適な実施例は、以前に 提供されたマスキング係数の選択に影響する要因が変化するとき、新しい又は別 のマスキング係数を無線通信ユニットに提供する。特定の無線通信ユニットに新 しいマスキング係数を提供するこの能力は、本発明において、無線通信システム の資源にだけでなく加入者の必要性に応えるような登録プロセスが最適化される のを可能にする。ユニットが登録しなければならない回数を最小化することは、 無線通信ユニットのバッテリーや他のエネルギー源を節約する。登録回数を最小 化することは、また、チャネル放送時間、コンピュータ切替え時間及びシステム ・オーバーヘッドのようなシステムインフラ資源を節約する。登録プロセスを最 適化することは、無線通信システムの通信配信能力を犠牲にしないばかりか、む しろ、いろいろな加入者の使用側面に適応し、そして、加入者が無線通信ユニッ トの用途を変えることにもに動的に適応する。 図13は、(図1と13に基づいて説明の)コントローラ50により実行される、無 線通信ユニットのためのマスキング係数を選択する際の概略的な方法を示すフロ ーチャートである。この概略的な方法は、単純化された識別信号と単純化された マスキング係数への参照で図示されていることが、理解されるであろう。一般に 、マスキング係数の選択済のサイズは、識別信号内でのセクションの数を考慮に 入れるであろう。コントローラ50はコンピュータあるいは当業者には必需かつ周 知のコンピュータシステムであるであろう。 図13を再度参照すると、無線通信ユニットの向けのマスキング係数の選択の 概略的な方法論は、ユニットの位置が予選択された時間以内で決定されたかどう かを判断することであり、さらに、予選択された数以上の登録が、ユニットから 予選択された時間以内で受領されたかどうかを判定することであるのは明白であ る。予選択された数以上の登録が受領されたのならば、本方法は、ユニットの登 録が受領が行われたエリアを囲むサービスエリアの最小の細別(大クラスタ、ク ラスタ、セル等)の判定を続行する。当業者に自明なように、登録の受領が行わ れたエリアに共通の最小の細別を判定するための、より多いかより少ないかのス テップに対応して、提示例より多いかより少ないかの細別を有するサービスエリ アが、図13に示したものに類似したマスキング係数要因の選択のための方法論 を利用するであろう。さらに、マスキング係数の選択のため方法論の一部と考え られる要因が他にも存在するであろう。例えば、そのような他の要因としては、 時刻/曜日;ユニット宛発信の頻度;遠距離通信トラフィック条件;システム資 源;及び、無線通信ユニットのユーザのユニット使用側面。 図13のフローチャートは、コントローラが無線通信ユニット通信をモニター するステップ100で、開始している。図13のフローチャートは、ただ1つの無 線通信ユニットだけに関する方法を開示しているが、コントローラが同時に、そ して、同様に、サービスエリアで稼働中の他の無線通信ユニットに対する制御を 実行することが理解されるであろう。サービスエリアで稼働中の特定の無線通信 ユニットに関して、判断ステップ101において、コントローラは、無線通信ユニ ットの位置が、サービスエリア内で、1時間と図示したような、予選択された時 間内で決定されたかどうかをチェックする。ユニットの位置は、いくつかの方 法のうちの1つで判定される。例えば、ユニットは、最後の1時間以内でサービ スエリア内のセルに登録したかも知れない。あるいはシステムは、良好な配信、 又は、ユニットからの通信の開始の結果として、最後の1時間以内でユニットの 位置についての情報を獲得するであろう。もし無線通信ユニットの位置が捕捉さ れた(判断ステップ101に対する答えが”Yes”)ならば、コントローラはス テップ103に進む。判断ステップ103で、コントローラは、無線通信ユニットが頻 繁に登録したかどうかをチェックする。例えば、ステップ103において図示され るように、コントローラは、ユニットが、最後の2時間以内での”X”回のように 、予定時間以内である回数以上に登録したかどうかをチェックするであろう。も し頻繁には登録していなかったならば(判断ステップ103に対する答えが”No ”)、コントローラは無線通信ユニット通信をモニターし続ける(ステップ100 )。モニターリングへ戻るまでに、コントローラは、ユニットが、この時点では 新しいマスキング係数を必要としていないこと判断する。しかし、もしユニット が、頻繁な登録(判断ステップ103に対する答えが”Yes”)をしていたのな らば、コントローラはステップ105に進む。 判断ステップ105で、登録の頻度が、新しいマスキング係数がユニットに提供 されること要求しているかどうかと、または、その登録の頻度が、サービスエリ アの無線通信ユニットの相対的移動に基づいて調整されるかどうかと、の判断を コントローラは開始する。これと以降のステップを示すために、図3と図14a 〜cに示したサービスエリア14を参照する。 ステップ105において、登録の全てが、同じ一般エリアから来たのかどうかと 、特に本例では、登録の全てが同じ大クラスタから受領されたのかどうか、とを コントローラは判断する。登録が同じ一般エリアから来たのでないならば(判断 ステップ105に対する答えが”No”)、このことが、ユニットが一般エリアの 外側で移動しており、それゆえ(ステップ107)コントローラは、無線通信ユニ ットにより大きいマスキング係数を提供するといことの示唆である。本例では、 コントローラは、ユニットに最も大きいマスキング係数(3)提供する。特に、 コントローラは、登録が指示を出している異なる大クラスタから来たこと、ユニ ットが異なる大クラスタを含む比較的広いエリアを移動していること、そして、 比較的頻繁な登録は、速くかつ能率的にユニットの位置を捕捉する目的に必要な こ と、を判断した。そして、コントローラは、無線通信ユニット通信をモニターし 続ける(ステップ100)。 登録が同じエリアから来るならば(判断ステップ105に対する答えが”Yes ”)、コントローラは、ステップ105においてチェックされた一般エリアの細別 であるエリアから登録の全てが受領されたかどうかをコントローラが判断する判 断ステップ109まで進む。この例では、コントローラは、登録の全てが同じクラ スタから受領されたかどうかを判断する。もしそうでなければ、それが、本例に おいてはユニットが一つの大クラスタの異なるクラスタ間を移動しているという ことの示唆である。 したがって、ステップ111において、コントローラは、無線通信ユニットによ り小さいマスキング係数を提供する。この例では、コントローラは、ユニットに 大クラスタ・レベルのマスキング係数(2)を提供する。新しいマスキング係数 ”2”の結果として、ユニットは、新しい一般エリアへの進入と、そして、本例 では、大クラスタ”7”と異なる大クラスタへの進入と、のときだけ登録する。 このように、ユニットの登録頻度は、低減される。ユニットの位置は、およそ大 クラスタ”7”の範囲内であるとなお分かっている。この新しいマスキング係数 がユニットに比較的広い登録を伴わない移動のエリアを提供するが、そのような 最小の登録は、1つの大クラスタだけの中で移動して少しの通信しか受けないユ ニットにとっての最適解ではあるであろう。システムは、通信がユニットに向け て為されようとしているとき、大クラスタに亘ってユニット向けにシグナリング しなければならないが、そのような通信の相対的頻度とユニットの少ない回数の 登録とは、ネットワーク資源を節約する。そして、コントローラは、ステップ10 0に戻る。 再びステップ109に言及するが、もし登録の全てが一般エリアの同じ細別から 受領されるならば(判断ステップ109に対する答えが”Yes”)、コントロー ラは、ステップ109でチェック済の細別エリアの細別であるエリアから登録の全 てが受領されたかどうかをコントローラが判断する判断ステップ113に進む。こ の例では、コントローラは、登録の全てが同じセルから受領されたかどうかを判 断する。もしそうでなければ、これは、本例においてはユニットがクラスタの異 なるセル 間で移動していることの示唆である。それゆえ、このことは、ユニットの移動が 一般エリアの細別に、本例ではクラスタに、限られていることの示唆である。こ の限られた移動エリアに基づいて、ステップ115において、コントローラは、無 線通信ユニットに、より小さいマスキング係数を提供する。この例では、コント ローラは、ユニットにクラスタ・レベルのマスキング係数を提供する(1)。新 しいマスキング係数”1”の結果として、ユニットは、一般エリア内の新しい細 別への進入のときと、そして、特にこの例では、クラスタ”74”と異なるクラス タへの進入のときと、にだけ登録する。システムは、通信がユニットに向けて為 されようとしているとき、クラスタに亘ってユニット向けにシグナリングしなけ ればならないが、そのような通信の相対的頻度とユニットの少ない回数の登録と は、ネットワーク資源を節約する。そして、コントローラは、ステップ100に戻 る。 再びステップ113に言及するが、もし登録の全てが同じ細別(この例では同じ セル)から受領されるならば(判断ステップ113に対する答えが”Yes”)、 このことが、ユニットの移動が細別(この例ではセル)に限られているというこ との示唆である。この限られた移動エリアに基づいて、ステップ117において、 コントローラは無線通信ユニットにより小さいマスキング係数を提供する。コン トローラは、ユニットにセル・レベルのマスキング係数(0)を提供する。新し いマスキング係数”0”の結果として、ユニットは、新しい細別への進入のとき と、そして、特にこの例では、セル”743”と異なるセルへの進入のときと、に だけ登録する。ユニットが、もしそれが細別エリアから出て行くならば登録する けれども、そのような移動の相対的頻度はネットワーク資源を節約する。それか ら、コントローラは、ステップ100に戻る。 特定の無線通信ユニットの登録の頻度が、新しいマスキング係数をユニットに 適用させようとしているかどうかの判断する際の好適なステップを要約すると、 (図13のステップ101〜117)、コントローラは、無線通信ユニットの位置が比 較的最近の期間に判断されたかどうかをチェックする(ステップ101)。それか ら、コントローラは、ユニットが選択済の期間以内に頻繁に登録したかどうかを 判断する(ステップ103)。ユニットが頻繁に登録しなかったならば、コントロ ーラは、無線通信ユニット通信をモニターすることに戻る(ステップ100)。ユ ニットが頻繁に登録したならば、その登録がサービスエリアの選択済の分割区か ら受領された全てであったかどうかをコントローラは判断する(ステップ105) 。もしそうでなければ、コントローラは、より大きいマスキング係数を提供し( ステップ107)、それから、無線通信ユニット通信をモニターすることに戻る( ステップ100)。もし登録が全て選択済の分割区から受領されたのならば、コン トローラは、登録がサービスエリアのより小さい選択済の分割区から全て受領さ れたかどうかを判断する(ステップ109)。もしそうでなければ、コントローラ は、より小さいマスキング係数を提供し(ステップ111)、それから、無線通信 ユニット通信をモニターすることに戻る(ステップ100)。もし登録が全てサー ビスエリアのより小さい選択済の分割区から受領されたのならば、コントローラ は、登録がサービスエリアのよりいっそう小さい選択済の分割区から全て受領さ れたかどうかを判断する(ステップ113)。もしそうでなければ、コントローラ は、よりいっそう大きくないマスキング係数を提供し(ステップ115)、それか ら、無線通信ユニット通信をモニターすることに戻る(ステップ100)。もし登 録が全てサービスエリアのよりいっそう小さい選択済の分割区から受領されたの ならば、コントローラは、よりいっそう大きくないマスキング係数をユニットに 供給する(ステップ117)。それから、コントローラは、無線通信ユニット通信 をモニターすることに戻る(ステップ100)。 図13において、無線通信ユニットの位置がサービスエリアで予選択された時 間内で決定されたかどうかをコントローラがチェックしている決定ステップ101 を再度参照すると、もし位置が決定されなかったならば(決定ステップ101に対 する答えが”No”)、コントローラは、本発明の実施例の1つに包含される追 加ステップ119に進む。。もしステップ119が割愛されるならば、コントローラは 、無線通信ユニット通信をモニターすることに戻る(ステップ100)。 ステップ119が使われるときは、ステップ119において、コントローラは、無線 通信ユニットにより大きくないマスキング係数を提供するかどうかを判断する。 上述のように、より大きくないマスキング係数が、本システムに登録することな くユニットが移動可能なサービスエリアの削減に帰結する。このように、ユニッ トは本システムで登録するであろうマスキング係数が減らされ、それゆえ、ユニ ットの比較的具体的な位置が判断されるであろうことがさらに起こりそうであ る。ユニットの位置が本システムによって判断されて以来の時間の長さは、ユニ ットにより大きいマスキング係数を提供しないどうかの判断に関わる要因の1つ であるけれども、他にも考慮すべき要因がある。例えば、他の要因は、時刻/曜 日;ユニット向けの発信の頻度か逆頻度;遠距離通信交通条件;システムリソー ス;そして、無線通信ユニットのユーザのユニット使用側面;を含み得る。もし ユニットにより大きくないマスキング係数を提供しないと判断されるのならば、 コントローラは、無線通信ユニットをモニターすることに戻る(ステップ100) 。それから、もしユニットにより大きくないマスキング係数を提供すると判断さ れるのならば、ステップ121において、コントローラは、そのようなマスキング 係数を提供する。代替の実施例においては、マスキング係数は、1つのステップ だけの中で変わる。このように、再度単純化された例を使って、そのマスキング 係数が以前に”3”であったならば、ステップ121によってそのマスキング係数が ”2”に引き下げられであろう。もし登録がまだないならば、そしてステップ121 が実行される次のとき、そのマスキング係数は、”1”に引き下げられるであろ う。 最終的には、マスキング係数は、”0”に引き下げられるであろう。新しいマ スキング係数は、ユニットのより頻繁な登録を促進するのに効果を発揮するため に提供される。ユニットが登録する回数を最小化することは本発明の目的である けれども、もう一つの目的は、能率的かつ速く通信をユニットに提供するために ユニットのおおよその位置に関する情報を維持することである。この後者の目的 を成し遂げるために、ユニットは、登録プロセスによってコントローラにそのお およその位置に関する周期的な情報を提供しなければならない。 特定のユニットの位置に関する情報の欠如が、新しいマスキング係数がユニッ トに提供されることを要求するかどうかを判断する際の好適なステップ要約する と(図13のステップ101、119、そして、121)、コントローラは、ユニットの 位置が予選択された時間の範囲内で決定されたかどうかをチェックしている(ス テップ101)。もし位置が決定されていなかったならば、コントローラは、より 大きくないマスキング係数が、無線通信ユニットに提供されるべきかどうかをチ ェックする。もしそうでなければ、コントローラは、無線通信ユニット通信をモ ニターすることに戻る(ステップ100)。もしより大きくないマスキング係数が 提供されるべきであれば、コントローラは、ステップ121においてそれを提供す る、 それから、コントローラは、無線通信ユニット通信をモニターすることに戻る( ステップ100)。実施例の1つにおいては、ユニットの位置が予選択された時間 以内で決定されたどうかをチェックするステップと、新しくより小さいマスキン グ係数を提供するステップとはユニットが登録するまで繰り返され、そこで位置 情報を提供するようになる。ある条件下で無線通信ユニットは、コントローラか ら新しいマスキング係数を受け取らないかも知れない。そのような状況は、ユニ ットの非アクティブ状態や、サービスエリアの域外でのユニットの移動を含んで いる。例えば、無線通信ユニットは、小さいマスキング係数を持ち、それによっ てユニットが登録する回数を最小化する。そのユニットは、停止される。図13 に基づいて説明したそのステップに従うと、ユニットが、登録をせず一方で予選 択された期間以内でユニットの位置に関する情報を提供しなかったと、コントロ ーラは最終的に判断している。そして、コントローラは、ユニットに新しいマス キング係数を提供しようとするが、ユニットは、停止される、そうして、ユニッ トは、新しいマスキング係数を受領しない。上述のように、本発明の実施例にお いて、ユニットが新しいマスキング係数を受けるとき、コントローラはユニット から受取通知を受け取る。この例では、ユニットが停止されたので、コントロー ラはユニットから受取通知を受け取らない。受取通知がないと、コントローラは 、この特定の無線通信ユニットに関する進入にフラグを立て、これにより、ユニ ットは、起動されたり登録するとき、新しいマスキング係数を供給されることが できるようになる。同様のステップが、予選択された量以上の時間をサービスエ リアに残す無線通信ユニットに関して踏襲される。 好適な実施例において、コントローラが、ユニットから受取通知を受け取らな いとき、コントローラは、無線通信ユニットに提供されるべきマスキング係数に 関して、自動定時減少プログラムを開始する。例えば、コントローラがユニット に新しいマスキング係数を提供し、かつ、受取通知を受けることができないとき 、コントローラは、タイマーを始動する。もしユニットは、登録しなかったか、 一方タイマーの満期によって決定される位置を持たなかったのならば、コントロ ーラは、コントローラのメモリ内で保持したマスキング係数を、より小さいマス キング係数へ、自動的にリセットする。コントローラは、ユニットに新しいマス キング係数(図13のステップ115参照)を提供しようとするかも知れないし、 また、コントローラは、新しいマスキング係数を提供するという試みをユニ ットに予選択された時間間隔だけに制限するかも知れないし、また、コントロー ラは、新しいマスキング係数の提供を試みさえもしないかも知れない。マスキン グ係数のリセットする際に、コントローラは、再度タイマーを始動する 前述の 通り、もしユニットが、登録しなかったか、一方でタイマーの満期によって決定 される位置を持たなかったのならば、コントローラは、マスキング係数を、より いっそう小さいマスキング係数へ自動的にリセットする。無線通信ユニットの位 置に関する情報の不足に基づくマスキング係数のリセットのサイクルは、ユニッ トの位置が決定される(そして、図13のロジックに従って新しいマスキング係 数が選ばれる)まで、または、その状況に適用できる最も小さいマスキング係数 が届くまで、続行する。 コントローラでのマスキング係数の自動減少と並行して、無線通信ユニットは、 また、ユニットがある条件下にあるとき、記憶されたマスキング係数に関する自 動時間減少プログラムに追随して行く。これらの条件は、ユニットのアクティブ でない状態や、サービスエリアの域外でのユニットの移動、を含むであろう、こ のように、例えば、停止されてしまったり、別のサービスエリアへ移動させられ たりというユニットに関する事実に際して、ユニットは、タイマーを予選択され た間隔に合わせる。減少間隔の長さが、無線通信ユニットとコントローラの間と 同じものであることを確認にするために、タイマーは、ユニットがシステム・コ ントローラに提供した最後の位置の決定(登録のような)以来発生した時間間隔 を考慮してセットされる。本システムへのユニット位置の通信がなくこのタイマ ーが満期となった時に、ユニットは、マスキング係数をより小さいマスキング係 数にリセットする。マスキング係数のリセット時に、ユニットは、再度タイマー を始動する。前述の通り、ユニットは、登録しなかった、一方でタイマーの満期 によって決定される位置を持たなかったかのならば、コントローラは、マスキン グ係数をよりいっそう小さいマスキング係数へ自動的にリセットする。ユニット の位置に関する情報の不足に基づくマスキング係数のリセットは、ユニットの位 置が本システムによって決定されるまでや、最も小さいマスキング係数が届くま で、続く。コントローラと無線通信ユニットによるマスキング係数の並行する減 少は、コントローラとユニットによって保持されるそれぞれのマスキング係数は 、同じものであるということを保証する。 本発明のもう一つの実施例において、無線通信ユニットのマスキング係数は、 自動的にデフォルトで”0”のような予選択された小さいマスキング係数になる 。例えば、”0”が自動的なデフォルト値として使われるならば、ユニットが停 止されるとき、あるいは、ユニットが本システムのサービスエリアを去るとき、 ユニットが前回登録したセルに対応しメモリ内に保持のユニットの識別信号は、 全てデフォルトで”0”になる。このように、ユニットが起動されるかサービス エリアのセルに入るかするとき、ユニットは登録すし、それゆえ、システムにサ ービスエリア内のユニットの更新アクティビティに関する情報を提供する。 図14a〜bは、図示の識別信号75のようなの識別信号における2つのマスキン グ係数選択の効果をそれぞれ示す図である。この例では、無線通信ユニットは、 頻繁に登録していた。ユニットに提供されたマスキング係数は”0”である。本 発明の実施例は、コントローラがユニットにマスキング係数を提供しないケース でのデフォルトのマスキング係数としてや、ユニット最初に”電力上昇”すると きに利用されるべきマスキング係数として、”0”を供給する。図14aに示すよ うに、識別信号75へのマスキング係数”0”の適用は、数”7”を持つ大クラスタ ・セクション78、数”4”を持つクラスタ・セクション77、そして、数”3”を持 つセル・セクション76、都合”743”を包含する非マスキング部分に帰結する。 マスキング係数”0”の結果として、ユニットが新しいセルに入るたびに、ユニ ットは、セルに登録するが、それは、該セルの識別信号の非マスキング部分が、 メモリ内に保持の識別信号の対応部分と異なるからである。実施例の1つにおい て、マスキング係数は、1個の整数によって一時に変わり、そして、このように 、コントローラは、マスキング係数を”1”から”2”又は”2”から”3”に変更 する。もう一つの実施例において、マスキング係数は、1個以上の整数によって 変わるであろう。図14bに示すように、識別信号75へのマスキング係数”1”の 適用は、数”7”を持つ大クラスタ・セクション78、数”4”を持つクラスタ・セ クション77、都合”74”を包含する非マスキング部分に帰結する。マスキング係 数”1”の結果として、ユニットは、クラスタ”4”と異なるクラスタへの進入の 際のみに登録する。こうして、ユニットの登録頻度は、低減される。未だもって 、ユニットの位置は、およそクラスタ”4”の範囲内であるのが分かる。 本発明の実施例において、ユニットは、新しいマスキング係数が受領された受 取通知をコントローラに提供するであろう。そのような受取通知によって、新し いマスキング係数に関しての、コントローラと無線通信ユニットの間の同期が達 成される。 図15a〜cは、図示の識別信号75のようなの識別信号における3つのマスキン グ係数選択の効果をそれぞれ示す図である。ユニットに提供されたマスキング係 数は”2”である。図15aを参照すると、識別信号へのマスキング係数”2”の 適用は、数”7”を持つ大クラスタ・セクション78を包含する非マスキング部分 に帰結する。マスキング係数”2”の結果として、ユニットが新しい大クラスタ に入らない限りユニットは登録しない。この例では、無線通信ユニットは、登録 しなかったか、一方比較的長い期間内に通信しなかった、それゆえ、ユニットが 、大クラスタ7に対応するそのエリアから移動しなかったという仮説の余地が生 じる。ユニットが所定の期間以内で登録していないので、コントローラは、ユニ ットに新しいマスキング係数を提供する。以前に述べたように、好ましくは、マ スキング係数は、1つの整数だけによって一度に変わり、そうして、この例では 、コントローラは、無線通信ユニットにマスキング係数”1”を提供する。図1 5bに示すように、識別信号75へのマスキング係数”1”の適用が、数”7”を持 つ大クラスタ・セクション78、数”4”を持つクラスタ・セクション77、都合:7 4、含む非マスキング部分に帰結する。新しいマスキング係数”1”の結果として 、ユニットは、クラスタ”4”と異なるクラスタへの進入時に登録する。こうし て、ユニットの登録の可能性は、増大する。 もしユニットが時間の定められた期間以内で登録しなかったならば、コントロ ーラは、ユニットにもう一つのマスキング係数を提供する。図15cを参照する と、この例では、ユニットは、新しいマスキング係数”0”を備えている。 識別信号75へのマスキング係数”0”の適用は、数”7”を持つ大クラスタ・セ クション78、数”4”を持つクラスタ・セクション77、そして、数”3”を持つセ ル・セクション76、都合”743”を包含する非マスキング部分に帰結する。マス キング係数”0”の結果として、ユニットが新しいセルに入るとき、ユニットは そのセルに登録するが、それは、セル識別信号の非マスキング部分がメモリ内に 保持の識別信号の対応する部分と異なるからである。こうして、ユニットの登録 の可能性は、増大する。サービスエリアのサイズ、サービスエリアで稼働中の 無線通信ユニットの数、登録のない時間の長さ、そして、他の条件に依存しつつ 、ユニットは、予選択された期間の範囲内で登録したであろうかどうかを決定す ることと、新しいマスキング係数を提供することと、の追加の決定ステップは、 望ましく、かつ/又は必要であろうことが、当業者には理解されよう。 図16は、好適な実施例に従って、無線通信システムにおいて稼働中の無線通 信ユニット120を含む一般的な装置を示している。無線通信ユニット120がサービ スエリアのセルに入るとき、ユニットは、セルから発信される最強の制御チャネ ルをモニターすることによってユニットが位置を捕捉されるところのセルの識別 信号を読み取る。無線通信ユニット120は、アンテナ121、レシーバー122、そし て、送信機123を備える。レシーバ122は、オーディ出力126とデータ出力124を有 する。送信機123はオーディオ入力127、そして、データ入力130を有する。アン テナ121、レシーバー122、そして、送信機123の構造と操作は事実上一般的なも のである。 無線通信ユニット120は、また、コントローラ125を含む。本発明に関しこの場 で述べられる改良点を除いては、無線通信ユニット120のためのコントローラ125 のその構造と操作は、周知である。コントローラ125は、”カレント・セルID ”レジスタ又はメモリスペース135、”前回の登録のセルのID”レジスタ又はメ モリスペース136、そして、”マスク”レジスタ又はメモリスペース137を含んで いる。セルIDレジスタ135と136の出力は、それぞれ、ANDゲート140と141の入 力に接続されている。また、マスク・レジスタ137の出力は、ANDゲート140と 141の入力に接続されている。ANDゲート140と141は、それゆえ、セルIDの 必要とされない部分をマスキングする機能を実行する。ゲート140と141の出力は 、それゆえ、それぞれ、マスキング済カレント・セルIDと前回の登録のセルの マスキング済IDである。ゲート140と141の出力は、排他論理和ゲート142の入 力に接続されている。ゲート142は、マスキング済セルIDの比較を実行する。 マスキング済セルIDが同じものであるならば、ゲート142の出力はロジック”0 ”であるであろう。マスキング済セルIDのものがどの点でも異なるならば、ゲ ート142の出力はロジック”1”であるであろう。こうして、ゲート142の出力が 、登録が必要であるかどうかを示唆する。 もし登録が、必要でないないならば、コントローラ125は、カレントセルのID と、レシーバー122経由で供給された何か新しいマスキング係数と、を読み取り 続け、この情報をレジスタ135と137に記憶し続け、そして必要ならば、その比較 を実行し続けるであろう。 もし登録が必要であるならば、コントローラ125は送信機123に登録データを送 信するだろし、それは、アンテナ121経由で登録データを放送するであろう。ま た、コントローラ125は、また、カレント・セルのIDを前回の登録レジスタ136 に保存させ、それによって、レジスタ136をアップデートするであろう。 それから、コントローラ125は、カレント・セルのIDと、レシーバー122経由 で提供される何か新しいマスキング係数と、を読み取り続け、この情報をレジス タ135と137に記憶し続け、そして必要ならば、その比較を実行し続けるであろう 。 平易な例示として、ゲート140、141と142は、1つずつのみ示してある。しか し、そのセルID番号は数ビット長であり、それゆえ、少しずつのマスキングと 比較が必要で、平行な複数のゲート経由で達成されるの好ましいことが理解でき よう。また、コントローラ125は、典型的にはマイクロプロセッサとコンポーネ ント135〜137、140〜142であり、そして、これらコンポーネント間の接続は、コ ントローラ125の適切ななプログラミングによって提供されるであろうことも、 理解できよう。 実施例の1つにおいて、ユニットが前回登録した識別信号の代わりに、デフォ ルトの識別信号がIDメモリ136内に保持されるであろうが、それは、もしユニッ トが前回の登録以来停止されたままの場合、ユニットが本システムのサービスエ リアにこれまで入ったことがなかった場合、あるいは、もしユニットが予選択さ れた期間、サービスエリアを留守にしていた場合のいずれかである。実施例1つ において、マスクメモリ137は、ユニットが稼働中のとき、又は、ユニットが最 初に本システムのサービスエリアに入るとき、または、ユニットが予選択された 不在期間ののち本システムのサービスエリアを再度入るとき、に使用するために デフォルトのマスキング係数を、有する。 ここで諸条件について言及すると、無線通信ユニット120がその位置を別のセ ル に変えるとき、ユニットは、別のセルの識別信号を受ける。前述の通り、別のセ ルの識別信号は、カレントIDレジスタ135に提供される。そして、そのマスキン グ係数は、適用される。ゲート142は、前回の登録のセルの識別信号の相当部分 と、カレント・セルとを、それらの間に相違があるかどうか判断するために、比 較する。もし相違がないならば、ユニット120は、ユニット所在のセルの最強の 呼び出しチャネルをモニターし続ける。そして、もし違いがあるならば、予選択 された場所的関係が、存在しており、以下前述と同様に、カレント・セルへのユ ニット120の登録に帰結する。カレント・セルへの登録の後、カレント・セル識 別信号が、IDメモリ136内で、ユニットが前回登録したセルの識別信号として置 き換えられる。こうして、これらのステップが、ユニット120が本システムによ って提供されたエリアでセルの識別信号を受領するときはいつでも、繰り返され る。 上述のように、無線通信ユニット120は、新しいか別のマスキング係数を、ユ ニットに登録をさせようとするか、ユニットの登録の数を最小化させようとする ために、無線通信システムのコントローラから供給されているであろう。 本発明の好適な実施例が、例として開示されてきたが、当業者ならば、添付の 請求の範囲とその精神から逸脱することなく、他の修正が可能なことは、明白で ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, TJ,TM,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.それぞれのセルが基地局を有しているセルに分割された地理的エリアを提供 する無線通信システムにおける無線通信ユニットの操作方法であって、 第1セル内の基地局から制御信号を受領するステップ; 前記第1セルに無線通信ユニットを登録するステップ; 第2セル内の基地局から制御信号を受領するステップ; 前記第1セルの前記制御信号と前記第2セルの前記制御信号との間の比較を実 行するステップ; 前記第1セルと前記第2セルが予選択された関係にあるかどうかを、前記比較 を基に判断するステップ;そして、 前記予選択された関係が存在するならば、前記第2セルに前記無線通信ユニッ トを登録するステップ; を含む方法。 2.前記第1セルの制御信号が前記第1セル固有の識別信号を含んでおり、 前 記第2セルの制御信号が前記第2セル固有の識別信号を含み、かつ、前記比較を 実行する前記ステップが、前記第1セルの前記識別信号を前記第2セルの前記識 別信号に比較させることを含む、請求項1の方法。 3.前記第1セルの前記制御信号が前記第1セル固有の識別信号を含み、前記第 2セルの前記制御信号が前記第2セル固有の識別信号を含み、さらに: 前記識別信号を一部供給するように前記第1セルの前記識別信号にマスキング 係数を適用するステップ; 前記第1セルの前記識別信号の前記一部に対応する前記第2セルの前記識別信 号の一部を決定するステップ; をさらに含む請求項1記載の方法。 4.前記第2セルの前記識別信号の前記一部を判定する前記ステップは、前記第 2セルの前記識別信号の前記一部を判定するために前記マスキング係数を前記第 2セルの前記識別信号に適用することを含む請求項3記載の方法。 5.前記比較を実行する前記ステップは、前記第1セルの前記識別信号の前記一 部を前記第2セルの前記識別信号の前記一部に比較させることを含む請求項3記 載の方法。 6.前記第1セルと前記第2セルが前記予選択された関係にあるかどうかを前記 比較を基に判断する前記ステップは、前記第1セルの前記識別信号の前記一部が 前記第2セルの前記識別信号の前記一部と相違するとき前記予選択された関係が 存在すると判断することを含む請求項5記載の方法。 7.前記第1セルの前記識別信号を前記第2セルの前記識別信号に比較させるス テップは、 プロダクトを得るために前記識別信号を比較すること;そして、 前記プロダクトの一部を定義するためにマスキング係数を前記プロダクトに適 用すること; を含む請求項2記載の方法。 8.前記プロダクトの前記一部が予定値であるとき前記予選択された関係が存在 すると判断するステップを備えた請求項7記載の方法。 9.前記プロダクトを得るために前記識別信号を比較する前記ステップは、前記 プロダクトを得るために前記第2セルの前記識別信号に前記第1セルの前記識別 信号を追加することを含む請求項7記載の方法。 10.地理的エリアをセルに分割して提供する無線通信システム内の無線通信ユ ニットを操作する方法であって、各セルは特定のセル及び特定のセルと前記エリ ア内の他のセルの関係とを識別する識別信号を発する基地局を有しており、 第1セル内の基地局からの識別信号を受け取るステップ; 前記第1セルに無線通信ユニットを登録するステップ; 前記第1セルの識別信号を一部供給するように前記第1セルの前記識別信号に マスキング係数を適用するステップ; 第2セル内の基地局から識別信号を受け取るステップ; 前記第2セルの識別信号を一部供給するように前記第2セルの前記識別信号に 前記マスキング係数を適用するステップ; 前記第1セルの前記識別信号の前記一部と前記第2セルの前記識別信号の前記 一部との間の比較を実行するステップ; 前記第1セルと前記第2セルが予選択された関係にあるかどうかを前記比較を 基に判断するステップ;そして、 さらに、前記予選択された関係が存在するならば、前記第2セルに無線通信ユ ニットを登録するステップ; を含む方法。 11.前記第2セルに無線通信ユニットを登録する前記ステップの後に、前記第 2セルの前記識別信号を前記一部供給するように別のマスキング係数を前記第2 セルの前記識別信号に適用するステップ: をさらに含む請求項10記載の方法。 12.前記第1セルの前記基地局又は前記第2セルの前記基地局から、前記マス キング係数を受領するステップをさらに含む請求項10記載の方法 13.前記無線通信ユニットの最近の登録以来少くとも予選択された時間が過ぎ たかどうか判断するステップ;そして、 さらに、もし前記予選択された時間が過ぎているならば、前記第2セルに、ま た前記ユニット所在のセルが前記第2セルと異なるならば前記ユニット所在のセ ルに、無線通信ユニットを登録するステップ: をさらに含む請求項1または10記載の方法。 14.前記無線通信ユニットの最近の登録以来少くとも予選択された時間が過ぎ たかどうか判断するステップ;そして、 さらに、もし前記予選択された時間が過ぎているならば、前記マスキング係数 を別のマスキング係数に置き換えるステップ: をさらに含む請求項1または10記載の方法。 15.セルに分割された地理的エリア内で稼働する無線通信ユニットを提供する 無線通信システムを管理する方法であって、各セルは特定のセル及び特定のセル と前記エリア内の他のセルの関係とを識別する識別信号を発する基地局を有して おり、 第1セル内の基地局から識別信号を発するステップ; 前記第1セルに無線通信ユニットを登録するステップ; 第2セル内の基地局から識別信号を発するステップ; 前記第1セルの前記識別信号の一部を判定するために前記第1セルの識別信号 に適用するべき、かつ、前記第2セルの前記識別信号の一部を判定するために前 記第2セルの識別信号に適用するべき、マスキング係数を前記無線通信ユニット に提供するステップ;そして、 前記無線通信ユニットにより遂行される前記一部間の前記比較が、第1セルと 前記第2セルが予選択された関係にあるという結論に至る場合に、前記第2セル に無線通信ユニットを登録するステップ: を含む方法。 16.前記第2セルに無線通信ユニットを登録する前記ステップの後に、前記第 2セルの前記識別信号の前記一部を判定するために、前記無線通信ユニットに前 記第2セルの前記識別信号に適用するべき別のマスキング係数を供給するステッ プ:をさらに含む請求項15記載の方法。 17.前記無線通信ユニットの最近の登録以来少くとも予選択された時間が過ぎ たかどうか判断するステップ;そして、 さらに、もし前記予選択された時間が過ぎているならば、前記第2セルに、ま た前記ユニット所在のセルが前記第2セルと異なるならば前記ユニット所在のセ ルに、無線通信ユニットを登録するステップ: をさらに含む請求項15記載の方法。 18.前記無線通信ユニットの最近の登録以来少くとも予選択された時間が過ぎ たかどうか判断するステップ;そして、 さらに、もし前記予選択された時間が過ぎているならば、前記無線通信ユニッ トに別のマスキング係数を供給するステップ: をさらに含む請求項15記載の方法。
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