JPH10508783A - セルフタッピング式ねじ型歯科用インプラント - Google Patents

セルフタッピング式ねじ型歯科用インプラント

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JPH10508783A JP9506694A JP50669497A JPH10508783A JP H10508783 A JPH10508783 A JP H10508783A JP 9506694 A JP9506694 A JP 9506694A JP 50669497 A JP50669497 A JP 50669497A JP H10508783 A JPH10508783 A JP H10508783A
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Abstract

(57)【要約】 セルフタッピング式歯科用インプラントは、顎骨の予め形成された穴の壁に対しインプラントを固着するねじ付き外面が設けられた略円筒状の本体を備えている。該円筒状の本体は、一端にてねじ付き面に形成された複数の長手方向凹所を有し、該凹所は、複数のねじ山を貫通して長手方向に伸長し、凹所の一つによるねじ山の各中断部分にセルフタッピングを行う切刃部分を形成する。ねじ山部分の各々は、隣接する一対の凹所の間を伸長し且つねじ端部の先端と後端との間にてその半径が縮小する。

Description

【発明の詳細な説明】 セルフタッピング式ねじ型歯科用インプラント 従来の仮出願の参照 本出願は、「セルフタッピング式歯科用インプラント」という名称で1995年7 月18日付けで出願された、共同出願第60/001,486号及び「セルフタッピング式歯 科用インプラント」という名称で1995年9月7日付けで出願された仮共同出願第60 /003,359号の有利な点を対象とするものである。発明の分野 本発明は、全体として、歯科用インプラント、特に、セルフタッピング式ねじ 型の歯科用インプラントに関する。発明の背景 ねじ型歯科用インプラントは、広く採用されており、何年も前から公知である 。セルフタッピング式歯科用インプラントは、顎骨に予め穿孔した穴に予めタッ ピングをすることなく、その穴内にねじ込むことのできる型式のものである。イ ンプラントが穴内に押し込まれて且つ回転させると同時に、そのインプラントの 頂端部自体が穴にタッピングする。 セルフタッピング式インプラントは、何年も前から周知であるが、これらのイ ンプラントは、一般に、穴内に予めタッピングすることを必要とする、非セルフ タッピング式インプラントよりも取り付けるがより困難である。セルフタッピン グ式インプラントに伴うもう一つの問題点は、インプラントを予め穿孔した穴に 最初に挿入するとき、不安定な点である。この不安定さのため、インプラントの 軸線を穴の軸線と整合させるか、又はその軸線と平行にすることが難しくなる。 特に、硬い顎骨に伴う問題点は、インプラントを骨内にセルフタッピングするた め、インプラントと骨との間の摩擦を上廻るような量のトルクを手で加えなけれ ばならないことである。このため、こうした問題点を緩和するためにセルフタッ ピング式インプラントが常に求められている。発明の概要 本発明の主たる目的は、そのインプラントの軸線が顎骨に予め穿孔した穴と同 軸状に整合されるように、そのセルフタッピング操作を開始するときにそれ自体 を安定させる、改良に係るセルフタッピング式歯科用インプラントを提供するこ とである。本発明の別の目的は、インプラントと骨との間の摩擦を少なくするこ とにより、セルフタッピング操作中に、インプラントに付与することを必要とす るトルクを少なくする、改良に係るセルフタッピング式の歯科用インプラントを 提供することである。関連した目的は、インプラントを取り付けるために必要と される時間を短くすることである。 本発明の更に別の目的は、インプラントのセルフタッピング領域に極めて効率 的な骨の切断面を有する、改良に係るセルフタッピング式歯科用インプラントを 提供することである。 本発明のその他の目的及び有利な点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明 らかになるであろう。 本発明のよれば、上記の目的は、顎骨に予め形成した穴の壁にインプラントを 固着するねじ付き外面を有する略円筒状本体と、その一端にてねじ付き面に形成 されて、そのねじの複数のねじ山を貫通して長手方向に伸長する長手方向凹所で あって、その凹所の一つによるねじの各中断部分にセルフタッピングする切刃面 を形成する該凹所とを備える、改良に係るセルフタッピング式歯科用インプラン トを提供することである。本発明の一つに実施の形態において、隣接する一対の 凹所の間を伸長するそのねじ山部分の各々は、そのねじ山部分の先端と末端との 間にて半径が縮小する。本発明の別の実施の形態において、このインプラント本 体のねじ付き面は、凹所の少なくとも一部に沿って長手方向にテーパーが付けら れており、このため、そのテーパー付き領域内のねじ山に沿った連続的な切刃部 分は、インプラントの縮小端に向けて縮小する、漸進的に変化する半径を有して いる。図面の簡単な説明 図1は、本発明を具体化する歯科用インプラントの側面図である。 図2は、図1のインプラントの平面図である。 図3は、図1のインプラントの底面図である。 図4は、インプラントの底端部から開始して、本発明の増分的なセルフタッピ ング切断作用を示す、図3の拡大図である。 図5は、連続的な4つのねじ山部分を示す、図1の線5−5に沿ったら旋状の 断面図である。 図6は、山径、谷径、及びピッチ円直径を示す、インプラントのねじの断面図 である。 図7A乃至図7Cは、インプラントのテーパー付きの下方部分に沿った、長手 方向に隣接する2つのねじ山部分間の谷底部分の断面図である。 図8は、本発明を具体化する小径の歯科用インプラントの側面図である。 図9は、図8のインプラントの底面図である。 図10は、本発明を具体化する大径の歯科用インプラントの側面図である。 図11は、図10のインプラントの底面図である。 図12は、本発明を具体化する改変したインプラントの側面図である。 図13は、図12の略線13−13に沿った断面図である。 図14は、本発明の改変実施例を具体化する歯科用インプラントの底部分の概 略図的な側面図である。 図15は、本発明のもう一つの改変実施例を具体化する歯科用インプラントの 概略図的な底面図である。好適な実施の形態の詳細な説明 本発明は、各種の改変例、及び代替的形態にて具体化可能であるが、一例とし て、その特別な実施の形態を図面に示し且つこれについて詳細に説明する。しか しながら、これは本発明をこの開示された特定の形態にのみ限定することを意図 するものではなく、本発明は、請求の範囲に規定される本発明の精神及び範囲に 属する全ての改変例、均等物及び代替例を包含するものであることを理解すべき である。 次に、図面、先ず、図1乃至図3を参照すると、歯科用インプラント10は、 該インプラントの長手方向軸線A−Aに沿って対称に配置された雄ねじ付きの略 円筒状の主要本体12を備えている。該インプラント10の頂端部14は、歯科 用補綴物を形成するのに有用な歯科用構成要素、及びその歯科用補綴物自体を受 け入れるため、公知の方法で取り付けられる。図2に示すように、一例としての インプラント10は、機械ねじ状ボルト(図示せず)を受け入れる雌ねじ付きの 内部穴16を有し、インプラントを患者の顎骨Jの予め穿孔した穴19内にねじ 込み得るように係合することのできる六角形ボス18がこの穴を取り巻いている 。この六角形ボス18は、インプラント10と上述の構成要素及び補綴物との間 に回転不能な結合部の一部を形成する。このボス18は、環状肩部20により取 り巻かれており、インプラント10に取り付けたときに、その構成要素及び補綴 物がこの環状肩部に当接することができる。 インプラント10の底端部21は、インプラント10の縦軸線周り方向に対称 に90°隔てた位置に設けられた軸方向に細長い4つの凹所又は切欠き22、24 、26、28を有している。これらの4つの凹所は、4つの切刃部分32、34 、36、38を形成し、これらの切刃部分は、図4に示すように、長手方向軸線 の周りに反時計方向(湾曲矢印Bで示した方向)に回転させたときに、インプラ ント10を予め穿孔した穴19内にセルフタッピングする働きをする。 図4の拡大図からより明確に理解されるように、切刃部分32、34、36、 38は、全て主要本体12の円形軌跡40内にあり、このため、穴19内へのセ ルフタッピングねじ山に従う主要本体のねじ山は、穴19の側壁に係合し、これ により、患者の顎骨J内にねじ込むときに、インプラント10ががたつくのを防 止する。隣り合った対の凹所22乃至28の間に止まる主要本体部分42、44 、46、48は、それぞれ細長い円周ねじ部分52、54、56、58を有して いる。これらのねじ部分は、実際には、骨の予め形成された穴に雌ねじを切るた めに使用される点にて切削工具である。従って、これらのねじ部分52、54、 56、58は、これらのねじ部分が発揮する追加的な機能のため、実際には、修 正したねじ部分である。これらの修正したねじ部分が一定の山径及び谷径を有す るならば、これらのねじ部分は、インプラント10をその穴19内にねじ込むと きに穴19の内壁を擦る可能性がある。ねじ部分52乃至58と顎骨との間のか かる擦り摩擦を少なくするため、これらのねじ部分の各々の山径及び谷径の寸法 は、該当する切刃部分に略直にて従って漸進的に縮小し、この縮小は、ねじ部分 の後縁まで続く。 例えば、本体部分42を見ると、各ねじ部分52の山径は、凹所22から凹所 24まで漸進的に寸法が縮小しており、このため、このねじ部分の外面は内方に 湾曲した輪郭を呈している。図4には、かかる輪郭の一組みが示されてあり、イ ンプラントのセルフタッピング部分の最底部分30は、底端部21の端部23に 向けてより縮小した寸法となるようにテーパーが付けられているため、インプラ ント10の底端部に向けて連続的に縮小する寸法である。従って、タッピングね じ山部分の各々は、その円周軌跡の寸法に関係なく、この摩擦を軽減する構造体 が設けられる。図4の最内方の破線で示すように、各ねじ山部分の外曲率半径は 、インプラント本体12及び穿孔穴19の外曲率半径よりも小さい。 図4から理解されるように、この形態は、セルフタッピングねじ山の頂部と骨 との係合状態をセルフタッピングねじ山部分の切刃部分に制限する。このため、 インプラント10を穴にねじ込むためにインプラント10に付与されるトルクは 、主として、骨にねじを切るために使用され、また、タッピングされないインプ ラントの山径部分と骨との間の摩擦よりも大きくなることはない。従って、イン プラント10を取り付けるために必要な時間が短くなると同様に、セルフタッピ ングを行うためにインプラント10に付与することを要するトルクが少なくて済 む。 図5は、1つのねじ山に該当する、連続的な4つのねじ部分52、54、56 、58の頂部及び谷底部分、その関係する4つの本体部分42、44、46、4 8を示す、インプラント10のら旋状断面図である。図5において、参照符号5 2a、54a、56a、58aは、それぞれの関係する切刃部分32、34、3 6、38に続くねじ部分の頂部、即ち、山径を示す。参照符号52b、54b、 56b、58bは、そのそれぞれのねじ部分の各々の谷底部分、即ち、谷径を示 す。本発明によれば、これらのねじ部分の谷底部分52b、54b、56b、5 8b及び頂部52a、54a、56a、58aは、インプラントの軸線に向けて 動き、これにより、関係する切刃部分に直ぐ続く各ねじ山部分の谷径及び山径を 縮小させる。破線64aによる円は、切刃部分32の頂部の切断軌跡を示す一方 、破線66aによる比較的小径の円は、同一の切刃部分32の谷底部分の切断軌 跡を示す。こうした軌跡線から明らかであるように、ねじ部分52の頂部52a 及び谷底部分52bの双方は、切刃部分32の切断動作に直ぐ続いて穴の内部か ら「摩擦除去」される。 同様に、ねじ部分54の頂部54a及び谷底部分54bは、山径及び谷径の跡 線64b、66bから明らかであるように、切刃部分34の切断動作に直ぐ続い て、穴の内部から「摩擦除去」される。また、明らかであるように、第二の切刃 部分34の山径及び谷径の軌跡線64b、66bは、第一の切刃部分32の山径 及び谷径64a、66aよりも大きい。第三のねじ部分56は更に大きい半径で ある頂部分56a及び谷底部分56bを有し、その切刃部分36は、山径及び谷 径跡線64c、66cで示すように、これらのより大きい半径にて切る。ねじ山 部分56は、同様に、その頂部分56a及びその谷底部分56bにて「摩擦除去 」される。図5に示した第四のねじ部分58は、インプラント10の底端部分2 1の益々大きくなる半径に従う、連続的なねじ山のねじ部分の場合と同様の特性 を有している。山径が縮小する程度は、谷径が縮小する程度と無関係であること を理解すべきである。このため、山径は、谷径よりも著しく、又は僅かだけ縮小 させることができる。 摩擦除去部分は、切刃部分の直後から開始する状態で示してあるが、この摩擦 除去部分は、切刃部分の後方から僅かな距離の位置から開始するようにしてもよ い。更に、この除去部分は、山径及び谷径を縮小させる以外の方法で形成するこ とも可能である。例えば、上述したピッチ円径の減少程度は、典型的に、インプ ラント本体の長手方向軸線から測定される。切刃部分の後で、この長手方向軸線 から測定される山径及び谷径は縮小する。しかしながら、この径を測定される軸 線がこの長手方向軸線からずれているならば、この方法と同様の方法で除去部分 を形成することができる。このようにして、切刃部分の後方の径は縮小されず、 その径は、所望の除去効果を実現し得るように、インプラントの長手方向軸線か らずらした軸線から単に測定したものとすることもできる。 本発明は、山径92及び谷径94を有する雄ねじ90が形成されたインプラン ト10を示す図6を参照することで更に理解される。線A−Aは、インプラント 10の長手方向軸線を示す。定義として、ねじ90の「ピッチ円径」は、線96 (各ねじ山のねじ幅Wが隣り合ったねじ山間のスペースSに等しくなる線)の上 に位置している。この特性は、傾斜線B−B(1つのねじ山から次のねじ山まで 山径が漸進的に縮小することを示す線)で示すように、山径92を変化させるだ けでは影響を受けない。他方、ねじ90の山径92及び谷径94の双方を共に縮 小させ、ねじのその他のパラメータを変えないならば、線C−Cに沿って谷径を 縮小させる場合と同様に、ピッチ円径96も縮小する。このように、図1及び図 4に示すように、インプラント10の底部分30は、ねじ山の山径及び谷径の双 方を縮小させる形状にて、端部23に向けてより小さい寸法となるようにテーパ ーが付けられており、これにより、同様に、ピッチ円径も縮小させる。再度、図 5を参照すると、ねじ山部分52、54、56、58の各山径及び谷径の双方を 漸進的に縮小させると、そのねじ山部分のピッチ円径が漸進的に縮小する。その 結果、図示した実施の形態において、各ねじ山部分のピッチ円径は、そのねじ部 分の切刃部分から後縁に向けて漸進的に縮小する。 図1に最も明確に図示されるように、インプラント10の下方部分30は、そ れぞれ頂端面23にて開始する、少なくとも最後の4つのねじ山((1)、(2 )、(3)、(4)で示す)を包含する軸方向距離に亙って、主要本体部分12 よりも小さい直径となるようにテーパーが付けられている。テーパー付き部分3 0の長さに沿って略一定のねじの深さを保つため、ねじ山の山径及び谷径の双方 は(インプラントの軸線からテーパー付き部分30の狭小端部と幅の広い端部と の間にて漸進的に増大する(図1及び図4参照)。図1に示すように、穴19は 、第一のねじ山(1)の山径よりも小さい内径を有している。このため、この第 一のねじ山(1)は、インプラントを穴の内部まで軸方向に押し込む間に、イン プラントをその軸線周り方向に回転させることにより、該インプラント10を穴 内に挿入した直後に、穴19の側壁への切り込みを始める。インプラント10を 穴19内に進めると、ねじの第一のねじ山(1)に沿って形成された後続の切刃 部分32a、34a、36a、38aが穴の壁に漸進的により深く切り込む。第 一の切刃部分32aにより形成される切込み深さは、図4にてその切刃部分の先 端から伸長する破線で示してある。 図4から明らかであるように、インプラント10の下方部分30がテーパーが 付けられているため、インプラントのねじの第二のねじ山(2)の切刃部分32 b、34b、36b、38bの各々が、第一のねじ山(1)の対応する切刃部分 よりも大きい半径を有する。同様に、第三のねじ山(3)の切刃部分32c乃至 38c及び第四のねじ山(4)の切刃部分32d乃至38dは、全て、その半径 が漸進的に増大し、そのため、インプラント10を穴19内にねじ込むとき、こ れらの切刃部分が穴内に漸進的により深く切り込む。 図7A乃至図7Cには、インプラントのテーパー付き端部における長手方向に 隣り合った2つの改変ねじ部分101、102の3つの断面図が示してある。図 7Aは、改変ねじ部分101、102の切刃部分の直ぐ後方から見た断面図であ る。図7Bは、ねじ部分101、102の切刃部分と後端との間の断面図である 。図7Cは、ねじ部分101、102の後端付近の断面図である。要するに、図 7A乃至図7Cは、その切刃部分付近の箇所からその後端付近の箇所までの異な る円周位置におけるねじ山部分101、102を漸次に示すものである。 線D−Dは、インプラントの長手方向軸線を示す。線104は、その切刃部分 に直ぐ従うねじ部分101の山径である。線106は、その切刃部分に直ぐ従う ねじ部分101の谷径である。線106は、谷底部分112の半径に一致する。 ねじ部分102は、ねじ部分101よりもインプラントの頂端により近い位置 にある。この状態は、長手方向軸線D−Dに関する谷底部分110、112、1 14の相対的な半径で示してある。谷底部分114は、最小半径を有する一方、 谷底部分110は最大半径を有し、谷底部分112の半径はその中間の範囲にあ る。これはまた、ねじ山部分101、102の頂端の相対的な半径で示してある 。 破線は、本発明を示す。実線で示す谷底部分112から理解されるように、テ ーパー付き部分の各ねじ山部分がインプラントの長手方向軸線D−Dから外方に ら旋状に伸長しているため、谷底部分112の底部の半径は漸進的に増大し、最 終的に、インプラントの非テーパー付き本体(典型的により大きい山径及び谷径 を有する)のねじ山と交わる。本発明は、インプラントの本体に更に切り込むこ とにより、図7B及び図7Cに破線で示した谷底部分112′を形成することで 谷底部分112の底部が上昇する程度を補正するものである。この切断により、 更なる除去部分が形成され、ピッチ円径は効果的に修正されて、そのピッチ円径 がテーパー付き端部分にて一定であり、又は縮小さえもする。このように、本発 明の切刃部分により骨の組織を最初に切断するとき、切刃部分が漸進的に上昇す る谷底部分112に常に交わることはなく、次に、その谷底部分が骨の穴の側壁 内に骨を圧縮する。その代わり、切刃部分は、縮小径の谷底部分112′に交わ る。骨の組織を連続的に圧縮するならば、その骨の組織に外傷を生じさせる可能 性がある。本発明は、かかる外傷が生ずる可能性を最小にするものである。 更に、本発明による谷径を縮小させないインプラントを穴内に回転させると、 長手方向に隣り合った2つのねじ部分101、102間の骨の組織に入る谷底部 分112は、通常の増大する谷径がそのテーパーに関係するため、上昇する谷底 部分に交わるのみならず、該ねじ山部分が貫通しなければならない縮小領域にも 交わる。他方、谷底部分112′を形成し得るように谷径が縮小すると、谷底部 分112′に漸進的に深く切り込む工具は、長手方向軸線D−Dに向けて更に内 方に伸長する。その結果、ねじ部分101、102の側部も工具により切り込ま れて、破線で示すように、長手方向に隣り合った2つのねじ部分101、102 の間に追加的な領域を形成する。このように、長手方向に隣り合った2つのねじ 部分101、102間の領域は、その間の容積と同様に増大する。この増大によ り、骨の組織は十分にこの容積を占めることが可能となるが、骨の組織に外傷が 生じる程度まで圧縮されるような状態にはならない。本発明の好適な実施の形態 において、通常の縮小する谷径がインプラントの下方部分におけるテーパー付き 部分と関係するため、谷底部分112′の谷径は、面積が縮小する程度を少なく とも補正可能な仕方にて縮小する。 各ねじ山において、4つの切刃部分32、34、36、38は、インプラント 10の長手方向軸線周り方向に等しく隔てた位置にあり、このことは、インプラ ント10を穴19内にねじ込み始める時点から軸方向に安定させることに寄与す る。この安定性に更に寄与するため、後続の各切込み部分は、僅かな増分量(典 型的に約0.0254mm(0.001インチ))だけ深さを増し、このことは、摩擦の増 加程度を僅かな増分的な増加程度に制限する。骨に係合するため、第一の切断面 (図1乃至図4のインプラントの切断面32a)により形成される最初の切込み 部分は、後続の各切断面により影響を受ける切断深さの増分的増加程度よりも僅 かに深くなる。テーパー付き部分30の全体が穴19に入るときまでに、インプ ラント10が穴に入る経路が安定的に設定される。 切断半径を漸進的に増すことは、第一のねじ山のみならず、後続の各ねじ山に ても行われることを理解すべきである。このため、テーパーが4つのねじ山を超 えて伸長し且つ4つの凹所が各ねじ山における切断半径が増分的に4回、増大さ せる一例としてのインプラント10において、切断半径は、テーパーの全長に沿 って合計16回、増分的に増大する。 勿論、インプラント10のテーパー付き部分は、図1乃至図4のインプラント のテーパー付き領域における4つのねじ山よりもより多く又はより少ない、所望 の数のねじ山を超えて伸長するようにしてもよい。また、ねじ自体は、右ねじ又 は左ねじの何れかとし、また、単一リードねじ(図示するように)又は多数リー ドねじの何れかとすることができる。 また、インプラントに形成する凹所の数は、図1乃至図4の凹所に形成する4 つの凹所よりもより多くし、又はより少なくすることが可能であることも理解さ れよう。例えば、図8及び図9には、狭小なインプラント67がインプラントの 直径が小さいため、直径方向に対向した2つの凹所68、69のみが形成された を状態が示してある。図10及び図11には、インプラントの直径が大きいため 、インプラントの軸線周り方向に等しい距離に隔てた6つの凹所71乃至76が 形成された幅の広いインプラント70が図示されている。 図12及び図13には、凹所81乃至84が図1乃至図6のインプラント10 の場合のように、インプラントの頂端まで貫通して伸長せずに、両端にて少なく とも部分的に閉じたインプラント80が図示されている。こうした端部が閉じた 凹所81乃至84は、タッピング操作から生じた骨の破片を穴の端部ではなくて 予め穿孔した穴の側壁に向けて送り、インプラント80への骨の接合を促進させ る。上述した凹所の各々により形成された切断面は、インプラント軸線に対して 平行に伸長する半径面内に位置するが、切断面の面は、図14に示すように傾斜 させて、横断面にて鋭角な角度を形成し、その切断面の最外側切刃部分に鑿状隅 部Cを形成する。即ち、切刃部分を形成する凹所の壁Rは、その切刃部分に従動 するねじ部分Tに対して鋭角な角度aを形成する。この鋭角な角度は、セルフタ ッピング操作中に骨に加わる力を骨の小さい面積部分に集中させ、これにより、 セルフタッピングを行うためにインプラントに加えなければならない力の量を軽 減する。付与された力をこれらの更に小さい面積に集中させることにより、切 断面Sの面は図15に示すように傾斜させ、長手方向断面又は側面図における鋭 角な角度bを形成し、切断面の最外側切刃部分の末端に鋭角な点Pを形成する。 所望であれば、この切断面は、図14及び図15に破線で示すように、横断面及 び長手方向断面の何れか又はその双方にて湾曲状に形成して、セルフタッピング 操作中にインプラントにより骨に加わる力を更に集中させることも可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/590,087 (32)優先日 1996年1月24日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AM,AT,AU,AZ,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE, DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IL,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 グッドマン,ラルフ・イー アメリカ合衆国フロリダ州33415,ウエス ト・パーム・ビーチ,サミット・ブールバ ード 4965 (72)発明者 ヘイルマン,トーマス・エス アメリカ合衆国フロリダ州33417,ウエス ト・パーム・ビーチ,ウィロー・ポンド・ ロード 4387エイ (72)発明者 リームズ,ジェームズ・ダブリュー アメリカ合衆国フロリダ州33497,スチュ ワート,サウス・イースト・モンロー・ス トリート 2518

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.セルフタッピング式インプラントにして、 頂端と、歯肉側端と、該頂端及び歯肉側端の間にあって、前記インプラントを 生物の骨の予め形成した穴の壁に固着するねじ付き外面とを有する略円筒状の本 体(12)であって、該ねじ付きの外面が前記円筒状本体の前記頂端にて該円筒 状本体の長手方向軸線に向けて内方にテーパー(30)が付けられている前記略 円筒状の本体(12)を備え、 該本体(12)が、前記頂端にて前記ねじ付き面に形成された複数の長手方向 凹所(22、24、26、28)を有し、 該複数の長手方向凹所(22、24、26、28)が、前記頂端に向けて漸進 的に縮小する半径の複数のねじ旋回部を貫通して伸長し、前記凹所の一つにより 前記ねじの各中断部に位置付けられた一連のセルフタッピング切刃部分(32、 34、36、38)を形成し、 該切刃部分のねじの頂部が前記頂端に向けて前記ねじに沿って前進するに従っ て前記軸線に漸進的に接近し、 前記複数の凹所(22、24、26、28)の隣接する凹所間を伸長する改変 ねじ部分(52、54、56、58)が設けられ、該各改変ねじ部分が、山径と 谷径とを有し、 該山径及び谷径が前記改変ねじ部分(52、54、56、58)の先端と後端 との間にて前記軸線周り方向に縮小することを特徴とするセルフタッピング式イ ンプラント。 2.請求項1に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 該セルフタッピング式インプラントが、その円筒体の軸線周りで略一定半径に て予め形成された略円筒状の穴(19)を有する骨(J)と組み合わされ、 前記穴(19)の半径が前記インプラントの頂端のねじ頂部の半径よりも実質 的に小さくないことを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 3.セルフタッピング式インプラントにして、 骨に予め形成した穴の壁に対し前記インプラントを固着するねじ付き外面を有 する略円筒状の本体(12)を備え、 該本体が、その一端にて前記ねじ付き面に形成された複数の長手方向凹所(2 2、24、26、28)を有し、 該複数の長手方向凹所(22、24、26、28)が、複数のねじ旋回部を貫 通して長手方向に伸長し、前記凹所の各々による前記ねじの各中断部にセルフタ ッピングを行う切刃部分(32、34、36、38)を形成し、 前記本体の前記ねじ付き面が、前記凹所の少なくとも一部に沿って長手方向に テーパー(30)が付けられて、前記テーパー付き領域の前記ねじに沿った連続 的な切刃部分が漸進的に変化する半径を有し、 前記複数の凹所(22、24、26、28)の隣り合った凹所間を伸長する改 変した各ねじ部分(52、54、56、58)がピッチ円径を有し、 該ピッチ円径が、前記改変ねじ部分の前端と後端との間で前記インプラントの 長手方向軸線周り方向に縮小することを特徴とするセルフタッピング式インプラ ント。 4.請求項3に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記ねじ付き面の前記テーパー付き面が、前記インプラントの一端の位置に配 置され、該インプラントの最小径が該インプラントの端部にあり、 前記ねじに沿った連続的な切刃部分の前記半径が、該ねじが前記インプラント の端部から伸長して離れるに伴って漸進的に増大することを特徴とするセルフタ ッピング式インプラント。 5.請求項3に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 一対の隣接する凹所の間を伸長する改変ねじ部分の各々が、該改変ねじ部分の 先端と後端との間にてその山径及び谷径が縮小することを特徴とするセルフタッ ピング式インプラント。 6.請求項3に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記複数の凹所の各々が、前記インプラントの前記長手方向軸線に対して平行 な方向に伸長することを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 7.請求項3に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記ピッチ円径が、前記切刃部分の直ぐ後方にて縮小することを特徴とするセ ルフタッピング式インプラント。 8.請求項3に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記複数の凹所の各々が、前記インプラントの一端を貫通して伸長することを 特徴とするセルフタッピング式インプラント。 9.請求項3に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記改変ねじ部分の各々の曲率半径が、前記骨に予め形成された前記穴の壁の 曲率半径よりも小さいことを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 10.請求項3に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 チタニウムで出来ていることを特徴とするセルフタッピング式インプラント 11.セルフタッピング式インプラントにして、 骨に予め形成した穴の壁に対し前記インプラントを固着するねじ付き外面を有 する略円筒状の本体を備え、 該本体が、その一端にて前記ねじ付き面に形成された複数の長手方向凹所を有 し、 該複数の長手方向凹所が、複数のねじ旋回部を貫通して長手方向に伸長し、前 記凹所の各々による前記ねじの各中断部にセルフタッピングを行う切刃部分を形 成し、 前記本体の前記ねじ付き面が、前記凹所の少なくとも一部に沿って長手方向に テーパーが付けられ、 前記テーパー付き領域の前記ねじに沿った連続的な切刃部分が漸進的に変化す る半径を有し、 一対の隣接する凹所の間を伸長する改変ねじ部分の各々が、該改変ねじ部分の 先端と後端との間にてそのピッチ円径が縮小することを特徴とするセルフタッピ ング式インプラント。 12.請求項11に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記凹所の間における前記改変ねじ部分の前記谷径及び山径の双方が、前記長 手方向テーパーに従うことを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 13.請求項3に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記ピッチ円径が、前記切刃部分の直ぐ後方にて縮小することを特徴とするセ ルフタッピング式インプラント。 14.請求項11に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記凹所の各々が、前記インプラントの一端を貫通して伸長することを特徴と するセルフタッピング式インプラント。 15.請求項11に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記改変ねじ部分の各々の曲率半径が、前記骨に予め形成された前記穴の壁の 曲率半径よりも小さいことを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 16.セルフタッピング式インプラントにして、 骨に予め形成した穴の壁に対し前記インプラントを固着するねじ付き外面を有 する略円筒状の本体を備え、 該本体が、その一端にて前記ねじ付き面に形成された複数の長手方向凹所を有 し、 該複数の長手方向凹所が、複数のねじ旋回部を貫通して長手方向に伸長し、前 記凹所の各々による前記ねじの各中断部にセルフタッピングを行う切刃部分を形 成し、一対の隣接する凹所の間を伸長する改変ねじ部分の各々が、該改変ねじ部 分の先端と後端との間にてそのピッチ円径が縮小することを特徴とするセルフタ ッピング式インプラント。 17.請求項16に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記本体の前記ねじ付き面が、前記凹所の少なくとも一部に沿って長手方向に テーパーが付けられ、 該テーパー付き領域内の前記ねじに沿った連続的な切刃部分が漸進的に変化す る半径を有することを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 18.請求項17に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記凹所の間における前記改変ねじ部分の前記谷径及び山径の双方が、前記長 手方向テーパーに従うことを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 19.請求項18に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記谷径が前記山径よりも更に先までテーパーが付けられることを特徴とする セルフタッピング式インプラント。 20.請求項16に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記複数の凹所の各々が、前記本体の長手方向軸線に対して平行な方向に伸長 することを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 21.請求項16に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記凹所の各々が前記インプラントの一端を貫通して伸長することを特徴とす るセルフタッピング式インプラント。 22.請求項16に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記凹所が前記インプラントの前記頂端から僅かに隔たった位置にあることを 特徴とするセルフタッピング式インプラント。 23.請求項16に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記凹所が前記インプラントの前記長手方向軸線周り方向に対称に隔たった位 置にあることを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 24.請求項16に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記切刃部分の各々を形成する前記凹所の壁が、前記切刃部分に隣接する前記 インプラントの外面に関して鋭角な角度で該切刃部分から内方に伸長することを 特徴とするセルフタッピング式インプラント。 25.請求項16に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記切刃部分の各々を形成する前記凹所の壁が、前記ねじのら旋状の経路に関 して鋭角な角度にて前記ねじを貫通して長手方向に伸長することを特徴とするセ ルフタッピング式インプラント。 26.請求項16に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記改変ねじ部分の各々の曲率半径が、前記骨に予め形成した前記穴の壁の曲 率よりも小さいことを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 27.請求項16に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 チタニウムで出来ていることを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 28.セルフタッピング式インプラントにして、 骨に予め形成した穴の壁に対し前記インプラントを固着するねじ付き外面を有 する略円筒状の本体を備え、 該本体が、前記ねじ付き外面に形成された複数の長手方向凹所を有し、 該複数の凹所が、複数のねじ旋回部を貫通して長手方向に伸長とて、複数の改 変ねじ部分を形成し、 複数の改変ねじ部分の各々が、前記本体の長手方向軸線から測定した有孔径を 有し、 複数の改変ねじ部分の各々が、セルフタッピングを行う切刃部分を有する先端 と、後端とを備え、 前記改変ねじ部分の前記ピッチ円径が、前記先端から前記後端まで縮小するこ とを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 29.請求項28に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記本体の前記ねじ付き外面が、前記凹所の少なくとも一部に沿って長手方向 にテーパーが付けられ、 該テーパー付き領域における前記切刃部分の連続的な切刃部分が漸進的に変化 する半径を有することを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 30.請求項28に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記改変ねじ部分の前記谷径及び山径が、前記切刃部分に従って縮小すること を特徴とするセルフタッピング式インプラント。 31.請求項28に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記凹所の各々が、前記インプラントの一端を貫通して伸長することを特徴と するセルフタッピング式インプラント。 32.請求項28に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記ピッチ円径が前記切刃部分の直ぐ後方にて縮小することを特徴とする特徴 とするセルフタッピング式インプラント。 33.請求項30に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記谷径が前記山径よりも更に先まで縮小することを特徴とするセルフタッピ ング式インプラント。 34.インプラントを受け入れるべく生物の骨の穴に雌ねじを形成するセルフタ ッピング式インプラントにして、 前記インプラントを前記骨に固着する外面を有する略円筒状の本体を備え、 該本体が、改変ねじ部分と交互に複数の切刃部分が形成された、テーパー付き のねじ端部を有し、 該改変ねじ部分が、前記インプラントを前記骨の内部に挿入したとき、前記改 変ねじ部分の山径及び谷径を前記穴の対向面から内方に向けて変位させるべく前 記切刃部分に従う除去手段を有することを特徴とするセルフタッピング式インプ ラント。 35.請求項34に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記除去手段が前記切刃部分の直ぐ後方に形成されることを特徴とするセルフ タッピング式インプラント。 36.請求項34に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記主要本体が、前記テーパー付きのねじ端部分、及び前記インプラントの前 記本体の頂端を貫通して伸長する凹所を更に備えることを特徴とするセルフタッ ピング式インプラント。 37.請求項34に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記改変ねじ部分の各々の曲率半径が、前記骨に予め形成した前記穴の壁の曲 率よりも小さいことを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 38.請求項34に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 チタニウムで出来ていることを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 39.請求項34に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記改変ねじ部分が、山径し、谷径とを有し、 前記除去手段が、前記本体の長手方向軸線からずらした軸線の周囲で一定の寸 法を保つ、前記山径及び谷径を有することを特徴とするセルフタッピング式イン プラント。 40.セルフタッピング式インプラントにして、 頂端付近にてテーパー付きの下方部分と、骨に予め形成した穴の壁に対し前記 インプラントを固着するねじ付き外面とを有する略円筒状の本体を備え、 該本体が、前記ねじ付き外面に形成された複数の長手方向凹所を有し、 該複数の凹所が、前記下方部分の複数のねじ旋回部を貫通して長手方向に伸長 とて、複数の改変ねじ部分を形成し、 複数の改変ねじ部分の各々が、セルフタッピングを行う切刃部分を有する先端 と、後端と、 前記下方部分に沿った垂直方向に隣接する2つの改変ねじ部分であって、前記 先端から前記後端まで少なくとも一定のままである一つの領域をその間に画成す る前記2つの改変ねじ部分とを備えることを特徴とするセルフタッピング式イン プラント。 41.請求項40に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記改変ねじ部分が、前記切刃部分に従って縮小する谷径及び山径を有するこ とを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 42.請求項40に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記凹所の各々が、前記インプラントの一端を貫通して伸長することを特徴と するセルフタッピング式インプラント。 43.請求項40に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 チタニウムで出来ていることを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 44.セルフタッピング式インプラントにして、 頂端付近のテーパー付きの下方部分と、インプラントを骨に予め形成された穴 の壁に固着するねじ付き外面とを有する略円筒状の本体を備え、 該本体が、前記ねじ付き面に形成された複数の長手方向凹所を有し、 該複数の長手方向凹所が、前記下方部分の複数のねじ旋回部を貫通して長手方 向に伸長して、複数の改変ねじ部分を形成し、 該複数の改変ねじ部分の各々が、セルフタッピングを行う切刃部分を有する先 端と、後端とを有し、 前記下方部分に沿った垂直方向に隣接する2つの改変ねじ部分であって、谷底 部分の半径を有する谷底部分をその間に画成する前記改変ねじ部分を備え、 前記谷底部分の半径が、前記下方部分にテーパーが付いているため、前記改変 ねじ部分のピッチ円径が増大するのを少なくとも補正し得る程度だけ前記先端か ら前記後端まで縮小することを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 45.セルフタッピング式インプラントにして、 インプラントを骨に予め形成された穴の壁に固着するねじ付き外面を有する略 円筒状の本体を備え、 該本体が、前記ねじ付き面に形成された複数の長手方向凹所を有し、 該複数の長手方向凹所が、複数のねじ旋回部を貫通して長手方向に伸長して、 複数の改変ねじ部分を形成し、 該複数の改変ねじ部分の各々が、前記本体の前記長手方向軸線から測定したピ ッチ円径を有し、 該複数の改変ねじ部分の各々が、セルフタッピングを行う切刃部分を有する先 端と、後端とを有し、 前記改変ねじ部分のピッチ円径が、前記先端から前記後端まで縮小することを 特徴とするセルフタッピング式インプラント。 46.請求項45に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記本体の前記ねじ付き外面が、前記凹所の少なくとも一部に沿って長手方向 にテーパーが付けられ、 該テーパー付き領域における前記切刃部分の連続する一つが漸進的に変化する 半径を有することを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 47.請求項45に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記改変ねじ部分の山径及び谷径の双方が、前記切刃部分に続いて縮小し、 前記テーパー付き領域における前記切刃部分の連続する一つが、漸進的に変化 する半径を有することを特徴とするセルフタッピング式インプラント。 48.請求項45に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記凹所の各々が、前記インプラントの一端を貫通して伸長することを特徴と するセルフタッピング式インプラント。 49.請求項45に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記ピッチ円径が、前記切刃部分の直ぐ後方にて縮小することを特徴とするセ ルフタッピング式インプラント。 50.請求項47に記載のセルフタッピング式インプラントにして、 前記谷径が、前記山径よりも更に先まで縮小することを特徴とするセルフタッ ピング式インプラント。
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