JPH10508513A - 冷却流体容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明品は、枕冷却用枕中敷きであり、枕表面を長時間冷たく保ち、枕使用者の体温を吸収する機能を有している。眠っている人が枕の温度が高くなり、不快感で枕の上でのたうったりしないよう、快適に睡眠できるようにする事が本発明品の第一の目的である。容器は、枕と枕中敷きの間に挿入される。容器は、水を含侵した多孔性コアの周りの柔軟なビニールの袋でできている。開閉できる栓は、液体を自由に注入したり、排出したりでき、容器の温度も調節できる。容器は、枕使用者の体温を容器へ移入するのを促進する機能を有する。熱は容器内の液体に均一に拡散され、枕上部の温度を均一に冷たくする。熱は持続的に大気中に放散される。気温の高いときにも、エネルギーを消費せずに枕使用者が睡眠しやすくする。枕中敷きは、枕に付属して、又付属せずにペットや動物の冷たいベットとしても使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 冷却流体容器技術分野 本発明は、枕の使用者に、絶えず冷却した部位を提供する為の枕の上部と枕カバ ーの間に置く流体容器に関するものである。 この枕中敷き流体容器は、温度が高い室内において睡眠を促進し、日焼け、高熱 、頭痛等を緩和するのに効果を発揮する。本発明品は動物や家庭用ペットの快適 さを確保する冷却マットとしても使用できる。発明の背景 大部分の人々は室温が高い時はなかなか寝付けない。この問題を解決する方法と して、冷房機や扇風機が使われているがこれらの機器は電力を消費し、騒音を発 生する。 本発明品である枕の中敷きとして使用される流体を充填した発泡体を入れた容器 が、この寝付けない問題を解決するものである。さまざまの目的を持った枕が他 者によって発明されているが、人や動物の体温を除去する目的の為に 体を満た された容器を発明した者は存在しない。下記の特許は本件に関する類似の特許で ある。 ストロールに与えられた米国意匠特許２５７８６（１９８０年）の水袋付枕は、 中央に大きな陥没部があり、各４カ所の角に４個の筒を配置している。４カ所の 筒は、それぞれ入り口と出口を持ち、留め具によって連結されている。本発明は 、発泡体及び流体によって充填された容器であり、大きな陥没部や窪みは有しな い。 バードに与えられた米国特許４,８４７,９３１（１９８９年）は、薄い水の膜が 容器の底半分に蓄えられた枕である。乾燥した伸縮性の充填材が枕表面と薄い水 の膜の中間に位置している。本発明品は、水を蓄えた部分が分離された形式では ない。本発明品は全体に水が浸透しており、かつ枕の底に置いて使用される物で はなく、枕の上部に置いて使用される物であり、睡眠者と本発明品との間で直接 熱交換がなされることとなる。 バードに与えられた特許４,８９６,３８８（１９９０年）は上記米国特許４,８ ４７,９３１に付随するものである。この特許は、通常の枕を底部の水の膜と枕 の上部の間の伸縮する部材として使用している。本発明は、水の膜が分離された 形状ではなく、むしろ水が本発明品全体に浸透している。更に、本発明品は枕の 上に置かれる為、本発明品と睡眠者との間には、枕カバーのみが存在することと なる。 オブライエン及びその他に与えられた米国特許４,８８７,３２６は飾りと袋の付 いた三日月状の首枕である。袋は冷却又は加温できるジェルの容器を収納できる 。 本発明品は首枕ではなく、室温で使用できる冷却液体を使用している。液体は特 に冷却したり加温することを要しない。 ベノフに与えられた米国特許５,２３１,７２０（１９９３年）は、内部に硬さを 調節する為の空気室を設けている。本発明品はそのような空気室を有しておらず 、液体が浸透したコアが全体部を占めている。 スミットに与えられた米国特許４,９０８,８９３は、顔の皮膚への接触を避ける 為表面に窪みのある美容枕であるが予備の水、空気又はジェルを入れる袋は、通 常の枕の充填材を入れることもできる。本発明品は、流体及び発泡体の充填され た容器であり、枕と枕カバーの間に置かれる中敷きであり、枕自体ではない。発 明品は凹部はなく、流体と発泡体のみによって構成されている。 要約するに本発明品は、現在使用されている枕や、動力を要する機器の不備を補 うものである。動力を使用する冷房機器は、通常騒音を発生し、電源を必要とす るが本発明品は枕と枕カバーの間に置かれた液体容器が人を騒音や、電気なしに 冷却するものである。 本容器は通常の水道水によって浸潤された気孔コアによって充填されている。容 器の温度は当初人体より低く、その後数時間にわたり低い温度を持続する。本容 器は人頭と枕中敷き内の水の熱交換原理により人を冷却するものである。熱は能 動的に大気中に拡散され、水は自由に発泡体内を移動するので、特定の部位が熱 を帯びることなく又枕中敷きの温度は、枕中敷きのどの部分に於いても平準化さ れることとなる。通常の枕は、本発明品なしでは、体温を蓄積し温度 上昇による不快感を増すこととなる。更に浸潤発泡体は、容器が破裂しても水漏 れを防ぎ、容器内の波の発生も防ぎ、音の発生や泡の発生を防止する。又容器が 枕の上の正しい位置に留まる重しの役目もする。本容器は枕に付属して使用でき るが、又枕に付属せずに、動物やペットが快適に寝たり休むための冷たい場所を 提供する役目も果たす。発明の開示 本発明の目的は次の通りである。 （１）枕の表面が人間の体温より温度が低くなるような枕用中敷きを提供する。 （２）快適な涼しさの睡眠条件を作り出す枕の中敷きを提供する。 （３）睡眠しやすくなる冷却用枕中敷きを提要する。 （４）電気を使わないので、快適な涼しさの睡眠条件を提供する。 （５）液体に満たされたコアを使った冷却用枕中敷きを提供する。 （６）無害な液体を使った冷却用枕中敷きを提供する。 （７）水漏れが起こらない液体を使った冷却用枕中敷きを提供する。 （８）再注入可能で、温度調節可能な液体を注入する枕用中敷きを提供する。 （９）人を騒音なしに冷却する枕用中敷きを提供する。 （10）枕カバーや枕からはずれにくく、正しい位置に留まるよう、重量と液体が 均等になるような枕冷却用中敷きを提供する。 （11）頭痛、微熱、日焼けや二日酔い等の症状を軽減する枕冷却用中敷きを提供 する。 （12）動物や家庭用ペットの為に、快適に睡眠や休息できる冷却された場所を提 供する。 添付の図面及び説明に本発明の目的が解説されており、又同様の構成要素には同 様の番号を付してある。 通常本流体容器は、枕用冷却中敷きとして利用され、枕本体と枕カバーの間に定 置される。中敷きの構成部品は、流体が満たされた多孔性コアとそれをとりまく 流体に満たされたビニール製の袋である。 中敷きと枕の間には、枕カバーのみがあり、中敷きの温度は、人間の体温より 低いので、枕を使用している人の体温は中敷きに熱伝導される。流体はコア内を 自由に移動する為、熱は中敷き全体に拡散され、その後大気中に発散されるので 、中敷き全体の温度は均一に保たれ、中敷きの一部分のみの温度上昇を抑制する 。その結果、枕表面の温度は平均的に低く保たれ、中敷きの使用者は冷たさが持 続する場所を枕の上に確保でき、リラックスすると共に熟睡できる。浸潤コアは 、容器内に波を発生させないので、騒音の発生を防ぐと共に、水漏れを防止し、 又重しの役目を果たすので、中敷きを枕の上の適切な位置に保つ役割を果たす。 本容器は、枕と付属して、又付属せずに、動物やペットの為に冷却された場所を 提供し、睡眠したりリラックスしやすくなる効果を持つ。図面の簡単な説明 図−１本容器を枕と枕カバーの間に設置した時の一部を破断した斜視図。 図−２本容器を枕と枕カバーの間に設置した時の正面図。 図−３（ａ）本容器の底側の上面図。 図−３（ｂ）本容器の底側のすべり止め素材の上面図。 図−４（ａ）本容器の底側の上面図。 図−４（ｂ）本容器の底側のすべり止め用起毛ビニール素材の上面図。 図−５ 本容器内の網目状コアの断面図。 図−６ ペットの冷却用ベッドとして使われた流体容器の一部を破断した斜 視図。 本発明品の用途は多種多様に亘っているので、発明品の用途は上述の類例に限ら ない。又本明細書に使われている用語は本発明品の概要を説明する目的の為のも のであり、制限的な目的の為ではない。本発明品の最も好適な実施形態 図１は本発明品（10）が枕（12）及び枕カバー（11）の間に置かれている図であ る。枕中敷きは流体（20）に浸潤されているコア（15）がビニールの袋（13）内 に封入された形状をしている。流体容器の中敷き（10）内のコア（15）の横幅は 35.56センチメーター(d1)、奥行きは55.34センチメーター（d2）、厚さは1.77セ ンチメーター（d3）である。ビニール袋（13）は、多孔性コア（15） の周囲をおおっている。上記の寸法は一般的に使用されている枕とほぼ同じ寸法 であるが、通常の人頭（60）の寸法よりははるかに大きく、人体より液体容器（ 10）に導入された熱を拡散するのに充分な面積を有している。 ビニール袋（13）は、二層構造で、その周囲を高周波処理によって接合されてい る。 柔らかいビニールシートは２ミリから１００ミリの厚さの製品があるが、本発明 品は８ミリ厚のビニールシートを使用している。高周波処理（14）は、熱封印型 より防水性にすぐれ、かつ強固である。中敷き（10）の内に収納されているコア （15）の断面図が図５である。 多気孔(16)のポリウレタン製の網目状発泡体中敷きのコア（15）を構成している 。 網目状コアは、通常酸性音波処理で開孔された１インチ（2.54センチメーター） 当たり、１０個から６０個の気孔を持っているがこの枕中敷き（10）は、１イン チ（2.54センチメーター）当たり２０個の気孔を持つコアを採用している。この 構成は騒音の発生を防止すると共に、容器（10）が破裂又は切れた時に、水が一 時に漏れない効果がある。液体（20）がコア（15）内に含浸されている為、ぴち ぴち、ぴちゃぴちゃ波立たずに音を低下させる効果がある。網目状のコア内に液 体が含浸されている為、容器が破れたり切れたりしても、一度に水漏れを生ずる 危険性が低減されている。コア（15）は容器が破れたり切れたりしても、圧力が 加えられない限り液体（20）を容器外へ流出させない機能を持つ。 液体がコア（15）に均等に分散されている為、液体（20）が一点に滞留せず、本 発明品は重しの役目を果たし、所定の位置に止まると共に、所定の位置からずれ ない効果をもたらす。本発明品に使用されている液体（20）は通常の水である為 無害であり、かつ枕中敷き（10）に充填する為に簡単に入手可能である。枕（12 ）と枕カバー（11）の間に置かれた状態の枕中敷き（10）前面より見た断面図が 図２である。 上面のビニール（17）と底面のビニール（18）より容器（10）は構成されており 、網目状のコア（15）を内包するする為高周波処理（14）方式で接合されて いる。底ビニールシート（18）の外の裏地（19）が枕（12）に接している。図１ の通り、枕中敷き（10）と人頭（60）との間には、枕カバー（11）があるのみで 、枕中敷きと人頭が密に接している為、人の体温が容易に枕中敷きに吸収され、 液体（20）中に拡散され、そして最終的に矢印（91）で示されている如く、大気 中に放散される。 液体（20）は、人の体温を人頭が接している部分より吸収し、矢印（92）に示さ れている通り、液体を通し枕中敷き（10）内に拡散させる。 液体の温度は、一般的に人の体温より低い室温とほぼ同じで、数時間低い温度が 保たれる。使用者は、容器（10）内の液体（20）の温度を希望の温度に調整する ことが可能である。液体を含んだ枕中敷き（20）内に人の体温を吸収する為、枕 表面の温度は平均的に低く保たれ、人が眠っている間も枕の表面を低温に留める 。液体入りの枕中敷き（10）は、使用中わずかに温度が上昇し、人が眠っている 間に冷却しすぎることもない。もし枕中敷きの使用者が枕中敷きの温度を室温よ り低くしたい時は、冷水を注入することにより可能である。人体より体温を枕中 敷き（10）に吸収し、人の頭（60）より熱を取り去るので、睡眠時の快適さを増 すこととなる。容器（10）は、使用者の体温を低下させるので、使用者の快適さ を増すこととなる。体温の５０％以上が頭から放熱される。枕カバー（11）は、 通常タイプの枕（12）及び枕中敷き（10）の周囲をおおっている。すべり止め防 止の起毛素材（19）と枕カバー（11）と枕中敷き（10）の重量が容器（10）を枕 （12）の上部に平らに留める効果を発揮する。 図３（ａ）は、枕中敷き(50)の底部を上面より見た図である。枕中敷きの他の例 (50)は、液体（31）、最も適切な液体は水、によって浸潤された網目状のコア(2 2)及び８ミリ厚のビニール袋（24）によって構成されている。 ビニール袋（24）は、周囲を高周波による方式(23)で接合された２枚のビニール 布よって構成されている。 枕中敷きの実施例(50)には、液体注入口（29）がビニール袋（24）の底部（25） に取り付けられている。注入口（29）はプラスチック製の筒であり、引き上げ式 のふた（33）を付けて栓（30）を取り易くすることにより、簡単に開閉できる。 栓（30）は薄いプラスチックのひも（34）が付属しており注入口に結 ばれているので栓（30）を紛失しない役割を果たしている。 すべり止め素材（26）が、ビニール袋（24）の底面部（25）に付着している為、 容器（50）が枕に対し平面的に位置する効果を発揮している。 図３(b)は中敷き（50）の実施例の底面に付着しているすべり止め素材（26）の 図である。ジフィーグリップ（Jiffy Grip）銘柄のすべり止め素材（26）が枕中 敷きの実施例(50)に使用されている。ジフィーグリップは隆起したビニールドッ ト(27)がちりばめられた布(28)からなる。 ジフィーグリップ銘柄のすべり止め素材（26）は、枕上面に接し、中敷き（50） が定位置よりずれない働きを有している。ゴムの凸起が付いた類似の類似のすべ り止め素材が他の会社により製造されている。ジフィーグリップと中敷き（50） の重量と枕カバーの張りが相まって、枕中敷き（50）が枕上の定位に留まる効果 を発揮している。 加えて、液体（31）は、コア（22）全体にまんべんなく浸潤している為、液体（ 31）が一点に滞留しない。この為容器（50）は、重しの役割を果たすと同時に、 貯蔵された液体の為に定位置よりずれるのを防ぐ役割も果たしている。 図４（ａ）は液体容器の枕中敷き（10）の底部の全体図である。窪みの付いた指 で操作できるバルブ（43）が容器（10）の底面のビニールシート（18）に埋め込 まれている。バルブ（43）と底面のビニールシート（18）の間のシール（41）は 防水となっている。バルブ（43）の直径は、0.5〜1.0インチ（1.7〜2.5センチ） で、ねじ式のふた（42）で封印されている。ふた（42）は枕中敷き（10）に液体 が注入されたり、排出される際には取り外される。底部のシーツ（18）にもすべ り止め素材（40）が使用されている。 図４(b)を参照すると、好適な枕中敷きの実施例１０の底のビニールシート（１ ８）に固定される滑り止め素材(traction material)（４０）の上面図が示され ている。滑り止め素材（４０）は起毛ビニール(flocked vinyl)からなっている 。滑り止め素材（４０）は枕（１２）の上面に接し、容器（１０）が所定の位置 からずれないようにする。底面（１８）の起毛ビニール（４０）と、容器（１０ ）の重さと、流体（２０）の偏りのなさと、枕カバー（１１）の張力とが相俟っ て、容器（１０）は枕（１２）に対して適切な方向に固定される。 次に図６を参照すると、ペット用のベッドとして使用される他の実施形態（７０ ）が、一部を切除して、斜視図として示されている。このペット用ベッドの実施 形態（７０）は、前記の実施形態（１０），（５０）と実質的に異なることはな い。 ペット用ベッドの実施形態は、発泡体のコア(foam core)（７３）からなり、こ れは、編目状発泡体であってもなくてもよい。発泡体のコア（７３）には流体（ ７４）が十分にしみ込まされており、ビニールバッグ（７２）できっちりと覆わ れている。このビニールバッグは、ビニール製の上カバー（７７）と下カバー（ ７８）が高周波シール(radio frequency seal)（７９）で水漏れがないように強 力に接合されてなる。 柔軟なビニールシートは、２ミリから100ミリの厚さの素材が通常である。ペッ トベッドには動物がひっかいて枕中敷き（70）が切れたり破れたりしないよう20 ミリの厚さの素材が採用されている。 ペットベッドとしての本発明品（70）は、簡単な液体注排出口（76）が底面のビ ニールシート（78）に防水処理して付属している。ペットベットとしての本発明 品は、水（74）が浸潤した多孔コア（73）によって構成されている。 ペットベッドとしての本発明品は、ペット（71）や動物よりかなり大きく、ペッ トの体温を拡散する充分な面積を持つため少なくともペットの２倍の面積を有し ている。 ペットベットとしての本発明品（70）は事前に使用されていない限り、室温と同 じ温度である。ペットベッド（70）は冷水（74）を容器（70）に注入することに より、より冷たくできる。ペット（71）の体温は本発明品（70）の中の液体（74 ）に拡散される。矢印８２を参照のこと。 熱はその後、矢印（83）の示す通り液体（74）中に拡散された後、矢印（80）の 示す通り大気中に放散される。 本発明品は上述した以外にも多様な変更が可能である。上記の記述は本発明品の 目的及び機能を制限するものではない。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＯ，Ｎ Ｚ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 スタンレイ、カーク アメリカ合衆国 コロラド州 80027 ル イスビル、ダブリュー・シカモア・レイン 130

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．開いた細胞構造の発泡体充填材を囲む大きさの柔軟な外被覆と、 使用者からの放熱を吸収し、且つ、重りとして機能する、前記柔軟な外被覆で 囲まれた流体とからなり、 前記開いた細胞構造の発泡体充填材は前記柔軟な外被覆と実質的に等しい大き さで、前記流体が浸透させられており、前記流体の波の発生を防止し、且つ、前 記流体の注入を要する量を減ずる機能を有している、 流体容器。 ２．前記柔軟な外被覆が下側の外被覆を有し、 該下側の外被覆が前記容器を枕に対して所定の方向で止まらせる機能を有する すべり止め面を具えた、請求項１の流体容器。 ３．前記容器の下側柔軟部材が再度閉じることができる注排出バルブを有して いる、請求項２の流体容器。 ４．前記柔軟な外被覆が長方形で、幅約１４インチ、長さ約２１インチ、高さ 約０．５インチの大きさである、請求項３の流体容器。 ５．前記柔軟な外被覆が２乃至３クォーツの容量である、請求項４の流体容器 。 ６．前記すべり止め面が突起のある布からなり、且つ、 前記突起のある布が突起のあるゴムと突起のあるビニールとからなるグループ から選択される、請求項３の流体容器。 ７．前記滑り止め面が起毛ビニールからなる、請求項３の流体容器。 ８．前記開いた細胞構造の発泡体充填材が編目状発泡ウレタンからなる、請求 項３の流体容器。 ９．前記開いた細胞構造の発泡体充填材が１インチ当たり１０乃至６０の孔を 有する多孔性のものである、請求項８の流体容器。 10．従来の枕、及び前記枕を覆うカバーとともに使用される冷却流体容器であ って、 内側の発泡体コアを囲む大きさの外被覆を有し、 前記内側の発泡体コアは前記外被覆と実質的に等しい大きさであり、且つ、 前記内側の発泡体コアに浸透した流体とを有してなり、 該流体容器は、前記枕と枕カバーの間に位置している、 流体容器。 11．前記内側の発泡体コアが長方形で、幅約１４インチ、長さ約２１インチ、 高さ約０．５インチの大きさである、請求項１０の冷却流体容器。 12．前記冷却流体容器がさらに従来の枕の上部に定置する機能を有するすべり 止め面を下側に具えている、請求項１１の冷却流体容器。 13．前記冷却流体容器の底のすべり止め面が取り外し可能な注排出口を有する 、請求項１２の冷却流体容器。 14．前記底のすべり止め面が突起のある布からなり、且つ、前記突起のある布 が突起のあるビニールと突起のあるゴムからなるグループから選択される、請求 項１３の冷却流体容器。 15．前記底のすべり止め面が起毛ビニールからなる、請求項１３の冷却流体容 器。 16．前記内側の発泡体コアが編目状の発泡ポリウレタンからなり、且つ、前記 内側の発泡体コアが１インチ当たり１０乃至６０の孔を有する多孔性のものであ る、請求項１３の冷却流体容器。 17．前記流体容器の外被覆がビニールからなり、且つ、２乃至１００ミリメー トルの厚さである、請求項３の冷却流体容器。 18．上面と下面とを具え開いた細胞構造の発泡体充填材を囲む大きさの柔軟な 外被覆と、 動物の放熱を吸収する機能を有する、前記柔軟な外被覆で囲まれた流体とを有 し、 前記開いた細胞構造の発泡体充填材は前記柔軟な外被覆と実質的に等しい大き さで、前記流体が浸透しており、流体内の波の発生を防止し、漏れを少なくする とともに、且つ、容器に充填される流体の量を減少させる機能を有し、そして、 前記流体容器は平たい形状で前記動物の少なくとも２倍の寸法である、 流体容器。 19．前記柔軟な外被覆がビニールからなり、該ビニールが２乃至１００ミリメ ートルの厚さを有し、且つ、前記底面が流体の注排出口を具えている、請求項１ ８の流体容器。 20．前記開いた細胞構造の発泡体充填材がさらに１インチ当たり１０から６０ の孔を有する多孔性の編目状のポリウレタンからなる、請求項１９の流体容器。