JPH10507711A - アンチ・スキッド装置 - Google Patents

アンチ・スキッド装置

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JPH10507711A
JPH10507711A JP8513825A JP51382596A JPH10507711A JP H10507711 A JPH10507711 A JP H10507711A JP 8513825 A JP8513825 A JP 8513825A JP 51382596 A JP51382596 A JP 51382596A JP H10507711 A JPH10507711 A JP H10507711A
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JP8513825A
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Inventor
ホルムグレン,ラルス
Original Assignee
ブイビージー、プロドゥクテル、アクチボラグ
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    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B39/00Increasing wheel adhesion
    • B60B39/003Vehicle mounted non-skid chains actuated by centrifugal force

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  • Regulating Braking Force (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 自動車用アンチ・スキッド装置は、作動可能のアーム(2)と、アーム(2)に配設された剛性スピンドル(5)と、このスピンドル(5)に取付けられた回転自在のアンチ・スキッド部品担持ローラ(3)とを有する。ローラ(3)は、種々の角度位置に設定する事ができ、その作動位置において、車輪(6)との関連において回転すべきである。スピンドル(5)は、アーム(2)を通って延びる軸線(10)回りに旋回可能であり、ロック手段(8、9、14)を備える。スピンドル(5)の旋回軸線(10)とローラ(3)の回転軸線(11)とは一定角度(α)を成す。軸線(10)回りのスピンドル(5)の旋回は、ローラ(3)の角度位置の調整と関連する。

Description

【発明の詳細な説明】 アンチ・スキッド装置 技術分野 本発明は車用のアンチ・スキッド装置に関するものであり、さらに詳しくは請 求の範囲1項の前文に記載の型の装置に関するものである。 先行技術の説明 種々の型のアンチ・スキッド装置が市販されているが、その多くは枢転自在ア ームを含み、このアームは作動された時に、回転自在ローラを車輪に対して(タ イヤ側面に対して)押圧する。ローラがアンチ・スキッド部品、通常はチェーン 片を取付けられている。ローラが車輪に対して押圧される時、ローラが回転させ られて、アンチ・スキッド部品を遠心力によって外側に投げ出す。アンチ・スキ ッド部品は車の前方に投げられ、タイヤと路面との間に押圧されて、タイヤと路 面との間の摩擦が増大する。文献CA−A−1,138,314はこのようなア ンチ・スキッド装置を開示し、この装置においてはローラが車輪との摩擦係合に よって回転させられる時、ローラから懸垂されたチェーン片が車の前方に投げら れると記載されている。 文献SE−B−466,539に開示された他のアンチ・スキッド装置におい ては、回転自在部材の放射方向フィンガーによって担持されたチェーン片が作動 位置において車と路面との間に投げ出される。この型の装置においては、回転自 在部材の回転駆動がタイヤとの係合によって生じる事なく、この場合に回転部材 はタイヤと地面との間の摩擦によってのみ駆動される。またこの発明はこの型の アンチ・スキッド部品を担持する回転部材に適用される。 前記の型の装置においては、アンチ・スキッド部品が後方に投げ出される回転 自在部材の回転サイクル部分において、これらのアンチ・スキッド部品がタイヤ と路面との間に作用させられる。他方、アンチ・スキッド部品が前方に投げ出さ れる回転サイクル部分においては、これらのアンチ・スキッド部品は路面と接触 しない。さらにアンチ・スキッド部品担持回転自在部材は路面から一定距離で回 転しなければならない。このようなアンチ・スキッド装置の3主要条件の結果、 回転部材が少し下方外側に傾斜して作動位置に配置される。 また前記の2つの型のアンチ・スキッド装置を使用する場合、一方の型のアン チ・スキッド装置においては、重要な事はアンチ・スキッド部品を備えた回転自 在部材が車輪の正確な位置に正確に係合しなければならない事である。回転自在 部材がローラである場合、このローラは作動中にタイヤ側面に当接して回転する 。アンチ・スキッド部品が回転部材に属するフィンガーによって支持されている 他のアンチ・スキッド装置においては、回転部材は作動中にタイヤと路面との接 触面との関連において回転する。これらの2つの相異なる型の回転自在アンチ・ スキッド部品担持部材について、車輪との関連において回転するこの部材と車輪 の回転面との角度がアンチ・スキッド効果に対して決定的である事が発見された 。 本発明に関連する型のアンチ・スキッド装置は通常重量車の後車軸に取付けら れる。このような車においては、後車軸の取付け位置および取付け区域の設計に ついて大きな差異がある。さらに、このような車においては後車軸の設計と位置 が大きな公差を有する。 先行技術のアンチ・スキッド装置は、強度上の理由から、比較的太い材料を曲 げ溶接して製造される。このような材料および製造法は例えば設定角度に関して 十分な精度を得る事が困難である。このような理由から、回転自在部材と車両の それぞれの取付けに際してこれらの部品間の高さと角度を正確に設定する必要が ある。 DE−A−4,022,907に記載のアンチ・スキッド装置においては、回 転自在部材またはローラと車輪との間の高さおよび角度における相互関係の調整 はボール/ソケット型軸継手によって実施される。ローラがネジボルト上に取付 けられ、このボルトのネジ部分がボール/ソケット型軸継手によって包囲される 。ボルトのネジ山がローラの垂直調整を可能とするが、ボール/ソケット型軸継 手が車輪に対するローラ角度の調整を可能とする。 この先行技術の装置は多数の自由度を有し、従って取付けに際して成された調 整の保持が困難な欠点がある。特にボール/ソケット型軸継手の角度調整が、ロ ーラの始動時および作動中に受ける衝撃および引張力に対して敏感である。また この装置は比較的複雑であって、多数の部品から成り、従って高価となる。特に このボール/ソケット型軸継手は泥を堆積するが、これは滑りやすい冬季間の道 路の泥だらけの、塩水を含む湿った環境において大きな問題点である。このよう な環境はボール/ソケット型軸継手を錆つかせやすく、この継手がつまりを生じ 、その機能を損ない、従って正確な微調整が困難となる。 前記の装置の好ましい実施態様において、ボール/ソケット型軸継手のボール はプラスチックから成る。プラスチック材料は、取付けられるボール/ソケット 型軸継手が緊張させられる際に変形する。このようなボール/ソケット型軸継手 の実施態様は錆および角度変動に対する抵抗力を増大するが、取付け中にボール が変形するので、例えばタイヤの変更または修理後に予設定角度を変更しなけれ ばならない時に、このボールを使用する事が困難である。また適当な角度位置の 設定は複雑な操作である。組立て作業員が片手でローラを所望位置に保持しなが ら他方の手で多数のボルトを締付けなければならないからである。 アンチ・スキッド装置の構造の問題点の解決のため、回転自在部材を取付けら れたスピンドルの回りに配置された複数の隔離部材によって回転自在部材の垂直 調整が実施されている。この構造は簡単な垂直調整法を成し、ネジに基づいた垂 直調整機能を有する先行技術のアンチ・スキッド装置と比較して、錆と機械的外 力に対して強固である。しかし、今日、回転自在部材の種々の角度位置の調整を 可能とするこのような垂直調整構造を有するアンチ・スキッド装置は存在しない 。 発明の目的 本発明の目的は、前記のような問題点を避け、また回転自在のアンチ・スキッ ド部品担持部材の車輪に対する角度位置を簡単に調整する事のできるアンチ・ス キッド装置を提供するにある。 本発明の他の目的は、引張張力および衝撃に対して低感度を有し、従って始動 時および作動中に予設定角度位置の変動を防止する事のできる調整構造を提供す るにある。 本発明のさらに他の目的は、角度調整機能を保持しながら予設定角度を多数回 容易に変更する事のできるアンチ・スキッド装置を提供するにある。 本発明の特殊目的は、回転自在部材の垂直調整を離間部材によって実施するよ うに成されたアンチ・スキッド装置に対して角度調整機能を与えるにある。 また本発明の目的は、製造容易で簡単な標準部品から成るアンチ・スキッド調 整装置を提供するにある。 本発明のさらに他の目的は、回転自在部材の取付けられたアームの作動位置に おける方向とは無関係に角度調整機構が同一のすぐれた機能を示すようにするに ある。 発明の概要 本発明によれば、これらの目的および下記の説明から明かとなるその他の目的 は、序文に記載の型の、また請求項1乃至12の特徴部に記載のフィーチャを有 するアンチ・スキッド装置によって達成される。さらに本発明の好ましい実施態 様は後続請求項の中に定義されている。 本発明の1つのアスペクトにおいて、作動可能のアームと、前記アームに取付 けられた剛性スピンドルと、前記スピンドル上に取付けられた回転自在のアンチ ・スキッド部品担持ローラとを含む車用のアンチ・スキッド装置が提供される。 このローラは相異なる角度位置に設定する事ができ、作動位置においては車輪と の関連において回転する。前記スピンドルは前記アームを通して延在する軸線回 りに旋回し、またロック手段を備える。前記スピンドルの旋回軸線とローラの回 転軸線とは一定角度を成す。スピンドルの軸線回りの旋回はローラの角度位置の 調整と関連する。 本発明の他のアスペクトにおいて、スピンドルが2つの部分を含み、その第1 部分がアームに対するその取付け区域において、スピンドルの特定の旋回軸線と 本質的に一致する延長を有する。第2部分が回転自在部材の回転軸線と本質的に 一致する延長を有する。 角度調整が数度の自由度を有する本発明によるアンチ・スキッド装置によって 、一層信頼性のある調整が実施される。さらに、角度調整が当然に旋回運動に関 連させられ、従って設定された角度位置が衝撃および引張力に関わらず保持され る。これは、回転自在部材に作用する力が直線運動のみによって設定角度位置を 変更できない事を意味する。回転自在部材は旋回運動のみによってその位置から 移動させられる。 また旋回位置と角度位置との関連は、角度位置の調整がきわめて簡単であると いう利点を与える。従って、組立て作業員は新規角度の設定に際して回転自在部 材を固定的に保持する必要はない。組立て作業員は所望の角度位置を設定した後 に、回転自在部材を放し、両手で楽にこの位置をロックする事ができる。 設定された角度位置をロックするために、装置のどの部分も変形する必要はな く、従って角度調整機能を保持しながら、角度位置を何回でも変更する事ができ る。 本発明による調整の可能性は標準的部品によって実施する事ができ、大きなス ペースを必要としないで垂直調整を離間ワッシャによって実施する型のアンチ・ スキッド装置に適用する事ができる。このような特性は、本発明のアンチ・スキ ッド装置を小型車上に搭載するために重要なフィーチャである。 本発明による調整装置の大きな利点は、これを現存のアンチ・スキッド装置の 上にも新規アンチ・スキッド装置にも搭載できる事である。 回転自在部材の角度位置は、この回転自在部材の取付けられるアームの作動位 置の方向とは無関係に調整する事ができる。 図面の簡単な説明 以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明するが本発明はこれに限 定されない。図面において、 第1図は、本発明が応用される型の先行技術のアンチ・スキッド装置の一例を 示す図である。 第2図は、本発明による装置の回転自在部材の概略図である。 第3図乃至第4図は、異なる角度設定における回転自在部材の2つの異なる側 面図である。 第5図乃至第6図は、垂直設定位置が異なる、第3図と第4図に従う異なる角 度設定における回転自在部材の2つの異なる側面図である。 第7図乃至第8図は、本装置に属する2つの好ましいスピンドルアタッチメン トの詳細についての拡大側面図である。 発明の態様の説明 第1図は先行技術の車用アンチ・スキッド装置を作動位置において示す図であ る。このアンチ・スキッド装置は、後車軸に取付けられアーム2を有するホルダ ー1を含み、このアーム2はホルダー1に対して枢着され作動位置と休止位置と の間を移動自在である。この場合、アーム2上にローラ3の形の回転自在部材が 取付けられ、このローラ3はこの場合チェーン片4の形のアンチ・スキッド部品 を取付けられている。ローラ3は、アーム2に取付けられたスピンドル5’上に 回転自在に取付けられている。アンチ・スキッド装置の作動位置において、ロー ラ3が車輪6の側面(タイヤの側面)に係合し、従って回転させられる。これは 、チェーン片4が遠心力によって外側に投げ出されタイヤ6と路面13との間に 入り、このようにして所望の摩擦を生じる事を意味する。 第2図は本発明による装置を示し、この装置においては対応のローラ3がタイ ヤ6の内側面7に係合する。図面の簡略化のため、この図においては複数の部品 が省略されている。ローラ3はスピンドル5上に取付けられ、このローラは特殊 設計であって回転軸線11回りに回転自在である。先行技術においては、ローラ 3は複数の取付け部材20を含み、これらの取付け部材に対してアンチ・スキッ ド部品、例えばチェーン片が第1図に図示のように取付けられている。スピンド ル5は剛性であって、アーム2に対するその取付け点において特定の旋回軸線1 0回りに旋回自在である。一定の設定位置において、スピンドル5はロック手段 によってロックされ、このロック手段については後述する。スピンドル旋回軸線 10とローラ3の回転軸線11との間に一定角度αが形成される。スピンドル5 が新しい調整のために旋回させられる時、ローラ3の回転軸線11がスピンドル 軸線10回りに旋回させられる。そこでタイヤ6の側面に対するローラ3の角度 位置が変更される。角度位置を設定する事のできる範囲は一定角度αの大きさに 依存する。角度αの大きさは、カバーしようとする範囲および所望の調整精度に 従って選択される。一定角度αに対して3−20°の範囲内の調整が可能である 。実際経験から、調整可能角度範囲5−10°で満足な結果が得られ、また角度 αの特に適当な値は約5°である事が発見され、これはローラ3が±5°の範囲 内で(10°の偏差で)設定できる事を意味する。 スピンドル5は複数の離間ワッシャから成る離間部材9と、ネジ山上に配置さ れたナット8の形の締付手段を備えている。さらにスピンドル5はヘッド14の 形の当接部材を含む。このナット8が締付られると、スピンドルは定置ロックさ れる。ローラ3は離間手段9によってアーム2から特定距離に保持される。離間 ワッシャ9はローラ3のオプション側面に配置する事ができ、このようにしてロ ーラ3の垂直調整位置を決定する(それぞれ第3図乃至第4図および第5図乃至 第6図参照)。 第3図において別個にローラ3が図示され、この図から本発明によるローラ3 の角度位置の調整法が明かである。スピンドル5のアーム2に対する取付け点に おいてスピンドルを少し傾斜させる事により一定角度αが形成される。またスピ ンドル5は複数の離間ワッシャ9を備え、アーム2に最も近いワッシャ12が斜 面を有する。離間ワッシャ12の両端当接面間に形成される角度は前記の一定角 度αに等しい。従ってこの離間ワッシャ12はローラ3の回転軸線11に対して 直角の面を有し、この面が他の離間ワッシャ9に対する安定した当接面を成す。 離間ワッシャ12は必ずしも斜面を有する必要はなく、可撓性材料から成る事が でき、この可撓性材料は圧縮された時にすこし傾斜形状に変形される(図示され ていない)。この可撓性材料のワッシャは斜面を有する場合とほぼ同一の機能を 示す。アングル・スピンドル5を使用する場合、斜面を有する離間ワッシャを使 用しないで、または両端面間に正確な角度αを示さない離間ワッシャを使用して 、(小角度αについては)所望の調整を達成する事ができる。しかし良好な機能 のためには、すなわち簡単な操作と安定したロックのためには、離間ワッシャ1 2が操作に際してその両当接面間に角度αを有する事が好ましい。 ローラ3の一方の極端位置が実線で示され、他方の極端位置が2点鎖線で示さ れている。第3図乃至第4図においては、ローラ3は低い垂直調整位置に示され 、この位置においてすべての離間ワッシャがローラ3とアーム2との間に配置さ れ、アーム2はローラ3の上方に配置されている。 第4図は第3図に対して垂直なローラ3およびアーム2に対するその取付け部 分の他の側面図でである。しかしローラ3は第3図と異なる2つの角度位置に示 されている。ローラ3が回転させられる時にアーム2に対して相異なる角度位置 を占める事は明かである。従ってアーム2が車輪に対してまたは車の走行方向に 対して一定方向に延在する必要はない。作動位置にあるアーム2が車の走行方向 にあるか、走行方向に対して直角方向にあるか、または相互に任意方向にあるか に関わらず、2αの範囲内のすべての角度調整を実施する事ができる。その結果 、本発明のアンチ・スキッド装置は、角度調整機能に影響する事なく種々の車の 上に種々に取付ける事ができる。 第5図と第6図の構造と第3図および第4図の構造との相違点は、斜面付き離 間ワッシャ12以外のすべての離間ワッシャがローラ3の下方に配置されている ので、ローラ3が上方垂直調整位置にある事のみである(第2図参照)。 第7図はスピンドルおよびその取付け部材の他の実施態様を示す。この場合、 角度調整はまっすぐなスピンドル5aによって実施され、このスピンドル5aは アーム2の孔15中において旋回自在でありまた傾斜可能である。孔15がスピ ンドル5aの外径より大きな内径を有し、またスピンドル5aが離間ワッシャ1 2aの形の2つの斜面離間部品を有するので、この場合、回転部材の回転軸線と してのスピンドル5aの中心軸線11aと、スピンドル5aが離間ワッシャ12 aと共に旋回する旋回軸線10との間に一定角度αが形成される。締付部材(図 示されていない)が複数の離間部材および1つの回転部材と共にスピンドル5a を締付ける事により、角度調整位置がロックされる。孔15の直径は孔全体を通 して一定である必要はなく、むしろ孔は円錐形とする事ができる。 本発明による角度調整を成す事のできる他の類似の技術(図示されていない) は、外径の中心軸線と内径の中心軸線との間に一定角度を有しアームの孔の中に 回転自在に配置された円形断面スリーブを備えるにある。このスリーブの中にま っすぐなスピンドルを配置し、このスピンドルの中心軸線と、スピンドルがスリ ーブと共に旋回する旋回軸線との間に本発明による一定角度が形成される。 第8図は本発明による角度調整を実施する事のできる他の実施例を示す。アン グル・スピンドル5bは、アーム2の孔を通して延在するネジ山部分16を有す る。アーム2の両側において、ナット8bがネジ山部分の上にネジ込まれている 。これらのナット8bが第8図に図示のように相互に離間されると、スピンドル 5bがアーム2に対するその取付け点において回転する事ができる。スピンドル 5bがナット8bによってアーム2に対して締付けられると、アーム2から斜方 向に延在し回転部材を取付ける事のできるスピンドル5bの部分17の設定角度 位置がロックされる。もちろん一方のナット8bの代わりにスピンドル5bの上 に固定当接部材を使用する事ができ、またはアーム2の孔にネジ山を備える事が できる。 最後に、本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その主旨の範囲内 において任意に変更実施できる。また本発明のコンセプトは、タイヤの側面と転 動係合するローラを有する装置(例えば、CA−A−1,138,314および DE−A−4,022,907参照)にも、またこのようなローラを備えず、回 転部材が可撓性であってアンチ・スキッド部品が放射方向突出フィンガーに固着 された装置(例えばSE−B−446,539)にも適用される事を事を注意し なければならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,CZ,DE,DE,DK,DK ,EE,EE,ES,FI,FI,GB,GE,HU, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,L R,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW ,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD, SE,SG,SI,SK,SK,TJ,TM,TT,U A,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 車輪(6)に接続保持されるホルダー(1)と、前記ホルダーにヒンジ 接続されアンチ・スキッド効果を生じる作動位置と非作動位置との間を動かすこ とのできるアーム(2)と、前記アーム(2)に取付けられたスピンドル(5; 5a;5b)と、前記スピンドル(5;5a;5b)に回転自在に取付けられ、 少なくとも1つのアンチ・スキッド部品(4)を伴う部材(3)であって、この アンチ・スキッド部品(4)を作動位置において前記車輪(6)と路面(13) との間に遠心力によって投げ出すように配設するものとを備え、前記回転部材( 3)の角度位置が前記車輪(6)の側面に対して調整可能であるようになされた 車のアンチ・スキッド装置において、 前記スピンドル(5;5a;5b)は剛体であり、また車輪(6)の側面に対 する回転部材(3)の角度位置を調整するため、前記スピンドル(5:5a;5 b)はアーム(2)へのその取付けにおいて、前記回転部材(3)の回転軸線( 11;11a)に対して一定角度(α)を成す予め定められた軸線(10)回り に旋回可能であり、また前記スピンドル(5:5a;5b)は相異なる旋回位置 にこれをロックするための手段(8、9、14)を有することを特徴とする車の アンチ・スキッド装置。 2. 前記一定角度(α)は、おおよそ3°から20°の範囲内にあることを 特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアンチ・スキッド装置。 3. 前記角度の範囲は、5°から10°であることを特徴とする特許請求の 範囲第2項記載のアンチ・スキッド装置。 4. 前記ロック手段は、締付部材(8)と当接部材(14)とを含み、これ らの部材(8、14)は前記スピンドル(5:5a;5b)に取付けられ、アー ム(2)の両側に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし 第3項のいずれかに記載のアンチ・スキッド装置。 5. 前記スピンドル(5;5b)は2部分(16、17)を含み、その第1 部分(16)は、前記アーム(2)に対するその取付け部において、前記スピン ドル(5,5b)がその回りを旋回可能な前記予め定められた軸線(10)と本 質的に一致する延長部を有し、他方の部分(17)は前記回転部材の回転軸線( 11,11a)と本質的に一致する延長部を有することを特徴とする特許請求の 範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載のアンチ・スキッド装置。 6. 前記スピンドル(5:5a;5b)には、アーム(2)に対するその取 付けにおいて、前記スピンドル(5:5a;5b)の回りに配置されるとともに 、回転部材(3)をアーム(2)から予め定められた距離に保持するようになさ れた少なくとも1つの離間部材(9)が設けられていることを特徴とする特許請 求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載のアンチ・スキッド装置。 7. 離間部材(9)は環状要素(12;12a)を含み、この環状要素は前 記アーム(2)と前記回転部材(3)との間に配置され、また前記環状要素はス ピンドルの軸線(10)に対して垂直な第1面と、前記第1面と前記一定角度( α)に等しい角度を成す第2面とを有することを特徴とする特許請求の範囲第6 項記載のアンチ・スキッド装置。 8. スピンドル(5a)はアーム(2)中の孔(15)を通して延在し、前 記孔(15)の中に位置せしめられた前記スピンドル(5a)の部分は、前記孔 (15)の内径より小さい外径を有し、前記スピンドル(5a)は、前記取付け 区域におけるその中心軸線(11a)が前記孔の中心軸線(10)に対して前記 一定角度(α)に等しい角度を成すように配置されることを特徴とする特許請求 の範囲第6項又は第7項記載のアンチ・スキッド装置。 9. 前記回転部材(3)は、作動位置において車輪(6)の側面と摩擦係合 するローラであることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれ かに記載のアンチ・スキッド装置。 10. 前記回転部材は可撓性部材であって、突出部分を有し、これらの突出 部分の外端に前記アンチ・スキッド部品が取付けられていることを特徴とする特 許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれかに記載のアンチ・スキッド装置。 11. 前記アンチ・スキッド部品(4)はチェーンから成ることを特徴とす る先行する特許請求の範囲のいずれかに記載のアンチ・スキッド装置。 12. スピンドル(5;5a;5b)を含み、このスピンドル上に回転部材 (3)が取付けられ、また前記スピンドルが作動位置と休止位置との間を動くこ とができるアーム(2)に取付けられ、車輪(6)の側面に対する前記回転部材 (3)の角度位置を調整することができ、車輪(6)に作用するアンチ・スキッ ド装置に属する回転部材(3)、特にアンチ・スキッド部品を担持する部材(3 )のための調整装置において、 前記スピンドル(5;5a;5b)は剛体であり、また車輪(6)の側面に対 する回転部材(3)の角度位置を調整するため、前記スピンドル(5:5a;5 b)はアーム(2)へのその取付けにおいて、前記回転部材(3)の回転軸線( 11;11a)に対して一定角度(α)を成す予め定められた軸線(10)回り に旋回可能であり、また前記スピンドル(5:5a;5b)は相異なる旋回位置 にこれをロックするための手段(8、9、14)を有することを特徴とする調整 装置。 13. 特許請求の範囲第1項ないし第11項のいずれかに記載のアンチ・ス キッド装置が設けられたことを特徴とする車輪が装着された車。
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