JPH10507075A - 嫌気性キャビネット及び嫌気性システム - Google Patents

嫌気性キャビネット及び嫌気性システム

Info

Publication number
JPH10507075A
JPH10507075A JP8512422A JP51242296A JPH10507075A JP H10507075 A JPH10507075 A JP H10507075A JP 8512422 A JP8512422 A JP 8512422A JP 51242296 A JP51242296 A JP 51242296A JP H10507075 A JPH10507075 A JP H10507075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
anaerobic
access
port
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8512422A
Other languages
English (en)
Inventor
シレイ、ピーター
チャールズ ホワイトレイ、ドナルド
ジョナサン キットセル、エヴァン
ジェイムス ストークス、レスリー
Original Assignee
ドン ホワイトレイ サイエンティフィック リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB9420333A external-priority patent/GB9420333D0/en
Priority claimed from GBGB9518485.9A external-priority patent/GB9518485D0/en
Application filed by ドン ホワイトレイ サイエンティフィック リミテッド filed Critical ドン ホワイトレイ サイエンティフィック リミテッド
Publication of JPH10507075A publication Critical patent/JPH10507075A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J21/00Chambers provided with manipulation devices
    • B25J21/02Glove-boxes, i.e. chambers in which manipulations are performed by the human hands in gloves built into the chamber walls; Gloves therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/12Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of temperature
    • C12M41/14Incubators; Climatic chambers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/30Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration
    • C12M41/34Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration of gas

Abstract

(57)【要約】 嫌気性キャビネット(31)が外部から内部全体を視認可能にする手段と、所定の低い酸素濃度を有する内部雰囲気を形成し、かつ同雰囲気を維持する手段と、手動操作による物品の挿入及び取出しを行うための制御されたロック式アクセスと、物品をキャビネット内で操作するための手/腕アクセス・ポート部材とを備えたエンクロージャを有する嫌気性キャビネット(31)または嫌気性システム(10)。1つのロック式アクセスはポート(33)に取付けられたドア部材(41/43)を有し、これによりポート内チャンバ(51を含む)を形成する。ポート内チャンバは同チャンバに対する適切な物品の挿入及び取出しの少なくともいずれか一方をポート部材/ドア部材(33/41/43)を通じて行うべく形成されている。他のロック式アクセスはアクセス・ロック・ユニット(11)を有する。アクセス・ロック・ユニット(11)は類似するキャビネット・アクセス部材(23)を通じて少なくとも2つのキャビネット(31L,31R)に使用可能である。少なくとも2つのキャビネット(31L,31R)はロック式アクセス・ユニット(11)のキャビネット・アクセス部材と協働するキャビネット・アクセス部材をそれぞれ有する。

Description

【発明の詳細な説明】 嫌気性キャビネット及び嫌気性システム 本発明は微生物研究室等で使用する嫌気性キャビネット及び嫌気性システム( Anaerobic cabinets and systems)に関する。 嫌気性キャビネットの要件は嫌気性生物に関連して任意の場所で行う作業の量 及び種類に基づいて広範に変化し得る。嫌気性キャビネットの製造業者及び供給 業者は各種サイズのキャビネットと、同キャビネットに不随する適切な各種装置 とを提供する。キャビネットに付随する適切な装置の例としては、各キャビネッ トに対する物品の挿入及び取出しを行う装置と、アーム・チューブまたはグロー ブ・チューブを取付けた常には対をなすアクセス・ポート部材とが含まれる。ア ーム・チューブは露出された作業者の手をシールするアーム・シーリングを有し 得る。 本発明の目的は更に高い柔軟性、更に広い用途及び更に高い経済性を有する嫌 気性キャビネットを使用者に対して個々または系統的に提供することにある。 本発明の第1の態様では、嫌気性キャビネットまたは嫌気性システムであって 、嫌気性キャビネットが外部から内部全体を視認可能にする手段と、所定の低い 酸素濃度を有する内部雰囲気を形成し、かつ同雰囲気を維持する手段と、手動操 作による物品の挿入及び取出しを行うための制御されたロック式アクセス(Con trolled lock-type access)と、物品をキャビネット内で操作するための手/腕 アクセス・ポート部材(Hand/arm access port provision)とを備えたエンク ロージャを有し、ロック式アクセスが少なくともポート部材に取付けられたドア 部材を有し、同少なくともポート部材に取付けられたドア部材はポート内チャン バを形成し、ポート内チャンバがチャンバに対する適切な物品の挿入及び取出し の少なくともいずれか一方をポート部材/ドア部材を通じて行うべく形成されて いる嫌気性キャビネットまたは嫌気性システムを提供する。 本発明の第2の態様では、嫌気性キャビネットまたは嫌気性システムであって 、嫌気性キャビネットが外部から内部全体を視認可能にする手段と、所定の低い 酸素濃度を有する内部雰囲気を形成し、かつ同雰囲気を維持する手段と、手動操 作による物品の挿入及び取出しを行うための制御されたロック式アクセスと、物 品をキャビネット内で操作するための手/腕アクセス・ポート部材とを備えたエ ンクロージャを有し、ロック式アクセスがアクセス・ロック・ユニットを有し、 アクセス・ロック・ユニットは類似する複数のキャビネット・アクセス部材(Ca binet access provisions)を通じて少なくとも2つのキャビネットに対して使用 可能であり、同少なくとも2つのキャビネットはロック式アクセス・ユニットの キャビネット・アクセス部材と協働するキャビネット・アクセス部材を有する嫌 気性キャビネットまたは嫌気性システムを提供する。 この種のシステムは左側及び右側にそれぞれ延びる第1のキャビネット及び第 2のキャビネットの間に位置する中央ロック部材として効果的に形成されている 。システムに対するアクセスは共有の、即ち共通のアクセス・ロック部材の正面 または背面から行われる(常には正面から行われる)。キャビネット・アクセス はロック部材の左側壁及び右側壁を通じて行い得る。 共通アクセス・ロック部材に連結された各キャビネット部材は温度制御等を行 う雰囲気制御システムを有し得る。キャビネット部材及びアクセス・ロック部材 の各雰囲気を互いに整合させる必要がある場合、雰囲気制御システムをアクセス ・ロック部材にも使用できる。これに代えて、各キャビネットの雰囲気制御を共 通アクセス・ロック部材に付随する共通制御システムから行い得る。共通制御シ ステムはプログラムされたマイクロプロセッサ部材を少なくとも有する。更に、 共通制御システムは制御された複数のキャビネット間における雰囲気の少なくと も幾つかの差、例えば温度差、1つ以上のガス成分の差または所望のガス混合物 の差を常には許容し得る。各キャビネット部材に付随するコンデンサ手段を提供 することは効果的である。コンデンサ手段の例としては、各キャビネット部材の 先端に位置するパネルが挙げられる。 構成部材のモジュラリティに基づくシステム・アプローチの使用により、前記 の構造または別の構造を実現し得る。更に、前記の構造は効果的な別の新たな構 造的特徴及び/または付随するオプション及び/または個々の装置若しくは一連 の装置を有し得る。 本発明の別の態様では、雰囲気制御手段を有する入口/出口ロック・ユニット を提供する。雰囲気制御手段は入口/出口ロック・ユニットの内部における所望 の嫌気性雰囲気条件の実現と、入口/出口ロック・ユニットの両側部に対するシ ールまたは同両側部の開放をそれぞれ行う2つの選択的アクセス手段を通じた所 望の嫌気性雰囲気条件の実現とが可能である。 この種のロック・ユニットは本発明の第2の態様の構造の実現に矛盾しないも のである一方、モジュール構造をなす。即ち、ロック・ユニットの左側及び右側 には複数の側面キャビネット・ユニットがそれぞれ連結される。前記のように、 ロック・ユニットは同ロック・ユニット正面において、例えば上下方向に摺動す るスライディング・ドアと、常には水平に引き下ろすことによって開放される底 部にヒンジを取付けたドアとのいずれか一方を介したシステムへの物品の挿入及 び取出しに効果的に使用し得る。キャビネット・ユニットはアーム・チューブを 取付けたポート(アーム・チューブに代えてグローブ・チューブをポートに取付 けるか、または素手で作業すべくチューブをポートに取付けないことも可能)を 通じた正面からのマニピュレーション・アクセス、即ち物品の操作が可能である 。 本発明の第1の態様では、適切な物品の挿入及び/または取出しが可能な小さ なチャンバを形成すべく、キャビネット・ユニットのアーム・チューブを取付け た複数のポートまたはアーム・チューブを取付け得る複数のポートのうちの少な くとも1つに対してドア部材が取付けられている。この種のポート・チャンバは 内側ドアの内部から少なくともアーム・チューブ・ホルダまで拡かり得る。内側 ドアはチャンバの内側へ向けて開放されるようにヒンジで取付けることか好まし い。また、アーム・チューブ・ホルダはキャビネットの外側からポート・チャン バへのアクセスを可能にすべくヒンジで取付けることが好ましい。 内側ドア及び/またはアーム・チューブ・ホルダに対する適切なシールはドア 及び/またはアーム・チューブ・ホルダの周縁に配置された弾性シーリング材と 、同弾性シーリング材に対して係合する鋭いエッジとを含み得る。弾性シーリン グ材をドア及び/またはアーム・チューブ・ホルダに取付けられた閉リングをな すシーリング材とし、エッジをシーリング材に対向してキャビネット/ポートの 壁に形成された三角形横断面を有するナイフ・エッジ状のリングとすることが効 果的である。アーム・チューブ・ホルダとしては、少なくとも前記のシールを有 し、かつアーム・チューブの端部を取付ける外側に延出した首状の中央開口を備 えたヒンジ付きドアが効果的である。このヒンジ付きドアを閉鎖位置に配置した 際、同ヒンジ付きドアは少なくとも1つの付勢手段によって閉鎖位置に付勢され る。付勢手段の例としては、アーム・チューブ・ホルダに取付けられたノブが挙 げられる。ノブには軸方向に延びるバネが装着されている。更に、ノブはキャビ ネットの壁に固定された対応する協働部材に対する係合及び係合解除を行うべく 互いに相反する方向にそれぞれ回動される。内側ドアは少なくとも前記のシール を有する。更に、内側ドアを閉鎖位置に配置した際、同内側ドアは付勢最終閉鎖 メカニズム(Biassed final closure achieving mechanism)により閉鎖位置に 付勢される。付勢最終閉鎖メカニズムの例としては、バネ及びドア・エンゲージ ャ(Door engagers)を取付けた回動可能なシャフトが挙げられる。シャフトを往 復回動させる駆動部材をシャフトに連結することが効果的である。駆動手段はシ ャフトを一方向へ回動させることにより内側ドアを開放すべく外部から操作可能 である。内側ドアを開放するシャフトの回動は捻りコイル・バネを剛体化(バネ の巻回部同士が互いに当接した状態)すべく同バネを捻ることを含むことが効果 的である。更に、駆動手段はシャフトを他方向に回動させることにより内側ドア を自動的に完全に閉鎖する。内側ドアを完全に閉鎖するシャフトの回動は、ほぼ 閉鎖する位置まで内側ドアを手動で移動させた後でマイクロスイッチを動作させ ることを含むことが効果的である。少なくとも内側ドアの開放はフット・ペダル 及び/または遠隔ワイヤレス送信(例えば、無線または赤外線を使用したワイヤ レス送信) を用いて行い得る。少なくともこの種の内側ドアを開放及び閉鎖する部材は本発 明の別の態様を構成する。 ポート・チャンバに対する効果的なアクセス・レジメ(Access regime)はチ ャンバに対する雰囲気制御部材を含み得る。例えば、雰囲気制御では、チャンバ 内の雰囲気を最初に真空吸引する。次いで、チャンバに対して窒素ガス等の不活 性ガスをフラッシングすることと、キャビネットに収容されている物品に適合し た嫌気性ガス混合物をチャンバ内に充填することの少なくともいずれか一方を行 い得る。これはチャンバに付随するガス供給路に対しても同様に実施可能である 。この種のレジメの1つにおいて、雰囲気制御部材はチャンバ内の雰囲気の真空 吸引と、窒素ガス等の高圧不活性ガスの供給源に対するチャンバの連通とからな る2ステージ・サイクルを1回実施するか、または複数回繰り返し実施する。レ ジメは不活性ガス(例:窒素ガス)のフラッシングに加えて、または同フラッシ ングに代えて、キャビネット内の嫌気性雰囲気に対するチャンバ内の雰囲気の整 合を効果的に含み得る。これは、例えばキャビネット内の雰囲気をポンプでチャ ンバ内に供給するか、またはキャビネットに供給する雰囲気をチャンバ内にも供 給することによって実現し得る。 キャビネット内に挿入する物品をポート・チャンバ内に配置した状態において 、グローブ・チューブの容積がポート・チャンバの容積より顕著に大きい場合、 これは1度または2度のフラッシング・サイクルにより初期の酸素濃度を薄める ことを補助する。ポジティブ・フラッシング(Positive flushing)に代えて、 グローブ・チューブを使用したポート・チャンバの手動フラッシングを実施すべ く、グローブ・チューブ・ホルダから大気へ流出するガスを通す一方向バルブと 、キャビネットから内側ドアを通じてグローブ・チューブ・ホルダへ流入するガ スを通す一方向バルブとを使用し得る。これは嫌気性ガスの流量が十分に高い場 合に使用可能である。更に、グローブ・チューブの容積が空のポート・チャンバ の容積の5〜6倍である場合、これにより5パーセント未満の酸素濃度を2回の フラッシングで容易に実現できる。ポート・チャンバの雰囲気の真空吸引が可能 であ って、かつアーム・チューブの容積がポート・チャンバの容積のよりあまり大き くない場合、更に低い酸素濃度を形成し得る。 アーム・チューブを使用したマニピュレーション・アクセスのためのキャビネ ット・ポートに関する本発明の別の態様は、キャビネット・ポートの形状に関す る。従来のキャビネット・ポートの形状は円形である。本発明のキャビネット・ ポートは長形をなす。本発明の前記の態様に基づいて使用する本発明のポート・ アクセス・チャンバは大きな容積を有し得る。そして、垂直方向に長形をなすポ ートを介することにより、一度に大量のペトリ皿をポート・アクセス・チャンバ に対して出し入れできる。マニピュレーション・アクセス・ポートを長形にする ことにより、キャビネット内の作業を更に容易にできる。特に、アーム・チュー ブを備えた対をなすポートを垂直方向に長く形成することにより、キャビネット 内の作業を更に容易にできる。従来の円形ポートとは異なり、垂直方向に長く延 びるポートの頂部及び底部は半円形をなし、さらに同ポートの側部は僅かに湾曲 するのみである。この結果、本発明のポートは所望の改良と、同ポートに取付け る簡単なオーリング・タイプのシールの使用とを可能にする。 モジュラリティは複数のキャビネットを端同士で連結することを可能にする。 この結果、アクセス・ロック・ユニットの一方の側部または両方の側部を2つ以 上のキャビネット・ユニットに連結可能である。アクセス・ロック・ユニットの 側部に形成された開口部材と、キャビネット・ユニットの端部に形成された開口 部材とは互いにほぼ整合する。更に、両開口部材はコンデンサ・パネル(Conde nsing panel)を使用するか否かに拘わらず、複数のキャビネット間のスルー・ アクセス(Through access)を可能にするシーリングと、ロック・ユニット及 びキャビネット・ユニット間の選択的アクセス(Selective access)を可能に するシーリングと、ロック・ユニットの一方の側部またはキャビネット・ユニッ トの一方の端部を閉鎖するシーリングとのいずれか1つを実現し得る。 特に効果的なコンデンサ部材はキャビネット・ユニットの外部に凝縮物を排出 し、かつ同凝縮物を蒸発させる。大気をキャビネット外壁に吹付けるファンはキ ャビネット外壁の内側における適切な凝縮を招来するのに十分である。適切な凝 縮を実現すべく、キャビネット外壁を薄く形成し得る。キャビネット壁の内側溝 付き棚(Internal grooved ledging)は凝縮物を捕集すべくV形をなし得る。 捕集された凝縮物はV形の下方先端からキャビネット外に流出する。キャビネッ トから流出する凝縮物は一定の間隔で間欠的に開放されるバルブを用いて制御す ることか好ましい。例えば、バルブの間欠的開放は30分毎に20〜30秒間開 放するように設定し得る。適切な凝縮物の蒸発は凝縮物をウィッキング作用(Wi cking action)、即ち毛管作用で凝縮物受け器(Condensate receiver)から大 気中に逃がすことにより実現可能である。例えば、これは大気に開放された表面 を形成すべく支持体上に配置されたシートまたはパッドを通じて実現可能である 。例えばウィッキング材に殺菌剤を含浸させることにより、シートまたはパッド に殺菌作用を付与することが好ましい。 オペレーションにおいて、本発明の好ましい嫌気性キャビネットは大気より僅 かに高い内部圧力、例えば最大で12.5mmウォータ・ゲージ(about 12mm w ater gauge)を有する。キャビネットの僅かに高い内部圧力はアーム・ホール・ ポート・アクセスの使用及び/またはバルブを通じた凝縮物の排出を補助し得る 。内部過剰圧力の制限は圧力をキャビネットから逆止弁と、トラップ(Trap) 、好ましくは適切なオイルとをそれぞれ通じて逃がすことにより実現し得る。 コンデンサ部材及び過剰圧力制御部材の特徴は本発明の別の態様を構成する。 本発明の更に別の態様はモジュラー・システムの基本的な嫌気性キャビネット ・ユニットに関する。嫌気性キャビネット・ユニットの両端はサテライト状(S atellite manner)にキャビネット・ユニットを連結して使用すべく少なくとも 1つの類似する別のキャビネット・ユニットと、前記のキャビネット・ユニット または別のキャビネット・ユニットを制御する制御部材を有し得るアクセス・ロ ック・ユニットと、コンデンサ・パネルとのうちのいずれか1つに対して連結可 能である。 基本的な嫌気性キャビネット・ユニットは前記のモジュラー・システムのアク セス・ロック・ユニットを使用することなく利用できる最小限の装置として使用 し得る。この場合、嫌気性キャビネット・ユニットは同ユニットの端壁を貫通す る更に小さな別のロック部材等の別のアクセス・ロック部材を有する。更に、基 本的な嫌気性キャビネット・ユニットは同ユニットへのアクセスを許容する唯一 の部材として、アーム・チューブを備え、かつ好ましくは長形をなす一対のポー トの少なくとも一方に対する前記のポート・チャンバ部材を有し得る。この種の 最小限のキャビネット・ユニットでは、電気機械式ガス・フロー・ポンプ及びバ ルブとともに、全てのコントロール・エレクトロニクスは基本的なキャビネット ・ユニットに直接付随している。これらはキャビネット・エンクロージャの上に 配置された上部ボックス、即ちヘッダー・ボックス内に取付けることが効果的で ある。 基本的な嫌気性キャビネットを最小限の装置として単独で使用するか、または マルチユニット・モジューラ・システムとして使用するかとは無関係に、同基本 的な嫌気性キャビネットのエンクロージャーに対するガス等の接続部は互いに類 似していることが好ましい。これらの接続部に対するアクセスは上部ボックス、 即ちヘッダ・ボックス内に位置する。この種のボックスの内部に配置する部材は 電気制御部材等をモジュラー・システムのロック・ユニットから分離して個々の キャビネットに取付けるか、または共通のコントロール部材内に取付けるかに基 づいて変化する。 キャビネットの下側部材、即ちワーキング・エンクロージャの前部は少なくと もマニピュレーション・アクセス・ポートより上に位置し、かつ上方及び後方に 延びる透明な傾斜部を有することが好ましい。更に、キャビネットの上側部材、 即ちヘッダー・ボックスは下側部材との接合部から細長いフロント・パネルの下 側まで前方及び上方に延びる傾斜部を有することが好ましい。最小限の装置とし て単独で使用するキャビネットでは、細長いフロント・パネルは制御システムの インプット/インジケータを有する。 本発明を添付図面に基づいて以下に詳述する。 図1は嫌気性システム、即ち嫌気性装置の概略を示す斜視図である。 図2は一方の側部または両方の側部をキャビネット・ユニットに連結するロッ ク・ユニットの概略を示す斜視図である。 図3はキャビネット・ユニットの前部の部分平面図であり、ポート・アクセス ・チャンバを示す。 図4はポート・アクセス・チャンバの詳細を示す側面図である。 図5はポート・アクセス・チャンバの内側ドアの詳細を示す正面図である。 図6A〜図6Dはポート・アクセス・チャンバの分離された各部品を示す平面 図である。 図7は2つのキャビネットの各端部の連結を示す斜視図であり、図7Aは付随 するシーリングの詳細を示す図である。 図8はコンデンサ・パネル・ユニットの平面図、横断面図及び縦断面図を示す 。 図9は内側アーム・チューブ・ポートの開閉部材の部分正面図及び部分平面図 である。 図10はドア・シーリング部材及びアーム・チューブ・ホルダ閉鎖部材の部分 断面図である。 図1はそれぞれ左右に延びる2つのキャビネット部材31A,31Bと側面を 接する中央ロック部材11を有する嫌気性システム、即ち嫌気性装置10を示す 。ロック・ユニット11はシステム10に対する物品の挿入または取出しを行う ためのフロント・ドア13を有する。ドア13はシーリング及び開閉を行うため の従来の効果的な手段を有する。ドア13は上下方向に摺動可能である。ドア1 3はドア開放動作の開始時におけるシーリング部材からのドアの離間と、ドア閉 鎖動作におけるシーリング部材へのドアの当接とを行うための前後方向への第1 の移動を伴って上下方向に摺動されるか、または同第1の移動を伴うことなく単 に上下方向に摺動される。しかし、側面キャビネット・ユニット31A,31B に対するロック・ユニットの下部15の取付けは下方及び外方へ向かって開放す べく底部にヒンジを取付けたドア13を使用して行い得る。このドア13により 、 システム10に対する物品の挿入または取出しに用いるプリローディング・トレ イ(Pre-loading tray)、即ち第1の準備トレイ(First organising tray) の使用が可能である。 コントロール・パネル19を備えたロック・ユニット11の上部17は2つの キャビネット・ユニット31L,31Rに共通する制御システムを収容している 。前記のように、制御システムは左側キャビネット及び右側キャビネットをそれ ぞれ独立して制御すべくプログラムされたマイクロプロセッサを含み得る。 ロック・ユニットは2つのキャビネット31L,31Rから独立した開放と、 シールを形成する閉鎖とを行う適切な連通部材を両側にそれぞれ有し得る。任意 の効果的な連通部材の形成が可能である。図2は各部材をダッシュを付した符号 で示すとともに、外側ポーチ21に形成されたシステム・アクセス・ドア13’ を示す。更に、図2は上下方向に摺動するスライディング・ドア・システム(ド ア23L,23Rと、側部スライド・トラック/フレーム25L,25Rとを参 照)を示す。研究を実施すべく嫌気状態の形成を要する物品は必要に応じて2つ のキャビネット31L,31Rのいすれか一方に対して挿入及び取出し可能であ る。更に、物品をシステム10内に挿入してから同物品をシステム10から取出 すまでの間、同物品は2つのキャビネット間での移動が可能である。 ロック・ユニット11のドア部材(23L,23R)は操作可能であり、かつ 常にはキャビネット31Lから操作される。ドア部材(23L,23R)の操作 は特別な操作用アクセス部材を使用して常には行われる。操作用アクセス部材と しては、作業者の手/腕に対してそれぞれ提供された対をなすポート33に連結 されたアーム・チューブ、即ちスリーブが常には使用される。このチューブとし てグローブ・チューブが常には使用される(素手で操作する装置を提供する場合 を除く)。 図1はキャビネット31の下部37の前壁35を貫通して延びる孔であるポー ト33(アーム・チューブ/グローブ・チューブを装着していない状態)の概略 を示す。ポート33は同ポート33を介した物品の円滑な操作を可能にすべく楕 円形をなす。即ち、両キャビネット31L,31Rの各対をなすポートは垂直方 向に長く延びている。 図3は図1のポート33等のマニピュレーション・ポートに対する内側ドア4 1と、アーム・チューブ、即ちスリーブ(図示略、但し、溝43Gに対する取付 け部品として周知の部品である)を取付ける外側環状ホルダ43との取付けを示 す。ドア41及び外側環状ホルダ43はキャビネット31の側部または端部へ向 けて内側及び外側にそれぞれ開放すべくヒンジ41H,43Hで取付けられてい る(破線及び符号41’,43’参照)。そして、内側ドア41’はポート33 を通じたマニピュレーション・アクセスと、ロック・ユニット11(または、以 下に詳述する任意の別のキャビネット)に対するアクセスとの障害にならないキ ャビネット31のフロント・コーナーまで回動される。 図4の側面図はポート部品41,43をヒンジの取付けられていない側部から 見た側面図であり、かつポート33等の前壁に形成された開口に対する内側取付 けリング47及び外側取付けリング49を含む詳細を示す。更に、図4は内側ド ア41の実質的な奥行きと、同内側ドア41の頂部及び底部の内側にそれぞれ形 成された棚51とを示す。内側ドア41の奥行き及び棚51の長さは適切な大き さのペトリ皿を収容すべく適切に設定されている。円滑なマニピュレーションを 可能にすべく形成されたポート33の長さに整合する内側ドア41の長さは棚5 1と境界を接するポート・チャンバに対して多くのペトリ皿を収容するための大 きなキャパシティを付与する。図5は棚51を示す一方で、ヒンジを省略してい る。 図6A〜図6Dは更に詳細を示す分解図である。前壁35及び内側ドア41間 のシール、並びに前壁35及びアーム・チューブ・ホルダ43間のシールを形成 すべく取付けリング47,29は突状リング(Protruding ring)として形成さ れている。更に、図6A〜図6Dは一方の側部にそれぞれ位置し、かつ互いに協 働する対をなすヒンジ片41H’,41H’’及びヒンジ片43H’,43H’ ’と、他方の側部に位置し、かつ互いに協働する解放可能な連結部材としての延 長 部(符号に“E”を付して示す)、より詳細には延長部41E,27E及び延長 部43E,49Eとを示す。延長部の解放可能な連結は完全手動式の機械連結と するか、または少なくとも一部を電気的/磁気的に連結し、かつ全自動で行い得 る。更に、図6Aは棚51の半円形延長部51E及び舌部51Lを示す。半円形 延長部51E及び舌部51Lは物品をアーム・チューブ・ホルダ43内において 部分的に支持することと、必要に応じて内側ドア41を開口33に当接するまで 揺動させるべく把持することに使用可能である。 ポート・チャンバのオペレーションにおいて、作業者はホルダ43に取付けら れたアーム・チューブを用いることにより、キャビネット31から外部へ取出す 任意の物品を内側ドア41内に最初に装填し、次いで同内側ドア41を閉鎖する 。そして、ホルダ43を内側ドア41から離間する方向に揺動させる。次いで、 底部に位置する棚51に収容されている物品を取出す。そして、同物品を取出し た後、キャビネット31内へ直接挿入する任意の物品を棚51に装填する(即ち 、物品はロック・ユニット11を通じて挿入される代わりに内側ドア41及びホ ルダ43を通じて挿入される)。 ポート・チャンバ部品、好ましくは取付けリング47,49のうちの1つは常 には酸素を多量に含有する大気の殆どをポート・チャンバから吸引すべく真空源 に対する連通部を有し得る。嫌気性雰囲気をキャビネット41に対して連続的に 適切に供給した状態において、キャビネット41及びポート・チャンバ間に位置 するバルブ(図示略)を開放する(例えば、内側ドア41を通じて開放する)。 嫌気性ガスの十分な流動が形成されている場合、キャビネット41からポート・ チャンバ及びアーム・チューブ内に嫌気性ガスが流入することにより、非常に低 い酸素濃度がポート・チャンバ及びアーム・チューブ内に形成される。ポート・ チャンバ内の雰囲気を吸引することと、キャビネットからポート・チャンバに対 して嫌気性ガスを供給することを再度繰返すことにより、ポート・チャンバ内の 酸素濃度を更に低減し得る。そして、このサイクルは所望の回数または必要な回 数反復し得る。しかし、アーム・チューブの容積がポート・チャンバの空容積よ り大きい場合、一方向弁(より詳細には、ポート・チャンバから大気への流動を 可能にする一方向弁、及びキャビネットからポート・チャンバへの流動を可能に する一方向弁)を取付け、さらにはアーム・チューブ(少なくともグローブによ りアーム・チューブの端部が閉鎖されている場合に限る)をポンプとして使用す ることにより、十分な効果が得られる。 これに代わる手段は、ポート・チャンバ内の雰囲気を真空吸引し、次いで同ポ ート・チャンバを高圧不活性ガス供給源(好ましい、即ち通常の嫌気性キャビネ ット作業雰囲気の成分として使用し得る窒素ガスを不活性ガスとして常には使用 する)に連通することと、ポート・チャンバの雰囲気を複数回吸引する間、また は少なくともポート・チャンバ雰囲気の最後の吸引後、同ポート・チャンバに対 して実際の嫌気性雰囲気をポンプで供給することのうちの少なくともいずれか一 方を含み得る。 図1はモジュラー・システムを構成する3つのユニット(図2に示すロックは 1つユニットであり得る)である中央ロック11及び2つの側面キャビネット3 1L,Rからなるシステムを示す。左側キャビネット31Lまたは右側キャビネ ット31Rと端同士を連結した別のキャビネット・ユニット(キャビネット31 に類似するキャビネット)を使用することは効果的である。これを実現する1つ の方法は図7に示されており、同図7は図1の左側キャビネットに隣接する別の キャビネット31Xを示す。 図7において、開口57(図7において、開口57は正方形をなすが、開口5 7の形状は正方形に限定されない)は2つのキャビネット31X,31Lの下部 37の側壁または端壁55に形成されている。更に、互いに離間する複数の連結 ボルト孔59が開口57の周囲に形成されている。図7Aは外側シール65を取 付けたフォーム・ストリップ63のフレーム内に螺合したボルト61によるシー ルされた連結を示す。外側シール65は効果的な連続した環を形成している。更 に、外側シール65はフォーム・ストリップ63(フォーム・ストリップ63は 押出し成形から形成することが効果的である)のキー67に係合する弾性材料か らなる押出し成形品である。シール・ストリップ65はキャビネット31X,3 1Lの側壁/端壁55によって押圧される。更に、図7は構造的完全性及び構造 的安定性を高める補強連結ボルト69を示す。 本発明のモジューラ・システムにおいて、開口57は同開口57をロック・ユ ニット、別のキャビネット・ユニット及びキャビネット・クロージャー(例えば 、図1及び図8に示すコンデンサ・ユニット71)のうちのいずれに連結するか とは無関係に同一であることが好ましい。特に、開口をキャビネット・クロージ ャーに連結する場合、同クロージャーとしてのユニット71’はキャビネット端 壁55’の開口57’の周囲に取付けるフランジ付きフレーム72を有する。フ ランジ付きフレーム72は薄いプレートまたはシート74を支持している。薄い プレートまたはシート74の下部には更に厚い内側絶縁材76が取付けられてい る。内側絶縁材76は同内側絶縁材76の頂部79からV字状に延びる底部V形 溝78を有する。底部V形溝78は別のシートまたはプレート80によって側面 が画定されている。大気をシートまたはプレート74の頂部に吹付けることによ り、同シートまたはプレート74の内面に凝縮を形成すべくファン81(ファン 81の取付け手段及び詳細は省略)が取付けられている。凝縮物はV形溝78内 に集められ、さらにはV形溝78の下側先端に形成された孔を通じて管82A内 へ流入し、さらにはバルブ83を通って流動する。バルブ83は管82Bを通っ てエバポレータ84へ向かって下方に流動する凝縮物の流量を制御する。悪影響 を及ぼす排出の問題または他の内部雰囲気の問題を防止すべく、バルブ85はタ イマー85(常には制御エレクトロニクスに含まれる部材として破線で示す)に よって間欠的に動作する。例えば、バルブ85を30分毎に20秒間開放し、こ れ以外の時間はバルブ85を閉鎖することが可能である(バルブ85の開閉時間 はこれらの時間に限定されない)。適切なエバポレータとして凝縮物レセプタク ル(Condensate receptacle)84を使用し得る。凝縮物レセプタクル84はウ ィッキング材(Wicking material)87を支持する垂直方向に延びる逆V形支 持部86を有する。ウィッキング材87は支持部86上に配置されたシートから なり、 同ウィッキング材87のエッジは凝縮物内に浸漬されている。ウィッキング材8 7に殺菌剤を含浸させることが好ましい。外側グリル・カバー部材88内に位置 するコンデンサ・ユニット71’の下部が液体、好ましくはオイルからなる外部 へのトラップ・アクセス(Liquid,preferably oil,trap access)89を有する ことは効果的である。本実施の形態において、トラップ・アクセス89はオイル 80を内部に有するボトルとして示す。ボトルは大気に対する排出管81と、キ ャビネットからワンウェーブ(One-waive)83を通って液体80内に延びる流 入管82とを有する。ワンウェーブ83はキャビネット内の特定の過剰圧力、例 えば約12mmのウォータ・ゲージで開放されるように設定可能または制御可能 であることが好ましい。 図9は、複数のベアリング86A,86B内を通って延びる2方向回動シャフ ト(Two-way part-turn-rotational shaft)85を用いて内側ポート/ロック ・ドア41を開閉する好ましい開閉部材を示す。2方向回動シャフト85は互い に離間する複数のドア・エンゲージャ87A,87Bを支持している。シャフト 85はカップリング89を介してフロント・ガラス用のモータ式ワイパーのよう にモータ88で駆動される。但し、シャフト85の回動は各回動方向に個々に制 御される。例えば、シャフト85は線路90に出力されたフット・ペダル91か らの信号と、遠隔無線送信機または遠隔赤外線送信機93からの信号を受信する レシーバー92からの信号とのうちのいずれか一方に基づくドア41の開放を行 う。更に、シャフト85は手動により部分的に、好ましくは殆ど閉鎖されたドア 41がマイクロスイッチ95に当接することにより同マイクロスイッチ95から 線路94に出力された信号に基づくドア41の最終的な完全閉鎖を行う。駆動力 はカップリング部材(Biassing-to-closed provision)96を通じてシャフト 85に伝達される。カップリング部材96はシャフト85及びモータ駆動シャフ ト99にそれぞれ回動不能に取付けられた2つのカップリング部品97,98を 含む。カップリング部品97は捻りコイル・バネ101を収容すべくカップ状を なす。捻りコイル・バネ101はカップリング部品97,98にそれぞれ固定さ れた複数 のスタッド(Studs)102,103間に付勢力を形成する。開放のための回動 はバネ101の緩みを取り除き、次いでバネ101の巻回部同士が互いに当接し た際、即ちバネ101が剛体化した際にシャフト85を駆動する。モータ88と 、同モータ88のアウトプット・ドライブ・カップリング(Output drive coup ling)89とはキャビネットの外側、好ましくはキャビネットの下側に位置する 。シャフト89には、シール104及びシール・クランピング・ホルダ(Seal clamping holder)105が取付けられている。 図10は外側ドア、即ちアーム・チューブ・ホルダ43に対する手動式プレッ シャ・クランプ(Manually operated pressure clamp)110を示す。これは キャビネットのフロント部材(Front provision of the cabinet)、好ましく はシール部材111に対して作用する従来のカム・アクション・タイプ(Cam-a ction type)であることが好ましい。ドア、即ちホルダ43に対する更に好まし いシール部材には、溝116内に配置されたオーリング(Circumscriblng O-r ing)115と、キャビネット前部に形成されたナイフ状のエッジ117とが含 まれる。更に、内側ドア41に対する類似する内側シール部材はナイフ状の内側 エッジ118によって示す。 本発明の好ましいモジューラ・システムにおいて、前記のユニットは前記の部 材に対して容易に整合し得る。例えば、キャビネット・ユニットの上部部材、即 ちヘッダー・ボックス(Header boxes)73と、コントロール・パネル等の水 平方向に延びる帯状の壁の下側に位置する上部部材、即ちヘッダー・ボックス7 3の上方及び前方に向かって延びる傾斜部に連結すべくポート33の上方に位置 するキャビネット・ユニット75の下部37の透明な前部の後方及び上方に向か って延びる傾斜部と、ヘッダー・ボックス73より高い位置まで延びるロック・ ユニット11とは互いに整合すべく形成されている。 本発明のシステムのモジュラリティは構成部品を通じて可能な限り変更できる 。この際、モジュラリティの変更はポート・チャンバに付随するドア/チューブ ・ホルダ/取付けリング等の物品の“ハンディング(Handing)”を防止した範 囲 内で行うことが必要である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年10月9日 【補正内容】 明細書 嫌気性キャビネット及び嫌気性システム 本発明は微生物研究室等で使用する嫌気性キャビネット及び嫌気性システム( Anaerobic cabinets and systems)に関する。 嫌気性キャビネットの要件は嫌気性生物に関連して任意の場所で行う作業の量 及び種類に基づいて広範に変化し得る。嫌気性キャビネットの製造業者及び供給 業者は各種サイズのキャビネットと、同キャビネットに不随する適切な各種装置 とを提供する。キャビネットに付随する適切な装置の例としては、各キャビネッ トに対する物品の挿入及び取出しを行う装置と、アーム・チューブまたはグロー ブ・チューブを取付けた常には対をなすアクセス・ポート部材とが含まれる。ア ーム・チューブは露出された作業者の手をシールするアーム・シーリングを有し 得る。 本発明の目的は更に高い柔軟性、更に広い用途及び更に高い経済性を有する嫌 気性キャビネットを使用者に対して個々または系統的に提供することにある。 従来技術として、米国特許第4,262,091号は3つの嫌気性キャビネッ トのうちの中央に位置するキャビネット内の酸素を含まない雰囲気中において、 ペトリ皿に培養基を注入することを開示している。3つの嫌気性キャビネットは アーム・チューブ・マニピュレーション・アクセスと、複数の嫌気性キャビネッ ト間を連通する通路とをそれぞれ有する。通路は左側キャビネットまたは右側キ ャビネットから中央キャビネットへの空のペトリ皿の移動と、中央キャビネット から左側キャビネットまたは右側キャビネットへの培養基を注入したペトリ皿の 移動とに使用される。3つの嫌気性キャビネットは連通部材から分離可能である 。欧州特許出願公開第411,794号は水素を含有する標準ガス混合物に対し て窒素及び/または二酸化炭素を使用することにより、嫌気性キャビネット内に 低い水素濃度を有する雰囲気を形成することを開示している。素手用アーム・チ ュ ーブの端部にシール・バング(Sealing bungs)を提供している。更に、ロック 式アクセス部材に使用する窒素ガスによる膨張が可能な外側ドア・シールをメイ ン・キャビネット・チャンバの一端に対して提供している。米国特許第4,11 1,753号は制御された嫌気性雰囲気搬送ユニットの使用を開示している。嫌 気性雰囲気搬送ユニットは試料を嫌気性キャビネット内に挿入し、続いてグロー ブ付きアーム・チューブを使用して試料をキャビネット内で操作すべく嫌気性キ ャビネットのロック式アクセス部材に対して連結可能である。イギリス国特許第 2,174,714号は試料を端部ロック式アクセス・ユニットからメイン・マ ニピュレーション・チャンバへ移動させ、さらには同メイン・マニピュレーショ ン・チャンバから小型の生育チャンバへ移動させるための試料挿入口を有する嫌 気性キャビネット・システムを開示している。これらの従来技術を本発明の実施 の形態と比較した場合、本発明はロック式アクセス部材に関連したマニピュレー ション・ポートに関する効果と、同ロック式アクセス部材が少なくとも2つのキ ャビネットによって共有されることに関する効果との少なくともいずれか一方を 提供する点で優れている。 本発明の第1の態様では、嫌気性キャビネットまたは嫌気性システムであって 、嫌気性キャビネットが外部から内部全体を視認可能にする手段と、所定の低い 酸素濃度を有する内部雰囲気を形成し、かつ同雰囲気を維持する手段と、手動操 作による物品の挿入及び取出しを行うための制御されたロック式アクセス(Con trolled lock-type access)と、物品をキャビネット内で操作するための手/腕 アクセス・ポート部材(Hand/arm access port provision)とを備えたエンク ロージャを有し、ロック式アクセスが少なくともポート部材に取付けられたドア 部材を有し、同少なくともポート部材に取付けられたドア部材はポート内チャン バを形成し、ポート内チャンバがチャンバに対する適切な物品の挿入及び取出し の少なくともいずれか一方をポート部材/ドア部材を通じて行うべく形成されて いる嫌気性キャビネットまたは嫌気性システムを提供する。 本発明の第2の態様では、嫌気性キャビネットまたは嫌気性システムであって 、 嫌気性キャビネットが外部から内部全体を視認可能にする手段と、所定の低い酸 素濃度を有する内部雰囲気を形成し、かつ同雰囲気を維持する手段と、手動操作 による物品の挿入及び取出しを行うための制御されたロック式アクセスと、物品 をキャビネット内で操作するための手/腕アクセス・ポート部材とを備えたエン クロージャを有し、ロック式アクセスがアクセス・ロック・ユニットを有し、ア クセス・ロック・ユニットは物品の挿入/取出しを行うための第1のアクセス部 材と、少なくとも2つのキャビネットに対して個々に使用し得る複数の別のアク セス部材とを有し、同少なくとも2つのキャビネットはロック式アクセス・ユニ ットのキャビネット・アクセス部材(Cabinet access provisions)と協働する キャビネット・アクセス部材を有する嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム を提供する。 この種のシステムは左側及び右側にそれぞれ延びる第1のキャビネット及び第 2のキャビネットの間に位置する中央ロック部材として効果的に形成されている 。システムに対するアクセスは共有の、即ち共通のアクセス・ロック部材の正面 または背面から行われる(常には正面から行われる)。キャビネット・アクセス はロック部材の左側壁及び右側壁を通じて行い得る。 共通アクセス・ロック部材に連結された各キャビネット部材は温度制御等を行 う雰囲気制御システムを有し得る。キャビネット部材及びアクセス・ロック部材 の各雰囲気を互いに整合させる必要がある場合、雰囲気制御システムをアクセス ・ロック部材にも使用できる。これに代えて、各キャビネットの雰囲気制御を共 通アクセス・ロック部材に付随する共通制御システムから行い得る。共通制御シ ステムはプログラムされたマイクロプロセッサ部材を少なくとも有する。更に、 共通制御システムは制御された複数のキャビネット間における雰囲気の少なくと も幾つかの差、例えば温度差、1つ以上のガス成分の差または所望のガス混合物 の差を常には許容し得る。各キャビネット部材に付随するコンデンサ手段を提供 することは効果的である。コンデンサ手段の例としては、各キャビネット部材の 先端に位置するパネルが挙げられる。 構成部材のモジュラリティに基づくシステム・アプローチの使用により、前記 の構造または別の構造を実現し得る。更に、前記の構造は効果的な別の新たな構 造的特徴及び/または付随するオプション及び/または個々の装置若しくは一連 の装置を有し得る。 本発明を添付図面に基づいて以下に詳述する。 図1は嫌気性システム、即ち嫌気性装置の概略を示す斜視図である。 図2は一方の側部または両方の側部をキャビネット・ユニットに連結するロッ ク・ユニットの概略を示す斜視図である。 図3はキャビネット・ユニットの前部の部分平面図であり、ポート・アクセス ・チャンバを示す。 図4はポート・アクセス・チャンバの詳細を示す側面図である。 図5はポート・アクセス・チャンバの内側ドアの詳細を示す正面図である。 図6A〜図6Dはポート・アクセス・チャンバの分離された各部品を示す平面 図である。 図7は2つのキャビネットの各端部の連結を示す斜視図であり、図7Aは付随 するシーリングの詳細を示す図である。 図8はコンデンサ・パネル・ユニットの平面図、横断面図及び縦断面図を示す 。 図9は内側アーム・チューブ・ポートの開閉部材の部分正面図及び部分平面図 である。 図10はドア・シーリング部材及びアーム・チューブ・ホルダ閉鎖部材の部分 断面図である。 図1はそれぞれ左右に延びる2つのキャビネット部材31L,31Rと側面を 接する中央ロック部材11を有する嫌気性システム、即ち嫌気性装置10を示す 。ロック・ユニット11はシステム10に対する物品の挿入または取出しを行う ためのフロント・ドア13を有する。ドア13はシーリング及び開閉を行うため の従来の効果的な手段を有する。ドア13は上下方向に摺動可能である。ドア1 3はドア開放動作の開始時におけるシーリング部材からのドアの離間と、ドア閉 鎖動作におけるシーリング部材へのドアの当接とを行うための前後方向への第1 の移動を伴って上下方向に摺動されるか、または同第1の移動を伴うことなく単 に上下方向に摺動される。 図3は図1のポート33等のマニピュレーション・ポートに対する内側ドア4 1と、アーム・チューブ、即ちスリーブ(図示略、但し、溝43Gに対する取付 け部品として周知の部品である)を取付ける外側環状ホルダ43との取付けを示 す。ドア41及び外側環状ホルダ43はキャビネット31の側部または端部へ向 けて内側及び外側にそれぞれ開放すべくヒンジ41H,43Hで取付けられてい る(破線及び符号41’,43’参照)。そして、内側ドア41’はポート33 を通じたマニピュレーション・アクセスと、ロック・ユニット11(または、以 下に詳述する任意の別のキャビネット)に対するアクセスとの障害にならないキ ャビネット31のフロント・コーナーまで回動される。 図4の側面図はポート部品41,43をヒンジの取付けられていない側部から 見た側面図であり、かつポート33等の前壁に形成された開口に対する内側取付 けリング47及び外側取付けリング49を含む詳細を示す。更に、図4は内側ド ア41の実質的な奥行きと、同内側ドア41の頂部及び底部の内側にそれぞれ形 成された棚51とを示す。内側ドア41の奥行き及び棚51の長さは適切な大き さのペトリ皿を収容すべく適切に設定されている。円滑なマニピュレーションを 可能にすべく形成されたポート33の長さに整合する内側ドア41の長さは棚5 1と境界を接するポート内チャンバに対して多くのペトリ皿を収容するための大 きなキャパシティを付与する。図5は棚51を示す一方で、ヒンジを省略してい る。 図6A〜図6Dは更に詳細を示す分解図である。前壁35及び内側ドア41間 のシール、並びに前壁35及びアーム・チューブ・ホルダ43間のシールを形成 すべく取付けリング47,49は突状リング(Protruding ring)として形成さ れている。更に、図6A〜図6Dは一方の側部にそれぞれ位置し、かつ互いに協 働する対をなすヒンジ片41H’,41H’’及びヒンジ片43H’,43H’ ’と、他方の側部に位置し、かつ互いに協働する解放可能な連結部材としての延 長部(符号に“E”を付して示す)、より詳細には延長部41E,47E及び延 長部43E,49Eとを示す。延長部の解放可能な連結は完全手動式の機械連結 と するか、または少なくとも一部を電気的/磁気的に連結し、かつ全自動で行い得 る。更に、図6Aは棚51の半円形延長部51E及び舌部51Lを示す。半円形 延長部51E及び舌部51Lは物品をアーム・チューブ・ホルダ43内において 部分的に支持することと、必要に応じて内側ドア41を開口33に当接するまで 揺動させるべく把持することに使用可能である。 ポート・チャンバのオペレーションにおいて、作業者はホルダ43に取付けら れたアーム・チューブを用いることにより、キャビネット31から外部へ取出す 任意の物品を内側ドア41内に最初に装填し、次いで同内側ドア41を閉鎖する 。そして、ホルダ43を内側ドア41から離間する方向に揺動させる。次いで、 底部に位置する棚51に収容されている物品を取出す。そして、同物品を取出し た後、キャビネット31内へ直接挿入する任意の物品を棚51に装填する(即ち 、物品はロック・ユニット11を通じて挿入される代わりに内側ドア41及びホ ルダ43を通じて挿入される)。 ポート・チャンバ部品、好ましくは取付けリング47,49のうちの1つは常 には酸素を多量に含有する大気の殆どをポート・チャンバから吸引すべく真空源 に対する連通部を有し得る。嫌気性雰囲気をキャビネット41に対して連続的に 適切に供給した状態において、キャビネット41及びポート・チャンバ間に位置 するバルブ(図示略)を開放する(例えば、内側ドア41を通じて開放する)。 嫌気性ガスの十分な流動が形成されている場合、キャビネット41からポート・ チャンバ及びアーム・チューブ内に嫌気性ガスが流入することにより、非常に低 い酸素濃度がポート・チャンバ及びアーム・チューブ内に形成される。ポート・ チャンバ内の雰囲気を吸引することと、キャビネットからポート・チャンバに対 して嫌気性ガスを供給することを再度繰返すことにより、ポート・チャンバ内の 酸素濃度を更に低減し得る。そして、このサイクルは所望の回数または必要な回 数反復し得る。しかし、アーム・チューブの容積がポート・チャンバの空容積よ り大きい場合、一方向弁(より詳細には、ポート・チャンバから大気への流動を 可能にする一方向弁、及びキャビネットからポート・チャンバへの流動を可能に する一方向弁)を取付け、さらにはアーム・チューブ(少なくともグローブによ りアーム・チューブの端部が閉鎖されている場合に限る)をポンプとして使用す ることにより、十分な効果が得られる。 大気をシートまたはプレート74の頂部に吹付けることにより、同シートまたは プレート74の内面に凝縮を形成すべくファン81(ファン81の取付け手段及 び詳細は省略)が取付けられている。凝縮物はV形溝78内に集められ、さらに はV形溝78の下側先端に形成された孔を通じて管82A内へ流入し、さらには バルブ83を通って流動する。バルブ83は管82Bを通ってエバポレータ84 へ向かって下方に流動する凝縮物の流量を制御する。悪影響を及ぼす排出の問題 または他の内部雰囲気の問題を防止すべく、バルブ85はタイマー85(常には 制御エレクトロニクスに含まれる部材として破線で示す)によって間欠的に動作 する。例えば、バルブ85を30分毎に20秒間開放し、これ以外の時間はバル ブ85を閉鎖することが可能である(バルブ85の開閉時間はこれらの時間に限 定されない)。適切なエバポレータとして凝縮物レセプタクル(Condensate re ceptacle)84を使用し得る。凝縮物レセプタクル84はウィッキング材(Wic king material)87を支持する垂直方向に延びる逆V形支持部86を有する。 ウィッキング材87は支持部86上に配置されたシートからなり、同ウィッキン グ材87のエッジは凝縮物内に浸漬されている。ウィッキング材87に殺菌剤を 含浸させることが好ましい。外側グリル・カバー部材88内に位置するコンデン サ・ユニット71’の下部が液体、好ましくはオイルからなる外部へのトラップ ・アクセス(Liquid,preferably oil,trap access)89を有することは効果的 である。本実施の形態において、トラップ・アクセス89はオイル180を内部 に有するボトルとして示す。ボトルは大気に対する排出管181と、キャビネッ トから一方向バルブ183を通って液体180内に延びる流入管182とを有す る。一方向バルブ183はキャビネット内の特定の過剰圧力、例えば約12mm のウォータ・ゲージで開放されるように設定可能または制御可能であることが好 ましい。 図9は、複数のベアリング86A,86B内を通って延びる2方向回動シャフ ト(Two-way part-turn-rotational shaft)85を用いて内側ポート/ロック ・ドア41を開閉する好ましい開閉部材を示す。2方向回動シャフト85は互い に離 間する複数のドア・エンゲージャ87A,87Bを支持している。シャフト85 はカップリング89を介してフロント・ガラス用のモータ式ワイパーのようにモ ータ88で駆動される。但し、シャフト85の回動は各回動方向に個々に制御さ れる。例えば、シャフト85は線路90に出力されたフット・ペダル91からの 信号と、遠隔無線送信機または遠隔赤外線送信機93からの信号を受信するレシ ーバー92からの信号とのうちのいずれか一方に基づくドア41の開放を行う。 更に、シャフト85は手動により部分的に、好ましくは殆ど閉鎖されたドア41 がマイクロスイッチ95に当接することにより同マイクロスイッチ95から線路 94に出力された信号に基づくドア41の最終的な完全閉鎖を行う。 請求の範囲 1.嫌気性キャビネット(31)または嫌気性システム(10)であって、前記 嫌気性キャビネット(31L,31R)が外部から内部全体を視認可能にする手 段(35)と、所定の低い酸素濃度を有する内部雰囲気を形成し、かつ同雰囲気 を維持する手段(19,73)と、手動操作による物品の挿入及び取出しを行う ための制御されたロック式アクセス(41〜43)と、物品をキャビネット内で 操作するための手/腕アクセス・ポート部材(33)とを備えたエンクロージャ を有する嫌気性キャビネット(31)または嫌気性システム(10)において、 前記ロック式アクセスがポート部材(33)に取付けられたドア部材(41,4 3)を有し、前記ポート部材(33)に取付けられたドア部材(41,43)は ポート内チャンバ(41〜43)を形成し、前記ポート内チャンバ(41〜43 )がチャンバ(31L,31R)に対する適切な物品の挿入及び取出しの少なく ともいずれか一方をポート部材/ドア部材(30,41,43)を通じて行うべ く形成されている嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 2.前記ポート内チャンバ(41〜43)は内側ドア(41)の内部に拡がって おり、前記内側ドア(41)はキャビネット(31)と協働してシールを形成す る位置と、同シールを解放する位置との間でキャヒネット(31)内を移動可能 であり、ポート内チャンバ(41〜43)を介したキャビネットへの手動アクセ スは付随するアーム・チューブ・ホルダ(43G)を通じて行われ、前記アーム ・チューブ・ホルダ(43G)はキャビネット(31)の外側からポート内チャ ンバ(41〜43)へのアクセスを可能にすべくキャビネット(31)とのシー リング(47,49)に対して移動可能な請求項1に記載の嫌気性キャビネット または嫌気性システム。 3.前記各内側ドア(41)と、同内側ドア(41)に付随するアーム・チュー ブ・ホルダ(43)とはキャビネット(31)の内側及び外側へ向けてそれぞれ 開放すべくキャビネット(31)に対してヒンジ(41H,43H)でそれぞれ 取付けられている請求項2に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 4.前記ヒンジで取付けられた互いに協働する各内側ドア(41)及びアーム・ チューブ.ホルダ(43)はキャビネット(31)との間にシールを形成すべく 同内側ドア(41)及びアーム・チューブ・ホルダ(43)をキャビネット(3 1)に対して付勢する付勢手段(96,97,98)を有する請求項3に記載の 嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 5.前記内側ドア(41)は閉鎖位置に配置された際、最終閉鎖メカニズムによ って閉鎖位置に付勢され、前記最終閉鎖メカニズムはバネ(101)を装着した 往復回動可能なシャフト(85)を有し、前記シャフト(85)はドア・エンゲ ージャ(87A,87B)を有し、前記ドア・エンゲージャ(87A,87B) は捻りコイル・バネ(101)を剛体化すべく同捻りコイル・バネ(101)を 捻ることを含む一方向へのシャフト(85)の回動により内側ドア(41)を開 放することと、内側ドア(41)を閉鎖すべく同内側ドア(41)を手動で閉鎖 側へ向けて移動させた後でマイクロスイッチ(95)が動作した際にシャフト( 85)を他方向に回動させることにより自動的に内側ドア(41)を完全に閉鎖 し得る請求項4に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 6.各内側ドア及び各アーム・チューブ・ホルダに対するシールは、ドア(41 )及びホルダ(43)の各弾性シーリング・ストリップ(115)を、キャビネ ット(31)の対応するポート開口(33)の周囲に沿って形成されたキャビネ ット・ビード(117,118)の鋭いエッジに対して係合させることによって 得られる請求項2乃至5のいずれか一項に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気 性システム。 7.嫌気性キャビネット(31)または嫌気性システム(10)であって、前記 嫌気性キャビネット(31L,31R)が外部から内部全体を視認可能にする手 段(35)と、所定の低い酸素濃度を有する内部雰囲気を形成し、かつ同雰囲気 を維持する手段(19,73)と、手動操作による物品の挿入及び取出しを行う ための制御されたロック式アクセス(11,13)と、物品をキャビネット(3 1)内で操作するための手/腕アクセス・ポート部材(33)とを備えたエンク ロージャを有する嫌気性キャビネット(31)または嫌気性システム(10)に おいて、前記ロック式アクセスがアクセス・ロック・ユニット(11)を有し、 前記アクセス・ロック・ユニット(11)は物品の挿入/取出しを行うための第 1のアクセス部材(13)と、少なくとも2つのキャビネット(31L,31R )に対して個々に使用し得る複数の別のアクセス部材(23L,23R)とを有 し、前記少なくとも2つのキャビネット(31L,31R)はロック式アクセス ・ユニット(11)のキャビネット・アクセス部材と協働するキャビネット・ア クセス部材(57)を有する嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 8.前記アクセス・ロック・ユニット(11)は制御手段(19)を有し、前記 制御手段(19)はアクセス・ロック・ユニット(11)を共有する前記2つの 各キャビネット(31L,31R)内の雰囲気及び同2つの各キャビネット(3 1L,31R)に供給する雰囲気のパラメータを同一パラメータまたは異なるパ ラメータに設定し、かつ同パラメータを維持し得る請求項7に記載の嫌気性キャ ビネット・システム(10)。 9.前記アクセス・ロック・ユニット(11)は左側及び右側にそれぞれ延びる 第1のキャビネット(31L)及び第2のキャビネット(31R)の間に配置さ れ、かつシステムに対するアクセスを有し、前記アクセスは共通アクセス・ロッ ク・ユニット(11)の前壁を貫通するアクセス部材(13)を最初に通り、次 いでアクセス・ロック・ユニット(11)の左側壁及び右側壁と、キャビネット (31L,31R)の端壁とをそれぞれ貫通するキャビネット・アクセス(23 L,23R〜57)を通じて行う請求項7または8に記載の嫌気性キャビネット ・システム。 10.キャビネットはアクセス・ロック・ユニット(11)、別のキャビネット (31X)、コンデンサ・ユニット(71)及びブランキング・プレートのうち のいずれか1つに対するスルー・アクセスを備えた側壁部材(55,57)を有 する請求項1乃至9のいずれか一項に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性シ ステム。 11.キャビネット(31)の側壁(55)に取付けるコンデンサ・ユニット( 71)は凝縮物をキャビネット(31)の外側へ排出し、続いて同擬縮物を蒸発 させる不随手段(81〜87)を備えたパネル(74〜80)を有する請求項1 乃至10のいずれか一項に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 12.前記コンデンサ・ユニット(71)の不随手段は大気をパネルの薄い壁( 74)に対して吹付けるフアン(81)と、パネル内部に位置し、かつ凝縮物を 捕集すべくV形をなす内側溝付き棚(78)とを有し、前記内側溝付き棚(78 )は凝縮物をV形の下方先端からキャビネット(31)外に流出させる請求項1 1に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 13.前記コンデンサ・ユニット(71)の付随手段はキャビネット(31)か らの凝縮物の流出を制御すべく間欠的に開放されるバルブ(83)を有する請求 項11または12に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 14.前記コンデンサ・ユニット(71)の不随手段は外部凝縮物受け器(84 )と、凝縮物を大気中に蒸発させるべく同凝縮物を毛管作用で大気中に逃がす手 段 (87)とを有する請求項11乃至13のいずれか一項に記載の嫌気性キャビネ ットまたは嫌気性システム。 15.アーム・チューブを使用して行うマニピュレーション・アクセスのための キャビネット・ポート(33)は長形、即ち楕円形を有する請求項1乃至14の いずれか一項に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 16.圧力を逆止弁(93)及びトラップ、好ましくは適切なオイル(90)を 通じてキャビネット(33)から抜くことにより所定の過剰内部圧力を制限する 手段(89)を有する請求項1乃至15のいずれか一項に記載の嫌気性キャビネ ットまたは嫌気性システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ, TM,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ホワイトレイ、ドナルド チャールズ イギリス国 BD13 5BA ウェスト ヨークシャー ブラッドフォード カリン グワース サニングデイル クレッセント 45 (72)発明者 キットセル、エヴァン ジョナサン イギリス国 BD20 0BW ウェスト ヨークシャー シルスデン ウェスターレ イ クレッセント 22 (72)発明者 ストークス、レスリー ジェイムス イギリス国 NW2 1RE ロンドン ソルバートン ロード 9 【要約の続き】 ニット(11)のキャビネット・アクセス部材と協働す るキャビネット・アクセス部材をそれぞれ有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.嫌気性キャビネットまたは嫌気性システムであって、前記嫌気性キャビネッ トが外部から内部全体を視認可能にする手段と、所定の低い酸素濃度を有する内 部雰囲気を形成し、かつ同雰囲気を維持する手段と、手動操作による物品の挿入 及び取出しを行うための制御されたロック式アクセスと、物品をキャビネット内 で操作するための手/腕アクセス・ポート部材とを備えたエンクロージャを有し 、前記ロック式アクセスが少なくともポート部材に取付けられたドア部材を有し 、前記少なくともポート部材に取付けられたドア部材はポート内チャンバを形成 し、前記ポート内チャンバがチャンバに対する適切な物品の挿入及び取出しの少 なくともいずれか一方をポート部材/ドア部材を通じて行うべく形成されている 嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 2.前記ポート内チャンバは内側ドアの内部に拡がっており、前記内側ドアはキ ャビネットと協働してシールを形成する位置と、同シールを解放する位置との間 でキャビネット内を移動可能であり、ポート内チャンバを介したキャビネットへ の手動アクセスは付随するアーム・チューブ・ホルダを通じて行われ、前記アー ム・チューブ・ホルダはキャビネットの外側からポート内チャンバへのアクセス を可能にすべくキャビネットとのシーリングに対して移動可能な請求項1に記載 の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 3.前記内側ドアと、同内側ドアに付随するアーム・チューブ・ホルダとはキャ ビネットの内側及び外側へ向けてそれぞれ開放すべくキャビネットに対してヒン ジでそれぞれ取付けられている請求項2に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気 性システム。 4.前記ヒンジで取付けられた2組の互いに協働する内側ドア及びアーム・チュ ーブ・ホルダはキャビネットとの間にシールを形成すべく同内側ドア及びアーム ・チューブ・ホルダをキャビネットに対して付勢する付勢手段を有する。 5.前記内側ドアは閉鎖位置に配置された際、最終閉鎖メカニズムによって閉鎖 位置に付勢され、前記最終閉鎖メカニズムはバネを装着した往復回動可能なシャ フトを有し、前記シャフトはドア・エンゲージャを有し、前記ドア・エンゲージ ャは捻りコイル・バネを剛体化すべく同捻りコイル・バネを捻ることを含む一方 向へのシャフトの回動により内側ドアを開放することと、内側ドアを閉鎖すべく 同内側ドアを手動で閉鎖側へ向けて移動させた後でマイクロスイッチが動作した 際にシャフトを他方向に回動させることにより自動的に内側ドアを完全に閉鎖し 得る請求項4に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 6.内側ドア及びアーム・チューブ・ホルダに対するシールは互いに係合するキ ャビネット・ビードの鋭いエッジ及び弾性シーリング・ストリップを含み、前記 キャビネット・ビードの鋭いエッジ及び弾性シーリング・ストリップはキャビネ ットのポート開口の周囲と、ドア/ホルダの周囲とをそれぞれ取り囲む請求項2 乃至5のいずれか一項に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 7.嫌気性キャビネットまたは嫌気性システムであって、前記嫌気性キャビネッ トが外部から内部全体を視認可能にする手段と、所定の低い酸素濃度を有する内 部雰囲気を形成し、かつ同雰囲気を維持する手段と、手動操作による物品の挿入 及び取出しを行うための制御されたロック式アクセスと、物品をキャビネット内 で操作するための手/腕アクセス・ポート部材とを備えたエンクロージャを有し 、前記ロック式アクセスがアクセス・ロック・ユニットを有し、前記アクセス・ ロック・ユニットは類似する複数のキャビネット・アクセス部材を通じて少なく とも2つのキャビネットに対して使用可能であり、同少なくとも2つのキャビネ ットはロック式アクセス・ユニットのキャビネット・アクセス部材と協働するキ ャ ビネット・アクセス部材を有する嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 8.前記アクセス・ロック・ユニットは制御手段を有し、前記制御手段はアクセ ス・ロック・ユニットを共有する前記2つの各キャビネット内の雰囲気及び同2 つの各キャビネットに供給する雰囲気のパラメータを同一パラメータまたは異な るパラメータに設定し、かつ同パラメータを維持し得る請求項7に記載の嫌気性 キャビネット・システム。 9.前記アクセス・ロック・ユニットは左側及び右側にそれぞれ延びる第1のキ ャビネット及び第2のキャビネットの間に配置され、かつシステムに対するアク セス部材を有し、前記アクセス部材はアクセス・ロック・ユニットの左側壁及び 右側壁をそれぞれ介するキャビネット・アクセスから独立して共通アクセス・ロ ック・ユニットを貫通して延びている請求項7または8に記載の嫌気性キャビネ ット・システム。 10.キャビネットはアクセス・ロック・ユニット、別のキャビネット、コンデ ンサ・ユニット及びブランキング・プレートのうちのいずれか1つに対するスル ー・アクセスを備えた側壁部材を有する請求項1乃至9のいずれか一項に記載の 嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 11.キャビネットの側壁に取付けるコンデンサ・ユニットは凝縮物をキャビネ ットの外側へ排出し、続いて同凝縮物を蒸発させる不随手段を備えたパネルを有 する請求項1乃至10のいずれか一項に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性 システム。 12.前記コンデンサ・ユニットの不随手段は大気をパネルの薄い壁に対して吹 付けるファンと、パネル内部に位置し、かつ凝縮物を捕集すべくV形をなす内側 溝付き棚とを有し、前記内側溝付き棚は凝縮物をV形の下方先端からキャビネッ ト外に流出させる請求項11に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム 。 13.前記コンデンサ・ユニットの付随手段はキャビネットからの凝縮物の流出 を制御すべく間欠的に開放されるバルブを有する請求項11または12に記載の 嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 14.前記コンデンサ・ユニットの不随手段は外部凝縮物受け器と、凝縮物を大 気中に蒸発させるべく同凝縮物を毛管作用で大気中に逃がす手段とを有する請求 項11乃至13のいずれか一項に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システ ム。 15.アーム・チューブを使用して行うマニピュレーション・アクセスのための キャビネット・ポートは長形、即ち楕円形を有する請求項1乃至14のいずれか 一項に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 16.圧力を逆止弁及びトラップ、好ましくは適切なオイルを通じてキャビネッ トから抜くことにより所定の過剰内部圧力を制限する手段を有する請求項1乃至 15のいずれか一項に記載の嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。 17.添付図面に示し、かつ同図面に基づいて詳述したように動作すべく形成さ れた嫌気性キャビネットまたは嫌気性システム。
JP8512422A 1994-10-08 1995-10-06 嫌気性キャビネット及び嫌気性システム Pending JPH10507075A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9420333A GB9420333D0 (en) 1994-10-08 1994-10-08 Anaerobic cabinets and systems
GBGB9518485.9A GB9518485D0 (en) 1995-09-09 1995-09-09 Anaerobic cabinets and systems
GB9420333.8 1995-09-09
GB9518485.9 1995-09-09
PCT/GB1995/002369 WO1996011092A1 (en) 1994-10-08 1995-10-06 Anaerobic cabinets and systems

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10507075A true JPH10507075A (ja) 1998-07-14

Family

ID=26305765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8512422A Pending JPH10507075A (ja) 1994-10-08 1995-10-06 嫌気性キャビネット及び嫌気性システム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5861305A (ja)
EP (1) EP0785850B1 (ja)
JP (1) JPH10507075A (ja)
AU (1) AU3613295A (ja)
DE (1) DE69504087T2 (ja)
ES (1) ES2121416T3 (ja)
WO (1) WO1996011092A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025617A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Oyo Corp フレキシブル培養バッグ及びそれを用いる嫌気培養試験装置
JP2007508025A (ja) * 2003-10-15 2007-04-05 ラスキン テクノロジー リミテッド 二つのキャビネットを備えた実験室用装置
JP2013099593A (ja) * 2013-02-04 2013-05-23 Panasonic Healthcare Co Ltd 滅菌庫及び滅菌庫を備えたアイソレータシステム
JP2013135858A (ja) * 2013-02-04 2013-07-11 Panasonic Healthcare Co Ltd アイソレータシステム
US8721983B2 (en) 2009-07-30 2014-05-13 Panasonic Healthcare Co., Ltd. Sterilizer
WO2014156136A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 パナソニックヘルスケア株式会社 アイソレータシステム

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0953036A1 (en) * 1996-09-09 1999-11-03 Don Whitley Scientific Limited Controlled atmosphere equipment
CA2271029C (en) * 1996-11-18 2006-01-10 University Of Massachusetts Systems, methods, and instruments for minimally invasive surgery
GB9708368D0 (en) * 1997-04-25 1997-06-18 Whitley Don Scient Ltd Controlled atmosphere equipment
US6013119A (en) * 1997-05-15 2000-01-11 Genx International, Inc. Filtering system and method for incubators
US6100083A (en) * 1999-03-16 2000-08-08 Coy Laboratory Products, Inc. Anaerobic chamber with collapsible diaphragm
GB9929415D0 (en) * 1999-12-14 2000-02-09 Palamatic Handling Syst Glove box
JP4272850B2 (ja) * 2002-06-17 2009-06-03 学校法人慈恵大学 ヒト細胞・組織培養システム
JP2004236514A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Hitachi Ltd 培養装置
US20040185521A1 (en) * 2003-03-20 2004-09-23 Shigeru Yoshida Microorganism sampling method and microorganism sampling device
DE10343627B4 (de) * 2003-09-20 2014-03-06 Eads Deutschland Gmbh Verschlusselement für einen Bereich der Außenhaut eines Luftfahrzeugs
US20050239200A1 (en) * 2004-04-23 2005-10-27 Beckwith Scott W Devices for culturing anaerobic microorganisms and methods of using the same
DE102004063445A1 (de) * 2004-12-30 2006-07-13 Hufert, Frank, Prof. Dr. Modulares Hochsicherheitslabor auf der Basis genormter Container
US7780248B2 (en) * 2005-07-19 2010-08-24 Merrick & Company Glovebox for a double wall containment module
US7381127B2 (en) * 2005-08-12 2008-06-03 Flow Sciences, Inc. Apparatus for transferring hazardous material
GB0521884D0 (en) * 2005-10-27 2005-12-07 Newcastle Upon Tyne Hospitals Laboratory apparatus
US20100089333A1 (en) * 2007-02-15 2010-04-15 Robert Stevenson Methods and cages for screening for infectious agent in laboratory animals
FR2920687A1 (fr) * 2007-09-11 2009-03-13 Cogema Dispositif de reduction de ronds de sacs de grand diametre
FR2932702B1 (fr) * 2008-06-19 2010-08-27 Pomagalski Sa Installation de transport entre deux enceintes sous atmosphere controlee
GB0910936D0 (en) 2009-06-24 2009-08-05 Whitley Don Scient Ltd User access port for controlled atmosphere apparatus
ES2603882T3 (es) * 2009-12-19 2017-03-01 Harro Höfliger Verpackungsmaschinen GmbH Sistema para el procesamiento de sustancias con riesgo de contaminación
US8186775B2 (en) 2010-05-19 2012-05-29 Sheldon Dan M Ergonomically improved arm portal and pass box assembly
JP5852792B2 (ja) * 2011-04-28 2016-02-03 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 アイソレータ、培養物の移動方法
GB2512277B (en) * 2013-02-19 2016-12-14 Whitley Don Scient Ltd Controlled atmosphere workstation
JP6684573B2 (ja) * 2015-11-13 2020-04-22 オリンパス株式会社 細胞培養装置
US10926305B2 (en) * 2017-08-02 2021-02-23 Marc Cordes Methods and systems for decontaminating harmful material
GB2591613A (en) * 2018-06-23 2021-08-04 Parambathu Rajesh Panthavoor Chandanam An enclosure for conducting hot works
CN108918852A (zh) * 2018-09-18 2018-11-30 河南豫乾技术转移中心有限公司 设有对照区的检疫监测用装置
JP7360022B2 (ja) * 2019-08-26 2023-10-12 澁谷工業株式会社 細胞処理システム
US11772581B2 (en) * 2019-10-03 2023-10-03 Battelle Energy Alliance, Llc Transfer ports for confinement gloveboxes and related methods
CN112111392A (zh) * 2020-10-26 2020-12-22 贵州中医药大学 一种用于在粪便中提取肠道菌群的厌氧操作箱
CN116215897B (zh) * 2022-12-30 2023-12-19 中国科学院空间应用工程与技术中心 一种空间站在线柜前面板以及在线柜操作箱

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1186485A (fr) * 1957-11-08 1959-08-25 Procédé et appareillage pour isoler de l'atmosphère extérieure, un produit à traiter, avant et après traitement
GB1225962A (ja) * 1966-12-16 1971-03-24
US4111753A (en) * 1976-06-07 1978-09-05 National Appliance Company Controlled atmosphere apparatus and method of transferring specimens to same
US4262091A (en) * 1979-04-27 1981-04-14 Anaerobe Systems Preparation of contaminant free containers of culture medium
DE2924446C2 (de) * 1979-06-18 1982-09-16 W.C. Heraeus Gmbh, 6450 Hanau Verfahren und Vorrichtung zum Kultivieren von Zellen und Geweben von Menschen und Tieren oder von Mikroorganismen
GB8411531D0 (en) * 1984-05-04 1984-06-13 Whitley Don Scient Ltd Anaerobic conditions
GB8510386D0 (en) * 1985-04-24 1985-05-30 Whitley Scient Ltd Don Producing anaerobic conditions
US4892830A (en) * 1987-04-02 1990-01-09 Baylor College Of Medicine Environmentally controlled in vitro incubator
GB8916578D0 (en) * 1989-07-20 1989-09-06 Foster William J Anaerobic cabinet
JP2857209B2 (ja) * 1990-02-23 1999-02-17 タバイエスペック株式会社 非外気性雰囲気試験器
JPH03247666A (ja) * 1990-02-26 1991-11-05 Nippon Paint Co Ltd 着色粒子およびその製造法
US5259812A (en) * 1992-09-23 1993-11-09 Kleinsek Don A Clean room and clean room containment center
US5257957A (en) * 1992-10-16 1993-11-02 Diccianni Anthony M Facility for providing a sealed work area to handle, manipulate and formulate materials
US5425400A (en) * 1993-03-29 1995-06-20 Lee A. Francis Transfer port apparatus and method
FR2713521B1 (fr) * 1993-12-09 1996-03-22 Lenglen Jean Luc Procédé et machine pour le nettoyage de pièces.

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007508025A (ja) * 2003-10-15 2007-04-05 ラスキン テクノロジー リミテッド 二つのキャビネットを備えた実験室用装置
JP2006025617A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Oyo Corp フレキシブル培養バッグ及びそれを用いる嫌気培養試験装置
JP4570032B2 (ja) * 2004-07-12 2010-10-27 応用地質株式会社 フレキシブル培養バッグを用いる嫌気培養試験装置
US8721983B2 (en) 2009-07-30 2014-05-13 Panasonic Healthcare Co., Ltd. Sterilizer
JP2013099593A (ja) * 2013-02-04 2013-05-23 Panasonic Healthcare Co Ltd 滅菌庫及び滅菌庫を備えたアイソレータシステム
JP2013135858A (ja) * 2013-02-04 2013-07-11 Panasonic Healthcare Co Ltd アイソレータシステム
WO2014156136A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 パナソニックヘルスケア株式会社 アイソレータシステム
US9395282B2 (en) 2013-03-29 2016-07-19 Panasonic Healthcare Holdings Co., Ltd. Isolator system
JP6028088B2 (ja) * 2013-03-29 2016-11-16 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 アイソレータシステム

Also Published As

Publication number Publication date
AU3613295A (en) 1996-05-02
WO1996011092A1 (en) 1996-04-18
EP0785850A1 (en) 1997-07-30
DE69504087T2 (de) 1998-12-10
US5861305A (en) 1999-01-19
ES2121416T3 (es) 1998-11-16
EP0785850B1 (en) 1998-08-12
DE69504087D1 (de) 1998-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10507075A (ja) 嫌気性キャビネット及び嫌気性システム
US11965150B2 (en) System and method for vaporized hydrogen peroxide cleaning of an incubation chamber
US8071026B2 (en) Tissue Processor
US7392641B2 (en) Device for forming a vacuum in containers with separable and washable liquid recovery tray
US6658859B2 (en) Cooling system for wine or champagne preservation and dispensing apparatus
JP5455526B2 (ja) ロボット式貯蔵装置
CA2164825A1 (en) Blood collection system
US20030213814A1 (en) Wine or champagne preservation and dispensing apparatus
US20200064051A1 (en) Refrigeration and freezing device
US20030098320A1 (en) Stopper for wine or champagne preservation and dispensing apparatus
US6557459B1 (en) Nitrogen generator for wine or champagne preservation and dispensing apparatus
US5317883A (en) Apparatus and method for quickly cooling specimens and substances within refrigeration systems
PL1727573T3 (pl) Urządzenie do wkładania i usuwania elementu zamykającego z końcowej części przewodowego elementu do dializy otrzewnowej
US7022283B2 (en) Apparatus and method for preserving collectible items
CN108753604A (zh) 一种生物工程用培养皿存放装置
JP2602427B2 (ja) 冷蔵装置
US3233965A (en) Sterilization means for a refrigerated chamber containing a microtome
WO2000063671A1 (en) Evaporation of liquids and recirculation of purified gas
US3503703A (en) Apparatus for sterilizing
CN108249012B (zh) 一种生物学用标本临时储存箱
US3641785A (en) Water cooler
CA2419170A1 (en) Direct burial outdoor membrane pressurization system
JP4210654B2 (ja) ミクロトームクリオスタットを殺菌するための方法及び装置
CN207148086U (zh) 一种多功能食品安全检测装置
KR20060130454A (ko) 진공저장 시스템