JPH10505868A - 環状カーボネート基を有する重合性芳香族カルボン酸及び芳香族カルボン酸無水物、並びにこれらの化合物を含有する配合物 - Google Patents

環状カーボネート基を有する重合性芳香族カルボン酸及び芳香族カルボン酸無水物、並びにこれらの化合物を含有する配合物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、新規な、環状カーボネート基を有する重合性芳香族カルボン酸またはカルボン酸無水物、並びにこれらの化合物の、特に歯科技術に使用のための配合物に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 環状カーボネート基を有する重合性芳香族カルボン酸及び芳香族 カルボン酸無水物、並びにこれらの化合物を含有する配合物 本発明は、新規な、環状カーボネート基を有する重合性芳香族カルボン酸及び 芳香族カルボン酸無水物、並びにこれらの化合物の、特に歯科技術用への使用の ための配合物に関するものである。 保存治療歯科医学における特に重大な問題は、歯硬質物質(象牙質および琺瑯 質)への、耐久性があり、裂け目のない、合成物質−充填材料(Kunststoff- 修理の際に、充填材料として硬化性材料が使用される。硬化性材料としては、一 般に、ラジカル重合により硬化されるアクリルベースの充填材料が好ましい。こ の材料の欠点は、硬化中に収縮し、それが周囲の裂け目形成に寄与することであ る。この合成物質−充填材料は、悪いことに象牙質で硬化してしまうという付加 的な欠点がある。 歯硬質物質の結合を改良するためには、いわゆる結合剤又は接着剤が使用され る。歯科領域における充填剤用接着剤の有効な成分として、例えば芳香族カルボ ン酸のメタクロイロキシアルキル誘導体が使用される。例えば、US 4,14 8,988には、トリメリット酸−4−メタクロイロキシエチルエステル(4− MET)又はトリメリット酸無水物−4−メタクロイロキシエチルエステル(4 −META)とエチレン性不飽和単量体及び重合開始剤の混合物が記載されてい る。 4−METAから形成される商業的生成物(サンメディカル社のスーパーボン ド)は、塗布形態の維持のために、メチルメタクリレート(MMA)、ポリメチ ルメタクリレート(PMMA)及び部分的に酸化されたトリ−n−ブチルボラン (TBB)と混合しなければならない(MMA−4−META−TBB−樹脂) 。 EP 0 471 252 B1には、芳香族カルボン酸無水物及び芳香族カルボ ン酸のN−アルキル−N−(メタ)アクロイロキシアルキルカルボン酸アミドが 接着剤用の成分として開示されている。この(メタ)アクロイロキシアルキル誘 導体は明らかに簡単な塗布配合を与える。 公知の芳香族カルボン酸のメタクロイロキシアルキル誘導体の欠点は、その重 合能力が比較的悪いことである。これが多くの深刻な不利益をもたらす。例えば 、硬化が不完全であり過剰の単量体が残存し、そして硬化の際に、厳しい条件、 例えば長時間の照射、を採用しなけらばならない。 環状カーボネート基を有する、新規な重合性芳香族カルボン酸または芳香族カ ルボン酸無水物により、特に歯硬質物質の処理用に適し、明らかに改良された重 合能力を有する接着剤を配合することができることを見いだした。 新規な化合物は、下記単量体(I)に相当する: (式中、 Phは、3又は4個置換されたベンゼン環(1,2,3−/1,2,4−又は 1,2,4,5−置換)または3又は4個置換されたナフタレン環(1,2,6 −/1,4,5−/2,3,6−/1,4,5,8−又は2,3,6,7−置換 )を示し; Aは、3〜15の炭素原子を有する(m+p+1)価の脂肪族残基であって、 OH基で置換されていることができ、且つ5個までのエーテルブリッジを有する ことができ; Xは、メタクリレート基までのアクリレート基を意味し; Yは、 を意味し; nは、2又は3を意味し; mは、1,2,3又は4を意味し; pは、1,2,3又は4を意味し; qは、1又は2を意味する)。 単量体(I)中の脂肪族残基Aは、直鎖、分岐又は環状であることができる。 特に、直鎖又は分岐残基が好ましい。特に、好適な脂肪族残基Aは、例えば下記 のものである。 2つのCOOH基が芳香族環において近くに位置するときは、2つのCOOH 基は一緒になって無水物基であることができる。これに関して、近くの位置とし ては、ベンゼン環及びナフタレン環ではオルト位、ナフタレン環ではα位(1, 8−置換又は4,5−置換)が重要である。 Phは、1,2,3−又は1,2,4−位で3個置換された又は1,2,4, 5−位で4個置換されたベンゼン環、または1,2,6−、1,4,5−又は2 ,3,6−位で3個置換された又は2,3,6,7−又は1,4,5,8−位で 4個置換されたナフタレン環を意味する。 個々の例として、下記の環状カーボネート基を有する重合性芳香族カルボン酸 及びカルボン酸無水物が挙げられる。 本発明の重合性芳香族カルボン酸又は芳香族カルボン酸無水物の製造は、芳香 族モノ無水物又はジ無水物と式(II)の多官能性ヒドロキシアルキル(メタ)ア クリレートとの反応による適当な方法で行われる。 (式中、A、X、Y、m及びpは上記意味を有する)。 モノ無水物としては、市販のトリメリット酸誘導体1,2,4−ベンゼントリ カルボン酸無水塩化物並びに1,2,4−ベンゼントリカルボン酸無水物、文献 公知のヘミメリット酸誘導体1,2,3−ベンゼントリカルボン酸無水物及び1 ,2,3−ベンゼントリカルボン無水塩化物、およびナフタレントリカルボン酸 誘導体1,2,6−、2,3,6−及び1,4,5−ナフタレントリカルボン酸 無水塩化物が好ましい。 ジ無水物としては、市販の化合物、ベンゼン−1,2,4,5−テトラカルボ ン酸ジ無水物(ピロメリット酸ジ無水物)、及びナフタレン−1,4,5,8− テトラカルボン酸ジ無水物、又は公知のナフタレン−2,3,6,7−テトラカ ルボン酸の脱水により簡単に形成されるナフタレン−2,3,6,7−テトラカ ルボン酸ジ無水物が好ましい。 本発明の重合性芳香族カルボン酸及びカルボン酸無水物の基礎となる式(II) : のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートは、ポリヒドロキシアルキル化合物 の、例えば(メタ)アクリル酸クロライド及び式(III)の塩化ギ酸エステルに よるエステル化により得ることができる。 式(III)の塩化ギ酸エステルはグリセリンのホスゲン化により製造すること ができる。これらの合成工程はUS 2 446 145に記載されている。 本発明の重合性芳香族カルボン酸及びカルボン酸無水物の製造は、特に有機溶 剤中で行われる。適した有機溶媒としては、非プロトン性溶媒、例えば、ジオキ サン、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル アセトアミド、ジメチルスルホンアミド及びアセトンである。トルエン及びジエ チルエーテルが特に適している。キシレン、メチレンクロライド、クロロホルム 及びメチル−t−ブチルエーテルが特に好ましい。 本発明の重合体芳香族カルボン酸及びカルボン酸無水物の製造に適した温度範 囲は−30〜110℃である。この反応は−10〜50℃、好ましくは−5〜3 0℃の範囲で行うことが好ましい。製造の際に、無機又は有機塩基を付加的に使 用することができる。 無機塩基はナトリウム又はカリウムの弱塩基性炭酸塩及び炭酸水素塩が好まし い。有機塩基は3級アミンが好ましく、その際トリエチルアミン及びピリジンが 特に好ましい。塩基は、無水物に対して、等モルから5倍モルまでの量で使用さ れ、その際2〜3倍モル過剰が好ましい。有機塩基は付加的に溶媒の働きをする 。 本発明の、近傍にカーボネート基を有する重合性芳香族カーボネート酸を製造 するには、まず対応する無水物が合成される。該無水物から、5〜100℃、好 ましくは20〜50℃の温度で加水分解することによりジカルボン酸が得られる 。加水分解は無水物の単離後に行うことができる。反応混合物の直接加水分解も 可能である。加水分解を行うには、等モル量、好ましくは10倍モル量以上の水 が加えられる。加水分解は、酸、殊に硫酸、りん酸、トルエンスルホン酸又は酸 性イオン交換体の意図的添加により、または水酸化ナトリウム又はカリウム、炭 酸ナトリウム又はカリウム、炭酸水素ナトリウム又はカリウムのような塩の添加 により促進することができる。 重合により硬化しうる化合物の反応能力は光−DSC法(Differential Scann ing Calorimetry)により非常によく特徴付けられる。 この方法では、DSC装置での光活性試験は強い照射、例えば熱保護フィルタ ー付ハロゲンランプにより照射される。熱流は照射下に、時間の係数として記録 される。対照として、試験は光開始剤なしの同一の組成物が記録される。評価の ために、反応速度の尺度としてt−max値が調べられる。t−maxは照射開 始から最高反応(最高熱流)到達までの時間である。t−maxが小さければ小 さいほど、光活性は大きい。 本発明の配合物は、新規な重合性芳香族カルボン酸及びカルボン酸無水物(I )の外に、溶剤、開始剤、共活性剤及び場合により、さらに共単量体として(メ タ)アクリル酸エステルを含有する。特に、本発明の配合物に種々の重合性芳香 族カルボン酸及びカルボン酸無水物(I)の混合物を使用することもできる。 配合物の溶剤は成分を溶解すべきであり、且つ歯科目的の配合物が特定される 場合は、非毒性であるべきである。水、及びメタノール、エタノール、プロパノ ール、イソプロパノール、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸メチルエステル 、酢酸エチルエステル及びテトラヒドロフランのような液状有機溶剤が好ましい 。一般に、重合性芳香族カルボン酸及びカルボン酸無水物(I)に対して、10 〜1000重量部、好ましくは50〜300重量部の溶剤が使用される。これら の溶剤の混合物が特に好ましく、その際水性混合物が特に好ましい。 本発明における開始剤はラジカル重合を惹起するラジカル形成剤である。光、 例えばUV光、可視光線又はレーザ光線の作用の下で、ラジカル重合を惹起する 光開始剤が好ましい。 いわゆる光重合開始剤は文献で公知である。特に、モノ−又はジカルボニル化 合物、例えばベンゾフェノン、ベンゾイン及びこれらの誘導体、特にベンゾイン メチルエーテル、ベンジル及びベンジル誘導体、および他のジカルボニル化合物 、例えばジアセチル、2,3−ペンタジオン、及びノルボナン及び置換ノルボナ ンのα−ジケト誘導体;金属カルボニル、例えばペンタカルボニルマンガン;又 はキノン、例えば9,10−フェナンセレンキノン及びナフトキノンが扱われる 。樟脳キノンが特に好ましい。 本発明の配合物は、一般には、重合性化合物の量に対して、開始剤を0.01 〜2重量%、好ましくは0.1〜0.5重量%含有する。 本発明の配合物と接触している裂け目部分が記述した技術の開始剤を既に含有 している場合は、配合物中の開始剤は省略することができる。 本発明の配合物に共活性剤を添加することが有利である。公知の促進剤は、例 えば、p−トルイジン、ジメチル−p−トルイジンのようなアミン類;トリヘキ シルアミンのようなトリアルキルアミン類;N,N,N’N’−テトラアルキル アルキレンジアミンのようなポリアミン類;バルビツル酸及びジアルキルバルビ ツル酸である。DE−A 31 35 113に記載のジメチルアミノベンゼンス ルホンアミドが特に好ましい。 共活性剤は重合性化合物に対して、0.02〜4重量%、好ましくは0.2〜 1重量%の量で使用される。 本発明の配合物のさらなる成分としては、共単量体として(メタ)アクリル酸 エステルが挙げられる。(メタ)アクリル酸と2〜30の炭素原子を有する1〜 5価のアルコールのエステルが好んで挙げられる。エポキシド(メタ)アクリレ ート及びウレタン(メタ)アクリレートが特に好ましい。 さらに、トリシクロデカン(EP−A 0 023 686)の誘導体及びポリ オール、ジイソシアネート及びヒドロキシアルキルメタクリレートの反応生成物 (DE−A 37 03 120,DE−A 37 03 080及びDE−A 37 03 130)が挙げられる。 (メタ)アクリル酸エステルとしては、いわゆる下記式のBis−GMAが特 に好ましい。 種々の(メタ)アクリル酸エステルの混合物、例えば、Bis−GMA20〜 70重量部とトリエチレングリコールジメタクリレート30〜80重量部の混合 物を使用することも可能である。 本発明の配合物はさらに、10重量部までの通常の添加剤、例えば安定剤、抑 制剤及び光保護剤を含有することができる。 本発明の配合物は、重合性芳香族カルボン酸及びカルボン酸無水物(I)、溶 剤、開始剤及び場合によりさらなる成分を激しく撹拌することにより互いに混合 して製造することができる。 本発明の配合物は、特に接着剤として、殊に歯硬質物質−琺瑯質及びコラーゲ ン含有象牙質−における重合性歯科材料の接着性の改良のために使用される。 特別な態様においては、歯硬質物質を、本発明の配合物で処理する前に、0. で調整する。この液体は一般に5以下のpKs値を有する酸、および9.0〜1 0.6の範囲のpKs値および5〜12.5の範囲のpKb値有する両性のアミノ 化合物を含有する。例えば、燐酸、硝酸、ピルビン酸、くえん酸、蓚酸、エチレ ンジアミン四酢酸、酢酸、酒石酸、マレイン酸を調節液体に含有させることがで きる。さらに、該液体はポリエチレングリコール及び金属水酸化物の群からなる 物質を含有することができる。特に、上記の多塩基酸は、遊離の酸機能が残らな いかぎり、部分的な金属塩として添加することができる。 本発明の配合物の使用は、例えば下記の実施例のようにして行われる。 歯の処置に際して、歯表面を機械的に清浄した後、先ず、調節液体を塗布し、 短時間(例えば60秒)作用させ、歯表面を水で洗浄し、空気流中で乾燥させた 。ついで、本発明の配合物を、例えば小さいブラシで一又は多薄層を塗布し、空 気流中で乾燥させ、慣用の重合用ランプに当てた。その後、適当な充填剤、例え ば歯科用の通常の合成樹脂充填剤を適用した。 接着剤として適する配合物の使用の外に、特別の利点を有す本発明の重合性カ ルボン酸及びカルボン酸無水物はガラスアイオノマーセメント(Glasionomerzem ent)用の混合液体及び骨セメントに使用することができる。実験部分 実施例1〜3 本発明の重合性カルボン酸及びカルボン酸無水物の製造実施例1 表1の化合物1及び2の製造 500mlの乾燥ブタノン中に、グリセリンモノメチルアクリレート160. 2g(1モル;Polyscience,Inc.)及びトリエチルアミン202g(1モル)を 溶解させた。混合物を−5℃に冷却し、乾燥ブタノン400mlに溶解したトリ メリット酸無水塩化物210.57g及び式(III)の塩化ギ酸エステル180 .6g(1モル)からなる供給物を滴下した。添加の終了後、0℃で16時間撹 拌した。ついで、得られた沈殿物を冷却濾過し、濾液を0.1n塩酸及び水と共 に振盪し、有機相を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。 得られたブタノン溶液は表1の化合物2を含有し、これは残存する無水物基を 直接加水分解するために使用することができた。そのために、溶液に50mlの 脱イオン水を混合し、室温で16時間に亙り撹拌した。200mgの2,6−ジ −t−ブチルクレゾールの添加後、得られた溶液を淡黄色の粘稠なオイル372 .1g(理論量の75%)に濃縮した(表1の化合物1)。 IR= 3400,2300,2950,2600,2400,1800,1735,1640,1490,1460, 1390,1290,1250,1185,1100,1060, 960, 870, 787, 715 cm-1 1H-NMR(CDCl3,200MHz): 8.6〜7.8(3H); 6.2 & 5.7(je 1H); 5.2(1H); 4.8〜4.3(9H);1.9(3H)ppm実施例2 表1の化合物6の製造 500mlの乾燥ブタノン中に、グリセリンモノメチルアクリレート160. 2g(1モル;Polyscience,Inc.)及びトリエチルアミン202g(1モル)を 溶解させた。混合物を−5℃に冷却し、乾燥ブタノン400mlに溶解したピロ メリット酸無水塩化物327.18g(1.5モル)及び式(III)の塩化ギ酸 エステル180.6g(1モル)からなる供給物を滴下した。添加の終了後、0 ℃で2時間、ついで室温で14時間撹拌した。ついで、得られた沈殿物を濾過し 、濾液を0.1n塩酸、ついで水と共に振盪し、有機相を分離し、硫酸ナトリウ ム上で乾燥した。 得られたブタノン溶液は表1の化合物6を含有していた。200mgの2,6 −ジ−t−ブチルクレゾールの添加後、得られた溶液は淡黄色の粘稠なオイル2 92.5g(理論量の45%)に濃縮した(表1の化合物5)。 IR= 3400,3050,2950,2550,2350,1800,1720,1640,1550,1495, 1460,1390,1350,1250,1170,1115,1060, 950, 760, 695 cm-1 1H-NMR(アセトン-d6,200MHz): 8.35〜8.0(2H); 6.1 & 5.65(je 1H); 5.1(1H);4.8(1H);4.3〜4.2(9H); 1.9(3H)ppm実施例3 表1の化合物15の製造 500mlの乾燥ブタノン中に、グリセリンモノメチルアクリレート160. 2g(1モル;Polyscience,Inc.)及びトリエチルアミン202g(1モル)を 溶解させた。混合物を−5℃に冷却し、乾燥ブタノン400mlに溶解したナフ タレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸ジ無水物402.27g(1.5モ ル)及び式(III)の塩化ギ酸エステル180.6g(1モル)からなる供給物 を滴下した。添加の終了後、0℃で2時間、ついで室温で14時間撹拌した。つ い で、得られた沈殿物を濾過し、濾液を0.1n塩酸、ついで水と共に振盪し、有 機相を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。 得られたブタノン溶液は表1の化合物15を含有していた。200mgの2, 6−ジ−t−ブチルクレゾールの添加後、得られた溶液は淡黄色の粘稠なオイル 292.5g(理論量の35%)に濃縮した(表1の化合物5)。 IR= 3400,3050,2925,2500,2300,1940,1800-1700,1640,1600, 1490,1440,1390,1300,1115,1050, 955,890, 820, 765, 720 cm-1 実施例4 光−DSC法による(メタ)アクロイロキシアルキルエステルの光活性試験 下記成分を激しく撹拌して互いに混合した。 (メタ)アクロイロキシアルキルエステル 5.0g 樟脳キノン 10 mg p−ジメチルアミノベンゼンスルホン酸 −N,N−ジアリルアミド(DASA) 25 mg 樟脳キノン及びp−ジメチルアミノベンゼンスルホン酸−N,N−ジアリルア ミド(DASA)で光活性剤系を形成した。 試験品を、熱保護フィルター付ハロゲンランプ(75W)を有するDSC装置 中30℃で照射した。照射しながら、熱流を時間の因子として記録した。対照と して、光活性剤を含まない同じ組成物の試験品を使用した。試験中は窒素で洗浄 した。評価のために、反応速度の値の尺度として、t−maxを調べた。t−m axは照射開始から反応が最大(最大熱流)に到達するまでの時間である。t− maxが小さければ小さいほど、光活性は大きい。 (メタ)アクロイロキシアルキルエステル t−max(min) 表1の化合物1 0.63 表1の化合物2 0.47 4−MET(比較) 1.1 実施例5 酸素による重合の抑制 単量体の重合抑制感度試験のために、実施例4において光照射された、重合し ていない表面層の厚いものを試験品とした。 長方形の真ちゅう板に穴開けされた円筒形状体(直径6mm;深さ0.5mm )を調べるべき単量体で3層に充填し、溶剤を気化した後、周囲雰囲気下に光装 置 Translux CL により20秒間照射し、非常に細かいコロイド状銀粉末をまぶ した。ついで、長方形の容器に代えて、真ちゅう板を反射顕微鏡の台に置いた。 台の位置は2個のサーボモータによりx−方向及びy−方向へ±1μmの精度で 合わせた。ついで、一定のy−位置において、1mmの距離でx−軸に沿って、 指示する、台平面に対して垂直に配置された通路受け器(Wegaufnehmer)で行っ た。z値の測定精度は±1μmであった。開始値の測定の直後に、試験品表面を 入念にエタノールで洗浄した。ついで、円筒形状体を顕微鏡へ戻し、x/y−出 発位置への到達後に新たなz値を測定した。1.と2.の測定の差異は試験品当 たりの平均値としてしっかり把握し、酸素による抑制にために未重合の表面層を 適合させた。単量体当たり3つの試験品を製造し、測定した。 未重合の表面層(抑制された層)の厚さが薄いほど、酸素による抑制は小さく 、硬化は良好であり、従って重合体及び粘着性の全体系(Gesamtsystem)の機械 的強度は良好である。結果 未重合表面層(μm) 表1の化合物2 1.3 ± 0.8 4−MET(比較) 完全に洗い落ちた、即ち硬化せず 本発明の化合物は非常に薄い抑制層を有する硬化を示した。実施例6及び7 接着剤として使用するための配合物の製造実施例6 下記実施例に記載の成分を激しく撹拌することにより配合物を製造した。 アセトン 5 g 表1の化合物 2.5 g ヒドロキシエチルメタクリレート 2.5 g 樟脳キノン 0.01 g DASA 0.025g実施例7 比較のために、下記成分を激しく撹拌することにより、接着剤として使用する ための4−MET含有配合物を製造した。 アセトン 5 g 4−MET 5 g 樟脳キノン 0.01 g DASA 0.025g 象牙質及び琺瑯質の破壊強度の測定により、および象牙質の調整及び接着剤の 適用後に、慣用の複合充填剤(Pekafill; Bayer社)を充填した円筒状歯穴の縁 を顕微鏡で観察して、接着剤の作用を証明した。1%クロラミン液中で抽出後最 大3カ月間保管された人歯を使用した。歯を試験に使用する前に、入念に洗浄し た後流水に少なくとも3日間、および生理食塩水中に多くとも10日間浸けた。破壊強度 結合試験に使用する前のある日に、歯に直径25mm、高さ12mmの円筒形 ガム状のエポキシ樹脂(Lekutherm X20; 硬化剤 T3)を埋めた。歯を240、3 20、400及び600の粗さのSiC紙による湿式研磨を施し、直径3.5m mの合成樹脂円筒体を結合させるために、十分に大きな琺瑯質表面又は周囲の象 牙質面を露出させた。脱イオン水で洗浄し、空気流中で乾燥させた後、摩擦運動 下にGluma CPS ゲル調整剤(20%H3PO4)を塗布し、30秒後に水スプレー を入念に洗浄した。その後、表面の水を除去するために(湿式技術)、調整され た歯表面を短時間弱い空気流に曝した。接着剤をブラシで薄く塗布し、加圧空気 で注意深く吹きつけることにより溶剤を蒸発させた。光装置 Translux CLに20 秒間当てる前に、塗布および蒸発を二度繰り返した。ついで、このように処理さ れた試験品を、固定装置により、2つの部分からなる円筒状テフロン型(直径3 .5mm;高さ1mm)に挟んだ。充填剤を噴霧器から供給し、過剰に充填され た型を光透過性ストリップで覆い、ついで60秒間、光装置 Translux CLで照射 した。ついで、直ちにテフロン型を外し、せん断負荷の開始まで、試験品を37 ℃の温水中に24時間浸した。ついで、円筒状試験品に、一般の試験機で加圧ス タンプの助けをかりて、平行且つ密に、歯から円筒体が分離するまで、磨かれた 歯表面を1mm/分の速度で負荷を与えた。破壊強度は、破壊力と結合面積の商 であり、MPAとして示した。破壊の局部を立体顕微鏡(60倍)で調べ、接着 明示した。結果 象牙質の破壊強度(MPa) 実施例6の配合物 11.7 ± 0.4 実施例7の配合物(比較試験) 7.2 ± 0.9 実施例6による本発明の配合物の場合だけ、破壊が境界面近くで合成樹脂中に 存在していた(共接着不成功)。実施例7の配合物(比較試験)は接着不成功で あった。 琺瑯質の破壊強度(MPa) 実施例6の配合物 20.1 ± 1.5 実施例7の配合物(比較試験) 8.3 ± 2.4 実施例6による本発明の配合物の場合だけ、破壊が深く琺瑯質中に存在してい た。実施例7の配合物(比較試験)は接着不成功を示した。 従って、本発明の配合物を使用した場合だけ、物質間の結合が合成樹脂又は琺 瑯質の共接着強度として強固であった。これは、本発明の配合物の耐久性が良好 であることを証明している。顕微鏡による縁の解析 穴の縁への適合性(Kavitatenrandadaptation)の測定のために、抜歯した臼 歯を600の粗さのSiC紙を用いて、円筒状の穴(直径3mm;深さ約1.5 mm)が設けられている、十分大きな象牙質表面を露出させるまで研磨した。水 冷却下に、素早く動く歯医学エルボ(Winkelstuck)を用い、中粒度のダイヤモ ンド装置で穴を開けた。水で入念に洗浄した後、複合充填剤 Pekafill を適用す る前に、上記したような接着性硬化剤の調整及び塗布を行い、ストリップを剥が し、そして Transluk CL を用いて60秒間、光活性化を行った。重合の直後に 、歯を室温で10〜15分間水に浸け、ついで600及び4000の粗さのSi C紙を用いて湿式研磨により過剰の充填剤を除去し、穴の縁を露出させた。つい で、500倍の反射顕微鏡で穴の縁の拡大を調べた。充填剤を除去した場合は、 最大の裂け目範囲をオクラー・スクリューマイクロメーターを用いて測定し、μ mで示した。顕微鏡検査は、乾燥の結果として裂け目が発生する前に、最大の4 分間以内に実施した。結果 実施例6の本発明の配合物は非常に有効であることは明らかである。縁の裂け 目は見いだされず、穴の縁への適合性は完全であった。象牙質の結合により、予 め行われた調整に対応して10〜14μmの層厚を示すハイブリッド層が形成さ れた。実施例7と比較して、充填剤の除去に反して、7μmの縁裂け目を示した 。 実施例8 ガラスアイオノマーセメント用の混合液の製造 光硬化ガラスアイオノマーセメント用の混合液を下記成分の混合により製造し た。 a) SiO2 35.9重量% Al23 22.5重量% Na3AlF6 9 重量% AlF3 6.6重量% AlPO4 5 重量% CaF2 21 重量% からなるガラスアイオノマー粉末47% b)バリウム含有デンタルガラス“Typ GM 27884(Schott社)”(d50:約1. 3μm)”47%、および c)エアロジルVP-R 711(Degusa社)6% からなる粉末状混合物を付加的に製造した。 粉末状混合物の三つの部分ついて、各部分各にA−Dの混合液を混合し、光装 置 Translux CL で60秒間照射した。 抑制を測定するために、実施例5に記載の方法により、抑制層の厚さは下記の 値を有することが確かめられた。 本発明の化合物を有する混合液だけが、抑制層の厚さの顕著な減少をもって、 良好な光硬化を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィンガー、ヴェルナー ドイツ連邦共和国、41469 ノイス、フェ ルブリュッゲナー・ストラーセ 21 (72)発明者 グルンヴァルト、マルチン ドイツ連邦共和国、50259 プルハイム、 イム・ダンフェルト 14 (72)発明者 カッセル、カルル ドイツ連邦共和国、51061 ケルン、ヴォ ルフスカウル 7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I)の化合物: [式中、 Phは、3又は4個置換されたベンゼン環(1,2,3−/1,2,4−又は 1,2,4,5−置換)または3又は4個置換されたナフタレン環(1,2,6 −/1,4,5−/2,3,6−/1,4,5,8−又は2,3,6,7−置換 )を示し; Aは、3〜15の炭素原子を有する(m+p+1)価の脂肪族残基であって、 OH基で置換されていることができ、且つ5個までのエーテルブリッジを有する ことができ; Xは、メタクリレート基までのアクリレート基を意味し; Yは、 を意味し; nは、2又は3を意味し; mは、1,2,3又は4を意味し; pは、1,2,3又は4を意味し; qは、1又は2を意味する] その際、隣接するCOOH基は結合して無水物基であることができる。 2.式(I)中のAが下記のものである請求項1記載の化合物。 3.下記表からなる基から選ばれる請求項1記載の化合物。 4.請求項1〜3のいずれかに記載の化合物を含有する配合物。 5.モノ−又はジ−カルボニル化合物系列からなるラジカル形成剤を開始剤と して含有する請求項4記載の配合物。 6.接着剤として、請求項4又は5に記載の配合物の使用。 7.請求項4又は5の配合物の歯科技術への使用。 8.ガラスアイオノマーセメント用混合液として請求項4又は5の使用。
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