JPH10505560A - 再使用型打ち上げプラットフォームおよび再使用型宇宙機 - Google Patents

再使用型打ち上げプラットフォームおよび再使用型宇宙機

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JPH10505560A JP8509535A JP50953596A JPH10505560A JP H10505560 A JPH10505560 A JP H10505560A JP 8509535 A JP8509535 A JP 8509535A JP 50953596 A JP50953596 A JP 50953596A JP H10505560 A JPH10505560 A JP H10505560A
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Abstract

(57)【要約】 単段で軌道に乗る再使用型宇宙機(200)および再使用型打ち上げ補助プラットフォーム(100)は新しい宇宙輸送システムを提供する。プラットフォーム(100)は宇宙機を支えるための支持台(120)付きフレーム(100)を有する。打ち上げ補助プラットフォーム(100)に取り付けられたロケット・エンジン(140)は打ち上げ補助プラットフォーム(100)と宇宙機(200)をほぼ垂直に大気圏内を上昇させて宇宙機(200)を切り離す。打ち上げ補助プラットフォーム(100)は動力制御されて垂直に下降し、定められた着地点に戻る。宇宙機(200)は大きな丸みをおびたベースを有する円錐形状をしており、そのベースに対してほぼ垂直に主負荷支持構造を有する。宇宙機(200)はベースの方から大気に再突入しベース内のロケット・エンジン(250)を使って降下速度を遅くし着地点に誘導される。宇宙機は弾力性をもつ着陸装置(300)にベースの方から着地する。

Description

【発明の詳細な説明】 再使用型打ち上げプラットフォームおよび再使用型宇宙機I.発明の背景 本発明は打ち上げロケットおよび宇宙機に関し、さらに詳しくは単段で軌道に 乗る再使用型宇宙機および再使用型打ち上げ補助プラットフォームに関する。 通信、気象予測、地球探査および極微重力研究等、様々な目的のために衛星を 宇宙空間に打ち上げるための輸送システムに対する必要性は、かなり大きくしか もますます増えている。現在、宇宙輸送は多段ロケットを用い下の段から順に切 り離し放棄する方法をとっている。最後の段のみが宇宙空間に出る。乗員を乗せ ない場合、この最後の段は宇宙のごみとなるか、あるいは大気圏に再突入すると きに燃え尽きる。 スペース・シャトル・システムの一つの目的は再使用可能な宇宙機と部分的に 再使用可能なロケットを用いて、これらの段の使い捨てを止めようとするもので あった。ところが、シャトルはむだ使いを減らすという目標をとても達成したと は言えない。まず、シャトルは離陸用に固体燃料のブースター・ロケットと大き くて高価な燃料タンクを使っている。巨大なタンクは全く再使用されず、ブース ター・ロケットは大幅な改修をおこなってからでないと再使用されない。NAS Aはオービターと呼ばれるシャトルの最終段を再使用しているが、オービターは 大幅な改修をしてはじめて再使用できる。ハードウェアの使い捨ておよび改修コ ストが、宇宙を身近にするという約束をシャトルが果たせなかった一つの理由で ある。宇宙輪送のコストは膨大である。一般的に1ポンドを軌道に乗せるのに6 ,000ドルから10,000ドルの費用がかかる。これから、従来の一回のロ ケット打ち上げは1億ドル以上、スペース・シャトルの一回の往還飛行に5億ド ル以上かかる。これらの法外な費用は最終段を含む多くの段の使い捨てが一つの 要因となっている。 現在のスペース・システムのデメリットとコストの問題を克服するために多く の科学者が単段で軌道に乗る再使用型ロケット(SSTO)を提案している。S STO設計に関する研究はいくつかなされており、各種の設計方法を説明した論 文も出されてはいるが、専門家のほとんどはこの概念が現在の技術で実現可能か 疑いを持っている。この分野での努力は10年以上にも及ぶが、SSTOはまだ 軌道に打ち上げられてはいない。その理由は軌道に到達するのに必要な質量比が 非常に大きいためである。 質量比は全重量に対する打ち上げ時に必要な燃料の比であるが、これは次に示 す基本的なロケット方程式で決まる。 m=mov/c ここでmは軌道に到達する質量、moは打ち上げ時の質量、vは軌道に乗るため に必要な理論速度増加、cはロケット・エンジンの焼尽速度である。 軌道に到達するための理論速度は、ロケットの大きさとその空気力学的損失に よるが9から10キロメートル/秒である。従来の打ち上げ技術を使うとすると 、この理論速度で軌道に到達する最終質量は打ち上げ時の質量のわずか約10% である。 利用可能なペイロードだけでなく、ペイロード重量の10倍の燃料および宇宙 機を運びさらにある程度の安全余裕度をもった宇宙機を設計製作することは非常 に困難である。さらに宇宙機が地球に帰還し大気圏再突入の熱で燃えないように する条件を加えると、この課題は今日の技術ではほとんど不可能となる。たいて いの宇宙科学専門家はこの課題は材料とロケット・エンジン技術がもっと進歩し なければ解決できないと考えている。 アメリカ政府はDC−Xプログラムおよびニューメキシコ砂漠での数回にわた るテストロケットの予備的打ち上げのための研究開発費を出している。DC−X プログラムは、Aviation Week & Space Technology,pp.46-49,(October 11, 1993)に報告されているように、再使用型ロケットの離陸および着陸を証明した 。しかし、DC−Xは液体酸素/水素ロケット・エンジンの動力でわずか約10 0フィート上昇しただけで地上に戻ってしまった。 もう一つのSSTO構想で現在開発中のデルタ・クリッパーは細長い円錐形状 をしている。デルタ・クリッパーは大気圏に再突入する際先端から入り、最後に 頭を上にした垂直姿勢で着陸するように設計されている。しかしデルタ・クリッ パーを打ち上げて帰還させる推力を持った従来型のエンジンは存在しない。 これらの計画は両方とも同じ問題に直面している。宇宙機はいずれも地球の引 力と空気抵抗に打ち克つためにのみ飛翔経路の早い部分で大量の燃料(ロケット の大きさと飛翔経路によるが30%から50%)を消費する。地球の引力と空気 抵抗という二つの要素が重なって宇宙輸送は非常に困難になっている。 大気圏再突入のためにさらに別の問題を克服しなければならない。細長い経済 的な機体形状は打ち上げ時の空気抵抗は低減できるかもしれないが、再突入には 適していない。他方、大気圏再突入のために大きな丸みを帯びたベースを有する SSTO(マーキュリ、ジェミニおよびアポロのカプセルに類似したもの)は大 気中を上昇中に大きな空気抵抗損失を生じる。 この問題を克服するために、科学者たちは各種の打ち上げシステムを提案して いる。多くのシステムは宇宙機を打ち上げるのに特別に設計した飛行機を使用す る。この方法はいくつか問題点がある。飛行機は大気圏外を飛行できないので、 飛行機から発射されたSSTOは宇宙空間に出るまでに大気圏をかなりの距離通 らなければならない。 さらに、飛行機がその翼から揚力を得るにはある最低の対空水平速度で飛ばな ければならない。しかしこの速度はSSTOを宇宙空間に押し出すのにほとんど 役に立っていない。 また、大気圏再突入のために広いベースを持った構成にすると、SSTOは普 通100,000から500,000ポンドの重量となり従来の航空機の中に収 容できないであろう。この制約を克服するには巨大な新しい航空機が必要となる 。 論文にはジェット・エンジンで推進するプラットフォームも提案されている。 しかしこれらの内いくつかは中途半端な提案である。 まともな提案の一つに米国特許第3,285,175号がある。この特許の装 置は、宇宙空間へ放出する前にミサイルを大気中で上昇させるために、いくつか のジェット・エンジンを円形に配列している。しかし、このシステムはジェット ・エンジンを使用していることで制限を受ける。すなわち、ジェット・エ ンジンはそれら自身の重量を運ぶための十分な空気が、大きな空気抵抗なしでS STOを宇宙空間に発射するのに必要な最小高度(20,000メートル)より もはるかに低い高度5,000から6,000メートルで不足してしまう。 これらのシステムのもう一つの問題は、いくつかのロケットは容易に回収でき ないので完全には再使用可能ではない。打ち上げシステムは動力なしで地上に戻 ることが多いので、回収が困難である。 従来の宇宙機も再使用できるようにはうまく設計されていない。それ自身の動 力で地上に帰還する無人ロケットはたとえあったとしてもわずかである。さらに 、既に説明したように、大気圏に再突入できるように宇宙機を設計すると、打ち 上げロケットの構成が大幅に複雑になる。 II .発明の開示 本発明は単段で軌道に乗る再使用型宇宙機および再使用型宇宙機打ち上げプラ ットフォームを提供するものである。これらは、宇宙機打ち上げ組立体および従 来のシステムの問題のいくつかを大幅に解消する、打ち上げ/回収方法により支 援される。 本発明の一つの利点は、宇宙機を大気中で上昇させたり着地点に帰還させる再 使用型打ち上げプラットフォームの安定性と垂直方向の操縦性を改善したことで ある。 本発明のもう一つの利点は、打ち上げプラットフォームの下降が制御されてい ることである。 本発明の更なる利点は、宇宙機の構造重量を低減するように宇宙機の設計を改 善したことである。 本発明の更なる利点は、打ち上げプラットフォームと宇宙機の離昇および着陸 装置または支持構造体を改善したことである。 本発明の更なる利点は、宇宙機の支持構造体を改善することにより再使用型S STO宇宙機のベースすなわち底部の構造強度を増したことである。 本発明の更なる利点は、再使用型打ち上げ補助プラットフォーム、単段で軌道 に乗る再使用型宇宙機および打ち上げ/着陸方法に、現存の宇宙ロケットエンジ ン材料と技術のみを用いたことである。 本発明の更なる利点は、弾性を持つ着陸装置を使って、地球に着陸するときの 宇宙機の衝撃を和らげたことである。 本発明の他の特徴と利点は以下の説明で述べるが、それらは以下の説明を読む ことで明らかとなるであろうし、あるいは本発明を実施することで理解されるで あろう。本発明の利点は以下の記述、図面およびクレームに特に指摘した装置、 システムおよび方法によって実現されるであろう。 これらおよび他の利点を達成するために、また、本発明の目的に従い、本発明 では、具体的にされたりあるいは一般的な表現で述べたごとく、再使用型打ち上 げ補助プラットフォームを使って、単段で軌道に乗る再使用型宇宙機をほぼ垂直 な飛翔経路で大気中を上昇させ、このプラットフォームから宇宙空間へ発射する のに適した位置まで前記宇宙機を運ぶ。そして単段宇宙機は打ち上げプラットフ ォームから切り離され軌道または宇宙空間に向かう飛翔経路をたどる。打ち上げ プラットフォームは動力を用いてほぼ垂直の下降経路をたどってあらかじめ定め られた地上の着地点に帰還する。 再使用型宇宙機がその軌道に到達または宇宙空間での仕事を達成したら、大気 圏に再突入し、ロケット・エンジンを始動させてその下降速度を遅くする。この 宇宙機は特別に設計された弾性を有する着陸装置にベース側から先に着陸する。 詳しくは、ほぼ大気圏を通り抜けてペイロードを輸送した後にペイロードを放 出する本発明の再使用型ロケットは、ペイロード用支持体を含むフレームと、前 記フレームに連結されてロケットと、ペイロードをほぼ垂直に大気圏を通り抜け て推進させる、複数のロケット・エンジンを含む推進手段と、大気圏を通り抜け て推進しているとき、および、ペイロードを放出した後、ロケットを帰還させる ときに推進手段を制御する誘導手段とからなる。 本発明の単段で軌道に乗る再使用型宇宙機は、凹部を形成した丸みを帯びたベ ースを有する丸みを帯びた円錐形状の外部構造体と、宇宙機を制御する誘導シス テムと、誘導システムによって制御され、ベース内の凹部に合致するように配 置されて宇宙機を推進および制動するロケット・エンジンとからなる。 宇宙機を宇宙空間に発射するための本発明の方法は、前記宇宙機を打ち上げ補 助プラットフォーム上に配置し、ロケット・エンジンを使ってほぼ大気圏を通り 抜けてほぼ垂直な上昇経路をたどるように前記プラットフォームと宇宙機を推進 飛翔させ、宇宙機をプラットフォームから切り離し、宇宙機のロケット・エンジ ンを使ってプラットフォームのもっとも高い飛翔経路を越えて宇宙機を推進し、 前記ロケット・エンジンで下降速度を遅くしたプラットフォームをほぼ垂直の下 降経路をたどるように誘導し、あらかじめ定められた着地点に軟着陸させる。 本発明のさらに別の特徴として、弾性を持つ着陸装置は、宇宙機の軟着陸を可 能にし、さらに下降している宇宙機の衝撃を吸収する緩衝手段と前記緩衝手段を 地上に保持するための足場手段とからなる。 以下の詳細な説明は、具体例を述べるとともにクレームで定義した発明の更な る説明を与えるものである。添付の図面は本発明の理解を深め、本発明のいくつ かの実施例を示す。以下の記述とともにこれらの図面は本発明の原理を説明する ものである。 III .図面の簡単な説明 図1は、打ち上げ準備された状態の本発明の打ち上げ補助プラットフォームと 宇宙機の好ましい実施例を示す図である。 図1aは、打ち上げ補助プラットフォームの別の実施例を示す図である。 図2は、図1のプラットフォームと宇宙機の分解図である。 図3は、切り離した後の図1のプラットフォームと宇宙機の斜視図である。 図4は、切り離した後に下降している図1のプラットフォームの斜視図である 。 図5は、図1のプラットフォームをそのフレームの下から見た図である。 図6は、ロケット・システムを破断して示す図1のプラットフォームの図であ る。 図7は、図1のプラットフォームに使われるロケット・エンジンの水平保持構 成を示す図である。 図8は、図1の宇宙機の1実施例の破断図である。 図9は、図8の宇宙機の異なる破断図である。 図10は、図1の宇宙機の別の実施例の破断図である。 図11は、宇宙機のベースをシールするパネルを示す、図1の宇宙機の下から 見た図である。 図12は、図11のパネルを完全に閉鎖した状態を示す図である。 図13は、図1の宇宙機の別の実施例で、引出し可能なロケット・エンジンを 示す図である。 図14は、本発明の弾性を持つ着陸装置の図である。 図15は、本発明の別の弾性を持つ着陸装置の図である。 図16は、図15の着陸装置に使われる無負荷位置の緩衝器を示す図である。 図17は、図15の着陸装置に使われる予負荷位置の緩衝器を示す図である。 図18は、図15の着陸装置の一部の平面図である。 図19は、図1のプラットフォームと宇宙機を発射台に乗せた状態を示す図で ある。 図20は、離昇後の図19の発射台を示す図である。 IV .発明を実施する最良の形態 A.概要 添付図面に示した具体例を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する 。図面を通して同じ参照符号は同じ部分を示す。 本発明において、打ち上げ補助プラットフォーム(LAP)は再使用可能なS STO宇宙機をほぼ垂直な飛翔経路をたどってほぼ大気圏を通り抜けるように推 進する。LAPがそのもっとも高い到達高度に達すると宇宙機から切り離さ れ、宇宙機はあらかじめ定められた飛翔経路をたどって地球を回る軌道あるいは 遠い宇宙空間へ進む。 本発明のLAPは約100,000フィートまでの高度、あるいは宇宙機の大 きさによってはさらに高い高度で宇宙機を発射できるが、LAPから宇宙機を発 射する好ましい高度は60,000から100,000フィートである。 100,000ポンドの発射重量を持つ宇宙機を上記の方法で発射した場合、 軌道に到達したときの軌道重量は従来の方法で発射した場合よりも50%大きい 。したがって本発明は、正味宇宙機重量を12%とした場合の理論ペイロード容 量を、初期発射重量の−2%(この場合宇宙機は軌道に到達しない)から+3% に増加させることができる。 図1は一体に組み合わせて打ち上げ準備された状態のLAP100と宇宙機ペ イロード200の好ましい実施例を示す。図2は宇宙機200とLAP100の 分解図で両者のサブシステムを示す。 宇宙機200は打ち上げから切り離しまで同じ状態でLAP100上に乗って いることが好ましい。切り離された後は図3に示すように、LAP100と宇宙 機200は独立して駆動される飛行体となる。LAP100はそれ自身の動力で 、再びほぼ垂直な経路をたどって地球に帰還する。その下降速度を遅くして軟着 陸できるように、LAP100は上昇時に使った同じロケット・エンジンを使う ことが好ましい。図4は降下中のLAP100を示す。 宇宙機200もそれ自身の動力で着陸する。すなわち宇宙機はロケット・エン ジンを使ってその下降を遅くする。弾性を有する着陸装置が最後の衝撃を和らげ る。 宇宙機200はLAP100によってほぼ大気圏を通り抜けて推進されるので 、引力と空気抵抗に打ち克つという大変な仕事を行うための燃料を運ぶ必要がな い。その代わりに、宇宙機200は最後の大気圏脱出行程と地球への帰還に必要 な燃料のみを運べばよい。 さらにLAP100は、改修・再使用のためにその下降を制御して、地上の打 ち上げ地点あるいはその近くに帰還させることができる。LAPがすぐに回収さ れて輸送できるように、LAPはあらかじめ定められた地点に制御しながら下降 させることが大切である。 宇宙機が地球軌道上にあって帰還する場合、宇宙機はその残りの燃料で制御し ながら底部から下降する。下降中、宇宙機は空気による制動およびロケット・エ ンジンを逆推進させてその速度と方向を制御する。 B.打ち上げ補助プラットフォーム 1.構造 図1と図2に示すように、LAP100には宇宙機200を支える支持台12 0を有するフレーム110が含まれる。フレーム110はLAP100の本質的 な構造上の支持体を与え、支持台120は応力とせん断力を抑えるために宇宙機 200のベース210を構造的に支える。フレーム110は軽金属たとえばアル ミニウム、チタン、アルミニウム合金またはチタン合金で造るのが好ましい。 フレーム110はまたロケット・システム140および脚152と足154を 含む着陸装置150を支持する。フレーム110は硬性を増すために補助ストラ ット115を含めてもよい。補助ストラットとフレーム110の他の部分は上昇 行程で空気抵抗を低減させるように、また下降行程で空気抵抗を利用できるよう に空気力学的な形状を持たせることが好ましい。従来のフラップや他の装置も同 じ目的のためにLAP100に使用することができる。 図3と図4の斜視図に示すように、フレーム110はロケット・システム14 0の間に軸方向開口部118を有する。開口部118はロケット・システム14 0の間に宇宙機200の一部を収容できるほど十分大きい。さらにフレーム11 0はまた開口部118に宇宙機200のベース210の底部を受け入れることが できる。 図5はフレーム110の下から見た図である。フレーム110の4つの部材1 10a,110b,110c,110dは正方形を形成し、4つの半径方向のア ーム部材110e,110f,110g,110hはロケット・システム140 を支持する。これら8つの部材は全体で対称的な星型構造物を構成する。 すべての8つのフレーム部材が支持台120も支持することが好ましい。 中央に開口部を形成するようにフレーム部材110a,110b,110c, 110dを構成した理由は、切り離し時に宇宙機200の推進ユニットからの排 気ガスにフレーム110が干渉しないようにするためである。支持台120もま た同じ目的でその開口部122をフレーム110の中央開口に整列させている。 支持台120はLAP100下降時に適度の垂直空気抵抗を与えるように軸方 向開口部118内に十分延びていることが好ましい。支持台120はまた宇宙機 200の広くて丸みを帯びたベース210形状に一致するように形成された拡張 表面を有する。宇宙機のベース210形状に合うように支持台120を形成した 理由は、打ち上げ時に重量を分散支持し安定させるためである。支持台120が ベース210形状に比較的緊密に合致していないと、宇宙機200はそれ自身が 構造硬性をもたなければならず重量が増大してしまう。 支持台120はフレーム110から独立していてもよいし、それと一体に構成 されていてもよい。支持台120がフレーム110と一体に構成される場合、支 持台120は、普通、フレーム110と同じ構造材料で造られる。 離昇時および大気圏中を上昇時に、LAP100上の宇宙機200をさらに安 定にするために、支持台120には開放可能なラッチ装置を設けることができる 。そのような装置の一例であるラッチ125を図1および図2に示す。ラッチ1 25は宇宙機200を支持台120にラッチ、すなわち、つなぎ止め、それ自身 はフレーム110に連結される。ラッチ125は従来の手段、例えば切り離し時 の宇宙機200が発生する力で、開放できる。ラッチ125はまた機械的に開放 することもできる。 LAP100はまた、LAP100、宇宙機200および全燃料重量を打ち上 げ前および打ち上げ時に支持する打ち上げ支持表面117を有することが好まし い。別の接触点をフレーム110の底部に接続して打ち上げ支持表面117とし て作用させることもできるが、打ち上げ支持表面117はフレーム110の底部 と一体に形成されしかも発射台の盛上がった部分に接触しあるいは置かれること が好ましい。 打ち上げ支持表面117を盛上がったプラットフォーム上に支持することによ り、打ち上げ前および打ち上げ時にロケット・システム140の最下端142が 発射台に接触しないようにまた脚152と足154が構造重量の相当部分を支え る必要がないようにすることが好ましい。 脚152と足154は、打ち上げ後帰還した時にLAP100を支持する。帰 還したときLAP100はそれ自体の重量と残留燃料のみを有し、比較的軽い。 したがって、脚152と足154は大きな重量を支えるように設計する必要はな い。足154の底の着陸支持表面156は着陸時の破損を防ぐために、最下端部 142よりも下方に延びている。 図1aはLAP100の別の構成例を示す。図1aにおいて、ロケット・シス テム140は上昇時の空気抵抗を低減するためにフレーム110の下に配置され ている。しかし抵抗が低減された利点は安定性の悪化とサイズの増大により帳消 しされる。 2.推進 フレーム110はLAP100と宇宙機200を推進するためにいくつかのロ ケット・システム140を保持している。図1に示すように、フレーム110は これらロケット・システム140間を相互に接続し、お互いに離れた状態で垂直 方向に保持している。常には必要でないが、フレーム110に補助ストラット1 15を使ってロケット・システム140をより安定させることもできる。それぞ れの補助ストラット115は、ロケット・システム140がフレーム110に取 り付けられた位置よりも上方で二つの隣接するロケット・システム140を連結 する。 ロケット・システム140はロケット・エンジン145を含む。ロケット・エ ンジン145の数とサイズはいくつかの要因、例えばLAP100と宇宙機20 0のサイズと重量およびロケット・システム140が使用する燃料の種類、によ る。ロケット・エンジン145は、例えば液体酸素/ケロシンのロケット・エン ジン等、従来の設計を踏襲できる。本発明の一実施例において、4基の過酸化水 素複推進燃料ロケット・エンジンを有するロケット・システムは推 力400,000ポンドを発生する。これはLAP100と宇宙機200を32 0,000ポンドのエンジン推力で離陸させるのに十分な推力である。 どのような設計を採用するにしても、ロケット・エンジン145の数は、LA P100と宇宙機200を大気圏上部の切り離し地点まで垂直に推進し、LAP をあらかじめ定められた着地点に戻すのに十分な全推力を発生するように選ばな ければならない。 ロケット・エンジン145の燃料としては、例えば酸素とケロシンの複推進燃 料、酸化水素とケロシンの複推進燃料、および液体酸素と液体水素の複推進燃料 がある。 LAP100の推進燃料のタンクは、ロケット・システム140においてポッ ド143(図1)内の、ロケット・エンジン145の垂直上方に配置されている 。ロケット・エンジン145はポッド143の下側部分に設けられる。 図6のロケット・システム140の破断図において、それぞれのロケット・シ ステム140はポッド143内に燃料タンク148を有する。普通、そのような タンクは少なくとも2つ、例えば燃料および酸化剤タンク、が設けられている。 閉鎖システム148内の燃料タンクからロケット・エンジン145に燃料を供給 するために、従来の配管、ポンプ、計量装置、および弁(図示せず)を用いるこ とができる。球状ヘリウム・タンク149を使ってタンク148から燃料を強制 的に押し出している。 LAP100を操縦するために、ロケット・エンジン145またはロケット・ エンジン145のノズルは、図7に示す従来の水平保持装置(gimballing devic e)を使って、それらの取付け位置で水平に保持することができる。図7に示す ように、ロケット・エンジン145は中央構造支持体160に接続される。水平 保持機構はジンバル・アクチュエータ165を含む。 LAP100は一般に、あらかじめ定められた着地点にLAP100を帰還さ せる際の、下降に必要な水平方向の速度以外の水平速度は持たない。この水平方 向の速度のためには、例えば姿勢制御エンジンや水平推力エンジンからの何らか のかたちの推進力を水平方向の運動に容易に使うことができる。本発明の好まし い実施例において、下降中に必要ないかなる水平方向の動きもジンバルとロケッ ト・システム140で与えられる。 LAP100が上昇する速度に特に制限はないが、LAP100の初期速度は 音速よりも遅いが、後に速度は超音速、例えば約マッハ1.0から1.5までに 達する。当然、プラットフォームの着地点への下降速度は音速以下である。 3.航空電子装置 構造および推進システムだけではLAP100はその目的のすべてを達成する ことはできない。LAP100は打ち上げ時と再突入時に、適切な姿勢制御と計 時を行えるようにするために、航空電子装置も組み込まなければならない。航空 電子装置はロケット・システム140を制御し、地上ステーションや宇宙機20 0と交信し、操縦信号を発生できなければならない。 図1と図2はLAP100の機能を制御するためのLAP100に搭載した航 空電子装置を示す。航空電子システムはLAP100の必要に合わせてプログラ ムされたかなり一般的な電子機器からなる。例えば、航空電子システムは、中央 処理装置(cental processor)190、GPS(衛星航法システム)装置を組み込 んだ誘導・航法(ナビゲーション)システム192、および通信システム191 を含む。通信システム191またはプログラムから受け取った命令に従って、中 央処理装置190は誘導・航法システム192から情報を集めて宇宙機200の 飛翔経路を制御する。航空電子システムはまた安全システムを制御したり同様な 仕事を実行する。 さらに航空電子システムは宇宙機200に搭載したデータ処理システム260 と交信して切り離しを調整し、必要ならば、宇宙機の信号を地上ステーションに 送る。もちろん、宇宙機200は地上ステーションと直接に交信できる。 C.宇宙機 1.構造 再使用可能なSSTO宇宙機200はより詳細に図8から図10に示されてい る。図8と図9は宇宙機200の一実施例の詳細を示し、図9は異なった燃料タ ンク構成をもつ別の実施例である。宇宙機200は丸みを帯びた円錐形状の外殻 215を有する。宇宙機200の底部において円錐形外殻215は円形の丸みを 帯びたベース210につながっている。宇宙機200の先端部は宇宙機の鼻部2 18で何らかのタイプの宇宙機ペイロードを収容する。 宇宙機200の寸法は特に定められてはいないが、二つの設計上の制約を銘記 しておかなくてはならない。まず、ベース直径に対する高さの比は2より小さい のが好ましい。次に、形状は、再突入時における抵抗に対する揚力の比が約0. 2より大きくなければならない。 図8に示すように、内部の主負荷支持構造体230はベース210上にほぼ垂 直に配置される。支持構造体230は中空の管状要素234を有し、ベース21 0と一体に接続された数個の半径方向リブ232を含む。しかし、タンク255 が単一の隔室であれば、リブ232は設けられない。管状要素234と半径方向 リブ232はアルミニウムやチタンのような軽金属で造るのが好ましい。 構造体230の代わりに、主負荷支持構造体は宇宙機200の中央に配置した 垂直トラスでもよい。そのようなトラスにはベース210に接続する半径方向リ ブを設けてもよい。 負荷支持構造体230の底部はベース210に開口する空間240である。こ の空間240は宇宙機200の推進システムを収容するだけの十分な大きさがあ る。 外殻215はまた第二の負荷支持構造体としても機能することができる。外殻 215は炭素繊維複合材料、アルミニウムあるいはチタン等の軽量材料で造るの が好ましい。 構造体230は打ち上げ負荷および着陸時の衝撃を支えるために十分な強度を ベース210に対して与えるが、外殻215を打ち上げ負荷と着陸時の衝撃を支 持するように適切に設計するなら主負荷支持構造体として機能させることもでき る。本発明の好ましい実施例では支持構造体230を用いる。 ベース210は二つの主要な機能を持つ。第一に、ベース210は打ち上げ時 と着陸時に宇宙機200の重量を支える。したがってベース210はこの目的に 適した構造でなければならない。 第二に、ベース210は再突入時のすさまじい熱に耐えなければならない。宇 宙機200はベースから先に大気圏に入るので、ベース210は熱負荷の大部分 を受ける。したがって、ベース210は宇宙機200を高熱から守るために熱保 護システムを持たなくてはならない。熱保護システムは各種のものが考えられる が、好ましい実施例は断熱コーティング、例えばシリコン・カーバイドの繊維を ベース210に張り付けたものを使用する。 2.推進力 データ処理システム260で制御されるロケット・エンジン250は宇宙機2 00の推進および制動のための推力を与える。LAP100で使われるエンジン と同じタイプのエンジンを宇宙機200にも使うことができる。好ましい実施例 としてはロケット・エンジン250は液体水素と液体酸素を推進燃料として使う 。 好ましい実施例において、数個のロケット・エンジン250をベース210に 隣接して中央に配置し一つの集団としてまとめる。図11は宇宙機200を底部 から見た図であるが、ここでは一つの中央ロケット・エンジン250′の回りに 6個の周辺ロケット・エンジン250が示されている。中央のロケット・エンジ ンは好ましくは小さい排気ノズルを有する、海面レベルで稼動するエンジンであ る。6個の外側のロケット・エンジンは宇宙空間での推進力を与える、真空中稼 動エンジンでより大きな排気ノズルを有する。 燃料タンクは宇宙機内部の全体に設けることができる。ロケット・エンジンが 複推進燃料、例えば燃料と酸化剤、を使う場合、少なくとも一つの燃料タンクと 少なくとも一つの酸化剤タンクを設けなくてはならない。図8と図9はベース 210に隣接して主負荷支持構造体230の回りに配置される燃料タンク255 を示す。これらの図には燃料タンク255の上に隣接する酸化剤タンク256も 示されている。燃料ライン257は酸化剤タンク256から燃料をロケット・エ ンジン250に供給し、燃料ライン258は燃料タンク255から燃料をロケッ ト・エンジン250に供給する。 燃料タンク258と259は再突入用の予備タンクである。これら燃料タンク はロケット・エンジン250′へ燃料を供給し、燃料を適切な状態に保つために 使われる。 燃料タンク255あるいは酸化剤タンク256の構造は打ち上げ時および任務 実行時に受ける負荷や他の状況を許容しなければならない。タンクの好ましい構 造としては軽量複合材料で造られたフィラメントを巻いたタンクがある。 図10の別の実施例は二つの大きなタンクを、ベース210にほぼ垂直に配置 した数個のもっと小さくて細長い燃料タンク270,272に替えた場合を示す 。細長いタンク270には液体水素燃料を、また細長いタンク272は液体酸素 燃料を収容させるようにしてもよい。それぞれの細長いタンクにはそれ自体の独 立した供給ライン274,276が設けられ、これら供給ラインは宇宙機200 内の燃料配分とバランスを維持できるようにデータ処理システム260で独立し て制御できる。 タンク270,272はそれらの寸法を変えることにより宇宙機内のほとんど の領域に適合できる。タンクは直径約12インチ、長さ約6から30フィートに 形成するのが好ましい。細長い円筒形のタンクはアルミニウムで形成するのが好 ましいが、他の材料、例えば炭素複合材料から作ることもできる。 ロケット・エンジン250は再突入時に放熱にさらされてロケット・エンジン 250と宇宙機200は悪影響を受ける可能性がある。これを避けるために、ロ ケット・エンジン250の排気ノズルの外縁はベース210にしっかりとシール されて、高温のプラズマ・ガスが宇宙機200内に侵入するのを防いでいる。 さらに図11と図12に示すパネル280はベース210にある空間240を シールする。図11において二つのパネルが開放されており、図12においては すべてのパネルが完全に閉じている。図11と図12においてパネル280は ベース210にヒンジで取り付けられている。これらのパネルはベース210内 に摺動可能に取り付けることもできる。さらに、パネル280が空間240をシ ールする形状に形成できるようにロケット・エンジン250,250′のノズル を少し凹ませてある。図11と図12では、それぞれのパネル280は三角形で ヒンジで取り付けられ、6個のパネル280で空間240をシールしているのが 示されている。再突入時の高温から空間240を保護するために、扉はベース2 10と同じ材料で造るのが好ましい。 さらに、従来のシステムを使ってロケット・エンジン250,250′および それらのノズルを冷却することができる。そのようなシステムとしては、ノズル 冷却チューブ、あるいは燃料や酸化剤を冷却チューブを介してノズルや燃焼室内 に放出するためのチューブなどがある。 本発明のもう一つの特徴として、飛行および再突入時に様々な利点を生み出す ためにロケット・エンジン250,250′を引出し可能に構成することができ る。図13はロケット・エンジン250,250′を退却させた状態と引出した 状態を示す。ロケット・エンジン250,205′は空間240内に移動可能に 取り付けられた少なくとも一つの引出し可能なラック285上に取り付けられて いる。ロケット・エンジンはベース210の開口部を通って支持構造体230内 部に出入りする。 パネル280もまた引出し可能なエンジンに使用できる。ロケット・エンジン 250,250′が引っ込んだとき再突入の熱からロケット・エンジン250, 250′をシールするためにパネル280は閉じられる。ロケット・エンジン2 50,250′が引出されて噴射しているときはパネル280は開放される。 前記のロケット・エンジンは、上昇時にLAP100を補助することもできる が、主に目標の軌道に到達するためと再突入のために使われる。さらに、図2と 図13に示す姿勢制御推進器290は宇宙空間で宇宙機200を誘導するために 使うことができる。 3.航空電子装置 宇宙機200は誘導・制御用の既存の航空電子システムを有することが好まし い。飛行中、航空電子システムは周辺ロケット・エンジン250への燃料の流れ を制御する。着陸時には、航空電子システムは中央のロケット・エンジン250 ′を制御する。 航空電子システムは好ましくはデータ処理システム260、通信システム26 2、および誘導・航法システム264を含む。誘導は任務遂行において重要であ るだけでなく、宇宙機200が着陸装置上に正確に着地するように設計されてい るので、誘導は着陸においても重要である。 D.着陸装置 宇宙機200はその任務を終えて大気圏を通って帰還したら、弾性を持つ着陸 装置上にベースから先に垂直な姿勢で着陸する。弾性着陸装置は再使用を不可能 にするような破損を生じないで宇宙機200が着陸できるようにする。 弾性着陸装置300は、図14に示すように、宇宙機200の着陸の衝撃を吸 収するネット310を含む。足部320はネット310を保持し、大地に埋め込 まれる。ネット310は互いに格子状に交差するケーブル330の水平な網を含 み、このケーブルの網は宇宙機200を支え着陸の衝撃を吸収するのに十分な張 力で保持されている。ケーブル330は張力制御部材335に固定されており、 この張力制御部材335は硬性を有する支持部材340を介して足部320に固 定されている。張力制御部材335の一例としてアウトリガー張力システムがあ る。 図15は別の着陸装置として交差ケーブル330′のマットレス350を示す 。ケーブル330′は宇宙機200を受け止めるだけの間隔で互いに離さなけれ ばならない。例えば好ましい実施例として、ケーブルの交差間隔は6インチから 約36インチである。 圧縮可能部材、例えばばねを組み込んだ緩衝器360、がいくつかのケーブル 交差部の下に設けられている。緩衝器360はガス緩衝器あるいはばね負荷緩衝 器でもよい。緩衝器360とケーブル330の好ましい材料はステンレス鋼であ る。 図16と図17は緩衝器360をより詳細に示す。図16は無負荷状態すなわ ち開放状態にあるばね負荷緩衝器360を示す。図17は予負荷状態にあるばね 負荷緩衝器360を示す。 緩衝器360は例えばコンクリート・ベースまたはI ビーム等の支持部材38 0に取り付けられている。支持部材380は滑り部材上に設置して装置を移動可 能にすることもできる。 緩衝器360において、ステンレス鋼のコイルばね370が張力部材を囲み、 この張力部材は一端で板382に固定されている。この板がさらに支持部材38 0に取り付けられている。緩衝器360の他端はディスク384となっており、 ばね370の頂部に接続されている。ばね370にバイアス力を与えて緩衝器3 60を予負荷状態にしておくことが好ましい。 図18は図15の着陸装置330′に使用される緩衝器360の平面図である 。矢印はステンレス鋼のばねを圧縮するためにケーブル330′にどのように張 力が加えられるかを示す。 E.発射台 図19と図20は、LAP100、宇宙機200および打ち上げのための全燃 料の重量を支持する発射台400を示す。発射台400は普通直接地上あるいは 適切な基礎板に構築される。 発射台400はいくつかの垂直隆起部材410を含み、各々がLAP100の 打ち上げ支持表面117と接触または係合する上面420を有することが好まし い。打ち上げ支持表面117が隆起部材410の上面420に係合したとき、ロ ケット・システム140の最下端部142は発射台400から離れている。 好ましくは発射台ベース435が発射台400を保持し、ポート430,43 2がロケット・エンジン145からの排気ガスを受け入れる。排気ガスはポート 430に入りポート432から出る。 V.結論 本発明はそのユニークな構成により様々な利点を生み出している。打ち上げ補 助プラットフォームにより宇宙空間に出るための燃料またはロケットを用意する 必要のない宇宙機構成が可能となった。さらにプラットフォームはその地球への 下降が制御されるので再び使用可能である。 宇宙機も再使用可能である。宇宙機が弾性着陸装置の上に着陸するようにその 下降が制御される。これによって宇宙機はほとんど損傷を受けないので再使用の ために容易に改修可能である。 この発明の宇宙機は最初無人用に説明したが、いずれは人を運ぶように適用で きるであろう。さらにこのシステムは各種のサイズの各種の宇宙機に適用できる 。この技術分野に精通している者にとって本発明の主旨あるいは発明の範囲を逸 脱することなく本発明の宇宙機、打ち上げ補助プラットフォームおよび着陸装置 に様々な変更をおこなうことができることは明らかであろう。本発明は添付クレ ームの範囲およびクレームに相当する内容の範囲に収まる変更や派生を含む。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ほぼ大気圏を通り抜けてペイロードを運んだ後ペイロードを放出する再使用 可能なロケットにおいて、 ペイロード用の支持体を含むフレームと、 複数のロケット・エンジンを含む推進手段であって、 前記フレームに結合され、前記ロケットとペイロードをほぼ大気圏を通り抜け てほぼ垂直に推進する推進手段と、 前記ペイロードを放出した後に前記ロケットの帰還を制御する誘導手段と、を 備えることを特徴とする再使用可能なロケット。 2.支持体はペイロードの形状に合致した表面を持つ支持台を含むことを特徴と する請求項1記載の再使用可能なロケット。 3.フレームはロケット・エンジン間に軸方向開口部を有し、支持台は軸方向開 口部内に延びていることを特徴とする請求項2記載の再使用可能なロケット。 4.支持台は中央開口部を有することを特徴とする請求項3記載の再使用可能な ロケット。 5.フレームは多角形構造体を含み、該多角形構造体はロケット・エンジンを支 持するために多角形構造体から半径方向に延びるアームを有することを特徴とす る請求項1記載の再使用可能なロケット。 6.推進手段はフレームの下に配置されることを特徴とする請求項1記載の再使 用可能なロケット。 7.フレームは打ち上げ前にロケットを支持するためにロケット・エンジンの最 下端部よりも上に少なくとも一つの支持面を有することを特徴とする請求項1記 載の再使用可能なロケット。 8.フレームは着陸時にロケットを支持するためにロケット・エンジンの最下端 部よりも下に延びる複数の脚を有することを特徴とする請求項5または7記載の 再使用可能なロケット。 9.フレームは翼の形状をした複数の構造部材を含むことを特徴とする請求項1 記載の再使用可能なロケット。 10.ロケット・エンジンはフレームに対して水平保持されていることを特徴と する請求項1記載の再使用可能なロケット。 11.誘導手段はロケット・エンジンの推力を制御する航空電子手段を含むこと を特徴とする請求項1記載の再使用可能なロケット。 12.誘導手段は慣性誘導を制御する手段を含むことを特徴とする請求項1記載 の再使用可能なロケット。 13.誘導手段はロケット・エンジンの水平保持を制御する手段を含むことを特 徴とする請求項1記載の再使用可能なロケット。 14.誘導手段はペイロードのロケットからの切り離しを制御する手段を含むこ とを特徴とする請求項1記載の再使用可能なロケット。 15.ほぼ大気圏を通り抜けてペイロードを運んだ後ペイロードを放出する再使 用可能な打ち上げプラットフォームにおいて、 複数のロケット・エンジンを含む推進手段であって、 フレームに結合され、ロケットとペイロードを大気圏を通り抜けてほぼ垂 直に推進する推進手段と、 ロケット・エンジン間の軸方向の開口部と、 軸方向の開口部内でペイロードを支持する支持台と、 着陸時にペイロードなしのプラットフォームを支持する着陸装置とを含む フレームであって、 ロケット・エンジンを互いに離して垂直な姿勢にした状態で相互に接続するフ レームと、を備えることを特徴とする再使用可能な打ち上げプラットフォーム。 16.上昇と下降時にプラットフォームの操縦を制御する航空電子システムをさ らに含むことを特徴とする請求項15記載のプラットフォーム。 17.航空電子システムは、 誘導・航法システムと、 通信システムと、 誘導システムおよび通信システムに接続されて航空電子システムを管理するデ ータ処理システムとを含むことを特徴とする請求項16記載のプラットフォーム 。 18.誘導システムは、 データ処理システムに航法データを提供する衛星航法システム手段を含むこと を特徴とする請求項17記載のプラットフォーム。 19.前記ペイロードは、 宇宙機を含むことを特徴とする請求項15記載のプラットフォーム。 20.宇宙機は丸みを帯びた底部を持つ丸みを帯びた円錐形状を有することを特 徴とする請求項19記載のプラットフォーム。 21.丸みを帯びた円錐形状に形成され且つ、凹部を持つ丸みを帯びたベースを 有する外部構造体と、 宇宙機を制御する誘導システムと、 誘導システムによって制御され、ベースの穴に合致するように配置されて宇宙 機に推進力と制動を与えるロケット・エンジンと、 を備えることを特徴とする単段で軌道に乗る再使用可能な宇宙機。 22.外部構造体の内部でベースからほぼ垂直に延び、しかもベースに一体的に 接続された半径方向に延びるリブを有する主負荷支持構造体をさらに含むことを 特徴とする請求項21記載の宇宙機。 23.主負荷支持構造体は、 ベース内の凹部に整列され、ロケット・エンジンを収容する中空管状要素と、 中空管状要素に一体的に接続された半径方向リブと、を含むことを特徴とする 請求項22記載の宇宙機。 24.中空管状要素内に移動可能に取り付けられ且つロケット・エンジンに固定 されて、ロケット・エンジンをベース内の凹部を通って移動させる引出し可能な ラックと、 少なくとも一つのロケット・エンジンに燃料を供給する少なくとも一つの伸長 可能な燃料供給ラインと、 引出し可能なラックを移動させる手段と、をさらに含むことを特徴とする請求 項23記載の宇宙機。 25.ロケット・エンジンはそのノズルをベースの穴よりも少し内側に配置させ 、さらに宇宙機は ベースに少なくとも一つのパネルと、 少なくとも一つのパネルを開くための手段と、をさらに含むことを特徴とする 請求項21記載の宇宙機。 26.各々が独立して制御される燃料供給ラインを有する複数の細長くて円筒形 状の燃料タンクをさらに含むことを特徴とする請求項21記載の宇宙機。 27.ベースは熱保護システムを含むことを特徴とする請求項21記載の宇宙機 。 28.宇宙機のベース直径に対する高さの比は2よりも小さいことを特徴とする 請求項21記載の宇宙機。 29.通信システムと、 誘導システムに接続されて誘導システムを制御するデータ処理システムをさら に含むことを特徴とする請求項21記載の宇宙機。 30.宇宙機を軟着陸させるための弾力性を有する着陸装置であって、 下降時に宇宙機の衝撃を吸収する緩衝手段と、 緩衝手段を地上に保持する足場手段と、を備えることを特徴とする着陸装置。 31.緩衝手段は、 互いに格子状に交差するケーブルの水平な網と、 ケーブルを張った状態に保つための手段と、を含むことを特徴とする請求項3 0記載の着陸装置。 32.緩衝手段は、 ケーブルの選ばれた交差点に接続された緩衝器を含むことを特徴とする請求項 30記載の着陸装置。 33.前記緩衝手段は、 コイルばねを含むことを特徴とする請求項32記載の着陸装置。 34.宇宙機を打ち上げ補助プラットフォーム上に設置し、 プラットフォームのロケット・エンジンを使ってほぼ大気圏を通り抜けてほぼ 垂直な飛翔経路をたどってプラットフォームと宇宙機を推進し、 宇宙機をプラットフォームから切り離し、 宇宙機のロケット・エンジンを使ってプラットフォームの最も高い飛翔経路を 越えて宇宙機を推進し、 プラットフォームを、プラットフォームのロケット・エンジンで減速させなが らほぼ垂直に下降するように誘導してあらかじめ定められた着地点に軟着陸させ るステップを備えることを特徴とする宇宙空間に宇宙機を打ち上げる方法。 35.宇宙機が着陸したときのエネルギーを吸収するために、宇宙機のロケット ・エンジンを使って、宇宙機を減速し着陸装置上に誘導するステップをさらに含 むことを特徴とする請求項34記載の打ち上げ方法。 36.打ち上げ前に、宇宙機を打ち上げ補助プラットフォームに固定するステッ プをさらに含むことを特徴とする請求項34記載の打ち上げ方法。
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