JPH10505267A - パイプが移動可能な防火仕切り装置 - Google Patents

パイプが移動可能な防火仕切り装置

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JPH10505267A
JPH10505267A JP8509477A JP50947796A JPH10505267A JP H10505267 A JPH10505267 A JP H10505267A JP 8509477 A JP8509477 A JP 8509477A JP 50947796 A JP50947796 A JP 50947796A JP H10505267 A JPH10505267 A JP H10505267A
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JP8509477A
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イスラエルソン,ロナルド・ジェイ
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ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
    • F16L5/02Sealing
    • F16L5/04Sealing to form a firebreak device
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    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
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    • A62C2/06Physical fire-barriers
    • A62C2/065Physical fire-barriers having as the main closure device materials, whose characteristics undergo an irreversible change under high temperatures, e.g. intumescent
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
    • F16L5/02Sealing
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Abstract

(57)【要約】 パイプ(42)が該パイプの断面よりも大きな断面を有する仕切壁(44)の開口部を介して軸方向(L)と半径方向(R)に移動できる貫通式防火仕切りは、a)上記パイプを囲み、上記仕切壁の第1の側とスライド自在に係合して、上記開口部を実質的に覆う断熱材(47)と、b)上記断熱材と上記パイプとの間に設けられ、上記断熱材を介して上記パイプを軸方向に移動可能としている第1シール(52)と、c)上記断熱材と上記仕切壁との間に設けられ、上記開口部に対して上記パイプと上記断熱材を半径方向に移動可能としている第2シール(62)と、d)上記開口部が上記パイプの移動中に実質的に覆われているように、上記断熱材の上記仕切壁の第1の側に対する係合を維持しながら、上記開口部に対して上記断熱材の半径方向の移動を許す固定手段(58)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 パイプが移動可能な防火仕切り装置技術分野 本発明は、防火仕切り装置、特に、仕切壁に対してパイプが実質的に軸方向と 半径方向に移動できる貫通式防火仕切りに関する。発明の背景 防火仕切りは、パイプ、導管、ダクト、電気ケーブル、その他の構造物の近傍 の壁や床を煙や火炎が通過するのを防止する装置である。商業用及び居住用の構 造物の建設基準では、所定時間火炎や煙を食い止めることができる防火仕切りを 取り付けることを要求している。例えば、図1は、場所AとBでそれぞれ壁12 と床14を貫通するパイプ10が図示してある。防火仕切りが無ければ、燃焼物 16から出た煙と火炎が、パイプ10と壁12又は床14との間の隙間を介して 隣室に侵入することがある。 一方、熱による膨張や伸縮、構造物の移動、地震性活動、及びその他の要因に よって、パイプはこれが貫通している仕切壁に対して、半径方向、軸方向、又は 両方に移動するかもしれない。仕切壁に対するパイプの繰り返し移動により、従 来の防火仕切りの一体性が失われる恐れがある。例えば、パイプは室温で所定の 安定(平衡)した長さを有する。パイプに温水(ボイラからの水など)が供給さ れると、パイプは長手方向と半径方向に膨張する。パイプが冷却されると、その 安定した長さに戻る。例えば、30.5メートル(100.0フィート)の断面 を有する鋳鉄管は、環境温度が42.2℃(60°F)から202℃(220° F)に加熱されると、27.2mm(1.1インチ)膨張する。同一長さの銅管 は44.7mm(1.76インチ)膨張する。火災の場合、温度は927℃(1 700°F)に達し、それにより30.5メートル(100.0フィート)の鋳 鉄管ならば276.9mm(10.9インチ)、銅管ならば457.2mm(1 8.0インチ)の線膨張を生じる。図1に示すパイプのように、パイプがエルボ を有する場合、2方向(すなわち、図1の符号D1方向とD2方向)に長手方向 の膨張を生じる。したがって、例えば防火仕切りの構造上の一体性を損なうこと なく、熱膨張によりパイプが軸方向及び半径方向に移動できる防火仕切りが望ま れている。 ある公知の防火仕切りは、パイプと仕切壁との間の接続部においてパイプの周 囲に詰められたコーキングやパテを備えている。このような防火仕切りは煙の通 過を防止するという観点では有益なものであるが、パイプ、コーキング、壁の熱 膨張係数の違いに基づいて仕切壁に対してパイプが実質的に移動するような状況 にあっては適当なものではないかもしれない。また、コーキングは時間の経過と ともに乾燥してひび割れを生じ、防火仕切りとしての有効性が低下する。最も重 要なことは、一般にコーキングは12mm(0.5インチ)以下のパイプ移動し か追従し得ないということである。そのために、頻繁に膨張と伸縮を繰り返すと 、コーキングがパイプ、仕切壁、又はそれらの両方から分離し始め、防火仕切り の効果が減少する。 その他の公知の防火仕切りが図2に図示してあり、そこではパイプ10’が壁 12’を通過している。防火仕切り20は壁12’の片側又は両側に設けられ、 概略、バンドクランプ24によってパイプ10’の周囲に取り付けられたフレキ シブルなブーツ22を有する。フレキシブルブーツ22の他端は壁リング26に よって壁12’に取り付けてある。フレキシブルブーツ22は一般に、パイプ1 0’に対向する耐火層28を備えており、パイプ10’を壁12’の開口部近傍 から遮断している。耐火層28は、ファイバーグラス又はセラミック断熱材料か らなるマットのような材料を備えている。 図2に図示する防火仕切りは確かに独自の有用性を有するものであるが、不都 合なこともある。例えば、耐火層28は度重なる膨張と伸縮により劣化する傾向 がある。同様に、フレキシブルブーツもまた度重なる膨張と伸縮により劣化し、 そのために防火仕切りの有効性が損なわれる。また、個々の防火仕切りの性質に よっては、火災中にパイプ10’が大きく熱膨張すると、このパイプの移動にフ レキシブルチューブ22が追従し得ないかもしれない。 そこで、壁に対するパイプの移動に追従し、度重なる膨張と伸縮の後でも有効 性を保つ防火仕切りを提供することが望まれている。発明の概要 本発明は、仕切壁の開口部を通過するパイプが軸方向及び半径方向の移動に移 動可能な貫通式防火仕切りに関する。 パイプを取り巻く本防火仕切りの断熱アセンブリは、仕切壁の第1の表面に対 して摺動自在に係合し且つ実質的に開口部を覆うように配置される。断熱材は、 パイプが仕切壁の開口部端部まで移動した状態でも該開口部が実質的に覆われる 大きさとするのが好ましい。第1シールは断熱材とパイプとの間に設けられ、こ れにより断熱材を介してパイプがその軸方向に移動できる。第2のシールは断熱 材と仕切壁との間に設けられ、これにより開口部に対してパイプと断熱材が半径 方向に移動できる。仕切壁の第1の側面に対する断熱材の係合状態を維持しなが ら、開口部に対して断熱材が半径方向の移動できるように、固定構造が設けてあ る。 第1と第2のシールは、高温に晒されたときに防火仕切り装置のシール特性が 高まるように膨張する膨張材料を含むのが好ましい。 好適な実施形態では、断熱アセンブリは、固定構造に係合する外側プレートを 備えている。外側プレートは、火災中に断熱の構造となり、断熱材と固定構造と の間の相対移動による摩耗に抵抗する。断熱アセンブリはまた、仕切壁に対する 移動により断熱材が損傷するのを防ぐために内側プレートを有するのが好ましい 。この内側プレートはポリマーシート又はその他の耐久材料で構成するのが好ま しい。 断熱材と第1シートとの間には、断熱材を介してパイプが長手方向に容易に移 動できるように、スライド部材を設けてもよい。スライド部材はポリマー材料又 はその他の耐久材料で構成してもよい。 固定構造は、周辺部を有するベアリングプレートと、仕切壁の開口部とほぼ同 一の大きさと形状を有する貫通孔を有するのが好ましい。ほぼ断熱アセンブリの 厚み分の距離だけ仕切壁からプレートを保持するために、ベアリングプレートの 周囲に近接してスペーサが設けてある。上記プレートは、貫通孔が仕切壁の開口 部と一直線上に並ぶように配列するのが好ましい。上記断熱材は、ベアリングプ レートと仕切壁との間に、仕切壁の表面に対して保持された状態で断熱材が開口 部に対して半径方向に移動できるように設けられる。 防火仕切りには選択的にガスケット材料を設け、膨張シールが膨張する前に、 貫通式防火仕切りを煙が通過するのを防止してもよい。ガスケットは第1シール とパイプの回りに延在し、断熱アセンブリの内側プレートに取り付けるのが好ま しい。 仕切壁の開口部を貫通するパイプをシールする本方法は、開口部よりも大きな 断面の断熱材を開口部近傍のパイプに取り付ける工程を含む。第1シールは断熱 材とパイプとの間に設けられ、第2シールは仕切壁と断熱材との間に設けられる 。断熱材は、開口部が実質的に常時覆われるように断熱材が仕切壁に固定され、 開口部に対して断熱材は半径方向に移動できるが軸方向の移動は制限されている 。図面の簡単な説明 本発明は添付図面を参照することにより更に容易に理解できるあろう。図面で は、複数の図面において同一の部材には同一の符号が付してある。 図1は、建物の壁と床を貫通するパイプの略図である。 図2は、従来の防火仕切りの一部を切除した斜視図である。 図3は、本発明にかかる好適な防火仕切り装置の側面図である。 図4は、本発明にかかる好適な防火仕切り装置の展開図である。 図5は、本発明にかかる別の防火仕切り装置の展開図である。発明の詳細な説明 図3は好適な貫通式防火仕切り40の断面図で、これにより仕切壁44を介し てパイプ42の軸“L”に沿った軸方向移動と軸“R”に沿った半径方向移動が できるようになっている。本貫通式防火仕切り40は、仕切壁の耐火性又は一体 性を損なうかもしれない任意の機構に対して使用することを意図している。ここ で、“パイプ”の用語は、パイプ、導管、電気ケーブル、ダクトなどのように、 仕切壁を貫通する種々の形状と大きさを有する堅い装置を包含する。“仕切壁” の用語は、構造物中の部屋を分離する任意の分割部(例えば、壁、床、天井、隔 壁など)を包含する。 断熱アセンブリ47は、開口部50が実質的に覆われるように、パイプ42の 周囲を半径方向に囲っている。固定構造58はベアリングプレート66を有し、 断熱アセンブリ47が半径方向に移動できるようにして、仕切壁44の第1の側 面48に対して断熱アセンブリ47を保持している。固定構造58はベアリング プレート66を備えている。該プレートは一組のスペーサ68と68’を有し、 ベアリングプレート66を第1表面48から一定距離“D”を隔てて保持するよ うにしてある。スペーサ68と68’はベアリングプレート66に一体的に形成 してもよいし、それに取り付けてもよい。スペーサには、ベアリングプレート6 6の中心に向けて又は中心から離れる方向に向けてタブ65、65’を設けても よい。固定構造58は、ねじ74と74’のような既存の手段によって仕切壁4 4に固定される。図3に示すように、断熱アセンブリ47の半径方向移動はねじ 74によって制限され、防火仕切り40’の断熱アセンブリ47’の半径方向移 動はスペーサ68’によって制限されている。 断熱アセンブリ47は、距離“D”よりも僅かに小さな厚さ“C”を有するの が好ましく、それにより断熱アセンブリ47はキャビティ72の中で自由に動く ことができる。殆どの火災基準は、煙が防火仕切り40を通過できないことを要 求している。以下に説明するように、高温に晒されたとき、第1と第2のシール 52と62が膨張して煙シールを形成する。本防火仕切り40は、膨張材料が膨 張するまで煙を封じ込めるゴムリング80(後述する)のような煙シールと組み 合わせて使用してもよい。 図4に示すように、断熱アセンブリ47は、断熱開口部49を有し、内側プレ ート60と外側プレート56との間に介在される環状断熱材46を有するのが好 ましい。外側プレート56と内側プレート60は共にパイプ開口部82、82’ をそれぞれ有し、それらは断熱開口部49とほぼ同心的に配置される。開口部8 2の内側端部周囲には複数のスリット86を設け、外側プレート56がスライダ 54の溝88に容易に係合するようにするのが好ましい。 内側プレート60と断熱材46を外側プレート56に対して保持するために、 外側プレート56にはスペーサ64が設けてある。スペーサ64は外側プレート 56に一体的に形成してもよいし、それに取り付けてもよい。断熱材46はセラ ミックの毛布状断熱材で構成するのが好ましい。この目的に適当な断熱材は、ニ ューヨーク州ナイアガラフォールのカーボランダムから“フィバーラックス・デ ュラバック・ブランケット”の商標名で商業的に入手できるものである。代わり に、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・マニュファクチャリング ・カンパニー(3M)から入手可能なI−10Aシリーズ膨張性セラミックファ イバーマット〔技術仕様は、3Mドキュメントナンバー:98−0400−6( 96.5)R1〕が当該目的に適当である。断熱材46もまた、ファイバーグラ ス又は天然繊維のような安価な断熱材料で構成してもよい。 内側と外側のプレート60と56は、金属、ポリカーボネート、ポリプロピレ ン、ポリテトラフロオロエチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン(AB S)、又はポリビニルクロライド(PVC)のようなシート状の任意の耐久性、 耐摩耗性の材料で構成してもよい。一般に、火災中に熱を伝えないように、プレ ートは非伝導材料を使用するのが好ましい。上記目的のために、イリノイ州シカ ゴのマックマスタ−カールサプライ社からABS又はPVCのシート状物が入手 可能で、それは一般に厚みが3.2mm(0.125インチ)から25.4mm (1.0インチ)である。火災にあったときに断熱材46を補強し、ベアリング プレート66に対する移動に伴う摩耗に抵抗するために、亜鉛めっき鋼が以前か ら示されている。プレート56、60の大きさと形状は、開口部50の形、パイ プ42の断面形状、及びその他の適用パラメータに応じて変えてもよい。 図3に戻り、第1シール52は、断熱アセンブリ47の近傍でパイプ42の周 囲を覆っている。スライダ部材54は第1シール52と断熱アセンブリ47の間 に設けてあり軸“L”に沿ったパイプ42の長手方向移動を容易にしている。好 適な実施形態では、第1シール52がパイプ42に取り付けてある。代わりに、 第1シール52をスライド部材54に取り付けてもよいし、それをスライド部材 としてもよい。ある場合には、スライド部材54は防火仕切り40から除いても よい。スライド部材54を除く場合、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリ テトラフルオロエチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、又 はポリビニルクロライド(PVC)などの低摩擦材料をシール54とパイプ42 の間に設けるのが好ましい。 第2シール62は内側プレート60と仕切壁44の第1表面48との間に設け てある。内側プレート60により、第2シール62上で断熱アセンブリ47の移 動が容易になる。好適な実施形態では、第2シール62は仕切壁44の第1表面 48に接着されている。 第1と第2のシール52と62は、高温に晒されると低密度の断熱毛布状に膨 張する膨張性シート材料で構成するのが好ましい。本発明の実施に有効な膨張性 シート材料は一般にポリマーバインダ、フィラー、及び膨張粒子を含む。一般に 、そのような混合物は十分な添加物と合成されてシートとしてあり、適度な伸縮 性、柔軟性、及び取扱性を有し、そのためにパイプの周囲に都合良く巻くことが できる。熱や火炎に晒されると、シート材料は膨張してシールを形成し、これは 熱、煙、火炎の障壁として機能すると共に防火仕切り40を所定の場所に固定す る。膨張シート材料は、金属薄膜(好ましくは、アルミニウム)のような拘束層 に積層し、膨張シートの膨張方向を制御する共に、摩擦を低減して容易に移動で きるようにするのが好ましい。拘束層として有効なその他の材料には、米国特許 No.4,467,577号(リッチ)に記載されているように、金属スクリー ン、紙、厚紙、及びゴム又はプラスチックのシートがある。 好適な膨張シートとして、上述した“インテラムI−10A”の名称で入手可 能なものがある。“インテラムI−10A”膨張シート材料はほぼ5.02mm (0.198インチ)の厚みを有し、厚さ0.076mm(0.003インチ) のアルミニウム薄膜に積層されている。したがって、本貫通式防火仕切りが高温 に晒されると、第1と第2のシール52と62が膨張し、パイプ42と仕切壁4 4と共に煙と火炎に対する密封シールを形成する。 固定構造58は、仕切壁44の開口部50とほぼ同一の大きさと形状を有する 貫通孔70を有する。この貫通孔70により、固定構造58に邪魔されることな く、開口部50の中でパイプ42が移動できる。これに代えて、開口部70はパ イプ42が開口部50の内壁78に接触しないように、開口部50よりも小さく し、これによりパイプ42の移動を所定量に制限してもよい。一実施形態では、 断熱アセンブリ47は、開口部50又は貫通孔70若しくはそれらの両方で設定 された範囲内で、固定構造58により形成されるキャビティ72内で移動する。 断熱アセンブリ47は、たとえパイプ42が開口部50の内壁78に向かって移 動しても、開口部を覆うのが好ましい。 シール52と62の膨張前に、煙の通過を防止するために、断熱アセンブリ4 7の内面にはゴムリング80を設けてもよい。ゴムリング80は断熱アセンブリ 47の内側プレート60と第1シール52に取り付けるのが好ましい。ゴムリン グ80の内径は、パイプ42周囲の第1シール52の径よりも少し小さくするの が好ましい。シール80を伸ばして固定することにより、高温でない状態にあっ ても、防火仕切り40で煙をシールできる。ゴムリング80は厚さ0.79mm (0.0313インチ)の商業レベルのネオプレンシート材料で構成してもよく 、これはミネソタ州セントポールのマックマスタ・カール・サプライ社から製品 番号9455K31で販売されている。 特定の場合には、貫通式防火仕切りを仕切壁の両側に設け、仕切壁の一方から 他方に火炎が広がる可能性を最小限にするのが好ましい。図3は、仕切壁44の 反対側に設けたそのような第2の貫通式防火仕切り40’を示す。 図4に示すように、ベアリングプレート66の貫通孔70は、仕切壁44の開 口部50と同一の形状及び大きさとするのが好ましい。本実施形態では概略円形 の貫通孔70とパイプ42を示しているが、本発明が貫通孔70、開口部50、 又はパイプ42の形状によって限定されるものでないことは当業者ならば理解で きるであろう。例えば、貫通孔70を正方形として、仕切壁に正方形のダクトや 正方形の開口部を収容することができる。 本貫通式防火仕切り40は、任意のパイプ、導管、冷暖房空調ダクト、電気ケ ーブル、仕切壁の一体性や耐火性を損なうかもしれない機構、と共に好適に使用 されると予想される。 図5は貫通式防火仕切り40’’の別実施形態で、構成要素をパイプ上でスラ イドすることにより分解できない既存の構造に対する改良となり得る。固定構造 66’は軸90に沿って2つの分離部分に分けるのが好ましい。固定構造66’ は、仕切壁44に取り付けると、互いに連結できる。同様に、外側プレート56 ’、スライダ54’、断熱材46’、及び内側プレート69’は、軸92、94 、96、及び98に沿ってそれぞれ2つの分離部分に分けてある。軸90−98 は構成要素がパイプ42と係合できればどこでもよい。代わりに、軸90−98 は、外側エッジから構成要素66’、56’、54’、46’、60’の中央に 一つのカット部を設けてもよく、そこで構成要素を変形してパイプ42と係合で きる。軸92と98が同一平面になければ、断熱アセンブリはより大きな強度を 有する。実施例 符号56で示すベアリングプレートは、亜鉛めっき鋼板(20ゲージ、0.0 36インチ、0.66mm、ミネソタ州ミネアポリスのフラートン・メタル社か ら商業販売)を355.6mm(14.0インチ)の円形に切断し、複数のタブ (12.7mm×63.5mm;幅0.5インチ、長さ2.5インチ)を円の外 側エッジから半径方向に等間隔に伸ばして構成した。中央に152.4mm(6 .0インチ)の径の円を切った。各タブの端部には、5.89mm(0.232 インチ)径の孔をドリルで開け、各タブと一直線上に5.89mm(0.232 インチ)径の孔を円の周囲にドリルで開けた(円の縁から6.35mm(0.2 5インチ中心寄り))。図4に示すように、シートエッジのタブはシートに対し て90°曲げ、タブの先端0.5インチは90°曲げた。したがって、タブは、 図3、4の品物68にほぼ相当するスペーサを形成している。 図4の符号56で示す外側プレートは、亜鉛めっき鋼板(20ゲージ、0.0 36インチ、0.66mm、ミネソタ州ミネアポリスのフラートン・メタル社か ら商業販売)を254mm(10.0インチ)の円形に切断し、8個の等間隔に 配置された長さ50.8mm(2.0インチ)のタブ(幅12.7mm(0.5 インチ))を円の外側エッジから半径方向に伸ばして構成した。中央に80.6 4mm(3.175インチ)の径の円を切った。長さ25.4mm(1.0イン チ)の6つのスリットを、金属板の内側円の縁に半径方向に等間隔に切った。ス リットにより、スライダ部材を取り付けるときに、外側プレートの金属がいくら か変形できた。 スライド部材(図4の符号54で示す)は、内径76.2mm(3.0インチ )、外形81.02mm(3.19インチ)を有する硬質ABS管(イリノイ州 シカゴのマックマスタ−カールサプライ社から商業的に入手可)の一部である。 スライド部材は、長さ50.8mm(2.0インチ)で、縁から7.94mm( 0.3125インチ)の場所に深さ0.508mm(0.02インチ)の溝を有 する。溝は図4に示す溝88に相当する。 内側プレート(図4に符号60で示す)は、ABS(マックマスタ−カールサ プライ社から商業的に入手可)のシート台(3.17mm(0.125インチ) )を254mm(10.0インチ)の径の円に切断した。径80.64mm(3 .175インチ)の径を有する内側の円82’を中央から切除した。#4平頭シ ート金属ねじを受けるために、内側プレート60の縁周囲に等間隔に、6.35 mm(0.25インチ)の孔を8個ドリルで開けた。 断熱材は、厚さ25.4mm(1.0インチ)のセラミックファイバ断熱材か ら、中央に76.2mm(3.0インチ)径の円を切除した、径254mm(1 0インチ)の径の2つの円を切り出した。断熱材は、図4に符号46で示してあ る。2つのリング状断熱材を重ね合わして厚さ50.8mm(2.0インチ)の 層を形成した。断熱材は、ニューヨーク州ナイアガラフォールのカーボランダム から“フィバーラックス・デュラバック・ブランケット”の商標名のものを入手 した。 火災試験用の装置を組み立てるために、内側開口部がスライド部材の溝に固定 されるまで、スライド部材を外側プレートにはめ込んだ。断熱材はスライド部材 の上に固定し、プレートと外側プレートとの間で圧縮した。内側プレートは、ア センブリを保持するために、外側プレート上のスペーサ上にねじ止めした。 火災試験用に、91.4cm(3.0フィート)の正方形流し込みコンクリー トブロックで床をシュミレートした。床ブロックは、厚さ11.43cm(4. 5インチ)で、ブロック中央に径15.24cm(6.0インチ)の円形開口部 を備えていた。コンクリートブロックの両側には、開口部の周囲に、外形254 mm(10.0インチ)、内径152.4mm(6.0インチ)のリング状断熱 シート(“インテラムI−10A”)をスプレー接着剤(ミネソタ州セントポー ルのミネソタ・マイニング・マニュファクチャリング・カンパニー(3M)から スーパー77スプレー接着剤として商業的に入手可)を用いてブロックに取り付 けた。断熱シートのアルミニウム薄はブロックから外側に向けた。長さ914. 4mm(36.0インチ)のスチールパイプ(OD60.32(2.375イン チ)、ミネソタ州セントポールのキャピタル・サプライ社から名称“2インチス ケジュール40”で商業的に入手可)を膨張シート(“インテラムI−10A” )で一層巻し、アルミニウムテープ(商標名“T−49”:ミネソタ・マイニン グ・マニュファクチャリング・カンパニー(3M)から入手可)で所定の場所に 保持した。断熱シートは防火仕切りアセンブリの内側に集中させ、コンクリート の両側に約88.9mm(3.5インチ)伸ばした。断熱シートで包まれたパイ プをコンクリートブロックの開口部を貫通して配置した。 ネオプレンゴムのシート(マックマスター・カール社から入手可能な0.8m m(0.031インチ)シート)を、中央に63.5mm(2.5インチ)径の 孔を有する径177.8mm(7.0インチ)のリングを切り出した。これは内 側/外側プレートアセンブリの開口部に集め、ダクトテープを用いて内面に固定 した。ゴムシートは断熱マットと共に圧縮したので、装置に煙シール性が付与さ れている。 スライド部材、内側プレート、及び外側プレートはパイプに固定して、コンク リートブロック面上の膨張シートに接触して配置した。同様に準備したアセンブ リはブロックの反対側でパイプ上に配置した。パイプが比較的自由に移動(半径 方向及び長手方向)できることを確認した。 ベアリングプレート(図4の66に相当する)を、コンクリートブロックのパ イプに配置して開口部の中央に集め、長さ63.5mm(2.5インチ)、径6 .35mm(0.25インチ)のコンクリートアンカーねじで止めてコンクリー ト内に固定した。 火災試験を行うために、コンクリートブロックに設けたアセンブリは、コンク リートブロックの両側に防火仕切りを設けて、0.19m3(7フィート3)のガ ス炉(ジョージア州アトランタのオリンピック・キルンからキルンとして商業的 に利用可)の上部に設けた。炉内パイプの端部は、パイプに溶接された厚さ6. 36mm(0.25インチ)の鋼板で密封した。 温度は、炉の内側上部の様々な場所に設けたサーモカップル(径6.35mm (0.25インチ)のスチールシースを有する“K”型サーモカップル)で監視 した。防火アセンブリの様々な場所で温度を記録するために8個のサーモカップ ル(シースされていない)を使用した。これらのサーモカップルは厚さ3mm( 0.125インチ)のセラミックファイバ断熱パッドで覆い、ファイバ補強テー プ、スチールワイヤ、又はレンガによって所定の場所に保持した。 装置について2つの試験を行った。火炎に晒す試験項目では、防火仕切りアセ ンブリの火災に対する抵抗を評価した。ASTM(アメリカ材料試験協会)E8 14−83:貫通式防火仕切りの火災試験、の時間と温度を試験測定した。試験 の第1部では評価“F”、“T”を得た。評価“F”は、火炎が装置を通過した ときに生じた。評価“T”は、装置の火炎に晒していない側が初期温度以上の1 63℃(325°F)に到達したときに生じた。いずれかの評価を得るために、 後述するように高圧水スプレーの間じゅうシール性を維持しなければならない。 スラブの高温側からスラブの低温側にパイプを通じた火炎の移動を許すならば、 その防火アセンブリの火炎に晒す試験項目について不良である。 各防火仕切りアセンブリの第2部の試験は火炎に晒す第1部の終了に続いて即 座に行った。水流試験では、0.21MPa(301bs/インチ2)の圧力で 防火仕切りに水流を防火仕切りに噴射してその抵抗を評価した。防火仕切りアセ ンブリは水に耐え、試験片の1平方フィート当たり1.5秒間パイプをシールし 続けなければならない。例えば、3フィート×3フィートのコンクリートスラブ について13.5秒であった。この試験はASTMのE814−83に記載され ている。本防火仕切り装置はASTM E814−83基準で3時間“F”と“ T”の評価を得た。 本発明はいくつかの実施形態を参照して説明した。発明の範囲から逸脱するこ となく、説明した実施形態については多くの変更をなし得ることは当業者ならば 明らかである。したがって、本発明の範囲は、そこに記載されている構造に限定 されるべきでなく、クレームの用語で説明する構造及びこれに均等な構造によっ てのみ限定されるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年9月10日 【補正内容】 8.0インチ)の線膨張を生じる。図1に示すパイプのように、パイプがエルボ を有する場合、2方向(すなわち、図1の符号D1方向とD2方向)に長手方向 の膨張を生じる。したがって、例えば防火仕切りの構造上の一体性を損なうこと なく、熱膨張によりパイプが軸方向及び半径方向に移動できる防火仕切りが望ま れている。 ある公知の防火仕切りは、パイプと仕切壁との間の接続部においてパイプの周 囲に詰められたコーキングやパテを備えている。このような防火仕切りは煙の通 過を防止するという観点では有益なものであるが、パイプ、コーキング、壁の熱 膨張係数の違いに基づいて仕切壁に対してパイプが実質的に移動するような状況 にあっては適当なものではないかもしれない。また、コーキングは時間の経過と ともに乾燥してひび割れを生じ、防火仕切りとしての有効性が低下する。最も重 要なことは、一般にコーキングは12mm(0.5インチ)以下のパイプ移動し か追従し得ないということである。そのために、頻繁に膨張と伸縮を繰り返すと 、コーキングがパイプ、仕切壁、又はそれらの両方から分離し始め、防火仕切り の効果が減少する。 US−A−4894966には、同一の広がりを有する開口部を備えた2つの 側壁と、上記側壁間に延在し上記開口部外側に伸びて内側に開口部である環状溝 を形成する環状外壁を有する金属鋳物を含む延焼防止装置が開示されている。上 記鋳物は装置を建造物に接続する台部を有する。上記溝には膨張材料が存在する 。弾性ガスケットは鋳物から伸び、膨張材料を越えて内側に伸びる管状内壁を有 する。この延焼防止装置は、仕切壁の開口部がパイプ断面よりも大きな断面を有 する場合に、該開口部を通してパイプが軸方向と半径方向に移動できる貫通式防 火仕切りを形成している。ここで、防火仕切りは、上記開口部よりも大きな断面 を有し、上記仕切壁の開口部を実質的に覆うようにパイプを囲む断熱材と、上記 断熱材と上記パイプとの間に設けられ、上記断熱材を介して上記パイプを軸方向 に移動可能としている第1シールとを備えている。 その他の公知の防火仕切りが図2に図示してあり、そこではパイプ10’が壁 12’を通過している。防火仕切り20は壁12’の片側又は両側に設けられ、 概略、バンドクランプ24によってパイプ10’の周囲に取り付けられたフレキ シブルなブーツ22を有する。フレキシブルブーツ22の他端は壁リング26に よって壁12’に取り付けてある。フレキシブルブーツ22は一般に、パイプ1 0’に対向する耐火層28を備えており、パイプ10’を壁12’の開口部近傍 から遮断している。耐火層28は、ファイバーグラス又はセラミック断熱材料か らなるマットのような材料を備えている。 図2に図示する防火仕切りは確かに独自の有用性を有するものてあるが、不都 合なこともある。例えば、耐火層28は度重なる膨張と伸縮により劣化する傾向 がある。同様に、フレキシブルブーツもまた度重なる膨張と伸縮により劣化し、 そのために防火仕切りの有効性が損なわれる。また、個々の防火仕切りの性質に よっては、火災中にパイプ10’が大きく熱膨張すると、このパイプの移動にフ 請求の範囲 1. パイプ(42)が該パイプの断面よりも大きな断面を有する仕切壁(44 )の開口部(50)を介して軸方向と半径方向に移動できる貫通式防火仕切り( 40)は、 a) 上記パイプ(42)を囲み、上記仕切壁の開口部を実質的に覆う断熱材( 46)と、 b) 上記断熱材(46)と上記パイプ(42)との間に設けられ、上記断熱材 を介して上記パイプを軸方向に移動可能としている第1シールと、を備えており 、 c) 上記断熱材(46)と上記仕切壁(44)との間に設けられ、上記開口部 に対して上記パイプと上記断熱材を半径方向に移動可能としている第2シール( 62)と、 d) 上記開口部(50)が上記パイプの移動中に実質的に覆われているように 、上記断熱材(46)の上記仕切壁の第1の側に対する係合を維持しながら、上 記開口部に対して上記断熱材の半径方向の移動を許す固定手段(58)と備え、 e) 上記断熱材(46)は上記仕切壁の第1の側(48)にスライド自在に係 合していることを特徴とする。 2. 上記断熱材(46)は、上記断熱材(46)と上記固定手段(58)との 間に設けた外側プレート(56)を有する、請求項1の装置。 3. 上記外側プレート(56)は鋼からなる、請求項2の装置。 4. 上記断熱材(46)はまた、上記断熱材(47)と上記仕切壁(44)と の間に内側プレート(60)を有する、請求項1の装置。 5. 上記内側プレート(60)は、金属、ポリカーボネート、ポリプロピレン 、ポリテトラフロオロエチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン、又はポ リビニルクロライドからなる群から選択された材料で構成されている、請求項4 の装置。 6. 記断熱材(46)はまた、上記断熱材を通る上記パイプの軸方向移動を良 くするために、上記断熱部材(46)と上記第1シール(52)との間に設け たスライド部材(54)を有する、請求項1の装置。 7. 上記スライド部材(54)は、金属、ポリカーボネート、ポリプロピレン 、ポリテトラフロオロエチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン、又はポ リビニルクロライドからなる群から選択された材料で構成されている、請求項6 の装置。 8. 上記開口部(50)はエッジ部を有し、上記パイプが上記開口部のエッジ 部近傍にあるとき、上記断熱材の断面が実質的に上記開口部を覆う、請求項1の 装置。 9. 上記第1と第2のシールは膨張材料(52、62)からなる、請求項1の 装置。 10. 上記第1シール(52)は上記断熱材(46)に取り付けられている、 請求項1の装置。 11. 上記第2シール(62)は上記仕切壁(44)に取り付けられている、 請求項1の装置。 12. 上記断熱材(46)は、圧縮されたセラミックファイバの毛布からなる 、請求項1の装置。 13. 上記断熱材(46)は、上記パイプを受けるために、パイプ開口部を有 する円筒形をしている、請求項1の装置。 14. 上記固定手段(58)は、周囲と上記仕切壁の開口部とほぼ同じ径の貫 グプレートを保持するために上記周囲近傍にあるスペーサ部とを備え、上記断熱 材(46)が上記ベアリングプレートと上記仕切壁との間に設けられている、請 求項1の装置。 15. 上記貫通孔(70)は、上記仕切壁の開口部よりも小さい径を有する、 請求項14の装置。 16. 上記仕切壁(44)の上記開口部(50)はほぼ円筒形をしている、請 求項1の装置。 17. 上記パイプ(42)はほぼ円筒形をしている、請求項1の装置。 18. 上記仕切壁(44)は壁構造である、請求項1の装置。 19. 上記仕切壁(44)は天井構造である、請求項1の装置。 20. 上記断熱材(46)は内面と外面を有し、上記断熱材はまた上記内面に 取り付けられて上記第1シール(52)の回りに延在するガスケット(80)を 有する、請求項1の装置。 21. 上記ガスケット(80)はゴム材料からなる、請求項1の装置。 22. 上記パイプ(42)は金属又はセラミックの材料からなる、請求項1の 装置。 23. パイプ(42)が該パイプの断面よりも大きな断面を有する仕切壁(4 4)の開口部(50)を介して軸方向と半径方向に移動できる貫通式防火仕切り (40)は、 a) 上記開口部よりも大きな断面を有し且つ上記パイプを実質的に囲む断熱材 (46)と、 b) 上記断熱材(46)と上記パイプ(42)との間に設けられ、上記断熱材 を介して上記パイプを軸方向に移動可能としている第1シール(52)と、 c) 上記断熱材(46)と上記仕切壁(44)との間に設けられ、上記開口部 に対して上記パイプと上記断熱材を半径方向に移動可能としている第2シール( 62)と、そして d) 上記開口部が実質的に覆われているように、上記開口部に対して上記断熱 材の半径方向の移動を許すと共に軸方向の移動を制限する固定手段(58)と、 を備えた防火仕切り。 24. 仕切壁(44)の開口部(50)を通るパイプ(42)をシールして上 記仕切壁の片側から反対側に火炎又は煙が移動するのを最小限にする方法は、 a) 上記開口部よりも大きな断面を有する断熱材(46)を上記開口部近傍の 上記パイプに取り付け、 b) 上記断熱材(46)と上記パイプ(42)との間に、上記断熱材を介して パイプが軸方向に移動できるように第1シール(52)を設ける工程を備えてお り、 c) 上記断熱材(46)と上記仕切壁(44)との間に、上記開口部に対して 上記パイプと上記断熱材が半径方向に移動できるように第2シール(62)を設 け、そして d) 上記開口部が実質的に覆われているように、上記開口部に対して上記断熱 材の半径方向の移動を許すと共に軸方向の移動を制限するように上記断熱材を固 定する工程を含むことを特徴とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. パイプが該パイプの断面よりも大きな断面を有する仕切壁の開口部を介し て軸方向と半径方向に移動できる貫通式防火仕切りは、 a) 上記パイプを囲み、上記仕切壁の第1の側とスライド自在に係合して、上 記開口部を実質的に覆う断熱材と、 b) 上記断熱材と上記パイプとの間に設けられ、上記断熱材を介して上記パイ プを軸方向に移動可能としている第1シールと、 c) 上記断熱材と上記仕切壁との間に設けられ、上記開口部に対して上記パイ プと上記断熱材を半径方向に移動可能としている第2シールと、そして d) 上記開口部が上記パイプの移動中に実質的に覆われているように、上記断 熱材の上記仕切壁の第1の側に対する係合を維持しながら、上記開口部に対して 上記断熱材の半径方向の移動を許す固定手段と、を備えた防火仕切り。 2. 上記断熱材は、上記断熱材と上記固定手段との間に設けた外側プレートを 有する、請求項1の装置。 3. 上記外側プレートは鋼からなる、請求項2の装置。 4. 上記断熱材はまた、上記断熱材と上記仕切壁との間に内側プレートを有す る、請求項1の装置。 5. 上記内側プレートは、金属、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリテ トラフロオロエチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン、又はポリビニル クロライドからなる群から選択された材料で構成されている、請求項4の装置。 6. 上記断熱材はまた、上記断熱材を通る上記パイプの軸方向移動を良くする ために、上記断熱部材と上記第1シールとの間に設けたスライド部材を有する、 請求項1の装置。 7. 上記スライド部材は、金属、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリテ トラフロオロエチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン、又はポリビニル クロライドからなる群から選択された材料で構成されている、請求項6の装置。 8. 上記開口部はエッジ部を有し、上記パイプが上記開口部のエッジ部近傍に あるとき、上記断熱材の断面が実質的に上記開口部を覆う、請求項1の装置。 9. 上記第1と第2のシールは膨張材料からなる、請求項1の装置。 10. 上記第1シールは上記断熱材に取り付けられている、請求項1の装置。 11. 上記第2シールは上記仕切壁に取り付けられている、請求項1の装置。 12. 上記断熱材は、圧縮されたセラミックファイバの毛布からなる、請求項 1の装置。 13. 上記断熱材は、上記パイプを受けるために、パイプ開口部を有する円筒 形をしている、請求項1の装置。 14. 上記固定手段は、周囲と上記仕切壁の開口部とほぼ同じ径の貫通孔とを 有し且つ上記貫通孔は上記仕切壁の開口部とほぼ同心にあるベアリングプレート と、上記仕切壁から所定距離に上記ベアリングプレートを保持するために上記周 囲近傍にあるスペーサ部とを備え、上記断熱材が上記ベアリングプレートと上記 仕切壁との間に設けられている、請求項1の装置。 15. 上記貫通孔は、上記仕切壁の開口部よりも小さい径を有する、請求項1 の装置。 16. 上記仕切壁の上記開口部はほぼ円筒形をしている、請求項1の装置。 17. 上記パイプはほぼ円筒形をしている、請求項1の装置。 18. 上記仕切壁は壁構造である、請求項1の装置。 19. 上記仕切壁は天井構造である、請求項1の装置。 20. 上記断熱材は内面と外面を有し、上記断熱材はまた上記内面に取り付け られて上記第1シールの回りに延在するガスケットを有する、請求項1の装置。 21. 上記ガスケットはゴム材料からなる、請求項1の装置。 22. 上記パイプは金属又はセラミックの材料からなる、請求項1の装置。 23. パイプが該パイプの断面よりも大きな断面を有する仕切壁の開口部を介 して軸方向と半径方向に移動できる貫通式防火仕切りは、 a) 上記開口部よりも大きな断面を有し且つ上記パイプを実質的に囲む断熱材 と、 b) 上記断熱材と上記パイプとの間に設けられ、上記断熱材を介して上記パイ プを軸方向に移動可能としている第1シールと、 c) 上記断熱材と上記仕切壁との間に設けられ、上記開口部に対して上記パイ プと上記断熱材を半径方向に移動可能としている第2シールと、そして d) 上記開口部が実質的に覆われているように、上記開口部に対して上記断熱 材の半径方向の移動を許すと共に軸方向の移動を制限する固定手段と、を備えた 防火仕切り。 24. 仕切壁の開口部を通るパイプをシールして上記仕切壁の片側から反対側 に火炎又は煙が移動するのを最小限にする方法は、 a) 上記開口部よりも大きな断面を有する断熱材を上記開口部近傍の上記パイ プに取り付け、 b) 上記断熱材と上記パイプとの間に、上記断熱材を介してパイプが軸方向に 移動できるように第1シールを設け、 c) 上記断熱材と上記仕切壁との間に、上記開口部に対して上記パイプと上記 断熱材が半径方向に移動できるように第2シールを設け、そして d) 上記開口部が実質的に覆われているように、上記開口部に対して上記断熱 材の半径方向の移動を許すと共に軸方向の移動を制限するように上記断熱材を固 定する工程を含む。
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