JPH10505005A - 選択可能なピンテール・コレクタを有する取付け工具 - Google Patents

選択可能なピンテール・コレクタを有する取付け工具

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JPH10505005A
JPH10505005A JP8509659A JP50965996A JPH10505005A JP H10505005 A JPH10505005 A JP H10505005A JP 8509659 A JP8509659 A JP 8509659A JP 50965996 A JP50965996 A JP 50965996A JP H10505005 A JPH10505005 A JP H10505005A
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venturi
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JP8509659A
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イー. ロシアー,ヘンドリク
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ハック インターナショナル,インコーポレイテッド
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    • Y10T29/53743Liquid
    • Y10T29/53748Liquid and gas

Abstract

(57)【要約】 ピンテール留め具の取り付け具は、ノーズ・アッセンブリ(30)のジョー開口(22)と整列したボア(20)を有するノーズ・ピストンを囲繞するノーズ・ピストン・シリンダ(12)を含んでいる。ノーズ・ピストン(14)はまたボアと角度をもたせて合致するベンチュリ・ボア(50)を有している。加圧空気と接続されたとき、ベンチュリ・ボア(50)はベンチュリ効果を生成し、分離されたピンテールがノーズ・アッセンブリ(30)の外から容器(100)内に吸引される。ベンチュリ・ボア(50)は、ベンチュリ・ボアを空気供給部から分離するスライド弁(56)により機能停止にされる。スライド弁は、ノーズ・ピストン・シリンダの外部の周囲に位置するリング(58)を含んでいる。スライド弁(56)は、加圧空気が空気供給部からベンチュリ・ボアに流れるのを許容するピストンと、空気供給部からベンチュリ・ボアに空気が流れるのを防止するピストンの間でスライド自在である。

Description

【発明の詳細な説明】 選択可能なピンテール・コレクタを有する取付け工具 発明の分野 本発明は、留め具のヘッド(頭部)を変形し、留め具のピンテール(軸尾部) を引き離す力を加えることによってすえ込み留め具(swage fastener)、リベッ トおよび同様の締め具を取付けるための工具に関し、特に、工具の使用者が容易 に使えるようにしたり、使えなくしたりすることのできる吸引力を利用するピン テール・コレクタ(収集器)を有する人間工学に基づいた取付け工具に関する。 発明の技術的背景 すえ込み留め具、リベットおよび同様の留め具は、一般的に、航空機および航 空宇宙分野の製造から建築までの産業分野においてさまざまな加工物同士を固定 するために用いられる。本文では、軸を中心に設けられた変形可能なヘッドと軸 に取り外し可能に取り付けられたピンテールとを含むそのような留め具を、ひと まとめにして「ピンテール留め具」と称する。ここで用いられるように、「ヘッ ド」は、留め具の一端部に固定された構成に限られるものではない。留め具には 、ヘッドが軸の一端部の周りに固定されているものがいくつかあるが、それ以外 に、ヘッドが軸にそって移動されうる変形可能なカラーを含み、カラーを軸上の 溝にすえ込むことによって取り付けられるものもある。 ピンテール留め具は、ねじ条なしでしっかりと固定された耐久性のある接続を 提供でき、且つ、迅速に取り付けできるため望ましい。ピンテール留め具は、接 着剤、釘またはねじなどの他の留め具では対応できない板金などの材料を留める ためによく用いられる。 ピンテール留め具は多くの利点を有するが、ピンテール留め具を取り付けるた めに用いられる従来の取り付け工具にはいくつかの欠点があった。従来の取り付 け工具の欠点を理解するためには、どのようにピンテール留め具が取る付けられ るかを理解することが有益である。まず、留め具のピンテールは、取り付け工具 に取り付けられたノーズ・アッセンブリ(先端組立体)のジョーの間に挿入され る。ノーズ・アッセンブリは、一般的に、工具から取り外し可能であり、よって ひとつの工具でさまざまなノーズ・アッセンブリが使用できる。ノーズ・アッセ ンブリは、取り付けられる留め具の特定のタイプによって選択される。 その後、少なくとも留め具の軸の一部が、固定される加工物の一列に並んだ穴 を通して挿入される。留め具は、少なくともその留め具のヘッドの一部がいずれ かの加工物の穴よりも大きくなるように選択される。ヘッドは穴の周囲で加工物 と接触する。 次に、取り付け力が取り付け工具およびノーズ・アッセンブリにより留め具に 加えられる。取り付け力は、工具により生成されて、工具のノーズ・ピストンに よりノーズ・アッセンブリに伝達される。一般的に、軸に沿って加工物から離れ て力は加わる。ノーズ・アッセンブリのジョーは、ピンテールの周囲を締め付け 、加工物から離れて、ピンテールを、つまり軸を押し進める。ピンテールは、一 般的に環状溝を有し、ジョーの締め付け能力を高める。ピンテールの溝は、通常 ねじみぞを形成するのではなく分離している。 取り付け力は、加工物に対して留め具のヘッドを押し付ける。留め具は、取り 付け力を加え続けると、ヘッドの形状が変形し、軸が穴にさらに入っていくよう に形成される。通常、変形により、軸に対し横向きのヘッドの断面径が増加し、 軸に対してヘッドを動かないように固定する。取り付けによりヘッドは変形し、 加工物は穴よりも大きな留め具の部分間ではさみこまれる。 一般的に、ピンテールに直接接する軸の部分は、軸のその他の部分よりも狭め られたり弱くなるようにして留め具が形成される。取り付け力を十分に加えると 、ピンテールは軸からすぐに外れる。外れたピンテールは、捨てられるか、新た なピンテール留め具を形成する際に使用されるために集められる。 残念なことに、いくつかの従来の取り付け工具には、外れたピンテールを効果 的に処理できなかった。このような状況によって、外れたピンテールは、その場 に残されるか、加工物から飛び出たりしていた。取り付けの際留め具のヘッドを 適切に変形するのに必要な圧力は、通常約210kg/cm2(3,000psi) 以上であり、これによって外れたピンテールが留め具の軸から急速に飛び出すこ と も珍しくない。多くの便利な工具は、工具を使用する者を傷つけたり、それ以外 に損傷を与えたりすることを防止するために、床に向かってピンテールが飛ぶよ うに単に向きをそらしている。 そのような従来の工具は、外れたピンテールが作業場周辺に偶然に落ちるよう にしている。外れたピンテールは作業場が片付いている場合は最終的に集められ るため、既知の工具には吐き出されたピンテールを保持するピンテール容器を含 むものがある。そのような容器のひとつは、相対的に回転可能な内側ボトルと外 側ボトルとからなる。ボトルは、それぞれその側面にスロットを有する。スロッ トが一列になるまでボトルを回転させ、ピンテールを一直線上にしてそのスロッ トから落ちるようにすることにより、容器内からピンテールが取りだせるように 容器は形成される。残念なことに、実際の作業状態では、しばしばそのボトルの 平滑な表面によって回転が困難であり、よって空にすることも困難である。 外れた後、ピンテールは、ノーズ・アッセンブリ内に残っていることもある。 次の留め具の取り付けの準備において新しい留め具のピンテールが連続して挿入 されるので工具をつまらせてしまう。多くの従来の工具は、取り外した後ノーズ ・アッセンブリの外およびノーズ・ピストンの外にピンテールを出し、次の留め 具の道を開けることができない。よって、工具の使用者は、ピンテールが出てく るまで工具を振るなど、いずれにしても最初のピンテールを取り除くのに時間と 労力を費やさなければならなかった。 したがって、いくつかの従来の工具では、ノーズ・アッセンブリの外へ、また ノーズ・ピストンの外へ外れたピンテールを出す吸引作用を作り出すように加圧 エアを用いるものがあった。吸引はまた、加工物の穴に次の留め具の一部分を入 れるために工具が移動されるのでジョーの間に次の留め具を保持するためにも用 いられる。吸引は、従来のエア・ホースを介して工具に供給される加圧エアによ り直接的もしくは間接的に生成されたエア・フローによって生みだされる。 残念なことに、既知の工具は、使用者がその吸引作用を選択的に使えるように したり、使えなくしたりするための容易に操作できる柔軟性のある手段を提供し ていなかった。エア・ホースを加圧するために用いるエネルギーを減少するため に、工具を使用しないがまだエア・ホースにつながれている場合に吸引を使えな くすることが望まれている。また、特別なピンテールが特別なノーズ・アッセン ブリに打ち込むように用いられるのではなく、吸引なく且つ使用者が苦労するこ となく容易にスライドできる場合、エネルギーを節約するために吸引を使えなく することが望まれている。 既知の工具には、単に、吸引作用を使えなくするために自動手段を含むものが ある。これらの自動手段は、一般的に、工具不使用時におけるノーズ・ピストン の位置によるものであり、よって使用者が吸引を柔軟にコントロールできるもの ではなかった。他の工具には、ねじやTの字型バルブ・ハンドルなどを繰り返し 回転させることによって使用者が吸引を使えるようにしたり、使えなくしたりで きるバルブを含むものがある。このようなバルブの多くは、ねじ回しやウインチ を必要とするため不便であった。さらに、たとえそのようなバルブが手だけで操 作できるものであったとしても、繰り返し回転させる必要があるため多くの時間 と労力を使用者が費やす必要がある。 多くの従来の取り付け工具のさらなる欠点は、使用者が工具を適切に位置決め するにあたって困難に直面することである。一般的に、工具の位置決めを困難に する要因はさまざまである。工具の重さは通常約3.6kgから6.8kg(約8ボ ンドから約15ポンド)あるため、工具の重さは確実にその要因のひとつである 。しかしながら、他の要因もまた重要である。たとえば、工具は大概、工具不使 用時における位置に固定された剛性の接続部により加圧エア・ホースに取り付け られている。そのような工具の位置決めは、工具が直接下に向いているエア・ホ ース接続部で方向付けされていない場合は常にエア・ホースの余分な部分を持ち 上げる必要がある。 加えて、工具のハンドルは、一般的に、ノーズ・ピストンに対してほぼ直角に 位置している。使用者は通常、加工物にほぼ垂直にノーズ・ピストンと彼等の前 腕の両方を保持している。この位置では、直角に設けられたハンドルを持つ従来 の工具は、自然な角度で位置した状態よりも腰にかかるストレスを大きくしてし まう。 多くの従来の工具におけるさらなる欠点は、ノーズ・アッセンブリおよび工具 のハンドルは、工具不使用時に床にまたはその近くに置かれるように設計されて いることである。使用者は、ハンドルの下にくるまで床に沿ってまたは床に対し て手の指を滑らせて工具を「すくい上げ」なければならない。何度もこのすくい 上げの行為を行っていると手や指をこすってしまう恐れがある。加えて、作業場 の床に繰り返し置くことによって、ノーズ・アッセンブリは、ほこりや金属の削 りくずや他のごみを集めてしまうおそれがある。汚れたノーズ・アッセンブリは 、しばしば、効果的に作動するために時間をかけて掃除をする必要がある。 よって、留め具から外されたピンテールをノーズ・アッセンブリから取り除く ための容易な操作や柔軟な吸引を提供できるピンテール留め具の取り付け工具を 提供することがこの分野において有益である。 使用者や作業場の床を傷つけることのない容易に空にできる容器に外れたピン テールを集めることのできるそのような工具を提供することもまたこの分野にお いて有益である。 さらに、使用者にかかるストレスを減少して、工具の適切な位置決めを容易に することのできるそのような工具を提供することもまたこの分野において有益で ある。 加えて、工具不使用時に作業場の床の上にノーズ・アッセンブリを保持するこ とによりノーズ・アッセンブリが汚れるリスクを減らすことのできるのような工 具を提供することもまたこの分野において有益である。 このような取り付け工具は、本明細書に開示され、請求の範囲に記載されてい る。 発明の概要 本発明は、加工物にピンテール留め具を取付けるために用いられる取り付け工 具を提供する。その取り付け工具の現在の好ましい実施例は、留め具へ取付け力 を加えるように構成されたノーズ・アッセンブリへ接続可能である。ノーズ・ア ッセンブリは、留め具のピンテールをしっかり握んで、留め具へ取付け力を加え る1組のジョーを含む。取付け力は、その取り付け工具によって生成される。 取り付け工具は、ノーズ・ピストンを囲むノーズ・ピストン・シリンダを含む 。ノーズ・ピストンは、ノーズ・アッセンブリのジョー開口と一直線に並んだ軸 方 向の口径を有する。ノーズ・ピストンの軸方向の口径は、ピストンの先端の先端 オリフィスとピストンの後端の後端オリフィスとを連結する。ノーズ・ピストン の先端は、ノーズ・アッセンブリに接続可能である。 ノーズ・ピストンは、また、ベンチュリ・オリフィスで軸方向の口径とぶつか るベンチュリ・ボア(孔)を有する。ベンチュリ・ボアは、一般的にノーズ・ピ ストンの後端に向かっている。すなわち、ベンチュリ・ボアは、先端オリフィス とベンチュリ・オリフィスとの間に位置する軸方向の口径に対して鋭角をもって 方向付けされている。ベンチュリ・ボアは、従来のエア・コンプレッサによって 加圧されたエアを収容する従来のエア・ホースなどの加圧エアの供給源とエア供 給装置において接続可能である。 取り付け工具は、また、ベンチュリ・ボアとエア供給装置との間に設けられた スライド弁を含む。スライド弁は、ノーズ・ピストン・シリンダの外周に配され るリングを含む。リングは、ノーズ・ピストン・シリンダと隣り合う面に凹部を 有する。凹部は、エア供給装置と実質的に流体で連通している。 スライド弁は、エア供給装置からベンチュリ・ボアへ加圧エアが流れる開口位 置と、エア供給装置からベンチュリ・ボアへ加圧エアを流さないようにする閉口 位置との間を線形的にスライド可能である。この制御を達成するために、凹部は 、リングが開口位置にある時に凹部はベンチュリ・ボアと実質的に流体で連通し 、リングが閉口位置にある時に凹部はもはやベンチュリ・ボアと実質的に流体で 連通しないように、ベンチュリ・ボアに対して位置決めされる。リングの外周に 、取っ手、リッジ、または他の突起物を設け、使用者が容易にリングをつかむこ とができるようにする。 ピンテール容器は、軸方向の口径の後部オリフィスの周囲でノーズ・ピストン ・シリンダに固定される。ピンテール容器は、相対的に回転可能な内側ボトルと 外側ボトルとを含む。各ボトルは、その側面にスロットを有し、スロットが一直 線上になり、よってスロットを介してピンテールが落ちるまでボトルを回転させ ることによってピンテールが容器から取り除かれる。回転を容易にするために、 外側ボトルには、その周囲に約30度ずつ間隔をおいて軸方向に突出するリブが 設けられる。別の実施例では、ピンテール偏向装置は、軸方向の口径の後端オリ フィスの周囲でノーズ・ピストン・シリンダに固定される。偏向装置は、床に向 かって取り外されたピンテールを偏向する。 加えて、取り付け工具は、ノーズ・ピストン・シリンダを加圧するためのアッ センブリを含む。加圧アッセンブリは、ピストン・ヘッドが設けられるエア・シ リンダを含む。ピストン・ヘッドは、エア・シリンダをサイズ可変ドライブ・チ ャンバと対応するサイズ可変リリース・チャンバとに分割する。エア・シリンダ 内でピストン・ヘッドがスライドすると、ひとつのチャンバのサイズが大きくな り、もう一方のチャンバのサイズは小さくなる。 非圧縮流体を収容する流体シリンダは、エア・シリンダの隣に位置するが、グ ランド・アッセンブリによってエア・シリンダから分離している。ピストン・ヘ ッドに固定され、ピストン・ヘッドに対して不動なピストン・ロッドは、ピスト ン・ヘッドがエア・シリンダ内でスライドすると流体シリンダ内でスライドする 。流体シリンダ内の流体は、ノーズ・ピストン・シリンダの内側に位置する別の 流体と流体で連通している。減衰弁は、流体シリンダからノーズ・ピストン・シ リンダへ流体が移動するのを許容する一方で、逆方向への急速な流体移動を抑止 する。 流体シリンダの外形は、使用者のためのハンド・グリップとして機能する。流 体シリンダは、ノーズ・ピストン・シリンダの長手方向の軸に対して直角から約 10度から約20度の範囲の角度で傾けられている。このようにして、ノーズ・ ピストン・シリンダと使用者の前腕は、使用者の手首を無理に不自然な位置にも っていくことなく、それぞれ加工物に垂直に保持される。 エア・シリンダは、従来の加圧エア・ホースに接続可能なスロットルと流体で 連通している。スロットルは、エア・シリンダのドライブ・チャンバを選択的に 加圧するための引き金を有する。スロットルは、360度以上回転する吸気ロス イベルによりエア・ホースに接続され、一方、ドライブ・チャンバに加圧された エアを送る。工具が回転されると、ホースはまっすぐ下にぶら下がり、これによ り剛性の接続部を用いる従来の工具と比べて工具の位置決めをするために持ち上 げなければならないホースの量を減らすことができる。 エア・シリンダは、また、ドライブ・チャンバから工具の外側の外気へ導く排 気通路と流体的に連通している。排気通路に沿って配されたマフラーは、ドライ ブ・チャンバから排気されたエアの流れを消音し、よって従来の消音されていな い工具よりもより静かな工具が得られる。 エア・シリンダは、工具の固定ベースを形成する。ベースは、十分な広さを有 し、ベースがテーブルや床など載置面との安定した連結が得れるように、工具の 質量がベースに対して位置決めされる。工具は、ノーズ・ピストン・シリンダが 載置面の上と実質的に間隔があくように、載置面の安定位置に置かれてもよい。 使用者は、床に指を滑らすことなく工具のハンドルを容易につかむことができる 。さらに、ノーズ・アッセンブリが汚れるリスクは、ノーズ・アッセンブリが作 業場の床から離れた上方に保持されているのでかなり減少される。 作業中、留め具のピンテールは、ノーズ・アッセンブリのジョー間に位置され 、留め具の一部は2つ以上の加工物の一列に並んだ穴内に配される。スロットル の引き金が作動されることにより、加圧エアがドライブ・チャンバに流れ込む。 ドライブ・チャンバの加圧は、ピストン・ヘッドを駆動することによりチャンバ のサイズを大きくする。そして、ピストン・ヘッドは、ノーズ・ピストン・シリ ンダへ向かってピストン・ロッドを駆動する。ピストン・ロッドは、流体シリン ダ内の流体を加圧し、よって、ノーズ・ピストン・シリンダ内の流体を加圧する 。 ノーズ・ピストン・シリンダの高められた内圧は、ノーズ・ピストンをその最 初の「準備」位置から離れるように、つまり加工物から離れるように付勢する。 そして、ノーズ・ピストンは、取り付けられたノーズ・アッセンブリに伝えられ る取り付け力を生成する。取り付け力は、ピンテールの周りのノーズ・アッセン ブリのジョーを締めつけ、加工物から離れる方向にピンテールを引っ張る。これ に応じて、留め具のヘッドは変形し、留め具のピンテールは留め具のそれ以外の 部分から偶発的に離れる。この時、ノーズ・ピストンは、ある留め具から次の留 め具へわずかに変える「取り外し」位置に位置する。 取り外すと、ノーズ・アッセンブリは、通常、加工物に対向する位置から取り 除かれる。このようにして、ノーズ・ピストンは、ノーズ・ピストン・シリンダ の先端にむかって急激に移動してもよい。しかし、流体チャンバへ戻る流体の流 れは急激にならないように減衰弁により制限されているので、ピストンの移動は 、 流体によって減衰される。流体チャンバへ戻る流体は、ノーズ・ピストン・シリ ンダから離れる方向へピストン・ロッドを付勢し、よってドライブ・チャンバの サイズを小さくする方向へピストン・ヘッドを移動する。スロットルは、ノーズ ・ピストンが取り外し位置に到達したとき排気通路を開けるように構成されてい るので、ドライブ・チャンバからのエアは、外気に向かって流れ出る。排気エア の流れは、ノイズのレベルを減少するようにマフラーによって消音される。 スライド弁が開口位置にあるとき、外れたピンテールは、軸方向のピストン口 径に残されていないが、むしろベンチュリ効果によって偏向装置もしくはピンテ ール容器と接触させられることもある。スライド弁が開いており、ノーズ・ピス トンがノーズ・アッセンブリに最も近い最初の位置に戻ったとき、エアは圧力下 でベンチュリ・ボアを流れる。十分な圧力下ベンチュリ・ボアを通って軸方向の 口径へ流れるエアが、外れたピンテールを後端オリフィスへおよび後端オリフィ スを介して引き込むことのできるベンチュリ効果を生み出す。後端オリフィスか らのエアの流れは、ピンテール偏向装置を通過し、ピンテール容器ボトルの端部 における排気オリフィスを通る。「吸引効果」もしくは「吸い込み効果」とも呼 ばれるベンチュリ効果によって、別の留め具のための場所をつくるために外れた ピンテールを取り除くため使用者が工具を振る必要がなくなる。 ベンチュリ・ボアは、ノーズ・ピストンが取付作業の間取り外し位置に近づく と、たとえスライド弁が開いていても、ノーズ・ピストン・シリンダがベンチュ リ・ボアへエアの流れを阻止するようにノーズ・ピストン・シリンダに対して位 置される。このようにして、エア・コンプレッサからの加圧エアの全体の流れが 取り付け作業の間ドライブ・チャンバに加えられる。ベンチュリ効果は、ノーズ ・ピストンが準備位置の近くにあり、スライド弁が開いているときにのみ生み出 される。 とりわけ、ベンチュリ効果の制御は、ノーズ・ピストンの位置に基づいたこの 自動制御に限られるものではない。加えて、工具を使用しない場合および使用中 であってもノーズ・ピストンからピンテールを取り除くためにベンチュリが必要 ない場合は、使用者が容易にスライド弁を閉じるようにリングを動かすことによ って、圧縮エアが保持される。 本発明のこれらのおよび他の特徴は、添付の図面と結合して次の説明と添付の 請求の範囲によりさらに明かとされる。 図面の簡単な説明 本発明の上述した利点やその他の利点が得られるように、上で概説された発明 は、添付の図面を参照することによりさらに詳細に記述される。これらの図面は 単に本発明の選択された実施例を説明するものであり、よってその範囲を限定す るものではないことを理解して、添付の図面を使用して追加の特徴や詳細を伴っ て本発明は記述および説明される。 第1図は本発明の取り付け工具の好ましい実施例を図示した第4図の線1−1 に沿った断面図である。 第2図は第1図の図面に対応する断面図であり、本発明の工具に接続可能なノ ーズ・アッセンブリを示す。 第3図は第1図に示された工具の一部の拡大図であり、スライド弁を詳しく示 す。 第4図は取り付け後部の上面図であり、スライド弁を詳しく示し、また、吸気 口スイベルを示す。 第5図は第4図の線5−5に沿った断面図であり、吸気口スイベルを詳しく示 す。 第6図は取り付け工具の安定ベースとともに、工具のスロットルの一部を示す 部分断面図である。 好適な実施例の詳細な説明 同様の部分は同様の符号によって参照される図面を参照する。第1図を参照す ると、本発明は加工物(図示せず)にピンテール留め具(図示せず)を取り付け るために用いられる概して符号10で示された工具に関する。適切なピンテール 留め具は、ノーディク(Nordyke)、ディクソン(Dixon)、サドリ(Sadri) 、マックウイリアムズ(McWilliams)等にそれぞれ発行され、フック・インタ ーナショナル社(Huck International,Inc.)に譲渡された米国特許第5, 049,016号、第5,090,852号、第5,125,778号および第 5,171,115号に記述されたような留め具と同時に、軸の周りに設けられ た変形可能なヘッドと軸に取りはずし可能に固定されたピンテールとを有する同 様の留め具を含む。適切な加工物は、金属、合成金属、プラスチックまたは他の 合成金属で形成される。 工具10は、ノーズ・ピストン14を囲うノーズ・ピストン・シリンダ12を 含む。ノーズ・ピストン14は、先端16と後端18とを有する。ノーズ・ピス トン14はまた、先端オリフィス22を後端オリフィス24に連結する軸方向の 口径20を有する。スプリング26は、ノーズ・ピストン14をノーズ・ピスト ン・シリンダ12の先端へ向かって付勢する。保持ナット28は、工具10をノ ーズ・アッセンブリに接続するのに用いられるためにノーズ・ピストン・シリン ダ12の先端にねじ込み可能である。ノーズ・アッセンブリは、図2において概 して30で示されている。ノーズ・アッセンブリは、工具に接続されて、工具1 0がピンテール留め具を取り付けるために使用できるようにする。 第1図および第2図を参照すると、ノーズ・アッセンブリは、通路36の開口 34の周りに設けられた1組のジョー32を含む。ジョー32は、ピンテール留 め具(図示せず)のピンテール上に通常見られるタイプの環状溝もしくはロック ・リングをしっかり掴むように構成されている。ノーズ・アッセンブリ30はま た、コレット38、スプリング40および当業者になじみのあるその他の構成要 素を含んでいる。 ノーズ・アッセンブリ30の係合部42は、ノーズ・ピストン14の先端16 と取り外し可能に係合するように形成されている。保持ナット28は、ノーズ・ アッセンブリ30と工具10との接合を確実にするためにフランジ44上にノー ズ・ピストン・シリンダ12にねじ込まれる。このようにしてノーズ・アッセン ブリ30が工具10に接続されたとき、通路36はノーズ・ピストン14の軸方 向の口径20と一直線上に並ぶ。 第3図に最もよく示されたように、ノーズ・ピストン14はまた、ベンチュリ ・オリフィス52において軸方向の口径20とぶつかるベンチュリ・ボア50を 有する。ベンチュリ・ボア50は、ノーズ・ピストン14の後端18に向かって いる。すなわち、ベンチュリ・ボア50は、先端オリフィス22(第1図)とベ ンチュリ・オリフィス52との間に位置する軸方向の口径20に対して鋭角をも って方向付けされている。単一のベンチュリ・ボア50が図示されているが、別 の実施例では、ノーズ・ピストン14の周りに離間して設けられた複数のベンチ ュリ・ボアを含んでいる。 第3図および第4図に示されるように、取り付け工具10は、また、概して5 6で示されるスライド弁を含む。スライド弁56は、ノーズ・ピストン・シリン ダ12の外周に配されるリング58を含む。リング58の外周に、リッジ60を 設け、使用者が容易にリング58をつかみ、ノーズ・ピストン・シリンダ12に 沿ってスライドできるようにする。 別の実施例では、リングの一部のような形状の平板がリングの代りに用いられ る。平板の内側部分は、これに沿って平板がスライドするノーズ・ピストン・シ リンダの外側部分に従うように形成される。平板の外面には、リッジや取っ手、 または他の突起物が設けられ、使用者が手で平板をつかみスライドできるように する。 リング58は、第3図に示される開口位置と、ひとつもしくはそれ以上の閉口 位置との間をスライド可能である。開口位置では、ノーズ・ピストン・シリンダ 12に隣接するリング58の内面の凹部62がシリンダ12を通して少なくとも ひとつの通路64で流体で連通している。通路64は、ノーズ・ピストン14と 隣接する環状凹部66と常に流体で連通している。環状凹部66は、次にベンチ ュリ・ボア50と流体で連通している。Oリング68は、流体シールとして、リ ング58とシリンダ12との間に配される。リングが閉口位置にある場合、もは や凹部62は通路64と実質的に流体で連通していない。 第4図および第5図を参照すると、工具10は、概して70で示されるエア供 給装置で従来の加圧エア・ホース(図示せず)と接続可能である。エア供給装置 70は、吸気口スイベル74と流体で連通しているホース接続部72を含む。ホ ース接続部72は、従来のエア・ホースに接続可能である。ホース接続部72は 、好ましくはスイベル・ボルト78を中心にして360度もしくはそれ以上回転 可能なスイベル・リング76に固定されている。スイベル・リング76の回転、 つ まりホース接続部72の回転によって、使用者が工具10を位置決めする場合に 接続部72に接続されたホースが概して下向きにぶら下がるようになり、これに よって、工具10を位置決めするために持ち上げなければならないホースの量を 減らすことができる。スイベル・ボルト78は、工具から延在するマウント80 にねじ込まれる。 加圧エアホースと工具10との流体連通を許容するには、ホース接続部72内 の通路82はスイベル・ボルト78における環状チャンバ84と連通する。環状 チャンバ84は、チャンバ88へ導く第2の通路86と連通する。Oリング90 は、流体シールとしてスイベル・ボルト78とスイベル・リング76との間に配 される。このようにして、加圧エアなどの加圧された気体は、ホース接続部72 が回転する間、実質的なロスなしで、環状チャンバ84と通路86とを介してホ ース接続通路82からチャンバ88へ移送される。 第3図ないし第5図を参照すると、可撓管92によって、スライド弁のリング 58の内面の凹部62とが流体連通される。管92は、一端で入り口94と、他 端で出口96と流体で連通している。入り口94は、チャンバ88と流体で連通 している。リング58に形成された出口96は、凹部62と流体で連通している 。これによって、リング58が第3図に示されたように開口位置にあるときは、 加圧エアはエア供給装置70からベンチュリ・ボア50に流れる。同様に、リン グ58が閉口位置にあるときは、凹部62と通路64との実質的な流体連通なく 、これにより、実質的にエアはエア供給装置70からベンチュリ・ボア50へ流 れない。 第1図を参照すると、ピンテール容器100は、軸方向の口径20の後部オリ フィス24の周りでノーズ・ピストン・シリンダ12に固定される。ピンテール 容器100は、相対的に回転可能な内側ボトル102と外側ボトル104とを含 む。各ボトル102、104は、その側面に開口部108を有する。開口部10 8が一直線上になり、よって開口部108を介してピンテールが落ちるまでボト ル102、104を回転させることによってピンテールが容器から取り除かれる 。開口部108は、好ましくはスロット状に形成されるが、実質的に円形、三角 形または矩形の開口部、また同様にその他の形状の開口部が別の実施例で用いら れ てもよいことは、当業者によって理解されるであろう。 回転を容易にするために、外側ボトル104には、その周囲に軸方向に突出す るリブ106(図4)が設けられる。リブ106は、好ましくは、外側ボトル1 04の周囲に約30度ずつ間隔をおいて設けられる。異なった間隔をあけたリブ た取っ手もしくはゴムなどの耐滑り性材料(slip-resistant material)もまた 、使用者が手でボトル104をしっかりつかみ回転できるようにするために外側 ボトル104の周りに設けられてもよいことは、当業者に自明である。 第1図に示されるように、工具10は、またノーズ・ピストン・シリンダ12 を加圧するための、概して110で示されたアッセンブリを含む。加圧アッセン ブリ110は、ピストン・ヘッド114が設けられたエア・シリンダ112を含 む。ピストン・ヘッド114は、エア・シリンダ112をサイズ可変ドライブ・ チャンバ116と対応するサイズ可変リリース・チャンバ118とに分割する。 エア・シリンダ112内でピストン・ヘッド114がスライドすると、ひとつの チャンバ116、118のサイズが大きくなると、もう一方のチャンバ116、 118のサイズは小さくなる。 流体シリンダ120は、非圧縮流体を収容する流体チャンバ122を画定する 。流体チャンバ122は、エア・シリンダ112に隣接して配される。流体チャ ンバ122は、従来のグランド・アッセンブリ124によってドライブ・チャン バ118から分離している。ピストン・ヘッド114にしっかりと固定されたピ ストン・ロッド126は、ピストン・ヘッド114がエア・シリンダ112内で スライドすると流体チャンバ122内でスライドする。 流体チャンバ122は、ノーズ・ピストン・シリンダ12の内側のノーズ・ピ ストン・シリンダの流体チャンバ128と流体で連通している。減衰弁130は 、流体チャンバ122からノーズ・ピストン・シリンダのチャンバ128へ徐々 に流体が移動するのを許容する一方で、逆方向への急速な流体移動を抑止する。 流体シリンダ120の外形は、使用者のためのハンド・グリップ140もしく はハンドルとして機能する。流体シリンダ120は、ノーズ・ピストン・シリン ダ12の長手方向の軸に対して直角から約10度から約20度の範囲の角度θで 傾けられている。角度θは、よって、使用者の前腕に対して使用者の手によって 自然に取られる位置の範囲内にある。一般的な使用者の握りの中心線は、直角か らいくらかの角度で離れている。すなわち、使用者が自然な状態で、使用者の握 力と重力以外にロッドにかかる力のない状態でまっすぐなロッドを握る場合、ロ ッドは、通常使用者の前腕に対して直角から約10度から約20度はなれた角度 に保たれる。よって、ノーズ・ピストン・シリンダ12および使用者の前腕(図 示せず)は、使用者の手首のを無理に不自然な位置にもっていくことなく、それ ぞれ加工物に垂直に保持される。 第1図および第6図を参照すると、エア・シリンダ112は、概して150で 示されるスロットルと流体で連通している。スロットル150は、吸気口スイベ ル74によって、従来の加圧エアホース(図示せず)と接続可能である。スロッ トル150は、エア・シリンダ112のドライブ・チャンバ116の選択的加圧 のための引き金152を有する。 エアシリンダ112は、ドライブ・チャンバ116から工具の外側の外気へ導 く排気通路と流体的に連通している。排気通路に沿って配されたマフラー154 は、ドライブ・チャンバ116から排気されたエアの流れを消音し、よって従来 の消音されていない工具よりもより静かな工具10が得られる。マフラー154 は、好ましくは、ワイヤメッシュからなるが、他の実施例では、メッシュもしく はウエブ状に形成されたプラスチックを含む。 ノーズ・ピストン14および工具10の他の構成の重量は、エアシリンダ11 2が工具10のための安定ベース156を形成するように配分される。ベース1 56は、十分な広さを有し、テーブルや床(図示せず)など載置面との安定した 連結が得れるように、工具の質量に対して位置決めされる。すなわち、工具10 は、ノーズ・ピストン・シリンダ12が載置面の上と実質的に間隔があくように 、載置面上の安定位置に置かれてもよい。このような位置では、使用者は、工具 のハンドル140を容易につかむことができる。さらに、ノーズ・アッセンブリ 30(図2)が汚れるリスクは、ノーズ・アッセンブリ30がエア・シリンダ1 12とハンドル140とノーズ・ピストン・シリンダ12とにより作業場の床か ら離れた上方に保持されているのでかなり減少される。第1図および第2図を参 照すると、作業中、ピンテール留め具(図示せず)のピンテールは、ノーズ・ア ッ センブリ30のジョー32の間に位置され、留め具の一部は2つ以上の加工物( 図示せず)の一列に並んだ穴内に配される。スロットル150の引き金152は 、使用者の指の押圧力により作動され、これによって加圧エアが吸気口スイベル 74(図5)を介して取り付けられた従来のエア・ホース(図示せず)からドラ イブ・チャンバ116に流れ込む。ドライブ・チャンバ116の加圧は、ピスト ン・ヘッド114をリリース・チャンバ118へ動かすことによりチャンバ11 6のサイズを大きくする。そして、ピストン・ヘッド114は、ノーズ・ピスト ン・シリンダ12へ向かってピストン・ロッド126を駆動する。このように動 かされた状態で、ピストン・ロッド126は、流体チャンバ122内の流体を加 圧し、よって、ノーズ・ピストン・シリンダのチャンバ128内の流体を加圧す る。 ノーズ・ピストン・シリンダ12の高められた内圧は、ノーズ・ピストン14 をその最初の「準備」位置から離れるように、つまり加工物(図示せず)から離 れるように付勢する。そして、ノーズ・ピストン14は、取り付けられたノーズ ・アッセンブリ30に伝えられる取り付け力を生成する。取り付け力は、ピンテ ールの周りのノーズ・アッセンブリのジョー32を締めつけ、矢印Aで示された 方向に加工物から離れる方向にピンテールを引っ張る。これに応じて、留め具の ヘッドは変形し、留め具のピンテールは留め具のそれ以外の部分から偶発的に離 れる。この時、ノーズ・ピストン14は、ある留め具から次の留め具へわずかに 変える「取り外し」位置に位置する。 取り外すと、工具10は、通常、加工物から取り除かれる。このようにして、 ノーズ・ピストン14は、矢印Aで示された方向とは逆方向にノーズ・アッセン ブリ30にむかって移動してもよい。流体チャンバ122へ戻る流体の流れは急 激にならないように減衰弁130により制限されているので、ピストン14の移 動は、チャンバ122、128内の流体によって減衰される。ノーズ・ピストン ・シリンダの流体チャンバ128からハンドルの流体チャンバ122へ戻る流体 は、ノーズ・ピストン・シリンダ12から離れる方向へピストン・ロッド126 を付勢し、よってドライブ・チャンバ116のサイズを小さくする方向へピスト ン・ヘッド114を移動する。スロットル150は、ノーズ・ピストン14が取 り外し位置に到達したとき排気通路を開けるように構成されているので、ドライ ブ・チャンバ116からのエアは、マフラー154を介して外気に向かって流れ 出る。 スライド弁56が開口位置(第3図に図示)にあるとき、外れたピンテールは 、軸方向のピストン口径20に残されていないが、むしろベンチュリ効果によっ て偏向装置(図示せず)もしくはピンテール容器100と接触させられることも ある。スライド弁56が開いたおり、ノーズ・ピストン14がノーズ・アッセン ブリ30に最も近い最初の位置に戻ったとき、エアは圧力下でベンチュリ・ボア 50(第3図)を流れる。軸方向の口径20へベンチュリ・ボア50を通って流 れるエアがベンチュリ効果を生み出す。 第3図を参照すると、ベンチュリ・ボア50は、ノーズ・ピストン14が取付 作業の間取り外し位置に近づくと、たとえスライド弁56が開いていても、ノー ズ・ピストン・シリンダ12がベンチュリ・ボア50へエアの流れを阻止するよ うにノーズ・ピストン・シリンダ12に対して位置されるのが好ましい。このよ うにして、エア・コンプレッサからの加圧エアの全体の流れが取り付け作業の間 ドライブ・チャンバ116(第1図)に加えられる。ベンチュリ効果は、ノーズ ・ピストン14が準備位置の近くにあり、スライド弁56が開いているときにの み生み出される。 しかしながら、ベンチュリ効果の制御は、ノーズ・ピストンの位置に基づいた この自動制御に限られない。加えて、使用者は、リング58をスライドすること によりスライド弁56を容易に閉じることができ、よって工具10が使用されな いとき、または工具10が使用されていてもノーズ・アッセンブリ30(第2図 )およびノーズ・ピストン14からピンテールを取り除くのにベンチュリが必要 ない場合、圧縮されたエアを保持できる。 このようにして、本発明のピンテール留め具の取り付け工具は、ピンテールが 留め具から外された後、ノーズ・アッセンブリおよびノーズ・ピストンからピン テールを取り除くためにベンチュリ効果を利用する、操作が容易で柔軟なコレク タを提供する。従来の取り付け工具のように何度も回転したり別の工具を必要と することなく、スライド弁は使用者の手の簡単な動作で容易に開けたり閉めたり ができる。スライド弁によって、圧縮エアをさらに保持するために、自動的に位 置に基づくベンチュリの開閉(shut-off)を使用者が無効にできる点で制御は柔 軟である。 加えて、本発明の工具は、使用者や作業場の床を傷つけることなく容易に空に できる容器に外れたピンテールを集めることができる。リブのつけられた外側ボ トルは、ボトルのスロットを一列に並べるように容易に回転でき、処理位置へ使 い終わったピンテールを捨てることができる。 さらに、工具は、いくつかの方法で使用者に加わるストレスを減らすことによ り適切な位置決めを容易にできる。吸気口スイベルは、ホースを一般的にまっす ぐに下方にぶら下げることを可能にする。ハンドルは、ノーズ・ピストン・シリ ンダに対して角度が付けられ、使用者の腰にかかるストレスを和らげる。工具を 正確に位置づけするため使用者が工具に十分近付くことを抑止するノイズを和ら げるように排気通路は消音されている。工具のベースはまた、使用者が工具を拾 い上げるのを容易にし、且つ工具不使用時に、作業場の床から離れた上方の位置 にノーズ・アッセンブリを位置することによりノーズ・アッセンブリの汚れのリ スクを減少する。 本発明は、その趣旨または基本的特徴を逸脱することなしに他の特殊な形状で 実現されてもよい。上記で説明した実施例は、単に説明のための具体例として参 照されるべきものであり、限定するものではない。本発明で採用された科学的原 理のここで記述された説明は、単に説明を目的としたものである。本発明の範囲 は、したがって、前述の説明ではなく添付の請求の範囲によって示されている。 請求項の意味およびその範囲内で行える変更はその範囲内に含まれる。 請求し、特許で保護されること望むものは、次のとおりである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 加工物内の留め具を取り付けるために用いられる取り付け具であって、各 ファスナーはヘッドを変形させまたピンテールを取り外すの取り付け力を留め具 に加えることにより取り付けることができ、前記取り付け具は、取り付け力を加 えるように形成されたノーズ・アッセンブリに連結可能であり、前記取り付け具 が、 ノーズ・ピストン・シリンダを有し、 前記ノーズ・ピストン・シリンダ内にスライド自在に配置されたノーズ・ピス トンを有し、前記ノーズ・ピストンはノーズ端およびテール端を有し、前記ノー ズ・ピストンはノーズ・アッセンブリに接続可能であり、前記ノーズ・ピストン は前記ノーズ端内部のノーズオリフィスを前記テール端内のテールオリフィスに 接続する細長いボアを有し、前記ノーズ・ピストンはベンチュリオリフィスにお いて前記細長いボアに合流するベンチュリ・ボアを有し、これにより十分な圧力 下で前記ベンチュリオリフィスを通って流れる空気が分離されたピンテールを前 記テールオリフィスを通って引き込むことができるベンチュリ効果を生成し、前 記ベンチュリ・ボアは空気供給部において加圧空気源に接続可能であり、 前記ベンチュリ・ボアと前記空気供給部の間において前記ノーズ・ピストン・ シリンダの外側の周囲に配置されたスライド弁を有し、前記スライド弁は前記空 気供給部から前記ベンチュリ・ボアに加圧空気の流れを許容する開口位置と、前 記空気供給部から前記ベンチュリ・ボアへの空気流れを防止する閉口位置の間で 線形にスライド可能であり、 前記ノーズ・ピストン・シリンダを加圧するための手段を有してなる、取り付 け具。 2. 前記スライド弁が前記ノーズ・ピストン・シリンダの外側の周囲に配置さ れたリングからなる、請求の範囲第1項記載の取り付け具。 3. 前記スライド弁が、使用者の手による前記スライド弁のスライド移動を容 易化するための突起物を有している外面からなる、請求の範囲第1項記載の取り 付け具。 4. 前記スライド弁が前記空気供給部と実質的に流体連通している凹部を含み 、前記凹部は前記スライド弁が前記開口位置にあるときに前記ベンチュリ・ボア と実質的に流体連通し、前記凹部は前記スライド弁が前記閉口位置にあるときに 前記ベンチュリ・ボアと実質的に流体連通しない、請求の範囲第1項記載の取り 付け具。 5. 前記ノーズ・ピストン・シリンダを加圧するための前記手段が、 空気シリンダ、 前記空気シリンダを種々の大きさのドライブ・チャンバおよび対応する種々の 大きさのリリースチャンバに分割するとともに前記空気シリンダ内部にスライド 自在に配置されたピストンヘッド、 前記空気チャンバに隣接して位置されるとともにグランド・アッセンブリによ り前記空気シリンダから分離された流体シリンダ、および 前記ピストンヘッドに固定されるとともに前記流体シリンダ内部にスライド自 在に配置されたピストンロッドを有してなり、 前記流体シリンダが前記ノーズ・ピストン・シリンダと流体連通することで前 記ドライブ・チャンバを加圧することで前記ピストンロッドが前記流体シリンダ 内部の作動流体および前記流体シリンダ内部の作動流体を加圧するまで前記ピス トンロッドを駆動し、これにより前記ノーズ・ピストンが加工物から離れて留め 具にノーズ・アッセンブリを通って取り付け力が加わる、請求の範囲第1項記載 の取り付け具。 6. ピンテールの分離に応答する前記作動流体の急激な流れを緩衝するために 、前記流体シリンダと前記ノーズ・ピストン・シリンダの間に配置された緩衝バ ルブをさらに有してなる、請求の範囲第5項記載の取り付け具。 7. 加圧空気源に接続可能であり、前記空気シリンダの前記ドライブ・チャン バを加圧するために選択的に駆動可能なスロットルをさらに有してなる、請求の 範囲第5項記載の取り付け具。 8. 前記スロットルが、前記ドライブ・チャンバに向かう加圧空気を運搬しな がら360°の回転ができる空気入口スイベルからなる、請求の範囲第7項記載 の取り付け具。 9. 前記ドライブ・チャンバと前記取り付け具の周囲環境の間の排出経路に沿 って配置されたマフラをさらに有し、前記マフラは、留め具への取り付け力の印 加の後に前記ドライブ・チャンバから排出される空気の流れを消音するように形 成されている、請求の範囲第5項記載の取り付け具。 10. 前記空気シリンダが載置面と安定係合することができるベースを形成し 、前記取り付け具が、載置面から実質的に離れて離間された前記ノーズ・ピスト ンとともに載置面上の固定位置内に位置される、請求の範囲第5項記載の取り付 け具。 11. ピンテールが前記細長いボアに角度を付けて移動させるために、前記細 長いボアの前記テールオリフィスの周囲で前記ノーズ・ピストンに固定された分 離されたピンテールデフレクタをさらに有してなる、請求の範囲第1項記載の取 り付け具。 12. 分離されたピンテールを含ませるために、前記細長いボアの前記テール オリフィスの周囲で前記ノーズ・ピストン・シリンダに固定されたピンテール容 器をさらに有してなる、請求の範囲第1項記載の取り付け具。 13. 前記ピンテール容器は互いに相対的に回転可能な内部ボトルおよび外部 ボトルからなり、前記ボトルはそれぞれスロットを有し、前記外部ボトルは複数 の細長い突出した離間リブを有し、前記ボトルは前記スロットが整列しついでピ ンテールが前記スロットに整列するまで前記ボトルが回転することでピンテール が前記コンテナの内部から移動するように形成されている、請求の範囲第12項 記載の取り付け具。 14. 前記ベンチュリ・ボアが、前記ノーズオリフィスと前記ベンチュリオリ フィスの間の細長いボアの一部に対して鋭角で方向付けされている、請求の範囲 第1項記載の取り付け具。 15. 加工物内に留め具を取り付けるための取り付け具において、各取り付け 具は変形可能なヘッドおよび分離自在なピンテールを含み、各取り付け具はヘッ ドを変形しピンテールを分離する取り付け力を取り付け具に加えることにより取 り付けることができ、前記取り付け具は取り付け力を加えるために形成されたノ ーズ・アッセンブリに接続可能であり、前記取り付け具は、 ノーズ・ピストン・シリンダを有し、 前記ノーズ・ピストン・シリンダ内部にスライド自在に配置されたノーズ・ピ ストンを有し、前記ノーズ・ピストンはノーズ端およびテール端を有し、前記ノ ーズ・ピストンの前記ノーズ端はノーズ・アッセンブリに接続可能であり、前記 ノーズ・ピストンは前記ノーズ端内のノーズオリフィスを前記テール端内のテー ルオリフィスに接続する細長いボアを有し、前記ノーズ・ピストンはベンチュリ オリフィスにおいて前記細長いボアに合致するベンチュリ・ボアを有し、前記ベ ンチュリ・ボアは前記ノーズオリフィスと前記ベンチュリオリフィスの間の細長 いボアの一部に対して鋭角で方向付けされており、これにより十分な圧力下で前 記ベンチュリオリフィスを通って流れる空気が分離されたピンテールを前記テー ルオリフィスを通って引き込むことができるベンチュリ効果を生成し、前記ベン チュリ・ボアは空気供給部において加圧空気源に接続可能であり、 前記ベンチュリ・ボアと前記空気供給部の間に配置されたスライド弁を有し、 前記スライド弁は前記空気供給部から前記ベンチュリ・ボアに加圧空気の流れを 許容する開口位置と、前記空気供給部から前記ベンチュリ・ボアへの空気流れを 防止する閉口位置の間で線形にスライド可能であり、前記スライド弁は前記ノー ズ・ピストン・シリンダの外側の周囲に配置されたリングを有し、前記リングは 前記空気供給源と実質的に流体連通している凹部を有し、前記凹部は前記ノーズ ・ピストン・シリンダと隣接する前記スライド弁の内面上に位置されており、前 記凹部は前記スライド弁が前記開口位置にあるときに前記ベンチュリ・ボアと実 質的に流体連通しており、および前記凹部は前記スライド弁が前記閉口位置にあ るときに前記ベンチュリ・ボアと実質的に流体連通しておらず、前記リングは前 記スライド弁の使用者の手によるスライド移動を容易化するために突起物付きの 外面を有しており、並びに 前記ノーズ・ピストン・シリンダを加圧するための手段を有してなる、取り付 け具。 16. 前記ノーズ・ピストン・シリンダを加圧するための前記手段が、 空気シリンダ、 前記空気シリンダを種々の大きさのドライブ・チャンバおよび対応する種々の 大きさのリリースチャンバに分割するとともに前記空気シリンダ内部にスライド 自在に配置されたピストンヘッド、 前記空気チャンバに隣接して位置されるとともにグランド・アッセンブリによ り前記空気シリンダから分離された流体シリンダ、および 前記ピストンヘッドに固定されるとともに前記流体シリンダ内部にスライド自 在に配置されたピストンロッドを有してなり、 前記流体シリンダが前記ノーズ・ピストン・シリンダと流体連通することで前 記ドライブ・チャンバを加圧することで前記ピストンロッドが前記流体シリンダ 内部の作動流体および前記流体シリンダ内部の作動流体を加圧するまで前記ピス トンロッドを駆動し、これにより前記ノーズ・ピストンが加工物から離れて留め 具にノーズ・アッセンブリを通って取り付け力が加わる、請求の範囲第15項記 載の取り付け具。 17. ピンテールの分離に応答する前記作動流体の急激な流れを緩衝するため に、前記流体シリンダと前記ノーズ・ピストン・シリンダの間に配置された緩衝 バルブをさらに有してなる、請求の範囲第16項記載の取り付け具。 18. 加圧空気源に接続可能であり、前記空気シリンダの前記ドライブ・チャ ンバを加圧するために選択的に駆動可能なスロットルをさらに有し、前記スロッ トルが前記ドライブ・チャンバに向かう加圧空気を運搬しながら360°の回転 ができる空気入口スイベルからなる、請求の範囲第16項記載の取り付け具。 19. 前記ドライブ・チャンバと前記取り付け具の周囲環境の間の排出経路に 沿って配置されたマフラをさらに有し、前記マフラは、留め具への取り付け力の 印加の後に前記ドライブ・チャンバから排出される空気の流れを消音するように 形成されている、請求の範囲第16項記載の取り付け具。 20. 前記空気シリンダが載置面と安定係合することができるベースを形成し 、前記取り付け具が、載置面から実質的に離れて離間された前記ノーズ・ピスト ンとともに載置面上の固定位置内に位置される、請求の範囲第16項記載の取り 付け具。 21. 分離されたピンテールを含ませるために、前記細長いボアの前記テール オリフィスの周囲で前記ノーズ・ピストン・シリンダに固定されたピンテール容 器をさらに有し、前記ピンテール容器は互いに相対的に回転可能な内部ボトルお よび外部ボトルからなり、前記ボトルはそれぞれスロットを有し、前記外部ボト ルは複数の細長い突出した離間リブを有し、前記ボトルは前記スロットが整列し 序でピンテールが前記スロットに整列するまで前記ボトルが回転することでピン テールが前記コンテナの内部から移動するように形成されている、請求の範囲第 15項記載の取り付け具。 22. 加工物内に留め具を取り付けるための取り付け具において、各取り付け 具は変形可能なヘッドおよび分離自在なピンテールを含み、各取り付け具はヘッ ドを変形しピンテールを分離する取り付け力を取り付け具に加えることにより取 り付けることができ、前記取り付け具は取り付け力を加えるために形成されたノ ーズ・アッセンブリに接続可能であり、前記取り付け具は、 ノーズ・ピストン・シリンダを有し、 前記ノーズ・ピストン・シリンダ内部にスライド自在に配置されたノーズ・ピ ストンを有し、前記ノーズ・ピストンはノーズ端およびテール端を有し、前記ノ ーズ・ピストンの前記ノーズ端はノーズ・アッセンブリに接続可能であり、前記 ノーズ・ピストンは前記ノーズ端内のノーズオリフィスを前記テール端内のテー ルオリフィスに接続する細長いボアを有し、前記ノーズ・ピストンはベンチュリ オリフィスにおいて前記細長いボアに合致するベンチュリ・ボアを有し、これに より十分な圧力下で前記ベンチュリオリフィスを通って流れる空気が分離された ピンテールを前記テールオリフィスを通って引き込むことができるベンチュリ効 果を生成し、前記ベンチュリ・ボアは空気供給部において加圧空気源に接続可能 であり、 前記ベンチュリ・ボアと前記空気供給部の間に配置されたスライド弁を有し、 前記スライド弁は前記空気供給部から前記ベンチュリ・ボアに加圧空気の流れを 許容する開口位置と、前記空気供給部から前記ベンチュリ・ボアへの空気流れを 防止する閉口位置の間で線形にスライド可能であり、前記スライド弁は前記スラ イド弁の使用者の手によるスライド移動を容易化するために突起物を備えた外面 からなり、並びに 前記ノーズ・ピストン・シリンダを加圧するための手段を有してなる、取り付 け具。 23. 前記スライド弁が前記ノーズ・ピストン・シリンダの外部の周囲に配置 されたリングからなる、請求の範囲第22項記載の取り付け具。 24. 前記スライド弁が前記空気供給部と実質的に流体連通している凹部を含 み、前記凹部は前記スライド弁が前記開口位置にあるときに前記ベンチュリ・ボ アと実質的に流体連通し、前記凹部は前記スライド弁が前記閉口位置にあるとき に前記ベンチュリ・ボアと実質的に流体連通しない、請求の範囲第22項記載の 取り付け具。 25. 前記ベンチュリ・ボアが、前記ノーズオリフィスと前記ベンチュリオリ フィスの間の細長いボアの一部に対して鋭角で方向付けされている、請求の範囲 第22項記載の取り付け具。 26. 加工物内に留め具を取り付けるための取り付け具において、各取り付け 具は変形可能なヘッドおよび分離自在なピンテールを含み、各取り付け具はヘッ ドを変形しピンテールを分離する取り付け力を取り付け具に加えることにより取 り付けることができ、前記取り付け具は取り付け力を加えるために形成されたノ ーズ・アッセンブリに接続可能であり、前記取り付け具は、 ノーズ・ピストン・シリンダを有し、 前記ノーズ・ピストン・シリンダ内部にスライド自在に配置されたノーズ・ピ ストンを有し、前記ノーズ・ピストンはノーズ端およびテール端を有し、前記ノ ーズ・ピストンの前記ノーズ端はノーズ・アッセンブリに接続可能であり、前記 ノーズ・ピストンは前記ノーズ端内のノーズオリフィスを前記テール端内のテー ルオリフィスに接続する細長いボアを有し、前記ノーズ・ピストンはベンチュリ オリフィスにおいて前記細長いボアに合致するベンチュリ・ボアを有し、これに より十分な圧力下で前記ベンチュリオリフィスを通って流れる空気が分離された ピンテールを前記テールオリフィスを通って引き込むことができるベンチュリ効 果を生成し、前記ベンチュリ・ボアは空気供給部において加圧空気源に接続可能 であり、 前記ベンチュリ・ボアと前記空気供給部の間に配置されたスライド弁を有し、 前記スライド弁は前記空気供給部から前記ベンチュリ・ボアに加圧空気の流れを 許容する開口位置と、前記空気供給部から前記ベンチュリ・ボアへの空気流れを 防止する閉口位置の間で線形にスライド可能であり、前記スライド弁が前記空気 供給部と実質的に流体連通している凹部を含み、前記凹部は前記ノーズ・ピスト ン・シリンダと隣接した前記スライド弁の内面上に位置されており、前記凹部は 前記スライド弁が前記開口位置にあるときに前記ベンチュリ・ボアと実質的に流 体連通し、前記凹部は前記スライド弁が前記閉口位置にあるときに前記ベンチュ リ・ボアと実質的に流体連通せず、並びに 前記ノーズ・ピストン・シリンダを加圧するための手段を有してなる、取り付 け具。 27. 前記スライド弁が前記ノーズ・ピストン・シリンダの外側の周囲に配置 されたリングからなる、請求の範囲第26項記載の取り付け具。 28. 前記スライド弁が、使用者の手による前記スライド弁のスライド移動を 容易化するための突起物を有している外面からなる、請求の範囲第26項記載の 取り付け具。 29. 前記ベンチュリ・ボアが、前記ノーズオリフィスと前記ベンチュリオリ フィスの間の細長いボアの一部に対して鋭角で方向付けされている、請求の範囲 第26項記載の取り付け具。
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