JPH10503844A - 制御点火式内燃機関におけるミスファイアを検出する方法および装置 - Google Patents

制御点火式内燃機関におけるミスファイアを検出する方法および装置

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JPH10503844A JP8506266A JP50626696A JPH10503844A JP H10503844 A JPH10503844 A JP H10503844A JP 8506266 A JP8506266 A JP 8506266A JP 50626696 A JP50626696 A JP 50626696A JP H10503844 A JPH10503844 A JP H10503844A
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    • G01M15/11Testing internal-combustion engines by detecting misfire

Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、ガストルクは(Cg)は夫々のシリンダの燃焼に対して決められ、エンジン速度(N)および空気流入枝管圧力は流入行程より前の間に測られ、NおよびPcaの関数である基準トルク(cref)は内挿法で線図により計算され、例えば基準トルクCrefは安定化エンジン運転モード、過渡期モードでの対応シリンダに伴う係数(KM)を掛けることで補正され、過渡期モードでは、加法補正率(KA)もまたミスファイアはCpr/Cgが閾値S2を超えれば、ミスファイアがおきたと決められるようにガストルク(Cg)と比較される期待理論トルク(Cpr)を導く。本発明の方法と装置はエンジンの運転を表す信号を発するかあるいは排気ガスに排出された有害成分の閾値レベルが過剰であることを表するのに適している。

Description

【発明の詳細な説明】 制御点火式内燃機関におけるミスファイア を検出する方法および装置 本発明はいわゆる制御点火式の内燃機関、あるいは選択的には自動車の火花点 火式の内燃機関、そして特にエンジンが一方では本説明の中では今後触媒コンバ ータと称する接触排気系統に結合され、また、一方では燃料噴射式燃料供給系統 を、好ましくは分岐式を備え、かつエンジン噴射好ましくは点火が電子制御およ びエンジン管理方式として知られる管理方式により制御される方式である車両の 内燃機関におけるミスファイアを検出する方法と装置に関するものである。 全ての燃焼エンジンにおけるミスファイアの検出は、これらのエンジン類と触 媒コンバータについての環境保全に関する最近の、あるいは審理中の規制に準拠 すべき、大きな問題となっている。 ミスファイアの発生による触媒コンバータの劣化や、さらには触媒コンバータ ーに到達するこれらのミスファイアに起因する不完全燃焼の燃料混合物が過大な 量で継続することで引き起こされる触媒コンバータの破壊は衆知の事実である。 この触媒コンバーターの劣化や破壊は排気ガス中の環境汚染物質の発散の制御不 能を引き起こし、これら車両は規制に従えなくなる。 本発明の根拠とする全体的な問題は、ミスファイアを検知する方法と装置を求 め、それによって、ミスファイアによる触媒コンバータの性能低下および/また は環境汚染物質発散の過大な増加を生じる場合には運転者に警告を発する事がで きるようにするものである。 WO−A−94 16209から制御点火式内燃機関におけるミスファイアの 検出法は既に知られており、これは、 a)エンジンの各シリンダにおける各燃焼/膨脹行程に対し、当該シリンダで 燃焼によって生じたガストルクCgの値を表す信号を定式化し、 b)エンジンの回転速度Nを測定し、当該シリンダにおいて燃焼/膨脹行程に 先行した少なくともガス吸入行程に対応する回転速度を表す信号を定式化し、 c)当該シリンダの吸入容積を表すパラメタを測定し、当該シリンダにおける 同じエンジンサイクルの間の燃焼/膨脹位相に先行した少なくともガス吸入行程 に対するこの吸入容積を表わす信号を定式化し、 d)速度Nを表す信号と吸入容積を表す信号とをアドレスとして基準理論ガス トルク線図に当てはめ、それによって、基準ガストルクCrefを示す信号を導 き出す。この既知の方法に、更に次のものが加えられて構成される。 e)基準ガストルクCrefに対して、エンジンが安定化運転にあるかあるい は過渡的モードにあるかに関連する当該シリンダの増加重み係数Kを割り当て、 それにより期待理論トルクCexを表す信号を推定し、そして f)測定されたガストルクCgと期待理論トルクCexの信号を比較し期待理 論トルクCexに対するガストルクCgの比率が所定の比率閾値を下回る時はミ スファイアがあると見做す。 本発明の目的は検出方法および前述の既知の方法のミスファイアを識別する能 力を改善することにあり、特にエンジンが安定化運転にあるか、あるいは過渡的 モードにあるかを考慮するようにするものである。 本発明の方法は全般に渡り前述のステップa)からd)を構成する既知の方法 に次のステップを加えて構成することより特徴ずけられる: e)ガストルクCgの値と基準トルクCrefを表す信号の少なくともいずれ か一方に対して当該シリンダに関する乗算補正率KMを割り当て、ガストルクC gと基準トルクCrefの値に比例する信号を得、さらに、上記の比例する信号 の少なくとも一つの信号に対してエンジンNP過渡状態における運転時の加法補 正率KAを割り当て、それによって、基準トルクCrefに比例する信号に基ず く期待理論トルクCexを代表する信号、および、ガストルクCrefの値に比 例する信号に基ずく算出ガストルクCgcを代表する信号を推論し、 f)算出ガストルクCgcを表す信号に対する期待理論トルクCexを表す信 号の比率を計算し、この比率が所定の比率閾値より高い時はミスファイアと判断 す。 この比率閾値は定数で例えば2に等しい、しかしエンジンの回転数Nをエンジ ンのシリンダの吸入容積を表すパラメタの関数として作成された図から求める方 がより好都合である。 このシリンダの吸入容積を表すパラメタはエンジンに流入する空気の流量、あ るいは回転チョークのあるいはエンジンへの空気供給を調整する蝶型弁(バタフ ライバルブ)であろう。しかしこのパラメータは当該シリンダ用の空気吸い込み マニフォルドでの圧力Pimとする方が有利である。 ガストルクCgの値を表す信号は乗算補正率KMが適用され、また過渡的モー ドでは加法補正率KVが適用されるただ一つのものであろうが、この場合期待理 論トルクCexは基準トルクCrefに等しくかつCref/Cgcは前述の閾 値と比較するように計算され、利点として基準トルクCrefを表す信号は乗算 補正率が適用されるただ一つの表す信号であり、エンジンが過渡的モードで運転 されている時は、対応する比率信号はまた加法補正率が適用されるただ一つ表す 信号であるのが利点である。この場合は、Cg=Cgcであり、かつCex/C gは前述の閾値と対比される。 本発明の基盤とするところは、夫々の燃焼/膨脹行程において、期待理論ガス トルクをエンジン回転速度あるいは速度とか、シリンダの吸入容積を表す選出さ れたパラメータとか、補正率とかの要因として予知し推定することからなり、そ の補正率は第一に対応する燃焼/膨脹位相に対する夫々のシリンダの状態を考慮 した乗算増加率と、第二にエンジンが過渡期モードにあるときには加法補正率が 考慮され、そして都合よくこの期待理論トルクは考慮対象の燃焼/膨脹行程に対 する計算されたガストルクに比較され、その比率の値から、この比率を閾値と比 較した結果の関数としてこの行程の間にミスファイアがあったか無かったかを判 断する。 さらに利点として、エンジンの各シリンダにおける燃焼/膨脹位相の算出ガス トルクCgcを表す信号はクランクシャフトあるいはエンジンのシャフトの角度 位置を基に定式化されている。 この特性は燃焼室の圧力をみる圧力センサの如きその他の手段を備える必要も なくこの角度位置信号のみを基にガストルクの計算を可能にすることであり、こ のてんが利点である。 しかしながら、エンジンシャフトに関する信号がクランクシャフトあるいはフ ライホイールと一体で回転するターゲットから成る既知のセンサの助けにより得 られる時は、算出ガストルクCgcを表す信号の定式化は切削加工許容誤差ある いは回転ターゲット芯だし上の、より一般的にはターゲットおよびターゲットが 回転可能に連結されたエンジンを構成する回転アセンブリー、の許容誤差により 邪魔され、そして少なくともこれら許容誤差に起因する速度の変動の一部を補償 するために、本発明の利点はエンジンのそれぞれのシリンダの燃焼/膨脹行程に それぞれ対応するエンジンの回転の夫々の角度セクターとに低アイドルに近い速 度を超えるところの与えられた速度で燃料噴射が打ち切られ、少なくとも一つの エンジンサイクル、対するガストルク(Cg)の計算し、全ての角度セクターの ガストルク(Cg)の平均値を計算し、夫々のセクターに対するトルクの平均と ガストルクとの差と、1またはエンジンの負荷および/または速度(N)の関数 である比例係数との積に等しい補償項を決め、それぞれのセクターに対する、少 なくとも燃料噴射が打ち切られた速度を含む一つ以上の速度範囲にわたるこのセ クターに対する噴射行程で得られたガストルク(Cg)に対する対応補償項を計 算に加えることである。 4ストローク4シリンダエンジンの場合は、簡単な方法として、燃料噴射打ち 切りを伴う2つ以上の継続するエンジンの半回転に対するガストルク(Cg)の 計算と、一つのエンジン半回転から次のエンジンによってもたらされた半回転で 生じるトルク変動の半分の計算と、補償項をトルク変動の半分と比例係数の積に 等しくする限定と、加うるに、燃料噴射が打ち切られた行程の間において最も低 いガストルク値を示すエンジン半回転に対する燃料噴射行程の間に得られたガス トルク値への補償と、あるいは別々に補償項を前記速度範囲にわたり燃料噴射が 打ち切られた行程における最高のガストルク値(Cg)を与えるエンジン半回転 に対する燃料噴射行程で得られたガストルク値(Cg)までへの限定とで構成さ れる。 さらに利点として、基準トルク信号Crefはエンジンの総てのシリンダに対 する全体のトルク線図から容易に推論することができ、かつ類系のエンジンにも 有効であり、この線図は安定化速度でのエンジンについて予め定められかつ異な る入力値と、一方では、エンジン速度Nと、他方では、吸い込み枝管での圧力P imに対する理論基準ガストルクの値を表す二つの入力について作表された線図 の形での記録として記憶され、これらの各々の値は直線内挿法による基準ガ ストルクの計算を最適化するために選ばれ、線図上のこれらの値または点は実際 には線図が最小誤差で直線内挿法が可能となるように急勾配極率を持つような領 域において密接するように選ばれる。 シリンダ間の開き、エンジン間の開きおよびエンジンの老化を補償するために 、乗法補正率KMはエンジンのそれぞれの燃焼/膨脹行程について再計算される 。そのことは安定期モードでエンジンが運転されるときの期待理論トルクCxe で選ばれた値であるCex.slowの計算を可能とする。過渡期運転の補償の ためには、加法補正率KAがそれぞれの燃焼/膨脹行程に対し再計算される。そ れをCex.slowに加えCex.fastの値とする、この値はエンジンが 過渡的モードで運転される時に期待理論トルクにより選ばれた値である。エンジ ンの運転が安定化期内であるか過渡期であるかは、好ましくは絶対値で、計算さ れた基準トルクの二つの値の間の差の関数できめられ、一つは目的の燃焼/膨脹 行程に対するものであり、もう一つは最終に先行する一つの燃焼/膨脹に対する ものである。 簡単な方法としては、乗算補正率は目的の燃焼/膨脹行程に対応するシリンダ に対する最新の連続せるCg/Cref比の与えられた数値の平均に等しいとし て計算される。この対象である、過渡的モードで使われる加法補正率は各シリン ダ個々に安定化速度での計算ガストルクCgcを表す信号と期待理論トルクCe x表す信号との間の差の一次フィルターリングに等しい。 補正率を最新化、かつ個別化するこの方法は補正率を計算するに必要な、Cg c/Cref比の最新の連続する値の与えられた数値と加法修正率の最新の値を 、メモリに記憶することからなる段階を含む。しかしながら、ガストルクCgの 誤差値を導入せぬために、補正率の計算にあったっては、例外条件に対し、かつ それ故、この計算を誤らぬために、仮にミスファイアがこのCgの値に検出され ると、期待トルクCex対応計算値がさらに都合良くガストルクCgの値の場所 に記憶される。 車両の運転者に警告するために、接触コンバーターを有するエンジンで、この 方法はエンジンの回転がそれぞれNIとN2,例えば200と1000回転のウ インドウ、の間に検出されたミスファイアの数およびレベルを測定すること、 これらの測定値それぞれをそれぞれのウインドウにつき少なくとも一つの閾値 特性と比較すること、 N1−回転のウインドウに対する閾値特性の超過がもたらした接触コンバータ ーの危機状態に対応する警告信号を与えること、かつ/または、 N2−回転のウインドウに対する閾値特性を超過した場合に排気ガス中の有害 成分の閾値を超えたことに対応する警告信号を与えることがさらに追加される。 ミスファイアの検出がエンジンの全運転範囲にわたり、特に急勾配の過渡期( 例えばギアレバーの操作)あるいはエンジンが強く運転された時、信頼性に欠け るが、本方法は燃料噴射が打ち切られる行程および/またはエンジンの運転が始 められる行程でミスファイアの検出を不活動とすることができる利点がある。本 発明によると、後者の場合が、吸入枝管での圧力Pimがエンジンの回転速度N の関数である圧力の閾値より下がった時、および/または期待トルクCexが、 例えばエンジンの同じ回転速度Nに対するゼロ有効トルクに対し計算されたガス トルクに対応するであろう、限界トルクより低い時に好都合に検出される。 エンジンが運転状態ににあるのか、あるいは運転が始められた状態にあるのか の検出を容易にするために、本方法は、速度信号Nをアドレスとしてエンジンの 速度Nの異なる値に対する限界トルクを表す信号入力表に入力すること、それに よりエンジンが運転あるいは運転を始められた状態にあるのかを期待理論トルク CexがClimを超えるか、あるいは未満であるかにより判断するために期待 理論トルクCexと比較されるところの限界トルクClimを表す信号を、内挿 、好ましくは直線内挿により導き出すことが追加的に構成されている。 エンジンが強力に運転される場合に、本方法は、仮に期待トルクCexが限界 トルクcexと、1未満であるかあるいは等しくかつ定数である係数との積より 小さい時にミスファイアの検出を不活動にできる利点がある。 同じように、急勾配の過渡期の時に、本方法は仮にオーダn(考慮の最後のも の)燃焼/膨脹に対する基準トルクCrefとオーダn−2のそれとの差の絶対 値が、例えば安定化か過渡期モードであるかを識別するに使われる閾値と等しく なるであろう閾値より高い時に、ミスファイアの検出を不活動状態にする可能性 がある。 本方法はまた、算出ガストルクCgcと期待理論トルクCexそれぞれを表す 信号に過剰なふらつきが起きた時にミスファイアの検出を不活動にする可能性が ある。このために、所定の数値の最新の燃焼/膨脹行程に対して計算された比率 (Cgc−Cex)/Cgcの平均値が較正閾値を超えると見做され、ミスファ イアの検出はこの平均値が較正閾値より低下するや否や不活動状態にされる、こ の較正閾値は定数であってよく、例えば0.4あるいは40パーセントあるいは 、特にこのミスファイア検出閾値が前述の線図からとられた時には、Cex/C gc比が比較されるミスファイア検出閾値のパーセントに固定される。 最後に、本方法が学習段階を構成するときは、製作公差および前述のクランク シャフトの位置決め検出器のターゲットの芯だしにおける許容誤差に起因するC gcのずれからの補償が可能であり、そして燃料噴射が打ち切られる時のトルク 変動の少なくとも一つの補償係数の指定が無く、それ故、ターゲットの非対象性 に感じやすい学習補償を除く一つ以上の速度範囲で燃料噴射打ち切りモードへの スイッチ入れが無い限り、ミスファイアの検出を不活動状態にする。 本発明のもう一つの課題は、前述の少なくとも一つのシリンダを有する2−ス トロークあるいは4−ストロークエンジンに対する、本発明を特定する方法の実 施を目指すところの、ミスファイア検出装置であり、 エンジンの回転速度を検出して速度信号Nを伝える、少なくとも一つのセンサ と、 空気吸入枝管における圧力を計測するセンサ、空気流量計、あるいは蝶型弁の 角度を検出するセンサにより、エンジンのシリンダの吸入容積に対応するパラメ タを検出し、これらのパラメタを表す信号を伝える少なくとも一つのセンサと、 エンジン速度Nに基づき、ガストルクCgを計算する手段と、 基準トルクCref,期待トルクCex,計算ガストルクCgc,乗法補正率 (KM)および加法補正率(KA),およびCex/Cgc比の値を計算および /または記憶し、ミスファイアの存在を決める閾値とそれらを比較することを可 能とする、線図と閾値を記憶するための記録手段と、計算手段および比較手段と からなることを特徴としている。 これからの記述を読む事により、かつ以下に記載する付帯図面に関して述べら れた説明に制約を受けるものでは無く、本発明はより良く理解され発明の利点と 特徴は顕著になるであろう。 図1から図4は少なくとも点火と噴射はエンジン管理方式により制御されると ころのエンジン回転当たり4ストロークを有する4シリンダエンジンのミスファ イアの検出に対し使われる方法の手順と手段を表す一つの同じ流れ図の4つに分 割された流れ図である。 図1の1はエンジンのクランクシャフトの角度位置を検出する検出機であり、 よく知られている型のものであり多くの車両に既に備えつけられており、電子管 理回路を伴い、この例では歯形のような単一形状を有するホイール2の形で作ら れた視距離式指標と、 同様にエンジンに固定されたセンサ3とで構成され、可変時磁気抵抗型である 検知器1は、その中でセンサ3の感知域を横切るホイル2の歯に感応しエンジン の速度に比例する可変周波数のパルス電気信号を伝え、この信号は他の装置に対 するエンジンの位置に関する信号を伝える回路4において形成される。特に、位 置信号はエンジン管理ユニット5に伝えられ、エンジンの噴射と点火を制御する 。これと並行し、位置信号は関与する全エンジンの夫々のシリンダの夫々の燃焼 /膨脹行程により作られたガストルクを計算するためにステージ6に送られる。 ガストルクソフトウエアーセンサとして知られるステージ6はそれ故位置信号を もとにガストルクを計算する計算機である。 エンジンはホイール2の歯の様な計測マークを構成する種類として、フライホ イールやクランクシャフトと一体になったホイールやクランクギヤにこのマーク の指標として限定する為のホイール2の特定の幅の歯の様な手段を配置し、マー クの通過を検知するセンサ3はホイールまたはクランクギヤに近接して固定され 、ステージ6の中にある信号処理回路は内燃機関シリンダの中にあるガス混合物 の夫々の燃焼により生ずるガストルクCgに対応する値を作る方法を使用し、こ の方法は、例えば、参照として本説明に引用したフランス特許2、681、42 5号に述べられたものと同様であり、さらに詳しく説明されるであろう。 ステージ6は、学習により、エンジン位置センサ1の視距離型ターゲット2の 対称性の欠陥を補償することが可能な計算手段と記録手段を有する。どのように するかとと言うと、この4ストローク4シリンダエンジン例では、基準シリンダ がトップ死点を識別する単一機構を基準に、ホイル2の円周の片方の半分か他方 の半分かいずれかの、対応エンジン半回転にわたる燃焼/膨脹行程に対しガスト ルクが計算される。 さて製作許容誤差およびホイル2の芯だしの許容誤差(歯車の切削加工による 寸法の伸長、フライホイルまたはクランクシャフトの偏心およびエンジンの回転 部分の寸法伸長または偏心)は二つの厳密に同様の連続せる燃焼/膨脹行程にお いても、結果としての速度測定値は同一では無くまた他の二つのシリンダに対比 して得られたこの二つのシリンダについても振れがあることを意味する。 学習原理は燃料噴射が打ち切られた行程における回転ターゲット2の非対称性 の評価を構成するに使われ、この行程は例えば高速で運転者がスロットルから足 を放した時、この行程はエンジン管理ユニット5により制御されるようになる。 ステージ6はユニット5から燃料噴射が打ち切られたと言う情報を7で受け、 燃料噴射が打ち切られた行程の間、二つの連続せるエンジン半回転に対するガス トルクCg,即ち二分の一のホイル2からCgの二つの測定値間の差に対応する 他の二分の一のホイル2への変動値の計量で補償値を較正し、低いアイドル(例 えば一分間1、200回転)に近い速度から最高速度までの間の全エンジン速度 にわたって、例とは別に連続せる速度範囲の一分間200回転あるいは一分間5 00回転ごとに、この差の半分を計算してそれを表に記録する。ターゲット2の 対称性の欠陥は、燃料噴射が打ち切られた時の最低トルク値を表すターゲット2 の半分について得られたCgを測定するNを含む速度範囲を記録に記憶されたト ルクのずれの半分を加え、かつ燃料噴射が打ち切られた時の最大トルク値を表す ターゲット2の半分について得られたCgの測定のトルクのずれの半分を加えて 、補償される。 他の例として、記メモリ記憶されたトルクずれの半分はエンジンの負荷および /あるいは速度Nの関数である係数により重みずけられる。 補償はそれ故燃料噴射が打ち切られた時のトルクの半分のずれに比例する、1 に等しいかあるいはエンジンの負荷および/または速度の関数である比例係数に よる、補正の適用からなり立つ。 回転ターゲット2の二つの半分の間のトルクのずれの半分を足し引きすること によるこの補償は4シリンダ4ストロークエンジンの最も一般的な補償に対する 簡単な応用であり、燃料噴射が打ち切られた時の行程の間の、z−シリンダエン ジンに対しては、仮にエンジンが4ストローエンジン、あるいは1エンジン回転 zであるものでは 2エンジン回転/zの値、 仮にエンジンが2−ストロークエンジンであるものでは、 1エンジン回転 /z の値についてシリンダの夫々の燃焼/膨脹角度セクターにわたるCgの値の、計 算と、全体のセクターにわたるCgの値の平均値の計算と、各セクターに対して の、エンジンの負荷および/または速度の関数である係数を使ってこの差を重み ずけした、そのセクターに対するCgの値とこの平均値の間の差計算と、 それから重みずけられたそれに対するこの差を加える事で夫々のセクターに対す るCgの値の計算に対し少なくとも部分的に補償すること、から成り立つ。 それ故、最も一般的な補償は夫々のセクターに対し、燃料噴射が打ち切られた 総てのセクターに対し計算されたトルクCgの平均相互間のずれに比例する加法 補正率、と燃料噴射が打ち切られた行程における目的のセクターに対し計算され たトルクCgを、燃料噴射が打ち切られた行程におけるCgの値に適用すること から成り立つ。 したがってステージ6はエンジンの夫々のシリンダにおける夫々の燃焼/膨張 行程に対し、燃焼ににより対応シリンダで生じステージ2の非対称性が補正され た値を表す信号を、その出力端8に伝る。 エンジン管理方式5とステージ6に伝達されるのに並行して、速度信号Nはエ ンジンサイクルの3つの連続する行程に対応する最小記憶容量を有するところの 送りレジスターを有するステージ9に送られる。 このステージ9は対応センサ10から、吸い込み枝管での流入空気圧Pimを 表す信号であり、同様に、できる限り、夫々のシリンダを識別してゆくことを可 能とする行程信号であり、かつこれは本発明に従い装置の中に入れたりあるいは は本方法を実施するために必要ではないが、エンジン行程センサ11から受信し たものを受信する。 エンジン行程センサ11は既知の形であり、位置検出機1と類似の構造をもち 、カム軸と回転可能に一体化した有歯ホイールあるいはクラウンギアー12、お よびエンジンに固定されたセンサ13を過ぎる歯からなり立つ。 エンジン速度、およびエンジンサイクルの少なくとも最新の3つの連続せる行 程に対する吸入枝管圧力Pimに関する信号は、したがって対応シリンダの数と 共に横ゆれ記録として記録ステージ9記憶される。このステージ9は、この結果 を再同期調整用ステージ14につなぎ、エンジンサイクルを覚え、ガストルクC gがステージ6で計算される工程にあるところの燃焼/膨脹行程に対応する、ス テージ9に記憶された速度NとPimの値を検索することを可能とする。これは 測定されたガストルクをこの測定されたガストルクCgに導く速度とPimの値 に基づき計算された期待理論ガストルクと比較する要望があるからである。ガス トルクCgは、即ち4シリンダ4ストロークに対する前述のエンジン半回転にお ける、前述の燃焼/膨脹行程での燃焼の結果である。この燃焼は噴射された燃料 の量の関数であり、それ自身、吸入行程、即ちガストルク計算前の第三番目の間 の、における対応速度とPimの条件によるものであ。これが速度Nと圧力Pi mが流入行程または対応シリンダにおける同じエンジンサイクルの間の燃焼/膨 脹半回転に先行する流入半回転の間に測られる理由であり、少なくとも3つの連 続せるエンジン行程について測られた値はステージ9に記憶される。そこで、オ ーダ n の燃焼/膨脹半回転に対しステップ14(訳者注:原文ではここの所 だけステージでなくステップを使用)はステージ9においてオーダ n−3 の 速度Nと圧力Pimの値を検索する。 ステージ14から、オーダ n−3 の速度とPimの値は内挿−線図ステー ジ15に含まれる2−入力表にアドレスとして入力され、この2−入力線図は速 度とPimの値の関数として基準トルク値を示し、これらの値は同等におかれな いが、しかしはっきりした曲線を有するトルク線図のこれらの領域ではお互いに 近接せるものとなる。直線内挿を使用し、アドレスの値は理論基準ガストルク値 Crefの推論に使われる。この基準トルク線図は、例えばエンジンが安定化速 度で運転されかつ類似のエンジンと同等のエンジンの総てのシリンダで使われた 200以上のエンジン半回転の平均で予め決められている。 同じステージ15で、オーダn−3の速度信号Nの値はアドレスとして異なる 速度の値に対する限界トルクの異なる値を示す1−入力表に入力され、限界トル クはゼロトルク(同じ速度に対して)で測定されたガストルクに対応し、即ちエ ンジンが運転されるより低いトルクである。この限界トルクの表での直線内挿に よりオーダn−3の行程における速度の値に対し限界トルクClimの値が推論 される。 ここに、ステージ15において、夫々n番目−オーダの燃焼/膨脹行程あるい は半回転にたいし、2−入力表での直線内挿がオーダ n−3 の半回転におけ る速度NとPimの値からCrefの値を計算するために使われ、並行して、速 度の関数としての限界トルクを表す1−入力表における直線内挿がオーダ n− 3の半回転に対する速度Nの値に対応する限界トルクClimを計算するのに使 われる。この限界トルクClimは以下に定義される期待理論ガストルクがCl imを超えるかあるいは未満であるか夫々によって、エンジンが運転中であるか あるいは運転されるのかと言う事を決めるのに使われる。 エンジンが運転される時および/または結果において破損エンジンである時の 、過渡期行程では、基準トルクcrefは計算ガストルクCgと多分異なるであ ろう。夫々の半回転の間のエンジンにより生じたトルクの最良の評価をするため に、乗算補正率KMがそれ故基準トルクCrefの対応値として適用される。こ の操作はステージ15から信号Crefを受信しかつ補正係数KMをステージ1 6から受信する、乗数ステージ17で実行される。ステージ16では、夫々の燃 焼/膨脹行程に対し、目的の燃焼/膨脹行程に対応するシリンダに対する最新の 連続せるCg/Cref比の表す数mから係数KMが計算される。若しzがエン ジンの数であれば、KMを表す一般式は: である。 この例では、KMは例えば目的の夫々のシリンダに対する最新の4つのCg/ Crefの平均であり、これはCrefにKMを掛けることでシリンダ間、エン ジン間、エンジンのエージング、およびステージ17で計算された期待理論ガス トルクの精度を高めることまで考慮し得る。 ステージ17はこのようにしてCex.slow=KMXCrefを示す。 目的のシリンダに対しては、最も古いCg/Cref比は、エンジンは4シリ ンダエンジンでありかつシリンダ当たりの最新の4つの比率が考えられるので、 n−16オーダの半回転に対して計算されていた。それで係数KMは次式で表さ れる。 KM=1/4[Cgn-16/Crefn-16 + Cgn-12/Crefn-12 +C gn-8/Crefn-8 + Cgn-4/Crefn-4] それ故、KMの計算を可能とするために、エンジンがスタートしてから後の最 初の16の半回転の間に、CgとCrefを記録に記憶させることが必要である 。この初期化行程を終わらせた上で、必要なのはKMをステージ16で計算する ことであり、ついでCex.slowの値がステージ17で計算されることであ る。このCex.slowの値はCex.fast=Cex.slow+KAの 値を示すためにステージ19から受信した加法補正率KAに加算するための加算 ステージ18に伝えられる。加法補正率KAはステージ19で定式化されそして エンジンの過渡期運転モードに補償するように夫々の燃焼/膨脹行程にたいし再 計算される。加速時には正で減速時には負であるところのkAは例えば、目的の シリンダとは独立に差「Cg−Cex.slow」の一次フィルターリングに等 しい。 信号Cex.slowはステージ18から信号Cex.fastを受信する選 定ステージ20に並行して伝達され、そして期待理論トルク信号がCex.sl owであるかCex.fastであるかをエンジンが安定期運転であるか過渡期 モードであるかを評価し、夫々が安定期運転信号か過渡期運転信号としてステー ジ21から受信したものによって選ぶ。このようにして次の試験がステージ21 で実行される:オーダnの、進行中の半回転、およびオーダ2の先行半回転に対 する基準トルクCrefが考えられる。若しこれらCrefの値の間の差の絶対 値が閾値S1を超えて高いと、例えば3Nmに等しいと、エンジンは過渡期状態 にあると見做され。反対に、これらCrefの値の間の差の絶対値が、少なくと も表すされた数の最新の連続せる半回転、例えば4エンジンサイクルに対応する 少なくとも16の半回転に対しての、閾値S1を下回っている時には、エンジン は安定期状態にあると見做される。ステージ21はステージ15からCrefn とCrefn-2を受信する。 さてCgとCexの値はこのように得られたので、これら二つの値の比較によ りミスファイアを検索するテストステージ22に伝達される。 この比較はCec/Cg比の計算と予め決められステージ22に記録として記 憶された閾値S2と比較することから成り立ち、本方法の簡略化された他の実施 例で、S2を定数、例えば2に等しいとすること、が可能となる。しかしながら 、出願者の知識での最良の実施例では、閾値S2はエンジン速度Nと吸入枝管P imの圧力の関数として作られた表から採用される。 そこではCec/CgがS2より上であればミスファイアと判断される。 若しこの条件が満たされないときには、ステージ23でミスファイアは検出さ れない、そして上述のごとく、この段階でオーダnの、比Cg/Crefの、こ の行程に対する値が記録に記憶され、乗法補正率KMの計算のためにステージ1 6に伝達され、差(Cg−Cex.slow)については加法補正率KAを計算 するためにステージ19に伝達される。 以下に述べるがごとくCgに関しCe xのどリフトの計算に必要な比率 が計算されそれらに記憶される。 もしステージ22でテストされた条件が満足されると、 乗法補正率KMとステージ23と24の記録に記憶された値がステージ16と1 9に考慮されるための加法補正率KAの次の計算に故意の間違いをが無いことを 目的に、オーダnの行程に対するCgに代えてCexの値として、Cex/Cr efの値と差(Cex−Cex.slow)が記憶され、ステージ24でミスフ ァイアが検出される。 それ故Cex/Cref比はステージ24からステージ16そして差(cex −Cex.slow)はステージ24からステージ19に伝達される。更に、値 0(CgがCexで代替される時は比 に対応する)は以下に述べるようにCgに関するCexのドリフトを計算するた めにステージ24の記録に記憶される。 行程nにおいてミスファイアが検出されてもされなくとも、検出を不活動状態 とする主な条件の一つではないという事をこの手順は次にチェックする。 この目的のために、ステージ25で期待トルクCexと限界トルクClimの 25の記録に記憶され1あるいは以下である、期待トルクCexと閾値係数S3 との積との比較でエンジンが運転されているかどうかを見るために質問される。 もしCex≦S3×Climであれば、運転されたばかりと見做されステージ 26での検出は失活状態とされる。 もしCex>S3×Climであれば、運転と見做され、手順はCgに関する Cexにドリフトを呼び出すためにステージ27に行く。 そのため、 最新の4つの燃焼/膨脹行程についてメモリ23および24において記録に記憶 され、比 の平均に等しい期待トルクドリフトDが が27でで計算され、そしてDは、例えば0.4あるいは40パーセントに等し い、ドリフト閾値S4と比較される。 ミスファイア検出閾値S2(Cex/Cgが比較されるところの)が線図から とられる時は、ドリフト閾値S4は好都合にミスファイア閾値S2のパーセント で表されるキャリブレーション閾値である。 もしD≧S4であれば、Cgに関する期待トルクCexにおけるドリフトは過 剰と見做されそして検出はドリフトDが閾値S4以下に戻るまで26にて不活動 状態になる。 もしD<S4であれば、次のステージ28においてCref n と既に計算 されかつステージ21にて考慮されているところのCref n−2 の間の差 の絶対値が、簡略化のために、ステージ21の閾値1に等しいであろう閾値5と 比較される。もし|Cref.n−Cref.n−2|≧S25であれば、過渡 期であると判断され26で検出の不活動が指令され、反対に、ステージ25、2 7および28で不活動状態に対する3つの前述のいずれの主な条件も満足されて ない時には検出の実行は29で有効とされる。 検出を不活動状態にする追加条件はステージ6において視距離式ターゲット2 の対称性の欠陥を補償する学習がない限り不活動であるということであり、それ 故対応する燃料噴射の打ち切りが発生して速度を含む少なくとも一つの速度範囲 における全てのエンジンの速度に対し使用することができる燃料噴射が打ち切ら れた時のトルク変動を補償するための少なくとも一項目の定義が無い限り、検出 を不活動状態にすることからなっている。 検出は他の条件、例えば燃料噴射の打ち切り、エンジン冷却媒体の温度が閾値 を下回る事などに、遭遇したときに不活動状態になり得る。 検出(ミスファイアの存在あるいは不在)の結果は“ゲイティングステージ” として知られるステージ30に伝達され1,000エンジン回転のセグメントに おける総ての燃焼/膨脹行程に対する検出結果、即ち2、000エンジン半回転 に対する検出結果がその中の31に記憶される。一方、これらの結果は200エ ンジン回転ウインドウズ32にて演算され、ここではミスファイアのレベル即ち 数が200エンジン回転のセグメントについて計算され、即ち検出は400以上 の半回転について行われると言える。一方、これらの検出結果は1、000−エ ンジン回転ウインドウ33において演算され2、000にわたるエンジン半回転 おいて行われたミスファイアので即ち数が同様に計算される。 200−回転ウインドウについて32にて計算されたレベル(あるいは数)は 、比較機構34で、予め決められ定数である閾値S6と比較され、それを超える ときは接触コンバーターの性能低下を示す警告信号である36の発光につながる 。同様に、1、000−回転ウインドウについて33にて計算されたレベル(あ るいは数)は、比較機構35で定数であり、かつ例えば1.5パーセントのオー ダである、発光閾値S7と比較され、この閾値からの超過は排気ガス中の有害化 合物の異常に高いレベルを示し37での警告信号で表すされるようになる。例え ば、これらの警告信号は車両の計器盤のランプの点滅となる。 他の実施例として、これまで述べた方法と装置において、CgとCrefの値 について適用された演算を逆算することも可能で、それ故、ガストルクCgの値 をそれらを内挿されたが乗法および加法補正率で補正されてない基準トルクの値 と比較するために、計算ガストルクCgcの値に補正することが可能である。 CgとCrefの夫々の二つの変数いずれもCgcとCex、ミスファイア 検出閾値と比較される比Cex/Cgc、の値を特定するように補正が可能であ る。 上述の例では、Cgの値は多分乗法係数KM=1と加法補正項KA=0でCg =Cgcのように補正されていると見做される。 他の実施例では、エンジンのシリンダの吸入容積に対応する他のいかなる信号 も、例えば吸入空気の流れに対応する信号、あるいはエンジンに対する空気の供 給を調整あるいは制御する回転チョークあるいは蝶型弁の開口度に対応するする 信号が、空気吸入枝管Pimの圧力に対すr指数の代替指数として考慮し得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 制御点火式内燃機関のミスファイア検出方法であって、 a)エンジンの夫々のシリンダにおける夫々の燃焼/膨脹行程に対し、燃焼に よりそれぞれのシリンダに生じたガストルクの値(Cg)を表す信号を定式化す るステップ(6)と、 b)エンジンの回転速度(N)を測定し(1)、当該シリンダにおける燃焼/ 膨脹行程に先行する少なくとも吸入行程における速度を表す信号を定式化するス テップ(4)と、 c)当該シリンダの吸入容積を表すパラメータを測定し(10)、前記シリン ダにおける同じエンジンサイクルの間に燃焼/膨脹行程に先行するところの少な くとも吸入行程の吸入容積を表す信号を定式化するステップと、 d)速度(N)と吸入容積を表す信号とを基準理論ガストルク線図(15)の アドレスとして入力し、それにより基準トルク(Cref)を表す信号を導き出 すステップとを有するミスファイア検出方法にさらに加えて、 e)ガストルク(Cg)の値を表す信号と基準トルク(Cref)の値を表す 信号のうちの少なくとも一つに対して、ガストルクの値(Cg)と基準トルク( Cref)に夫々比例するところの信号を得るように当該シリンダの各乗算補正 率(KM)を割り当て(17)、更に、少なくとも前記比例する信号に対して、 エンジンの過渡期運転中に加法補正率(KA)を割り当て、それにより、基準ト ルク(Cref)に比例する信号に基づく期待理論トルク(Cex)を表す信号 と、ガストルク(Cg)の値に比例する信号に基づく算出ガストルク(Cgc) を表す信号を導き出すステップと、 f) 算出ガストルク(Cgc)を表す信号の期待理論トルク(Cex) を表す信号に対する比を計算し、この比が与えられた閾値比(S2)より高い時 はミスファイアがあると判断するステップを有する制御点火式内燃機関のミスフ ァイア検出方法。 2. 所定の閾値比(S2)がエンジンの回転速度(N)とエンジンのシリ ンダの吸入容積を表すパラメタとの関数として作成された線図から得られるもの であることを特徴とする請求項1記載の方法。 3. シリンダの空気吸入枝管での圧力Pimをエンジンのシリンダの吸入 容積を表すパラメタとして、採用することを特徴とする請求項1または2に記載 の方法。 4. 乗算補正率(KM)のみを基準トルク(Cref)を表す信号に割り 当て、エンジンが過渡期モードで運転される時は加法補正率(KA)のみを対応 する比例信号に割り当てることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記 載の方法。 5. 前記算式化(6)に対して、エンジン角度位置信号に基づく算出ガス トルク(Cgc)を表す信号を追加しするステップを有することを特徴とする請 求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。 6. エンジンの夫々のシリンダの燃焼/膨脹行程に夫々対応するエンジン の回転の夫々の角度セクターに対するガストルク(Cg)を計算し、 かつ少なくとも低アイドルに近い速度よりは高い所定のエンジン速度で燃料噴射 が打ち切れられた一つ以上のエンジンサイクルについても計算し、総ての角度セ クターについてもガストルク(Cg)の平均を計算し、各セクタータイムに対す る、トルクの平均とガストルクの平均との差の積に等しい補償項を定め、1に等 しい比例係数、またはエンジンの負荷および/または速度(N)の関数を定め、 各セクターに対し、燃料噴射が打ち切られた速度を含む一つ以上の速度範囲につ いてこのセクターの燃料噴射行程中に得られたガストルク(Cg)に対する対前 記応補償項を加えるステップからなることを特徴とする請求項5に記載の方法。 7. 4−ストローク4−シリンダエンジンに対し、燃料噴射が打ち切られ た少なくとも2つ以上の継続せるエンジンの半回転夫々に対するガストルク(C g)の計算と、一つのエンジン半回転から次のエンジンにもたらされたトルク変 動の半分の計算と、前記補償項がトルク変動の半分比例係数との積に等しいこと 定義付けと、燃料噴射が打ち切られた間の最低ガストルク値を示すところのエン ジン半回転に対する燃料噴射行程の間に得られたガストルク値(Cg)への前記 補償項の加算と、あるいは、前記速度範囲を超えているとき、燃料噴射が打ち切 られた行程における最高のガストルク(Cg)を示すエンジンの半回転の燃料噴 射行程得られたガストルク値(Cg)から前記補償項を除去スルステップを有す ることを特徴とする請求項6記載の方法。 8. 前記基準トルク信号が、同一種類のエンジンに有効であり、エンジン の総てのシリンダに対しての全体的トルク線図(15)を有し、この線図はエン ジンの安定化速度について予め定められ、理論基準ガストルクを変数とし一方に エンジン速度(N)、他方には吸入マニフォルドにおける圧力(Pim)を最適 の基準トルク(Cref)の計算が内挿方によって可能なよう配した2値入力の 表が蓄積されている線図で、前記基準トルク信号(Cref)がこの線図から導 き出されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。 9. エンジンの夫々の燃焼/膨脹行程に対する乗算補正率が目的の燃焼/ 膨脹行程に対応する所定数の最新の連続せるCg/Crefの平均(KM)に等 しくする計算(16)を行うステップを有することを特徴とする請求項1乃至8 のいずれか1項に記載の方法。 10.加法補正率(KA)は、シリンダとは独立して、算出ガストルク(C gc)を表す信号と安定化速度での期待理論トルク(Cex)を表す信号の差の 一次フィルターリングに等しいことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項 に記載の方法。 11. エンジンが安定化運転か過渡期モードであるかを、計算された基準 トルク(Cref)の二つの値、その一つは目的の燃焼/膨脹行程に対するもの 、と他の一つは終りの一つ前の一つの燃焼/膨脹行程に対するものの、好ましく は絶対値の差の関数として決め(21)、この差が与えられた数の連続せるエン ジンサイクルからの閾値(S1)より高いとモードは過渡期とし、仮にこの差が 前述の閾値(S1)より低いと安定化運転と判断するステップを有することを特 徴とする請求項1乃至10のいずれか1項 に記載の方法。 12.基準トルク(Cref)に対するガストルク(Cg)の比の最新の連 続する与えられた数および補正率(KM,KA)を計算するに必要である加法補 正率(KA)の最新の値をメモリ(19、23、24)に蓄積し、ミスファイア がこの(Cg)で検出(22)されると、このガストルク(Cg)の値の代わり に期待トルク(Cex)の対応値を記憶するステップを有することを特徴とする 請求項9または10に記載の方法。 13.接触コンバーターを装備せるエンジンに、さらに N1とN2のエンジン回転、例えば200と1、000回転のウインドウの間 に検出されたミスファイアの数あるいはレベルを測定(32、33)し、 この夫々の測定結果を夫々のウインドウに特定の一つ以上の閾値(S6,S7 )と比較するステップ(34、35)と、 N1−回転ウインドウ(32)に特定された閾値(S6)を超過した結果の接 触コンバーターの危機的状態に対応する警告信号(36)を発するステップと、 および/または N2−回転ウインドウ(33)に特定された閾値(S7)を超えた場合に排気 ガス中の有害成分の発散の閾値を超過したことを発するステップとからなるステ ップを追加して有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載 の方法。 14.燃料噴射が打ち切られた状態、および/またはエンジンが運転し始め られた状態、すなわち後者の行程は吸い込み枝管の圧力(Pim)がエンジンの 回転速度(N)の関数である圧力閾値より下回る時、および/または期待トルク (Cex)が限界トルク、例えばエンジンの同じ回転速度(N)のゼロ有効トル クに対する算出ガストルクより低い時に検出されると、ミスファイアの検出を不 活動にするステップを有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項 に記載の方法。 15.アドレスとして速度信号(N)をエンジン速度(N)の異なる値に対 する限界トルクの値を表す単一入力表(15)に入力することにより、内挿入法 、好ましくは直線内挿入法により期待理論トルク(Cex)が限界トルク(Cl im)を超えるか未満であるかによってエンジンが運転中であるか運転し始めで あるかを推論するための期待理論トルク(Cex)と比較される限界トルク(C lim)を表す信号を導き出すステップを有することを特徴とする請求項14記 載の方法。 16.期待トルク(Cex)が限界トルク(Clim)に1未満であるか1 に等しい係数を掛けた積に未満であればミスファイアの検出を不活動(22、2 4)するステップを有することを特徴とする請求項15記載の方法。 17.オーダ n と n−2 の燃焼/膨脹行程に対する基準トルク(C ref)間の差が閾値(S5)の上であればミスファイアの検出を不活動する( 26,28)ステップを有することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1 項に記載の方法。 18.算出ガストルク(Cgc)および理論ガストルク(Cpr)夫々を表 す信号が相互に過剰なドリフトがあるとミスファイアの検出を不活動にするステ ップを有することを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の方法。 19.所定数の最新の燃焼/膨脹行程について計算された比 (Cgc−Cex)/Cgc の平均値が目盛閾値(S4)を超える時は過剰ドリフトがあったと判断し、前記 平均値が較正閾値(S4)を下回るや否やミスファイアの検出を再活性化するス テップを有することを特徴とする請求項18記載の方法。 20.燃料噴射が打ち切られた時のトルクの変動の補償に対する少なくとも 一つの項目の定義も無い限りはミスファイアの検出を不活動にするステップを有 することを特徴とする請求項6に従属しての請求項8乃至20のいずれか1項に 記載の方法。 21.空気の流量に対するあるいは空気の供給を調整あるいは制御する蝶型 弁の開口度のごとき、エンジンのシリンダの吸入容積を表すいかなる他の信号を も信号(Pim)に対し代替することを含むことを特徴とする請求項8乃至請求 項20のいずれか1項に記載の方法。 22.前述の請求項1乃至請求項21に従う方法の実施のために、制御点火 式内燃機関のミスファイアを検出するための: 速度信号(N)を伝達する、エンジンの回転速度を感知する一つ以上のセンサ (1)と、 空気吸入枝管の圧力を感知するセンサ、空気吸入流量計あるいは蝶型弁角度を 感知するセンサ、のごときエンジンのシリンダの吸入容積を表すパラメタを感知 し、このパラメタを表すする信号を伝達する少なくとも1つのセンサ(!0)と 、 エンジン速度信号(N)に基づき、ガストルク(Cg)を計算する手段(6) と、 線図と閾値を記憶する記録手段(15、22、23、24)と、基準トルク( Cref)、期待トルク(Cex),計算ガストルク(Cgc),乗法および加 法補正率(KM,KA)およびCex/Cgc比の各数値を計算および/あるい は記憶することを可能とし,それらをミスファイアの存在を決める(22、29 )ために閾値(S1,S2,S3,S4,S5)と比較する比較手段(21、2 2)とからなることを特徴とする装置。
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