JPH10503613A - 回転可能なディスク支持体を有するディスクチェンジャー及びこのディスクチェンジャーを有するディスクプレーヤー - Google Patents

回転可能なディスク支持体を有するディスクチェンジャー及びこのディスクチェンジャーを有するディスクプレーヤー

Info

Publication number
JPH10503613A
JPH10503613A JP8532309A JP53230996A JPH10503613A JP H10503613 A JPH10503613 A JP H10503613A JP 8532309 A JP8532309 A JP 8532309A JP 53230996 A JP53230996 A JP 53230996A JP H10503613 A JPH10503613 A JP H10503613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
disc
axis
disk
toothed ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP8532309A
Other languages
English (en)
Inventor
ヨゼフ クリスティアーン マティオイ フェルスレーゲルス
Original Assignee
フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ filed Critical フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
Priority claimed from PCT/IB1996/000311 external-priority patent/WO1996034386A2/en
Publication of JPH10503613A publication Critical patent/JPH10503613A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 ディスク状情報担体を所定位置の内外に動かすためのディスクチェンジャーである。このディスクチェンジャーは支持本体(303)と、この支持本体によって支持されこの支持本体に対し相対的に移動可能に配置されて回転軸線(313a)の周りに回転可能である板状ディスク支持体(313)とを具える。この板状ディスク支持体は上記情報担体のための支持面(315)を有し、更にこの板状ディスク支持体は上記回転軸線の周りに延在し板状ディスク支持体に対し相対的に回転しない第1歯付きリング(345)を有する。支持本体に対し相対的に回転しない第2歯付きリング(351)に第1歯付きリング(345)を協働させる。回転軸線(313a)に平行に延在してこの回転軸線から所定距離にある支持本体の軸線(349)の周りに第2歯付きリング(351)を延在させる。更に、このディスクチェンジャーは支持本体の上記軸線の周りに回転可能な駆動部材(353)を具える。板状ディスク支持体を回転し、案内するため、上記回転軸線の位置において、板状ディスク支持体を駆動部材に回転自在に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】 回転可能なディスク支持体を有するディスクチェンジャー 及びこのディスクチェンジャーを有するディスクプレーヤー 本発明は支持本体と、この支持本体によって支持されこの支持本体に対し相対 的に移動可能に配置されて回転軸線の周りに回転可能である板状ディスク支持体 とを具え、ディスク状情報担体のための支持面をこの板状ディスク支持体に設け 、更に回転軸線の周りに延在し板状ディスク支持体の支持面に対し相対的に回転 しない第1歯付きリングを板状ディスク支持体に設け、回転軸線に平行に延在し てこの回転軸線から所定距離にある支持本体の軸線の周りに延在する第2歯付き リングに第1歯付きリングを協働させ、更に板状ディスク支持体を回転し案内す る手段を設け、ディスク状情報担体を所定位置の内、外に動かすディスクチェン ジャーに関するものである。 また本発明はディスク状情報担体に書込み、又はディスク状情報担体を読み出 し、又はその両方を行う手段を有し、走査位置にある情報担体を支持するため回 転軸線の周りに回転可能な回転テーブルを有する走査装置と、走査位置に関連す る位置の内外に情報担体を動かすためのディスクチェンジャーとを具えるディス クプレーヤーに関するものである。 合体されたディスクチェンジャーを有するディスクプレーヤーは特開平5-1823 37号から既知である。この既知のプレーヤーはハウジングと、このハウジングの 内外に移動できるようフレーム内に支持されたドローアとを有し、このドローア をディスクチェンジャーとして構成している。コンパクトディスクを走査するた めの光学ユニットを有する走査装置と、コンパクトディスクを支持し回転させる ための回転テーブルとをハウジングに収容している。このドローアはコンパクト ディスクのための3個の支持面を有する板状ディスク支持体を支持する支持本体 を具える。このディスク支持体の周端縁の形状は円形と異なり、一方の支持面か ら他方の支持面まで延びる3個の平坦端縁部を有している。このように形成され たディスクチェンジャーは支持本体に対し相対的に回転可能である。この目的の ため、ドローアはディスク支持体の歯付きリングに噛合する駆動歯車を有し、偏 心案内軸を有し案内壁に固着された回転自在の案内ディスクを有する。この駆動 歯車、及びこの駆動歯車に対し相対的に自由に回転し得る案内ディスクは支持本 体に対して固着された共通軸の周りに共に回転可能である。この偏心案内軸はデ ィスク支持体の中心開口に貫通しており、案内壁はディスク支持体の周端縁に協 働している。この既知のディスクチェンジャーは、ディスク支持体の希望する運 動を実現するために、比較的多数の部片を必要とする欠点がある。更に、この比 較的大きな駆動歯車は大きな空間を占めるため、現代のコンパクト器具には望ま しくない。この既知のディスクチェンジャーにおいて必要とされる案内壁は回転 中にディスクチェンジャーを望ましい通路に保持し、休止状態下では希望する端 部位置に保持する役割を果たす。駆動歯車、及び自由に回転する案内ディスクを 使用する構造の欠点は、歯車と案内ディスクとが互いに相対的に回転する可能性 があることと、ディスク支持体の周端縁と固定案内壁との間に遊びが存在するこ ととに起因し、案内壁が固定されているにも拘らず、端部位置を正確に画成する ことができないことである。この既知のディスクプレーヤーでは、特開平5-1823 39号に開示された検出手段によって端部位置を検出している。この既知のディス クチェンジャーに使用されている案内構造の他の欠点は、ディスク支持体の回転 によって比較的大きな騒音を発生し、ディスク支持体が相当な範囲にわたり移動 してしまうほどディスクチェンジャーの端部位置の遊びが大きいことである。 本発明の目的はディスク支持体に良好に限定された運動を行わせ、ディスク支 持体を明確に限定された位置に保持する簡単な手段を有する頭書に記載した形式 のコンパクトディスクチェンジャーを得るにある。 本発明ディスクチェンジャーは支持本体に対し相対的に回転せず、板状ディス ク支持体の第1歯付きリングに噛合する歯付きリングとして第2歯付きリングを 構成し、板状ディスク支持体を回転し案内する手段には支持本体の軸線の周りに 回転可能な駆動部材を設け、回転軸線の位置において板状ディスク支持体を駆動 部材に回転自在に連結したことを特徴とする。この構成により少なくとも実質的 に遊びのない構造が得られる。本発明によるディスクチェンジャーの他の利点は 、ここに使用する駆動部材によってディスク支持体が占め得るいかなる位置をも 明 確にし、その結果、ディスク支持体は良好に限定された運動のみを遂行し、ディ スク支持体は明確に限定された位置を占めることである。他の利点はディスク支 持体を回転し、案内するために必要で、ディスク支持体の安定した位置を確保す るために必要な部片の数が少なくて済むことである。 本発明ディスクチェンジャーの一実施例は板状ディスク支持体の第1歯付きリ ングに外歯を設け、支持本体の第2歯付きリングに内歯を設けたことを特徴とす る。この実施例の主要な利点はこのディスクチェンジャーの全体の高さが低いこ とである。 本発明ディスクチェンジャーの一実施例は外歯の歯数と内歯の歯数との比が3 :4であり、板状ディスク支持体の回転軸線と支持本体の軸線との間の距離が2 個の歯付きリングのピッチ円直径間の差の半分に等しいことを特徴とする。この 実施例においては、駆動部材の1回転によってディスク支持体の反対回転方向の 1/3回転を生ずる。この実施例では、好適なことに、ディスク支持体は3個の 隣接する、又はほぼ隣接する支持面を有し、この場合、支持すべき情報ディスク の直径の少なくとも2倍にディスク支持体の横寸法を定めることができる。 本発明ディスクチェンジャーの一実施例は第1歯付きリングに内歯を設け、第 2歯付きリングに外歯を設け、内歯の歯数と外歯の歯数との比が3:2であり、 板状ディスク支持体の回転軸線と支持本体の軸線との間の距離が2個の歯付きリ ングのピッチ円直径の差の半分に等しいことを特徴とする。上述の実施例の変形 であるこの実施例の利点は駆動部材が1回転すると、ディスク支持体を反対回転 方向に1/3回転させることである。この実施例も最小寸法のディスク支持体上 に3個のディスク状情報担体を支持するのに適している。 本発明の他の目的は作動が正確で、構造が簡単で、静粛なディスクチェンジャ ーを得るにある。 本発明ディスクプレーヤーはディスク状情報担体に書込み、又はディスク状情 報担体を読み出し、又はその両方を行う手段を有し、走査位置にある情報担体を 支持するため回転軸線の周りに回転可能な回転テーブルを有する走査装置と、走 査位置に関連する位置の内外に情報担体を動かすため本発明のディスクチェンジ ャーとを具えることを特徴とする。本発明ディスクプレーヤーの利点は作動中、 ディスク支持体は良好に限定された運動状態で静粛に移動し、支持面上にある情 報ディスクは走査装置に対して明確な位置に動かされることである。この結果、 ディスクプレーヤーを有効に作動させ、情報ディスクを回転テーブルに動かすた め、及び走査すべき情報ディスクを交換するために必要な時間を短くすることが できる。このディスクチェンジャーをディスクプレーヤーに組み込むことができ 、走査装置をディスク支持体の例えば下側に延在し、この走査装置を支持本体内 に、又は支持本体に対し相対的に支持し、走査装置とディスク支持体とを回転軸 線に沿って互いに接近、及び離間するよう移動可能にする。情報ディスクはディ スク支持体の支持面上に簡単に降下することができる。 本発明ディスクプレーヤーの一実施例はハウジングの内、外に移動可能なドロ ーアの一部をディスクチェンジャーの支持本体が形成していることを特徴とする 。ドローアの摺動して引き出された位置においては、ドローアが引き出された程 度に応じて、2個、又は3個の情報ディスクをディスク支持体に設置するか、又 はディスク支持体から除去するか、又はその両方を行うことができる。このドロ ーアに走査装置を収容することもできる。 図面を参照して例として本発明を一層詳細に説明する。 図1は本発明ディスクチェンジャーの第1実施例を組み込んだ本発明ディスク プレーヤーの一実施例を示す分解斜視図である。 図2は図1に示すディスクプレーヤーの一部の斜視平面図である。 図3は図1に示すディスクプレーヤーのディスクチェンジャーの一部を形成す るディスク支持体の下側から見た斜視図である。 図4は図1に示すディスクプレーヤーのディスクチェンジャーの一部を形成す る駆動部材の下側から見た図である。 図5は図1に示すディスクプレーヤーの一部を形成する摺動部材の斜視平面図 である。 図6は図1に示すディスクプレーヤーの摺動部材に協働するようにしたコマン ドディスクの下側から見た図である。 図7は本発明ディスクチェンジャーの第2実施例の一部を形成するディスク支 持体の下側から見た斜視図である。 図8は本発明の第2実施例の一部を形成する支持本体の斜視平面図である。 図9は本発明ディスクチェンジャーの第3実施例の斜視平面図である。 図10は本発明の第3実施例の一部横断面図である。 図1から図6に示す本発明によるディスクプレーヤーのこの実施例はハウジン グ1a内に取り付けられたフレーム1と、このフレームに対し相対的に移動可能 に支持されたドローア3とを具える。フレーム1はドローア3をハウジング1a の内方に、及び外方に動かすため歯車7に協働するラック5を具える。更に、こ のフレームはドローア3の2個の案内レール11に協働する2個の案内路9を具 える。ドローア3は回転軸線13aの周りに回転自在である板状ディスク支持体 13のための支持本体として作用する。この実施例では、このディスク支持体1 3はコンパクトディスクのようなディスク状情報担体のための3個の支持面15 を有する。ディスク支持体13から遠方のドローア3の側面に、即ちドローア3 の下側に駆動システム17を取り付ける。この駆動システム17は電動機19と 、コマンドディスク21と、摺動部材23とを具える。この摺動部材23はシャ ーシ29の4個の案内ピン27に掛合する4個の傾斜溝25を有する。このシャ ーシ29は4個の懸架素子31を介して走査装置33を支持する。走査装置33 は電動機35によって回転軸線37aの周りに回転可能である回転テーブル37 と、この回転テーブル37に対し相対的に半径方向に移動可能である光学走査ユ ニット39とを具える。この光学走査ユニット39は走査ビームを情報ディスク の走査面に焦点合わせする対物レンズ41を具える。更に、走査装置33は図面 には示さないが放射線源、及び放射線検知検出器のような素子を具える。 ディスク支持体13のドローア3に向く側面13には回転軸線13aに同心な 第1歯付きリングとも称する歯付きリング45と、外歯45aとを有する。ドロ ーア3はほぼ中心の開口47と、歯付きリング51とを有する。この歯付きリン グ51は開口47に貫通する軸線49に対し同心である。第2歯付きリングとも 称する歯付きリング51は内歯51aを有する。軸線49の周りに回転可能であ る駆動部材53は開口47内に配置されている。駆動部材53は駆動システム1 7の取付け板55内に支持されており、駆動ピン53aを有する。駆動ピン53 aはディスク支持体13の中心開口57内に突出し、即ち貫通している。このデ ィスク支持体13は駆動ピン53aに対し相対的に回転可能である。駆動ピン5 3aは回転軸線13aに合致する中心軸線を有する。全体の説明が組み立てられ た状態に基づいているが、組み立てられた状態では、第1歯付きリング45の外 歯45aは第2歯付きリング51の内歯51aに噛合している。外歯45aの歯 数と内歯51aの歯数との比は3:4の関係にある。ディスク支持体13の回転 軸線13aはドローア3の軸線49から距離dの位置にある。この距離dは歯付 きリング45、51のピッチ円直径の差の半分に等しい。この実施例では、歯付 きリング45、51の歯は直歯である。2個の噛合する歯付きリング、即ち一般 的に言えば2個の噛合する歯車のピッチ円は仮想円であって、これ等仮想円は互 いに接触し、この仮想円に沿って歯付きリング、即ち歯車が噛合することは常識 である。この実施例では、外歯45aの歯数は72枚、内歯51aの歯数は96 枚である。 本発明によるディスクチェンジャーは取付け板61によってドローア3の下側 に取り付けられた電動機59を具える。はめ歯ベルト伝動装置63を介して電動 機59を駆動歯車7に連結する。駆動歯車7の歯はフレーム1のラック5に噛合 する。電動機59を付勢した時、二重矢X1、X2に示すように、ドローア3をフ レーム1に対し相対的に並進運動させることができ、ディスク支持体13をハウ ジング1a内に、またその外に動かすことができる。 はめ歯ベルト伝動装置65は上記電動機19をコマンドディスク21の歯車2 1aに連結する。駆動部材53の歯69に協働する歯67をコマンドディスク2 1の円周の一部に沿って設ける。コマンドディスク21の一側71、即ち下側に 三角形駆動輪郭部73を支持する。この輪郭部73は摺動部材23の長方形開口 75内に掛合する。三角形駆動輪郭部73は摺動部材23の開口75を区切る内 壁23aに協働する3個の外壁73a、73b、73cを有する。これ等の素子 は次のように配置し、寸法を定める。即ち、走査位置に、即ち回転テーブル37 上に情報ディスクがある場合、X1方向に対して横方向にあるY1方向に走査装置 33を動かすため、電動機19を付勢することによって、取付け板17に対し相 対的にX1方向に摺動部材3を動かすことができるようにこれ等の素子を配置し 、寸法を定める。この移動後、回転テーブル37上に最初に位置している情報 ディスクをディスク支持体13の支持面15のうちの1個の支持面上に位置させ る。電動機19の付勢を継続する時、コマンドディスク21の歯67は駆動部材 53の歯69に噛合し、駆動部材53を軸線49の周りに回転させる。この噛合 中、駆動部材53は正確に1回転する。この回転中、ディスク支持体13を動か し、回転軸線13aの周りに120度の角度にわたりディスク支持体13を回転 させる。この時、ディスク支持体13が到達した位置においては、他の支持面1 5は再び回転テーブル37に合致する。電動機19の付勢を継続する時、摺動部 材23をX2方向に動かし、走査装置33をY2方向に動かすように案内する。こ の最後に述べた移動中、回転テーブル37に合致するディスク支持体13の支持 面15上にある情報ディスクを回転テーブル37によって持ち上げ、この情報デ ィスクを走査位置にもたらす。電動機19の付勢を継続する時、上述のサイクル が繰り返される。従って、駆動部材53と走査装置33とは駆動され、間欠的に 動かされる。 このディスクプレーヤーは走査位置において情報ディスクを回転テーブル37 にクランプするためディスク加圧部材79を有するディスク加圧装置77を有す る。 図7、及び図8に示す本発明ディスクチェンジャーの実施例は光学的に走査さ れる最大で3個のディスク状情報担体を収容することができる。この目的のため 、このチェンジャーはディスク支持体213上に設けた3個の支持面215を有 する。このディスク支持体213は仮想軸線249cを有する支持本体203上 に配置される。このディスク支持体213は軸線249に平行に延びる回転軸線 213aの周りに支持本体203に対し相対的に回転可能であり、また軸線24 9の周りに回転することができる。 図1〜図6に示すディスクプレーヤーに使用されるディスクチェンジャーと同 様、このディスクチェンジャーは支持本体203の軸線249の周りに回転可能 な駆動部材を具える。この駆動部材は回転軸線213aの位置でディスク支持体 13に回転自在に連結されている。ディスク支持体213自身は回転軸線213 aに同心の第1歯付きリング245を有する。この第1歯付きリング245は第 2歯付きリング251の外歯251aに噛合する内歯245aを有する。この第 2歯付きリング251は支持本体203の一部を形成しており、軸線249に同 心である。内歯245aの歯数と外歯251aの歯数との比は3:2である。回 転軸線213aと軸線249とは互いに距離dだけ離間しており、この距離は歯 付きリング245、251のピッチ円の半径の差に等しい。このディスクチェン ジャーは既に説明したチェンジャーと同様に作動する。上述のような歯数の比を 採用する場合、図7、及び図8に示すディスクチェンジャーのディスク支持体は 特に駆動部材の1回転について、回転軸線213aの周りに1/3回転する。そ の結果、ディスク支持体は予め限定された位置を正確に占め、従ってこれ等位置 間の移動を行うために必要な面積は限定されたものに過ぎなくなる。 図9、及び図10に示す本発明によるディスクチェンジャーの実施例はコンパ クトディスク、又はCDロムのようなディスク状情報担体を走査位置に関連する 位置内に、又は位置の外にもたらすように意図したものである。このディスクチ ェンジャーは例えばハウジング内に取り付けられた板状フレームの形状の支持本 体303と、この支持本体303によって支持される板状ディスク支持体313 とを具える。ディスク支持体313は3個の支持面315を具える。各支持面3 15はそれぞれ情報ディスクを支持するようにされており、ディスク支持体31 3が最小の半径方向寸法になるように、これ等支持面315は互いに相対的に配 置されている。ディスク支持体313は支持本体303に対し相対的に回転軸線 313aの周りに回転自在であり、回転軸線313aに対し横方向の平面内に並 進することができる。更に、このディスクチェンジャーは回転軸線313aの位 置でディスク支持体313に回転自在に連結された駆動部材353を具える。デ ィスク支持体313を回転し、案内する作用を有する駆動部材353は支持本体 303内に支持されており、支持本体303の軸線349の周りにこの支持本体 に対し相対的に回転可能である。このディスクチェンジャーは2個の歯付きリン グを具え、その第1歯付きリング345はディスク支持体313に固着されてお り、第2歯付きリング351は支持本体303に固着されている。第1歯付きリ ング345は外歯を有し、内歯を有する第2歯付きリング351内に第1歯付き リング345は位置して、第2歯付きリング351に噛合している。第1歯付き リング345はピッチ円p1を有し、第2歯付きリング351はピッチ円p2を 有する。駆動部材353を軸線349の周りにr方向に回転する時、2個のピッ チ円p1、p2は接触して転動し、ディスク支持体313はこのディスク支持体と 共に移動する回転軸線313aの周りにR方向に移動し回転する。 3個の支持面315有するディスク支持体313が上述してように最小空間内 で旋回するようにするため、この実施例では、第1歯付きリング345の歯数は 57枚であり、第2歯付きリング351の歯数は76枚である。回転軸線313 aは軸線349から距離dに位置しており、距離dはピッチ円直径p2、p1の差 の半分に等しい。駆動部材353が完全に1回転すると、ディスク支持体313 は正確に1/3回転する。外歯の歯数と内歯の歯数との比は3:4であるが、こ れと異なる歯数も本発明の範囲内にあることは明らかである。 更に、このディスクチェンジャーは駆動部材353を駆動するための電動機3 19を具える。この実施例では、はめ歯ベルト伝動装置である伝動機構365は 駆動部材353に取り付けられた歯車379に電動機319を連結する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.支持本体と、この支持本体によって支持されこの支持本体に対し相対的に移 動可能に配置されて回転軸線の周りに回転可能である板状ディスク支持体とを具 え、ディスク状情報担体のための支持面を前記板状ディスク支持体に設け、更に 前記回転軸線の周りに延在し前記板状ディスク支持体の前記支持面に対し相対的 に回転しない第1歯付きリングを前記板状ディスク支持体に設け、前記回転軸線 に平行に延在してこの回転軸線から所定距離にある前記支持本体の軸線の周りに 延在する第2歯付きリングに前記第1歯付きリングを協働させ、更に前記板状デ ィスク支持体を回転し案内する手段を設け、ディスク状情報担体を所定位置の内 、外に動かすディスクチェンジャーにおいて、 前記支持本体に対し相対的に回転せず、前記板状ディスク支持体の前記第1 歯付きリングに噛合する歯付きリングとして前記第2歯付きリングを構成し、前 記板状ディスク支持体を回転し案内する手段には前記支持本体の軸線の周りに回 転可能な駆動部材を設け、前記回転軸線の位置において前記板状ディスク支持体 を前記駆動部材に回転自在に連結したことを特徴とするディスク状情報担体用デ ィスクチェンジャー。 2.前記板状ディスク支持体の前記第1歯付きリングに外歯を設け、前記支持本 体の前記第2歯付きリングに内歯を設けたことを特徴とする請求項1に記載のデ ィスクチェンジャー。 3.前記外歯の歯数と前記内歯の歯数との比が3:4であり、前記板状ディスク 支持体の前記回転軸線と前記支持本体の前記軸線との間の距離が2個の前記歯付 きリングのピッチ円直径間の差の半分に等しいことを特徴とする請求項2に記載 のディスクチェンジャー。 4.前記第1歯付きリングに内歯を設け、前記第2歯付きリングに外歯を設け、 前記内歯の歯数と前記外歯の歯数との比が3:2であり、前記板状ディスク支持 体の前記回転軸線と前記支持本体の前記軸線との間の距離が2個の前記歯付きリ ングのピッチ円直径の差の半分に等しいことを特徴とする請求項1に記載のディ スクチェンジャー。 5.ディスク状情報担体に書込み、又はディスク状情報担体を読み出し、又はそ の両方を行う手段を有し、走査位置にある情報担体を支持するため回転軸線の周 りに回転可能な回転テーブルを有する走査装置と、 前記走査位置に関連する位置の内外に前記情報担体を動かすため前記請求項 のいずれか1項に記載のディスクチェンジャーとを具えることを特徴とするディ スクプレーヤー。 6.ハウジングの内外に移動可能なドローアの一部を前記ディスクチェンジャー の前記支持本体が形成していることを特徴とする請求項5に記載のディスクプレ ーヤー。 7.前記ディスクチェンジャーの前記板状ディスク支持体に3個の支持面を設け たことを特徴とする請求項5、又は6に記載のディスクプレーヤー。
JP8532309A 1995-04-28 1996-04-10 回転可能なディスク支持体を有するディスクチェンジャー及びこのディスクチェンジャーを有するディスクプレーヤー Ceased JPH10503613A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL9520110 1995-04-28
NL95201103.9 1995-04-28
PCT/IB1996/000311 WO1996034386A2 (en) 1995-04-28 1996-04-10 Disc changer with rotatable disc support and disc player including the disc changer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10503613A true JPH10503613A (ja) 1998-03-31

Family

ID=19865828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8532309A Ceased JPH10503613A (ja) 1995-04-28 1996-04-10 回転可能なディスク支持体を有するディスクチェンジャー及びこのディスクチェンジャーを有するディスクプレーヤー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10503613A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0410272A (ja) ディスクレコードプレヤ
US5867459A (en) Disc changer with rotatable disc support and disc player including the disc changer
US6219314B1 (en) Disc changer with rotatable disc support and disc player including the disc changer
JPH10503613A (ja) 回転可能なディスク支持体を有するディスクチェンジャー及びこのディスクチェンジャーを有するディスクプレーヤー
US6680882B2 (en) System for reproducing a disc
JP3011847B2 (ja) 光ディスクローディング機構
JP3576824B2 (ja) 光ディスク再生装置の再生ユニットシャーシ昇降機構
JPH0518192B2 (ja)
JP3695073B2 (ja) ディスクドライブ装置
JPH0510273Y2 (ja)
JPH07334911A (ja) ディスクプレイヤ
JPH0576110B2 (ja)
JP2685000B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH04286761A (ja) ディスクプレーヤ
JPH047026B2 (ja)
JPH0344863A (ja) ディスク‐レコードプレヤー
JPH01124151A (ja) オートローディングディスクプレーヤ
JP2002539571A (ja) 回転トラックを有するディスクチェンジャ
JPH0628759A (ja) ディスクローディング機構
JPH102397A (ja) 間欠伝動装置
JPH0383263A (ja) ディスク再生装置
KR19990035038A (ko) 씨디체인저의 룰렛 회전구조
JPH1092073A (ja) ディスクプレーヤ
KR19990013057U (ko) 광 디스크 플레이어의 디스크 가이드 장치
KR960025419A (ko) 양면재생용 광디스크플레이어의 픽업구동장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041019

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20050314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050510