JPH10502500A - 通信用の高い伝送容量を有する伝送ネットワーク・システム - Google Patents

通信用の高い伝送容量を有する伝送ネットワーク・システム

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JPH10502500A
JPH10502500A JP7526678A JP52667895A JPH10502500A JP H10502500 A JPH10502500 A JP H10502500A JP 7526678 A JP7526678 A JP 7526678A JP 52667895 A JP52667895 A JP 52667895A JP H10502500 A JPH10502500 A JP H10502500A
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Abstract

(57)【要約】 ノード(1,1乃至n,m)が、該ノード(1,1乃至n,m)の完全な機能的相互接続を確立し、総てのノード(1,1乃至n,m)をネットワーク(10)内の任意のノードから同時に動作可能にするように光ファイバで透過的に結合されている通信用の高い伝送容量を有する伝送ネットワークの形で、(a)ノード(1,1乃至n,m)はマトリックスの行及び列において相互接続され、(b)角点ノード(1,1;1,m;n,1及びn,m)の各々には、列方向において少なくともn個の接続端と、行方向において少なくともm個の接続端が設けられ、(c)マトリックスの縁に相当する行における介在ノード(1,2乃至1,(m−1);n,2乃至n,(m−1))には、列方向においてn個の接続端及び行方向において2・m個の接続端が設けられ、縁に相当する列における介在ノード(2,1乃至(n−1),1及び2,m乃至(n−1),m)には、行方向においてm個の接続端及び列方向において2・n個の接続端が設けられ、(d)ネットワーク(10)内の内部ノードは、列方向において合計2・m個の接続端及び列方向における2・n個の接続端により4つの隣接ノードの各々と接続され、(e)個々のノードは、少なくとも1つの行及び/または1つの列を介してアドレッシング可能であり、(f)送信側のノードは、受信側が所属する列に割り当てられた光ファイバを介して送られる情報及び受信側のノードの行に割り当てられた信号識別子を用いてアドレッシングし、(g)該受信側ノードに信号光を伝達する光ファイバにより受信側ノードを識別すると共に、送信ノードの列は、受信光ビームの信号識別子から識別し、(h)総てのノードに(n・m−1)個の送信部(55)を設け、該送信部は対応の信号識別子で動作し、更に所与の行内のノードに割り当てられてm個の異なった識別子のうちの1つにそれぞれ応答する(n・m−1)個の受信部(49)を総てのノードに対して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 通信用の高い伝送容量を有する伝送ネットワーク・システム 本発明は、ネットワークのノードが、光ファイバ路を介し、総てのノードが前 記ネットワークの他の各ノードに対し同時に応答することを可能にするべく前記 ノードの完全相互接続が機能的に実現されるように互いに透過的に接続されてい る通信用の高い伝送容量を有する伝送ネットワーク・システムに関する。 この種のネットワークは、全交差接続波長多重星状ネットワーク(WDM交差 接続)の形態で知られている[H.Kobrinski,“Crossconnection of Wavelengt h-Division-MultiplexedHigh Speed Channels”,IEE Electr.23巻、975 −977頁、1987年8月27日]。 この種の公知のネットワークにおいては、各ノードは他の各ノード(節点)か ら中心ノードを介してアクセス可能である。このネットワーク・システムには次 のような欠点がある。即ち、個々のノードと中心ノードとの間の伝送導体が故障 した場合に、該中心ノードに対し、他のネットワークのノードとの通信が完全に 遮断される。この中心ノードは他のネットワーク・ノードからのデータ・フロー を受信することもできなければまた、他のネットワークのノードに対しデータ・ フローを送ることもできない。また、中心ノードが故障した場合には、個々のネ ットワーク・ノード間における通信は全く不可能になってしまう。更にまた、所 与のノードから該ノードに隣接するノードまでの幾何学的距離と、中心ノードを 経て上記所与のノードまでの光ファイバ接続に沿う伝送路(区間)長との間に大 きな不整合が存在し得る。 従って本発明の課題は、個々のノードの故障受感性が本質的に低減され、上記 ユークリッド幾何学的距離若しくは間隔と光ファイバ伝送路長との間の大きな不 整合が本質的に問題とならないように、冒頭に述べた形式の機能的に完全に交差 接続された通信用ネットワーク・システムを提供することにある。 上記課題は、本発明によれば、請求項1の所謂特徴部分に記載の構成により解 決される。 ここに提案するネットワーク形態若しくはシステムによれば、少なくとも下記 のような機能上の性能及び利点が得られる。 マトリックス若しくはトポロジーでの本発明によるネットワーク構築では、ネ ットワークの各ノードは、少なくとも2つの隣接のノードと接続され、従って、 当該ノードを接続しているガラス・ファイバ・ケーブル接続に故障が 生じた場合でも、残りの接続を介してデータ・フローを迂回し導くことが可能で ある。静的若しくは準静的で且つ均等に分配されたデータ・トラフィックを実現 するために、全相互接続により、利用可能な最大限の伝送容量を利用することが できる。その理由は、個々のノードに対するネットワークの全伝送容量の配分を 制御するプロトコルの機能に対し伝送容量を割り当てる必要が無いからである。 マトリックス若しくは行列トポロジーを用いての本ネットワークの機能上完全な 相互接続は、アクセスされるノードの列をアドレッシング(アドレス指定)する ために1つの行に沿い異なった光ファイバを使用し且つ上記アクセスされるノー ドの行に対しアドレッシングするために信号識別を採用することにより達成され 、その場合、ネットワークのノードの数に対応する数の送信部及び受信部を使用 し且つアドレッシングに用いられる信号識別子を行及び列に沿い順列化すること により衝突若しくは競合が回避される。また、1つのデータ・フローの信号路が 、送信側ノードの行及び受信側ノードの列に沿ってのみ走行する構成により、規 則的なマトリックス若しくは行列形態で配列されたノードを有するネットワーク において光ファイバ伝送区間の長さと、送信側及び受信側ノード間の幾何学的距 離との間の比は、2の平方根より小さいかまたはそれに等しい。 請求項2に記載の構成によれば、排他的に、ネットワークのノード数に対応す る数の所定の異なった波長からなるアドレス空間が使用される。それにより、単 に波長においてのみ特定されるネットワーク内の各伝送路に対し、変調形式を自 由に選択することができるという利点が得られる。 請求項3に記載の構成によれば、排他的に、対応の送信部及び受信部が受ける ことができる所定の異なった周期的時間スロットからなるアドレス空間が使用さ れる。この動作は、単に1つの波長を用いるだけで行うことができるが、しかし ながら、送信側と、個々のネットワーク・ノードの時間多重化部との相互同期が 要求される。 請求項4に記載の構成によれば、異なった波長並びに周期的シーケンスで繰り 返される異なった時間ウインドウ若しくは時間スロットからなるアドレス空間が 使用される。この構成によれば、対応数の所定の異なった波長を使用するには余 りに大き過ぎるネットワーク・ノード数に対し充分に大きなアドレス空間を構築 できるという利点が得られる。 請求項5に記載の構成によれば、ネットワークのノードを相互接続するのにマ トリックス形状の接続構成を用いることによりネットワークの一部に障 害が生じた場合でも、光学的領域並びに電気的領域双方においてデータ・フロー を「迂回」を可能にするという利点が得られる。 請求項5に記述されている「側路」を請求項6に記載のように電気的領域並び に複数の障害を受けていないネットワークの行を介して行うことにより「非迂回 路」の単純且つ融通性の有る制御が実現されるという利点が得られる。 請求項7に記載のように、ネットワークのノードが波長多重化器及び波長多重 分離器を含む統合的に同じ構成を有し、然も導波体、光電送信器及び受信器を含 むプログラム可能な構成にすることにより、該ノード構造は、光電集積回路とし て実現するのに適している。 請求項8に記載の構成によれば、ノード構造に含まれる導波体に沿い、それぞ れ1つの波長のみの光ビームが伝搬するという事実に鑑み、該導波体に光学的半 導体増幅器(SOA)が使用される。光学的半導体増幅器には、飽和を誘起する 由々しい漏話が生ずるために同時に1つの波長の増幅しか許容しないという性質 があるため、同時に1つの波長の増幅以外の動作モードは許されない。従って、 上記のように、1つの波長の光ビームのみが導波体に沿って伝搬する構成の場合 には、光学的半導体増幅器に有利な特性を利用して、分散による伝搬で変形され た変調パルスを再生的にパルス整形することが可能になる。 請求項9に記載の構成においては、アドレス空間を構築するために、波長と時 間スロットの組合せを使用する場合に、異なった列から到来し、異なった波長を 有する1行分のデータ・フローを、単純に、パワー分割素子を介して同時に供給 することにより、異なったノードの送信要素及び受信要素を互いに同期する必要 がないという利点が得られる。 請求項10の謂わゆる上位概念に記載の特定の構成形態を有する冒頭に述べた 形式のネットワークから出発して、本発明の課題はまた、請求項10の謂わゆる 特徴部分に記載の構成、即ち、角点ノード(1,1;1,m;n,1及びn,m)の 各々が、列方向で見て少なくとも2・(n−1)個の接続端と、行方向に見て少な くとも2・(m−1)個の接続端を有し、縁に相当する列に配設された介在ノード (1,2;..;1,j;..;1,(m−1)及びn,2;..;n,j;..;n,(m−1) 但しj=(2;3;..; m−1))が、列方向で見て少なくとも2・(n−1)個 の接続端と行方向で見て少なくとも2・(m−j)・j+2・(m−j+1)・(j−1) 個の接続端とを有し、且つ縁に相当する列内に配設された介在ノード(2,1;. .;i,1;..;(n−1),1及 び2,m;..;1,j;..;(n−1),m但しi=(2;3;..;n−1))が行方向 で見て少なくとも2・(m−1)個の接続端及び列方向で見て少なくとも2・(n −i)・i+2・(n−i+1)・(i−1)個の接続端を有し、前記ネットワーク(1 0)の内部ノード(i,j但しi=(2;3;..; n−1)及びj=(2;3;..; m −1))は、行方向で見て合計少なくとも2・(m−j)・j+2・(m−j+1)・(j −1)個の接続端を介し且つ列方向で見て少なくとも2・(n−i)・i+2・(n− i+1)・(i−1)個の接続端を介しそれぞれ4つの隣接のノードと接続されてい ることにより解決される。このようにすれば、ネットワーク10の2つのノード 間において行及び列に沿って延びるガラス・ファイバの数は、上述のように機能 上完全な交差接続を実現するのに要するチャンネルの総和に比例し、ガラス・フ ァイバに負荷が均等に分配されるために、全ガラス・ファイバの容量を最大限に 利用することが可能になる。 請求項11に記載の構成によれば、1つの行のノードの数m及び1つの列のノ ードの数nの何れよりも大きい複数個の所定の異なった波長から構成されるアド レス空間が提供される。この構成によれば、ネットワークにおいて単に波長に関 してのみ特定されている各伝送路に対し、変調形式もしくはフォーマットを自由 に選択することができ、しかもネット内のノードの数よりも小さい数の波長しか 必要とされないという利点が得られる。マトリックスもしくは行列が「正方形」 の場合、(即ち、m=nの場合)には、必要とされる所定の異なった波長数はノ ード数の平方根に相当する。更に、上記のようにアドレッシング可能なネットワ ークの各ノードにおいて、参照符号「I」で示す波長を除き最大(m,n)個の 所定の異なった波長の各々を正確に、m・n/最大(m,n)個の送信器に放出波 長として割当て且つ正確にm・n/最大(m,n)個の受信部に受信波長として割 当て、それにより、最大(m,n)個の波長で駆動可能なレーザ・ダイオード及 びホトダイオード配列もしくはアレイの使用が可能になるという利点が得られる 。なお、波長「I」が割当てられる各ノードの送信部及び受信部の数は、近似的 にm・n/最大(m,n)、即ち、m・n/最大(m,n)−1である。 請求項12に記載の構成によれば、本発明のネットワークの各ノードに対し、 全ノードに同じ構成が採用され、そして、各ノードには、該ノードの列に導かれ る光ビームを搬送する光ファイバ並びに該ノードからネットワークの別の列に向 かう光ビームを搬送する光ファイバが接続される。他の総ての光ファイバは単に 該ノードを通過するに過ぎない。このようにすれば、ノー ド構造が単一もしくは均等化されるので、ノードとして用いられるデバイスを廉 価に大量生産することが可能となるばかりではなく、特に、光電集積デバイスと して実現するのに適している。また、各ノード毎にデバイス構造を同じにするこ とにより、所与の1つのノードの行から到来する異なった波長の光ビームを当該 ノードの列の光ファイバに分配するのに必要とされる構造として、冒頭に述べた 「WDM−交差接続(WDM−Cross-Connects)」を採用することができる。本 発明のネットワークの総てのノード内における上記の「WDM−交差接続」構造 は従って、基本的構造を表し、本発明のネットを実現する上で、その拡張もしく は発展形態は、「WDM−格子接続(WDM−Gridconnect)と称することがで きる。 請求項13に記載の構成によれば、各ノードからの波長を用いてのアドレッシ ング符号化は、最初に行に沿い次いで列に沿って信号路を選択するという一般的 適用規則と、最初に列に沿い次いで行に沿って信号路を選択するという一般的適 用規則に対し同一であり、その結果として、本発明によるネットワークは、ノー ドの構造もしくは構成を変更するこなく単に使用しているノード・デバイス構造 の接続端子を交換するだけで、1つの状態において、異なった信号路を切り換え ることが可能という利点が得られる。このようにすれば、搬送路が障害により遮 断されている信号に対し既述の空間的に分離している「迂回路」を光学的領域で 光ビームに対し投入することが可能になり、送信側ノードから受信側ノードに至 る経路に沿い、ネットワークの列並びに行を切り換えることができる。 請求項14に記載のように、本発明によるネットワークは、次のようにして、 即ち、列j及び列j+1のノードを4本の付加的な光ファイバを行方向において 対形態で相互接続し、ここで、mが偶数である場合にj=(1,3,5,7,.. ,m−3,m−1)であり、mが奇数である場合にj=(1,3,5,7,.., m−4,m−2,m−1)であり、行i及びi+1のノードを、4本の付加的な 光ファイバと列方向において対形態で相互接続し、ここで、mが偶数の場合にi =(1,3,5,7,..,n−3,n−1)であり、mが奇数である場合にi= (1,3,5,7,..,n−4,n−2,n−1)であることにより拡張するこ とが可能である。この構成によれば、通常の動作中、使用されていた信号路が障 害により遮断された場合に、関連の信号に対し既述の「迂回路」を光学領域にお いてネットワークの総ての光ビームに対し投入することが可能になるという利点 が得られる。その場合、補充される光ファイバは、ネットワークの行もしくは列 内部でのみ走行する信号路に 対し空間的に不連続な代替「迂回路もしくは側路」となる「コーム(櫛)形態」 でトコロジー配列を形成する。この「コーム形」配列を、「コームの腕もしくは 歯」が可能最小距離を有するように実現することによって、信号路長と、1つの 行または列における2つのノード間の幾何学的距離との間の比を最小にすること ができる。更に、非迂回(即ち、側路に用いられない「コーム間隙、即ち、櫛の 歯間隙間」に沿い開放された容量を完全に利用し、上記の行もしくは列の(m− 1)及び(n−1)個のノードからの所定の異なったアドレッシング用波長の( m−1)及び(n−1)個の光ビームでそれぞれ付加された光ファイバが最大限 に利用されるという別の利点が得られる。 請求項15によれば、ネットには、周期的シーケンスで、時間スロットが相関 され、この時間スロット内で、ネットは、交番的に、2つの選択可能な信号路の 1つに切り換えられる。この構成によれば、上記のように駆動されるネットワー クの信号路の各々に対し各2番目毎の時間スロット内に代替信号路が存在し、従 って、これら2つの信号路を障害発生時のみ完全な代替信号路として選択的に用 いるか或るいは常時使用することが可能である。後者を選択した場合には、空間 的に制限された障害領域において、有効な伝送容量は半減することが考えられる 。 請求項16に記載の構成に従い、請求項13または請求項14に記載の2つの ネットワークを異なった信号路の選択可能性で並列に駆動することにより、障害 発生時には、完全な代替ネットとして空間的に分離されている「鏡像ネット系」 を使用したり或るいは2つのネットを同時に使用して伝送容量を2倍にし、障害 発生時における伝送容量の「半減」に対処することが可能となる。 請求項17に記載の構成によれば、ネットワークは、合計少なくとも2本の別 のノードからの光ファイバをネットワークの光ファイバとして少なくとも1つの ネットワークのノードに接続可能にすることにより拡張することが可能である。 この構成によれば、1つのネットのノードと他のネットのノードとの交信が可能 になる。即ち、2方向データ伝送が可能になるという利点が得られる。 請求項18に記載の構成によれば、使用されている波長多重化器及び波長多重 分離器を全交差接続もしくは相互接続に対して必要とされる波長数よりも少なく とも1つだけ多い波長を用いて駆動可能にし、それにより1つのネットのノード と同じ構成の別のノードとの交信可能性を実現するために、付加的な光学的に透 過性の伝送路を設けることにより拡張することができる。 この場合、上記透過性の伝送路は、ネットワークの縁部ノードにおいてのみ関連 の送信並びに受信点有しない。従って、2つのネットを結合するために光学的に 透過性の伝送路の数を大きくすることにより、伝送路容量の分割並びに相互同期 を必要とする分割伝送路の送信器及び受信器の数を減少することができるという 利点が得られる。請求項18に記載の構成は、伝送容量を最大限に利用する場合 に充適であり、従って、m=nとしてm×n個のノードを全交差接続する場合に 、必要条件であるm個の所定の異なった波長を使用し、アドレス空間を、透過性 伝送路の「侵入深さもしくは相互接続深さ」を「1」よりも大きくすることがで きる。ここで、「侵入深さもしくは侵入度1」とは、ネットワークの周辺ノード の少なくとも1つの周辺ノードに到達することが可能であることを意味する。ま た、侵入深さもしくは侵入度「N」とは、侵入方向によるが、N番目の行または 列の少なくとも1つのノードに到達できることを意味する。 請求項19に記載の構成によれば、総てのノード(1,1乃至n,m)に対し、 それぞれ列及び行の両方向で見て、少なくともN・(N−1)個の接続端を設け、 各ノードの行のアドレスを、少なくとも2・N−1個の所定の異なった波長のう ちの1つの波長で符号化し、各ノードは所与の1つの行のノードに対する少なく とも1つの2・N−1個の所定の異なった波長のうちの1つで応答可能であり、 ここでNは前記2つの数n及びmよりも大きい。この構成により、相互接続され るノードの数を任意に拡張できるという利点が得られると共に、更に、N−1個 の列及びN−1個の行分の光学的に透過性の伝送路の侵入もしくは結合深さが拡 張ネットワーク並びに拡張されたネットワーク部分に常に与えられるという利点 が得られ、更には、N×N個のノードからなる総ての部分ネットが互いに完全に 交差結合もしくは接続されるという利点が得られる。更に、N・N−1個の他の ノードに至る伝送路を利用するノードの光ファイバの伝送容量の利用率を最大に することが実現される。極端な場合には、無限に多いノードの相互接続で、総て の予め与えられる伝送容量が利用される。 本発明の更なる詳細は、添付図面を参照しての特定の実施例に関する以下の説 明から明らかになるであろう。 図1は、合計9個のノードを有する本発明による通信ネットワーク簡略に示す ブロックダイヤグラム、 図2は、図1に示したネットワークのノードのアドレッシングを説明するため のアドレス表を示す図、 図3は、波長多重分離器、波長多重化器、導波体、送信器及び受信器から構成 される図1に示したネットワークの角点ノードの構成を原理的に示す図、 図4は、図1のネットワークの中心ノードの構成を示す図3に類似の図、 図5は、図1に示したネットと機能的に類似のネットのノードであって、波長 と時間スロットの組合せを用いてアドレッシングが行われるノードを示す図、 図6は、一般例としてm・n個のノードを有するネットワークにおいて使用さ れている光ファイバの伝送容量を最大限に利用する構成の本発明による伝送ネッ トワークを示す簡略ブロック・ダイヤグラム、 図7は、5×5即ち合計25個のノードが設けられるネットワークで使用され る光ファイバの伝送容量を最大限に利用する構成の本発明による通信ネットワー クを示す簡略ダイヤグラム、 図8a及び8bは、図7に示したネットワークのノードのアドレッシングを説 明するためのアドレス表、 図9は、波長多重分離器、波長多重化器、導波体、送信器及び受信器から構成 される図7に示したネットワークの1つのノードの構成を示す図、 図10a乃至10dは、ネットワークの行及び列に対し空間的に不連続である 信号路の発生が要求される図7のネットワークの「コーム(櫛)構造」を示す図 、 図11は、図10の拡張ネットワークの1つのノードの構成を示す図9に類似 図、 図12は、使用されている光ファイバの伝送容量を最大限に利用しつつ、極端 な場合には、無限の拡張を可能にする本発明に従いノード数が拡張可能な通信ネ ットワークを示す簡略ブロックダイヤグラム、そして 図13は、図12に示したネットワークののノードのアドレッシングを説明す るアドレス表を示す図である。 図1に参照数字10で総括的に示したネットワークは、複数個のノード(節点 )11乃至13、21乃至23及び31乃至33並びにこれらノードを互いに接 続するデータ伝送導体から構成されており、該データ伝送導体により、個々のノ ード11乃至13、21乃至23及び31乃至33は行14乃至16並びに列2 4乃至26に沿い相互接続されて謂わゆる行列もしくはマトリックスを形成して おり、このネットワークは、同時に各ネットワーク・ノードがネットワーク上の 他のノードに同時に「応答する」、即ち、後者に対してデータを送ることができ 且つ同時に各ノードが別の各ノードから「ア クセスされる」ことができる、即ち他の各ノードからのデータを受信することが できるような仕方でノード11乃至13、21乃至23及び31乃至33相互間 に完全な相互接続を実現可能にするものである。 ここで、「データ」とは、以降、光ファイバを介して光ビームにより伝達され る変調されたディジタル信号であると理解されたい。この場合、データ・フロー (データの流れ)の実際の情報内容は光ビームの変調により符号化され、他方、 アドレス情報は上記光ビームの異なった波長で符号化されるか、或るいは一部が 上記光ビームの異なった波長で符号化され、その他は、個々のノードが送/受信 可能である時間スロットの時間系列もしくはシーケンスで符号化することも可能 であり、更にまた、アドレス情報を排他的に、ノードが送信及び受信可能である 時間ウインドウもしくは時間スロットの相関として符号化することができる。 説明の便宜上、ここに選択した実施例においては、一般的に制限されるもので はないが、ネットワークは、合計9個のノードから構成されており、該ノードは 、「直交」3×3−マトリックス(行列)の形態で配列され且つアドレス情報は 、排他的に、本来の情報もしくは内容情報を伝送するためにディジタル的に変調 されている光ビームの波長の形態で符号化されているものと仮定する。 図示の3×3−マトリックスにおいて、1つの行14乃至16にそれぞれ配設 されているノード11、12、13及び21、22、23及び31、32、33 は、それぞれ3本の光ファイバ17乃至19により対形態で相互接続されている 。同様に、行24乃至26に沿いそれぞれ配設されているノード11、21及び 31及び12、22及び32及び13、23及び33もそれぞれ3本の光ファイ バ27乃至29により相互接続されている。 1つの行に沿い、m個のノードが配設され且つ1つの列に沿いn個のノードが 配設されている一般的事例においては、各2つのノードを対形態で相互接続する 行方向に延びる光ファイバの数はmであり、列方向に延びる光ファイバの数はn であって、これら光ファイバ束はそれぞれ組み合わされてケーブルを構成してい る。ネットワーク10内部で実現可能なデータ・フローのための搬送手段もしく はキャリヤとしては、所定の異なった波長λI,λII,...,λIXを有するn×m個 の光ビーム、図示の実施例においては、9個の光ビームが用いられる。各ノード は(n×m−1)個のノードからアドレッシングすることができなければならな いので、各ノードは上記波長の8個の光ビームを送受信可能でなければならない 。 各行に沿いm個のノードが配設され、各列に沿いn個のノードが配設されてい る一般的な事例においては、ネットワーク10内部で可能なデータ・フローのキ ャリヤとしてはn×m個の所定の異なった波長λI,λII,...,λnxmを用いるか 、または対形態で組み合わされてアドレスI=(λ1,S1),II=(λ1,S2), ...,n×m=(λk,Sj)を表すk個の所定の異なった波長λ1,λ2,...,λk 並びにj個の異なった時間スロットS1,S2,...,Sjをデータ・フローに対す るキャリヤとして用いるか(但し、n×m≦k×jが満足されなければならない )或るいはまたノードが送受信可能であるn×m個の所定の異なった時間スロッ トSI,SII,...,Snxmを用いる。 個々のノードに対し各任意のノードからアドレシングが可能である好適なアド レス方法を説明するに当たって、補充的に図2を参照し説明する。なお、図2に は、図1に類似の列24乃至26の配列において対応のアドレス・フィールド2 4’乃至26’が示してあり、各フィールド内には、各ノードが1つの情報光ビ ームを送信することが可能である波長の内の1つが示してある。これら数値フィ ールドは、そのマトリックス状の配列もしくはアレイに関して、ノード11乃至 13、21乃至23及び31乃至33のマトリックス配列に対応しており、同図 において、それぞれ「×印のある」フィールド37により送信ノードが表されて おり、更に、マトリックス36、37内部の配列により、それぞれ、アクセスさ れるべき「目標」ノードが示されている。従って、図2から明らかなように、ノ ード12から11へのアクセスは光の波長IIを用いて行われ、他方、ノード11 からノード13に対するアクセスは、波長IIIを介して行われる。 図1に示すネットワーク10のノード21乃至23は、この順序で、波長IV、 V及びVIを用いてノード11からアクセスされる。図1のネットワーク10の ノード31乃至33は、この順序で、波長VII、VIII及びIXを用いて該ネット ワーク10のノード11からアクセス可能である。 それぞれ所定の異なった波長I乃至IXを有する合計9種類の光ビームを用い ての個々のノードのアドレッシングもしくはアクセスは、結果的に列24乃至2 6が選択される光ファイバ17乃至19の選択により行われると共に他方また、 列24乃至26の内の1つの列内のノードのアドレッシングは、各関連の情報光 ビームの波長を用いて行われる。 光ファイバ17は、図1に示すネットワーク10の列25及び26のノードの 各々からネットワーク10の列24に延びている。光ファイバ18は、列24及 び26のノードの光ビームをネットワーク10の列25に伝達し、 そして光ファイバ19は列24及び25のノード11、12及び21、22並び に31、32の光ビームをネットワーク10の列26に導く。 光ファイバ27は、図1に示すネットワーク10の行14のノード11、12 及び13からのデータ・フローを行15のノード21乃至23並びに行16のノ ード31乃至33に導く。光ファイバ28は、行15のノードからの光ビームを 行14及び16のノードに導き、そして光ファイバ29は行16のノードからの 光ビームを行14及び15のノード11乃至13及び21乃至23に導く。例え ば、図1に示したネットワーク10におけるノード23から該ネットワーク10 のノード32に対してアクセスする場合には、そのためのアドレッシングは、ネ ットワーク10のノード23を中心のノード22に接続している「中央の」光フ ァイバ18を介して波長IXの光ビームを送出することにより行われ、該波長の 光ビームは、図1に図示の例では中心のノード22をその下側に配設されている ノード32に接続する「中央の」光ファイバ28を介して、該ノード32に供給 される。 類似の仕方で、図2に示したアドレス表に従い、ノード11乃至13、21乃 至23及び31乃至33の各々から別のノードに対してアドレッシング(アドレ ス指定)もしくはアクセスすることが可能である。 各行にそれぞれm個のノードが配設され、各列にそれぞれn個のノードが配設 されている一般例においては、任意1つの行のk番目のノードから単方向で正の 行方向に付活される光ファイバの数は、当該行のk個のノードからアクセス可能 なn個のノードをそれぞれ有する列が(m−k)個であるところから(m−k) 個であり、他方単方向で負の行方向にデータ・フローが供給される光ファイバの 数は、当該行の(m−k+1)のノードからアクセス可能なノードをそれぞれn 個有する列が(k−1)であるところから(k−1)個である。また、所与の1 つの列のj番目のノードから単方向で正の列方向「即ち、上方向に」データ・フ ローが流れる光ファイバの数は、それぞれm個のノードを有する(n−j)個の 行からアクセス可能なノードが(j−1)個であるところから(j−1)個であ り、他方、所与の1つの列のj番目のノードから単方向で負の列方向(即ち、下 方向)にデータ・フローが流れる光ファイバの数は、それぞれm個のノードを有 するj個の行からアクセス可能なノードが(n−j)であるところから(n−j )個である。 別のアドレッシング例として、図1に示したネットワーク10のノード12か らノード21へのアドレッシングもしくはアクセスについて説明する。このアド レッシングは、図2のアドレス表に従い、アドレス・フィールド2 5’の数値フィールド3621で示すように、波長VIを用いて行われる。「アド レッシング」波長VIの光ビームは、ノード12をノード11と接続する光ファ イバ17を介してノード11に達し且つ該光ファイバ17を介して、ノード21 内部の受信器49に至る出力導体27に供給され、その結果として該ノード21 がアドレッシングされ制御が行われることになる。 本実施例においてアドレッシング用光ビームをノード21に導く「角点ノード (角の節点)」について、その構成を詳細に示す図3を参照し以下説明する。 ノード11は、その構成を詳細に示す図3に見られるように、3つの波長多重 分離器もしくはデマルチプレクサ39、41及び42と3つの波長多重化器もし くはマルチプレクサ43、44及び46を備えている。 波長多重分離器もしくはデマルチプレクサは、波長I乃至IXのうち1つまた は複数の波長に対応する成分光ビームを含む光ビームを受けて、異なった波長の 個々の光ビーム成分に分割する受信デバイスを形成している。従って、これら波 長多重分離器もしくはデマルチプレクサ39、41及び42の各々は、光入力端 47を備えており、該入力端47には、ノード11に至る光ファイバ17、28 及び29が接続されている。更に、上記波長多重分離器の各々は、9個の出力端 48を有しており、これら出力端48には、空間的に互いに分離されて順序付け られたシーケンスで異なった波長I乃至IXに対応する光ビームであって、入力 端47を介して供給された合成光ビームに含まれている成分光ビームが現れる。 これら成分光ビームはその機能に応じ、電子的に爾後処理を受けるように電気信 号に変換する受信器49に供給されるかまたは波長多重化器もしくはマルチプレ クサの内の1つ46もしくは43または44の入力側に供給される。これら波長 多重化器は、各ノード11乃至13、21乃至23及び31乃至33の出力部を 形成しており、波長I乃至IXの数に対応する数の結合入力端51を有し、該入 力端は、例えば光ビームを、ノード11だけを介して送出するために波長多重分 離器の内の1つの器の出力端48の内の1つと接続されるかまたは情報信号をそ れぞれの多重化器43または44もしくは46に入力することができる送信器5 5に接続される。なお、該情報信号は、ディジタル・データを表すものであり、 ノードの内の1つのノードからそれぞれアドレスもしくはアクセスすべきノード に転送され、これらノードを介して爾後の処理が可能に構成されている。 図3に示した角点ノード11において、ノード12からの該角点ノード1 1に対するアドレッシングもしくはアクセスは、図3の右上部分に示してある波 長多重分離器39の光入力端に接続された光導体もしくは光ファイバ28を介し て行われる。該光ファイバ28に含まれノード14のアドレッシングに用いられ る波長VIの光ビーム成分は、内部導波体52を介して、図3の左下の部分に示 してある波長多重化器46の同様に波長VIに対応する結合入力端51に供給さ れ、該波長多重化器46の光出力端53から、ノード21に至る光ファイバ27 に結合もしくは注入される。「入力側の」多重分離器39から、1つのノードの アドレッシング用に設けられている第2の導波体54が「出力側の」多重化器4 6に延びており、該多重化器46にはまた上記第1の導波体52が接続されてい る。このようにして、波長Vの光ビームの伝送のための第2の導波体が設けられ 、この第2の導波体により、「アドレッシングをする方の」「右側の」角点ノー ド13からノード21に対しアクセスすることが可能となる。 入力波長多重分離器39を出力側の波長多重化器46に接続している他の2つ の導波体56及び57は、波長VIIIを用いて左上側のノード13から、図1の左 下の部分に示してある角点ノード31に対しアドレッシングもしくはアクセスす るために設けられると共に、波長IXを用いて図1のネットワーク10の2つの 角点ノード11及び13間に配設されているノード12から角点ノード31をア ドレッシングするために設けられている。 入力側多重分離器39の内部に配設されている2つの波長多重化器43及び4 4は、列25及び26に設けられているノード12、22及び32並びに13、 23及び33をアドレッシングするための信号を発生するために設けられており 、それにより、列25(図1)内に配設されているノードは波長多重化器43を 介してアドレッシング可能であり、また、ノード12のアドレッシングは波長I Iを用いて可能となり、ノード22のアドレッシングは波長Vを用いて行うこと ができ、そしてノード32のアドレッシングは波長VIIを用いて行われるが、そ の場合、各アドレッシングは光ファイバ18を介して行われ、他方、列26内に 配設されているノード13、23及び33は波長多重化器44を用いてアドレッ シング可能であり、その場合、角点ノード13のアドレッシングは波長IIIを用 いて行われ、中間のノード23のアドレッシングは波長VIを用いて行われ、そ して図1の右下の角点ノード33のアドレッシングは波長IXを用いて行われる が、これらアドレッシングは、それぞれ光ファイバ19を介して行われる。これ と関連して要求されるアドレッシング用光ビームは、送信器55により発生され る。なお、該 送信器55は、伝送光ビームの個々の波長に関連する対応の多重化器43及び4 4の入力端51に接続されている。波長により個々にノードをアドレッシングす る光ビームを発生する能力を備えた送信器55はまた、図3の左下部分に示して ある「出力側の」多重分離器にも設けられている。なお、該多重化器は、マトリ ックス・ネットワーク(行列ネットワーク)10の左側の列24に配設されたノ ード21及び31に対しアドレッシングするのに用いられるものである。 光ビームに符号化されているデータ・フローを電気信号に変換する機能を有す る受信器49はまた、図1に示したネットワーク10の行15及び16のノード 21乃至23及び31乃至33からアクセスすることができるようにするために 、波長IないしIII用の出力端48に接続されている波長多重分離器41及び4 2に対しても設けられている。 また、ネットワーク10の図4に示してある中心のノード22も、図3を参照 して説明した角点ノード11の構成と類似の仕方で、波長多重分離器61、62 、63、64及び65並びに66且つまた波長多重化器67、68、69、71 及び72並びに73から構成されており、その入力端47並びに光出力端53に はそれぞれ光ファイバ17乃至19並びに27乃至29の内の1つが接続されて おり、該光ファイバを介して、「行方向」または「列方向」におけるアドレッシ ング/情報信号がノード22に供給されたり或るいは該ノード22から送出され る。 情報信号を、「行方向」に伝送する「内部」導波体は参照数字74、76、7 7並びに78、79及び81で示されており、これら導波体は機能的に、アドレ ッシング/情報信号を「列方向において」中心ノードを介し伝送する光導波体8 2、83及び84並びに85、86及び87に対応し、他方、「中央の」光ファ イバ29を介してそれぞれ波長多重分離器62及び65に供給される入力光ビー ムをマトリックス・ネットワーク10の第2の列25の方向に転向する導波体は 参照数字88及び89並びに91及び92で示してある。 ノード11乃至13、21及び23並びに31乃至33から中心ノード22に 導かれる光ビームの数に対応し、該中心ノード22には合計8個の受信器49が 設けられており、同様に、中心ノード22からアドレッシング可能なノードの数 に対応し、該中心ノード22は、8個の送信器55が設けられており、これら送 信器は、それぞれ合計8個の波長I乃至III及びV乃至IXのうちの1つを送出 する。 本発明の一般的特徴を制限する意図を伴わないで図5に示した別の実施例では 、ネットワークは合計9個のノードから構成され、これら9個のノードは「直交 」3×3−マトリックス(行列)の形態で配設され、そしてアドレス情報は、光 ビームの波長と送信器及び受信器での送信及び受信を可能にする時間スロットと を用いて符号化されている。更に、説明の便宜上、下表1に示したことを前提と して説明する。 上記表の第1の欄101には、アドレスI、II、...,IXがこの順序で記入 されており、欄102には、異なった波長λ1、λ2、...,λ9が記入されており 、そして欄103には、波長λ1、λ2及びλ3と時間スロットS1、S2及びS3と の組合せである波長/時間スロット対(λ1,S1)、(λ2,S1)、(λ3,S1) 、(λ1,S2)、...、(λ3,S3)104が記入されている。このように、図2 に示したアドレッシング方式に類似して波長/時間スロット対をアドレス対応に 設けることにより、第2の実施例のアドレッシング方法の実施に当たり、図2の アドレッシング・フィールド24’乃至26’の使用が可能となる。以下、図5 を参照し説明する。なお、図5は、図1に示したネットワーク10の第1の行1 4の第2番目のノード12を詳細に示す図である。 波長多重分離器106乃至108及び109、111並びに112は、受信要 素もしくは受信器として、その光入力端113に、光ファイバ17、18、29 、28及び19を介して供給される光ビームを、波長λ1、λ2及び λ3の分割もしくは成分光ビームに分離する。上記波長の成分光ビームは光出力 端114に現れる。波長多重化器116乃至118は、光入力端119に供給さ れる波長λ1、λ2及びλ3の成分光ビームを光出力端121に導く。該出力端1 21において、光ファイバ19、27及び17は唯一の光導波体に組み合わされ る。既に第1の実施例と関連して説明したように、ノード13から出力されるデ ータ・フローは、更に、図1に示すネットワーク10の列24へ、そしてノード 11の出力データ・フローは図1のネットワーク10の列26へ「転送」される 。ここで、波長多重分離器106の波長λ2に関連の光出力端114は、光導波 体122により、波長多重化器118の波長λ2に関連の光入力端119に接続 されており、更に別の光導波体123により、波長多重分離器111の波長λ3 に対応の光出力端114は、波長多重化器116の波長λ3に対応の光入力端1 19に接続されている。更にまた、光導波体124及び126により、波長多重 分離器107及び112の光出力端114は、波長λ2及びλ3に対応もしくは関 連する波長多重化器の光入力端119に接続されている。光パワー分割部127 は、時間多重分離受信器128が、時間スロットS1内に送られて来たデータ・ フロー、即ち、図2に示すアドレッシング表に従い且つ表1の相関関係に従いノ ード12に対するアドレッシングに用いられるデータ・フローの受信を可能にす る。ノード21乃至23及び31乃至33から出力されて図1に示すネットワー クの列25のノードに対しアドレス指定されたデータ・フローがノード12で終 了すると、時間多重分離受信器128は、波長多重分離器108及び109の光 出力端114に現れる成分光ビームを直接取り込み、時間スロットS1内のデー タ・フローの検出に利用する。 時間多重送信器129は、波長λ1、λ2及びλ3の各波長に対して、3つの分 割データ・フローを有する光ビームを送出し、該分割データ・フローに対しては 、それぞれ時間スロットS1、S2及びS3内でアクセスすることができる。これ ら光ビームは、波長多重化器116、117及び118の光入力端119に供給 される。該波長多重化器には、それぞれ、図1に示したネットワーク10のアド レス指定される列24または25または26に対応して波長λ1、λ2及びλ3の 内の1つが相関もしくは対応付けられている。例えば、図1のネットワーク10 のノード13から中心ノード22に導かれる光ビームは、図2のアドレス・フィ ールド27’及び数値フィールド3622並びに表1の列103に示す波長λ3及 び時間スロットS2の相関に従って符号化され、ファイバ18を介し、図1に示 すネットワーク10のノード12 に設けられた図5の波長多重分離器107の光入力端113で受信される。該光 ビームは、波長λ3に割当てられている波長多重分離器107の光出力端114 に現れ、導波体126により受け取られ、該導波体126から光パワー分割器1 27で分離されて、時間多重分離受信器128に供給され、波長λ3に割当てら れている波長多重化器117の光入力端119に、光出力端121から光ファイ バ27を介してに供給される。 上記光ファイバ27を介して光ビームは所定ノード22に供給される。図1に 示すネットワーク10のノード13からノード14に供給されるデータ・フロー は、図2のアドレッシング・フィールド26’及び数値フィールド3612並びに 表1の欄103に示す相関もしくは組合せに従ってファイバ18、波長λ3及び 時間スロットS1を選択することにより、符号化されて図1に示すネットワーク 10のノード12において、図5に示す波長多重分離器107の光入力端113 で受信される。同様にして、波長λ3に対応する光ビームは、波長多重分離器1 07の光出力端114において、光導波体126で転送され、該出力光ビームか ら、パワー分割器127で光パワーが分離されて時間多重分離受信器128に供 給される。該光パワーは、電子的領域において、時間スロットS2及びS3内で送 出される分割もしくは部分データ・フローとして時間スロットS1内で部分もし くは分割データ・フローに送出されて、爾後処理される。類似の仕方で、図1に 示すネットワーク10のノード11乃至13、21乃至23及び31乃至33の 各ノードは、上記ノード11乃至13、21乃至23及び31乃至33の内の他 の各ノードにアドレッシングもしくはアクセスし、これらノード11乃至13、 21乃至23及び31乃至33の各ノードからデータを受信することができる。 同様にして、第1の実施例と関連して述べた方法において、n×m個の所定の異 なった時間スロットを用いてアドレッシングを実行することが可能である。言う までもないが、そのためには、光領域において時間多重化及び時間多重分離が要 求され、この要求を満たすためには、光ビームが互いに同期していることが前提 条件である。この場合、図3に示す波長多重化器43、44、46並びに図4に 示す波長多重化器68、69、72及び73は、図3に示す光学的時間多重化手 段及び波長多重分離手段39、42、41並びに図4の61、62、63、64 、65及び66に示すように、光学的時間多重分離器と置き換えることが可能で ある。 ガラス・ファイバ接続により利用可能な伝送容量を最大限に利用するネットワ ーク10の図6及び図7に示した別の実施の形態もしくは実施例においては、図 6に参照数字10で総括的に示したネットワークが、一般に、n×m個のノード を含むことを前提としている。ネットワーク10の行14、15乃至601及び 602(n)はインデックスiが付けられており、そして列24、25乃至61 0及び611(m)にはインデックスjが付けられており、ここでi=(1,2 ,...,n−1,n)でj=(1,2,...,m−1,m)である。ノード(1,1乃至 n,m)はその行i及びその列jに対応して、対応のインデックスもしくは指標 の組合せi,jで表される。 列24の各ノード(i,1)から、(m−1)個の光ガラス・ファイバが「数 学的に」正の行方向(即ち、「左」から「右」に見て)隣接のノード(i,2) に至っている。列611の各ノード(i,m)から(m−1)個の光ガラス・フ ァイバが数学的に負の行方向(即ち、「右」から「左」に見て)隣接のノード( i,(m−1))に達している。列25乃至610の各ノード(1,2乃至1,(m− 1);2,2乃至2(m−1);...,n,2乃至n(m−1)から、((m−j)×j) 個の光ガラス・ファイバ接続路が数学的に見て正の方向で行iの隣接ノード(i ,(j+1))に達しており且つ(m−j+1)×(j+1)個のガラス・ファイ バ接続路が数学的に負の行方向で、行iの隣接ノード(i,(jー1))に達して おり、このようにして、ノード(1,1乃至n,m)間にはそれぞれ対形態で且つ 2×(m−j)×j個のファイバの対称接続による光ビームの拡散もしくは分散方 法に対応して行iの介在ノード(i,j)及び(i,(j+1))が存在する。 行14の各ノード(1,j)から、(n−1)個の光ガラス・ファイバが「数 学的に」正の列方向(即ち、「上方」から「下方」に見て)隣接のノード(2, j)に至っている。行602の各ノード(n,j)から(n−1)個の光ガラス ・ファイバが数学的に負の列方向(即ち、「下方」から「上方」に見て)隣接の ノード((n−1),j)に達している。行15乃至601の各ノード(2,1;.. ; 2,m;..;(n−1),1;..;(n−1),m)から、((n−i)×i)個の光 ガラス・ファイバ接続路が数学的に見て正の方向で列jの隣接ノード((i+1) ,j)に達しており且つ(m−j+1)×(j+1)個のガラス・ファイバ接続 路が数学的に負の行方向で、行iの隣接ノード(i,(jー1))に達しており、 このようにして、ノード(1,1乃至n,m)間にはそれぞれ対形態で且つ2×( n−i)×i個のファイバの対称接続による光ビームの拡散もしくは分散方法に 対応して列jの介在ノード(i, j)及び((i+1),j)が存在する。 光ファイバの伝送帯域幅を最大限に利用するのに適したアドレッシング方式に ついて説明するに当たり、図7並びに図8のa及びbの表801を参照し説明す る。図7に示してあるネットワーク10においては、一般適応性を制限する意図 はなく、「直交」5×5マトリックス(行列)の形態で配設された25個のノー ド(711−715、721−725、731−735、741−745、75 1−755)が設けられている。これらノードは、行14、15、16、717 及び718並びに列24、25、26、727及び728に沿い対形態で、デー タ伝送導体(ガラス・ファイバ)(760−779)及び(780−799)に より1つの格子ネットワークに接続されている。 図8のa及びbにおいて、アドレス表801は、「読取り枠もしくはフレーム 」802の2つの異なった位置で示されている。該読取りフレームは、2つの異 なった「アドレッシングもしくはアドレス指定(アクセス)機能」に対応し、図 8のaには、フレーム・ウインドウ内に示されている波長表示I乃至Vは、波長 を表し、これら波長で、ノード1,1から、図7に示すネットワーク10の他の 総てのネットワークがアドレス可能であることを意味し、他方、図8のbで示し てある読取りフレーム802の位置はノード3,4をネットワークの他のノード と接続することが可能な選択された光ファイバとの組合せで、どの波長を用いて 該ノード3,4からネットワーク上の他の総てのノードにアドレッシングが可能 であるかを読取ることを可能にする課題設定位置に対応する。 アドレッシング表は、送信側のノードが円で囲まれた中央のフィールド803 により表され、フレーム802の配列に従い送信側のノードの図7に示すネット ワーク内部のインデックスが選択される。該インデックスもしくは指標は、同様 に、読取りフレーム802の「マトリックス配列」においても選択され、該読取 りフレームは、検索されたインデックスもしくは指標に対応するノードが、アド レッシング表801のフィールド803と一致するように位置付けられている。 従って、読取りフレーム802内部で、送信ノードからネットワークの他のノー ドにアドレッシングすることを可能にする波長を直接読取ることが可能である。 従って、図7の列24のノード721、731、741及び751は波長II 、III、IV及びVを用いてアクセスされる。また、列25のノード712、72 2、732、742及び752、列26のノード713、723、 733、743及び753、列727のノード714、724、734、744 及び754及び列728のノード715、725、735、745及び755( 図7参照)、ノード711から波長I、II、III、IV及びVを用いてアクセス される。 列24、25、26、727及び728をそれぞれ対形態で相互接続している 行14、15、16、717及び718の光ファイバ760乃至779は、該フ ァイバにより導かれ搬送されるデータ・フローの出発列(該データ・フローが発 生した列)及び目標列に従って表記される。同様に、行14、15、16、71 7及び718をそれぞれ対形態で相互接続する列24、25、26、727及び 728の光ファイバ780乃至799は、該光ファイバで搬送されるデータ・フ ローの出発行及び目標行に従って表記されている。従って、行14、15、16 、717及び718の光ファイバはまた、「列jSenderから列jEmpfanger」光 ファイバと呼称することができ、他方、列24、25、26、727及び728 の光ファイバも、「行iSenderから行iEmphanger」光ファイバと呼称すること ができる。 ネットワーク10の総ての光ファイバ760乃至799の表記は、表2に掲げ てある。表2欄201及び202から、例えば、列24のノード711、721 、731、741及び751から図7に示すように、列728のノード715、 725、735、745及び755に至る光ファイバ760は、データ・フロー 「列1(24)から列5(728)」、(即ち、C1→C5)を搬送する光ファ イバとして表記され、また、光ファイバ762としては、列24のノード711 、721、731、741及び751から出発して、図7に示す列26のノード 713、723、733、743及び753に至る光ファイバ、即ち、デタ・フ ロー「列1(24)から列3(26)」(C1→C3)を搬送する光ファイバで あることが判る。 表2の欄205及び206から、列16のノード731、732、733、7 34及び735から出発して光ビームを図7に示すように行718のノード75 1、752、753、754及び755に導く光ファイバ787は、データ・フ ロー「行3(16)から行5(718)」(R1→R5)を搬送する光ファイバ であることが理解されるであろう。 所定の異なった波長I乃至Vの合計5本の光ビームを介しての個々のノードの アドレッシングは、結果的に、列24、25、26、727及び728が選択さ れる光ファイバ760乃至779の選択により、且つまた各情報光ビームの波長 により列24、25、26、727及び728内の1つの列内部でアドレス指定 することにより実現される。 この場合、光ファイバの選択は表2に従って行われ、他方、波長の選択は、図 8のa及びbに示すアドレス信号表801を用いて行われる。 例えば、図7に示すネットワーク10のノード711から当該ネットワーク1 0のノード742をアクセスする場合には、そのためのアドレッシング(アドレ ス指定)は、ネットワークのノード711(1,1)をノード712と接続して いる光ファイバ760を介して波長V(図8のa、数値フィールド842)の光 ビームを送出し、該光ビームを別の光ファイバ781によりノード722及び7 32を介して上記ノード742に供給することにより実現される。別のアドレッ シング例として、図7のネットワーク10のノード721に対するノード738 からのアドレッシングに関し説明すると、図8のbのアドレス表に従い、アドレ ス・フィールド801の数値フィールド822により示されている波長IIを用 いて行われる。「アドレッサ」波長 IIの光ビームはノード733及び732をノード731と接続している光ファ イバ774を介してノード731に達し、該ノード731を介してその出力導体 798に転送され、ノード721内で該ノード721の受信器49に達し、それ によりアドレッシング(アドレス指定)が実現され相応の制御が行われる。 ネットワーク10の行14、15、16、717及び718の内の1つの行内 部でアドレッシング用に5つの所定の異なった波長I、II、III、IV及びVを選 択することにより、何れの波長I、II、III、IV 及びVも2回、光ファイバ78 0乃至799内のうちの1つのファイバ内で要求されることはない。また、ネッ トワーク10の行14、15、16、717及び718と同様に、アドレス表8 01の行814、815、816、817及び818(数値フィールド811乃 至815、821乃至825、831乃至835、841乃至845及び851 乃至855)に従い5つの所定の異なった波長I、II、III、IV 及びVを循環的 に切り換えることにより、光ファイバ760乃至779のうちの1つの光ファイ バ内で何れの波長も2回要求されることはない。1つの行に沿いそれぞれm個の ノードが配列され且つ1つの列に沿いそれぞれn個のノードが配列されている一 般的事例において、選択される所定の異なった波長の数は上記2つのノード数の うち大きい方の数に対応する。 ノード(711−715、721−725、731−735、741−745 、751−755)は、図3及び図4を関連して説明した構成に類似の構成を有 することができる。即ち、各1つのノードに至る光ファイバ760乃至799は 、波長多重分離器の入力端47に接続され、該波長多重分離器は、光ビームの5 個の所定の異なった波長を空間的に分離してその出力端48から光信号を導波路 もしくは導波体に出力する。該導波路は、受信器49かまたは、所定の異なった 波長の光ビームを共通の出力端53で合成する波長多重化器の入力端51に接続 されている。この入力端51はまた、送信器55の信号が導波路を介して供給さ れる。出力端53の各々は、5つの所定の異なった波長I、II、III、IV 及びV の光ビームの重畳により得られる光ビームを、ノード(711−715、721 −725、731−735、741−745、751−755)から引出される 光ファイバ760乃至799のうちの1つの光ファイバに結合もしくは注入する 。ノード(711−715、721−725、731−735、741−745 、751−755)から別の各ノードに搬送することができる光ビームの数に対 応して、こ れらノードの各々には合計24個の受信器49が設けられ、該受信器はそれぞれ 、合計5個の波長I乃至Vのうちの1つで受信を行うことができる。更に、各ノ ードには24個の送信器55が設けられ、これら送信器はそれぞれ、合計5個の 波長I乃至Vのうちの1つの波長を用いて送信することが可能である。一般的に 述べて、1つの行に沿いそれぞれm個のノードが配列され且つ1つの列に沿いそ れぞれn個のノードが配列されている一般例において、各ノードの受信器49及 び送信器55の数はそれぞれ(m×n−1)であり、1つの行内でアドレッシン グに用いられるm−1個の所定の異なった波長の各々はn回利用できる。m個の 所定の異なった波長Iのうちの第1番目の波長は、図8のa及びbに示すアドレ ス表801に従い(n−1)回利用できる。 図6及び図7並びに図8のa及びbを参照して説明したネットワーク10を実 現するために、以下、図9を参照して説明する構成を有するノードが設けられる 。なお、このノードの構成はネットワークの総てのノードに対して同じである。 ネットワーク10の1つの行または1つの列に発生される光ビームを、当該ネ ットワーク10の1つの行または1つの列(但し、何れもノード(i,j)に対 応しない)に光ビームを搬送する光ファイバは、ノード(i,j)をそのまま通 過する。ここで、行方向には、2×(m−j)×(j−1)個の光ファイバが設 けられ、列方向には、2×(n−i)×(i−1)個の光ファイバが設けられて いる。行iのノードから列jに到来するデータを搬送する残りの(m−1)個の ファイバ並びに行(1,2,..,i−1,i+1,..,n)からの光ビームをノー ド(i,j)に搬送する(n−1)個のファイバは、図9に示す波長多重分離器 901の入力端47に供給される。該波長多重分離器901は、所定の異なった 波長をI、II、III、IV 及びVの光ビームを空間的に分離して、これら光ビーム を出力端48に出力する。該出力端48において、光ビームは、受信器49かま たは導波体903により受信される。受信器49は、光信号を、爾後処理の目的 で電気信号に変換する。導波体903は光ビームを、データに関連の目標ノード に対応し、図9に示す波長多重化器902の入力端51に供給する。該波長多重 化器は、所定の種々の波長I、II、III、IV 及びVの光ビームを共通の出力端5 3で合成する。波長多重化器902の該出力53の各々は、5つの所定の異なっ た波長I、II、III、IV 及びVの光ビームの重畳から得られる光ビームを行(1 ,2,..,i−1,i+1,..,n−1,n)に至るガラス・ファイバのう ちの1つに供給する。それぞれネットワーク10の(m−1)個の他のノードの 1つにデータ搬送用光ビームを発生する該ネットワーク10のノード(i,j) に設けられた(M−1)個の送信器55も、同様に、ノード(i,j)の波長多 重分離器902の入力端に接続されている。送出された光ビームは、同様に、波 長多重分離器902の出力端53を介して、ネットワーク10のノード(i,j )から(m−1)個の列(1,2,..,j−1,j+1,..,m−1,n)に至る (m−1)個の光ファイバに入力される。 波長多重分離器901の出力41を図9に示すように導波体903を介して波 長多重化器902の入力端51に結合することにより、波長多重分離器901と 、5つの波長I、II、III、IV 及びVの各々に対する波長多重化器902との間 の循環的交換が実現される。これにより、「WDM−交差接続」の機能が実現さ れる。 図9に示した構成は、ネットワーク10の総てのノード(1,1乃至n,m)に 対して用いられ、波長多重分離器901の入力端47並びに波長多重化器902 の出力端53だけが各ノード毎に別々に設けられる。 例えば、図9に示す構成がネットワーク10のノード712(1,2)の構成 を表すものとすると、入力端47における光ファイバは、「上」から「下」に向 かい(C1→C2)、(C3→C2)、(C4→C2)、(C5→C2)(R2 →R1)、(R3→R1)、(R4→R1)、(R5→R1)のシーケンスで順 序化され、他方、出力端53における光ファイバは、「上」から「下」に向かい (R1→R2)、(R1→R3)、(R1→R4)、(R1→R5)、(C2→ C1)、(C2→C3)、(C2→C4)、(C2→C5)のシーケンスで順序 化される。 例えば、図9に示す構成がネットワーク10のノード755(5,5)の構成 を表すものとすると、入力端47における光ファイバは、「上」から「下」に向 かい(C4→C5)、(C1→C5)、(C2→C5)、(C3→C5)、(R 1→R5)、(R2→R5)、(R3→R5)、(R4→R5)のシーケンスで 順序化され、他方、出力端53における光ファイバは、「上」から「下」に向か い(R5→R1)、(R5→R2)、(R5→R3)、(R5→R4)、(C5 →C1)、(C5→C2)、(C5→C3)、(C5→C4)のシーケンスで順 序化される。 一般的事例として、ネットワーク10がm個の列とn個の行を有し且つ非限定 的な例として、m≧nが選択されたとすると、各ノード毎に、それぞれm個の出 力端48を有する2×(m−1)個の波長多重分離器901並びに それぞれn個の入力端51を有する2×(m−1)個の波長多重化器902が必 要とされる。 次に、図6乃至図9を参照して説明したネットワーク10の特定の発展態様に 関し、図10のa乃至d並びに図11を参照し説明する。図10のa、b、c及 びdに示してあるノード(911−915、921−925、931−935、 941−945、951−955)は、図7のノード(711−715、721 −725、731−735、741−745、751−755)に対応し、光フ ァイバ960乃至965及び970乃至975により対形態で互いに接続されて いる。ここで、図10のa、b、c及びdはそれぞれ、図6に示した一般例とし てm×n個のノードを含むネットワーク10を付加することが可能な基本的セグ メントもしくは部分を示している。m及びnが偶数である場合には、補充もしく は追加には図10のaに示すm×n/4個の部分が用いられる。mが偶数で、n が奇数の場合には、図10のaで示すm×(n−3)/4個の部分及び図10の cに示すm/2個の部分が使用される。mが奇数でnが偶数である場合には、図 10のaで示すn×(m−3)/4個の部分及び図10のbで示すn/2個の部 分が使用される。m及びnが共に奇数ある場合には、図10のaに示す(m−3)・ (n−3)/4個の部分及び図10のbに示す(n−3)/2個の部分及び図10 のcに示す(m−3)/2個の部分並びに図10のdに示す1個の部分が拡張ため に使用される。 ネットワーク10の拡張は、1つの行iまたは1つの列jの2個のノード間の 代替拡張路の空間的論理和選択を可能にする「コーム(櫛)構造」の形態で行わ れる。例えば、図10のa及び図10のcに示すように、ノード911、921 、931、941及び951から、光ファイバ960により、図7に示したネッ トワーク10において列24に沿い伝搬された光ビームは列25のコーム構造の 「歯」に供給される。なお、該歯は、コームもしくは櫛構造の「隙間」を形成す るものである。列25から光ビームはノード912、922、932、942及 び952間を迂回するので、それにより開放された伝送容量を、列24のノード のデータ伝送用に、コーム構造の「隙間」に沿い逐次伝送するのに利用すること ができる。光ファイバ963は、「列24から列24への」光ビームを再度コー ム構造の「歯」に沿い列24に帰還する。同じ「コーム構造」が、光ファイバ9 61及び962を用いて対称的に、データ・フローを列25から列24を介して 「転向もしくは反転」するのに利用される。列が偶数である場合について拡張に 必要とされる。「コ ーム(櫛)構造」の実施例が図10のb及びdに示してあり、これら図において 、列26は1つの櫛の「隙間」を表し、その「歯」は、列728と接続されてい る光ファイバ964及び965によって形成される。列727は、図7に示すネ ットワーク10において、列26に沿い伝搬され列727の光ファイバ961及 び962により供給される転向されたデータ・フローを導く。類似の仕方で、光 ファイバ970乃至975により、行14、15、16、717及び718内部 における光ビームの「転向」拡張機能が実現される。 全ノードに対しネットワーク10の拡張を単一構造で実現する形態を説明する ために図11を参照する。同図は、図9に示した構成と類似の構成が、4個の追 加の波長多重分離器901及び4個の追加の波長多重化器902分だけ拡張され 、光ファイバ960乃至963及び光ファイバ970乃至973(図10のaに 示すノード)または光ファイバ961、962、964及び965及び光ファイ バ970乃至973(図10のbに示すノード)または光ファイバ960乃至9 63及び光ファイバ971、972、974及び975(図10のcに示すノー ド)または光ファイバ961、962、964及び965及び光ファイバ961 、962、964及び965(図10のdに示すノード)が接続される。 図6及び図7に示すように、ガラス・ファイバ接続で可能になる伝送容量を最 大限に利用するネットワーク10には、拡張に関連してアドレッシング用以外に 光ファイバや伝送波長使用できないため、付加的なノードを設けてネット10を 拡張したり、ネット10のノードに対し付加的なノードからアドレス可能にした り或るいはネット10のノードからネット10の拡張部分のノードに対しアドレ ス可能にしようとする場合に問題がある。このことは、特に、列の数がmで、行 の数がnで、従ってまた利用される所定の異なった波長の数が同じであって、そ れにより、形成されたアドレス空間に「解放されている」アドレスが存在しない 場合に当て嵌まる。この場合、ネットの拡張、即ちアドレス空間の使用されてい ない要素の予備能力を完全に使用し尽くすことによりネットを拡張しようとする 場合、ガラス・ファイバ接続によって提供される伝送容量が完全には使用し尽く されておらず、即ち1つまたは複数の信号路の伝送帯域幅が完全には利用し尽く されていない場合にのみ可能になる。1つの信号路の信号路の容量の利用は、伝 送方式に選択により排他的に決定され、ディジタル方式では、データ伝送レート 及び伝送方式の選択は、単に用いられている波長及び用いられているファイバが アドレッシ ングのために使用される、言い換えるならば、信号路が謂わゆる「透過性」波長 路であるネット10の実施例においては、「両面性(bilateral)」、個々の送 信器受信器対それぞれに対し別々に行わなければならない。ネットに対して「外 部から」アクセスすることを可能にするために、このような波長路の伝送容量を 異なった信号路に分割するためには、波長路伝送容量を分割するためのアクセス 方法が電気的領域で有効である場合には、光/電気(O/E)及び電気/光(O /E)変換器の使用が要求される。このようにアドレス空間を大きくすることに より、ネットワークの拡張を行う場合には、信号路を、上述のインターフェース によって互いに結合することができる複数の分割信号路から構成することができ る。この種の信号路には、波長路が「透過性」であるという利点があるが、透過 性の波長路においては、送信器及び受信器を互いに適切に選択し且つ互いに同期 しなければならない。即ち、伝送方式及びデータ伝送レートの選択に依存する伝 送要素は、波長路にと存在しないし、また存在しても部分的にしか有効ではない 。 ネットワークの拡張は、ネットワーク拡張部分のノードからネットワーク10 のノードへの透過性の波長路の数を、データ・フローに関係なく互いに別々に搬 送することができるように、可能な限り多く選択して行うのが有利である。最善 の方法としては、ネットワークを拡張するノードは機能的に透明なネットワーク の全相互接続回路内に完全に組み入れるべきである。ネット10は上に述べた仕 方で拡張することができる。即ち、原理的に同じ構成のネットまたは分割ネット を透過性の信号路を介して接続し、縁部のノード或るいはアクセス・ノードが、 透過性の信号路のネット上の開始点及び終点を形成するか或るいは或る程度の「 侵入もしくは相互接続深さ」を設ける。2つのネットの透過性の相互接続は、単 に、縁部ノードまたはアクセス・ノードのブレード、即ち、1つのノードに接続 される光ファイバ・ケーブルの数はネットの結合度に依存し、そしてこれらアク セス・ノード間の接続数よりも大きい数の透過性の波長路が存在する場合には、 必要条件として、ネットのアドレス空間が上記相互接続により完全には使用し尽 くされず、また、このような信号路を設置するための容量が利用可能でなければ ならない。しかしながら、アドレス空間は常に有限であるので、任意多数のノー ドの相互接続は除外される。従って、先に述べた多重アクセス方法うちの1つを 用いて信号路を異なった透過性の部分路から形成し、伝送容量を分割することは 原理的には可能である。 以下、図12及び図13を用いて、本発明によるネットワーク10の別の 実施例について説明するが、その場合、本発明の範囲を制限することなく、該ネ ットワークは3×3個のノード1011乃至1013、1021乃至1023及 び1031乃至1033からなる透過性の完全に相互接続された「コア」100 0と、該「コア」1000をずしての配列で拡張するための別の8個のノード1 001乃至1008が構成されるものと仮定する。このネットの総てのノードは それぞれ6本の光ファイバ1041乃至1046及び1051乃至1056によ り対形態で、行1014、1015、1045、1017及び1018並びに列 1024、1025、1026及び1027に沿って1つの格子網もしくは格子 ネットワークに接続される。図13には、任意のノードから、各方向で見て、関 連(送信側)ノードの次に隣接する隣接ノードまたは次の次に隣接ノードにどの 波長を用いてアドレッシング可能かを読出すことができるアドレス用1100が 示してある。アドレッシングは、図8を用いて既に説明した仕方でと類似の仕方 で行われ、その場合、アドレスは、5つの異なった波I乃至Vのうちの1つ並び に該該1つの波長を有する光ビームの伝送に用いられるファイバ1041乃10 46それぞれにより符号化される。図7及び図8を用いて説明した実施例を異な る点は、送信側のノードから隣接のノードに対するアドレッシングが、各ノード に対して同じである「固定不変」のアドレス表に従って行われる点である。 波長の選択は、図13に示すアドレス表1100を用いて行われる。光ファイ バの選択は非常に簡単である。 図12に従い、「右側の最初の」隣接列をアドレッシングするためには、光フ ァイバ1041が、「右側のその次の」隣接列をアドレッシングするためには、 光ファイバ1042が、また、「左側の最初の」隣接列をアドレッシングするた めには、光ファイバ1044が、そして、「左側のその次の」隣接列をアドレッ シングするためには、光ファイバ1045が使用される。列に沿うの光ファイバ の相関は下記のように達成される。 光ファイバ1051は、「上側の最初の」隣接行のデータ・フローを搬送し、 光ファイバ1052は、「上側の2番目の」隣接行のデータ・フローを搬送し、 光ファイバ1054は、「下側の最初の」隣接行のデータ・フローを搬送し、そ して光ファイバ1055は、「下側の2番目の」隣接行のデータ・フローを伝送 し、これら伝送されるデータ・フローは関連の受信ノードで受けられる。 1つの行または列内部に存在する光ファイバからそれぞれ2本の光ファイバ、 例えば、ファイバ1043、1046、1053及び1056がデータ・ フローの「通過ループ」行に設けられる。 ネットワーク10が少なくとも、互いに透過的に完全に相互接続される少なく ともm個の列とn個の行から構成される一般例において、制限的な意味からでは なくm≧nを選択する場合には、ノード間の行及び列に沿い、(2・m−1)個 の所定の異なった波長及びm・(m−1)個の光ファイバが対形態で設けられる 。このようにして、ノードの数の任意の拡張を可能にするアドレス空間並びに未 使用の伝送容量用の予備が得られ、複数の透過性の波長路により拡張されたネッ ト部分と通信が可能となり、このようにして、互いに完全に相互接続される最大 m×n個のノードからなる領域分だけ拡張が行われる。図12に示した実施例で は、互いに完全に相互接続されるノードは1011−1013、1021−10 23、1031−1033で示したノードである。更に、互いに完全に相互接続 されたノード1011−1013、1021−1023、1031−1033と 下記のように光ファイバによって接続される別の1001乃至1008が設けら れている。即ち、光ファイバ1041乃至1046は、列1024のノード10 03、1004及び1005を列1025のノード1011、1021及び10 31と接続し、光ファイバ1051乃至1056は、行1014のノード100 2を行1015のノード1011と接続する。更に、行1018のノード100 7及び1008を行1017のノード行1031及び1032と接続する光ファ イバが設けられる。このようにして透過性のある相互接続が実現される。その結 果として、ノード1003、1011、1012及び1004、1021、10 22及び1005、1031及び1032並びにノード1004、1021、1 022及び1005、1031、1032及び1006、1007及び1008 を含むそれぞれ3×3個のノードからなる2つの別個の「直交もしくは正方形の 」透過性のある完全相互接続された部分ネットが得られる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月13日 【補正内容】 「 通信用の高い伝送容量を有する伝送ネットワーク・システム 本発明は、ネットワークのノードが、光ファイバ路を介し、総てのノードが前 記ネットワークの他の各ノードに対し同時に応答することを可能にするべく前記 ノードの完全相互接続が機能的に実現されるように互いに透過的に接続されてい る通信用の高い伝送容量を有する伝送ネットワーク・システムに関する。 この種のネットワークは、全交差接続波長多重星状ネットワーク(WDM交差 接続)の形態で知られている[H.Kobrinski,“Crossconnection of Wavelengt h-Division-MultiplexedHigh Speed Channels”,IEE Electr.23巻、975 −977頁、1987年8月27日]。 この種の公知のネットワークにおいては、各ノードは他の各ノード(節点)か ら中心ノードを介してアクセス可能である。このネットワーク・システムには次 のような欠点がある。即ち、個々のノードと中心ノードとの間の伝送導体が故障 した場合に、該中心ノードに対し、他のネットワークのノードとの通信が完全に 遮断される。この中心ノードは他のネットワーク・ノードからのデータ・フロー を受信することもできなければまた、他のネットワークのノードに対しデータ・ フローを送ることもできない。また、中心ノードが故障した場合には、個々のネ ットワーク・ノード間における通信は全く不可能になってしまう。更にまた、所 与のノードから該ノードに隣接するノードまでの幾何学的距離と、中心ノードを 経て上記所与のノードまでの光ファイバ接続に沿う伝送路(区間)長との間に大 きな不整合が存在し得る。 上記の欠点とほぼ同じ欠点が、学術的刊行物“Virtual Topologies for WDM S tar LANs - The Regular Structures Approach,”Proc.IEEE INFOCOM’92,pp. 2134 - 2143,1992,B.Li and A にも指摘される。この場合、星状トポロジーを ベースにした周知の通信ネットワークが設けられている。この通信ネットワーク では、波長多重方式によりネットワークの伝送能力に対して多重アクセスできる ことが必要である。この場合送信部及び受信部の構造は、所定の固定波長に対し て設計される。またこの通信ネットワークでは、一般的な場合には完全相互接続 を生じさせないような通常の接続構造が設けれられている。 同様に学術的刊行物“Wavelength Division Multiple Access Channel Hyperc ube Processor Interconnection”IEEE Transaction on Computers,Vol.40,no .10,October 1992,P.W.Dowdからも、“ネットワーク”と呼 ばれる通信システムが知られている。この通信システムにより、複数個のプロセ ッサは同時に利用できるように相互に通信可能に接続されている。このネットワ ークのノードは、いわゆるハイパーキューブトポロジーの軸線に沿って配置され 、その際それぞれの星状トポロジーにおいては、1つの行または列のノードが相 互に接続されている。この場合も多重アクセスは、波長多重方式または時間多重 方式を用いて行われる。 この公知の構造に比較しうる構成を備えた通信ネットワークの場合、ユークリ ッド幾何学的距離とネットワークのそれぞれ二つのノード間のパス長さとの関係 が著しく悪化するという欠点がある。 従って本発明の課題は、上記従来技術から出発して、 個々のノードの故障受感 性が本質的に低減され、上記ユークリッド幾何学的距離若しくは間隔と光ファイ バ伝送路長との間の大きな不整合が本質的に問題とならないように、冒頭に述べ た形式の機能的に完全に交差接続された通信用ネットワーク・システムを提供す ることにある。 上記課題は、本発明によれば、請求項1の所謂特徴部分に記載の構成により解 決される。 ここに提案するネットワーク形態若しくはシステムによれば、少なくとも下記 のような機能上の性能及び利点が得られる。」 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年4月29日 【補正内容】 「2. 各ノードが異なった波長で駆動可能である(n・m−1)個の光送信部 (55)及び受信部(49)を有し、前記アドレッシングは波長を符号化して行 うことを特徴とする請求項1に記載の伝送ネットワーク・システム。 3. 前記各ノードに対し、周期的シーケンスで、時間スロットが相関的に割り 当てられ、該時間スロット内で前記各ノードが、他のノードから送出される信号 に対して応答可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の伝送 ネットワーク・システム。 4. アドレッシングに、波長及び時間スロットの一義的な組合せを利用するこ とを特徴とする請求項2または請求項3に記載の伝送ネットワーク・システム。 5. 或るノード(1,1乃至n,m)または2つのノード間の或る光ガラス・フ ァイバ接続が故障した場合に、異なった「側路(バイパス路)」の接続が可能で あることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の伝送ネットワーク・シ ステム。 6. ネットワークの故障した部分を通過するように予定されているデータ・フ ローが、各送信側ノードにより、多重化方法を用いて、別の行の所与のネットワ ーク・ノードに導かれるデータ・フローに付加され、該別の行のネットワーク・ ノードで再び多重化方法により、前記側路されたデータ・フローの本来の目的ノ ードに供給される別のデータ・フローに付加されるように前記側路を電子制御装 置により投入可能であることを特徴とする請求項5に記載の伝送ネットワーク・ システム。 7. 前記ノード(1,1乃至n,m)が、接続されている光ファイバと同数の波 長多重化部及び波長多重分離部と、前記波長多重分離部の光出力端を前記波長多 重化部の光入力端に接続するそれぞれ1つの波長の光ビームのみを伝送する導波 部とを有するユニット化された集積可能な構造を有することを特徴とする請求項 1乃至6のいずれかに記載の伝送ネットワーク・システム。 8. 前記波長多重分離部及び前記波長多重化部を接続する導波体上の光ビーム を光学的半導体増幅器(SOA)で増幅し、変調パルスを整形して再生すること を特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の伝送ネットワーク・システム。 9. アドレッシング用に波長及び時間スロットの組合せが用いられる場合に、 前記時間スロットは1つの列内におけるアドレッシングのみに用いられ、1つの ノード内の各種列からのデータ・フローはパワー分割素子(127)を介して合 成されることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の伝 送ネットワーク・システム。 10. ネットワーク(10)のノード(1,1乃至n,m)が、光ファイバ路を 介し、総てのノード(1,1乃至n,m)が前記ネットワーク(10)の他の各ノ ードに対し同時に応答することを可能にすべく前記ノード(1,1乃至n,m)の 完全相互接続が機能的に実現されるように互いに透過的に接続されている高い伝 送容量を有する伝送ネットワークにおいて、 (a) 前記ノード(1,1乃至n,m)が行及び列のマトリックス配列で互いに 接続され、 (b) 角点ノード(1,1;1,m;n,1及びn,m)の各々が、列方向に見て 少なくともn個の接続端及び行方向に見て少なくともm個の接続端を有し、 (c) 前記行列の縁に相当する行に配設された介在ノード(1,2乃至1,(m −1);n,2乃至n,(m−1))は列方向に見て少なくともn個の接続端を、そ して行方向に見て少なくとも2・m個の接続端を有し、且つ前記行列の縁に相当 する列に配設される介在ノード(2,1乃至(n−1),1及び2,m乃至(n−1), m)は行方向で見て少なくともm個の接続端を有すると共に列方向で見て少なく とも2・m個の接続端を有し、」
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP,US 【要約の続き】 より4つの隣接ノードの各々と接続され、(e)個々の ノードは、少なくとも1つの行及び/または1つの列を 介してアドレッシング可能であり、(f)送信側のノー ドは、受信側が所属する列に割り当てられた光ファイバ を介して送られる情報及び受信側のノードの行に割り当 てられた信号識別子を用いてアドレッシングし、(g) 該受信側ノードに信号光を伝達する光ファイバにより受 信側ノードを識別すると共に、送信ノードの列は、受信 光ビームの信号識別子から識別し、(h)総てのノード に(n・m−1)個の送信部(55)を設け、該送信部 は対応の信号識別子で動作し、更に所与の行内のノード に割り当てられてm個の異なった識別子のうちの1つに それぞれ応答する(n・m−1)個の受信部(49)を 総てのノードに対して設ける。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ネットワーク(10)のノード(1,1乃至n,m)が、光ファイバ路を 介し、総てのノード(1,1乃至n,m)が前記ネットワーク(10)の他の各ノ ードに対し同時に応答することを可能にするべく、前記ノード(1,1乃至n,m )の完全相互接続が機能的に実現されるように互いに透過的に接続されている通 信用の高い伝送容量を有する伝送ネットワークにおいて、 (a) 前記ノード(1,1乃至n,m)が行及び列のマトリックス形態で互いに 接続され、 (b) 角点ノード(1,1;1,m;n,1及びn,m)の各々が、列方向に見て 、少なくともn個の接続端を有し且つ行方向に見てm個の接続端を有し、 (c) 前記行列の縁に相当する行に配設される介在ノード(1,2乃至1,(m −1);n,2乃至n,(m−1))は、列方向に見てn個の接続端をそして行方向 に見て2・m個の接続端を有し、且つ前記行列の縁に相当する列に配設される介 在ノード(2,1乃至(n−1),1及び2,m乃至(n−1),m)は行方向で見てm 個の接続端を有すると共に列方向で見て2・m個の接続端を有し、 (d) 前記ネットワーク(10)の内部ノードは行方向で見て合計2・m個の 接続端及び列方向で見て2・n個の接続端を介しそれぞれ4個の隣接ノードと接 続され、 (e) 個々の前記ノードは少なくとも1つの行及び/または1つの列を介して アドレッシング可能であり、 (f) 送信側のノードは、受信部側の列に関連の光ファイバを介して情報を送 出すると共に、受信側ノードの行に関連の信号識別によって、受信側のノードを アドレッシングし、 (g) 前記受信部は、該受信部に信号光ビームを供給する光ファイバに関連の 前記送信部が存在する行及び前記送信側ノードの列を、受信光ビームの信号識別 により検出し、 (h) 前記各ノードは、対応の信号識別で駆動可能である(n・m−1)個の 送信部(55)及び1つの列に配設されたノードに関連するm個の異なった識別 それぞれに対し応答する(n・m−1)個の受信部(49)を有することを特徴 とする高い伝送容量を有する伝送ネットワーク・システム。 2. 各ノードが異なった波長で駆動可能である(n・m−1)個の光送信部( 55)及び受信部(49)を有し、前記アドレッシングは波長を符号化して行う ことを特徴とする請求項1に記裁の伝送ネットワーク・システム。 3. 前記各ノードに対し、周期的シーケンスで、時間スロットが相関的に割り 当てられ、該時間スロット内で前記各ノードが、他のノードから送出される信号 に対して応答可能であることを特徴とする請求項1に記載の伝送ネットワーク・ システム。 4. アドレッシングに、波長及び時間スロットの一義的な組合せを利用するこ とを特徴とする請求項2及び請求項3に記載の伝送ネットワーク・システム。 5. 或るノード(1,1乃至n,m)または2つのノード間の或る光ガラス・フ ァイバ接続が故障した場合に、異なった「側路(バイパス路)」の接続が可能で あることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の伝送ネットワーク・シ ステム。 6. ネットワークの故障した部分を通過するように予定されているデータ・フ ローが、各送信側ノードにより、多重化方法を用いて、別の行の所与のネットワ ーク・ノードに導かれるデータ・フローに付加され、該別の行のネットワーク・ ノードで再び多重化方法により、前記側路されたデータ・フローの本来の目的ノ ードに供給される別のデータ・フローに付加されるように前記側路を電子制御装 置により投入可能であることを特徴とする請求項5に記載の伝送ネットワーク・ システム。 7. 前記ノード(1,1乃至n,m)が、接続されている光ファイバと同数の波 長多重化部及び波長多重分離部と、前記波長多重分離部の光出力端を前記波長多 重化部の光入力端に接続するそれぞれ1つの波長の光ビームのみを伝送する導波 部とを有するユニット化された集積可能な構造を有することを特徴とする請求項 1乃至6に記載の伝送ネットワーク・システム。 8. 前記波長多重分離部及び前記波長多重化部を接続する導波体上の光ビーム を光学的半導体増幅器(SOA)で増幅し、変調パルスを整形して再生すること を特徴とする請求項1乃至7に記載の伝送ネットワーク・システム。 9. アドレッシング用に波長及び時間スロットの組合せが用いられる場合に、 前記時間スロットは1つの列内におけるアドレッシングのみに用いられ、1つの ノード内の各種列からのデータ・フローはパワー分割素子(127)を介して合 成されることを特徴とする請求項4乃至6に記載の伝送ネットワーク・システム 。 10. ネットワーク(10)のノード(1,1乃至n,m)が、光ファイバ路を 介し、総てのノード(1,1乃至n,m)が前記ネットワーク(10)の他の各ノ ードに対し同時に応答することを可能にすべく前記ノード(1,1 乃至n,m)の完全相互接続が機能的に実現されるように互いに透過的に接続さ れている高い伝送容量を有する伝送ネットワークにおいて、 (a) 前記ノード(1,1乃至n,m)が行及び列のマトリックス配列で互いに 接続され、 (b) 角点ノード(1,1;1,m;n,1及びn,m)の各々が、列方向に見て 少なくともn個の接続端及び行方向に見て少なくともm個の接続端を有し、 (c) 前記行列の縁に相当する行に配設された介在ノード(1,2乃至1,(m −1);n,2乃至n,(m−1))は列方向に見て少なくともn個の接続端を、そ して行方向に見て少なくとも2・m個の接続端を有し、且つ前記行列の縁に相当 する列に配設される介在ノード(2,1乃至(n−1),1及び2,m乃至(n−1), m)は行方向で見て少なくともm個の接続端を有すると共に列方向で見て少なく とも2・m個の接続端を有し、 (d) 前記ネットワーク(10)の内部ノードは行方向で見て少なくとも合計 2・m個の接続端及び列方向で見て少なくとも2・n個の接続端を介しそれぞれ 4個の隣接ノードと接続され、 (e) 個々の前記ノードは少なくとも1つの行及び/または1つの列を介して アドレッシング可能であり、 (f) 送信側のノードは、受信部側の列に関連する光ファイバを介して情報を 送出すると共に受信側ノードの列に関連の信号識別よって、受信側のノードをア ドレッシングし、 (g) 前記受信部は、該受信部に信号光ビームを供給する光ファイバに関連の 前記送信部が存在する行及び前記送信側ノードの列を、受信する光ビームの信号 識別により検出し、 (h) 前記各ノードが、対応の信号識別で駆動可能である(n・m−1)個の 送信部(55)並びに1つの列に配設されたノードに関連するm個の異なった識 別それぞれに対し応答する(n・m−1)個の受信部(49)を有する前記通信 ネットワーク・システムであって、 (i) 角点ノード(1,1;1,m;n,1及びn,m)の各々が、列方向で見て 少なくとも2・(n−1)個の接続端と、行方向に見て少なくとも2・(m−1)個 の接続端を有し、 (j) 縁に相当する行に配設された介在ノード(1,2;..;1,j;..;1,( m−1)及びn,2;..;n,j;..;n,(m−1)但しj=(2;3;..;m−1) )が、列方向で見て少なくとも2・(n−1)個の接続端と行方向 で見て少なくとも2・(m−j)・j+2・(m−j+1)・(j−1)個の接続端とを有 し、且つ縁に相当する列内に配設された介在ノード(2,1;..;i,1;..;( n−1),1及び2,m;..;1,j;..;(n−1),m但しi=(2;3;..;n− 1))が行方向で見て少なくとも2・(m−1)個の接続端及び列方向で見て少な くとも2・(n−i)・i+2・(n−i+1)・(i−1)個の接続端を有し、 (k) 前記ネットワーク(10)の内部ノード(i,j但しi=(2;3;..; n−1)及びj=(2;3;..; m−1))は、行方向で見て合計少なくとも2・(m −j)・j+2・(m−j+1)・(j−1)個の接続端を介し且つ列方向で見て少なく とも2・(n−i)・i+2・(n−i+1)・(i−1)個の接続端を介しそれぞれ4つ の隣接のノードと接続されていることを特徴とする通信ネットワーク・システム 。 11. 各ノードの行のアドレスをN個の所定の異なった波長で符号化し、各ノ ードはN個の所定の異なった波長で、1つの行のノードに対しアクセス可能であ り、ここでNは2つの数n及びmよりも大きいことを特徴とする請求項2または 請求項10に記載のネットワーク・システム。 12. 総てのノード(1,1乃至n,m)を同じに構成し、該ノードにノード列 に供給される光ビームを搬送する光ファイバを接続すると共に、当該ノードから ネットワークの別の列に送られる光ビームを搬送する光ファイバを接続し、他の 光ファイバは単に該ノードを通過する構成にしたことを特徴とする請求項11に 記載のネットワーク・システム。 13. 被アクセス・ノードに対するアドレッシングが、ネットワーク(10) の別のノードから、列の一次的選択及び行の二次的選択により行われるか或るい は行の一次的選択及び当該行ノードの列の二次的選択により行われるか関係なく 、行のノードを常に同じ波長でアドレッシング可能であることを特徴とする請求 項11または請求項12に記載のネットワーク・システム。 14. (a) 列j及び列j+1のノードを4本の付加的な光ファイバで行方 向において対形態で相互接続し、ここで、mが偶数である場合にj=(1,3, 5,7,..,m−3,m−1)であり、mが奇数である場合にj=(1,3,5 ,7,..,m−4,m−2,m−1)であり、 (b) 行i及びi+1のノードを、4本の付加的な光ファイバで列方向におい て対形態で相互接続し、ここで、mが偶数の場合にi=(1,3,5,7,.., n−3,n−1)であり、mが奇数である場合にi=(1,3,5,7,..,n −4,n−2,n−1)であることを特徴とする請求項13に記 載のネットワーク・システム。 15. ネットワークに、周期的シーケンスで、時間スロットを割当て、該時間 スロット内に、ネットワークを交番的に代替信号路組合せ回路に接続することを 特徴とする請求項13または請求項14に記載のネットワーク・システム。 16. 同じ機能及び好ましくは同じ伝送容量を有する少なくとも2つのネット に対し、交番的または共通に駆動可能である異なった信号路を設けたことを特徴 とする請求項13または請求項14に記載のネットワーク・システム。 17. ネットワーク(10)のノード以外の別のノードから合計少なくとも2 本の別の光ファイバを、少なくとも前記ネットワーク(10)の1つのノードに 接続可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれかに記載のネ ットワーク・システム。 18. M個の所定の異なった波長で駆動可能であるネットワークシステムであ って、前記ネットワークの前記波長多重化部及び波長多重分離部を少なくともM +1個の所定の異なった波長で駆動することが可能であることを特徴とする請求 項17に記載のネットワーク・システム。 19. 総てのノード(1,1乃至n,m)に対し、それぞれ列及び行の両方向で 見て、少なくともN・(N−1)個の接続端を設け、各ノードの行のアドレスを、 少なくとも2・N−1個の所定の異なった波長のうちの1つの波長で符号化し、 各ノードは所与の1つの行のノードに対し2・N−1個の所定の異なった波長の うちの少なくとも1つの波長で応答可能であり、ここでNは前記2つの数n及び mよりも大きいことを特徴とする請求項17または請求項18に記載のネットワ ーク・システム。
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