JPH1050157A - 鎧装鉄線撚り戻し機 - Google Patents

鎧装鉄線撚り戻し機

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JPH1050157A
JPH1050157A JP21591596A JP21591596A JPH1050157A JP H1050157 A JPH1050157 A JP H1050157A JP 21591596 A JP21591596 A JP 21591596A JP 21591596 A JP21591596 A JP 21591596A JP H1050157 A JPH1050157 A JP H1050157A
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JP
Japan
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cable
wire
armored
ring
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP21591596A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Tatsu Miyagawa
達 宮川
Saneyuki Yoshinari
実之 吉成
Masaharu Naito
正治 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH1050157A publication Critical patent/JPH1050157A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョイント部分以外のケーブル本体部分にお
ける鎧装鉄線の撚り戻しをバランスよくできるように
し、しかも、短時間でできる鎧装鉄線の撚り戻し機を提
供する。 【解決手段】 鉄線鎧装を有するケーブルが通過可能な
貫通穴6を中央部に有する内側リング7と、外周部には
前記ケーブルの各鎧装鉄線4を挿通させることが可能な
溝8を複数個ほぼ等間隔に有する外側リング9と、この
外側リングの溝8を塞ぐためのリング蓋10および取っ
手11からなり、しかも前記ケーブルの途中に嵌合セッ
トすることが可能なように内側リング7,外側リング9
およびリング蓋10が二つ割りに構成され、ケーブルを
軸に回転させて鎧装鉄線の撚り戻しを行うことを特徴と
する鎧装鉄線撚り戻し機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ジョイントのた
めに鉄線鎧装を有するケーブルのジョイント部近辺の、
予め解してある鉄線の撚りを戻すために使用される鎧装
鉄線撚り戻し機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光海底ケーブルのジョイント作業
について見てみると、次のように行われているのが一般
的である。即ち、図8に示すように鎧装鉄線被覆光ファ
イバケーブル2と鎧装鉄線被覆光ファイバケーブル3を
接続してジョイント部1を形成するために、まず図9に
示すように鎧装鉄線被覆光ファイバケーブル2,3のう
ち片側の鎧装鉄線被覆光ケーブル2のを鎧装鉄線4をそ
の端から約10mぐらいまで解きほぐされる。そして、
鎧装鉄線被覆光ファイバケーブル2,3の光ファイバ同
志を溶接でジョイントが完了し、絶縁補強・防水補強を
行った後、ジョイント部1まで各鎧装鉄線4の撚りは手
作業により撚り戻される。しかも、ジョイント部1の上
部も所定ピッチの撚りで乗り越え、相手側の光ケーブル
3のケーブル外径を有する位置まで撚りを戻し、そこで
端末のそれぞれの鎧装鉄線4をケーブル3上にバインド
することにより、ケーブルのジョイント部1における鎧
装鉄線4の撚り戻し作業は完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た鎧装鉄線の撚り戻し作業において、接続する鎧装鉄線
被覆光ファイバケーブル2,3上およびジョイント部1
上の鎧装鉄線4の撚り戻しを行うのに、いずれも手作業
により撚り戻しを行っているのが現状であり、一度解し
た鎧装鉄線は人力により無理に解すために各鎧装鉄線に
いろいろと癖を持った曲がりが発生し易く、そして曲が
りが発生した場合にはバランスよく撚りを戻すことは相
当の労力と時間を要するものとなっている。
【0004】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、上述した従来技術の欠点を解消し、ジョイント
部分以外のケーブル本体部分における鎧装鉄線の撚り戻
しをバランスよくできるようにし、しかも、短時間で鎧
装鉄線の撚り戻しが可能な鎧装鉄線の撚り戻し機を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、鉄線鎧装を
有するケーブルが通過可能な貫通穴を中央部に有する内
側リングと、外周部には前記ケーブルの各鎧装鉄線を挿
通させることが可能な溝を複数個ほぼ等間隔に有する外
側リングと、この外側リングの溝を塞ぐためのリング蓋
および取っ手からなり、しかも前記ケーブルの途中に嵌
合セットすることが可能なように内側リング,外側リン
グおよびリング蓋が二つ割りに構成され、ケーブルを軸
に回転させて鎧装鉄線の撚り戻しを行うことを特徴とす
る鎧装鉄線撚り戻し機である。また、上記リング蓋の代
わりに、回動できる係止溝を有するフック状の止め金を
外側リング外周の各溝に設置した鎧装鉄線撚り戻し機で
あり、外側リングの外周に設ける溝をL字状に形成し、
鎧装鉄線の抜け止めとして上記溝の円周方向の溝の手前
側にねじを設けてた鎧装鉄線撚り戻し機である。そし
て、上記取っ手の代わりに電動機を用いてケーブルを軸
に回転できるようにした鎧装鉄線撚り戻し機である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明の
実施の形態を説明する。図1は一実施例の鎧装鉄線撚り
戻し機を示す正面図、図2は一部分を断面で示す側面図
である。即ち、鎧装鉄線撚り戻し機5は、中央に鉄線鎧
装を有するケーブルが通過可能な貫通穴6を内側に有す
る内側リング7と、この内側リング7の外側にあって一
体化され、かつ、上記内側リング7と同心上にあり上記
ケーブルの解きほごされた各鎧装鉄線4を通過させるこ
とが可能な複数の溝8が外周上に等間隔に形成された外
側リング9と、この外側リング9の外周上の溝8を塞ぐ
ためのリング蓋10と、これら一体物を回転させるため
の取っ手11とから構成される。そして、ケーブルの途
中においてこの鎧装鉄線撚り戻し機5をケーブルに嵌合
できるように内側リング7と外側リング9およびリング
蓋10はピン25およびピン26を中心に開口する二つ
割りの構成となっている。そして、これら二つ割りのも
のを一体化するために、内側リング7の外周上にワイヤ
ーなどを巻いてバインドして一体化するためにバインド
溝12が設けられている。なお、リング蓋10の合わせ
部には接合できるフランジ部10a,10bがそれぞれ
端部に形成されおり、この部分に設けられたボルト穴に
ボルト27を挿入して固定するようになっている。
【0007】このように構成された鎧装鉄線撚り戻し機
5の使用状態を図9を参照して説明する。ジョイント部
1を形成するために、予めケーブル2の鎧装鉄線4を約
10m程度解きほぐし、鎧装鉄線4の解し始め部分に鎧
装鉄線撚り戻し機5をセットし、リング蓋10をボルト
27を緩めて取り外し、解されている各鎧装鉄線4を外
側リング9の各溝8にセットする。この後、外側リング
9の鎧装鉄線4が挿入された各溝8をリング蓋10を被
せてボルト27を閉めることによりセットは完了する。
そして、取っ手11を握ってケーブル2を軸として回転
させることによりバランスのとれた鎧装鉄線の撚り戻し
が完了する。
【0008】また、ケーブル3側にも予め同じ鎧装鉄線
撚り戻し機5を準備してセットしておき、ジョイント部
1を乗り越えてきた鎧装鉄線4がこの鎧装鉄線撚り戻し
機5に上記と同様に外側リング9の各溝8に挿入し、リ
ング蓋10を被せてセットする。そしてこの鎧装鉄線撚
り戻し機5をケーブル3を軸として回転させることによ
りスムーズに鎧装鉄線4をケーブル接続部1およびケー
ブル3上に撚り戻すようになっている。
【0009】次に、図3および図4に基づいて他の実施
例を説明する。この例の鎧装鉄線撚り戻し機では、内側
リング13と外側リング14とが連結部材15により一
体化される。外側リング14の外周には鎧装鉄線4を挿
通する複数個の溝16が等間隔に設けられている。この
溝16に解きほごされた鎧装鉄線4を挿入した後に塞ぐ
場合には、各溝16に図5に示される係止溝19aを有
する止め金19が外側リング14の外周上の各溝16に
回動可能にボルト17で固定されており、鎧装鉄線4を
溝16にセットした後にこの止め金19を溝16を塞ぐ
位置に回動させ、先端の係止溝19aを差し込んで蝶ね
じ18を締めて固定するのである。
【0010】従って、この例の場合は、連結部材15を
用いることにより鎧装鉄線撚り戻し機5aの軽量化を図
ることが可能であり、鎧装鉄線の各溝16への挿入を溝
毎に行うことができるので抜け防止効果があり、鎧装鉄
線の撚り戻し作業が極めて容易に行うことが可能とな
る。
【0011】次に、図6に基づいて他の実施例を説明す
る。外側リングの一部分を示す図6において、外側リン
グ20の外周に設ける鎧装鉄線4を挿入する溝21は放
射方向と円周方向を有するL字状に形成されている。そ
して、鎧装鉄線撚り戻し機5bの回転時にこの溝21に
挿入した鎧装鉄線4が溝21から抜けないように円周方
向の溝の手前側に外側リング20の外周からねじ22が
ねじ込んで係止するように設けられている。従って、こ
の例の場合には一旦挿入された鎧装鉄線4は溝21から
抜けることがなく、またその作業がねじ22を締めるだ
けで簡単で確実に行うことが可能となる。
【0012】次に、図7に基づいて他の実施例を説明す
る。上述して各実施例のものは、作業員の手により取っ
手11を持って鎧装鉄線撚り戻し機5,5a,5bをそ
れぞれケーブルを軸に回転させるものであるが、この例
は撚り戻し機の回転に電動機を使用したものである。即
ち、鎧装鉄線撚り戻し機5cは図1に示す場合と全く同
様に、内側リング28と外側リング29とから構成され
ている。そして、内側リング28の外周上にはそれぞれ
半割の歯車30が設けられている。出力軸にこの歯車3
0と噛み合う歯車31を有する電動機32が配設され、
電動機32を自動的に所定の回転数で回転させることに
より、ケーブル2,3を軸とした回転を行うことにより
に鎧装鉄線4の撚りをバランスよく撚りを戻すことが可
能である。また、一定の回転数だけ回転できるようにし
て、さらに均一な撚り戻しを形成することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の鎧装鉄
線撚り戻し機によれば、簡単な構成ながらジョイント部
以外のケーブル表面に装着することにより、鎧装鉄線の
撚り戻しがバランスよく行うことができ、しかも撚り戻
し作業が簡単になり、しかも効率よく行うことが可能と
なり、その工業的価値はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の鎧装鉄線撚り戻し機の構成を示す正
面図、
【図2】図1に示す鎧装鉄線撚り戻し機の構成を示す一
部分を断面とした側面図、
【図3】他の実施例の鎧装鉄線撚り戻し機の構成を示す
正面図、
【図4】図3の側面図、
【図5】図3の鎧装鉄線撚り戻し機に使用される止め金
の平面図、
【図6】他の実施例の鎧装鉄線撚り戻し機の一部分の構
成を示す断面図、
【図7】他の実施例の鎧装鉄線撚り戻し機の構成を示す
側面図、
【図8】ジョイント部を有する鎧装ケーブルの側面図、
【図9】鎧装鉄線撚り戻し機の使用状態を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
1 ジョイント部 2,3 ケーブル 4 鎧装鉄線 5,5a,5b,5c 鎧装鉄線撚り戻し機 6 貫通穴 7,13,28 内側リング 8,16,21 溝 9,14,20,29 外側リング 10 リング蓋 11 取っ手 12 バインド溝 15 連結部材 17 ボルト 18 蝶ねじ 19 止め金 22 ねじ 30,31 歯車 32 電動機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 正治 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄線鎧装を有するケーブルが通過可能な
    貫通穴を中央部に有する内側リングと、外周部には前記
    ケーブルの各鎧装鉄線を挿通させることが可能な溝を複
    数個ほぼ等間隔に有する外側リングと、この外側リング
    の溝を塞ぐためのリング蓋および取っ手からなり、しか
    も前記ケーブルの途中に嵌合セットすることが可能なよ
    うに内側リング,外側リングおよびリング蓋が二つ割り
    に構成され、ケーブルを軸に回転させて鎧装鉄線の撚り
    戻しを行うことを特徴とする鎧装鉄線撚り戻し機。
  2. 【請求項2】 上記リング蓋の代わりに、回動できる係
    止溝を有するフック状の止め金を外側リング外周の各溝
    に設置した請求項1記載の鎧装鉄線撚り戻し機。
  3. 【請求項3】 外側リングの外周に設ける溝をL字状に
    形成し、鎧装鉄線の抜け止めとして上記溝の円周方向の
    溝の手前側にねじを設けてたことを特徴とする請求項1
    記載の鎧装鉄線撚り戻し機。
  4. 【請求項4】 上記取っ手の代わりに電動機を用いてケ
    ーブルを軸に回転できるようにした請求項1記載の鎧装
    鉄線撚り戻し機。
JP21591596A 1996-07-30 1996-07-30 鎧装鉄線撚り戻し機 Pending JPH1050157A (ja)

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JP21591596A JPH1050157A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 鎧装鉄線撚り戻し機

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JP21591596A JPH1050157A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 鎧装鉄線撚り戻し機

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JPH1050157A true JPH1050157A (ja) 1998-02-20

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JP21591596A Pending JPH1050157A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 鎧装鉄線撚り戻し機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103594205A (zh) * 2013-11-22 2014-02-19 江苏美电电工机械科技有限公司 双带联锁铠装机储带盘
CN105551685A (zh) * 2015-12-15 2016-05-04 爱彼思(苏州)自动化科技有限公司 筒形线缆制作方法
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