JPH10501357A - 吸入器の分与カウンタ - Google Patents

吸入器の分与カウンタ

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JPH10501357A
JPH10501357A JP8501723A JP50172396A JPH10501357A JP H10501357 A JPH10501357 A JP H10501357A JP 8501723 A JP8501723 A JP 8501723A JP 50172396 A JP50172396 A JP 50172396A JP H10501357 A JPH10501357 A JP H10501357A
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パスカル ブリュナ
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Abstract

(57)【要約】 液体又は粉末のための分与器によって発行される物質の分与をカウンタする装置であって、この装置は、固定回転軸線(3,103)のまわりを回転するように共に装架された第1カウントホイール(10,110)と第2カウントホイール(20,120)を包含してなり、前記第1カウントホイール(10,110)が、前記固定回転軸線(3,103)のまわりで円周方向に延在し且つ駆動部材(30,130)と協働して分与器の各使用毎に前記第1カウントホイールを前記固定回転軸線を中心として回転させる一組の歯(11,111)を包含し、前記第1カウントホイール(10,110)がさらに、前記第2カウントホイール(20,120)と協働しない休止位置と、前記第2カウントホイール(20,120)と協働してこの第2カウントホイールを前記固定回転軸線を中心として回転させる駆動位置との間で移動できる駆動舌部(14,114)を包含しており、前記駆動舌部(14,114)がカム装置(8,108)によってその駆動位置へ押動されることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】 吸入器の分与カウンタ 本発明は、物質分与器によって、より詳細には、例えば製薬の分野において使 用される種類の吸入器によって発行された分与の回数をカウントする装置に関す る。 特に医療の適用では、例えば1日を基準として分与器に収容されている物質の 或る特定の回数の分与を行う必要がしばしばある。取扱い及び又は分与量の間違 いを防止するために、行った分与の回数、あるいは、初期の表示が行い得る分与 の最大回数を与えている場合には残っている分与の回数を表示するように働く装 置(アップカウンタ又はダウンカウンタ)を備えることが望ましい。 特許EP−0 269 496において、軸線方向に延びる周辺歯のクラウンを 設け押しボタンと同軸的に回転するように装架されたカウントホイールを包含し 、押しボタンの駆動をカウントするカウンタが既に提案されている。押しボタン が駆動された時、押しボタンに固着された撓み可能なブレードが、前記ホイール を回転駆動する。この装置は簡単で安価であるが、1つのホイールを有するだけ であるため、カウントできる分与の回数が限られている。 また、この装置は押しボタンの軸線方向運動をホイールの回転運動に変換する ため、駆動用押しボタンとは独立して作動するには適していない。 本発明の目的は、任意の回数の分与(典型的には数十〜数百の分与)をカウン トでき、並進運動を発揮する部材によって駆動できる、分与をカウントする装置 を提供することにある。 本発明の他の目的は、任意の回数の分与(典型的には数十〜数百の分与)をカ ウントでき、回転運動を発揮する部材によって駆動できる、分与をカウントする 装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、所定回数の分与をカウントし、前記所定回数の分与がカ ウントされた後には物質分与器が駆動されるのを防止するようにした、分与をカ ウントする装置を提供することにある。 従って、本発明は、液体又は粉末のための分与器によって発行される物質の分 与をカウンタする装置において、固定回転軸線のまわりを回転するように共に装 架された第1カウントホイールと第2カウントホイールを包含してなり、前記第 1カウントホイールが、前記固定回転軸線のまわりで円周方向に延在し且つ駆動 部材と協働して分与器の各使用毎に前記第1カウントホイールを前記固定回転軸 線を中心として回転させる一組の歯を包含し、前記第1カウントホイールがさら に、前記第2カウントホイールと協働しない休止位置 と、前記第2カウントホイールと協働してこの第2カウントホイールを前記固定 回転軸線を中心として回転させる駆動位置との間で移動できる駆動舌部を包含し ており、前記駆動舌部がカム装置によってその駆動位置へ押動されることを特徴 とするカウンタ装置を提供している。 より詳細には、前記第2カウントホイールは、前記固定回転軸線のまわりで円 周方向に配置された一組の歯を包含し、前記第1カウントホイールの前記駆動舌 部は一端部に、駆動舌部がその駆動位置にある時に前記第2カウントホイールの 前記組の歯に係合するヘッドを設けている。 好適には、前記第1カウントホイールは1の位のカウンタとして作用し、前記 固定回転軸線のまわりで均一に分配された10個の歯を有する円周方向の組の歯 を包含しており、前記第1カウントホイールが前記固定回転軸線を中心として完 全回転を行う度毎に、前記駆動舌部は前記カム装置と協働して、10の位のカウ ンタとして作用する前記第2カウントホイールを回転させる。 有益的には、前記駆動部材によって課せられた回転の方向とは反対の方向に第 1カウントホイールが回転するのを防止するように第1カウントホイールに作用 する第1ロック装置と、前記第1カウントホイールの前記駆動舌部によって課せ られた回転の方向とは反対 の方向に第2カウントホイールが回転するのを防止するように前記第2カウント ホイールに作用する第2ロック装置とが設けられている。 より詳細には、前記第2ロック装置は、前記第2カウントホイールに固着され 且つ一端部にスタッドを設けた撓み可能な脚を包含し、前記スタッドは、回転軸 線に対して固定された溝付曲面と協働して、前記第1カウントホイールの前記駆 動舌部がその休止位置にある時に前記第2カウントホイールがいずれかの方向に 回転するのを防止する。従って、起こり得る摩擦による第2カウントホイールの 回転が回避されるのである。 有益的には、前記第2ロック装置の前記撓み可能な脚の前記スタッドと協働す る前記固定の溝付曲面は、前記撓み可能な脚の前記スタッドを不動にして前記第 2カウントホイールの回転を防止する固定の当接装置を包含し、分与器によって 発行される分与の最大回数は、前記当接装置の前方に位置された溝付曲面の溝の 数によって決定されている。 従って、5個の歯を有する第2カウントホイールは、発行される分与の回数を 49に限定するのに対し、20個の歯では、発行される分与の最大回数は199と なる。 本発明の第1実施例においては、ロッドが前記固定回転軸線上に固定装架され 、第1及び第2カウントホイールは略環状であり、前記固定のロッド上に回転す るように装架されており、前記第1カウントホイールは、前記固定回転軸線のま わりで円周方向に延在し且つ歯が外方に指向されている外周部上の一組の歯を有 し、前記組の歯は、分与器のアクチュエータ押しボタンに固着されて並進運動を 発揮する駆動部材と協働し、前記駆動部材は押しボタンの各駆動毎に前記組の歯 のうちの1つの歯と協働して前記第1カウントホイールを前記固定回転軸線を中 心として回転させる。 好適には、第1ロック装置は、前記駆動部材によって課せられた回転の方向と は反対の方向に第1カウントホイールが回転するのを防止するように前記第1カ ウントホイールの組の歯と協働する固定の撓み可能なブレードを包含している。 本発明の第1実施例では、前記第1カウントホイールは、前記固定回転軸線の まわりで円周方向に延在し且つ一端部にヘッドを設けた駆動舌部を包含し、前記 ヘッドは、第1カウントホイールの外方環状面を越えて半径方向外方に延在する 休止位置と、前記第2カウントホイールと協働する駆動位置との間で半径方向に 移動でき、前記カム装置は前記固定回転軸線に対して固定され、実質的に前記第 1カウントホイールの前記外方環状面に対する摩擦なしで前記駆動舌部と同じレ ベルに配置されていて、前記第1カウントホイールが前記固定回転軸線を中心と して1完全回転を行う度毎に前記駆動舌部の前記ヘッドをその駆動位置へ押動す る。 また、前記第2カウントホイールは、好ましくは、前記固定回転軸線のまわり で円周方向に延在し且つ外方に面する一組の歯を包含し、前記組の歯は、駆動舌 部の前記ヘッドがその駆動位置にある時に前記組の歯のうちの1つの歯に係合し て前記第2カウントホイールを前記固定回転軸線を中心として回転駆動できるよ うに、前記第1カウントホイールの前記駆動舌部の半径方向内方に配置されてい る。第2カウントホイールの前記組の歯が数個(例えば5個)の歯を有している だけである場合、この組の歯は当然に前記第2カウントホイールの円周の一部分 を占めるだけである。 有益的には、駆動舌部の前記ヘッドの外面は前記固定のカム装置の輪郭と補形 をなす輪郭を有し、前記ヘッドの内面は第2カウントホイールの前記組の歯の前 記歯の輪郭と補形をなす輪郭を有している。 本発明の第2実施例においては、前記第1カウントホイールは、前記固定回転 軸線のまわりで円周方向に延在し且つ回転運動を発揮する駆動部材と協働するよ うに前記固定回転軸線のまわりで均一に分配され内方に指向した歯を有する第1 組の歯を包含し、前記駆動部材は、回転軸線を中心として第1及び第2最端位置 の間を回転移動できるアクチュエータノブを介して使用者によって駆動される。 好適には、前記駆動部材は環状であり、前記固定回 転軸線を中心として回転するように装架され、且つ休止位置と駆動位置との間で 半径方向に移動できる環状の撓み可能なアームを包含しており、休止位置では前 記アームの突出部分は前記アームの環状外面を越えて半径方向外方に延在し、駆 動位置ではアームの前記突出部分は前記第1カウントホイールの前記第1組の歯 のうちの1つの歯と協働してこの第1カウントホイールを回転駆動し、前記撓み 可能なアームはアクチュエータノブによってその駆動位置へ押動される。 有益的には、前記アクチュエータノブは環状であり、前記駆動部材を囲繞する ようにして前記固定回転軸線を中心として回転するよう装架されており、前記ア クチュエータノブは、前記固定回転軸線を中心として前記駆動部材を回転させる 手段と、前記アームをその駆動位置へ押動する手段とを包含している。 特に、前記アームをその駆動位置へ押動する前記手段は、前記アクチュエータ ノブの内方環状面に配置された隆起部を包含し、前記駆動部材を回転させる前記 手段は、前記駆動部材と協働し且つ前記アクチュエータノブの内方環状面に同一 高さに配置された2つの突出部を包含し、第1突出部は駆動部材を一方向に回転 させてそのアームの突出部分を前記第1組の歯のうちの1つの歯に対面せしめ、 第2突出部は駆動部材を他方向に駆動して、撓み可能なアームがその駆動位置に ある時には前記第1カウントホイールを回転させるよ うになっている。 より詳細には、前記第1カウントホイールの前記第1組の歯は10個の歯を有 し、アクチュエータノブの2つの最端位置の間の角距離は約180°であり、前 記突出部は約144°の角度を離間するように配置され、前記アクチュエータノ ブは最初にその第2最端位置に向けて一方向に180°を回転されて駆動部材の アームの前記突出部分を第1組の歯における次の歯に対面させ、それから反対方 向に回転されることによってその第1最端位置に戻され、第2突出部が前記駆動 部材を駆動し、そして前記アームがその駆動位置へ押動されて前記第1カウント ホイールを固定回転軸線を中心として回転せしめる。 本発明の第2実施例では、前記カウンタ装置はさらに、前記アームの前記突出 部分が前記第1組の歯のうちの1つの歯に面して正確に位置されるのを確実する ように、前記アクチュエータノブがその停止手段まであらかじめ回転されていな い限りはその初期位置に戻されるのを防止するフルストローク装置を包含してい る。 任意として、前記フルストローク装置は、前記固定回転軸線に固定され且つ前 記回転軸線のまわりで約180°にわたって円周方向に延在する略環状のレール を設けたプレートと、撓み可能なフィンガを設けたつめとを包含し、前記つめは 前記アクチュエータノブと 共に回転せしめられ、前記撓み可能なフィンガはアクチュエータノブの初期位置 において前記レール内を通過せしめられ、前記レールは、前記アクチュエータノ ブの反対方向への回転を防止するように前記撓み可能なフィンガと協働するラッ クを包含し、前記撓み可能なフィンガは前記レールからその端部で退出して、前 記アクチュエータノブをその初期位置に戻ることができるようにしている。有益 的には、前記レールの前記端部は、前記アクチュエータノブの第2最端位置を限 定する停止手段を形成している。 好適には、前記第1カウントホイールは、前記固定回転軸線のまわりで円周方 向に延在し且つ前記固定回転軸線上に固定装架した固定管状要素に固着された第 1ロック装置と協働するように前記固定回転軸線のまわりで均一に分配され内方 に延びた歯を有する第2組の歯を包含し、第1ロック装置は、前記駆動部材によ って課せられた回転の方向とは反対の方向に前記第1カウントホイールが回転す るのを防止する少なくとも1つの撓み可能な要素を包含している。 本発明の第2実施例では、前記駆動舌部は前記固定回転軸線のまわりで円周方 向に延在し、環状面を実質的に形成する内面を有し、且つ、前記内方環状面を越 えて半径方向内方に延在する休止位置と、前記第2カウントホイールと協働する 駆動位置との間で半径方向に移動できるヘッドを一端部に設けており、前記カム 装置は前記固定管状要素に固着され、前記駆動舌部の前記内方環状面に対して大 きな摩擦を生じることなしに位置されていて、前記第1カウントホイールが前記 固定回転軸線を中心として完全回転を行った時には前記駆動舌部のヘッドをその 駆動位置へ押動する。 有益的には、前記第2カウントホイールは、前記固定回転軸線のまわりで円周 方向に延在し且つ内方に指向された一組の歯を包含し、前記組の歯は、駆動位置 において駆動舌部の前記ヘッドが前記組の歯のうちの1つの歯に係合して前記第 2カウントホイールを前記固定回転軸線を中心として回転駆動するように、前記 第1カウントホイールの前記駆動舌部の半径方向外方に配置されている。 好適には、第1及び第2カウントホイールはそれらの外周面に表示手段を包含 している。 本発明の他の特徴及び利点は、非限定的な例として添付図面を参照して行う2 つの実施例の下記詳細説明から明らかとなるであろう。 図面において、 図1は、本発明の第1実施例を構成するカウンタ装置の概略断面図である。 図2は、図1のカウンタ装置を図1の断面に直角な平面で示す断面図である。 図3は、図1及び2に示す装置の第1カウントホイールの斜視図である。 図4a及び4bは、図1及び2の装置の第2カウントホイールの2つの異なる 方向での斜視図である。 図5は、第1実施例における第2逆止め装置の概略水平断面図である。 図6は、本発明の第2実施例を構成するカウンタ装置の概略断面図である。 図7は、図6の装置の分解図である。 図8は、図6及び7の装置における特に第1カウントホイールを図6の断面に 直角な平面で示す断面図である。 図9a及び9bは、第2カウントホイールを示す図8と同様の断面図で、駆動 舌部をその休止位置と駆動位置でそれぞれ示す図である。 図1〜5は、物質分与器の押しボタンの駆動をカウントするようになっている 本発明のカウンタ装置の第1実施例を示している。この実施例において、カウン タ装置は押しボタンの並進移動をカウントホイールの回転運動に変換する。 カウンタ装置は第1カウントホイール10と第2カウントホイール20とを包 含する。本発明によると、これら2つのカウントホイール10及び20は共通固 定回転軸線3を中心として回転するように装架されており、ロッド4が前記カウ ントホイールを支持するように前記回転軸線3に沿って固定装架されている。有 益的には、固定ロッド4は、前記ロッド4に沿う前記 カウントホイール10,20の並進移動を防止するようにその端部に固着装置5 を包含していてよい。 本発明によると、第1カウントホイール10は、前記回転軸線3を中心として 円周方向に配置された一組の歯11を有する。図1及び3に示されているように 、前記カウントホイール10は好ましくは略環状であり、前記組の歯11はこの ホイールの外周部にあり、歯は外方に延びている。こうして、歯11は、前記カ ウントホイール10に対して接線方向に配置され且つ分与器(図示しない)の押 しボタンに固着された駆動部材30と協働することができる。この駆動部材30 は、有益的には、前記組の歯11のうちの1つの歯に係合するのに適した形状の 端部31を含んでいる。 好ましくは、前記組の歯11は丁度10個の歯を包含しており、従って第1カ ウントホイール10は1の位のカウンタとして作用する。 図1及び3に示されているように、前記組11の歯はすべて同一であり、各歯 は、回転軸線3に対して略円周方向に延びる傾斜底壁12と、前記底壁12に対 して略直角であり、従って前記軸線3に対して略半径方向に延びる当接壁13と を包含する。作動において、駆動部材30の端部31は図1の矢印Aの方向に前 記底壁12に沿って係合して当接壁13に対して当接し、これにより前記当接壁 13にスラストを発揮することで回転軸線3を中心として第1カウントホイール 10 を回転させる。押しボタン(図示しない)そして駆動部材30がそれらの休止位 置に戻る時、前記駆動部材30の端部31が矢印Aとは反対の方向に前記底壁12 に沿って摺動し、前記組11の次の歯に対向する位置をとる。有益的には、端部 31は弾性を有していて、駆動部材30がその休止位置に戻る際に例えば摩擦に より僅かな抵抗を与える。駆動部材30は、好ましくは、各駆動時に第1カウン トホイール10を組11の1つの歯に丁度一致する角度を回転させるように配置 されている。 駆動部材30がその休止位置に戻る間に組の歯11のうちの1つの歯の底壁1 2に対する駆動部材30の前記端部31の起こり得る摩擦により第1カウントホ イール10が逆方向に回転するのを防止するために、第1ロック装置6が組の歯 11に作用するように設けられている。 ロック装置は、有益的には、前記回転軸線3に対して固定された撓み可能なブ レード6を包含し、その端部7が組の歯11に係合する。前記ブレード6が撓み 可能であるため、カウントホイール10が駆動部材30によって回転された時、ブ レードは、これが係合する歯の底壁12上を摺動し、次の歯に引っ掛かる。 この引っ掛かり作用は幾つかの利点を呈することができる。 第1に、ブレードの撓み性のため、ブレードは、カ ウントホイール10が1単位を前進されたことを使用者に知らせるのに役立つ小 さな音を発する。第2に、物質の分与量が重力のもとで計量室に落下するような 粉末吸入器においては、ブレード6の引っ掛かりは、前記計量室の充填を助け得 る少量の振動を発生する。 当然、ブレード6の端部7は、図1に明瞭に示されているように、対応する歯 の当接壁13に対して圧接することにより、カウントホイール10が駆動部材30 によって発揮された回転方向とは反対の方向に戻るのを防止する。 第1カウントホイール10はまた第2カウントホイール20を回転させるため の駆動舌部14を含んでいる。この舌部14は、好ましくは、前記固定回転軸線 3のまわりで円周方向に延在し、休止位置と駆動位置との間で半径方向に移動可 能である。有益的には、この可動性は、幾分撓み可能である前記舌部14によっ て与えられている。 図3に示されているように、駆動舌部は第1カウントホイール10の外周の一 部分にわたって延び、その一方の端部にヘッド15を含んでいる。舌部14の休 止位置において、そのヘッド15は前記第1カウントホイール10の外方環状面 18を越えて半径方向外方に延在し、第2カウントホイール20と協働すること はない。舌部14の駆動位置において、そのヘッド15は前記第2カウントホイー ル20と協働してこのホイ ールを前記回転軸線3を中心として回転させる。 本発明によると、舌部14はカム装置8によってその駆動位置へ押動される。 カム装置8は、好ましくは回転軸線3に対して固定され、有益的には両カウント ホイール10及び20を支持するロッド4に固着されていていよい。カム装置は 、実質的に第1カウントホイールの前記外方環状面18に対する摩擦なしで、特 に駆動舌部14と同じレベルに配置されている。従って、第1カウントホイール が回転軸線3を中心として完全に1回転を行う毎に、舌部のヘッド15が前記カ ム装置8を通過してその駆動位置へ押動される。図1及び2に示されている実施 例では、カム装置8は、舌部14に面し且つ第1カウントホイール10の外方環 状面18と適合する円形形状を有し、この形状は組の歯11のうちの1つの歯の 角方向長さに略一致する長さにわたって延びている。舌部14のヘッド15は、 前記カム装置8の輪郭と補形をなす輪郭をその外側に有するとともに、組の歯1 1の歯と補形をなす輪郭をその内側に有する。こうして、舌部14は第1カウン トホイール10の各完全な回転時にだけその駆動位置へ1回だけ押動され、これ が組11における10個の歯の1つに相当する角距離を越えてのみ起こることを 確実にしている。従って、第1カウントホイール10は1の位をカウントするそ の機能を適正に果たしている。 第2カウントホイール20が図4a及び4bに詳細に示されている。このホイ ールは略環状であり、第1カウントホイール10と同様に、固定ロッド4を中心 として回転できるが、ロッドに沿って自由に摺動しないようにこの固定ロッドに 係合されている。本発明によると、この第2カウントホイール20は回転軸線3 に対して円周方向に配置された1組の歯21を有する。有益的には、この組の歯 21は、第2カウントホイール20が前記固定ロッド4に装着された時に第2カ ウントホイールの前記組の歯21が第1カウントホイールの前記駆動舌部14の 半径方向内側に配置されるように回転軸線3に向けて半径方向内方にオフセット されている。好ましくは、両ホイールは僅かな摩擦をもって互いに対して回転す る。従って、駆動舌部14のヘッド15は、その駆動位置へ半径方向に押動され た時に、第2カウントホイール20の前記組の歯21のうちの1つの歯に係合し てこのホイールを回転させる。有益的には、前記組の歯21の歯は、舌部14の ヘッド15と効果的に協働するように第1カウントホイール10の歯と形状が実 質的に似ている。好ましくは、第2カウントホイール20の前記組の歯21のう ちの2つの連続する歯の間のオフセットは、第1カウントホイール10の組11 における2つの連続した歯の間の角方向オフセットと同一である。こうして、各 回転毎に、駆動位置での駆動舌部14が第2カウントホイ ール20を丁度1つの歯だけ前進させるように働くのである。従って、第2カウ ントホイール20は10の位のカウンタとして作用する一方、第1カウントホイ ール10は1の位のカウンタとして作用する。 第1カウントホイール10の前記駆動舌部14によって回転される方向とは反 対の方向に第2カウントホイール20が回転するのを防止するために、第2ロッ ク装置が設けられている。有益的には、前記ロック装置は、回転軸線3に対して 固定され且つ第2カウントホイール20と一体のスタッド22と協働するように 設計された固定板50を包含する。前記固定板50は、好ましくは、回転軸線3 のまわりで円周方向に延在した溝をもつ溝付曲面51を有する。図5に示されて いるように、溝付曲面51は内方に面してよいが、同様に外方に面することもで きる。その上、図5に示されている溝は、歯と形状が似ているが、第2カウント ホイール20の前記スタッド22を解放可能に保持するのに適した他の形状とす ることができる。こうして、溝付曲面51は、舌部14によって課せられた回転 の方向とは反対の方向に第2カウントホイール20が回転するのを防止するだけ でなく、舌部14がその休止位置にある間舌部14によって課せられた回転の方 向へのいかなる回転をも防止する。従って、第1及び第2カウントホイール10 及び20の間に存在し得るような摩擦が第2カウントホイール20の回転を生じ さ せることはない。有益的には、前記溝付曲面51は、第2カウントホイール20 の組の歯21における歯の数と同じ数の溝を有する。この曲面は、最後の溝に相 当するその端部に、前記スタッド22が回転するのを防止し、その結果第2カウ ントホイール20がその回転を継続するのを防止する当接装置52を含んでいて よい。第2カウントホイール20がもはや回転できなくなると、この当接装置は 、舌部14がその駆動位置へ押動された瞬間に第1カウントホイール10をロッ クする。好適であるように、分与のカウントが分与器を駆動することにより起動 される場合、前記当接装置52は分与器の駆動をもロックする。従って、分与器 によって発行できる分与の最大回数は、(カウントに相当する回転方向において )前記当接装置52の前方に位置された前記溝付曲面51における溝の数によっ て決定されるのである。第2カウントホイール20に固着されたスタッド22は 、好ましくは、回転軸線3のまわりで円周方向に延在する前記第2カウントホイ ールの撓み可能な脚23の端部に固定されている。脚23の半径方向の撓み性の ため、第2カウントホイール20が第1カウントホイール10の駆動舌部14に よって駆動されている間に、スタッド22は溝付曲面51の次の溝に向けて押動 され得る。 第1及び第2カウントホイールは、好ましくは、発行された分与の回数あるい は発行を残している分与の 回数を使用者に知らせることができる数字のような表示装置を含んでいる。有益 的には、この表示は第1及び第2カウントホイール10及び20の外周面16及 び26にそれぞれ配設されている。こうして、第1カウントホイール10は、各 々が組11における1つの歯に対応するようにしてその外周のまわりに分配され た数字0〜9を有する。図1に示されている例では、第2カウントホイールは5 個の歯を有しており、従って、分与器が発行できる分与の最大回数は49である 。第2カウントホイールに異なる数の歯を設けることによって分与の他の最大回 数を定めることは、当然可能である。 図6〜9は本発明の第2実施例を示している。この第2実施例は、回転運動を 発揮する駆動部材によって駆動されるカウンタ装置に関する。例えば、回転充填 装置によって充填されている計量室から物質の分与量を放出するための圧縮空気 機構を包含する吸入器が存在する。この場合には、計量室の充填は放出機構を駆 動することに直接には結びつかない。 放出機構は計量室が実際に充填された後でのみ駆動できるので、この種の分与 器において、計量室が充填された回数をカウントすることは有益である。 本発明のこの第2実施例のカウンタ装置は、固定回転軸線103を中心として 自由に回転するように装架された第1及び第2カウントホイール110及び120 を包含する。 有益的には、固定管状要素104が前記回転軸線103に沿って装架されて、 両カウントホイール110及び120を自由に回転できるように支持する。第1 実施例に関して述べたように、第1カウントホイール110は、前記第1カウン トホイール110の第1組の歯111と協働する駆動部材130によって固定回 転軸線103を中心として回転される。この第1組の歯111は前記回転軸線1 03のまわりで円周方向に延在し、第1カウントホイール110が1の位のカウ ンタとして作用する場合には丁度10個の歯を包含する。有益的には、この第1 組111の歯はすべて同一であり、全周にわたって均一に分配され、且つ外方に 指向されている。駆動部材130は環状であり、前記第1カウントホイール11 0を囲繞するようにして前記軸線103を中心として回転するよう装架されてい る。この駆動部材は、前記回転軸線103のまわりで円周方向に延在し且つ休止 位置と駆動位置との間で半径方向に移動できる環状の撓み可能なアーム131を 有しており、前記アーム131は、有益的に駆動部材130の外周の約半分にわ たって延びる環状壁要素135に固着されている。駆動部材130のアーム131 が第1カウントホイール110の組の歯111と協働していないその休止位置で は、前記アームの突出部分132は、前記アーム131の外壁によって形成され る外方環状面を越えて延在している。有益的には、この突出部分132は図7及 び8に示されているようにアーム131の一端部に相当する。アームの駆動位置 では、前記突出部分132は第1カウントホイール110の組の歯11と協働し て、このホイールを回転軸線103を中心として回転駆動する。 カウンタ装置はまた、使用者によって回されるアクチュエータノブ140を含 んでいる。例として、上述したように、このアクチュエータノブは分与器の計量 室を充填するように働く。本発明のこの実施例では、アクチュエータノブ140 も環状であり、駆動部材130そして特にその撓み可能なアーム131を囲繞す るようにして回転軸線103を中心として回転するよう装架されている。ノブは 、前記軸線103を中心として前記駆動部材130を回転させる手段142と、 前記駆動部材130の前記アーム131をその駆動位置へ押動する手段141と を含んでいる。ノブはまた、発行された又は発行を残している分与の回数を使用 者が見ることができるようにするために側壁に窓143を含んでいる。上記第1 実施例と同様に、表示が有益的に第1及び第2カウントホイール110及び12 0の外周面116及び126にそれぞれ配設されている。 有益的には、前記駆動部材を回転させる手段は、アクチュエータノブ140の 内方環状面に位置された2つの突出部142a及び142bを包含する。これら の突出部は例えば撓み可能なアーム131を介して前記駆動部材と協働する。同 様に、アーム131をその駆動位置へ押動する手段は、アクチュエータノブ140 の内面に配置され、例えば前記アクチュエータノブから内方に突出する隆起部1 41の形状で実施されてよい。 カウンタ装置は次のように作動する。 カウンタ装置の休止位置において、アクチュエータノブ140、駆動部材13 0及び第1カウントホイール110で構成された組立体は、前回の分与をカウン トする工程の最終位置に相当する位置にある。従って、撓み可能なアーム131 の突出部分132すなわち前記アームの端部は隆起部141によってその駆動位 置へ押動され、好ましくは約180°の回転に相当する距離を離された2つの最 端位置の間で移動可能なアクチュエータノブ140は、一方向すなわち図8に示 すように反時計方向にだけ回転できるその第1最端位置にある。第2突出部14 2bはアーム131の第2端部133と接触し、そして第1突出部142aは、 有益的には、約144°の角度に相当する距離を第2突出部142bからオフセ ットされている。 こうして、使用者がカウンタ装置を駆動する時、アクチュエータノブ140が 前方に回転される。隆起部141がもはや撓み可能なアーム131の突出部分1 32に接触しておらず、従って前記アームは、第1カ ウントホイール110とはもはや協働しないその休止位置に弾性的に戻る。同時 に、第2突出部142bはアーム131の第2端部133との係合から外れる。 約144°を回転した後、第1突出部142aがアーム131の前記第2端部1 33に対して当接する。従って、アクチュエータノブ140の継続した回転は駆 動部材130を回転せしめる。アクチュエータノブ140の最大回転は約180 °であるので、いまだ休止位置にある駆動部材130は、第1カウントホイール 110の組111における1つの歯に丁度一致する約36°の角度に相当する距 離を回転する。アクチュエータノブ140のストロークの終端では、駆動部材の アーム131の突出部分132が組111の次の歯に面して配置されている。ア クチュエータノブが180°を回転された後に第2最端位置に達すると、使用者は 、このノブを反対方向すなわち図8に示されている例では時計方向に回転するこ とによってその初期位置に戻す。−144°の回転後に、第2突出部142bが 撓み可能なアーム131の端部133に対して再び当接し、そして同時に隆起部 141が前記撓み可能なアームの突出部分132と協働して前記アームをその駆 動位置へ押動する。こうして、突出部分132が組の歯111における1つの歯 と係合し、そしてアクチュエータノブ140の継続した回転が前記第1カウント ホイール110を回転せしめる。アクチュエータノブ 140がその第2最端位置から−180°を回転された後、前記アクチュエータ ノブはその第1最端位置に戻り、カウント工程が終わる。 こうして、第1カウントホイールは回転軸線103を中心として、組の歯11 1における2つの連続した歯の間の間隔に相当する約−36°の角度を回転され るのである。 有益的には、アクチュエータノブ140がその第2最端位置に達する以前にそ の第1最端位置に戻されるのを防止するために、フルストローク装置が設けられ ている。これは、アーム131の突出部分132が組111における次の歯の前 に正確に位置されるのを保証する。このフルストローク装置は、有益的には、回 転軸線103に対して固定されたプレート160と、アクチュエータノブ140 と共に回転せしめられるつめ165とを包含し、このつめの角度位置はアクチュ エータノブの回転に因る。プレート160は、前記回転軸線103のまわりで約 180°にわたって円周方向に延在するレール161を設けている。このレール 161は、その入口には拡開内壁部分162を、その出口には当接壁163を、 そしてこれら2つの端部の間には軸線方向に延びる歯をもつラック164を有す る。つめ165は、カウント装置の休止位置すなわちアクチュエータノブ140 の第1最端位置においてレール161の拡開内壁部分162内に配置される撓み 可能なフィンガ166を有する。 アクチュエータノブ140が回転されると、前記撓み可能なフィンガ166が 拡開内壁部分162によってレール161内へ押され、前記ラック164と協働 する。前記ラック164の歯は、アクチュエータノブ140がその第2最端位置 に向けて回転される時には撓み可能なフィンガ166が1つの歯から次の歯へ渡 ることができるが、アクチュエータノブがその第1最端位置に向けて回転される 時にはフィンガが1つの歯から次の歯へ渡ることができないようなものである。 従って、レール161の出口163に達する以前にはアクチュエータノブ140 をその初期位置に戻すことは不可能である。レールの出口では、撓み可能なフィ ンガ166はラックとの係合を外れ、レール161の外側でその解放位置に弾性 的に戻る。その後、アクチュエータノブ140はその第1最端位置に戻されてカ ウント行程を完了することができる。任意として、例えばスプリングのような自 動戻し手段がアクチュエータノブをその第1最端位置に自動的に戻すことができ る。 駆動部材130によって課せられた回転の方向とは反対の方向に第1カウント ホイール110が回転するのを防止するために、第1ロック装置が設けられてい る。この第1ロック装置は、有益的には、固定管状要素104に固着され且つ第 1カウントホイール110 の第2組の歯107と係合する少なくとも1つの撓み可能な要素106を含んで いる。この第2組の歯107 は第1組の歯111と同心であるが、その歯は撓み可 能な要素106と協働するように内方に面している。 第1カウントホイールと第2カウントホイールとの相互作用は上述した本発明 の第1実施例のものと実質的に同じである。唯一の相違点は、第2カウントホイ ール120の組の歯121が内方に面する歯を有し、第1カウントホイール11 0の駆動舌部114が、回転軸線103に対して固定され固定管状要素104に 固着されたカム装置108によって、前記組の歯121 のうちの1つの歯にヘッド 115が係合するその駆動位置へ押動されることである。従って、駆動舌部114 のヘッド115は休止位置では前記駆動舌部114の内方環状面118を越えて 半径方向内方に延在し、そして前記カム装置108は前記内方環状面118に対 して大きな摩擦を生じることなしに位置されている。ヘッド115がカム装置1 08上を通る時、カム装置がヘッドを第2カウントホイール120の組の歯121 と係合できるようにヘッドを半径方向外方に押動する。 第1実施例の場合のように、第2カウントホイール120は第2ロック装置を 含んでいる。この第2ロック装置は、同様に、回転軸線103に対して固定され 且つ前記第2カウントホイール120の撓み可能な脚123に固着したスタッド 122と協働するカバー 150に設けられている溝付曲面151を包含する。この第2ロック装置の作動 は第1実施例を参照して上述したものと類似している。 図7及び9に示されている例では、第2カウントホイール120と溝付曲面1 51はそれぞれ20個の歯と20個の溝を備えている。従って、このカウンタは 199回の物質の分与をカウントするようになっている。有益的には、カバー1 50はアクチュエータノブ140と駆動部材130の壁要素135のためのガイ ド155を有していてよく、前記ガイドは前記ノブ140の両最端位置を限定す る。 本発明の一例を示す図6〜9を参照して本発明のこの第2実施例を説明した。 カウンタ装置がその2つの最端位置の間で半回転よりも多く又は少なく回転する アクチュエータノブでも作動し得ることが明らかである。このため、同じ効果を 達成するために、2つの突出部142a及び142bの間のオフセット及び隆起 部141の位置決めを適応させることで十分である。 同様に、反対方向の回転で作動するカウンタ装置を設計することが可能である。 第1及び第2カウントホイール(10,110;20,120)は好ましくは 強化プラスチック材料の単一部片であり、これによりカウントホイールを高強度 且つ信頼性あるものとし、特にそれらの撓み可能及び弾性的な部分の劣化の危険 性を排除することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年5月31日 【補正内容】 明細書 吸入器の分与カウンタ 本発明は、物質分与器によって、より詳細には、例えば製薬の分野において使 用される種類の吸入器によって発行された分与の回数をカウントする装置に関す る。 特に医療の適用では、例えば1日を基準として分与器に収容されている物質の 或る特定の回数の分与を行う必要がしばしばある。取扱い及び又は分与量の間違 いを防止するために、行った分与の回数、あるいは、初期の表示が行い得る分与 の最大回数を与えている場合には残っている分与の回数を表示するように働く装 置(アップカウンタ又はダウンカウンタ)を備えることが望ましい。 特許EP−0 269 496において、軸線方向に延びる周辺歯のクラウンを 設け押しボタンと同軸的に回転するように装架されたカウントホイールを包含し 、押しボタンの駆動をカウントするカウンタが既に提案されている。押しボタン が駆動された時、押しボタンに固着された撓み可能なブレードが、前記ホイール を回転駆動する。この装置は簡単で安価であるが、1つのホイールを有するだけ であるため、カウントできる分与の回数が限られている。 また、この装置は押しボタンの軸線方向運動をホイールの回転運動に変換する ため、駆動用押しボタンとは独立して作動するには適していない。 文献DE−48610は、固定回転軸線を中心として回転するように装架され た複数のホイールを包含してなり、第1のホイールが第2のホイールを駆動する ための駆動舌部を含み、この舌部が休止位置と駆動位置との間で移動でき、カム 装置によってその駆動位置に押動されるようにしたカウンタ装置を記載している 。 本発明の目的は、任意の回数の分与(典型的には数十〜数百の分与)をカウン トでき、並進運動を発揮する部材によって駆動できる、分与をカウントする装置 を提供することにある。 本発明の他の目的は、任意の回数の分与(典型的には数十〜数百の分与)をカ ウントでき、回転運動を発揮する部材によって駆動できる、分与をカウントする 装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、所定回数の分与をカウントし、前記所定回数の分与がカ ウントされた後には物質分与器が駆動されるのを防止するようにした、分与をカ ウントする装置を提供することにある。 従って、本発明は、液体又は粉末のための分与器によって発行される物質の分 与をカウンタする装置であって、固定回転軸線のまわりを回転するように共に装 架された第1カウントホイールと第2カウントホイー ルを包含してなり、前記第1カウントホイールが、前記固定回転軸線のまわりで 円周方向に延在し且つ駆動部材と協働して分与器の各使用毎に前記第1カウント ホイールを前記固定回転軸線を中心として回転させる一組の歯を包含し、前記第 1カウントホイールがさらに、前記第2カウントホイールと協働しない休止位置 と、前記第2カウントホイールと協働してこの第2カウントホイールを前記固定 回転軸線を中心として回転させる駆動位置との間で移動できる駆動舌部を包含し ており、前記駆動舌部がカム装置によってその駆動位置へ押動されるようにした カウンタ装置において、前記第2カウントホイールが、所定回数の分与を発行し た後には、前記第2カウントホイールのその後の回転を防止する固定の当接装置 と協働することを特徴とするカウンタ装置を提供している。 より詳細には、前記第2カウントホイールは、前記固定回転軸線のまわりで円 周方向に配置された一組の歯を包含し、前記第1カウントホイールの前記駆動舌 部は一端部に、駆動舌部がその駆動位置にある時に前記第2カウントホイールの 前記組の歯に係合するヘッドを設けている。 好適には、前記第1カウントホイールは1の位のカウンタとして作用し、前記 固定回転軸線のまわりで均一に分配された10個の歯を有する円周方向の組の歯 を包含しており、前記第1カウントホイールが前記固 定回転軸線を中心として完全回転を行う度毎に、前記駆動舌部は前記カム装置と 協働して、10の位のカウンタとして作用する前記第2カウントホイールを回転 させる。 有益的には、前記駆動部材によって課せられた回転の方向とは反対の方向に第 1カウントホイールが回転するのを防止するように第1カウントホイールに作用 する第1ロック装置と、前記第1カウントホイールの前記駆動舌部によって課せ られた回転の方向とは反対の方向に第2カウントホイールが回転するのを防止す るように前記第2カウントホイールに作用する第2ロック装置とが設けられてい る。 より詳細には、前記第2ロック装置は、前記第2カウントホイールに固着され 且つ一端部にスタッドを設けた撓み可能な脚を包含し、前記スタッドは、回転軸 線に対して固定された溝付曲面と協働して、前記第1カウントホイールの前記駆 動舌部がその休止位置にある時に前記第2カウントホイールがいずれかの方向に 回転するのを防止する。従って、起こり得る摩擦による第2カウントホイールの 回転が回避されるのである。 有益的には、前記第2ロック装置の前記撓み可能な脚の前記スタッドと協働す る前記固定の溝付曲面は、前記撓み可能な脚の前記スタッドを不動にして前記第 2カウントホイールの回転を防止する固定の当接装置を包含し、分与器によって 発行される分与の最大回数 は、前記当接装置の前方に位置された溝付曲面の溝の数によって決定されている 。 従って、5個の歯を有する第2カウントホイールは、発行される分与の回数を 49に限定するのに対し、20個の歯では、発行される分与の最大回数は199と なる。 本発明の第1実施例においては、ロッドが前記固定回転軸線上に固定装架され 、第1及び第2カウントホイールは略環状であり、前記固定のロッド上に回転す 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年5月31日 【補正内容】 請求の範囲 1 液体又は粉末のための分与器によって発行される物質の分与をカウンタする 装置であって、固定回転軸線(3,103)のまわりを回転するように共に装架 された第1カウントホイール(10,110)と第2カウントホイール(20, 120)を包含してなり、前記第1カウントホイール(10,110)が、前記 固定回転軸線(3,103)のまわりで円周方向に延在し且つ駆動部材(30, 130)と協働して分与器の各使用毎に前記第1カウントホイールを前記固定回 転軸線を中心として回転させる一組の歯(11,111)を包含し、前記第1カウ ントホイール(10,110)がさらに、前記第2カウントホイール(20,1 20)と協働しない休止位置と、前記第2カウントホイール(20,120)と 協働してこの第2カウントホイールを前記固定回転軸線を中心として回転させる 駆動位置との間て移動できる駆動舌部(14,114)を包含しており、前記駆 動舌部(14,114)がカム装置(8,108)によってその駆動位置へ押動 されるようにしたカウンタ装置において、前記第2カウントホイール(20,1 20)が、所定回数の分与を発行した後には、前記第2カウントホイール(20, 120)のその後の回転を防止する固定の当接装置(52,152)と協働する ことを特徴とするカウンタ装置。 2 請求項1記載のカウンタ装置において、前記第2 カウントホイール(20,120)が、前記固定回転軸線(3,103)のまわ りで円周方向に配置された一組の歯(21,121)を包含し、前記第1カウン トホイール(10,110)の前記駆動舌部(14,114)が一端部に、駆動 舌部がその駆動位置にある時に前記第2カウントホイールの前記組の歯(21, 121)に係合するヘッド(15,115)を設けていることを特徴とするカウ ンタ装置。 3 請求項1又は2記載のカウンタ装置において、前記第1カウントホイール( 10,110)が1の位のカウンタとして作用し、前記固定回転軸線(3,103 )のまわりで均一に分配された10個の歯を有する円周方向の組の歯(11,1 11)を包含しており、前記第1カウントホイールが前記固定回転軸線を中心と して完全回転を行う度毎に、前記駆動舌部(14,114)が前記カム装置(8, 108)と協働して、10の位のカウンタとして作用する前記第2カウントホイ ール(20,120)を回転させることを特徴とするカウンタ装置。 4 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、前記駆動 部材(30,130)によって課せられた回転の方向とは反対の方向に第1カウ ントホイールが回転するのを防止するように第1カウントホイール(10,11 0)に作用する第1ロック装置(6,106)と、前記第1カウントホイール( 10,110)の前記駆動舌部(14,114)によって課せられた回転の方向 とは反対の方向に第2カウントホイールが回転するのを防止するように前記第2 カウントホイール(20,120)に作用する第2ロック装置(23,51;1 23,151)とを設けたことを特徴とするカウンタ装置。 5 請求項4記載のカウンタ装置において、前記第2ロック装置が、前記第2カ ウントホイールに固着され且つ一端部にスタッド(22,122)を設けた撓み 可能な脚(23,123)を包含し、前記スタッドが、回転軸線(103)に対 して固定された溝付曲面(51,151)と協働して、前記第1カウントホイール の前記駆動舌部(14,114)がその休止位置にある時に前記第2カウントホ イールがいずれかの方向に回転するのを防止することを特徴とするカウンタ装置 。 6 請求項5記載のカウンタ装置において、前記第2ロック装置の前記撓み可能 な脚(23,123)の前記スタッド(22,122)と協働する前記固定の溝 付曲面(51,151)が、前記撓み可能な脚の前記スタッド(22,122) を不動にして前記第2カウントホイールの回転を防止する前記固定の当接装置( 52,152)を包含し、分与器によって発行される分与の最大回数が、前記当 接装置(52,152)の前方に位置された溝付曲面の溝の数によって決定され ることを特徴とするカウンタ装置。 7 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、ロッド( 4)が前記固定回転軸線(3)上に固定装架され、第1及び第2カウントホイー ル(10,20)が略環状であり、前記固定のロッド(4)上に回転するように 装架されており、前記第1カウントホイール(10)が、前記固定回転軸線(3 )のまわりで円周方向に延在し且つ歯が外方に指向されている外周部上の一組の 歯(11)を有し、前記組の歯(11)が、分与器のアクチュエータ押しボタン に固着されて並進運動を発揮する駆動部材(30)と協働し、前記駆動部材(3 0)が押しボタンの各駆動毎に前記組の歯(11)のうちの1つの歯と協働して 前記第1カウントホイール(10)を前記固定回転軸線(3)を中心として回転 させることを特徴とするカウンタ装置。 8 請求項7記載のカウンタ装置において、第1ロック装置が、前記駆動部材( 30)によって課せられた回転の方向とは反対の方向に第1カウントホイールが 回転するのを防止するように前記第1カウントホイール(10)の組の歯(11 )と協働する固定の撓み可能なブレード(6)を包含することを特徴とするカウ ンタ装置。 9 請求項7又は8記載のカウンタ装置において、前記第1カウントホイール( 10)が、前記固定回転軸線(3)のまわりで円周方向に延在し且つ一端部にヘ ッド(15)を設けた駆動舌部(14)を包含し、前記ヘッド(15)が、第1 カウントホイール(10)の外方環状面(18)を越えて半径方向外方に延在す る休止位置と、前記第2カウントホイール(20)と協働する駆動位置との間で 半径方向に移動でき、前記カム装置(8)が前記固定回転軸線(3)に対して固 定され、実質的に前記第1カウントホイール(10)の前記外方環状面(18) に対する摩擦なしで前記駆動舌部(14)と同じレベルに配置されていて、前記 第1カウントホイール(10)が前記固定回転軸線(3)を中心として1完全回 転を行う度毎に前記駆動舌部(14)の前記ヘッド(15)をその駆動位置へ押 動することを特徴とするカウンタ装置。 10 請求項9記載のカウンタ装置において、前記第2カウントホイール(20) が、前記固定回転軸線(3)のまわりで円周方向に延在し且つ外方に面する一組 の歯を包含し、前記組の歯は、駆動舌部(14)の前記ヘッド(15)がその駆 動位置にある時に前記組の歯のうちの1つの歯に係合して前記第2カウントホイ ール(20)を前記固定回転軸線(3)を中心として回転駆動できるように、前 記第1カウントホイールの前記駆動舌部(14)の半径方向内方に配置されてい ることを特徴とするカウンタ装置。 11 請求項10記載のカウンタ装置において、駆動舌部(14)の前記ヘッド( 15)の外面が前記固定の カム装置(8)の輪郭と補形をなす輪郭を有し、前記ヘッド(15)の内面が第 2カウントホイール(20)の前記組の歯の前記歯の輪郭と補形をなす輪郭を有 していることを特徴とするカウンタ装置。 12 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、前記第1 カウントホイール(110)が、前記固定回転軸線(103)のまわりで円周方 向に延在し且つ回転運動を発揮する駆動部材(130)と協働するように前記固 定回転軸線(103)のまわりで均一に分配され内方に指向した歯を有する第1 組の歯(111)を包含し、前記駆動部材(130)が、回転軸線(103)を 中心として第1及び第2最端位置の間を回転移動できるアクチュエータノブを介 して使用者によって駆動されることを特徴とするカウンタ装置。 13 請求項12記載のカウンタ装置において、前記駆動部材(130)が環状で あり、前記固定回転軸線(103)を中心として回転するように装架され、且つ 休止位置と駆動位置との間で半径方向に移動できる環状の撓み可能なアーム(1 31)を包含しており、休止位置では前記アーム(131)の突出部分(132 )が前記アーム(131)の環状外面を越えて半径方向外方に延在し、駆動位置 ではアーム(131)の前記突出部分(132)が前記第1カウントホイール( 110)の前記第1組の歯(111)のうちの1つの歯 と協働してこの第1カウントホイールを回転駆動し、前記撓み可能なアーム(1 31)がアクチュエータノブ(140)によってその駆動位置へ押動されること を特徴とするカウンタ装置。 14 請求項13記載のカウンタ装置において、前記アクチュエータノブ(140 )が環状であり、前記駆動部材(130)を囲繞するようにして前記固定回転軸 線(103)を中心として回転するよう装架されており、前記アクチュエータノ ブ(140)が、前記固定回転軸線(103)を中心として前記駆動部材(130 )を回転させる手段(142)と、前記アーム(131)をその駆動位置へ押動 する手段(141)とを包含することを特徴とするカウンタ装置。 15 請求項14記載のカウンタ装置において、前記アーム(131)をその駆動 位置へ押動する前記手段が、前記アクチュエータノブ(140)の内方環状面に 配置された隆起部(141)を包含し、前記駆動部材(131)を回転させる前 記手段が、前記駆動部材(130)と協働し且つ前記アクチュエータノブ(14 0)の内方環状面に同一高さに配置された2つの突出部(142a,142b) を包含し、第1突出部が駆動部材(130)を一方向に回転させてそのアーム( 131)の突出部分(132)を前記第1組の歯(111)のうちの1つの歯に対 面せしめ、第2突出部(142b)が駆動部材(130)を他方向に駆動して、 撓み可能 なアーム(131)がその駆動位置にある時には前記第1カウントホイール(1 10)を回転させるようになっていることを特徴とするカウンタ装置。 16 請求項15記載のカウンタ装置において、前記第1カウントホイール(11 0)の前記第1組の歯が10個の歯を有し、アクチュエータノブ(140)の2つ の最端位置の間の角距離が約180°であり、前記突出部(142a,142b )が約144°の角度を離間するように配置され、前記アクチュエータノブ(1 40)が最初にその第2最端位置に向けて一方向に180°を回転されて駆動部 材(130)のアーム(131)の前記突出部分(132)を第1組の歯(111 )における次の歯に対面させ、それから反対方向に回転されることによってその 第1最端位置に戻され、第2突出部(142b)が前記駆動部材(130)を駆 動し、そして前記アーム(131)がその駆動位置へ押動されて前記第1カウン トホイール(110)を固定回転軸線(103)を中心として回転せしめること を特徴とするカウンタ装置。 17 請求項16記載のカウンタ装置において、前記アーム(131)の前記突出 部分(132)が前記第1組の歯(111)のうちの1つの歯に面して正確に位 置されるのを確実するように、前記アクチュエータノブ(140)がその停止手 段まであらかじめ回転されていない限りはその初期位置に戻されるのを防止する フルストローク装置をさらに包含してなることを特徴とするカウンタ装置。 18 請求項17記載のカウンタ装置において、前記フルストローク装置が、前記 固定回転軸線(103)に固定され且つ前記回転軸線(103)のまわりで約1 80°にわたって円周方向に延在する略環状のレール(161)を設けたプレー ト(160)と、撓み可能なフィンガ(166)を設けたつめ(165)とを包 含し、前記つめ(165)が前記アクチュエータノブ(140)と共に回転せし められ、前記撓み可能なフィンガ(166)がアクチュエータノブの初期位置に おいて前記レール内を通過せしめられ、前記レール(161)が、前記アクチュ エータノブ(140)の反対方向への回転を防止するように前記撓み可能なフィ ンガ(166)と協働するラック(164)を包含し、前記撓み可能なフィンガ (166)が前記レール(161)からその端部(163)で退出して、前記ア クチュエータノブ(140)をその初期位置に戻ることができるようにすること を特徴とするカウンタ装置。 19 請求項18記載のカウンタ装置において、前記レール(161)の前記端部 (163)が、前記アクチュエータノブの第2最端位置を限定する停止手段を形 成していることを特徴とするカウンタ装置。 20 請求項12ないし19のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、前記 第1カウントホイール(1 10)が、前記固定回転軸線(103)のまわりで円周方向に延在し且つ前記固 定回転軸線(103)上に固定装架した固定管状要素(104)に固着された第 1ロック装置と協働するように前記固定回転軸線(103)のまわりで均一に分 配され内方に延びた歯を有する第2組の歯(107)を包含し、第1ロック装置 が、前記駆動部材(130)によって課せられた回転の方向とは反対の方向に前 記第1カウントホイール(110)が回転するのを防止する少なくとも1つの撓 み可能な要素(106)を包含することを特徴とするカウンタ装置。 21 請求項12ないし20のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、前記 駆動舌部(114)が前記固定回転軸線(103)のまわりて円周方向に延在し 、環状面(118)を実質的に形成する内面を有し、且つ、前記内方環状面(1 18)を越えて半径方向内方に延在する休止位置と、前記第2カウントホイール (120)と協働する駆動位置との間で半径方向に移動できるヘッド(115) を一端部に設けており、前記カム装置(108)が前記固定管状要素(104) に固着され、前記駆動舌部(114)の前記内方環状面(118)に対して大き な摩擦を生じることなしに位置されていて、前記第1カウントホイール(110 )が前記固定回転軸線(103)を中心として完全回転を行った時には前記駆動 舌部(114)のヘッド(1 15)をその駆動位置へ押動することを特徴とするカウンタ装置。 22 請求項21記載のカウンタ装置において、前記第2カウントホイール(12 0)が、前記固定回転軸線(103)のまわりで円周方向に延在し且つ内方に指 向された一組の歯(121)を包含し、前記組の歯(121)が、駆動位置にお いて駆動舌部(114)の前記ヘッド(115)が前記組の歯(121)のうち の1つの歯に係合して前記第2カウントホイール(120)を前記固定回転軸線 (103)を中心として回転駆動するように、前記第1カウントホイール(110 )の前記駆動舌部(114)の半径方向外方に配置されていることを特徴とする カウンタ装置。 23 請求項1ないし22のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、第1及 び第2カウントホイール(10,110;20,120)がそれらの外周面(16 ,116;26,126)に表示手段を包含することを特徴とするカウンタ装置 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液体又は粉末のための分与器によって発行される物質の分与をカウンタする 装置において、固定回転軸線(3,103)のまわりを回転するように共に装架 された第1カウントホイール(10,110)と第2カウントホイール(20, 120)を包含してなり、前記第1カウントホイール(10,110)が、前記 固定回転軸線(3,103)のまわりで円周方向に延在し且つ駆動部材(30, 130)と協働して分与器の各使用毎に前記第1カウントホイールを前記固定回 転軸線を中心として回転させる一組の歯(11,111)を包含し、前記第1カウ ントホイール(10,110)がさらに、前記第2カウントホイール(20,1 20)と協働しない休止位置と、前記第2カウントホイール(20,120)と 協働してこの第2カウントホイールを前記固定回転軸線を中心として回転させる 駆動位置との間で移動できる駆動舌部(14,114)を包含しており、前記駆 動舌部(14,114)がカム装置(8,108)によってその駆動位置へ押動 されることを特徴とするカウンタ装置。 2 請求項1記載のカウンタ装置において、前記第2カウントホイール(20, 120)が、前記固定回転軸線(3,103)のまわりで円周方向に配置された 一組の歯(21,121)を包含し、前記第1カウントホイール(10,110 )の前記駆動舌部(14, 114)が一端部に、駆動舌部がその駆動位置にある時に前記第2カウントホイ ールの前記組の歯(21,121)に係合するヘッド(15,115)を設けて いることを特徴とするカウンタ装置。 3 請求項1又は2記載のカウンタ装置において、前記第1カウントホイール( 10,110)が1の位のカウンタとして作用し、前記固定回転軸線(3,103 )のまわりで均一に分配された10個の歯を有する円周方向の組の歯(11,1 11)を包含しており、前記第1カウントホイールが前記固定回転軸線を中心と して完全回転を行う度毎に、前記駆動舌部(14,114)が前記カム装置(8, 108)と協働して、10の位のカウンタとして作用する前記第2カウントホイ ール(20,120)を回転させることを特徴とするカウンタ装置。 4 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、前記駆動 部材(30,130)によって課せられた回転の方向とは反対の方向に第1カウ ントホイールが回転するのを防止するように第1カウントホイール(10,11 0)に作用する第1ロック装置(6,106)と、前記第1カウントホイール( 10,110)の前記駆動舌部(14,114)によって課せられた回転の方向 とは反対の方向に第2カウントホイールが回転するのを防止するように前記第2 カウントホイール(20,120)に作用する第2ロ ック装置とを設けたことを特徴とするカウンタ装置。 5 請求項4記載のカウンタ装置において、前記第2ロック装置が、前記第2カ ウントホイールに固着され且つ一端部にスタッド(22,122)を設けた撓み 可能な脚(23,123)を包含し、前記スタッドが、回転軸線(103)に対 して固定された溝付曲面(51,151)と協働して、前記第1カウントホイール の前記駆動舌部(14,114)がその休止位置にある時に前記第2カウントホ イールがいずれかの方向に回転するのを防止することを特徴とするカウンタ装置 。 6 請求項5記載のカウンタ装置において、前記第2ロック装置の前記撓み可能 な脚(23,123)の前記スタッド(22,122)と協働する前記固定の溝 付曲面(51,151)が、前記撓み可能な脚の前記スタッド(22,122) を不動にして前記第2カウントホイールの回転を防止する固定の当接装置(52 ,152)を包含し、分与器によって発行される分与の最大回数が、前記当接装 置(52,152)の前方に位置された溝付曲面の溝の数によって決定されるこ とを特徴とするカウンタ装置。 7 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、ロッド( 4)が前記固定回転軸線(3)上に固定装架され、第1及び第2カウントホイー ル(10,20)が略環状であり、前記固定のロッド(4)上に回転するように 装架されており、前記第1 カウントホイール(10)が、前記固定回転軸線(3)のまわりで円周方向に延 在し且つ歯が外方に指向されている外周部上の一組の歯(11)を有し、前記組 の歯(11)が、分与器のアクチュエータ押しボタンに固着されて並進運動を発 揮する駆動部材(30)と協働し、前記駆動部材(30)が押しボタンの各駆動 毎に前記組の歯(11)のうちの1つの歯と協働して前記第1カウントホイール (10)を前記固定回転軸線(3)を中心として回転させることを特徴とするカ ウンタ装置。 8 請求項7記載のカウンタ装置において、第1ロック装置が、前記駆動部材( 30)によって課せられた回転の方向とは反対の方向に第1カウントホイールが 回転するのを防止するように前記第1カウントホイール(10)の組の歯(11 )と協働する固定の撓み可能なブレード(6)を包含することを特徴とするカウ ンタ装置。 9 請求項7又は8記載のカウンタ装置において、前記第1カウントホイール( 10)が、前記固定回転軸線(3)のまわりで円周方向に延在し且つ一端部にヘ ッド(15)を設けた駆動舌部(14)を包含し、前記ヘッド(15)が、第1 カウントホイール(10)の外方環状面(18)を越えて半径方向外方に延在す る休止位置と、前記第2カウントホイール(20)と協働する駆動位置との間で 半径方向に移動でき、前記 カム装置(8)が前記固定回転軸線(3)に対して固定され、実質的に前記第1 カウントホイール(10)の前記外方環状面(18)に対する摩擦なしで前記駆 動舌部(14)と同じレベルに配置されていて、前記第1カウントホイール(1 0)が前記固定回転軸線(3)を中心として1完全回転を行う度毎に前記駆動舌 部(14)の前記ヘッド(15)をその駆動位置へ押動することを特徴とするカ ウンタ装置。 10 請求項9記載のカウンタ装置において、前記第2カウントホイール(20) が、前記固定回転軸線(3)のまわりで円周方向に延在し且つ外方に面する一組 の歯を包含し、前記組の歯は、駆動舌部(14)の前記ヘッド(15)がその駆 動位置にある時に前記組の歯のうちの1つの歯に係合して前記第2カウントホイ ール(20)を前記固定回転軸線(3)を中心として回転駆動できるように、前 記第1カウントホイールの前記駆動舌部(14)の半径方向内方に配置されてい ることを特徴とするカウンタ装置。 11 請求項10記載のカウンタ装置において、駆動舌部(14)の前記ヘッド( 15)の外面が前記固定のカム装置(8)の輪郭と補形をなす輪郭を有し、前記 ヘッド(15)の内面が第2カウントホイール(20)の前記組の歯の前記歯の 輪郭と補形をなす輪郭を有していることを特徴とするカウンタ装置。 12 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のカウン タ装置において、前記第1カウントホイール(110)が、前記固定回転軸線( 103)のまわりで円周方向に延在し且つ回転運動を発揮する駆動部材(130 )と協働するように前記固定回転軸線(103)のまわりで均一に分配され内方 に指向した歯を有する第1組の歯(111)を包含し、前記駆動部材(130) が、回転軸線(103)を中心として第1及び第2最端位置の間を回転移動でき るアクチュエータノブを介して使用者によって駆動されることを特徴とするカウ ンタ装置。 13 請求項12記載のカウンタ装置において、前記駆動部材(130)が環状で あり、前記固定回転軸線(103)を中心として回転するように装架され、且つ 休止位置と駆動位置との間で半径方向に移動できる環状の撓み可能なアーム(1 31)を包含しており、休止位置では前記アーム(131)の突出部分(132 )が前記アーム(131)の環状外面を越えて半径方向外方に延在し、駆動位置 ではアーム(131)の前記突出部分(132)が前記第1カウントホイール( 110)の前記第1組の歯(111)のうちの1つの歯と協働してこの第1カウ ントホイールを回転駆動し、前記撓み可能なアーム(131)がアクチュエータ ノブ(140)によってその駆動位置へ押動されることを特徴とするカウンタ装 置。 14 請求項13記載のカウンタ装置において、前記ア クチュエータノブ(140)が環状であり、前記駆動部材(130)を囲繞する ようにして前記固定回転軸線(103)を中心として回転するよう装架されてお り、前記アクチュエータノブ(140)が、前記固定回転軸線(103)を中心 として前記駆動部材(130)を回転させる手段(142)と、前記アーム(13 1)をその駆動位置へ押動する手段(141)とを包含することを特徴とするカ ウンタ装置。 15 請求項14記載のカウンタ装置において、前記アーム(131)をその駆動 位置へ押動する前記手段が、前記アクチュエータノブ(140)の内方環状面に 配置された隆起部(141)を包含し、前記駆動部材(131)を回転させる前 記手段が、前記駆動部材(130)と協働し且つ前記アクチュエータノブ(14 0)の内方環状面に同一高さに配置された2つの突出部(142a,142b) を包含し、第1突出部が駆動部材(130)を一方向に回転させてそのアーム( 131)の突出部分(132)を前記第1組の歯(111)のうちの1つの歯に対 面せしめ、第2突出部(142b)が駆動部材(130)を他方向に駆動して、 撓み可能なアーム(131)がその駆動位置にある時には前記第1カウントホイ ール(110)を回転させるようになっていることを特徴とするカウンタ装置。 16 請求項15記載のカウンタ装置において、前記第1カウントホイール(11 0)の前記第1組の歯が10 個の歯を有し、アクチュエータノブ(140)の2つの最端位置の間の角距離が 約180°であり、前記突出部(142a,142b)が約144°の角度を離 間するように配置され、前記アクチュエータノブ(140)が最初にその第2最 端位置に向けて一方向に180°を回転されて駆動部材(130)のアーム(1 31)の前記突出部分(132)を第1組の歯(111)における次の歯に対面さ せ、それから反対方向に回転されることによってその第1最端位置に戻され、第 2突出部(142b)が前記駆動部材(130)を駆動し、そして前記アーム( 131)がその駆動位置へ押動されて前記第1カウントホイール(110)を固 定回転軸線(103)を中心として回転せしめることを特徴とするカウンタ装置 。 17 請求項16記載のカウンタ装置において、前記アーム(131)の前記突出 部分(132)が前記第1組の歯(111)のうちの1つの歯に面して正確に位 置されるのを確実するように、前記アクチュエータノブ(140)がその停止手 段まであらかじめ回転されていない限りはその初期位置に戻されるのを防止する フルストローク装置をさらに包含してなることを特徴とするカウンタ装置。 18 請求項17記載のカウンタ装置において、前記フルストローク装置が、前記 固定回転軸線(103)に固定され且つ前記回転軸線(103)のまわりで約 180°にわたって円周方向に延在する略環状のレール(161)を設けたプレ ート(160)と、撓み可能なフィンガ(166)を設けたつめ(165)とを 包含し、前記つめ(165)が前記アクチュエータノブ(140)と共に回転せ しめられ、前記撓み可能なフィンガ(166)がアクチュエータノブの初期位置 において前記レール内を通過せしめられ、前記レール(161)が、前記アクチ ュエータノブ(140)の反対方向への回転を防止するように前記撓み可能なフ ィンガ(166)と協働するラック(164)を包含し、前記撓み可能なフィン ガ(166)が前記レール(161)からその端部(163)で退出して、前記 アクチュエータノブ(140)をその初期位置に戻ることができるようにするこ とを特徴とするカウンタ装置。 19 請求項18記載のカウンタ装置において、前記レール(161)の前記端部 (163)が、前記アクチュエータノブの第2最端位置を限定する停止手段を形 成していることを特徴とするカウンタ装置。 20 請求項12ないし19のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、前記 第1カウントホイール(110)が、前記固定回転軸線(103)のまわりで円 周方向に延在し且つ前記固定回転軸線(103)上に固定装架した固定管状要素 (104)に固着された第1ロック装置と協働するように前記固定回転軸線(1 03)のまわりで均一に分配され内方に延びた歯を有する第2組の歯(107) を包含し、第1ロック装置が、前記駆動部材(130)によって課せられた回転 の方向とは反対の方向に前記第1カウントホイール(110)が回転するのを防 止する少なくとも1つの撓み可能な要素(106)を包含することを特徴とする カウンタ装置。 21 請求項12ないし20のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、前記 駆動舌部(114)が前記固定回転軸線(103)のまわりで円周方向に延在し 、環状面(118)を実質的に形成する内面を有し、且つ、前記内方環状面(1 18)を越えて半径方向内方に延在する休止位置と、前記第2カウントホイール (120)と協働する駆動位置との間で半径方向に移動できるヘッド(115) を一端部に設けており、前記カム装置(108)が前記固定管状要素(104) に固着され、前記駆動舌部(114)の前記内方環状面(118)に対して大き な摩擦を生じることなしに位置されていて、前記第1カウントホイール(110 )が前記固定回転軸線(103)を中心として完全回転を行った時には前記駆動 舌部(114)のヘッド(115)をその駆動位置へ押動することを特徴とする カウンタ装置。 22 請求項21記載のカウンタ装置において、前記第2カウントホイール(12 0)が、前記固定回転軸線 (103)のまわりで円周方向に延在し且つ内方に指向された一組の歯(121 )を包含し、前記組の歯(121)が、駆動位置において駆動舌部(114)の 前記ヘッド(115)が前記組の歯(121)のうちの1つの歯に係合して前記 第2カウントホイール(120)を前記固定回転軸線(103)を中心として回 転駆動するように、前記第1カウントホイール(110)の前記駆動舌部(114 )の半径方向外方に配置されていることを特徴とするカウンタ装置。 23 請求項1ないし22のいずれか1項に記載のカウンタ装置において、第1及 び第2カウントホイール(10,110;20,120)がそれらの外周面(16 ,116;26,126)に表示手段を包含することを特徴とするカウンタ装置 。
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