JPH10501024A - 付着性硬質フォームのための触媒系 - Google Patents
付着性硬質フォームのための触媒系Info
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Abstract
(57)【要約】
二成分触媒系を用いて顕著なふくれを発生させずに熱硬化性不飽和ポリエステル−ポリウレタン系ハイブリッドフォーム樹脂組成物を製造する。一の成分は室温で開始し、他の成分は75℃以上の温度で開始し且つ半減期が1時間となる温度が90℃以上である。該組成物は30日以上の室温安定性を示す。
Description
【発明の詳細な説明】
付着性硬質フォームのための触媒系
技術分野
本発明は、成形面又は成形シートの強化用、即ち、熱成形されたアクリル製タ
ブ−シャワー閉鎖容器、スパ、等の強化用のような硬質フォーム材に関する。具
体的には、本発明は、不飽和ポリエステルとポリウレタンの同時反応から得られ
た、ハイブリッド樹脂とも呼ばれる硬質フォームに関する。本発明は、モノマー
を非常に高い割合で転化し、ひいては付着性を向上させ且つふくれを最小限に抑
える、触媒系及び重合技術の改良に関する。
発明の背景
本発明は、米国特許第5,344,852号(Brooksら)に記載されているも
ののようなハイブリッド樹脂フォーム組成物、及びそれにおいて有用な触媒系の
改良である。本明細書では、米国特許第5,344,852号(Brooksら)の明
細書及び請求の範囲の全部を援用することとする。
米国特許第5,344,852号(Brooksら)には、「A成分」多官能性イソ
シアネート化合物及びラジカル開始剤と、以下の3成分(1)慣用のポリエステ
ルポリオールが多少溶解しているエチレン系不飽和モノマー、(2)A成分組成
物と反応して分散した微小ウレア領域を形成することができるポリアミン化合物
及び(3)B成分に含まれる活性水素(水に含まれるものは除く)の100当量
に対して約25〜150当量の水を有する「B成分」組成物とを接触させること
によって形成された水発泡型不飽和ポリエステル−ポ
リウレタン系ハイブリッド樹脂フォームが記載されている。さらなる要件は、イ
ソシアネートの活性NCO基がアミン化合物中の活性NH基の数の約10〜約5
0倍であること、しかもイソシアネート指数は0.5〜2.0の範囲にあること
である。
本発明者らは、実際には、’852特許の方法に従い製造することができる各
種組成物の特定の特性は予測又は制御が困難であることを見い出した。具体的に
は、硬質フォームとそれに付着することになるアクリル系シートとの界面でふく
れが発生し、(説明し難い見た目の悪さに加え)弱化や偶発的離層の原因となる
場合がある。
本発明者らは、ふくれや離層の現象とモノマー残留量の高い領域とに関連があ
りうることを見い出した。後述するように、本発明によりモノマーをほぼ完全に
重合させると、ふくれや離層の発生が大幅に減少する。本発明はこの触媒系の改
良に関するものである。
本発明以前には、ポリエステル−ポリウレタン系ハイブリッドをはじめとする
ポリエステル系のための「室温」開始剤としては、過酸化ベンゾイル(過酸化ジ
ベンゾイルとも呼ばれる)のようなラジカル開始剤が周知となっている。即ち、
開始剤がポリエステルと室温程度の温度で接触するやいなや慣用の不飽和ポリエ
ステル重合混合物において重合反応を開始させる。他の周知のこのような開始剤
として、メチルエチルケトンペルオキシド、メチルイソブチルケトンペルオキシ
ド、2,4−ペンタンジオンペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、ジク
ミルペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド及びクミルヒドロペルオキシドが
含まれる。
ある種の別の開始剤は、反応を開始するために室温よりも高い温度を必要とす
ることが知られている。このような既知の化合物として、各種ペルオキシエステ
ル、ペルオキシカーボネート及びペルオキシケタールが挙げられ、具体的には、
t−ブチルペルオキシピバ
レート、t−アミルペルオキシベンゾエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(
2−エチルヘキサノイルペルオキシ)ヘキサン、t−アミルペルオキシ−2−エ
チルヘキサノエート、t−アミルペルオキシアセテート、t−ブチルペルオキシ
−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルペルオキシ−2−エチル
ヘキシルカーボネート、t−ブチルペルオキシイソプロピルカーボネート、t−
ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、ジ(4−t−ブチルシクロヘキ
シル)ペルオキシジカーボネート、1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ)シクロ
ヘキサン及び1,1−ジ(t−ブチルペルオキシ)−3,5,5−トリメチルシ
クロヘキサンが挙げられる。
本発明者らは、我々が使用するポリエステルとイソシアネートの組合せにおい
てもまたこのような組合せにおいても室温開始剤を高温開始剤と一緒に使用する
ことで本明細書に記載する利点が得られることは認識していない。
発明の概要
本発明者らは、改良された硬質ポリエステル−ポリウレタンフォームの製造に
有用な触媒系、該触媒系を含有する不飽和ポリエステル−イソシアネート組成物
、並びにこのようなフォームの製造方法を発明した。
本発明は、ポリオール/ポリエステル/ビニル付加反応のための室温開始剤と
ポリオール/ポリエステル/ビニル付加反応のための高温開始剤とを後述の量で
且つ後述の定義により含むA成分イソシアネート、並びにヒドロキシ末端化ポリ
エステルポリオールと、エチレン系不飽和モノマーと、第一アミン基又は第二ア
ミン基を2個以上有するアミン化合物と、水と、ペルオキシド促進剤又は活性化
剤と、界面活性剤と、フォーム触媒と、ウレタン触媒とを含むB成
分組成物を含む。該室温開始剤は、活性酸素を含有する慣用又は他のいずれの開
始剤であってもよく、促進剤との接触後にポリエステル/ポリオール/モノマー
の重合反応を開始する。また、高温開始剤は、同様な効果を有し、半減期が1時
間となる温度が90℃以上であり、そして活性酸素含有量が5重量%以上であれ
ば、いずれの開始剤であってもよい。さらに、A成分における触媒の混合物は、
約65.6℃(150°F)で2日間以上安定である。室温開始剤の中では過酸
化ベンゾイルが好ましく、また高温開始剤の中では、t−ブチルペルオキシイソ
プロピルカーボネート又はt−ブチルペルオキシ−3,5,5−トリメチルヘキ
サノエートが好ましい。勿論、これらの開始剤はB成分組成物に作用することが
企図されるが、慣行的に、それらは必要な時になるまでB成分と接触しないよう
にA成分において混合される。
発明の詳細な説明
本開示では、用語「硬化」又は「硬化性」とは、ハイブリッド樹脂フォーム組
成物が液体からゲル又は固体状態へ転移することを意味する。この硬化は、活性
水素を含有する化合物とイソシアネートとの反応及びビニル付加架橋反応によっ
て起こる。該ビニル付加反応は、主としてエチレン系不飽和モノマーと不飽和ポ
リエステルポリオールとの間で起こる。使用する触媒によって、硬化は、使用時
に、約25℃〜約125℃の温度で、約1秒〜約10分、最も好ましくは10秒
〜約1分の間で最適に起こりうる。
室温触媒は、B成分中の促進剤がA成分由来の開始剤と接触すると硬化を始め
、また高温触媒は、初期反応の発熱によって混合物温度が約75℃まで上昇する
とその活性を発揮し始める。
イソシアネート化合物は、上記Brooksらの特許明細書に記載され
ているいずれの種類のものであってもよい。該イソシアネート化合物は、1分子
当たり2個以上のNCO官能基を有して、アミン化合物及びポリエステルポリオ
ールと反応しうる必要がある。好適なポリイソシアネートの具体例として、4,
4’−ジフェニルメチレンジイソシアネート(MDI)、ポリカルボジイミド変
性ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネー
ト(PMPPI)、2,4−及び2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)
、ナフタレンジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート並びにこれらの混合物が挙
げられる。好適なイソシアネートは芳香族系のものであり且つ室温で液体のもの
である。最も好適なものは高分子量のMDI及びPMPPIである。
本発明のフォーム組成物の製造では、(A成分中に存在する)ラジカル開始剤
は、B成分と混合されると作用し、ビニル付加重合によって網状構造を発生させ
ることができる。この多成分ラジカル開始剤系には過酸化ベンゾイルのような少
なくとも一種の成分が含まれる。この過酸化物(ペルオキシド)は、A成分中、
ポリエステル樹脂100部当たり約0.1部(phr)〜約5phr、好ましく
は1phr〜3phrの量で分散されている。室温活性化用の代表的な過酸化物
促進剤として、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジメチルアセトアセタミド、N,N−ジメチル−p−トルイジン、オクタン酸
コバルト及びナフテン酸コバルトが挙げられ、本発明ではN,N−ジメチル−p
−トルイジンが好ましい。この過酸化物促進剤のB成分への添加量は約0.05
phr〜約5phr、好ましくは約0.1phr〜0.3phrである。
本発明の多成分ラジカル開始剤系には、室温活性化過酸化物型化
合物の他、ハイブリッド樹脂フォーム形成の反応熱により単独で活性化され、且
つ、室温触媒と共にA成分中に含められた場合に室温での保存寿命が30日以上
〔又は65.6℃(150°F)で2日以上〕である少なくとも一種の成分がさ
らに含まれる。本発明のこの成分のA成分への添加量は約0.1phr〜約5p
hr、好ましくは約0.5phr〜2phrである。
B成分組成物は、(1)末端基の大部分がヒドロキシル基であり1分子当たり
1個以上のエチレン系不飽和基を有するポリエステルポリオールが約30〜90
重量%溶解しているエチレン系不飽和モノマー;(2)A成分組成物と反応して
不飽和ポリエステル−ポリウレタン系ハイブリッド連続相内に微細分散した小さ
なウレア領域を形成させるに有効な量の第一アミン又は第二アミン末端基を2個
以上有するアミン化合物;並びに(3)B成分中の活性水素100当量に対して
約25〜約150当量の水、を含む。必要により、フォーム触媒、シリコーン系
界面活性剤、ウレタン触媒及び充填剤をB成分へ添加してもよい。
本発明のフォーム組成物において有用なエチレン系不飽和モノマーは、不飽和
ポリエステルポリオールと共重合して架橋ポリマー網状構造を形成することがで
きるいずれのエチレン系不飽和モノマーであってもよい。有用なエチレン系不飽
和モノマーの具体例として、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、t−ブ
チルスチレン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレー
ト及びこれらの混合物が挙げられる。好適なモノマーはスチレンであるが、その
理由は経済的なモノマー溶液が得られるからである。
不飽和ポリエステルポリオールは、1分子当たり1個以上のエチ
レン系不飽和基を有し且つ末端基の多くがヒドロキシル基であり、さらに好まし
くは5未満の酸価を示すものである。それは、一種又は二種以上の飽和ジカルボ
ン酸若しくはポリカルボン酸又は無水物と過剰量のグリコール又は多価アルコー
ルとの縮合反応によって得られたα、β−エチレン系不飽和ジカルボン酸のオリ
ゴマーであることが好ましい。該不飽和ポリエステルポリオールは、不飽和ジカ
ルボン酸若しくはポリカルボン酸又は無水物と過剰量のグリコール及び/又は多
価アルコールとから合成されることもできる。本発明において用いられるポリオ
ールは、酸価が5未満であることが好ましく、また約2未満であることが最も好
ましい。さらに、本発明にて用いられるポリオールは、当量(100%固体基準
)が約250〜約1000、好ましくは約250〜約600である。好適な飽和
ジカルボン酸又はポリカルボン酸の具体例として、イソフタル酸、オルトフタル
酸、テレフタル酸、アジピン酸、コハク酸、セバシン酸及びこれらの混合物が挙
げられるが、中でもイソフタル酸が好ましい。代表的な不飽和カルボン酸又は無
水物として、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、クロロマレイン酸、アリル
コハク酸、イタコン酸、メサコン酸、これらの無水物及びこれらの混合物が挙げ
られるが、中でも無水マレイン酸を選択することが好ましい。本発明において有
用なグリコール及び多価アルコールの具体例として、ネオペンチルグリコール、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ポリエチ
レングリコール、グリセロール、マンニトール、1−プロパンジオール、ペンタ
エリトリトール、1,6−ヘキサンジオール、1,3−ブタンジオール及びこれ
らの混合物が挙げられるが、中でもネオペンチルグリコール及びエチレングリコ
ール並びにそれらの混合物が好ましい。
本発明で使用するのに適したアミン化合物は、周囲温度で液体であり且つB成
分に可溶である。ポリオール対アミン化合物の当量比は約99:1〜約50:5
0、好ましくは約95:5〜80:20、最も好ましくは約90:10である。
好適なアミン化合物は芳香族アミン、特にジエチルトルエンジアミンである。B
成分において一般に溶解しない別のアミン化合物を、アミン用の普通溶剤を用い
てB成分中に分散させてもよい。その場合、該溶剤はキャリヤとして作用し、B
成分中にアミン化合物を分散させる助けとなる。
フォーム製品には、一般に、重合混合物中に気泡を発生させるための発泡剤が
添加されている。本発明の気泡フォームは、水とイソシアネートとの反応により
生成する二酸化炭素が発泡剤となる「水発泡型」フォームである。この水とイソ
シアネートとの反応は発熱反応であり、この反応で発生した熱がフォームの膨張
とハイブリッド樹脂の重合完結を一層促進する。
B成分は第三アミン触媒を含有することが好ましい。この第三アミン触媒の目
的は、イソシアネート基を求核置換に対して活性化して二酸化炭素を発生させる
水との反応及びウレタンを生成させるポリヒドロキシル化合物との反応を促進す
ることにある。第三アミン触媒の具体例として、N,N−ジメチルアミノエタノ
ール、トリス(ジメチルアミノプロピル)アミン、N,N−ジメチルシクロヘキ
シルアミン、ビス−(2−メチルアミノエチル)エーテル、N,N−ジメチルベ
ンジルアミン及びジアミノビシクロオクタンが挙げられる。本発明において有用
である好ましい第三アミン触媒は、トリス(ジメチルアミノプロピル)アミンで
あって、Air Products社(Allentown,Pa)よりPolycat 9の商品名で市販されてい
る。
必要により、ウレタン反応用のさらに別の触媒を使用することもできる。触媒
混合物は、イソシアネートとポリヒドロキシル化合物
との反応と、イソシアネートと水との反応との間のバランスを維持しなければな
らない場合がある。これらの触媒は当業者には周知である。本発明において有用
な好ましい触媒の一つとして、Witco社(New York,New York)より商品名Fomrez
UL-28で市販されているジメチル錫ジカルボキシレートが挙げられる。
さらに、本発明のフォーム組成物においてシリコーン系界面活性剤を使用する
こともできる。界面活性剤はほとんどの反応性フォームの製造に欠かせない成分
である。界面活性剤又はその混合物は、不相溶性成分の混合を助長し、上昇時の
応力集中を減少させることによるフォーム気泡の大きさ及び気泡の連続性(cell
opening)の制御を助長し、そして気泡の破壊の防止を助長する。シリコーン系流
体が好ましい界面活性剤であるが、非イオン性の有機界面活性剤を使用してもよ
い。本発明において好適なシリコーン系界面活性剤はAir Products社(Allentown
,Pa)より市販されているDC-197である。
本発明のハイブリッド樹脂フォーム組成物には、連鎖延長剤又は硬化剤をさら
に使用してもよい。これらには低分子量ジオール及びポリオール、例えば、エチ
レングリコール、ヒドロキシル末端化ポリエチレンオキシド(ポリエチレングリ
コール)及びグリセリンが含まれる。本発明において有用な好ましい連鎖延長剤
の一種はエチレングリコールである。本発明において使用することができる他の
一般的な連鎖延長剤として、B成分に配合されてA成分と反応した場合にフォー
ム組成物から相分離しないジアミン及びポリアミンが挙げられる。このようなア
ミン化合物の具体例として、エチレンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン
、ジメチルジアミノジシクロヘキシルメタン及び1,2−プロパンジアミンが挙
げられる。このような連鎖延長剤は、イソシアネートと反応して柔軟性、耐衝撃
性、反応速度を改良し、またセルフスキンニング(self-slinning)を向上させる
などの数種の利益を本発明のフォーム組成物に付与する。
必要に応じて、本発明のフォーム組成物へ、当業者にとってはいずれも周知の
ものである、充填剤、繊維、触媒、顔料、着色剤、難燃剤、処理助剤、例えばチ
キソトロープ剤及び内部滑剤を添加することができる。各種の有機又は無機の充
填剤又は繊維を添加することで、A成分とB成分の反応の発熱を抑えること、ハ
イブリッドフォームの強化特性を改良すること、及び/又はそのコストを削減す
ることが可能である。充填剤としては、タルク、炭酸カルシウム、シリカビーズ
、硫酸カルシウム、アルミニウム三水和物、ポリリン酸アンモニウム、等のよう
な材料が挙げられ、中でも本発明では炭酸カルシウム及びアルミニウム三水和物
並びにこれらの混合物が好適である。充填剤やその他の添加剤の量は用途に依存
する。
本発明のハイブリッド樹脂フォームは、フォーム工業で一般に採用されている
液体反応性成形技法によって加工することができる。開放型成形は、混合された
フォーム組成物を表面又は支持体の上に噴霧する工程を含む。この工程は一般に
「スプレーアップ」と呼ばれている。直接注入液体成形は、A成分とB成分を手
で混合した後にそのハイブリッド液を金型中又は金型上に注ぎ込み、そこでフォ
ーム発生及び硬化を行う工程を含む。スプレーアップ法と注ぎ込み法の主な違い
は、混合時間、混合強度及び流体送圧である。どちらの技法においても、ポリオ
ール及び/又はポリイソシアネートは繊維状材料、充填剤及び/又はその他の添
加剤を含有してもよい。
本発明で用いられる好ましい液体フォーム系は、少なくとも二種の液体流を有
し、これを混合ヘッドに供給する。二本流式では、B成分の成分を最初に混合し
、次いでそれを混合ヘッドにポンプで送
り込み、そこへA成分を所定のイソシアネート指数で導入し、その時点で該フォ
ームを素早くフォーム組成物が付着する支持体、例えば、スチール及び被覆スチ
ール物品、木材、プラスチック、厚紙、アクリルシート、ゲル若しくはテフロン
(商標)コート又はその他適当な固体支持体へ送り込む。
本発明のフォーム組成物は、未処理(untilled)形態における密度が約16.0
2〜160.2kg/m3(1〜101b/ft3)である。充填剤を使用すると
密度はさらに高くなるが、本発明のフォーム組成物は最高約560.7kg/m3
(351b/ft3)の密度において最高約50%までの充填剤を有するフォー
ムに有利に適用することができる。また、本発明の組成物は、複数の、均一で微
細な独立気泡構造を有するフォームを提供することが好ましい。最も好ましくは
、本発明のフォーム組成物は独立気泡を過半数、即ち約50%よりも、好ましく
は約75%よりも多く、有する。
本出願人は何らかの理論によって束縛されることを望むものではないが、過酸
化物促進剤を含む多成分ラジカル開始剤系は、フォームが固化する前にハイブリ
ッド樹脂の不飽和ポリエステル成分及びエチレン系不飽和モノマー成分を徹底的
に重合させるように作用するものと考えられる。不飽和ポリエステル及びスチレ
ンモノマーの架橋反応は、過酸化物促進剤が作用した後の過酸化物型成分によっ
て開始される。理想的な条件下では、この序列によりハイブリッド樹脂フォーム
の不飽和成分が完全に硬化することになりうる。残念ながら、過酸化物のみでは
、実施した反応時間中に不飽和成分の完全硬化を達成することはできないことが
わかった。過酸化物由来のラジカル開始は、不飽和成分を完全に重合させるに十
分な迅速さも発熱もない。ハイブリッド樹脂フォーム形成からの反応熱によって
活性化されると、ラジカル開始剤系の別の一又は複数の成分が、必
要とされるより迅速な、より高い発熱の硬化を提供する。多成分ラジカル開始剤
系は、過酸化物型化合物を単独で使用する系よりもはるかに迅速にピーク発熱を
達成することがわかった。本発明のラジカル系によると、ハイブリッド樹脂フォ
ームはピーク発熱に迅速に到達し、よって残留モノマーがほとんど残ることなく
完全な硬化反応が促進される。
過酸化物型開始剤のみを使用して製造されたハイブリッド樹脂フォームでバッ
クアップされた熱可塑性部品は、ふくれを発生することなく約82℃(180°
F)の温度に耐えることができない。この種のハイブリッド樹脂フォームは、多
量の残留スチレンモノマーを含むことがわかった。本発明の多成分ラジカル開始
剤系を用いて製造されたハイブリッド樹脂フォームには、極少量の残留スチレン
モノマーしか含まれないことがわかった。本発明によって製造されたハイブリッ
ド樹脂フォームでバックアップされた熱可塑性部品は、残留スチレン含有量が少
なく、ふくれを発生することなく約82℃(180°F)の温度に耐えられる好
結果が得られた。
以下、上述の成分を例示する各種データを挙げる。
表1に、使用した活性化剤(促進剤)の種類とは無関係に、室温でジベンゾイ
ルペルオキシドにより達成されうるゲル化時間及びピーク温度が、既知の「高温
」開始剤の2,5−ジメチル−2,5−ジ−(2−エチルヘキサノイルペルオキ
シ)ヘキサンにより達成されうる値よりもはるかに優れていることを示すデータ
を提供する。
本発明者らは、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(2−エチルヘキサノイルペ
ルオキシ)ヘキサンに代表されるペルオキシエステルのような高温開始剤のゲル
化時間及び/又はピーク時間を顕著に短縮し、且つ、実用的時間内に達成可能な
ピーク温度を上昇させるために使用することができる活性化剤はまったく認識し
ていない。
本発明者らは触媒系の安定性について関心があり、比較的高温における分解に
耐えられる性能について各種触媒を例示するために表2を提供する。表2におい
て、第一欄及び第二欄における単位は摂氏温度であり、触媒の半減期がそれぞれ
10時間及び1時間となる温度を示している。半減期とは、触媒組成物の半分が
分解する(当該試験条件下での)時点を意味する。活性酸素は触媒の重量%で表
現する。分解試験は、脂肪族又は芳香族の炭化水素又はクロロ炭化水素によって
希釈した触媒溶液(典型的には0.2M)を使用して実施した。
表2は、触媒の半減期に関する製造業者のデータを用いてまとめたものである
。
表3から、1.75%BPOと1.0%TBP335TMHの組合せで、3.
5%BPO単独の場合とほぼ同等な活性酸素が得られることがわかる。
表4に、完全な硬質フォーム系における残留スチレンに対する高温触媒の効果
を示す。
表5に、高温触媒と低温触媒の組合せが系の安定性に対して重要であることを
例示するデータを提供する。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C08L 75:00
(72)発明者 ジェンセン,デビット エス.
アメリカ合衆国,ペンシルバニア 15090,
ウェックスフォード,ワゴン ウィール
トレイル 370
(72)発明者 アンダーソン ロバート イー.
アメリカ合衆国,ケンタッキー 41091,
ユニオン,レイクポイント コート 954
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ポリエステル−ポリウレタン系ハイブリッドフォームの製造に有用なポリ イソシアネート組成物であって、多官能性イソシアネート化合物と、過酸化物促 進剤と接触した際に室温でラジカル重合を開始させることができるペルオキシ化 合物と、半減期が1時間となる温度が90℃以上であり且つ活性酸素含有量が5 重量%以上であるペルオキシ化合物とを含み、室温安定性が30日以上であるポ リイソシアネート組成物。 2.過酸化物促進剤と接触した際に室温でラジカル重合を開始させることがで きるペルオキシ化合物が過酸化ベンゾイルである、請求の範囲第1項に記載の組 成物。 3.半減期が1時間となる温度が90℃以上であり且つ活性酸素含有量が5重 量%以上であるペルオキシ化合物がt−ブチルペルオキシ−3,5,5−トリメ チルヘキサノエートである、請求の範囲第1項に記載の組成物。 4.室温で過酸化ベンゾイルを活性化させるに有効量のN,N−ジメチル−p −トルイジンを含む、請求の範囲第1項に記載の組成物。 5.(a)多官能性イソシアネート化合物と、過酸化物促進剤と接触した際に 室温でラジカル重合を開始させることができるペルオキシ化合物と、半減期が1 時間となる温度が90℃以上であり且つ活性酸素含有量が5重量%以上であるペ ルオキシ化合物とを含むA成分組成物と、 (b)(1)末端基の大部分がヒドロキシル基であり1分子当たり1個以上の エチレン系不飽和基を有するポリエステルポリオールが約30〜90重量%溶解 しているエチレン系不飽和モノマー; (2)A成分組成物と反応して第二ポリエステル−ポリウレタン系ハイブリッド 連続相内に微細分散した小さなウレア領域を含む第一ウレア相を形成させるに有 効な量の第一アミン基又は第二アミン基を2個以上有するアミン化合物;並びに (3)水由来の活性水素を除くB成分中の活性水素100当量に対して約25〜 約150当量の水、の混合物を含むB成分組成物、とを接触させて得られた水発 泡型の熱硬化性不飽和ポリエステル−ポリウレタン系ハイブリッドフォーム樹脂 組成物であって、 前記組成物は、前記イソシアネートの活性NCO基対前記アミン化合物中の活 性NH基の比が約10:1〜約50:1であり、イソシアネート指数NCO:( NH+OH+COOH+HOH)が約0.5〜約2.0であり、そして前記A成 分組成物は粘度増加で測定した65.6℃(150°F)安定性が2日以上であ る、水発泡型の熱硬化性不飽和ポリエステル−ポリウレタン系ハイブリッドフォ ーム樹脂組成物。 6.前記A成分組成物のペルオキシ化合物が過酸化ベンゾイル及びt−ブチル ペルオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエートである、請求の範囲第5項 に記載の組成物。 7.硬質フォームの成形に有用なイソシアネート組成物であって、多官能性イ ソシアネート化合物、過酸化ベンゾイル又は過酸化ジベンゾイルと、半減期が1 時間となる温度が90℃以上であり且つ活性酸素含有量が5重量%以上であるペ ルオキシ化合物とを含み、そして粘度増加で測定した65.6℃(150°F) 安定性が2日以上であるイソシアネート組成物。 8.前記過酸化ベンゾイルが0.1phr〜5.0phrの量で存在し、且つ 、半減期が1時間となる温度が90℃以上であるペルオキシ化合物が0.1ph r〜5.0phrの量で存在する、請求 の範囲第7項に記載の組成物。 9.半減期が1時間となる温度が90℃以上である前記ペルオキシ化合物がt −ブチルペルオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエートである、請求の範 囲第7項に記載の組成物。 10.前記過酸化ベンゾイルが0.1phr〜5.0phrの量で存在し、且 つ、前記t−ブチルペルオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエートが0. 1phr〜5.0phrの量で存在する、請求の範囲第9項に記載の組成物。
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