JPH10500835A - 電気ケーブル用の径方向に可収縮な筒状スリーブ及びそのための組成物 - Google Patents

電気ケーブル用の径方向に可収縮な筒状スリーブ及びそのための組成物

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JPH10500835A JP7529863A JP52986395A JPH10500835A JP H10500835 A JPH10500835 A JP H10500835A JP 7529863 A JP7529863 A JP 7529863A JP 52986395 A JP52986395 A JP 52986395A JP H10500835 A JPH10500835 A JP H10500835A
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Abstract

(57)【要約】 電気ケーブルの、特に中圧ケーブルの接続部または終端部端子を被うための筒状可収縮スリーブ(10)であって、シールド層(16)によって囲繞された絶縁体を備え、該スリーブ(10)は、半導体物質のシールド外層(16)と、該シールド層の内側に少なくとも一つの絶縁層(14)とを備え、上記それらの層のユニットは半永久的に柔軟な物質よりなって、機械的支持手段によって、好ましくは支持コアによって径方向に拡張した状態で保持され、径方向最内層が、上記ケーブルの上記絶縁体の比誘電率よりも非常に大きな比誘電率を有する均質な物質よりなる。この物質は、誘電体のプラスチック材よりなる母材であり、10〜500μmの直径を有してその全体もしくは表面が導電性の微小球を含んでいる。この微小球は、母材内に均等に混合されており、そのコンパウンドは、3より大きい比誘電率と、少なくとも5kV/mmの絶縁耐力とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 電気ケーブル用の径方向に可収縮な筒状スリーブ及び そのための組成物 発明の属する分野 本発明は、電気ケーブル終端部の端子または接続部を被うための、筒状で径方 向に収縮可能なスリーブに関する。発明の背景 ケーブルスプライスまたはケーブル終端部の端子を形成するときには、ケーブ ルの導体またはケーブルの芯線を露出しなければならない。電気ケーブル終端部 の端子または接続部を被うために、径収縮スリーブは常套的に用いられる。これ らのスリーブは、熱収縮材または弾性材で構成されている。後者の場合、それら は拡張された状態で、通常は取り外し可能なコアによって機械的に保持される。 コアが取り外されるとき、スリーブは、圧力の下でケーブル接続部または終端部 に係合する。 機械式支持コアの例は、独国公開第37 15 915号公報または欧州公開第 0 379 056号公報に開示されている。後者の公報はまた、二つの層を備え たスリーブも開示しており、その外層は、スリーブ装着後、内側スリーブの残留 変形よりも小さい残留変形を有する。それらの層は、共有押出成形によって作ら れる。 中圧域に用いられる周知の可収縮スリーブは、通常、電気物理学的理由のため 三構造を有している。内層は電界制御性を備えている。この層は、欧州公開第0 079 118号公報で提唱されているように、スリーブの全長にわたって延在 することができ、あるいは、三つの分離された部分、すなわち、独国公開第39 43 296号公報から解るように、中央の電極と両端の二つの電極とからなっ ていてもよい。これら電極は、ケーブル導電体の接続部および両端部における電 界を均等に分布させ、ケーブル絶縁部分へ移行する領域においても電界を均等に 分布させる。第2の層は、これは普通、かなり分厚くされているが、絶縁の目的 に寄与し、適当な絶縁材で作られている。半導体材の外層は、必要なシールド効 果をもたらす。 筒状にされた複数の層を有するスリーブは、押出成形または射出成形によって 成形される。後者の方法では、複数の層は連続射出成形によって成形され、それ によって互いに接着される。独国公開第39 43 296号公報によるスリーブ の共有押出成形は不可能である。むしろ、それらの電極は射出成形によって成形 されなければならない。 米国特許第4,390,745号明細書からは、熱収縮材の二つの分離されたス リーブ部分からなる筒状スリーブが公知になっている。第1もしくは内側のスリ ーブ部分は、絶縁層と、スリーブの少なくとも一方の先端部に誘電性部分と、こ の誘電性部分から離れて絶縁層の内側に設けられた導電性部分とを有している。 第2もしくは外側のスリーブ部分は、絶縁層と、その外側に設けられた半導体層 とを有している。内側の誘電層とこの導電性部分とは、屈折性の(refractive) 電界制御効果をもたらす。すなわち、ケーブルの電気物理学的状態と同等の状態 を作り出すために、電界の分布を比較的均一にする。 独国公開第34 12 029号公報による適当な電界制御材で構成されている 独国公開第39 43 296号公報によるスリーブの半導体の内層または電極は 、細かく分割された有効物質が混入されている半永久的で柔軟な誘電性のベーシ ック材を含むことができる。この有効物質は、導電性が低く電気的に分極可能な 物質の塵埃ほどの細かい粒子(dust-fine particles)からなり得る。例えば、 カーボンブラックは有効物質として用いることができる。この点に関しては、少 なくとも2μmの直径を有する微小球が薦められている。微小球は、少なくとも 表面導電性であり、例えばアルミニウムで構成することができる。そのような電 界制御材によって、30〜300の比誘電率εrが達成される。したがって、そ のような電界制御材は、特に高圧ケーブルに用いられるスリーブに適している。 米国特許第4,547,312号明細書は、エラストマーと、そのエラストマー 内に混入されて金属コーティングされている直径5μmの微小球との混合物であ る弾性導電性素材を開示している。その微小球は、大量に加えられる。そのよう にして得られた物質は、物品のコーティングとしてそれらの表面に導電性を与え るべく機能している。 独国公開第27 30 555号公報からは、直径0.1〜5mmのガラス球を 体積比30〜70%で電気ケーブルの絶縁素材に加えることが公知となっている 。このガラス球は、それより高価な絶縁材、たとえばプラスチック材の内容量を 減ずるべく機能している。 欧州公開第01 89 720号公報からは、熱的絶縁のために、中空微小球を シリコーンゴムまたはシリコーン樹脂に加えることが公知となっている。 独国公開第32 26 380号公報からは、ケーブル接続部またはケーブル先 端部の端子を被うために、球体を形成する複数の電極を絶縁材の中に置くことが 公知となっている。この目的のために、0.5〜10μmの範囲の直径を有する 導電性の球体に、絶縁材の層が設けられている。この方法によって、絶縁材は電 界制御性を得る。 比較的大きな球体の結果として、得られた素材は、均質とは考えられない。さ らに、比較的大きな球体を弾性母材内に均一に分布させるのはかなり困難なこと である。したがって、上述の公報には、球体が均一に埋め込まれたプラスチック 材のストリップを用いることが説明されている。その後、ストリップはケーブル 接続部の回りに巻き付けられる。この方法は、かなり高価であり、しかも電界制 御の観点からすると好ましい電気物理学的特性をもたらすものではない。さらに 、絶縁性が悪くなるおそれがある。 米国特許第5,232,775号明細書からは、半導体であって静電気的に散逸 性の混合物を達成するために、金属コーティングされた球体、たとえば泡状ガラ スを高分子樹脂に加えることが公知となっている。 米国特許第4,618,325号明細書および米国特許第4,579,882号明 細書からは、テープの光学的性質に影響を及ぼすために、5〜100μmの範囲 の直径を有する金属コーティングされたガラス球を感圧性接着テープの接着剤層 に加えることが公知となっている。 米国特許第4,579,882号明細書は、球体の製造方法およびコーティング の厚さの計算方法を教示している。この特許からは、母材物質としてのポリマー と金属コーティングされた無機材のパウダーとを混合することが公知となってい る。そのようにして得られた物質は、電磁波に対するシールドを獲得するために 、物品のコーティングとして機能する。最後に述べた混合物のすべては、それら を高圧適用に適したものとするような電気的絶縁性を有するものではない。発明の概要 本発明は、電気ケーブル終端部の端子または接続部を被うための、筒状で径方 向に収縮可能なスリーブを提供する。このスリーブは、安価に製造でき、特に中 圧から15kVまでに適している。 本発明の一つの実施形態によるスリーブは、ケーブルの絶縁の比誘電率よりも 非常に大きな比誘電率を有する均質な物質の径方向内方の層からなる。 通常、電界制御材の絶縁耐力は低い。一方、絶縁材は電界制御性を有していな い。本発明は、折衷物が双方の物質の性質を達成することを期待するものである 。スリーブの最内層が、ケーブルの絶縁の誘電率より大きい誘電率を有している ならば、この層が電気的に絶縁体であっても、限定された電界制御効果を得るこ とは可能である。特に、中圧域から15kVまででは、上述の電界制御効果は満 足なものとなり得る。したがって、ケーブル終端部の端子または接続部を被うた めのスリーブは、二つの層だけを必要とする。すなわち、既に述べられた電界制 御・絶縁層と、シールド外層とである。そのようなスリーブは、共有押出成形に よって作ることができる。 本発明に係るスリーブの内側中央領域のために電極は設けられていないので、 導体接続部は、接続部領域における電位を等しくするために、例えば、比較的大 きな誘電率を有する半導体マスチックテープを巻き付けることが必要になること もある。意図された目的を達成するために、比較的大きな誘電率を有する空隙の ない媒体によって、もしくはファラデー箱によって他の手段が用い得たことも理 解されている。 本発明に係るスリーブは簡単に作ることができ、さらに、ケーブル接続部の長 さを特別な長さにする必要はなく、むしろ本発明に係るスリーブはどのような長 さにもすることができる。本発明に係るスリーブは、比較的広い中圧域で、種々 の大きさおよびタイプで信頼性をもって使用できる。装着は器具を用いずに行え る。本発明に係るスリーブは、機械的支持手段との関係において非常に適してお り、特に、独国公開第37 15 915号公報に開示されたような支持コアに適 している。 本発明によれば、最内層の比誘電率は3以上である。好ましくは、3と10の 間である。 既に述べたように、このスリーブには二つの層だけが必要である。高めの中圧 域に適用される場合、付加的な絶縁層を設けることが適切であり、絶縁内層すな わち電界制御効果と、シールド外層とは、この付加的な絶縁層を越えてその反対 側に設けられる。そのようなスリーブ構造はまた、押出成形によって成形するこ とができる。 絶縁耐力のあまり大きな減少を伴わずに比較的大きな誘電率を備えた絶縁材を 得るためには、種々の方法が考えられる。本発明の一つの実施例によれば、誘電 体のプラスチック材による母材と微小球の含有物は、全体またはその表面だけが 導電性の微小球を備え、その直径は10〜500μmの範囲で分布しており、母 材内に均一に分布されている。そしてそのコンパウンドは、3以上の比誘電率と 、少なくとも5kV/mmの絶縁耐力を達成する。母材としてはシリコーンゴム を用いることができ、特に液状シリコーンゴムが好ましい。しかし、他の母材も また用いることができ、例えば、アクリルエステルゴム(ANM)、セルロース ・アセテート(CA)、エポキシド(EP)、ニトリルゴム(NBR/NCR) 、ポリアミド(PA)、ポリアクリレート(PAR)、ポリカーボネート(PC )、ポリイミド(PI)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、シリコーン(S I)またはビニルアセテート(VAC)が用い得る。母材は、適当な成形性を備 えていることと、押出成形や射出成形のような周知の成形方法によって成形でき ることが要点である。さらに、母材の構造ないし構成は、球体が成形圧力によっ て押し潰されないこと、あるいは劣化しないことも要点である。すなわち、この 物質は、比較的低い粘性を有していることである。 球体の直径の範囲は10〜500μmである。好ましくは、本発明の実施例に よれば、10〜90μmの直径分布、さらに好ましくは30〜60μmの直径分 布である。これら小球は、従前のプラスチック成形方法によって簡単に得られ、 且つその成形品において十分に均等な分布を得られる。この素材で得られる比誘 電率は、3以上であり、少なくとも5kV/mmの絶縁耐力を備えている。 微小球は金属製とすることができる。好ましくはガラス球が用いられるが、特 に中空または泡状のガラス球が好ましい。その例としては、ミネソタ州セントポ ールの3M社から1993年1月1日発行された、製品の情報および詳細から『 スコッチライト(登録商標)グラス・バブルズ・ホロウ・マイクロ・グラス・ス フィアーズ』が知られている。これらは、低アルカリ珪硼酸ガラスで作ることが でき、且つ化学的に不活性である。この泡状体は、サイズ分布の96%が20〜 120μmの範囲内であり、60%が40〜80μmの範囲内にある。金属球が 用いられた場合には、導電性が自動的に与えられる。しかし、ガラス球が用いら れた場合には、表面の金属コーティングが必須である。そのコーティングは、例 えば、アルミニウム、ニッケル、銀、その他同等のもので構成することができる 。金属コーティングは、大きな電流が流れないので、実用上薄くすることができ る。したがって、コーティングは、例えば0.001μmの厚さとすることがで きる。 本発明のさらに別の実施例によれば、絶縁コーティングを備えた球体を与える ことは適切かもしれない。これは金属球に適用され、同様に金属コーティングさ れたガラス球にも適用される。この場合、幾つかの球体が接触することは、好ま しい絶縁効果に対して実質的な害はない。そのようなコーティングは非常に薄く することができ、例えば0.0004μmである。このコーティングに適した物 質は、その金属または金属コーティングに対して、化学反応を避けるために、ま た十分な接着性を与えるために適合性があるように選択される。例えば、アルミ ニウムは金属コーティングに用いることができ、アルミニウム・サブ・オキサイ ドは絶縁コーティングとして用いることができる。金属を備えた非導電性のガラ ス球のコーティングは、例えばスパッタ蒸着プロセスのような周知の技術によっ て行うことができる。 この組織は、付加的な絶縁酸化層を有する球体と共に機能し、同様に、露出金 属コーティング面を有する球体とも共に機能することが、実験から見出された。 その理由は、普通の環境下においては球体が、母材によって互いに絶縁されてい るからである。電気特性を変えるような球体どうしの接触がたとえ偶然におこっ たとしても、それは極めて僅かな量にすぎない。しかし付加的なコーティングは 、特定の状況下においては有利な場合があり得る。例えば、成形プロセス中に、 物質流動の挙動の結果として、型の凹部コーナで小球が高度に集中するようなこ とがあった場合が認められる。 特にガラス球の使用に関しては、成形プロセスによってそれらが押し潰されな いことが要点である。したがって、液状のシリコーンゴムは、その粘性が比較的 低いので使用に有利である。高い粘性は、球体の押し潰しを生じることとなるで あろう。また、混合プロセス中に球体が均等に分布するのを妨げるであろう。図面の簡単な説明 図1は、固有抵抗、絶縁耐力、比誘電率と、母材内における泡状ガラスの容積 含有率に対する誘電正接のグラフ図であり、 図2は、本発明に係る可収縮スリーブの第1実施例の斜視図であって、一部を 破断して示しており、 図3は、図2と同様の斜視図であって、ケーブル接続部に装着した後の図2の スリーブを示しており、 図4は、本発明に係る第2実施例を示す図であり、 図5は、母材内における泡状ガラスの分布サイズに対する誘電率のグラフ図で あり、 図6は、母材内における泡状ガラスの分布サイズに対する絶縁耐力のグラフ図 であり、 図7は、泡状ガラスの重量百分率に対する誘電率のグラフ図であり、 図8は、図7の泡状ガラスの平均誘電率に沿う泡状ガラスの重量百分率に対す る絶縁耐力のグラフ図である。好ましい実施例の説明 弾性スリーブ10は、周知のように支持コア12上におかれている。スリーブ 10は、内層14と外層16とからなっており、これらは共有押出成形によって 作られている。内層14は、絶縁材よりなっており、3以上の誘電率を有してい る。外層16は、適当な半導体物質で作られている。 図3においては、スリーブ10がどのようにケーブル接続部上に置かれるかを 示している。ケーブル18,20は、旧来の手法でコネクタ26を通して互いに 接続された導体22,24を含んでいる。 さらに図3に示されているように、コネクタ領域は、この領域において電界均 等効果(field equalizing effect)を達成するために、半導体マスチックテー プ28によって包まれている。マスチックテープ28を用いる代わりに、スリー ブ10は、導電体材または半導体材よりなる中央電極が設けられていてもよい。 この中央電極は、本体内に組み入れられている。そのような電極は、独国特許第 39 43 296.3号明細書に述べられており、ここに参照して組み入れられ ている。 ケーブル絶縁体の厚さは、10kV用で4.0mm、15kV用で4.5mmで ある。以下の値は、図2によるスリーブ10のために達成される。すなわち、 内層14の比誘電率: 3 内層14の厚さ: 8.5mm 内層14の絶縁耐力: 20kV/mm 誘電正接: 0.0001 図1のグラフ図は、図2のスリーブの内層14に用いられる絶縁素材のための 関係を示している。液状シリコーンゴムが母材物質であり、金属コーティングさ れた泡状ガラスと混合されている。図1において、横座標は母材中の泡状ガラス の容積百分率を示し、縦座標は母材の誘電性を示している。×で印している線は 1014倍のΩcmの単位で体積抵抗率を表しており、『丸』で印している線はk V/mmの単位で絶縁耐力を表しており、『三角』で印している線は10で割っ た誘電率εrを表しており、『四角』で印している線は、1000で割った誘電 正接tan dを表している。泡状ガラスの比重は0.6である。その耐静水圧は7 000N/cm2である。球体の分布サイズは以下のとおりである。 ふるいサイズ(μm) ふるい通過百分率 88 100 62 93.7 44 73.7 31 50.5 22 30.5 16 15.8 11 7.4 7.8 2.1 5.5 0.0 泡状ガラスは、アルミニウムによってコーティングされており、そのコーティ ングは100オングストロームの厚さを有すると共に、金属コーティング上の酸 化アルミニウムの絶縁層は40オングストロームの厚さを有している。図1のグ ラフ図は、固有抵抗が、体積あたりにつきコンスタントに2%以上であって、値 は6×1013Ωcmのオーダー内の値であることを明確にしている。絶縁耐力は 18kV/mmの範囲内であり、これは中圧域に対しては特に適している。誘電 正接は約0.0001である。2%の容積含有率では、比誘電率は3よりも幾分 高く、10%の容積含有率では4である。 図2のスリーブ10の内層14のための上述した値は、したがって、泡状ガラ スの容積含有率2%で達成される。 図4のスリーブ10aは、付加的な絶縁層30が絶縁内層14とシールド層1 6との間に配置されている点で、図2のそれと異なる。スリーブ10aは、共有 押出成形または連続射出成形によって作ることができる。第2絶縁層30は、例 えばシリコーンゴムまたは液状シリコーンゴムのような従来の柔軟な絶縁材で作 ることができる。内層14は、図2のそれに相当する。 図2のスリーブ10は、中圧域から15kVまでに適しており、図4のスリー ブは15kV以上の中圧に使用するのに適している。 図2および図4の層14には、上述の物質に加えて以下の組成が適用可能であ る。 (1) メチルビニル・シリコーンゴム 100部(HDU) (例えば、ドイツの会社ヴァッケルの シリコーンゴムR420/40U) カーボンブラックN765 10部 ジクミル・パーオキサイド 0.9部 以下の電気物理学的特性が達成される。 比誘電率εr =4.6 抵抗率: =3×1014Ωcm 絶縁耐力: =10kV/mm (2)上述の物質および部であるが、カーボン・ブラックはタイプN683を用 いる。 以下の電気物理学的特性が達成される。 比誘電率εr =3.5 抵抗率: =5×1014Ωcm 絶縁耐力: =12kV/mm 意図された特別の用途の要求に従って内層の電気的特性を最適化することが可 能であることが見出された。主たる特性は、すなわち比誘電率および絶縁耐力は 、泡状ガラスの直径の範囲、アルミニウム・コーティングの厚さ、および母材中 における泡状ガラスの濃度を選択することによって、ある限られた範囲内で可変 である。 このことは、図5〜図8から最もよく理解できる。これらのことは、以下に述 べる一組の実験から結果として生じ、泡特性の最適化を許容する。特定の一組の 実験においては、図1の説明で言及した泡状ガラスが用いられて次のような相違 があった。 泡状ガラスは、アルミニウム・コーティングが、23.6オングストローム、 44.3オングストローム、63.8オングストローム、132.2オングストロ ームおよび160.0オングストロームの異なる厚さで得られた。 さらに、これらの泡状ガラスは、ふるいに通されて0〜32ミクロン、32〜 50ミクロン、50〜80ミクロンおよび80〜125ミクロンの直径にされた 。 試料は次のようにして準備された。すなわち、200gの材料(液状シリコー ンゴムNo.2030、パーツAおよびB、1:1、に対して、計算された量の 泡状ガラスを加えたもの)を、手持ち混練機で5分間混合する。混合されたコン パウンドは、50ミリバールで30分間排気され、その直後にプレス成形された 。成形は、その混合物を60℃でプレス型に満たし、その型を予熱されたプレス 内へ搬送し、145℃で10分間成形することによって行われた。 スラブは200℃で4時間、後硬化させられた。 電気的特性の抵抗率、誘電正接、比誘電率および絶縁耐力は、VDE(ドイツ 電気技師協会)0303、パート4に従って、銀ペイントを用いずに測定された 。その属性値は三つのスラブの平均であった。 図5は、泡状ガラスのサイズ分布に対する誘電率の依存度を示している。横座 標は、『ふるいのメッシュ』をミクロンで、縦座標は誘電率である。『黒四角』 で印された線は、泡状ガラスの上にアルミニウム・コーティングが23.6オン グストロームの場合を表しており、『黒菱形』は44.3オングストロームの場 合を、『黒三角』は63.8オングストロームの場合、『白四角』は123.2オ ングストロームの場合、『白菱形』は160オングストロームの場合を、そして 『白三角』は、ふるいに通さずに160オングストロームのアルミニウム・コー ティングをした場合を表している。測定点は、ふるいの範囲の上限(例えば、3 2ミクロンの値の泡状ガラスは0〜32ミクロンの範囲、等)にとられた。誘電 率は、アルミニウム・コーティングの厚さに対して弱い依存性で50〜80ミク ロンの範囲にまで上昇することが解る。比較の理由のために、コーティング厚1 60オングストロームでふるいに通されていない泡状ガラスの値が示されており 、それは基本的に図1で用いられた物質に相当している。 さらに、コーティング厚は小さ過ぎるべきではなく、40〜60オングストロ ームの範囲内であることが好ましい。 図6は、絶縁耐力のための相当関係を示している。横座標は『ふるいのメッシ ュ 』をミクロンで、縦座標は絶縁耐力をkV/mmで表している。『黒四角』で印 された線は、、泡状ガラスの上にアルミニウム・コーティングが23.6オング ストロームの場合を表しており、『黒菱形』は44.3オングストロームの場合 を、『黒三角』は63.8オングストロームの場合、『白四角』は123.2オン グストロームの場合、『白菱形』は160オングストロームの場合を、そして『 白三角』は、ふるいに通さずに160オングストロームのアルミニウム・コーテ ィングをした場合を表している。ここでは、反対の傾向、すなわち、粒子が大き くなると減少する傾向が見られる。しかし、80ミクロン以上の範囲の泡状ガラ スを用いるとき、安定した状況に達している。コーティング厚の影響もまた、反 対の方向に移行しており、23.6オングストロームで最良の値を出している。 ここでもまた、ふるいに通されていない分級物も示されている。 図7においては、横座標は母材中の泡状ガラスの重量百分率を、縦座標は誘電 率を表している。『黒四角』で印された線は、泡状ガラスの上にアルミニウム・ コーティングが23.6オングストロームの場合を表しており、『黒菱形』は4 4.3オングストロームの場合を、『黒三角』は63.8オングストロームの場合 、『白四角』は123.2オングストロームの場合、そして『白菱形』は160 オングストロームの場合を表している。図7は、泡状ガラスのコーティング厚の 依存度がかなり弱いことを、そして誘電率の主な決定因子は泡状ガラスの重量百 分率であることを示している。 図8において横座標は母材中の泡状ガラスの重量百分率を、左側の縦座標は誘 電率を、右側の縦座標は絶縁耐力をkV/mmで表している。『黒四角』で印さ れた線は、、泡状ガラスの上にアルミニウム・コーティングが23.6オングス トロームの場合を表しており、『黒菱形』は44.3オングストロームの場合を 、『黒三角』は63.8オングストロームの場合、『白四角』は123.2オング ストロームの場合、『白菱形』は160オングストロームの場合を、そして『白 三角』は、比較のために図7からとった誘電率の平均値を表している。他方、図 8は、絶縁耐力の依存度のためのケースではないことを示しており、その値はグ ラフの右側に記されている。ここで、アルミニウム・コーティングの厚さが小さ い ほど、得られる絶縁耐力は良好であることが、より明確に解る。 このタイプの実験的方法を用いることによって、必要な最適化を達成すること が可能である。例えば、32〜50ミクロンの範囲でふるいに通して、44.3 オングストロームの厚さでコーティングを施した、そして5%の重量百分率の泡 状ガラスを用いることによって、3.85の比誘電率と16.5kV/mmの絶縁 耐力が得られる。あるいは、同じふるいのサイズの、すなわち32〜50ミクロ ンの泡状ガラスを選び、しかしアルミニウム・コーティングは23.6オングス トロームで重量百分率が3%であるとき、誘電率は3.45に下がり、絶縁耐力 は21kV/mmに上昇する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,JP,MX,SG,U S (72)発明者 クラブス,ライモント・アー・ヴェー ドイツ連邦共和国デー−21079ハンブルク、 イェーガーシュトラーセ106番 (72)発明者 ヘルブッシュ,ディーター ドイツ連邦共和国デー−21217ゼーフェタ ール、アン・デン・ヘーフォン30番 (72)発明者 ミュンコヴ,ブルクハルト ドイツ連邦共和国デー−20257ハンブルク、 ハルトヴィッヒ−ヘッセ−シュトラーセ18 番 (72)発明者 チェンバレン,クレイグ アメリカ合衆国ミネソタ州ウッドベリー、 アフトン・ロード8231番 (72)発明者 クノール,ヴィンフリート・カー ドイツ連邦共和国デー−22455ハンブルク、 ベルンブルガー・シュトラーセ12番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 電気ケーブルの、特に中圧ケーブルの接続部または終端部端子を被うため の筒状可収縮スリーブであって、シールド層によって囲繞された絶縁体を備え、 該スリーブは、半導体物質のシールド外層と、該シールド層の内側に少なくとも 一つの絶縁層とを備え、上記それらの層のユニットは半永久的に柔軟な物質より なって、機械的支持手段によって径方向に拡張した状態で保持されるようにされ たスリーブにおいて、 径方向最内層が、上記ケーブルの上記絶縁体の比誘電率よりも非常に大きな比 誘電率を有する均質な物質よりなることを特徴とするスリーブ。 2. 上記最内層の比誘電率が3以上である請求項1記載のスリーブ。 3. 単一の内層を備えている請求項1または2記載のスリーブ。 4. 上記内層が、誘電体のプラスチック材よりなる母材と、10〜500μm の直径分布を有して少なくともその表面が導電性の微小球の含有物とからなり、 該微小球は上記母材内に均等に分布され、この混合物が、 a)3より大きい比誘電率と、 b)少なくとも5kV/mmの絶縁耐力とを有する、 請求項1記載のスリーブ。 5. シリコーンゴムが上記母材である請求項4記載のスリーブ。 6. 上記球体の直径が互いに異なり、等級の一つの順(one order of magnitu de)よりも大きく異ならない請求項4または5記載のスリーブ。 7. 上記微小球の直径分布が10〜90μmの範囲内であり、好ましくは30 〜60μmの範囲内である請求項6記載のスリーブ。 8. 上記微小球は金属球である請求項4記載のスリーブ。 9. 上記微小球は金属コーティングされたガラス球である請求項4記載のスリ ーブ。 10. 上記コーティングは、アルミニウム、ニッケル、銀、あるいはその他の 同等のものである請求項9記載のスリーブ。 11. 上記球体は、薄い絶縁層でコーティングされており、好ましくはアルミ ニウム・サブ・オキサイドでコーティングされている請求項4記載のスリーブ。 12. 上記コーティングの厚さは約0.001μmである請求項9または10 記載のスリーブ。 13. 上記コーティングの厚さは約0.0004μmである請求項11記載の スリーブ。 14. 上記微小球の含有物は、上記母材に対して容積で2〜12%である請求 項4記載のスリーブ。 15. 比誘電率が3と10の間である請求項4記載のスリーブ。 16. 絶縁耐力が少なくとも10kV/mmである請求項4記載のスリーブ。 17. 誘電正接が0.01よりも小さい請求項4記載のスリーブ。 18. 上記最内層がメチルビニル・シリコーンゴムである請求項1記載のスリ ーブ。 19. 電界制御性を有すると共に電気的に絶縁性で成形可能な素材であり、特 に中圧域での使用のための素材であり、誘電体のプラスチック材よりなる母材と 、10〜500μmの直径を有してその全体もしくは表面が導電性であり、百分 位数の分担をする微小球とからなり、該微小球は上記母材内に均等に混合されて おり、このコンパウンドが、 a)3より大きい比誘電率と、 b)少なくとも5kV/mmの絶縁耐力とを有する、 素材。 20. 比誘電率が3と10の間であり、好ましくは3と4の間である請求項1 9記載の素材。 21. 絶縁耐力が少なくとも10kV/mmである請求項19記載の素材。 22. 誘電正接が0.01よりも小さい、好ましくは0.001よりも小さい請 求項19記載の素材。 23. 上記球体の直径は、等級の一つの順(one order of magnitude)よりも 大きく異ならない請求項19記載の素材。 24. 上記球体の直径分布が10〜90μmの範囲内であり、好ましくは30 〜60μmの範囲内である請求項19記載の素材。 25. 金属球は、金属コーティングされたガラス球または、好ましくは中空ガ ラス球(泡状ガラス)が用いられた請求項19記載の素材。 26. 上記コーティングは、アルミニウム、ニッケル、銀、あるいはその他の 同等のものであり、好ましくは厚さが約0.001μmである請求項19記載の 素材。 27. 上記球体は薄い絶縁層で、好ましくは酸化アルミニウムで、好ましくは 厚さ約0.0004μmでコーティングされている請求項26記載の素材。 28. 上記微小球の含有物が、上記母材に対して容積で2〜12%である請求 項19記載の素材。 29. シリコーンゴムが上記母材である請求項19記載の素材。
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