JPH10500585A - 医療用バンド体並びにパッキングシステム - Google Patents

医療用バンド体並びにパッキングシステム

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JPH10500585A JP7522382A JP52238295A JPH10500585A JP H10500585 A JPH10500585 A JP H10500585A JP 7522382 A JP7522382 A JP 7522382A JP 52238295 A JP52238295 A JP 52238295A JP H10500585 A JPH10500585 A JP H10500585A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、水分が無い状態でシールされた医療用バンド体(1)であり、これらは、ロール(24)の形態で順次互いに接続されている。各医療用バンド体は、連続気泡発泡体層(12)と、織布層(14)と、これら層間に配設され樹脂が含浸された複数の基材層(16)とを有する。基材層(16)は、好ましくは、発泡体層(12)並びに織布層(14)よりも小さい。熱融着ウエブ(18)が布層(14)とこれに近接した基材層(16)との間に介在され、この熱融着ウエブは、基材より延びて、充分な熱と圧力とが与えられたときに、布層(14)と発泡体層(12)とは基材の周辺で互いに融着され複数の基材層を布層(14)と発泡体層(12)との間で覆う。バンド体を収容し、個々にシールされた袋(22)のロール(24)が一緒に接続されており、接続されたシールフクロ(22)間で、特別の透孔が、隣の袋のシールを損なうことがなく袋を分離するように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 医療用バンド体並びにパッキングシステム 発明の背景 本発明は、体の一部を固定するための、一般的に、ギブス包帯や副子帯のよう な整形外科のバンド体の分野に関し、特に、水分により硬化可能な樹脂バンド体 、およびそのパッキングシステムに関する。 体の一部を固定する必要のある外傷の処置で使用される整形外科のバンドは、 一般に、布、即ち、綿布や麻布等のストリップで形成されており、このストリッ プには、これが体の一部に巻き付けられるか支持するために使用された後に固化 する物質が含浸されている。従来は、焼石膏が硬化物質として使用されている。 代表的にはこの焼石膏は、体の一部に木綿布の保護カバーを最初に当て、そし て使用する直前に湿らされた焼石膏が含浸された布を当てることにより、損傷し た身体部分にギブスや副子を形成するように使用されている。この焼石膏は、一 般に取り扱いが容易と考えられているが、幾つかの欠点がある。例えば、何層か の含浸並びに湿らされた布を、充分に強いギブスや副子を得るためには当てなけ ればならないが、焼石膏は、重量比に対して比較的強度が弱いので、重くかつか さばったバンドとなる。また、焼石膏のバンドは固化するのが遅く、ときには、 最大強度に達するのに2〜3日もかかってしまう。さらに、焼石膏は水の中では 破壊してしまうので、入浴のような患者のある種の行動を制限もしくは禁止して いる。 固化可能なバンドの分野での重要な進展は、使用するまで水分の無い状態に維 持されている布に含浸もしくはコーテングされる水分で硬化可能な樹脂の発展に よりなされている。この分野での他の発展は、樹脂が含浸もしくはコーテングさ れるファイバーグラス製の布もしくは基材の使用によりなされている。Boni n et al.による米国特許No.4,411,262には、水分の無い保 管状態で安定であるが、直接に水分を与えるか、空気中の水分による水分への露 呈により固化する構成材が開示されている。Yoonによる米国特許No.4, 433,680には、バンド自体の安定性を増し、かつセッテング時間を改良し た、水分により硬化する樹脂と共に使用されねプレポリマーが開示されている。 焼石膏と比べると、硬化可能な樹脂製品は軽く、重量比に対して比較的強度が 強く、そして比較的多孔性に形成できる。従来の硬化可能な樹脂のバンドは、独 立気泡性や連続気泡性の層、種々の層の間に配設された、また、ときには、筒状 の布もしくはメリヤス地に包まれた樹脂含浸基材の層を有する。もし、基材、布 、発泡体等の幾つかの層が一緒に支持されていないと、湿らされたときに、これ ら層は互いにずれてしまい、水分により固化する層が間違った箇所や適当でない 箇所に与えられてしまう。さらに、多くのバンド製品は患者の皮膚に当てられる のに適して位置される一側面を有し、他側面は外側に位置されるので、基材、発 泡体等がメリヤス地中に包まれているときには、どちらの側を皮膚に当てるのか を医者や技術者が判断することができない。 従来のバンドは、金属箔やこれにラミネートされたプラスチックフイルムでで きた袋内に個々に包装されている。Parkerによる米国特許No.4,77 0,299並びに4,899,738には、パッケージが筒状で、バンド製品と 延びる便利なロール形状の、水分により硬化可能なバンド製品が開示されている 。パッケージとバンド製品とを切断し所望の長さででバンド製品は取り出され、 この後に、ロールは再びシールされる。この形態の欠点は、シールされているパ ッケージが一度切断されると、空気がロール状のパッケージに入ってしまい。パ ッケージが再びシールされたときに、空気からの大気中の水分により、特に、シ ール近くの幾つかのバンド製品が固化してしまうことである。このために、バン ド製品の続く使用は、固化した部分を捨てて消耗しなければならず、これは、製 品の有効なコストが増すので、経済的に大きな欠点である。この延長可能なパッ ケージとバンド製品との構造の他の欠点は、ファイバーグラス基材の幾つかの層 や介在する布層もしくは樹脂と同様に、上と底とで強い箔−プラスチックフイル ムパッケージ材の2つの層を切断することは難しいということである。この欠点 に関連して、パッケージ/バンド製品を切断するのに使用されるハサミのような 切 断器具を、これらは樹脂により簡単にコーテングされてしまうので、クリーンに しておく必要がある。 上述した水分により硬化可能な樹脂のバンド製品は、使用が複雑で製品の実的 コストが高くなるという欠点もある。 発明の概要 従って、本発明の目的は、軽量で堅い構造となるように水分に晒されたときに 固化する、水分硬化樹脂が含浸された基材を有する単一形式のバンド体を提供す ることである。 本発明の他の目的は、最大の快適性と保護のために患者の皮膚に当るクッショ ン層を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、怪我した体の部分への適用が容易なように、容易 に皮膚と適合できる側と外側とを有する単一形式のバンド体を提供することであ る。 本発明のさらに他の目的は、清潔で容易に適用できて取り扱えるように、基材 と、発泡体と、布層との適当な位置付けを果たす単一形式のバンド体を提供する ことである。 本発明のさらに他の目的は、使用し易くするために、うまくロールの形態で互 いに接続された水分を通さない個々のシールされる袋中にバンド体を入れるパッ キングシステムを提供することである。 これら目的を達成するために、以下に説明する本発明の好ましい実施の形態は 、ロールの形態で互いに順次接続され、湿気(水分)の無い状態でシールされた 医療用バンド体を提供する。この医療用バンド体は、連続気泡発泡体層と、織布 層と、これら層間に配設され樹脂が含浸された複数の基材層とを有する。本発明 の好ましい実施の形態において、基材は発泡体層と布層よりも小さく、また、基 材よりも大きい熱融着ウエブ材の単一の片が布層とこれに近接した基材との間に 介在されている。この方法で、この熱融着ウエブは、基材の周辺を覆いかつこれ より延びて、充分な熱と圧力とが与えられたときに、布層と発泡体層とは基材の 周辺で互いに融着され複数の基材層を覆う。これは、布層と発泡体層と、基材層 が、 固化の間に適当な位置に維持されることを確実にする。熱融着ウエブが基材を覆 うので、このウエブが布を通る樹脂のしみ出しを防止するバリアを形成する。 本発明の別の実施の形態は、発泡体層と布層とが、これらの間に基材を覆うよ うに一緒に融着されるように基材の周辺に熱融着ウエブ材の片(ストリップ)を 有する。他の可能性は、融着ウエブ材が基材の周辺にこれらを覆わないで配設さ れるように、基材のサイズと形状とに一致した中心口開を有する熱融着ウエブ材 の単一の片の使用である。発泡体層と布層とは、基材を覆うように一緒に融着さ れるが、バリアは形成されない。明らかなように、2つの実施の形態は、しみ出 しのない布層で形成されるバンド体に適している。さらに、他の可能性は、バン ド体の1つのシームのみを融着し、ステッチのような他の取着方法により他のシ ームを取着することである。バンド体を収容し、個々にシールされた複数の袋の ロールが、バンド体の使用を容易にするために一緒に接続されている。シールさ れた袋の接続部には、隣の袋のシールを損傷しないで袋を分離するために特別の 透孔が設けられている。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に係わる医療用バンド体の概略的な分解斜視図である。 図2は、湿気を通さない袋内にシールされて組み合わされる、図1に示す医療 用バンド体の断面図である。 図3は、図1に示す医療用バンド体の基材層と連続気泡発泡体層との上面図で ある。 図4は、ロールの形態での図2に示す複数の個々に独立してシールされた袋を 示す、本発明のパッキングシステムを概略的に示す側面図である。 図5は、図4の袋とロールとを形成するために使用され得るラミネート構造の パッキング材を示す斜視図である。 図6は、図4に示すロールの一部の概略的上面図である。 好ましい実施の形態の詳細な説明 図1の分解図で示すように、バンド体10は、患者の皮膚に当てられ、快適に 保護するためのクッション層を構成する連続気泡発泡体層12を具備する。この 発泡体層12は、好ましくは1/4インチ(約0.635cm)の厚さである。 ポリウレタンのように一般的に入手できる連続気泡発泡体が、連続気泡発泡体は 水や空気を通し、かつ安価なので、発泡体層12として使用される。連続気泡発 泡体は、使用中にバンド体に水分を与える。柔らかな織布層14が、バンド体1 0の反対側を形成しており、これは、患者に当てられたときに、好ましくは外側 となる。発泡体と布とは、容易に識別できる組織なので、医者もしくは技術者は 、遅くなったり推測したりしないで、患者の皮膚に発泡体層を当てるようにして バンド体を容易に位置させることができる。複数の基材層16が発泡体層12と 布層14との間に配設されている。 図1に示すように、本発明の好ましい実施の形態は、互いに重なるようにして 、垂直にアラインメントされた6ないし8枚の基材層16を有する。これら基材 層は、簡単のために一括して基材17と称する。各基材層は、好ましくは、1平 方インチ(約2.54cm)当り約240個の孔を有するメッシュサイズのファ イバーグラスの繊維の編み物である。好ましいメッシュサイズは、樹脂が含浸も しくはコーテングされる面領域と多孔性との間で有効なバランスを与えるように 決定されている。メッシュサイズが高くなればなるほど、樹脂が含浸もしくはコ ーテングされる面領域が大きくなり、バンド体の強度が増す。しかし、メッシュ サイズが高くなりすぎると、基材の多孔性を制限してしまう欠点が生じる。本発 明の構造にとって、240メッシュサイズの6ないし8枚の基材層が好ましい。 ここで使用している“メッシュサイズ”とは、ファイバーグラス繊維の孔を規定 するウエルと粗さとのファンクションとして決定されていることが理解できよう 。 これら基材層16には、水分により硬化可能な樹脂が含浸もしくはコーテング されている。この樹脂は、水分が無い状態で維持されているときには安定に保管 されるが、充分な水分に晒されると固化して、堅く、軽く、そして強い保護構造 体を形成する。これら基材層16は、樹脂の含浸もしくはコーテング前にはいか なる方法でも取り扱われないことが望ましい。水分硬化樹脂の反応システムの詳 細は、知られており、これの完全な説明は、前述した米国特許No.4,411 , 262で見られ得る。 樹脂は、スプレーやローラ等によるように適当な方法で基材層に施され得る。 本発明の基材層は、一方が供給ローラとして機能するロール間を通る。この供給 ロールは、樹脂槽に関連付けられ、供給ロールによりピックアップされた樹脂は 、基材層がローラ間を通るのに従って基材層にコーテングされる。この基材層に コーテングされる樹脂の量は、ロール間の距離、即ち、“ギャッブ”を調節する ことにより制御される。 本発明のバンド体で使用される樹脂の量は、製品のロールの総重量のパーセン テージとして表わされ得る。このロールは所定数のバンド体と、パッキング材と 、外周にロールが巻回されるコアとを有する。このコアは、巻回を容易にするた めに、1/16インチのフランジもしくはリップを備えた、中空のポリエチレン シリンダーである。一般的に、使用される樹脂の量は、基材層へのコーテング量 が多かったり少なかったりしたときに生じる問題のために、モニターされている 。コンーテング量が多い場合には、特に、体に当てるときや保存中に、製品の一 側に過度の樹脂が流れ出たり動いたりする。明らかに、このような移動によりコ ーテングされた樹脂が不均一になることは好ましくなく、硬化されたときに良く ない結果となる。少ないコーテングの場合には、製品が湿らされて硬化されたと きに良くないラミネーションとなる。樹脂量の許容範囲は、ロールの総重量の4 1〜46%、好ましい量は43%である。これら範囲並びに好ましいパーセンテ ージは、製造プロセスで品質制御パラメータとして使用され得る。 発泡体層12並びに布層14は、基材17よりも好ましくは長いサイズである 。この結果、発泡体層と布層は、基材の回りで互いに取着されて、これらの間で 基材層16を覆う。このように基材層を覆うことにより、これらのエッジは露出 していないので、擦り切れるのが防止され、さらに、最適のアラインメントと固 化とを果たすように互いに適当な関係で全ての基材層が維持される。基材層16 の周辺の回りで布層14に発泡体層12を取着するための好ましい方法は、布層 14とこれに近接した基材層との間で、基材層よりも大きい単一の熱融着ウエブ 18を形成することである。基材層16のエッジを越えて延びるの熱融着ウエブ 18の部分は、図3に示す融着領域20と一致する。充分な熱と圧力とが与えら れ たときに、融着領域20内の融着ウエブ18の部分が、基材層16の周辺の回り で布層14を発泡体層12に、基材層16が中になるようにして融着する。図2 は、本発明の断面図を示し、発泡体層12と布層14との中で収容された基材層 16を示す。熱融着ウエブは、アパレル産業で布を互いに融着するために市販さ れ、広く使用されているものが利用できる。好ましい融着ウエブは、WONDE RUNDER(商標名)であり、Pellonにより製造されている。 融着ウエブ18は、図1に示すように製品10が組み合わされる前に、布層1 4に融着され得る。全ての層が、融着ウエブ18と布層14とが1つのユナット として有効に取り扱われるように位置付けられると、布層は、融着領域20で発 泡体層に融着される。代わって、融着ウエブ18は単に基材上に置かれ、そして 、布層14により覆われてから上述したように融着される。融着ウエブ18が、 集合体に不可される順序に関係無く、融着ウエブ18が、布層14とこれに近接 した基材層16との間に入れられることが解る。 製品10の集合体は、比較的真っ直ぐに前方に進み、どのように融着ウエブ1 8が使用されるのかに従って、変化する。一般に、発泡体層12は適当な働き面 上に置かれ、そして、基材層16は、融着領域20のための許容範囲を残して発 泡体層12上に置かれる。所定数の基材層16が、互いに垂直に重ねられて置か れる。この点で、(1)単一の層を形成するように互いに予め接着された熱融着 ウエブ18と布層14とは、基材17を覆うように位置されてから、集合体は基 材17の回りで融着されるか、(2)融着ウエブ18が、これの部分が基材17 の周囲を越えて延びるように基材17上に置かれ、そして、布層14が融着ウエ ブ18上に置かれてから、集合体は基材17の周囲で融着される。 本発明の好ましい実施の形態は、互いに融着された全ての周囲シームを有して いるけれども、異なる実施の形態は、異なる形状の熱融着ウエブ並びに/もしく は異なるようにして取着されたシームを有する。例えば、熱融着ウエブ材のスト リップは、発泡体層と布層とが一緒に融着されてこれらの間に基材を収容するよ うに、基材の回りに配置されうる。他の例は、外方へのディメンションが基材よ りも大きく、かつ、基材のサイズと形とに一致した中心開口を有し、この結果、 熱融着ウエブ材が基材の周囲の回りに一され、これとは重ならないような熱融着 ウエブの使用である。発泡体層と布層とは、互いに融着されて、基材を囲むがバ リアは形成されない。明らかに、これらの例は、染み出しの少ない布層で形成さ れた製品に適している。さらに他の可能性は、製品の全周よりも少なく融着し、 残りのシーム部をステッチのような他の取着手段により取着することである。矩 形の製品において、このことは、一側のシームのみが融着され残りの3つのシー ムが他の方法で取着されるか、側方シームのうちの2つが融着されて、残りの2 のシームが他の方法で取着されることを意味する。勿論、3側のシームが融着さ れ、残りの1つのシームが他の方法で取着され得る。部分的に融着される全ての 例において、熱融着ウエブは、基材を覆うサイズであり、また、融着されるシー ムの特別な数、もしくは、上述したように、融着ウエブ材のストリップは、所望 のシームを融着するように位置付けられ得る。本発明のバンド体のシームの融着 と他の方法による取着との組み合わせは可能であり、また、本発明の範囲内でな し得る。 好ましい実施の形態に従って、発泡体層12が布層14に融着されると、基材 層16はこれらの間に収容され、バンド体の製品10の層は、容易に適用できる ように適当な位置に維持される。単一の大きい熱融着ウエブ18を使用する優れ た効果は、バンド体製品10が、基材層16を覆う融着ウエブ18と、周囲で融 着される発泡体層12と布層14とが組み合わされたときに、基材層を覆う熱融 着ウエブ18の部分が布層14と基材層16との間のバリアとして機能し、この バリア層を樹脂がしみ出るのを防止することである。しみ出た樹脂は、幾つかの 従来のバンド体製品において、特に長期の保存において問題であった。本発明の 熱融着ウエブ18は2つの機能を融着ウエブする。即ち、基材の回りで発泡体層 と布層とを互いに融着し、また、しみ出る問題を解決する。 発泡体層12は、樹脂の硬化の間に、近接した基材層16に取着する。発泡体 層からの樹脂のしみ出しは、一般的には問題とならないが、熱融着ウエブ18と 同様の別の大きい熱融着ウエブが、必要に応じて基材層を覆うように、発泡体層 12とこれに近接した基材層との間に介在され得る。充分な熱と圧力とが与えら れると、発泡体層12と布層14とは、2つの熱融着ウエブにより基材層16の 周囲で互いに融着され、また、発泡体層と布層との両者は、樹脂のしみ出しに対 するバリアが設けられる。 シームの形成可能領域と同様の融着領域20は、発泡体層12と布層14との 両方に設けられる。図3に最も良く示すように、融着領域20は、全ての方向に おいて、基材層16の回りと等しい幅にすることが好ましい。この融着領域20 の好ましい幅は、1/2インチであり、これは、基材層16が各方向において発 泡体層と布層よりも少なくとも1/2インチ短いことを意味する。 組み合わされたバンド体10は、図2に示すように、使用されるまでは、水分 を通さない袋22内にシールされている。本発明のパッキングシステムは、図4 に概略的に示すように、ロール24に一緒に接続された複数の袋22を有する。 ここのバンド体10は、バンド体がパッケージを再びシールすることが無くて使 用され得るように、個々の袋22内で別々にシールされている。この結果、パッ ケージや基材層を切断する汚い工程は省略でき、空気中で大気の水分に晒されて 固化される使用可能な製品を保持するパッケージ内に空気が入らなくしている。 パッケージ材は、図5で3つの層を例示的に示す、複合層のラミネート材26 である。このラミネートパッキング材は、種々の形態で互いにラミネートされた 金属箔とプラスチックフイルムからなる幾つかの層を有する。3層のラミネート 材が図示され説明の容易のために述べられているが、材料のタイプの層の順序も しくは数の変更は、本発明の範囲内でなされる。ラミネート材は、強く、湿気を 通さないパッキング材料として知られている。 一般に、ラミネート材は、一緒に積層されたプラスチックフイルムと金属箔と により構成され、プラスチックフイルムは、最内側層と最外側層として使用され る。図示の目的で、図5に示すラミネート材は、ポリエチレンフイルムで形成さ れ得る最内側層28と、金属箔である中間層30と、ポリエステルフイルムで形 成され得る最外側層32とからなる。一緒に積層された最内側のプラスチックフ イルム28と、金属箔30と、最外側プラスチックフイルム32とは、湿気を通 さない、非常に強いラミネートパッキング材を形成している。ラミネート材26 の複数の細長い片は、これらの最内側のプラスチックフイルム28が互いに面し 、これらの長手側に沿って一緒にシールされるように、上下に配設されている。 袋 22は、ラミネート材を横方向でシールすることにより形成され、最内側のプラ スチックフイルム28は一緒にシールされている。かくして、シール領域34は 、図6に最も良く示すように、互いに隣り合う袋22間に設けられている。 ラミネート材26は、一般的に耐引き裂性の高い強度の材料である。シール領 域34は、袋を分離するためにハサミ等で切断されるけれども、本発明は、切断 器具の必要を無くして袋の迅速な分離を容易にするために、特に所定位置に形成 された複数の透孔(パーホレーション)を与えている。一般の打ち抜きで形成さ れた複数の透孔が引き裂き方向に互いに離間してシール領域34に設けられてい ると、夫々の袋の湿気を通さないシールがなされる。ポリエステルやポリエチレ ンのようなプラスチックフイルムは、穿孔されるときに裂ける代わりに延びる傾 向があり、真っ直ぐには裂けない。制御されていない引き裂きもしくは延びが生 じると、袋のシールが損傷し、空気が袋の中に侵入してバンド体を大気の湿気に 晒す。袋の中の湿気の存在は、樹脂の硬化を行わせ、この結果、バンド体が硬化 して使用不能となる。 シール領域34の両側にノッチ36を形成し、これらノッチ間でシール領域を 横方向に横切って延びる線形穿孔38を形成することにより、穿孔部42に容易 に引き裂きが可能なティアーラインを形成することが見出だされた。ラミネート 材が非常に強く、この結果、形成されるシール領域34が非常に強いので、シー ル領域34で少ないパーセントのラミネートのみが、隣り合う袋22を一緒に保 持するように接続されるためには必要であることが解った。延ばす代わりのラミ ネートの引き裂きを確実にするために、ノッチ36と透孔38との組み合わせは 、引き裂き線40の55%〜95%、そして、好ましくは、少なくとも80%で ある。換言すれば、好ましくは、引き裂き線40の少なくとも80%が、材料の 無いことにより特徴付けられるか、好ましくは、引き裂き線40の多くとも20 %が接続された部分44を構成している。引き裂き線40の比較的小さい部分は 部分44を構成している。透孔とノッチに対する接続される部分の比を決定する ために、主な考慮は袋を一緒に保持するように充分に接続された領域を確保する ようにしている。 バンド体10の好ましい形状は、矩形であり、また、好ましいサイズは、4x 12インチもしくは5x26インチである。両サイズにとって、ラミネートパッ ケージ材の好ましい幅は7.5インチである。両サイズのバンド体にとって同じ 幅のラミネート材を使用することは経済的な状況である。かくして、シール領域 34は、7.5インチの幅であり、ノッチと透孔とは、好ましい範囲内で適当な サイズになっている。好ましくは、4ないし5個の袋が1つのロールに一緒に接 続される。 勿論、バンド体のい適当な所望の形状もしくはサイズ並びに1つのロールでの 袋の数は、本発明の範囲内であり、記載された医療用バンド体が、怪我した体の 部分を固定するためにどのようにして副子もしくはギブスで使用されるかに依存 する。発泡体層と布層とは、体の部分の回りに装着されるかこれを包むために、 延長した部分を与えるように他の層よりも実質的に大きくされ得る。 バンド体10が患者に付与されるときに、袋は透孔に沿ってロールから引き離 され、バンド体はこの袋から取り出される。最良の結果のために、バンド体は水 で濡らされてからタオルもしくは他の作動面に乗せられて平坦にされる。そして 、バンド体の発泡体側が患者の皮膚に当てられて、怪我した体の部分を支持する のに必要なように整形、成型、並びに形成される。この結果、ほぼ4分以内に、 バンド体は、成型がこれ以上生じないように固化される。そして、濡らしてから 5ないし8分でバンド体は“セッド”され始め、約20分で、怪我した体の部分 を支持する機能を始める。樹脂の全部の硬化は、24時間で生じる。 この分野の者の範囲内で生じる本発明の変化、適用、変更があることは明らか である。しかし、本発明の精神から離れない上記全ての変更は、請求の範囲によ ってのみ制限されるような発明の範囲内と考えられ得る。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年6月13日 【補正内容】 請求の範囲 1.柔らかで、弾性的な連続気泡発泡体のパツド層と、 柔らかで可ぎょう性があり透水性の布層と、 前記発泡体層並びに布層よりも小さく、発泡体層と布層との間に配置され、そ して、堅い構造を形成するように水分に晒されたときに固化する柔らかい硬化可 能樹脂が含浸もしくはコーテングされた可ぎょう性の基材と、 前記基材の少なくとも一側に沿って、前記布層と発泡体層との間に配置され、 樹脂をしみ出させないバリアを形成する熱融着ウエブとを具備し、 前記融着ウエブを機能させるのに充分な熱と圧力とが与えられたときに、前記 発泡体層と布層とは基材の少なくとも前記一側で互いに融着され、また前記ウエ ブは樹脂をしみ出させないバリアを形成して、バンド体の全ての部材を適当な位 置に維持するように基材を覆う、医療用バンド体。 2.前記融着ウエブは、前記融着ウエブを機能させるのに充分な熱と圧力とが 与えられたときに、前記発泡体層と布層とは基材の周囲で互いに融着されて、基 材を覆うように、基材の周辺の回りに延びている請求項1の医療用バンド体。 3.柔らかで、弾性的な連続気泡発泡体のパツド層と、 柔らかで可ぎょう性の布層と、 前記発泡体層並びに布層よりも小さく、発泡体層と布層との間に配置され、そ して、堅い構造を形成するように水分に晒されたときに固化する柔らかい硬化可 能樹脂が含浸もしくはコーテングされた可ぎょう性の基材と、 前記基材を覆うと共にこの周辺でのびており、前記布層と発泡体層との間にバ リアを形成して布層を通って樹脂がしみ出るのを防止し、前記布層と発泡体層と の間に配置された熱融着ウエブとを具備し、 前記融着ウエブを機能させるのに充分な熱と圧力とが与えられたときに、前記 発泡体層と布層とは基材を覆うように互いに融着されて、バンド体の全ての部材 を適当な位置に維持するように基材を覆う、医療用バンド体。 4.前記基材は、1インチ当たり約240個の孔のメッシュサイズを融着ウエ ブするファイバーグラスの繊維の編み物である請求項1の医療用バンド体。 5.前記基材の少なくとも6つの層がバンド体を充分に堅くするために設けら れている請求項1の医療用バンド体。 6.前記発泡体層と、布層と、融着ウエブとは、ほぼ等しいサイズであり、ま た、前記基材は、これの周辺の回りに融着領域を与えるように小さい、請求項5 の医療用バンド体。 7.前記発泡体層と、布層と、融着ウエブとは、前記基材の周辺の回りに少な くとも1/2インチの融着領域を与えるように全ての方向において基材よりも1 インチ大きい、請求項6の医療用バンド体。 8.前記発泡体層と基材との間に設けられ、基材の周辺の回りに延びて、充分 な熱と圧力とが与えられたときに、基材の周辺の融着を果たす第2の熱融着ウエ ブをさらに具備する請求項1の医療用バンド体。 9.柔らかで、弾性的な連続気泡発泡体のパツド層と、 柔らかで可ぎょう性の布層と、 前記発泡体層並びに布層よりも小さく、発泡体層と布層との間に配置され、そ して、堅い構造を形成するように水分に晒されたときに固化する柔らかい硬化可 能樹脂が含浸もしくはコーテングされた可ぎょう性の基材と、 布層を通って樹脂がしみ出るのを防止するバリアを形成するように、前記布層 と基材との間に配置された第1の熱融着ウエブと、 前記基材を覆うと共にこの周辺でのびており、前記基材と発泡体層との間にバ リアを形成して発泡体層を通って樹脂がしみ出るのを防止し、前記基材と発泡体 層との間に配置された第2の熱融着ウエブを具備し、 前記第1並びに第2の融着ウエブを機能させるのに充分な熱と圧力とが与えら れたときに、前記発泡体層と布層とは基材を覆うように互いに融着されて、バン ド体の全ての部材を適当な位置に維持するように基材を覆う、医療用バンド体。 10.前記布層は織布である請求項1の医療用バンド体。 11.前記織布はフラネルである請求項10の医療用バンド体。 12.使用までに水分が無い状態で複数の個々にシールされた医療用バンド体 を維持し、これら医療用バンド体の各々は、柔らかで、弾性的な連続気泡発泡体 のパツド層と、柔らかで可ぎょう性がある、透水性の布層と、前記発泡体層並び に布層よりも小さく、発泡体層と布層との間に配置され、そして、堅い自己支持 構造を形成するように水分に晒されたときに固化する柔らかい硬化可能樹脂が含 浸もしくはコーテングされた可ぎょう性の基材と、前記基材の少なくとも一側に 沿って、前記布層と発泡体層との間に配置され、樹脂をしみ出させないバリアを 形成する熱融着ウエブとを具備し、前記融着ウエブを機能させるのに充分な熱と 圧力とが与えられたときに、前記発泡体層と布層とは基材の少なくとも前記一側 で互いに融着されて、バンド体の全ての部材を適当な位置に維持するように基材 を覆うようになっている湿気を通さないパッキングシステムであり、 個々のシールされた湿気を通さない袋内に収容され、これらの間にシール領域 を規定し、これら袋が連続したロールに順次配設されている、複数の医療用バン ド体と、 前記シール領域の夫々に形成され、シールの一体性を維持しながら、各が袋の 分離を可能なように袋間でシール領域を横方向に横切るように延びた複数の線形 透孔と、分離を容易にするためにシール領域の互いに対向する横側に夫々形成さ れたノッチとを有する穿孔部分とを具備するパッキングシステム。 13.各穿孔部分のノッチと透孔とは、シール領域の少なくとも80%を占め る請求項12の湿気を通さないパッキングシステム。 14.複数の医療用バンド体と、湿気がない状態で夫々のバンド体を含むため のパッキングシステムとの組み合わせであり、 各々が、柔らかで、弾性的な連続気泡発泡体のパツド層と、柔らかで可ぎょう 性がある、透水性の布層と、前記発泡体層並びに布層よりも小さく、発泡体層と 布層との間に配置され、そして、堅い自己支持構造を形成するように水分に晒さ れたときに固化する柔らかい硬化可能樹脂が含浸もしくはコーテングされた可ぎ ょう性の基材と、前記基材の少なくとも一側に沿って、前記布層と発泡体層との 間に配置され、樹脂をしみ出させないバリアを形成する熱融着ウエブとを具備し 、前記融着ウエブを機能させるのに充分な熱と圧力とが与えられたときに、前記 発泡体層と布層とは基材の少なくとも前記一側で互いに融着されて、バンド体の 全ての部材を適当な位置に維持するように基材を覆う、複数の医療用バンド体と 、 個々のシールされた湿気を通さない袋内に収容され、これらの間にシール領域 を規定し、これら袋が連続したロールに順次配設されている、複数の医療用バン ド体と、前記シール領域の夫々に形成され、シールの一体性を維持しながら、各 が袋の分離を可能なように袋間でシール領域を横方向に横切るように延びた複数 の線形透孔と、分離を容易にするためにシール領域の互いに対向する横側に夫々 形成されたノッチとを有する穿孔部分とを具備するパッキングシステムとを具備 する組み合わせ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.柔らかで、弾性的な連続気泡発泡体のパツド層と、 柔らかで可ぎょう性の布層と、 前記発泡体層並びに布層よりも小さく、発泡体層と布層との間に配置され、そ して、堅い構造を形成するように水分に晒されたときに固化する柔らかい硬化可 能樹脂が含浸もしくはコーテングされた可ぎょう性の基材と、 前記基材の少なくとも一側に沿って、前記布層と発泡体層との間に配置された 熱融着ウエブとを具備し、 前記融着ウエブを機能させるのに充分な熱と圧力とが与えられたときに、前記 発泡体層と布層とは基材の少なくとも前記一側で互いに融着されて、バンド体の 全ての部材を適当な位置に維持するように基材を覆う、医療用バンド体。 2.前記融着ウエブは、前記融着ウエブを機能させるのに充分な熱と圧力とが 与えられたときに、前記発泡体層と布層とは基材の周囲で互いに融着されて、基 材を覆うように、基材の周辺の回りに延びている請求項1の医療用バンド体。 3.前記融着ウエブは、前記布層と基材との間にバリアを形成して布層を通る 基材のしみ出しを防止するように基材を囲み、この周囲で延びるようなサイズで ある請求項1の医療用バンド体。 4.前記基材は、1インチ当たり約240個の孔のメッシュサイズを融着ウエ ブするファイバーグラスの繊維の編み物である請求項1の医療用バンド体。 5.前記基材の少なくとも6つの層がバンド体を充分に堅くするために設けら れている請求項1の医療用バンド体。 6.前記発泡体層と、布層と、融着ウエブとは、ほぼ等しいサイズであり、ま た、前記基材は、これの周辺の回りに融着領域を与えるように小さい、請求項5 の医療用バンド体。 7.前記発泡体層と、布層と、融着ウエブとは、前記基材の周辺の回りに少な くとも1/2インチの融着領域を与えるように基材よりも大きい、請求項6の医 療用バンド体。 8.前記発泡体層と基材との間に設けられ、基材の周辺の回りに延びて、充分 な熱と圧力とが与えられたときに、基材の周辺の融着を果たす第2の熱融着ウエ ブをさらに具備する請求項1の医療用バンド体。 9.前記第2の融着ウエブは、前記布層と基材との間にバリアを形成して発泡 体層を通る基材のしみ出しを防止するように基材を囲み、この周囲で延びるよう なサイズである請求項8の医療用バンド体。 10.前記布層は織布である請求項1の医療用バンド体。 11.前記織布はフラネルである請求項10の医療用バンド体。 12.使用までに水分が無い状態で複数の個々にシールされた医療用バンド体 を維持し、これら医療用バンド体の各々は、柔らかで、弾性的な連続気泡発泡体 のパツド層と、柔らかで可ぎょう性の布層と、前記発泡体層並びに布層よりも小 さく、発泡体層と布層との間に配置され、そして、堅い構造を形成するように水 分に晒されたときに固化する柔らかい硬化可能樹脂が含浸もしくはコーテングさ れた可ぎょう性の基材と、前記基材の少なくとも一側に沿って、前記布層と発泡 体層との間に配置された熱融着ウエブとを具備し、前記融着ウエブを機能させる のに充分な熱と圧力とが与えられたときに、前記発泡体層と布層とは基材の少な くとも前記一側で互いに融着されて、バンド体の全ての部材を適当な位置に維持 するように基材を覆うようになっている湿気を通さないパッキングシステムであ り、 個々のシールされた湿気を通さない袋内に収容され、これらの間にシール領域 を規定し、これら袋が連続したロールに順次配設されている、複数の医療用バン ド体と、 前記シール領域の夫々に形成され、シールの一体性を維持しながら、各が袋の 分離を可能なように袋間でシール領域を横方向に横切るように延びた複数の線形 透孔と、分離を容易にするためにシール領域の互いに対向する横側に夫々形成さ れたノッチとを有する穿孔部分とを具備するパッキングシステム。 13.各穿孔部分のノッチと透孔とは、シール領域の少なくとも80%を占め る請求項12の湿気を通さないパッキングシステム。 14.複数の医療用バンド体と、湿気がない状態で夫々のバンド体を含むため のパッキングシステムとの組み合わせであり、 各々が、柔らかで、弾性的な連続気泡発泡体のパツド層と、柔らかで可ぎょう 性の布層と、前記発泡体層並びに布層よりも小さく、発泡体層と布層との間に配 置され、そして、堅い構造を形成するように水分に晒されたときに固化する柔ら かい硬化可能樹脂が含浸もしくはコーテングされた可ぎょう性の基材と、前記基 材の少なくとも一側に沿って、前記布層と発泡体層との間に配置された熱融着ウ エブとを具備し、前記融着ウエブを機能させるのに充分な熱と圧力とが与えられ たときに、前記発泡体層と布層とは基材の少なくとも前記一側で互いに融着され て、バンド体の全ての部材を適当な位置に維持するように基材を覆う、複数の医 療用バンド体と、 個々のシールされた湿気を通さない袋内に収容され、これらの間にシール領域 を規定し、これら袋が連続したロールに順次配設されている、複数の医療用バン ド体と、前記シール領域の夫々に形成され、シールの一体性を維持しながら、各 が袋の分離を可能なように袋間でシール領域を横方向に横切るように延びた複数 の線形透孔と、分離を容易にするためにシール領域の互いに対向する横側に夫々 形成されたノッチとを有する穿孔部分とを具備するパッキングシステムとを具備 する組み合わせ。
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