JPH10500275A - 移動通信システムにおけるファクシミリ送信方法 - Google Patents
移動通信システムにおけるファクシミリ送信方法Info
- Publication number
- JPH10500275A JPH10500275A JP8526639A JP52663996A JPH10500275A JP H10500275 A JPH10500275 A JP H10500275A JP 8526639 A JP8526639 A JP 8526639A JP 52663996 A JP52663996 A JP 52663996A JP H10500275 A JPH10500275 A JP H10500275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data rate
- facsimile
- channel coding
- maximum
- channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/32—Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
- H04N1/333—Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor
- H04N1/33307—Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor prior to start of transmission, input or output of the picture signal only
- H04N1/33323—Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor prior to start of transmission, input or output of the picture signal only transmission mode only, e.g. speed
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0001—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
- H04L1/0009—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00095—Systems or arrangements for the transmission of the picture signal
- H04N1/00103—Systems or arrangements for the transmission of the picture signal specially adapted for radio transmission, e.g. via satellites
- H04N1/00106—Systems or arrangements for the transmission of the picture signal specially adapted for radio transmission, e.g. via satellites using land mobile radio networks, e.g. mobile telephone
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00095—Systems or arrangements for the transmission of the picture signal
- H04N1/00103—Systems or arrangements for the transmission of the picture signal specially adapted for radio transmission, e.g. via satellites
- H04N1/00108—Systems or arrangements for the transmission of the picture signal specially adapted for radio transmission, e.g. via satellites of digital signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/32—Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
- H04N1/333—Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor
- H04N1/33353—Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor according to the available bandwidth used for a single communication, e.g. the number of ISDN channels used
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L2001/0092—Error control systems characterised by the topology of the transmission link
- H04L2001/0096—Channel splitting in point-to-point links
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/32—Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
- H04N2201/333—Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor
- H04N2201/33307—Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor of a particular mode
- H04N2201/33342—Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor of a particular mode of transmission mode
- H04N2201/3335—Speed or rate
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
デジタル移動通信システムは、移動ステーション(MS)と、ファクシミリアダプタ(2)と、このアダプタに接続された第1のテレファックスターミナル(1)と、移動ネットワーク(BSS,MSC)と、インターワーキングユニット(32)と、第2のファクシミリアダプタ(33)とを備えている。テレファックスターミナル間には高速の透過的な率適応のファクシミリ接続が設定される。高速データ接続に割り当てられる並列なトラフィックチャンネル(ch0-chn)の数は、データ接続の最大データ率がテレファックスターミナル(1,10)の許容最大データ率より高くなるようにされる。テレファックスターミナルはファクシミリデータ率について折衝する。第2のファクシミリアダプタ(33)は、折衝を監視し、そしてその折衝されたファクシミリデータ率に基づいて、データ接続に使用できる最も有効なチャンネルコード化を選択する。
Description
【発明の詳細な説明】
移動通信システムにおけるファクシミリ送信方法発明の分野
本発明は、移動通信システムにおけるファクシミリ送信方法に係る。先行技術の説明
ITU−T推奨勧告T.30は、公衆交換電話回線において文書をファクシミ
リ送信する手順について規定している。この推奨勧告によるファクシミリターミ
ナルは、グループ3(G3)ファクシミリターミナルと称する。G3ファクシミ
リターミナルの特徴は、通話の始めに、接続の質にとって最も適したファクシミ
リデータ率を折衝できることである。ファクシミリデータ率は、接続の質が変化
する場合には通話中にも再折衝することができる。G3ファクシミリに一般的に
使用されるデータ率は、現在のところ2.4;4.8;7.2;9.6;12.0及び14.4Kbp
sである。近い将来のデータモデムによりサポートされるであろうG3ファクシ
ミリの新たなデータ率は、2.4Kbpsのステップで、16.8;19.2;21.6;24.0
;26.4Kbps等々から38.4Kbpsまで又はそれ以上を含むことになろう。
現在のテレファックスターミナルは、固定電話回線用として設計されたもので
あって、モデムインターフェイスと、電話回線を通る2線接続(モデム接続)と
を使用している。従って、テレファックスターミナル間の全ての信号送信は、モ
デム接続を介して行われる。電話回線は、例えば、テレファックスターミナルに
より折衝されたファクシミリデータ率を監視したり、又はデータ率に応答してモ
デム接続の特性を変更したりする必要はない。
デジタルセルラー無線ネットワークにおいては、テレファックスターミナルが
移動ステーションに配置され、この場合には、移動ステーションと固定無線ネッ
トワークとの間で無線リンクを介してファクシミリ接続を確立しなければならな
い。例えば、環ヨーロッパ移動システムGSM(移動通信用のグローバルなシス
テム)の推奨勧告03.45、バージョン4.4.0においては、G3ファクシ
ミリのターミナル装置をサポートする技術的なサービスの実施がGSMシステム
の透過的なテレコミュニケーションサービスを使用することにより決定される。
1つの全率のGSMトラフィックチャンネルは、2.4;4.8;7.2及び9.6Kbps
のファクシミリデータ率をサポートすることができる。この推奨勧告による装置
構成が図1に示されている。テレファックスターミナル1は、通常の2線モデム
接続を経てファクシミリアダプタ2に接続され、このアダプタは、モデム接続の
信号を率適応のV.110データ接続に適応させる。V.110の接続は、移動
ステーションMS3とベースステーションシステムBSS6との間の無線インタ
ーフェイスを介して、移動サービス交換センターMSCへ、そして更にMSCに
配置されたインターワーク機能(IWF)8へと確立される。インターワーク機
能8は、別のファクシミリアダプタ8Aを含み、このアダプタは、上記データリ
ンクを、例えば、公衆電話回線(PSTN)9を経て別のテレファックスターミ
ナル10へと確立される従来の2線モデム接続に適応させる。図1の構成とは別
に、テレファックスターミナル1及びファクシミリアダプタ2は、アナログ出力
を発生するGSMテレファックスターミナルに一体化することができる。移動ス
テーションMSの観点から、GSMテレファックスターミナルは、ファクシミリ
アダプタ2と同様である。
GSM推奨勧告03.45の考え方は、T.30プロトコルを、可能なときに
GSMデータリンクの端においてアダプタ2及び5に透過的に通せるようにする
ことである。T.30プロトコルは、PSTNシステムとGSMシステムとの間
の相違により生じる問題を回避する必要があるときにのみ操作される。例えば、
GSMファクシミリ通話では、通話の設定中にGSMネットワークにより決定さ
れる(移動ステーション又は加入者データから受け取った情報に基づいて)ユー
ザデータ率が、通話中の許容最大データ率となる。しかしながら、テレファック
スターミナルは、ITU−T推奨勧告T.30に基づいて通話中の実際のファク
シミリデータ率を折衝する。この実際のデータ率は、2.4Kbpsと許容最大デ
ータ率との間で変化し得る。ネットワークターミナルのファクシミリアダプタ8
Aは、この折衝を監視し、合意したデータ率が高過ぎる場合に、ファクシミリア
ダプタ8Aが折衝に介入する。しかしながら、テレファックスターミナルは、通
常は、接続の質が低過ぎるときに低いデータ率に対して折衝を開始する。このよ
うな場合に、ファクシミリアダプタ8Aは、折衝を監視し、GSMトラフィッ
クチャンネルをチャンネルモード変更手順(CMM)で折衝したファクシミリ率
に適応させる。データ率が減少すると、優れたそしてより有効なチャンネルコー
ド化が行われる。GSMシステムは、畳み込みコード化を使用し、その効率は、
チャンネルコード化においてXデータビットがYコードビットで表されることを
意味する畳み込みコード比X/Yで指示することができる。全率GSMトラフィ
ックチャンネルでは、1/2、1/3及び1/6の畳み込みコード比が、各々、
9.6Kbps、4.8Kbps及び2.4Kbpsのユーザデータ率において有効であ
る。
しかしながら、GSMシステムは、現在、9.6Kbpsより高いファクシミリ
サービスをサポートすることができない。
高いファクシミリデータ率(12Kbps、14.4Kbps、等々)もサポート
することのできる構成体が、本出願人の特許出願WO95/31878(本発明
の出願時には公開されていない)開示されている。この構成では、2つ以上の並
列なトラフィックチャンネル(サブチャンネル)が無線経路を通る1つの高速デ
ータ接続に割り当てられる。高い率のデータ信号は、送信器においてこれらの並
列なサブチャンネルに分割され、無線経路を経て送信されて受信器に再記憶され
る。この解決策は、割り当てられるトラフィックチャンネルの数に基づき、送信
率が従来の送信率に比して8倍も高いようなデータ送信サービスを提供できるよ
うにする。例えば、GSMシステムでは、2つの並列な9.6Kbpsサブチャン
ネルにより19.2Kbpsの全ユーザデータ率が得られ、各チャンネルは、GSM
システムの既存の透過的な9.6Kbpsのベアラサービスの場合と同様に率適応さ
れる。対応的に、3つの並列なトラフィックチャンネルにおいて24Kbpsの
ユーザ率で送信することができる。
このような高速データ送信サービスにG3ファクシミリサービスを適用すると
きには、トラフィックチャンネルの質に対応させると同時に、ユーザに考えられ
る最高のファクシミリデータ率を与えるようにファクシミリデータ率を再折衝す
るためにG3ファクシミリターミナルの能力をいかに使用するかが問題となる。発明の要旨
本発明の目的は、この問題を解消することである。
本発明の第1の特徴によれば、デジタル移動通信ネットワークにおけるファク
シミリ送信方法であって、ファクシミリ通話設定を開始し、第1のテレファック
スターミナルに接続された移動ステーションのファクシミリアダプタとインター
ワーキングユニットのファクシミリアダプタとの間に透過的率適応データ接続を
確立し、データ接続のための予めのデータ率及びチャンネルコード化を選択し、
上記ファクシミリアダプタ及びデータ接続を介して第1と第2のテレファックス
ターミナル間に透過的に端−端ファクシミリ接続を確立し、テレファックスター
ミナル間の信号伝送によりファクシミリ接続に対するファクシミリデータ率を折
衝し、そしてその折衝されたファクシミリデータ率に基づいてデータ接続のデー
タ率及びチャンネルコード化を変更するという段階を含む方法が提供される。こ
の方法は、上記データ接続上のテレファックスターミナルに許された最大データ
率が個々のトラフィックチャンネルの最大データ率よりも高いときに上記データ
接続に対して並列なトラフィックチャンネルを割り当て、上記データ接続の最大
データ率がテレファックスターミナルに許された最大データ率よりも高くなるよ
うに上記割り当てられるトラフィックチャンネルの数を選択し、そしてデータ接
続の余分な送信容量によって可能となる使用できる最も効果的なチャンネルコー
ドを、テレファックスターミナルにより折衝された各ファクシミリデータ率に対
して選択するという段階を更に含むことを特徴とする。
本発明の第2の特徴によれば、移動ステーションと、該移動ステーションのフ
ァクシミリアダプタと、該アダプタに接続された第1のテレファックスターミナ
ルと、移動ネットワークと、該移動ネットワークのインターワーキングユニット
と、該インターワーキングユニットのファクシミリアダプタとを備えた移動シス
テムであって、上記移動ネットワークは、移動ステーションのファクシミリアダ
プタ及びネットワークターミナルのファクシミリアダプタを経て第1のテレファ
ックスターミナルと第2のテレファクスターミナルとの間にファクシミリ接続を
設定することができ、ファクシミリアダプタの間には透過的な率適応データ接続
が存在し、そして上記移動ネットワークは、このデータ接続におけるチャンネル
コード化を、テレファックスターミナルにより折衝されたファクシミリデータ率
に基づいて変更できるような移動システムが提供される。このシステムは、上記
データ接続上のテレファックスターミナルに許された最大データ率が個々のトラ
フィックチャンネルのデータ率よりも高いときに多数の並列なトラフィックチャ
ンネル(ch0−chn)を上記データリンクに割り当てるように上記移動ネッ
トワークが構成され、上記トラフィックチャンネルの数は、データ接続の最大デ
ータ率がテレファックスターミナルに許された上記最大データ率よりも大きくな
るようなものであり、そして更に、データ接続の余分な送信容量によって可能と
なる使用できる最も効果的なチャンネルコード化を、テレファックスターミナル
により折衝された各ファクシミリデータ率に対して選択するように上記移動ネッ
トワークが構成されたことを特徴とする。
本発明において、多チャンネルデータ接続を必要とする高速ファクシミリ通話
に割り当てられた平行なトラフィックチャンネルの数は、通話の最大データ率に
基づいて必要なトラフィックチャンネルの数より多くされる。換言すれば、トラ
フィックチャンネルの最大数は、理想的な状態において必要な数より多くされ、
従って、ファクシミリ通話に使用できるトラフィックチャンネル容量の最大デー
タ率は、テレファックスターミナルによりサポートされる最大のファクシミリデ
ータ率よりも高くされる。余計なトラフィックチャンネル容量は、必要な最小数
のトラフィックチャンネルのみがファクシミリ通話に割り当てられる場合に比し
て、僅かなファクシミリデータ率の増加で多チャンネルデータ接続のチャンネル
コード化をより効率的なものへと変更することができる。図面の簡単な説明
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1は、ファクシミリ送信のためのGSM推奨勧告による装置構成を示す図で
ある。
図2は、GSMシステムにおいて多チャンネルファクシミリ送信をサポートす
る本発明によるネットワークアーキテクチャーを示す図である。好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は、デジタルTDMA型移動通信システム、例えば、環ヨーロッパデジ
タル移動通信システムGSM、DCS1800(デジタル通信システム)、EIA
/TIA暫定規格IS/41.3に基づく移動通信システム等における高速データ
送信に適用することができる。本発明は、GSM型の移動システムを一例として
使用して以下に説明するが、これに限定されるものではない。GSMシステムの
基本的な構造要素は、図1を参照して非常に簡単に説明し、それらの特徴又はシ
ステムの他の要素については説明しない。GSMシステムの詳細な説明について
は、GSM推奨勧告、及び「移動通信用のGSMシステム(The GSM System for
Mobile Communications)」、M.モーリー及びM.ポーテット(パライザウ、フ
ランス、1992年、ISBN:2−9507190−07−7)を参照された
い。
移動サービス交換センターMSCは、入呼び及び出呼びの交換を制御する。こ
れは、PSTNの交換機と同様の機能を実行する。更に、ネットワーク加入者の
レジスタと共に、移動電話トラフィックの唯一の特徴である位置管理のような機
能も実行する。移動ステーションMSは、ベースステーションシステムBSSを
経てMSCに接続される。ベースステーションシステムBSSは、ベースステー
ションコントローラBSC及びベースステーションBTSで構成され、これらは
図1には示されていない。
GSMシステムは、時分割多重アクセス(TDMA)型システムであり、無線
経路の通信は時分割されそして次々のTDMAフレームにおいて行われ、各フレ
ームは多数のタイムスロットで構成される。各タイムスロットにおいて、多数の
変調ビットより成る限定された巾の無線周波数バーストの形態で短い情報パケッ
トが送信される。タイムスロットは、主として、制御及びトラフィックチャンネ
ルを搬送するのに使用される。トラフィックチャンネルは、スピーチ又はデータ
を搬送するのに使用される。制御チャンネルは、ベースステーションと移動ステ
ーションとの間で信号伝送するためのものである。
1つのトラフィックチャンネルにより形成されるデータリンクは、V.24イ
ンターフェイスに適応されたV.110率適応のUDIコード化デジタル9.6/4
.8/2.4Kbps全二重接続である。V.110接続は、ISDN(サービス総
合データ網)技術に対して最初に開発されたデジタル送信チャンネルであって、
V.24インターフェイスに適応されると共に、V.24状態(制御信号)を送
信する能力も与えるようなデジタル送信チャンネルである。V.110率適応接
続のためのCCITT推奨勧告は、CCITTブルーブック:V.110に規定
されている。V.24インターフェイスのためのCCITT推奨勧告はCCIT
Tブルーブック:V.24に規定されている。
更に、トラフィックチャンネルは、送信エラーの影響を減少することを目的と
するチャンネルコード化を使用する。GSMシステムは畳み込みコード化を使用
し、その効率は畳み込みコード比X/Yで検出することができ、これは、チャン
ネルコード化においてXデータビットがYコードビットで表されることを意味す
る。全率のGSMトラフィックチャンネルでは、1/2、1/3及び1/6の畳
み込みコード比が、各々、9.6Kbps、4.8Kbps及び2.4Kbpsのユーザ
データ率において有効である。
GSM推奨勧告03.45、バージョン4.4.0は、G3ファクシミリのタ
ーミナル装置をサポートするサービスの技術的な実施を、GSMシステムの透過
的なテレコミュニケーションサービスを用いることにより決定する。本発明によ
る装置の構成及び動作は、図1について上記した。しかしながら、この推奨勧告
は、1つのトラフィックチャンネルにおいてのみ行われるG3ファクシミリサー
ビスに係るものであり、従って、考えられる最大のファクシミリデータ率は、9.
6Kbpsである。
本出願人の特許出願WO95/31878及びPCT/FI95/00673
は、1つのトラフィックチャンネルでサポートされるものより高い率でのデータ
送信を要求する移動ステーションMSへTDMAフレームから2つ以上のタイム
スロットを割り当てる方法を開示している。多チャンネルデータ接続の最大ユー
ザデータ率は、並列なトラフィックチャンネルの数に1つのトラフィックチャン
ネルのユーザデータ率9.6Kbpsを乗算したものである。それ故、例えば、最
低2つの9.6Kbpsのトラフィックチャンネルでは、19.2Kbpsのユーザ率
を与えることができる。この手順は、無線システムにおいて多数の並列なトラフ
ィックチャンネルに基づいて高速データ送信を実行するための例示的な方法とし
てここに述べる。この手順の詳細については、上記特許出願を参照されたい。し
かしながら、本発明にとって唯一重要なことは、多チャンネル接続を確立できる
ことであり、そして本発明は、ファクシミリ送信にこのような多チャンネル接
続が使用されるときにチャンネルコード化及びデータ率を最適化することのみに
係るものであることに注意されたい。
図2は、多数の並列なトラフィックチャンネルを用いてG3ファクシミリサー
ビスを実施するGSMネットワークのアーキテクチャーを示す。テレファックス
ターミナル1は、通常の2線モデム接続によりファクシミリアダプタ2へ接続さ
れ、該アダプタにより、モデム接続の信号が率適応のデータ接続に適応される。
V.110接続は、移動ステーションMSとベースステーションシステムBSS
との間の無線インターフェイスを経て移動サービス交換センターMSCへと形成
され、そして更に、MSCに位置するインターワーキング機能32(IWF)へ
と形成される。インターワーキング機能32は、第2のファクシミリアダプタ3
3を含み、該アダプタは、上記データ接続を、例えば、PSTNを経て別のテレ
ファックスターミナル10へと確立される従来の2線モデム接続に適応させる。
本発明の好ましい実施形態では、ファクシミリアダプタは、GSM推奨勧告03
.45に基づくアダプタであって、テレファックスターミナル1に向けて並びに
対応的にPSTN又はISDN(3.1kHz音声)或いは別の又は同じGSMネッ
トワークに向けて標準モデム接続を与えるモデムユニットを備えている。
本発明の好ましい実施形態では、率適応のデータ接続は、2つ以上の並列なG
SMトラフィックチャンネルch0ないしchnを用いることにより、移動ステ
ーションのターミナルアダプタ31と、固定ネットワークのインターワーキング
機能IWF32との間に設定される。移動ステーションにおいては、ターミナル
アダプタ31は、ファクシミリアダプタ2からの高速ファクシミリ信号を並列な
トラフィックチャンネルch0ないしchnに分割する分割器として動作すると
共に、並列なトラフィックチャンネルch0ないしchnから受け取った低速信
号部分を、ファクシミリアダプタ2へ送られる高速ファクシミリ信号へと合成す
る合成器として動作する。対応的に、多チャンネル接続の反対端において、イン
ターワーキング機能32は、ファクシミリアダプタ33のモデムユニットからの
高速ファクシミリ信号を並列なトラフィックチャンネルch0ないしchnに分
割する分割器として動作すると共に、並列なトラフィックチャンネルch0ない
しchnから受け取った低速信号部分を、ファクシミリアダプタ33のモデム
ユニットへ送られる高速ファクシミリ信号へと合成する合成器として動作する。
G3ファクシミリサービスが図2の多チャンネル高速データリンクに適用され
るときには、トラフィックチャンネルの質に対応させると同時に、ユーザに考え
られる最高のファクシミリデータ率を与えるようにファクシミリデータ率を再折
衝するためにG3ファクシミリターミナルの能力をいかに充分に活用するかが問
題となる。
本発明は、移動ネットワークが、通話の設定中に、ファクシミリ通話の最大デ
ータ率に基づいて必要以上の並列なトラフィックチャンネルを、多チャンネル高
速データリンクを要求するファクシミリ通話に割り当てられるようにする。換言
すれば、トラフィックチャンネルの最大数は、理想的な状態において必要とされ
る以上となり、それ故、ファクシミリ通話に使用できるトラフィックチャンネル
容量の最大データ率は、テレファックスターミナルによりサポートされる最大の
ファクシミリデータ率よりも高くなる。この余分なトラフィックチャンネル容量
は、多チャンネルデータ接続におけるチャンネルコード化を、必要な最小数のト
ラフィックチャンネルが使用されたときよりも僅かなファクシミリデータ率の減
少で更に効率的なものへと変更できるようにする。
以下、本発明によるファクシミリ通話を図2のシステムにおいて説明する。
移動サービス交換センターMSCは、テレファックスターミナル10からのフ
ァクシミリ通話を公衆電話回線PSTNから受け取る。MSCは、ビジター位置
レジスタVLR(図示せず)へ加入者データの問合せを行い、そしてGSM仕様
に基づき移動ステーションMSへの通話設定を開始する。MSCは、加入者デー
タ又は移動ステーションMSから、GSMファクシミリ通話においてテレファッ
クスターミナル1に許された最大データ率の情報を得る。MSCは、この許され
た最大データ率が個々のGSMトラフィックチャンネルの最大データ率を越え、
従って、多チャンネルデータ接続が必要なことを検出する。MSCは、上記最大
データ率をサポートするためにデータ接続に必要とされる並列なトラフィックチ
ャンネルの最小数を決定するが、もし必要であれば、1つ又は多数の追加のトラ
フィックチャンネルをデータ接続に対して割り当て、データリンクの最大データ
率がテレファックスターミナル1の許容最大データ率よりも相当に大きくなるよ
うにする。追加のトラフィックチャンネル容量の大きさは、データリンクの全デ
ータ率の減少ができるだけ小さいデータ接続へ有効なチャンネルコード化を変更
できるように選択される。原理的に、これは、例えば4.8Kbpsの低いデータ
率及び有効なチャンネルコード化と、1/2の畳み込みコード比とを各々有する
非常に多数のトラフィックチャンネルを直ちに使用することによって最良に得ら
れる。しかしながら、この解決策は、多数のトラフィックチャンネルを必要とし
過ぎ、それ故、追加のトラフィックチャンネル容量の量は、これら2つの基準の
間で妥協される。又、通信システムのトラフィック負荷は、使用できる追加のト
ラフィックチャンネル容量の量を制限するか、又は余分なトラフィックチャンネ
ルの割り当てを妨げる。
多チャンネルGSMデータ接続が確立され、そしてファクシミリアダプタ2、
32、33がデータ接続に繋がれると、MSCは、テレファックスターミナル1
と10との間の端−端接続を設定する。GSM推奨勧告03.45の原理によれ
ば、T.30プロトコルの信号は、GSMデータ接続の端にあるアダプタ2及び
33を経て可能なときに透過的に送信される。T.30プロトコルは、PSTN
システムとGSMシステムとの間の相違により生じる問題を回避することが必要
であるときだけ操作される。それ故、ファクシミリアダプタ33は、テレファッ
クスターミナル1と10との間の信号を監視する。
通話設定の後に、テレファックスターミナルは、ITU−T推奨勧告T.30
に基づいて実際のファクシミリデータ率を折衝する。その後、通話通に、必要に
応じて同様の折衝を繰り返すことができる。この実際のデータ率は、2.4Kbp
sと許容最大データ率との間で変化し得る。ネットワークターミナルのファクシ
ミリアダプタ33は、折衝を監視し、そして許容最大データ率を越えるファクシ
ミリデータ率に同意した場合には、ファクシミリアダプタ33が折衝に介入する
。折衝されたファクシミリデータ率が受け入れられる場合には、ファクシミリア
ダプタは、必要に応じてチャンネルコード化を実際のファクシミリデータ率に適
応させるためにチャンネルモード変更(CMM)手順を開始する。テレファック
スターミナルは、一般に、送信の質が低過ぎるときに率の減少について折衝を開
始する。対応的に、折衝は、現在のものよりも高いファクシミリ率に向け
ることもできる。
ファクシミリアダプタ33は、多チャンネルデータリンクのトラフィックチャ
ンネルにおけるチャンネルコード化を変更するために最適な状態、即ち判断値を
計算する。この計算は、使用できるトラフィックチャンネルの実際の数と、異な
るチャンネルコード化を伴うトラフィックチャンネルの最大データ率とに基づい
ている。
この計算の場合に、ファクシミリアダプタ33は、ファクシミリ通話の許容最
大データ率と、通話に割り当てられた並列な全率トラフィックチャンネルの数と
の情報を有する。アダプタ33は、割り当てられた平行なトラフィックチャンネ
ルの上記数で、各使用可能なチャンネルコード化に対する理論的な最大データ率
を計算する。テレファックスターミナル1及び10が低いファクシミリデータ率
を折衝するときにチャンネルコード化を変更するための最適な状態を決定するた
めに、アダプタ33は、テレファックスターミナルによって折衝されたファクシ
ミリデータ率を、異なるチャンネルコード化の最大データ率と比較する。
折衝されたファクシミリデータ率が現在のデータ率より低く、且つその現在の
ものよりも有効なチャンネルコード化の最大データ率に等しいか又はそれより低
い場合には、アダプタ33は、CMM手順をスタートして、チャンネルコード化
を更に有効なものに変更する。
折衝されたファクシミリデータ率が現在のデータ率より高く、且つ現在のチャ
ンネルコード化の最大データ率より高い場合には、アダプタは、CMM手順をス
タートして、チャンネルコード化を有効性の低いものに変更する。
折衝されたファクシミリデータ率が現在のチャンネルコード化の最大データ率
より低いが、次のより有効なチャンネルコード化の最大データ率より高い場合に
は、アダプタ33は、現在のチャンネルコード化を保持する。
折衝されたファクシミリデータ率が次のより有効なチャンネルコード化の最大
データ率より高いが、現在のチャンネルコード化の最大データ率に等しいか又は
それより低い場合は、アダプタ33は、現在のチャンネルコード化を保持する。
2つの例について以下に述べる。
例1:許容最大データ率が14.4Kbpsであると仮定する。最小数のトラフ
ィックチャンネル、即ち2つの並列な9.6Kbpsのトラフィックチャンネルが
通話に割り当てられる。ファクシミリアダプタ33は、次の最大データ率及び畳
み込みコード比FECを異なるチャンネルコードに対して決定する。
−2*9.6=19.2Kbps、FEC=1/2
−2*4.8= 9.6Kbps、FEC=1/3
−2*2.4= 4.8Kbps、FEC=1/6
それ故、チャンネルコードFEC=1/2は、通話の始めに使用される。トラ
フィックチャンネルの質がファクシミリ送信にとって低過ぎると分かった場合に
は、テレファックスターミナル1及び10は、低いファクシミリデータ率に対し
て折衝を開始する。次の最も高い率は12Kbpsであり、これも、チャンネル
コードFEC=1/2の使用を必要とし、従って、アダプタ33は、チャンネル
コードを変更しない。トラフィックチャンネルの質は依然として悪く、テレファ
ックスターミナル1及び10は、次に最も高い率9.6Kbpsに対して再折衝
を開始する。9.6Kbpsの率では、2つのトラフィックチャンネルと共に更に
有効なチャンネルコードFEC=1/3を使用することができ、従って、アダプ
タ33は、CMM手順を開始し、チャンネルコードFEC=1/3を両方のトラ
フィックチャンネルに対して変更する。
例2:許容最大データ率が19.2Kbpsであると仮定する。このとき、最小限
必要なものは、2つの並列なトラフィックチャンネルであるが、MSCは、3つ
のトラフィックチャンネルを割り当て、即ち本発明の原理に基づいて1つの余分
なトラフィックチャンネルを割り当てる。ファクシミリアダプタ33は、次の最
大データ率及び畳み込みコード比FECを異なるチャンネルコードに対して決定
する。
−3*9.6=28.8Kbps、FEC=1/2
−3*4.8=14.4Kbps、FEC=1/3
−3*2.4= 7.2Kbps、FEC=1/6
それ故、チャンネルコードFEC=1/2は、通話の始めに使用される。トラ
フィックチャンネルの質がファクシミリ送信にとって低過ぎると分かった場合に
は、テレファックスターミナル1及び10は、低いファクシミリデータ率に対し
て折衝を開始する。次の最も高い率は16.8Kbpsであり、これも、チャンネル
コードFEC=1/2を使用し、従って、アダプタ33は、チャンネルコードを
変更しない。トラフィックチャンネルの質は依然として悪く、テレファックスタ
ーミナル1及び10は、次に最も高い率14.4Kbpsに対して再折衝を開始する
。14.4Kbpsの率では、3つのトラフィックチャンネルと共に更に有効なチャ
ンネルコードFEC=1/3を使用することができ、従って、アダプタ33は、
CMM手順を開始し、チャンネルコードを全てのトラフィックチャンネルに対し
て変更する。
両方の例において、トラフィックチャンネルの質が悪いと、新たな率の折衝が
行われ、チャンネルコードFEC=1/6が使用される。他方、トラフィックチ
ャンネルの質の改善は、率を増加するための折衝を招く。このような場合に、ア
ダプタ33は、たとえトラフィックチャンネル容量が高くても、通話設定中に決
定された最大データ率、即ち14.4又は19.2Kbpsを越えてファクシミリデータ
率を増加することが許されない。
幾つかの実施形態を参照して本発明を以上に説明したが、この説明は例示に過
ぎず、請求の範囲に規定された本発明の精神及び範囲から逸脱せずに変更及び修
正できることが明らかであろう。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,
DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I
S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR
,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,
MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S
D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT
,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.デジタル移動通信ネットワークにおけるファクシミリ送信方法であって、フ ァクシミリ通話設定を開始し、第1のテレファックスターミナルに接続された移 動ステーションのファクシミリアダプタとインターワーキングユニットのファク シミリアダプタとの間に透過的率適応データ接続を確立し、データ接続のための 予めのデータ率及びチャンネルコード化を選択し、上記ファクシミリアダプタ及 びデータ接続を介して第1と第2のテレファックスターミナル間に透過的に端− 端ファクシミリ接続を確立し、上記テレファックスターミナル間の信号伝送によ りファクシミリ接続に対するファクシミリデータ率を折衝し、そしてその折衝さ れたファクシミリデータ率に基づいてデータ接続のデータ率及びチャンネルコー ド化を変更するという段階を含む方法において、 上記データ接続上のテレファックスターミナルに許された最大データ率が個 々のトラフィックチャンネルの最大データ率よりも高いときに上記データ接続に 対して並列なトラフィックチャンネルを割り当て、 上記データ接続の最大データ率がテレファックスターミナルに許された最大 データ率よりも高くなるように上記割り当てられるトラフィックチャンネルの数 を選択し、そして データ接続の余分な送信容量によって可能となる使用できる最も有効なチャ ンネルコード化を、テレファックスターミナルにより折衝された各ファクシミリ データ率に対して選択する、 という段階を更に含むことを特徴とする方法。 2.使用できるトラフィックチャンネルの上記数と、異なるチャンネルコード化 を伴うトラフィックチャンネルの最大データ率とに基づいて、上記折衝されたフ ァクシミリデータ率に対してチャンネルコード化を選択する請求項1に記載の方 法。 3.上記数の並列なトラフィックチャンネルを使用するときに各々の使用可能な チャンネルコード化について最大データ率を計算し、 テレファックスターミナルにより折衝されたファクシミリデータ率を上記異 なるデータコード化の最大データ率と比較し、 上記折衝されたファクシミリデータ率が現在のデータ率より低く且つ更に有 効なチャンネルコード化の最大データ率に等しいか又はそれより低い場合にチャ ンネルコード化を更に有効なチャンネルコード化に変更し、 上記折衝されたファクシミリデータ率が現在のデータ率より高く且つ現在の チャンネルコード化の最大データ率より高い場合にチャンネルコード化を有効性 の低いものに変更し、 上記折衝されたファクシミリデータ率が現在のチャンネルコード化の最大デ ータ率より低いが、次に有効性の高いチャンネルコード化の最大データ率より高 い場合には、現在のチャンネルコード化を維持し、そして 上記折衝されたファクシミリデータ率が次に有効性の高いチャンネルコード 化の最大データ率より高いが、現在のチャンネルコード化の最大データ率に等し いか又はそれより低い場合には、現在のチャンネルコード化を維持する請求項1 又は2に記載の方法。 4.移動ステーション(MS)と、該移動ステーションにおけるファクシミリアダプ タ(2)と、該アダプタに接続された第1のテレファックスターミナル(1)と、 移動ネットワーク(BSS,MSC)と、該移動ネットワークのインターワーキングユニ ット(32)と、該インターワーキングユニットのファクシミリアダプタ(33)とを備 えた移動システムであって、上記移動ネットワークは、移動ステーションのファ クシミリアダプタ(2)及びネットワークターミナルのファクシミリアダプタ(33) を経て第1のテレファックスターミナル(1)と第2のテレファクスターミナル(10 )との間にファクシミリ接続を設定することができ、上記ファクシミリアダプタ の間には透過的な率適応データ接続(V.110)が存在し、そして上記移動ネットワ ークは、このデータ接続に使用されるチャンネルコード化を、テレファックスタ ーミナルにより折衝されたファクシミリデータ率に基づいて変更することのでき る移動システムにおいて、 上記移動ネットワーク(MSC)は、上記データ接続上のテレファックスターミ ナルに許された最大データ率が個々のトラフィックチャンネルのデータ率より高 いときに上記データリンク(V.110)に対して多数の並列なトラフィックチャンネ ル(ch0-chn)を割り当てるように構成され、上記トラフィックチャンネル の数は、データ接続の最大データ率がテレファックスターミナルに許された上記 最大データ率よりも大きくなるようなものであり、そして 上記移動ネットワークは、データ接続の余分な送信容量により可能となる使 用できる最も有効なチャンネルコード化を、テレファックスターミナルにより折 衝された各ファクシミリデータ率に対して選択するように構成されたことを特徴 とする移動システム。 5.上記移動ネットワークは、トラフィックチャンネルの上記数と、異なるチャ ンネルコード化を伴うトラフィックチャンネルの最大データ率とに基づいて、上 記折衝されたファクシミリデータ率に対してチャンネルコード化を選択するよう に構成された請求項4に記載のシステム。 6.上記移動ネットワークは、上記数の並列なトラフィックチャンネルが使用さ れるときに各々の使用可能なチャンネルコード化について最大データ率を計算し 、 上記移動ネットワークは、テレファックスターミナルにより折衝されたファ クシミリデータ率を上記異なるデータコード化の最大データ率と比較し、 上記移動ネットワークは、上記折衝されたファクシミリデータ率が現在のデ ータ率より低く且つ更に有効なチャンネルコード化の最大データ率に等しいか又 はそれより低い場合にチャンネルコード化を更に有効なものに変更し、 上記移動ネットワークは、上記折衝されたファクシミリデータ率が現在のデ ータ率より高く且つ現在のチャンネルコード化の最大データ率より高い場合にチ ャンネルコード化を有効性の低いものに変更し、 上記移動ネットワークは、上記折衝されたファクシミリデータ率が現在のチ ャンネルコード化の最大データ率より低いが、次に有効性の高いチャンネルコー ド化の最大データ率より高い場合には、現在のチャンネルコード化を維持し、そ して 上記移動ネットワークは、上記折衝されたファクシミリデータ率が次に有効 性の高いチャンネルコード化の最大データ率より高いが、現在のチャンネルコー ド化の最大データ率に等しいか又はそれより低い場合には、現在のチャンネルコ ード化を維持する請求項4又は5に記載のシステム。 7.テレファックスターミナルの折衝及びデータリンクのチャンネルコード化の 変更を監視する移動ネットワークのユニットは、インターワーキングユニットの ファクシミリアダプタ(33)である請求項4、5又は6に記載のシステム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI951020A FI100213B (fi) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | Telekopiosiirto matkaviestinjärjestelmässä |
FI951020 | 1995-03-06 | ||
PCT/FI1996/000136 WO1996027975A1 (en) | 1995-03-06 | 1996-03-06 | Facsimile transmission in a mobile communication system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10500275A true JPH10500275A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=8542978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8526639A Abandoned JPH10500275A (ja) | 1995-03-06 | 1996-03-06 | 移動通信システムにおけるファクシミリ送信方法 |
Country Status (15)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5805301A (ja) |
EP (1) | EP0759247B1 (ja) |
JP (1) | JPH10500275A (ja) |
KR (1) | KR100381697B1 (ja) |
CN (1) | CN1099206C (ja) |
AT (1) | ATE205033T1 (ja) |
AU (1) | AU702866B2 (ja) |
CA (1) | CA2188788C (ja) |
DE (1) | DE69614791T2 (ja) |
DK (1) | DK0759247T3 (ja) |
ES (1) | ES2160802T3 (ja) |
FI (1) | FI100213B (ja) |
HK (1) | HK1000062A1 (ja) |
NO (1) | NO309919B1 (ja) |
WO (1) | WO1996027975A1 (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI96558C (fi) * | 1994-09-27 | 1996-07-10 | Nokia Telecommunications Oy | Menetelmä datasiirtoa varten TDMA-matkaviestinjärjestelmässä sekä menetelmän toteuttava matkaviestinjärjestelmä |
FI101337B (fi) * | 1995-09-25 | 1998-05-29 | Nokia Telecommunications Oy | Matkaviestinjärjestelmä ja menetelmä datapuhelun muodostamiseksi |
DE19645433C2 (de) * | 1996-11-04 | 2002-10-10 | Ericsson Telefon Ab L M | Kommunikationssystem, Mobilvermittlungszentrum und Verfahren zum Herstellen einer Mehrdialog-Kommunikation zwischen Teilnehmerstationen |
US6111870A (en) | 1996-11-07 | 2000-08-29 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for compressing and transmitting high speed data |
GB2320162C (en) * | 1996-12-06 | 2011-08-03 | Immarsat Ltd | Communication method and apparatus |
JP3022372B2 (ja) * | 1997-01-30 | 2000-03-21 | 日本電気株式会社 | 移動体fax通信におけるポーリング通信制御方法とそのfax通信アダプタ |
US6128335A (en) * | 1997-06-30 | 2000-10-03 | Integrated Telecom Express | Software rate adaptable modem with forward compatible and expandable functionality and method of operation |
US6385195B2 (en) * | 1997-07-21 | 2002-05-07 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Enhanced interworking function for interfacing digital cellular voice and fax protocols and internet protocols |
DE19742123A1 (de) * | 1997-09-24 | 1999-04-08 | Siemens Ag | Verfahren zum Verwalten von partitionierten Ressourcen in einem Kommunikationsnetz |
DE19747367C2 (de) * | 1997-10-27 | 2003-06-26 | Siemens Ag | Verfahren und Anordnung zur Übertragung von Daten über eine Funkschnittstelle in einem Funk-Kommunikationssystem |
FI104674B (fi) * | 1997-11-24 | 2000-04-14 | Nokia Networks Oy | Datakompression neuvottelu tietoliikennejärjestelmässä |
US6898181B1 (en) | 1997-11-24 | 2005-05-24 | Nokia Corporation | Data compression negotiation in a telecommunication system |
US6229793B1 (en) * | 1997-11-26 | 2001-05-08 | Nortel Networks Limited | Methods and systems for tandem IWF interconnectivity |
US6414758B1 (en) * | 1997-12-15 | 2002-07-02 | Nortel Networks Limited | High speed facsimile transmission |
US6400954B1 (en) * | 1998-05-15 | 2002-06-04 | Tlelefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Methods and systems for mode selection based on access network capacity |
US6205339B1 (en) | 1998-07-13 | 2001-03-20 | Qualcomm Inc. | Method and apparatus for establishing TDD/TTY service over vocoded channels |
US6496504B1 (en) * | 1998-08-06 | 2002-12-17 | Ricoh Company, Ltd. | Smart allocation of bandwidth for multiple independent calls on a digital network |
NO307398B1 (no) * | 1998-08-27 | 2000-03-27 | Ericsson Telefon Ab L M | Fremgangsmåte for håndtering av lange forsinkelser i telekommunikasjonssystemer |
US6389039B1 (en) * | 1998-10-22 | 2002-05-14 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Asynchronous transfer on the cellular radio link |
US6466585B1 (en) | 1999-04-01 | 2002-10-15 | Nokia Corporation | Apparatus and associated method for communicating multimedia information upon a communication link |
US6882711B1 (en) * | 1999-09-20 | 2005-04-19 | Broadcom Corporation | Packet based network exchange with rate synchronization |
US6765931B1 (en) * | 1999-04-13 | 2004-07-20 | Broadcom Corporation | Gateway with voice |
US20040160917A1 (en) * | 1999-06-22 | 2004-08-19 | Eliznd Ihab H. | Multibeam antenna for a wireless network |
US6459907B1 (en) * | 1999-07-27 | 2002-10-01 | Ericsson Inc. | Systems and methods for channel selection for facsimile communication over a wireless communication network |
US6757367B1 (en) * | 1999-09-20 | 2004-06-29 | Broadcom Corporation | Packet based network exchange with rate synchronization |
WO2001043334A2 (en) * | 1999-12-13 | 2001-06-14 | Broadcom Corporation | Voice gateway with downstream voice synchronization |
FI20002124A (fi) * | 2000-09-27 | 2002-03-28 | Nokia Corp | Kanavaominaisuuksien muuttaminen |
US7251252B2 (en) | 2001-06-13 | 2007-07-31 | Qwest Communications International Inc. | Negotiated cell delivery capability |
GB0200797D0 (en) * | 2002-01-15 | 2002-03-06 | Superscape Uk Ltd | Efficient image transmission |
US8254276B2 (en) * | 2003-08-05 | 2012-08-28 | Qualcomm Incorporated | Packet data services using version and capability information |
WO2014037043A1 (en) * | 2012-09-06 | 2014-03-13 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Operating a node in an optical transport network |
US10348928B2 (en) | 2017-03-09 | 2019-07-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Facsimile communication |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8618424D0 (en) * | 1986-07-29 | 1986-09-03 | Leslie I M | Data rate channel for digital network |
JPH01243748A (ja) * | 1988-03-25 | 1989-09-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | ファクシミリ通信方式並びにファクシミリ装置 |
US5050004A (en) * | 1989-12-26 | 1991-09-17 | At&T Bell Laboratories | Facsimile machine transmission rate fall-back arrangement |
FI905698A (fi) * | 1990-11-19 | 1992-05-20 | Telenokia Oy | Dataoeverfoeringssystem och ett foerfarande foer kontroll av kontakt vid dataoeverfoeringssystemet. |
JPH04196967A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-16 | Furuno Electric Co Ltd | 無線ファクシミリ通信におけるアダプタ装置 |
US5278827A (en) * | 1991-05-28 | 1994-01-11 | British Technology Group Ltd. | Variable data rate channels for digital networks |
FI95983C (fi) * | 1992-08-17 | 1996-04-10 | Nokia Telecommunications Oy | Järjestely telekopiosiirtoa varten digitaalisessa solukkoradioverkossa |
CA2127616C (en) * | 1993-07-16 | 1999-02-09 | Osamu Kato | Mobile communication unit |
US5491565A (en) * | 1993-12-03 | 1996-02-13 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | System and method for varying the transmission rate of facsimile data in a telecommunication system |
FI942190A (fi) * | 1994-05-11 | 1995-11-12 | Nokia Telecommunications Oy | Menetelmä ja järjestely suurinopeuksista datansiirtoa varten TDMA-radiotietoliikennejärjestelmässä |
FI97187C (fi) * | 1994-12-09 | 1996-10-25 | Nokia Telecommunications Oy | Suurinopeuksinen datasiirto matkaviestinverkoissa |
JP3662321B2 (ja) * | 1995-12-19 | 2005-06-22 | 松下電器産業株式会社 | 移動通信装置 |
-
1995
- 1995-03-06 FI FI951020A patent/FI100213B/fi active
-
1996
- 1996-03-06 CN CN96190165A patent/CN1099206C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-06 JP JP8526639A patent/JPH10500275A/ja not_active Abandoned
- 1996-03-06 DK DK96904119T patent/DK0759247T3/da active
- 1996-03-06 EP EP96904119A patent/EP0759247B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-06 AT AT96904119T patent/ATE205033T1/de not_active IP Right Cessation
- 1996-03-06 CA CA002188788A patent/CA2188788C/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-06 DE DE69614791T patent/DE69614791T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-06 AU AU48334/96A patent/AU702866B2/en not_active Ceased
- 1996-03-06 KR KR1019960706268A patent/KR100381697B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-03-06 WO PCT/FI1996/000136 patent/WO1996027975A1/en active IP Right Grant
- 1996-03-06 US US08/732,467 patent/US5805301A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-06 ES ES96904119T patent/ES2160802T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-11-05 NO NO964687A patent/NO309919B1/no not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-08-01 HK HK97101623A patent/HK1000062A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FI951020A (fi) | 1996-09-07 |
NO309919B1 (no) | 2001-04-17 |
ATE205033T1 (de) | 2001-09-15 |
FI100213B (fi) | 1997-10-15 |
AU702866B2 (en) | 1999-03-11 |
FI951020A0 (fi) | 1995-03-06 |
ES2160802T3 (es) | 2001-11-16 |
EP0759247A1 (en) | 1997-02-26 |
AU4833496A (en) | 1996-09-23 |
DE69614791D1 (de) | 2001-10-04 |
NO964687D0 (no) | 1996-11-05 |
CN1099206C (zh) | 2003-01-15 |
DE69614791T2 (de) | 2002-05-23 |
US5805301A (en) | 1998-09-08 |
EP0759247B1 (en) | 2001-08-29 |
CA2188788A1 (en) | 1996-09-12 |
KR100381697B1 (ko) | 2003-07-18 |
NO964687L (no) | 1996-11-05 |
CA2188788C (en) | 2007-02-20 |
WO1996027975A1 (en) | 1996-09-12 |
HK1000062A1 (en) | 2002-05-03 |
DK0759247T3 (da) | 2001-10-08 |
CN1168211A (zh) | 1997-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10500275A (ja) | 移動通信システムにおけるファクシミリ送信方法 | |
EP0852885B1 (en) | Mobile communication system and method for establishing a data call | |
JP4875731B2 (ja) | 無線ディジタル符号分割多元接続(cdma)通信システム | |
FI95983C (fi) | Järjestely telekopiosiirtoa varten digitaalisessa solukkoradioverkossa | |
JP3913270B2 (ja) | 移動通信ネットワークの高速データ送信方法 | |
JP2005312075A6 (ja) | 無線通信システムにおいて複数のデータ通信速度をサポートする方法 | |
JPH10510402A (ja) | 移動通信ネットワークにおける高速データ送信方法 | |
JP2002511723A (ja) | 移動通信システムにおける多数の同時コールの実現化 | |
US6678527B1 (en) | Multimedia and multiservice calls in mobile network | |
KR100259545B1 (ko) | 광대역 무선가입자선로 시스템의 데이터/음성혼용 서비스 방법 | |
EP1075771B1 (en) | Method and system for performing data transmission |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050829 |