JPH1049457A - 宛先切替可能なネットワークシステム、宛先切替方法お よび宛先切替用プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

宛先切替可能なネットワークシステム、宛先切替方法お よび宛先切替用プログラムを記憶した記憶媒体

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JPH1049457A
JPH1049457A JP8200702A JP20070296A JPH1049457A JP H1049457 A JPH1049457 A JP H1049457A JP 8200702 A JP8200702 A JP 8200702A JP 20070296 A JP20070296 A JP 20070296A JP H1049457 A JPH1049457 A JP H1049457A
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JP8200702A
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Satotoshi Murayama
聡敏 村山
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のFEPのうちのいずれかが障害となった
場合における回線バックアップを容易に実現できるよう
にする。 【解決手段】複数の端末装置と複数のサーバコンピュー
タとこれらの間で通信制御を行う複数のFEPとが通信
回線で接続されたネットワークシステムにおいて、各端
末装置に1対1対応で接続されたプロトコル変換器とこ
のプロトコル変換器の接続先となるFEPとの対応関係
を記憶する配下プロトコル変換器管理テーブルを各FE
P内に設け、いずれかのFEPが障害となったときに、
正常なFEPは、配下プロトコル変換器管理テーブルを
参照して、障害となったFEPを接続先とするプロトコ
ル変換器に自身の論理アドレスを通知することにより宛
先切替を行い、各FEPは配下プロトコル変換器管理テ
ーブルにおけるこのプロトコル変換器の宛先を新しい宛
先に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末装置の
各々が複数のフロントエンドプロセッサ(以下、FEP
とする)のうちのいずれかを経由して複数のサーバコン
ピュータのうちのいずれかに接続するネットワークシス
テムにおいて、その複数のFEPのいずれかに障害が発
生したときに、その配下の端末装置の接続先を他の正常
なFEPに変更する宛先切替可能なネットワークシステ
ム、宛先切替方法および宛先切替用プログラムを記憶し
た記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のネットワークシステムあ
るいは宛先切替方法においては、例えば、特開平6−9
8040号公報に記載されているように、現用系のホス
トコンピュータが障害となった場合、これを予備系に切
り替えるために、端末装置側にホストコンピュータのア
ドレスを記憶して接続先を切り替えていた。
【0003】また、この従来の技術を、複数のサーバコ
ンピュータと、複数の端末装置と、これらの間で通信制
御を行う複数のFEPとが通信回線で接続されたネット
ワークシステムに適用した場合においても、複数のFE
Pのうちのいずれかが障害となったときには、端末装置
側にFEPのアドレスを記憶し変更する手段を設けて、
接続先FEPの切替を行わなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、端末装置として一般の顧客
が所持する端末装置を想定した場合、顧客はFEPのア
ドレスを記憶し変更する手段を備えた専用の端末装置を
購入して使用するか、あるいは既存の端末装置にこのよ
うな手段を追加するといった投資をしなければ、FEP
が障害となったときに宛先切替を行うことができず、回
線バックアップを容易に実現できないという問題点があ
った。
【0005】本発明の目的は、複数のFEPのうちのい
ずれかが障害となった場合における回線バックアップを
容易に実現できるようにすることにある。
【0006】本発明の他の目的は、複数のFEPのうち
のいずれかが障害となった場合に、正常なFEPがこの
障害となったFEPの配下の端末装置の接続先となるた
めの宛先切替を容易に行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の宛先切替
可能なネットワークシステムは、複数の端末装置と、複
数のサーバコンピュータと、これらの間で通信制御を行
う複数のフロントエンドプロセッサとが通信回線で接続
されたネットワークシステムにおいて、前記フロントエ
ンドプロセッサのそれぞれは、前記複数の端末装置のそ
れぞれに1対1対応で接続されたプロトコル変換器と該
プロトコル変換器の接続先となるフロントエンドプロセ
ッサとの対応関係を記憶する配下プロトコル変換器管理
テーブルと、前記配下プロトコル変換器管理テーブルを
参照して、前記複数のプロトコル変換器のうち自身を接
続先とするプロトコル変換器に対し、自身の論理アドレ
スを通知する宛先フロントエンドプロセッサ論理アドレ
ス通知手段とを備えている。
【0008】本発明の第2の宛先切替可能なネットワー
クシステムは、第1の宛先切替可能なネットワークシス
テムにおいて、前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
アドレス通知手段は、さらに、他のフロントエンドプロ
セッサが障害となったときに、前記配下プロトコル変換
器管理テーブルを参照して、前記複数のプロトコル変換
器のうち該障害となったフロントエンドプロセッサを接
続先とするプロトコル変換器に対し、自身の論理アドレ
スを通知することにより該プロトコル変換器の宛先切替
を行うことを特徴とする。
【0009】本発明の第3の宛先切替可能なネットワー
クシステムは、第2の宛先切替可能なネットワークシス
テムにおいて、前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
アドレス通知手段は、さらに、前記プロトコル変換器の
宛先切替が正常終了した場合に、自身が該プロトコル変
換器の宛先となった旨の情報を、自身が保持する前記配
下プロトコル変換器管理テーブルに書き込むことを特徴
とする。
【0010】本発明の第4の宛先切替可能なネットワー
クシステムは、第3の宛先切替可能なネットワークシス
テムにおいて、前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
アドレス通知手段は、さらに、前記プロトコル変換器の
宛先切替が正常終了した場合に、自身が該プロトコル変
換器の宛先となった旨を、他のフロントエンドプロセッ
サに通知することを特徴とする。
【0011】本発明の第5の宛先切替可能なネットワー
クシステムは、第4の宛先切替可能なネットワークシス
テムにおいて、前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
アドレス通知手段は、さらに、他のフロントエンドプロ
セッサが前記プロトコル変換器の宛先となった旨を該他
のフロントエンドプロセッサから通知された場合に、該
他のフロントエンドプロセッサが該プロトコル変換器の
宛先となった旨の情報を、自身が保持する前記配下プロ
トコル変換器管理テーブルに書き込むことを特徴とす
る。
【0012】本発明の第1の宛先切替方法は、複数の端
末装置と、複数のサーバコンピュータと、これらの間で
通信制御を行う複数のフロントエンドプロセッサとが通
信回線で接続されたネットワークシステムにおける前記
フロントエンドプロセッサのそれぞれにおいて、前記複
数の端末装置のそれぞれに1対1対応で接続されたプロ
トコル変換器と該プロトコル変換器の接続先となるフロ
ントエンドプロセッサとの対応関係を記憶する配下プロ
トコル変換器管理テーブルを参照して、前記複数のプロ
トコル変換器のうち自身を接続先とするプロトコル変換
器に対し、自身の論理アドレスを通知する宛先フロント
エンドプロセッサ論理アドレス通知ステップを含んでい
る。
【0013】本発明の第2の宛先切替方法は、第1の宛
先切替方法において、前記宛先フロントエンドプロセッ
サ論理アドレス通知ステップにおいて、さらに、他のフ
ロントエンドプロセッサが障害となったときに、前記配
下プロトコル変換器管理テーブルを参照して、前記複数
のプロトコル変換器のうち該障害となったフロントエン
ドプロセッサを接続先とするプロトコル変換器に対し、
自身の論理アドレスを通知することにより該プロトコル
変換器の宛先切替を行うことを特徴とする。
【0014】本発明の第3の宛先切替方法は、第2の宛
先切替方法において、前記宛先フロントエンドプロセッ
サ論理アドレス通知ステップにおいて、さらに、前記プ
ロトコル変換器の宛先切替が正常終了した場合に、自身
が該プロトコル変換器の宛先となった旨の情報を、自身
が保持する前記配下プロトコル変換器管理テーブルに書
き込むことを特徴とする。
【0015】本発明の第4の宛先切替方法は、第3の宛
先切替方法において、前記宛先フロントエンドプロセッ
サ論理アドレス通知ステップにおいて、さらに、前記プ
ロトコル変換器の宛先切替が正常終了した場合に、自身
が該プロトコル変換器の宛先となった旨を、他のフロン
トエンドプロセッサに通知することを特徴とする。
【0016】本発明の第5の宛先切替方法は、第4の宛
先切替方法において、前記宛先フロントエンドプロセッ
サ論理アドレス通知ステップにおいて、さらに、他のフ
ロントエンドプロセッサが前記プロトコル変換器の宛先
となった旨を該他のフロントエンドプロセッサから通知
された場合に、該他のフロントエンドプロセッサが該プ
ロトコル変換器の宛先となった旨の情報を、自身が保持
する前記配下プロトコル変換器管理テーブルに書き込む
ことを特徴とする。
【0017】本発明の第1の記憶媒体は、複数の端末装
置と、複数のサーバコンピュータと、これらの間で通信
制御を行う複数のフロントエンドプロセッサとが通信回
線で接続されたネットワークシステムにおける前記フロ
ントエンドプロセッサのそれぞれに、前記複数の端末装
置のそれぞれに1対1対応で接続されたプロトコル変換
器と該プロトコル変換器の接続先となるフロントエンド
プロセッサとの対応関係を記憶する配下プロトコル変換
器管理テーブルを参照して、前記複数のプロトコル変換
器のうち自身を接続先とするプロトコル変換器に対し、
自身の論理アドレスを通知する宛先フロントエンドプロ
セッサ論理アドレス通知処理を実行させるコンピュータ
プログラムを記憶している。
【0018】本発明の第2の記憶媒体は、第1の記憶媒
体において、前記宛先フロントエンドプロセッサ論理ア
ドレス通知処理において、さらに、他のフロントエンド
プロセッサが障害となったときに、前記配下プロトコル
変換器管理テーブルを参照して、前記複数のプロトコル
変換器のうち該障害となったフロントエンドプロセッサ
を接続先とするプロトコル変換器に対し、自身の論理ア
ドレスを通知することにより該プロトコル変換器の宛先
切替を行うことを特徴とする。
【0019】本発明の第3の記憶媒体は、第2の記憶媒
体において、前記宛先フロントエンドプロセッサ論理ア
ドレス通知処理において、さらに、前記プロトコル変換
器の宛先切替が正常終了した場合に、自身が該プロトコ
ル変換器の宛先となった旨の情報を、自身が保持する前
記配下プロトコル変換器管理テーブルに書き込むことを
特徴とする。
【0020】本発明の第4の記憶媒体は、第3の記憶媒
体において、前記宛先フロントエンドプロセッサ論理ア
ドレス通知処理において、さらに、前記プロトコル変換
器の宛先切替が正常終了した場合に、自身が該プロトコ
ル変換器の宛先となった旨を、他のフロントエンドプロ
セッサに通知することを特徴とする。
【0021】本発明の第5の記憶媒体は、第4の記憶媒
体において、前記宛先フロントエンドプロセッサ論理ア
ドレス通知処理において、さらに、他のフロントエンド
プロセッサが前記プロトコル変換器の宛先となった旨を
該他のフロントエンドプロセッサから通知された場合
に、該他のフロントエンドプロセッサが該プロトコル変
換器の宛先となった旨の情報を、自身が保持する前記配
下プロトコル変換器管理テーブルに書き込むことを特徴
とする。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0023】図1を参照すると、本発明の宛先切替可能
なネットワークシステムの実施の形態は、サーバコンピ
ュータ1Aおよび1Bと、FEP2A、2Bおよび2C
と、プロトコル変換器3A、3B、3Cおよび3Dと、
端末装置4A、4B、4Cおよび4Dと、これらを相互
に接続する通信媒体5、6および7とから構成されてい
る。なお、本実施の形態では、サーバコンピュータを2
台、FEPを3台、プロトコル変換器を4台、端末装置
を4台としたが、プロトコル変換器の台数と端末装置の
台数を同数とすることのほかは、各装置の台数はこれに
限定するものではない。また、本実施の形態のネットワ
ークシステムは、例えば、エレクトリックバンキング、
インタネットプロバイダ等の端末サービスシステムに適
用されるものであり、サーバコンピュータ、FEPおよ
びプロトコル変換器はセンタに設置され、公衆回線を経
由して端末装置と接続される。
【0024】図2は、FEP2Aの内部構成を詳細に説
明した図である。これを参照すると、FEP2Aは、配
下プロトコル変換器管理テーブル21Aと、宛先FEP
論理アドレス通知手段22Aと、FEP論理アドレス2
3Aとを含んで構成されている。また、図示しないが、
FEP2Bおよび2Cもこれと同様に、それぞれ、配下
プロトコル変換器管理テーブル21Bおよび21Cと、
宛先FEP論理アドレス通知手段22Bおよび22C
と、FEP論理アドレス23Bおよび23Cとを含んで
いる。
【0025】図3は、プロトコル変換器3Aの内部構成
を詳細に説明した図である。これを参照すると、プロト
コル変換器3Aは、宛先FEP論理アドレス31Aと、
プロトコル変換器論理アドレス32Aとを含んで構成さ
れている。また、図示しないが、プロトコル変換器3
B、3Cおよび3Dもこれと同様に、それぞれ、宛先F
EP論理アドレス31B、31Cおよび31Dと、プロ
トコル変換器論理アドレス32B、32Cおよび32D
とを含んでいる。
【0026】図4は、本実施の形態のネットワークシス
テムにおいて、FEPが端末回線をオープンする際の処
理を示す流れ図であり、図5は、FEPがプロトコル変
換器が持つ宛先FEP論理アドレスを切り替える際の処
理を示す流れ図である。また、全てのFEPが正常に動
作している場合と、3台のFEPの内の1台が障害とな
った場合の具体的な状態図を、図6に示す。
【0027】以下、これらの図を参照して本実施の形態
の動作について説明する。
【0028】なお、サーバコンピュータ1Aおよび1B
とFEP2A、2Bおよび2Cとの間の通信は通信媒体
5を介して行われ、FEP2A、2Bおよび2Cの相互
の通信は通信媒体5を介して行われ、FEP2A、2B
および2Cとプロトコル変換器3A、3B、3Cおよび
3Dとの間の通信は通信媒体6を介して行われ、プロト
コル変換器3A、3B、3Cおよび3Dと端末装置4
A、4B、4Cおよび4Dとの間の通信は通信媒体7を
介して行われるが、以下の説明では、通信媒体5、6お
よび7については言及しない。
【0029】図4を参照すると、FEP2A内の宛先F
EP論理アドレス通知手段22Aは、配下プロトコル変
換器管理テーブル21Aを参照し、自身と接続されるべ
きプロトコル変換器の番号および論理アドレスを取得す
る(ステップ401)。そして、ここで取得した論理ア
ドレスを持つプロトコル変換器に対し、自身のFEP論
理アドレス23Aを通知することにより、そのプロトコ
ル変換器の宛先FEP論理アドレスの変更を行った(ス
テップ402)後、端末回線のオープンを行う(ステッ
プ403)。
【0030】例えば、図6(1)に示すFEP2Aの場
合は、配下プロトコル変換器管理テーブル21Aからプ
ロトコル変換器3Aが自身と接続されるべきプロトコル
変換器であることが分かるので、プロトコル変換器3A
に対し、自身のFEP論理アドレス23Aである「a」
を通知する。
【0031】また、図5を参照すると、FEP2Aは、
FEP2Bおよび2Cに対し、生存通知を送信する(ス
テップ501)とともに、FEP2Bおよび2Cからの
生存通知の受信を待つ(ステップ502)。
【0032】ここで、FEP2Bあるいは2Cから生存
通知を受信した場合は、そのFEPは生存状態であると
判断し、生存状態の監視を継続するが、FEP2Bある
いは2Cからの生存通知が一定時間以上送信されない場
合は、そのFEPが障害となったと判断し、障害となっ
たFEPの番号を取得する(ステップ503)。
【0033】例えば、FEP2Bが障害となったとする
と、FEP2Bからの生存通知は一定時間以上送信され
ないため、FEP2Aおよび2Cは、これによりFEP
2Bが障害となったと判断する。
【0034】そこで、FEP2Aおよび2Cはそれぞ
れ、配下プロトコル変換器管理テーブル21Aおよび2
1Cを検索し、FEP2Bを宛先FEPとしていたプロ
トコル変換器の番号を取得して(ステップ504)、自
身がこのプロトコル変換器の新たな宛先となるべきかど
うかを判断する(ステップ505)。
【0035】図6(1)においては、FEP2Bを宛先
FEPとしていたプロトコル変換器はプロトコル変換器
3Bおよび3Cであるが、FEP2Aがこのうちプロト
コル変換器3Bの新たな宛先となるべきことを決定し、
一方、FEP2Cがこのうちプロトコル変換器3Cの新
たな宛先となるべきことを決定する。
【0036】ただし、この場合、障害となったFEPを
宛先FEPとしていたプロトコル変換器の新たな宛先と
なるFEPをどのようにして決定するかは、利用者が自
由に設計しうる事項であり、本発明では特に限定しな
い。例えば、利用者が障害に備えてFEPのバックアッ
プについての規則を予め設定しておくようなものでも構
わない。
【0037】その後、新たな宛先となったFEPは、宛
先切替が正常に行われたかどうかを判定する(ステップ
506)。正常終了ならば、他の正常なFEPに宛先切
替完了の通知を行った(ステップ507)後、この新た
な宛先となったFEP内の配下プロトコル変換器管理テ
ーブルの更新を行う。
【0038】図6(2)においては、FEP2AがFE
P2Cに宛先切替完了の通知を行って、配下プロトコル
変換器管理テーブル21Aのプロトコル変換器3Bに対
応する接続FEPをFEP2Aに変更し、一方、FEP
2CがFEP2Aに宛先切替完了の通知を行って、配下
プロトコル変換器管理テーブル21Cのプロトコル変換
器3Cに対応する接続FEPをFEP2Cに変更する。
【0039】以上により、本発明の宛先切替可能なネッ
トワークシステムの実施の形態の処理が終了する。
【0040】本実施の形態によれば、プロトコル変換器
とこの接続先となるFEPとの対応関係を記憶する配下
プロトコル変換器管理テーブルを各FEP内に設けたこ
とにより、複数のFEPのうちのいずれかが障害となっ
た場合に、正常なFEPがこの障害となったFEPの配
下の端末装置の接続先となるための宛先切替を容易に行
うことができるという効果を有している。
【0041】また、各FEPは他のFEPが生存状態に
あるかどうかを常に監視して、他のFEPの配下の端末
装置に接続することができるようにしたことにより、複
数のFEPのうちのいずれかが障害となった場合におけ
る回線バックアップを容易に実現することができるとい
う効果を有している。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の宛先切替
可能なネットワークシステム、宛先切替方法および宛先
切替用プログラムを記憶した記憶媒体は、複数のFEP
のうちのいずれかが障害となった場合に、正常なFEP
がこの障害となったFEPの配下の端末装置の接続先と
なるための宛先切替を容易に行うことができるという効
果を有している。
【0043】また、複数のFEPのうちのいずれかが障
害となった場合における回線バックアップを容易に実現
することができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図2は本発明の実施の形態におけるFEPの内
部構成を示すブロック図である。
【図3】図3は本発明の実施の形態におけるプロトコル
変換器の内部構成を示すブロック図である。
【図4】図4は本発明の実施の形態におけるFEPの処
理を示す流れ図である。
【図5】図5は本発明の実施の形態におけるFEPの処
理を示す流れ図である。
【図6】図5は本発明の実施の形態の動作を具体例によ
って示す図である。
【符号の説明】
1A、1B サーバコンピュー
タ 2A、2B、2C FEP 21A、21B、21C 配下プロトコル変
換器管理テーブル 22A、22B、22C 宛先FEP論理ア
ドレス通知手段 23A、23B、23C FEP論理アドレ
ス 3A、3B、3C、3D プロトコル変換器 31A、31B、31C、31D 宛先FEP論理ア
ドレス 32A、32B、32C、32D プロトコル変換器
論理アドレス 4A、4B、4C、4D 端末装置 5、6、7 通信媒体

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置と、複数のサーバコンピ
    ュータと、これらの間で通信制御を行う複数のフロント
    エンドプロセッサとが通信回線で接続されたネットワー
    クシステムにおいて、 前記フロントエンドプロセッサのそれぞれは、 前記複数の端末装置のそれぞれに1対1対応で接続され
    たプロトコル変換器と該プロトコル変換器の接続先とな
    るフロントエンドプロセッサとの対応関係を記憶する配
    下プロトコル変換器管理テーブルと、 前記配下プロトコル変換器管理テーブルを参照して、前
    記複数のプロトコル変換器のうち自身を接続先とするプ
    ロトコル変換器に対し、自身の論理アドレスを通知する
    宛先フロントエンドプロセッサ論理アドレス通知手段と
    を備えることを特徴とする宛先切替可能なネットワーク
    システム。
  2. 【請求項2】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
    アドレス通知手段は、さらに、他のフロントエンドプロ
    セッサが障害となったときに、前記配下プロトコル変換
    器管理テーブルを参照して、前記複数のプロトコル変換
    器のうち該障害となったフロントエンドプロセッサを接
    続先とするプロトコル変換器に対し、自身の論理アドレ
    スを通知することにより該プロトコル変換器の宛先切替
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の宛先切替可能
    なネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
    アドレス通知手段は、さらに、前記プロトコル変換器の
    宛先切替が正常終了した場合に、自身が該プロトコル変
    換器の宛先となった旨の情報を、自身が保持する前記配
    下プロトコル変換器管理テーブルに書き込むことを特徴
    とする請求項2に記載の宛先切替可能なネットワークシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
    アドレス通知手段は、さらに、前記プロトコル変換器の
    宛先切替が正常終了した場合に、自身が該プロトコル変
    換器の宛先となった旨を、他のフロントエンドプロセッ
    サに通知することを特徴とする請求項3に記載の宛先切
    替可能なネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
    アドレス通知手段は、さらに、他のフロントエンドプロ
    セッサが前記プロトコル変換器の宛先となった旨を該他
    のフロントエンドプロセッサから通知された場合に、該
    他のフロントエンドプロセッサが該プロトコル変換器の
    宛先となった旨の情報を、自身が保持する前記配下プロ
    トコル変換器管理テーブルに書き込むことを特徴とする
    請求項4に記載の宛先切替可能なネットワークシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 複数の端末装置と、複数のサーバコンピ
    ュータと、これらの間で通信制御を行う複数のフロント
    エンドプロセッサとが通信回線で接続されたネットワー
    クシステムにおける前記フロントエンドプロセッサのそ
    れぞれにおいて、 前記複数の端末装置のそれぞれに1対1対応で接続され
    たプロトコル変換器と該プロトコル変換器の接続先とな
    るフロントエンドプロセッサとの対応関係を記憶する配
    下プロトコル変換器管理テーブルを参照して、前記複数
    のプロトコル変換器のうち自身を接続先とするプロトコ
    ル変換器に対し、自身の論理アドレスを通知する宛先フ
    ロントエンドプロセッサ論理アドレス通知ステップを含
    むことを特徴とする宛先切替方法。
  7. 【請求項7】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
    アドレス通知ステップにおいて、さらに、他のフロント
    エンドプロセッサが障害となったときに、前記配下プロ
    トコル変換器管理テーブルを参照して、前記複数のプロ
    トコル変換器のうち該障害となったフロントエンドプロ
    セッサを接続先とするプロトコル変換器に対し、自身の
    論理アドレスを通知することにより該プロトコル変換器
    の宛先切替を行うことを特徴とする請求項6に記載の宛
    先切替方法。
  8. 【請求項8】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
    アドレス通知ステップにおいて、さらに、前記プロトコ
    ル変換器の宛先切替が正常終了した場合に、自身が該プ
    ロトコル変換器の宛先となった旨の情報を、自身が保持
    する前記配下プロトコル変換器管理テーブルに書き込む
    ことを特徴とする請求項7に記載の宛先切替方法。
  9. 【請求項9】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論理
    アドレス通知ステップにおいて、さらに、前記プロトコ
    ル変換器の宛先切替が正常終了した場合に、自身が該プ
    ロトコル変換器の宛先となった旨を、他のフロントエン
    ドプロセッサに通知することを特徴とする請求項8に記
    載の宛先切替方法。
  10. 【請求項10】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論
    理アドレス通知ステップにおいて、さらに、他のフロン
    トエンドプロセッサが前記プロトコル変換器の宛先とな
    った旨を該他のフロントエンドプロセッサから通知され
    た場合に、該他のフロントエンドプロセッサが該プロト
    コル変換器の宛先となった旨の情報を、自身が保持する
    前記配下プロトコル変換器管理テーブルに書き込むこと
    を特徴とする請求項9に記載の宛先切替方法。
  11. 【請求項11】 複数の端末装置と、複数のサーバコン
    ピュータと、これらの間で通信制御を行う複数のフロン
    トエンドプロセッサとが通信回線で接続されたネットワ
    ークシステムにおける前記フロントエンドプロセッサの
    それぞれに、 前記複数の端末装置のそれぞれに1対1対応で接続され
    たプロトコル変換器と該プロトコル変換器の接続先とな
    るフロントエンドプロセッサとの対応関係を記憶する配
    下プロトコル変換器管理テーブルを参照して、前記複数
    のプロトコル変換器のうち自身を接続先とするプロトコ
    ル変換器に対し、自身の論理アドレスを通知する宛先フ
    ロントエンドプロセッサ論理アドレス通知処理を実行さ
    せるコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とす
    る記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論
    理アドレス通知処理において、さらに、他のフロントエ
    ンドプロセッサが障害となったときに、前記配下プロト
    コル変換器管理テーブルを参照して、前記複数のプロト
    コル変換器のうち該障害となったフロントエンドプロセ
    ッサを接続先とするプロトコル変換器に対し、自身の論
    理アドレスを通知することにより該プロトコル変換器の
    宛先切替を行うことを特徴とする請求項11に記載の記
    憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論
    理アドレス通知処理において、さらに、前記プロトコル
    変換器の宛先切替が正常終了した場合に、自身が該プロ
    トコル変換器の宛先となった旨の情報を、自身が保持す
    る前記配下プロトコル変換器管理テーブルに書き込むこ
    とを特徴とする請求項12に記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論
    理アドレス通知処理において、さらに、前記プロトコル
    変換器の宛先切替が正常終了した場合に、自身が該プロ
    トコル変換器の宛先となった旨を、他のフロントエンド
    プロセッサに通知することを特徴とする請求項13に記
    載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記宛先フロントエンドプロセッサ論
    理アドレス通知処理において、さらに、他のフロントエ
    ンドプロセッサが前記プロトコル変換器の宛先となった
    旨を該他のフロントエンドプロセッサから通知された場
    合に、該他のフロントエンドプロセッサが該プロトコル
    変換器の宛先となった旨の情報を、自身が保持する前記
    配下プロトコル変換器管理テーブルに書き込むことを特
    徴とする請求項14に記載の記憶媒体。
JP8200702A 1996-07-30 1996-07-30 宛先切替可能なネットワークシステム、宛先切替方法お よび宛先切替用プログラムを記憶した記憶媒体 Pending JPH1049457A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100416855B1 (ko) * 2000-12-11 2004-02-05 티테크 (주) 컴퓨터 다중망 선택장치
CN111142932A (zh) * 2019-12-31 2020-05-12 中国银行股份有限公司 参数配置方法及装置

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KR100416855B1 (ko) * 2000-12-11 2004-02-05 티테크 (주) 컴퓨터 다중망 선택장치
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